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NEWS RELEASE
2007 年 11 月 19 日
在日フランス大使館 対仏投資庁
http://www.invest-in-france.org/Japan/
対仏投資庁(AFII)、第四回
「日仏投資賞」授賞式を実施
対仏投資に貢献の日本企業 2 社と対日投資に貢献のフランス企業 2 社を選出
日本企業のフランス進出に関する様々な活動・情報支援を行っているフランスの投資機関、対仏投資庁(AFII)
は、2007 年 11 月 15 日(木)、ホテルニューオータニ大阪にて 「第四回 日仏投資賞授賞式」を行いました。式
典には、駐日フランス大使 ジルダ・ル・リデック および 対仏投資誘致担当大使・対仏投資庁長官 フィリッ
プ・ファーブルが出席し、日仏両国の経済に大きく貢献したとされる日本企業 2 社とフランス企業 2 社を選出し
たことを発表しました。
式典に先立ち、駐日フランス大使は次のように開会の辞を述べました。「大阪にはフランスと密接な関係を持つ
企業が多く、日本で第 2 に活発な仏経済圏であり、日仏投資賞授賞式の開催地にふさわしい場所です。またこ
のたびの授賞式は日仏交流 150 周年記念に関連するイベントの一環として行われています。」
審査員を代表して、ジェトロ大阪 本部長、洲崎宏夫氏より乾杯の辞が述べられ、式典の幕が閉じられました。
このたび、フランスへの投資で受賞した日本企業は、ダイキン工業株式会社、NTN株式会社です。また、日本
への投資で受賞したフランス企業は、レクトラ・ジャパン及びエムシードゥコーです。各企業の概要と受賞理由、
また受賞コメントに関しましては別紙をご参照ください。
日仏投資賞授賞式は、両国間の直接投資による経済発展に貢献した企業を表彰するもので、2004 年より年一
回、執り行われています。今回、対仏投資庁長官フ ィ リ ッ プ ・ フ ァ ー ブ ル が 賞の授与を行いました。
今回で 3 度目の来日となる対仏投資庁長官は、この機会に多くの日本企業を訪問し、企業トップの方々と面談
を行い、各企業の対仏投資プロジェクトの支援と、新しいフランスのビジネス環境を紹介しました。
対仏投資庁(略称 AFII)
フランスへの国際投資誘致、進出企業向け支援を担当する国の機関。フランス国内および北米、欧州、アジア各国におかれた在
外事務所を結ぶネットワークで機能している。詳細情報はウェブサイトをご参照ください。http://www.invest-in-france.org/Japan/
(AFII ホームページ)
詳細については、以下へお問い合わせ下さい。
在日フランス大使館 対仏投資庁 広報担当 ジェレミ・エルヴェ(Jérémy HERVÉ) TEL : 03-5733-8208 (直通)
受賞企業の概要 一覧
企業名(五十音順)
企業概要と受賞理由
コメント
ダイキン工業株式会社
空調機器の世界的なリーダーであるダイキン工業
栄えある日仏投資賞の受賞は、当
2007 年 対仏投資賞
株式会社は、全世界に 33000 人を超える従業員を
社にとって大変光栄なことと存じま
数え、2006 年度の売上高は 9120 億円(約 57 億ユ
す。仏政府を始め、関係者の皆様
代表取締役会長 兼 CEO: 井上 礼之
ーロ)に上る。売上高の 82%を空調・冷却機事業
方の日頃のご指導、ご支援の賜物
所在地: 大阪市北区中崎西 2-4-12 梅田
が占める。また、フッ素化学事業も世界有数の規
でございますこと、厚く御礼申し上
センタービル
模を誇り、売上高の 13%を占めている。フランスに
げます。
創業: 大正 13 年(1924 年)10 月 25 日
は空調・化学部門それぞれの関係会社があり、順
当社にとりまして、フランスは欧州
設立: 昭和 9 年(1934 年)2 月 11 日
調に活動を拡張している。
での最重点国の一つでございまし
資本金: 85,032,436,655 円
ダイキン・エア・コンディショニング・フランス社は、
て、パリで空調機器の販売会社、そ
従業員:6,940 人(単独)、33,776 人(連結)
空調システムの販売子会社である。1992 年の設
れからリオンでフッ素ゴムの製造会
(2007 年 3 月末)
立以後、着実な成長を遂げ、2006 年度の売上高
社を構えており、この受賞を機に、
は 3 億 3 千万ユーロに上る。 ダイキンケミカルフ
いっそう日仏の交流、発展の為に
ランス社は、ダイキン工業の 100%出資子会社
寄与して参りたいと思っておりま
で、ローヌアルプ地方リヨン市に本社を置く。
す。
NTN 株式会社
NTN㈱はベアリング、等速ジョイント、精密機器の
日仏投資賞をいただいたことを、た
2007 年 対仏投資賞
日本メーカー。 同グループの 2007 年 3 月期連結
いへん光栄に思っております。
売上高は 4,838 億円(約 30 億ユーロ)。フランスに
今回の受賞は弊社フランス拠点に
代表取締役会長: 鈴木 泰信
おける 2006 年 3 月期の売上高は約 2 億 4,000 ユ
おける、雇用を含めた継続的な投
所在地: 大阪府大阪市西区京町堀 1 丁目 3
ーロ(約 400 億円)で、700 名を超える雇用を創出。
資が評価されたものと考えておりま
◆対仏投資における貢献企業
番 17 号
創業:
す。また、ここまで事業を拡大でき
大正 7 年 3 月(1918 年 3 月) 株式
1964 年にフランス初進出拠点となる販売会社を設
たのもフランスを中心とした欧州市
会社設立は 1934 年 3 月
立。以来、極めて重要かつ長い歴史を持つ対仏
場のお客様をはじめ、ビジネスパー
資本金: 423 億円
投資企業である。1998 年にペイ・ド・ラ・ロワール
トナーからの絶大なるご支援の賜
従業員: 5,445 人(単独)、17,306 人(連結):フ
地方に大規模な等速ジョイント製造拠点を設立
物と認識しております。 今後も、こ
ランス約 750 人 (2007 年 3 月末)
し、2007 年 3 月にはフランス第 1 位のベアリングメ
の栄誉に恥じぬよう日仏の経済発
ーカーである SNR ルルモン社に資本参加(2008 年
展に尽力してまいります。
3 月期には、フランスでの従業員は 4,000 名以上、
売上高は 10 億ユーロ以上に拡大予定)するなど、
長年に亘り、継続的にフランス社会に貢献してい
る。
◆対日投資における貢献企業
レクトラ(レクトラ・ジャパン株式会社)
レクトラは、2000 年以来、テキスタイルや皮革、産
このような栄誉ある賞を頂いたこと
2007 年対日投資賞
業繊維素材を大規模に使用する企業向けに、ソフ
で、レクトラが日本で積極的に活動
CEO ダニエル・アラリ
トウェア、CAD/CAM および関連サービス提供に
してきたことを広く知っていただくこ
所在地:パリ
おいて、世界第 1 位のグローバル企業となってい
とができました。この賞は、日本と
2
設立:1973 年
る。
全世界のお客さまに、画期的なソリ
資本金:47 億円 2 千 7 百万円
同グループは、世界中に、販売・サービス会社 30
ューションと品質の高いサービスを
従業員:1500 人(全世界で)
拠点、コールセンター5 拠点、研究センター4 拠点
提供すべく献身的に働く日本の社
を有する。
員とレクトラ グループ全社員への
世界における売上高は、2.16 億ユーロに上り、内
すばらしい賛辞だと理解していま
訳は 56%が欧州、18%が米国、18%がアジアと
す。22 年間にわたりレクトラが日本
なっている。
の産業に積極的な投資を行い、全
日本では、レクトラは 18 年間単独で事業を営んで
力を注いできたことが認められたの
おり、日本法人本社の所在地は大阪、国内には 7
だと思います。対仏投資庁により、
つのサービスセンターを有する。
長期にわたる日本との関係構築の
レクトラジャパンはグループ内で 4 番目に設立され
努力を表彰されたことを非常に光
た子会社である。
栄に思います。
エムシードゥコー株式会社
ジェーシードゥコーは 1964 年に創業され、世界第
このたび対日投資賞をいただいた
2007 年対日投資賞
2 位、アジアパシフィックでは第 1 位の屋外広告事
こと、大変光栄に思っております。
業会社となっている。日本でのストリートファニチャ
今回の受賞は 7 年間にわたる事業
代表取締役社長 トマ・ゲドロン
ーのコンセプトを広めるため、2000 年に三菱商事
に携わってきた当社スタッフの功績
所在地:東京都千代田区神田錦町 3 丁目 23
と合弁で日本法人エムシードゥコー株式会社(東
が認められたものと理解し、当社ス
番地
京、大阪、名古屋)を設立、現在日本全国で二種
タッフに賞をささげたいと思います。
設立:2000 年 10 月
類のメディアネットワークを構築し、運営している
そしてまた、創設以来 40 年間、当
資本金:4 億 6 千万円
広告面は 3000 以上にのぼる。
社のグループが、高い品質や革命
従業員:31 名
大型商業施設に広告パネルのネットワークを設
的な技術を提供し、世界の先駆者
立、また 2003 年に、バス停での広告掲出の規制
であり続けてきたことが認められた
緩和を受け、B-Stop®(ビーストップ)コンセプトの
ものと理解しています。
先駆者となり、広告料によって新しいデザインの
同様に、組織的発展により、進出国
バス停の設置と維持管理を行っている。
における経済の活性化に貢献し、
付加価値を産み出していく能力が
認められたものと思っております。
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