群馬ノ市庭 ぐんま総合情報センター 「群馬」の具体的なイメージを伝える場にします。 ぐんま総合情報センター「群馬ノ市庭」はプレゼンテーションの場です。 良い場（庭）ではお客様との対話が自然に生まれ、心を通わせることがで きます。一方的に群馬を押しつけるのではなく、お客様を気遣い、おもて なしをする庭が必要です。 「市庭」とは市場の語源です。家屋の周囲にある空地、すなわち庭ではさ まざまな農事に使い、暮らしや草花を楽しむ場所として大事にされてきま した。庭では時より市が開かれ、文化芸能活動が行われるなど生活共同体 のための大切な場でもありました。 「群馬ノ市庭」は、群馬と関わりのある人々が「庭」という空間機能を介 して交流し、かつての「市」のように経済と文化が発展する拠点となりま す。 Gunma x Ginza 1階「売庭」のつくりかた 地面があれば庭になります。「売 庭」は、地面＝土間をもった場が 売る為の空間になっています。そ の売庭は、土間を見せる床面にす 土間空間 るために、什器や家具等を浮かせ たつくり方にしました。またテー ブルを移動することで、広い土間 空間を実現することができます。 什器は土間の 上を浮き、 土間空間が 目に付く 売庭＝土間＋物産品 左に半透過のカーテンで仕切られたオフィス、右にプレゼンテーションスタジオをみます。 円弧の壁の向こう側に銀座の街を垣間みることができます。 銀座のコンテクスト 有楽町駅 数多くあるギャラリーとカメラ店の ユーザにパートナーとして訪れてい ただける設えにします。ギャラリー ユーザはモノの文化芸術的価値を理 解する心を、カメラユーザは場所や 人、ものを映像で伝えていく心を持 っています。それぞれがさらに人々 群馬ノ市庭 に伝えていくことで、より沢山の人 に群馬を知ってもらう機会が増えて いきます。 半屋外スペース 「群馬ノ市庭」に入りやすいよう街に属している半屋外のおもてなしの 空間です。壁面にはプラズマディスプレイで群馬の映像をみせます。 実演販売ブース 街を歩いている人たちを「群馬ノ市庭」に誘客するために、温泉饅頭、 県産品を使った旬の一品の実演販売などをする場所です。 正面左側の実演販売ブースとプラズマディスプレイ群馬の映像に迎えられて 入口に入ります。 誘因戦略 視認性 群馬ノ市庭と人の広がり 銀座への買物客 近隣の人 群馬の最新情報 個展お誘い 施設利用 写真の話題 口コミ ギャラリー カメラ店 群馬の蘊蓄 レンズを 借りに来る人 群馬県民 施設利用 施設利用 写真の話 群馬ノ市庭 施設利用 写真・映像を 見に来る人 個展お誘い 群馬の地元話 施設利用 群馬の話題 誘致対象企業 スクリーン 視認性 見晴らし PRコーナー 視認性 カウンター パンフレット 置場 見晴らし ラウンジ 機能を限定しない空間は、交流のラウンジとしてつかえます。様々な 曲面の壁で囲われている為、落ち着きとやわらかさを兼ね備えます。 PRコーナー 案内板 10 を混ぜたキラキラ光る珪藻土三和土です。 見晴らし 置場 机 5 （高さ700ミリ∼天井）什器や壁面仕上は、木に黒のオイルステ インで塗装。物産品が美しく落ち着いて見せる仕上げです。 収納棚 2 階段入口 壁面什器2の一部が開口で、階段口は名旅館のごとく沓脱石を置き二段 上げた木塗りの床にします。家にあがるわくわく感を出します。 プレゼンテーションスタジオ（「群馬の臨場感を与える場」参照） 曲面スクリーンに映像を投映して臨場感ある群馬の映像を見せます。 観光や企業誘致のプレゼンテーションとしても使用できます。 1 沓 脱 石 ストレージ レジカウンター 壁面什器2の一部がレジカウンターです。2階へのナビゲーションや館 内の案内の役割もします。 壁 入口正面の壁は、企画棚です。地域や季節毎のさまざまな企画うちそ の関連するものを置いて、旬な群馬のPRができます。 仕上げ 床は木でオイルステイン黒塗装、壁と天井は白い塗装で仕上 げ「広庭」の自由で軽い空間をつくります。 パンフレット （床面∼高さ700ミリ）大きな面で覆われる床の仕上げは、銀粉 収納棚 倉庫 ギャラリー S=1/200 2階 平面図 相談室 企業誘致やUターン等の相談するためのプライバシーの保てる空間を設 けます。 ギャラリー 映像・写真を展示します。キュレーターによる展示作品の管理が重要で す。（※プレゼンテーションで運営方法やキュレーター候補者を提案） 更衣室 1階 平面図 オフィス ガラスで囲われ半透過のカーテンで仕切るため、中の気配が わかりつつも、中は独立した空間として機能します。 半透過柱 半透過柱は2階の見晴らしに強弱をつけます。その柱の中には、ものを 置いて街への群馬ノ市庭のPRとして使用します。 ベンチ コピー機 仕上げ 使いやすい カウンター 旅行の質問・相談、魚眼レンズ（「群馬の臨場感を与える場」参照）の貸出を します。今後拡大する着地型旅行の提案も行います。 プラズマ ディスプレイ 壁面什器 2 足下が浮いた細長い什器です。什器の中に階段入口があったりレジが あります。棚に置かれた物産品によって、空間の奥へ導引します。 行き止りが無い 空間は広庭として サイングラフィック 桐生の布の「群馬ノ市庭」サインです。（※プレゼンテーシ ョンでグラフィック／テキスタイルデザイナーを提案） 倉庫 15 2階「広庭」のつくりかた 2階は建物の隅部に接するような曲 面壁でフロア全体を包み、円弧を 描いている居室群が点在します。 円弧で囲われた空間は、機能をも つ空間から残ったもの、つまり「 庭」になります。ここは、小さい 空間でありながらもシークエンス が多様で、人が集う場＝広庭がで きます。 広庭＝人が集う場 視認性 壁面什器 1 コの字に配置された什器は、同じ空間にありながら囲い込まれた空間に なるため、企画販売など部分的に使う使い方ができます。 長いテーブル 空間の仕上が切替る高さ700ミリのところにテーブル天板がきます。そ の存在によって仕上のコントラストがでて土間の存在感が増します。 群馬の臨場感を与える場 最新の魚眼レンズは画角210度を有し、空間を まるごと撮影可能。スチル／ビデオカメラに装 着でき、プロジェクタに取り付けると臨場感あ る映像が楽しめます。曲面スクリーンシアタで は、群馬の映像に限らずに活用していただき、 より多くの人の交流を促します。一定の条件に より最新レンズを無償貸出。群馬の風景を撮影 、プレゼンテーションスタジオで公開、アーカ イブします。ぐんま天文台と連携できると群馬 の空と星を提供可能。（※プレゼンテーション では実物を持参予定） 室内天井高 GUNMA x GINZA x GARDEN（庭） x GOURMET（グルメ物産品）x GALLERY（映像展示）という5つのGの乗算装置の実現が私たちの目指す ゴールです。 プレゼンテーションスタジオ天井高 「群馬ノ市庭」が銀座の地につくられる意味を考えます。 GINZAの響きには特別なイメージがあります。老舗に信頼を寄せる文化が 溢れ、ギャラリーや高級カメラ店などでは文化芸術の正統的な価値を共有 し、いいものであれば無名のものでも受け入れる包容力もあります。GINZ Aとコラボレーションが生まれるソフトウェア（プログラム）とハードウ ェア（空間設備）が一つになり、イメージとなって群馬の正統な価値観が つくられていきます。 1階には、物産品の本質的価値、魅力をみせる「売庭」をつくります。イ ンテリアは、上質な材質でできるだけシンプルにつくります。2階は「広 庭」です。美しい映像を圧倒的な表現力で見せられる本格的なコンパクト シアターを求心力とし、ゆったりとした空間に仕立て上げます。 S=1/200 いまや情報デザインとの連携は不可欠です。ミュージアムや図書館の 情報デザイン等で、誘客の成功実績もある情報デザイナーと恊働して います。現在、観光情報サイトの構築も行っており、最新の観光事業 戦略・動向に合わせた助言など可能です。
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