ミスを生む組織 2007.2 日経コンストラクション 設計や施工のミスを完全に無くすのは難しい それを早期に発見して修正をする体制を作るのが組織の役割 ミスを見逃された背景を探ると、組織の問題に行き着くことが少なくない。 あなたの組織はいくつ当てはまる。 □「個人プレー」で行う仕事が多くて、周りの人が何をしているのがわかりにくい □職場が整理整頓されていない □本社や支店などに、現場で担当する業務をバックアップする体制が整っていない □職場のコミュニケーションが活発でなく、「報告・連絡・相談」が十分行われていな い □ミスを攻める傾向が強く、ミスを犯しても報告しにくい □仕事の内容や結果を当事者以外の第三者がチェックする仕組みが整っていない □チェックの仕組みが複雑だったり項目が多すぎたりして、チェックシステムが機能し ていない □チェックのフローに問題があり、流れに沿ってチェックしてもチェック漏れが生じる □自分の組織で過去に起こったミスの公開が十分でない □組織全体でミスを防止するという意識が低く、ミス防止対策は現場任せになっている □ノウハウが担当者個人に蓄積され、組織で共有されていない □いつも仕事に追われ、ゆとりを持った工程管理ができていない □ベテランの経験やノウハウを若手に伝承する仕組みがない □ミスが発生しても、ミスの原因や背景を分析しないまま対策を講じようとする □「品質管理やミス防止が重要だ」と言っているが、実際はコストや工期を何よりも優 先している -1-
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