「サンパウロ慈善団体診療所用乳がん検査機材整備計画」供与式 2010

「サンパウロ慈善団体診療所用乳がん検査機材整備計画」供与式
2010年11月18日サンパウロ市リベルダージ地区
において、サンパウロ日伯援護協会に対する我が国
の草の根・人間の安全保障無償資金協力の供与式が
行われ、イナシオ・モリグチ会長、当館大部一秋総領
事他約20名が参加しました。
ODAプレートの除幕式及び機材の視察後、イナシ
オ・モリグチ会長から「本日ここでマンモグラフィーが供
与されたことによって、私共団体にとって非常に記念
すべき日となった。私たちの福祉活動を日本から認め
ていただいたことに深く感謝する。いただいた機材を乳
がんの早期発見のために有効に活用し、大きな成果
を上げていきたい。」と感謝の意を表しました。
これに対し大部総領事は「この度の我が国の無償資
金協力により、マンモグラフィーが整備され、より多く
の方が乳がんを初期段階で発見することができるよう
になれば、人々の健康が維持され、人生にも希望を見
いだしていけることになる。非常に意義のある大きな
貢献ができると思う。今後、このマンモグラフィーが大
いに活用され、大きな成果を上げていただけることを
願っている。」と祝辞を述べました。
マンモグラフィーにODAマークのシールを貼り付ける
大部総領事
大部総領事の挨拶
式典参加者
在サンパウロ日本国総領事館
www.sp.br.emb-japan.go.jp
(11) 3254-0100
○ 上記案件のプロフィール
案件名: 「サンパウロ慈善団体診療所用乳がん検査機材整備計画」
被供与団体: 「サンパウロ日伯援護協会」
プロジェクト実施地: サンパウロ州サンパウロ市
契約署名式日: 2010年7月14日
供与額: 約115,000レアル
案件の概要: サンパウロ日伯援護協会は、戦後の移住者に対して医療・社会福祉サポー
トを行うために1959年に設立され、総合病院(「日伯友好病院」)、総合診療所、養護老人
ホーム(「サントス厚生ホーム」、「カンポスさくらホーム」、「巣ザの・イッペランジャホーム」)、
特別養護老人ホーム(「あけぼのホーム」)、精神障害社会復帰センター(「やすらぎホー
ム」)、児童向けの学童保育及び高齢者のデイケアサービス(「奄美社会事業所」)の8施設
を運営しており、経済的な問題を抱えている人たちには料金の割引等に応じています。
総合診療所は、1962年より、リベルダージ地区にあるブラジル日本文化福祉協会内で活
動を行っており、診療や検査の割引制度のほか、60歳以上を対象として無料の人間ドック
や各種保険キャンペーンが割安で行われ、サンパウロ市民の保健医療に貢献していたとこ
ろですが、2010年3月、更なるサービス拡大のため、新たに完成した「援協社会福祉セン
ター」(サンパウロ日伯援護協会本部、社会福祉部、総合診療所)で診療が開始されました。
1990年のデーターによると、乳がん発生羅漢率は日本の15%に対してサンパウロ市民
は56%であることから、実に3.7倍の高確率となっています。また、乳がんは死亡順位の
高位に位置しており、当該医療に対して早急な対策が望まれていましたが、協会所有の機
材は、製造から20年余りが経過しており、画像が不鮮明であることなど、適切な診断に支
障を来たしていました。
供与品目: 乳がん検査機材(マンモグラフィー装置)
在サンパウロ日本国総領事館
www.sp.br.emb-japan.go.jp
(11) 3254-0100