INNOVATION NAVIGATOR

産学 官 連 携 情 報 誌
2014
INNOVATION NAVIGATOR
産学官連携情報誌 2014
東京理科大学 研究戦略・産学連携センター
東京理科大学
〒125-8585 東京都葛飾区新宿六丁目3番1号
TEL: 03-5876-1530 / FAX: 03-5876-1676
山口東京理科大学
e-mail: [email protected]
URL: http://www.tus.ac.jp/ura/
諏訪東京理科大学
東京理科大学
(学)
Tokyo University of Science
目次
ご挨拶 …………………………………………………………………………………… 1
学校法人東京理科大学教育研究組織 ………………………………………………… 4
学校法人東京理科大学研究機関 ……………………………………………………… 6
東京理科大学 研究戦略・産学連携センター ………………………………………… 8
索引
研究者名順 ・・……………………………………………………………………… 9
キーワード順 ……………………………………………………………………… 18
分野別・・・・………………………………………………………………………… 43
研究シーズ
…………………………………………………………………… 69
東京理科大学 理学部第一部 教養学科 ……………………………… 70
数学科 ………………………………… 72
物理学科 ……………………………… 74
化学科 ………………………………… 77
数理情報科学科 ……………………… 81
応用物理学科 ………………………… 84
応用化学科 …………………………… 87
理学部第二部 教養 …………………………………… 92
数学科 ………………………………… 92
物理学科 ……………………………… 94
化学科 ………………………………… 96
工学部第一部 教養 …………………………………… 98
建築学科 ………………………………100
工業化学科 ……………………………102
電気工学科 ……………………………106
経営工学科 ……………………………109
機械工学科 ……………………………113
工学部第二部 教養 ……………………………………116
建築学科 ………………………………117
電気工学科 ……………………………118
経営工学科 ……………………………119
薬学部 薬学科 …………………………………122
生命創薬科学科 ………………………130
理工学部 教養 ……………………………………133
数学科 …………………………………138
物理学科 ………………………………139
情報科学科 ……………………………142
応用生物科学科 ………………………146
建築学科 ………………………………151
工業化学科 ……………………………154
電気電子情報工学科 …………………160
経営工学科 ……………………………165
機械工学科 ……………………………171
土木工学科 ……………………………176
2
基礎工学部 教養 ……………………………………180
電子応用工学科 ………………………183
材料工学科 ……………………………188
生物工学科 ……………………………193
経営学部 経営学科 ………………………………197
科学教育研究科 科学教育専攻 …………………………201
イノベーション研究科 技術経営専攻 …………………………201
知的財産戦略専攻 ……………………203
総合研究機構 ……………………………………………………205
生命医科学研究所 ………………………………………………210
総合教育機構 ……………………………………………………214
山口東京理科大学 ………………………………………………………………215
工学部 教養 ……………………………………215
機械工学科 ……………………………216
電気工学科 ……………………………219
応用化学科 ……………………………221
諏訪東京理科大学 ………………………………………………………………224
工学部 機械工学科 ……………………………224
電気電子工学科 ………………………226
コンピュータメディア工学科 ……………229
経営情報学部 経営情報学科 …………………………232
共通教育センター ・・………………………………………………236
学校法人東京理科大学産学官連携ポリシー ……………………………………………238
技術相談 …………………………………………………………………………………239
※本冊子に掲載の研究者情報は、
2014年6月1日現在のものです。
東京理科大学の研究シーズはwebで
東京理科大学
究
ズ
も検索可能です。
RIDAI 研究者情報データベース
http://www.tus.ac.jp/ridai/doc/ji/RIJIA01.php
3
学校法人東京理科大学教育研究組織(2014.4.1現在)
東京理科大学
長万部キャンパス
■基礎工学部
(1年次)
諏訪東京理科大学
■工学部
■経営情報学部
山口東京理科大学
■工学部
●液晶研究所
●先進材料研究所
東京理科大学
久喜キャンパス
■経営学部
東京理科大学
野田キャンパス
■薬学部
■理工学部
●生命科学研究科
●総合研究機構
●生命医科学研究所
東京理科大学
神楽坂キャンパス
東京理科大学
飾キャンパス
■理学部第一部
(応用物理学科)
■工学部第一部
(建築学科・電気工学科・機械工学科)
■工学部第二部
(建築学科・電気工学科:4年次)
■基礎工学部
(2∼4年次)
■理学部第一部
(応用物理学科除く)
■理学部第二部
■工学部第一部
(工業化学科・経営工学科)
■工学部第二部
(建築学科・電気工学科:1∼3年次、経営工学科)
●科学教育研究科
●イノベーション研究科
●国際火災科学研究科
●理学専攻科
4
東京理科大学
学 部
理学部第 部
理学部第一部
■数学科
■物理学科
■化学科
■数理情報科学科
■応用物理学科
■応用化学科
■経営工学科
■機械工学科
理学部第二部
■数学科
■物理学科
■化学科
薬学部
■薬学科
■生命創薬科学科
■建築学科
■工業化学科
■電気電子情報工学科
■経営工学科
■機械工学科
■土木工学科
工学部第二部
■建築学科
■電気工学科
■経営工学科
工学部第一部
■建築学科
■工業化学科
■電気工学科
基礎工学部
■電子応用工学科
■材料工学科
■生物工学科
理工学部
■数学科
■物理学科
■情報科学科
■応用生物科学科
経営学部
■経営学科
薬学研究科
■薬学専攻(博士課程)
■薬科学専攻(修士・博士後期課程)
基礎工学研究科(修士・博士後期課程)
■電子応用工学専攻
■材料工学専攻
■生物工学専攻
大学院
理学研究科
(修士・博士
博士後期課程)
学
士
■数学専攻
■物理学専攻
■数理情報科学専攻
■応用物理学専攻
総合化学研究科(修士・博士後期課程)
■総合化学専攻
科学教育研究科(修士・博士後期課程)
■科学教育専攻
工学研究科(修士・博士後期課程)
■建築学専攻
■電気工学専攻
■経営工学専攻
■機械工学専攻
理工学研究科(修士・博士後期課程)
■数学専攻
■物理学専攻
■情報科学専攻
■応用生物科学専攻
■建築学専攻
■工業化学専攻
■電気工学専攻
■経営工学専攻
■機械工学専攻
■土木工学専攻
経営学研究科(修士課程)
■経営学専攻
生命科学研究科(修士・博士後期課程)
■生命科学専攻
イノベーション研究科
■イノベーション専攻(INS)
(博士後期課程)
■技術経営専攻
(MOT)
(専門職学位課程)
■知的財産戦略専攻
(MIP)
(専門職学位課程)
国際火災科学研究科(修士・博士後期課程)
■火災科学専攻
研究機関
専攻科
総合研究機構
■研究部
■研究センター部
■研究技術部
■社会連携部
■共同利用・共同研究推進部
理学専攻科
■数学専攻
生命医科学研究所
総合教育機構
山口東京理科大学
工学部 ■機械工学科 ■電気工学科
■応用化学科
大学院 工学研究科 (修士・博士後期課程)
■工学専攻
●液晶研究所
●先進材料研究所
諏訪東京理科大学
工学部
■機械工学科
■電気電子工学科
■コンピュータメディア工学科
経営情報学部
■ 経営情報学科
大学院 工学・マネジメント研究科 (修士・博士後期課程)
■工学・マネジメント専攻
5
学校法人東京理科大学研究機関(2014.10.1現在)
東京理科大学
総合研究機構
総合研究機構は10研究センター、19研究部門、1社会連携プロジェクト、火災安全科学研究拠点(共同利用・共同研究
拠点)及び研究機器センターから組織され、社会の要請に応えるべく、
自然科学における基礎ならびに応用の諸分野に関
し、横断的、総合的な研究を行っています。本機構では、
日本国内はもとより、国際的な連携を重視しており、国内外の研究
拠点として活発な活動を進めています。
物質・材料
グリーン&セーフティ研究センター
光触媒国際研究センター
太陽光発電研究部門
エコシステム研究部門
ナノカーボン研究部門
未利用熱エネルギー変換研究部門
界面科学研究部門
分子連関相乗系研究部門
三菱化学ナトリウムイオン電池開発プロジェクト
構造材料・機械・流体・建築
マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部門
創薬・バイオ
戦略的物理製剤学研究基盤センター
RNA科学総合研究センター
戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター
キラリティー研究センター
トランスレーショナルリサーチセンター
創薬フロンティア研究部門
バイオオルガノメタリクス研究部門
アカデミック・ディテーリング・データベース部門
医理工連携研究部門
環境・情報・社会
火災科学研究センター
次世代データマイニング研究部門
山岳大気研究部門
長万部地域社会研究部門
先端情報通信研究部門
先端都市建築研究部門
先端ホログラフィ技術研究開発センター
量子生命情報研究部門
インテリジェントシステム研究部門
基礎・計測
赤外自由電子レーザー研究センター
イメージングフロンティア研究部門
生命医科学研究所
生命医科学研究所は、
ライフサイエンスにおける多角的な研究を行う研究機関として特に、免疫学の研究拠点として国
際的に高い評価を受けており、基礎医学の研究成果を医療現場に生かすトランスレーショナルリサーチにも力を注いでいま
す。現在、軸となる7つの研究部門と、学内外の研究者の共同研究プロジェクトを行う共同研究部門、客員研究部門で先端
科学技術の医療への応用を目指し、活発な研究活動を進めています。
研究部門
免疫生物学研究部門
分子生物学研究部門
生命情報科学研究部門
分子病態学研究部門
発生及び老化研究部門
実験動物学研究部門
臨床研究部門
共同研究部門
客員研究部門
6
総合教育機構
総合教育機構は、東京理科大学における組織的な教育活動の支援、活性化及び質的向上を図るとともに、理数系分野
の教育方法及び教育指導方法に関する研究とその実践及び成果の発信を通じて、本学の建学の理念である科学技術の
知識の普及及び進展に寄与することを目的としています。
教育開発センター
教職支援センター
理数教育研究センター
情報教育センター
山口東京理科大学
機器センター
機器センターには、大型最先端機器が設置されています。各種機器を有効に活用するために、教員が管理・運営にあた
っており、民間企業や公的研究機関の技術者・研究者も利用可能、地域社会にも貢献しています。
液晶研究所
日本で唯一の液晶技術に特化した研究所として、一流企業に匹敵する計器類をそろえて、
ディスプレイメーカー、部材メ
ーカーに加え、地元企業の方々と協力しつつ、液晶ディスプレイや光学フィルムの技術開発に取り組んでいます。
先進材料研究所
材料科学分野に係る世界的な研究の発展および充実を図り、広く社会に開かれた研究機関として、
その研究成果に基
づく知的財産を広く社会に還元・公開し、地域貢献に寄与することを目的に設置され、
「 情報機能ナノ材料」、
「エネルギー
変換材料」、
「精密機能解析」の3部門を設け、積極的な研究開発を行っています。
諏訪東京理科大学
リスク評価実験棟
諏訪東京理科大学工学部機械工学科のリスク実験評価棟は、火災時の火のまわり方を調べるため、家具などを燃やす
燃焼実験が行える施設です。燃焼実験の規模は、最大でバイク1台(2MW)程度となっており、県内外の警察などをはじめ
として、様々な企業・機関からの受託研究を行っています。
また、高天井を持つ実験棟であることから、浮上プロペラの評価
などの実験で地元高校のSPP事業にも貢献するなど、火災実験以外にも使用されています。
7
東京理科大学 研究戦略・産学連携センター
東京理科大学 研究戦略・産学連携センターは、平成 26 年 4 月に設置されました。
基礎研究から応用研究までの研究支援と産学連携による研究成果の社会還元を一体的に推進する
組織として活動しております。
組織図
東京理科大学
研究戦略・産学連携センター
企画管理部門
研究戦略部門
■知財管理
■戦略、
方針策定
■契約管理
■調査分析
■リスク管理
■情報収集
■広報業務
■科研費等支援
What’
s URA
研究・産学連携
支援部門
■研究プロジェクトの
企画、支援、管理
■シーズ発掘
地域連携・
事業化推進部門
■地域連携
■事業化支援
■マッチング
■技術移転
リサーチ・アドミニストレーターとは
University Research Administrator
研究者とともに研究活動の企画・マネジメント、研究成果活用促進を行うことにより、
研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化等を支える業務に従事
する人材です。
大学の研究戦略策定
研究戦略に係る調査及び分析
競争的資金等獲得に向けた
情報収集・企画・立案
公的研究費等の
申請書作成サポート
研究プロジェクトの企画
研究計画等に関する法令等の対応及び精査
研究プロジェクトについての
提案・交渉・進捗管理
知的財産等の権利化
発信及び活用
国内外に対しての
本学の研究成果の広報
8
索引
氏
ア
フリガナ
頁
氏
相 川 達
男
アイカワ
相 川 直
幸
アイカワ ナオユキ
1
8
3
飯
相 木 雅
次
アイキ
1
3
9
五十嵐
相 原 研
輔
アイハラ ケンスケ
相 原 伸
一
アイハラ シンイチ
青 木 健
一
アオキ
青 木
伸
アオキ
青 木 宏
樹
アオキ
青 木 正
和
アオキ
青 野 智
子
アオノ
青 山 隆
夫
アオヤマ
赤 倉 貴
子
アカクラ
明 石 重
男
アカシ
秋 津 貴
城
アキツ
秋 本 和
憲
アキモト カズノリ
浅 井 英
樹
アサイ
ヒデキ
浅 野
比
アサノ
淺 見 節
子
アサミ
阿 部 俊
弘
アベ
阿 部 正
彦
アベ
阿 部 善
也
アベ
安 部
良
アベ
荒 井 研
一
アライ
新 井
健
アライ
荒 井 正
行
アライ
荒 川 裕
荒 木
有 光 晃
二
アリミツ
有
イ
名
索
引
研究者名順
名
タツオ
1
5
9
飯 田 洋
市
ヨウイチ
頁
2
3
3
かほり
イイヤマ
カホリ
1
0
1
雅
之
イガラシ マサユキ
1
8
0
8
3
生 亀 清
貴
イキ
1
4
5
2
2
9
池 上 啓
太
イケウエ
ケイタ
2
2
2
9
7
池 岡
宏
イケオカ
ヒロシ
1
0
9
シ ン
1
3
0
池 北 雅
彦
イケキタ マサヒコ
1
4
6
ヒロキ
1
3
8
池 口
徹
イケグチ
トオル
1
0
9
マサカズ
2
2
6
池 田
毅
イケダ
タケシ
2
1
8
トモコ
2
3
7
池 田 容
子
イケダ
ヨウコ
2
1
5
タカオ
1
2
2
伊 澤 真
澄
イザワ
マスミ
1
3
2
タカコ
1
1
9
石 井 隆
生
イシイ
タカオ
2
2
6
シゲオ
1
4
2
石 井 康
之
イシイ
ヤスユキ
2
0
3
9
7
石 垣
綾
イシガキ
アヤ
1
6
7
1
3
2
石 川 敬
史
イシカワ タカフミ
1
8
3
1
3
5
石 川
仁
イシカワ
ヒトシ
1
1
3
ヒトシ
2
2
3
石 川 真
志
イシカワ
マサシ
1
9
2
セツコ
2
0
3
石 黒
孝
イシグロ
タカシ
1
8
8
トシヒロ
1
1
1
石 田 祥
子
イシダ
マサヒコ
2
0
5
石 原
量
イシハラ
ヨシナリ
9
0
伊集院
一
成
リ ヨ ウ
2
1
0
石
恵美子
ケンイチ
1
6
4
磯 田 恭
タケシ
1
6
5
礒
マサユキ
1
1
3
板 垣 昌
則
アラカワ ヒロノリ
修
アラキ
マサシ
ケンイチ
タカシロ
山
フリガナ
イイダ
渡
濱
キヨタカ
サチコ
7
3
リヨウ
1
9
2
イジユウイン カズシゲ
1
2
2
イシワタ
エミコ
8
1
佑
イソダ キヨウスケ
8
0
洋一郎
イソハマ ヨウイチロウ
1
2
2
幸
イタガキ マサユキ
1
5
4
1
0
2
板 橋 正
章
イタバシ マサアキ
2
2
4
オサム
8
5
伊 丹
誠
イタミ
マコト
1
8
4
コウジ
1
5
6
市 川 純
章
イチカワ スミアキ
2
3
0
アリムラ ゲンイチロウ
1
9
6
市 村 志
朗
イチムラ
シロウ
1
3
5
シン
村
源一郎
安 藤
晋
アンドウ
2
0
0
出
田
真一郎
イデタ シンイチロウ
1
4
2
阿 武 宏
明
アンノ
ヒロアキ
2
1
9
井手本
康
イデモト
ヤスシ
1
5
5
飯 島 一
智
イイジマ カズトシ
1
0
4
伊 藤 紘
二
イトウ
コウジ
2
1
9
飯 島 北
斗
イイジマ
9
5
伊 東
晋
イトウ
ススム
1
6
0
飯 田 大
輔
イイダ
8
6
伊 藤 拓
海
イトウ
タクミ
1
0
0
飯 田
努
イイダ
1
8
8
伊 藤 裕
久
イトウ
ヒロヒサ
1
0
0
ホクト
ダイスケ
ツトム
研
究
者
名
順
9
氏
索
引
研
究
者
名
順
ウ
10
フリガナ
頁
氏
名
フリガナ
ヒロミチ
9
3
遠 田
敦
エンタ
マサトシ
1
1
9
遠 藤 健
司
遠 藤 洋
汪
頁
伊 藤 弘
道
イトウ
伊 藤 勝
利
イトウ
伊 藤
稔
イトウ
ミノル
1
3
3
稲 垣 詠
一
イナガキ エイイチ
2
1
6
井 上
啓
イノウエ
ケイ
2
2
0
王 谷 洋
平
オウタニ ヨウヘイ
井 上
隆
イノウエ
タカシ
1
5
1
大 石 悦
子
オオイシ
エツコ
1
9
7
井 上 正
之
イノウエ マサユキ
7
7
大 石 尊
朗
オオイシ
タカオ
1
4
9
井 上 善
美
イノウエ
ヨシミ
2
3
5
大 驛
潤
オオエキ
ジユン
1
9
7
井 口
眞
イノクチ
マコト
2
2
1
大 川 和
宏
オオカワ カズヒロ
今 堀 龍
志
イマホリ
タツシ
1
0
4
大 越 克
也
オオコシ
カツヤ
1
8
2
今 村
武
イマムラ
タケシ
1
3
5
大 嶋 伸
明
オオシマ ノブアキ
2
2
1
今 村 友
彦
イマムラ トモヒコ
2
2
5
大 島 政
英
オオシマ マサヒデ
2
2
6
今 本 啓
一
イマモト ケイイチ
1
1
7
太 田 宏
平
オオタ
コウヘイ
7
0
伊豫田
拓
也
イヨダ
タクヤ
1
3
3
太 田 尚
孝
オオタ
ヒサタカ
7
0
入 山 聖
史
イリヤマ
サトシ
1
4
4
太 田 雅
人
オオタ
マサヒト
オ
アツシ
1
5
3
エンドウ
タケシ
1
5
9
史
エンドウ
ヒロシ
1
0
5
義
翔
オウ
ギシヨウ
1
3
5
2
2
7
8
4
7
3
岩
倉
洋一郎
イワクラ ヨウイチロウ
2
1
0
大 谷
卓
オオタニ
タカシ
2
0
9
岩
下
登志也
イワシタ
1
3
5
大 谷 直
子
オオタニ
ナオコ
1
4
6
2
1
8
トシヤ
岩 瀬 顕
秀
イワセ
9
1
大 塚 章
正
オオツカ アキマサ
岩 館 寛
大
イワダテ ヒロモト
2
2
2
大 塚 英
典
オオツカ ヒデノリ
岩 村 惠
市
イワムラ ケイイチ
1
0
6
大 沼
宏
オオヌマ
ヒロシ
1
9
9
岩 本 洋
子
イワモト
ヨウコ
7
7
大 橋 久
範
オオハシ ヒサノリ
1
3
8
植 田
譲
ウエダ
ユズル
1
0
8
大 宮 喜
文
オオミヤ ヨシフミ
1
5
1
上 野 一
郎
ウエノ
イチロウ
1
7
3
大 森
晃
オオモリ
アキラ
1
2
0
牛 島 邦
晴
ウシジマ クニハル
1
1
4
大和田
勇
人
オオワダ
ハヤト
1
6
6
牛 島 健
夫
ウシジマ
タケオ
1
3
8
岡
淳一郎
オカ ジユンイチロウ
1
2
3
内 海 文
彰
ウチウミ フミアキ
1
3
2
小笠原
英
穂
オガサワラ ヒデホ
8
2
宇 津 栄
三
ウヅ
エイゾウ
1
1
6
岡 田 紀
夫
オカダ
ノリオ
7
4
内 海 重
宜
ウツミ
シゲノリ
2
2
5
岡 田
裕
オカダ
ヒロシ
1
7
1
内 海 隆
行
ウツミ
タカユキ
2
1
6
岡
梅 澤 雅
和
ウメザワ マサカズ
2
0
8
小 川 修
梅 澤 正
史
ウメザワ
マサシ
1
9
9
小
ウメダ ヨウタロウ
1
6
0
小 川 正
タクヤ
1
9
6
小木津
カズオ
9
4
ヨシミ
8
1
楳
エ
名
田
洋太郎
アキヒデ
村
総一郎
オカムラ ソウイチロウ
8
4
平
オガワ シユウヘイ
2
1
3
祥二郎
オガワ シヨウジロウ
1
2
8
賢
オガワ
マサカタ
2
0
1
樹
オギツ
タケキ
1
7
5
荻 野
誠
オギノ
マコト
2
0
3
荻 原 慎
二
オギハラ
シンジ
1
7
1
タカユキ
1
1
1
川
楳 原 琢
哉
ウメハラ
梅 村 和
夫
ウメムラ
江 川 嘉
美
エガワ
江 口 康
平
エグチ
コウヘイ
1
8
0
奥 野 貴
之
オクノ
江 角 浩
安
エスミ
ヒロヤス
2
1
0
奥 原 正
夫
オクハラ
榎 本 一
之
エノモト カズユキ
1
8
1
生 越 由
美
オゴセ
榎 本 理
恵
エノモト
8
3
尾 崎
剛
オザキ
リエ
8
9
武
マサオ
2
3
2
ユ ミ
2
0
3
タケシ
2
3
5
氏
カ
名
フリガナ
頁
氏
名
ヒロノブ
1
0
5
川 向 正
フリガナ
頁
人
カワムカイ マサト
1
5
1
2
2
4
小 澤 弘
宜
オザワ
尾 島 善
一
オジマ
ヨシカズ
1
6
6
河 村
洋
カワムラ
織 田 哲
司
オダ
テ ツ ジ
1
3
5
川 村 康
文
カワムラ ヤスフミ
小 幡 裕
希
オバタ
ユウキ
2
1
3
川 村 幸
夫
カワムラ
小 原 大
樹
オバラ
ダイキ
7
4
姜
小 山 貴
裕
オヤマ
タカヒロ
8
1
甲 斐 健
也
カイ
タ ツ ヤ
筧
徳
カケヒ
葛 西
誠
カサイ
加 塩 朋
和
カシオ
柏 ! 敏
ヒロシ
7
4
ユキオ
1
3
4
ヒヨンホ
1
0
9
玄
浩
カン
菊 池 明
彦
キクチ
アキヒコ
1
8
9
1
8
6
菊 池 正
紀
キクチ
マサノリ
1
7
2
ムネノリ
1
6
9
菊 池
靖
キクチ
マコト
1
8
0
菊 池 喜
昭
キクチ
トモカズ
1
3
9
岸 本 太
一
キシモト
義
カシワザキ トシヨシ
1
3
4
北
和
丈
キタ
カズタケ
片 山
昇
カタヤマ
ノボル
1
6
4
木 田 雅
成
キダ
マサナリ
加 藤 清
敬
カトウ
キヨタカ
1
0
6
北 畑 信
隆
キタハタ ノブタカ
加 藤 圭
一
カトウ
ケイイチ
7
2
北 林
保
キタバヤシ タモツ
7
2
加 藤 大
樹
カトウ
ヒロキ
7
7
北 村 大
介
キタムラ ダイスケ
2
1
1
加 藤 佳
孝
カトウ
ヨシタカ
1
7
8
北 村 尚
斗
キタムラ
ナオト
1
5
7
金 井 範
夫
カナイ
ノリオ
2
3
6
北 村 春
幸
キタムラ ハルユキ
1
5
2
金 澤 知
世
カナザワ
蟹 江
壽
カニエ
金 子 敏
信
金 子 敏
宗
キ
ヤスシ
ヨシアキ
タイチ
1
7
6
2
0
2
9
9
7
2
1
5
0
トモヨ
9
3
木名瀬
高
嗣
キナセ
1
8
4
衣 笠 秀
行
キヌガサ ヒデユキ
1
5
2
カネコ
トシノブ
1
6
0
金
勇
一
キム
ヨンイル
1
1
9
宏
カネコ
トシヒロ
1
7
5
木 村 吉
郎
キムラ
キチロウ
1
7
6
金 子
宏
カネコ
シンイチ
1
6
0
金 田 和
博
カネダ
兼 松
学
カネマツ
鎌 倉 高
志
紙 透 伸
上 村 直
9
9
7
2
木 村 真
一
キムラ
2
1
5
木 村
力
キムラ
マナブ
1
5
3
木 村 正
弘
キムラ
カマクラ
タカシ
1
4
6
清 岡
智
キヨオカ
治
カミスキ
シンジ
1
5
0
娟
大
クオン
樹
カミムラ
ナオキ
1
2
3
草 野 博
彰
クサノ
上 村 真
生
カミムラ
マサオ
1
9
3
草 間 文
彦
クサマ
フミヒコ
2
0
3
亀 谷 和
久
カメガイ カズヒサ
1
7
0
朽 津 和
幸
クチツ
カズユキ
1
4
7
亀 田 真
澄
カメダ
アキヒコ
亀 田 裕
介
カメダ
亀 谷 雄
樹
カメヤ
栢
木
まどか
ヒロシ
カズヒロ
ク
權
ツトム
マサヒロ
9
8
2
3
6
サトル
1
3
4
ヨンデ
1
3
3
ヒロアキ
1
9
7
マスミ
2
1
6
工 藤 昭
彦
クドウ
ユウスケ
1
6
4
国 沢
隆
クニサワ
タカシ
1
4
7
ユウキ
1
1
5
国 村 伸
祐
クニムラ シンスケ
1
0
4
マドカ
1
1
8
久 保 允
人
クボ
マ サ ト
2
1
1
タケシ
1
0
2
久保田
圭
クボタ
ケ イ
2
0
9
8
0
熊 谷 亮
平
クマガイ リヨウヘイ
1
0
1
1
7
1
倉 上 弘
幸
クラカミ ヒロユキ
1
4
5
9
4
藏 重
亘
クラシゲ
ワタル
9
1
カヤノキ
8
7
河 合 武
司
カワイ
河 合 英
敏
カワイ
川 口 靖
夫
カワグチ
川 ! 洋
平
カワサキ ヨウヘイ
河 野 弥
生
カワノ
ヤヨイ
1
2
8
倉 渕
隆
クラブチ
タカシ
1
0
0
河 原 尊
之
カワハラ タカユキ
1
0
7
黒 沢
健
クロサワ
タケシ
8
3
ヒデトシ
ヤスオ
研
究
者
名
順
9
2
ヒサシ
タカシ
索
引
11
氏
索
引
研
究
者
名
順
コ
12
フリガナ
頁
氏
名
フリガナ
頁
黒 田 玲
子
クロダ
2
0
5
佐 伯 昌
之
サエキ
郡 司 天
博
グンジ
タカヒロ
1
5
5
酒 井 健
一
サカイ
小 池 直
之
コイケ
ナオユキ
7
3
坂 井 教
郎
サカイ
ノリオ
1
5
7
小 泉 裕
孝
コイズミ ヒロタカ
1
0
7
酒 井 秀
樹
サカイ
ヒデキ
1
5
5
後飯塚
リヨウ
2
1
2
酒 井 吉
雄
サカイ
ヨシオ
2
1
5
ケンジ
1
7
0
坂 牛
卓
サカウシ
タク
1
1
7
ヘイコク
1
2
1
坂 田 英
明
サカタ
レイコ
マサユキ
1
7
8
ケンイチ
1
5
7
僚
ゴイツカ
小井土
賢
二
コイド
黄
平
国
コウ
向 後 保
雄
コウゴ
ヤスオ
1
8
9
坂 本 徳
仁
サカモト ノリヒト
1
3
6
河 野
守
コウノ
マモル
1
1
7
坂 本 正
典
サカモト マサノリ
2
0
1
幸 村 孝
由
コウムラ タカヨシ
1
4
1
櫻 井 哲
朗
サクライ テツロウ
2
3
7
國 分
淳
コクブン
ジユン
1
3
6
櫻 井 敏
博
サクライ トシヒロ
1
2
8
小 越 澄
雄
コゴシ
スミオ
1
6
1
佐 古 彰
史
サコ
小 坂
武
コサカ
タケシ
2
3
2
佐々木
信
也
ササキ
シンヤ
小 澤 佑
介
コザワ
ユウスケ
1
6
4
佐々木
健
夫
ササキ
タケオ
9
6
小 島 尚
人
コジマ
ヒロヒト
1
7
7
佐々木
文
夫
ササキ
フミオ
1
0
0
小 園 晴
生
コゾノ
ハルオ
2
1
3
佐 竹 彰
治
サタケ
アキハル
9
7
小 谷 佳
子
コタニ
ケイコ
9
3
佐 竹 信
一
サタケ
シンイチ
1
8
4
後 藤 惠
子
ゴトウ
ケイコ
1
2
3
佐
サトウ キイチロウ
1
8
1
小 林 恭
一
コバヤシ キヨウイチ
2
0
5
佐 藤 圭
子
サトウ
ケイコ
1
4
4
小 林
宏
コバヤシ
ヒロシ
1
1
3
佐 藤 憲
一
サトウ
ケンイチ
1
3
7
小 林 正
弘
コバヤシ マサヒロ
1
4
5
佐 藤 浩
介
サトウ
コウスケ
7
7
小 林 真
美
コバヤシ
マサミ
9
2
佐 藤 祥
子
サトウ
シヨウコ
1
9
7
小 林 酉
子
コバヤシ
ユウコ
1
3
4
佐 藤 隆
夫
サトウ
小 松
亨
コマツ
トオル
1
3
9
佐 藤 嗣
道
サトウ
駒 場 慎
一
コマバ
シンイチ
8
7
佐 藤
毅
サトウ
五 味 嗣
夫
ゴミ
ツ グ オ
小向得
優
コムカエ
代
コモダ
小 柳
近 藤 潤
藤
喜一郎
ヒデアキ
アキフミ
タカオ
ツグミチ
ツヨシ
7
5
9
3
1
1
3
9
3
1
2
6
9
6
2
3
2
佐 藤 利
昭
サトウ
トシアキ
1
5
4
マサル
8
4
佐 藤 寛
之
サトウ
ヒロユキ
1
1
2
マサヨ
1
2
3
眞 田 克
典
サナダ
カツノリ
7
3
潤
コヤナギ
ジユン
1
9
2
澤 渡 信
之
サワド
ノブユキ
1
4
2
次
コンドウ ジユンジ
1
6
2
椎 名
勇
シイナ
近 藤 剛
史
コンドウ
タケシ
1
5
7
塩 濱 敬
之
シオハマ タカユキ
1
1
1
近 藤 行
成
コンドウ ユキシゲ
1
0
3
鹿 村 恵
明
シカムラ ヨシアキ
1
2
4
佐 伯 政
俊
サイキ
2
2
3
四反田
功
シタンダ
イサオ
1
5
8
齊 藤
功
サイトウ
9
3
篠 田
陽
シノダ
ヨ ウ
1
5
0
齋 藤 晃
一
サイトウ コウイチ
1
3
9
篠 原 菊
紀
シノハラ キクノリ
2
3
6
斎 藤 慎
一
サイトウ シンイチ
7
8
柴
建
次
シバ
ケ ン ジ
1
8
5
齊 藤 隆
夫
サイトウ
タカオ
7
8
嶋 田 修
治
シマダ
シユウジ
1
2
6
齋 藤
隆
サイトウ
タカシ
2
2
8
島 田 浩
章
シマダ
ヒロアキ
1
9
3
齋 藤 智
彦
サイトウ トモヒコ
8
4
嶋
シマダ ユウイチロウ
1
0
5
小茂田
サ
名
昌
マサトシ
イサオ
シ
田
友一郎
イサム
8
8
氏
ス
名
島 田
裕
島 田 洋
輔
シマダ
ヨウスケ
清 水 克
彦
シミズ
カツヒコ
清 水 俊
治
シミズ
シユンジ
清 水
眞
シミズ
下 川 哲
矢
シモカワ
下 仲 基
之
シモナカ モトユキ
庄 野
厚
シヨウノ
白 石 安
白 石 幸
氏
タ
フリガナ
頁
久
夫
タイラ
1
3
3
高 井 文
子
タカイ
アヤコ
2
0
0
7
3
高 澤 涼
子
タカサワ リヨウコ
1
2
7
1
1
2
平
名
ヒサオ
9
6
2
2
9
! 嶋 隆
太
タカシマ リユウタ
1
6
9
7
0
高 瀬 幸
造
タカセ
1
5
4
テツヤ
1
9
8
高 頭 孝
毅
タカトウ
コウキ
2
1
9
8
0
高 梨 良
文
タカナシ ヨシフミ
1
9
0
アツシ
1
0
2
高 橋 昭
如
タカハシ アキユキ
1
7
3
男
シライシ
ヤスオ
1
9
8
高 橋
薫
タカハシ
カオル
9
8
英
シライシ ユキヒデ
2
2
1
高 橋
徹
タカハシ
トオル
1
2
1
神 野
潔
ジンノ
キヨシ
7
1
! 橋
裕
タカハシ
ユタカ
1
0
5
須 川 修
身
スガワ
オサミ
2
2
4
高 橋 芳
行
タカハシ ヨシユキ
8
1
フミオ
1
4
7
2
0
6
原
二三男
コウゾウ
高 柳 英
明
タカヤナギ ヒデアキ
杉 浦 陽
介
スギウラ ヨウスケ
1
8
7
! 山 敦
好
タカヤマ アツヨシ
2
1
8
杉 田
誠
スギタ
マコト
2
3
1
滝 本 宗
宏
タキモト ムネヒロ
1
4
3
スギモト シンイチロウ
2
2
6
田 口 速
男
タグチ
ハヤオ
1
4
7
ヒロシ
1
0
2
竹 内 一
成
タケウチ イツセイ
1
2
8
ムツミ
謙
タケウチ
杉
スガワラ
本
振一郎
杉 本
裕
スギモト
杉 山
睦
スギヤマ
1
6
3
竹 内
ケン
1
8
1
杉 山 裕
介
スギヤマ ユウスケ
7
4
竹内(田村)
早苗
タケウチ(タムラ) サナエ
1
8
2
鈴 木
彰
スズキ
アキラ
9
4
武 田
健
タケダ
ケ ン
2
0
6
鈴 木 克
彦
スズキ
カツヒコ
7
6
武 田 正
之
タケダ
マサユキ
1
4
3
鈴 木 公
明
スズキ
キミアキ
2
0
4
竹 村
裕
タケムラ
鈴 木 康
一
スズキ
コウイチ
2
1
6
武 村 政
春
タケムラ マサハル
鈴 木 崇
弘
スズキ
タカヒロ
1
7
5
田 代 文
夫
タシロ
鈴 木 利
宙
スズキ
トシヒロ
2
1
4
立 川
篤
鈴 木 智
順
スズキ
トモノリ
1
3
6
田 所 千
鈴 木 知
道
スズキ
トモミチ
1
6
6
田 所
鈴 木 英
之
スズキ
ヒデユキ
1
3
9
田 中 郁
須 田
亮
スダ
ア キ ラ
1
4
0
田
豊
スミノ
ユタカ
8
5
田
タカコ
2
3
6
田 中 未
来
住 野
清
アツシ
1
3
8
治
タドコロ
チハル
1
1
5
誠
タドコロ
マコト
7
8
夫
タナカ
イクオ
1
8
3
中
真紀子
タナカ
マキコ
1
3
8
中
視英子
タナカ
ミエコ
7
3
タナカ
ミライ
1
7
0
隆
セオ
タ カ シ
8
2
田 中 優
実
タナカ
児
セキ
ヨ ウ ジ
1
3
4
田 中 芳
夫
タナカ
関 川
浩
セキガワ
8
2
田 中 芳
治
タナカ
関 澤
愛
セキザワ
アイ
2
0
6
田 邊 健
治
タナベ
関 塚 正
嗣
セキヅカ シヨウジ
2
3
6
田 邉
造
" 合 憲
三
ソアイ
ケンソウ
8
8
谷 口
曽 我 公
平
ソガ
コウヘイ
1
9
0
杣 谷
啓
ソマヤ
1
1
5
陽
ヒロシ
ケ イ
研
究
者
名
順
7
1
タチカワ
瀬 尾
索
引
1
7
4
1
9
4
多加子
セイトウ
ヒロシ
フミオ
藤
関
ソ
頁
ユタカ
マコト
菅
セ
フリガナ
シマダ
ユ ミ
1
0
3
ヨシオ
2
0
1
ヨシハル
1
4
5
ケンジ
1
8
7
タナベ
ナ リ
2
3
1
淳
タニグチ
ジユン
1
8
6
田 沼 靖
一
タヌマ
セイイチ
1
2
4
田 畑 耕
治
タハタ
コウジ
1
4
5
13
氏
索
引
研
究
者
名
順
チ
ツ
ナ
氏
名
1
4
3
中 井
コウジ
1
9
4
中 井 誠
マサフミ
1
4
0
ミツジ
頁
夫
二
タムラ
田 村 雅
史
タムラ
田 村 充
司
タムラ
田 村 隆
治
タムラ
1
9
1
中 島 将
博
ナカジマ マサヒロ
崔
彰
訓
チエ
チヤンフン
1
0
1
長 嶋 泰
之
ナガシマ ヤスユキ
千 葉 順
成
チバ
ジユンセイ
1
4
0
中 田 一
弥
ナカタ
カズヤ
1
4
9
趙
為
チョウ
シンイ
9
4
中 田 時
夫
ナカダ
トキオ
2
0
7
塚 田
学
ツカダ
サトル
1
5
9
永 田
肇
ナガタ
ハジメ
1
6
3
塚 原 隆
裕
ツカハラ タカヒロ
1
7
4
永 田 寅
臣
ナガタ
フサオミ
2
1
7
塚 本 桓
世
ツカモト
タケヨ
2
1
5
中 野 直
子
ナカノ
ナオコ
2
1
3
塚 本 良
道
ツカモト ヨシミチ
1
7
7
永 野 正
行
ナガノ
マサユキ
1
5
2
月 本 光
俊
ツキモト ミツトシ
1
2
7
中 平 千
彦
ナカヒラ カズヒコ
2
3
4
築 山 光
一
ツキヤマ コウイチ
7
9
中 丸 禎
子
ナカマル
辻 川 信
二
ツジカワ
シンジ
9
5
中 村 恭
子
ナカムラ キヨウコ
1
1
6
辻 本
誠
ツジモト
土 屋
健
ツチヤ
新
イクオ
フリガナ
田 村 浩
定
ナカイ
サダム
1
8
3
司
ナカイ
セイジ
2
3
4
長 井 達
夫
ナガイ
タツオ
1
0
0
1
3
9
中 島 忠
章
ナカジマ タダアキ
1
9
7
リユウジ
1
5
0
1
1
7
中 村 岳
史
ナカムラ
タケシ
2
1
2
2
3
5
仲 吉 信
人
ナカヨシ
マコト
1
7
9
ヤスヒロ
1
6
5
永 合 祐
輔
ナゴウ
ユウスケ
8
7
1
2
9
奈 良 松
範
ナラ
マツノリ
2
2
9
8
7
奈 良
恵
ナラ
メ グ ミ
1
5
0
1
7
7
奈
裕美子
ナラ
ユ ミ コ
2
3
7
タカヨシ
2
2
8
ケイシ
1
9
0
宏
ツツミ
生
ツネオカ
津 村 公
平
ツムラ
出 口
浩
デグチ
ヒロシ
出 村 郷
志
デムラ
サトシ
7
7
寺 島 千
晶
テラシマ
チアキ
2
0
7
テラベ シンタロウ
1
7
9
西
テルミ
1
7
8
慎太郎
7
2
マコト
康
部
テイコ
9
4
タケシ
恒 岡 弥
ヤヨイ
コウヘイ
ニ
良
成 田 正
敬
ナリタ
西 尾 圭
史
ニシオ
尾
太一郎
ニシオ タイチロウ
9
5
東 平 光
生
トウヘイ
西 口 純
代
ニシグチ
東 本 崇
仁
トウモト タカヒト
1
2
1
西 野 和
美
ニシノ
カズミ
2
0
2
堂 脇 清
志
ドウワキ
キヨシ
1
6
7
西 山 勝
廣
ニシヤマ カツヒロ
2
3
2
遠 山 貴
巳
トオヤマ
タカミ
8
5
西 山 千
春
ニシヤマ
チハル
1
9
5
戸 川 美
郎
トガワ
ヨシオ
1
4
3
二 瓶 泰
雄
ニヘイ
ヤスオ
1
7
9
常 盤 和
靖
トキワ
カズヤス
1
8
6
徳 永 英
司
トクナガ
十 島 二
朗
トシマ
富 澤 貞
男
トミザワ
鞆
達
也
トモ
友 岡 康
弘
鳥 居 陽
鳥 越 秀
中
中 井
14
頁
太 原 育
寺
ト
フリガナ
タハラ
堤
テ
名
エイジ
7
5
ジロウ
1
9
6
サダオ
1
4
3
丹
ネ
ノ
羽
由佳理
スミヨ
2
0
0
ニワ
ユ カ リ
1
5
4
根 岸 健
一
ネギシ
ケンイチ
1
2
6
根 岸 雄
一
ネギシ
ユウイチ
8
9
能 上 慎
也
ノガミ
7
0
野 口 昭
治
ノグチ
トモオカ ヤスヒロ
1
9
4
野 沢
肇
ノザワ
介
トリイ
2
3
5
野 澤 昌
弘
ノザワ
峰
トリゴエ ヒデタカ
8
8
野 島
雅
ノジマ
ナカ
ユ ミ コ
9
8
橋 口 博
樹
ハシグチ
ヒロキ
8
3
イズミ
8
9
橋 詰 峰
雄
ハシヅメ
ミネオ
1
0
3
裕美子
泉
ナカイ
タ ツ ヤ
ヨウスケ
ハ
シンヤ
1
9
8
シヨウジ
1
7
2
ハジメ
1
8
1
マサヒロ
2
0
0
マサシ
2
0
9
氏
橋
洋一郎
フリガナ
頁
ハシヅメ ヨウイチロウ
8
7
氏
フ
名
フリガナ
広 瀬 啓
雄
ヒロセ
范
学
頁
ヒロオ
2
3
3
橋 本 茂
樹
ハシモト
シゲキ
1
8
2
領
フアン シユウリン
1
7
5
橋 本 慎
二
ハシモト
シンジ
2
2
2
馮
玲
フオン
レ イ
1
6
8
本
千賀子
ハシモト
チカコ
雄
フカイ
フミオ
1
3
0
長谷川
ユキコ
1
3
6
橋
2
0
4
深 井 文
ゴウ
8
1
深
瀬
有希子
フカセ
9
2
福 田
博
フクダ
ヒロシ
1
8
1
豪
ハセガワ
長谷川
新
一
ハセガワ シンイチ
長谷川
幹
雄
ハセガワ
ミキオ
1
0
8
福 田 幸
夫
フクダ
ユキオ
2
2
7
畑 中 大
路
ハタナカ
タイジ
2
1
6
福 地
裕
フクチ
ユタカ
1
0
8
花 輪 剛
久
ハナワ
タケヒサ
1
2
4
福 山 秀
敏
フクヤマ ヒデトシ
2
0
7
チクマ
1
1
0
藤 井 志
郎
フジイ
シロウ
1
8
1
フジカワ
サチエ
1
8
7
浜
田
知久馬
ハマダ
浜 田 典
昭
ハマダ
ノリアキ
1
4
1
藤
浜 本 隆
之
ハマモト タカユキ
1
0
7
藤 沢 匡
哉
フジサワ
マサヤ
1
2
1
早 川 洋
一
ハヤカワ ヨウイチ
1
3
0
藤 嶋
昭
フジシマ
アキラ
6
9
林
川
紗千恵
ヒロキ
1
8
4
隆
三
ハヤシ リユウゾウ
1
1
4
藤 代 博
記
フジシロ
早 瀬 仁
則
ハヤセ
マサノリ
1
7
2
藤 原 理
賀
フジハラ マサヨシ
7
7
原
英
ハラ
トシヒデ
1
4
5
藤
本
憲次郎
フジモト ケンジロウ
1
5
8
原 田
拓
ハラダ
タ ク
1
6
9
藤
原
寛太郎
フジワラ カンタロウ
1
1
2
原 田 哲
也
ハラダ
テツヤ
1
8
4
舟 浴 佑
典
フナサコ ユウスケ
2
2
3
春 本 高
志
ハルモト
タカシ
1
9
3
古 市 貞
一
フルイチ テイイチ
1
4
8
ハンガイ セイイチロウ
1
0
7
古 江 広
和
フルエ
1
9
2
1
4
1
古 川 昭
1
0
6
8
1
タツヤ
半
ヒ
爪
名
利
谷
精一郎
ヒロカズ
半 澤 克
郎
ハンザワ カツロウ
半 田 晋
也
ハンダ
伴 野 元
洋
バンノ
東
達
也
ヒガシ
樋 上 賀
一
ヒガミ
ヨシカズ
1
3
0
樋 口 健
一
ヒグチ
ケンイチ
1
6
3
ヘ
別 所 信
夫
ベツシヨ
樋 口
透
ヒグチ
8
6
ホ
坊 向 伸
隆
ボウムキ ノブタカ
肥 田 剛
典
ヒダ
日比野
典
ヒビノ
兵 庫
明
ヒヨウゴ
兵 頭
昌
ヒヨウドウ マサシ
平 尾
毅
ヒラオ
平 川 保
博
ヒラカワ ヤスヒロ
平
1
6
1
古 川 利
博
フルカワ トシヒロ
1
1
0
古 谷 昌
大
フルタニ マサヒロ
1
5
9
1
2
5
古 海 誓
一
フルミ
セイイチ
9
0
古 谷 倫
貴
フルヤ
ミチタカ
8
3
タケノリ
1
5
4
保 坂 忠
明
ホサカ
ヒロノリ
1
6
8
星
一
1
6
1
星
8
3
星 野
2
3
4
アキラ
タカシ
ノブオ
9
3
タダアキ
2
0
0
ホシ
ノブカズ
1
6
2
肇
ホシ
ハ ジ メ
2
2
2
祐
ホシノ
タスク
2
2
4
細 尾 敏
男
ホソオ
トシオ
1
3
6
6
9
細 谷
剛
ホソヤ
ゴ ウ
1
1
2
伸
タカト
1
9
9
堀
ホツタ ヨシタロウ
1
3
7
ヒラタ
ユキヒロ
2
3
0
堀 江 一
郎
ホリエ
1
2
9
平 田 陽
一
ヒラタ
ヨウイチ
2
2
7
堀 口 道
子
ホリグチ
平 塚 三
好
ヒラツカ ミツヨシ
2
0
4
堀 戸 重
臣
ホリト
平 場 誠
示
ヒラバ
セイジ
1
3
8
本 多
智
ホンダ
ヒラヤマ ケンタロウ
2
0
5
本 田 宏
隆
ホンダ
賢太郎
ヒラキ
田
義太郎
イチロウ
研
究
者
名
順
2
0
1
広
山
多賀人
トオル
アキオ
平 田 幸
平
木
浩
シンヤ
モトヒロ
雄
フルカワ
索
引
ミチコ
1
2
9
シゲオミ
1
9
6
サトシ
1
0
6
ヒロタカ
1
8
2
15
氏
索
引
研
究
者
名
順
マ
ミ
16
名
フリガナ
頁
氏
名
フリガナ
頁
本 間 芳
和
ホンマ
ヨシカズ
7
5
見 山 友
裕
ミヤマ
前 田 讓
治
マエダ
ジヨウジ
1
6
2
宮 村 一
夫
ミヤムラ
カズオ
牧 野 公
子
マキノ
7
9
キミコ
1
2
5
宮 本 暢
子
ミヤモト
ノブコ
1
4
4
政 池 知
子
マサイケ
増 田 信
之
マスダ
トモコ
1
4
9
三代沢
正
ミヨサワ
ノブユキ
武 藤
英
ムトウ
松 浦 達
治
マツウラ
タツジ
1
8
6
1
6
5
宗 内 綾
子
ムネウチ
松 浦 真
澄
マツウラ
マスミ
1
1
6
村 岡 正
松 江 英
明
マツエ
ヒデアキ
2
3
0
松 岡 隆
志
マツオカ
松 隈 大
輔
マツクマ ダイスケ
松 崎 亮
介
マツザキ リヨウスケ
1
7
4
メ
目
松 澤 智
史
マツザワ トモフミ
1
4
6
モ
望 月 正
隆
モチヅキ マサタカ
1
2
5
松 下 恭
子
マツシタ キヨウコ
7
6
元 祐 昌
廣
モトスケ マサヒロ
1
1
5
松 田 一
朗
マツダ
イチロウ
1
6
2
元
清一郎
モトヤ キヨイチロウ
1
4
1
松 田 学
則
マツダ
タカノリ
9
0
森
俊
介
モリ
シユンスケ
1
6
7
松 田 忠
典
マツダ
タダスケ
1
1
9
森 澤 貴
之
モリサワ タカユキ
1
3
9
松 永 幸
大
マツナガ サチヒロ
1
4
8
森 田 泰
介
モリタ
松 實 良
祐
マツミ リヨウスケ
1
1
6
森 田
廣
モリタ
松 本 有
正
マツモト アリマサ
9
1
森 田 昌
宏
モリタ
松 本 和
子
マツモト
9
9
盛 永 篤
郎
モリナガ
松 本 睦
良
マツモト ムツヨシ
1
9
1
矢 口
宏
ヤグチ
松 本 靖
彦
マツモト ヤスヒコ
1
3
5
八 嶋 弘
幸
三 浦 和
彦
ミウラ
カズヒコ
7
6
安 井 清
一
三 浦 幸
平
ミウラ
コウヘイ
7
4
安 原
幹
ヤスハラ
モトキ
1
5
3
三 浦 成
敏
ミウラ
シゲトシ
1
9
5
安 盛 敦
雄
ヤスモリ
アツオ
1
9
1
水 田 龍
信
ミズタ リユウシン
2
1
3
谷 内 利
明
ヤチ
トシアキ
1
1
8
水 野 雅
之
ミズノ
2
0
8
柳
田
さやか
ヤナギダ
サヤカ
1
9
3
溝 口
博
ミゾグチ
ヒロシ
1
7
2
柳 田
仁
ヤナギタ
ヒトシ
2
3
3
三 田 勝
也
ミタ
カ ツ ヤ
1
8
0
柳 田 昌
宏
ヤナギダ マサヒロ
満 田 節
生
ミツダ
セツオ
7
6
矢 部
博
ヤベ
峯 木
茂
ミネキ
シゲル
1
4
8
山 縣 宏
寿
ヤマガタ ヒロヒサ
2
3
5
宮 岡 悦
良
ミヤオカ
エツオ
9
2
山 口 一
弘
ヤマグチ カズヒロ
2
3
1
宮 川 宣
明
ミヤカワ ノブアキ
8
5
山 口 武
彦
ヤマグチ タケヒコ
1
8
7
宮 崎
智
ミヤザキ
1
3
1
山 口 俊
和
ヤマグチ トシカズ
1
1
1
宮 島 顕
祐
ミヤジマ ケンスケ
8
6
山 口 富
治
ヤマグチ トミハル
1
8
8
宮 武 久
佳
ミヤタケ ヒサヨシ
2
0
4
山 口 祐
貴
ヤマグチ
ユウキ
1
5
9
宮 武 正
明
ミヤタケ マサアキ
1
1
5
山
多恵子
ヤマザキ
タエコ
1
3
8
宮 永 博
史
ミヤナガ
ヒロシ
2
0
2
山 下 親
正
ヤマシタ チカマサ
1
2
6
宮 部 博
史
ミヤベ
ヒロシ
1
2
0
山 田 康
洋
ヤマダ
タカシ
カズコ
マサユキ
サトル
トモヒロ
2
1
5
タダシ
2
3
4
ヒデシ
2
3
7
アヤコ
1
3
6
宏
ムラオカ マサヒロ
1
7
5
村 上 貴
聡
ムラカミ
2
3
3
村 上 康
文
ムラカミ ヤスフミ
1
9
5
9
1
村 口 正
弘
ムラグチ マサヒロ
1
0
8
ム
ヤ
黒
屋
崎
多加志
メグロ
キソウ
タカシ
タイスケ
7
1
9
5
9
2
ヒロシ
2
2
0
マサヒロ
2
0
7
アツオ
1
4
1
ヒロシ
1
4
1
ヤシマ
ヒロユキ
1
1
0
ヤスイ
セイイチ
1
7
0
ヒ ロ シ
ヤスヒロ
8
3
8
2
9
6
氏
ヨ
フリガナ
山 登 一
郎
ヤマト
山 中
聡
ヤマナカ
山 本
栄
ヤマモト
山 本 隆
頁
氏
名
フリガナ
頁
1
9
5
渡 邉
均
ワタナベ
サトシ
7
2
渡 邊 康
之
ワタナベ ヤスユキ
2
2
8
サカエ
1
1
1
渡 部 昌
平
ワタベ シヨウヘイ
7
7
彦
ヤマモト タカヒコ
1
6
3
P
Premachandra Chinthaka
プレーマチャンドラ チンタカ
1
0
9
山 本 貴
博
ヤマモト タカヒロ
9
9
W
Watson Darnell
ダーネル ワツツン
1
3
7
山 本 宏
樹
ヤマモト
ヒロキ
1
3
7
Z
Zacharie Jehl
ザツカリー イエル
2
0
9
山 本
誠
ヤマモト
マコト
6
9
山 本
学
ヤマモト
マナブ
1
8
5
三沙岐
ヤマモト
ミサキ
1
9
7
ヨシト
7
1
マコト
1
5
6
山
ユ
名
本
イチロウ
山 本 芳
人
ヤマモト
湯 浅
真
ユアサ
由 井 宏
治
ユイ
結 城 和
久
ユウキ
横 田 智
巳
ヨコタ
横 田 匡
紀
ヨコタ
横 山 秀
樹
ヨコヤマ
吉
ヒロハル
7
9
カズヒサ
2
1
8
トモミ
マサトシ
ヒデキ
朗
ヨシオカ
吉 岡
健
ヨシオカ
ケン
2
2
0
吉 岡 正
道
ヨシオカ マサミチ
1
9
9
吉 澤 一
巳
ヨシザワ
カズミ
1
2
7
吉 澤
望
ヨシザワ
ノゾム
1
5
3
吉 沢 正
広
ヨシザワ マサヒロ
2
3
3
吉 田 周
平
ヨシダ シユウヘイ
1
8
8
吉 田 孝
博
ヨシダ
タカヒロ
1
1
8
吉 田 博
行
ヨシダ
ヒロユキ
2
2
1
吉 見 陽
児
ヨシミ
ヨウジ
1
5
0
吉 村 敏
彦
ヨシムラ トシヒコ
2
1
7
吉 本 成
香
ヨシモト
シゲカ
1
1
4
ラ
雷
忠
ライ
チ ユ ウ
2
2
5
リ
李
燕
リ
ワ
和 田
猛
ワダ
タ ケ シ
1
3
1
和 田 直
之
ワダ
ナオユキ
1
4
9
和 田 浩
志
ワダ
ヒ ロ シ
1
2
7
渡 辺 量
朗
ワタナベ
渡 辺 一
之
ワタナベ カズユキ
渡 邉
智
ワタナベ
サトシ
1
9
3
渡 辺
正
ワタナベ
タダシ
2
1
4
渡 邉
昇
ワタナベ
ノボル
1
4
3
カ イ エ ン
カズオ
研
究
者
名
順
1
8
2
吉 岡
海
索
引
7
3
健太郎
アキラ
1
2
0
1
3
7
井
ヨシイ ケンタロウ
ヒトシ
7
4
9
2
9
9
8
0
7
6
17
索引
キーワード
あ
アーク放電
氏
金
キーワード順
名
勇
頁
キーワード
氏
名
頁
一 1
1
9
ア
暗黙知
生 越 由
美 2
0
3
卓 1
1
7
い
イオンビーム工学
武 藤
英 2
3
7
医科学
久 保 允
人 2
1
1
ア
アーバンデザイン
坂 牛
索
引
ア
アイヌ研究
木名瀬 高 嗣 9
9
ア
アクアバイオメカニックス
稲 垣 詠
一 2
1
6
イ
医学
江 角 浩
安 2
1
0
キ
ー
ワ
ー
ド
順
ア
アクセス制御
松 江 英
明 2
3
0
イ
イギリス小説
松 本 和
子 9
9
ア
アジア
小 林 恭
一 2
0
5
イ
イギリス文学
宗 内 綾
子 1
3
6
ア
圧縮性流
山 本
誠 6
9
イ
イギリス文学
池 田 容
子 2
1
5
ア
圧電体
岡 村 総一郎 8
4
イ
維持管理工学
佐 伯 昌
之 1
7
8
ア
アドホックネットワーク
松 江 英
明 2
3
0
イ
意匠
生 越 由
美 2
0
3
ア
アナログ・ディジタル信号処理
相 川 直
幸 1
8
3
イ
意匠
橋 本 千賀子 2
0
4
ア
アナログ回路
兵 庫
明 1
6
1
イ
意匠法
鈴 木 公
明 2
0
4
ア
アナログデジタル混載集積回路
松 浦 達
治 1
6
5
イ
移植免疫学
安 部
良 2
1
0
ア
アナログ電子回路
松 浦 達
治 1
6
5
イ
一塩基多型
鳥 越 秀
峰 8
8
ア
アポトーシス
池 北 雅
彦 1
4
6
イ
位置と力の制御
永 田 寅
臣 2
1
7
ア
アミノ酸
古 谷 昌
大 1
5
9
イ
遺伝暗号の化学
田 村 浩
二 1
9
4
ア
アメリカ黒人文学
深 瀬 有希子 1
3
6
イ
遺伝子改変マウス
岩 倉 洋一郎 2
1
0
ア
アメリカ小説
川 村 幸
夫 1
3
4
イ
遺伝子工学
政 池 知
子 1
4
9
ア
アメリカ政治外交史
石 川 敬
史 1
8
3
イ
遺伝子工学
大 石 尊
朗 1
4
9
ア
アメリカ文化
青 野 智
子 2
3
7
イ
移動・飛行・空陸両用ロボット Premachandra Chinthaka 1
0
9
ア
アメリカ文学
深 瀬 有希子 1
3
6
イ
移動ロボット
池 田
毅 2
1
8
ア
アメリカン・ルネッサンス
奈 良 裕美子 2
3
7
イ
イノベーション
高 井 文
子 2
0
0
ア
誤り訂正符号
八 嶋 弘
幸 1
1
0
イ
イノベーション
宮 永 博
史 2
0
2
ア
アレルギー
岩 倉 洋一郎 2
1
0
イ
イノベーション
平 尾
毅 2
3
4
ア
アレルギー学
西 山 千
春 1
9
5
イ
意味論
大 石 悦
子 1
9
7
ア
アレルギー学
北 村 大
介 2
1
1
イ
イムノアッセイ
曽 我 公
平 1
9
0
ア
暗号
金 子 敏
信 1
6
0
イ
イメージング
松 永 幸
大 1
4
8
ア
暗号
杉 田
誠 2
3
1
イ
医薬・医学統計
川 ! 洋
平 9
4
ア
暗号の数理
宮 本 暢
子 1
4
4
イ
医薬結合分子
菅 原 二三男 1
4
7
ア
暗号理論
藤 沢 匡
哉 1
2
1
イ
医薬統計
宮 岡 悦
ア
暗号理論
小 松
亨 1
3
9
イ
医薬統計
浜 田 知久馬 1
1
0
ア
暗号理論
入 山 聖
史 1
4
4
イ
医薬品
礒 濱 洋一郎 1
2
2
ア
安心安全
岡 田
裕 1
7
1
イ
医薬品情報
伊集院 一 成 1
2
2
ア
安全
小 林 恭
一 2
0
5
イ
医薬品情報
上 村 直
ア
安全システム
山 本
栄 1
1
1
イ
医薬品リスク管理計画
佐 藤 嗣
道 1
2
6
ア
安全システム
渡 邉
均 1
2
0
イ
医用工学
古 川 利
博 1
1
0
ア
安全システム
鈴 木 知
道 1
6
6
イ
医用生体工学
菊 池 明
彦 1
8
9
ア
安全システム
安 井 清
一 1
7
0
イ
医用生体工学
曽 我 公
平 1
9
0
ア
安全システム
須 川 修
身 2
2
4
イ
医用生体工学
上 村 真
生 1
9
3
ア
安全性監視計画
佐 藤 嗣
道 1
2
6
イ
医用生体電子工学
山 本 隆
彦 1
6
3
18
良 9
2
樹 1
2
3
キーワード
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
イ
移流拡散方程式
杉 山 裕
介 7
4
疫学
佐 藤 嗣
イ
医療系薬学
青 山 隆
夫 1
2
2
液晶
佐々木 健 夫 9
6
イ
医療系薬学
嶋 田 修
治 1
2
6
液晶
古 江 広
和 1
9
2
イ
医療系薬学
上 村 真
生 1
9
3
液晶
酒 井 吉
雄 2
1
5
イ
医療工学
相 川 直
幸 1
8
3
液晶
見 山 友
裕 2
1
5
イ
医療コミュニケーション
後 藤 惠
子 1
2
3
液晶高分子
中
イ
医療薬学
上 村 直
樹 1
2
3
液晶材料学
古 海 誓
イ
医療薬学
河 野 弥
生 1
2
8
エコロジー
有 村 源一郎 1
9
6
イ
医療薬剤学
青 山 隆
夫 1
2
2
エナジーハーベスティング
岡 村 総一郎 8
4
イ
印刷
四反田
功 1
5
8
エネルギー学
森
俊
介 1
6
7
イ
インターネットビジネス
高 井 文
子 2
0
0
エネルギー環境工学
近 藤 潤
次 1
6
2
イ
インデンテーション
向 後 保
雄 1
8
9
エネルギー経済
! 嶋 隆
太 1
6
9
イ
インピーダンス
四反田
功 1
5
8
エネルギー経済モデル
森
俊
介 1
6
7
う
ウェアラブル
四反田
功 1
5
8
エネルギー工学
片 山
昇 1
6
4
イ
動き推定
亀 田 裕
介 1
6
4
エネルギーの釣り合い
北 村 春
幸 1
5
2
イ
道 1
2
6
裕美子 9
8
一 9
0
渦糸
相 木 雅
次 1
3
9
エネルギー評価・開発
堂 脇 清
志 1
6
7
宇宙システム工学
木 村 真
一 1
6
0
エネルギー変換
川 口 靖
夫 1
7
1
ウ
宇宙線
齋 藤 晃
一 1
3
9
エネルギー変換
平 田 陽
一 2
2
7
ウ
宇宙線
千 葉 順
成 1
4
0
エネルギー変換材料
阿 武 宏
明 2
1
9
ウ
宇宙線
澤 渡 信
之 1
4
2
エピ成長
藤 代 博
記 1
8
4
ウ
宇宙物理
齋 藤 晃
一 1
3
9
エリザベス朝服飾史
小 林 酉
子 1
3
4
ウ
宇宙物理
千 葉 順
成 1
4
0
塩基増殖剤
有 光 晃
二 1
5
6
ウ
宇宙物理
澤 渡 信
之 1
4
2
塩基発生無機微粒子
有 光 晃
二 1
5
6
ウ
宇宙物理学
鈴 木 英
之 1
3
9
延焼拡大防止機構
大 宮 喜
文 1
5
1
ウ
宇宙物理学
幸 村 孝
由 1
4
1
炎症性疾患
深 井 文
雄 1
3
0
ウ
宇宙論
辻 川 信
二 9
5
エントロピー
明 石 重
男 1
4
2
ウ
運動処方
清 岡
智 1
3
4
音響処理
古 川 利
博 1
1
0
ウ
運動生理学
市 村 志
朗 1
3
5
応答評価法
北 村 春
幸 1
5
2
ウ
運動療法
清 岡
智 1
3
4
応用経済工学
中 平 千
彦 2
3
4
え
英語
横 山 秀
樹 1
8
2
応用計量経済学
中 平 千
彦 2
3
4
智 1
3
4
お
英語学
織 田 哲
司 1
3
5
応用健康科学
清 岡
英語教育
高 橋
薫 9
8
応用言語学
長谷川 新 一 9
2
英語教育
川 村 幸
夫 1
3
4
応用数学
佐々木 文 夫 1
0
0
英語教育
池 田 容
子 2
1
5
応用数学
牛 島 健
夫 1
3
8
英語教育
清 藤 多加子 2
3
6
応用数学
小 林 正
弘 1
4
5
英語教育
奈 良 裕美子 2
3
7
応用生命工学
西 山 千
春 1
9
5
英国ルネサンス演劇
小 林 酉
応用電気化学
湯 浅
真 1
5
6
子 1
3
4
英語圏文学・文化
奈 良 裕美子 2
3
7
応用統計
浜 田 知久馬 1
1
0
英語コーパス言語学
高 橋
薫 9
8
応用物性
常 盤 和
靖 1
8
6
英語史
織 田 哲
司 1
3
5
応用物性
田 邊 健
治 1
8
7
英文学
松 本 靖
彦 1
3
5
応用物性
古 江 広
和 1
9
2
栄養療法サポートのIT化
小茂田 昌 代 1
2
3
応用物性論
渡 邊 康
之 2
2
8
エージェントシステム
原 田
応用マクロ経済学
中 平 千
彦 2
3
4
拓 1
6
9
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
19
キーワード
応用薬理学
氏
名
根 岸 健
頁
キーワード
氏
名
一 1
2
6
カ
科学教育
小 川 正
頁
賢 2
0
1
応用力学
東 平 光
生 1
7
8
カ
化学系薬学
和 田 浩
志 1
2
7
応力解析
向 後 保
雄 1
8
9
カ
化学系薬学
青 木
伸 1
3
0
オプティカルフロー
亀 田 裕
介 1
6
4
カ
化学工学
庄 野
厚 1
0
2
オペレーションズ・リサーチ
矢 部
博 8
2
カ
化学工学
嶋 田 友一郎 1
0
5
オペレーションズ・リサーチ
田 中 未
来 1
7
0
カ
化学工学
堂 脇 清
索
引
オペレーションズリサーチ
石 垣
綾 1
6
7
カ
科学コミュニケーション
亀 谷 和
久 1
7
0
音響信号計測
吉 田 孝
博 1
1
8
カ
化学生物学
橋 本 茂
樹 1
8
2
キ
ー
ワ
ー
ド
順
オンサイト分析
阿 部 善
也 9
0
カ
化学反応
築 山 光
一 7
9
音声信号処理
半 谷 精一郎 1
0
7
カ
化学反応
亀 谷 雄
樹 1
1
5
温熱生理
仲 吉 信
人 1
7
9
カ
核酸医薬
和 田
猛 1
3
1
か
カ
20
志 1
6
7
カーボン
金
勇
一 1
1
9
カ
核磁気共鳴
元 屋 清一郎 1
4
1
カーボンナノチューブ
金
勇
一 1
1
9
カ
学習工学
東 本 崇
仁 1
2
1
カーロボティクス
林
隆
三 1
1
4
カ
確率解析
金 子
宏 7
2
和
会計学
馮
玲 1
6
8
カ
確率過程論
平 場 誠
示 1
3
8
外国語創作
北
丈 9
9
カ
確率システム
相 原 伸
一 2
2
9
階層型領域分割法
杉 本 振一郎 2
2
6
カ
確率論
平 場 誠
示 1
3
8
解の爆発
杉 山 裕
介 7
4
カ
核力
宇 津 栄
三 1
1
6
界面・コロイド化学
由 井 宏
治 7
9
カ
加工学
中 村 恭
子 1
1
6
界面・コロイド化学
大 塚 英
典 8
9
カ
化合物系薄膜太陽電池
中 田 時
夫 2
0
7
界面化学
宮 村 一
夫 7
9
カ
化合物系薄膜太陽電池
Zacharie Jehl 2
0
9
界面化学
古 海 誓
一 9
0
カ
化合物半導体
渡 邊 康
之 2
2
8
界面化学
酒 井 健
一 1
5
7
カ
化合物半導体デバイス
高 梨 良
文 1
9
0
界面化学
遠 藤 健
司 1
5
9
カ
火災
小 林 恭
一 2
0
5
界面化学
松 本 睦
良 1
9
1
カ
火災安全
水 野 雅
之 2
0
8
愛 2
0
6
界面化学
渡 邉
智 1
9
3
カ
火災安全工学
関 澤
界面化学
阿 部 正
彦 2
0
5
カ
火災安全工学
今 村 友
彦 2
2
5
界面化学
内 海 重
宜 2
2
5
カ
火災科学
森 田 昌
宏 2
0
7
身 2
2
4
界面科学
酒 井 秀
樹 1
5
5
カ
火災科学
須 川 修
界面活性剤
近 藤 行
成 1
0
3
カ
画質評価
半 谷 精一郎 1
0
7
界面活性剤
! 橋
裕 1
0
5
カ
画像・映像の符号化と処理
伊 東
晋 1
6
0
界面活性剤
酒 井 健
一 1
5
7
カ
画像工学
相 川 直
幸 1
8
3
界面現象
住 野
豊 8
5
カ
画像処理
浜 本 隆
之 1
0
7
界面熱流体力学
上 野 一
郎 1
7
3
カ
画像処理
池 岡
宏 1
0
9
海洋物理
三 浦 和
彦 7
6
カ
画像処理
Premachandra Chinthaka 1
0
9
回路シミュレーション
藤 代 博
記 1
8
4
カ
画像処理
古 川 利
博 1
1
0
回路設計
兵 庫
明 1
6
1
カ
画像処理
竹 村
裕 1
7
4
回路設計
見 山 友
裕 2
1
5
カ
画像処理
保 坂 忠
明 2
0
0
回路とシステム
兵 庫
明 1
6
1
カ
画像処理
山 口 一
弘 2
3
1
カオス
戸 川 美
郎 1
4
3
カ
画像処理・解析
小 島 尚
人 1
7
7
可解性
杉 山 裕
介 7
4
カ
画像処理一般
小 林
宏 1
1
3
化学・バイオセンサ材料
安 盛 敦
雄 1
9
1
カ
加速器
武 藤
英 2
3
7
科学教育
清 水 克
彦 7
3
カ
加速器科学
飯 島 北
斗 9
5
キーワード
カ
価値工学
カ
学校組織マネジメント
カ
活性酸素
カ
カテゴリカルデータ解析
カ
カテゴリカルデータ解析
カ
カ
カ
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
夫 2
3
2
カ
環境問題の解剖
渡 辺
畑 中 大
路 2
1
6
カ
環境倫理学
関 塚 正
嗣 2
3
6
江 角 浩
安 2
1
0
カ
換気力学
倉 渕
隆 1
0
0
富 澤 貞
男 1
4
3
カ
韓国
小 林 恭
一 2
0
5
田 畑 耕
治 1
4
5
カ
鑑識化学
中 井
泉 8
9
カテゴリカルデータ解析
倉 上 弘
幸 1
4
5
カ
患者心理
後 藤 惠
子 1
2
3
金型磨きロボット
永 田 寅
臣 2
1
7
カ
患者に優しい製剤
花 輪 剛
久 1
2
4
ガバナンス
横 田 匡
紀 1
3
7
カ
関数解析
齊 藤
功 9
3
カ
可溶化
近 藤 行
成 1
0
3
カ
函数解析学
岡 田 紀
夫 7
4
カ
カルコパイライト
杉 山
睦 1
6
3
カ
感性情報学
藤 原 寛太郎 1
1
2
カ
がん
秋 本 和
憲 1
3
2
カ
関節リウマチ
岩 倉 洋一郎 2
1
0
カ
がん
江 角 浩
安 2
1
0
カ
元素ブロック高分子
郡 司 天
博 1
5
5
カ
癌
村 上 康
文 1
9
5
カ
癌とその浸潤/転移
深 井 文
雄 1
3
0
カ
がん幹細胞
堀 口 道
子 1
2
9
カ
管理会計
馮
玲 1
6
8
カ
換気設備
倉 渕
隆 1
0
0
カ
緩和医療薬学
吉 澤 一
巳 1
2
7
環境安全工学
長谷川 幹 雄 1
0
8
カ
奥 原 正
正 2
1
4
今 村 友
彦 2
2
5
き
機械学習
カ
「環境」
概念
関 塚 正
嗣 2
3
6
カ
機械学習
塩 濱 敬
カ
環境化学
阿 部 善
也 9
0
機械学習
大和田 勇 人 1
6
6
カ
環境化学
望 月 正
隆 1
2
5
キ
機械学習
原 田
拓 1
6
9
カ
環境科学
浅 野
比 2
2
3
キ
機械学習
安 藤
晋 2
0
0
カ
環境科学
須 川 修
身 2
2
4
キ
機械機能要素
佐々木 信 也 1
1
3
カ
環境ガバナンス
横 田 匡
紀 1
3
7
キ
機械機能要素
吉 本 成
香 1
1
4
カ
環境関連化学
荒 川 裕
則 1
0
2
キ
機械機能要素
宮 武 正
明 1
1
5
カ
環境経営会計
柳 田
仁 2
3
3
キ
機械機能要素
野 口 昭
治 1
7
2
カ
環境工学
! 山 敦
好 2
1
8
キ
機械工学
石 川 真
志 1
9
2
カ
環境材料
峯 木
茂 1
4
8
キ
機械材料
荻 原 慎
二 1
7
1
カ
環境材料
奈 良 松
範 2
2
9
キ
機械材料
菊 池 正
紀 1
7
2
カ
環境材料学
西 山 勝
廣 2
3
2
キ
機械材料
板 橋 正
章 2
2
4
カ
環境社会学
坂 本 正
典 2
0
1
キ
機械材料学
西 山 勝
廣 2
3
2
カ
環境修復技術
奈 良 松
範 2
2
9
キ
機械システム
小木津 武 樹 1
7
5
カ
環境浄化
峯 木
茂 1
4
8
キ
機械システム
稲 垣 詠
一 2
1
6
カ
環境浄化
中 田 一
弥 1
4
9
キ
機械情報学
溝 口
博 1
7
2
カ
環境水理学
二 瓶 泰
雄 1
7
9
キ
機械的特性評価
荒 井 正
行 1
1
3
カ
環境生物学
長谷川
豪 8
1
キ
機械力学
松 實 良
祐 1
1
6
カ
環境生理学(含体力医学、栄養生理学) 樋 上 賀
一 1
3
0
キ
幾何学
小 池 直
之 7
3
カ
環境設計
高 瀬 幸
造 1
5
4
キ
幾何学
吉 岡
朗 9
2
カ
環境調和型電気電子デバイス工学
森 田
廣 2
2
0
キ
危機管理
小 林 恭
一 2
0
5
カ
環境低負荷半導体エネルギー変換材料
飯 田
努 1
8
8
キ
企業内教育
赤 倉 貴
子 1
1
9
カ
環境農学
鈴 木 智
順 1
3
6
キ
企業評価
馮
玲 1
6
8
カ
環境微生物
鈴 木 智
順 1
3
6
キ
機構設計学
西 山 勝
廣 2
3
2
カ
環境分析
国 村 伸
祐 1
0
4
キ
技術経営
別 所 信
夫 2
0
1
カ
環境保全
峯 木
茂 1
4
8
キ
技術経営
宮 永 博
史 2
0
2
カ
環境保全
柳 田
仁 2
3
3
キ
技術経営
三代沢
正 2
3
4
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
之 1
1
1
21
キーワード
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
キ
技術戦略
坂 本 正
典 2
0
1
キ
教育工学
山 口 武
彦 1
8
7
キ
気象
三 浦 和
彦 7
6
キ
教育工学
伊 藤 紘
二 2
1
9
キ
気象・海洋物理学
" 山 敦
好 2
1
8
キ
教育工学
広 瀬 啓
雄 2
3
3
キ
気相クラスター
山 田 康
洋 9
6
キ
教育工学
尾 崎
剛 2
3
5
キ
基礎解析学
横 田 智
巳 7
3
キ
教育社会学
伊 藤
稔 1
3
3
キ
基礎解析学
吉 井 健太郎 7
4
キ
教育社会学
山 本 宏
樹 1
3
7
索
引
キ
基礎解析学
山 崎 多恵子 1
3
8
キ
教育情報学
大 森
晃 1
2
0
キ
基礎獣医学
後飯塚
僚 2
1
2
キ
教材開発
川 村 康
文 7
4
キ
ー
ワ
ー
ド
順
キ
機能
三 浦 成
敏 1
9
5
キ
教師教育
伊 藤
稔 1
3
3
キ
機能材料
高 頭 孝
毅 2
1
9
キ
凝縮系(強相関電子系)の物理
半 澤 克
郎 1
4
1
キ
機能材料
星
肇 2
2
2
キ
行政
小 林 恭
一 2
0
5
キ
機能材料化学
磯 田 恭
佑 8
0
キ
業績評価
馮
玲 1
6
8
キ
機能材料化学
秋 津 貴
城 9
7
キ
強相関エレクトロニクス
齋 藤 智
彦 8
4
キ
機能性高分子
佐々木 健 夫 9
6
キ
強相関電子系
齋 藤 智
彦 8
4
キ
機能性高分子
中
キ
強相関電子系
福 山 秀
敏 2
0
7
キ
機能性高分子
菊 池 明
彦 1
8
9
キ
強電子相関材料
宮 川 宣
明 8
5
キ
機能性高分子材料
青 木 健
一 9
7
キ
強度
向 後 保
雄 1
8
9
キ
機能性高分子材料
石 原
量 1
9
2
キ
業務改善支援
赤 倉 貴
子 1
1
9
キ
機能性材料
近 藤 剛
史 1
5
7
キ
強誘電体
岡 村 総一郎 8
4
キ
機能性材料
竹内
(田村)
早苗 1
8
2
キ
強誘電体材料
井手本
康 1
5
5
キ
機能性材料
田 邊 健
治 1
8
7
キ
橋梁工学
木 村 吉
郎 1
7
6
キ
機能性材料
石 黒
孝 1
8
8
キ
距離推定
池 岡
宏 1
0
9
キ
機能性酸化物材料
常 盤 和
靖 1
8
6
キ
キラリティー
松 本 有
正 9
1
キ
機能性セラミックス
西 尾 圭
史 1
9
0
キ
キラル化学
! 合 憲
三 8
8
キ
機能性物質
河 合 英
敏 8
0
キ
キラル化学
黒 田 玲
子 2
0
5
キ
機能性分子
松 田 学
則 9
0
キ
近・現代日本社会史
木名瀬 高 嗣 9
9
キ
機能性分子化学
今 堀 龍
志 1
0
4
キ
銀河
松 下 恭
キ
機能薄膜形成
金 田 和
博 2
1
5
キ
銀河団
松 下 恭
子 7
6
キ
機能物質化学
酒 井 健
一 1
5
7
キ
近似結晶
田 村 隆
治 1
9
1
キ
機能分子科学
井 口
眞 2
2
1
キ
近赤外
曽 我 公
平 1
9
0
キ
機能分子科学
舟 浴 佑
典 2
2
3
キ
近赤外線分光法
篠 原 菊
紀 2
3
6
キ
逆問題
伊 藤 弘
道 9
3
キ
金属ガラス
田 村 隆
治 1
9
1
キ
キャビテーション応用技術
吉 村 敏
彦 2
1
7
キ
金属合金
元 屋 清一郎 1
4
1
キ
吸着
酒 井 健
一 1
5
7
キ
金属タンパク質
三 浦 成
敏 1
9
5
キ
吸入製剤
堀 口 道
子 1
2
9
キ
金属物性
田 村 隆
治 1
9
1
キ
吸入製剤設計
山 下 親
正 1
2
6
キ
近代建築史
栢 木 まどか 1
1
8
キ
吸入デバイス設計
山 下 親
正 1
2
6
キ
金融
下 川 哲
矢 1
9
8
キ
教育経営
畑 中 大
路 2
1
6
キ
金融工学
塩 濱 敬
之 1
1
1
キ
教育工学
高 橋
薫 9
8
キ
金融工学
" 嶋 隆
太 1
6
9
キ
教育工学
赤 倉 貴
子 1
1
9
キ
金融リスク管理
塩 濱 敬
之 1
1
1
キ
教育工学
高 橋
徹 1
2
1
く
空調システムのエネルギー評価
長 井 達
夫 1
0
0
キ
教育工学
東 本 崇
仁 1
2
1
キ
クォーク核物理
齋 藤 晃
一 1
3
9
キ
教育工学
筧
徳 1
6
9
組合せ最適化
池 口
徹 1
0
9
22
裕美子 9
8
宗
子 7
6
キーワード
け
氏
名
組合わせデザイン
宮 本 暢
頁
キーワード
子 1
4
4
計算破壊力学
氏
名
岡 田
頁
裕 1
7
1
組換え
水 田 龍
信 2
1
3
計算破壊力学
范
学
領 1
7
5
クラスター化学
藏 重
亘 9
1
計算物理学
宇 津 栄
三 1
1
6
クラスター科学
根 岸 雄
一 8
9
計算物理学
金 子 敏
宏 1
7
5
グラフィカルモデル
塩 濱 敬
之 1
1
1
計算力学
牛 島 邦
晴 1
1
4
グラフェン
加 藤 大
樹 7
7
計算力学
岡 田
裕 1
7
1
グラフェン
津 村 公
平 8
7
計算力学
菊 池 正
紀 1
7
2
グラフ理論
江 川 嘉
美 8
1
計算力学
高 橋 昭
如 1
7
3
グラフ理論
小 谷 佳
子 9
3
計算力学
杉 本 振一郎 2
2
6
グリーン購入
奈 良 松
範 2
2
9
形式意味論
西 口 純
代 2
0
0
グローバル
横 田 匡
紀 1
3
7
形式的検証
荒 井 研
一 1
6
4
グローバル・マーケティング
井 上 善
美 2
3
5
計測
佐 伯 昌
之 1
7
8
グローバル技術経営論
岸 本 太
一 2
0
2
計測
見 山 友
裕 2
1
5
群知能
滝 本 宗
宏 1
4
3
計測・制御工学
相 川 直
幸 1
8
3
経営意思決定
山 口 俊
和 1
1
1
計測科学
由 井 宏
治 7
9
行 1
1
3
経営科学
梅 澤 正
史 1
9
9
計測技術
荒 井 正
経営学
大 驛
潤 1
9
7
計測システム
酒 井 吉
雄 2
1
5
経営学
高 井 文
子 2
0
0
系統微生物学
鈴 木 智
順 1
3
6
正 1
2
6
経営学
西 野 和
美 2
0
2
経肺投与法
山 下 親
経営学
小 坂
武 2
3
2
ゲージ理論
佐 藤 喜一郎 1
8
1
経営学
吉 沢 正
広 2
3
3
ゲーテ
浅 井 英
経営学
平 尾
毅 2
3
4
ゲーム理論
梅 澤 正
史 1
9
9
経営学
篠 原 菊
紀 2
3
6
血液内科学
安 部
良 2
1
0
輔 1
3
3
経営工学
新 井
経営工学
筧
健 1
6
5
結晶化学
島 田 洋
徳 1
6
9
結晶学
藤 本 憲次郎 1
5
8
経営史
平 尾
毅 2
3
4
結晶学
黒 田 玲
子 2
0
5
経営戦略
西 野 和
美 2
0
2
結晶工学
飯 田 大
輔 8
6
靖 1
8
6
経営戦略論
高 井 文
子 2
0
0
結晶工学
常 盤 和
経営戦略論
岸 本 太
一 2
0
2
結晶工学
藤 川 紗千恵 1
8
7
経営組織論
高 井 文
子 2
0
0
結晶工学
古 江 広
和 1
9
2
経営分析
鳥 居 陽
介 2
3
5
結晶成長
大 川 和
宏 8
4
経済学
坂 本 徳
仁 1
3
6
結晶成長物理
本 間 芳
和 7
5
経済性工学
山 口 俊
和 1
1
1
結晶物理学
國 分
淳 1
3
6
経済性工学
! 嶋 隆
太 1
6
9
ゲノム
江 角 浩
安 2
1
0
計算化学
島 田 洋
輔 1
3
3
ゲノム創薬学
田 沼 靖
一 1
2
4
治 1
5
0
計算化学
北 村 尚
斗 1
5
7
ケミカルバイオロジー
紙 透 伸
計算科学
内 海 隆
行 2
1
6
ケミカルバイオロジー
北 畑 信
隆 1
5
0
計算科学
吉 岡
健 2
2
0
煙制御計画
大 宮 喜
文 1
5
1
玲 1
6
8
計算機工学
増 田 信
之 1
8
6
原価計算
馮
計算機システム
松 澤 智
史 1
4
6
健康食品
礒 濱 洋一郎 1
2
2
計算機代数
関 川
浩 8
2
健康体力学
北 林
計算機統計
浜 田 知久馬 1
1
0
言語学
大 石 悦
子 1
9
7
計算数学
関 川
言語情報処理
大 森
晃 1
2
0
ケ
キ
ー
ワ
ー
ド
順
樹 1
3
5
宗
浩 8
2
索
引
保 7
2
23
キーワード
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
ケ
原子
盛 永 篤
郎 1
4
1
コ
抗癌剤
ケ
原子核
齋 藤 晃
一 1
3
9
コ
公共行政計画
新 井
健 1
6
5
ケ
原子核
千 葉 順
成 1
4
0
コ
公共政策
横 田 匡
紀 1
3
7
ケ
原子核
澤 渡 信
之 1
4
2
コ
抗菌抗ウイルス
中 田 一
弥 1
4
9
ケ
原子核
木 村 正
弘 2
3
6
コ
航空機最適化設計
雷
忠 2
2
5
菅 原 二三男 1
4
7
ケ
原子核理論
宇 津 栄
三 1
1
6
コ
光合成
徳 永 英
司 7
5
索
引
ケ
原子間力顕微鏡
酒 井 健
一 1
5
7
コ
光合成化学
鞆
也 7
0
ケ
原子物理学
長 嶋 泰
之 9
4
コ
考古化学
中 井
泉 8
9
キ
ー
ワ
ー
ド
順
ケ
建築・都市防災
水 野 雅
之 2
0
8
コ
考古化学
阿 部 善
也 9
0
ケ
建築安全工学
大 宮 喜
文 1
5
1
コ
工作
川 村 康
文 7
4
ケ
建築意匠
坂 牛
卓 1
1
7
コ
合成化学
松 田 学
則 9
0
ケ
建築火災安全工学
大 宮 喜
文 1
5
1
コ
合成化学
望 月 正
隆 1
2
5
ケ
建築環境
倉 渕
隆 1
0
0
コ
合成化学
坂 井 教
郎 1
5
7
ケ
建築環境
辻 本
誠 1
1
7
コ
合成化学
藤 本 憲次郎 1
5
8
ケ
建築環境
井 上
隆 1
5
1
コ
合成化学
大 谷
卓 2
0
9
ケ
建築環境工学
高 瀬 幸
造 1
5
4
コ
合成生物学
楳 原 琢
哉 1
9
6
ケ
建築計画
熊 谷 亮
平 1
0
1
コ
合成有機化学
齊 藤 隆
夫 7
8
ケ
建築計画
関 澤
愛 2
0
6
コ
高選択的分子変換法
坂 井 教
郎 1
5
7
ケ
建築構造
河 野
守 1
1
7
コ
構造
高 頭 孝
毅 2
1
9
ケ
建築構造
衣 笠 秀
行 1
5
2
コ
高層建築物・地下空間の安全
大 宮 喜
文 1
5
1
ケ
建築構造
肥 田 剛
典 1
5
4
コ
構造工学
飯 山 かほり 1
0
1
ケ
建築構造設計
北 村 春
幸 1
5
2
コ
構造工学
木 村 吉
ケ
建築構法
熊 谷 亮
平 1
0
1
コ
構造生物化学
岩 館 寛
大 2
2
2
ケ
建築材料
今 本 啓
一 1
1
7
コ
構造生物学
三 浦 成
敏 1
9
5
ケ
建築材料
兼 松
学 1
5
3
コ
構造生物学
山 本 三沙岐 1
9
7
ケ
建築史
川 向 正
人 1
5
1
コ
構造生物学
橋 本 慎
二 2
2
2
ケ
建築照明
吉 澤
望 1
5
3
コ
構造と機能発現
石 黒
孝 1
8
8
ケ
建築生産
崔
訓 1
0
1
コ
構造ヘルスモニタリング
肥 田 剛
典 1
5
4
ケ
建築設計
坂 牛
卓 1
1
7
コ
構造モニタリング
佐 伯 昌
之 1
7
8
ケ
建築設計
安 原
幹 1
5
3
コ
構造レジリエンス
伊 藤 拓
海 1
0
0
ケ
24
彰
達
郎 1
7
6
建築デザイン
川 向 正
人 1
5
1
コ
酵素学
田 口 速
男 1
4
7
建築防火
辻 本
誠 1
1
7
コ
酵素学
中 島 将
博 1
5
0
コ
建築防火
小 林 恭
一 2
0
5
コ
高速鉄道
寺 部 慎太郎 1
7
9
コ
建築防災計画
大 宮 喜
文 1
5
1
コ
高度道路交通システム
(ITS) Premachandra Chinthaka 1
0
9
コ
顕微分光
徳 永 英
司 7
5
コ
抗体作製法
北 村 大
介 2
1
1
コ
憲法学
柏 ! 敏
義 1
3
4
コ
交通機械制御
林
三 1
1
4
コ
弦理論
佐 古 彰
史 9
3
コ
交通計画
寺 部 慎太郎 1
7
9
こ
高エネルギー原子核物理
千 葉 順
成 1
4
0
コ
交通計画
葛 西
コ
高温超伝導酸化物
井手本
康 1
5
5
コ
交通工学
寺 部 慎太郎 1
7
9
コ
光学
宮 島 顕
祐 8
6
コ
交通工学
葛 西
コ
光学
古 海 誓
一 9
0
コ
交通マーケティング
寺 部 慎太郎 1
7
9
コ
工学基礎
内 海 隆
行 2
1
6
コ
工程能力
大 塚 章
正 2
1
8
コ
光学デバイス
趙
為 9
4
コ
高分子
井 上 正
之 7
7
新
隆
誠 1
8
0
誠 1
8
0
キーワード
氏
名
頁
キーワード
コ
高分子・超分子ハイブリッド材料化学
遠 藤 洋
史 1
0
5
コ
コ
高分子化学
磯 田 恭
佑 8
0
コ
高分子化学
大 塚 英
典 8
9
コ
高分子化学
松 隈 大
コ
高分子化学
コ
氏
名
頁
コロイド科学
酒 井 秀
樹 1
5
5
コ
転がり軸受
野 口 昭
治 1
7
2
コ
コンクリート工学
兼 松
学 1
5
3
輔 9
1
コ
コンクリート工学
江 口 康
平 1
8
0
杉 本
裕 1
0
2
コ
コンクリート工学
三 田 勝
也 1
8
0
高分子化学
飯 島 一
智 1
0
4
コ
コンクリート構造
衣 笠 秀
行 1
5
2
コ
高分子化学
郡 司 天
博 1
5
5
コ
混相流
山 本
誠 6
9
コ
高分子化学
湯 浅
真 1
5
6
コ
混相流
川 口 靖
夫 1
7
1
コ
高分子化学
相 川 達
男 1
5
9
コ
混相流
村 岡 正
宏 1
7
5
コ
高分子化学
上 村 真
生 1
9
3
コ
混相流
鈴 木 康
一 2
1
6
コ
高分子ゲル
松 隈 大
輔 9
1
コ
コンテンツ配信
三代沢
正 2
3
4
コ
高分子合成化学
本 多
智 1
0
6
コ
コンビナトリアル材料科学
藤 本 憲次郎 1
5
8
コ
高分子成型加工
橋 詰 峰
雄 1
0
3
コ
コンピュータ科学
權
娟
大 1
3
3
コ
高分子微粒子
相 川 達
男 1
5
9
コ
コンピュータ教育
亀 田 真
澄 2
1
6
コ
高分子物性
高 橋 芳
行 8
1
コ
コンピュータネットワーク
杉 田
誠 2
3
1
コ
古英語
織 田 哲
司 1
3
5
コ
コンピュータビジョン
池 岡
宏 1
0
9
コ
コーティング技術
荒 井 正
行 1
1
3
コ
コンピュータビジョン
亀 田 裕
介 1
6
4
コ
コード最適化
滝 本 宗
宏 1
4
3
コ
混和材
江 口 康
平 1
8
0
コ
コード並列化
滝 本 宗
宏 1
4
3
さ
再生医学
和 田 直
之 1
4
9
コ
コーパス言語学
清 水
眞 7
0
コ
再生医療
堀 口 道
子 1
2
9
コ
呼吸器疾患
堀 口 道
子 1
2
9
コ
再生医療
菊 池 明
彦 1
8
9
コ
国際会計学
吉 岡 正
道 1
9
9
コ
再生医療
後飯塚
僚 2
1
2
コ
国際経営論
岸 本 太
一 2
0
2
コ
再生エネルギー
柳 田
仁 2
3
3
コ
国際ビッグデータ
平 木 多賀人 1
9
9
コ
再生可能エネルギー
高 瀬 幸
造 1
5
4
コ
国土計画
小 島 尚
人 1
7
7
コ
再生工学
友 岡 康
弘 1
9
4
コ
国土計画
寺 部 慎太郎 1
7
9
コ
最適化
長谷川 幹 雄 1
0
8
コ
国土情報工学
小 島 尚
人 1
7
7
コ
最適化
奥 野 貴
コ
語源学
織 田 哲
司 1
3
5
コ
最適化
佐 藤 寛
之 1
1
2
コ
個人認証
半 谷 精一郎 1
0
7
コ
最適化
石 垣
綾 1
6
7
コ
固体化学
田 中 優
実 1
0
3
さ
最適化
原 田
拓 1
6
9
コ
固体化学
北 村 尚
斗 1
5
7
サ
最適化
田 中 未
来 1
7
0
コ
固体化学
藤 本 憲次郎 1
5
8
サ
最適化法
矢 部
博 8
2
コ
固体化学
黒 田 玲
子 2
0
5
サ
最適フロー制御
平 川 保
博 6
9
コ
固体電気化学
久保田
圭 2
0
9
サ
サイトカイン
岩 倉 洋一郎 2
1
0
コ
固体の第一原理電子状態計算
浜 田 典
昭 1
4
1
サ
細胞外マトリックス
深 井 文
雄 1
3
0
コ
固体物性物理学
永 合 祐
輔 8
7
サ
細胞癌化
鳥 越 秀
峰 8
8
コ
コミュニケーション
大 石 悦
子 1
9
7
サ
細胞吸収分光イメージング
徳 永 英
司 7
5
コ
語用論
大 石 悦
子 1
9
7
サ
細胞工学
相 川 達
男 1
5
9
コ
コロイド
酒 井 健
一 1
5
7
サ
細胞進化学
武 村 政
春 7
1
コ
コロイド
阿 部 正
彦 2
0
5
サ
細胞生物学
松 永 幸
大 1
4
8
コ
コロイド界面
松 隈 大
輔 9
1
サ
細胞生物学
篠 田
陽 1
5
0
コ
コロイド界面化学
白 石 幸
英 2
2
1
サ
細胞生物学
上 村 真
生 1
9
3
コ
コロイド科学
牧 野 公
子 1
2
5
サ
細胞生物学
田 代 文
夫 1
9
4
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
之 1
1
1
25
キーワード
氏
名
頁
キーワード
サ
細胞生物学
十 島 二
朗 1
9
6
サ
酸化物薄膜
サ
細胞生物学
中 村 岳
史 2
1
2
サ
サ
細胞生物学
小 川 修
平 2
1
3
サ
サ
細胞接着
伊豫田 拓 也 1
3
3
サ
細胞接着分子
深 井 文
サ
細胞療法
索
引
サ
サ
キ
ー
ワ
ー
ド
順
26
氏
名
頁
酒 井 吉
雄 2
1
5
酸化物半導体
杉 山
睦 1
6
3
産業集積論
岸 本 太
一 2
0
2
サ
産業精神保健
松 浦 真
澄 1
1
6
雄 1
3
0
サ
産業用ロボット
永 田 寅
臣 2
1
7
北 村 大
介 2
1
1
サ
三次元ナノ構造作製
谷 口
淳 1
8
6
細胞老化
鳥 越 秀
峰 8
8
サ
酸増殖剤
有 光 晃
二 1
5
6
財務会計
大 沼
宏 1
9
9
し
シーンフロー
亀 田 裕
介 1
6
4
サ
財務会計
中 井 誠
司 2
3
4
サ
色素増感太陽電池
荒 川 裕
則 1
0
2
サ
財務管理
鳥 居 陽
介 2
3
5
サ
磁気浮上
成 田 正
敬 2
2
8
サ
材料
衣 笠 秀
行 1
5
2
サ
磁気浮上・磁気軸受
大 島 政
英 2
2
6
サ
材料化学
杉 本
裕 1
0
2
サ
事業戦略
西 野 和
美 2
0
2
サ
材料化学
古 谷 昌
大 1
5
9
サ
時系列モデル
塩 濱 敬
之 1
1
1
サ
材料化学
大 谷
卓 2
0
9
サ
刺激応答材料
河 合 武
司 1
0
2
サ
材料化学
内 海 重
宜 2
2
5
サ
刺激応答性高分子
松 隈 大
輔 9
1
サ
材料科学
高 橋 昭
如 1
7
3
サ
刺激応答性材料
" 橋
裕 1
0
5
サ
材料科学
西 山 勝
廣 2
3
2
サ
資源変換
峯 木
茂 1
4
8
サ
材料加工
板 垣 昌
幸 1
5
4
サ
自己集合
近 藤 行
成 1
0
3
サ
材料強度
高 橋 昭
如 1
7
3
サ
自己集合
" 橋
裕 1
0
5
サ
材料強度
小 柳
潤 1
9
2
サ
自己増殖
! 合 憲
三 8
8
サ
材料強度学
荒 井 正
行 1
1
3
し
自己組織化
本 多
智 1
0
6
サ
材料工学
吉 村 敏
彦 2
1
7
シ
自己免疫
岩 倉 洋一郎 2
1
0
サ
材料工学
西 山 勝
廣 2
3
2
シ
地震
小 林 恭
サ
材料試験技術
荒 井 正
行 1
1
3
シ
地震工学
飯 山 かほり 1
0
1
サ
材料設計学
西 山 勝
廣 2
3
2
シ
地震工学
永 野 正
行 1
5
2
サ
材料物性
塚 本 桓
世 2
1
5
シ
地震工学
佐 伯 昌
之 1
7
8
サ
材料分析
国 村 伸
祐 1
0
4
シ
地震時の砂地盤の液状化
塚 本 良
道 1
7
7
サ
材料力学
荒 井 正
行 1
1
3
シ
システム開発
赤 倉 貴
子 1
1
9
サ
材料力学
牛 島 邦
晴 1
1
4
シ
システム工学
堂 脇 清
志 1
6
7
サ
材料力学
中 村 恭
子 1
1
6
シ
システム設計開発
小 島 尚
人 1
7
7
サ
材料力学
岡 田
裕 1
7
1
シ
磁性
永 合 祐
輔 8
7
サ
材料力学
荻 原 慎
二 1
7
1
シ
磁性
元 屋 清一郎 1
4
1
サ
材料力学
菊 池 正
紀 1
7
2
シ
磁性材料
内 海 重
宜 2
2
5
サ
材料力学
石 川 真
志 1
9
2
シ
磁性半導体
趙
為 9
4
サ
材料力学
板 橋 正
章 2
2
4
シ
次世代影響
武 田
健 2
0
6
サ
錯体化学
宮 村 一
夫 7
9
シ
次世代影響
梅 澤 雅
和 2
0
8
サ
錯体化学
磯 田 恭
佑 8
0
シ
自然エネルギー活用
川 村 康
文 7
4
サ
錯体化学
秋 津 貴
城 9
7
シ
自然免疫
伊豫田 拓 也 1
3
3
サ
錯体化学
小 澤 弘
宜 1
0
5
シ
持続可能な発展
柳 田
サ
錯体化学
塚 田
学 1
5
9
シ
疾患モデル
岩 倉 洋一郎 2
1
0
サ
里山再生活動
関 塚 正
嗣 2
3
6
シ
実験
川 村 康
文 7
4
サ
作用素論
柳 田 昌
宏 8
3
シ
実験計画法
尾 島 善
一 1
6
6
サ
酸化物材料
金 田 和
博 2
1
5
シ
実験計画法
安 井 清
一 1
7
0
新
一 2
0
5
仁 2
3
3
キーワード
氏
名
シ
実験計画法
野 澤 昌
シ
実験動物学
シ
実験力学
シ
実証会計
シ
実証会計学
シ
実世界情報処理
シ
実用新案
生 越 由
シ
頁
キーワード
氏
名
頁
弘 2
0
0
シ
準結晶
田 村 隆
治 1
9
1
後飯塚
僚 2
1
2
シ
準無矛盾論理
太 原 育
夫 1
4
3
小 柳
潤 1
9
2
シ
省エネルギー
高 瀬 幸
造 1
5
4
大 沼
宏 1
9
9
シ
商学
篠 原 菊
紀 2
3
6
大 沼
宏 1
9
9
シ
衝撃工学
板 橋 正
章 2
2
4
溝 口
博 1
7
2
シ
証券投資
中 井 誠
司 2
3
4
美 2
0
3
シ
少数粒子系
宇 津 栄
三 1
1
6
磁場解析
杉 本 振一郎 2
2
6
シ
商標
生 越 由
美 2
0
3
シ
地盤工学
菊 池 喜
昭 1
7
6
シ
商標
橋 本 千賀子 2
0
4
シ
地盤工学
塚 本 良
道 1
7
7
シ
商標権ライセンシング
草 間 文
彦 2
0
3
シ
資本コスト
馮
玲 1
6
8
シ
消防
小 林 恭
一 2
0
5
シ
シミュレーション
日比野 浩 典 1
6
8
シ
情報科学
權
大 1
3
3
シ
シミュレーション
藤 井 志
郎 1
8
1
シ
情報学基礎
渡 邉
シ
市民参加
寺 部 慎太郎 1
7
9
シ
情報計算科学
田 沼 靖
一 1
2
4
シ
市民社会
横 田 匡
紀 1
3
7
シ
情報工学
山 口 武
彦 1
8
7
シ
ジャーナリズム
宮 武 久
佳 2
0
4
シ
情報システム
遠 田
敦 1
5
3
シ
社会安全
須 川 修
身 2
2
4
シ
情報システム論
小 坂
武 2
3
2
シ
社会学
野 沢
肇 1
8
1
シ
情報セキュリティ
岩 村 惠
シ
社会システム科学
筧
徳 1
6
9
シ
情報セキュリティ
姜
玄
浩 1
0
9
シ
社会システム工学
山 本
栄 1
1
1
シ
情報セキュリティ
藤 沢 匡
哉 1
2
1
シ
社会システム工学
渡 邉
均 1
2
0
シ
情報セキュリティ
金 子 敏
信 1
6
0
シ
社会システム工学
新 井
健 1
6
5
シ
情報セキュリティ
荒 井 研
一 1
6
4
シ
社会システム工学
尾 島 善
一 1
6
6
シ
情報セキュリティ
杉 田
誠 2
3
1
シ
社会システム工学
鈴 木 知
道 1
6
6
シ
情報センシング
浜 本 隆
之 1
0
7
シ
社会システム工学
安 井 清
一 1
7
0
シ
情報通信
三代沢
正 2
3
4
シ
社会システム工学
須 川 修
身 2
2
4
シ
情報通信ネットワーク
宮 部 博
史 1
2
0
シ
社会政策
山 縣 宏
寿 2
3
5
シ
情報通信ネットワーク
能 上 慎
也 1
9
8
シ
社会薬学
上 村 直
樹 1
2
3
シ
情報通信ネットワーク
土 屋
健 2
3
5
シ
車載
池 岡
宏 1
0
9
シ
情報ネットワーク環境
武 田 正
之 1
4
3
シ
車両運動力学
松 實 良
祐 1
1
6
シ
情報力学
松 岡 隆
志 2
3
3
シ
重イオン照射
武 藤
英 2
3
7
シ
情報理論
柳 田 昌
宏 8
3
シ
重金属イオン除去
鳥 越 秀
峰 8
8
シ
情報理論
佐 藤 圭
子 1
4
4
シ
集積回路
村 口 正
弘 1
0
8
シ
照明計画
吉 澤
望 1
5
3
シ
集積回路
楳 田 洋太郎 1
6
0
シ
触媒化学
杉 本
裕 1
0
2
シ
集積回路
兵 庫
明 1
6
1
シ
触媒化学
池 上 啓
太 2
2
2
シ
集団意思決定
飯 田 洋
市 2
3
3
シ
触媒反応
松 田 学
則 9
0
シ
周波数温度安定性
蟹 江
壽 1
8
4
シ
食品
井 上 正
之 7
7
シ
修復
伊 藤 拓
海 1
0
0
シ
食品分析
国 村 伸
祐 1
0
4
シ
腫瘍学
長谷川
豪 8
1
シ
植物アロマサイエンス
有 村 源一郎 1
9
6
シ
腫瘍診断学
安 部
良 2
1
0
シ
植物化学
和 田 浩
志 1
2
7
シ
腫瘍生物学
大 谷 直
子 1
4
6
シ
植物工場
藤 嶋
昭 6
9
シ
腫瘍治療学
安 部
良 2
1
0
シ
植物生長調節剤
北 畑 信
隆 1
5
0
シ
腫瘍分子生物学
田 代 文
夫 1
9
4
シ
植物生理学
朽 津 和
幸 1
4
7
宗
娟
昇 1
4
3
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
市 1
0
6
27
キーワード
シ
植物生理学
シ
植物生理学
シ
植物分子生物学
シ
植物分子生物学
シ
シ
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
28
氏
名
奈 良
頁
恵 1
5
0
キーワード
氏
名
頁
水中アーク
金
勇
一 1
1
9
有 村 源一郎 1
9
6
水熱処理
春 本 高
志 1
9
3
太 田 尚
孝 7
0
水文気象
仲 吉 信
人 1
7
9
島 田 浩
章 1
9
3
水文地質学
関
陽
児 1
3
4
植物免疫学
朽 津 和
幸 1
4
7
推論システム
太 原 育
夫 1
4
3
暑熱ストレス
仲 吉 信
人 1
7
9
数学一般(含確率論、統計数学) 石 渡 恵美子 8
1
シ
処理
板 垣 昌
幸 1
5
4
数学一般(含確率論、統計数学) 小笠原 英 穂 8
2
シ
新エネルギー
小 越 澄
雄 1
6
1
数学一般(含確率論、統計数学) 佐々木 文 夫 1
0
0
シ
真核生物の分化
鎌 倉 高
志 1
4
6
数学一般(含確率論、統計数学) 牛 島 健
夫 1
3
8
シ
進化計算
原 田
拓 1
6
9
数学一般(含確率論、統計数学) 平 場 誠
示 1
3
8
シ
新規化合物の生理活性解析
吉 見 陽
児 1
5
0
数学一般(含確率論、統計数学) 明 石 重
男 1
4
2
シ
新機構開発
小 林
宏 1
1
3
数学一般(含確率論、統計数学) 富 澤 貞
男 1
4
3
シ
真空
伊 藤 勝
利 1
1
9
数学一般(含確率論、統計数学) 宮 本 暢
子 1
4
4
シ
真空技術
佐々木 信 也 1
1
3
数学一般(含確率論、統計数学) 田 畑 耕
治 1
4
5
シ
神経回路網
荒 木
修 8
5
数学一般(含確率論、統計数学) 井 上
啓 2
2
0
シ
神経化学
古 市 貞
一 1
4
8
数学解析
加 藤 圭
一 7
2
シ
神経科学
岡
淳一郎 1
2
3
数学解析
相 木 雅
次 1
3
9
シ
神経科学
篠 原 菊
紀 2
3
6
数学教育
清 水 克
彦 7
3
シ
神経精神疾患
岡
淳一郎 1
2
3
数学教育
亀 田 真
澄 2
1
6
シ
神経生理学
篠 田
陽 1
5
0
数学教育
金 井 範
夫 2
3
6
シ
神経発生学
田 代 文
夫 1
9
4
数式処理
関 川
浩 8
2
シ
神経薬理学
岡
淳一郎 1
2
3
数値解析
石 渡 恵美子 8
1
シ
人工光合成
岩 瀬 顕
秀 9
1
数値解析
相 原 研
輔 8
3
シ
人工光合成
中 田 一
弥 1
4
9
数値解析
菊 池
靖 9
2
シ
信号処理
古 川 利
博 1
1
0
数値解析
牛 島 健
夫 1
3
8
シ
信号処理
杉 浦 陽
介 1
8
7
数値解析
小 柳
潤 1
9
2
シ
人工的遺伝子発現制御
鳥 越 秀
峰 8
8
数値数式融合計算
関 川
浩 8
2
シ
人材教育
坂 本 正
典 2
0
1
数値的最適化
小笠原 英 穂 8
2
シ
人材マネジメント
平 尾
毅 2
3
4
数値熱流体力学
佐 竹 信
一 1
8
4
シ
靭性
向 後 保
雄 1
8
9
数値流体工学
山 本
誠 6
9
シ
人的資源管理
山 縣 宏
寿 2
3
5
数値流体工学
塚 原 隆
裕 1
7
4
シ
振動学
木 村 吉
郎 1
7
6
数値流体力学
雷
忠 2
2
5
シ
振動工学
飯 山 かほり 1
0
1
数理計画法
奥 野 貴
之 1
1
1
シ
振動工学
田 所 千
治 1
1
5
数理計画問題
飯 田 洋
市 2
3
3
シ
振動工学
星 野
祐 2
2
4
数理工学
島 田
裕 1
1
2
シ
振動工学
成 田 正
敬 2
2
8
数理工学
藤 原 寛太郎 1
1
2
シ
振動分光学
伴 野 元
洋 8
1
数理情報科学
宮 崎
智 1
3
1
シ
信頼性設計
河 野
守 1
1
7
数理統計
橋 口 博
樹 8
3
シ
心理学
森 田 泰
介 9
2
数理統計
宮 岡 悦
良 9
2
シ
心理学
中 井
定 1
8
3
数理統計
川 ! 洋
平 9
4
す
水晶振動子
山 口 富
治 1
8
8
数理統計学
瀬 尾
隆 8
2
水素結合の科学
田 所
誠 7
8
数理統計学
富 澤 貞
男 1
4
3
水素センサ
春 本 高
志 1
9
3
数理統計学
生 亀 清
貴 1
4
5
キーワード
せ
氏
名
数理統計学
倉 上 弘
頁
幸 1
4
5
キーワード
氏
名
頁
生体機能物質化学
田 村 浩
二 1
9
4
数理物理
橋 爪 洋一郎 8
7
生体計測
竹 村
裕 1
7
4
ストレス
岡
生体工学
清 水 俊
治 2
2
9
スピントロニクス
河 原 尊
之 1
0
7
生体材料
橋 詰 峰
雄 1
0
3
スポーツ科学
市 村 志
朗 1
3
5
生体材料
飯 島 一
智 1
0
4
スポーツ心理学
村 上 貴
聡 7
1
生体材料化学
嶋 田 友一郎 1
0
5
スマートシティ
坂 本 正
典 2
0
1
生体材料学
菊 池 明
彦 1
8
9
生化学
鞆
也 7
0
生体材料学
曽 我 公
平 1
9
0
生化学
長谷川
生体材料学
上 村 真
生 1
9
3
生化学
嶋 田 友一郎 1
0
5
生体材料物質
石 黒
孝 1
8
8
淳一郎 1
2
3
達
豪 8
1
生化学
田 沼 靖
一 1
2
4
生体情報計測・情報処理
河 原 尊
之 1
0
7
生化学
内 海 文
彰 1
3
2
生体親和性材料
相 川 達
男 1
5
9
生化学
政 池 知
子 1
4
9
生体生命情報学
荒 木
修 8
5
生化学
田 代 文
夫 1
9
4
生体電子移動
三 浦 成
敏 1
9
5
生化学
山 本 三沙岐 1
9
7
生体分子化学
小 川 祥二郎 1
2
8
生体分子分光学
橋 本 慎
二 2
2
2
生体分析科学
東
也 1
2
5
生化学
江 角 浩
生活習慣病
岡
安 2
1
0
制御
見 山 友
裕 2
1
5
生体膜
藤 井 志
郎 1
8
1
制御
内 海 隆
行 2
1
6
生体模倣化学
湯 浅
真 1
5
6
宏 1
1
3
淳一郎 1
2
3
達
制御工学
加 藤 清
敬 1
0
6
生態模倣ロボットシステム 小 林
制御工学
松 實 良
祐 1
1
6
静電気放電
(ESD)
吉 田 孝
博 1
1
8
制御工学
松 田 忠
典 1
1
9
精度設計
大 塚 章
正 2
1
8
制御工学
木 村 真
一 1
6
0
性能回復
伊 藤 拓
海 1
0
0
制御工学
甲 斐 健
也 1
8
6
性能設計
北 村 春
幸 1
5
2
制御工学
吉 岡
健 2
2
0
製品開発マネジメント
西 野 和
美 2
0
2
制御工学
星 野
祐 2
2
4
生物系薬学
堀 江 一
郎 1
2
9
彰 1
3
2
制御工学
相 原 伸
一 2
2
9
生物系薬学
内 海 文
製剤学
河 野 弥
生 1
2
8
生物工学
中 村 岳
史 2
1
2
政策影響分析
! 嶋 隆
太 1
6
9
生物情報学
国 沢
隆 1
4
7
生産計画
平 川 保
博 6
9
生物生産化学
菅 原 二三男 1
4
7
生産工学
日比野 浩 典 1
6
8
生物電気化学
駒 場 慎
一 8
7
生産工学
筧
徳 1
6
9
生物物理
鞆
也 7
0
宗
達
生産システム
日比野 浩 典 1
6
8
生物物理
住 野
豊 8
5
生産システム工学
石 垣
綾 1
6
7
生物物理
藤 井 志
郎 1
8
1
生産スケジューリング
平 川 保
博 6
9
生物物理学
梅 村 和
夫 9
4
政治学
横 田 匡
紀 1
3
7
生物物理学
政 池 知
子 1
4
9
政治哲学
堀 田 義太郎 1
3
7
生物物理学
山 登 一
郎 1
9
5
制振構造
北 村 春
幸 1
5
2
生物物理学
橋 本 慎
二 2
2
2
整数論
木 田 雅
成 7
2
生物分子科学
田 口 速
男 1
4
7
整数論
加 塩 朋
和 1
3
9
生物分子科学
堀 戸 重
臣 1
9
6
雄 1
0
3
生体エネルギー変換機構
山 登 一
郎 1
9
5
生物有機化学
橋 詰 峰
生物学教育
武 村 政
春 7
1
生物有機化学
菅 原 二三男 1
4
7
生体関連物質
青 木
伸 1
3
0
生物有機化学
紙 透 伸
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
治 1
5
0
29
キーワード
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
30
名
頁
北 畑 信
隆 1
5
0
キーワード
氏
名
頁
創薬化学
早 川 洋
一 1
3
0
生物有機化学
橋 本 茂
樹 1
8
2
創薬科学
權
娟
大 1
3
3
精密計測
野 口 昭
治 1
7
2
創薬科学
村 上 康
文 1
9
5
精密合成
松 田 学
則 9
0
創薬情報科学
宮 崎
税務会計
大 沼
宏 1
9
9
藻類培養
鞆
智 1
3
1
達
也 7
0
生命科学
權
娟
大 1
3
3
測定評価学
北 林
生命情報学
佐 藤 圭
子 1
4
4
組織学
中 島 忠
章 1
9
7
生命倫理
堀 田 義太郎 1
3
7
組織工学
菊 池 明
彦 1
8
9
保 7
2
生理学
中 井
定 1
8
3
組織制御材料設計学
西 山 勝
廣 2
3
2
世界文学
中 丸 禎
子 7
2
その場走査電子顕微鏡
加 藤 大
樹 7
7
赤外自由電子レーザー(FEL) 築 山 光
一 7
9
ソフトウェアアーキテクチャ
宮 部 博
史 1
2
0
半 谷 精一郎 1
0
7
ソフトウェア工学
大 森
晃 1
2
0
宏 1
4
3
セキュリティ
そ
氏
生物有機化学
設計工学
佐々木 信 也 1
1
3
ソフトウエア工学
滝 本 宗
設計工学
吉 本 成
香 1
1
4
ソフトウェアセキュリティ
杉 田
誠 2
3
1
設計工学
宮 武 正
明 1
1
5
ソフトコンピューティング
原 田
拓 1
6
9
設計工学
杣 谷
啓 1
1
5
ソフトマター物理
住 野
豊 8
5
設計工学
野 口 昭
治 1
7
2
ソフトマテリアル
河 合 武
司 1
0
2
設計工学
吉 村 敏
彦 2
1
7
素粒子
齋 藤 晃
一 1
3
9
設計工学
大 塚 章
正 2
1
8
素粒子
千 葉 順
成 1
4
0
接着
橋 詰 峰
雄 1
0
3
素粒子
澤 渡 信
之 1
4
2
接着分子を標的とした治療薬
深 井 文
雄 1
3
0
素粒子
木 村 正
弘 2
3
6
設備
倉 渕
隆 1
0
0
設備
辻 本
誠 1
1
7
設備
井 上
設備
高 瀬 幸
ゾル
西 尾 圭
史 1
9
0
タイ
小 林 恭
一 2
0
5
隆 1
5
1
第1
1族金属
古 谷 昌
大 1
5
9
造 1
5
4
大域解析学
戸 川 美
郎 1
4
3
た
セメント化学
江 口 康
平 1
8
0
体育学
村 上 貴
聡 7
1
セラミックス工学
田 中 優
実 1
0
3
耐火構造
河 野
守 1
1
7
明 2
2
1
セラミックス工学
山 口 祐
貴 1
5
9
大気圧プラズマ
大 嶋 伸
遷移金属
坂 井 教
郎 1
5
7
大気エアロゾルの気候への影響
三 浦 和
彦 7
6
遷移金属化合物
浜 田 典
昭 1
4
1
大気環境科学
岩 本 洋
子 7
7
遷移金属酸化物
齋 藤 智
彦 8
4
平 1
8
0
漸近論
岩 下 登志也 1
3
5
耐久性
江 口 康
対称空間
田 中 真紀子 1
3
8
前駆体法
郡 司 天
博 1
5
5
耐震工学
佐 藤 利
昭 1
5
4
センサ
池 田
毅 2
1
8
耐震設計
衣 笠 秀
行 1
5
2
センサ開発
仲 吉 信
人 1
7
9
代数学
眞 田 克
典 7
3
先端技術
生 越 由
美 2
0
3
代数学
青 木 宏
樹 1
3
8
船舶海洋工学
! 山 敦
好 2
1
8
代数学
森 澤 貴
之 1
3
9
走査電子顕微鏡技術
本 間 芳
和 7
5
代数幾何
大 橋 久
範 1
3
8
装置開発
阿 部 善
也 9
0
代数幾何学
細 尾 敏
男 1
3
6
相転移
小向得
優 8
4
代数的位相幾何学
佐 藤 隆
夫 9
3
相変化
鈴 木 康
一 2
1
6
第二音波の方程式
杉 山 裕
介 7
4
創薬化学
椎 名
勇 8
8
胎盤形成
櫻 井 敏
博 1
2
8
創薬化学
今 堀 龍
志 1
0
4
ダイヤモンド
寺 島 千
晶 2
0
7
キーワード
ダイヤモンド電極
ち
氏
名
藤 嶋
頁
昭 6
9
キーワード
氏
名
知的財産
淺 見 節
頁
子 2
0
3
太陽エネルギー
高 瀬 幸
造 1
5
4
知的財産
橋 本 千賀子 2
0
4
太陽光エネルギー
石 黒
孝 1
8
8
知的財産
平 塚 三
太陽光エネルギー変換工学
渡 邊 康
之 2
2
8
知的財産経営
石 井 康
之 2
0
3
太陽光発電
川 村 康
文 7
4
知的財産経済
石 井 康
之 2
0
3
好 2
0
4
太陽光発電
谷 内 利
明 1
1
8
知的財産権の活用
荻 野
誠 2
0
3
太陽光発電システム
植 田
譲 1
0
8
知的財産統計
石 井 康
之 2
0
3
太陽光発電システム
平 田 陽
一 2
2
7
知的財産評価
石 井 康
之 2
0
3
太陽光利用
河 村
洋 2
2
4
知能機械
小木津 武 樹 1
7
5
太陽電池
杉 山
睦 1
6
3
知能機械学
溝 口
博 1
7
2
太陽電池と新エネルギー
趙
新
為 9
4
知能機械学
稲 垣 詠
一 2
1
6
多元環の表現論
小 原 大
樹 7
4
知能情報学
太 原 育
夫 1
4
3
之 1
0
7
脱水素反応
庄 野
厚 1
0
2
知能ロボティクス
浜 本 隆
多変量解析
瀬 尾
隆 8
2
知能ロボティクス
市 川 純
章 2
3
0
多変量解析
橋 口 博
樹 8
3
中国
小 林 恭
一 2
0
5
多変量解析
榎 本 理
恵 8
3
中国古代文明起源
汪
翔 1
3
5
多変量解析
岩 下 登志也 1
3
5
中小企業論
岸 本 太
一 2
0
2
多変量解析
野 澤 昌
弘 2
0
0
中枢DDS
堀 口 道
子 1
2
9
単結晶成長
宮 川 宣
明 8
5
中性子散乱
元 屋 清一郎 1
4
1
弾性波動論
東 平 光
生 1
7
8
超イオン伝導体
齋 藤
弾性理論
伊 藤 弘
道 9
3
超音波
宇 津 栄
三 1
1
6
炭素
亀 谷 雄
樹 1
1
5
長距離伝送
前 田 讓
治 1
6
2
義
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
隆 2
2
8
炭素材料
内 海 重
宜 2
2
5
超高周波デバイス
藤 代 博
記 1
8
4
タンパク質化学
下 仲 基
之 8
0
超高層マンション
永 野 正
行 1
5
2
タンパク質化学
小 園 晴
生 2
1
3
超高速デバイス
藤 代 博
記 1
8
4
タンパク質科学
田 口 速
男 1
4
7
超高速光エレクトロニクス
須 田
亮 1
4
0
タンパク質科学
佐 伯 政
俊 2
2
3
超高速分光学
伴 野 元
洋 8
1
タンパク質結晶構造解析
中 島 将
博 1
5
0
長周期地震動
北 村 春
幸 1
5
2
タンパク質工学
佐 藤 祥
子 1
9
7
超伝導
坂 田 英
明 7
5
タンパク質の構造と機能
山 登 一
郎 1
9
5
超伝導
出 村 郷
志 7
7
蛋白質発現制御
鳥 越 秀
峰 8
8
超伝導
津 村 公
平 8
7
地域経済論
岸 本 太
一 2
0
2
超伝導
福 山 秀
敏 2
0
7
地域研究
李
海
燕 9
9
超伝導工学
西 尾 太一郎 9
5
地域産業論
五 味 嗣
夫 2
3
2
超伝導体
宮 川 宣
明 8
5
地域ブランド
生 越 由
美 2
0
3
超微細加工
趙
新
為 9
4
知覚情報処理
浜 本 隆
之 1
0
7
超分子化学
斎 藤 慎
一 7
8
地球温暖化
森
俊
介 1
6
7
超分子化学
佐 竹 彰
治 9
7
知財価値評価
鈴 木 公
明 2
0
4
超分子化学
白 石 幸
英 2
2
1
知財教育
生 越 由
美 2
0
3
超分子ゲル
遠 藤 洋
史 1
0
5
知財政策
生 越 由
美 2
0
3
超分子錯体化学
田 所
誠 7
8
知識工学
東 本 崇
仁 1
2
1
超流動超伝導
永 合 祐
輔 8
7
知識処理
伊 藤 紘
二 2
1
9
著作権
生 越 由
美 2
0
3
窒化物
春 本 高
志 1
9
3
著作権
草 間 文
彦 2
0
3
31
キーワード
著作権
つ
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
て
32
氏
名
宮 武 久
頁
キーワード
佳 2
0
4
テ
データマイニング
氏
名
安 藤
頁
晋 2
0
0
通信
岩 村 惠
市 1
0
6
テ
デザイン
橋 本 千賀子 2
0
4
通信
村 口 正
弘 1
0
8
テ
デザイン思考
鈴 木 公
通信
八 嶋 弘
幸 1
1
0
テ
哲学
堀 田 義太郎 1
3
7
通信
楳 田 洋太郎 1
6
0
テ
哲学
関 塚 正
嗣 2
3
6
通信
金 子 敏
信 1
6
0
テ
鉄骨構造
伊 藤 拓
海 1
0
0
明 2
0
4
通信
伊 丹
誠 1
8
4
テ
デバイス
古 川 昭
雄 1
6
1
通信
能 上 慎
也 1
9
8
テ
デバイスシミュレーション
藤 代 博
記 1
8
4
通信・ネットワーク工学
長谷川 幹 雄 1
0
8
テ
テラヘルツ分光法
竹 内 一
成 1
2
8
通信・ネットワーク工学
前 田 讓
治 1
6
2
テ
テロメア
鳥 越 秀
峰 8
8
通信工学
細 谷
剛 1
1
2
テ
電気・電子材料
王 谷 洋
平 2
2
7
通信ネットワーク
渡 邉
均 1
2
0
テ
電気化学
駒 場 慎
一 8
7
実 1
0
3
通信品質
黄
平
国 1
2
1
テ
電気化学
田 中 優
通信方式
伊 藤 紘
二 2
1
9
テ
電気化学
井手本
康 1
5
5
通信方式
松 江 英
明 2
3
0
テ
電気化学
近 藤 剛
史 1
5
7
通風
倉 渕
隆 1
0
0
テ
電気化学
四反田
功 1
5
8
津波火災
小 林 恭
一 2
0
5
テ
電気化学
堂 脇 清
志 1
6
7
低エネルギー有効理論
佐 藤 喜一郎 1
8
1
テ
電気化学
竹 内
謙 1
8
1
低温
坂 田 英
明 7
5
テ
電気化学
寺 島 千
晶 2
0
7
低温電子物性
高 柳 英
明 2
0
6
テ
電気化学
金 田 和
博 2
1
5
低温物性
津 村 公
平 8
7
テ
電気機器工学
小 泉 裕
孝 1
0
7
低温物理学
永 合 祐
輔 8
7
テ
電気機器工学
植 田
譲 1
0
8
低温物理学
西 尾 太一郎 9
5
テ
電気機器工学
星
低酸素
江 角 浩
安 2
1
0
テ
電気機器工学
飯 田
低次元電子物性
平
久
夫 9
6
テ
電気機器工学
大 島 政
英 2
2
6
ディジタル信号処理
小 澤 佑
介 1
6
4
テ
電気工学
山 本 隆
彦 1
6
3
ディジタル信号処理
田 邉
伸
一 1
6
2
努 1
8
8
造 2
3
1
テ
電気材料工学
杉 山
睦 1
6
3
ディジタル信号処理(画像、音声) 見 山 友
裕 2
1
5
テ
電気材料工学
永 田
肇 1
6
3
ディジタル通信方式
小 澤 佑
介 1
6
4
テ
電気材料工学
高 梨 良
文 1
9
0
ディジタル通信方式
伊 丹
誠 1
8
4
テ
電気生理学
篠 田
陽 1
5
0
ディジタル無線通信
田 邉
造 2
3
1
テ
電気物性
岡 村 総一郎 8
4
低電圧
青 木 正
和 2
2
6
テ
電気分析化学
駒 場 慎
一 8
7
低電圧回路
河 原 尊
之 1
0
7
テ
電気分析学
板 垣 昌
幸 1
5
4
低電力回路
河 原 尊
之 1
0
7
テ
電極触媒作用
工 藤 昭
彦 8
7
低電力回路設計
青 木 正
和 2
2
6
テ
典型金属
坂 井 教
郎 1
5
7
データ解析
宮 岡 悦
良 9
2
テ
電源回路
兵 庫
明 1
6
1
データ解析
池 口
徹 1
0
9
テ
電子
杉 山
睦 1
6
3
データ解析
赤 倉 貴
子 1
1
9
テ
電子
永 田
肇 1
6
3
データ解析
田 中 未
来 1
7
0
テ
電子
高 梨 良
文 1
9
0
データベース
原 田 哲
也 1
8
4
テ
電子・電気材料工学
吉 田 博
行 2
2
1
テ
データベース統合
平 木 多賀人 1
9
9
電子回路
兵 庫
明 1
6
1
テ
データマイニング
池 口
徹 1
0
9
電子回路
松 浦 達
治 1
6
5
テ
データマイニング
大和田 勇 人 1
6
6
電子回路
青 木 正
和 2
2
6
キーワード
電磁気解析
氏
名
吉 岡
頁
キーワード
健 2
2
0
電子機器
楳 田 洋太郎 1
6
0
電子機器
兵 庫
明 1
6
1
電子機器
山 本
氏
名
頁
電力工学
飯 田
努 1
8
8
英 2
2
6
電力工学
大 島 政
ドイツ演劇
今 村
武 1
3
5
学 1
8
5
ドイツ環境管理会計
柳 田
仁 2
3
3
と
電子機能性セラミックス
永 田
肇 1
6
3
ドイツ語教育
今 村
武 1
3
5
電子源
飯 島 北
斗 9
5
ドイツ文学
中 丸 禎
子 7
2
電子構造
齋 藤 智
彦 8
4
ドイツ文学
浅 井 英
樹 1
3
5
電子材料
古 川 昭
雄 1
6
1
ドイツ文学
今 村
武 1
3
5
電子材料工学
阿 武 宏
明 2
1
9
透過型電子顕微鏡
加 藤 大
樹 7
7
電子デバイス
河 原 尊
之 1
0
7
統計科学
瀬 尾
隆 8
2
健 8
3
電子デバイス
楳 田 洋太郎 1
6
0
統計科学
黒 沢
電子デバイス
兵 庫
明 1
6
1
統計科学
榎 本 理
恵 8
3
電子デバイス
山 本
学 1
8
5
統計科学
兵 頭
昌 8
3
電子デバイス
藤 川 紗千恵 1
8
7
統計科学
阿 部 俊
弘 1
1
1
電子デバイス
山 口 富
治 1
8
8
統計学
宮 岡 悦
良 9
2
電子ビーム露光技術
谷 口
淳 1
8
6
統計学
櫻 井 哲
朗 2
3
7
電子輸送
平
久
夫 9
6
統計的工程管理
安 井 清
一 1
7
0
電子輸送
山 本 貴
博 9
9
統計的データ解析
鈴 木 知
道 1
6
6
天体物理学
鈴 木 英
之 1
3
9
統計的品質管理
野 澤 昌
弘 2
0
0
夫 2
3
2
電池
四反田
功 1
5
8
統計的品質管理
奥 原 正
電池材料
井手本
康 1
5
5
統計的方法
尾 島 善
一 1
6
6
伝統技術
生 越 由
美 2
0
3
統計分析
関 澤
愛 2
0
6
伝導性酸化物
酒 井 吉
雄 2
1
5
糖鎖工学
堀 戸 重
臣 1
9
6
伝熱
川 口 靖
夫 1
7
1
糖鎖生物学
吉 見 陽
児 1
5
0
伝熱工学
小井土 賢 二 1
7
0
等質空間
田 中 真紀子 1
3
8
伝熱工学
塚 原 隆
裕 1
7
4
等質空間論
坊 向 伸
伝熱工学
鈴 木 崇
弘 1
7
5
動的引張り
板 橋 正
章 2
2
4
天然物化学
椎 名
勇 8
8
透明導電膜
杉 山
睦 1
6
3
天然物化学
伊 澤 真
澄 1
3
2
天然物化学
菅 原 二三男 1
4
7
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
隆 9
3
投与デバイス
花 輪 剛
久 1
2
4
独立革命期
佐 藤 憲
一 1
3
7
天然物化学
紙 透 伸
治 1
5
0
都市計画
丹 羽 由佳理 1
5
4
電波天文学
亀 谷 和
久 1
7
0
都市計画
寺 部 慎太郎 1
7
9
電場変調分光
徳 永 英
5
司 7
都市計画
関 澤
点鼻投与
山 下 親
正 1
2
6
都市史
栢 木 まどか 1
1
8
天文学
松 下 恭
子 7
6
都市史
川 向 正
人 1
5
1
天文学
幸 村 孝
由 1
4
1
都市デザイン
川 向 正
1
人 1
5
行 1
5
2
愛 2
0
6
天文学
大 越 克
也 1
8
2
都市防災
衣 笠 秀
電力・エネルギー工学
植 田
譲 1
0
8
特許
生 越 由
美 2
0
3
電力系統工学
近 藤 潤
次 1
6
2
特許工学
平 塚 三
好 2
0
4
電力工学
小 泉 裕
孝 1
0
7
特許実務
平 塚 三
好 2
0
4
電力工学
植 田
譲 1
0
8
土木工学
菊 池 喜
昭 1
7
6
電力工学
星
伸
一 1
6
2
土木工学
木 村 吉
郎 1
7
6
電力工学
近 藤 潤
次 1
6
2
土木工学
加 藤 佳
孝 1
7
8
33
キーワード
氏
名
トモグラフィー
トライボロジ
キーワード
氏
名
頁
ナノハイブリッド材料
東 平 光
生 1
7
8
杣 谷
啓 1
1
5
トライボロジー
佐々木 信 也 1
1
3
ナノマテリアル
石 黒
トライボロジー
吉 本 成
香 1
1
4
ナノモーター
四反田
功 1
5
8
トライボロジー
宮 武 正
明 1
1
5
ナノ粒子
河 合 武
司 1
0
2
索
引
トライボロジー
田 所 千
治 1
1
5
ナノ粒子
遠 藤 洋
史 1
0
5
トライボロジー
野 口 昭
治 1
7
2
ナノ粒子
金
勇
一 1
1
9
キ
ー
ワ
ー
ド
順
トラフィック
能 上 慎
也 1
9
8
ナノ粒子
白 石 幸
英 2
2
1
トンネル分光
坂 田 英
明 7
5
軟X線分光学
樋 口
透 8
6
トンネル分光
宮 川 宣
明 8
5
二酸化炭素還元
藤 嶋
昭 6
9
34
澤 渡 信
頁
之 1
4
2
な
トポロジカルソリトン模型
に
橋 詰 峰
雄 1
0
3
ナノ物性シミュレーション
山 本 貴
博 9
9
ナノ物性評価
佐々木 信 也 1
1
3
孝 1
8
8
内在性レトロウイルス
櫻 井 敏
博 1
2
8
二酸化炭素還元
中 田 一
弥 1
4
9
内分泌学
友 岡 康
弘 1
9
4
日欧交易史
小 林 酉
子 1
3
4
内分泌学
中 島 忠
章 1
9
7
日本語学
小 林 真
美 9
2
流れの制御
石 川
仁 1
1
3
日本語教育
小 林 真
美 9
2
流れの制御
雷
忠 2
2
5
日本ブランド
生 越 由
美 2
0
3
ナノ
金
一 1
1
9
日本文学
小 林 真
美 9
2
ナノインプリント技術
谷 口
淳 1
8
6
ニュー・カウンセリング
伊 藤
稔 1
3
3
ナノカーボン
加 藤 大
樹 7
7
乳化
近 藤 行
成 1
0
3
ナノカーボン材料
本 間 芳
和 7
5
乳化
! 橋
裕 1
0
5
ナノ形態制御材料
酒 井 秀
樹 1
5
5
乳化
酒 井 秀
樹 1
5
5
ナノ構造科学
根 岸 雄
一 8
9
乳化
酒 井 健
一 1
5
7
ナノ構造科学
白 石 幸
英 2
2
1
ニュートリノ天文学
鈴 木 英
之 1
3
9
ナノ構造物理
加 藤 大
樹 7
7
ニューラルネットワーク
長谷川 幹 雄 1
0
8
勇
ナノコンポジット磁石
田 村 隆
治 1
9
1
ニューロエコノミクス
下 川 哲
矢 1
9
8
ナノ材料
宮 島 顕
祐 8
6
人間関係論
伊 藤
稔 1
3
3
ナノ材料
目 黒 多加志 9
5
人間工学
山 本
ナノ材料
河 合 武
司 1
0
2
人間工学
林
隆
三 1
1
4
ナノ材料
武 田
健 2
0
6
人間工学
山 口 武
彦 1
8
7
ナノ材料
梅 澤 雅
和 2
0
8
人間行動・安全
水 野 雅
之 2
0
8
ナノ材料科学
根 岸 雄
一 8
9
認知科学
森 田 泰
介 9
2
ナノシート
中 井
泉 8
9
熱応力
向 後 保
雄 1
8
9
ナノシート
河 合 武
司 1
0
2
熱解析
吉 岡
健 2
2
0
夫 1
0
0
ね
栄 1
1
1
ナノシート
遠 藤 洋
史 1
0
5
熱環境計画
長 井 達
ナノスケール計算物理学
渡 辺 一
之 7
6
熱工学
亀 谷 雄
樹 1
1
5
ナノチューブ
金
一 1
1
9
熱工学
上 野 一
郎 1
7
3
ナノテクノロジー
嶋 田 友一郎 1
0
5
熱工学
佐 竹 信
一 1
8
4
ナノテクノロジー
吉 村 敏
彦 2
1
7
熱工学
鈴 木 康
一 2
1
6
ナノデバイス
趙
為 9
4
熱工学
結 城 和
久 2
1
8
ナノデバイス
谷 口
淳 1
8
6
熱伝達
鈴 木 康
一 2
1
6
ナノ電子デバイス
藤 代 博
記 1
8
4
熱伝達
河 村
洋 2
2
4
勇
新
ナノパーティクル
大 塚 英
典 8
9
熱伝導
山 本 貴
博 9
9
ナノバイオサイエンス
遠 藤 洋
史 1
0
5
熱電物質
齋 藤 智
彦 8
4
キーワード
の
は
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
熱電変換
山 本 貴
博 9
9
肺がん
山 下 親
正 1
2
6
熱電変換材料
阿 武 宏
明 2
1
9
廃棄物利用
森
俊
介 1
6
7
ネットワーク
松 澤 智
史 1
4
6
ハイドロゲル
相 川 達
男 1
5
9
ネットワークアーキテクチャ
宮 部 博
史 1
2
0
ハイブリッド構造
伊 藤 拓
海 1
0
0
ネットワーク科学
島 田
裕 1
1
2
ハイブリッド薄膜
遠 藤 洋
史 1
0
5
ネットワーク工学
岩 村 惠
市 1
0
6
肺胞再生
山 下 親
正 1
2
6
ネットワーク工学
村 口 正
弘 1
0
8
胚母体間クロストーク
櫻 井 敏
博 1
2
8
ネットワーク工学
福 地
裕 1
0
8
破壊
向 後 保
雄 1
8
9
ネットワーク工学
八 嶋 弘
幸 1
1
0
破壊力学
伊 藤 弘
道 9
3
ネットワーク工学
金 子 敏
信 1
6
0
破壊力学
菊 池 正
紀 1
7
2
ネットワーク工学
伊 丹
誠 1
8
4
爆発安全工学
今 村 友
彦 2
2
5
ネットワーク工学
能 上 慎
也 1
9
8
薄膜
岡 村 総一郎 8
4
ネットワーク工学
松 江 英
明 2
3
0
薄膜
宮 川 宣
明 8
5
ネットワーク工学
田 邉
造 2
3
1
薄膜
山 田 康
洋 9
6
ネットワークセキュリティ
杉 田
誠 2
3
1
薄膜
橋 詰 峰
雄 1
0
3
熱負荷計算
長 井 達
夫 1
0
0
薄膜
伊 藤 勝
利 1
1
9
熱物性
安 盛 敦
雄 1
9
1
薄膜
西 尾 圭
史 1
9
0
熱力学
島 田 洋
輔 1
3
3
薄膜
武 藤
英 2
3
7
燃焼工学
! 山 敦
好 2
1
8
薄膜作製
王 谷 洋
平 2
2
7
燃焼工学
今 村 友
彦 2
2
5
薄膜作製技術
春 本 高
志 1
9
3
燃料電池
谷 内 利
明 1
1
8
発光デバイス
大 川 和
宏 8
4
脳
篠 原 菊
紀 2
3
6
発生学
友 岡 康
弘 1
9
4
脳神経科学
中 村 岳
史 2
1
2
発生学
中 島 忠
章 1
9
7
弘 1
9
4
脳神経経済学
下 川 哲
矢 1
9
8
発生工学
友 岡 康
脳内移行性
山 下 親
正 1
2
6
発生工学
後飯塚
僚 2
1
2
農薬学
朽 津 和
幸 1
4
7
発生生物学
和 田 直
之 1
4
9
パーコレーション
木 村 正
弘 2
3
6
発生生物学
黒 田 玲
子 2
0
5
バーチャルリアリティ
原 田 哲
也 1
8
4
発展方程式
杉 山 裕
介 7
4
バーチャルリアリティ
平 田 幸
広 2
3
0
発泡スチロール型の加工ロボット
永 田 寅
臣 2
1
7
ハード及びソフト磁石
田 村 隆
治 1
9
1
波動光学
山 口 一
弘 2
3
1
バイオイメージング
曽 我 公
平 1
9
0
波動方程式
杉 山 裕
介 7
4
バイオ医薬品
村 上 康
文 1
9
5
ハドロン物理
千 葉 順
成 1
4
0
バイオインフォマティクス
宮 崎
智 1
3
1
弘 2
3
6
バイオインフォマティクス
大和田 勇 人 1
6
6
ハドロン物理学
木 村 正
場の量子論
佐 藤 喜一郎 1
8
1
バイオ活用工学
奈 良 松
範 2
2
9
場の量子論
田 中 郁
バイオセンサ
四反田
功 1
5
8
場の理論
佐 古 彰
史 9
3
バイオ燃料電池
四反田
功 1
5
8
パワーエレクトロニクス
小 泉 裕
孝 1
0
7
バイオマテリアル
大 塚 英
典 8
9
パワーエレクトロニクス
星
一 1
6
2
バイオマテリアル
松 隈 大
輔 9
1
バングラデシュ
小 林 恭
一 2
0
5
バイオマテリアル
菊 池 明
彦 1
8
9
半導体材料
古 川 昭
雄 1
6
1
伸
キ
ー
ワ
ー
ド
順
夫 1
8
3
バイオマテリアル
石 原
量 1
9
2
半導体材料
藤 代 博
記 1
8
4
バイオメトリクス
半 谷 精一郎 1
0
7
半導体材料
福 田 幸
夫 2
2
7
バイオメトリクス
吉 田 孝
半導体集積回路
浜 本 隆
之 1
0
7
博 1
1
8
索
引
35
キーワード
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
36
ひ
氏
名
頁
キーワード
光測定
氏
堤
名
康
頁
半導体集積回路
松 浦 達
治 1
6
5
宏 1
6
5
半導体集積回路
青 木 正
和 2
2
6
光ソリトン
前 田 讓
治 1
6
2
半導体ナノ材料
趙
新
為 9
4
光通信
村 口 正
弘 1
0
8
半導体レーザ
趙
新
為 9
4
光通信
福 地
裕 1
0
8
反応化学
今 堀 龍
志 1
0
4
光通信方式
小 澤 佑
介 1
6
4
隆 1
2
5
昇 1
4
3
反応化学
望 月 正
光通信理論
渡 邉
反応工学
小井土 賢 二 1
7
0
光デバイス
飯 田 大
輔 8
6
反応有機化学
齊 藤 隆
光デバイス
福 地
裕 1
0
8
記 1
8
4
夫 7
8
ビーム応用
目 黒 多加志 9
5
光デバイス
藤 代 博
非可換幾何学
佐 古 彰
史 9
3
光デバイス
藤 川 紗千恵 1
8
7
比較文化
今 村
武 1
3
5
光電気化学
岩 瀬 顕
秀 9
1
比較文学
今 村
武 1
3
5
光電気化学
酒 井 秀
樹 1
5
5
光・磁気機能性材料
安 盛 敦
雄 1
9
1
光電子分光
齋 藤 智
彦 8
4
光CDMA
八 嶋 弘
幸 1
1
0
光半導体
大 川 和
宏 8
4
光陰極
飯 島 北
斗 9
5
光ファイバ
前 田 讓
治 1
6
2
光塩基発生剤
有 光 晃
二 1
5
6
光ファイバ
堤
康
宏 1
6
5
光化学
由 井 宏
治 7
9
光物性
徳 永 英
司 7
5
光化学
渡 辺 量
朗 8
0
光物性
宮 島 顕
祐 8
6
光化学
古 海 誓
一 9
0
光無線通信
八 嶋 弘
幸 1
1
0
光化学
松 本 睦
良 1
9
1
光メモリ
山 本
学 1
8
5
光環境
吉 澤
望 1
5
3
光励起電子ダイナミクス
渡 辺 一
之 7
6
光機能材料
藤 嶋
昭 6
9
微細加工
岡 村 総一郎 8
4
光機能材料
有 光 晃
二 1
5
6
微細加工
早 瀬 仁
則 1
7
2
光計測
山 口 一
弘 2
3
1
微細加工
鈴 木 崇
弘 1
7
5
光硬化
有 光 晃
二 1
5
6
ビジネスエコノミクス
岸 本 太
一 2
0
2
光工学
吉 田 周
平 1
8
8
微小重力流体力学
河 村
洋 2
2
4
博 1
8
1
光酸発生剤
有 光 晃
二 1
5
6
微視力学
福 田
光情報処理
山 本
学 1
8
5
ひずみ速度
板 橋 正
章 2
2
4
光触媒
藤 嶋
昭 6
9
微生物遺伝子機能解析
鎌 倉 高
志 1
4
6
光触媒
大 川 和
宏 8
4
微生物化学
早 川 洋
一 1
3
0
光触媒
工 藤 昭
彦 8
7
微生物学
奈 良
恵 1
5
0
光触媒
岩 瀬 顕
秀 9
1
微生物学
楳 原 琢
哉 1
9
6
光触媒
池 北 雅
彦 1
4
6
微生物生態学
鈴 木 智
3
6
順 1
光触媒
中 田 一
弥 1
4
9
非線形科学
池 口
徹 1
0
9
光触媒
酒 井 秀
樹 1
5
5
非線形科学
島 田
裕 1
1
2
光触媒
小 越 澄
雄 1
6
1
非線形科学
藤 原 寛太郎 1
1
2
光触媒
柳 田 さやか 1
9
3
非線形計画法
矢 部
光触媒
寺 島 千
晶 2
0
7
非線形現象
甲 斐 健
博 8
2
也 1
8
6
光触媒水素製造
荒 川 裕
則 1
0
2
非線形光学
徳 永 英
司 7
5
光水素発生
徳 永 英
司 7
5
非線形光学
須 田
亮 1
4
0
光センサ
藤 代 博
記 1
8
4
ヒ
非線形光学効果
徳 永 英
司 7
5
光潜在性チオール
有 光 晃
二 1
5
6
ヒ
非線形システム
甲 斐 健
也 1
8
6
光センシング
元 祐 昌
廣 1
1
5
ヒ
非線形制御理論
甲 斐 健
也 1
8
6
キーワード
氏
名
頁
キーワード
氏
名
頁
ヒ
非線形分光
徳 永 英
司 7
5
ヒ
非線形力学系
荒 木
修 8
5
風力発電
川 村 康
文 7
4
ヒ
避難
小 林 恭
一 2
0
5
フェージング補償
松 江 英
明 2
3
0
ヒ
避難安全
遠 田
敦 1
5
3
フォークナー
川 村 幸
夫 1
3
4
ヒ
避難計画
大 宮 喜
文 1
5
1
フォトポリマー
有 光 晃
二 1
5
6
ヒ
避難計画
関 澤
愛 2
0
6
フォトレジスト
有 光 晃
二 1
5
6
ヒ
避難シミュレーション
水 野 雅
之 2
0
8
複合材料
松 崎 亮
介 1
7
4
ヒ
非破壊検査工学
石 川 真
志 1
9
2
複合材料
福 田
博 1
8
1
ヒ
微分位相幾何学
佐 古 彰
史 9
3
複合材料
向 後 保
雄 1
8
9
ヒ
微分幾何学
三 浦 幸
平 7
4
複合材料工学
小 柳
潤 1
9
2
ヒ
微分幾何学
佐 古 彰
史 9
3
複合材料力学
荻 原 慎
二 1
7
1
ヒ
微分幾何学
坊 向 伸
隆 9
3
複雑系・非線形・カオスダイナミクス
長谷川 幹 雄 1
0
8
ヒ
微分幾何学
五十嵐 雅 之 1
8
0
複雑系シミュレーション
新 井
ヒ
微分幾何学
榎 本 一
之 1
8
1
複雑ネットワーク
池 口
徹 1
0
9
ヒ
微分幾何学
亀 田 真
澄 2
1
6
福祉機器開発
小 林
宏 1
1
3
ヒ
微分方程式
太 田 雅
人 7
3
福祉工学
竹 村
裕 1
7
4
ヒ
非平衡現象
住 野
豊 8
5
福祉工学
清 水 俊
治 2
2
9
ヒ
非平衡統計基礎論
鈴 木
彰 9
4
複製論
武 村 政
春 7
1
ヒ
ヒューマンインタフェース
高 橋
徹 1
2
1
複素環化学
大 谷
卓 2
0
9
ヒ
表示デバイス工学
坂 本 正
典 2
0
1
複素多様体
大 橋 久
範 1
3
8
ヒ
表面
坂 田 英
明 7
5
服薬アドヒアランス
後 藤 惠
子 1
2
3
ヒ
表面・界面科学
河 合 武
司 1
0
2
服薬指導支援
伊集院 一 成 1
2
2
ヒ
表面改質
佐々木 信 也 1
1
3
符号
宮 本 暢
子 1
4
4
ヒ
表面改質
吉 村 敏
彦 2
1
7
符号理論
藤 沢 匡
哉 1
2
1
ヒ
表面化学
出 村 郷
志 7
7
符号理論
小 松
亨 1
3
9
ヒ
表面化学
柳 田 さやか 1
9
3
不正競争
生 越 由
美 2
0
3
ヒ
表面機能化
遠 藤 洋
史 1
0
5
不正競争
橋 本 千賀子 2
0
4
ヒ
表面修飾
橋 詰 峰
雄 1
0
3
不斉結晶
! 合 憲
ヒ
表面物理
目 黒 多加志 9
5
不斉合成
! 合 憲
三 8
8
ヒ
表面物理
飯 島 北
斗 9
5
不斉合成
木 村
力 9
8
ヒ
表面物理化学
渡 辺 量
朗 8
0
不斉自己触媒
! 合 憲
三 8
8
ヒ
微粒子
山 田 康
洋 9
6
不斉触媒
! 合 憲
三 8
8
ヒ
微粒子合成
庄 野
厚 1
0
2
不斉の起源
! 合 憲
三 8
8
ヒ
品質管理
尾 島 善
一 1
6
6
舞台衣装
小 林 酉
子 1
3
4
ヒ
品質管理
鈴 木 知
道 1
6
6
物質移動
鈴 木 康
一 2
1
6
ヒ
品質管理
安 井 清
一 1
7
0
物質合成
出 村 郷
志 7
7
ヒ
品質工学
大 塚 章
正 2
1
8
物性
福 田
博 1
8
1
ふ
ファイトレメディエーション
中 井
泉 8
9
物性
石 井 隆
生 2
2
6
ヒ
ファイナンス
平 木 多賀人 1
9
9
物性I
塚 本 桓
世 2
1
5
ヒ
風洞試験
雷
忠 2
2
5
健 1
6
5
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
三 8
8
ファイバ型デバイス
堤
康
宏 1
6
5
物性II
坂 田 英
明 7
5
ファイバ非線形
前 田 讓
治 1
6
2
物性II
満 田 節
生 7
6
風工学
木 村 吉
郎 1
7
6
物性II
藤 原 理
賀 7
7
風水力発電
雷
忠 2
2
5
物性II
宮 川 宣
5
明 8
37
キーワード
物性II
氏
名
頁
キーワード
氏
名
元 屋 清一郎 1
4
1
文化資源
宮 武 久
頁
佳 2
0
4
物性II
福 山 秀
敏 2
0
7
文化人類学
木名瀬 高 嗣 9
9
物性化学
井 口
眞 2
2
1
文化政策
生 越 由
物性化学
舟 浴 佑
典 2
2
3
文化政策学
青 野 智
子 2
3
7
物性基礎
橋 爪 洋一郎 8
7
分割表統計解析
富 澤 貞
男 1
4
3
美 2
0
3
物性基礎論
渡 部 昌
平 7
7
分化誘導
山 下 親
正 1
2
6
索
引
物性基礎論
鈴 木
彰 9
4
分化誘導剤
堀 口 道
子 1
2
9
物性制御
大 川 和
宏 8
4
分岐高分子
中
キ
ー
ワ
ー
ド
順
物性物理
出 村 郷
志 7
7
分光学
黒 田 玲
子 2
0
5
物性物理学
田 村 雅
史 1
4
0
分散
近 藤 行
成 1
0
3
物性物理学
出 田 真一郎 1
4
2
分散型エネルギーシステム 谷 内 利
明 1
1
8
物性物理学
(実験)
矢 口
宏 1
4
1
分散協調システム
健 2
3
5
物性理論
遠 山 貴
巳 8
5
分散マルチメディア
黄
平
国 1
2
1
物性理論
浜 田 典
昭 1
4
1
分子
盛 永 篤
郎 1
4
1
章 1
9
3
38
裕美子 9
8
土 屋
沸騰
鈴 木 康
一 2
1
6
分子遺伝学
島 田 浩
物理
川 村 康
文 7
4
分子遺伝学
十 島 二
朗 1
9
6
物理化学
由 井 宏
治 7
9
分子系統
鈴 木 智
順 1
3
6
物理化学
伴 野 元
洋 8
1
分子集合体
酒 井 秀
樹 1
5
5
物理化学
田 村 雅
史 1
4
0
分子集合体
松 本 睦
良 1
9
1
物理化学
遠 藤 健
司 1
5
9
分子触媒化学
今 堀 龍
志 1
0
4
物理化学
本 田 宏
隆 1
8
2
分子神経科学
古 市 貞
一 1
4
8
物理化学
渡 邉
智 1
9
3
分子性結晶
福 山 秀
敏 2
0
7
物理化学
井 口
眞 2
2
1
分子生態学
有 村 源一郎 1
9
6
物理化学
舟 浴 佑
典 2
2
3
分子生物学
武 村 政
物理化学
須 川 修
身 2
2
4
分子生物学
長谷川
豪 8
1
物理化学
内 海 重
宜 2
2
5
分子生物学
田 沼 靖
一 1
2
4
物理教育
鈴 木 克
彦 7
6
分子生物学
高 澤 涼
子 1
2
7
物理設計技術
青 木 正
和 2
2
6
分子生物学
内 海 文
彰 1
3
2
部分多様体
田 中 真紀子 1
3
8
分子生物学
大 谷 直
子 1
4
6
プラズマ
盛 永 篤
郎 1
4
1
分子生物学
大 石 尊
朗 1
4
9
プラズマ
小 越 澄
雄 1
6
1
分子生物学
島 田 浩
章 1
9
3
プラズマ化学
寺 島 千
晶 2
0
7
分子生物学
西 山 千
春 1
9
5
プラズマ物理
吉 岡
健 2
2
0
分子生物学
十 島 二
朗 1
9
6
プラズモニクス
渡 辺 量
朗 8
0
分子生物学
楳 原 琢
哉 1
9
6
フランス革命史
山 中
聡 7
2
分子生物学
草 野 博
彰 1
9
7
ブランド
橋 本 千賀子 2
0
4
分子生物学
佐 藤 祥
子 1
9
7
ブリーフサイコセラピー
松 浦 真
澄 1
1
6
分子生物学
小 川 修
平 2
1
3
春 7
1
プリン受容体
月 本 光
俊 1
2
7
分子生物学
小 幡 裕
希 2
1
3
フローインジェクション分析
浅 野
比 2
2
3
分子設計学
田 沼 靖
一 1
2
4
プログラム言語論
武 田 正
之 1
4
3
分子熱流体工学
金 子 敏
宏 1
7
5
プロジェクトマネジメント
坂 本 正
典 2
0
1
分子分光学
小 山 貴
裕 8
1
文化
栢 木 まどか 1
1
8
分子分光学
伴 野 元
洋 8
1
文化産業
生 越 由
分数冪拡散
杉 山 裕
介 7
4
美 2
0
3
キーワード
へ
ほ
氏
名
頁
分析化学
宮 村 一
夫 7
9
分析化学
由 井 宏
分析化学
阿 部 善
キーワード
氏
名
頁
放射光X線分析
中 井
泉 8
9
治 7
9
放射線生物影響
月 本 光
俊 1
2
7
也 9
0
放射線増感剤
菅 原 二三男 1
4
7
分析化学
小 川 祥二郎 1
2
8
放射線物理学
幸 村 孝
由 1
4
1
分析化学
寺 島 千
晶 2
0
7
法令
小 林 恭
一 2
0
5
分析化学
野 島
雅 2
0
9
ホーソーン
川 村 幸
夫 1
3
4
分析化学
浅 野
比 2
2
3
ホーソーン
奈 良 裕美子 2
3
7
粉体工学
遠 藤 健
司 1
5
9
北欧文学
中 丸 禎
子 7
2
分布論
岩 下 登志也 1
3
5
保型形式
青 木 宏
樹 1
3
8
分離科学
浅 野
比 2
2
3
保健衛生学
太 田 宏
平 7
0
分離操作
庄 野
厚 1
0
2
保健衛生学
白 石 安
男 1
9
8
並列計算
東 平 光
生 1
7
8
ホモロジー代数
眞 田 克
典 7
3
並列計算
杉 本 振一郎 2
2
6
ホルモン作用の分子機構
下 仲 基
之 8
0
弘 2
3
1
並列計算
山 口 一
弘 2
3
1
ホログラフィ
山 口 一
ベシクル
近 藤 行
成 1
0
3
ホログラムメモリ
山 本
学 1
8
5
ベシクル
! 橋
裕 1
0
5
マーケティング
井 上 善
美 2
3
5
ヘテロ原子化学
木 村
力 9
8
マイクロ
谷 口
淳 1
8
6
ベトナム
小 林 恭
一 2
0
5
マイクロ・ナノデバイス
元 祐 昌
廣 1
1
5
ペプチド化学
佐 伯 政
俊 2
2
3
マイクロシステム
奈 良 松
範 2
2
9
ヘルスヴィジランス
伊集院 一 成 1
2
2
マイクロ熱流体工学
元 祐 昌
廣 1
1
5
変形量子化
吉 岡
朗 9
2
マイクロ波回路
村 口 正
弘 1
0
8
変形量子化
金 澤 知
世 9
3
マイノリティ
木名瀬 高 嗣 9
9
偏微分方程式
田 中 視英子 7
3
待ち行列システム
能 上 慎
偏微分方程式
杉 山 裕
介 7
4
まちづくり
栢 木 まどか 1
1
8
ま
偏微分方程式
牛 島 健
夫 1
3
8
まちづくり学
川 向 正
人 1
5
1
相 木 雅
次 1
3
9
マネジメント
高 井 文
子 2
0
0
偏微分方程式
田 村 充
司 1
3
9
マランゴニ対流
河 村
洋 2
2
4
偏微分方程式論
石 田 祥
子 7
3
マルチキャスト
松 澤 智
史 1
4
6
偏微分方程式論
伊 藤 弘
道 9
3
マルチフィジックスシミュレーション
山 本
誠 6
9
偏微分方程式論
山 崎 多恵子 1
3
8
マルチメディア情報処理
松 田 一
朗 1
6
2
変復調
松 江 英
ミクロ経済学
梅 澤 正
史 1
9
9
み
変分法
田 中 視英子 7
3
水処理
出 口
浩 1
7
7
変分問題
立 川
篤 1
3
8
水の科学
石 黒
孝 1
8
8
成 1
0
3
防火安全
小 林 恭
一 2
0
5
ミセル
近 藤 行
法科学
須 川 修
身 2
2
4
ミセル
! 橋
裕 1
0
5
法学
平 山 賢太郎 2
0
5
民俗学
小 林 真
美 9
2
む
キ
ー
ワ
ー
ド
順
也 1
9
8
偏微分方程式
明 2
3
0
索
引
防火法令
小 林 恭
一 2
0
5
無機化学
田 所
誠 7
8
法工学
赤 倉 貴
子 1
1
9
無機化学
山 田 康
洋 9
6
防災
永 野 正
行 1
5
2
無機化学
秋 津 貴
城 9
7
防災
小 林 恭
一 2
0
5
無機化学
田 中 優
実 1
0
3
防災工学
菊 池 喜
昭 1
7
6
無機化学
藤 本 憲次郎 1
5
8
防災水工学
二 瓶 泰
雄 1
7
9
無機ガラス材料
安 盛 敦
雄 1
9
1
法史学
神 野
潔 7
1
無機結晶材料
石 井 隆
生 2
2
6
39
キーワード
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
め
40
氏
名
頁
キーワード
も
モータドライブとその制御
氏
名
大 島 政
頁
無機光化学
工 藤 昭
彦 8
7
英 2
2
6
無機工業材料
駒 場 慎
一 8
7
木質材料
佐 藤 利
昭 1
5
4
無機工業材料
井手本
康 1
5
5
木質耐火建築物
大 宮 喜
文 1
5
1
無機工業材料
久保田
圭 2
0
9
モデリング
日比野 浩 典 1
6
8
無機高分子
郡 司 天
博 1
5
5
模倣品
橋 本 千賀子 2
0
4
無機固体化学
久保田
圭 2
0
9
薬化学
望 月 正
無機材料
石 井 隆
生 2
2
6
薬剤疫学
浜 田 知久馬 1
1
0
や
隆 1
2
5
無機材料化学
藤 本 憲次郎 1
5
8
薬剤疫学
佐 藤 嗣
無機材料化学
山 口 祐
貴 1
5
9
薬剤開発
江 角 浩
道 1
2
6
安 2
1
0
無機材料化学
竹 内
謙 1
8
1
薬剤作用機作の解析
鎌 倉 高
志 1
4
6
無機材料化学
柳 田 さやか 1
9
3
薬剤ターゲットの探索
鎌 倉 高
志 1
4
6
無機材料科学
池 上 啓
太 2
2
2
薬草栽培
和 田 浩
志 1
2
7
子 1
2
5
無線通信
村 口 正
弘 1
0
8
薬品物理化学
牧 野 公
無線通信
古 川 利
博 1
1
0
薬品物理化学
竹 内 一
成 1
2
8
無線通信システム
樋 口 健
一 1
6
3
薬物治療学
青 山 隆
夫 1
2
2
無線通信用集積回路
松 浦 達
治 1
6
5
薬理学
恒 岡 弥
生 1
2
9
メカトロニクス
林
隆
三 1
1
4
薬局管理学
鹿 村 恵
明 1
2
4
メカトロニクス
稲 垣 詠
一 2
1
6
薬局経営
伊集院 一 成 1
2
2
メカトロニクス
池 田
毅 2
1
8
メカトロニクス
成 田 正
メカトロニクス
ゆ
有機エレクトロ二クス
坂 本 正
典 2
0
1
敬 2
2
8
有機化学
井 上 正
之 7
7
市 川 純
章 2
3
0
有機化学
斎 藤 慎
一 7
8
メカトロニクス教育システム 永 田 寅
臣 2
1
7
有機化学
齊 藤 隆
夫 7
8
メカニズムデザイン
梅 澤 正
史 1
9
9
有機化学
磯 田 恭
佑 8
0
メスバウアー分光
山 田 康
洋 9
6
有機化学
! 合 憲
三 8
8
メタボローム
江 角 浩
安 2
1
0
有機化学
松 本 有
正 9
1
めっき
四反田
功 1
5
8
有機化学
佐 藤
毅 9
6
メディア
宮 武 久
佳 2
0
4
有機化学
杉 本
裕 1
0
2
メディア情報学
原 田 哲
也 1
8
4
有機化学
青 木
伸 1
3
0
メディア情報学
平 田 幸
広 2
3
0
有機化学
塚 田
学 1
5
9
メディア情報処理
三代沢
正 2
3
4
有機化学
渡 邉
智 1
9
3
メニーコア
亀 田 裕
介 1
6
4
有機機能性材料
井 口
眞 2
2
1
メルヴィル
奈 良 裕美子 2
3
7
有機機能性材料
舟 浴 佑
典 2
2
3
免疫学
月 本 光
俊 1
2
7
有機金属化学
斎 藤 慎
一 7
8
免疫学
西 山 千
春 1
9
5
有機金属化学
松 本 有
正 9
1
免疫学
安 部
良 2
1
0
有機金属化学
木 村
力 9
8
免疫学
北 村 大
介 2
1
1
有機金属触媒
齊 藤 隆
夫 7
8
免疫学
小 園 晴
生 2
1
3
有機元素化学
齊 藤 隆
夫 7
8
免疫学
中 野 直
子 2
1
3
有機工業材料
近 藤 行
成 1
0
3
免疫学
水 田 龍
信 2
1
3
有機工業材料
阿 部 正
彦 2
0
5
免疫学
小 川 修
平 2
1
3
有機合成
! 合 憲
三 8
8
免疫制御
後飯塚
僚 2
1
2
有機合成化学
河 合 英
敏 8
0
免疫生物学
鈴 木 利
宙 2
1
4
有機合成化学
椎 名
勇 8
8
免震構造
北 村 春
幸 1
5
2
有機合成化学
佐 藤
毅 9
6
キーワード
有機合成化学
よ
ら
り
リ
氏
名
木 村
頁
キーワード
力 9
8
氏
名
頁
リスク最小化計画
佐 藤 嗣
道 1
2
6
健 2
0
6
有機合成化学
今 堀 龍
志 1
0
4
リスク評価
武 田
有機合成化学
半 田 晋
也 1
0
6
リスク評価
梅 澤 雅
和 2
0
8
有機合成化学
本 多
智 1
0
6
リスクマネジメント
奈 良 松
範 2
2
9
弘 2
3
1
有機合成化学
橋 本 茂
樹 1
8
2
立体映像処理
山 口 一
有機材料
松 田 学
則 9
0
リハビリテーション
竹 村
裕 1
7
4
有機材料化学
古 海 誓
一 9
0
リハビリテーション工学
山 口 武
彦 1
8
7
有機太陽電池
藤 嶋
昭 6
9
リモートセンシング
小 島 尚
人 1
7
7
有機超薄膜
松 本 睦
良 1
9
1
粒子線物理学
長 嶋 泰
之 9
4
有機半導体デバイス
渡 邊 康
之 2
2
8
流体
相 木 雅
次 1
3
9
有機反応化学
佐 藤
毅 9
6
流体機械
山 本
誠 6
9
有機−無機ハイブリッド
郡 司 天
博 1
5
5
流体工学
山 本
誠 6
9
有限群
大 橋 久
範 1
3
8
流体工学
石 川
仁 1
1
3
有限要素法
杉 本 振一郎 2
2
6
流体工学
川 口 靖
夫 1
7
1
誘電体
小向得
優 8
4
流体工学
塚 原 隆
裕 1
7
4
誘電体材料
福 田 幸
夫 2
2
7
流体工学
結 城 和
久 2
1
8
輸送特性
宮 川 宣
明 8
5
流体潤滑
杣 谷
啓 1
1
5
溶液化学
由 井 宏
治 7
9
流体力学
村 岡 正
宏 1
7
5
溶液化学
伴 野 元
洋 8
1
流体力学
仲 吉 信
人 1
7
9
要求工学
大 森
晃 1
2
0
量子アルゴリズム
入 山 聖
史 1
4
4
幼少児健康
梅 澤 雅
和 2
0
8
量子エレクトロニクス
盛 永 篤
郎 1
4
1
陽電子消滅
長 嶋 泰
之 9
4
量子エントロピー
渡 邉
昇 1
4
3
ヨーロッパ語系文学
川 村 幸
夫 1
3
4
量子重力理論
佐 藤 喜一郎 1
8
1
予ひずみ
板 橋 正
章 2
2
4
量子情報
入 山 聖
予疲労
板 橋 正
章 2
2
4
量子情報理論
田 中 芳
治 1
4
5
予防
江 角 浩
安 2
1
0
量子通信理論
渡 邉
昇 1
4
3
量子ビーム
井手本
康 1
5
5
乱流
量子力学
鈴 木 克
彦 7
6
誠 6
9
乱流
川 口 靖
夫 1
7
1
理論神経科学
藤 原 寛太郎 1
1
2
乱流
雷
忠 2
2
5
理論物理
鈴 木 克
彦 7
6
乱流
河 村
洋 2
2
4
輪郭系水晶振動子
蟹 江
壽 1
8
4
乱流工学
石 川
仁 1
1
3
臨床試験一般
川 ! 洋
平 9
4
乱流工学
塚 原 隆
裕 1
7
4
臨床試験論
浜 田 知久馬 1
1
0
リー群
田 中 真紀子 1
3
8
臨床心理学
松 浦 真
澄 1
1
6
リー群作用による簡約
金 澤 知
世 9
3
臨床免疫学
安 部
良 2
1
0
一 1
2
6
陸水学
三 浦 和
彦 7
6
臨床薬学
根 岸 健
離散数学
江 川 嘉
美 8
1
倫理学
堀 田 義太郎 1
3
7
離散数学
古 谷 倫
貴 8
3
励起状態
築 山 光
一 7
9
離散数学
小 谷 佳
子 9
3
冷却
鈴 木 康
一 2
1
6
離散数学
宮 本 暢
子 1
4
4
レーザー
宮 島 顕
祐 8
6
離散多変量解析
田 畑 耕
治 1
4
5
レーザー分光学
築 山 光
一 7
9
リスク
河 野
守 1
1
7
レーザー分光学
由 井 宏
治 7
9
リスクコミュニケーション
梅 澤 雅
和 2
0
8
レーダーセンサ技術
松 江 英
明 2
3
0
れ
キ
ー
ワ
ー
ド
順
史 1
4
4
ライフサイクルアセスメント
(LCA) 小井土 賢 二 1
7
0
山 本
索
引
41
キーワード
名
頁
キーワード
氏
名
頁
輔 1
3
3
G
レオロジー
川 口 靖
夫 1
7
1
H
歴史
栢 木 まどか 1
1
8
歴史的環境の保全
伊 藤 裕
連成解析
杉 本 振一郎 2
2
6
IL-1
老化生物学
樋 上 賀
一 1
3
0
IL-1
7
岩 倉 洋一郎 2
1
0
ローカルエリアネットワーク 松 澤 智
史 1
4
6
InGaN微結晶作成と評価
蟹 江
壽 1
8
4
ロールナノインプリト
谷 口
淳 1
8
6
ISO1
4
0
0
0
柳 田
仁 2
3
3
ロボット工学
木 村 真
一 1
6
0
IT&Service
田 中 芳
夫 2
0
1
ロボット工学
稲 垣 詠
一 2
1
6
ITS
八 嶋 弘
幸 1
1
0
ロボット工学
星 野
祐 2
2
4
ロボットサンダー
永 田 寅
臣 2
1
7
ロボットビジョン
Premachandra Chinthaka 1
0
9
ロボットビジョン
亀 田 裕
介 1
6
4
LSI
松 浦 達
治 1
6
5
ロボティクス
小 林
宏 1
1
3
LSI回路設計
増 田 信
之 1
8
6
ロボティクス
竹 村
裕 1
7
4
M
MEMS
早 瀬 仁
則 1
7
2
ロボティクス
甲 斐 健
也 1
8
6
N
Naイオンチャネル
藤 井 志
郎 1
8
1
ワイヤレスシステム
杉 田
誠 2
3
1
O
Open Innovation
田 中 芳
夫 2
0
1
ワイヤレス情報伝送
柴
建
次 1
8
5
P
PM2.
5
武 田
健 2
0
6
ワイヤレス電力伝送
柴
建
次 1
8
5
Presentation
Watson Darnell 1
3
7
1
1分子生物学
政 池 知
子 1
4
9
Public Speaking
Watson Darnell 1
3
7
4
4D画像解析
亀 田 裕
介 1
6
4
Q
QoS適応制御
田 邉
A
A/D変換器
松 浦 達
治 1
6
5
R
Riemannian幾何学
亀 田 真
澄 2
1
6
B
Bioinformatics
原
英 1
4
5
RNAテクノロジー
田 村 浩
二 1
9
4
ろ
索
引
キ
ー
ワ
ー
ド
順
わ
C
D
E
42
氏
島 田 洋
レオロジー
利
久 1
0
0
CAD/CAM/CAE
大 塚 章
正 2
1
8
Caイオンチャネル
藤 井 志
郎 1
8
1
I
GPGPU
亀 田 裕
介 1
6
4
HCI
山 本
栄 1
1
1
Hilbertの第1
3問題
明 石 重
男 1
4
2
ICTを使った教育コンテンツ 山 本 芳
人 7
1
岩 倉 洋一郎 2
1
0
ITS(Intelligent Transport Systems) 小木津 武 樹 1
7
5
L
S
T
LED
藤 代 博
記 1
8
4
LEDレンズ金型仕上げシステム
永 田 寅
臣 2
1
7
造 2
3
1
SCM
平 川 保
博 6
9
Simulation
原
利
英 1
4
5
樹 7
7
CFD
倉 渕
隆 1
0
0
TEM
加 藤 大
COPD
山 下 親
正 1
2
6
THz(テラヘルツ)
築 山 光
一 7
9
Cryptography
原
英 1
4
5
Training
広 瀬 啓
雄 2
3
3
利
CSR
柳 田
仁 2
3
3
V
VLSI
松 浦 達
治 1
6
5
C型レクチン
岩 倉 洋一郎 2
1
0
W
Web-Based
広 瀬 啓
雄 2
3
3
D/A変換器
松 浦 達
Webアプリケーション
大和田 勇 人 1
6
6
治 1
6
5
X
DDS
牧 野 公
子 1
2
5
X線応力測定
春 本 高
志 1
9
3
DDS
山 下 親
正 1
2
6
X線検出器
佐 藤 浩
介 7
7
DDS
竹 内 一
成 1
2
8
X線天文学
松 下 恭
子 7
6
DDS
菊 池 明
彦 1
8
9
X線天文学
幸 村 孝
由 1
4
1
DNAチップ
村 上 康
文 1
9
5
X線分析
阿 部 善
也 9
0
e-Learning
赤 倉 貴
子 1
1
9
X線分析
国 村 伸
祐 1
0
4
e-Learning
川 村 幸
夫 1
3
4
e-Learning
広 瀬 啓
雄 2
3
3
E-Learning
相 川 直
幸 1
8
3
EMI
吉 田 孝
博 1
1
8
English Education
Watson Darnell 1
3
7
索引
分野:
①IT
① I
T
氏 名
山本
②バイオ
研究分野
分野別
③ナノテク・材料
頁
④環境
氏 名
⑤その他
研究分野
頁
マルチフィジックスシミュレーショ
誠 ン、数値流体工学、流体工学、流体 6
9
機械、乱流、圧縮性流、混相流
川!洋平
数理統計、医薬・医学統計、臨床試
9
4
験一般
生産計画、SCM、最適フロー制御、
6
9
生産スケジューリング
岩村惠市
情報セキュリティに関する研究、通
1
0
6
信、ネットワーク工学
平川保博
山 本 芳 人 ICTを使った教育コンテンツの作成
7
1
加 藤 清 敬 制御工学
加 藤 圭 一 数学解析
7
2
低電力回路、低電圧回路、スピント
河 原 尊 之 ロニクス、電子デバイス、生体情報 1
0
7
計測・情報処理
岡 田 紀 夫 函数解析学
7
4
画像処理、情報センシング、半導体
浜 本 隆 之 集積回路、知覚情報処理、知能ロボ 1
0
7
ティクス
江 川 嘉 美 離散数学、グラフ理論
8
1
半谷精一郎
関川
浩
計算数学、数式処理、計算機代数、
8
2
数値数式融合計算
1
0
6
無線通信、光通信、集積回路、マイ
村 口 正 弘 クロ波回路、通信、ネットワーク工 1
0
8
学
8
3
通信・ネットワーク工学、複雑系・非
長谷川幹雄 線形・カオスダイナミクス、ニューラ 1
0
8
ルネットワーク、機械学習、最適化
柳 田 昌 宏 情報理論、作用素論
8
3
福地
裕
光通信、光デバイス、ネットワーク
1
0
8
工学
相 原 研 輔 数値解析
8
3
池岡
宏
コンピュータビジョン、画像処理、
1
0
9
車載、距離推定
古 谷 倫 貴 離散数学
8
3
姜
玄 浩 情報セキュリティ
1
0
9
荒木
修
神経回路網の非線形力学系、生体生
8
5
命情報学
高度道路交通システム(ITS)
、ロボ
Premachandra
ットビジョン、移動・飛行・空陸両 1
0
9
Chinthaka
用ロボット製作及び制御、画像処理
住野
豊
ソフトマター物理、非平衡現象、界
8
5
面現象、生物物理
池口
菊池
靖 数値解析
非線形科学、データ解析、複雑ネッ
徹 トワーク、組合せ最適化、データマ 1
0
9
イニング
9
2
浜田知久馬
医薬統計、応用統計、薬剤疫学、臨
1
1
0
床試験論、計算機統計
統計学、数理統計、医薬統計、デー
9
2
タ解析
古川利博
無線通信、医用工学、画像処理、音
1
1
0
響処理、信号処理
八嶋弘幸
光CDMA、光無線通信、誤り訂正符
1
1
0
号、ITS、通信、ネットワーク工学
小 谷 佳 子 離散数学、グラフ理論
9
3
分
野
別
バイオメトリクス、セキュリティ、
1
0
7
個人認証、画質評価、音声信号処理
橋 口 博 樹 数理統計、多変量解析
宮岡悦良
①索
I 引
T
43
氏 名
研究分野
頁
人間工学、 HCI、 社会システム工学、
1
1
1
安全システム
氏 名
研究分野
頁
東 本 崇 仁 教育工学、知識工学、学習工学
1
2
1
金融工学、金融リスク管理、機械学
塩 濱 敬 之 習、グラフィカルモデル、時系列モ 1
1
1
デル
小茂田昌代 栄養療法サポートのIT化
1
2
3
奥 野 貴 之 最適化、数理計画法
1
1
1
疫学、薬剤疫学、医薬品リスク管理
佐 藤 嗣 道 計画、安全性監視計画、リスク最小 1
2
6
化計画
佐 藤 寛 之 最適化
1
1
2
宮崎
山本
栄
智
バイオインフォマティクス、数理情
1
3
1
報科学、創薬情報科学
娟大
情報科学、生命科学、コンピュータ
1
3
3
科学、創薬科学
裕
ネットワーク科学、非線形科学、数
1
1
2
理工学
權
索①
引 I
藤原寛太郎
理論神経科学、感性情報学、数理工
1
1
2
学、非線形科学
青 木 宏 樹 保型形式、代数学
1
3
8
分
野
別
細谷
剛 通信工学
小松
1
3
9
小林
ロボティクス、福祉機器開発、生態
宏 模倣ロボットシステム開発、画像処 1
1
3
理一般、新機構開発
島田
T
亨 暗号理論、符号理論
ハドロン物理、
(高エネルギー原子核
千 葉 順 成 物理)
、素粒子、原子核、宇宙線、宇 1
4
0
宙物理
交通機械制御、メカトロニクス、カ
1
1
4
ーロボティクス、人間工学
明石重男
エントロピー、Hilbertの第1
3問題、
1
4
2
数学一般(含確率論、統計数学)
松 實 良 祐 機械力学、制御工学、車両運動力学 1
1
6
滝本宗宏
コード最適化、コード並列化、ソフ
1
4
3
トウエア工学、群知能
音響信号計測、バイオメトリクス、
1
1
8
静電気放電(ESD)
、EMI
武田正之
プログラム言語論、情報ネットワー
1
4
3
ク環境
教育工学、法工学、データ解析、シ
赤 倉 貴 子 ステム開発、企業内教育、e-Learning、1
1
9
業務改善支援
太原育夫
推論システム、準無矛盾論理、知能
1
4
3
情報学
情報通信ネットワーク、ネットワー
宮 部 博 史 クアーキテクチャ、ソフトウェアア 1
2
0
ーキテクチャ
渡邉
量子通信理論、光通信理論、量子エ
1
4
3
ントロピー、情報学基礎
林
隆三
吉田孝博
社会システム工学、安全システム、
1
2
0
通信ネットワーク
渡邉
均
大森
晃 ソフトウェア工学、教育情報学
藤沢匡哉
黄
高橋
44
1
1
2
符号理論、暗号理論、情報セキュリ
1
2
1
ティ
平 国 分散マルチメディア、通信品質
徹
1
2
0
1
2
1
教育工学、ヒューマンインタフェー
1
2
1
ス
昇
離散数学:組合わせデザイン、 符号、
宮 本 暢 子 暗号の数理、数学一般(含確率論、 1
4
4
統計数学)
入山聖史
量子情報、量子アルゴリズム、暗号
1
4
4
理論
田 中 芳 治 量子情報理論
原
利英
Bioinformatics、Cryptography、
Simulation
1
4
5
1
4
5
マルチキャスト、ローカルエリアネ
松 澤 智 史 ットワーク、計算機システム、ネッ 1
4
6
トワーク
氏 名
研究分野
頁
氏 名
研究分野
頁
1
6
0
岡田
裕
計算力学、計算破壊力学、材料力学、
1
7
1
安心安全
楳田洋太郎
集積回路、通信、電子デバイス、電
1
6
0
子機器
溝口
博
実世界情報処理、知能機械学、機械
1
7
2
情報学
金子敏信
暗号、情報セキュリティ、通信、ネ
1
6
0
ットワーク工学
竹村
裕
生体計測、ロボティクス、福祉工学、
1
7
4
画像処理、リハビリテーション
小木津武樹
ITS
(Intelligent Transport Systems)
、
1
7
5
知能機械、機械システム
伊東
兵庫
晋 画像・映像の符号化と処理
電子回路、集積回路、アナログ回路、
明 電源回路、回路設計、回路とシステ 1
6
1
ム、電子デバイス、電子機器
光ファイバ、ファイバ非線形、光ソ
前 田 讓 治 リトン、長距離伝送、通信・ネット 1
6
2
ワーク工学
国土情報工学、 リモートセンシング、
小 島 尚 人 画像処理・解析、 システム設計開発、1
7
7
国土計画
松 田 一 朗 マルチメディア情報処理
1
6
2
東平光生
応用力学、弾性波動論、並列計算、
1
7
8
トモグラフィー
樋 口 健 一 無線通信システム
1
6
3
佐伯昌之
計測、構造モニタリング、地震工学、
1
7
8
維持管理工学
山 本 隆 彦 電気工学、医用生体電子工学
1
6
3
アナログ・ディジタル信号処理、E相 川 直 幸 Learning、医療工学、計測・制 御 工 1
8
3
学、画像工学
荒 井 研 一 情報セキュリティ、形式的検証
1
6
4
伊丹
誠
コンピュータビジョン、ロボットビジョン、
6
4
亀 田 裕 介 動き推定、オプティカルフロー、シーンフ 1
ロー、GPGPU、メニーコア、4D画像解析
蟹江
InGaN微結晶作成と評価、周波数温
壽 度安定性のよい輪郭系水晶振動子の 1
8
4
設計と作成
ディジタル通信方式、光通信方式、
1
6
4
ディジタル信号処理
佐 竹 信 一 数値熱流体力学、熱工学
堤
康宏
光ファイバ、ファイバ型デバイス、
1
6
5
光測定
原田哲也
健
経営工学、社会システム工学、公共
1
6
5
行政計画、複雑系シミュレーション
ナノ電子デバイス、超高速デバイス、超高周波デバイス、
藤 代 博 記 光デバイス、LED、光センサ、デバイスシミュレーショ 1
8
4
ン、回路シミュレーション、半導体材料、エピ成長
データマイニング、機械学習、Web
大和田勇人 アプリケーション、バイオインフォ 1
6
6
マティクス
山本
学
光メモリ、ホログラムメモリ、光情
1
8
5
報処理、電子デバイス、電子機器
建次
ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス情
1
8
5
報伝送
統計的データ解析、品質管理、社会
1
6
6
システム工学、安全システム
柴
石垣
綾
生産システム工学、最適化、オペレ
1
6
7
ーションズリサーチ
増 田 信 之 計算機工学、LSI回路設計
原田
最適化、 ソフトコンピューティング、
拓 進化計算、機械学習、エージェント 1
6
9
システム
オペレーションズ・リサーチ、最適
1
7
0
化、データ解析
1
8
4
バーチャルリアリティ、メディア情
1
8
4
報学、データベース
鈴木知道
田中未来
分
野
別
ディジタル通信方式、通信、ネット
1
8
4
ワーク工学
小澤佑介
新井
①索
I 引
T
1
8
6
制御工学、非線形制御理論、非線形
甲 斐 健 也 システム、非線形現象、ロボティク 1
8
6
ス
杉 浦 陽 介 信号処理
1
8
7
45
頁
氏 名
山 口 富 治 電子デバイス、水晶振動子
1
8
8
白石幸英
吉 田 周 平 光工学
1
8
8
星野
氏 名
高梨良文
大驛
T
分
野
別
化合物半導体デバイス、電子、電気
1
9
0
材料工学
潤 経営学
下川哲矢
索①
引 I
研究分野
金融、ニューロエコノミクス(脳神
1
9
8
経経済学)
頁
超分子化学、ナノ粒子、ナノ構造科
2
2
1
学、コロイド界面化学
祐 制御工学、ロボット工学、振動工学 2
2
4
青木正和
半導体集積回路、低電圧、低電力回
2
2
6
路設計、物理設計技術、電子回路
福 田 幸 夫 半導体材料、誘電体材料
平田幸広
2
2
7
バーチャルリアリティ、メディア情
2
3
0
報学
情報通信ネットワーク、トラフィッ
能 上 慎 也 ク、通信、ネットワーク工学、待ち 1
9
8
行列システム
通信方式、変復調、フェージング補償、
松 江 英 明 アドホックネットワーク、アクセス制御、2
3
0
ネットワーク工学、レーダーセンサ技術
経営学、経営組織論、経営戦略論、
高 井 文 子 インターネットビジネス、イノベー 2
0
0
ション、マネジメント
市 川 純 章 知能ロボティクス、メカトロニクス 2
3
0
安藤
2
0
0
杉田
情報セキュリティ、暗号、コンピュータネッ
3
1
誠 トワーク、ネットワークセキュリティ、ソフ 2
トウェアセキュリティ、ワイヤレスシステム
西 口 純 代 形式意味論
2
0
0
田邉
ディジタル信号処理、ディジタル無
造 線通信、QoS適応制御、ネットワー 2
3
1
ク工学
保 坂 忠 明 画像処理
2
0
0
山口一弘
晋 データマイニング、機械学習
ホログラフィ、立体映像処理、画像
2
3
1
処理、波動光学、光計測、並列計算
技術戦略、プロジェクトマネジメント、人
0
1
坂 本 正 典 材教育、表示デバイス工学、有機エレクト 2
ロ二クス、環境社会学、スマートシティ
小坂
田 中 芳 夫 Open Innovation、IT & Service
2
0
1
広瀬啓雄
e-Learning、 Web-Based、 Training、
2
3
3
教育工学
平山賢太郎 法学
2
0
5
三代沢 正
情報通信、メディア情報処理、コン
2
3
4
テンツ配信、技術経営
森 田 昌 宏 火災科学
2
0
7
土屋
健
分散協調システム、情報通信ネット
2
3
5
ワーク
見山友裕
液晶、回路設計、計測、制御、ディ
2
1
5
ジタル信号処理(画像、音声)
尾崎
剛 教育工学
亀田真澄
微分幾何学、Riemannian幾何学、数
2
1
6
学教育、コンピュータ教育
鈴木康一
熱伝達、物質移動、相変化、沸騰、
2
1
6
混相流、冷却、熱工学
伊 藤 紘 二 教育工学、知識処理、通信方式
46
1
9
7
研究分野
2
1
9
武 情報システム論、経営学
2
3
2
2
3
5
② バイオ
氏 名
山本
研究分野
頁
マルチフィジックスシミュレーショ
誠 ン、数値流体工学、流体工学、流体 6
9
機械、乱流、圧縮性流、混相流
太 田 尚 孝 植物分子生物学
7
0
氏 名
研究分野
飯 島 一 智 高分子化学、生体材料
1
0
4
化学工学、生化学、生体材料化学、
1
0
5
ナノテクノロジー
達也
光合成化学、藻類培養、生物物理、
7
0
生化学
嶋田友一郎
武村政春
生物学教育、分子生物学、細胞進化
7
1
学、複製論
半 田 晋 也 有機合成化学
鞆
頁
ナノハイブリッド材料、生体材料、
橋 詰 峰 雄 薄膜、高分子成型加工、表面修飾、 1
0
3
接着、生物有機化学
1
0
6
光物性、非線形光学、非線形光学効果、非線
徳 永 英 司 形分光、電場変調分光、細胞吸収分光イメー 7
5
ジング、顕微分光、光水素発生、光合成
浜田知久馬
医薬統計、応用統計、薬剤疫学、臨
1
1
0
床試験論、計算機統計
赤外自由電子レーザー(FEL-TUS)
、
築 山 光 一 レーザー分光学、励起状態、化学反 7
9
応、THz(テラヘルツ)
藤原寛太郎
理論神経科学、感性情報学、数理工
1
1
2
学、非線形科学
分析化学、計測科学、レーザー分光
由 井 宏 治 学、光化学、溶液化学、物理化学、 7
9
界面・コロイド化学
元祐昌廣
マイクロ熱流体工学、 光センシング、
1
1
5
マイクロ・ナノデバイス
下仲基之
ホルモン作用の分子機構、タンパク
8
0
質化学
礒濱洋一郎 医薬品、健康食品
長谷川 豪
生化学、分子生物学、腫瘍学、環境
8
1
生物学
岡 淳一郎
神経科学、神経薬理学、神経精神疾
1
2
3
患、生活習慣病、ストレス
伴野元洋
物理化学、溶液化学、分子分光学、
8
1
超高速分光学、振動分光学
田沼靖一
分子生物学、生化学、ゲノム創薬学、
1
2
4
分子設計学、情報計算科学
荒木
修
神経回路網の非線形力学系、生体生
8
5
命情報学
東
住野
豊
ソフトマター物理、非平衡現象、界
8
5
面現象、生物物理
牧 野 公 子 薬品物理化学、DDS、コロイド科学 1
2
5
駒場慎一
電気化学、無機工業材料、電気分析
8
7
化学、生物電気化学
DDS、COPD、肺がん、分化誘導、肺胞
山 下 親 正 再生、経肺投与法、吸入製剤設計、吸入 1
2
6
デバイス設計、脳内移行性、点鼻投与
椎名
有機合成化学、天然物化学、創薬化
8
8
学
嶋 田 修 治 医療系薬学
1
2
6
人工的遺伝子発現制御、蛋白質発現
鳥 越 秀 峰 制御、テロメア、細胞老化、細胞癌 8
8
化、一塩基多型、重金属イオン除去
高 澤 涼 子 分子生物学
1
2
7
高分子化学、コロイド界面、バイオ
松 隈 大 輔 マテリアル、高分子ゲル、刺激応答 9
1
性高分子
月本光俊
梅 村 和 夫 生物物理学
吉 澤 一 巳 緩和医療薬学
1
2
7
小川祥二郎 生体分子化学、分析化学
1
2
8
趙
勇
9
4
半導体ナノ材料&ナノデバイス、半導
新 為 体レーザ、光学デバイス、超微細加工、 9
4
太陽電池と新エネルギー、磁性半導体
達 也 生体分析科学
②索
バ引
イ
オ
分
野
別
1
2
2
1
2
5
放射線生物影響研究、免疫学、プリ
1
2
7
ン受容体研究
47
氏 名
研究分野
頁
氏 名
研究分野
頁
櫻井敏博
胎盤形成、胚母体間クロストーク、
1
2
8
内在性レトロウイルス
大 谷 直 子 分子生物学、腫瘍生物学
竹内一成
薬品物理化学、DDS、テラヘルツ分
1
2
8
光法
真核生物の分化、薬剤作用機作の解
鎌 倉 高 志 析と薬剤ターゲットの探索、微生物 1
4
6
遺伝子機能解析
1
4
6
恒 岡 弥 生 薬理学
1
2
9
朽 津 和 幸 植物生理学、植物免疫学、農薬学
1
4
7
堀 江 一 郎 生物系薬学
1
2
9
国沢
1
4
7
隆 生物情報学
堀口道子
再生医療、呼吸器疾患、分化誘導剤、
1
2
9
中枢DDS、吸入製剤、がん幹細胞
抗癌剤、放射線増感剤、医薬結合分
菅原二三男 子、天然物化学、生物生産化学、生 1
4
7
物有機化学
索②
引バ
青木
有機化学、生体関連物質、化学系薬
1
3
0
学
田口速男
分
野
別
早 川 洋 一 微生物化学、創薬化学
イ
オ
伸
樋上賀一
老化生物学、環境生理学(含体力医
1
3
0
学、栄養生理学)
古 市 貞 一 神経化学、分子神経科学
1
4
8
松 永 幸 大 細胞生物学、イメージング
1
4
8
細胞接着分子、 細胞外マトリックス、
深 井 文 雄 癌とその浸潤/転移、炎症性疾患、 1
3
0
接着分子を標的とした治療薬の開発
峯木
和田
茂
環境保全、環境浄化、環境材料、資
1
4
8
源変換
猛 核酸医薬
1
3
1
和 田 直 之 発生生物学、再生医学
秋 本 和 憲 がん研究
1
3
2
政池知子
内 海 文 彰 生化学、分子生物学、生物系薬学
1
3
2
大 石 尊 朗 分子生物学、遺伝子工学
伊 澤 真 澄 天然物化学
1
3
2
紙透伸治
ケミカルバイオロジー、生物有機化
1
5
0
学、天然物化学
伊豫田拓也 自然免疫、細胞接着
1
3
3
北畑信隆
生物有機化学、ケミカルバイオロジ
1
5
0
ー、植物生長調節剤
細胞生物学、神経生理学、電気生理
1
5
0
学
1
4
9
1分子生物学、生物物理学、生化学、
1
4
9
遺伝子工学
1
4
9
娟大
情報科学、生命科学、コンピュータ
1
3
3
科学、創薬科学
篠田
島田洋輔
熱力学、レオロジー、結晶化学、計
1
3
3
算化学
中 島 将 博 酵素学、タンパク質結晶構造解析
1
5
0
鈴木智順
微生物生態学、系統微生物学、環境
1
3
6
微生物、分子系統、環境農学
奈良
1
5
0
權
池 北 雅 彦 アポトーシス、光触媒
48
1
3
0
酵素学、タンパク質科学、生物分子
1
4
7
科学
1
4
6
陽
恵 植物生理学、微生物学
吉見陽児
新規化合物の生理活性解析、糖鎖生
1
5
0
物学
氏 名
研究分野
頁
氏 名
研究分野
頁
界面科学、コロイド科学、乳化、分
酒 井 秀 樹 子集合体、ナノ形態制御材料、光電 1
5
5
気化学、光触媒
島田浩章
植物分子生物学、分子遺伝学、分子
1
9
3
生物学
生体模倣化学、高分子化学、応用電
1
5
6
気化学
田代文夫
細胞生物学、腫瘍分子生物学、神経
1
9
4
発生学、生化学
電気化学、バイオセンサ、バイオ燃料
四反田 功 電池、ナノモーター、ウェアラブル、 1
5
8
印刷、電池、インピーダンス、めっき
田村浩二
生体機能物質化学、 遺伝暗号の化学、
1
9
4
RNAテクノロジー
高分子化学、細胞工学、生体親和性
1
5
9
材料、高分子微粒子、ハイドロゲル
友岡康弘
発生学、発生工学、内分泌学、再生
1
9
4
工学
コンピュータビジョン、ロボットビジョン、
亀 田 裕 介 動き推定、オプティカルフロー、シーンフ 1
6
4
ロー、GPGPU、メニーコア、4D画像解析
西山千春
免疫学、アレルギー学、分子生物学、
1
9
5
応用生命工学
データマイニング、機械学習、Web
大和田勇人 アプリケーション、バイオインフォ 1
6
6
マティクス
三浦成敏
機能、構造生物学、生体電子移動、
1
9
5
金属タンパク質
早 瀬 仁 則 微細加工、MEMS
1
7
2
村上康文
創薬科学、癌研究、DNAチップ、バ
1
9
5
イオ医薬品
生体計測、ロボティクス、福祉工学、
1
7
4
画像処理、リハビリテーション
有村源一郎
エコロジー、植物生理学、分子生態
1
9
6
学、植物アロマサイエンス
十島二朗
分子生物学、分子遺伝学、細胞生物
1
9
6
学
湯浅
真
相川達男
竹村
裕
出口
浩 水処理
橋本茂樹
1
7
7
化学生物学、生物有機化学、有機合
1
8
2
成化学
アナログ・ディジタル信号処理、E相 川 直 幸 Learning、医療工学、計測・制 御 工 1
8
3
学、画像工学
ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス情
1
8
5
報伝送
堀 戸 重 臣 糖鎖工学、生物分子科学
楳 原 琢 哉 合成生物学、分子生物学、微生物学 1
9
6
1
9
7
佐 藤 祥 子 分子生物学、タンパク質工学
1
9
7
バイオマテリアル、機能性高分子、
菊 池 明 彦 DDS、再生医療、組織工学、医用生 1
8
9
体工学、生体材料学
中 島 忠 章 発生学、組織学、内分泌学
1
9
7
近赤外、バイオイメージング、イム
曽 我 公 平 ノアッセイ、医用生体工学、生体材 1
9
0
料学
山本三沙岐 生化学、構造生物学
1
9
7
無機ガラス材料、光・磁気機能性材
安 盛 敦 雄 料、化学・バイオセンサ材料、熱物 1
9
1
性
安部
石黒
建次
機能性材料、ナノマテリアル、太陽
孝 光エネルギー、水の科学、生体材料 1
8
8
物質、構造と機能発現
血液内科学、免疫学、臨床免疫学、
良 腫瘍治療学、腫瘍診断学、移植免疫 2
1
0
学
量
機能性高分子材料、バイオマテリア
1
9
2
ル
自己免疫、関節リウマチ、サイトカイン、
岩倉洋一郎 ア レ ル ギ ー、IL-1、IL-17、C型 レ ク チ 2
1
0
ン、疾患モデル、遺伝子改変マウス
上村真生
医用生体工学、生体材料学、高分子
1
9
3
化学、細胞生物学、医療系薬学
医学、生化学、がん、ゲノム、メタ
江 角 浩 安 ボローム、活性酸素、低酸素、薬剤 2
1
0
開発、予防
石原
分
野
別
1
9
6
草 野 博 彰 分子生物学
柴
②索
バ引
イ
オ
49
氏 名
北村大介
研究分野
免疫学、アレルギー学、抗体作製法、
2
1
1
細胞療法
久 保 允 人 医科学
後飯塚 僚
頁
2
1
1
再生医療、免疫制御、基礎獣医学、
2
1
2
実験動物学、発生工学
中 村 岳 史 脳神経科学、細胞生物学、生物工学 2
1
2
小 園 晴 生 タンパク質化学、免疫学
2
1
3
索②
引バ
中 野 直 子 免疫学
2
1
3
分
野
別
水 田 龍 信 組換え、免疫学
2
1
3
小 川 修 平 免疫学、細胞生物学、分子生物学
2
1
3
小 幡 裕 希 分子生物学
2
1
3
鈴 木 利 宙 免疫生物学
2
1
4
イ
オ
阿部正彦
コロイドおよび界面化学、有機工業
2
0
5
材料
黒田玲子
固体化学、結晶学、キラル化学、分
2
0
5
光学、発生生物学
武田
健
ナノ材料、次世代影響、リスク評価、
2
0
6
PM2.
5
福山秀敏
超伝導、強相関電子系、分子性結晶、
2
0
7
物性II
ナノ材料、幼少児健康、リスク評価、
梅 澤 雅 和 リスクコミュニケーション、次世代 2
0
8
影響
野島
50
雅 分析化学
2
0
9
白石幸英
超分子化学、ナノ粒子、ナノ構造科
2
2
1
学、コロイド界面化学
橋本慎二
生体分子分光学、生物物理学、構造
2
2
2
生物学
氏 名
研究分野
頁
岩 館 寛 大 構造生物化学
2
2
2
佐 伯 政 俊 ペプチド化学、タンパク質科学
2
2
3
太陽光エネルギー変換工学、応用物
渡 邊 康 之 性論、有機半導体デバイス、化合物 2
2
8
半導体
③
ナノテク・材料
氏 名
藤嶋
研究分野
頁
光触媒、光機能材料、ダイヤモンド
昭 電極、有機太陽電池、二酸化炭素還 6
9
元、植物工場
氏 名
研究分野
高 橋 芳 行 高分子物性
頁
8
1
7
2
長谷川 豪
生化学、分子生物学、腫瘍学、環境
8
1
生物学
超伝導、トンネル分光、低温、表面、
7
5
物性II
伴野元洋
物理化学、溶液化学、分子分光学、
8
1
超高速分光学、振動分光学
光物性、非線形光学、非線形光学効果、非線
徳 永 英 司 形分光、電場変調分光、細胞吸収分光イメー 7
5
ジング、顕微分光、光水素発生、光合成
大川和宏
光半導体、結晶成長、物性制御、発
8
4
光デバイス、光触媒
加 藤 圭 一 数学解析
坂田英明
本間芳和
ナノカーボン材料、結晶成長物理、
7
5
走査電子顕微鏡技術
満 田 節 生 物性II
渡辺一之
7
6
ナノスケール計算物理学、光励起電
7
6
子ダイナミクス
ナノ構造物理、ナノカーボン、その
加 藤 大 樹 場走査電子顕微鏡、透過型電子顕微 7
7
鏡、TEM、グラフェン
強誘電体、圧電体、微細加工、薄膜、
岡村総一郎 電気物性、エナジーハーベスティン 8
4
グ
小向得 優 誘電体、相転移
8
4
電子構造、光電子分光、遷移金属酸
齋 藤 智 彦 化物、強相関電子系、強相関エレク 8
4
トロニクス、熱電物質
遠 山 貴 巳 物性理論
8
5
出村郷志
物性物理、超伝導、物質合成、表面
7
7
化学
超伝導体、強電子相関材料、輸送特
宮 川 宣 明 性、トンネル分光、単結晶成長、薄 8
5
膜、物性II
斎藤慎一
有機金属化学、超分子化学、有機化
7
8
学
樋口
齊藤隆夫
反応有機化学、合成有機化学、有機
7
8
元素化学、有機金属触媒、有機化学
宮 島 顕 祐 光物性、光学、レーザー、ナノ材料
8
6
田所
超分子錯体化学、水素結合の科学、
7
8
無機化学
飯 田 大 輔 光デバイス、結晶工学
8
6
赤外自由電子レーザー(FEL-TUS)
、
築 山 光 一 レーザー分光学、励起状態、化学反 7
9
応、THz(テラヘルツ)
津 村 公 平 低温物性、超伝導、グラフェン
8
7
宮 村 一 夫 錯体化学、分析化学、界面化学
永合祐輔
誠
7
9
透 軟X線分光学
8
6
固体物性物理学、低温物理学、超流
8
7
動超伝導、磁性
分析化学、計測科学、レーザー分光
由 井 宏 治 学、光化学、溶液化学、物理化学、 7
9
界面・コロイド化学
工 藤 昭 彦 光触媒、無機光化学、電極触媒作用
河 合 英 敏 有機合成化学、機能性物質
駒場慎一
電気化学、無機工業材料、電気分析
8
7
化学、生物電気化学
有機合成化学、天然物化学、創薬化
8
8
学
8
0
8
7
渡辺量朗
表面物理化学、光化学、プラズモニ
8
0
クス
椎名
磯田恭佑
錯体化学、有機化学、高分子化学、
8
0
機能材料化学
不斉合成、不斉自己触媒、不斉の起
! 合 憲 三 源、不斉触媒、自己増殖、有機合成、 8
8
有機化学、キラル化学、不斉結晶
勇
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
51
索
引
分
野
別
氏 名
研究分野
頁
人工的遺伝子発現制御、蛋白質発現
鳥 越 秀 峰 制御、テロメア、細胞老化、細胞癌 8
8
化、一塩基多型、重金属イオン除去
中井
ファイトレメディエーション、放射
泉 光X線分析、 ナノシート、 考古化学、 8
9
鑑識化学
界面・コロイド化学、バイオマテリ
大 塚 英 典 アル、高分子化学、ナノパーティク 8
9
ル
索
引
分
野
別
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
研究分野
頁
秋 津 貴 城 無機化学、錯体化学、機能材料化学
9
7
佐 竹 彰 治 超分子化学
9
7
青 木 健 一 機能性高分子材料
9
7
根岸雄一
クラスター科学、ナノ材料科学、ナ
8
9
ノ構造科学
木村
力
有機合成化学、有機金属化学、不斉
9
8
合成、ヘテロ原子化学
古海誓一
有機材料化学、光化学、液晶材料学、
9
0
界面化学、光学
中 裕美子
機能性高分子、分岐高分子、液晶高
9
8
分子
松田学則
合成化学、有機材料、機能性分子、
9
0
精密合成、触媒反応
山本貴博
ナノ物性シミュレーション(主に、
9
9
電子輸送、熱伝導、熱電変換)
色素増感太陽電池、 光触媒水素製造、
1
0
2
環境関連化学
岩 瀬 顕 秀 光触媒、光電気化学、人工光合成
9
1
荒川裕則
藏重
9
1
表面・界面科学、ナノ粒子、ナノシ
河 合 武 司 ート、ナノ材料、ソフトマテリアル、1
0
2
刺激応答材料
亘 クラスター化学
高分子化学、コロイド界面、バイオ
松 隈 大 輔 マテリアル、高分子ゲル、刺激応答 9
1
性高分子
庄野
厚
化学工学、分離操作、微粒子合成、
1
0
2
脱水素反応
有機化学、有機金属化学、キラリテ
9
1
ィー
杉本
裕
有機化学、高分子化学、材料化学、
1
0
2
触媒化学
松本有正
梅 村 和 夫 生物物理学
9
4
界面活性剤、可溶化、乳化、分散、
近 藤 行 成 自己集合、ミセル、ベシクル、有機 1
0
3
工業材料
鈴木
9
4
田中優実
目黒多加志 ビーム応用、表面物理、ナノ材料
9
5
ナノハイブリッド材料、生体材料、
橋 詰 峰 雄 薄膜、高分子成型加工、表面修飾、 1
0
3
接着、生物有機化学
西尾太一郎 低温物理学、超伝導工学
9
5
今堀龍志
有機合成化学、反応化学、分子触媒
1
0
4
化学、機能性分子化学、創薬化学
平
9
6
国村伸祐
X線分析、材 料 分 析、環 境 分 析、食
1
0
4
品分析
9
6
飯 島 一 智 高分子化学、生体材料
彰 非平衡統計基礎論、物性基礎論
久 夫 低次元電子物性、電子輸送
佐々木健夫 液晶、機能性高分子
無機化学、電気化学、固体化学、セ
1
0
3
ラミックス工学
1
0
4
毅
有機化学、有機合成化学、有機反応
9
6
化学
高分子・超分子ハイブリッド材料化学、主にハ
遠 藤 洋 史 イブリッド薄膜、超分子ゲル、表面機能化、ナ 1
0
5
ノ粒子、ナノシート、ナノバイオサイエンス
山田康洋
気相クラスター、 メスバウアー分光、
9
6
薄膜、微粒子、無機化学
小 澤 弘 宜 錯体化学
佐藤
52
氏 名
1
0
5
氏 名
研究分野
頁
氏 名
研究分野
頁
嶋田友一郎
化学工学、生化学、生体材料化学、
1
0
5
ナノテクノロジー
DDS、COPD、肺がん、分化誘導、肺胞
山 下 親 正 再生、経肺投与法、吸入製剤設計、吸入 1
2
6
デバイス設計、脳内移行性、点鼻投与
!橋
裕
界面活性剤、乳化、自己集合、ミセ
1
0
5
ル、ベシクル、刺激応答性材料
櫻井敏博
胎盤形成、胚母体間クロストーク、
1
2
8
内在性レトロウイルス
本多
智
有機合成化学、高分子合成化学、自
1
0
6
己組織化
竹内一成
薬品物理化学、DDS、テラヘルツ分
1
2
8
光法
青木
有機化学、生体関連物質、化学系薬
1
3
0
学
低電力回路、低電圧回路、スピント
河 原 尊 之 ロニクス、電子デバイス、生体情報 1
0
7
計測・情報処理
福地
裕
光通信、光デバイス、ネットワーク
1
0
8
工学
伸
細胞接着分子、 細胞外マトリックス、
深 井 文 雄 癌とその浸潤/転移、炎症性疾患、 1
3
0
接着分子を標的とした治療薬の開発
材料力学、材料強度学、機械的特性
荒 井 正 行 評価、材料試験技術、計測技術、コ 1
1
3
ーティング技術
島田洋輔
トライボロジー、表面改質、ナノ物
佐々木信也 性評価、設計工学、真空技術、機械 1
1
3
機能要素
田 村 雅 史 物性物理学、物理化学
吉本成香
設計工学、機械機能要素、トライボ
1
1
4
ロジー
牛 島 邦 晴 材料力学、計算力学
1
1
4
熱力学、レオロジー、結晶化学、計
1
3
3
算化学
1
4
0
浜田典昭
物性理論、固体の第一原理電子状態
1
4
1
計算、遷移金属化合物
元屋清一郎
磁性、金属合金、中性子散乱、核磁
1
4
1
気共鳴、物性II
宮武正明
設計工学、機械機能要素、トライボ
1
1
5
ロジー
矢口
元祐昌廣
マイクロ熱流体工学、 光センシング、
1
1
5
マイクロ・ナノデバイス
幸村孝由
宇宙物理学、天文学、X線 天 文 学、
1
4
1
放射線物理学
宏 物性物理学(実験)
1
4
1
亀 谷 雄 樹 熱工学、炭素、化学反応
1
1
5
澤渡信之
トポロジカルソリトン模型、 素粒子、
1
4
2
原子核、宇宙線、宇宙物理
中 村 恭 子 加工学、材料力学
1
1
6
中田一弥
光触媒、人工光合成、環境浄化、二
1
4
9
酸化炭素還元、抗菌抗ウイルス
伊 藤 勝 利 真空、薄膜
1
1
9
政池知子
1分子生物学、生物物理学、生化学、
1
4
9
遺伝子工学
金
ナノ、ナノチューブ、カーボン、カ
勇 一 ーボンナノチューブ、ナノ粒子、ア 1
1
9
ーク放電、水中アーク
花輪剛久
患者に優しい製剤および投与デバイ
1
2
4
スの開発
牧 野 公 子 薬品物理化学、DDS、コロイド科学 1
2
5
望月正隆
薬化学、合成化学、反応化学、環境
1
2
5
化学
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
建築防災計画、建築火災安全工学、建築安全工
大 宮 喜 文 学、避難計画、煙制御計画、延焼拡大防止機構、1
5
1
木質耐火建築物、高層建築物・地下空間の安全
兼松
学 建築材料、コンクリート工学
1
5
3
板 垣 昌 幸 電気分析学、材料加工、処理
1
5
4
電池材料、強誘電体材料、高温超伝
井手本 康 導酸化物、無機工業材料、電気化学、1
5
5
量子ビーム
53
索
引
分
野
別
氏 名
分
野
別
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
氏 名
研究分野
頁
界面科学、コロイド科学、乳化、分
酒 井 秀 樹 子集合体、ナノ形態制御材料、光電 1
5
5
気化学、光触媒
荻 原 慎 二 複合材料力学、機械材料、材料力学 1
7
1
真
生体模倣化学、高分子化学、応用電
1
5
6
気化学
裕
菊池正紀
計算力学、計算破壊力学、材料力学、
1
7
1
安心安全
破壊力学、材料力学、計算力学、機
1
7
2
械材料、材料力学
フォトポリマー、光酸発生剤、光塩基発生剤、光潜
有 光 晃 二 在性チオール、酸増殖剤、塩基増殖剤、塩基発生無 1
5
6
機微粒子、光硬化、フォトレジスト、光機能材料
早 瀬 仁 則 微細加工、MEMS
1
7
2
北 村 尚 斗 固体化学、計算化学
1
5
7
上 野 一 郎 界面熱流体力学、熱工学
1
7
3
近 藤 剛 史 電気化学、機能性材料
1
5
7
高 橋 昭 如 計算力学、材料科学、材料強度
1
7
3
コロイド、界面化学、界面活性剤、
酒 井 健 一 乳化、吸着、原子間力顕微鏡、機能 1
5
7
物質化学
松 崎 亮 介 複合材料
1
7
4
電気化学、バイオセンサ、バイオ燃料
5
8
四反田 功 電池、ナノモーター、ウェアラブル、 1
印刷、電池、インピーダンス、めっき
村 岡 正 宏 流体力学、混相流
1
7
5
無機化学、無機材料化学、結晶学、
藤本憲次郎 固体化学、コンビナトリアル材料科 1
5
8
学、合成化学
金 子 敏 宏 分子熱流体工学、計算物理学
1
7
5
范
1
7
5
相川達男
高分子化学、細胞工学、生体親和性
1
5
9
材料、高分子微粒子、ハイドロゲル
学 領 計算破壊力学
応用力学、弾性波動論、並列計算、
1
7
8
トモグラフィー
遠 藤 健 司 物理化学、粉体工学、界面化学
1
5
9
東平光生
塚田
1
5
9
加 藤 佳 孝 土木工学
古 谷 昌 大 アミノ酸、第1
1族金属、材料化学
1
5
9
江口康平
山 口 祐 貴 無機材料化学、セラミックス工学
1
5
9
竹内
謙 電気化学、無機材料化学
古 川 昭 雄 電子材料、半導体材料、デバイス
1
6
1
福田
博
学 錯体化学、有機化学
杉山
太陽電池、透明導電膜、カルコパイ
睦 ライト、酸化物半導体、電子、電気 1
6
3
材料工学
永田
肇
電子機能性セラミックス、電子、電
1
6
3
気材料工学
山 本 隆 彦 電気工学、医用生体電子工学
54
頁
岡田
湯浅
索
引
研究分野
元素ブロック高分子、無機高分子、
5
5
郡 司 天 博 前駆体法、 有機 ― 無機ハイブリッド、1
高分子化学
1
6
3
1
7
8
コンクリート工学、混和材、セメン
1
8
0
ト化学、耐久性
8
1
1
複合材料、微視力学、複合材料、物
1
8
1
性
本 田 宏 隆 物理化学
1
8
2
竹内(田村)早苗 機能性材料
1
8
2
蟹江
InGaN微結晶作成と評価、周波数温
壽 度安定性のよい輪郭系水晶振動子の 1
8
4
設計と作成
氏 名
研究分野
頁
ナノ電子デバイス、超高速デバイス、超高周波デバイス、
8
4
藤 代 博 記 光デバイス、LED、光センサ、デバイスシミュレーショ 1
ン、回路シミュレーション、半導体材料、エピ成長
谷口
氏 名
研究分野
頁
量
機能性高分子材料、バイオマテリア
1
9
2
ル
ナノインプリント技術、三次元ナノ構造
8
6
淳 作製、電子ビーム露光技術、マイクロ、 1
ナノデバイス、ロールナノインプリト
上村真生
医用生体工学、生体材料学、高分子
1
9
3
化学、細胞生物学、医療系薬学
機能性酸化物材料、応用物性、結晶
1
8
6
工学
春本高志
窒化物、薄膜作製技術、水熱処理、
1
9
3
水素センサ、X線応力測定
常盤和靖
田 邊 健 治 機能性材料、応用物性
藤川紗千恵
1
8
7
結晶工学、電子デバイス、光デバイ
1
8
7
ス
柳田さやか 光触媒、無機材料化学、表面化学
1
9
3
渡邉
1
9
3
智 有機化学、物理化学、界面化学
1
8
8
村上康文
創薬科学、癌研究、DNAチップ、バ
1
9
5
イオ医薬品
環境低負荷半導体エネルギー変換材
1
8
8
料、電力工学、電気機器工学
山登一郎
生体エネルギー変換機構、タンパク
1
9
5
質の構造と機能、生物物理学
山 口 富 治 電子デバイス、水晶振動子
飯田
努
石黒
機能性材料、ナノマテリアル、太陽
孝 光エネルギー、水の科学、生体材料 1
8
8
物質、構造と機能発現
バイオマテリアル、機能性高分子、
菊 池 明 彦 DDS、再生医療、組織工学、医用生 1
8
9
体工学、生体材料学
向後保雄
石原
複合材料、強度、靭性、破壊、熱応
1
8
9
力、インデンテーション、応力解析
堀 戸 重 臣 糖鎖工学、生物分子科学
1
9
6
技術戦略、プロジェクトマネジメント、人
坂 本 正 典 材教育、表示デバイス工学、有機エレクト 2
0
1
ロ二クス、環境社会学、スマートシティ
田 中 芳 夫 Open Innovation、IT & Service
2
0
1
近赤外、バイオイメージング、イム
曽 我 公 平 ノアッセイ、医用生体工学、生体材 1
9
0
料学
阿部正彦
コロイドおよび界面化学、有機工業
2
0
5
材料
西 尾 圭 史 機能性セラミックス、薄膜、ゾル
黒田玲子
固体化学、結晶学、キラル化学、分
2
0
5
光学、発生生物学
松本睦良
1
9
0
有機超薄膜、分子集合体、界面化学、
1
9
1
光化学
高 柳 英 明 低温電子物性
2
0
6
無機ガラス材料、光・磁気機能性材
安 盛 敦 雄 料、化学・バイオセンサ材料、熱物 1
9
1
性
武田
健
ナノ材料、次世代影響、リスク評価、
2
0
6
PM2.
5
準結晶、近似結晶、金属ガラス、ナ
田 村 隆 治 ノコンポジット磁石、ハード及びソ 1
9
1
フト磁石、金属物性
福山秀敏
超伝導、強相関電子系、分子性結晶、
2
0
7
物性II
古 江 広 和 液晶、応用物性、結晶工学
寺島千晶
プラズマ化学、ダイヤモンド、光触
2
0
7
媒、電気化学、分析化学
1
9
2
潤
複合材料工学、実験力学、数値解析、
1
9
2
材料強度
ナノ材料、幼少児健康、リスク評価、
梅 澤 雅 和 リスクコミュニケーション、次世代 2
0
8
影響
石川真志
材料力学、機械工学、非破壊検査工
1
9
2
学
野島
小柳
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
雅 分析化学
2
0
9
55
索
引
分
野
別
氏 名
久保田 圭
研究分野
頁
無機固体化学、固体電気化学、無機
2
0
9
工業材料
塚 本 桓 世 材料物性、物性I
2
1
5
分
野
別
③
ナ
ノ
テ
ク
・
材
料
頁
福 田 幸 夫 半導体材料、誘電体材料
2
2
7
王 谷 洋 平 薄膜作製、電気・電子材料
2
2
7
伝導性酸化物、酸化物薄膜、液晶、
2
1
5
計測システム
太陽光エネルギー変換工学、応用物
渡 邊 康 之 性論、有機半導体デバイス、化合物 2
2
8
半導体
金田和博
酸化物材料、機能薄膜形成、電気化
2
1
5
学
齋藤
!山敦好
船舶海洋工学、燃焼工学、環境工学、
2
1
8
気象・海洋物理学
阿武宏明
電子材料工学、 エネルギー変換材料、
2
1
9
熱電変換材料
高 頭 孝 毅 構造、機能材料
2
1
9
大 嶋 伸 明 大気圧プラズマ
2
2
1
吉 田 博 行 電子・電気材料工学
2
2
1
眞
物性化学、機能分子科学、有機機能
2
2
1
性材料、物理化学
白石幸英
超分子化学、ナノ粒子、ナノ構造科
2
2
1
学、コロイド界面化学
井口
星
肇 機能材料
2
2
2
浅野
比
分析化学、分離科学、フローインジ
2
2
3
ェクション分析、環境科学
舟浴佑典
物性化学、機能分子科学、有機機能
2
2
3
性材料、物理化学
衝撃工学、動的引張り、ひずみ速度、
板 橋 正 章 予疲労、予ひずみ、機械材料、材料 2
2
4
力学
内海重宜
物理化学、界面化学、材料化学、炭
2
2
5
素材料、磁性材料
石 井 隆 生 無機結晶材料、無機材料、物性
56
研究分野
酒井吉雄
材料工学、表面改質、キャビテーシ
吉 村 敏 彦 ョン応用技術、設計工学、ナノテク 2
1
7
ノロジー
索
引
氏 名
2
2
6
隆 超イオン伝導体
2
2
8
機械材料学、材料工学、材料科学、
西 山 勝 廣 環境材料学、組織制御材料設計学、 2
3
2
材料設計学、機構設計学
武藤
英
イオンビーム工学、加速器、薄膜、
2
3
7
重イオン照射
④ 環
氏 名
境
研究分野
頁
氏 名
研究分野
頁
マルチフィジックスシミュレーショ
誠 ン、数値流体工学、流体工学、流体 6
9
機械、乱流、圧縮性流、混相流
長井達夫
熱環境計画、空調システムのエネル
1
0
0
ギー評価、熱負荷計算
光合成化学、藻類培養、生物物理、
7
0
生化学
伊藤拓海
構造レジリエンス、性能回復、修復、
1
0
0
鉄骨構造、ハイブリッド構造
物理、自然エネルギー活用、風力発
川 村 康 文 電、太陽光発電、教材開発、実験、 7
4
工作
庄野
厚
化学工学、分離操作、微粒子合成、
1
0
2
脱水素反応
大気エアロゾルの気候への影響、気
7
6
象、海洋物理、陸水学
杉本
裕
有機化学、高分子化学、材料化学、
1
0
2
触媒化学
7
7
田中優実
無機化学、電気化学、固体化学、セ
1
0
3
ラミックス工学
分析化学、計測科学、レーザー分光
由 井 宏 治 学、光化学、溶液化学、物理化学、 7
9
界面・コロイド化学
国村伸祐
X線分析、材 料 分 析、環 境 分 析、食
1
0
4
品分析
山本
鞆
達也
三浦和彦
岩 本 洋 子 大気環境科学
長谷川 豪
生化学、分子生物学、腫瘍学、環境
8
1
生物学
高分子・超分子ハイブリッド材料化学、主にハ
遠 藤 洋 史 イブリッド薄膜、超分子ゲル、表面機能化、ナ 1
0
5
ノ粒子、ナノシート、ナノバイオサイエンス
強誘電体、圧電体、微細加工、薄膜、
岡村総一郎 電気物性、エナジーハーベスティン 8
4
グ
小 澤 弘 宜 錯体化学
1
0
5
電子構造、光電子分光、遷移金属酸
齋 藤 智 彦 化物、強相関電子系、強相関エレク 8
4
トロニクス、熱電物質
半 田 晋 也 有機合成化学
1
0
6
樋口
本多
透 軟X線分光学
駒場慎一
8
6
電気化学、無機工業材料、電気分析
8
7
化学、生物電気化学
人工的遺伝子発現制御、蛋白質発現
鳥 越 秀 峰 制御、テロメア、細胞老化、細胞癌 8
8
化、一塩基多型、重金属イオン除去
智
有機合成化学、高分子合成化学、自
1
0
6
己組織化
小泉裕孝
パワーエレクトロニクス、 電力工学、
1
0
7
電気機器工学
植田
電力工学、電気機器工学、電力・エ
1
0
8
ネルギー工学、太陽光発電システム
譲
根岸雄一
クラスター科学、ナノ材料科学、ナ
8
9
ノ構造科学
阿 部 俊 弘 統計科学
阿部善也
分析化学、環境化学、装 置 開 発、X
9
0
線分析、オンサイト分析、考古化学
トライボロジー、表面改質、ナノ物
佐々木信也 性評価、設計工学、真空技術、機械 1
1
3
機能要素
分
野
別
1
1
1
秋 津 貴 城 無機化学、錯体化学、機能材料化学
9
7
林
隆三
交通機械制御、メカトロニクス、カ
1
1
4
ーロボティクス、人間工学
伊 藤 裕 久 歴史的環境の保全
1
0
0
元祐昌廣
マイクロ熱流体工学、 光センシング、
1
1
5
マイクロ・ナノデバイス
隆
換気力学、換気設備、通風、CFD、
1
0
0
建築環境、設備
亀 谷 雄 樹 熱工学、炭素、化学反応
1
1
5
佐々木文夫
応用数学、数学一般(含確率論、統
1
0
0
計数学)
田 所 千 治 トライボロジー、振動工学
1
1
5
倉渕
④索
環引
境
57
氏 名
研究分野
氏 名
頁
研究分野
頁
松 實 良 祐 機械力学、制御工学、車両運動力学 1
1
6
奈良
恵 植物生理学、微生物学
1
5
0
今 本 啓 一 建築材料
井上
隆 建築環境、設備
1
5
1
1
1
7
卓
アーバンデザイン、建築意匠、建築
1
1
7
設計
建築防災計画、建築火災安全工学、建築安全工
大 宮 喜 文 学、避難計画、煙制御計画、延焼拡大防止機構、1
5
1
木質耐火建築物、高層建築物・地下空間の安全
栢木まどか
歴史、近代建築史、都市史、文化、
1
1
8
まちづくり
川向正人
谷内利明
太陽光発電、燃料電池、分散型エネ
1
1
8
ルギーシステム
兼松
学 建築材料、コンクリート工学
1
5
3
索④
引環
渡邉
均
社会システム工学、安全システム、
1
2
0
通信ネットワーク
吉澤
望 建築照明、光環境、照明計画
1
5
3
分
野
別
望月正隆
薬化学、合成化学、反応化学、環境
1
2
5
化学
建築環境工学、環境設計、設備、省
高 瀬 幸 造 エネルギー、太陽エネルギー、再生 1
5
4
可能エネルギー
月本光俊
放射線生物影響研究、免疫学、プリ
1
2
7
ン受容体研究
肥 田 剛 典 建築構造、構造ヘルスモニタリング 1
5
4
坂牛
境
和 田 浩 志 植物化学、化学系薬学、薬草栽培
界面科学、コロイド科学、乳化、分
酒 井 秀 樹 子集合体、ナノ形態制御材料、光電 1
5
5
気化学、光触媒
櫻井敏博
胎盤形成、胚母体間クロストーク、
1
2
8
内在性レトロウイルス
湯浅
伊藤
ニュー・カウンセリング、 教師教育、
1
3
3
人間関係論、教育社会学
北 村 尚 斗 固体化学、計算化学
稔
真
生体模倣化学、高分子化学、応用電
1
5
6
気化学
1
5
7
1
3
4
コロイド、界面化学、界面活性剤、
酒 井 健 一 乳化、吸着、原子間力顕微鏡、機能 1
5
7
物質化学
鈴木智順
微生物生態学、系統微生物学、環境
1
3
6
微生物、分子系統、環境農学
電気化学、バイオセンサ、バイオ燃料
5
8
四反田 功 電池、ナノモーター、ウェアラブル、 1
印刷、電池、インピーダンス、めっき
横田匡紀
公共政策、グローバル、ガバナンス、
1
3
7
市民社会、環境ガバナンス、政治学
無機化学、無機材料化学、結晶学、
藤本憲次郎 固体化学、コンビナトリアル材料科 1
5
8
学、合成化学
関
陽 児 水文地質学
池 北 雅 彦 アポトーシス、光触媒
1
4
6
古 谷 昌 大 アミノ酸、第1
1族金属、材料化学
1
5
9
松 永 幸 大 細胞生物学、イメージング
1
4
8
山 口 祐 貴 無機材料化学、セラミックス工学
1
5
9
茂
環境保全、環境浄化、環境材料、資
1
4
8
源変換
小 越 澄 雄 光触媒、新エネルギー、プラズマ
1
6
1
中田一弥
光触媒、人工光合成、環境浄化、二
1
4
9
酸化炭素還元、抗菌抗ウイルス
星
峯木
58
1
2
7
建築史、都市史、建築デザイン、都
1
5
1
市デザイン、まちづくり学
伸一
パワーエレクトロニクス、 電力工学、
1
6
2
電気機器工学
氏 名
近藤潤次
研究分野
頁
電力工学、電力系統工学、エネルギ
1
6
2
ー環境工学
杉山
太陽電池、透明導電膜、カルコパイ
睦 ライト、酸化物半導体、電子、電気 1
6
3
材料工学
永田
肇
電子機能性セラミックス、電子、電
1
6
3
気材料工学
氏 名
出口
研究分野
浩 水処理
佐伯昌之
頁
1
7
7
計測、構造モニタリング、地震工学、
1
7
8
維持管理工学
二 瓶 泰 雄 環境水理学、防災水工学
1
7
9
水文気象、暑熱ストレス、温熱生理、
1
7
9
流体力学、センサ開発
山 本 隆 彦 電気工学、医用生体電子工学
1
6
3
仲吉信人
片山
1
6
4
三 田 勝 也 コンクリート工学
1
8
0
竹内
1
8
1
昇 エネルギー工学
電子回路、半導体集積回路、LSI、VLSI、アナ
松 浦 達 治 ログ電子回路、アナログデジタル混載集積回路、1
6
5
A/D変換器、D/A変換器、無線通信用集積回路
謙 電気化学、無機材料化学
健
経営工学、社会システム工学、公共
1
6
5
行政計画、複雑系シミュレーション
ナノ電子デバイス、超高速デバイス、超高周波デバイス、
藤 代 博 記 光デバイス、LED、光センサ、デバイスシミュレーショ 1
8
4
ン、回路シミュレーション、半導体材料、エピ成長
堂脇清志
システム工学、エネルギー評価・開
1
6
7
発、化学工学、電気化学
柴
森
俊介
地球温暖化、 エネルギー経済モデル、
1
6
7
廃棄物利用、エネルギー学
制御工学、非線形制御理論、非線形
甲 斐 健 也 システム、非線形現象、ロボティク 1
8
6
ス
綾
生産システム工学、最適化、オペレ
1
6
7
ーションズリサーチ
飯田
努
!嶋隆太
金融工学、経済性工学、政策影響分
1
6
9
析、エネルギー経済
石黒
機能性材料、ナノマテリアル、太陽
孝 光エネルギー、水の科学、生体材料 1
8
8
物質、構造と機能発現
小井土賢二
反応工学、伝熱工学、ライフサイク
1
7
0
ルアセスメント(LCA)
西 尾 圭 史 機能性セラミックス、薄膜、ゾル
川口靖夫
乱流、レオロジー、混相流、伝熱、
1
7
1
エネルギー変換、流体工学
無機ガラス材料、光・磁気機能性材
安 盛 敦 雄 料、化学・バイオセンサ材料、熱物 1
9
1
性
塚原隆裕
流体工学、伝熱工学、数値流体工学、
1
7
4
乱流工学
準結晶、近似結晶、金属ガラス、ナ
田 村 隆 治 ノコンポジット磁石、ハード及びソ 1
9
1
フト磁石、金属物性
新井
石垣
建次
環境低負荷半導体エネルギー変換材
1
8
8
料、電力工学、電気機器工学
1
7
5
柳田さやか 光触媒、無機材料化学、表面化学
鈴 木 崇 弘 伝熱工学、微細加工
1
7
5
島田浩章
土木工学、風工学、振動学、橋梁工
1
7
6
学、構造工学
国土情報工学、 リモートセンシング、
小 島 尚 人 画像処理・解析、 システム設計開発、1
7
7
国土計画
分
野
別
ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス情
1
8
5
報伝送
村 岡 正 宏 流体力学、混相流
木村吉郎
④索
環引
境
1
9
0
1
9
3
植物分子生物学、分子遺伝学、分子
1
9
3
生物学
草 野 博 彰 分子生物学
1
9
7
中 島 忠 章 発生学、組織学、内分泌学
1
9
7
59
氏 名
研究分野
氏 名
頁
技術戦略、プロジェクトマネジメント、人
0
1
坂 本 正 典 材教育、表示デバイス工学、有機エレクト 2
ロ二クス、環境社会学、スマートシティ
研究分野
頁
火災科学、法科学、社会安全、環境
須 川 修 身 科学、物理化学、社会システム工学、2
2
4
安全システム
航空機最適化設計、数値流体力学、
忠 風洞試験、乱流、流れの制御、風水 2
2
5
力発電
阿部正彦
コロイドおよび界面化学、有機工業
2
0
5
材料
雷
黒田玲子
固体化学、結晶学、キラル化学、分
2
0
5
光学、発生生物学
今村友彦
武田
ナノ材料、次世代影響、リスク評価、
2
0
6
PM2.
5
電気機器工学、モータドライブとそ
大 島 政 英 の制御、磁気浮上・磁気軸受、電力 2
2
6
工学
健
森 田 昌 宏 火災科学
2
0
7
平田陽一
燃焼工学、火災安全工学、爆発安全
2
2
5
工学、環境安全工学
太陽光発電システム(エネルギー変
2
2
7
換)
索④
引環
寺島千晶
プラズマ化学、ダイヤモンド、光触
2
0
7
媒、電気化学、分析化学
太陽光エネルギー変換工学、応用物
渡 邊 康 之 性論、有機半導体デバイス、化合物 2
2
8
半導体
分
野
別
水野雅之
火災安全、人間行動・安全、建築・
2
0
8
都市防災、避難シミュレーション
成田正敬
境
ナノ材料、幼少児健康、リスク評価、
梅 澤 雅 和 リスクコミュニケーション、次世代 2
0
8
影響
マイクロシステム、 バイオ活用工学、
奈 良 松 範 リスクマネジメント、 環境修復技術、2
2
9
環境材料、グリーン購入
野島
機械材料学、材料工学、材料科学、
西 山 勝 廣 環境材料学、組織制御材料設計学、 2
3
2
材料設計学、機構設計学
雅 分析化学
久保田 圭
渡辺
2
0
9
無機固体化学、固体電気化学、無機
2
0
9
工業材料
正 環境問題の解剖
金田和博
2
1
4
酸化物材料、機能薄膜形成、電気化
2
1
5
学
材料工学、表面改質、キャビテーシ
吉 村 敏 彦 ョン応用技術、設計工学、ナノテク 2
1
7
ノロジー
!山敦好
森田
船舶海洋工学、燃焼工学、環境工学、
2
1
8
気象・海洋物理学
廣 環境調和型電気電子デバイス工学
池 上 啓 太 触媒化学、無機材料科学
60
磁気浮上、メカトロニクス、振動工
2
2
8
学
2
2
0
2
2
2
浅野
比
分析化学、分離科学、フローインジ
2
2
3
ェクション分析、環境科学
河村
洋
熱伝達、乱流、微小重力流体力学、
2
2
4
マランゴニ対流、太陽光利用
柳田
環境保全、環境経営会計、再生エネ
仁 ルギー、ISO1
4
0
0
0、ドイツ環境管理 2
3
3
会計、CSR、持続可能な発展
関塚正嗣
哲学、環境倫理学、
「環境」概念の研
2
3
6
究、里山再生活動の研究
⑤
氏 名
その他
その他の内容
頁
氏 名
その他の内容
頁
佐 藤 憲 一 アメリカ文学・文化
1
3
7
亀 谷 雄 樹 エネルギー
1
1
5
樋 上 賀 一 医学
1
3
0
星
1
6
2
山 口 俊 和 意思決定工学
1
1
1
結城和久
青 山 隆 夫 医薬品開発
1
2
2
河村
洋 エネルギー、太陽光発電
柴
建 次 医療
1
8
5
森田
廣
西 山 千 春 医療
1
9
5
! 嶋 隆 太 エネルギー、ファイナンス
1
6
9
清 水 俊 治 医療・福祉
2
2
9
堂 脇 清 志 エネルギー開発・システム評価
1
6
7
鹿 村 恵 明 医療薬学
1
2
4
川 口 靖 夫 エネルギー技術
1
7
1
河 野 弥 生 医療薬学
1
2
8
田 畑 耕 治 応用確率統計
1
4
5
木 村 真 一 宇宙システム、ロボティクス
1
6
0
石渡恵美子 応用数学
8
1
北
9
9
橋 口 博 樹 応用数学
8
3
1
3
4
牛 島 健 夫 応用数学
1
3
8
小笠原英穂 オペレーションズリサーチ
8
2
和 丈 英語教育
川 村 幸 夫 英語教育、学習指導、e-Learning
小林酉子
英国社会文化史、ルネサンス演劇、
1
3
4
日欧交易史
伸 一 エネルギー
エネルギー、エレクトロニクス、機
2
1
8
械
2
2
4
エネルギー、ディスプレイ、デザイ
2
2
0
ン工学
奈良裕美子 英語圏文学、英語教育
2
3
7
伊 藤 弘 道 解析学
9
3
松 本 靖 彦 英文学
1
3
5
上 野 一 郎 界面熱流体
1
7
3
深瀬有希子 英米文学
1
3
6
戸 川 美 郎 カオス、大域解析学
1
4
3
磯 田 恭 佑 化学
8
0
塚田
1
5
9
白石安男
植田
疫学、保健衛生学、スポーツ医学、
1
9
8
伝統武道
譲 エネルギー
1
0
8
学 化学
⑤索
そ引
の
他
分
野
別
61
氏 名
井上正之
その他の内容
頁
化学教育のための低環境負荷型実験
7
7
教材の開発
氏 名
その他の内容
頁
長 嶋 泰 之 基礎物理学
9
4
金子
宏 確率モデル
7
2
齊 藤 隆 夫 基礎有機化学研究
7
8
辻本
誠 火災安全工学
1
1
7
山 本 宏 樹 教育
1
3
7
遠田
敦 火災安全工学
1
5
3
小 川 正 賢 教育
2
0
1
大 塚 章 正 機械
2
1
8
伊藤
1
3
3
索⑤
引そ
林
隆 三 機械システム
1
1
4
川 村 康 文 教育・自然エネルギー
7
4
分
野
別
市 川 純 章 機械システム
2
3
0
畑 中 大 路 教育学
2
1
6
本 田 宏 隆 教養教育
1
8
2
の
他
小林
62
宏
機械システム、人間支援システム、
1
1
3
ロボット
稔 教育、教員養成
田 所 千 治 機械設計
1
1
5
谷 内 利 明 クリーンエネルギー
1
1
8
佐々木信也 機械設計・製造、省エネ技術
1
1
3
清藤多加子 グローバル人材育成
2
3
6
杣谷
1
1
5
別 所 信 夫 経営
2
0
1
野 口 昭 治 機械要素設計
1
7
2
宮 永 博 史 経営
2
0
2
金 澤 知 世 幾何学
9
3
平尾
毅 経営
2
3
4
大沼
1
9
9
鳥 居 陽 介 経営
2
3
5
横 田 匡 紀 企業の社会的責任(CSR)
1
3
7
山 縣 宏 寿 経営
2
3
5
西 野 和 美 技術経営
2
0
2
井 上 善 美 経営・マーケティング
2
3
5
椎名
勇 基礎・応用有機化学
8
8
飯 田 洋 市 経営科学
2
3
3
國分
淳 基礎科学
1
3
6
岸 本 太 一 経営学
2
0
2
啓 機械要素
宏 企業経営と会計
氏 名
その他の内容
頁
氏 名
その他の内容
頁
吉 沢 正 広 経営学
2
3
3
西 口 純 代 言語学
2
0
0
石垣
1
6
7
伊 藤 拓 海 減災
1
0
0
1
0
1
盛 永 篤 郎 原子分子光物理
1
4
1
1
6
8
木 村 吉 郎 建設
1
7
6
坂 本 徳 仁 経済学
1
3
6
熊 谷 亮 平 建築
1
0
1
梅 澤 正 史 経済学、経営科学
1
9
9
安原
幹 建築
1
5
3
中 平 千 彦 経済工学、社会工学
2
3
4
吉澤
望 建築
1
5
3
吉岡
健 計算科学
2
2
0
丹羽由佳理 建築
1
5
4
東 平 光 生 計算力学
1
7
8
川向正人
杉本振一郎 計算力学
2
2
6
河野
大 石 悦 子 言語/コミュニュケーション
1
9
7
佐 藤 利 昭 建築構造・材料
織 田 哲 司 言語・文化
1
3
5
北村春幸
太 田 宏 平 健康・医療
7
0
衣 笠 秀 行 建築物の経済耐震性評価
1
5
2
中井
定 健康科学
1
8
3
兼松
学 建築分野
1
5
3
清岡
智 健康と運動処方
1
3
4
関澤
愛 建築防火、都市防災、消防防災
0
6
2
清水
眞 言語学
7
0
佐 藤 浩 介 高エネルギー宇宙物理学
7
7
長谷川新一 言語学
9
2
雷
2
2
5
高橋
9
8
松浦真澄
崔
馮
綾 経営工学
彰 訓 計画
玲 経済、経営、会計
薫 言語学
⑤索
そ引
の
他
分
野
別
建築・都市デザインへの歴史文化・
1
5
1
生態系からの取り組み
守 建築構造・火災安全
1
1
7
1
5
4
建築構造学、建築構造設計、免震構
1
5
2
造、制振構造
忠 航空宇宙工学、流体工学
公衆衛生、産業精神保健、臨床心理
1
1
6
学
63
氏 名
葛西
その他の内容
誠 交通
寺部慎太郎
頁
1
8
0
交通、運輸、消費者行動、マーケティ
1
7
9
ング
氏 名
その他の内容
頁
塚 原 隆 裕 省エネルギー
1
7
4
中 井 誠 司 証券市場における財務情報の役割
2
3
4
横 山 秀 樹 語学
1
8
2
松 岡 隆 志 情報力学とその応用
2
3
3
池 田 容 子 語学
2
1
5
小 越 澄 雄 新エネルギー
1
6
1
吉 岡 正 道 国際会計学
1
9
9
坂 井 教 郎 新規分子変換法の創出
1
5
7
索⑤
引そ
後 藤 惠 子 コミュニケーション、行動科学
1
2
3
篠原菊紀
分
野
別
田 中 芳 夫 サービスサイエンス
2
0
1
相 川 直 幸 信号処理/画像工学
矢部
8
2
赤倉貴子
西 山 勝 廣 材料設計・材料創製技術
2
3
2
松 本 和 子 人文(文学)
9
9
飯山かほり 地震工学
1
0
1
木名瀬高嗣 人文・社会
9
9
星野
2
2
4
小 林 真 美 人文科学
9
2
鈴 木 英 之 自然科学
1
3
9
村 上 貴 聡 人文社会
7
1
櫻 井 哲 朗 自然科学
2
3
7
森 田 泰 介 心理・人間
9
2
塚 本 良 道 地盤工学(土木工学)
1
7
7
木 田 雅 成 数学
7
2
平木多賀人 社会科学分野における学術動向調査 1
9
9
小 池 直 之 数学
3
7
野沢
1
8
1
眞 田 克 典 数学
7
3
今 本 啓 一 社会資産の保存・維持管理
1
1
7
太 田 雅 人 数学
7
3
兵庫
1
6
1
横 田 智 巳 数学
7
3
の
他
64
博 最適化理論
祐 システム工学
肇 社会学
明 集積回路・電子回路
神経科学、応用健康科学、商学、経
2
3
6
営学
1
8
3
人材開発、企業内教育、業務改善支
1
1
9
援
氏 名
その他の内容
頁
氏 名
その他の内容
頁
田中視英子 数学
7
3
榎 本 一 之 数学
1
8
1
石 田 祥 子 数学
7
3
井上
2
2
0
三 浦 幸 平 数学
7
4
佐 藤 隆 夫 数学、基礎科学
9
3
吉井健太郎 数学
7
4
吉岡
9
2
黒沢
健 数学
8
3
佐 古 彰 史 数学、物理学
9
3
齊藤
功 数学
9
3
清 水 克 彦 数学教育、科学教育
7
3
坊 向 伸 隆 数学
9
3
金 井 範 夫 数学啓発
2
3
6
立川
篤 数学
1
3
8
細 尾 敏 男 数学の一分野、代数学
1
3
6
田中真紀子 数学
1
3
8
山本
誠 数値流体工学
6
9
山崎多恵子 数学
1
3
8
相 原 伸 一 数理システム
2
2
9
平 場 誠 示 数学
1
3
8
倉 上 弘 幸 数理統計学
1
4
5
大 橋 久 範 数学
1
3
8
岩下登志也 数理統計学(多変量解析)
1
3
5
加 塩 朋 和 数学
1
3
9
市 村 志 朗 スポーツ
1
3
5
相 木 雅 次 数学
1
3
9
松 田 忠 典 制御
1
1
9
田 村 充 司 数学
1
3
9
甲 斐 健 也 制御工学
1
8
6
森 澤 貴 之 数学
1
3
9
内海隆行
小 林 正 弘 数学
1
4
5
筧
五十嵐雅之 数学
1
8
0
石 川 敬 史 政治学
啓 数学
朗 数学、非可換幾何学、量子化
⑤索
そ引
の
他
分
野
別
制御システム、計算機シミュレーシ
2
1
6
ョン
宗 徳 生産工学
1
6
9
3
1
8
65
氏 名
その他の内容
頁
氏 名
その他の内容
頁
藤 井 志 郎 生物物理、生体膜イオンチャネル
1
8
1
坂 田 英 明 超伝導体
7
5
山中
7
2
宮 岡 悦 良 データ解析
9
2
阿 部 善 也 装置開発、考古化学
9
0
川 ! 洋 平 データ解析
9
4
今 堀 龍 志 創薬
1
0
4
塩 濱 敬 之 データサイエンス・金融工学
1
1
1
齋 藤 晃 一 素粒子・原子核理論
1
3
9
鈴 木 公 明 デザイン・知的財産
2
0
4
索⑤
引そ
田 中 郁 夫 素粒子論
1
8
3
堀田義太郎 哲学倫理学
1
3
7
分
野
別
佐藤喜一郎 素粒子論、重力理論
1
8
1
竹 内 一 成 テラヘルツ分光法
1
2
8
北林
7
2
中 田 時 夫 電子材料・デバイス
2
0
7
の
他
聡 西洋史
保 体育・スポーツ科学
7
4
五 味 嗣 夫 地域産業振興
2
3
2
松 下 恭 子 天文学
7
6
淺 見 節 子 知的財産
2
0
3
亀 谷 和 久 天文学
1
7
0
石 井 康 之 知的財産
2
0
3
大 越 克 也 天文学
1
8
2
荻野
誠 知的財産
2
0
3
近 藤 潤 次 電力・エネルギー
1
6
2
生 越 由 美 知的財産
2
0
3
浅 井 英 樹 ドイツ文学
1
3
5
橋本千賀子 知的財産
2
0
4
今村
武 ドイツ文学・演劇・文化・言語
1
3
5
宮 武 久 佳 知的財産
2
0
4
瀬尾
隆 統計科学
8
2
榎 本 理 恵 統計科学
8
3
兵頭
8
3
平塚三好
李
66
Zacharie
Jehl
小 原 大 樹 代数学、環論
知的財産、IT・電子・ビジネスモデ
2
0
4
ル特許、欧米知財、危機管理
海 燕 中国を中心とした東アジア研究
9
9
電子材料・デバイス
昌 統計科学
2
0
9
氏 名
その他の内容
頁
氏 名
その他の内容
頁
生 亀 清 貴 統計学
1
4
5
飯 島 北 斗 物理
9
5
富 澤 貞 男 統計数理
1
4
3
半 澤 克 郎 物理(物性理論)
1
4
1
野 澤 昌 弘 統計的データ解析
2
0
0
鈴 木 克 彦 物理 基礎研究
7
6
奥 原 正 夫 統計的品質管理、価値工学
2
3
2
辻 川 信 二 物理学
9
5
安 井 清 一 統計的品質管理、データサイエンス 1
7
0
木 村 正 弘 物理学
2
3
6
坂牛
1
1
7
宇 津 栄 三 物理学、電気工学(超音波)
1
1
6
平山賢太郎 特許権のライセンス等による活用
2
0
5
中 丸 禎 子 文学
7
2
三 田 勝 也 土木
1
8
0
宗 内 綾 子 文学
1
3
6
佐 藤 圭 子 バイオインフォマティックス
1
4
4
汪
1
3
5
大 川 和 宏 発光デバイス、水素発生
8
4
青 野 智 子 文化政策、アメリカ文化研究
2
3
7
須田
亮 光科学
1
4
0
小 山 貴 裕 分光
8
1
築 山 光 一 光計測
7
9
杉 山 裕 介 偏微分方程式
7
4
徳 永 英 司 光計測、分光計測
7
5
小 林 恭 一 防火・防災・危機管理
2
0
5
尾 島 善 一 品質管理、統計的方法
1
6
6
神野
潔 法学
7
1
佐 藤 嗣 道 ファーマコビジランス
1
2
6
柏 ! 敏 義 法学
1
3
4
出田真一郎 物質の電子構造解析
1
4
2
永 野 正 行 防災
1
5
2
藤 原 理 賀 物性物理学
7
7
水 野 雅 之 防災
2
0
8
渡 部 昌 平 物理
7
7
菊 池 喜 昭 防災、建設
1
7
6
卓 都市・建築
義 翔 文化人類学
⑤索
そ引
の
他
分
野
別
67
氏 名
その他の内容
頁
氏 名
二 瓶 泰 雄 防災・減災
1
7
9
永田寅臣
幸 村 孝 由 放射線検出器の開発
1
4
1
山 下 親 正 DDS、再生医療
溝口
1
7
2
博 メカトロニクス
Watson
Darnell
その他の内容
頁
ロボットや工作機械の制御、自動化
2
1
7
技術など
1
2
6
English Education
1
3
7
日比野浩典 ものづくり
1
6
8
田 沼 靖 一 in silicoゲノム創薬
1
2
4
上 村 直 樹 薬学
1
2
3
下 川 哲 矢 Neuroeconomics
1
9
8
索⑤
引そ
伊集院一成 薬局管理学
1
2
2
分
野
別
大谷
2
0
9
の
他
卓 有機化学
松 田 学 則 有機合成化学
9
0
木村
9
8
力 有機合成化学
草 間 文 彦 ライセンシング
2
0
3
山 口 武 彦 リハビリテーション、教育システム 1
8
7
小島尚人
石川
リモートセンシング、画像処理・解
1
7
7
析、GIS
仁 流体
橋爪洋一郎 理論物理
8
7
根 岸 健 一 臨床
1
2
6
栢木まどか 歴史、文化
1
1
8
池田
2
1
8
毅 ロボット
稲 垣 詠 一 ロボット工学
68
1
1
3
2
1
6
理東
学京
理
部大
研究シーズ
東京理科大学
フジシマ
アキラ
藤嶋 昭 学長
研究技術分野
光触媒、光機能材料、ダイヤモンド電
極、有機太陽電池、二酸化炭素還元、
植物工場
研究技術テーマ
●外装・内装材用セルフクリーニング光触媒の研究開発
●ダイヤモンド電極による水浄化技術の開発
●色素増感太陽電池の開発
●CO2を原料とする燃料生成プロセスの研究開発
●植物工場における有用植物の生産技術開発
研究技術内容
酸化チタンなどの薄膜半導体を各種基板の上に種々の方
法で固定し、太陽光などの光照射下における光触媒反応
をおこさせ、空気浄化、水浄化、セルフクリーニング、
防曇、殺菌などをおこさせる光触媒効果を利用する技術。
各種太陽電池、特に色素増感太陽電池を含む有機太陽電
池の性能向上をはかり、長寿命化などに向け研究する。
ボロンをドープした導電性ダイヤモンドを作り、これの
特異な電気化学特性を利用したオゾン生成法やセンサー
としての応用をおこなう。炭酸ガスの新しい還元固定法
を調べ、太陽エネルギーによる炭酸ガスの燃料化を研究
する。水耕栽培による植物工場において、光触媒式養液
浄化システムを開発し、漢方薬の原料となる生薬の人工
栽培にも取り組む。
産業への利用
光触媒は、日本はもちろんアジアの各国、ヨーロッパや
アメリカなどを含めすでに広い領域での応用が進んでい
る。今後は、さらに光触媒作用としての効率の向上、長
寿命化、高耐久性、あるいは可視光応答化などを試み、
一層の応用範囲を広げる。例えば、建材のセルフクリー
ニングの効果についての応用では、タイルやガラスへは
広く適用されつつあるが、自動車のボディのセルフク
リーニング、あるいは室内の弱い光線のもとでの鏡の防
曇効果の適用などがある。強い悪臭環境、例えば動物実
験舎の消臭などが可能な光触媒空気清浄機の開発などを
試みているが、世界的にもインパクトが大きいテーマと
思っている。水処理への応用は相当むずかしいが、この
方面にもトライしたい。光触媒以外のことも積極的に取
り組みたいと思っている。環境問題やエネルギー問題が
最も大事なテーマであり、多くの方々と協力しながら実
施できたらと考えている。その一つに植物工場がある。
光触媒の水処理技術を使って、より有用な漢方薬を作る
ための薬草の栽培などにも取り組む予定である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
研究技術分野で掲げたテーマに関しては十分な知見と実
績を持っており、基礎研究から製品開発までワンストッ
プで様々な研究に取り組むことができる。すでに製品化
構想をもった企業はもちろん、これから製品開発を始め
たいという企業に対しても、フレキシブルに対応できる
体制で臨んでいる。
その他所属研究機関
総合研究機構光触媒国際研究センター
ヤマモト
マコト
山本 誠 副学長
研究技術分野
マルチフィジックスシミュレーショ
ン、数値流体工学、流体工学、流体機
械、乱流、圧縮性流、混相流
研究技術テーマ
●電気化学加工の数値シミュレーション
●サンドエロージョン及び粒子付着現象の数値予測
●脳動脈瘤の成長・破裂に関する数値的研究
●サイクロンの流動機構及び粒子捕集に関する研究
●ジェットエンジンにおける着氷現象の数値予測法に関
する研究
研究技術内容
圧縮性流/非圧縮性流、単相流/混相流、乱流/層流、
反応流/非反応流を問わず、産業界における複雑なマル
チフィジックス現象を数値予測するためのモデル化およ
びソフトウェア開発が得意分野。
産業への利用
各種マルチフィジックス流体現象を数値計算することに
より、機械の性能や安全性の改善に関する指針を提供す
るとともに、開発したソフトウェアは産業界で設計業務
等に利用されている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
マルチフィジックス現象をシミュレーションするための
様々なプログラムを開発し、民間企業に納めた実績が多
数ある。例えば、圧縮機に用いられる3次元翼に対する
電気化学加工プロセスをシミュレーションするプログラ
ム。
所属研究室
山本研究室
ヒラカワ
ヤスヒロ
平川 保博 副学長
研究技術分野
生産計画、SCM、最適フロー 制 御、
生産スケジューリング
研究技術テーマ
●多段階生産システムの最適フロー制御方式
●最適配送経路決定方式
●最適倉庫保管政策
●最適在庫政策(サプライチェーンマネジメント)
●最適生産スケジューリング
東京理科大学
69
東理
京
理学
大部
研究技術内容
組合せ最適化、準モンテカルロ法などPCを利用した現
場対応型システムの構築、多段階多品目ロット生産スケ
ジューリングシステムの開発、EXCEL(VBA)を利用
した対話型販売データ分析システムの開発などに実績。
PCによる生産スケジューリングシステム、生産計画シ
ステム、在庫管理システム、最適配送計画システムの開
発。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
可能な産学連携形態
生産スケジューリングシステム、生産計画システム、在
庫管理システム、最適配送計画システムの開発。
理学部第一部
具体的な産学連携内容
酸 性 環 境 に 生 育 す るCyanidium caldaliumの プ ロ ト ン
ATPase遺伝子のクローニングとその遺伝子利用による
耐酸性作物の作成
所属研究室
太田研究室
具体的な産学連携内容
教養学科
コウヘイ
太田 宏平 教授
研究技術分野
産業への利用
酸性ストレス耐性を付与した育種が可能となる
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
産業への利用
オオ タ
環境変化に強い、悪い環境でも育つ植物を作ることを目
標に研究を進めています
保健衛生学
研究技術テーマ
●健康科学
●高齢者医療
●認知症
●在宅医療
所有研究装置
リアルタイムPCR
シ ミズ
マコト
清水 眞 教授
研究技術分野
コーパス言語学
研究技術テーマ
●コロケーション
●学術目的のための英語
研究技術内容
科学技術論文でよく用いられる他動詞+名詞のコロケー
ションを抽出するため、電子ジャーナルより論文をダウ
ンロードし、他動詞+名詞を自動抽出した後、分析して
いる。
研究技術内容
目的:高齢者医療の総合的有用性/在宅医療の科学的検
証と幸福度評価 方法:フィールドワーク(実地医療)
を介して高齢者医療、特に在宅医療の問題を抽出する。
さらにその改善案を検討・実践を通して再評価する。
産業への利用
機械翻訳
可能な産学連携形態
共同研究
産業への利用
医療、介護分野での応用
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
トモ
タツ ヤ
鞆 達也 教授
研究技術分野
太田(宏)研究室
光合成化学、藻類培養、生物物理、生
化学
研究技術テーマ
オオ タ
ヒサタカ
太田 尚孝 教授
研究技術分野
植物分子生物学
研究技術テーマ
●シアノバクテリアの酸性ストレス環境応答
●シロイヌナズナの酸性ストレス環境応答
研究技術内容
食糧増産や環境保全、医薬品などの生産、エネルギー生
産などにおいて植物の遺伝子操作やバイオテクノロジー
の発展が期待され、動物とは異なった植物独自の生理的
現象や制御機構(光合成、外部環境への適応、分化の全
能性、独自の形態形成など)に関わる遺伝子群の分子生
物学的研究が進められています。植物は動物とは異なり、
移動することができません。そのため、周囲の環境変化
(気温、日照、乾燥など)
に直接さらされてしまいます。
そこで、植物は環境変化に順応するために必要なタンパ
ク質を合成するなどの細胞応答をしています。このよう
な植物の環境ストレス応答の分子機構(環境ストレスに
応答してどのような遺伝子が発現しているかなど)を解
明し、それらの遺伝子を農作物に導入することにより、
70
東京理科大学
●シアノバクテリアによる水分解反応の解明
●近赤外光を利用した藻類による新しいエネルギー創生
●紅藻の光化学系の機能解明
研究技術内容
光合成反応において藻類は非常に多様性に富んでおり、
エネルギー生産、物質生産に新しい可能性を持っている。
研究室では、種々の藻類から生化学的に純化された標品
が単離・精製可能であり、それを利用して時間分解分光
や物理学的測定のノウハウが蓄積している。特に、水分
解反応を担う光化学系IIにおいての知見は豊富であり、
エネルギーおよび電子伝達反応の素課程の解析を行って
いる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
理学部鞆研究室
所有研究装置
タンパク質精製クロマトグラフィー装置、超遠心機、化
学発光測定装置、吸収分光機、蛍光分光器、HPLC、藻
類培養設備
●複製論
研究技術内容
ヤマモト
ヨシ ト
山本 芳人 教授
研究技術分野
ICTを使った教育コンテンツの作成
研究技術テーマ
●PPTを使って簡単に電子教材を作成する
●ナレーションを使った教材の作成
●LMSを使った効果的な電子教材の作成方法
研究技術内容
産業への利用
パワーポイントのアニメーション機能を使って、学生教
育用のICT教材を作成している。説明用のナレーション
は文字テキストによって入力し、音声(ナレーション)
に変換するため、音声の変更や作成が比較的容易でクリ
アな音声を作成できる。また、応用として、英語による
教材も容易にできる。動画は作成に時間がかかり、ネッ
トワークが遅い環境だと表示に時間がかかる。また、一
度作成した動画の一部変更は、ほとんどできないが、ア
ニメーションの動画だと問題が無くなる。
産業への利用
小・中・高等学校で、タブレットPCを使った教育が進
んでいるが、教育用のコンテンツを現場の教員が作成す
ることは、難しい。そこで、アニメーションとナレーショ
ンを使った教育コンテンツを手軽に作成するツールを作
成することにより、教育用のコンテンツの作成が大幅に
軽減される。教師の顔から、アニメーションを作成し、
ナレーションによって、口を動かすソフトウェアを作成
する共同研究パートナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
キヨシ
神野 潔 准教授
研究技術分野
法史学
研究技術テーマ
●贈与法史
●法思想史
●法学史
研究技術内容
日本の前近代における、贈与に対する法意識・法制度に
関する研究を重ねてきた。また、近年では、日本近代に
おける法学者の思想を研究対象としている。これらは、
現代の法と社会をより深く理解するための、一つの方法
である。
タケムラ
マサハル
武村 政春 准教授
研究技術分野
分子生物学、進化学等に関する新規生物教材(モデル教
材・出版教材等)の開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
これまでにない斬新な視点から、分子生物学や進化学等、
比較的教えるのが難しい生物学の分野を対象としたモデ
ル教材、出版教材等の開発を目指す企業との共同研究。
モデル教材の場合、武村研究室で基礎的・学術的な検討
を行い、モデル化にあたって助言・監修を行います。
その他所属研究機関
大学院科学教育研究科、総合研究機構グリーン&セーフ
ティ研究センター
所属研究室
武村研究室
ムラカミ
キ ソウ
村上 貴聡 准教授
研究技術分野
スポーツ心理学、体育学
研究技術テーマ
理学部第一部教養学科
ジン ノ
ポストゲノム時代における生物学教育に供する各種生物
教材の研究と、生物学の重要さや面白さをわかりやすく
社会に伝えるための新しい科学啓発に取り組み、また
DNA複製に代表される複製現象が生物多様性をもたら
したメカニズムの解明と真核生物の進化(細胞核の起源)
に関する研究、そして人間という社会的かつ生物学的存
在と複製現象との関係を探る研究に取り組んでいます。
理東
学京
理
部大
生物学教育、分子生物学、細胞進化学、
複製論
研究技術テーマ
●中等教育のための進化学・分子生物学に関する新規生
物教材の開発研究
●有袋類DNAポリメラーゼに関する生化学的・分子生
物学的研究
●真核生物の進化に関する分子系統学的研究
●トップアスリートの心理的競技能力
●審判員の心理的要素
●アンケート調査
●スポーツ選手のライフスキル
研究技術内容
1.
トップアスリートの心理的競技能力 1)トップアス
リート及びナショナルチームのコーチを対象に、競技現
場が望む心理検査の内容や形式などについて、半構造化
面接(インタビュー)によって明らかにし、その内容か
らトップアスリートの心理的競技能力に関する項目の選
定・検討を行う。2)トップアスリートの心理的競技能
力に関する項目の選定・検討の結果から、予備尺度の作
成を行い、アスリートを対象に予備調査を実施する。3)
予備調査後、本調査の項目を決定し、本調査を実施する。
また、トップアスリートを対象に半構造化面接(インタ
ビュー)
を行い、再度、尺度の信頼性・妥当性を検討し、
尺度の完成とする。2.
審判員の心理的要素 1)審判員
に必要な心理的スキルの内容を面接調査ならびに自由記
述により収集し、その結果に基づき予備尺度の作成を行
う。2)前年度の調査結果をもとに予備調査を行い、項
目の精選・修正を加え、本調査を実施し、尺度の信頼性
ならびに妥当性を検証する。3)作成された尺度を活用
して、審判員にメンタルトレーニングを実施する。また、
メンタルトレーニングの介入効果に基づき、心理面の指
導法を考察する。
東京理科大学
71
東理
京
理学
大部
キタバヤシ
タモツ
北林 保 講師
研究技術分野
研究技術テーマ
カ トウ
●重心動揺に関する研究
●筋調整能に関する研究
研究技術内容
ケイイチ
加藤 圭一 教授
研究技術分野
数学解析
●偏微分方程式の数学解析
●シュレーディンガー方程式の波束変換による解の表示
研究技術内容
量子力学の基礎方程式であるシュレーディンガー方程式
の解を、波束変換を用いた独自方法で表示し、数学的に
研究している。
可能な産学連携形態
共同研究
産業への利用
重心動揺を利用した姿勢に関する情報は、これまで有疾
患者をスクリーニングする一指標として用いられてきた
が、重心動揺は入力系、反射・制御系、または出力系の
変化や異常が反映するといわれている。つまり、有疾患
者だけでなく、健常者においても、重心動揺の「特性」
という点に着目した場合、体調変化を捉えうる健康評価
指標また、高齢者の転倒予防指標として利用可能性は高
いと考えられる。以上の観点を踏まえ、健常者の個人特
性を反映しうる有効、適切かつ簡易的な重心動揺テスト
の開発・評価方法の検討を行っている。また、筋力につ
いても日常生活を考えた場合、最大筋力を発揮する場面
より、最大下の筋力を調整的に発揮し、動作を巧みに且
つ効率的に行う場面が多い。日常生活との関連から筋力
発揮における調整能力の測定・評価方法についても研究
を進め、リハビリ等での利用可能性を探っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
理学部第一部数学科加藤研究室
カネ コ
ヒロシ
金子 宏 教授
研究技術分野
確率解析
研究技術テーマ
●マルコフ過程
●超距離解析
●(将来的可能性としての)データ解析モデル
研究技術内容
マルコフ過程を中心に超距離空間上の確率論を研究して
いる。海外のデータ解析の専門家から有用なモデルとし
ての可能性を指摘され、海外の複数の研究者と交流を深
めつつある。
産業への利用
テイ コ
中丸 禎子 講師
研究技術分野
数学科
研究技術テーマ
実際の運動指導経験から、高齢者が有酸素運動や筋力ト
レーニングなどの体力づくりを実施することで、寝たき
りや要介護を予防するだけではなく、社会参加の促進に
もつながることを経験してきた。この経験を活かし、地
域高齢者の健康づくり支援を視野にいれ、各研究テーマ
と健康づくり支援との関連を視野に入れ、有益な情報提
供の可能性を探りたいと考えている。
ナカマル
理学部第一部
健康体力学、測定評価学
北欧文学、ドイツ文学、世界文学
研究技術テーマ
かなり以前から認知心理との関係性の深さが指摘されて
いる。モデルとしての有用性を指摘してくれた海外の
データ解析の専門家も含め、これらの知見に基づき、認
知心理に基づいた行動様式等について従来に無い視点か
ら実際に利用可能なモデルを構築する。
可能な産学連携形態
●文化批判的な研究
研究技術内容
受託研究、国際的産学連携
所属研究室
北欧文学という国内に研究者が極めて少ない研究を行う
ため、ドイツ文学その他の文学、北欧の歴史や政治など
文学以外の分野と連携しつつ、制度の向上に努めている。
金子研究室
キ
ダ
マサナリ
木田 雅成 教授
ヤマナカ
サトシ
山中 聡 講師
研究技術分野
フランス革命史
研究技術テーマ
●国家と宗教
●歴史と記憶
研究技術内容
近代国家に潜在する宗教性を捉え、現代世界とのつなが
りを解明するために、フランス革命期の国家と宗教の関
係を研究している。また、1
9世紀後半のフランスにおけ
る国民国家形成を、歴史と記憶という視点から見渡す作
業も行っている。
研究技術分野
整数論
研究技術テーマ
●整数論
●代数学
●計算整数論
●数論アルゴリズム
研究技術内容
整数論や代数学の基礎研究を行っている。特にある種の
性質をもつ代数体や多項式の構成を目標としている。計
算機を使った整数論やそれを実現するための数論アルゴ
リズムの分野にも研究実績がある。整数論の周辺に現れ
る様々な離散構造にも関心がある。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導
72
東京理科大学
所属研究室
可能な産学連携形態
木田研究室
コ イケ
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
ナオユキ
オオ タ
小池 直之 教授
研究技術分野
幾何学
研究技術テーマ
理東
学京
理
部大
マサヒト
太田 雅人 准教授
微分方程式
研究技術分野
研究技術テーマ
●微分幾何学
●動的微分幾何学
●相対性理論
研究技術内容
ユークリッド空間の一般化であるリーマン多様体と呼ば
れる曲率(=歪み)をもつ空間内の図形および図形のあ
る種の発展方程式に沿う変化を研究しています。この研
究は、自然界の様々な図形の時間変化の研究に役立ちま
す。
●非線形シュレディンガー方程式
●非線形波動方程式
研究技術内容
非線形波動現象に関連する非線形偏微分方程式、特に、
非線形シュレディンガー方程式や非線形クライン・ゴル
ドン方程式の定在波解と呼ばれる特殊解の安定性および
不安定性を、関数解析、変分法、スペクトル理論などを
用いて研究している。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
産業への利用
流体力学等に係る分野への応用が期待されます。
可能な産学連携形態
所属研究室
太田研究室
共同研究
所属研究室
小池直之研究室
ヨコ タ
トモ ミ
横田 智巳 准教授
基礎解析学
研究技術分野
サナ ダ
カツノリ
眞田 克典 教授
研究技術分野
代数学、ホモロジー代数
研究技術テーマ
●環論
●多元環の表現論
●多元環のホッホシルトコホモロジー論・ホッホシルト
ホモロジー論・巡回ホモロジー論
●整環のホモロジー論
研究技術テーマ
●非線形偏微分方程式
研究技術内容
微分方程式の解の存在と一意性、解の漸近挙動について
の研究を行っています。解を具体的に表示することが困
難な微分方程式についても、方程式から解の存在や性質
を調べたりしています。ケラー・シーゲル系、がん浸潤
モデル、複素ギンツブルク・ランダウ方程式等の非線形
偏微分方程式の研究を行っています。
研究技術内容
環論の分野において、多元環の重要な不変量であるホッ
ホシルトコホモロジーを研究している。特に、クイバー
で与えられる道多元環のホッホシルトコホモロジー環の
他、ホッホシルトホモロジー、巡回ホモロジーも研究対
象である。また、非可換な整数論の意味での、整環のコ
ホモロジー環の構造をスペクトル系列を用いて研究して
いる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導
シ ミズ
タ ナカ
ミ
エ
コ
田中 視英子 講師
研究技術分野
偏微分方程式、変分法
研究技術テーマ
●critical point theory
●非線形固有値問題
研究技術内容
変分的手法を中心として準線形楕円型作用素の固有値問
題を中心に研究を行っている
カツヒコ
清水 克彦 教授
研究技術分野
数学教育、科学教育
研究技術テーマ
●数学教育におけるコンピュータの活用
●「情報科」の教材開発
●地上デジタル放送の教育利用
●デジタルコンテンツの教育配信
研究技術内容
昨年度、地上デジタル放送の教育利用について品川区、
TV局などと共同研究開発を行いました。
産業への利用
特になし
イシ ダ
サチ コ
石田 祥子 助教
研究技術分野
偏微分方程式論
研究技術テーマ
●準線形退化Keller-Segel系の解の挙動
●準線形退化chemotaxis-Navier-Stokes系の解の挙動
研究技術内容
準線形退化Keller-Segel系の解の爆発と解の時間に関す
る有界性を示すことを目的とする。準線形退化型の問題
に関する研究は少なく、解の爆発や有界性が得られてい
る非退化型に比べ研究は遅れている。これまでに退化型
の問題については大域解の存在等を示すことができてい
東京理科大学
73
東理
京
理学
大部
るので、今後は解の有限時間爆発や有界性に焦点を当て
る。また、
(世界的に見ても)最近研究が始まった準線
形退化chemotaxis-Navier-Stokes系の解の挙動について
も興味を持ち研究を進めている。
オカ ダ
ノリ オ
岡田 紀夫 助教
研究技術分野
●擬リーマン幾何学
●光的多様体の幾何学
研究技術内容
擬リーマン幾何学における極小部分多様体論の研究を主
に行っている。またそれらに付随する対称性について関
心を持っている。現在までにそのような具体例の構成と
特徴づけを行っており継続中である。
函数解析学
研究技術テーマ
ヨシ イ
●バナッハ空間における点列の収束
研究技術内容
ケン タ ロウ
吉井 健太郎 助教
研究技術分野
有限次元空間では起こりえない夢のような現象を無限次
元空間の中で探しています。
基礎解析学
研究技術テーマ
●線形発展方程式
研究技術内容
オ バラ
ダイ キ
小原 大樹 助教
研究技術分野
多元環の表現論
研究技術テーマ
●多元環の表現論的性質とサポート多様体の幾何学的性
質の関係について
●有限次元多元環のホッホシルトコホモロジー環の構造
について
研究技術内容
双曲型発展方程式の視点からSchrodinger方程式やDirac
方程式の解の存在と一意性を研究している。近年は複素
Ginzburg-Landau方程式と非線形Schrodinger方程式の
関連にも興味があり、そちらについても研究を進めてい
る。
理学部第一部
カワムラ
本研究は有限次元多元環の性質を解明することを目的と
している。そのための一つの方法として、ホッホシルト
コホモロジー環を用いて定義されるサポート多様体の性
質と基のとなる多元環の性質を関係づけることにより、
多様体の性質から多元環の性質を導くことが目的であ
る。また、この研究でサポート多様体と関係づけできる
多元環の範囲を広げるために、ホッホシルトコホモロ
ジー環の構造を決定づける多元環の性質を見つけること
も目的としている。
物理学科
ヤスフミ
川村 康文 教授
研究技術分野
!物理、"自然エネルギー活用、#風
力発電、$太陽光発電、%教材開発、&実験、'工作
研究技術テーマ
●かわむらのコマ(2
1世紀型のベーゴマ)
●サボニウス型風車風力発電機(自然風で発電できます)
●地球温暖化デモンストレーション実験器
●自転車発電機(実用型)
●自転車発電健康増進機
研究技術内容
スギヤマ
ユウスケ
杉山 裕介 助教
研究技術分野
偏微分方程式、発展方程式、可解性、
解の爆発、波動方程式、移流拡散方程
式、分数冪拡散、第二音波の方程式
研究技術テーマ
●準線形波動方程式の解の可解性及び長時間挙動
●分数冪拡散項を持つ移流拡散方程式の可解性及び漸近
挙動
研究技術内容
超流体中の温度波を記述する1次元の第二音波の方程式
の解を正定数の付近で解いたとき、解がどのような振る
舞いをするのかを調べた。有限時間で方程式を退化させ
る解の存在のための十分条件を与えることができた。こ
こで使われた手法は、第二音波の方程式以外の重要な物
理的な背景を持つ1次元準線形波動方程式へのも応用が
可能である。
ミ ウラ
コウヘイ
三浦 幸平 助教
研究技術分野
研究技術テーマ
74
東京理科大学
微分幾何学
上記の!∼$は、理科教員が授業に利用したくなるよう
な理科実験器の開発を行っている。$は日常利用できる
実用機としての側面ももっている。%は、$を健康およ
び美容にいかされるように開発したものである。!かわ
むらのコマ;渦電流の原理を用いて、アルミ円板などを
回すコマである。"サボニウス型風車風力発電機;自然
に吹く風で、夜でも文字が読める発電が可能である。#
地球温暖化デモンストレーション実験器;二酸化炭素の
温室効果を、実験を通して学ぶことで、子供も大人も環
境学習を行うことができる実験器である。$自転車発電
機(実用型);実際に発電を行うことにより、テレビな
どの娯楽製品を活用することができる。また、環境イベ
ントでの創電力の実験ショーなどで活用できる。%自転
車発電健康増進機;自転車発電機をこぎながらテレビを
みると、体力強化や美容・健康増進に有用である。
産業への利用
我国のエネルギー環境課題を受けて、生活基盤の安全・
安心を確保し、社会発展や経済発展を目指す「持続可能
型社会のための科学技術」という精神を意識しながら、
これらの新教材の開発をとおして学習効果を高め社会貢
献していきたい。開発された教材や実用機を、児童生徒
などを介して、家庭や地域社会に普及させていく実用的
な教材へ仕上げていくために、小回りが利いて、相談・
改良など一緒にやっていただけるパートナーとなる企業
を探しております。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・夏休みの自由研究の理科実験本の作成の依頼に対応し
ている。・理科実験のDVDを製作した。・テレビ番組
に、実際に出演して、理科実験を行ったり解説をしてい
る。
その他所属研究機関
グリーン&セーフティー研究センター
所属研究室
所有研究装置
・地球温暖化デモンストレーション実験器 ・慣性力実
験器(全国教職員発明展内閣総理大臣賞受賞作品) ・
自転車発電機 ・サボニウス型風車風力発電機 ・省エ
ネ電球デモンストレーション実験器 ・ソーラーシミュ
レーター ・ガラス研磨機 ・超音波洗浄機 ・簡易電
子顕微鏡
ヒデアキ
坂田 英明 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
グリーン&セーフティ研究センター、赤外自由電子レー
ザー研究センター
所属研究室
理学部第一部物理学科 徳永研究室
所有研究装置
1
2
8チャンネルロックインアンプ 顕微分光システム冷
却CCD分光器 顕微分光用液体Heクライオスタット波
長可変(7
0
0-1
0
0
0nm)フェムト秒ピコ秒TiSレーザー発
振器HeCdレーザー(3
2
5、4
4
2)
、Arレーザー(5
1
4.
5、
4
9
6.
5、4
8
8、4
7
6.
5、4
5
7.
9)
、グリーンレーザー(5
3
2)
、
ブルーレーザー
(4
0
8)
、赤外レーザー
(8
0
8、
1
0
6
4)
、HeNe
レーザー(6
3
3)
ホン マ
研究技術内容
ヨシカズ
本間 芳和 教授
研究技術分野
ナノカーボン材料、結晶成長物理、走
査電子顕微鏡技術
研究技術テーマ
超伝導体のトンネル分光
可能な産学連携形態
共同研究
エイ ジ
徳永 英司 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
超伝導、トンネル分光、低温、表面、
物性II
●超伝導
●超伝導体の磁束量子
●極低温走査プローブ顕微鏡の開発
トクナガ
理東
学京
理
部大
その他所属研究機関
理学部物理学科川村研究室
サカ タ
もしない試料の吸収スペクトルの評価が可能。散乱性の
試料について、積分球の中に試料を入れて完全に散乱ロ
スをなくした真の吸収スペクトル測定可能。1
0ミクロン
以下の生きたままの運動する単細胞生物の空間分解吸収
スペクトルA(x,y, )を測定できる。測定時間1-2
秒、空間分解能1ミクロン程度。現在の波長範囲は3
8
07
5
0nmだが、3
0
0-8
0
0nmに拡張予定。
光物性、非線形光学、非線形光学効果、
非線形分光、電場変調分光、細胞吸収
分光イメージング、顕微分光、光水素
発生、光合成
研究技術テーマ
●1
2
8チャンネルロックイン検出による高感度・高速非
線形吸収分光
●水の巨大な電気光学ポッケルス効果
●有機分子J会合体の巨大な電気光学カー効果
●干渉計による高感度光熱偏向分光
●単一細胞の吸収分光イメージングA(x,y, )
緑藻の光水素発生
研究技術内容
試料に電場、磁場を印加したり、特定の波長の光で励起
したりしたときの試料の吸収スペクトル変化(2
0
0-1
0
0
0
nm)を1
2
8チャンネルロックイン検出により、短時間で
高感度に測定できる。低温(4Kまで)
、空間分解能1
ミクロン以下で測定可能。1
0
0nmのサイズまでなら単一
ナノ結晶で測定可能。これにより、従来測定されていな
くて知られていなかった界面の水の巨大なポッケルス効
果や分子会合体の巨大なカー効果を発見。干渉計光熱偏
光分光法の開発により、散乱性で透過光がとれず、発光
●カーボンナノチューブ・グラフェンの成長制御
●カーボンナノチューブの光物性
●結晶成長の電子顕微鏡その場観察
●ナノ構造の配列制御
●ナノダイヤの応用技術
研究技術内容
カーボンナノチューブの成長制御および物性制御を実現
するため、高度なナノチューブの成長技術と電子顕微鏡
観察技術を駆使し、ナノチューブの成長機構や単一ナノ
チューブの物性を研究しています。当研究グループでは、
世界ではじめて金、銀、銅からのカーボンナノチューブ
生成に成功するなど、先進的なカーボンナノチューブ合
成技術を有しています。また、電子顕微鏡その場観察を
利用した大面積グラフェン形成の研究やナノダイヤの応
用技術の研究も推進しています。
産業への利用
ナノカーボン材料の利用技術はまだ開発途上にため、将
来の産業応用を実現するための基礎研究を推進していま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
基板上への単層カーボンナノチューブの成長に関する
様々な経験と技術を持っています。例えば、微細パタン
間に単一の架橋ナノチューブを張ること、石英基板上に
マット状にカーボンナノチューブを形成すること、ある
いはブラシ状にカーボンナノチューブを垂直成長させる
ことができます。カーボンナノチューブの化学気相成長
に関するコンサルティングが可能です。ナノダイヤにつ
東京理科大学
75
東理
京
理学
大部
いては、表面処理、分散技術に関する基礎研究を行って
います。
その他所属研究機関
総合研究機構ナノカーボン研究部門、グリーン&セーフ
ティ研究センター
所属研究室
を破ることにより強誘電性をつくりだすスピン誘導型強
誘電体に付随する「磁場による電気分極の制御や電場に
よる磁化の制御」といった交差相関現象を、スピン・格
子複合系を対象として一軸応力を外場の一つに加え、マ
クロな物性測定およびミクロな量子ビームを用いる中性
子散乱実験により探査している。
本間研究室
所有研究装置
その場観察用走査電子顕微鏡、単一ナノチューブ顕微分
光装置、レーザーラマン顕微鏡
ワタナベ
カズユキ
渡辺 一之 教授
研究技術分野
ミ ウラ
カズヒコ
三浦 和彦 教授
研究技術分野
大気エアロゾルの気候への影響、気象、
海洋物理、陸水学
研究技術テーマ
●都市、海洋および山岳大気エアロゾルの発生、輸送、
変質、除去、環境影響に関する研究
●都市、海洋および山岳大気エアロゾルの物理、化学特
性に関する研究
●新粒子生成プロセスに関する研究
研究技術内容
白鳳丸(東大海洋研)
、みらい(JAMSTEC)を利用し、
2
0数回にわたり海洋大気エアロゾルの調査を行なった。
国際プロジェクトACE-Asiaの国内実行委員として船舶
観測の世話人を勤めた。科研費特定領域研究「エアロゾ
ルの大気環境インパクト」の計画研究班として船舶観測
を担当した。2
0
0
6年から夏季だけではあるが、富士山頂
測候所において大気エアロゾルの観測を行っている。
産業への利用
研究技術テーマ
●炭素ナノ構造の電界電子放射機構
●表面電子ダイナミクスの理論
●電子状態解析のための方法論開発
●レーザー励起電子ダイナミクス第一原理シミュレー
ション
●時間依存密度汎関数法による表面光化学反応のシミュ
レーション
研究技術内容
炭素系電子源の特性解析、表面電子原子ダイナミクスの
計算をミクロな視点から精度よく行っている研究室で
す。励起電子ダイナミクスを精度よく記述する時間依存
密度汎関数(TDDFT)法による表面光化学反応(レー
ザー刺激電界電子放射、ナノプラズモン励起など)のシ
ミュレーションをはじめました。
産業への利用
フラットパネルディスプレイ(FED)
、ナノスケール導
線の開発、集積回路中の熱対策、表面光化学反応予測。
可能な産学連携形態
富士山頂を利用して、低温、低圧下での材料、製品の耐
久評価を検討している方は、ぜひご連絡下さい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
以下の知識および技術を提供することができる。・船舶
を利用した海洋大気エアロゾルの測定技術・係留気球に
よる大気境界層内エアロゾルの測定技術・ナノ粒子の粒
径分布計測に関する知識および技術・大気エアロゾルの
湿度特性の測定に関する知識および技術
その他所属研究機関
総合研究機構山岳大気研究部門
所属研究室
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
FED開発に必要な電子源の基礎研究を行い、最適物質
と機能の探索を行います。基礎研究としての表面光化学
反応の第一原理シミュレーションが応用研究に貢献する
ことを期待しています。
所属研究室
渡辺研究室
スズ キ
カツヒコ
鈴木 克彦 准教授
研究技術分野
三浦研究室
理論物理、量子力学、物理教育
研究技術テーマ
●as
所有研究装置
微粒子粒径分布測定装置、凝結核計数器、雲凝結核計数
器、放射性エアロゾルのアルファ線エネルギー分析装置
ミツ ダ
ナノスケール計算物理学、光励起電子
ダイナミクス
研究技術内容
陽子、中性子などの構想や性質を標準模型を用いて理解
する。また、標準模型を超える物理について検証するシ
グナルを理論的に探索する。
セツ オ
満田 節生 教授
研究技術分野
物性II
研究技術テーマ
●スピンフラストレーション系の磁気相転移
●スピンフラストレーション系のスローダイナミックス
●スピンフラストレーション系のマルチフェロイック
研究技術内容
マルチフェロイックス:磁気秩序が系の空間反転対称性
76
東京理科大学
マツシタ
キョウ コ
松下 恭子 准教授
研究技術分野
X線天文学、銀河、銀河団、天文学
研究技術テーマ
●X線観測による宇宙の天体形成史
研究技術内容
X線天文衛星による観測をもとに宇宙の進化を研究
研究技術テーマ
イワモト
ヨウ コ
岩本 洋子 助教
研究技術分野
大気環境科学
研究技術テーマ
●エアロゾル粒子の粒径計測
●電子顕微鏡を用いたエアロゾル粒子の個別粒子分析
●エアロゾル粒子の吸湿性の計測
研究技術内容
大気中に浮遊する微粒子(エアロゾル)は、雲核として
働き、雲の特性や寿命を変えることで地球の気候を変化
させる。エアロゾル粒子の雲核能力には、周囲の大気の
水蒸気過飽和度(気象条件)に加え、エアロゾル粒子の
大きさと化学組成が大きく関わっている。そのため、
様々
な大気環境(都市・海洋・山岳)におけるエアロゾル粒
子の物理計測を通して、エアロゾルの雲核能力を見積
もっている。
可能な産学連携形態
共同研究
●新規超伝導体の合成
●原子スケールの物質表面観察及び電子状態測定
研究技術内容
理東
学京
理
部大
現在、強磁場を発生可能な超伝導電磁石や電力を損失な
く長距離輸送可能な超伝導ケーブルの開発など、超伝導
を利用した装置の開発が期待されている。このような装
置の開発には、既存の超伝導体の応用だけでなく、高い
超伝導転移温度(Tc)を有する新規超伝導体の発見や
基礎的な超伝導特性の理解も重要である。そのため我々
の研究室では、新規超伝導体の合成や表面観察を通した
電子状態測定を行っている。合成した試料の、
原子スケー
ルでの表面観察や電子状態測定を行うことで、超伝導機
構の解明を目指す。また、得られた知見から、更に高い
Tcを有する超伝導体の設計や合成を試みている。
その他所属研究機関
物質・材料研究機構環境・エネルギー材料部門
所属研究室
坂田研究室
所有研究装置
その他所属研究機関
電気炉、走査型トンネル顕微鏡
総合研究機構山岳大気研究部門
所属研究室
三浦研究室
フジハラ
マサヨシ
藤原 理賀 助教
研究技術分野
カ トウ
ヒロ キ
加藤 大樹 助教
研究技術分野
ナノ構造物理、ナノカーボン、その場
走査電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡、
TEM、グラフェン
研究技術テーマ
●透過型電子顕微鏡によるナノ構造の評価
●その場走査電子顕微鏡によるグラフェン成長の直接観
察
●グラフェンの作製法の開発
●走査電子顕微鏡による溶液、高温、気相反応試料の観
察
研究技術内容
●幾何学的フラストレーション系の物質探索
●幾何学的フラストレーション系の磁性
研究技術内容
物性研究において未開拓の物質群が数多く存在する非酸
化物に注目し、ソフト化学合成法を駆使した幾何学的フ
ラストレーション系新物質の創製と新奇物性の創出を目
指している。
可能な産学連携形態
共同研究
ワタ ベ
金属上に析出する単層グラフェンを独自のその場SEM
により直接観察し、その成長の過程を明らかにしている。
所属研究室
物性!
研究技術テーマ
ショウヘイ
渡部 昌平 助教
研究技術分野
物性基礎論
研究技術テーマ
本間研究室
●冷却原子気体理論
研究技術内容
凝縮系物理の理解
サ トウ
コウスケ
佐藤 浩介 助教
研究技術分野
X線検出器
理学部第一部
研究技術テーマ
●X線マイクロカロリメータ開発
研究技術内容
イノウエ
将来の次世代X線天文衛星への搭載を目指して、高エネ
ルギー分光能力をもつX線マイクロカロリメータの開発
を行っている。
デ ムラ
サト シ
出村 郷志 助教
研究技術分野
物性物理、超伝導、
物質合成、
表面化学
化学科
マサユキ
井上 正之 教授
研究技術分野
有機化学、高分子、食品
研究技術テーマ
●キチン、キトサンに担持した金属試薬、金属触媒の開
発
●陽イオン界面活性剤を触媒として利用する反応の開発
●油脂の酸化と還元
●酸化ホウ素担持シリカゲルを固体酸として用いる反応
東京理科大学
77
東理
京
理学
大部
の開発
●ヒドロキサム酸鉄(")法によるプラスチック、繊維
の識別
研究技術内容
当研究室では、低環境負荷型の化学反応を利用する、中
等有機化学教育のための実験教材の開発を行っている。
特に人間生活に密着したテーマを中心に据えて、機能性
食物繊維であるキチンやキトサンに担持させた金属化合
物あるいは金属ナノ粒子を利用した実験、より穏和な反
応条件を実現するために陽イオン界面活性剤を活用した
実験、濃硫酸の代替試薬として酸化ホウ素担持シリカゲ
ルを用いる実験、油脂を迅速に酸化硬化させる実験ある
いは油脂への水素付加を迅速に行う実験の開発などに取
り組んでいる。さらにエステル結合を含む有機化合物の
検出反応としてヒドロキサム酸鉄(")法に着目し、こ
れを改良してポリエステル系プラスチック、合成繊維を
識別する実験の開発を行っている。従来の中等教育にお
ける有機化学実験であまり重視されてこなかった“穏和
な反応条件”を追求することで、実験者のリスクと実験
室および地球環境への負荷が少ない、教育的に意義深い
実験教材の開発を目指している。
産業への利用
教育を目的とした研究であるから、産業的への利用は考
えていない。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
新反応を利用した各種有機化合物、類縁体の合成、およ
び合成法についてのノウハウの提供。
サイトウ
タカ オ
齊藤 隆夫 教授
研究技術分野
反応有機化学、合成有機化学、有機元
素化学、有機金属触媒、有機化学
研究技術テーマ
●新規複素環化合物の合成
●複素環化合物の新しい合成法の開発
●環形成反応の開発
●蛍光材料の開発
研究技術内容
特に、含窒素新規複素環化合物の合成と含窒素複素環化
合物の新しい合成方法の開発について主に研究している
ため、合成した複素環化合物(材料)の提供(薬理活性
試験や機能性材料等のため)が可能である。
産業への利用
基礎研究なので、現時点では直接利用化までは考えてい
ない。公的機関に薬理活性試験材料として実際に提供し
ている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
当研究室で開発された、キトサンに担持した銅(!)化
合物は、某企業より試薬として発売されている。
その他所属研究機関
総合研究機構グリーン&セーフティ研究センター
所属研究室
具体的な産学連携内容
某公的機関に薬理活性試験材料として実際に多くのサン
プルを提供している。
その他所属研究機関
総合研究機構キラリテイー研究センター
所属研究室
理学部第一部化学科 井上研究室
所有研究装置
齊藤隆夫 研究室
所有研究装置
ガスクロマトグラフィー、紫外可視分光光度計、FTIR、
高速液体クロマトグラフィー、マイクロウェーブ反応装
置
HPLC、GPC、IR、比旋光計
タ ドコロ
マコト
田所 誠 教授
サイトウ
シンイチ
斎藤 慎一 教授
研究技術分野
有機金属化学、超分子化学、有機化学
研究技術テーマ
●遷移金属触媒を用いる新規炭素−炭素および炭素−窒
素形成反応
●新しい超分子合成法の開発とその物性
研究技術内容
当研究室で開発を行っている新反応を用いることにより
様々な新規骨格を持った化合物が合成可能である。特に
7-9員環の炭素化合物及び誘導体の合成に関するノウ
ハウがある。㎏スケールであれば容易にスケールアップ
可能な反応を開発しており、また反応操作も容易である。
新規骨格を持ったファインケミカルの合成が可能であ
る。
産業への利用
応用面を強く指向した研究を行っているわけではない
が、企業側で入手したい化合物がある場合に、合成のノ
ウハウ等を提供可能である。
可能な産学連携形態
78
東京理科大学
研究技術分野
超分子錯体化学、水素結合の科学、無
機化学
研究技術テーマ
●各種分子性ゼオライト
●プロトン−電子連動型分子スイッチ
●分子結晶の構造制御
●新規有機n型材料の開発
研究技術内容
本研究室では、新しい有機n型材料の基幹分子を見出し
た。この材料を中心に機能性金属分子材料を開発中であ
る。グラムスケールで容易に合成できる。一方、新しい
多孔質材料として分子性ゼオライト開発を行っており、
機能性分子構築素子を集積化することで、量子ナノ細線
やナノウィスカーの合成を試みている。
産業への利用
多孔質材料(触媒・超イオン伝導・キャパシタなど)
。
有機n型材料・新規分子性導体
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
既存の錯体分子・有機金属・クラスター、ゼオライトの
合成指導など。各種機能材料の提供。
ツキヤマ
コウイチ
築山 光一 教授
研究技術分野
赤外自由電子レーザー(FEL-TUS)
、
レーザー分光学、励起状態、化学反応、
THz(テラヘルツ)
研究技術テーマ
●赤外自由電子レーザーによる生体関連分子の構造・機
能解析
●赤外自由電子レーザーによる材料表面の非破壊計測
●赤外自由電子レーザーによって誘起される光化学反応
●THz(遠赤外)放射の発生技術
研究技術内容
野田キャンパスに設置されている赤外自由電子レーザー
研究センターは、文部科学省科学研究費補助金学術創成
研究費による研究プロジェクト「赤外自由電子レーザー
の高性能化とそれを用いた光科学」によって発足したも
のであり、中赤外領域としては現在わが国で唯一稼動し
ている施設です。平成1
9年度より文部科学省先端研究施
設共用促進事業の補助金を受け、平成2
5年度より先端研
究基盤共用・プラットフォーム形成事業として活動を継
続しています。基礎科学、材料科学への応用に加えて現
在赤外自由電子レーザーの生命科学研究への展開を重点
的に推進します。神楽坂キャンパスにおいては、
レーザー
分光法による分子の高い励起状態の生成および緩和過程
を研究しています。分子科学にかかわる基礎研究ですが、
波長1
0
0マイクロメータ以上の指向性を有するTHz(遠
赤外)光の発生方法としても使えそうです。
産業への利用
FEL-TUSは、[1]指紋領域における波長可変性、[2]
完全な直線偏光性、
[3]パルス発振、
[4]高光子密度、
を特徴とする特殊光源である。極微量サンプルの同定お
よび分子構造の決定:指紋領域には分子を構成する化学
結合の特性周波数が集中しており、吸収スペクトルは分
子構造の決定に際し、もっとも曖昧さの少ないデータを
提供するものである。上記[1]
[4]の特徴を活用し、
対象となる試料を多光子吸収過程によって解離あるいは
イオン化し、その生成物(イオン)等を検出しつつ周波
数掃引を行う、いわゆる励起スペクトルの測定により、
生体関連物質等極微量サンプルの同定およびその分子構
造の解析を行うことができる。表面・界面の機能解明・
制御:機能性材料における様々な機能の発現は、界面・
表面や薄膜を構成する原子・分子の種類や構造、それら
の配列や配向によってもたらされる。ここにFEL-TUS
の[1]
[2]
[3]の特徴を持ち込むことで、分子およ
びその配向状態を選別し、ナノ秒スケールでの時間分解
動的測光への道が開かれる。すなわち表面・海面におけ
る機能発現過程の動的解析を非破壊で追跡する手法を獲
得することになる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
材料科学関係、分子科学関係、生命科学関係
その他所属研究機関
総合研究機構赤外自由電子レーザー研究センター
所属研究室
理学部第一部化学科
所有研究装置
生命科学専用実験室を完備、FTIR、TOF型質量分析装
置、GC型質量分析装置、YAGレーザー、色素レーザー、
サーモメータ等
ミヤムラ
理東
学京
理
部大
カズ オ
宮村 一夫 教授
研究技術分野
錯体化学、分析化学、界面化学
研究技術テーマ
●長鎖アルキル基をもつ金属錯体の合成
●金属錯体の会合構造の解析
研究技術内容
走査トンネル顕微鏡測定、単結晶の育成とそのX線分析、
長鎖アルキル基の導入、などのご相談には応じられる。
所有研究装置
走査トンネル顕微鏡、分光検出器付偏光顕微鏡、DSC、
TG
ユ
イ
ヒロハル
由井 宏治 教授
研究技術分野
分析化学、計測科学、レーザー分光学、
光化学、溶液化学、物理化学、界面・
コロイド化学
研究技術テーマ
●液体中の分子集合体一般の構造・運動の計測
●水中の脂質・蛋白質・多糖など生体高分子の構造・運
動・水和水の計測
●界面、表面、ナノ空間といった制限空間における水の
物性評価
●液体に埋もれた材料界面の新規計測法の開発
●多光子励起を用いた高空間分解顕微分光
研究技術内容
市販の装置をそのまま利用したのでは測定が困難な測定
対象に対して、独自の工夫や改良で計測を行います。特
にマイクロスケールの測定対象の赤外吸収・ラマン散乱
分光、また光源として近赤外光を用いるような広範の分
光・レーザー計測を行うことができます。
産業への利用
当研究室は、レーザー光や赤外光を用いた計測科学の研
究室です。具体的には非線形光学効果や偏光変調技術を
用いた、高時空間分解計測です。測定対象は、分子が自
己集合して形成された分子集合体の構造やダイナミクス
が中心です。とりわけ、これらの分子集合体が水中や、
表面・界面といった特殊環境に埋もれている場合の計測
を中心に取り組んでいます。具体的には脂質分子、蛋白
質、多糖類などの生体高分子の自己集合体の構造や運動、
その水和水などの計測、また、超分子のような先端材料
の運動などの計測も行っております。他には、水中で機
能するような材料の表面・界面などの化学状態計測・分
析を行っております。産業への利用の観点では、市販の
装置では計測することが難しかった新規分子、材料の評
価が挙げられます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
●高分子薄膜試料の振動分光分析・大気中・水中の材料
東京理科大学
79
東理
京
理学
大部
表面の化学状態の分析
所有研究装置
●フェムト秒レーザー(近赤外)・ピコ秒レーザー(紫
外・可視・近赤)・赤外吸収分光器(偏光変調・ATR測
定可)・光学顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡
カ ワイ
ヒデトシ
河合 英敏 准教授
研究技術分野
有機合成化学、機能性物質
伝子側からの研究は幅広く進められているが、翻訳後修
飾により新たな機能を獲得するタンパク質などの働きに
ついては、そういったアプローチで解明することはでき
ない。また、細胞の機能制御を行う各種タンパク質の作
用に関しても、プロセシングの過程を通して様々な調節
を受けていることがわかっている。当研究室では、この
ようなタンパク質と細胞との間の様々な相互作用につい
て研究している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
研究技術テーマ
●水素結合集合体の開発
●パイ共役系分子の開発
●分子認識化合物の開発
研究技術内容
ワタナベ
カズ オ
渡辺 量朗 准教授
研究技術分野
今後のナノテク産業において、機能性分子をいかに集合
化、配列させるかといった超分子的手法が重要になって
くると考えられる。我々は、アミド基の協同的な水素結
合特性を活用したアロステリック分子認識能をもつレセ
プター分子や超分子ポリマー、また、構造修飾により1
次元チューブ構造、2次元シート構造、3次元格子構造
へと水素結合により集合させることが可能な汎用性ビル
ディングブロックとなる新規有機化合物を合成してい
る。金属錯体を用いずとも水素結合8本からなる集合化
を用いるにより強固な構造の形成が可能となっている。
産業への利用
基本骨格となる分子の開発には成功しているが、産業界
などにおいて、どのような機能(分子)をどのような集
積パターンや配列様式で集積させることが必要か(ニー
ズ)に関する技術提案などを募集しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
分子連関相乗系部門
所属研究室
表面物理化学、光化学、プラズモニク
ス
研究技術テーマ
●モデル触媒系での表面物理化学
●光化学における表面プラズモン効果の解明と応用
●色素増感太陽電池におけるプラズモン増強効果の検証
研究技術内容
ステンドグラスの美しい色は、その中に含まれた金属ナ
ノ粒子の「プラズモン」と呼ばれる光と電子の相互作用
で生じています。我々はプラズモン効果を駆使し、ナノ
粒子表面上で起こる光化学反応を何十倍も増強すること
に成功しました。分光学と表面科学の手法を用い、将来
の太陽エネルギーの有効利用も視野に入れた基礎研究を
行なっています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
所有研究装置
超高真空表面光化学反応解析装置(LEED/AES、TPD、
MS-TOF、電子ビーム蒸着機)
、Nd:YAGレーザー、分
光光度計、簡易型STM、ソーラーシミュレーター、ポ
テンショ/ガルバノスタット
河合(英)研究室
所有研究装置
単結晶X線構造解析装置、等温滴定カロリメトリー、蛍
光分光光度計(積分球付)
、紫外可視分光光度計(恒温
装置、積分球付)
、差圧式微量粘度計、自動融点測定装
置、GPC、HPLC、各種有機合成器具
イソ ダ
キョウスケ
磯田 恭佑 助教
研究技術分野
錯体化学、有機化学、高分子化学、機
能材料化学
研究技術テーマ
シモナカ
モトユキ
下仲 基之 准教授
研究技術分野
ホルモン作用の分子機構、タンパク質
化学
研究技術テーマ
●卵胞発育を制御する細胞間コミュニケーション機構の
解明
●サイログロブリンの新機能探索
●血管新生制御機構と血液凝固線溶系との関連における
分子動態解析
●創傷治癒の過程を制御する細胞・タンパク質間相互作
用の研究
研究技術内容
当研究室では、タンパク質による細胞間コミュニケー
ションを主な研究テーマとしている。ヒトゲノムプロ
ジェクトの完結により、タンパク質の諸機能に関する遺
80
東京理科大学
●分子性導体
●有機半導体
●電子−イオン混合伝導体
●液晶材料
研究技術内容
!電子−イオン混合伝導体の構築と高速イオン伝導材料
の開発を目的とする。本研究では、イオン伝導部位と電
子輸送部位の電子アクセプター性の 共役分子が積層す
ることで、イオンおよび電子輸送チャネルが共存する電
子−イオン伝導体の構築が期待される。これらの材料を
構築することで、電子と金属イオンの輸送挙動と相互の
影響について研究を行う。"新規n型液晶性有機半導体
の開発を目的としている。現在、
産業界でも注目が集まっ
ている有機太陽電池の最小単位となる新規素子材料の開
発を行うことで、効率の向上に繋がるような材料開発を
行なっていく。
産業への利用
開発してる材料は新規性が高いが、現時点では基礎研究
の段階である。共同研究パートナー様としては、実用化
の立場から提案を頂ける方や物性評価を行って頂ける方
を探しています。
規経皮抗癌剤の開発を行っている。
理東
学京
理
部大
所属研究室
下仲研究室
可能な産学連携形態
共同研究、国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構分子連関相乗系研究部門、総合研究機構界
面科学研究部門
所属研究室
タカヒロ
小山 貴裕 助教
研究技術分野
モトヒロ
物理化学、溶液化学、分子分光学、超
高速分光学、振動分光学
研究技術分野
研究技術テーマ
理学部第一部化学科 田所誠研究室
オ ヤマ
バン ノ
伴野 元洋 助教
分子分光学
研究技術テーマ
●ラマン散乱を用いた分子種識別的断層画像計測装置の
構築
●溶液中放電プラズマ反応場の分光計測によるキャラク
タリゼーション
●超短パルスレーザー光を用いた分光分析による凝縮相
における分子ダイナミクス計測
研究技術内容
●短寿命化学種の純回転遷移の観測
研究技術内容
化学反応の中間体として考えられている短寿命化学種の
物性評価のため、実験室レベルでこのような化学種を生
成し、フーリエ変換マイクロ波分光法を用いてその純回
転遷移を観測している。この分光法は他の分光法に比べ、
高感に短寿命種を検出でき、また、スペクトルの解析か
ら高精度に分子構造を決定することが出来る。
産業への利用
反応中間体の物性研究から、化学合成分野により効率的
な反応過程、条件を提案する。
可能な産学連携形態
共同研究
生体や材料を対象とした高空間分解画像計測法として光
コヒーレンストモグラフィが広範に応用されている。本
技術では、試料に光を入射し、
発生する弾性散乱光によっ
て対象内部の断層画像をミクロンオーダーで高空間分解
計測することが可能である。本研究では、分子種識別能
と可干渉性を兼ね備えた誘導ラマン散乱光に着目し、こ
れを光コヒーレンストモグラフィと組み合わせた誘導ラ
マン散乱光干渉計を構築する。本手法によって、
光コヒー
レンストモグラフィと同等以上の空間分解能で、対象と
した分子種の分布をコントラストとして表示する新たな
断層画像を取得することが期待される。
所属研究室
理学部第一部化学科 由井研究室
所属研究室
築山研究室
所有研究装置
レーザー分光装置
理学部第一部 数理情報科学科
イシワタ
エ
ミ
コ
石渡 恵美子 教授
タカハシ
ヨシユキ
高橋 芳行 助教
研究技術分野
高分子物性
研究技術テーマ
●強誘電性高分子の分極反転機構
●強誘電性高分子薄膜における結晶化
●高分子の局所物性計測
産業への利用
強誘電性高分子のメモリー素子への応用に向けて、薄膜
の構造制御と局所物性計測をおこなっている。
ハ
セ ガワ
ゴウ
長谷川 豪 助教
研究技術分野
研究技術分野
数値解析、数学一般(含確率論、統計
数学)
研究技術テーマ
●大規模な連立一次方程式に対する反復解法
●時間項に遅れを持つ微分方程式の数値解析
●ある種の離散可積分系に基づく数値計算
研究技術内容
数値解析に関するテーマを幾つか取り上げています。自
然現象の数値シミュレーションに現れる大規模な連立一
次方程式について、特徴を活かした高速で高精度の計算
法の改良を考えています(線形計算といわれる分野で
す)
。物理や生物モデルに現れる時間遅れを持つ方程式
の数値解析や解の安定性、最近ではある種の離散可積分
系の数値計算への応用にも共同で取り組んでいます。
生化学、分子生物学、腫瘍学、環境生
物学
研究技術テーマ
●皮膚癌に対するタモキシフェン類縁体の作用機序解析
と新規経皮抗癌剤の開発
●組織型トランスグルタミナーゼによるプロテインジス
ルフィドイソメラーゼ反応機序の解明
研究技術内容
各種タモキシフェン類縁体を用いて、皮膚癌に対する新
エ ガワ
ヨシ ミ
江川 嘉美 教授
研究技術分野
離散数学、グラフ理論
研究技術テーマ
●グラフの連結度
●グラフの閉路
研究技術内容
東京理科大学
81
東理
京
理学
大部
グラフ理論はネットワークの理論の数学的基礎を与える
分野であり、実際、当研究室の出身者で、LANシステ
ムにおける「k-out-of-n:Fシステム」の信頼性を、グラ
フの連結度に関する可縮辺の理論を用いて研究している
人がいます。
産業への利用
ネットワークの設計に応用できます。
可能な産学連携形態
共同研究
数値数式融合計算の想定される用途として、制御系など
の分野における設計が挙げられる。なお、数値数式融合
計算、数式処理に限らず、より広く計算数学の応用も考
えており、過去に信号処理への計算数学の応用例がある。
実用化に向けては具体的な問題に合わせた計算手法の研
究が必要であり、問題を抱えているパートナーとの共同
研究という形を取ることになる。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
ネットワークの信頼性とグラフの連結度の関係。
その他所属研究機関
総合研究機構インテリジェントシステム研究部門
具体的な産学連携内容
計算機代数を利用した量子アルゴリズムの設計。
所属研究室
理学部第一部数理情報科学科関川研究室
所属研究室
江川研究室
ヤ
ベ
ヒロシ
矢部 博 教授
セ
オ
タカシ
瀬尾 隆 教授
研究技術分野
多変量解析、数理統計学、統計科学
研究技術テーマ
●多変量解析の理論と応用
●欠損値データにおける統計的手法に関する研究
●統計的多重比較法に関する研究
研究技術内容
研究技術分野
オペレーションズ・リサーチ、非線形
計画法、最適化法
研究技術テーマ
●非線形最適化問題に対するニュートン法、準ニュート
ン法
●非線形最適化問題に対する内点法
●大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法
研究技術内容
データは持っているけれども分析方法がわからないとい
う場合や今までにない統計的手法を用いてそのデータに
適したデータ解析を行いたいといった場合に統計コンサ
ルタント・受託研究・共同研究を行います。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
統計コンサルタントや統計的データ解析法の開発。
最適化問題はいろいろな分野で発生する重要な問題で
す。当研究室では、制約条件の無い非線形最小化(最大
化)問題や制約条件の付いた非線形最小化(最大化)問
題を解くための数値解法を提案し、その数学的な裏づけ
をしています。さらに、コンピュータを用いた数値実験
を通して提案したアルゴリズムの有効性を検証します。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
瀬尾研究室
オ ガサワラ
ヒデ ホ
小笠原 英穂 准教授
セキガワ
ヒロシ
関川 浩 教授
研究技術分野
計算数学、数式処理、計算機代数、数
値数式融合計算
研究技術テーマ
●多項式の係数に誤差がある場合の数式処理
●数値計算を利用した効率のよい数式処理
●自然科学や工学への代数学の応用
研究技術内容
数式処理と数値計算双方の長所を取り入れた、信頼性が
高く効率のよい計算方法を実現する技術である数値数式
融合計算を研究している。数式処理の長所は、数式の係
数などの入力値が誤差を含まなければ、得られる結果が
つねに正確であるという点である。しかし、一方で、浮
動小数点計算を利用する数値計算に比べ、速度が遅く、
多量のメモリを必要とする、入力値が誤差を含むときに
は適切な出力が得られない場合がある、などの短所があ
る。数値数式融合計算は、数式処理と数値計算をアルゴ
リズムのレベルで融合して両者の長所を生かそうとする
計算技術であり、近年、制御系を始めとするさまざまな
分野の設計などへも適用されるようになってきた。
産業への利用
82
東京理科大学
研究技術分野
数値的最適化、数学一般(含確率論、
統計数学)
研究技術テーマ
●相補性問題に対する数値解法
●変分不等式問題に対する数値解法
●非線形最適化問題に対する数値解法
●非線形方程式系に対する数値解法
●ソフトウェア開発
研究技術内容
現象や計画などを数理モデル化するとしばしば非線形の
問題となり、取扱いが困難になります。モデルの典型例
は最適化問題ですが、経済や交通流の均衡モデルなどで
は相補性問題、変分不等式問題になります。こうした問
題の近似解をコンピュータで効率的に計算するために、
問題の構造や解法のアルゴリズムを研究しています。
産業への利用
最適化パッケージへの組込み
可能な産学連携形態
技術相談・指導
具体的な産学連携内容
最近の研究で有効であるとされている技術をオプション
としてパッケージに組込む。
小笠原研究室
びその計算手法を中心に研究を進めています。またクラ
ス分類問題だけではなく、広く統計モデルに関する研究
も行っております。
ハシグチ
共同研究
所属研究室
可能な産学連携形態
ヒロ キ
橋口 博樹 准教授
研究技術分野
理東
学京
理
部大
数理統計、多変量解析
研究技術テーマ
アイハラ
●ランダムな行列の分布に関する数値計算の方法
●複素数の多変量解析
研究技術内容
ケンスケ
相原 研輔 助教
研究技術分野
数値解析
研究技術テーマ
実数と複素数の多変量解析に様々な応用があるが、特に
複素数では通信技術を念頭におき、ランダムな行列の分
布に関する理論と数値計算の方法の研究をしている。
産業への利用
複素数のランダムな行列の分布論は、無線通信技術への
応用がある。
可能な産学連携形態
●線形計算
研究技術内容
様々な科学技術計算で現れる大規模な連立一次方程式を
高速かつ高精度に解くための研究を行っている。大規模
問題に有効な反復ソルバー(特にKrylov部分空間法)
に着目し、従来よりも効果的な数値計算アルゴリズムの
開発および既存の解法の改良に取り組んでいる。
共同研究
所属研究室
橋口研究室
エノモト
リ
エ
榎本 理恵 助教
研究技術分野
ヤナギ ダ
マサヒロ
柳田 昌宏 准教授
研究技術分野
情報理論、作用素論
研究技術テーマ
多変量解析、統計科学
研究技術テーマ
●正規性検定に関する研究
●高次元データのもとでのAIC規準に関する研究
研究技術内容
●情報エントロピーの基礎論とその応用
●作用素不等式とその応用
研究技術内容
情報理論は、今日の情報技術を支える基礎理論の一つで
す。その中心的概念が、情報を量的に捉える尺度である、
情報エントロピーです。当研究室では、
情報エントロピー
の基礎論とその応用について研究しています。また、次
世代の情報技術といわれる量子情報技術を支える理論
は、ヒルベルト空間上の線形作用素の理論がその数学的
基礎となっています。当研究室では、作用素不等式とそ
の応用を中心に研究しています。
正しい分析や推定を行うためにはデータの特性をまず調
べることが重要です。特に、多くの統計的手法は正規分
布を仮定していることが知られています。そこで実際に
得られたデータが正規分布に従っているかどうかを調べ
る正規性検定についての研究を行っています。また、高
次元データのもとでの成長曲線モデルに対するAIC規準
量の構成などについても研究を行っています。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
瀬尾研究室
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
ヒョウドウ
マサシ
兵頭 昌 助教
クロサワ
タケシ
黒沢 健 講師
研究技術分野
統計科学
研究技術テーマ
●モデル選択基準
●ロジットモデルのパラメータ推定法
●非集計理論の基礎的研究
●潜在的要因のモデル化
研究技術内容
主にクラス分類問題に関する統計モデルに興味を持って
おります。クラス分類問題は、実世界に多く現れます。
例えば、明日の天気は?というのも、晴れ、曇り、雨の
3つのクラスに分類する問題となります。またある個人
がある商品群の中から何を選択するのか?という問題も
クラス分類問題です。本研究室ではデータ解析そのもの
よりも、クラス分類問題に関連するモデル評価基準やベ
イズ統計などの統計的推定手法に関する理論的研究およ
研究技術分野
統計科学
研究技術テーマ
●高次元データ解析
研究技術内容
昨今、頻繁に観測されるようになった高次元データのた
めの統計的推測の研究を行っている。
フル ヤ
ミチタカ
古谷 倫貴 助教
研究技術分野
離散数学
研究技術テーマ
●グラフ理論
●極値集合論
研究技術内容
グラフ理論の支配数の評価を行うことでグラフの構造を
把握する。特に支配数の臨界性を調査することで、Vizing
東京理科大学
83
東理
京
理学
大部
による古典的な予想の新たなアプローチを与える。また、
多彩支配数の研究を行うことで、複数種類のガードマン
を配置する問題の最適解を考察をしている。
1.
電子部品メーカーと圧電体膜の電気物性や微構造評価
に関する共同研究 2.
貴金属メーカーと小型MOCVD装
置に関する共同研究 3.
電子機器メーカーと可搬型小電
力発電システムに関する共同研究を検討中
所属研究室
理学部第一部 応用物理学科
オオカワ
カズヒロ
大川 和宏 教授
研究技術分野
岡村研究室
所有研究装置
SEM改良電子線描画装置、デュアルビーム微細加工同
時モニタリング装置、小型MOCVD装置
光半導体、結晶成長、物性制御、発光
デバイス、光触媒
研究技術テーマ
コ ムカ エ
●窒化物発光素子の長波長化のための結晶成長研究
●窒化物光触媒の高効率化および長波長化の研究
●太陽光から水素を製造する光触媒システムの開発
研究技術内容
先進機器をそろえ、精力的に研究推進しています。NDA
等の契約も考慮しています。
産業への利用
発光ダイオード、半導体レーザー等の光部品。水素発生
装置。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
マサル
小向得 優 教授
研究技術分野
誘電体、相転移
研究技術テーマ
●強誘電体の相転移
●強弾性体の相転移
研究技術内容
誘電体は電気工学上欠くことのできない実用的物質でも
ある。誘電体の基礎知識を土台とし、応用面の研究にも
取り組む。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
誘電体の誘電率の評価、強誘電性の発生機構。
結晶成長装置設計、半導体の物性評価、デバイス作製等
の分野で貢献できます。
その他所属研究機関
総合研究機構グリーン&セーフティ研究センター
サイトウ
トモヒコ
齋藤 智彦 教授
研究技術分野
オカムラ
ソウイチロウ
岡村 総一郎 教授
研究技術分野
強誘電体、圧電体、微細加工、薄膜、
電気物性、エナジーハーベスティング
研究技術テーマ
●強誘電体・圧電体薄膜/厚膜の作製
●複合酸化物の微細加工
●強誘電体薄膜キャパシタの電気物性に関する研究
●液体充填平衡気化MOCVD法
●圧電体を用いたエナジーハーベスティング
研究技術内容
1.
化学溶液堆積法や電気泳動法により、強誘電体・圧電
体の薄膜/厚膜作製が可能、2.
デュアルビームFIBによ
り、微細加工や薄膜断面観察が可能、3.
強誘電体/誘電
体薄膜の電気特性を精確に測定し、導電機構などの解析
が可能、4.
独自開発の小型MOCVD装置により、少量の
原料でも金属/酸化物の薄膜作製が可能、5.
圧電体セラ
ミックスや高分子強誘電体薄膜を使ったエナジーハーベ
スティングシステムの開発が可能
産業への利用
1.
高信頼性強誘電体薄膜メモリー、圧電体膜、2.
チュー
ナブルフォトニック結晶、3.
高信頼性強誘電体薄膜メモ
リー、圧電体膜、4.
連続的な原料充填と安定気化を可能
とするMOCVD装置、5.
可搬型小電力発電システム
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
84
東京理科大学
電子構造、光電子分光、遷移金属酸化
物、強相関電子系、強相関エレクトロ
ニクス、熱電物質
研究技術テーマ
●3価Co酸化物の電子構造と磁性
●2つの遷移金属を含む酸化物の一般的電子構造
●巨大磁気抵抗を示すMn酸化物の電子構造およびその
応用
●大きな熱起電力を持つ酸化物の電子構造
●その他、遷移金属酸化物を応用する上で必要な電子構
造の研究
研究技術内容
遷移金属化合物、特に酸化物は、電子相関が強い上に、
電子の持つ電荷、磁性、および結晶格子の振動が、お互
いに強く絡み合い、複雑な物性を示す。その理解と応用
のためには、物性の起源となる電子構造の理解が不可欠
である。我々のグループは、このような強相関電子系で
ある遷移金属化合物、特に酸化物の電子構造を解明する
ために、
(角度分解)光電子分光法、X線吸収分光法、
バンド計算などの実験的・理論的研究を行っている。
産業への利用
これまでのところ事業化・製品化に直接結びつく研究は
展開していないが、現在研究している物質群は応用され
ている、あるいは応用可能性のあるものも多く含んでい
る。例えばペロブスカイト型Mn酸化物は従来からも高
温触媒として利用されてきており、近年ではスピントロ
ニクスへの応用が期待されているほか、最近では低温領
域でも熱電輸送特性あるいは放熱パネルへの応用可能性
が示唆されている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
当研究室では試料作成自体を行っていないので、上記の
いずれの連携形態についても、試料の物性評価/測定あ
るいは物質設計指針に対するものである。なお、ここ数
年、光電子分光法を利用した物質開発についての技術指
導を材料メーカーに対して行っている実績がある。
所属研究室
理学部第一部応用物理学科齋藤研究室
所有研究装置
し、その高温超伝導機構を解明し、より高いTCを有す
る新超伝導材料設計への手がかりを得て、夢の室温超伝
導材料創出を目指して研究を進めています。さらに銅も
鉄も含まない新奇超伝導体探索研究も行っています。ま
た電気二重層型トランジスタを利用することにより、電
界誘起超伝導の発見を目指した研究も行っております。
理東
学京
理
部大
産業への利用
強磁場発生超伝導マグネット、ジョセフソン素子、SIN
トンネル素子、SQUID、電線、超伝導アンテナ、など。
可能な産学連携形態
超高分解能紫外線角度分解光電子分光装置。励起エネル
ギー2
1.
2eV及び4
0.
8eV
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
宮川研究室
トオヤマ
タカ ミ
遠山 貴巳 教授
研究技術分野
物性理論
研究技術テーマ
●高温超伝導の機構解明
●遷移金属化合物・有機物質の量子磁性
●強相関電子系の非平衡量子現象・スペクトロスコピー
理論
研究技術内容
所有研究装置
トンネル分光装置、4K-GM冷凍機、フローティングゾー
ン方式単結晶育成装置、ガス循環型装置付パージ型グ
ローブボックス、RHEED、X線回折装置、電気炉、TG
-DTA装置、スピンコーター、圧力シリンダー
(∼3GPa)
、
ゼーベック係数測定装置、MPMS
アラ キ
銅酸化物や鉄ニクタイド化合物に現れる高温超伝導の起
源を明らかにするための理論研究を、強相関模型に対す
る解析的・数値的手法を用いて行っています。また、一
部の遷移金属化合物や有機物質・生体物質で見られる、
幾何学的配置に由来する磁気的フラストレーション効果
を、
「京」などのスーパーコンピュータを用いた数値的
手法で研究しています。さらに。実験グループとの密接
な連携のもと、強相関電子系に光などの外場を加えた際
に起こる非平衡量子現象(光誘起状態変化、緩和現象な
ど)の解明や、非弾性中性子散乱や非弾性X線散乱、角
度分解光電子分光などのスペクトロスコピー手法を強相
関電子系に適用する際に必要とされる理論構築を行って
います。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
オサム
荒木 修 准教授
研究技術分野
神経回路網の非線形力学系、生体生命
情報学
研究技術テーマ
●脳の神経回路網モデルに関する研究
●脳計測による脳高次機能の解明
研究技術内容
脳の情報処理機能のモデル化技術。非線形力学系のシ
ミュレーションおよび解析の技術。脳波の測定及び解析
技術。
産業への利用
非線形システム・複雑系の数理モデル化やデータ解析
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
荒木研究室
所有研究装置
クラスター計算機
所有研究装置
脳波測定装置
ミヤカワ
ノブアキ
宮川 宣明 教授
研究技術分野
超伝導体、強電子相関材料、輸送特性、
トンネル分光、単結晶成長、薄膜、物
性II
研究技術テーマ
●高温超伝導体のトンネル分光研究
●高温超伝導体の単結晶育成及び輸送特性に関する研究
●MOD法による薄膜研究
●電気二重層型トランジスターを利用したキャリアドー
ピングに関する研究
●新機能性材料探索
研究技術内容
高温超伝導材料はエネルギー・情報・医療・環境・輸送
等の領域に根本的な変革をもたらす可能性を持っていま
す。そこで、従来の常識を打ち破る高い超伝導臨界温度
(TC)を示している銅酸化物及び鉄系超伝導体に注目
スミ ノ
ユタカ
住野 豊 講師
研究技術分野
ソフトマター物理、非平衡現象、界面
現象、生物物理
研究技術テーマ
●ソフトマターに見られる自己組織化
●粘弾性の関連する界面現象
●運動粒子の集団挙動
研究技術内容
我々はゆっくりとした時定数をもつ、柔らかな物質の示
す非平衡現象を実験的に研究している。具体的には乾燥
や界面の運動に伴って自発的に生成するパターン形成や
バルクの粘弾性と界面現象の協同性を理解する研究を
行っている。この際、我々は簡便な数理モデルを構築す
ることで、系の特徴的なサイズや時定数等を容易に推察
する事を目指している。他にも、生物集団のような能動
東京理科大学
85
東理
京
理学
大部
的な粒子の集団挙動に関しても数理モデルより考察を
行っている。
産業への利用
非平衡系では、精密に制御する必要なく自己組織的に秩
序あるパターニングが形成できる。また粘弾性と界面現
象の相互作用は、粘着剤や摩擦といった応用のほかに、
触感などにも重要であるため体人間のアプリケーション
を目指すペースト等にも応用できると考えられる。最後
に生物集団のような能動的な粒子の集団挙動は、多数の
微生物を効率よく飼育する系を構築するのに応用可能で
あるとともに、人間集団などの渋滞を制御する上でも重
要となると思われる。
可能な産学連携形態
共同研究
●紫外−中赤外ポンプープローブ時間分解分光
●試料作製:ブリッジマン法
●光学非線形材料
●量子ドット
研究技術内容
半導体量子ドット集合体がコヒーレントな相互作用を起
こし協同的に光を放出する「超蛍光」について、その発
生機構の解明を行っている。測定は、光カーゲート法に
よる発光時間分解分光を行っている。その他、ポンプ―
プローブ分光を中心に、時間分解分光を行っている。特
に、スペクトル幅の狭いパルスレーザー光を用いること
によって、不均一広がりの大きな系に対する特異な光学
現象を探求することができる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
住野研究室
所属研究室
宮島研究室
ヒ グチ
トオル
樋口 透 講師
研究技術分野
軟X線分光学
所有研究装置
モードロック・チタンサファイアレーザー、再生増幅器、
光パラメトリック増幅器
研究技術テーマ
●軟X線分光によるエネルギー材料の電子構造、価数、
組成分析
●RFマグネトロンスパッタ法による酸化物薄膜の作製
●酸化物ヘテロ界面の創成と分析
●固体酸化物燃料電池の電解質・電極材料の作製と電
気・分光学的評価
研究技術内容
異種の酸化物薄膜を積層して作製したヘテロ界面では、
バルク材料では予測できない電荷の移動が生じ、この挙
動は電気的性質に大きな変化をもたらす。この酸化物ヘ
テロ界面における挙動は、未だ解明されていない部分が
多いため、軟X線分光による電子構造の研究を行ってい
る。ここで得た知見をもとにして、酸素ラジカルを用い
たRFマグネトロンスパッタ法により酸化物ヘテロ界面
を作製し、次世代のエネルギー貯蔵である固体酸化物燃
料電池やクリーンな環境を作りだす光触媒効果の高効率
化・高活性化を目的として、電気・分光学的研究を行っ
ている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
軟X線分光によるエネルギー材料の電子構造、価数、組
成分析
所属研究室
樋口研究室
所有研究装置
RFマグネトロンスパッタ装置
(3台)
、軟X線分光装置、
インピーダンスアナライザー、原子間力顕微鏡、X線回
折装置、分光高度計、逆光電子分光装置
イイ ダ
ダイスケ
飯田 大輔 助教
研究技術分野
光デバイス、結晶工学
研究技術テーマ
●窒化物半導体光デバイス
●窒化物半導体結晶成長
●金属ナノ構造による表面プラズモン
●可視光通信LED
研究技術内容
省エネで話題となっているIII族窒化物半導体を用いた
白色LEDは、蛍光灯と比べるとその応答速度が非常に
速い。人間の目では感知できない程のスピードで光を
ON/OFFと点滅させることにより、照明用光源として
だけでなく、通信用光源としても同時に利用することが
原理的に可能である。しかしながら、一般的な白色LED
の通信速度はおおよそ1∼1
0Mbpsである。一方で、光
ファイバーなどによるブロードバンド通信は1Gbpsに
達しており、LEDの通信速度はまだ不十分と言える。
通信速度向上には、根本的な解決方法がなく新たなブレ
イクスルーが必要不可欠である。異分野である金属ナノ
構造の利用による表面プラズモンに着目し、III族窒化
物半導体LED技術と金属ナノ構造の表面プラズモン技
術を融合させ、革新的な高効率かつ1Gbpsを超える高
速通信可能な白色LEDの実現を目指している。従来研
究では光出力と発光効率を犠牲にして応答速度を向上さ
せる方法が多い。これらの問題点を解決するために、新
たな手法の確立が重要である。新手法の優れた点は、通
信速度を向上させ、かつ発光効率も同時に向上させるこ
とにあり、 同時に大型LEDチップにも対応できるため、
高出力化に期待できる。
可能な産学連携形態
ミヤジマ
ケンスケ
宮島 顕祐 講師
研究技術分野
光物性、光学、レーザー、ナノ材料
研究技術テーマ
●蛍光時間分解分光
86
東京理科大学
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
大川研究室
ツ ムラ
理学部第一部 応用化学科
コウヘイ
津村 公平 助教
研究技術分野
低温物性、超伝導、グラフェン
研究技術テーマ
ク ドウ
アキヒコ
工藤 昭彦 教授
研究技術分野
●超伝導体/常伝導金属接合の輸送現象
●プロセス・コンタクト形成技術開発
研究技術内容
常伝導金属に超伝導体を接触させると、常伝導金属中に
超伝導特性が誘起されます。常伝導金属として半導体等
の材料を選択すれば、誘起された超伝導特性を外的因子
(例えばゲート電圧やマイクロ波・光照射)によって変
調可能であるという利点があります。これを応用して新
奇物理現象を探索し、新たな機能性を有する量子情報処
理デバイスを実現すべく、グラフェンといったさまざま
な常伝導金属材料と超伝導体との接合素子作製プロセス
開発、またその接合中の電子特性に関する基礎研究を
行っています。
理東
学京
理
部大
光触媒、無機光化学、電極触媒作用
研究技術テーマ
●光触媒を用いた水の分解反応
●無機発光体の研究
●小分子の活性化における電極触媒作用の解明
研究技術内容
水の分解や可視光照射下で水素生成に高活性を示す数多
くの独自の光触媒材料を開発している。
産業への利用
当研究室で開発した可視光応答性光触媒を利用すること
により、余剰の硫黄系還元剤を有効利用して水素を生成
できる光触媒システムを構築できる可能性がある。ただ、
現時点では実用化の段階ではないと判断される。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
高柳研究室
具体的な産学連携内容
面談、講演など。
ナ ゴウ
ユウスケ
永合 祐輔 助教
研究技術分野
固体物性物理学、低温物理学、超流動
超伝導、磁性
コマ バ
シンイチ
駒場 慎一 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
●量子情報
●量子通信
●量子計測
●電流標準
研究技術テーマ
研究技術内容
量子情報・通信や、量子電流標準への応用が期待される
新しい原理を解明するために、超伝導物質や超伝導デバ
イスの電気磁気特性の実験研究を行っている。
所属研究室
高柳研究室
電子銃蒸着装置、希釈冷凍機、ヘリウム3冷凍機
ヨウイチロウ
橋爪 洋一郎 助教
研究技術分野
●リチウムムイオン電池用電極活物質、バインダー、電
解液、添加剤の研究開発
●ナトリウムイオン電池用電極活物質、バインダー、電
解液、添加剤の研究開発
●電気化学キャパシタ用電極材料、バインダー、電解液、
添加剤の研究開発
●生物電池用酵素電極の開発
●イオンセンサおよびバイオセンサの開発
研究技術内容
所有研究装置
ハシヅメ
電気化学、無機工業材料、電気分析化
学、生物電気化学
数理物理、物性基礎
研究技術テーマ
●統計力学の基礎および応用の研究
研究技術内容
ランダム系の統計力学を扱うために、特にフラストレー
ションを制御することができるような分布関数を導入し
た。多体力系における秩序状態を厳密に示し、その物理
的性質を解析するために平均場近似を用いた。量子エン
タングルメントの性質を理解しやすくするために、熱場
ダイナミクスの方法が適していることを示した。複数の
オーダーパラメータが示す秩序化の様子を明らかにする
ために、秩序生成の理論の方法で扱っている。統計力学
の方法を応用してさまざまな多体系の現象を解析するこ
とも目標としている。
リチウムイオン電池に関連して、正極活物質としてマン
ガン系及び鉄系材料の合成と電極特性、さらに負極、電
解液および電極界面に関連する一連の研究に取り組んで
いる。難燃性イオン液体のリチウムイオン電池への適用、
機能性バインダー、高容量合金系負極の開発も行ってい
る。また、新奇電池反応系の開拓研究として、ナトリウ
ムイオン電池のトータル設計にも取り組み、電気化学イ
ンサーション機能や二次電池特性について、リチウムイ
オン系との比較検討を推進している。さらに、電気化学
的な原理に基づくエネルギー変換系に関して幅広い研究
を展開するために、大学研究室における教育的配慮と、
産学連携における応用研究のバランスをとりつつ、連携
研究に積極的に取り組んでおります。
産業への利用
実用性能を念頭においた応用研究とその基礎研究を展開
しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
共同研究等の実績、事例が多数あり。
(個々の研究内容
東京理科大学
87
東理
京
理学
大部
●高効率不斉反応などの開発
は原則非公開)
その他所属研究機関
総合研究機構 Green & Safety研究センター、社会連携
部門(ナトリウムイオン電池)
所属研究室
駒場研究室
所有研究装置
各種電気化学評価装置、非水電池評価用グローブボック
ス、X線回折装置、in situ XRD、TG-DTA、DSC、比
表面積測定装置、粘度測定装置、引っ張り試験機、TOF
-SIMS(学内設備)
、放射光・中性子分析(外部施設)
シイ ナ
イサム
椎名 勇 教授
研究技術分野
有機合成化学、天然物化学、創薬化学
研究技術テーマ
研究技術内容
当研究室では天然に存在する薬効成分の人工合成を行い
ます。特に、これまで構築困難とされてきた化合物や、
抗菌活性あるいは抗腫瘍活性などの生物活性を有する薬
剤の立体選択的な合成研究を行います。一方で、有機分
子を自在に作り出すためには効率的な物質変換技術の開
発が必要不可欠です。当研究室では、天然分子の人工合
成を効率的に達成するための手段として、新しい合成反
応や反応剤の開発も併せて試みています。研究者のア
ピールポイント (1)不斉向山アルドール反応の開発
者の一人(1
9
9
0-1
9
9
4) (2)抗がん剤タキソール−日
本初の全合成(1
9
9
5-1
9
9
9) (3)椎名エステル化、ラ
クトン化の開発者[置換安息香酸無水物法]
(2
0
0
0-現在)
(4)新規3成分連結法の開発およびその応用(2
0
0
0-現
在) (5)2
0
1
2年度日本化学会学術賞受賞
産業への利用
医薬品合成、農薬合成、化成品合成
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
抗腫瘍薬剤開発等の共同開発
その他所属研究機関
総合研究機構キラリティー研究センター・センター長
所属研究室
椎名研究室
ケンソウ
!合 憲三 教授
研究技術分野
不斉合成、不斉自己触媒、不斉の起源、
不斉触媒、自己増殖、有機合成、有機
化学、キラル化学、不斉結晶
研究技術テーマ
●不斉自己増殖反応
●不斉自己触媒
●不斉触媒
●不斉炭素−炭素結合生成
88
東京理科大学
産業への利用
従来の不斉合成とは全く異なる原理に基づく、生成物が
自己を合成する触媒として作用する不斉自己増殖反応を
開発した。本反応は、反応中に触媒が増殖するので、触
媒劣化、および生成物と触媒の分離の問題が回避できる
ので、極めて高効率の不斉合成反応であり、
【産業への
利用】が期待できる。キラル有機結晶の研究。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
●不斉合成技術を用いる天然有機化合物の合成
●不斉合成技術を用いる抗菌剤、抗がん剤の合成
●三成分連結法を用いる難治性疾患治療薬の合成
●光学活性なポリオキシ化合物の立体選択的合成
●効率的な炭素−ヘテロ元素結合形成反応の開発
ソ アイ
研究技術内容
精密有機合成の技術・不斉触媒の開発技術・最先端不斉
合成技術の研究実績。大型研究費取得実績(新エネル
ギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
、産業技術研究
助成、提案公募型最先端分野研究開発)
、文部科学省科
学研究費補助金特別推進研究。
総合研究機構キラリティー研究センター
所属研究室
!合研究室
所有研究装置
NMR、IR、HPLC、GC、旋光度計、単結晶X線解 析 装
置、共通装置としてHigh-MS、GC-MS、円二色性測 定
装置
トリゴエ
ヒデタカ
鳥越 秀峰 教授
研究技術分野
人工的遺伝子発現制御、蛋白質発現制
御、テロメア、細胞老化、細胞癌化、
一塩基多型、重金属イオン除去
研究技術テーマ
●人工的遺伝子発現制御法であるアンチセンス法、アン
チジーン法の疾患治療への適用
●蛋白質そのものを標的として蛋白質発現を人工的に制
御する方法の開発
●テロメラーゼやテロメアDNA結合蛋白質によるテロ
メア調節機構と、細胞老化癌化機構の解析
●「体質」の遺伝的背景である、遺伝子の一塩基多型の
効率的検出方法の開発
●重金属イオンと生体物質の特異的結合を利用した、重
金属イオン除去方法の開発
研究技術内容
蛋白質医薬品・材料と異なり、核酸医薬品・材料はゲノ
ム解析で得られる塩基配列情報さえわかればデザインで
きる簡便性の点で優位性がある。蛋白質そのものを標的
として蛋白質発現を人工的に制御する方法は過去に類例
がほとんどなく、新規性が高い。テロメラーゼやテロメ
アDNA結合蛋白質によるテロメア調節機構の研究は、
医薬品開発・材料開発に直結するものではないが、蛋白
質の高次構造を基礎にしているので、蛋白質の高次構造
をベースにしたドラッグデザインから新規医薬品・材料
を創出できる可能性がある。筆者らが独自に発見した重
金属イオンと生体物質の特異的結合を利用して、遺伝子
の一塩基多型の効率的検出方法や重金属イオン除去方法
を開発している点で新規性が高い。従来の方法に比べて
簡便性の点で優位性があると共に、人体に無害な生体物
質を用いているため環境にやさしい点でも優位性があ
る。
産業への利用
オオツカ
新規の人工的遺伝子発現制御法の特許、3本鎖核酸形成
を利用した機能未知遺伝子の機能推定方法の特許が既に
ある。高コレステロール血症の治療のために開発したア
ンチセンス核酸の特許を出願済みである。蛋白質そのも
のを標的として蛋白質発現を人工的に制御する方法の特
許を出願済みである。重金属イオンと生体物質の特異的
結合を利用した、遺伝子の一塩基多型の効率的検出方法
や重金属イオン除去方法の特許出願を検討している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
産学連携に関してはあらゆる形態で進めることについて
オープンである。
その他所属研究機関
グリーン&セーフティ研究センター、トランスレーショ
ナルリサーチ研究センター
所属研究室
理学部第一部応用化学科鳥越研究室
所有研究装置
等温滴定型熱量計、生体分子間相互作用解析装置、蛍光
分光光度計、浸透圧計、密度計、リアルタイムPCR、二
次元電気泳動装置、円偏光二色性分散計(共同利用)
、
一分子蛍光分析システム(共同利用)
ヒデノリ
大塚 英典 准教授
研究技術分野
界面・コロイド化学、バイオマテリア
ル、高分子化学、ナノパーティクル
理東
学京
理
部大
研究技術テーマ
●血液適合性の高い高分子表面の創製とそのメカニズム
解析
●細胞透過性の高い表面技術とナノ粒子の創製
●抗癌活性およびレドックス活性の高い金属ナノ粒子の
合成
●高い触媒活性(Pt粒子の約1
0
0
0倍)と再生利用が可能
なナノ粒子の合成
●細胞の三次元培養ゲル材料と組織再生および薬剤スク
リーニングへの応用
研究技術内容
界面コロイド化学を駆使した生体機能性界面材料の研究
産業への利用
医薬品機能を有するナノ粒子、高度な細胞デリバリーを
達成するナノ粒子
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
企業との共同研究、受託研究
その他所属研究機関
トランスレーショナルリサーチセンター、界面科学研究
部門、グリーン&セーフティ研究センター
ナカ イ
イズミ
中井 泉 教授
研究技術分野
ファイトレメディエーション、放射光
X線分析、ナノシート、考古化学、鑑
識化学
研究技術テーマ
●ファイトレメディエーションの放射光X線分析による
メカニズムの解明
●新しいナノシートの開発と放射光X線分析法の開発
●RoHS/IELVI/WEEE指令関連物質の有害金属元素の
高感度迅速蛍光X線分析法の開発
●ポータブルX線分析装置(XRF/XRD)によるオンサ
イト分析
所属研究室
大塚研究室
所有研究装置
原子間力顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡、走査型電子顕
微鏡、倒立型蛍光顕微鏡、表面プラズモン共鳴装置、
QCMD、動的・静的光散乱測定装置、ゼータ電位測定
装置、IR、フロ−サイトメーター、GPC、HPLC、超遠
心分離機、細胞培養設備
ネ ギシ
ユウイチ
根岸 雄一 准教授
研究技術分野
研究技術内容
放射光の産業利用については長年に渡る多くの経験があ
り、問題に応じて最適化が可能である。対象は生体関連
物質から機能性材料まで様々な物質のX線回折、蛍光X
線分析、XAFS解析など。また、ポータブルX線回折/
蛍光X線分析装置を使った環境試料のフィールドX線分
析について最先端の技術を有する。
産業への利用
ファイトレメディエーションは産業化されつつある。ナ
ノシートは多様な新材料への展開が可能で現在注目され
ているナノマテリアルである。RoHS/IELVI/WEEE指
令は、企業における環境問題への取組みを規定している。
土壌、産業廃棄物等のその場分析。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
分析技術の指導、依頼分析など。
クラスター科学、ナノ材料科学、ナノ
構造科学
研究技術テーマ
●原子レベルナノテクノロジーによる高活性水分解光触
媒の創製
●原子レベルナノテクノロジーによる高活性燃料電池の
創製
研究技術内容
ナノテクノロジーは、機器やデバイスの小型化、高機能
化、高分解能化、高効率化、省エネルギー化を実現し、
それにより、材料、エネルギー、環境、情報通信、医療
といった分野で多くの問題を解決すると期待されてい
る。こうした技術を飛躍的に進展させる為に、
ナノスケー
ルの大きさをもつ高機能な物質の創製が切望されてい
る。金属原子が数個から数百個集まった金属ナノクラス
ターは、そのような高機能ナノ物質として大きな注目を
集めている。当研究室では、特異な物性や機能をもつ金
属ナノクラスターを生み出すこと、そしてそれらを光触
媒や燃料電池、太陽電池などに活用することを目指し、
研究を行っている。
東京理科大学
89
東理
京
理学
大部
産業への利用
当研究室は、水分解光触媒や燃料電池にて活性部位とな
る金属ナノクラスターに対して世界最先端の精密合成技
術を有している。これらを原子レベルの分解能で精密に
合成することが可能であり、こうした技術は世界でも有
数の技術である。当研究室は、こうした原子レベルナノ
テクノロジーを駆使することで水分解光触媒や燃料電池
を高活性化させることに取り組んでいる。こうした材料
開発研究について、現状では大学における基礎研究に留
まっているが、これらの開発は社会的意義が大きいため、
これら水素材料に関連する産業界との連携を強く希望す
る。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
産学連携に関しはあらゆる形態で進めることにオープン
である。
●電子輸送材料の触媒的合成
●多環芳香族炭化水素の新合成法
●高平面 共役分子の一段階合成
●多置換ベンゼンの選択的合成
研究技術内容
遷移金属(ロジウム、白金、金、パラジウム、イリジウ
ム、ニッケル、ルテニウム)触媒を用いる新反応の開発
に取り組んでいる。有機電子材料として利用可能な 共
役有機分子の新たな合成法の開発を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
シロール誘導体の合成に関して企業と共同研究し6件の
特許を出願した。平成2
6年7月現在、1件の共同研究を
行っている。
その他所属研究機関
光触媒国際研究センター
所有研究装置
金属クラスター精密合成装置、水分解光触媒活性測定装
置、燃料電池活性測定装置
ア
ベ
ヨシナリ
阿部 善也 助教
研究技術分野
分析化学、環境化学、装置開発、X線
分析、オンサイト分析、考古化学
研究技術テーマ
フル ミ
セイイチ
古海 誓一 准教授
研究技術分野
有機材料化学、光化学、液晶材料学、
界面化学、光学
研究技術テーマ
●自己組織化によるフォトニック結晶の作製とレーザー
への応用
●液晶分子の光配向制御
研究技術内容
コロイド微粒子やキラル液晶を合成することができ、そ
れらを用いたフォトニック結晶(周期配列構造)をボト
ムアップ的に構築する技術を持っている。さらに、これ
らを使って、発光デバイス、波長可変レーザー光源、太
陽電池への応用を試みている。
産業への利用
オプトエレクトロニクスに関する応用に積極的なパート
ナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
前所属機関にて、某企業と共同研究を行っていました。
所属研究室
所有研究装置
有機合成設備、レーザー、光特性評価装置、3次元微細
加工装置
タカノリ
松田 学則 准教授
研究技術分野
合成化学、有機材料、機能性分子、精
密合成、触媒反応
研究技術テーマ
●炭素−炭素結合の触媒的切断
90
東京理科大学
研究技術内容
・福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物
質の性状解明と、放出時の炉内の状況推定を目的として、
放射性Csを含む直径数ミクロンの大気粉塵粒子に対し
て放射光マイクロビームを用いた複合X線分析を行って
いる。・考古遺物に対する化学的分析手法の適用はきわ
めて有効であるが、遺物の破壊や持出しが禁止されてい
るケースが多い。そこで考古遺物の非破壊オンサイト分
析を目的として、装置メーカと共同で様々な可搬型X線
分析装置(蛍光X線分析装置、粉末X線回折計、紫外可
視分光光度計、蛍光分光計)を開発し、国宝を含む様々
な遺物へと応用している。・放射光X線分析を考古遺物
へと適用することで、ppmレベルの重元素分析(高エネ
ルギー放射光蛍光X線分析)や、製法に深く関係する元
素の化学状態分析(X線吸収微細構造分析)を非破壊で
行うことが可能となる。
産業への利用
理学部第一部 応用化学科・古海研究室
マツ ダ
●福島第一原子力発電所事故により放出された強放射性
大気粉塵の性状解明
●考古遺物の非破壊オンサイト分析を目的とした可搬型
分析装置の開発と応用
●化学組成分析に基づく古代ガラスの起源推定および製
法解明
●放射光X線分析の考古化学への応用
・放射性大気粉塵の研究では、現在はつくばの気象研究
所との共同研究を行っており、同研究所で採取された大
気粉塵について分析を行っているが、放出された放射性
物質の全貌を把握するためには様々な地点で採取された
試料を研究する必要がある。・考古遺物という括りの中
には様々な物質が含まれるため、これまでにない新しい
可搬型分析装置の開発も求められる。また既存の可搬型
分析装置においても、改良の余地がまだ残されている。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
考古遺物分析用に開発した可搬型分析装置は、すでに多
くの成果を上げており、一部は製品化されている。
所属研究室
中井研究室
所有研究装置
蛍光X線分析装置、X線回折装置、ICP-AES、ICP-MS、
SEM-EDS、高倍率デジタル顕微鏡、TG-DTA、可搬型
分析装置各種(蛍光X線分析装置、粉末X線回折計、紫
外可視分光光度計、蛍光分光計、顕微ラマン分光分析装
置、赤外分光分析装置)
くはそれ以上の電流を取り出せることも期待される。こ
のことは、現在世界規模での課題であるコスト削減およ
び希少元素の使用量削減を目指す燃料電池の開発、最終
的にはエネルギー産業界において大きなインパクトを与
えると期待される。しかしながら私たちは、金属クラス
ターの合成に関しては得意としているが、実際に合成し
た白金クラスターを用いて燃料電池を作成する技術に関
しては専門ではない。そのため、
私たちの白金クラスター
を燃料電池へと利用したいと考えて下さる共同研究パー
トナーを探している。
理東
学京
理
部大
可能な産学連携形態
イワ セ
アキヒデ
岩瀬 顕秀 助教
研究技術分野
光触媒、光電気化学、人工光合成
研究技術テーマ
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
理学部応用化学科根岸研究室
所有研究装置
●光触媒を用いた可視光水分解
●光電極を用いた可視光水分解
研究技術内容
クリーンな水素社会実現のために、太陽光をエネルギー
源とした人工光合成に取り組んでいる。具体的には、
ソー
ラー水分解による水素製造を目指し、光触媒および光電
極の新規開発および高性能化をおこなっている。
低温恒温槽、有機合成装置、超音波合成装置、ロータリー
エバポレーター、遠心分離器、凍結乾燥器、乾燥器、真
空ガラスライン、電気炉、光学顕微鏡、高速液体クロマ
トグラフィー、リサイクル分取HPLC、ガスクロマトグ
ラフィー、光触媒反応装置、紫外光/可視光照射装置、
紫外可視吸収分光装置、蛍光分光装置、可視近赤外吸収
分光装置、ポテンショスタット、電気泳動装置
その他所属研究機関
総合研究機構光触媒国際研究センター
所属研究室
マツクマ
ダイスケ
松隈 大輔 助教
工藤研究室
研究技術分野
クラシゲ
ワタル
藏重 亘 助教
研究技術分野
クラスター化学
研究技術テーマ
●白金ナノクラスターの精密合成法の確立と、その酸素
還元触媒能の解明
●安定な金クラスターを基盤物質に用いた、新規機能性
ナノ物質の創製
●精密金属クラスターの助触媒利用による水分解光触媒
の高活性化
研究技術内容
現在白金は、燃料電池の電極材料として広く利用されて
いる。しかしながら、白金は非常に高価な元素であるこ
とから、少ない白金使用量で触媒活性を向上させること
が必要とされている。白金を微粒子化することは、その
有効な手段の一つと考えられている。白金を微粒子化す
ることで反応に寄与する表面積の割合が増加し、少ない
白金使用量で高い触媒活性を示すことが期待される。私
たちの研究の目的はまず、このようなことが期待される、
粒径約1nm程度の白金クラスターを精密かつサイズ選
択的に合成することである。その後、精密に合成された
白金クラスターの酸素還元触媒能を調べることで、触媒
機能の構成原子数依存性を明らかにする。本研究の実現
は、燃料電池の効果的な電極材料作成に関して、明確な
設計指針を与えるものと考えられる。
産業への利用
本研究が実現すれば、高い触媒活性を有する白金触媒を
簡便な方法にて、サイズ選択的に合成することが可能と
なる。得られた白金クラスターを燃料電池の電極材料に
用いれば、従来の2∼4nmの白金微粒子を電極材料に
用いる場合と比べ、より少量の白金使用量で同量、もし
高分子化学、コロイド界面、バイオマ
テリアル、高分子ゲル、刺激応答性高
分子
研究技術テーマ
●組織再生を目指した高分子ゲルの創製
●合成高分子の新規機能性の創出
●機能性金属コロイドの新規創製法の確立
●刺激応答性高分子薄膜の創製と機能評価
研究技術内容
軟骨再生を目指した機能性高分子ゲルアミノ酸からなる
ペプチド分子と、糖鎖からなる複合インジェクタブルハ
イドロゲルを作製した。ゲル化速度の違いを利用すると
言う、これまでにないアプローチから、複合ゲルを作製
することに成功した。ペプチドを内包させることにより、
軟骨細胞の活性は大幅に上昇し、軟骨再生を目指した優
位な材料の創製に成功した。完全合成高分子の酸化還元
活性の発現合成高分子の一次構造に限定的な酸化還元活
性を見出し、定量的な金属イオンの還元と機能性金属コ
ロイドの創製に成功した。
可能な産学連携形態
共同研究
マツモト
アリマサ
松本 有正 助教
研究技術分野
有機化学、有機金属化学、
キラリティー
研究技術テーマ
●有機金属反応開発
●不斉合成
●不斉認識
●不斉自己触媒反応
研究技術内容
ほとんどの分子には右手と左手のように同じ物質である
東京理科大学
91
東理
京
理学
大部
が、お互いが鏡像の関係になり重なり合わない、鏡像異
性体が存在する。自然界に存在する生体を構成する分子
の多くは一方の鏡像異性体から構成されており、その偏
りの起源は未解明の謎とされてきた。反応の進行にとも
ない、分子の不斉が増幅するという不斉自己触媒反応の
研究を行い、わずかな対称性の破れから分子のホモキラ
リティーが発生するメカニズムの解明を行っている。
理学部第二部
ハ
セ ガワ
教養
シンイチ
長谷川 新一 教授
研究技術分野
●日本語における「痩身」表現の研究
●日本語における口頭及び文章表現の研究
●折口信夫の研究及び創作方法に関する研究
研究技術内容
日本文学研究では、上代文学作品に関する写本や版本、
文化資源等を用いて、成立や享受状況を明らかにする研
究をしている。日本語研究では、日本語において語られ
る「痩身」表現や、学生の口頭及び文章表現に関する考
察をしている。民俗学研究では、折口信夫の研究及び創
作方法に関して、明らかにすることを目指している。
可能な産学連携形態
共同研究
応用言語学
理学部第二部
研究技術テーマ
●コトバの意味認知メカニズム
研究技術内容
ミヤオカ
コトバの意味を人間がどう認知するかについて研究して
いる。
数学科
エツ オ
宮岡 悦良 教授
研究技術分野
統計学、数理統計、医薬統計、データ
解析
研究技術テーマ
キク チ
ヤスシ
菊池 靖 准教授
研究技術分野
数値解析
研究技術テーマ
●医薬統計
●生存解析
●時系列解析
研究技術内容
●特殊関数計算
統計解析全般のコンサルティング、実際のデータ解析
研究技術内容
可能な産学連携形態
特殊関数の計算に、行列固有値問題を応用する
共同研究、受託研究
所属研究室
菊池研究室
ヨシオカ
アキラ
吉岡 朗 教授
モリ タ
タイスケ
森田 泰介 講師
研究技術分野
心理学・認知科学
研究技術テーマ
●思考内容の測定
●性格特性の測定
●行動における個人差の測定
●し忘れメカニズムの解明
●ぼんやり現象のメカニズムの解明
研究技術内容
し忘れやぼんやり、思いつきといった現象のメカニズム
を解明し、その制御に資する知見を得るため、日常場面
や実験室場面におけるし忘れやぼんやり、思いつきと、
それに関与する個人特性の測定・操作を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所有研究装置
心理学実験装置(E-Prime2)一式
コ バヤシ
マサ ミ
小林 真美 助教
研究技術分野
日本文学、日本語学、日本語教育、民
俗学
研究技術テーマ
●上代文学作品を中心とする文献学的研究
●日本神話の文化資源化に関する研究
92
東京理科大学
研究技術分野
変形量子化、幾何学
研究技術テーマ
●非可換幾何学
●変形量子化
●量子化の幾何学的方法
研究技術内容
位置と運動量によって描かれる力学の相空間を、数学的
に一般化したものがシンプレクティツク多様体です。そ
の幾何学的な性質を調べ、空間と非可換代数の関係を研
究しています。特に、多様体上の関数のなす可換な代数
を非可換結合代数に変形すること(変形量子化)および
その幾何学を研究しています。
産業への利用
生成消滅演算子による、量子計算は近年、
量子コンピュー
ターなどの研究により、その必要性に興味を集めるよう
になってきた。変形量子化の方法は、生成消滅演算子に
よる、量子計算を作用素を使わず、初等的な微積分を用
いて正準交換関係に基づく量子計算を可能にする。物理
的な背景を持たない研究者にとり、量子計算にアプロー
チする方法を提示できる。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
具体的な産学連携内容
量子計算の、変形量子化法を用いたアプローチの指導。
コ タニ
ケイ コ
小谷 佳子 准教授
研究技術分野
離散数学、グラフ理論
研究技術テーマ
●グラフの因子
研究技術内容
いる。
産業への利用
上記の内容について、理論的に打ち出した結果の、実践
的検証や数値解析などによる検証ができるパートナーを
探している。
理東
学京
理
部大
可能な産学連携形態
ネットワーク理論の数学的基礎を与えるグラフ理論の研
究をしている
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業や研究機関の研究員と共同研究をすすめている。
サイトウ
イサオ
齊藤 功 准教授
研究技術分野
関数解析
研究技術テーマ
サ トウ
タカ オ
佐藤 隆夫 講師
研究技術分野
●ヒルベルト空間上の作用素について
研究技術内容
関数解析学では個々の関数について調べるというよりも
関数の集まりの空間(関数空間)の上での作用について
研究します。微分や積分も関数空間上の作用素としてと
らえることができます。様々な作用素の中で最も扱いや
すいものとして正規作用素がありますが、それを基本と
して、さらに一般的な作用素についてします。
代数的位相幾何学
研究技術テーマ
●自由群の自己同型群、曲面の写像類群の組み合わせ群
論的研究
研究技術内容
自由群の自己同型群や曲面の写像類群のJohnson準同型
の像を決定すること、及びIA自己同型群やTorelli群の
2次元ホモロジー群を決定することを目標に、組み合わ
せ群論や群のホモロジー等を用いて研究している。
所属研究室
佐藤研究室
サ
コ
アキフミ
佐古 彰史 准教授
研究技術分野
微分幾何学、場の理論、弦理論、微分
位相幾何学、非可換幾何学
研究技術テーマ
研究技術内容
微分幾何学、等質空間論
研究技術テーマ
●リー代数
●リー群
研究技術内容
研究の延長線上にある長期的な目標には、非可換変形さ
れた多様体(非可換多様体)のゲージ理論を用いた微分
位相幾何学の確立がある。そのために非可換多様体上の
インスタントンの構成とその微分位相幾何学的性質の解
明を、変形量子化あるいは幾何学的量子化の方法を用い
て実行することがより短期的な目的である。最初に現在
研究途上にあるR4上のインスタントンの非可換変形と
それに付随する位相不変量の非可換変形の性質を解明
し、その後CP2などの他の非可換多様体上についてそ
れらの解明を行っている。さらに、将来的にはこれらを
用いた非可換多様体上の位相的ゲージ理論の定式化を目
指す。
ヒロミチ
伊藤 弘道 講師
研究技術分野
ノブタカ
研究技術分野
●場の理論の非可換変形
●場の理論におけるソリトン解の解明
●位相的場の理論
イ トウ
ボウムキ
坊向 伸隆 講師
偏微分方程式論、弾性理論、破壊力学、
逆問題
研究技術テーマ
●破壊現象の数理解析
●非破壊検査に関わる逆問題
●溶接の精度評価
研究技術内容
固体材料の安全性を評価するため、破壊現象の理論解析
を行っている。また、非破壊検査に関わる、欠陥や溶接
部分などを評価する逆問題についての理論研究も行って
リー代数論やリー群論を用いて、等質空間の構造や性質
を研究している。
可能な産学連携形態
共同研究
カナザワ
トモ ヨ
金澤 知世 助教
研究技術分野
変形量子化、リー群作用による簡約
研究技術テーマ
●非可換積
●非可換指数関数
●相空間上の量子力学
●ハミルトン力学系の簡約
研究技術内容
変形量子化では、作用素の代わりに、相空間上の関数の
積を1係数変形した、新しい結合積を導入する。この非
可換な積による交換子に関し、双対な変数が満たす正準
交換関係を用いて、従来の量子化と同様に、量子現象を
研究することが出来る。そこでまず、モノポール場の影
響下にある水素原子中の電子の運動 (MIC-Kepler問題)
のエネルギー固有空間を研究している。主ファイバー束
上の調和振動子の固有値問題を、変形量子化の代数の中
で定式化し、U(1)-不変な固有関数で張るエネルギー
固有空間を簡約して得たMIC-Kepler問題のエネルギー
固有値とその重複度は、先行結果と一致した。さらに、
東京理科大学
93
東理
京
理学
大部
U(1)-同変な波動関数で展開した調和振動子のグリー
ン関数を簡約することで、MIC-Kepler問題のグリーン
関数を構成できた。このようにMIC-Kepler問題は、簡
約によって得られるハミルトン系の良い具体例として知
られている。今後は、そこにどのような非可換積が簡約
によってもたらされ得るのか、また他の量子現象の例に
も取り組んで、変形量子化の有用性を広く示していきた
い。
所属研究室
アキラ
研究技術分野
非平衡統計基礎論、物性基礎論
●熱的場の理論による熱浴の考察
●リミットサイクルを持つ系における熱力学構造の解明
●量子系における熱力学の適用限界における理論的考察
●量子細線における電子輸送現象の理論的研究
●高温超伝導現象・分数量子ホール効果の理論的解明
ヨウヘイ
川! 洋平 助教
研究技術分野
スズ キ
鈴木 彰 教授
研究技術テーマ
吉岡朗研究室
カワサキ
験を実施いただけます。また、夜間(2
2時3
0分まで)だ
けの受け入れも可能です。中国との共同研究が多いため、
中国赴任を想定する技術者にもメリットがあります。
数理統計、医薬・医学統計、臨床試験
一般
研究技術テーマ
●生物統計
●Bayes統計学
研究技術内容
臨床試験における統計解析全般のコンサルティングは随
時行っております。
研究技術内容
当研究室では非平衡統計力学の理論的研究をしていま
す。主に力を入れている分野は熱力学を考慮した場の基
礎論、確率微分方程式を背景にした熱力学基礎論、メゾ
スコピック系における電子輸送現象です。互いの【研究
分野】の垣根を越えた議論により一つの物理現象を様々
な角度から基礎的に理解する事をモットーとしておりま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
チョウ
シン イ
趙 新為 教授
宮岡研究室
研究技術分野
理学部第二部
ウメムラ
物理学科
カズ オ
梅村 和夫 教授
研究技術分野
生物物理学
研究技術テーマ
●DNA等生体分子の可視化技術
●バイオ材料のナノヤング率測定など力学測定
●珪藻のナノテクノロジー
●原子間力顕微鏡を用いたナノセンシング
研究技術内容
物理学科でバイオ材料を扱っているため、ナノテクとバ
イオの両方に対応できること。夜間部所属のため、連日
2
2時3
0分まで対応できること(昼間も可能です)
。中国、
米国等との共同研究が多いこと。特に中国赴任を想定し
た日本人技術者の役に立ちます。
産業への利用
材料としてはDNA、たんぱく質、バイオシリカ、自己
組織化膜などを扱っており、酸化チタンをコーティング
したバイオシリカの作製など産業応用を意識した研究も
行っています。加工計測としては、原子間力顕微鏡を用
いたナノレベルでの構造評価やカンチレバーを用いたセ
ンシング、試料表面のナノ加工に実績があります。
可能な産学連携形態
研究技術テーマ
●Si系のナノワイヤ・ナノ構造の作製と評価
●単電子デバイス
●半導体ナノ磁石
●光触媒効果、デバイス
●Si発光デバイス
研究技術内容
Siをベースにした、ナノ材料を中心に研究している。量
子サイズ効果を利用し、次世代光学材料・光学デバイス
をメインターゲットとしている。特にナノワイヤ、第七
類添加Siでは、トップの成果を挙げている。
産業への利用
ナノワイヤと発光デバイスに関する特許出願ずみ。事業
化希望。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
産業界との共同研究、依託開発に興味あり。
ナガシマ
ヤスユキ
長嶋 泰之 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
特異な加工計測技術を持った企業にバイオ材料を提供す
る、食品・農業材料などを持った企業にナノ加工計測を
提供する、共同予算申請などの共同研究が可能です。受
託研究員受入については、物理学科であるため、ナノテ
ク分野などバイオ以外の研究員を受け入れてもバイオ実
94
東京理科大学
半導体ナノ材料&ナノデバイス、半導
体レーザ、光学デバイス、超微細加工、
太陽電池と新エネルギー、磁性半導体
陽電子消滅、粒子線物理学、原子物理
学
研究技術テーマ
●ポジトロニウム負イオンの生成
●エネルギー可変ポジトロニウムビームの生成
●陽電子-気体分子相互作用の研究
研究技術内容
低速陽電子ビーム、エネルギー可変ポジトロニウムビー
ム、ポジトロニウム負イオン生成
辻川研究室
理東
学京
理
部大
所属研究室
長嶋研究室
所有研究装置
ニシ オ
低速陽電子ビーム発生装置、陽電子溜め込み装置、陽電
子パルス化装置、エネルギー可変ポジトロニウムビーム
生成装置、レーザー
メ グロ
タ
カ
シ
目黒 多加志 教授
研究技術分野
ビーム応用、表面物理、ナノ材料
研究技術テーマ
●負の電子親和力表面
●電子放出材料
●アルカリ金属の表面吸着構造
研究技術内容
負の電子親和力(NEA)を有する表面における表面構
造、電子状態、及び電子放出特性との相関、ならびにNEA
形成過程の解明の研究を主として行っている。具体的な
材料系としてはCs/GaAs系を用いており、Csと酸素を
交互にGaAs表面に供給して、電子放出効率を増大させ
ていくYo-Yo法過程の詳細を明らかにするため、表面光
吸収スペクトル(SPA)
、および走査型トンネル顕微鏡
(STM)を利用して研究を行っている。
産業への利用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
目黒研
所有研究装置
超高真空走査型トンネル顕微鏡、波長可変深紫外レー
ザー、イオン・電子ビーム照射装置
シン ジ
辻川 信二 准教授
研究技術分野
宇宙論
研究技術テーマ
●暗黒エネルギー
●インフレーション
●宇宙背景輻射
●宇宙の大規模構造
●一般相対論を拡張した理論
研究技術内容
現在の宇宙の約7
0%を占める暗黒エネルギーの起源を解
明するため、理論だけでなく、宇宙背景輻射や宇宙の大
規模構造のような観測データを用いて模型に制限を与え
ている。
産業への利用
今後は、観測の精度を上げるための、新たな高精度の望
遠鏡の開発が必要である。
可能な産学連携形態
国際的産学連携
所属研究室
研究技術分野
低温物理学、超伝導工学
研究技術テーマ
●高分解能SQUID顕微鏡の開発
●新高温超伝導体の創製
●量子位相を利用した超伝導デバイスの開発
研究技術内容
多くの金属では、極めて低い温度で電気が抵抗なく流れ
ます。これは量子現象の一種で、超伝導と呼ばれていま
す。我々の研究室は、この超伝導を量子コンピューター
などに役立てるために、超伝導体を様々に加工または接
合することによって現れる新しい超伝導現象の研究をし
ています。また、比較的高温で超伝導が現れる高温超伝
導体のメカニズム解明へ向けた研究も行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
イイジマ
ホク ト
飯島 北斗 助教
研究技術分野
Cs/GaAs系のNEA表面は、次世代電子源として大きく
期待されており、高偏極度、高繰り返し、低エミッタン
ス性等の、従来の電子線源では実現が難しい、新たな電
子線源開発につながる研究である。
ツジカワ
タ イチロウ
西尾 太一郎 准教授
加速器科学、表面物理、電子源、光陰
極
研究技術テーマ
●大電流電子源を目的とした高輝度光陰極開発
●アルカリ−アンチモン薄膜による高耐久光陰極の開発
研究技術内容
高エネルギー電子ビームを生成する加速器や電子顕微鏡
など広い意味での電子線形加速器において、電子源(カ
ソード)はビームの品質を決める重要な要素である。そ
の研究開発は最初、熱陰極から始まり、後に光電子放出
型や高電界放出型の研究の進捗とともに極短パルス、大
電流、高輝度化が進められてきた。近年では安定したス
ピン偏極電子源の開発が精力的に進められている。例え
ば、表面が負電子親和力(Negative Electron Affinity;
NEA)のヒ化ガリウムは円偏光レーザーを用いること
でスピン偏極電子を取り出せる高量子効率のフォトカ
ソードとして注目されている。一方でNEA表面は非常
に弱く、その寿命は金属フォトカソードと比べると非常
に短いことが問題となっており本質的に高耐久な表面を
実現することが強く望まれている。本研究では、こうし
た高機能でありながら弱い表面を持つカソードに対して
アルカリ−アンチモン化合物薄膜を用いて表面を保護
し、フォトカソードの高耐久化実現を最終目標に、こう
した機能性薄膜の物性研究を行っている。
産業への利用
光陰極からの電子は、その放出タイミングをレーザーで
制御するために、熱陰極や電界放出型の電子源と比べる
とパルス電子を容易に生成できる。このことは高エネル
ギー実験や放射光で用いられる加速器では実証済みであ
るが、電子顕微鏡や電子線リソグラフィーへの応用例は
極めて少ない。このため我々が研究している半導体光陰
極を電子顕微鏡や産業用電子線加速器に適用してくれる
共同研究パートナーを探している。
可能な産学連携形態
東京理科大学
95
東理
京
理学
大部
共同研究、技術相談・指導
目黒研究室
進プログラム(S-イノベーション)に参画し、企業と共
同で有機フォトリフラクティブ材料を用いたデジタル3
Dサイネージの開発を行っている。
タイラ
グリーン&セーフティー研究センター、エコマテリアル
研究部門
所属研究室
その他所属研究機関
ヒサ オ
平 久夫 助教
研究技術分野
所属研究室
低次元電子物性、電子輸送
研究技術テーマ
理学部第二部化学科佐々木研究室
所有研究装置
●低次元電子系の電子輸送
●カーボンナノチューブの電子状態
●物質の幾何構造と電子状態との関連
研究技術内容
ナノスケール・メソスケールの電子状態・電子輸送現象
に関する理論研究を行っています。具体例として、断面
形状が変形したカーボンナノチューブの電子バンド構造
や、Corbinoディスク型の半導体2次元電子系における
電子輸送について研究しています。物質の幾何構造と電
子物性との関連を統一的に理解する事を目指していま
す。
フォトリフラクティブ効果評価装置(2光波結合、4光
波混合)
、DSC、GPC、AFM、誘電率測定装置、自発分
極測定装置、引っ張り試験器、偏光顕微鏡、UV-vis分
光光度計、FT-IR、液晶パネル作成装置、光スペクトル
アナライザー、紫外線照射装置
サ トウ
ツヨシ
佐藤 毅 教授
研究技術分野
有機化学、有機合成化学、有機反応化
学
研究技術テーマ
理学部第二部
サ
サ
キ
化学科
タケ オ
佐々木 健夫 教授
研究技術分野
液晶、機能性高分子
研究技術テーマ
●強誘電性液晶のフォトリフラクティブ効果
●高分子液晶のフォトリフラクティブ効果
●光解重合性高分子
研究技術内容
(1)有機物を用いたフォトリフラクティブ材料の開発
を行っている。フォトリフラクティブ効果とは、ホログ
ラムを形成する現象のひとつで、動的な(動く)ホログ
ラムを形成することが特徴である。これを用いれば、3
D立体ホログラム動画を表示したり、光信号を増幅する
素子、距離計測用素子など、様々な応用が可能である。
我々は強誘電性液晶を用い、世界最高速で応答するフォ
トリフラクティブ材料を見出している。
(2)光解重合
性高分子の研究。光を照射すると露光部分が解重合反応
を生じ、ばらばらのモノマーに変化してしまうポリマー
を開発している。これは、立体リソグラフや光剥離性接
着剤(解体性接着剤)への応用が可能である。
●有機硫黄化合物を活用する新合成法の開発
●有機マグネシウム化合物の生成と有機合成への応用
●新不斉合成法の開発
●カルベノイドを利用する新合成法の開発
●マグネシウムカルベノイドを利用する新合成法の開発
研究技術内容
炭素−炭素結合を構築するための新しい方法の開発を検
討している。
産業への利用
有機化合物を合成する新手法の提供。
可能な産学連携形態
受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
キラルマテリアル研究センター
所属研究室
理学部佐藤研究室
所有研究装置
FT-IR、HPLC
ヤマ ダ
ヤスヒロ
山田 康洋 教授
研究技術分野
産業への利用
液晶系フォトリフラクティブ材料の開発。高感度かつ高
速応答のフォトリフラクティブ材料の開発を行ってい
る。赤外領域まで感光域を広げることで、
車載用レーザー
レーダーの増幅器や、皮膚下組織の観察に用いる光トモ
グラフィーの開発を目指している。光照射で解重合する
高分子の開発。我々が開発した光解重合性高分子は、よ
く知られたエポキシ系接着剤であるアラルダイトを超え
る接着強度を示す。そしてこれに紫外線を照射すると高
分子は分解し、接着体から剥離する。これを利用した解
体性接着剤の開発を目指している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
具体的な産学連携内容
科学技術振興機構(JST)戦略的イノベーション創出推
96
東京理科大学
気相クラスター、メスバウアー分光、
薄膜、微粒子、無機化学
研究技術テーマ
●低温マトリックス単離法による不安定化学種の研究
●気相金属クラスターの化学反応
●メスバウアー分光法
●鉄薄膜の磁気配向制御
研究技術内容
基礎的な原理を作り出すことを研究目的としている。本
研究室での基礎研究を発展させれば新しい原理に基づく
応用は可能である。例えば、光スイッチによりスピン制
御できるデバイス、量子効果によりバンドギャップ制御
したクラスターの配列、磁気配向制御したデバイスなど
が応用例となる。
産業への利用
鉄を含む薄膜の分析を行うことができる。特にメスバウ
アー分光法は磁性測定に有効である。このため、鉄鋼材
料の腐食・防食に関する測定が可能である。
アキ ツ
タカシロ
秋津 貴城 准教授
研究技術分野
無機化学、錯体化学、機能材料化学
研究技術テーマ
が協同的に反応するための反応場の構築を行っている。
産業への利用
超分子合成化学の方法論は発展途上であり、現在は基礎
研究の段階である。将来は分子エレクトロニクス材料や
人工光合成材料、分子触媒などへの応用が期待される。
理東
学京
理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
●光機能性有機無機複合材料
●磁気機能性有機無機複合材料
●金属酵素・触媒錯体(モデル)
●結晶固体構造・物性
●高分子膜の構造・物性
研究技術内容
現在は実績なし。
その他所属研究機関
総合研究機構 分子連関相乗系部門
所属研究室
理学部第二部化学科 佐竹研究室
所有研究装置
無機錯体化学、とくに金属錯体の構造−物性相関に関す
る研究が専門です。主にキラル金属錯体を巧みにデザイ
ンして合成し、X線結晶構造解析、物性測定、理論計算
など様々な手法を用いて、構造−物性相関を明らかにし
ています。金属錯体等に関する物理無機化学的な原理や
知見の探究だけでなく、固体物性、有機−無機複合ナノ
材料、生物無機化学の分野にも応用して、新奇な物性や
機能を引き出すために学際的な視野から研究を行ってい
ます。専門知識に基づくアイデアやシーズとしての基礎
研究などを、産業利用の立場の方に応用していただき、
社会貢献につながればと考えています。
産業への利用
無機化学、錯体化学をバックグラウンドとして、電子機
能性有機無機複合材料の構造・物性・機能やその高分子
薄膜の研究等をしています。すぐに実用化することは難
しいと思われるので、シーズ基礎研究や萌芽的アイデア
を求める・試すパートナーとして見ていただき、何らか
の応用が社会貢献につながればと考えています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
上述の研究テーマに関する可能な範囲での共同研究や技
術相談を受け付けます。詳細は直接お問い合わせ下さい。
その他所属研究機関
総合研究機構(G&S、分子連関)
所属研究室
秋津研
紫外可視分光光度計、蛍光分光光度計、リサイクル型分
取液体クロマトグラフィー、分析用液体クロマトグラ
フィー、中圧液体クロマトグラフィー、GC-MASSなど
アオ キ
ケンイチ
青木 健一 講師
研究技術分野
機能性高分子材料
研究技術テーマ
●デンドリマーの大量合成法の開拓
●デンドリマーを用いた機能性材料
●光重合性ゲル化剤の合成と機能化
●光機能性材料
●高性能フォトポリマーの創製
研究技術内容
1.デンドリマーの大量合成、および機能化 当研究室
では、多段階交互付加法とよばれる新規なデンドリマー
合成法を開拓し、ポリオール/ポリアクリルデンドリ
マーを1
0
0グラムスケールで大量合成可能である。これ
らのデンドリマーは、簡便な有機合成の手法により、さ
まざまな機能性部位を末端導入可能であり、現在、広範
に検討を行っている。2.ジアセチレン系ゲル化剤の合
成、および機能化 当研究室では、化学構造がシンプル
なジアセチレンゲル化剤の合成しており、これらを用い
て、さまざまな物性、および光重合特性を有する有機ゲ
ルの創製に成功している。現在、これら光重合性ゲルの
機能化に関する研究を行っている。
産業への利用
所有研究装置
粘度計、IRスペクトル、電子スペクトル、蛍光スペク
トル、CV、偏光顕微鏡、錯体合成関係
1.デンドリマーの工業材料への応用展開(フォトポリ
マーなど)2.ジアセチレンゲルを用いた、高性能導電
性ポリマーの創製3.新規な光機能性材料の創製
具体的な産学連携内容
サ タケ
アキハル
佐竹 彰治 准教授
研究技術分野
超分子化学
研究技術テーマ
●有機合成化学
●ポルフィリン化学
●超分子化学
●複核金属錯体化学
研究技術内容
分子複合体の形成によって生まれる新たな機能の開発を
行っている。具体的には金属ポルフィリンが集積された
環状ポルフィリン誘導体を用いた研究や複数の金属錯体
<現在進捗中>1.民間企業Aとの共同研究:光架橋/
重合性デンドリマー薄膜の機能化に関する研究を行って
いる。2.北海道大学との共同研究:光重合性ゲルの高
性能化、および機能化に関する研究を行っている。3.
東北大学との共同研究:当研究室で開発したデンドリ
マー型紫外線硬化材料の、光ナノプリント用感光性樹脂
への応用展開を検討している。4.(独)産業技術総合
研究所との共同研究:デンドリマー型光応答性材料の創
製と機能性評価に関する研究を行っている。<過去の事
例>1.民間企業Bとの共同研究:デンドリマー型フォ
トレジスト材料の開発2.民間企業Cとの共同研究:デ
ンドリマーを利用した新規機能性材料の開発
所有研究装置
東京理科大学
97
東理
京
理学
大部
東工
京
理学
大部
動的光散乱測定装置(DLS)
、表面粗さ計、反射型微分
干渉顕微鏡、紫外可視分光光度計(偏光測定可)
、GPC、
FTIR
キ ムラ
ツトム
木村 力 講師
研究技術分野
有機合成化学、有機金属化学、不斉合
成、ヘテロ原子化学
研究技術テーマ
●マグネシウムカルベノイドの特異な反応性を利用する
炭素−炭素結合形成反応の開発
●計算化学に基づく金属カルベノイドの解析
●硫黄原子のキラリティーを活用する不斉合成
ル基導入や星型高分子の分岐度が大きな影響を与えてい
ることが予想される。本研究では、高分子構造や高分子
の局所的分子構造の変化が、規則的ポーラス構造形成に
どのような影響を与えるか検証する。機能性高分子にお
ける新たな分子設計指針を得ることを目標としている。
ビオロゲンは、電界印加や化合物添加だけでなく、光照
射によっても可逆的な酸化還元を起こし、高耐光性、酸
化還元反応に対する高耐久性を有する。高性能な光機能
性材料の創製を目指し、ビオロゲンを導入した液晶性高
分子の合成を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
工学部第一部
研究技術内容
有機化合物を効率的かつ高選択的に合成できる革新的な
反応の開発に取り組んでいます。一つの炭素原子にマグ
ネシウム原子と塩素原子が結合した「マグネシウムカル
ベノイド」
は、カルベンと類似したな反応性を示します。
例えば、マグネシウムカルベノイドは求核性のみならず
求電子性を有します。 -脱離に伴う骨格転位反応も起こ
します。その反応性を活用して様々な炭素−炭素結合形
成反応を開発しています。マグネシウムカルベノイドの
特異な反応性の起源や反応機構について計算化学を用い
て研究しています。マグネシウムカルベノイドは、1クロロオルガノスルホキシドにGrignard試薬を加える
と発生させることができます。このカルベノイド前駆体
のスルフィニル基を不斉補助基として利用するする不斉
合成を行っています。
産業への利用
新規な有機化合物およびその合成法を提供できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
木村研究室
所有研究装置
HPLC、GC-MS
ナカ
ユ
ミ
コ
中 裕美子 助教
研究技術分野
機能性高分子、分岐高分子、液晶高分
子
研究技術テーマ
●分岐高分子における規則的ポーラス構造形成
●スルホニル基を有する機能性高分子の研究
●光により酸化還元反応を起こすビオロゲン高分子の開
発
研究技術内容
規則的なポーラス構造をフィルムに表面に形成すると、
高撥水撥油性や吸着性を付与することができる。最近、
分岐点近傍にスルホニル基を導入した四本鎖星型ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)のクロロホルム溶液を
ガラス基板上にキャストすると、フィルム表面に蜂の巣
状に規則配列したポーラスが形成されることを見出し
た。スルホニル基のない四本鎖星型PMMAでは規則的
なポーラス構造を形成することが難しいこと、分岐鎖数
の増加に伴って規則的なポーラス構造が容易に作製でき
ることから、規則的なポーラス構造の形成にはスルホニ
98
東京理科大学
タカハシ
教養
カオル
高橋 薫 教授
研究技術分野
英語コーパス言語学、英語教育、教育
工学
研究技術テーマ
●英語コーパスを用いた類型論を語彙、文体の観点から
展開する
●ビジュアル支援による英語文法教授法の開発を独自の
積み上げ式文法理論により展開する
●英語学習教材の活用法について研究する
研究技術内容
先行研究においては、1億語からなる英語の資料集が持
つ使用域区分
(口語、文語、社会階層、地域、著者年齢、
性別等)に着目して、多変量統計解析法による文法範疇
標示の頻度分析を行った結果、社会言語学的に解釈可能
となる言語スタイルが確認できた。また、それぞれの使
用域に、上記のスタイル上で関連する度合いを表す数値
を与えることによって、使用域間のそのスタイルでの連
関を確認できた。これを英語教育に応用した場合、学習
者の産出した英語文章が、一定のスタイルを保っている
かどうかの指標として活用できる。たとえば、文章中の
各文を「丁寧さ」
「自由さ」という尺度でチェックした
場合に、著しく「丁寧さ」を欠く表現が混じっていて、
文章の体裁を損ねることがある。このように、学生の英
語文章産出のさまざまな場面(日常生活、プレゼンテー
ション、エッセイ等のジャンル)では、それぞれに頻出
する特徴的な文法構造があり、ジャンル間の構造の特徴
を分析して、その場面に応じた文法概念の再学習を筆者
が考案したビジュアル支援による英語学習法により行う
ことによって、より円滑な英語文章産出が可能になると
考える。
産業への利用
ビジュアル支援の文法習得方法を独自に「絵解き英文法」
と名付け、すでに中部地域を中心に本学習法を広めてい
るが、今後関東にて本格的な展開を図りたい。文法を視
覚的に理解するという画期的方法は、海外での国際会議
でそのユニークさが評価を受けて、近々ベストペーパと
して論文掲載される。ビジュアルで文法理解を促すこと
で言葉による説明を極力さけることができ、そのことに
より各国で大いに受け入れられるものと期待できる。で
きれば日本から各国に発信する形をとりたいと考える。
可能な産学連携形態
受託研究、国際的産学連携
所属研究室
工学部第一部教養
マツモト
カズ コ
松本 和子 教授
研究技術分野
1
9世紀末∼2
0世紀初頭のイギリス小説
メージを十二分に表現できる英語が求められる場合に、
残念ながら日本の実業界ではそれを実現できるだけの知
識・技術が不十分な状況である。そのようなものを具現
化できる人材を、産業界とともに育成していきたい。
可能な産学連携形態
工東
学京
理
部大
共同研究、受託研究員受入
所属研究室
北研究室
研究技術テーマ
●イギリス帝国主義衰退期における小説
研究技術内容
小説という文学形態を近代社会の成立と共に発生した高
度な言語芸術とみなし、帝国主義衰退期にイギリス小説
に生じた変化を社会事象と結びつけて明らかにすること
を目指している。そのために、近年は同期間におけるス
マキュリニティ(男性性)の表出/隠ぺいを研究中。研
究対象に据えている作家は、ラドヤード・キプリング、
ジョウゼフコンラッドおよび彼らの周辺人物が中心で、
必要に応じてハーディやフォースターといったやや前に
さかのぼった時代の作家にも目配りをする。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
工1教養松本研究室
キ
ナ
セ
タカ シ
木名瀬 高嗣 准教授
研究技術分野
文化人類学、近・現代日本社会史、ア
イヌ研究、マイノリティ
研究技術テーマ
●〈文化〉とアイデンティティをめぐる知の政治学
●近・現代アイヌに関する歴史民族誌的研究
研究技術内容
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
国立民族学博物館(共同研究員)
、神奈川大学国際常民
文化研究機構(共同研究者)
研究技術分野
ナノ物性シミュレーション(主に、電
子輸送、熱伝導、熱電変換)
研究技術テーマ
●ナノ材料の電子輸送シミュレーション
●ナノ材料の熱電変換シミュレーション
●ナノ材料の熱伝導シミュレーション
研究技術内容
各種ナノ材料(特に、ナノカーボン材料)の機能を最大
限発揮するデバイスの創成を目指し、ナノ材料の電子輸
送特性、熱伝導特性、
熱電変換特性に関する理論・シミュ
レーション研究を推進している。電子輸送シミュレー
ションや熱電変換シミュレーションでは、第一原理計算
や経験的モデル計算などの様々なシミュレーション技術
を目的に応じて使い分け、高精度シミュレーションや大
規模シミュレーションを実施している。一方、熱伝導シ
ミュレーションでは、中・高温の熱伝導特性の解析には
分子動力学シミュレーションを用い、量子効果が顕著に
現れる低温での熱伝導特性の解析には非平衡グリーン関
数法を用いるなどして、低温から高温までの幅広い領域
でのナノ材料の熱伝導特性を研究している。
ナノ材料の電子輸送、熱輸送、
熱電変換のシミュレーショ
ンは世界的に見ても発展途上の段階にあるものの、その
適応範囲の中では強力な手段となり、実験では得ること
が困難あるいは不可能な情報を得ること可能である。
我々のグループではその適応範囲を十分に意識しなが
ら、各種ナノ材料(とりわけナノカーボン材料)の電子
輸送・熱輸送・熱電変換物性の基礎研究を行いつつ、産
業への応用を目指している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
木名瀬研究室
具体的な産学連携内容
カズタケ
北 和丈 講師
研究技術分野
タカヒロ
産業への利用
アイヌに関する多様な言説や実践の系譜を批判的に検討
することを通じて、近・現代のアイヌをめぐる民族関係
史の再構築、および文化人類学によるアイヌ研究の方法
論的刷新へ向けた足がかりを作ることを目指している。
キタ
ヤマモト
山本 貴博 講師
外国語創作
研究技術テーマ
●日本語話者による英語創作の理論と教育実践
十分な相談の上、ナノ材料の電子輸送特性、熱伝導特性、
熱電変換物性のシミュレーション評価で産学連携の可能
性あり。
その他所属研究機関
工学研究科電気工学専攻、ナノカーボン研究部門
所属研究室
山本研究室
研究技術内容
実用主義に偏りがちで却って視野を狭め目標を低く設定
しがちな日本の英語教育への批判的実践として、外国語
である英語で創作を行える日本語話者の育成という高度
な目標を掲げつつ、そのために必要な言語知識・技術の
教授法を研究している。
産業への利用
商業デザインなどにおいて、顧客の目を引きつつ商品イ
リ
カイエン
李 海燕 講師
研究技術分野
地域研究
研究技術テーマ
●中国現代史
研究技術内容
東京理科大学
99
中国現代史マイノリティ
所有研究装置
恒温室、マルチガスモニター
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
東工
京
理学
大部
サ
工学部第一部
イ トウ
建築学科
サ
キ
フミ オ
佐々木 文夫 教授
研究技術分野
ヒロヒサ
伊藤 裕久 教授
研究技術分野
歴史的環境の保全
研究技術テーマ
●歴史的建造物の実測調査と保存・再生
●歴史的町並の保存・修景
●日本および東アジアの都市形成史
研究技術内容
日本および東アジアの歴史的都市・集落を主な対象とし
て、サスティナブルかつレジリエントな都市居住環境を
実現するための保全的な都市・建築計画のあり方を、歴
史研究者の立場より探ることを目標としている。地域の
固有性を重視しつつ、歴史的建造物の実測調査など実証
的な建築史・都市史研究の成果に基づきながら、歴史的
都市および建築の保全・再生の具体的手法を蓄積してい
る。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構・先端都市建築研究部門
応用数学、数学一般(含確率論、統計
数学)
研究技術テーマ
●ウェーブレット解析によるデータ中の非定常性の抽出
●時間−周波数情報を用いたブラインド信号源分離法の
研究
●数理現象の数値解析的解明に関する研究
研究技術内容
近年データ解析のツールとして重要な位置を占めはじめ
ているウェーブレット解析の応用研究を主として行って
いる。特に、与えられた解析データに最も適合するよう
なウェーブレットの開発とウェーブレット解析によるブ
ラインド信号源分離法の研究を行っている。
産業への利用
非定常性を有する模擬地震動の作成、データ中のノイズ
の検出、混合音声データの分離などの利用が考えられる。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業で行われている様々な実験で得られたデータの特性
を共同で数理解析的に解明する。
所属研究室
工学部、建築学科、佐々木研究室
クラブチ
タカシ
倉渕 隆 教授
研究技術分野
所有研究装置
パソコン以外特になし
換 気 力 学、換 気 設 備、通 風、CFD、
建築環境、設備
研究技術テーマ
●通風時の開口部流れ特性の解明と予測
●高気密住宅の換気性状評価と換気設備の改善
●建物内外気流尾数値シミュレーション予測
●数値サーマルマネキンを用いた室内環境のCFD予測
●業務用厨房の適切な換気
研究技術内容
我々を取り巻く室内温熱・空気環境問題と省エネルギー
性能は、社会的に大きな注目を集めている。住宅の気密
性能調査と気密住宅における換気システムについては長
年研究を実施し、特に集合住宅換気について多くの経験
を積んでいる。また、超高層住宅ボイドなどの半密閉空
間の換気性状評価などについても、多くの知見を得てい
る。建物内外気流のCFD予測については幅広い適用経
験を有しており、さまざまな環境評価に応用できる。最
近は、厨房換気問題について実測・CFDによる検討を
行っている。
産業への利用
企業等の要望に対応し、様々な空間の環境評価や換気量
測定、数値シミュレーションなどを実施。CFD技術を
用いた環境アセスメントなど。
ナガ イ
タツ オ
長井 達夫 教授
研究技術分野
熱環境計画、空調システムのエネル
ギー評価、熱負荷計算
研究技術テーマ
●建物躯体の熱容量を利用した室温制御の最適化
●建物・空調システムの統合数値モデルの開発
●住宅熱性能の現場測定法の開発
●窓開閉・冷房発停の最適スケジューリングの検討
●空調設備の省エネルギー制御
研究技術内容
建物を取り巻く様々な熱挙動を体系的に数値モデル化
し、熱環境およびエネルギー性能を評価する経験を積ん
できた。また建物および空調設備からなる統合的システ
ムの最適化に関する研究を継続している。
産業への利用
上記テーマ(1)は設定室温の時間軌跡を決定するため
のコントローラ開発、テーマ(4)は住戸内の窓とエア
コンの自動制御システムの構築に繋がる可能性がある。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
これまで上記の実績あり。研究計画立案、研究実施、成
果とりまとめの一連の作業を行なう。
100
東京理科大学
イ トウ
タク ミ
伊藤 拓海 准教授
研究技術分野
構造レジリエンス、性能回復、修復、
鉄骨構造、ハイブリッド構造
研究技術テーマ
●被災した鉄骨建物の修復・補修と性能回復
●損傷部位(局部座屈、亀裂)の補修
●震災後復旧と性能回復性評価法
●自己修復構造システムの開発
●損傷状況計測システムの開発
研究技術内容
新しい組石造を研究している。長期に良好に維持されて
きた集合住宅を対象として居住環境をどのようにマネジ
メントするか、その実態と方法を研究している。
イイヤマ
飯山 かほり 助教
研究技術分野
近年、建築物は予想外の事態に直面し、甚大な被害を経
験しています。従来の「壊さないこと」を前提とした耐
震安全性を論じるだけではなく、
「壊れたことを前提」
とした上での安全性の議論の重要性が認識されつつあり
ます。現在、様々な分野で、困難な状況を生き延び、そ
の対応力や回復力を意味するレジリエンスの議論が行わ
れています。本研究では、甚大な被害を経験した建築物、
特に鉄骨建物の性能回復性について探究することを目的
としています。過去の震災記録において、
鉄骨建物は柱・
梁の局部座屈や亀裂が発生していますが、復旧技術指針
等でその補修方法が示されています。しかし、その損傷
状況は様々であり、復旧による性能回復性も補修部位、
方法によって様々であると考えられます。適切な補修方
法と性能回復性、評価法の整備は、次の大地震への備え
として急務であると考えております。そのための基礎研
究と応用技術の開発を目指しております。
産業への利用
被災した建物の余震や継続使用を評価・判定するため、
損傷状況を測定し、残存性能を精度良く予測する必要が
あります。被災建物の状況は様々で、時として立入調査
には危険が伴います。そのため、安全な損傷状況計測シ
ステムの開発が重要な課題となります。被災した建物に
ついて、取り壊して建替をする場合、取り壊し、廃材の
廃棄、新築のためのコストのほかに、この期間中の時間
的損失が伴います。修復して再利用可能であれば、時間
とコストの削減が見込めます。そのためには、修復施工
技術とプロセスの整備や、作業の効率化などが重要とな
り、修復効果が得られる修復工法の開発も重要な課題と
なります。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
地震工学、振動工学、構造工学
工東
学京
理
部大
研究技術テーマ
●構造ヘルスモニタリング
●振動制御
●構造解析
研究技術内容
既存建物の構造健全性診断に有用となる、損傷検出方法
の開発を行うことを主な研究目的としている。具体的に
現在行っていることは、建物の多点同時微動測定記録か
ら同定した振動モード特性の損傷前後の変化に着目し、
建物の損傷有無、損傷位置および損傷レベルを把握する
ための実用的な指標を見出すための研究である。現在、
このような構造ヘルスモニタリング手法の発展を遅らせ
ている大きな要因の一つは、既存建物の実測例自体が非
常に少なく、特に損傷した実建物の詳細な振動モード特
性が明らかにされていないことにある。当該研究室では、
非損傷建物のみならず東北地方太平洋沖地震後で損傷し
た建物を対象として高密度の微動測定を行い、各建物の
詳細な振動モード特性が得られている。これらを丁寧に
分析していくことによって、これまで数値実験や振動台
実験のみでしか検討されてこなかった種々の損傷検出方
法についての検証も行うことができる。本研究によって
建物の健全性診断手法に有用な知見を得、手法の実用化
に向けた貢献ができると考えている。
産業への利用
事業化、製品化までにはまだ至っていない。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
現時点では実績なし。
所属研究室
工学部建築学科栗田研究室
所有研究装置
加速度計GPL1
0台、速度系VSE1
0台、振動試験装置K2
所属研究室
伊藤(拓)研究室
所有研究装置
2
0
0
0kNアムスラー、可搬式ジャッキ、静的加力制御シ
ステム、鉄骨反力フレーム、屋外暴露試験場
チェ
チャンフン
崔 彰訓 助教
研究技術分野
建築生産
研究技術テーマ
クマガイ
リョウヘイ
熊谷 亮平 講師
研究技術分野
建築構法、建築計画
研究技術テーマ
●近代建築修復技術
●スペインのカタルーニャ・ヴォールト構法
●集合住宅の維持保全手法と技術
●既存建物の活用手法と技術
研究技術内容
近代建築の再生の質を高めるため、その方法論や技術を
研究している。海外ではスペインの近代化構法の特徴と
可能性を検証することにより近代建築の地域性や古くて
●損傷した鋼部材の補修作業の分析
研究技術内容
損傷した鉄骨部材を補修するため、補修作業の生産性を
分析している。
産業への利用
地震で損傷した鉄骨部材を安全で、迅速に補修するため
に、3次元スキャナー等の画像解析ができる共同研究
パートナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
伊藤拓海研究室
東京理科大学
101
工学部第一部 工業化学科
アラカワ
東工
京
理学
大部
ヒロノリ
荒川 裕則 教授
研究技術分野
色素増感太陽電池、光触媒水素製造、
環境関連化学
研究技術テーマ
御できることなどであり、高機能捕集剤等に利用可能で
ある。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構界面科学部門
所属研究室
●色素増感太陽電池
●太陽光触媒水素製造
河合研究室
所有研究装置
表面張力計、FTIR、SEM
研究技術内容
本研究室では色素増感太陽電池の実用化や太陽光光触媒
水素製造等のユニークな太陽光エネルギー利用技術の開
発を行っている。
産業への利用
安価な新型太陽電池、再生可能エネルギーからの水素製
造。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
色素増感太陽電池、太陽光触媒水素製造に関する研究指
導。
その他所属研究機関
総合研究機構・太陽光発電研究部門
所属研究室
工学部第一部工業化学科複合工業化学第2研究室
所有研究装置
XRD、SEM、AFM、UV-vis.ATR-IR、DTA-TG、太 陽
電池性能測定装置、EISなど
ショウ ノ
アツシ
庄野 厚 教授
研究技術分野
化学工学、分離操作、微粒子合成、脱
水素反応
研究技術テーマ
●微小流路を用いた混合や分離操作
●W/Oエマルションを用いた高分子微粒子の合成
●有機ハイドライドの脱水素反応装置の開発
●超音波を用いた反応操作
研究技術内容
溶液系を中心に、微小流路を分離場として利用した溶媒
抽出プロセス、油中水滴型(W/O)エマルションの分
散相を反応場として利用した高分子微粒子合成プロセ
ス、活性炭のミクロ細孔が作り出す場を利用した脱水素
触媒反応プロセス、超音波を利用した難生分解性物質の
分解など、場の特性と物質移動や反応を組み合わせた新
しいプロセスの開発を目指している。
可能な産学連携形態
カ ワイ
タケ シ
河合 武司 教授
研究技術分野
表面・界面科学、ナノ粒子、ナノシー
ト、ナノ材料、ソフトマテリアル、刺
激応答材料
研究技術テーマ
●ナノマテリアルの形態制御と触媒能
●新規低分子ゲル化剤の開発
●刺激応答性ソフトマテリアルの開発
●高分子自立ナノシートの開発
●中空コロイド粒子の作製
研究技術内容
我々の開発した界面活性剤を利用したナノマテリアルの
形態制御技術、特に貴金属ナノワイヤーの合成技術は、
副生成物が少ないことや水系で合成できるなど、従来法
にはない特長がある。刺激応答性ソフトマテリアルでは、
ゲル化する温度を自在に変えられる材料開発、特定の温
度で発色する材料開発、さらには温度やpHによってナ
ノマテリアルの相関移動による分離法に関して多くの経
験を有する。
産業への利用
PdやPtなどのナノマテリアルの形態制御あるいはNiな
どとの合金化によって触媒能が飛躍的に増大することか
ら、環境負荷の低減に貢献できる。また高温度ゲル化す
るO/Wエマルションを開発に成功した。このシステム
の特長は、!ゲル化温度は5℃から5
0℃まで自在に変え
られること、"オイル相にはナノ粒子などの第3物質も
自在に導入できること、#pHによってもゾルーゲル制
102
東京理科大学
共同研究、受託研究、技術相談・指導
スギモト
ヒロシ
杉本 裕 教授
研究技術分野
有機化学、高分子化学、材料化学、触
媒化学
研究技術テーマ
●精密合成(高分子合成、不斉合成)を可能にする触媒
の開発
●新しい機能性高分子材料の開発
●機能性分子(人工酵素や超分子複合体)の分子設計
●二酸化炭素の化学的固定
研究技術内容
戦略的かつ綿密な分子設計を基本におき、種々の錯体触
媒を開発し、材料合成に貢献できる新しい合成手法の開
発に携わっている。さらに、まったく新しい概念に基づ
くアプローチからこれまでに実現されていない機能性分
子触媒の開発にも挑戦し続けている。
産業への利用
主に、新たな物性・機能を持つ材料の開発につながる合
成反応の研究を手がけている。将来的には実生活におけ
る利用を意図した材料の設計のためのシーズとなりえる
研究を推進している。当方で設計・開発した機能性分子
(高分子材料、低分子触媒等)を実用途に繋げるための
出口部分を協力して研究・実証できる企業を歓迎しま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
高分子合成反応(重合反応)
、不斉合成反応の制御を目
標に、精密な合成反応を可能にする触媒の開発。また、
その触媒を用いた合成反応を利用する、新規な有機材料
の開発。
(民間企業との共同研究実績多数)2
0
0
7年9月
∼2
0
1
0年3月まで二酸化炭素由来ポリマーの実用化をめ
ざすNEDO産学協同プロジェクト(4大学+4企業)に
参加した。
その他所属研究機関
総合研究機構キラリティー研究センター
所属研究室
工学部工業化学科有機合成化学第二研究室
コンドウ
ユキシゲ
近藤 行成 准教授
研究技術分野
界面活性剤、可溶化、乳化、分散、自
己集合、ミセル、ベシクル、有機工業
材料
研究技術テーマ
●フッ化炭素鎖を有する多親媒性界面活性剤の合成と溶
液物性
●多親媒性界面活性剤を利用した金ナノ粒子の一次元配
列
●ベシクルを用いた有機物の可溶化制御
●DDSへの応用を目指した重合性ベシクルの作製
●有機光沢結晶の調製と金属フリーなメタリック塗料の
開発
研究技術内容
共同研究の場合、密に連絡を取り合いながら進めて参り
ます。
産業への利用
一分子内に炭化水素鎖とフッ化炭素鎖を併せ持つ界面活
性剤(多親媒性界面活性剤)には従来の界面活性剤に見
られない特異な性質があります。それらのいくつかは産
業へ応用可能と期待しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
コロイド・界面化学関連の分野で連携可能です。
その他所属研究機関
総合研究機構 界面科学研究部門
所属研究室
工学部第一部工業化学科 近藤研究室
所有研究装置
表面張力計・紫外可視分光光度計・赤外分光光度計・蛍
光光度計・倒立型顕微鏡・高速ホモジナイザー・反射率
測定装置・キラルHPLC・リサイクルHPLC
●静電式振動発電用セラミックエレクトレットの開発
●特殊カーボン(ナノチューブ、高配向膜、グラフェン
等)製造技術の開発
研究技術内容
静電式振動発電用セラミックエレクトレット(発電素子)
の開発:日常生活においては、人間や輸送機の移動など
により1∼1
0
0Hzの振動が常に発生している。最近、こ
れらの振動を電力に変換する技術の開発が進められてい
るが、出力が微弱であることから本格的な実用化には
至っていない。そこで本研究では、エレクトレットを利
用する振動−電力変換方式である「静電式振動発電シス
テム」用の発電素子として、高い表面電位を安定に保持
するセラミックエレクトレットを新たに開発し、その出
力を飛躍的に向上させることを目標とした。現在までに、
±1
0
0
0V超の表面電位を安定に保持するエレクトレット
の開発に成功しており、今後、発電試験に着手してゆく
予定である。
工東
学京
理
部大
産業への利用
想定される用途:人や乗物の移動、工場等稼働時に発生
する1∼1
0
0Hzの「環境振動」を動力源とする、高出力
小型振動発電機(マイクロエナジーハーベスティング;
自立情報送信用電源、ワイアレスセンサー用電源等)実
用化に向けた今後の課題:セラミックスエレクトレット
基材の多様化 セラミックスエレクトレット表面の疎水
化処理 セラミックスエレクトレット上への帯電非帯電
(プラス帯電、マイナス帯電)微細パターニング形成技
術の確立 セラミックスエレクトレット実装システムの
設計メッセージ:セラミックスレクトレットは、現在試
作されている静電式振動発電機に利用されているポリ
マーエレクトレットよりも高密度な電荷を安定に保持す
ることが可能です。
(実際、すでに、±1
0
0
0V超の表面
電位を少なくとも半年以上安定に保持するエレクトレッ
トの作成に至っています。
)このセラミックエレクトレッ
トを発電素子として組み込んだ静電式振動発電機の実用
化に向けて、現在、パターニングや実装システム設計に
関して相談することのできるパートナーを探していま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
工業分析及び無機工業化学第二研究室
所有研究装置
分極処理用高電圧電源(∼2
0kV)
、自動ステージ連動型
(走査型)表面電位測定装置、熱誘起脱分極電流測定シ
ステム(室温∼8
5
0℃/無誘導巻方式)
、インピーダンス
アナライザー(室温∼8
5
0℃/無誘導巻方式)
、FT-IR、
UV-Vis、一軸加圧成形機、ホットプレス
ハシヅメ
ミネ オ
橋詰 峰雄 准教授
タ ナカ
ユ
ミ
田中 優実 准教授
研究技術分野
無機化学、電気化学、固体化学、セラ
ミックス工学
研究技術テーマ
●固体酸化物燃料電池用電解質の開発
●固体高分子型燃料電池用無機系電解質の開発
●脱白金酸素還元触媒の開発
研究技術分野
ナノハイブリッド材料、生体材料、薄
膜、高分子成型加工、表面修飾、接着、
生物有機化学
研究技術テーマ
●バイオミネラリゼーションの原理を利用した材料開発
●ウェットプロセスによるナノハイブリッド界面の作製
●生体分子の構造材料としての機能化
研究技術内容
東京理科大学
103
東工
京
理学
大部
生体関連化学をベースとした種々のハイブリッド材料の
作製を行い、それらの医用材料や機能材料分野への応用
を目指しています。バイオミネラリゼーションの原理を
利用した有機物とアパタイトの複合材料の作製、汎用高
分子基板の新規表面修飾法の開発およびそれを利用した
高精度なゾル−ゲル被膜の実現や、従来の接着剤を用い
ない新たな異種基板接着法の開発、バイオマスを原料と
したフィルムなど構造材料の開発、などを行っています。
それ以外にも種々の分子集合体や超薄膜の作製、表面分
析に関する知見を有しています。
品の開発に繋がる技術として捉えることができる。
産業への利用
刺激応答性の薬理活性を有する医薬品は、適時適所作用
によって副作用を軽減することができる。また、副作用
の軽減は、新たな薬物療法や、新しい作用機序を有する
医薬品の開発の可能性を広げ、創薬化学、医薬品化学の
分野全体の発展に繋がると期待できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
有機合成化学第一研究室
産業への利用
医療(治療、診断)
、化粧品、食品分野などへの応用が
まず考えられますが、電子材料、分離膜など他分野での
応用も目指します。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
クニムラ
シンスケ
国村 伸祐 講師
研究技術分野
具体的な産学連携内容
上記テーマに関連した研究で、特に実用化を志向した共
同研究を希望します。たとえば上記材料の大量生産化に
向けての技術開発、上記材料への新たな原料の利用可能
性についての検討、細胞や動物に対する安全性評価など。
また上記テーマに限らず、技術相談等の形でも対応可能
です。
所属研究室
X線分析、材料分析、環境分析、食品
分析
研究技術テーマ
●微弱X線を用いた蛍光X線分析法による超微量元素分
析法の開発と応用
●白色X線を用いた全反射蛍光X線分析法の検出感度向
上に関する研究
●高電圧源としての焦電結晶の新しい応用に関する研究
研究技術内容
工学部第一部工業化学科橋詰研究室
所有研究装置
各種分光装置、接触角計、工業用顕微鏡、熱プレス機、
材料試験装置(引張試験機)
、など
消費電力の低い微弱X線発生源を用いた高感度分析手法
を開発し、物質の様々な情報が現場で得られるようにす
ることをめざしている。
産業への利用
品質管理、工程管理などに利用することが可能と考えて
いる。
イマホリ
タツ シ
今堀 龍志 講師
研究技術分野
有機合成化学、反応化学、分子触媒化
学、機能性分子化学、創薬化学
研究技術テーマ
●刺激応答性触媒
●自己集積型触媒
●機能性分子触媒
●刺激応答性医薬品
研究技術内容
従来、化学反応を推進する触媒は、単一構造、単一反応
性を有するものがほとんどであり、反応系中で触媒機能
を切り替え、段階的に化学反応を制御することは困難で
あった。一方、生体内で化学反応を触媒する酵素は、周
辺環境の変化に応じて構造を変化させることで機能を切
り替え、段階的な化学反応制御によって、高効率、高選
択的な化学反応を適したタイミングと場所で実現する。
これによって、複数の化学反応を連動させて制御するこ
とで、複雑多成分の生合成を統制し、生命活動を維持し
ている。我々は、酵素様の刺激応答性の構造変換によっ
て触媒機能を切り替える刺激応答性分子触媒の開発を
行っている。刺激応答性の触媒機能切り替えは、刺激応
答性の構造変換による触媒−基質分子間の分子間相互作
用の変化を基盤としている。刺激応答性分子触媒によっ
て、従来型の触媒では困難な化学反応の時空間制御を基
盤とする高度化学変換の実現を目指している。また、刺
激応答性の構造変換に伴う生体分子との分子間相互作用
の制御を基盤に、生体分子の機能発現を操る刺激応答性
薬剤も開発している。副作用を抑えた適時適所作用医薬
104
東京理科大学
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構グリーン&セーフティ研究センター
所属研究室
工業分析及び無機工業化学第一研究室
イイジマ
カズトシ
飯島 一智 助教
研究技術分野
高分子化学、生体材料
研究技術テーマ
●多糖由来の材料の細胞足場としての応用
●ヒドロキシアパタイト被覆細胞培養皿の作製と骨関連
細胞の培養
●リガンド修飾細胞足場を用いた体性幹細胞の分化制御
研究技術内容
当研究室橋詰峰雄准教授により開発された、熱プレスに
より作製されるコンドロイチン硫酸/キトサン複合フィ
ルムと擬似体液を用いて作製される骨類似アパタイトと
ポリスチレン複合材料について、生体・医用材料として
の応用に向けて、細胞と材料との相互作用を解析してい
る。得られた情報を材料設計へフィードバックすること
でより高機能な材料の開発を目指す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
複合工業化学第一(橋詰)研究室
シマ ダ
ユウイチロウ
嶋田 友一郎 助教
エンドウ
ヒロ シ
遠藤 洋史 助教
研究技術分野
高分子・超分子ハイブリッド材料化
学、主にハイブリッド薄膜、超分子ゲ
ル、表面機能化、ナノ粒子、ナノシー
ト、ナノバイオサイエンス
研究技術テーマ
●化学修飾グラフェンナノシートを用いた新規薄膜材料
の開発
●機能性有機薄膜の作製と分子系デバイスへの展開
●動的しわ構造を利用した高感度センサーや超撥水膜の
開発
研究技術内容
グラフェンは次世代のエレクトロニクス分野を先導する
ナノ物質です。本研究では、新規フレキシブルリチウム
電池の開発に向けて超分子・高分子化学に立脚したグラ
フェンの化学修飾を行い機械的・電気化学的に優れた自
立性薄膜材料の創製を目指しています。また、高分子薄
膜表面に形成される動的リンクル(しわ)構造を利用し
て種々のナノ材料の新規配列法の構築に挑戦していま
す。
産業への利用
自立性グラフェン薄膜はリチウム電池のフレキシブル電
極材として活用できます。また、ナノ粒子やナノ薄膜の
動的次元制御を駆使して、超高感度センサーや新規超撥
水膜の開発も行っています。その他、機能性有機薄膜の
作製に関して高い技術を有しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
研究技術分野
化学工学、生化学、生体材料化学、ナ
ノテクノロジー
研究技術テーマ
●生体分子複合ナノカーボンデバイスの開発
●ハイドロゲルを利用した機能性ナノ材料の合成プロセ
ス
●静電噴霧法によるナノファーバー/カプセル形成プロ
セス
●高圧二酸化炭素下における生体反応プロセス
工東
学京
理
部大
研究技術内容
グラフェンやカーボンナノチューブといったナノカーボ
ン材料の特性を利用した高感度センシングデバイスの研
究開発が、近年、盛んに行われている。特に、医療分野
においては、病理学的マーカーに対する抗体や酵素等を
ナノカーボン材料に複合化することで、高感度かつ高選
択的に病理診断が可能となり、疾患の早期発見につなが
ることが期待されている。そこで本研究では、生体分子
の診断マーカーに対する結合選択性のみではなく、材料
物質表面選択的に結合可能である低分子量生体分子(ア
プタマー)
を、機能性生体材料/ナノ材料とのハイブリッ
ド化技術に利用することで、ナノカーボンデバイス表面
への効率的な分子修飾・配列プロセスの開発を行ってい
る。また、その他にハイドロゲルや植物由来のゲル状分
子の微細空間構造をナノ粒子合成の際の粒径制御や分散
性の向上に利用したプロセス、各種生体適合性物質のナ
ノ材料化プロセスの開発等も行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
化学工学第一研究室(大竹研究室)
互いに情報を共有しながら新技術や新材料の開発に貢献
したいと考えています。
所属研究室
タカハシ
所有研究装置
研究技術分野
透過型電子顕微鏡(TEM)
、LB膜作製装置、赤外分光
分析装置、粘弾性測定装置等
オ ザワ
ヒロノブ
小澤 弘宜 助教
研究技術分野
ユタカ
!橋 裕 助教
河合武司研究室
錯体化学
研究技術テーマ
●太陽光エネルギー変換
●水素ガス
●色素増感太陽電池
研究技術内容
太陽光エネルギーを用いた高効率な水の光分解反応や高
性能な色素増感太陽電池の開発を目指し、高い水素生成
触媒機能や光電変換機能を持つ金属錯体の合成・機能評
価を行っている。
所属研究室
工学部工業化学科 荒川研究室
界面活性剤、乳化、自己集合、ミセル、
ベシクル、刺激応答性材料
研究技術テーマ
●フッ化炭素鎖を有する多親媒性界面活性剤の合成と溶
液物性
●刺激応答性両親媒性化合物の合成と溶液物性
●光学活性を有する界面活性剤の合成と溶液物性
研究技術内容
界面活性剤の水溶液物性、すなわち表面張力低下、分子
集合体形成、乳化、可溶化などの現象が様々な分野で応
用されていることから分かるように、界面活性剤の示す
すべての物性が我々の生活を豊かにするために役立って
いると言っても過言ではない。従来の界面活性剤には見
られない特異な溶液物性を有するフッ化炭素鎖を有する
多親媒性界面活性剤、上述した溶液物性を外部応答に
よって時空間的に制御できる刺激応答性界面活性剤は、
これまで以上に様々な分野で応用できると期待されるこ
とから、新規な機能性界面活性剤の創製を目指している。
また、それらの界面活性剤を用いた新規な応用を試みて
いる。
産業への利用
一分子内に炭化水素鎖とフッ化炭素鎖を併せ持つ界面活
性剤(多親媒性界面活性剤)には従来の界面活性剤には
東京理科大学
105
見られない特異な物性があります。また、
外部応答によっ
て溶液物性が変化する刺激応答性界面活性剤は、時空間
的に物性をコントロールすることができます。これらの
いくつかは産業への応用可能と期待しています。
東工
京
理学
大部
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
所属研究室
近藤研究室
光光度計
工学部第一部 電気工学科
イワムラ
ケイイチ
岩村 惠市 教授
研究技術分野
情報セキュリティに関する研究、通信、
ネットワーク工学
研究技術テーマ
ハン ダ
シン ヤ
半田 晋也 助教
研究技術分野
有機合成化学
研究技術テーマ
●触媒的不斉合成
●不斉触媒
●共同的触媒作用
研究技術内容
有用なキラルビルディングブロックを構築可能な触媒的
不斉反応とその触媒の研究。
ホン ダ
サトシ
本多 智 助教
研究技術分野
有機合成化学、高分子合成化学、自己
組織化
研究技術テーマ
●特殊構造高分子の設計・合成
●二酸化炭素の化学固定
●二酸化炭素を原料とする高分子合成
●高分子の自己組織化による分子集合体構築
研究技術内容
生命の活動を司る生体分子系では、ユニークなかたちを
持つ生体分子およびその集合体が巧妙な生物学的機能の
根幹を担っている。当方の研究では、これら生体分子と
その集合体のかたちを有機・高分子および超分子で模倣
することで、優れた機能を持つ材料の創出を目指してい
る。また、二酸化炭素を原料とする高分子合成技術と高
分子のかたちを自在に操る技術との融合に挑戦してい
る。
産業への利用
異なる複数の高分子鎖により構成される共重合体の自己
組織化により形成するナノ構造は環境・エネルギー、エ
レクトロニクスをはじめとする様々な分野で用いられて
いる。とりわけ、両親媒性共重合体は、医療、化粧品、
食品などライフサイエンス分野での活躍が期待されてい
る。当方の研究を事業化・実用化に生かすことが出来れ
ば、二酸化炭素を炭素源とすることで化石燃料への依存
を減らすことができ、より環境調和性の高い高分子材料
の創出に繋がる。今後の課題は、特定の用途に向けて設
計された高分子試料を研究室レベルでは困難な大スケー
ルで作製することである。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導、国際的産
学連携
所属研究室
有機合成化学第二研究室
所有研究装置
分析用GPC、フーリエ変換赤外分光光度計、紫外可視分
106
東京理科大学
●ビッグデータを活用する秘匿計算に関する研究
●ICTに適したセンサネットワークのセキュリティ技術
に関する研究
●2次編集/配布・3次編集/配布を考慮した著作権保
護技術に関する研究
●アルゴリズムを公開しても安全な電子透かしに関する
研究
●印刷物保護に適した情報付加手法に関する研究
研究技術内容
情報セキュリティの新しい応用について研究していま
す、現在の主要テーマは下記です。!内容を秘匿したま
ま演算を行う秘匿計算に関する研究 "ICTに適したセ
ンサネットワークのセキュリティ技術に関する研究 #
2次編集/配布・3次編集/配布を考慮した著作権保護
技術の研究 $ファイルフォーマットの規則に応じた暗
号化方式の研究 %アルゴリズムを公開しても安全な電
子透かしに関する研究 &印刷物に適した電子透かしの
研究 '電子透かしの評価/攻撃法に関する研究 (電
子透かしに適した誤り訂正符号に関する研究 )可逆電
子透かし/可視電子透かしに関する研究 *キャンセラ
ブル・バイオメトリクスに関する研究
産業への利用
企業との共同研究も積極的に行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
以下に関して実績があります。・2次編集/配布・3次編
集/配布を考慮した著作権保護技術の研究・電子透かし
に適した誤り訂正符号に関する研究、センサネットワー
クの鍵配布方式に関する研究
所属研究室
岩村研究室
カ トウ
キヨタカ
加藤 清敬 教授
研究技術分野
制御工学
研究技術テーマ
●ロボットの知的制御
●離散化制御点曲面の理論と応用
●高度ヒューマンインターフェース
研究技術内容
数値制御装置やCAD/CAMシステムやFAシステムにお
いて、企業での製品化の経験を多く持っています。曲面
理論などの形状処理技術や数値制御技術を中核にして、
その応用によるロボットの知的制御などの研究を進めて
います。
産業への利用
CAD/CAM、 ロボット、 ヒューマンインターフェース、
システム制御
可能な産学連携形態
究室担当とし、実基板レベルへの発展を担って頂ける共
同研究/開発。
共同研究、受託研究員受入、受託研究
ハマモト
カワハラ
河原 尊之 教授
研究技術分野
タカユキ
浜本 隆之 教授
タカユキ
低電力回路、低電圧回路、スピントロ
ニクス、電子デバイス、
生体情報計測・
情報処理
研究技術テーマ
●極低電力/低電圧回路・システムの開発
●生体情報計測・情報処理システムの開発
●スピントロニクス応用回路・システムの開発
研究技術内容
研究技術分野
画像処理、情報センシング、半導体集
積回路、知覚情報処理、知能ロボティ
クス
工東
学京
理
部大
研究技術テーマ
●高機能イメージセンサLSIの研究
●リアルタイム計測・認識システムの研究
●リアルタイム個人認証システムの研究
●バーチャルリアリティシステムの研究
研究技術内容
2
0
1
4年4月に開設の研究室(企業の中央研究所にて2
9年
間電子回路の研究・開発に従事後、転籍)
。持続可能で
あって生活をより豊かにできる技術革新をめざし、ナノ
領域の材料特性を活かした超低消費電力かつ高性能な新
規素子・回路・システム、生体情報を含めたセンサ領域
拡大と処理方法、電子の電荷とスピンの両方の性質を活
用するスピントロニクスの応用回路・システムを考案す
る研究を進めている。今年度の課題(テーマ)は、オン
チップ光伝送系の対電導線スケーリング検討、低次元系
でのスピン波伝送特性とスピン波機能素子検討、STTRAMメモリ素子の安定性検討、及び近赤外線領域での
安価で高機能なシミュレーション融合型生体情報センサ
の検討である。その他、研究室全体としては、脳波を用
いたBMI基礎検討、干渉計を活用した光通信多重化方式
の検討も行っている。
画像情報を用いた様々な応用システム(例えば、計測、
車載処理、個人認証)に関して研究しています。処理方
式の検討やそれを実装するハードウェアの開発を行いま
す。LSIの設計、試作をしており、様々な機能を集積し
たイメージセンサLSIを用いた場合、毎秒1
0
0
0フレーム
以上での高速画像処理を実現できます。
産業への利用
例えば、高フレームレートでの各種計測システム、認識
システムの構築が可能です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
研究テーマに合わせて、互いに最適な形態を考えたいと
思います。定期的な技術相談も可能です。
所属研究室
浜本研究室
産業への利用
サステイナブル社会を支える極低電力エレクトロニクス
製品分野への応用
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
ハンガイ
セイイチロウ
半谷 精一郎 教授
研究技術分野
コ イズミ
ヒロタカ
小泉 裕孝 教授
研究技術分野
パワーエレクトロニクス、電力工学、
電気機器工学
研究技術テーマ
●太陽光発電システム用電力変換装置の最大電力点追従
方式
●直列共振型コンバータ
研究技術内容
共振型電源であるD、E級のインバータを基に独創性の
ある回路方式や駆動方式の提案を行っている。
産業への利用
1.
単モジュールと小型インバータから成る太陽光発電シ
ステム用に適した、最大電力点追従(MPPT)方式の提
案(特許出願中)
。2.
直列共振回路を用いたゼロ電流ス
イッチング型コンバータにデルタシグマ変調を適用した
出力制御方式。低損失、低雑音電源。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
理論解析、シミュレーション、市販モジュール(FPGA
等)を用いたプロトタイプによる原理確認実験までを研
バイオメトリクス、セキュリティ、個
人認証、画質評価、音声信号処理
研究技術テーマ
●CELPボコーダに適合する話者認識システムの開発
●ノンリファレンス型画質評価方法に関する研究
●携帯端末を利用する個人認証方式に関する研究
●日本人固有の楷書署名認証に関する研究
●指紋認証時の指圧変化にともなうマニューシャ変化を
利用する生体検出に関する研究
研究技術内容
主観的な評価実験に基づいた尺度作り、実験データの解
析、問題解決などを行うマンパワーが豊富です。
産業への利用
音声、画像、手書き文字などを利用したマン・マシン・
インターフェースや同情報を利用するセキュリティ強化
などに利用できます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
個別にご相談の上、最適な受入れ形態を選択します。
所属研究室
半谷研究室
所有研究装置
東京理科大学
107
静止画像・動画像評価システム
ムラグチ
東工
京
理学
大部
マサヒロ
村口 正弘 教授
研究技術分野
無線通信、光通信、集積回路、マイク
ロ波回路、通信、ネットワーク工学
研究技術テーマ
●ソフトウェア無線に向けたRFダイレクトサンプリン
グ技術
●多値変調波からのキャリア再生技術
●光通信用クロックデータ再生回路、偏波分散補償回路
●CDMA符号同期捕捉回路
●マイクロ波、ミリ波集積回路技術
研究技術内容
某研究所での無線通信システム、光通信システムおよび
超高速デジタルIC、モノリシックマイクロ波IC
(MMIC)
の研究経験を生かして技術アドバイスを行います。現在、
注力している技術はソフトウェア無線技術です。変調さ
れた搬送波を直接サンプリングして量子化できれば理想
的なソフトウェア無線が実現できます。我々はナイキス
ト・サンプリングよりも遥かに低い周波数で搬送波をサ
ンプリング(アンダーサンプリング、バンドパスサンプ
リング)し、直接I、Qデータを取り出すRF直交アンダー
サンプリング技術を確立しました。本技術の要は搬送波
と同期したサンプリング・クロックを発生させるための
キャリア再生技術です。1
6QAMなどの多値変調波は勿
論、OFDMやCDMAなど直交変調をベースとしたあら
ゆる変調方式でのキャリア再生を可能にしました。さら
に、このキャリア再生技術を応用して、OFDMやCDMA
のRF変調波から直接I、Qデータを再生する技術を確立
しました。
よる厳密な性能最適化
●カオス理論に基づく複雑信号設計とその応用
●複雑系数理モデリングを用いた自律分散型コグニティ
ブシステムの設計と実装
●非線形振動子の同期現象解析および環境ノイズによる
同期方式の設計と実装
●カオスダイナミクス・ニューロダイナミクスを用いた
最適解探索アルゴリズムの研究
研究技術内容
携帯電話や無線LANの普及によりどこでもネットワー
クにつながるユビキタス通信環境が実現され、インター
ネットを利用するアプリケーションが次々に登場してい
ます。さらに高まるネットワーク品質と高速化への要求
に対応していくためには、無線とネットワークを可能な
限り高効率利用することが重要となります。本研究室で
は、状況に適応して自律的に最適化するコグニティブな
無線ネットワークの実現を目指し、最先端複雑システム
理論に基づいた最適化アルゴリズムや新しいプロトコル
の研究を行っております。他大学や研究所と連携し、先
端理論から実環境応用まで一貫したアプローチで研究し
ています。
産業への利用
異種無線を最適に活用するコグニティブ無線ネットワー
クアーキテクチャ
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
情報通信研究機構:コグニティブ無線ネットワークアー
キテクチャ
その他所属研究機関
総合研究機構 先端情報通信研究部門
産業への利用
次世代無線通信および光通信に向けたキーデバイスのア
イデアを提供し、IC化や装置化のアドバイスを行いま
す。
フク チ
ユタカ
福地 裕 准教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
マイクロ波、ミリ波集積回路技術に関しては、低雑音ア
ンプ、パワーアンプ、発振機、ミキサ、直交変調器、PLL
周波数シンセサイザなど全てのRF回路について設計、
試作、製品化の経験があります。従って、適切なアドバ
イスが可能です。
所属研究室
光通信、光デバイス、ネットワーク工
学
研究技術テーマ
●超高速光情報伝送
●光情報処理システム
●ファイバレーザ
研究技術内容
光通信システムの研究を理論と実験の両面から行ってお
ります。
可能な産学連携形態
村口研究室
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所有研究装置
4
0GHzネットワークアナライザ、スペクトラムアナライ
ザ、ベクトルシグナル信号発生器、ディジタルオシロな
ど
ウエ ダ
ユズル
植田 譲 講師
研究技術分野
ハ
セ ガワ
ミキ オ
長谷川 幹雄 准教授
研究技術分野
通信・ネットワーク工学、複雑系・非
線形・カオスダイナミクス、ニューラ
ルネットワーク、機械学習、最適化
研究技術テーマ
●コグニティブ通信ネットワークの最適リソース配分に
108
東京理科大学
電力工学、電気機器工学、電力・エネ
ルギー工学、太陽光発電システム
研究技術テーマ
●太陽光発電システム技術
●分散型電源の電力系統への統合
研究技術内容
1.様々な太陽電池や太陽光発電システムの屋外発電特
性評価、信頼性評価、システム最適設計、故障診断、環
境影響評価、気象計測から、発電電力の電力系統への影
響評価まで、太陽光発電のシステム関連技術に幅広く取
り組んでいる。2.太陽光発電などの分散型電源を電力
系統内に大量に導入するために必要な技術、主に発電量
予測・電力貯蔵・負荷制御などと組み合わせた統合化技
術について取り組んでいる。
産業への利用
太陽光発電システムのモニタリング・健全性診断技術開
発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構 太陽光発電研究部門
所属研究室
植田研究室
PUF(Physical Unclonable Function)と呼ばれる物理
的クローン不可関数の研究は最近、セキュリティ分野で
ホットな話題である。関連企業は二つのベンチャー企業
がある。私は以前、これらの実際製品を含め、FPGA上
に実装されたPUFの評価を行ってきた。この研究は真
贋判定が必要とする様々な分野に応用が期待される。よ
り安定したPUF開発が必要なので、実際FPGAなどに
PUFの回路を実装できる共同研究パートナーを探して
いる。
工東
学京
理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
前職では企業との共同研究としてPUF製品の評価を行
い、その一部の結果を国際学会(IEEE GCCE2
0
1
2)で
発表し、受賞(Excellent Paper Award)された。
所属研究室
岩村研究室
イケオカ
ヒロシ
池岡 宏 助教
研究技術分野
コンピュータビジョン、画像処理、車
載、距離推定
研究技術テーマ
プ レ ー マ チ ャ ン ド ラ
研究技術分野
●距離推定、奥行き推定
●アクティブ・セーフティ、自動運転
●画像中の焦点ぼけ量の推定
研究技術内容
車載向けの単眼・広範囲・実時間処理を要件とする距離
推定技術を開発している。特にアオリ光学系を用いるこ
とで、従来法の欠点を克服した方式開発を目指している。
チ
ン
タ
カ
Premachandra Chinthaka 助教
高度道路交通システム(ITS)
、ロボッ
トビジョン、移動・飛行・空陸両用ロ
ボット製作及び制御、画像処理
研究技術テーマ
●車載カメラ画像処理の高速化により突然表れる路面障
害物認識及び回避
●空陸両用ロボットの開発及び移動・飛行環境認識に関
する検討
●大型画像処理における処理時間短縮化
研究技術内容
カン
ヒョンホ
姜 玄浩 助教
研究技術分野
情報セキュリティ
研究技術テーマ
●ハ ー ド ウ ェ ア 指 紋 の よ う なPhysical Unclonable
Function(PUF)の性能評価
●バイオメトリクスのセキュリティ
●デジタルコンテンツを保護する電子透かし技術
研究技術内容
1.
物理的クローン不可関数の研究:物理的クローン不可
関数(Physical Unclonable Function)は、複製困難な
物理的特徴を利用してデバイスに固有の値を出力する関
数である。つまり、デバイスに固有のIDを出力するPUF
は、デバイスの指紋であると考えることができる。そこ
で、PUFの性能を評価するためにバイオメトリクスの
手法を応用し、効率良く評価を行っている。2.
デジタル
コンテンツ保護技術の研究:デジタルコンテンツ(静止
画、動画、音声など)保護技術である電子透かしとフィ
ンガープリンティングに関する研究を行っている。3.
バ
イオメトリクス認証技術のセキュリティ研究:バイオメ
トリクス認証技術は、空港や国境での出入国管理、銀行
のATM、一般住居の入退など、様々な状況、場所にお
いて、多くの人々に利用される技術となった。特に私は
バイオメトリクスのセキュリティに関する重要な評価方
法であるウルフ攻撃に対する実証実験を行った。引き続
きバイオメトリクスのセキュリティに関する研究を行っ
ている。
産業への利用
!車載カメラ画像処理の高速化を行い、突然表れる路面
障害物の認識及び認識結果をもとに車両の移動制御に関
する検討を行っている。"災害現場等での応用目指し
て、空陸両用ロボットの製作及び制御に関する検討を
行っている。ロボットに搭載カメラなどで移動環境の認
識を行い、その認識結果をもとに移動・飛行制御に取り
組んでいる。#画像処理における処理時間が画像サイズ
に依存するため、大型画像を処理するため膨大な時間が
かかることもある。そこで、大型画像の処理時間短縮化
に向けて検討を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導、国際的産
学連携
所属研究室
工学部第一部電気工学科 加藤研究室
工学部第一部 経営工学科
イケグチ
トオル
池口 徹 教授
研究技術分野
非線形科学、データ解析、複雑ネット
ワーク、組合せ最適化、データマイニ
ング
研究技術テーマ
●非線形力学系理論に基づく時系列解析とその応用
●複雑ネットワーク理論に基づくデータ解析とその応用
●振動子の同期現象とその応用
東京理科大学
109
●大規模組合せ最適化技法の開発
●脳神経系データの解析
材を受託研究員として受け入れ、臨床試験の方法論を共
同開発する。
研究技術内容
東工
京
理学
大部
(1)私たちの周囲には、時々刻々と変化する複雑な現
象が数多く存在しています。池口研究室では、これらの
複雑現象を時系列データ、ネットワークデータとして捉
えることで研究を進めています。一見するとランダムで
予測不可能とも思われる複雑現象の背後に潜む法則性
を、非線形力学系理論と複雑ネットワーク理論を用いて
明らかにし、予測・制御・診断などに応用しています。
(2)我々の脳では、数多くの神経細胞が複雑に結合し
て情報処理をしています。どのような情報処理の原理が
用いられているのか、という観点から、池口研究室では、
脳内で実際に観測されている学習に着目して研究を進め
ています。
(3)非線形ダイナミクスから生み出される
カオス現象は、一見すると予測不能で乱雑な振る舞いを
示します。池口研究室では、カオスを用いた工学応用と
して、巡回セールスマン問題などの組合せ最適化問題を
高速に、かつ効率的に解くためのアルゴリズムの開発を
行っています。また、カオス振動の有する複雑さが、人
体に対してどのような影響を与えるのかという解析も
行っています。この解析を通じて、効果の高いマッサー
ジ機、低周波治療器、発光装置の開発などにも取り組ん
でいます。
産業への利用
(1)大規模最適化問題への応用について、種々の実例
に特化したアルゴリズムを開発し、ソルバーの開発を行
いたいと考えています。
(2)非線形振動子の同期現象
について、その応用を実現したいと考えています。
可能な産学連携形態
フルカワ
トシヒロ
古川 利博 教授
研究技術分野
無線通信、医用工学、画像処理、音響
処理、信号処理
研究技術テーマ
●高速移動体通信のためのMIMO-OFDMおよびCDMA
通信の基礎研究および実用化研究
●胎児心拍解析による胎児の健康調査
●音声に雑音雑音が加わった観測信号からクリアな音声
を抽出する雑音抑圧
●手ぶれや焦点ずれおよび雑音が含まれた劣化画像から
クリアな原画像を復元する劣化画像復元
●音声や画像における暗号化技術
産業への利用
[通信分野]高速移動体通信におけるMIMO-OFDM通信
およびCDMA通信の最適受信機設計における高性能化
の実現 [医用分野]胎児心拍解析に夜胎児の健康調査
方法の検討 [画像分野]監視カメラやバーコード読み
取り装置等における画像をクリアにすることで、認識率
を向上させる技術。
[音響分野]音声に雑音が含まれて
劣化した劣化音声からクリアな音声を抽出することによ
りノイズを取り除くヘットホン、およびこの技術を応用
した故障診断装置、さらには胎児心拍解析による胎児の
健康調査装置の実現。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
所属研究室
工学部第一部経営工学科
ヤ シマ
ヒロユキ
八嶋 弘幸 教授
研究技術分野
ハマ ダ
チ
ク
マ
浜田 知久馬 教授
研究技術分野
医薬統計、応用統計、薬剤疫学、臨床
試験論、計算機統計
研究技術テーマ
●癌の臨床研究のメタアナリシスの方法論の開発と適用
●副作用データの解析の方法論の開発と結果の薬剤の適
性使用への利用
●効率的な臨床試験の計画と解析法の開発
研究技術内容
クスリを後ろから読むとリスクになります。クスリをう
まく使えば、人の命が救えますが、使い方を間違えると
副作用が生じ、薬害をまねくことになります。薬をうま
く使いこなすためには、有効性と安全性に関する正確な
情報が必要です。科学的かつ効率的な、医薬研究の統計
学的方法論を開発し、その成果を医薬品の適正使用に活
かすのが、本研究室の主要課題です。
産業への利用
開発した臨床試験の方法論を実際の臨床試験に適用する
ことにより、医薬品の開発過程を加速させる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
●製薬企業の行う臨床試験の技術相談。・製薬企業の人
110
東京理科大学
光CDMA、光無線通信、誤 り 訂 正 符
号、ITS、通信、ネットワーク工学
研究技術テーマ
●光CDMA
●高速誤り訂正符号
●光OFDM
●光誤り訂正符号
研究技術内容
光CDMAは交換機が不要でシンプルな構造の光多重通
信ネットワークが構築できます。また、光通信を用いる
放送や配信のような通信システムにも用いることができ
ます。光無線通信は安価なビル間高速通信システムや、
電磁波の影響が心配される病院内のような場所に用いる
通信システムとしても利用できます。
産業への利用
新しい光多重化を用いた通信システム、および全光通信
システムへの応用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
上記研究テーマに関する共同研究等
ヤマグチ
トシカズ
山口 俊和 教授
研究技術分野
経済性工学、経営意思決定
研究技術テーマ
●設備投資計画
●多目標計画
●金融におけるリスク分析
●マーケティングデータ解析
研究技術内容
組織体の意思決定問題に取り組んでいます。現実に役立
つ方法論の開発なども行なっています。
産業への利用
設備投資計画などの評価を行います。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
設備投資計画、リスク分析、消費者行動分析
所属研究室
標の計測が可能となる。この研究は、テールリスクを考
慮したポートフォリオ最適化にも応用できる。また、
ニュースや文書による金融市場の動向のデータをテキス
トマイニングとグラフィカルモデリングを用いた最適文
書評価分類の手法の提案をしている。これらの研究より、
テキスト情報から株式市場の予測やリスク管理に応用で
きる。
可能な産学連携形態
工東
学京
理
部大
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
2
0
0
6年4月より某機関の寄附講座「金融工学」を運営し
ている。講義科目「金融工学1、2」
、
「金融工学実験」
を通して、金融・経済環境及びそのシステムを通して社
会を見る視点の教育や、またクォンツ等の高度な専門知
識を見につけた人材育成を視野に入れた実践的取り組み
を行っている。学生のキャリア教育の発展に貢献してい
る。
工学部経営工学科山口研究室
ア
ヤマモト
山本 栄 教授
研究技術分野
人間工学、HCI、社会システム工学、
安全システム
研究技術テーマ
●脳波を用いた予測制御・ヒューマンエラーの評価
●プラントにおけるヒューマンエラー研究
●ソフトウェアエルゴノミクス
●高齢者のWebアクセシビリティ研究
研究技術内容
これまで人間工学を産業現場に適応してきた経験を生か
すことができると考えております。最近はISO9
2
4
1シ
リーズをソフト開発に適応できると思います。人間工学
的な問題で困っていられる企業の相談を待っています。
産業への利用
ISO9
2
4
1シリーズのソフトウェアエルゴノミクスを中心
とした規格への適合についての技術的指導。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
シオハマ
ベ
トシヒロ
阿部 俊弘 助教
サカエ
研究技術分野
統計科学
研究技術テーマ
●方向統計学
●分布論
●環境統計
●推定・検定論
研究技術内容
風害が森林の更新に大きな役割を果たしており、森林の
世代交代は、嵐による撹乱が契機となり、樹木の倒壊方
位の分布は、過去の風害の傾向や強度を反映しているこ
とが予想される。特に、北方林では一斉倒壊・一斉更新
がある。この倒壊方位データに対して、角度分布を当て
はめることにより、樹木の倒壊方位のパターン、モデル
のパラメータ推定による倒壊の平均方向、集中の度合い
を調べている。また、非対称パラメータの推定により、
現象の非対称性を説明できる要因の特定等の現象の解釈
を行った。現在は樹冠方向の統計的モデル化を行うこと
により、データから推定されるパラメータと現象との対
応を考え、森林の動態を統計的観点からとらえる研究を
国内とFinlandの研究者と協力して行っている。
タカユキ
塩濱 敬之 講師
研究技術分野
金融工学、金融リスク管理、機械学習、
グラフィカルモデル、時系列モデル
研究技術テーマ
●金融リスク管理手法、テールリスクの有効推定、ポー
トフォリオ最適化
●金利リスク管理手法、確率金利モデルと期間構造モデ
ルの推定と応用
●テキストマイニングとグラフィカルモデリング、機械
学習を通した文書評価分類
研究技術内容
時系列解析の統計的推測論を通して、統計モデルの推定
や検定における最適性を研究している。この研究を通し
て、金融資産の市場リスクの推定におけるテールリスク
の有効推定に応用研究できる。様々な手法を用いた推定
方法の実際的な提案を通して、より精度の高いリスク指
オク ノ
タカユキ
奥野 貴之 助教
研究技術分野
最適化、数理計画法
研究技術テーマ
●錐制約をもつ半無限計画問題に対する高速アルゴリズ
ム開発
●二次錐相補性制約を考慮した均衡制約付き数理計画問
題に対する平滑化逐次2次計画法
●ロバスト半正定値計画問題に対する半無限計画法アプ
ローチの開発
研究技術内容
半無限計画問題とは、制約領域が無限個の不等式で記述
されるような最適化問題である。本研究で焦点を当てる
のは、2次錐制約や半正定値錐制約といった凸錐制約を
もつ半無限計画問題である。この問題(以下、半無限錐
東京理科大学
111
東工
京
理学
大部
計画問題とよぶ。
)は、今まで別々の潮流の中で研究さ
れてきた半正定値計画問題などの錐計画問題と半無限計
画問題の両方の構造を兼ね揃えた最適化問題であり、未
だ研究例が少ない。しかしながら、応答フィルター設計
やチェビシェフ近似といった工学上の重要な問題が半無
限錐計画問題として定式化され、したがって半無限錐計
画問題を効率的に解くアルゴリズムの開発などを行うこ
とは異なる工学分野への貢献の観点からみても大変意義
深い。本研究の目的は、半無限錐計画問題の理論的特性
の探求や高速に解くためのアルゴリズムの開発を行い、
現実の諸問題への適用を行うことである。
可能な産学連携形態
様々な現象を頂点の集合と枝の集合から成るグラフを用
いて表現し解析することで、元の現象の普遍的性質を明
らかにし、予測や制御に応用する。これまでの複雑ネッ
トワーク分野では、主に構造が時間とともに変化しない
静的なグラフが扱われてきた。一方で現実の多くの現象
は時間とともに変化する動的なネットワークとなってい
る。そこで、観測された現象が決定論的な非線形力学系
から生じたと考え時系列を解析する非線形時系列解析
と、従来の複雑ネットワーク論を融合した新たな複雑現
象解析手法の開発を行っている。
所属研究室
工学部第一部経営工学科
共同研究
所属研究室
工学部経営工学科池辺研究室
フジワラ
カン タ ロウ
藤原 寛太郎 助教
研究技術分野
サ トウ
ヒロユキ
佐藤 寛之 助教
研究技術分野
最適化
研究技術テーマ
●リーマン多様体上の最適化の数値線形代数への応用
●リーマン多様体上の新しい共役勾配法の開発
●リーマン多様体上の共役勾配法の理論的解析
研究技術内容
固有値問題や特異値分解といった数値線形代数の基本的
な問題から、独立成分分析などの統計的手法に至るまで、
様々な問題が最適化問題として定式化され得る。それら
はしばしばユークリッド空間における、直交条件などの
制約条件付きの最適化問題であるが、その制約条件を満
たす点全体の集合がリーマン多様体の構造を持ち得る、
つまり幾何学的に良い性質を持ち得ることが多い。こう
した問題はリーマン多様体上の制約なし最適化問題と見
なすことができ、その理論的側面や解法アルゴリズムが
近年注目されている。こうした背景に基づき、リーマン
多様体上の最適化の一般論として、新たなアルゴリズム
の開発・収束性の理論的証明を行ったり、応用例から導
かれる具体的な多様体上の最適化問題に対して一般論を
適用することで、従来と異なる視点から問題の解法を導
出するといった研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
研究技術テーマ
●脳・神経系における情報処理機構の解明
●理論モデルによる脳・神経系の理解
●非線形時系列解析手法の開発
●数理的手法を用いた社会・自然現象の制御・予測
研究技術内容
脳・神経系における情報処理機構の解明に向けて、主に
理論的立場から研究を行っている。具体的には、現象の
理論モデル化、理論モデルを用いた脳・神経系の振る舞
いの予測、制御の研究を行っている。脳・神経系の理解
には、実験的アプローチだけでなく理論的アプローチの
重要性が増してきている。特に、非線形科学における数
理的手法を用いたアプローチは有効であるにもかかわら
ずまだ不十分である。そのため、非線形時系列解析や非
線形ダイナミクスの理論による脳・神経系の数理モデル
化、神経データ解析などを行っている。また、それらの
理論を用いて脳・神経系に限らず社会・自然現象の制
御・予測も行っている。
所属研究室
工学部第一部経営工学科池口研究室
ホソ ヤ
ゴウ
細谷 剛 助教
研究技術分野
工学部経営工学科 塩濱研究室
理論神経科学、感性情報学、数理工学、
非線形科学
通信工学
研究技術テーマ
●誤り訂正符号の符号化・復号法の開発
研究技術内容
シマ ダ
ユタカ
島田 裕 助教
研究技術分野
ネットワーク科学、非線形科学、数理
工学
研究技術テーマ
●ネットワーク解析手法の開発
●非線形時系列解析手法の開発
●数理的手法を用いた社会・自然現象のモデル化/予
測/制御
研究技術内容
近年急速に発展した複雑ネットワーク論をベースに、現
実の社会現象・自然現象を解析するための方法論に関す
る研究を行っている。複雑ネットワーク論では、現実の
112
東京理科大学
訂正能力が高い誤り訂正符号である低密度パリティ検査
(LDPC)符号の研究を行っている。結託耐性符号に関
する研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
八嶋研究室
工学部第一部 機械工学科
アラ イ
マサユキ
荒井 正行 教授
研究技術分野
材料力学、材料強度学、機械的特性評
価、材料試験技術、計測技術、コーティ
ング技術
研究技術テーマ
●コーティング・薄膜材の機械的特性評価に関する研究
●その場環境下特性評価のためのマイクロテスターの開
発
●高温環境下での耐熱合金の寿命評価技術の開発
風洞実験や数値シミュレーションの両方を駆使して取り
組んでいます。
産業への利用
物体の抵抗低減、内部流れの解析等
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
研究に関する基礎実験、技術相談および関連【研究分野】
の最新情報の提供。
工東
学京
理
部大
所有研究装置
風洞、レーザー可視化装置、熱線流速計、画像流速計測
装置(PIV)
研究技術内容
本研究室では、これまで試験することが困難であった薄
膜材料、コーティング材料などサイズが比較的小さく、
あるいは実機から切り出されるようなミニチュアサンプ
ルを対象とした新しい材料試験機を開発している。なお、
対象としている試験温度は室温から1
2
0
0℃までと幅が広
い点が特徴である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
これまでに、圧電セラミックをアクチュエータとしたマ
イクロテスターを開発してきた。このマイクロテスター
は手のひらサイズの世界最軽量であるという特徴を有し
ており、この特徴を活かして多摩地区にある中小企業と
商品化を進めた。現在、電子顕微鏡、X線回折装置など
各種分析装置との組み合わを通じてマイクロテスターが
販売されており、公的研究機関、大学、メーカーなどへ
の販売実績がある。最近では、中性子照射下での材料の
機械的特性を測定するためにこのマイクロテスターが活
用されるなど、ユーザーサイドの多様なニーズによって
販売対象に広がりが見られるようになってきた。
コ バヤシ
研究技術分野
荒井研究室
所有研究装置
研究技術テーマ
●超リアルな表情と音声でコミュニケーションする先生
ロボットの開発
●人間の筋力を補助するウェアラブルロボット:マッス
ルスーツの開発
●歩行困難者でも正しい姿勢で歩けるアクティブ歩行器
●筋疲労計測
●新機構トイレ
研究技術内容
企業と積極的に連携をし、実際に人に役立つ人間中心で
人間をアシストするロボット・機械システムに関して、
製品化を視野に入れた世界的にもユニークなOnly ONE
の研究開発を進めています。
産業への利用
上記テーマはどれも製品化を視野に入れた研究です。
可能な産学連携形態
具体的な産学連携内容
所有する研究装置のほとんどが手作りである。ただし、
熱膨張係数、弾性係数、熱伝導率といった基礎物性を測
定するための装置を保有している。また、引張―ねじり
複合負荷材料試験機、クリープ試験機、万能材料試験機
などオーソドックスな試験装置もある。
マッスルスーツの事業化のために、2
0
1
3年1
2月2
7日に株
式会社イノフィスを創業
所属研究室
小林研究室
サ
サ
キ
シン ヤ
佐々木 信也 教授
ヒトシ
石川 仁 教授
研究技術分野
ロボティクス、福祉機器開発、生態模
倣ロボットシステム開発、画像処理一
般、新機構開発
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
イシカワ
ヒロシ
小林 宏 教授
研究技術分野
流体工学、乱流工学、流れの制御
研究技術テーマ
●樹木・防風林まわりの流れの研究
●プラズマアクチュエータによる流体制御
●乱流中の渦構造の研究
●大変形する物体まわりの流れ、モーフィングテクノロ
ジー
研究技術内容
石川研究室では、身の回りに多く見られる流れ、いわゆ
るはく離流れ、後流主な研究対象をしています。流れの
中の組織的構造渦、渦の干渉のダイナミクス、流体抵抗
の低減、流体騒音の発生など、多様な流れの現象解明に
トライボロジー、表面改質、ナノ物性
評価、設計工学、真空技術、機械機能
要素
研究技術テーマ
●表面のナノ物性評価(ナノインデンテーション、粘弾
性、AFM)
●トライボロジー特性評価(標準摩擦試験、潤滑メカニ
ズム、表面分析)
●高真空潤滑システムの開発(イオン液体、DLC、発
ガス特性、温度特性)
●金属用3Dプリンターによる機能性表面創製プロセス
技術
●表面改質(コーティング、表面テクスチャ、表面修飾)
東京理科大学
113
研究技術内容
東工
京
理学
大部
研究技術内容
トライボロジー技術は、その対象が多岐にわたり、また
必要とされる知識も広範に跨ります。また、悪く言えば
きちんとした学問、技術体系が確立されていないため、
研究開発の現場では敬遠されがちなテーマでもありま
す。しかしながら、機械システムの設計やそのメンテナ
ンスにおいては、避けて通れない問題を多く含んでおり、
積極的に捉えるならば、他にマネのできないキーテクノ
ロジーとして製品の競争力強化を担う戦略的重要技術と
位置づけることもできます。国立研究所において、国家
プロジェクトや産学官連携技術開発、技術相談・指導等
に数多く携わってきた研究開発経験と人脈を生かし、お
役に立てることも多いかと思います。よろしくお願い致
します。
産業への利用
本研究室では、流体(気体、水、油)を用いて物体を非
接触に支持することによって、種々の精密機器の特性改
善やこれまでにない機器の開発を行っている。
産業への利用
各種精密機器への応用。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
流体潤滑を利用した要素技術とその開発。
ウシジマ
クニハル
牛島 邦晴 准教授
研究技術分野
トライボロジー技術は、機械のみではなく、材料、化学、
物理等の広い学問領域に跨る学際的な科学技術、機械シ
ステムの性能向上(高エネルギー効率、高信頼性、長寿
命、高精度、低コスト)を担うとともに、新たな製品群
の創出を実現するための、重要な基盤技術です。また、
製品のトラブルシューティングやメンテナンスにおいて
も、トライボロジー現象の解明と理解は必要不可欠なも
のとなっています。さらに、新しい製品開発に際し、機
械システムで避けられない摺動部分がネックとなる場合
が多々ありますが、これもトライボロジー技術を基盤と
する設計技術が解決しなければならない問題です。トラ
イボロジー技術に関するお困りの点、あるいはメカニズ
ムの解明、評価等について御相談がありましたら、ご相
談ください。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
トライボロジーに関するご相談はいつでもお引き受けし
ます。お気軽にご連絡ください。お話を伺った上で、内
容に応じて受託研究、共同研究等の制度を活用した連携
についてご相談させ戴ければと思います。
その他所属研究機関
総合研究機構界面科学研究部門
所属研究室
工学部 機械工学科 佐々木研究室
所有研究装置
各種トライボ評価装置(SRV高温2台、ガスモニター付
き高真空、雰囲気制御フレッティング、キャビテーショ
ン・エロージョン、リングオンプレート、四球、振り子
摩擦試験機など)
、ナノサーチ(レーザ・AFM一体型)
顕微鏡、ナノインデンター(ISO1
4
5
7
7準拠)
、LaWave
(表面弾性波測定装置)
、グリーンレーザ微細加工装置、
QCM、AFM
材料力学、計算力学
研究技術テーマ
●マイクロラティス構造の機械的特性評価
●軽量構造の衝撃エネルギー吸収特性評価
●織物構造の機械的特性評価
研究技術内容
ハニカム、フォーム、ラティスといったセル構造体は、
周期的なセル構造から構成されており、その軽さと優れ
た機械的特性(高剛性、高強度)を有するため、多くの
機械・構造物の基本構成部材として使用されている。そ
の特性評価(引張り、曲げ、ねじり剛性、エネルギー吸
収特性)については近年多くの研究者により実験あるい
は数値解析を通じて検討されてきたが、精度の補償も含
め十分な評価方法が確立していないのが現状である。そ
こで我々は、汎用数値シミュレーション解析を通じて、
そうした軽量で優れた機械的特性を有する構造の特性評
価を行い、同時に得られた解析結果に基づく理論モデル
を構築し、評価方法として確立させることを目的として
いる。
産業への利用
現在、3Dプリンティング技術の急速な発展に伴い、金
属粉末にレーザー光を照射して粉末を溶融・凝結・積層
する装置が開発されている。その装置を使うことで、こ
れまで加工・制作が難しかった複雑なセル構造も作るこ
とが可能となった。我々の研究で最も優れた機械的特性
を有するセル構造体の形状を明らかにすることで、それ
を実際に作製し、様々な分野で応用してもらい、その優
位性を体感してもらいたいと考えている。なお、応用分
野は機械・構造分野に限らず、電気・電子、バイオテク
ノロジ分野等枚挙にいとまがない。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
工学部第一部機械工学科 牛島研究室
所有研究装置
ヨシモト
シゲ カ
吉本 成香 教授
研究技術分野
設計工学、機械機能要素、トライボロ
ジー
研究技術テーマ
●流体潤滑を利用した要素技術とその開発(おもに静圧
軸受、動圧軸受、スクイーズ軸受など各種流体潤滑軸
受の開発と特性解明)
114
東京理科大学
数値シミュレーション解析ソフト、高速計算機、ねじゆ
るみ試験機制御装置
ハヤシ
リュウゾウ
林 隆三 講師
研究技術分野
研究技術テーマ
交通機械制御、メカトロニクス、カー
ロボティクス、人間工学
●操舵による自動車の障害物緊急自動回避システム
●自動車の規範的危険予測運転(かもしれない運転)メ
カニズム
●アクセルペダルからの周期的打撃によるドライバへの
情報提示
●電磁アクチュエータを用いた自動車のサスペンション
制御
●交通機械のダイナミクスのモデル化と振動制御
研究技術内容
人と地球にやさしい交通社会の実現をめざし、自動車、
鉄道、船、エレベータなどの乗り物を対象として、安全
(事故防止)
、環境(エネルギ消費の低減)
、快適(乗り
心地の向上)などを目標とした研究を行っています。振
動工学、制御工学の理論体系をベースに、乗り物が動く
ことにより生じる様々な問題の解決を図ります。
産業への利用
自動車、鉄道などの交通機械メーカーを始め、物が動く
ことにより生じる問題、物を意のままに動かしたいとい
う要求に対し、制御理論とメカトロニクス技術に基づく
ソリューションを提供します。
可能な産学連携形態
研究技術内容
マイクロデバイス内外の熱流体現象は微細化に伴うス
ケール効果のためにマクロスケールとは大きく異なり、
未解明部分が多い領域です。バイオチップ、医療デバイ
ス、超小型環境評価機器等の先端デバイスへの応用を視
野に入れ、光や電気を用いた熱流体挙動のセンシングお
よびコントロールに関する研究に取り組んでいます。
産業への利用
工東
学京
理
部大
上記テーマに関係した熱流体計測、マイクロデバイス開
発に関する共同研究・受託研究・技術指導
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
脳動脈瘤内外の血流計測による破裂因子の解明。ナノ粒
子の濃縮デバイスの開発。
その他所属研究機関
総合研究機構マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部
門
所属研究室
工学部第一部機械工学科元祐研究室
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
カメ ヤ
ユウ キ
亀谷 雄樹 助教
林研究室
所有研究装置
研究技術分野
熱工学、炭素、化学反応
●マルチボディダイナミクスソフトウェア ・ドライブ
レコーダ搭載自転車・3Dドライビングシミュレータ
●熱工学
ミヤタケ
エネルギー・環境技術への貢献を目指した熱工学を基盤
とした研究
研究技術テーマ
研究技術内容
マサアキ
宮武 正明 講師
研究技術分野
設計工学、機械機能要素、トライボロ
ジー
可能な産学連携形態
共同研究
研究技術テーマ
●流体潤滑を利用した要素技術とその開発
●空気静圧軸受
●水静圧軸受
●動圧軸受
●スクイーズ軸受
研究技術内容
ソマ ヤ
ケイ
杣谷 啓 助教
研究技術分野
流体潤滑、トライボロジ、設計工学
研究技術テーマ
●動圧型気体軸受の開発および特性解明
研究技術内容
本研究室では、流体(気体、水、油)潤滑軸受や流体に
よる非接触浮上・搬送装置に関する研究を行っている。
産業への利用
各種精密機器への応用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
気体(空気等)を用いた流体潤滑軸受は支持物体を非接
触に支持するため、低摩擦、長寿命といった特徴を持つ。
この特徴を生かした各種回転機器の性能向上や新しいコ
ンセプトの機器開発を進めている。
産業への利用
高速回転機器への応用
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
モトスケ
マサヒロ
元祐 昌廣 講師
研究技術分野
所属研究室
吉本研究室
マイクロ熱流体工学、光センシング、
マイクロ・ナノデバイス
研究技術テーマ
●マイクロ熱流体挙動の計測と制御
●光学的熱流体センシング手法の開発
●光を用いた気泡・液滴の非接触輸送
●マイクロ・ナノ粒子の濃縮・制御・計測
●血流の高時空間分解能での3次元計測
タ ドコロ
チ ハル
田所 千治 助教
研究技術分野
トライボロジー、振動工学
研究技術テーマ
●液晶の光学異方性を利用した油性剤吸着膜の可視化
●摩擦励起振動の抑制、および振動発電としての利用
東京理科大学
115
●超音波を用いた、部屋の形状の取得など
研究技術内容
東工
京
理学
大部
機械可動部における摩擦によるエネルギー損失を最小化
するために、潤滑剤の機能発現メカニズムを調べている。
また、機械可動部におけるその場発電や制動時のエネル
ギー回生のために、摩擦励起振動を動力源として利用し
た振動発電の検討を行っている。
所属研究室
佐々木研究室
ナカムラ
キョウ コ
中村 恭子 助教
研究技術分野
加工学、材料力学
研究技術テーマ
●表面粗さプロファイルに基づく接触剛性の推定法の提
案
●異種材料間結合部における接触剛性の理論的定式化
研究技術内容
機械設計の高精度化を目指すため、案内面や機械構造体
の結合部における接触剛性に関する解明を行っている。
研究技術内容
非相対論の範囲内で積分方程式の形で4体系のシュレー
ディンガー方程式(又はリップマンシュウィンガー方程
式)
を解くとき、4体分解反応の閾値より高いエネルギー
領域ではグリーン関数の発散の取り扱い(微分方程式の
境界条件に相当する)が非常に複雑になる。我々は複素
エネルギー法でこれをうまく回避する方法を見つけた。
そこで実験データと比較できる程度にまで計算の精度を
上げることが現在の研究課題である。これにより、高い
エネルギー領域で影響が見えてくる、3核子が関わる核
力(3体力)の性質を調べることを目的としている。ま
た、中性子4個からなる系の共鳴状態の有無を調べるこ
とも可能となる。さらに、中性子過剰核の核構造や核反
応の研究への応用も目指している。
産業への利用
超音波に関しては、研究を始めたばかりの段階であり、
これから産業界への応用面を考えてゆく。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
宇津研究室
マツ ミ
リョウスケ
松實 良祐 助教
研究技術分野
機械力学、制御工学、車両運動力学
研究技術テーマ
●道路文脈に基づくリスクポテンシャル推定による自律
運転知能に関する研究
研究技術内容
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
工学部第二部
ヅ
教養
エイゾウ
宇津 栄三 准教授
研究技術分野
原子核理論、計算物理学、少数粒子系、
核力、超音波
研究技術テーマ
●4体 分 解 閾 値 以 上 の エ ネ ル ギ ー 領 域 でFaddeevYakubovsky方程式を解く
●3体力の研究
●軽い原子核の構造や反応メカニズムの研究
116
東京理科大学
マ スミ
研究技術分野
産業精神保健、臨床心理学、ブリーフ
サイコセラピー
研究技術テーマ
本研究の目的は、自動車の交通環境における統合的なリ
スク推定手法と、それに基づく自動車の運動計画理論の
構築である。この基盤技術により、高度運転支援システ
ムの規範モデル構築や、自動運転における運動計画法の
安全性・効率性の向上が期待できる。近年、自動運転に
代表される自動車の知能化に関する研究が世界的に推進
されているが、外界センサの認識技術に基づく機械的な
運動計画に留まっている。しかし、実際の事故発生状況
から、歩行者の急な飛び出しなど事故回避が物理的に不
可能な条件も多数存在していることが確認されている。
そこで、実際のドライバのような、道路環境の統括的な
理解に基づくリスク推定手法を提案し、リスク低減のた
めの自動車の運動力学に基づく運動計画理論について提
案する。
ウ
マツウラ
松浦 真澄 講師
●労働者のメンタルヘルス
●組織のメンタルヘルス対策
●職場復帰支援
●ブリーフサイコセラピー
●メンタルヘルス教育
研究技術内容
厚生労働省は2
0
0
0年に「事業場における労働者の心の健
康づくりのための指針」を公表し、以来我が国では幅広
い職域において本指針に基づいた活動が展開され始めて
いる。しかしながら、自身の仕事や職業生活において強
い不安、悩み、ストレスが「ある」と回答した労働者の
割合は5
8.
0%に上り(厚生労働省、2
0
0
7)
、彼らを対象
としたメンタルヘルス対策は依然として喫緊の課題と
なっている。メンタルヘルスを含むヘルスコミュニケー
ション全般について、Kreuter & Wray(2
0
0
3)は、ど
の集団にも一律の情報や介入方略を提供するのではな
く、対 象 集 団 の 特 徴 に 合 わ せ て 最 適 な 内 容 を 組 み
「targeting」の重要性を指摘している。より具体的に
は、対象となる集団を焦点化することを目的として、主
に性別や年齢などといった基本属性におけるカテゴリー
を基準に分類し、各々の下位集団におけるニーズに沿う
内容を提供する方法であり、全体型アプローチよりも大
きな効果を得ることができるとされる。以上のことから、
職業性ストレスの主要因と、個々人の性別・年代・職種
といった労働者の基本属性との関係性などを明らかにす
る調査を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
松浦研究室
工学部第二部
イマモト
建築学科
ケイイチ
今本 啓一 教授
研究技術分野
建築材料
研究技術テーマ
●建築物の健全度診断・保存技術の開発
●建築材料・部材の挙動予測
●環境負荷低減型建築材料の開発
●新しい構造部材・システムの開発
●材料の損傷と構造部材の耐久性評価
確保するという視点、さらに耐震のみならず火災に対す
る安全性についても考慮して研究を行う。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
その他所属研究機関
総合研究機構火災科学研究センター、総合研究機構先端
都市建築研究部門
所属研究室
工東
学京
理
部大
河野研究室
所有研究装置
耐震診断、構造設計システム等。小型電気炉。
研究技術内容
我が国における約1
0
0年の鉄筋コンクリート造建築物の
歴史の中で、黎明期から高度経済成長期までに建設され
た建築物は、建築物の長寿命化のために必要な材料的な
要件を必ずしも具備しておらず、経年による劣化が顕在
化しています。一方、これらの建築物を解体するのでは
なく、適切に点検・診断し、材料劣化が生じた中でその
構造性能や使用性能を適切に評価することが、維持・保
全の鍵となります。ここでの研究は、建築物の立地環境
条件に関する情報と建築物に対する非破壊で効率的な調
査試験により得られる情報をベースに、建築物の長期的
な耐久性、構造安全性および使用性の評価手法の確立を
目指すものです。本研究の最大の特徴は、この開発した
ツールを単に提示するだけでなく、長崎市端島(軍艦島)
に現存する建造物をはじめ実際の構造物に適用し、手法
の妥当性を検証する点にあります。臨床医学はある意味、
末期患者の存在によって発展してきた面が多分にありま
すが、本研究において終末期鉄筋コンクリート造建築物
を検証対象とすることにより、現在の調査診断技術、耐
久設計手法、寿命予測手法しいては建物の新しい保存技
術の開発につなげることを目指します。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
・受託研究実績一般財団法人建材試験センター一般社団
法人住宅性能評価・表示協会鐵鋼スラグ協会・外部資金
国土交通省建築基準整備事業文部科学省科学研究補助費
(科研費)等
所有研究装置
サカウシ
タク
坂牛 卓 教授
研究技術分野
アーバンデザイン、建築意匠、建築設
計
研究技術テーマ
●車中心のアーバンデザインから、人中心のアーバンデ
ザイン
●3.
1
1以降再認識された建築と自然、建築の公共性
●建築における装飾性、メディア性
研究技術内容
●人が心地よく過ごし、全体としてエネルギー消費も抑
えるアーバンデザインを考えるうえで、街をダウンサイ
ズして、公共交通機関、自転車などを駆使した町のあり
方を考える。●建築周辺の自然のあり方、あるいは自然
と共生する建築、また私的所有物である建築の中での公
共的な場の創出を考え海外とのワークショップなどを
行っている。●近代以降失われてきた建築装飾を検討す
るうえで現代の新たな装飾のあり方を検討している。●
メディアに登場する建築を検討するうえでホームページ
などにおける建築の現れ方について検討している
産業への利用
●アーバンデザインについては行政との共同を考えてい
る。●自然共生、公共性内包建築については建築施工、
住宅メーカーなどとの共同研究が考えられる。●装飾、
メディアについてはやはり施工業者、住宅メーカー、HP
制作者との共同研究が考えられる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
等温吸着試験機コンクリートの拘束ひび割れ試験装置恒
温恒湿室等
2
0
1
4年度において茨城県茨城町と技術指導を締結し、町
づくり(廃校となる小学校の有効活用)調査を開始して
いる。
所属研究室
コウ ノ
マモル
河野 守 教授
研究技術分野
建築構造、耐火構造、信頼性設計、リ
スク
研究技術テーマ
●既存木造住宅の耐震診断、簡易耐震改修法の開発
●鋼構造の耐火設計手法の開発
●大規模災害後の高層共同住宅居住者の生活質確保方策
の開発
研究技術内容
建築物に関して、耐震安全、火災安全上必要な性能につ
いて明確にし、それに適した技術開発を行う。従来の建
築構造物を守という視点ではなく、建築物の持つ機能を
工学部二部建築学科坂牛研究室
ツジモト
マコト
辻本 誠 教授
研究技術分野
建築防火、建築環境、設備
研究技術テーマ
●火災安全を中心として建築基準の性能規定化に関する
研究
●難燃性材料の規格に関する比較研究
研究技術内容
合目的な難燃材料の開発材料に難燃性を求める理由は、
大別して!自身からの出火、"他の火源からの延焼拡大
東京理科大学
117
東工
京
理学
大部
の可能性を減じることにある。具体例としては、
電源ケー
ブル自身からの出火と、別の火源から電源ケーブルが延
焼することがあげられる。この求められる性能の違いで、
材料に与えられるべき機能に大きな差が生じることが明
確に認識されることがなく、種々の製品開発や規制が行
われていることに加えて、多くの場合、事故対応に終始
して、材料開発が行われてきたことが、例えば自動車、
鉄道車両、建築物の居室を対象とする内装材の難燃性試
験方法が、それぞれ、その所轄官庁で異なるものになり、
製品間の相対的な性能比較も困難な状況を生んでいる。
仮に、上記3業種での難燃性材料への要求性能が共通し
て、利用空間の避難安全性確保とすれば、材料の着火性
(火の点き易さ)と着火後の発熱量(燃え広がり易さ)
を軸に指標化が可能である。
産業への利用
上記の火災科学分野における指標の精緻化と、指標値の
変化を材料科学の側から分析するアプローチにより、有
効で、要求性能にぴったりな材料の開発が合理的に推進
される。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
過去の例としては、愛知万博におけるドライミストの開
発
その他所属研究機関
総合研究機構火災科学研究センター
所有研究装置
火災実験棟(野田)の各装置を火災科学研究センターと
してメンバーで共有している
カヤノ キ
栢木 まどか 准教授
研究技術分野
歴史、近代建築史、都市史、文化、ま
ちづくり
研究技術テーマ
●東京の変遷に関する都市史的研究
●関東大震災復興期の復興建築に関する研究
●日本統治期台湾における都市計画及び近代建築に関す
る研究
●歴史的環境の保全に関する調査研究
研究技術内容
近代建築史・都市史、また住宅史を、有名建築のみ、も
しくは制度や技術的発展のみを取り上げて綴るのではな
く、社会を支えた庶民建築の近代化と都市の変容を丁寧
に見ていくことで、現在の都市環境を構成するさまざま
な要素へと繋がる多面的価値を見出すことをベースにし
ています。それと同時に、調査の対象としてのみの視点
ではなく、各国・各地の近代における歴史的環境の保全
について比較し、よりよいかたちを目指して行けるよう
な活動を研究とともに立ち上げることを考えています。
工学部第二部 電気工学科
ヤ
チ
トシアキ
谷内 利明 教授
研究技術分野
太陽光発電、燃料電池、分散型エネル
ギーシステム
研究技術テーマ
●3次元太陽光発電モジュール
●太陽追尾ミラーを備えた太陽光発電システム
●燃料電池/蓄電池分散型電源システム
●ジグザグ型マイクロ燃料電池
●フレキシブル型太陽光発電システムの構成法
研究技術内容
太陽電池セルの価格は、量産規模の拡大や色素増感・有
機薄膜太陽電池などの新技術開発により、将来著しく低
減されることが予想される。そこで、太陽電池セル当た
りの発電量を最大にする従来のモジュール構成から、設
置面積当たりの発電量を最大にする、すなわち太陽エネ
ルギーを最大限に利用できるモジュール構成への移行が
望まれる。そこで、フィボナッチ数列構成による3次元
太陽光発電モジュール(FPM: Fibonacci PV Module)
を新たに提案し、その有効性を明らかにしている。また、
ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)は、理論
的にはリチウム二次電池の数倍以上のエネルギー密度を
実現できるため、ユビキタスネットワークを支える携帯
機器用電源として期待される。そこで、DMFCの量産
化・経済化を図るため、電解質膜を挟んで燃料極と空気
極とを対峙して形成したMEAを二つ折りにし、ジグザ
グに折り畳むこと(折り紙プロセス)によって構成する
ジグザグ型DMFCを提案し、その有効性を明らかにし
ている。
産業への利用
分散型エネルギーシステム、モバイル機器用エネルギー
システムの実用化を目指す。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
太陽エネルギーを有効利用できる3次元太陽光発電モ
ジュールや、モバイル機器やペットロボットなどのエネ
ルギー供給システムとして量産化に適したジグザグ型マ
イクロ燃料電池(DMFC)を提案している。その実用
化に向けてはメーカとの共同研究で対応する。
その他所属研究機関
総合研究機構 太陽光発電部門
所属研究室
谷内研究室
所有研究装置
各種測定機器類
ヨシ ダ
タカヒロ
吉田 孝博 講師
研究技術分野
音響信号計測、バイオメトリクス、静
電気放電(ESD)
、EMI
研究技術テーマ
●音響機器・アクセサリの音質劣化・改善要因の解析に
関する研究
●携帯端末に適用可能な個人認証方法に関する研究
118
東京理科大学
●静電気放電が電子機器に及ぼす影響の計測・シミュ
レーションに関する研究
研究技術内容
新たな計測手法の開発から開始し、得られる計測データ
の解析を進めることで、発生メカニズムの解明およびそ
の改善手法の開発を行っています。
産業への利用
トで大量合成することを目標に研究を行っています。今
後は、研究室で合成したMWNTやナノカプセルを用い
た電池や有機薄膜など実用化に向けての研究も進めてい
く予定です。
その他所属研究機関
工東
学京
理
部大
ナノカーボン研究部門
所属研究室
音響機器の音質改善、携帯端末のセキュリティ強化、電
子機器の静電気耐性改善などに利用できます。
西川研究室
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
吉田研究室
タダスケ
研究技術分野
所有研究装置
制御工学
研究技術テーマ
オーディオアナライザ・オシロスコープ・ベクトルネッ
トワークアナライザ・カーブトレーサ・静電気試験装置
など
イ トウ
マツ ダ
松田 忠典 助教
●ロバスト安定性理論
研究技術内容
制御システムのロバスト安定性判定に関する未解決の課
題に対し、理論的考察およびシミュレーションにより解
決を図る。
マサトシ
伊藤 勝利 助教
研究技術分野
真空、薄膜
研究技術テーマ
●スパッタ法によるULSI配線用の銅埋め込み
●1
0nmトレンチに埋め込まれた銅配線の比抵抗測定
研究技術内容
所属研究室
斉藤研究室
ヨンイル
金 勇一 助教
研究技術分野
アカクラ
タカ コ
赤倉 貴子 教授
研究技術分野
ULSIの高性能化は、今日までトランジスタの微細化に
より達成されている。そして、この微細化は銅配線につ
いても同様におこなわれ、2
2nm世代においては4
0nm
オーダーまで銅配線の微細化が進んでいる。現在、トレ
ンチへの銅埋め込みには電気メッキ法を用いた方法でお
こなわれている。しかし、銅配線の微細化が進むことで
トレンチ開口部が狭くなり、均一なバリア層および銅
シード層の成膜が難しくなる。そのため、電気メッキ法
での銅埋め込みが困難になると予想される。電気めっき
法以外の銅埋め込み方法としてスパッタ法が挙げられ
る。これまでにアルゴンスパッタガス中に微量の酸素お
よび窒素を添加することで銅のリフローが促進され、ト
レンチへの銅埋め込み特性の改善が観測されている。ま
たこれに加えて、銅との濡れ性に優れたルテニウムをト
レンチに成膜することで、幅1
0nm、アスペクト比5以
上のトレンチにおいて1
0
0%の銅埋め込みが観測された。
キム
工学部第二部 経営工学科
ナノ、ナノチューブ、カーボン、カー
ボンナノチューブ、ナノ粒子、アーク
放電、水中アーク
研究技術テーマ
●カーボンナノチューブの合成と評価に関する研究
●金属内包ナノカプセルの合成と評価に関する研究
●カーボンナノチューブを用いた有機薄膜に関する研究
●カーボンナノチューブを用いた電池の開発に関する研
究
研究技術内容
結晶度の高いMWNTや各種金属ナノカプセルを低コス
教育工学、法工学、データ解析、シス
テム開発、企業内教育、e-Learning、
業務改善支援
研究技術テーマ
●e-Learning Systemの開発・運用(高等教育、企業内
教育)
●e-Learning Systemの効果的運用のためのデータ解析
(アクセスログ解析など)
●ユーザ特性、環境(業務環境、学習環境等)の統計的
分析
●業務IT化支援(システム開発)
●業務改善支援のための統計的分析
研究技術内容
システムを利用するユーザ(学習者)の特性や利用する
環境によって最適なシステムや最適な教育方法は異な
る、ということが本研究室のコンセプトである。このコ
ンセプトの下に、 (1)ユーザ特性(内容(業務、学
習)理解度、システム習熟度、認知特性など)や環境(学
習環境、職場環境)の計量的統計的分析 (2)分析結
果に基づいた、個人に適応した教育を効率的に提供でき
るe-Learning Systemの開発と運用 (3)分析結果に基
づいた、職場環境に適応した業務改善支援システムの開
発と運用 (4)
(1)∼(3)の実施にあたり、解決す
べき法的側面は何かについて、特に産業財産権、著作権
を中心に検討、などを行っている。どのようなシステム
が教育効果を生み出し、また業務改善につながるか、そ
して教育や業務のIT化支援に最も必要なことは何かを
日々考えているのが本研究室の特徴である。
産業への利用
IT、例えばWebなどを利用した企業内教育システムの
開発。業務IT化と業務改善支援。人材開発支援。IT利
用に関わる業務遂行にあたっての法的側面分析と支援。
(業務全般への法的支援は行っていない。あくまでもIT
利用に関係する法的側面の分析と支援。
)
東京理科大学
119
可能な産学連携形態
工学部経営工学科 宮部研究室
共同研究、受託研究員受入
具体的な産学連携内容
東工
京
理学
大部
これまでの実績では、時間的、人員的に十分な余裕がな
く、新人教育にのみ時間をかけたり、人員を動員したり
できない中小企業を対象として、体系的な教育を効率的
に行うことのできるWebを利用したシステムを開発・
運用してきた。また、業務・校務の改善のためのIT化
支援についての研究、ITを利用した業務への法的側面
の分析及び支援も行っており、今後もこうした内容を中
心としてであれば、研究員受入及び共同研究を実施でき
る。
その他所属研究機関
総合教育機構 情報教育センター 情報教育部門
所属研究室
赤倉研究室
所有研究装置
多目的観察ビデオカメラ(遠隔制御)
、アイカメラ(視
線追跡用ヘッドギア)
、視線解析・運動解析用ソフトウ
エア、マークカードリーダー、
入力装置としてのタブレッ
ト
ワタナベ
ヒトシ
渡邉 均 教授
研究技術分野
社会システム工学、安全システム、通
信ネットワーク
研究技術テーマ
●情報ネットワークの信頼性解析手法の研究
●ネットワーク品質マネジメントの研究
●効率的なネットワーク保守方法の研究
●再生エネルギー供給信頼性の研究
研究技術内容
交通網や通信網そして電力網などの大規模なシステム
が、自然災害の時などにも支障なく動作することが、安
定した社会の構築には不可欠です。そのためには、設備
自体を頑丈にし、故障しにくく災害時にも破壊されにく
いものにすることはもちろん大切ですが、予備を設置し
たり、災害時に残存している設備をうまく運用したりと
いった手段もまた重要です。本研究室では、社会基盤を
なすシステムを、経済的かつ高信頼に実現するための、
設計法および運用法について研究しています。
産業への利用
ミヤ ベ
ヒロシ
宮部 博史 教授
研究技術分野
情報通信ネットワーク、ネットワーク
アーキテクチャ、ソフトウェアアーキ
テクチャ
研究技術テーマ
●高信頼ネットワーク設計評価技術
●ネットワークセキュリティ
●サービスプラットファーム構成技術
●ソフトウェア構成法
研究技術内容
社会を構成するネットワークや各種システムはますます
多機能化・複雑化しており、社会の健全な運営のために
は、システムの運用及び機能改善が、サービス停止によ
る社会混乱などを引き起こすことなく安定的に行われる
ことが必須事項となっています。本研究では、個々のシ
ステムが社会基盤全体の中で果たす役割や、他システム
との関係を分析し、より効率的で安心・安全なシステム
とするために、どのような機能をどのような手順や考え
方でシステムを構成すればよいかの研究開発を行ってい
ます。具体的には、
インタネットの次の新しいネットワー
クと期待される新世代ネットワーク(将来ネットワーク)
でのセキュリティ機能の区分けの仕方、その機能の配備
の方法及び評価手法などです。またサービスプラット
フォームを主としたソフトウェアを効率よく開発するた
め設計手法や評価方法についても検討を行っています。
産業への利用
情報通信業界のうち、ネットワーク設計構築やソフト
ウェア開発をなどのシステム開発を行っている企業や研
究開発センター。複数のセキュリティレベルが必要な企
業向けにどのようなセキュリティ機能を設計構築したら
よいかなどについて指針を与えることができる。このた
め、こうした情報を提供できる企業などを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
所属研究室
120
東京理科大学
通信会社の研究所で、通信網の信頼性設計および管理の
実務と研究に長年にわたり携わってきた経験を活かし、
ネットワークやシステムにおける信頼性課題解決から、
信頼性設計・管理の具体案提示等に貢献していきたい。
情報通信システムの構築支援、品質・信頼性解析ツール
の開発等、具体的な課題に対して、有用な解決策を提供
してきたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
再生エネルギーシステム信頼度評価プログラムの開発、
ネットワーク信頼性設計指針の検討などの実績がありま
す。
所属研究室
渡邉研究室
オオモリ
アキラ
大森 晃 准教授
研究技術分野
ソフトウェア工学、教育情報学
研究技術テーマ
●ソフトウェアマネジメント
●web教材
研究技術内容
ソフトウェアの質、ウェブ上での教育の質を改善するた
めに、手持ちの技術や理論を適用し得る問題を対象にす
るのではなく、現実世界で認知し得る問題を対象にし、
その問題を解決するためにどうすればよいかを考えるこ
とに重点を置いて研究活動を行っている。ただし、即座
に実用的な技術や理論を目指してはいない。
具体的な産学連携内容
記載した【研究技術分野】・【研究技術テーマ】に関す
る研究。
フジサワ
マサ ヤ
藤沢 匡哉 准教授
研究技術分野
符号理論、暗号理論、
情報セキュリティ
研究技術テーマ
●代数幾何符号の高速復号法および高速符号化
●フラッシュメモリのための符号化
●代数曲線暗号の高速暗号化
●代数曲線符号を用いた秘密分散方式
研究技術内容
デバイス技術の発展により情報伝送・記録はさらに高速
化・高密度化しており、符号長が大きく優れた性能を持
つ誤り訂正符号は極めて重要である。この条件を満たす
符号として代数曲線符号があり、実用化に向けて符号
化・復号の処理の高速化が重要な課題である。また、記
録媒体の一つであるフラッシュメモリにおいて、記録素
子の特性から生じていた書き込みに無駄を削減するため
の電荷の注入の方法(符号化)について検討し性能評価
を行っている。この方式によって無駄を削減し、従来よ
りフラッシュメモリの寿命を延ばすことができる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
研究技術内容
・博物館における拡張現実感を使ったハンズオン展示に
関する研究従来のハンズオン展示は「操作を行う」とい
う制約があるゆえに、その対象にできるものは限られて
いた。そこで、拡張現実感技術を使って既存の展示物を
ハンズオン展示にした。これは既存の展示物に操作可能
な仮想オブジェクトを付与する物である。・ケースメ
ソッドのe-Learning化に関する研究ケースメソッドは実
践的な知識活用を身につけるのに有効である。しかし、
一方で実施コストがかかってしまうという問題がある。
そこでe-Learning化することにより実施コストを下げる
ことを検討する。
工東
学京
理
部大
産業への利用
・博物館における拡張現実感を使ったハンズオン展示に
関する研究この研究に関しては実際の展示物に対して提
案手法を適用することで、その評価や課題を明らかにす
ることが必要である。そのため、この手法を適用するた
めに協力してくれる博物館、あるいは美術館を共同研究
パートナーとして探している。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
工学部第二部経営工学科宮部研究室
コウ
ヘイコク
黄 平国 助教
研究技術分野
分散マルチメディア、通信品質
研究技術テーマ
●分散マルチメディアの高品質化
●通信サービス品質制御
●高臨場感通信
研究技術内容
ネットワークを介した作業において、力覚や嗅覚を従来
の視覚、聴覚と一緒に扱うことによって、作業効率を上
げ、高い臨場感を実現することが可能となります。その
ため、遠隔教育、遠隔医療、遠隔デザインなどの分野に
おいて、様々なアプリケーションに力覚及び嗅覚が利用
されています。しかし、インターネットなどのサービス
品質(QoS: Quality of Service)保証のないネットワー
クを介して、これらのメディアを転送する場合、ネット
ワーク遅延やその揺らぎ、パケット欠落などにより、メ
ディアの時間関係に乱れが生じ、その出力品質が大きく
劣化する恐れがあります。これらの影響をQoE(Quality
of Experience)により調べ、サービス品質をできるだ
け高く維持するために、QoS制御を検討しています。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
渡邉研究室
所有研究装置
触覚インタフェース装置、嗅覚ディスプレイ
トウモト
タカヒト
東本 崇仁 助教
研究技術分野
教育工学、知識工学、学習工学
研究技術テーマ
●知識構造の学習支援
●知識や誤りの外化・可視化
●学習者による能動的な学習への支援システム
●学習教材のインタラクティブ化
●メタ認知を促進する支援システム
研究技術内容
近年、スマートフォンやタブレットPCの普及が教育現
場にも広がっている。従来、タブレットPC等を用いた
教育・学習支援という言葉が指す意味は、単なる教材の
電子化であったり、タブレットによるコミュケーション
の促進という意味であった。しかし、タブレットPC等
の普及が保つ意味はそれだけではなく、1人1台持つこ
とで学習者に個別対応できることが大きなメリットであ
る(※即時フィードバックはe-Learningの3大メリット
の一つとされている)
。そこで、私は学習者自身に能動
的な学習、つまり、個々の学習者により入力が異なるよ
うな学習(コンセプトマップの活用や実験方法の考案、
物理学の力学系の世界の構造記述等)を行わせ、それに
対して個別フィードバックを行うことが研究内容であ
る。この学習者自身による能動的な学習や、効果的な
フィードバック(誤りの可視化等)は、認知心理学の中
の特にメタ認知の領域を応用して実現している。
産業への利用
タカハシ
トオル
高橋 徹 助教
研究技術分野
教育工学、ヒューマンインタフェース
研究技術テーマ
●博物館における拡張現実感を使ったハンズオン展示に
関する研究
●ケースメソッドのe-Learning化に関する研究
私が主に開発している学習支援システムはJavascriptと
PHPを活用したWebシステムであり、インターネット
に接続可能なハードウェア(スマートフォン、タブレッ
トPC、ノートPC、デスクトップPC)であれば活用可能
である。したがって、事業化・製品化を行う際は、運営
するサーバの構築さえ行えれば簡単に導入可能である。
また、物理の力学や生物の階層構造など領域に依存した
東京理科大学
121
東工
京
理学
大部
東薬
京
理学
大部
テーマについては単なる暗記ではなく、なぜそうなるの
かということを理解させるために、原因(知識の記述)
と結果(誤りの可視化)を結びつけた学習を促進してい
る。また、領域に独立したテーマとして講義の構造を理
解させるノートリビルディングの研究を扱っており、プ
レゼンテーションソフトウェアを用いた講義において、
ノートテイキングと同様の学習を簡単に行わせる事が可
能であるため、近年の授業形式とマッチした理解促進を
実現できる。現状の私のシステムにおいては、
マンパワー
の不足により前述の内容においては領域の範囲が狭く、
後述の内容においては操作性に問題があるため、一般的
な技術力を持つ共同研究パートナーおよびそれを実現
し、広範囲に流布できる共同研究パートナーを求めてい
る。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
医薬品情報、薬局経営
研究技術テーマ
●医薬品の販売量・使用量から、地域住民の健康状態を
看視するヘルスヴィジンラス
●より適切な時期に副作用情報の提供を行い、未知な副
作用の早期発見
研究技術内容
医薬品の使用量は地域住民の健康状態を反映している。
その使用量変化に注目し解析することにより、現在その
地域で流行している疾患や、何らかの原因によって健康
被害が発生している可能性を明らかにしていく。
イソハマ
ヨウイチロウ
礒濱 洋一郎 教授
研究技術分野
医薬品、健康食品
研究技術テーマ
赤倉貴子研究室
所有研究装置
CD/DVDデュプリケイター(CDやDVDを高速かつ大量
に生産できるもの。学習支援システムの配布に活用)
●アクアポリン水チャネル活性・発現の評価
●気道粘液産生・分泌の測定
●炎症に関する各種指標の測定
●天然物の薬効評価
研究技術内容
薬学部
アオヤマ
薬学科
タカ オ
青山 隆夫 教授
研究技術分野
薬物治療学、医療薬剤学、医療系薬学
研究技術テーマ
●薬物間相互作用の解明と回避方法の構築
●医薬品適用外使用および特殊製剤のエビデンスの検討
●新生児および低出生体重児における医薬品の用法・用
量の決定法の構築
●注射薬と医療器具との相互作用の解明とその回避法の
構築
●薬剤師業務のエビデンスの作成と改善に関する研究
研究技術内容
薬物治療の有効性と安全性を確保するために、薬物治療
における薬学的問題を薬剤師の視点から抽出および解析
し、それらを解決・回避するための方法を構築すること
を目的とした研究を行います。
産業への利用
1.
市販にない薬剤の開発における製品化 2.
薬物相互作
用情報の提供 3.
医療器具の開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業と共同で新薬剤を開発する。医薬品情報を共同で構
築する。
その他所属研究機関
総合研究機構アカデミック・ディテーリング・データ
ベース部門
所属研究室
薬物治療学
イ ジュウイン
122
カズシゲ
東京理科大学
産業への利用
医薬品、健康食品の共同開発のパートナーとなり得る企
業。特に当研究室は、生薬(漢方薬)を始めとする、天
然医薬品を研究試料として用いることを特徴としてい
る。これらの成分として見出した化合物の誘導体作製に
よる構造の最適化ができるパートナーが理想である。ま
た、上記のスクリーニング系に供するユニークな試料の
提供も歓迎する。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
伊集院 一成 教授
研究技術分野
従来品とは異なる新たな作用特性をもつ医薬品の開発を
目指し、主に、2つの視点から研究している。1)アク
アポリン活性・発現の調節作用をもつ医薬品の創製。ア
クアポリン類は全身の水分代謝と密接な関係にあるのは
勿論のこと、細胞の増殖、遊走、炎症応答にも関わるな
ど様々な細胞機能の調節といった新機能も明らかとなっ
ている。このことは、アクアポリン類の機能・発現を調
節することでこれらの細胞機能をアクアポリン発現部位
選択的に調節できる可能性を秘めている。すでに、主に、
生薬エキスあるいはその成分中にアクアポリンの水チャ
ネル機能阻害作用、炎症応答亢進抑制作用および発現促
進作用などを見出しており、これらを新たな抗浮腫薬、
抗炎症薬および創傷治癒促進薬として応用することを目
指している。2)気道粘液分泌抑制薬の創製。殆ど全て
の慢性呼吸器疾患では、気道粘液(痰)の過剰産生・分
泌が問題となる。しかし、現行の医薬品の中に、粘液の
産生・分泌を抑制する作用をもつものはない。本研究室
では、粘液の産生を抑制する薬物の創製を目指し、in
vitroおよびin vivoの様々な実験系を用いて様々な薬物
の作用を評価している。
ヘルスヴィジランス、服薬指導支援、
これまでに下記の共同研究を実施している。漢方薬の薬
理学的特性および機序の解明に関する共同研究/気道粘
液産生の薬理学的調節に関する研究/アクアポリン新機
能の調節に関する研究/食品の鎮咳作用に関する研究
所属研究室
薬学部薬学科 応用薬理学研究室
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
所有研究装置
ストップトフロー分光光度計(アクアポリン水チャネル
活性の測定)
具体的な産学連携内容
医薬品のPTPシート、個装ケース、添付文書などが色覚
異常者にも安全に利用できる研究。
所属研究室
オカ
ジュンイチロウ
岡 淳一郎 教授
研究技術分野
神経科学、神経薬理学、神経精神疾患、
生活習慣病、ストレス
上村研究室
所有研究装置
色彩計、バリアントール、T社グラス
薬東
学京
理
部大
研究技術テーマ
●うつ病・神経症の病態解明とその治療戦略
●糖尿病における学習記憶障害・気分障害とその治療戦
略
●中枢性血圧調節機構に関する研究
●和漢薬を含む天然物由来生理活性物質等の脳機能改善
作用の検討
研究技術内容
各種疾患モデル動物の作製、これらを用いた行動薬理学
的実験、脳スライス標本や神経及びグリア細胞を用いた
パッチクランプ法等の電気生理学的実験、無麻酔動物か
らの脳神経活動の記録等と免疫組織化学や分子生物学的
手法を合わせて、広い視野から神経精神疾患に関与する
神経回路や生体内物質・遺伝子等の解明を行っている。
具体的には、1型糖尿病の発症時期により合併症として
の中枢神経系への影響に違いがあることを見出し、幼若
時発症型での学習記憶障害改善作用をもつ神経ペプチド
や受容体関連薬の作用機序を調べている。また、ストレ
ス誘発性の治療抵抗性うつ病や高血圧症に有効性を示す
神経ペプチドの作用機序解明と臨床応用に向けた基盤研
究を行っている。
ゴ トウ
ケイ コ
後藤 惠子 教授
研究技術分野
服薬アドヒアランス、医療コミュニ
ケーション、患者心理
研究技術テーマ
●アドヒアランス向上のための残薬要因別マニュアルの
実証研究
●医療者へのコミュニケーション教育手法の開発
●認知症本人と家族の語り分析
●未受診者の要因分析と効果的な医療者の関わり方
研究技術内容
患者の服薬アドヒアランスの向上による患者利益の増大
という成果を得るために、薬局薬剤師のための「残薬発
生要因別応対マニュアル」を作成し、その実証研究をお
こなう。
産業への利用
健康・医療産業におけるCSの向上
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
産業への利用
気分障害、あるいは糖尿病合併症で中枢神経機能障害の
治療薬・診断薬及び予防法の開発を行っている企業と、
神経ペプチドの中枢移行性をあげる製剤的工夫や低分子
化等に関する共同研究。特許出願準備中の新規抗うつ薬
の実用化に向けた非臨床及び臨床研究の遂行における共
同研究またはライセンス移転。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構トランスレーショナルリサーチ部門、創薬
フロンディア研究部門
所属研究室
薬理学研究室
カミムラ
ナオ キ
上村 直樹 教授
研究技術分野
医薬品情報、医療薬学、社会薬学
研究技術テーマ
●CUDに考慮した医薬品のデザイン
研究技術内容
医薬品のPTPシートやピロー包装、個装ケースなどのデ
ザインを研究することにより、過誤防止に貢献する研究。
産業への利用
コ
モ
ダ
マサ ヨ
小茂田 昌代 教授
研究技術分野
栄養療法サポートのIT化
研究技術テーマ
●栄養療法サポートチーム(NST)支援システムの開
発
研究技術内容
栄養評価を行うプログラムを導入し、効率よく栄養評価
を行う。計画書作成や経過報告書作成を効率よく行うこ
とにより、NSTの効率化を図りNSTの質の向上に貢献
する。
産業への利用
2
0
0
7年4月の診療報酬改定により、栄養管理実施加算が
新設された。当該加算は医師、栄養士、薬剤師、看護師
などにより、栄養療法サポートチーム(NST)を形成
し、患者の栄養状態を評価し、栄養状態の改善に向けて
継続的に取り組むことが要件となった。特に入院時に栄
養計画書を作成し、その後も経過報告書が必要となる。
しかし、現在、患者ごとに手作業で行っている現状にあ
り、多くの労力がかかり、NSTの質が問題となってい
る。そこで、栄養評価を効率よく行い入院時の計画書作
成や経過報告書作成を効率よく行うコンピューターソフ
トの商品化を目指している。
可能な産学連携形態
受託研究
製薬メーカーとの連携により、安心・安全な医薬品の供
給に貢献する。
東京理科大学
123
シカムラ
ヨシアキ
鹿村 恵明 教授
研究技術分野
薬局管理学
研究技術テーマ
●処方せん監査と疑義照会の有用性
●薬局における電子薬歴の有効活用
●セルフメディケーション支援の方策
●災害時におけるOTC医薬品の有効活用
東薬
京
理学
大部
研究技術内容
合物の創成が盛んになると思われる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
製薬企業と制癌剤、抗炎症剤の連携開発を進めている。
また、バイオベンチャー企業と連携してin silico創薬手
法の開発と実践を行っている。
所属研究室
処方せん調剤時における薬剤師の疑義照会の有用性を検
証をしており、特に医療費の面から経済的な検討を行っ
ている。また、自ら薬局を経営している経験を生かして、
薬局における電子薬歴の有効活用について研究し、その
成果を薬剤師に広報するための講演活動も行っている。
そのほか、国民のセルフメディケーションを支援するた
めの方策を研究しており、最近では災害時におけるOTC
医薬品の有効活用について検討している。
産業への利用
災害時に活用できるOTC医薬品集を作成しているが、
実際に災害が起きたときには物流の問題が生じる。その
ため、物流の問題を解決してくれる共同研究パートナー
を探している。
可能な産学連携形態
薬学部 生化学研究室
所有研究装置
私共の研究室には、一般的な生化学的機器、細胞培養装
置等は整備されており、in vitro assayに必要なマイク
ロプレートリーダーも保有している。所属する薬学部に
は、フローサイトメーター、DNAシークエンス解析装
置、リアルタイムPCR装置、共焦点レーザー顕微鏡、マ
ルチラベルカウンター、細胞イメージングアナライザー
システム等が整備されております。
ハナ ワ
タケヒサ
花輪 剛久 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
研究技術テーマ
鹿村研究室
タ ヌマ
セイイチ
田沼 靖一 教授
研究技術分野
分子生物学、生化学、ゲノム創薬学、
分子設計学、情報計算科学
研究技術テーマ
●アポトーシス解析
●医薬分子設計
●創薬方法論
●シグナル伝達系解析
●システムバイオロジー
研究技術内容
現在、創薬の宝庫は、
(1)タンパク質-タンパク質相互
作用(PPI)
、
(2)タンパク質−核酸(DNA、RNA)PNI
と言われているが、ここでの分子標的薬の開発は難しい
と言われており、新しい創薬方法論及びそれを実装する
ソフトウエアの開発が求められている。私共は、この課
題において、新規創薬戦略とし て、
(1)に 対 し て は
COSMOS法、
(2)にたいしてはBIOS法を開発した。
このin silicoゲノム創薬手法を用いて標的タンパク質を
ターゲットとして新規リード化合物の創製を進めてい
る。特に、癌とアルツハイマー病に関する疾患関連タン
パク質を分子標的として、作用機序的にはアポトーシス
制御性医薬品の開発を目指している。
産業への利用
世界的にみて新規医薬品低分子リード化合物開発のパイ
プラインは減少している。ここをブレークスルーするに
は、PPIとPNIの創薬宝庫に対していかに創薬をするの
か、理論的な創薬手法の開発が求められる。私共の開発
したCOSMOS法、BIOS法はまさにそのためのものであ
り、今後、益々重要が高まることが期待されている。ま
た、その活用によって、製薬企業における新規リード化
124
東京理科大学
患者に優しい製剤および投与デバイス
の開発
●口腔内に適用する製剤の開発と評価
●医薬品と医療用高分子の相互作用に関する研究
●末梢神経障害の緩解を目的とした皮膚貼付型製剤の開
発と評価
●医薬品の苦味マスキングを目的とした製剤の開発と評
価
●難溶性医薬品の溶解性向上に関する研究
研究技術内容
口内炎発症予防効果を有する薬物をポリエチレンオキサ
イド、カラギーナンの混合物に分散させた口腔粘膜付着
製剤を開発・使用し、効果を挙げている。また、容易に
服用できる製剤としてグリセリンとゼラチンから成るグ
リセロゼラチン、カゼインナトリウムを利用した水吸収
膨潤型製剤、また、蚕糸中のタンパクであるフィブロイ
ンを使用したゼリー状製剤を開発している。現在は、口
腔粘膜のみならず、膣、直腸、膀胱などの器官への付着
性、吸収性向上を目的とした製剤開発に取り組んでいる。
産業への利用
「患者のアドヒアランス向上を目的とした製剤開発」を
行っている。これまで筆者は医療現場にいて患者に適応
する製剤(院内製剤)開発に従事してきたが、本学では
この経験を活かし、大学を出発点とする院内製剤を提案
している。現在、種々の水溶性高分子を用いて経口製剤、
皮膚貼付型製剤の開発に着手しており、実際の医薬品へ
の応用を考えた共同研究を希望する。具体的には調製し
た製剤について上梓の可能性、物性評価に対する議論を
共同研究を通して展開できることを希望します。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
「日本原子力研究開発機構」:電子線照射によるハイド
ロゲル製剤の開発と評価「山梨大学医学部」:末梢神経
障害を緩解する皮膚貼付型製剤の臨床応用に関する研究
他、製薬会社4社:患者易服用性製剤の開発と評価
その他所属研究機関
トランスレーショナルリサーチ部門、戦略的物理製剤学
研究基盤センター
所属研究室
医療デザイン学教室
所有研究装置
クリープメーター、HPLC、紫外可視分光光度計など
●生体内分解性高分子PLGAを用いたナノ、マイクロス
フェアのDDSへの展開
●皮膚からの薬物の局所投与
●処方の最適化
研究技術内容
コロイド科学と物理化学を基本知識として、必要最小限
の条件を用いて、可能な限り単純な構造で最大限の機能
を発揮するDDSを開発する。
産業への利用
ヒガシ
タツ ヤ
東 達也 教授
研究技術分野
生体分析科学
研究技術テーマ
薬東
学京
理
部大
医薬品、農薬、健康食品の開発。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
●被験者フレンドリーなホルモン検査法の開発
●LC/MS/MSにおける高感度化
●LC/MS/MS用誘導体化試薬の開発
既に、上記形態で、いくつかの企業と共同研究を行って
いる。
その他所属研究機関
総合研究機構 戦略的物理製剤学研究基盤センター
研究技術内容
生体内のバイオマーカーの量的変動を的確に把握するこ
とは、関連する疾患の早期発見・診断に加え、治療効果
のモニタリングの面からも極めて重要である。このよう
な検査は、信頼性の高い分析法によりなされることは当
然ながら、そのための試料採取においても簡便で被験者
の負担の少ないものへと要求が高まっている。現在、血
液が検査試料の大部分を占めているが、その採取には苦
痛を伴うことや常時のそれが難しい、感染の恐れがある
などの欠点がある。我々は検査試料として唾液、爪、乾
燥ろ紙血(DBS)に着目し、これらを用いる“被験者フ
レンドリーな検査法”
の開発に取り組んでいる。しかし、
これらに含まれるマーカー分子は超微量であり、最新の
LC/ESI-MS/MSを用いたとしても感度が足りない場合
が多い。そこで我々は対象化合物のESI-MS/MS応答性
を飛躍的に増大させる新規手法や誘導体化試薬の開発を
積極的に行っている。また、LC/ESI-MS/MSは対掌体
に代表される異性体の弁別を不得意としている。我々は
この問題に対しても、微量マーカー分子の検出感度向上
とともに異性体を弁別する多機能な誘導体化試薬の開発
も行っている。
産業への利用
LC/ESI-MS/MS用試薬の販売先を探している。試薬を
含めた検査キットの共同開発パートナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
これまでに開発した試薬の一部は、試薬メーカーから市
販されている。
その他所属研究機関
総合研究機構トランスレーショナルリサーチ部門
所属研究室
モチヅキ
マサタカ
望月 正隆 教授
研究技術分野
薬化学、合成化学、反応化学、環境化
学
研究技術テーマ
●環境変異原物質の化学的な制御
●DNA標的薬物の合成と反応
●酸化ストレス防御物質の合成と活性
●一酸化窒素発生化合物の合成と活性
●化学発がん物質の代謝機構の解明
研究技術内容
環境内発がん物質として知られているN-ニトロソ化合物
の代謝活性化の機構を化学的な方法で解明した。この機
構に基づきDNAを標的とする薬物をデザインし、合成
した。また、N-ニトロソ化合物から生理活性物質として
の一酸化窒素を放出させる含硫化合物を合成した。酸化
ストレスの防御物質としてビタミンCおよびEの類縁体
を合成し、抗酸化活性を測定した。植物成分として天然
に含まれる発がん抑制物質を単離し、抗変異原性により
活性を検定した。
産業への利用
新規抗がん薬リード化合物の合成により制がんに役立て
ると共に、発がん抑制物質の単離、合成によりがんの予
防に貢献する。酸化ストレス防御物質の合成と活性確認
により老化に至る各種生体作用を明らかにして老化を遅
らせることができる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
東 研究室
植物関連企業との共同研究で抗発がん性物質の活性測定
を変異現性試験等で明らかにした。
所有研究装置
LC/ESI-MS/MS
その他所属研究機関
ゲノム創薬研究所
所属研究室
マキ ノ
キミ コ
牧野 公子 教授
研究技術分野
薬品物理化学、DDS、コロイド科学
研究技術テーマ
薬化学研究室
所有研究装置
NMR、HPLC、HPLC/MS、各種分光光度計、クリーン
ルーム、変異原性試験装置、細胞培養装置
●結核、肺がん治療を目的とした経肺吸収DDSの開発
●時間制御型パルス型薬物放出デバイスの設計
東京理科大学
125
ヤマシタ
チカマサ
山下 親正 教授
研究技術分野
DDS、COPD、肺がん、分化誘導、肺
胞再生、経肺投与法、吸入製剤設計、
吸入デバイス設計、脳内移行性、点鼻
投与
研究技術テーマ
東薬
京
理学
大部
●慢性閉塞性肺疾患(COPD)の根治療法を目指した新
規治療薬の開発と最適なDDSの構築
●肺がんの根治療法を目指した新規治療薬の開発と最適
なDDSの構築
●難治性肺疾患における時間薬理学を基盤としたDDS
の構築
●細胞透過性及び細胞内動態の制御に基づいた脳内移行
性及び薬理効果を向上させる新規DDSの構築
研究技術内容
1)マウスにおける経肺投与方法は今までは圧縮空気等
の陽圧で投与されていたが、当研究室では世界に先駆け
てマウスの自己吸入による再現性の高い非侵襲的な投与
方法を確立している。2)COPD根治療法を可能とする
新規治療薬を見出すために、ヒトに近い状態でのin vitro
及びin vivoのスクリーニング系を確立している。具体
的には、in vitroでは、ヒト肺胞上皮幹細胞を用い、in vivo
ではヒトの病態に近いノックアウトマウスにより評価を
行っている。
産業への利用
1)COPD根治療法を可能とするターゲット分子やリー
ド化合物を発見したので、COPD新規治療薬の開発を推
進できる共同研究のパートナーを探している。2)マウ
スにおける再現性の高い非侵襲的な経肺投与方法を確立
したので、共同研究、
あるいは技術指導できるパートナー
を探している。3)長年、製薬企業で吸入剤・吸入デバ
イスの設計、吸入製剤の前臨床、臨床開発、申請、レギュ
レーションに携わってきた経験から、吸入剤開発全般に
亘るコンサルタントが可能である。4)細胞透過性及び
細胞内動態の制御により新規ペプチド誘導体の脳内移行
性並びに薬理効果の向上を達成することができたので、
新規ペプチド誘導体開発に関する共同研究あるいは、こ
の技術を応用した共同研究を展開できるパートナーを探
しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
1)臨床に適用可能な新規ペプチドの吸入剤・吸入デバ
イスの開発 2)サルにおける経肺投与法の指導 3)
吸入デバイスの評価 4)吸入剤全般に関するコンサル
タント
その他所属研究機関
シマ ダ
シュウ ジ
嶋田 修治 准教授
研究技術分野
●統計的手法による医薬品の評価
●医薬品の評価に基づいたエビデンスの構築
●後発医薬品の品質評価
研究技術内容
医療現場が真に求める医薬品や情報とは何か?病院薬剤
師としての勤務経験を生かし、企業と医療現場との橋渡
しを行いたいと思います。
産業への利用
医薬品の適正使用を推進するために、
「使える医薬品情
報」を共に構築していきましょう。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
ネ ギシ
ケンイチ
根岸 健一 准教授
研究技術分野
●褥 瘡 治 療 薬 の 開 発(細 胞 培 養・成 長 因 子 測 定・
RealTimePCR)
●医薬品の味覚調査
研究技術内容
褥瘡治療薬は、フィブラストスプレー以降、医薬品が発
売されていないが、既にbFGFやPDGFは皮膚細胞に対
する癌化のリスクが知られている。そこで、皮膚細胞を
増殖する事が知られている医薬品を適応外使用する事
で、新規、医薬品開発へと繋げるべく研究をすすめてい
る。
産業への利用
臨床研究を行える施設がないので、臨床の場を提供でき
る共同研究施設を探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
実務薬学研究室
所有研究装置
HPLC、サーマルサイクラー
サ トウ
ツグミチ
佐藤 嗣道 講師
研究技術分野
所属研究室
所有研究装置
凍結乾燥条件をプログラミングできる凍結乾燥機、空気
力学的粒度分布測定装置、分子生物学学的検討を実施で
きる機器、X線CT(共同機器)
、走査電顕(共同機器)
、
呼吸機能検査装置(共同機器)
、乾式粒度分布測定装置
(共同機器)
、湿式粒度分布測定装置(共同機器)
、3D
プリンター(共同機器)
126
東京理科大学
臨床薬学、応用薬理学
研究技術テーマ
総合研究機構物理製剤学基盤研究センター
山下研究室
医療系薬学
研究技術テーマ
疫学、薬剤疫学、医薬品リスク管理計
画、安全性監視計画、リスク最小化計
画
研究技術テーマ
●安全性監視計画の立案、評価
●リスク最小化計画の立案、評価
●薬剤疫学研究
●診療情報データベースの利活用
●シグナル検出
研究技術内容
製造販売後医薬品の安全性評価、またはリスク最小化策
の評価を目的としたデータベース研究を行っている。ナ
ショナル・レセプト・データベースを利用した疫学研究
に参加した経験がある。
産業への利用
医薬品リスク管理計画(安全性監視計画、リスク最小化
計画)に関するご相談をお受けします。薬剤疫学研究を
共同研究・委託研究として行うことが可能です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
スタチン系薬剤に関する薬剤疫学研究乾癬の疫学研究間
質性肺炎の発生に関する疫学研究非ステロイド抗炎症薬
(NSAIDs)と上部消化管出血の関連に関する症例対照
研究
新規研究領域を開拓しました。現在、月本は、本研究成
果をもとに、放射線殺がん作用を最大限発揮させるより
効率的な放射線治療法「スマート・ラジオセラピー」を
提唱し、研究を進めております。また、同メカニズムを
利用した放射線防護剤の開発も進めております。また、
抗炎症剤としてのプリン受容体阻害薬の可能性について
も研究を行っております。
産業への利用
放射線増感剤、防護剤、抗炎症剤開発を進める共同研究
パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
薬東
学京
理
部大
共同研究、受託研究
所属研究室
月本研究室
所属研究室
佐藤(嗣)研究室
所有研究装置
ヨシザワ
データベース研究用サーバ
カズ ミ
吉澤 一巳 講師
研究技術分野
緩和医療薬学
研究技術テーマ
タカサワ
リョウ コ
高澤 涼子 講師
研究技術分野
分子生物学
研究技術テーマ
●オピオイド鎮痛薬の副作用軽減に関する研究
●慢性疼痛下における不安および睡眠障害に関する研究
●がん関連疲労の予防および対策薬に関する研究
研究技術内容
●in silico分子設計手法を用いたアポトーシス制御性
リード化合物の創製
研究技術内容
発症にアポトーシス制御機構の異常が関与する疾患(が
ん、アルツハイマー病など)の治療薬開発を目指し、in
silico分子設計手法および生化学的手法を用 い て ア ポ
トーシス制御性リード化合物の創製を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
その他所属研究機関
総合研究機構創薬フロンティア研究部門、バイオオルガ
ノメタリクス研究部門
疼痛、疲労、不安、睡眠障害といった多くのがん患者が
呈する症状に焦点をあて、外挿可能な各種疾患(病態)
モデル動物の探索と作製を行い、これらモデル動物に対
する薬物の影響を行動薬理学的ならびに脳組織標本を用
いた分子生物学的な検討により解明する。
産業への利用
既存の適応症にこだわらず、薬理学的エビデンスにもと
づく薬物の新たな可能性を探索(ドラッグリプロファイ
リング研究)することで、オピオイド鎮痛薬や抗がん剤
の副作用対策に新たな治療戦略の確立に貢献したいと考
えている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
薬学部薬学科高澤研究室
その他所属研究機関
総合研究機構アカデミック・ディテーリング・データ
ベース部門
ツキモト
ミツトシ
月本 光俊 講師
研究技術分野
所属研究室
疾患薬理学研究室
放射線生物影響研究、免疫学、プリン
受容体研究
研究技術テーマ
●放射線増感剤・防護剤
●抗炎症剤
研究技術内容
放射線による生物影響メカニズムは極めて複雑で、未だ
分かっていないことが多いことから、放射線防護や放射
線がん治療を改善・向上させるためにも、そのメカニズ
ムの解明が望まれています。月本は、その放射線生物影
響のメカニズムの解明のため、生物物理学である放射線
生物学と薬理学であるプリン受容体研究を異分野融合さ
せることによって世界で唯一の研究領域「放射線誘発プ
リン介在型細胞間情報伝達」を提唱し、放射線生物影響
におけるプリナージック・シグナリング(細胞からのヌ
クレオチド放出とプリン受容体活性化を介した自己分泌
型情報伝達)の重要性を世界で初めて明らかにし、その
ワ
ダ
ヒロ シ
和田 浩志 講師
研究技術分野
植物化学、化学系薬学、薬草栽培
研究技術テーマ
●光触媒を利用した薬草栽培
●民間薬草の有効性評価
●抗炎症作用を有する植物資源の開発
研究技術内容
薬用植物の資源を確保するため、光触媒作用を利用した
種子発芽率を向上について調べている。また、植物成分
を単なる物質としてではなく、植物体内、あるいは自然
界での役割を考慮しながら研究を行っている。植物の鑑
定や植物の見方および植物成分分離の経験を活かしたい
と思っている。
産業への利用
東京理科大学
127
薬用植物の栽培における実際の問題点
(農薬の使用制限、
植物工場における養液の浄化、種苗栽培)についての情
報が不足しているため、実際に問題を挙げていただき、
その対策を共同で行いたいと思っている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
光触媒国際研究センター
東薬
京
理学
大部
所属研究室
腔用軟膏等が用いられているが、含嗽液は口腔内から吐
出する必要があること、また、口腔用軟膏は塗布時に口
腔内に手指を挿入するため嘔気を催すことから、それら
の使用に制限が生じている。そこで我々は、利便性と使
用感を考慮した「患者に優しい製剤」としてスプレー剤
やフィルム剤等の口腔用製剤開発を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
その他所属研究機関
資源植物化学研究室[和田(浩)研究室]
所有研究装置
総合研究機構戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
小規模植物工場(閉鎖型、開放型)
花輪研究室
所有研究装置
オ ガワ
ショウ ジ ロウ
小川 祥二郎 助教
研究技術分野
高速液体クロマトグラフィー、クリープメータ、
スプレー
ドライヤー
生体分子化学、分析化学
研究技術テーマ
サクラ イ
●LC/ESI-MS/MSによる生体内微量分子の高感度検出
●新規ステロイドバイオマーカーの探索
●生理活性ステロイドの高効率合成
研究技術内容
トシヒロ
櫻井 敏博 助教
研究技術分野
胎盤形成、胚母体間クロストーク、内
在性レトロウイルス
研究技術テーマ
生体内の薬物を含む生理活性物質の質的・量的変化を的
確に把握することは、診断・病態解析や治療効果追跡に
おいて、また医薬品の有効性と安全性の確保や体内動態
解析を含めた創薬研究において極めて重要である。現在、
その手法としてLC/ESI-MS/MSが第一選択とも言える
が、本法も万能ではなく、
特に感度不足を補うための様々
な誘導体化試薬が開発されてきた。しかしながら、より
高度な情報が求められる現在のバイオメディカル分析の
分野では高感度化のみを指向した誘導体化試薬では対応
しきれない。我々は高感度化にプラスして他の機能を合
わせ有する多機能な誘導体化試薬の開発と生体試料分析
応用を目的に研究を行っている。具体的には、!MS/MS
のみでは不可能な異性体弁別、"測定対象物質の特異的
な構造を補足する超高選択的検出、#安定同位体標識内
標準物質フリーな定量解析、を達成する誘導体化試薬の
開発を試みている。開発した誘導体化試薬を有効利用し
生体内分子の精密な定量を行うとともに、疾患特異的な
バイオマーカー分子の特定とそのバイオマーカー分子の
効率的な合成法の開発にも繋げていく。
可能な産学連携形態
●妊娠機構のリモデリング
●胚母体間クロストークの解読
●内在性レトロウイルスによる胎盤形成
研究技術内容
早期胚死滅の解決は畜産における喫緊の課題である。早
期胚死滅の原因の一つには、胚母体間クロストークの不
足によるものと考えられている。そこで、胚母体間クロ
ストーク因子(物理的な刺激を含む)を解読し、早期胚
死滅の予防・解決を目標に研究を行っている。また、胎
盤形成や胚の成長に関与する内在性レトロウイルスを見
出し、その機能と発現制御機構を解明する。
産業への利用
主にウシ胚を材料に研究を行っている。大学においてウ
シを妊娠させ、胚を回収するといったことは非常に難し
い。そこで、胚のサンプルや妊娠期の子宮灌流液を提供
してくださる共同研究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
市原研究室
共同研究
所属研究室
東研究室
タケウチ
イッセイ
竹内 一成 助教
研究技術分野
カワ ノ
ヤヨイ
河野 弥生 助教
研究技術分野
製剤学、医療薬学
研究技術テーマ
●患者に優しい製剤の開発
●医薬品と医薬品デバイスとの相互作用の検討
●難溶性薬物の可溶化
研究技術内容
化学療法または放射線療法、もしくはその両方を受けて
いる患者に多発する口内炎は、患者に多大な苦痛を与え
摂食障害や睡眠障害などの要因となり、患者のQOLを
著しく低下させている。現在、その治療には含嗽液や口
128
東京理科大学
薬品物理化学、DDS、テラヘ ル ツ 分
光法
研究技術テーマ
●結核、肺がん治療を目的とした経肺吸収DDSの開発
●生体内分解性高分子PLGAを用いたナノ、マイクロス
フェアのDDSへの展開
●皮膚からの薬物の局所投与
●ホウ素中性子捕捉療法を目的としたDDSの開発
●テラヘルツ分光法を用いた医薬品および医薬品原料の
分析
研究技術内容
物理化学を基礎知識として、必要最小限の条件を用いて、
可能な限り単純な構造で最大限の機能を発揮するDDS
を開発する。
産業への利用
医薬品、農薬、健康食品の開発。薬学領域における非破
壊検査。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
わかっているが、その役割は不明である。加えて、MDSC
特異的な活性調節物質もまったくわかっていない。その
ため、本研究の成績が炎症性呼吸器疾患の治療に新たな
切り口を提唱できることは間違いない。また、MDSCは
がんが腫瘍免疫を逃れるために誘導する免疫抑制システ
ムでもあるため、本研究は呼吸器疾患のみならず、新し
いカテゴリーの抗腫瘍薬の開発にも繋がるものと考えて
いる。
可能な産学連携形態
薬品物理化学研究室
薬東
学京
理
部大
共同研究、受託研究員受入、受託研究
その他所属研究機関
総合研究機構戦略的物理製剤学研究センター
ツネオカ
ヤヨイ
恒岡 弥生 助教
研究技術分野
薬理学
●糖尿病における学習記憶障害とその治療戦略
●中枢・末梢性血圧調節メカニズムの解明
●末梢の循環機能に対する治療候補化合物の作用の解明
研究技術内容
疾患モデルの作製とモデルを用いた脳スライス標本や
パッチクランプ法等の電気生理学的手法、収縮力測定法、
丸ごと動物を用いた実験、分子生物学的手法などを総動
員し、脳機能の解明を目指している。例えば、幼若期発
症糖尿病ラットの末梢血管および脳血管の弛緩機能・構
造を調べ、幼若期の高血糖が認知障害・うつ様行動の原
因となるメカニズムを血管の観点から解明することを目
指している。治療薬候補化合物の末梢循環に対する作用
の検討も合わせて行う。
産業への利用
糖尿病の神経障害など合併症に対する治療戦略に関して
共同研究できます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構トランスレーショナルリサーチセンター
所属研究室
薬理学研究室
イチロウ
堀江 一郎 助教
研究技術分野
所有研究装置
ストップトフロー装置
研究技術テーマ
ホリ エ
所属研究室
礒濱研究室
生物系薬学
研究技術テーマ
●骨髄由来免疫抑制細胞の機能に関する研究
●水チャネルに関する研究
●生薬エキスおよび漢方薬の薬効評価
研究技術内容
近年、COPDや気管支喘息などの慢性呼吸器疾患が増加
しており、特に慢性の気道炎症に対する新たな治療戦略
が求められている。そこで、慢性気道炎症に対する新た
な治療コンセプトを提唱するため、新たに発見された免
疫抑制細胞集団である骨髄由来免疫抑制細胞(MDSC)
に着目し、炎症性呼吸器疾患の病態に対するMDSCの役
割を明らかにするとともに、MDSCの活性調節機序およ
び調節薬を探索している。
ホリグチ
ミチ コ
堀口 道子 助教
研究技術分野
再生医療、呼吸器疾患、分化誘導剤、
中枢DDS、吸入製剤、がん幹細胞
研究技術テーマ
●肺胞再生治療薬の開発:ヒト肺胞上皮幹細胞の新規分
化誘導剤
●慢性閉塞性肺疾患の治療薬の開発
●凍結乾燥法を用いた粉末吸入製剤化技術
●中枢移行性の高い点鼻製剤の開発
●薬剤耐性の肺がん幹細胞の樹立:難治性の肺がん治療
薬の開発ツール
研究技術内容
肺胞の破壊を伴う難治性肺疾患に対して根治的な治療薬
は開発されておらず、対処療法のみに限定されている。
当研究室では、難治性肺疾患の根治治療を可能とする、
新規肺胞再生治療薬を同定した。肺胞の再生を担うヒト
肺胞上皮幹細胞を対象に、新規薬剤の分化誘導効果を評
価した結果、非常に高い分化誘導効果を示した。また、
各種COPDモデル動物に対して新規薬剤の肺胞修復効果
を小動物用X線CT解析を用いて検討した結果、肺胞の
再生効果を確認した。更に、これらの新規肺胞再生治療
薬を効率的に肺胞に送達させるため、吸入製剤化を行い
臨床応用可能な製剤の構築に成功している。
産業への利用
難治性の肺疾患治療薬の開発に取り組んでいる製薬企業
と共同研究が可能である。肺胞再生治療の実現に向けて
の前臨床・臨床試験を実施して頂ける共同研究パート
ナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構 戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
薬学部 薬学科 山下研究室
所有研究装置
凍結乾燥機、HPLC、エバポレーター、吸入特性試験装
置、電気泳動装置
産業への利用
MDSCが呼吸器の炎症時に誘導されてくることはすでに
東京理科大学
129
薬学部
アオ キ
生命創薬科学科
シン
青木 伸 教授
研究技術分野
有機化学、生体関連物質、化学系薬学
●錯体モジュールの自己集積による新機能性ナノスケー
ル超分子の設計と合成
●pH応答性と生体内受容体への結合活性を有する発光
性金属錯体の開発と創薬への展開
●光機能性分子、光機能性錯体の開発と疾病診断・治療
への応用
●立体選択的触媒反応のための不斉金属錯体の設計と合
成
●がん放射線治療のための新薬剤の設計・合成と作用機
序解析
研究技術内容
生体内分子認識、生体内反応は水溶液中で起こっていま
す。我々は、主に水溶性配位子やその金属錯体を設計、
合成し、それらの反応性、水溶液中での分子間相互作用
による自己集積、生体分子との相互作用を評価します。
触媒的反応や疾病の診断・治療に資するナノスケール分
子を開発します。
産業への利用
我々が設計、合成する化合物は、薬、試薬、ナノ機能性
材料等としての多種多様な可能性を秘めています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
その他所属研究機関
総合研究機構分子連関相乗系研究部門、総合研究機構次
世代データマイニング研究部門
所属研究室
薬学部生物有機化学研究室
ハヤカワ
ヨウイチ
早川 洋一 教授
研究技術分野
微生物化学、創薬化学
研究技術テーマ
●がん細胞のアポトーシス抵抗性を標的とする抗がん物
質の探索
●微生物由来の神経細胞保護物質の探索
●生物活性微生物代謝産物の生合成機構解明
研究技術内容
新しい医薬の発見をめざして、微生物代謝産物より様々
な生物活性物質の探索を行った結果、多くの新規活性物
質を見いだし、その構造と活性を明らかにしてきた。ま
た、微生物代謝産物の生合成機構においても多くの新知
見を見いだしている。
産業への利用
微生物が生産する生物活性物質を抗生物質や抗がん剤な
どの化学療法薬として製品化する。また、微生物におけ
る生合成システムを物質生産に利用することなどが考え
られる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
医薬品の開発をめざした探索研究、生合成工学による物
130
東京理科大学
所属研究室
早川研究室
所有研究装置
微生物培養装置、動物細胞培養装置、PCR装置、HPLC
研究技術テーマ
東薬
京
理学
大部
質生産研究において、探索の実施、生物活性評価、構造
解析、生合成機構解析、微生物育種などの技術指導を中
心とした、様々な形態での連携が可能である。
ヒ ガミ
ヨシカズ
樋上 賀一 教授
研究技術分野
老化生物学、環境生理学
(含体力医学、
栄養生理学)
研究技術テーマ
●長寿命げっ歯類の解析データを基盤とした代謝改善薬
剤の開発
●長寿命げっ歯類の解析データを基盤としたアンチエイ
ジング薬剤の開発
●小さな善玉脂肪細胞へのリモデリング分子機構の解明
研究技術内容
個体の老化制御に特化した研究グループは、世界では米
国を中心に多数あるが、国内では我々を含めてわずかし
かない。また長寿を示す遺伝子改変動物とカロリー制限
を組み合わせた研究は、世界でも数グループでしか行わ
れておらず、国内では我々と私の出身教室のみである。
本学には、ゲノム創薬研究センターも併設されており、
ラットやマウスを用いた基礎的研究をもとにした代謝改
善薬剤、アンチエイジングやアンチ生活習慣病薬剤を開
発するための研究基盤および研究環境は、国内では最も
整備され充実している。
産業への利用
2
0
5
0年の我が国は、三人に一人が、6
5歳以上のお年寄と
いう超高齢化社会になるといわれている。それゆえ、老
化を制御(アンチエイジング)し、老化に伴って発症す
る様々な疾患を予防し、健康寿命の延伸をも可能にする
薬剤や機能性食品の開発が急務である。近年、インシュ
リン感受性に影響を及ぼす様々な脂肪組織由来のサイト
カインが同定されるに至り、脂肪組織は単なるエネル
ギー貯蔵臓器ではなく、内分泌臓器として重要な働きが
あることが明らかになってきた。また、我々は脂肪組織
が抗老化・寿命延長を誘導するカロリー制限により遺伝
子発現が最も大きく変化する臓器であることを明らかに
した。現在、我々はカロリー制限動物など長寿モデル動
物の白色および脂肪組織、白色脂肪細胞株、褐色脂肪細
胞株の解析データを基盤として、長寿命動物の脂肪組織
の表現型を模倣するような(小さな脂肪細胞へのリモデ
リング)新規代謝改善薬剤の開発を目指し、基礎的研究
を行っている。このような概念で創製される薬剤は、老
化を制御(アンチエイジング)し、老化に伴って発症す
る様々な疾患を予防し、健康寿命の延伸をも可能にでき
るのではないかと期待される。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
フカ イ
フミ オ
深井 文雄 教授
研究技術分野
細胞接着分子、細胞外マトリックス、
癌とその浸潤/転移、炎症性疾患、接
着分子を標的とした治療薬の開発
研究技術テーマ
●接着分子の機能調節に基づく腫瘍細胞の抗がん剤/放
射線感受性の増強
●接着分子/細胞外マトリックス分子を標的とした抗が
ん剤の創製
●接着分子/細胞外マトリックス分子を標的とした抗炎
症薬の創製
●がんの分化誘導療法
研究技術内容
接着分子インテグリンを介した細胞外マトリックスへの
接着は、細胞の生存、増殖、分化、遺伝子発現などの基
本的な機能発現のみならず、がんや炎症等の病態過程に
おいて決定的な役割を果たす。我々は、幾つかの細胞外
マトリクス分子内にインテグリンの機能を正・負に制御
する機能部位が存在すること、また癌や炎症等の病態時
に、これらの機能部位が遊離し、病体発現/進展に関与
することを明らかにした。これらの知見をもとに、イン
テグリン/細胞外マトリクス分子を標的とする新しいタ
イプの抗がん剤、抗炎症薬の創製に向けて基礎研究を
行っている。一方、我々は最近、インテグリンの機能調
節によって、細胞分化を飛躍的に上昇させうることを見
出した。我々の新しい手法は、がんの分化誘導療法への
応用が可能と考えられ、様々な悪性腫瘍への適用を検討
している。
産業への利用
接着分子を介した細胞外マトリックスへの接着は、がん
細胞の増殖や浸潤/転移あるいは白血球、リンパ球の浸
潤/ホーミングにおいて決定的な役割を果たしているこ
とから、接着分子/細胞外マトリックス分子を標的とし
た抗がん剤、抗炎症薬の創製が期待される。我々は、幾
つかの接着分子の機能を正・負にレギュレートする強力
な生体内因子を見いだすと共に、それらの活性をブロッ
クする機能阻害抗体の調製に成功した。これらの因子や
抗体を使用することで、ある種のがんや炎症性疾患の治
療が可能となる。また、インテグリンの活性化状態を調
節することによって、悪性腫瘍細胞の抗がん剤や放射線
に対する感受性が飛躍的に高まることを見出しており、
がん治療への応用が期待される。以上、インテグリン機
能調節により、既存の抗がん剤や放射線治療の抗腫瘍効
果、更には分化誘導療法の治療効果等を飛躍的に増強す
ることが可能であることから、抗腫瘍薬開発を目指す製
薬メーカーとの連携を希望している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
培養細胞を用いたin vitro実験系の構築と実施。インテ
グリン機能調節性因子の提供とその作用解析に関する技
術指導。
その他所属研究機関
がん治療DDS開発プロジェクト、トランスレーショナ
ル研究部部門(部門長)
所属研究室
分子病態学研究室
ミヤザキ
サトル
宮崎 智 教授
研究技術分野
バイオインフォマティクス、数理情報
科学、創薬情報科学
研究技術テーマ
●創薬情報ベースの構築
●分子情報ネットワークの解明
●比較ゲノムアノテーション統合ツール
●分子進化
●バイオインフォマティクス理論の研究
薬東
学京
理
部大
研究技術内容
情報科学で学位を取得し、国立遺伝学研究所でDDBJ/
EMBL/Genbank国際塩基配列の構築運用に関わった経
験を持つ。遺伝子構造を中心とする生命情報データを基
盤としたWeb servicesやXML技術、GRIDによる計算環
境の実装を行ってきた。こうした経験から創薬情報科学
の創設を実践している。
産業への利用
ゲノム創薬を支援するための、低分子化合物データベー
ス、分子相互作用データベースを構築し、提供したい。
また、ヒトゲノム配列情報を中心に、SNPsや発現デー
タを統合したポータルサイトを構築し、運用していきた
い。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
ゲノム配列を中心とした遺伝子構造データの解析や、統
合データベースの構築、バイオデータや解析手法のWeb
service化やそれを基にしたワークベンチの開発研究な
ど。平成1
5∼1
7年度、文部科学省・科学技術振興機構の
受託研究「新世代バイオポータルの開発研究」を行い、
バイオメタデータベースを構築し、公開中。
ワ
ダ
タケシ
和田 猛 教授
研究技術分野
核酸医薬
研究技術テーマ
●リン原子修飾核酸医薬の立体選択的合成
●核酸医薬のDDSに用いる人工オリゴ糖の合成
●核酸医薬のDDSに用いる人工ペプチド糖の合成
●糖リン酸繰り返し構造を有する人工糖鎖の合成
研究技術内容
現在、上市されている核酸医薬や臨床段階にある核酸医
薬のほとんどすべてが核酸の生体内での安定性を向上さ
せるために、リン酸部位に硫黄原子を導入したホスホロ
チオエート誘導体である。しかし、従来の核酸合成技術
ではホスホロチオエート結合のリン原子の絶対立体配置
が制御できないために、それらは数万∼数1
0
0万種類の
立体異性体の混合物であり、医薬としての安全性や合成
の再現性、品質管理に大きな問題がある。我々は、スホ
ロチオエート型核酸類縁体の立体選択的合成技術を世界
で唯一保有しており、それらを利用した核酸医薬の開発
研究を行っている。さらに、本手法はホスホロチオエー
ト以外の様々なリン原子修飾核酸を立体選択的に合成す
ることもできる。これらの合成は、従来技術や競合技術
が無く、極めて有利に研究開発を進めることができる。
一方、核酸医薬開発における重要な課題は、そのドラッ
グデリバリーシステムの構築である。我々は、独自の合
東京理科大学
131
成技術を用い、二本鎖siRNAに強く結合し、生体での安
定性を向上させ、そのデリバリーに応用可能な新規人工
オリゴ糖と人工ペプチドを開発しており、核酸医薬の経
口投与の実現を目指し、研究を行っている。
産業への利用
東薬
京
理学
大部
我が国独自の合成技術を用いた核酸医薬品の実用化に向
けた共同研究を希望する。前臨床試験や臨床試験のため
にはGMP基準を満たした核酸誘導体の大量合成が必要
である。これらは大学の実験室レベルでは達成不可能で
あり、製薬会社や医薬品製造受託機関との共同研究が不
可欠である。さらに、特定の疾患ターゲットを設定した
上で、個々の核酸医薬品開発を共同研究として展開する
ことを希望する。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
大学で開発した核酸合成技術を元に、ベンチャー企業を
設立し、核酸医薬の実用化に向けた事業を展開している。
所属研究室
薬学部生命創薬科学科・和田研究室
所有研究装置
DNA/RNA自動合成装置、核磁気共鳴装置、キャピラ
リゲル電気泳動装置、GC/MS、HPLC、MPLC、Tm測
定装置、赤外分光光度計、紫外分光高度計、蛍光分光光
度計
アキモト
カズノリ
秋本 和憲 准教授
研究技術分野
がん研究
研究技術テーマ
●がん研究
●創薬
研究技術内容
近年、癌には癌の種(たね)である癌幹細胞が存在する
ことがわかってきました。この癌幹細胞は、抗癌剤や放
射線治療に対して耐性を示し、治療後の再発の原因とな
ります。そのため、患者さんを死に至らしめる原因とな
ります。この癌幹細胞の成り立ちや性質を明らかとする
ことができれば、癌幹細胞を標的とした新しい抗癌剤な
どが開発できます。そうすれば、癌は再発せずに治癒す
ると期待されます。秋本研では、この癌幹細胞の成り立
ちや性質を明らかとする研究を進めています。この研究
を通して、癌幹細胞を標的とした治療の理論的基盤を確
立し、創薬へと展開していきたいと考えてます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
トランスレーショナルリサーチセンター、創薬フロン
ティア、医理工連携
所属研究室
ロモーター領域の解析
●インターフェロン応答性遺伝子の発現制御機構の解析
●種々の化合物によるテロメラーゼ活性制御因子制御法
の開発
●TATA-ボックスを含まないプロモーターの構築
●TP5
3遺伝子発現制御機構の解析
研究技術内容
これまでのヒト遺伝子発現制御領域の研究から、重複
GGAAモチーフが細胞の機能に対して非常に重要な役割
を持つことが判明した。DNA修復因子、インターフェ
ロン応答性抗ウイルス因子をコードする遺伝子の5’上流領域には、重複GGAAモチーフの存在する例が特に
多い。幾つかの遺伝子はカロリー制限模倣薬物に応答す
るので、細胞寿命をコントロールするシステムにこの重
複GGAAモチーフが関わっていると考えられる。カロ
リー制限はまたがんの治療でも応用が期待されていお
り、テロメアの伸長、保護、プロセッシングに関わるタ
ンパク質をコードする遺伝子のうちいくつかは、重複
GGAAモチーフに支配されている可能性がある。また、
ミトコンドリア機能関連タンパク質等をコードする遺伝
子の5’-上流領域に重複GGAAモチーフが見いだされ
る。ミトコンドリア機能特にクエン酸回路や電子伝達系
等エネルギー産生は、細胞老化と発がんのどちらにも関
係している可能性がある。クエン酸回路は細胞内NAD+/
NADH比に依存しているので、細胞内NAD+/NADH比
や重複GGAAモチーフ結合因子の転写活性を薬物によっ
て変化させることができれば、老化予防もがんの予防も
可能であると考えられる。
産業への利用
種々のミトコンドリア機能関連遺伝子の5’-上流領域
をクローン化し、Luciferase発現ベクターに組み込んだ
プラスミドを構築する。特にhead-head結合して別の遺
伝子とプロモーター領域を共有しているもの、クエン酸
回路や電子伝達系で働く酵素をコードするものについて
クローン化を優先する予定である。既に多検体プロモー
ターアッセイ系は先行研究により確立されているので、
培養細胞を用いて複数の遺伝子プロモーターの各種薬物
に対する応答性を評価することが容易に行える。以上本
研究では、薬物による細胞内NAD+/NADH比の変動に
ついても同時に測定することによってミトコンドリア機
能関連遺伝子プロモーター活性との相関性を議論ことに
よって新規の老化/発がん予防薬をスクリーニングする
ことを目的としている。天然の化合物、合成化学薬品共
に候補となり得るが、細胞毒性の検討や薬物の精製や合
成、構造解析等に関わる研究との融合が必要ではないか
と考えている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
その他所属研究機関
総合研究機構RNA研究センター
所属研究室
秋本研究室
薬学部・遺伝子制御学研究室
所有研究装置
PCR用サーマルサイクラー、遠心機など
ウチウミ
フミアキ
内海 文彰 准教授
研究技術分野
生化学、分子生物学、生物系薬学
研究技術テーマ
●DNA複製・修復及びミトコンドリア機能関連因子プ
132
東京理科大学
イ ザワ
マ スミ
伊澤 真澄 助教
研究技術分野
天然物化学
研究技術テーマ
●天然物の生合成研究
研究技術内容
は4
0%程度に過ぎない。そこで、既知の標的遺伝子が上
位にランクされるよう提案手法の改善を行っている。
産業への利用
天然物からは多くの生理活性物質が単離されており、ま
たそれらにはユニークな構造を有するものが見受けられ
る。このようなユニークな化合物の化学合成は時に困難
であり、生合成を用いた物質の供給が創薬研究に必要と
される。本研究ではユニークな構造を有する天然物の生
合成機構を明らかにすることで、効率的な物質生産なら
びに類縁化合物の発見、創製を目指している。
現在、提案手法の評価は、既存の医薬品の標的遺伝子が
提案手法において何位にランクするかをみることで行っ
ている。提案手法により得られた関連遺伝子のランキン
グについて議論ができ、また実験的にも評価できる研究
パートナーを探している。
シマ ダ
薬東
学京
理
部大
ヨウスケ
島田 洋輔 助教
イ
ヨ
ダ
タク ヤ
伊豫田 拓也 助教
研究技術分野
自然免疫、細胞接着
研究技術テーマ
●細胞接着調節ペプチドを用いたマクロファージの機能
調節
●細胞接着調節ペプチドによるがん細胞の形質調節
可能な産学連携形態
共同研究
その他所属研究機関
総合研究機構戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
分子病態額研究室
クオン
ヨン デ
權 娟大 助教
研究技術分野
情報科学、生命科学、コンピュータ科
学、創薬科学
研究技術テーマ
●文献データを用いた創薬候補標的遺伝子の選出手法の
開発
●創薬・診断支援システムの構築
●在宅薬剤師支援システムの構築
●医薬品副作用データベースを用いた各種安全性シグナ
ルの解析
●データアウトソーシング環境におけるDNA秘匿検索
方式の開発
研究技術分野
熱力学、レオロジー、結晶化学、計算
化学
研究技術テーマ
理東
工京
学理
部大
●難水溶性薬物インドメタシンと局所麻酔薬リドカイン
によるアモルファス複合体による可溶化効果
●複合体アモルファスの形成機構
●DDS製剤を目指した低分子薬物の親水性コントロー
ル技術
●水/オクタノール分配係数を用いたイオン対複合体の
分配モデル構築
研究技術内容
非ステロイド性抗炎症薬のインドメタシン(IM)は抗
炎症及び鎮痛薬として知られているが、結晶IMは難水
溶性薬物であり薬効をより効果的に発揮するために、溶
解性の改善が望まれている。また結晶IMは加熱融解後
の急冷によって容易にアモルファス化し、溶出速度が改
善される。加えて局所麻酔薬であるリドカイン(LC)
との混合物(IM+LC)を加熱融解し、急冷することで
形成されるアモルファス複合体(IM/LC)によるIMの
溶解性改善効果も得られる。水中におけるIM/LCの溶
解性改善効果は4℃において最高値を示し、結晶IMの
7
0
0倍以上の溶解性を示すことが明らかとなった。この
ような溶解性改善技術をより広く難水溶性が問題となる
薬物に応用し、水溶性を改善することを目指している。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
後藤研究室(量子物理化学教室)
研究技術内容
医薬品開発において、ある疾患に関わる標的遺伝子の候
補を見つけ出すことは、重要なプロセスの一つである。
通常、一つの疾患に対して1個以上の遺伝子が関わって
いるため、それらの関連遺伝子のうち「どの遺伝子を薬
の標的とすれば、新薬の副作用をできるだけ抑えること
ができるか」を見極めることが、コスト削減の重要な要
素となる。そこで、生物医薬文献のデータをベースとし
て、用語の共起関係を基にその遺伝子を標的として薬を
開発した場合の副作用の可能性を示す指標を提案し、高
い指標値をもつ候補標的遺伝子を効率的に選出する手法
を開発した。この指標は、ただ関連性が強い遺伝子を上
位に順位付けする従来のランキング手法と比べ、関連性
に加えて副作用の観点から関連遺伝子を順位付けする点
で優位性があると考えている。実際、提案手法により上
位にランクされた候補標的遺伝子について、将来の医薬
品の標的遺伝子としての可能性が論じられた論文が多数
発表されている。しかし、既存医薬品の全標的遺伝子の
うち、提案手法において1
0
0位以内にランクされたもの
理工学部
イ トウ
教養
ミノル
伊藤 稔 教授
研究技術分野
ニュー・カウンセリング、教師教育、
人間関係論、教育社会学
研究技術テーマ
●人間関係論をベースにした組織開発プログラムの研究
●教育・福祉系職員のための研修プログラム開発
●教師教育のための研修プログラム開発
研究技術内容
全国の都道府県教育委員会、社会福祉協議会、看護協会
や市町村教育委員会の計画するニュー・カウンセリング
や人間関係論に関する研修会のプログラム開発や実践を
行っています。
産業への利用
企業、学校、病院や社会福祉施設等における組織開発
東京理科大学
133
(OD)プログラムの開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
人間関係論をベースにしたプログラム(研修)開発。教
育委員会等が主催する教員研修プログラムの開発。科学
教育分野における出前授業のコンテンツ開発。
カシワザキ
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
生活習慣病予防や介護の問題が大きくクローズアップさ
れている今日であるが、個人や集団での健康度結果の管
理、運動処方の指導を展開することが可能。
コ バヤシ
トシヨシ
柏! 敏義 教授
東理
京工
理学
大部
健康管理、生活習慣病予防や介護予防など
憲法学
ユウ コ
小林 酉子 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
●人権保障
●国家統治
英国ルネサンス演劇、舞台衣装、エリ
ザベス朝服飾史、日欧交易史
研究技術テーマ
研究技術内容
人権保障実現のための国家統治のあり方、平和の実現、
財政のあり方を研究している。
●英国ルネサンス演劇
●エリザベス朝服飾史
●エリザベス期の劇団運営
●日欧交易史
研究技術内容
カワムラ
ユキ オ
川村 幸夫 教授
研究技術分野
英語教育、e-Learning、フォークナー、
ホーソーン、アメリカ小説、ヨーロッ
パ語系文学
研究技術テーマ
●英語教育
●英語学習法および指導法
●e-Learning
●1
9世紀アメリカ文学
●2
0世紀アメリカ文学
研究技術内容
対象者に応じた英語学習法および指導法の研究開発をし
ています。また、e-Learning用英語学習教材の開発も行っ
ています。
産業への利用
対象者に合わせた英語学習法および指導法および英語学
習教材の開発。e-Learning用教材の開発。スマホ用に英
語学習を目的としたゲームソフトの開発。
専門分野は英国エリザベス期演劇研究で、羊毛産業を土
台としたMaterial Cultureの観点に立って、劇団運営や
劇作、演出の実態を捉え直そうとしています。当時、俳
優がどのような衣装で演じていたのかについては、解明
されていない部分が多々あります。チューダー朝には、
シェイクスピアなどの優れた劇作家が生まれましたが、
その背景には、宮廷饗宴、市内祝祭ペジェントが大きく
関わっていました。宮廷での饗宴、市内での祝祭は広義
の意味での演劇といえ、文化を映し出す表象でもありま
した。舞台衣装を軸に、文化史・社会史的にルネサンス
演劇成立過程をたどる、このような視点からの研究は少
なく、興行のあり方と劇作品の解釈にも新たな視座を与
えるものと考えています。もう一つのテーマは中近世日
欧交易です。英国と日本は、インド、中国から伸びる交
易ルートの東西の端に位置していました。香料と並んで
繊維製品も主要な商品で、輸入された布が両国でどのよ
うに受け入れられたかを研究しています。
可能な産学連携形態
共同研究、国際的産学連携
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
英語教育システム・英語学習システムの共同開発および
教材開発の共同研究。それらに関する受託研究。相談・
助言・指導など。
キヨオカ
サトル
清岡 智 教授
研究技術分野
運動処方、運動療法、応用健康科学
研究技術テーマ
●生活習慣病予防と運動
●運動処方のモデリング
●中高齢者の運動と健康
研究技術内容
高精度体成分分析装置、超音波式骨評価装置、血圧脈派
検査装置などを用いて、身体組成、骨密度、動脈硬化指
数、血管年齢などの健康度を測定することができる。
産業への利用
134
東京理科大学
セキ
ヨウ ジ
関 陽児 教授
研究技術分野
水文地質学
研究技術テーマ
●高レベル放射性廃棄物の地層処分
●原発重大事故による環境汚染の評価
●渓流水を媒体とする地球化学基本図作成
研究技術内容
高レベル放射性廃棄物地層処分にかかる安全性評価指標
の検討における水分地質学的貢献・原発重大事故に起因
する環境汚染の水文地質学的手法を用いた貢献・渓流水
を媒体とした地球化学基本図作成手法の研究
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
関研究室
所有研究装置
イオンクロ水質分析装置、X線回折装置、吸光光度計
●特殊多様体上の確率行列に関する推測・検定問題
●非母数(ノンパラメトリック)統計理論
マツモト
ヤスヒコ
松本 靖彦 教授
英文学
研究技術分野
アサ イ
ヒデ キ
浅井 英樹 准教授
ドイツ文学、ゲーテ
研究技術分野
研究技術テーマ
●ゲーテの文学作品研究
研究技術内容
ゲーテの文学作品の研究を通して、近代について考察す
る。
イチムラ
シ ロウ
市村 志朗 准教授
スポーツ科学、運動生理学
研究技術分野
研究技術内容
データの背後にある分布の特定は、データ解析を行う上
で、重要な問題である。従来の手法は、大標本近似理論
(漸近論)によるものが大半で、未だ中・少標本に対し
ての検定手法の開発はなされていない。中・小標本に対
しての楕円対称性の検定手法が開発されれば、たとえ大
標本であっても、近似を利用することなく、正確な統計
的検定が可能となることを考え、標本の大きさに依らな
い検定方法の開発を行っている。また、この研究を進め
るためには、特殊多様体(Stiefel多様体、Grassmann多
様体、Riemann多様体)上の、あるいは、n次元Euclid
空間の超球面上の一様性検定の構築が必要である。さら
に、これらの研究の延長線上には、
母集団の位置パラメー
タ に 関 す る 検 定 手 法 を 分 布 に、依 存 し な い 形(Nonparametric)で構成することも研究対象として捉えてい
る。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、国際的産学連携
研究技術テーマ
●スポーツ活動時のパフォーマンス評価
●運動生理学的観点からみた運動パフォーマンス
●記述分析よるパフォーマンスの量的分析
●記述分析よるパフォーマンスの質的分析
研究技術内容
タケシ
今村 武 准教授
ドイツ文学、比較文化、ドイツ演劇、
ドイツ語教育、比較文学
研究技術分野
研究技術テーマ
●比較文化研究
●ドイツ文学・歴史
●ドイツ語教育・語学教育
研究技術内容
総じて外国語を苦手とする学習者、またドイツ語圏滞在
経験者にも対応した効果的なドイツ語学習法及び指導
法。比較文化・文学的教材開発のアドヴァイス、またそ
の制作。
産業への利用
1.
ドイツ語学習教材(eラーニング教材含む)
、2.
比較文
化研究関連教材、3.
作品翻訳
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
今村研究室
イワシタ
ト
研究技術分野
中国古代文明起源
研究技術テーマ
主に球技スポーツを対象として、試合時に発揮される
チームや選手個人のパフォーマンスを正確に評価するた
めに、様々な観点からチームや選手個人を分析・評価す
る新たな手法を検討している。
イマムラ
ギ ショウ
オウ
汪 義翔 准教授
●遼河文明の起源
●「玉」と「龍」が語る中国文明の起源
研究技術内容
中国文明の起源の課題において、これまでの長い間、黄
河流域が唯一中国古代文明を育んだところであるという
従来の文明史観に基づいた「黄河一元的文明起源史説」
は、中国文明史理解の定説とされてきた。しかし近年、
中国では、考古学的発掘事業の進展につれ、各地で数多
くの大型の古代遺跡が発見・発掘され、特に遼河流域で
中国文明のシンボルである「龍」と「玉」文化の起源が
確認されたことから、改めて中国文明の起源をめぐる問
題の再検討がなされ始めました。筆者は中国文明の起源
を物語る「龍」と「玉」の文化の全体像及び「玉龍」と
いう造形文化が黄河流域への伝播、黄河流域の文明誕生
への影響を明らかにし、「多元的な中国文明の起源史観」
による真の中国文明史への理解につなげたい。
オ
ダ
テツ ジ
織田 哲司 准教授
研究技術分野
英語史、古英語、語源学、英語学
研究技術テーマ
●英語の語源研究
●古英語の文献学的研究
●英語の史的研究を踏まえた英文法の効果的な教育
研究技術内容
シ
ヤ
岩下 登志也 准教授
研究技術分野
多変量解析、分布論、漸近論
研究技術テーマ
●楕円対称性に関する検定問題
従来の比較言語学ではあまり取り扱われなかった音と意
味の関係に焦点を当てた語源研究と語源についての知識
を最大限に活用した文献解釈により、キリスト教以前の
印欧文化の世界観を探求している。また、史的言語研究
の基礎となる文法学の知識をいかに現代の英語教育に役
立たせるかについても研究している。
所属研究室
東京理科大学
135
織田研究室
スズ キ
共同研究、受託研究、国際的産学連携
トモノリ
ホソ オ
鈴木 智順 准教授
微生物生態学、系統微生物学、環境微
生物、分子系統、環境農学
研究技術分野
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
●微生物の分子系統解析
●様々な環境における微生物の群集構造解析
●生物浄化システムの構築
●光触媒反応による微生物制御の解析
●有用微生物の分離、同定
トシ オ
細尾 敏男 准教授
研究技術分野
代数幾何学
研究技術テーマ
●ベクトル束
●双有理幾何
研究技術内容
安定的ベクトル束のモデュライの研究と、代数多様体の
自己同型群の研究を行っています。
所属研究室
細尾研究室
研究技術内容
分子系統学を基礎として微生物の群集構造解析や同定を
行っている。分子生物学的手法を用いることにより、極
微量微生物の検出や迅速な同定が可能である。また、系
統解析により新規な細菌種であることが判明した際に
は、国際細菌命名規約に基づいて学名の命名・提唱を行
うことができる。
産業への利用
微生物の群集構造解析や同定
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
ムネウチ
アヤ コ
宗内 綾子 准教授
研究技術分野
イギリス文学
研究技術テーマ
●2
0世紀イギリス文学
●ホテル表象
研究技術内容
社会の近代化と文学の関係を考察している。
具体的な産学連携内容
環境微生物の分子生態的解析、新しい機能を持った微生
物のスクリーニング、遺伝子解析による微生物の同定、
及び細菌の系統・分類学的情報の提供
その他所属研究機関
理工学研究科 応用生物科学専攻、総合研究機構 光触
媒国際研究センター
所属研究室
鈴木研究室
所有研究装置
PCR装置、変性剤濃度勾配電気泳動装置、DNAシーク
エンサー、リアルタイムPCR装置、高速液体クロマトグ
ラフ、ガスクロマトグラフなど
フカ セ
ユ
キ
コ
深瀬 有希子 准教授
研究技術分野
アメリカ文学、アメリカ黒人文学
研究技術テーマ
●モダニズム、モダニティ
●エスニック・モダニズム
●起業家精神(entrepreneurship)
●ネイチャー・ライティング(nature writing)
●ニューディール政策
研究技術内容
アメリカ黒人作家が描いた海辺のリゾートと、そこに見
いだされる起業家精神を、1
9世紀より引き継がれてきた
「奴隷より身を立てて」という独立と立身出世の精神に
接続して考察する。具体的には、海辺のリゾートで展開
する土地開発・自然環境の問題、
「結婚」という小説上
のプロットが示す人種混交の問題、黒人共同体内での社
会的経済的格差の問題を、アメリカ黒人女性作家
(トニ・
モリスン、ゾラ・ニール・ハーストン、ドロシー・ウェ
スト)の作品を中心に分析する。
可能な産学連携形態
136
東京理科大学
コクブン
ジュン
國分 淳 講師
研究技術分野
結晶物理学
研究技術テーマ
●X線共鳴散乱
●ATS散乱
●X線磁気散乱
●X線多重散乱
●X線位相解析
研究技術内容
X線、特に放射光を利用して、これまでにない局所電子
状態の解析を可能にするため、ATS散乱、X線磁気散乱、
多重散乱などの基礎研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
國分研究室
所有研究装置
X線発生装置、4軸回折計
サカモト
ノリヒト
坂本 徳仁 講師
研究技術分野
経済学
研究技術テーマ
●計量分析による政策評価
●障害者教育・雇用制度の分析
●貧困・格差分析
研究技術内容
GDP以外の福祉指標の開発を進めており、政策を複合
的な視点から評価するための理論的枠組みの研究と、国
内外の貧困・格差問題について実証分析を進めていま
す。また、障害者雇用および障害者教育施策の成果につ
いてミクロ計量分析を行い、障害者施策の改善のために
何が必要であるのか研究を進めているところです。
産業への利用
障害者福祉に関連のある医療機関、障害者ないし高齢者
向けの支援機器のメーカー、障害者雇用に積極的に取り
組む企業、障害者に関連する非営利団体の方々とお話す
ることで、障害者の福祉を促進する取り組みや障害労働
者の生産的な職域開発などの諸問題についてさまざまな
形でお手伝いできればと思います。この他、貧困問題に
取り組む非営利団体や貧困・格差問題に取り組む政策担
当者の方と知見を共有し、貧困削減のための福祉施策・
手段を計量的に厳密に評価するお手伝いをさせて頂けま
したら幸いです。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
体の役割と連携に着目しています。また企業による環境
問題への取り組みの背景の一つとしてCSRがあげられる
ことから、国連グローバル・コンパクトといったCSRの
国際的動向にも注目しています。こうした分野にかかわ
る共同研究、受託研究のほかに、環境教育といった分野
での連携も可能です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
共同研究、受託研究のほかに、環境教育といった分野で
の連携も可能です。
ダ
ー
ネ
ル
Watson Darnell 講師
研究技術分野
所属研究室
理工学部教養坂本研究室
サ トウ
ケンイチ
佐藤 憲一 講師
研究技術分野
独立革命期
研究技術テーマ
●アメリカ科学
●アメリカ文学
●アメリカ文化
理東
工京
学理
部大
ワ ツ ツ ン
English Education,Presentation,
Public Speaking
研究技術テーマ
●English Education
●Presentation
●Public Speaking
研究技術内容
I teach practical English to undergraduate and graduate
students,with an emphasis on developing natural
speaking skills,improved listening skills,and presentation
skills
産業への利用
研究技術内容
アメリカ合衆国の文化における科学と文学の諸相の研究
I can teach practical English skills to individuals who
wish to travel or work abroad.
可能な産学連携形態
共同研究
ホッ タ
ヨシ タ ロウ
堀田 義太郎 講師
研究技術分野
哲学、倫理学、政治哲学、生命倫理
研究技術テーマ
●政治哲学
●差別論
●生命倫理
●自己決定権
具体的な産学連携内容
I'd like to cultivate skills in teaching practical English
skills to individuals who wish to live abroad,and further
develop my skills in teaching people how to do professional level presentations.
所属研究室
Watson kenkyushitsu
研究技術内容
「技術」の研究には従事しておらず、したがって「新規
性」や「優位性」は容易に測定できない。技術という手
段レベルの研究ではなく、諸技術が目指すべき目的の評
価および評価基準の妥当性に関わる研究をしている。
ヨコ タ
マサトシ
横田 匡紀 講師
研究技術分野
公共政策、グローバル、ガバナンス、
市民社会、環境ガバナンス、政治学
研究技術テーマ
●環境ガバナンスの国際比較
●環境問題をめぐる企業、NGOなどの各種主体の取り
組みと連携
●国連グローバル・コンパクト
●CSR
ヤマモト
ヒロ キ
山本 宏樹 助教
研究技術分野
教育社会学
研究技術テーマ
●象徴闘争
●社会システム
●パネルデータ分析
●道徳教育
●生活指導
研究技術内容
「象徴闘争」の観点から社会変動を観察している。
産業への利用
教育社会学の知見を踏まえた企業等の社会貢献活動に期
待している。
研究技術内容
地球温暖化政策など環境政策の国際的動向と国内での取
り組みについて研究し、特に企業やNGOなどの各種主
東京理科大学
137
理工学部
タチカワ
数学科
アツシ
立川 篤 教授
情報通信技術に関する数学的な評価と助言を行うことが
できます。
所属研究室
青木研究室(理工学部・数学科)
変分問題の研究
研究技術分野
研究技術テーマ
ウシジマ
●変分問題の解の正則性
●非線形楕円型方程式系の弱解の正則性
タケ オ
牛島 健夫 准教授
研究技術分野
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
変分問題およびそれと関連する非線形楕円型方程式系の
弱解の正則性について研究している。最近は、p(x)growthと呼ばれるタイプの汎関数の最小値を与える写
像の正則性を中心に研究している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
応用数学、偏微分方程式、数値解析、
数学一般(含確率論、統計数学)
研究技術テーマ
●非線形放物型偏微分方程式の解の性質の研究
●微分方程式に対する数値解析
研究技術内容
偏微分方程式、特に非線形放物型偏微分方程式の解の性
質を、数値解析・理論解析の両面から調べることを研究
目的としています。
産業への利用
タ ナカ
マ
キ
コ
田中 真紀子 教授
対称空間、リー群、部分多様体、等質
空間
研究技術分野
研究技術テーマ
●対称空間の幾何理論の研究
残念ながら現在のところ該当するものがありませんが、
現在ある生物に対する数理モデルとなる偏微分方程式を
研究していることから、生物分野の問題への応用に非常
に興味を持っています。また、血液流や白血病の数理モ
デリングにも興味を持っています。
可能な産学連携形態
共同研究
研究技術内容
対称空間の構造や性質を調べるために全測地的部分多様
体や対蹠集合について研究を行っている。
所属研究室
牛島研究室
所属研究室
田中研究室
ヒラ バ
セイ ジ
平場 誠示 准教授
ヤマザキ
タ
エ
コ
山崎 多恵子 教授
研究技術分野
偏微分方程式論、基礎解析学
研究技術テーマ
●双曲型偏微分方程式
アオ キ
ヒロ キ
青木 宏樹 准教授
研究技術分野
保型形式、代数学
研究技術テーマ
●保型形式と整数論
●楕円関数論
●符号理論
研究技術内容
研究テーマは直接には純粋数学の問題ですが、数値計算
や数式処理にはコンピュータを用いています。また、整
数論・楕円関数論は、現代の情報通信技術、特に符号理
論や暗号理論において、数学的な基礎となっています。
そのため、情報通信技術に関して、実装を視野に入れた
うえでの数学的・論理的な評価とアドバイスを行うこと
が可能です。
産業への利用
当研究分野は、情報通信技術に関する数学的な基礎付け
に利用されています。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
138
東京理科大学
研究技術分野
確率論、確率過程論、数学一般(含確
率論、統計数学)
研究技術テーマ
●加法過程
●Levy過程
●人口動態モデル・分枝過程
●遺伝モデル・Fleming-Viot過程
●ランダムウォーク・投票者モデル
研究技術内容
時間とともに変化するランダムな現象を確率過程という
が、それらについて、様々な性質を調べることを目的と
している。最も単純なランダムウォークや、増分が独立
同分布を持つ加法過程・Levy過程、より複雑な、無限
の粒子が相互作用しながら運動する人口動態モデルなど
を扱う。これらについて、パス(見本過程)や分布の違
いによる、クラス分けやその特徴づけ、また時間無限大、
あるいは0に近づけたときの挙動の解析や、さらに特性
関数あるいは生成作用素を用いた解析や、新しい確率過
程の発見・性質の特徴づけなどを行っている。
オオハシ
ヒサノリ
大橋 久範 講師
研究技術分野
代数幾何、複素多様体、有限群
研究技術テーマ
●代数曲線、曲面の研究
●自己同型
研究技術内容
興味深い対象をその性質から探し出すという立場で代数
多様体を研究している。自己同型群に関して詳細に調べ
ることで、従来の代数幾何の外の分野とのつながりも現
れる。
カ シオ
トモカズ
加塩 朋和 講師
研究技術分野
整数論
研究技術内容
シュレディンガー方程式のポテンシャルをその境界地問
題の解から同定する方法に関して数理的な研究を行って
いる。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
数学家研究室(田村)
研究技術テーマ
●代数的整数論
●保型形式
●数論幾何
●ガロア表現
●L関数
モリサワ
理東
工京
学理
部大
タカユキ
森澤 貴之 助教
研究技術分野
研究技術内容
代数学
研究技術テーマ
整数論におけるいくつかの未解決問題に取り組んでい
る。とくに 「Stark予想」 と呼ばれる問題や 「CM周期」
と呼ばれる不変量に興味をもち、研究している。
コ マツ
●シュレディンガー方程式におけるコントロールプロブ
レム
●整数論
研究技術内容
「有理数体の円分的Z_p-拡大の全ての中間体において素
因数分解が一意的となるか」という問題に関する研究を
行っている。
トオル
小松 亨 講師
研究技術分野
理工学部
暗号理論、符号理論
研究技術テーマ
●暗号理論
●符号理論
サイトウ
齋藤 晃一 教授
研究技術内容
研究技術分野
有限体および代数曲線の理論を用いた暗号理論、符号理
論。
アイ キ
マサ シ
相木 雅次 助教
研究技術分野
数学解析、偏微分方程式、流体、渦糸
研究技術テーマ
研究技術テーマ
●原子核中のクォーク・グルーオンの自由度
●レプトンによる原子核深部非弾性散乱
●極限状態核物質の研究
研究技術内容
素粒子・原子核の理論的研究
原子核の理論的研究のため、産業への直接的利用に結び
つく事は難しい。
可能な産学連携形態
共同研究
研究技術内容
流体運動、特に渦糸と呼ばれる渦構造の運動をモデル化
した非線形偏微分方程式の数学解析を行っている。これ
らモデル方程式に対する様々な条件下での初期値問題、
初期値−境界値問題の可解性を研究している。また、既
存のモデル方程式の数学解析だけでなく、より現実の現
象に則した数理モデルの構築にも興味を持っており、こ
れまでに扱われていない状況下で運動する渦糸をモデル
化した方程式の導出や数学解析にも取り組んでいる。渦
糸をはじめ、流体運動にまつわるモデル方程式は様々な
形で応用されており、私の研究はその基礎となる理論を
数学的に厳密に扱うものである。
ミツ ジ
田村 充司 助教
研究技術分野
クォーク核物理、素粒子、原子核、宇
宙線、宇宙物理
産業への利用
●流体運動にまつわる非線形偏微分方程式の数学解析
●渦糸の運動の数学解析
●流体運動にまつわるモデル方程式の数学的正当化
タ ムラ
物理学科
コウイチ
スズ キ
ヒデユキ
鈴木 英之 教授
研究技術分野
宇宙物理学、天体物理学、ニュートリ
ノ天文学
研究技術テーマ
●重力崩壊型超新星爆発と原始中性子星の進化
●超新星ニュートリノの数値シミュレーション
●超新星ニュートリノとニュートリノ振動
研究技術内容
一般相対論的なニュートリノ輸送と流体動力学の数値計
算コードを用いて、重力崩壊型超新星爆発や原始中性子
星の進化の際に放出される超新星ニュートリノを研究し
ている。
偏微分方程式
研究技術テーマ
●波動方程式および双曲型偏微分方程式
●シュレディンガー方程式における逆問題
東京理科大学
139
ス
ダ
アキラ
須田 亮 教授
研究技術分野
非線形光学、超高速光エレクトロニク
ス
研究技術テーマ
●広帯域コヒーレント光と超短パルスの発生
●高次高調波変換によるコヒーレント軟X戦の発生
●蛍光分子の非線形分光
●バイオイメージング
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
生命科学の発展にとって、生体内の分子の動態やそれら
の相互作用を生きたまま観察するライブイメージング技
術は不可欠です。蛍光タンパク質を用いた蛍光イメージ
ングは、その最先端技術の一つとして重要な役割を果た
しています。近年では、
光を照射することで蛍光をオン・
オフできる光活性化機能や蛍光波長を変化させる光変換
機能を持つ光機能性蛍光タンパク質も登場し、多様な蛍
光イメージングが展開されています。一方、蛍光タンパ
ク質に光を照射し続けると、蛍光強度が不可逆的に減衰
する「光褪色」を引き起こします。光褪色は2光子蛍光
イメージングにおける重要な問題として残されていま
す。本研究室では、
超広帯域レーザーを用いた非線形フー
リエ変換分光法により、2光子励起に伴う光褪色過程の
解明を進めています。また、励起パルスに位相制御を施
すことにより、光褪色を抑制しつつ2光子蛍光観察を可
能とする新しいイメージング技術を開発しています。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
空間光変調器の開発と評価反射型自己相関計の技術開発
光学素子の特性評価
その他所属研究機関
総合研究機構イメージングフロンティア研究部門
所有研究装置
フェムト秒レーザー発振器・増幅器、軟X線分光器、2
光子蛍光顕微鏡
高い。
産業への利用
有機分子化合物の結晶の電子物性(特に電気伝導)は、
これまで主に極低温での超伝導やバンド構造と量子物性
といった豊富な基礎的物理現象とその解明に注目した研
究が成果を収めてきており、当研究室の基盤もそこに置
いているので、現在のところ直接に事業化・製品化を目
指す立場ではない。一方、2
1世紀になってFETや有機EL
など応用面でも注目を集めるケースが増えてきたが、実
用的な常温での電気伝導機構には多くの未解明な点があ
り、物質設計・開発の立場からも物理現象の解明という
観点からも、取り組むべき課題が多い。ここには応用と
基礎の接点があり、新物質や新しい物性解析手法の開発
というアプローチで、長期的視野に立つ研究を展開させ
る計画であり、将来的には生物資源由来のソフトマテリ
アルの物性開発に発展させることも視野に入れている。
他方、汎用性・操作性のよい物性測定・計測技術の向上
には常に関心を持っており、こちらの方はアイデアを実
用化させるチャンスがしばしばあると考えている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
新しく発見した物質や現象が何らかのデバイスとして有
望な兆候を示したとき、その微細加工・プロセス化など
の技術を保有するところとの共同研究。すでに実用化さ
れている材料の特殊な物性評価・解析などの協力。材
料・試料および測定データのやりとりによる共同研究。
測定システムの試作・計測方法の試験など。
所属研究室
理工学部物理学科田村研究室
所有研究装置
低温電気伝導測定、高周波磁化率測定、7テスラ超伝導
磁石、合成用ドラフト、有機結晶育成、顕微FT-IR(固
体物性測定用)
、顕微紫外可視近赤外分光器(固体物性
測定用)
、X線回折装置(休止中)
、ESR(修理中)
チ
タ ムラ
田村 雅史 教授
研究技術分野
バ
ジュンセイ
千葉 順成 教授
マサフミ
研究技術分野
物性物理学、物理化学
研究技術テーマ
●分子磁性体の開発と磁性解析
●有機導体の電子物性解析
●赤外可視偏光顕微反射分光法による材料の電子状態解
析
●金属錯体磁性体の開発と磁性解析
●含希土類有機導体の開発
研究技術内容
物性物理から合成化学まで広くカバーして分野間の垣根
にとらわれない研究を実施している。偏光顕微反射分光
法は、不透明材料でも電子状態とその異方性・次元性に
関する定量的な情報が容易に得られる測定法で、古くか
ら確立されているが、固体内電子の移動性とエネルギー
準位を直接的に明らかにできる基本的手法であり、その
重要性と汎用性は今でも高い。適用範囲の広さに対して、
低温冷却下(<3
0K)の微小試料でも測定できるラボは
国内外にわずかな数しかなく、ここで得られたデータが
電子状態の解析において、決定的なものとなる可能性は
140
東京理科大学
ハドロン物理、
(高エネルギー原子核
物理)
、素粒子、原子核、宇宙線、宇
宙物理
研究技術テーマ
●高温・高密度核物質の研究
●不安定原子核の核構造、核反応
●ストレンジネス自由度を含む原子核の研究
●検出器内の粒子シミュレーション
●データ収集システムの開発研究
研究技術内容
これまでの原子核・素粒子実験の研究だけでなく、学際
領域など新しい分野にチャレンジしていきたい。
産業への利用
基礎物理実験を行う上で必要な先進的な検出器やデータ
収集システムを社会に応用できる可能性があるかもしれ
ない。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
検出器やデータ収集システムの開発研究。
ハマ ダ
ノリアキ
浜田 典昭 教授
研究技術分野
物性理論、固体の第一原理電子状態計
算、遷移金属化合物
研究技術テーマ
●CrSi2、Mg2Siの熱起電力
●CaFeO3のイオン性と共有結合性
●RbMnFe(CN)
6の電子状態
研究技術内容
電子状態計算の方法を開発し、コンピュータプログラム
を作成することにより、計算によって明らかにできる領
域を拡大し、新しい物質の開発に寄与する。
産業への利用
中性子散乱 核磁気共鳴等の微視的実験手段のほか種々
の巨視的実験手段を用いて磁性体の研究を行っている。
これらの実験手段や測定技術を通じて産学連携が可能と
考えている。
産業への利用
現在の研究テーマの中で直接産業への利用に結びつくも
のはないと思う。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
新素材開発のための基礎的物性測定
(電気伝導、磁化率、
比熱等)に関する相談や協力が可能
モリナガ
第一原理全電子状態計算プログラム(ABCAP)を提供
する。電子状態計算を用いて新物質の開発を行う。
アツ オ
盛永 篤郎 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
電子状態計算を用いた新物質開発の共同研究。電子状態
計算のプログラムを作成し、計算を実行し物質開発を行
う技術者の養成。新物質の電子状態の計算と物性予測。
その他所属研究機関
総合研究機構RNA研究センター
理東
工京
学理
部大
原子、分子、量子エレクトロニクス、
プラズマ
研究技術テーマ
●ナトリウム原子のレーザー冷却
●原子干渉計による量子位相測定
●カルシウム原子の超高分解能分光
●共振器内吸収分光
●非共鳴イオン分光計測
研究技術内容
原子や分子の構造や特性を精密に調べる。
所属研究室
理工学部物理学科浜田研究室
可能な産学連携形態
技術相談・指導
ハンザワ
カツロウ
半澤 克郎 教授
研究技術分野
凝縮系(強相関電子系)の物理
研究技術テーマ
ヤ グチ
ヒロシ
矢口 宏 教授
研究技術分野
●重い電子状態を記述する模型計算
●強相関電子系の軌道秩序・隠れた秩序の理論
●強相関電子系超伝導体の理論
研究技術内容
主に希土類やアクチナイド元素を含む金属化合物の中の
電子は、互いに強い影響を及ぼし合って運動し、その質
量が非常に大きくなったかのように振る舞うので、強相
関電子系あるいは重い電子系と呼ばれています。この有
効的な質量が重くなる状態、さらに極低温にしたときに
現れる超伝導状態、磁気秩序・軌道秩序状態、スピンパ
イエルス状態などを、理論的に適切に記述する研究をし
ています。
産業への利用
物性物理学(実験)
研究技術テーマ
●低温・強磁場・高圧など極限状態下の物性
●強相関電子系の物性
●低次元電子系の物性
研究技術内容
金属、磁性体等の様々な物質中の多彩な物理現象でも、
電子間相互作用の特に強い電子系を持つ物質の研究を低
温・強磁場・高圧下での実験を通じて行う。また、試料
作製にも力を入れている。具体的な研究テーマは、
「ル
テニウム酸化物スピン三重項超伝導体とその関連物質の
研究」
、
「鉄系超伝導体の低温物性」
、
「グラファイトの低
温強磁場下での電子物性」などが挙げられる。
可能な産学連携形態
基礎的な理論研究なので、事業化・製品化に直接結びつ
くものではありません。
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
矢口研究室
所有研究装置
モト ヤ
キヨイチロウ
元屋 清一郎 教授
研究技術分野
磁性、金属合金、中性子散乱、核磁気
共鳴、物性II
研究技術テーマ
●乱れのない磁性体における磁気構造の長時間変化
●重い電子系物質の磁性と伝導
●スピングラスにおけるスローダイナミックス
研究技術内容
SQUID磁束計
コウムラ
タカヨシ
幸村 孝由 准教授
研究技術分野
宇宙物理学、天文学、X線天文学、放
射線物理学
研究技術テーマ
●X線CCD
東京理科大学
141
●X線検出器
●放射線検出器
●SOI
●薄膜
イデ タ
研究技術分野
物性物理学
研究技術テーマ
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
シンイチロウ
出田 真一郎 助教
微弱なX線も検出可能な低ノイズのX線用CCDを開発し
ている。ノイズを低く抑えることで、入射するX線光子
を1個ずつ計測する(フォトンカウンティング)が可能
で、ピクセルレベルでX線の入射位置、入射したX線の
エネルギー(波長)を同時に測定することができる。ま
た、開発しているX線CCDは、裏面照射型のCCDで、空
乏層の厚みが2
0
0ミクロンと厚く、0.
5keV(キロ電子ボ
ルト)という低いエネルギーのX線から、1
0keVを超え
る高いエネルギーのX線にわたる広エネルギー帯域のX
線の測定が可能である。また、X線CCDは可視光や紫外
線にも感度があるため、可視光と紫外線を遮光する薄膜
も開発し、薄膜とコーティングしたX線CCDの開発も
行っている。さらにX線CCDの次の世代のX線検出器と
してSOIの開発も行っている。SOIは光電子の読み出し
速度はCCDを凌ぐ1マイクロ秒以下の高速読み出しを
達成し、放射光のような光度が極めて高いX線に対して
もフォトンカウンティングが可能な検出器である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
X線CCDは、大阪大学、京都大学、某企業と共同開発を
行っている。
所属研究室
●角度分解光電子分光
●超伝導
研究技術内容
高温超伝導の基礎研究において究極の目的は、超伝導機
構を解明し、室温超伝導を実現することである。現時点
で、超伝導転移温度Tcの最高記録はHg系銅酸化物にお
いてTc 1
6
4K(高圧下)を達成しているが、更に高いTc
を実現するためには、物質設計の指針が必要であり、微
視的な超伝導機構の解明が強く望まれている。機構解明
のためには、物質の普遍的な特徴や特異な性質を明らか
にすることが重要である。研究対象とする銅酸化物高温
超伝導体、鉄系超伝導体に用いる研究手法は、角度分解
光電子分光(ARPES)と呼ばれ、固体中の電子の振る
舞いを波数・エネルギーの関数で直接観測できる唯一の
強力な手法である。光電効果により固体中からはじき出
された電子(光電子)の運動エネルギーと運動量を光電
子アナライザーで計測することで行われる。試料表面を
2つの軸の周りに回転し、光電子の放出角度(運動量に
対応)を2次元的に走査することで得られたARPESス
ペクトルからバンド構造、フェルミ面、準粒子ピークな
どを直接観測することができる。得られたARPESスペ
クトルや、その物質依存性等を調べることで、より高い
超伝導転移温度を示す物質の設計指針を示すことを目指
している。
理工学部物理学科幸村研究室
所有研究装置
理工学部
X線用CCD、SOI、X線発生装置、パルスチューブ冷凍
機、ターボ分子ポンプ、真空容器
アカ シ
情報科学科
シゲ オ
明石 重男 教授
サワ ド
ノブユキ
澤渡 信之 准教授
研究技術分野
トポロジカルソリトン模型、素粒子、
原子核、宇宙線、宇宙物理
研究技術テーマ
●結び目ソリトンとYang-Mills理論
●モノポール、カロロン、インスタントン
●ソリトンと結合するフェルミ粒子
●ブレインワールドシナリオ
●カーボングラファイトの数理的な考察
研究技術内容
ある種の非線形微分方程式の特解であるソリトン解の研
究を通じて、物性物理から素粒子・原子核、および宇宙
論におけるさまざまな問題の統一的な理解をめざす。
産業への利用
基礎理論の研究であるため、事業化・製品化は困難であ
る。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
上記テーマに関する大規模数値計算コードの開発を通じ
て、共同研究の可能性があるかも知れない。
142
東京理科大学
研究技術分野
エ ン ト ロ ピ ー、Hilbertの 第1
3問 題、
数学一般(含確率論、統計数学)
研究技術テーマ
●フラクタル画像暗号化
●多次元数値表データ圧縮
研究技術内容
従来の市販ソフトは、様々なデータ処理に関して、ケー
スバイケース的対応を行っているように思えます。一方、
数学には、計算機科学の世界に持ち込むと有用性を発揮
するけれども、その抽象性ゆえに理解されずに、眠って
しまっている理論が数多くあります。このような数学の
理論を計算機科学の世界に持ち込むことにより、従来で
は思いつかなかったようなソフトウェアを開発すること
ができればと考えています。フラクタル画像データ暗号
化の記事が、6月2
1日付けの日経産業新聞「先端技術欄」
と6月2
8日付の日刊工業新聞「科学技術欄」で紹介され
ました。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
数学理論を用いて、従来不可能と思われたデータ処理を
可能にすることに興味を持っています。
タキモト
ムネヒロ
滝本 宗宏 教授
研究技術分野
コード最適化、コード並列化、ソフト
ウエア工学、群知能
研究技術テーマ
タ ハラ
イク オ
太原 育夫 教授
研究技術分野
●コード移動に基づく最適化
●巻戻し可能な投機的ソフトウェアパイプライニング
●型情報を用いたプログラムスライシング
●分散オブジェクト指向関数型言語の実現
●高階移動エージェントを用いた群ロボット制御
研究技術内容
推論システム、準無矛盾論理、知能情
報学
研究技術テーマ
●非単調推論を用いた知識処理
●準無矛盾推論を用いた知識処理
●自然言語による情報アクセス
研究技術内容
当研究室では、コード最適化や並列化を中心に、プログ
ラムを効率よく動作させる方法を研究しています。日本
で 開 発 さ れ た コ ン パ イ ラ 共 通 基 盤(compiler
infrastructure)COINSを使った独自のコンパイラの実
現も行っており、COINSの開発者の一人として、COINS
の詳細な情報を提供できます。COINSを用いて開発し
た処理系は、営利目的に利用することもできます。また、
高階移動エージェントを用いた、群ロボット制御の研究
も行っています。各ロボットに固有の制御プログラムを
もたせるのではなく、制御プログラムの方が、有用な位
置に居て、有用な能力をもつロボットへ移動して制御し
ます。この移動性を用いて、動的な拡張をすることも可
能です。
産業への利用
独自な言語の設計とその処理系の開発や、プログラムの
静的解析に基づく製品の性能向上などが考えられます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
準無矛盾推論は、不完全な知識ベースからの推論、矛盾
した知識ベースからの推論など古典論理の対象外であっ
た人間の高次推論機能、知 識 処 理 を 形 式 化 し て コ ン
ピュータによる実現を目指す研究であり、大規模な分散
知識ベースによる問題解決に役立つものと期待される。
理東
工京
学理
部大
産業への利用
高度で知的な分散知識ベースを用いた問題解決に関する
基礎的な研究である。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
ト ガワ
ヨシ オ
戸川 美郎 教授
研究技術分野
カオス、大域解析学
研究技術テーマ
●力学系の複雑性の評価
●カオス暗号系
●意志決定ゲーム
その他所属研究機関
総合研究機構次世代データマイニング研究部門
所属研究室
トミザワ
所有研究装置
研究技術分野
GPUボード、FPGAボー ド、Kinectを 中 心 と す る セ ン
サー、ヘッドマウントディスプレイ、各種高速PC、各
種移動(飛行)ロボット
タケ ダ
マサユキ
武田 正之 教授
研究技術分野
サダ オ
富澤 貞男 教授
滝本研究室
プログラム言語論、情報ネットワーク
環境
研究技術テーマ
●分散計算機環境における協調計算
●個人情報保護の研究
●音楽情報処理
●新しいネットワークコミュニケーション
研究技術内容
複数の計算機をネットワークで結び、仕事を分散させて
1つの計算機にかかる負荷を軽くすると共に、全体とし
ての処理を高速化するための分散処理システムを設計、
試作し実験を行っています。また、
利用者のプライバシー
の確保と、提供者の情報セキュリティの向上により、安
全で安心して利用可能なネットワークサービスモデルの
研究を行っています。
研究技術テーマ
●カテゴリカルデータ解析における統計モデルの研究
●正方分割表統計解析における特に対称性のモデルと尺
度およびそれらの分解
●種々の同じ分類からなる離散データの対称性と非対称
性の比較の研究
研究技術内容
研究の理論面としては、統計学における正方分割表解析
における対称性や非対称性の統計モデルや尺度の開発、
それらの分解の研究に取り組んでいます。それらの応用
例としては、いくつかの集団(小学生や大学生など)の
個体の左右裸眼視力の非対称性の研究、ある集団におけ
る個体の虫歯の非対称性(上下、あるいは左右における
統計的比較など)
、父親と息子の職業の推移の程度、な
どを数理統計的な立場で研究しています。
ワタナベ
ノボル
渡邉 昇 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究
数理統計学、分割表統計解析、カテゴ
リカルデータ解析、数学一般(含確率
論、統計数学)
量子通信理論、光通信理論、量子エン
トロピー、情報学基礎
研究技術テーマ
東京理科大学
143
●量子通信理論の研究
●量子チャネル理論をベースとした量子論理ゲートの研
究
●光通信過程の情報伝送効率の研究
●量子力学的エントロピーの研究
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
古典系における通信理論は1
9
4
8年頃シャノンによってエ
ントロピー論として始められ、その後コロモゴロフ等に
よって数学的体系として完成されている。これらの通信
理論では電流や電波を信号に用いているが、近年、レー
ザ光を信号に用いる技術が開発され、様々な通信系で用
いられている。光が最も基本的な素粒子であるから、光
信号は量子系で取り扱うことが本来必要であり、従って、
光を信号とする通信過程を数理的に厳密に記述するに
は、量子系における通信理論(量子通信理論)の定式化
が必要となってくる。最近、この分野は量子情報という
名の下で世界的に盛んに研究がなされるようになってき
ました。私の研究室では、量子系のエントロピー理論を
ベースとした量子通信理論の数学的な定式化を目指す研
究を行い、さらにその研究の応用として量子論理ゲート
の研究も行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
ミヤモト
ノブ コ
宮本 暢子 准教授
研究技術分野
離散数学:組合わせデザイン、符号、
暗号の数理、数学一般(含確率論、統
計数学)
研究技術テーマ
●組合せデザイン・配列の構成
●光直交符号の構成
研究技術内容
有限幾何の組合せ構造を利用し、実験計画法で用いられ
る組合せデザイン・配列の構成問題や、光ファイバーを
用いた符合分割多元接続通信で用いられる光直交符号の
構成問題を中心に研究している。光直交符号の符号長や
重みは、元々一定のものとして定義されていたが近年そ
れらを可変とした符号についても提案がなされており、
それらの構成問題についても研究をしている。
産業への利用
符号や暗号技術への応用
産業への利用
光通信の分野や、量子情報の分野、ナノテクノロジーの
分野等で実用化(事業化・製品化)
を目指した研究を行っ
ていきたいと考えている。
可能な産学連携形態
共同研究
可能な産学連携形態
共同研究
イリヤマ
具体的な産学連携内容
当方の量子通信や量子論理ゲート等の理論的研究の応用
として、企業側の実験スタッフと共同でそれらの実用化
を目指していきたいと考えている。
その他所属研究機関
総合研究機構量子生命情報研究部門
所属研究室
量子通信研究室
サ トウ
ケイ コ
生命情報学、情報理論
研究技術テーマ
●タンパク質の立体構造を考慮したアライメントアルゴ
リズム
●情報量に基づいた遺伝的差異による分子進化解析
●エントロピー型カオス尺度によるインフルエンザA型
ウイルスの変異過程と分類
●TP5
3遺伝子の符号構造とがん患者の予後
研究技術内容
「TP5
3遺伝子の符号構造によるがん患者の予後評価」
がん抑制遺伝子TP5
3は、ヒトのがんで最も頻繁に変異
する遺伝子の一つである。しかも、TP5
3遺伝子の変異
パターンは驚くほど多様である。がん患者の生存や再発
に対する予後に及ぼす影響はその変異のすべてのタイプ
で同じなのか?悪い予後をもたらす特異的な変異のタイ
プがあるのか?情報通信における人工的な符号を使い、
がんの種類ごとに患者の様々なTP5
3遺伝子の符号構造
を明らかにし、符号構造という観点からがん患者の分類
を行う。そして、がん患者の予後を評価し、
TP5
3遺伝子
個々の変異が及ぼすp5
3タンパク質の特性を理解する。
144
東京理科大学
研究技術分野
量子情報、量子アルゴリズム、暗号理
論
研究技術テーマ
●量子アルゴリズム、量子チューリング機械、量子誤り
訂正
●暗号理論、共通鍵暗号、擬似乱数、公開鍵共有
研究技術内容
佐藤 圭子 准教授
研究技術分野
サト シ
入山 聖史 講師
(1)量子アルゴリズムの計算の複雑さ量子力学を原理
としたアルゴリズムの研究を行っています。・NP問題
についての多項式時間量子アルゴリズムの開発・量子
チューリング機械の数学的定式化・NP-hardに属する探
索問題について多項式時間量子アルゴリズムの開発(2)
非可換代数を基にした暗号新しい原理に基づいた暗号理
論の研究を行っています。・従来を上回る速度、安全性
の共通鍵暗号の開発・効率のよい公開鍵共有の研究
産業への利用
(1)
量子コンピュータの開発ユニタリ計算だけでなく、
観測過程や確率増幅過程も含んだ包括的 な 量 子 コ ン
ピュータの設計を行っています。
(2)新しい暗号の実
用化標準化へ向けて、速度や安全性の検証を進めていま
す。共同研究や製品開発を行うパートナーを探していま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
・非可換代数を基にした高速・安全・軽量暗号、
STARC
ワークショップ2
0
1
3、新横浜国際ホテル、9/1
2、2
0
1
3
・
Fast encryption and key agreement、 台北国際展示会、
台北世貿1館、9/2
7、2
0
1
3
・Fast、Secure and Light
Cryptography、Leading Edge Innovations 2
0
1
4、Nest
GSV、Inc、3/1
1、2
0
1
4
・究極の安全性と高速化を実現
8、
した画期的な新暗号方式を開発、日経産業新聞、8/2
2
0
1
3
・情報セキュリティEXPO、東京ビッグサイト、5/8
-5/1
0、2
0
1
3
・非可換代数を用いた高速で安全なストリー
ム暗号と公開鍵共有、イノベーション・ジャパン2
0
1
3、
東京ビッグサイト、8/2
9-3
0、2
0
1
3
・特許出願番号2
0
1
20
8
4
1
1
3、非可換代数を基にした高速で安全なストリーム
暗号方式、4/2、2
0
1
2
・特許 出 願 番 号2
0
1
2-1
5
1
8
3
5、非
可換代数を基にした安全で鍵生成が速い公開鍵暗号方
式、7/5、2
0
1
2
その他所属研究機関
戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター、量子生命
情報研究部門
コ バヤシ
マサヒロ
小林 正弘 助教
研究技術分野
応用数学
研究技術テーマ
●応用確率論
●待ち行列理論
研究技術内容
ネットワークや生産工程などのサービスがあるシステム
において、システムの性能評価をするために、
ネットワー
クを数理モデルを使い、数学的に記述し、
「待ち」とい
うものの評価を行う研究である。
所属研究室
入山研究室
タ ナカ
理東
工京
学理
部大
ヨシハル
田中 芳治 助教
タ ハタ
コウ ジ
田畑 耕治 講師
研究技術分野
カテゴリカルデータ解析、離散多変量
解析、数学一般(含確率論・統計数学)
研究技術テーマ
研究技術分野
量子情報理論
研究技術テーマ
●量子テレポーテーションの基礎理論
●量子確率論の基礎
研究技術内容
●正方分割表データ解析におけるモデル構築およびその
分解
研究技術内容
カテゴリカルデータ解析のなかでも特に(正方)分割表
データの解析に関する研究を行っており、新しい様々な
解析手法を提案している。また、その提案手法を実際の
データへ応用することも行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
統計的データ解析の支援および新たな統計的解析手法の
提案
状況依存の系に対するモデルを構築するため、量子力学
で特有の確率数理を適用する。これは基礎理論であり、
ただちに技術的な応用に至るかどうかはわからないが、
人間の認識過程の記述や、生命現象の数理に役立つ理論
になると考えられる。このような現象を記述する数理は、
間接的に工学的な応用に利用される可能性がある。例え
ば、あいまいな情報を与えられた場合に置ける機械的情
報処理や、ベイズ推定、意思決定理論などに利用できる
かもしれない。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構、量子生命情報研究部門
所属研究室
イ
キ
キヨタカ
生亀 清貴 助教
研究技術分野
理工学部 情報科学科 渡邉研究室
数理統計学
研究技術テーマ
ハラ
トシヒデ
原 利英 助教
●分割表解析
●多変量解析
研究技術分野
研究技術内容
母集団の推定、検定を行うために、モデルや尺度の提案
を行っている。
所属研究室
富澤研究室
Bioinformatics、Cryptography、Sim
ulation
研究技術テーマ
●Sequence alignment
●Stream cipher
●Drug delivery simulation
研究技術内容
クラカミ
ヒロユキ
倉上 弘幸 助教
研究技術分野
数理統計学、カテゴリカルデータ解析
研究技術テーマ
●分割表解析
研究技術内容
分割表解析において、主に統計モデルの導入、モデルの
分解、尺度の開発に関する研究を行っている。
近年ゲノム配列の読み取りが革新的に高速化し、
「ゲノ
ム情報ビックバン」時代に突入したといわれています。
大量に得られたゲノム配列を解析することで癌抑制遺伝
子等が次々に発見され、新たな薬剤の開発へ応用される
ようになりました。配列解析の精度および速度の重要性
が今までになく高まっている時代といえます。私の主と
する研究は、こうした配列解析における精度の向上に焦
点をあてた研究です。残基間の相関を数理的に考慮した
独自手法を提案し、研究を進めています。また、コン
ピュータシミュレーションの精度向上、高セキュアな暗
号通信の実現へ向け、擬似乱数生成器の研究を行なって
東京理科大学
145
います。最高水準の品質と生成速度を両立する手法の研
究開発を行っています。
具体的な産学連携内容
光触媒空気清浄機植物工場
その他所属研究機関
総合研究機構 光触媒国際研究センター
マツザワ
トモフミ
松澤 智史 助教
研究技術分野
マルチキャスト、ローカルエリアネッ
トワーク、計算機システム、
ネットワー
ク
所属研究室
池北研究室
所有研究装置
MALDI TOF-MS、DNAシーケンサ、紫外線照射装置
等
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
●Local Area Networkの運用管理技術についての研究
●Multicast Routingの実装と評価
●Scale-Free Networkの特徴を生かしたコミュニケー
ションインフラの構築
●ネットワークコミュニティの現状調査
●検索エンジンを利用した未知語判定の研究
研究技術内容
物理ネットワーク・論理ネットワーク双方を扱ってお
り、ノードやエッジの調査やモデル化、対象ネットワー
クの特性を生かした新技術の研究開発を行っている。
産業への利用
現行サービス各種のユーザ実態を調査したデータに基づ
いた新たなコミュニケーションインフラの構築などが考
えられる。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
現行サービスの実データを元にユーザ間で構築されてい
るネットワークのモデルを提供し、サービスの効率化、
新たなモデルの構築を試みる。
理工学部 応用生物科学科
イケキタ
マサヒコ
池北 雅彦 教授
研究技術分野
アポトーシス、光触媒
研究技術テーマ
●アポトーシス
●抗がん
●光触媒
●糖鎖生物学
●ニューロンネットワーク
研究技術内容
癌細胞はどのようにして転移するか、アルツハイマー病
などで認められる細胞の死(アポトーシス)はどのよう
にして起きるのか、などについて研究しています。さら
に、これらの現象に影響を及ぼす物質を植物や微生物か
ら採取し、作用メカニズムを解析することによって、新
規な治療薬を開発しようとしています。具体的には細胞
の増殖やアポトーシスを制御する化合物の探索(有機化
合物や光触媒等)
、およびその制御メカニズムの解明を
行っています。
産業への利用
光触媒空気清浄機の開発に実績があり、共同研究のパー
トナーを探している。
オオタニ
ナオ コ
大谷 直子 教授
研究技術分野
●細胞老化
●肥満にともなう肝がん形成機構
●マウスを使った生体内イメージング
●細胞周期チェックポイント機構
研究技術内容
細胞には様々な恒常性維持機構が備わっている。
「細胞
老化」もそのような機構のひとつで、危険な細胞が増え
ないようにする不可逆的細胞増殖停止であり、重要な発
癌防御機構である。しかし、細胞老化を起こすと、生体
内において長期間生き続ける可能性がある。最近、生き
残った老化細胞から、様々な炎症性サイトカインや細胞
外マトリクス分解酵素といった多くのタンパクが産生・
分泌されることが明らかになり、この現象はSASP(細
胞老化関連分泌現象、senescence-associated secretory
phenotype)と呼ばれている。もともとがん抑制機構と
して働いたはずの細胞老化であるが、時間とともに逆に
生体に悪影響を及ぼすという現象を起こすのである。今
回我々は、肥満にともなう肝臓がんモデルにおいて、間
質に存在する肝星細胞が細胞老化とSASPを起こし、肝
がんに促進的ながん微小環境を形成するという新しいが
ん促進メカニズムを解明した。さらに肝星細胞の細胞老
化は肥満により増加した腸内細菌が産生する2次胆汁酸
のひとつ、デオキシコール酸により促進されることを明
らかにした。今後、様々な観点から肥満にともなう肝癌
の予防を見据えた研究を行っていく。
産業への利用
肥満に伴う肝癌は最近年々増加傾向にある。今回我々が
示した研究結果より、その発症の分子メカニズムが明ら
かになりつつある。今後はそれらをブロックする方法を
開発し、肝がん発症の予防につなげてゆきたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
所属研究室
大谷研究室
所有研究装置
倒立型蛍光顕微鏡
カマクラ
タカ シ
鎌倉 高志 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
146
東京理科大学
分子生物学、腫瘍生物学
研究技術テーマ
研究技術テーマ
真核生物の分化、薬剤作用機作の解析
と薬剤ターゲットの探索、微生物遺伝
子機能解析
●植物病原糸状菌の病原性特異的器官分化関連遺伝子の
単離と機能解析
●真菌に対する各種薬剤の作用とその作用機作の研究
●真菌の新たな遺伝子機能獲得機構の解明
●新奇乳酸菌の探索と機能解析
●真核生物の核数制御機構の解析
研究技術内容
作用機作が推定の域を出ない薬剤や、副作用等につき説
明が困難な薬剤についてその真の作用点、または副作用
点を明らかにする。その際、微生物の分化という複雑で
デリケートなアッセイ系を用いることにより、感度の良
い生理活性物質の一次スクリーニング系を提供できると
考えている。薬剤の結合タンパクの特定から、遺伝子の
解析、遺伝子破壊による証明に至るまでの分子遺伝学的
手法の一連の流れをほぼ全て実行・提供することが出来
る。特に、ファージディスプレイ法を用いて薬剤の新規
作用点・副作用点の探索に取り組んでいる。病原性特異
的器官の分化機構を解明するとともに、既存の薬剤の作
用機作を確定することにより、これまで以上に有効で安
全な制御薬剤の開発につながりうる。また、新たな有用
物質生産能や、難利用物質の分解や微生物変換を目指し
て、真菌および細菌(特に乳酸菌)
の探索を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
真菌の得意的な器官分化阻害活性を指標に、これまで、
いくつかの既知、及び未知の素材の分化阻害効果を含む
生理活性の存在を、感度良く検出することが出来ている。
所属研究室
鎌倉研究室
●がん治療のための放射線増感剤の開発
●医薬品の結合分子の高速決定法の開発
●天然有機化合物の探索・決定・合成・結合分子の決定
●タンパク質相互作用阻害剤の探索系の開発
研究技術内容
化学を基盤にした、精緻で高速な生物学、すなわち「化
学生物学研究」を展開しています。
産業への利用
1)放射線増感剤:SQAGは、抗がん剤として有望であ
るばかりではなく、特に放射線治療における増感剤とし
て優れた動物実験での成績を残している。SQAGはがん
組織に集合する性質があり、これを利用したPET-CTあ
るいはMRIのイメージングに利用できる増感剤も開発す
る。2)医薬品の標的分子の高速決定法:Phage display
を利用し、きわめて高速かつ精密な決定法を開発してい
る。3)天然有機化合物:海洋生物やコケ、植物などか
ら糸状菌を分離・培養して天然物を単離している。ある
種の工夫により、新規化合物を「日常的に」得ることに
成功しており、有用な生理活性を探索している。4)タ
ンパク質間相互作用阻害剤:Phage displayを基盤にし
てタンパク質タンパク質間相互作用を再現し、それを利
用した阻害剤探索に成功している。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
2)∼5)の内容で、連携可能です(実績あります)
。
タ グチ
ハヤ オ
田口 速男 教授
研究技術分野
酵素学、タンパク質科学、生物分子科
学
研究技術テーマ
クチ ツ
カズユキ
朽津 和幸 教授
植物生理学、植物免疫学、農薬学
研究技術分野
研究技術テーマ
●新規植物防疫剤の探索と開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
クニサワ
タカシ
国沢 隆 教授
生物情報学
研究技術分野
●D-,L-ヒドロキシ酸脱水素酵素群における触媒機構お
よび基質認識機構の研究
●酵素のアロステリック調節機構の解析
●新規2-ヒドロキシ酸脱水素酵素の開発と改変
●新規糖質合成分解酵素の開発と改変
研究技術内容
遺伝子工学的手法、立体構造解析、反応速度論的解析な
どをベースに、新規機能酵素の開発や酵素機能の改変研
究を行っている。特に乳酸脱水素酵素に代表される立体
特異的2-ヒドロキシ酸脱水素酵素については、詳細な
構造−機能相関の研究を行っている。
産業への利用
産業的に有用な特性(触媒特性、安定性など)を備えた
酵素の作製、開発など。
研究技術テーマ
●分子進化
●ゲノム系統学
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
研究技術内容
ゲノム上の遺伝子の並び順から系統関係を抽出している
具体的な産学連携内容
酵素(特にNAD関連の脱水素酵素、糖質関連酵素)の
開発、改良、改変など。
スガワラ
フ
ミ
オ
菅原 二三男 教授
研究技術分野
抗癌剤、放射線増感剤、医薬結合分子、
天然物化学、生物生産化学、生物有機
化学
所属研究室
田口研究室
所有研究装置
分光光度計、蛍光分光光度計
研究技術テーマ
●抗がん剤の開発
東京理科大学
147
フルイチ
テイイチ
古市 貞一 教授
研究技術分野
神経化学、分子神経科学
●脳の発達のその障害の分子メカニズム
●シナプスの発達と機能の分子神経科学
●神経栄養因子・神経ペプチド・モノアミン等の分泌制
御メカニズム
●脳遺伝子発現データーベース
●神経情報科学ニューロインフォマティクス
研究技術内容
脳の発達とその障害についての分子・細胞・シナプスレ
ベルから行動レベルまでの神経科学研究を行っている。
心や行動を生みだす複雑精緻な脳・神経回路はどのよう
にして作られるのか、を興味の原点として、また心と行
動の障害の増加が問題となっている現代社会において、
当研究室では、疾患モデル動物などを用いた脳・神経回
路の発達とその障害に関する分子機構の解明をめざして
いる。現在、先端的な解析アプローチによって、ニュー
ロン、シナプス、神経回路の発達に関連する遺伝子の探
索とその生物学的な役割の解明に向けて精力的に研究を
展開している。また、小脳発達のトランスクリプトーム
(全遺伝子転写)基盤の体系化に向けて、神経情報科学
データベースCDT-DBプロジェクトも展開している。現
在の研究テーマ1)ニューロン・シナプス・神経回路の
発達に関連する遺伝子の探索と機能解析2)神経栄養因
子の分泌異常などをもつ疾患モデル動物を用いた脳発達
と行動障害に関する研究3)小脳皮質神経回路の発達に
関わる遺伝基盤のニューロインフォマティクス(神経情
報科学)
産業への利用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
特異的な抗体、リガンド結合タンパク質を販売したり製
品開発のために使用したりするためのライセンス契約の
許諾
その他所属研究機関
総研機構・イメージングフロンティア、ヒト疾患モデル、
創薬フロンティア研究部門
所属研究室
東京理科大学理工学部応用生物科学科古市研究室
所有研究装置
サチヒロ
松永 幸大 教授
細胞生物学、イメージング
研究技術テーマ
●細胞分裂イメージング
148
東京理科大学
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
イメージング機器への解析ソフトウェアの搭載を検討し
た。リード化合物の評価をヒト培養細胞で実施してデー
タを提供した。
その他所属研究機関
総合研究機構イメージングフロンティア研究部門
所属研究室
松永研究室
所有研究装置
ライブイメージングシステム蛍光顕微鏡画像解析システ
ム
ミネ キ
シゲル
峯木 茂 教授
研究技術分野
環境保全、環境浄化、環境材料、資源
変換
研究技術テーマ
●多環芳香族炭化水素(PAH)の微生物分解
●ナノ粒子の環境影響
●バイオマスの利用
ピレン資化性菌をいくつか保持しているが、すべて国内
の土壌から分離したものなので、組み換え菌や外国産の
ものを持ち込むよりは環境にフィットしやすいと考えて
いる。微生物による環境修復は化学的方法や物理的方法
に比べて費用がかからないので、広範囲に渡る低濃度の
汚染をゆっくりと浄化する場合に適している。また、市
場に出回っているナノ製品やナノ物質の安全性と危険性
を調査して、注意を喚起したい。さらに、バイオ資材を
使った循環型社会の形成にも貢献したい。
産業への利用
PAH汚染土壌等の微生物による浄化への利用。ナノ粒
子の環境への影響に対するモニタリング法を確立して利
用。堆肥化促進技術の開発、土壌微生物叢の良好化など。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
上記【研究分野】における微生物を使用した技術の開発
研究。
所属研究室
顕微鏡イメージング装置、電気生理解析装置、動物行動
解析装置、細胞培養装置、組織化学解析装置
研究技術分野
産業への利用
化学物質やリード化合物の評価をイメージングで行うこ
とで、特許取得や官公庁への申請を援助できます。
研究技術内容
化合物ライブラリーなどから遺伝子改変マウスの行動障
害を改善する有効薬のスクリーニング、シナプス小胞や
有芯小胞(神経ペプチドホルモン、神経栄養因子、モノ
アミン)の分泌制御に作用する化合物のスクリーニング
など。研究成果(遺伝子、抗体、モデルマウスなど)の
利用価値を付加した実用化。
マツナガ
研究技術内容
イメージングにより細胞や植物の毒性調査を実施する。
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
●細胞毒性調査
●植物毒性調査
峯木研究室
所有研究装置
DGGE、Multiphor Electrophoresis System、Imagemas
ter2D Platinum、GCMS(共用)
、DNA sequencer(共
用)など。
ナカ タ
カズ ヤ
マサイケ
中田 一弥 准教授
研究技術分野
光触媒、人工光合成、環境浄化、二酸
化炭素還元、抗菌抗ウイルス
研究技術テーマ
トモ コ
政池 知子 講師
研究技術分野
1分子生物学、生物物理学、生化学、
遺伝子工学
研究技術テーマ
●光触媒
●人工光合成
●環境浄化
●二酸化炭素還元
●抗菌抗ウイルス
研究技術内容
●1分子蛍光観察
●全反射型顕微鏡
●分子モーター蛋白質の回転観察
●蛍光性ヌクレオチドの異性体分離
●蛋白質とオルガネラの構造変化と基質の1分子観察
研究技術内容
・光触媒材料の開発と応用・製品化・人工光合成・環境
浄化・二酸化炭素還元・抗菌抗ウイルス(上記全ては主
に光触媒国際研究センターにて実施)
産業への利用
・光触媒材料の開発と応用・製品化・人工光合成・環境
浄化・二酸化炭素還元・抗菌抗ウイルス(上記全ては主
に光触媒国際研究センターにて実施)
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
過去の実績・光触媒印刷・光触媒空気清浄機・光触媒セ
ラミック・光触媒外壁・内壁・ダイヤモンド電極による
環境浄化
その他所属研究機関
総合研究機構 光触媒国際研究センター
所属研究室
理工学部・応用生物科学科・池北・中田研究室
所有研究装置
電界放出形走査電子顕微鏡、X線光電子分光、レーザー
顕微鏡、接触角計、ダイヤモンド製膜装置、ガスクロマ
トグラフ、液体クロマトグラフ、等
1分子の蛋白質や1個のオルガネラを光学顕微鏡下で観
察するための総合的な技術を用い、生体分子、オルガネ
ラの作動メカニズムを解明することが研究の目的であ
る。多分子を扱う生化学的操作、遺伝子工学の技術も有
しており、これらと顕微鏡構築の技術を統合することに
よって、独自の研究を行っている。
理東
工京
学理
部大
産業への利用
無機リン酸を数個レベルで検出する方法を開発している
ので、その実用的な用途を提案していただける分野を探
しています。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
具体的な産学連携内容
顕微鏡ユーザーとして顕微鏡メーカーに技術的な要望を
提案したり、顕微鏡内部のデザインについて助言を行っ
た。実際に工場にも出向き、現場の製作者との対話によ
り、実験データを見せながら要望を伝えた。また、顕微
鏡用カメラのメーカーに、ソフトウェアについての要望
を伝え、カメラを連動して動かすための仕様についての
相談をした。これらの活動は連携の前段階にあると位置
づけられるが、ゆくゆくは連携した装置開発につながる
と考えている。
その他所属研究機関
ワ
ダ
ナオユキ
和田 直之 准教授
研究技術分野
発生生物学、再生医学
研究技術テーマ
●組織・器官培養
●in situ hybridization
●in vivoエレクトロポレーション
総合研究機構イメージングフロンティア部門、JSTさき
がけ
所属研究室
政池研究室
所有研究装置
光学顕微鏡、顕微鏡用恒温室
研究技術内容
脊椎動物の発生や再生など器官(臓器)が形成される過
程を理解して、形態形成異常(いわゆる先天奇形)の発
症原因の解明や、再生医療を考えた時に「正常な」形態
の器官を再生につなげることを目指している。そのため
に、安定的かつ簡便なin situ hybridizationを用いた遺
伝子発現解析を行っている。その時の細胞や組織の状態
変化を調べ、エレクトロポレーションを用いたin vivo
遺伝子導入と導入細胞の系譜解析、および遺伝子導入細
胞による器官の形態形成能(特に硬組織)
を調べている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
理工学部応用生物科学科、和田研究室
所有研究装置
in vivoエレクトロポレーター
オオイシ
タカ オ
大石 尊朗 助教
研究技術分野
分子生物学、遺伝子工学
研究技術テーマ
●超多コピープラスミドにおけるコピー数増大のメカニ
ズム
●Positive Control型L-バリン生合成における遺伝子調
節領域の解析
研究技術内容
大腸菌プラスミドに、ある特異な塩基配列を挿入するこ
とにより、プラスミドのコピー数(細胞当りのプラスミ
ド数)が増大するメカニズムを解析している。
産業への利用
コピー数の増大により、有用物質の増産が期待される一
方で、生育抑制など宿主菌への負荷(副作用)の課題も
ある。コピー数をコントロールできる条件や方法の改良
が望まれる。
東京理科大学
149
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
共同実験室
所有研究装置
画像撮影解析装置
なタンパク質が発現しているか、その同定法は確立され
ていない。電顕レベルでの試料(オルガネラ等)の採取
と、高感度の質量分析機による網羅的タンパク質解析が
可能になれば、細胞の生理現象解明に飛躍的な効果をも
たらすと考える。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
所属研究室
カミスキ
シン ジ
紙透 伸治 助教
研究技術分野
東理
京工
理学
大部
ケミカルバイオロジー、生物有機化学、
天然物化学
研究技術テーマ
理工・応用生物・古市研究室
所有研究装置
超解像顕微鏡、共焦点顕微鏡、全反射顕微鏡、タイムラ
プス観察用高時空分解顕微鏡、電気生理装置、細胞培養
設備、動物行動解析設備
●生理活性物質の探索・合成・評価
●生理活性物質の作用機構解析
研究技術内容
ナカジマ
生命現象の解明を目指して、天然資源から生理活性物質
の探索・合成・評価を行っている。これらの物質は抗が
ん剤などの薬剤としての応用も視野に入れて研究を行っ
ている。
マサヒロ
中島 将博 助教
研究技術分野
酵素学、タンパク質結晶構造解析
研究技術テーマ
●オリゴ糖の酵素合成
研究技術内容
キタハタ
ノブタカ
北畑 信隆 助教
研究技術分野
生物有機化学、ケミカルバイオロジー、
植物生長調節剤
加リン酸分解酵素によるオリゴ糖、多糖合成 加リン酸
分解酵素は反応が可逆的であるためオリゴ糖合成が容易
である。この反応を用いて -1,
2-グルカンを1
0
0グラム
以上合成した。新規材料として利用したい方をお待ちし
ております。
研究技術テーマ
●病害抵抗性誘導剤の開発
●植物ホルモン制御剤の開発
研究技術内容
植物の耐病性・耐虫性を向上させる化合物の開発を行っ
ている。
ナ
ラ
メグミ
奈良 恵 助教
研究技術分野
植物生理学、微生物学
研究技術テーマ
●植物成長調節
●植物病害防除
シノ ダ
ヨウ
篠田 陽 助教
研究技術分野
細胞生物学、神経生理学、電気生理学
研究技術テーマ
●自閉症関連遺伝子の機能解析
●神経における分泌関連タンパク質の機能解析
●細胞表面タンパク質の調節因子の機能解析
●記憶の痕跡マーカーの探索
研究技術内容
神経伝達物質や分泌性神経ペプチドの分泌機構を、分泌
調節・制御因子を中心に研究している。
産業への利用
【神経・精神疾患の治療薬・予防薬の開発】神経細胞は
物質の分泌により他の細胞と連絡を取り、神経ネット
ワークを構築することで、記憶素子や演算素子として機
能している。この分泌機構が破綻することは、正常な神
経活動の破綻、即ち種々神経・精神疾患につながる。実
際多くの神経・精神疾患が神経の分泌機能及び分泌部位
(シナプス)
の機能障害により起こる事がわかっている。
これを正常に近づける薬や、破綻を予防する薬の開発は、
様々に社会問題となっている神経・精神疾患の改善の為
に急務である。
【微小量タンパク質の網羅的同定法の開
発】細胞の生理現象を明らかにするためには、そこで発
現しているタンパク質の種類を同定し、かつその動態を
知る必要があるが、細胞内の局所部位においてどのよう
150
東京理科大学
研究技術内容
植物病害防除のための病原菌遺伝子研究 植物の成長を
制御するための薬剤開発
所属研究室
鎌倉研究室
ヨシ ミ
ヨウ ジ
吉見 陽児 助教
研究技術分野
新規化合物の生理活性解析、糖鎖生物
学
研究技術テーマ
●新規化合物の生理活性の解析
●リソソームの機能阻害剤の研究
●インテグリン 3の機能解析
●細胞死誘導物質の探索とその誘導機序の解析
●ガレクチンの分泌に関する研究
研究技術内容
有機化学の進歩とともに新規化合物が続々と合成されて
いる。しかし、得られた化合物の生物学的な機能につい
ては不明な場合がほとんどである。新規化合物に生理活
性を見出し付加価値を与えるとともに、有用な活性を有
する化合物については薬としての応用の可能性を検討す
ることを目的とした研究を行っている。同時に未知機能
物質の生理活性の評価方法そのものに関する研究も進め
めている。なお、企業との受託研究・共同研究も積極的
に実施しており成果を上げている。
ている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
産業への利用
その他所属研究機関
総合研究機構国際光触媒センター
所属研究室
池北研究室
本研究室では、建築物の火災に対する安全性を確保する
ために、種々の基礎的研究を積み上げ、実務レベルで利
用可能な成果としてまとめ上げることを視野に入れてい
る。特に、本学保有の火災実験施設を使用し、火災現象
の再現実験などを実施することが可能です。
可能な産学連携形態
理工学部
イノウエ
建築学科
タカシ
井上 隆 教授
研究技術分野
建築環境、設備
研究技術テーマ
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
防火対策技術の開発・コンサルティング。
理東
工京
学理
部大
その他所属研究機関
総合研究機構火災科学研究センター
所属研究室
●省エネルギーと快適性の両立を図る窓システムの提
案・開発
●建築における自然光の利用に関する研究
●建築、住宅に関する地球温暖化対策に関する研究
●日射遮蔽と自然光利用の両立
●住宅のエネルギー消費の実態とその削減に関する研究
大宮研究室
所有研究装置
多目的水平炉、中型複合炉、大型壁炉、ファサード試験
装置、コーンカロリーメータ、散水区画、5m集煙フー
ド
研究技術内容
地球環境・都市環境の制約の中で、エネルギー・資源を
いかに効率的に活用し快適な空間・環境を創るかという
研究を、学会、建築・設備業界、国際機関、行政、他大
学と連携しつつ進めています。建築外皮の最弱点となる
窓の研究を軸に、対象は住宅の一室から建築全体、さら
に都市のスケールまでにおよび、実験・数値シミュレー
ション・調査の各手法を駆使しています。省エネルギー
および室内環境改善を図る実際の建築projectへの適用
実績多数。関連する学会賞なども多数。
産業への利用
ファサードエンジニアリング、窓システム、ガラス、フィ
ルム、ブラインド制御、照明制御など省エネルギーおよ
び室内環境改善を図る実際の建築projectへの適用実績
多数。関連する学会賞・協会賞なども多数。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
実績多数
オオミヤ
ヨシフミ
大宮 喜文 教授
研究技術分野
建築防災計画、建築火災安全工学、建
築安全工学、避難計画、煙制御計画、
延焼拡大防止機構、木質耐火建築物、
高層建築物・地下空間の安全
研究技術テーマ
●災害時の避難行動
●高層建築物・地下空間の煙制御
●建築物の延焼拡大リスクアナリシス
●散水設備による火災抑制効果
●木質耐火建築物の耐火性能
研究技術内容
本研究室では、災害、特に火災による損害を低減させる
ために様々な観点から研究を進めている。例えば、コン
ピュータによって、火災現象や人間挙動を再現・予測す
る技術を開発し、実務的な防災設計法の体系化などを進
カワムカイ
マサ ト
川向 正人 教授
研究技術分野
建築史、都市史、建築デザイン、都市
デザイン、まちづくり学
研究技術テーマ
●大学と地域との協働によるまちづくり
●歴史的建築の保存再生
●道空間の整備
●自然素材による生活環境の構成
●伝統技術・職人技術
研究技術内容
東京理科大学・小布施町まちづくり研究所で住民・行政
との協働を通して開発した種々の理念と手法は、きわめ
て実用性・汎用性の高いものと自負している。建築から
造園・道空間・水路景観まで多岐にわたり、自然系素材
の調達、その手法・技術の育成・再生を組織的に進める。
産業への利用
2
0
0
5年7月1
8日に東京理科大学と長野県小布施町が共同
出資して創設した「東京理科大学・小布施町まちづくり
研究所」を拠点とし、住民・行政と協働して、施策の提
案に至るまで包括的に調査研究を進めている。ここで得
られた手法・技術は、ほかの市町村・企業などでも十分
に応用可能であるが、研究所活動にみずから参画してそ
れらを習得したり、あるいは、協働してさらに高度なも
のに発展させることをお勧めしたい。すでに研究所は国
内・国外の大学との交流拠点にもなっている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
・長野県小布施町での事例に限定する;「森の駐車場」
基本構想・基本計画・監修(2
0
0
8年4月オープン)・道
路景観の修景(町内の歩道空間の統一的整備)
(2
0
0
8年
より随時)・地域再生実践塾(2
0
0
9年9月1
4∼1
6日、地
域活性化センター)塾長・「国道4
0
3号線(旧谷街道)修
景計画」
(2
0
1
0年よりスタート)・「小布施まちづくり大
学」
(学長として企画運営、2
0
0
8年より年5回開催)
・
『小
東京理科大学
151
布施 まちづくりの奇跡』
(新潮新書、2
0
1
0年3月)刊
行。・
2
0
1
1年4月∼2
0
1
2年5月、国道4
0
3号(旧谷街道)
を「拡幅」ではなく「修景」によって整備する計画案作
成。・
2
0
1
4年3月∼ 全町の用水路の現状調査と用水路
景観の整備。・
2
0
1
4年6月 『まちに大学が、まちが大学
に』
(彰国社)刊行
その他所属研究機関
東京理科大学・小布施町まちづくり研究所(所長)
所属研究室
理工学部建築学科川向研究室
所有研究装置
東理
京工
理学
大部
小布施町役場2階にある「東京理科大学・小布施町まち
づくり研究所」は、研究所としてパソコン・コピー機、
各種文房具などの一式を備えている。大学の研究機関と
して十分に機能する。
キタムラ
ハルユキ
北村 春幸 教授
研究技術分野
建築構造設計、免震構造、制振構造、
性能設計、長周期地震動、エネルギー
の釣り合いに基づく応答評価法
研究技術テーマ
●長寿命建築物に向けてのライフサイクル累積損傷評価
設計法
●性能設計のための免震・制振構造設計法
●長周期地震動に対する超高層建物や免震建物の耐震安
全性評価と対策
●多次元地震・風観測に基づく免震建物の動的性状評価
●振動モニタリングによる建物の地震損傷評価法
研究技術内容
巨大地震・台風などの外乱に対して、建物が安全に機能
するためには、地震動などの入力から、建物の応答評価、
構造骨組の設計、建物の安全性や機能性の評価まで、建
物全般に渡る構造設計法の研究・開発が必要になる。こ
のような耐震・耐風設計のための有用な手段としての免
震・制振構造の健全な普及と発展に向けた建築構造設計
法に関する研究・開発を行っている。
産業への利用
長周期地震動に対する超高層建物の対応策、免震構造・
制振構造の設計、大地震に対する建築物の性能設計に利
用できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
2
5年間に渡り、超高層建築、免震・制振建物などの建築
構造設計を行ってきた実務経験と、設計実務に根ざした
研究を利用したい設計者・技術者との共同研究、コンサ
ルが可能。
キヌガサ
ヒデユキ
衣笠 秀行 教授
研究技術分野
耐震設計、都市防災、コンクリート構
造、建築構造、材料
研究技術テーマ
●大地震よって建築物にもたらされる修復費用・修復時
間の評価
●建築物に許容される限界の修復費用・修復時間の評価
152
東京理科大学
法の開発
●経済性の観点からの耐震性向上を目的とした建築計画
と構造設計法の開発
研究技術内容
東京で直下型地震が発生した場合、1
0
0兆円を越す経済
損失が生じるといわれています。本研究室は経済性の面
から建築物の性能を再評価することにより、経済活動の
場としての大都市東京の耐震化を目指しています。具体
的には、次の研究テーマに取り組んでいます。!大地震
よって建築物にもたらされる修復費用・修復時間の評価
法の開発、"建築物に許容される限界の修復費用・修復
時間の評価法の開発、#経済性の観点からの耐震性向上
を目的とした建築計画と構造設計法の開発。
産業への利用
これら研究テーマは、不動産の適切な資産評価や、大地
震時における事業継続性計画策定を考える上で重要なも
のです。
可能な産学連携形態
共同研究
ナガ ノ
マサユキ
永野 正行 教授
研究技術分野
地震工学、超高層マンション、防災
研究技術テーマ
●近年の地震被害を教訓とした都市防災の研究
●地震の発生から建物応答挙動までの3次元一貫解析シ
ステムの開発
●複雑な地盤の影響を考慮した構造物の耐震設計法の高
度化
●長周期地震動の発生メカニズムと超高層建物の動的応
答
●超高層マンションの地震時の揺れと被害
研究技術内容
地震の際の建物の動きは、地盤が軟らかいか硬いかに
よって大きく影響されます。中でも地震動は地盤条件に
より大きく変化します。近年の観測記録でも、わずかな
距離の違いで地震動の大きさが倍半分以上異なる場合が
多く見られます。地盤の動きと建物の動きがお互いに干
渉することによって、建物の基礎を単純に固定と考えた
ときの動きとは変わってきます。このように建物の耐震
性は地盤の影響を大きく受けることになるため、地震国
である我が国では、その影響を明らかにすることが重要
となります。当研究室では、地盤の問題を中心に、地震
の発生から建物応答挙動までを一貫とした耐震問題や振
動問題に取り組んでおります。近年では建物の強震記録
を利用したヘルスモニタリング、木造軸組み工法の制震
補強、液状化地盤における杭基礎の耐震性能評価にも取
り組んでおり、建物振動にかかわる問題を震源から建物
室内被害まで一貫で評価することができる、国内の建築
学科では数少ない研究室の一つです。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
超高層集合住宅のヘルスモニタリングと室内被害木造軸
組み工法の制震補強効果の振動台実験による検証3次元
地盤解析による長周期地震動評価
所属研究室
永野研究室
ヤスハラ
モトキ
安原 幹 准教授
研究技術分野
カネマツ
マナブ
兼松 学 准教授
研究技術分野
建築材料、コンクリート工学
研究技術テーマ
●建築材料の耐久性評価・耐久設計に関する研究(鉄筋
コンクリート、木造、仕上材料、その他)
●建築物の維持保全、・既存構造物の調査診断に関する
研究
●建築材料・コンクリート中の水分挙動に関する研究
●建築材料学・コンクリート工学分野への中性子利用技
術の応用
●建築材料の環境影響評価に関する研究
建築設計
研究技術テーマ
●建築デザインにおける構造表現に関する研究
●都市型小規模集合住宅の設計手法に関する研究
●環境的視点から誘導される新しい空間体験に関する研
究
●現代建築における「屋根」の表現関する研究
●被災地における公共建築再生に関する研究
研究技術内容
縮小社会における建築設計の将来的な役割を明らかにす
るため、実社会との接点をもった活動を通して、新時代
に必要とされる新しい建築・都市空間のイメージや設計
手法を開発することを目指している。
理東
工京
学理
部大
研究技術内容
建築材料の材料科学的な評価を行っています。
(1)耐
久性評価に関しては、各種劣化促進試験、曝露試験、新
規・既存構造物の調査に加え、耐久性解析・劣化外力分
析、各種熱分析、放射線分析などラボテストを通し包括
的・多角的な検討を行っています。例:鉄筋コンクリー
ト造建築物の耐久設計、各種仕上材料の躯体保護性能の
耐久性評価、既存構造物調査(長崎県軍艦島、上野西洋
美術館(重要文化財)
、上野下同潤会など)
、木造住宅の
外壁の耐久性評価、窯業系サイディングの劣化外力評価、
耐久性関連ISOなど(2)研究開発分野・基礎研究分野
としては、各種放射線、特に中性子線を用いた非破壊可
視化や非破壊応力測定を行っており、鉄筋コンクリート
中の水分挙動や応力状態等の非破壊測定を実施していま
す。例:中性子ラジオグラフィ(日本原子力研究開発機
構(JAEA TNRF)
、京都大学原子炉実験所)による建
築材料の可視化、残留応力測定(JAEA RESA)など(3)
環境影響に関する研究としては、各種建築材料のインベ
ントリ分析や、環境影響評価、マテリアルフロー分析な
どを実施しています。例:建築材料の資源循環評価、コ
ンクリート構造物の環境影響・LCCO2分析、CASBEE
やLCCMなど
産業への利用
耐久性・環境性能は今後より科学的根拠により説明を求
められる時代になってきています。皆様と協力しながら
良い建築材料の実現に力をかけたいと考えています。
ヨシザワ
ノゾム
吉澤 望 准教授
研究技術分野
建築照明、光環境、照明計画
研究技術テーマ
●省エネ性と質を考慮したオフィス照明に関する研究
●美術館展示におけるLED照明活用に関する研究
●有機EL照明の可能性に関する研究
●病院の照明環境に関する研究
●遺伝的アルゴリズムを活用した照明デザインツールの
開発
研究技術内容
昼光利用時における照明の省エネ効果及び質的側面の評
価について、照明シミュレーションプログラムRadiance
と標準年気象データを用いた年間評価を実施している。
同時に質的側面を評価するための新しい指標(空間の明
るさ感)の検討、照明基準検討に向けた推奨値の検討等
を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
吉澤研究室
所有研究装置
分光放射輝度計・分光放射照度計照度ロガー、色彩照度
計、輝度分布計測システム
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
近年の主な連携先:建築研究所、日本鉄鋼スラグ協会、
日本原子力研究開発機構 ほか
所有研究装置
コンクリート関連基本設備(圧縮試験機、2軸強制練ミ
キサ、パン型ミキサ、ホバートミキサ、研磨機、養生槽、
乾燥室)
、各種チャンバ(恒温・恒湿槽、乾燥炉、中性
化促進試験機、塵埃試験機)
、曝露試験台、TG/DTA、
DSC、TMA、BET測定装置、ミル、既存構造物調査関
連(コアマシン、鉄筋探査機)
、腐食関連試験機器、環
境測定機器(温湿度、二酸化炭素など)
、その他(フォー
クリフトなど)
エン タ
アツシ
遠田 敦 助教
研究技術分野
避難安全、情報システム
研究技術テーマ
●避難安全システム
●情報システム
●センシング
●スマートフォン
研究技術内容
既存の火災警報設備と連動して動作し、避難者が個人で
所有する情報端末を利用した避難誘導のための新しい設
備について検討を行っている。
東京理科大学
153
サ トウ
トシアキ
佐藤 利昭 助教
研究技術分野
耐震工学、木質材料
研究技術テーマ
●木材の動特性を考慮した木質材料の開発
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
永続的資源供給が可能である木材は、今後の利用拡大が
予想され、現在では行政が主体となって公共建築の木造
化が進められている。一方、天然材料である木材には工
学的な取り扱いが難しい点も多く、これらが利用拡大の
弊害となっているといっても過言ではない。研究テーマ
に挙げた研究は、木材の基礎研究から始めるため、長い
研究期間を必要とするが、精度の良い性能評価が可能な
木質材料を市場に供給することは、今後より重要視され
ると考えている。研究内容としては、木材の動特性を十
分に調べた上で、その弱点を補う技術を開発する計画で、
ここで開発する技術は、新たに生産する材料に限らず、
古材の材料補強などにも応用できるような技術とするこ
とを考えている。
産業への利用
木材の動特性評価に課題があるため、それを共に検討で
きるパートナーを探している。これは、木材の利用促進
という観点から重要であり、同時に将来的な木材供給の
主体となる可能性もある。一方、短期的な成果が望まれ
る研究ではないため、その点に十分留意されたい。
実測・シミュレーションといった各手法を駆使した、実
践的な研究を進めています。個々の要素技術に関する研
究を行うだけではなく、省エネルギーおよび良好な室内
環境実現を図った実際の建築プロジェクトの共同設計を
行っており、その事前・事後のシミュレーションや実測
による評価事例も多数あります。
産業への利用
近年のコンピュータの処理速度の大幅な向上やソフト
ウェアの進歩によって、シミュレーション技術や運用時
のデータ取得・解析のハードルが急激に下がりつつあり
ます。また、2
0
2
0年の省エネ基準義務化に向けて、省エ
ネ設計への関心や実運用データの評価についてもかつて
なく大きくなってきています。こうした動向の中で、実
践的な研究を行っていこうと考えています。現状では、
CADソフトウェアと各種環境シミュレーションツール
との連携に課題があるため、建築環境・設備についての
シームレスなBIM実現に向けた解析環境の整備を進める
ことができる共同研究パートナーを探しています。また、
実運用データの蓄積に課題があるため、低コストかつコ
ンパクトなエネルギーモニタリングシステムの開発がで
きる共同研究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
理工学部 建築学科 井上研究室
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
木造住宅用の制振装置の開発、木質ラーメンの構造性能
評価など
その他所属研究機関
なし
所属研究室
理工学部建築学科北村研究室
所有研究装置
特になし
タカ セ
コウゾウ
建築環境工学、環境設計、設備、省エ
ネルギー、太陽エネルギー、再生可能
エネルギー
研究技術テーマ
●太陽エネルギー活用システムの研究
●住宅の省エネルギーおよび温熱環境の向上に関する研
究
●建築の窓・ファサードに関する研究
●環境配慮型建築の設計のためのシミュレーション手法
に関する研究
研究技術内容
エネルギー利用の効率化や自然エネルギー利用に焦点を
置き、省エネルギー性能に優れた快適な建築空間・環境
を創るため、建築外皮に関する研究・太陽エネルギーな
どの自然エネルギー利用に関する研究、高効率設備機器
の運用実態の評価などをトータルに行っています。特に
住宅分野を得意とし、各種学会、省エネ基準関係のワー
キング、他大学、省エネ技術を導入している設計者や設
備業者との連携をしつつ、実験・実物件の運用データの
154
東京理科大学
ワ
ユ
カ
リ
研究技術分野
都市計画
研究技術テーマ
●都市交通
●ユニバーサルアクセシビリティ
●移動制約者
●歩行環境
研究技術内容
高瀬 幸造 助教
研究技術分野
ニ
丹羽 由佳理 助教
移動制約者であるベビーカー・シルバーカー利用者を対
象として、駅までのユニバーサルアクセシビリティを定
量的に把握することを目的としている。
所属研究室
伊藤研究室
ヒ
ダ
タケノリ
肥田 剛典 助教
研究技術分野
建築構造、構造ヘルスモニタリング
研究技術テーマ
●建築構造
●構造ヘルスモニタリング
研究技術内容
建築構造物の健全性を評価するため、構造ヘルスモニタ
リングの研究に従事している。
理工学部
イタガキ
工業化学科
マサユキ
板垣 昌幸 教授
研究技術分野
電気分析学、材料加工、処理
研究技術テーマ
●電気化学分析法の開発
●電気化学インピーダンス法の理論解析
●電気化学センサーの開発
●腐食防食に関する研究
●エネルギー変換デバイスでの高機能性電極の開発
研究技術内容
電気分析化学をベースに、金属表面処理・エネルギー変
換デバイス等、幅広い分野に対応する技術開発を行って
います。
産業への利用
総合研究機構エコシステム部門、総合研究機構機器セン
ター
所属研究室
理工学部工業化学科 井手本研究室
所有研究装置
透過型電子顕微鏡、SEM、EDX、XRD、ICP、TG/DTA
DSC、真空炉、粒度分布計、充放電装置、グローブボッ
クス 他
グン ジ
企業との共同研究及び技術指導も行っています。
可能な産学連携形態
タカヒロ
郡司 天博 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記テーマに関連したテーマであれば受入可能です。
その他所属研究機関
総合研究機構
所属研究室
板垣研究室
所有研究装置
周波数応答解析装置
元素ブロック高分子、無機高分子、前
駆体法、有機−無機ハイブリッド、高
分子化学
理東
工京
学理
部大
研究技術テーマ
●元素ブロック高分子の設計と物性
●含ケイ素有機−無機ポリマーハイブリッドの設計と物
性
●ラダーオリゴおよびポリシロキサンの合成と構造
●フラーレン/ポリシロキサンハイブリッドの設計と物
性
●金属錯体化合物の合成とその機能開発
研究技術内容
イ
デ モト
ヤスシ
井手本 康 教授
研究技術分野
電池材料、強誘電体材料、高温超伝導
酸化物、無機工業材料、電気化学、量
子ビーム
研究技術テーマ
●高性能リチウム二次電池用電極材料、SOFC用固体電
解質の開発
●強誘電体材料、高温超伝導酸化物、
インターカレーショ
ン化合物、イオン導電体の探索および固体物理化学的
研究
●高機能性酸化物材料の構造解析
(平均、局所;中性子、
X線)および熱力学測定及び理論的解析
●高機能性材料膜の泳動電着
●次世代電池用電極材料の開発
研究技術内容
電気化学および固体物理化学を基幹として、エネルギー
関連(リチウム電池、燃料電池)
、新しい高機能性材料
(高温超伝導酸化物、強誘電体、電池材料)の開発、泳
動電着、超音波処理などのプロセッシング、熱力学デー
タ測定・解析、中性子、X線を用いた高度な構造解析、
第一原理を用いた理論計算などについて、基礎から応用
まで、幅広く研究を行っています。
産業への利用
高性能リチウム二次電池用電極材料、新規強誘電体材料、
高温超伝導酸化物、SOFC用固体電解質材料等の開発、
泳動電着による製膜、超音波処理などのソフトプロセス
の導入により、
【産業への利用】を目指しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
元素ブロック高分子や有機−無機ハイブリッドに代表さ
れる有機合成化学と高分子化学の境界領域で、新しい材
料化学の確立を目指しています。シリコーンなどの無機
高分子を用いた新しい材料の開発や材料調製プロセスの
開発を通じて産業界に貢献できると期待しております。
産業への利用
含ケイ素材料や金属有機化合物の合成を通して、それら
の事業化や製品化に寄与することができる。また、それ
らを利用した新しい製造プロセスの開発にも応用でき
る。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
互いに興味のある分野や研究テーマについて、情報を共
有しながら新技術や新材料の開発に携わることを希望し
ます。研究を遂行する上で必要と認められれば受託研究
員の受け入れも可能です。
その他所属研究機関
総合研究機構エコシステム研究部門
所属研究室
理工学部工業化学科 郡司研究室
所有研究装置
フーリエ変換赤外吸収分光装置、示差熱重量分析装置、
ゲル浸透クロマトグラフ分析装置、万能材料試験機、鉛
筆硬度試験機、グローブボックス
サカ イ
ヒデ キ
酒井 秀樹 教授
研究技術分野
具体的な産学連携内容
研究で用いている材料、解析法、プロセス開発などにつ
いて、相談随時歓迎
その他所属研究機関
界面科学、コロイド科学、乳化、分子
集合体、ナノ形態制御材料、光電気化
学、光触媒
研究技術テーマ
●新規界面活性剤の合成と溶液物性
●界面化学的手法を用いたナノ機能性物質の創生
東京理科大学
155
●機能性エマルション、リポソーム、マイクロカプセル
の調製と応用
●高付加価値酸化チタン光触媒の創生
●界面のナノスケール直接観察
研究技術内容
新規の界面活性剤の合成と溶液物性、高機能性エマル
ション・リポソーム・ベシクル、マイクロカプセルなど
の調製と香粧品・DDS・インクなどへの応用、界面化
学的手法を用いたナノ形態制御機能性物質の創製、高付
加価値酸化チタン光触媒の開発、界面のナノスケール直
接観察、などに関する基礎・応用研究を幅広く行い、国
内外に情報発信しています。
東理
京工
理学
大部
産業への利用
能高分子を設計・構築し、各種の高機能材料へ向けた展
開を図っています。さらに、環境浄化、エネルギーに関
する光触媒等の研究についても行っております。
産業への利用
抗酸化作用・抗癌作用DDS、生体内センサー、燃料電
池カソード触媒、機能高分子、光触媒等に関する課題が
あるため、これらを共同で研究できるパートナーを探し
ている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記の研究分野、研究テーマ等に関する内容。
その他所属研究機関
企業との共同研究も精力的に行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
光触媒国際研究センター、エコシステム研究部門
所属研究室
理工学部工業化学科湯浅・近藤研究室
具体的な産学連携内容
上記テーマに関連した共同研究・受託研究・技術指導は
歓迎いたします。
その他所属研究機関
総合研究機構 界面科学研究センター、エコシステム研
究部門、光触媒研究センター
アリミツ
コウ ジ
有光 晃二 准教授
研究技術分野
所属研究室
理工学部・工業化学科・阿部・酒井研究室
所有研究装置
研究技術テーマ
原子間力顕微鏡、表面張力・界面張力想定装置(静的・
動的)
、接触角計、動的・静的光散乱測定装置、ゼータ
電 位 計、Cryo-TEM(共 通)
、フ リ ー ズ フ ラ ク チ ャ ー
TEM、窒素吸着測定装置、気相光触媒活性評価計、DSC、
TG-DTA、ストレス制御式レオメーター、小角X線散乱
測定装置
ユ アサ
マコト
湯浅 真 教授
研究技術分野
生体模倣化学、高分子化学、応用電気
化学
研究技術テーマ
●抗酸化・抗癌作用DDS等としての修飾ポルフィリン
系ナノ粒子の設計と機能評価
●活性酸素種・生体内小分子センサーとしての金属ポル
フィリン修飾電極系の構築
●ヘムタンパク質系バイオミメティックケミストリーを
発展させた高分子金属錯体に関する研究
●生体高分子、医用高分子、導電性高分子等の各種機能
高分子の設計、合成と機能評価
●環境浄化、エネルギー等に関する光触媒等に関する研
究
研究技術内容
生体内に存在する金属ポルフィリン含有タンパク質(ヘ
ムタンパク質)等の特異的な機能を模倣(バイオミメ
ティックケミストリー)し、それらよる機能材料の創製
について研究しています。例えば、スーパーオキシドジ
スムターゼ(SOD)活性を利用した抗酸化剤・抗癌剤、
シトクロム類のレドックス挙動に関連した活性酸素種・
生体内小分子センサー等の新規な機能材料の開発を行っ
ています。さらに、このようなヘムタンパク質系バイオ
ミメティックケミストリーを発展させた高分子金属錯
体、生体高分子、医用高分子、導電性高分子等の各種機
156
東京理科大学
フォトポリマー、光酸発生剤、光塩基
発生剤、光潜在性チオール、酸増殖剤、
塩基増殖剤、塩基発生無機微粒子、光
硬化、フォトレジスト、光機能材料
●光塩基発生剤の開発と光反応性材料(レジスト、UV
キュアリングなど)への応用
●酸増殖剤および塩基増殖剤の開発と光反応性材料(レ
ジスト、UVキュアリングなど)への応用
●熱酸発生剤・熱塩基発生剤の開発と硬化材料への応用
●塩基発生無機微粒子の調製と光反応性材料への応用
●光潜在性チオールの合成と光反応性材料(レジスト、
UVキュアリングなど)への応用
研究技術内容
当研究室では「簡単で面白いこと」をキーワードに様々
な新規化合物の設計・合成を行い、光機能性有機・高分
子材料へ応用しています。世界初の新規材料の開発を数
多く行っており、様々な有機工業材料(特に光機能材料)
の高機能化に貢献できるものと確信しています。
産業への利用
光酸発生剤(PAG)および光塩基発生剤(PBG)は電
子材料に欠くことのできない化合物である。当研究室で
は様々なPAG、 PBGの開発に取り組んでいる。 中でも、
PBGにおいては、様々な強度の塩基を発生するPBGの開
発に成功しており、接着、コーティング、塗料などへの
利用が期待される。また、これらのPAG (またはPBG)
を利用した感光材料の感光速度を飛躍的に高める目的
で、自己触媒的な分解により酸(または塩基)を発生す
る酸増殖剤(または塩基増殖剤)の開発にも成功してい
る。これらの酸増殖剤(または塩基増殖剤)
を用いると、
感度を向上させることが可能であるばかりでなく、光が
十分に浸透しない感光性膜を効率よく反応させることが
できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
互いに興味のある分野や研究テーマについて、情報を共
有しながら新技術や新材料の開発に貢献したいと思って
います。研究を遂行する上で必要と認められれば受託研
究員の受け入れも可能です。
その他所属研究機関
光触媒国際研究センター、エコシステム研究部門
所属研究室
有光研究室
●ダイヤモンド電極の表面改質・修飾による機能化
●ダイヤモンド電極の電気化学分析応用
●多孔質ダイヤモンド電極
●多孔質ダイヤモンド球状粒子のカラム充填剤・触媒へ
の応用
●ダイヤモンドナノ粒子の表面制御
研究技術内容
サカ イ
ノリ オ
坂井 教郎 准教授
研究技術分野
遷移金属、典型金属、高選択的分子変
換法の開発、合成化学
研究技術テーマ
●典型・遷移金属を用いる分子変換法の開発
●安価で効率的な反応プロセスの開発
●高機能性複素環化合物の骨格構築と官能基導入法の開
発
研究技術内容
各元素の化学的特性を活用し、安価で入手容易な原料か
ら高付加価値化合物への新しい合成プロセスの開発を
行っています。
産業への利用
基礎研究を基にした研究開発のため事業化等は未検討で
あるが、合成した医農薬中間体・前駆体・誘導体のサン
プル提供は可能
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
所属研究室
ダイヤモンド電極はクリーンで高効率な電気分解や高感
度で安定な電気化学分析を実現する新規機能性電極材料
です。本研究室では表面改質・修飾技術を駆使し、これ
らの用途におけるダイヤモンド電極のさらなる機能化に
挑戦しています。
産業への利用
ダイヤモンド電極を用いたクリーンな電気分解反応によ
る水の浄化・機能水の生成および金属イオンから有機物
まで、高感度な電気化学分析。ダイヤモンドを基板とす
る高性能分子デバイス。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記関連テーマのほか、基礎的な電気化学特性評価も可
能です。ダイヤモンド電極の新規応用・実用化に向けた
共同研究なども歓迎いたします。
その他所属研究機関
総合研究機構光触媒国際研究センター、エコシステム研
究部門
所属研究室
坂井研究室
理工学部工業化学科 湯浅・近藤研究室
所有研究装置
ダイヤモンド薄膜合成装置、電気化学測定装置
キタムラ
ナオ ト
北村 尚斗 講師
研究技術分野
固体化学、計算化学
研究技術テーマ
●イオン伝導性酸化物の電気化学特性
●中性子・放射光X線を用いた機能性酸化物の原子配列
解析
●第一原理(分子動力学)計算による原子配列解析
研究技術内容
燃料電池、リチウムイオン二次電池等の電気化学デバイ
スに利用される電解質・電極材料について、その電気化
学特性と結晶・電子構造を研究している。無機化合物の
原子配列(結晶・欠陥・ガラス)を明らかにするため、
中性子・放射光X線の回折・全散乱を同時に用いた新し
い解析手法を行っている。また、計算化学も併用し、実
験的手法のみで評価することが困難な電子構造に関する
知見も得ている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構エコシステム研究部門
所属研究室
井手本・北村研究室
コンドウ
タケ シ
近藤 剛史 講師
研究技術分野
研究技術テーマ
電気化学、機能性材料
サカ イ
ケンイチ
酒井 健一 講師
研究技術分野
コロイド、界面化学、界面活性剤、乳
化、吸着、原子間力顕微鏡、機能物質
化学
研究技術テーマ
●新規両親媒性物質(界面活性剤)の合成およびその機
能性評価
●固/液界面に対する界面活性剤の吸着特性の評価
●界面活性剤・高分子混合系の溶液物性・吸着特性
●界面活性剤の分子集合体を利用した複合材料の調製
●エマルション(乳化物)・サスペンション(懸濁液)
の調製と物性評価
研究技術内容
互いに混ざり合わない二つの相が接する面を「界面」と
呼びます。自然界には気/液、液/液、固/液、気/固、
ならびに固/固という5種類の界面が存在します。この
ような界面の性質に焦点をあてる学問が「界面科学」で
す。私はこれまでに、新規な両親媒性物質の開発、それ
ら両親媒性物質の溶液(連続)相中における会合挙動、
さらには両親媒性物質の界面に対する吸着挙動などに焦
点をあてた研究を進めてきました。このような研究を通
じて、
「界面科学における究極の目標は、あらゆる界面
の性質を任意に制御することにある」と思っています。
このような目標に向かって現在、科学研究費補助金や民
間企業からの外部資金を得て、
「研究技術テーマ」に記
したプロジェクトを推進しています。
東京理科大学
157
産業への利用
物質には必ず、
「界面」が存在します。界面の性質を任
意に制御することが「界面科学」における究極の目標と
考えています。企業における研究開発においても、界面
科学的なアプローチをかけることで、より良い商品の開
発に結びつくことがあるのではないでしょうか。私は界
面科学、とりわけ界面活性剤(両親媒性物質・乳化剤)
に関係した研究を進めていますので、お役にたてること
がございましたら、お声かけください。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
東理
京工
理学
大部
(1)新規界面活性剤の開発に関する共同研究(2)界
面活性剤の溶液物性に関する共同研究(3)微粒子分散
系(エマルション・サスペンション)に関する共同研究
(4)コロイド・界面化学に関する出張講義・技術指導
その他所属研究機関
総合研究機構「エコシステム研究部門」・「界面科学研
究部門」
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
上記関連テーマ以外に、電気化学インピーダンス法を利
用した材料の特性評価も可能です。
その他所属研究機関
総合研究機構エコシステム研究部門・光触媒国際研究セ
ンター
所属研究室
板垣・四反田研究室
所有研究装置
スクリーン印刷機・ポテンシオスタット・周波数応答解
析装置(FRA)・SEM
フジモト
ケン ジ ロウ
藤本 憲次郎 講師
研究技術分野
所属研究室
理工学部 工業化学科 酒井秀樹・酒井健一研究室
所有研究装置
表面張力計・熱分析装置(DSC/TG/DTA)・光散乱装
置(DLS/SLS)
・LB膜作成装置・原子間力顕微鏡
(AFM)
・
水晶振動子マイクロバランス(QCM-D)
・レオメーター・
電子顕微鏡(SEM/TEM/FF-TEM/Cryo-TEM) など
(共同設備を含む)
シ タン ダ
イサオ
四反田 功 講師
研究技術分野
電気化学、バイオセンサ、バイオ燃料
電池、ナノモーター、ウェアラブル、
印刷、電池、インピーダンス、めっき
研究技術テーマ
●ウェアラブルバイオセンサ・バイオ燃料電池の開発
●紙をプラットフォームにした電気化学分析ツールの開
発
●マルチin-situインピーダンス測定装置の開発
●生体機能を模倣した無機ナノモーター・マイクロモー
ター
●印刷技術を利用した電気化学デバイスの開発
研究技術内容
・健康モニタリングのための、糖や乳酸から発電でき、
かつ濃度が測れる自己駆動型センサの開 発 を し て い
る。・ディスポーザブル性に優れる紙を基板とした印刷
型バイオセンサや電気化学センサの開発をしている。・
リチウムイオン二次電池などの健康評価(劣化評価)が
可能なマルチインピーダンス測定装置の開発をしてい
る。・無機ナノモーター・マイクロモーターの開発をし
ている。
産業への利用
開発したバイオセンサ・バイオ燃料電池などの実用化に
ついて共同で研究できる方を探しています。ウェアラブ
ルバイオセンサ・バイオ燃料電池は将来的に医療分野で
高い応用が期待できます。その他、電気化学分析技術・
印刷技術(特にスクリーン印刷)について高い知識・経
験を有しています。
可能な産学連携形態
158
東京理科大学
無機化学、無機材料化学、結晶学、固
体化学、コンビナトリアル材料科学、
合成化学
研究技術テーマ
●コンビナトリアル材料科学技術による機能性無機材料
(エネルギー・環境低負荷)のハイスループット探索
●新規環境浄化触媒材料の開発およびメカニズム解析
●一次元トンネル状・層状複合酸化物のソフト化学手法
による高機能化
●一次元トンネル状および層状複合酸化物の結晶構造解
析
●室温下における各種セラミック粉体の作製
研究技術内容
多元系材料のなかから高機能物質を見出していくにはコ
ンビナトリアル技術を採り入れていく必要があります。
我々のグループでは無機材料の粉体や膜の試料群(ライ
ブラリー)の高速作製、高速評価の技術を確立し、リチ
ウムイオン二次電池正極材や熱電変換材料などのエネル
ギーおよび環境材料の新物質探索を進めています。また、
得られた候補材料に関して従来から用いられている精密
物性評価やX線回折による構造解析などから、構造・微
細構造および物性の関連性を見極めています。これらの
結果は、新たな材料探索指標の決定のためにフィード
バックされます。このように「コンビナトリアル手法に
よる候補材料の高速探索」に始まり、
「基礎研究」
、
「材
料の高機能化」といった一連の流れの中で、常に新しい
何かを見出そうと日々突き進んでいます。なお、
「基礎
研究」
、
「材料の高機能化」のなかには上述の機能材だけ
ではなく、光触媒、熱触媒、イオン導電体、センサー、
磁性材料なども対象に入っています。
産業への利用
コンビナトリアル技術により得られる候補材料だけでな
く、コンビナトリアル材料合成・評価システムに関して
も完成の域に近づいており、材料とシステムの両面で事
業化・製品化への応用が期待できます。また、酸化物ナ
ノシートや一次元トンネル構造を有する物質などの創
製・機能化に関して共同研究パートナーを探していま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
コンビナトリアル技術に関する分野でこれまでに複数の
企業様との共同研究・受託研究の実施があります。特に
多成分系における高速材料探索においてニーズがありま
す。
その他所属研究機関
RIST光触媒国際研究センター、 エコシステム研究部門、
未利用熱エネルギー変換研究部門
所属研究室
無機材料研究室
所有研究装置
コンビナトリアル材料探索システム コンビナトリアル
高速X線回折装置 連続測定対応蛍光X線装置 コンビ
ナトリアル抵抗率測定装置 重量−示査熱分析装置
フーリエ変換型赤外分光装置 走査型電子顕微鏡 など
は素材によっては困難でありまた、調製法が一般的に複
雑となる。出来るだけ簡単なプロセスで中空粒子様の構
造を形成してセルフクリーニング薄膜を作成することを
目的とする。上記の研究で得られた知見を利用し従来に
ない構造を有した金属酸化物、貴金属ナノ粒子複合体形
成に関する研究を行っている。
産業への利用
セルフクリーニング薄膜については小さな範囲での形成
にとどまっているので大きな面に対する加工法を確立す
べく研究を行っている。また基板を選ばない加工法につ
いても検討している。
その他所属研究機関
総合研究機構エコシステム研究部門、総合研究機構光触
媒研究センター
所属研究室
理東
工京
学理
部大
理工学部工業化学科酒井(秀)・酒井(健)研究室
アイカワ
タツ オ
相川 達男 助教
研究技術分野
高分子化学、細胞工学、生体親和性材
料、高分子微粒子、ハイドロゲル
研究技術テーマ
ツカ ダ
サトル
塚田 学 助教
研究技術分野
●生体適合性高分子材料の合成
●細胞機能評価
●金属捕集用高分子微粒子の合成
研究技術内容
錯体化学、有機化学
研究技術テーマ
●酵素の部分骨格を模倣した金属錯体の合成
●高分子金属錯体の開発
研究技術内容
細胞の機能(増殖・分化・免疫反応など)を自在にコン
トロールするための高分子材料の創製を目的としてい
る。細胞膜に突き刺さり、細胞をコーティングできる高
分子を精密重合により合成している。この高分子で、タ
ンパク質などの生理活性分子と細胞との反応を制御し、
細胞を活用した次世代の医療に貢献する。
産業への利用
細胞資源を利用した医療分野(細胞移植時の免疫反応抑
制)
可能な産学連携形態
自然界で効率良く触媒反応を行っている酵素の活性部位
を模倣した錯体を合成することで、反応機構の解明およ
び新規触媒の開発を目指している。また、金属錯体を材
料として利用するために、金属錯体の簡便な高分子化方
法の開発を行っている。
その他所属研究機関
総合研究機構分子連関相乗系研究部門、総合研究機構エ
コシステム研究部門
所属研究室
理工学部工業化学科 郡司研究室
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
フルタニ
湯浅・近藤研究室
マサヒロ
古谷 昌大 助教
研究技術分野
アミノ酸、第1
1族金属、材料化学
研究技術テーマ
エンドウ
タケ シ
遠藤 健司 助教
研究技術分野
物理化学、粉体工学、界面化学
研究技術テーマ
●機能性メソポーラス粒子の調製とそれらに対する物質
内包、光触媒作用
●界面化学的プロセスによるセルフクリーニング反射防
止防眩薄膜の調製
●無機酸化物粒子、貴金属ナノ粒子複合体形成
●アミノ酸と第1
1族金属を利用した機能性材料の研究
研究技術内容
アミノ酸を使った「簡単で面白い」機能性材料の開発を
目指している。
その他所属研究機関
光触媒国際研究センター、エコシステム研究部門
所属研究室
有光研究室
研究技術内容
メソポーラス酸化チタンは光触媒などの用途で有用であ
るが、細孔径を変化させたり内部表面を修飾することに
より反応の選択性や速度が変わる。また従来では焼結に
より細孔構造が変化していたので焼結を経ない温和な条
件での粒子調製を行う。また各種内部表面改質法により
触媒反応をデザインする。セルフクリーニング反射防止
防眩薄膜を耐久性の高い無機材料で調整する場合、中空
粒子を用いることが多いが、中空粒子のサイズ制御など
ヤマグチ
ユウ キ
山口 祐貴 助教
研究技術分野
無機材料化学、セラミックス工学
研究技術テーマ
●酸化タングステン薄膜水素ガス光学・電気シナジーセ
ンサー
●ソフトケミカルプロセスによる光触媒材料の高機能化
●水酸化物を用いたセラミックスの室温合成
東京理科大学
159
研究技術内容
研究技術テーマ
様々な酸化物機能性材料をゾル−ゲル法などの液相プロ
セスを主に用いて合成することで、微粒子化や多孔質化
などの形態制御が可能となり、これによって材料の高機
能化を図る。さらには低温や短時間での合成や、有害な
試薬を用いずに廃液も減らすことが可能なグリーンプロ
セス化も研究している。水素ガスセンサーにおいては、
ゾル−ゲル法によって酸化タングステンの薄膜を作製
し、薄膜の形態を制御することで1
0
0ppmから数%まで
の、市販されているセンサーと比べ幅広いレンジの水素
ガスを検知可能であり、高い水素ガス選択性も持ち合わ
せたセンサー材料とすることが可能である。
東理
京工
理学
大部
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
光触媒国際研究センター、エコシステム研究部門、未利
用熱エネルギー変換研究部門
所属研究室
●無線通信用高効率電力増幅器(直交変調型包絡線パル
ス幅変調方式送信機)
●光無線通信用回路およびシステム(特に可視光通信)
●ユビキタス通信用回路およびシステム
研究技術内容
研究を行っている直交変調型包絡線パルス幅変調
(EPWM)方式による高効率送信機は、高効率である
とともに、全ディジタル化が可能である特徴を持ち、LSI
との集積化に適している。現在、課題である量子化雑音、
変調精度の問題を解決すべく検討を行っている。
産業への利用
直交変調型包絡線パルス幅変調方式送信機は、電力効率
の向上を目的とした無線通信用送信機への応用が可能。
また、全ディジタル化が可能であるため、無調整化によ
る経済化、LSIとのワンチップ化による小型化にも役立
つ。
可能な産学連携形態
無機材料研究室
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
理工学部電気電子情報工学科楳田研究室
理工学部 電気電子情報工学科
イ トウ
所有研究装置
信号発生器、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ
ススム
伊東 晋 教授
研究技術分野
画像・映像の符号化と処理
研究技術テーマ
●静止画像と動画像の超高能率ロスレス符号化方式
●動き補償に基づいた動画像の時空間適応予測方式
●多峰性確率モデルを用いた高能率な動ベクトル符号化
法
●3D用の深度画像(奥行き情報)の効率的な表現法
●シーム・カーヴィングを用いた画像のリサイズと復元
法
研究技術内容
画像のデータ圧縮符号化については長年の研究経験があ
り、例えば、データベース用のロスレス符号化(符号化
歪が一切なく、完全に元の情報に再生できる方式)の分
野では、世界最高レベルの圧縮率を誇っています。また、
動画像符号化のための高能率な時空間適応予測方式や動
ベクトルの新しい符号化法についても研究しています。
最近は、3D用の深度情報の符号化と再生画像の品質評
価や、DCTに基づいた画像の非線形リサイズ法と原画
サイズへの効率的な復元にも取り組んでいます。
産業への利用
携帯電話やインターネットにおける高能率な画像伝送、
ハードディスクやDVDへの効率的な画像蓄積などを目
的として、画像のデータ圧縮符号化の研究開発を進めて
います。画像処理については、ケース・バイ・ケースに
なることも多いので、むしろ具体的な課題やニーズを探
しています。
可能な産学連携形態
カネ コ
トシノブ
金子 敏信 教授
研究技術分野
暗号、情報セキュリティ、通信、ネッ
トワーク工学
研究技術テーマ
●暗号アルゴリズムの安全性評価
●擬似乱数の安全性に関わる評価
研究技術内容
電子政府で使用可能な暗号を評価し、推奨暗号を定める
CRYPTRECプロジェクト(経済産業省、総務省の後援
でIPA及びTAOで実施)において、共通鍵暗号評価小
委員会委員長として議論をまとめた。暗号アルゴリズム
(特に共通鍵暗号、ハッシュ関数、擬似乱数生成系)に
関し、安全性や実装性に関する研究であれば積極的に協
力していきたい。
可能な産学連携形態
受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
暗号アルゴリズムの安全性評価に関し受託研究を引き受
けている。非公開暗号アルゴリズムの評価を依頼され、
受託研究員を受け入れ、研究指導を行っている。暗号に
関わる製品の実現に関し、技術相談を行った。
キ ムラ
シンイチ
木村 真一 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究、技術相談・指導
宇宙システム工学、ロボット工学、制
御工学
研究技術テーマ
ウメ ダ
ヨウ タ ロウ
楳田 洋太郎 教授
研究技術分野
160
東京理科大学
集積回路、通信、電子デバイス、電子
機器
●モジュール型ロボットの自律分散制御
●民生部品を活用した衛星搭載用電子機器の開発
●遠隔操作技術に関する研究
●人工衛星の高機能自律制御に関する研究
研究技術内容
宇宙システム。ロボットをターゲットとして、基礎的な
理論研究から、衛星搭載機器設計ロボット試作など物作
りまで幅広く実施しているところが特徴です。物作りと
理論を平行して研究することで、斬新なアイデアを真に
役に立つ物に結びつけていければと考えています。
産業への利用
狭い場所で殉難な作業を可能にする、1点で直交2自由
度を実現する関節機構教育玩具やホームロボットに応用
可能な接触時に分解することで接触安全を確保するモ
ジュール型ロボットゲーム等のヒューマ ン イ ン タ ー
フェースシステムの評価など
可能な産学連携形態
受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
これまで以下の課題について受託研究を頂きました。
(1)実証機搭載小型カメラの開発 (2)EVA支援ロ
ボット実験用超小型カメラ機能モデルの試作 (3)床
パターン利用位置検出カメラ装置の開発 これらの他に
も電子機器の設計、ロボットの制御システムの検討、
ヒューマンインターフェースシステムの検討及び評価な
どについて実績があります。
電子デバイス、電子機器
研究技術テーマ
●集積回路・電子回路の低電圧・低消費電力化
●マルチメディア・通信回路・電源回路の高性能化
●アナログ集積回路の広帯域化
●新しい電子回路の設計・解析技術について
●集積回路・電子回路の多機能化および高機能化
研究技術内容
マルチメディア機器や携帯機器では、小型軽量化や高機
能化の実現のため、種々の集積回路が使用されています。
当研究室では、これらを携帯に容易な電池1本で動作さ
せるための回路、環境にやさしい電力消費のより少ない
回路、ユビキタス時代の最先端で核となる通信用回路、
などの研究を行い、学会や産業界より高い評価を得てい
ます。また、長年のアナログ集積回路研究の結果、数々
のノウハウも蓄積されております。
理東
工京
学理
部大
産業への利用
現在、集積回路は広く利用されており、その高性能化は
必要不可欠となっている。このため新規回路の製品化は
可能と考えている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
コ ゴシ
スミ オ
小越 澄雄 教授
研究技術分野
光触媒、新エネルギー、プラズマ
アナログ集積回路の研究、電子回路(集積回路)設計・
解析、電子回路(集積回路)教育、など。
その他所属研究機関
総合研究機構 インテリジェントシステム研究部門
研究技術テーマ
●可視光活性光触媒の研究
●アニオン型燃料電池の研究
●燃料電池電源システムの研究
●マイクロ波プラズマ源の研究
研究技術内容
所属研究室
兵庫研究室
フルカワ
先に述べた、
「マイクロ波プラズマ源」
、
「可視光活性化
された光触媒」は従来のものと比較して極めて良好な特
性を示している。
産業への利用
当研究室で提案するマイクロ波プラズマ源のプラズマ生
成効率は極めて高いので省エネプロセス用プラズマ源と
なりうる。また、開発した可視光活性化した光触媒は作
成が簡単で、室内での使用を可能にするため院内感染の
防止を目指した病院等での利用が見込まれる。開発中の
燃料電池を用いた小型電源システムは家庭や自動車ある
いは情報機器用の補助電源としての利用が見込まれる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
基礎研究は当方で行うので製品化の研究を行って欲し
い。
所属研究室
小越研究室
所有研究装置
スパッター装置、マイクロ波プラズマ発生装置、可視・
紫外分光光度計など
アキ オ
古川 昭雄 教授
研究技術分野
電子材料、半導体材料、デバイス
研究技術テーマ
●ZnOなどの透明半導体の作成と物性の評価・解明
●透明半導体による電子デバイス、光デバイスの作製と
機能評価
●赤外線イメージセンサ材料・デバイスの作製、評価
●圧電材料・デバイスの作製、評価
研究技術内容
酸化亜鉛やシリコン、ゲルマニウムなどの電子・半導体
材料の成膜、これらを用いた高性能な各種電子デバイス、
光デバイス、赤外線イメージセンサを実現する研究を
行っています。また、圧電材料の成膜、これらを用いた
デバイスを実現する研究を行っています。
産業への利用
産業へ利用できるようなデバイスに必要な特性を実現で
きるように電子材料や半導体材料の成膜方法やプロセス
方法を研究しています。また、デバイス化も行いながら、
最終的に高性能なデバイス特性を実現することを目指し
ています。企業との共同研究も行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
ヒョウ ゴ
アキラ
兵庫 明 教授
研究技術分野
電子回路、集積回路、アナログ回路、
電源回路、回路設計、回路とシステム、
上記テーマに関する、受託研究、共同研究を行います。
上記テーマとは異なっても、内容により可能な場合は研
究します。
東京理科大学
161
の応用。
所属研究室
ホシ
ノブカズ
星 伸一 教授
研究技術分野
パワーエレクトロニクス、電力工学、
電気機器工学
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
●電力変換器の高効率化に関する研究
●電気自動車の駆動方式に関する研究
●整流回路の高調波低減法に関する研究
●永久磁石同期電電動機の制御法に関する研究
●無機ハイドライドからの水素生成システムに関する研
究
研究技術内容
前田研究室
所有研究装置
高速サンプリングオシロスコープ5
0GHz、2
0GHz帯域
各1台 スペクトラムアナライザ2
6GHz、3GHz各1台
光スペクトラムアナライザ2台 マイクロ波周波数シ
ンセサイザ2
0GHz1台
マツ ダ
イチロウ
松田 一朗 教授
研究技術分野
マルチメディア情報処理
研究技術テーマ
主として、パワーエレクトロニクス技術を応用した研究
を中心に行っています。電力変換回路の高効率化のほか、
スイッチドリラクタンスモータの駆動回路や制御方式に
関する研究を行っています。
産業への利用
電力変換回路の回路構成を工夫したり、高効率化のため
の研究を中心に行っています。電力変換回路は、各種機
器に組み込まれており、今後更なる小型化・高効率化が
期待されています。その他、電動機の制御法に関する研
究を行っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
民間企業に対して技術相談や共同研究などをこれまでに
行っています。また、パワーエレクトロニクスに関する
基礎講座などの依頼を引き受ける場合もあります。
●画像信号の高能率符号化
●映像データのロスレス再符号化
●リアルタイム動画像処理
研究技術内容
当学科の伊東研究室と共同で、映像信号の高能率符号化
技術の開発を行っています。また、リアルタイムに動作
する画像処理システムの開発にも興味を持っています。
産業への利用
アプリケーションに特化した画像符号化アルゴリズム。
JPEGなどの古い映像フォーマットで記録されたデータ
の再圧縮技術。画像認識技術を応用したシステムなど。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構先端ホログラフィ技術研究開発センター
所属研究室
理工学部電気電子情報工学科松田研究室
所属研究室
星研究室
所有研究装置
パワーメーター、オシロスコープなど
コンドウ
ジュン ジ
近藤 潤次 准教授
研究技術分野
マエ ダ
ジョウ ジ
前田 讓治 教授
研究技術分野
光ファイバ、ファイバ非線形、光ソリ
トン、長距離伝送、通信・ネットワー
ク工学
研究技術テーマ
●超高速光ファイバ伝送システムの解析
●高調波モード同期ファイバリングレーザの安定化
●光アクセスシステムの高速化
●マイクロ波帯光ファイバ無線
研究技術内容
光と高周波の融合領域におけるシステム技術を中心に、
ファイバ非線形、光非線形デバイスの応用などについて
研究しています。場当たり的な技術ではなく、物理的な
深い考察に根ざす、地に足がついた技術の探求を目指し
ています。
産業への利用
未定
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
光デバイスのファイバリングレーザシステム応用評価、
マイクロ波帯光ファイバ無線システムへの各種デバイス
162
東京理科大学
電力工学、電力系統工学、エネルギー
環境工学
研究技術テーマ
●風力発電の出力変動対策
●負荷制御による系統周波数調整
●太陽光発電用パワーコンディショナ群の協調制御
●分散型電源が大量普及した配電系統の電圧調節
●太陽光発電の出力変動特性調査
研究技術内容
太陽光・風力発電といった、出力変動の激しい分散型電
源を大量に導入した際の、電力系統への影響の解析とそ
の対策の研究を行っている。風力発電に関しては、日本
ではウィンドファームへの蓄電池併設が出力変動の主な
対策として検討されてきたが、コストの点から海外では
主要な手段と考えられていない。そこで海外の対策等も
中立的な視点で調査している。また、対策の1つとして、
電気温水器(含CO2ヒートポンプ給湯機)や電気自動車
の普通充電といった、負荷の消費電力制御により、系統
の需給バランス維持能力を向上させる研究を行ってい
る。数値解析による効果の定量化、および制御ボードを
製作し、実際の負荷機器に埋め込んでの実証試験を実施
した。太陽光発電に関しては、住宅用が大量普及すると、
配電系統の電圧が上昇し、規定範囲を逸脱する懸念があ
る。この対策として、双方向通信を用いて、太陽光発電
用パワーコンディショナ群の無効電力を、配電系統内の
他の電圧調節機器(負荷時タップ切換変圧器等)と協調
的に制御し、配電系統全体の電圧調整能力を向上させる
研究を行なっている。実験室レベルでの効果の実証、お
よび数値解析による効果の定量化を行った。
産業への利用
負荷の消費電力制御による系統周波数調整の研究に関し
、電気
ては、電気温水器(含CO2ヒートポンプ給湯機)
自動車、空調機、冷蔵庫といった、エネルギーバッファ
を有する負荷への適用が可能である。現時点では、負荷
が系統周波数調整に貢献しても、その負荷の使用者(需
要家)にメリット(例えば電気料金が安くなる料金設定
制度など)がないので、そのような機能を持った負荷を
購入するインセンティブはない。しかし、負荷が系統周
波数調整に貢献すれば、系統に風力発電等の出力変動電
源をより多く導入できることは明らかなので、そのよう
な負荷の実現が可能であることをアピールできれば、そ
のような負荷の導入を促進する制度ができる可能性は十
分にある。そこで、上記の負荷の開発を行える共同研究
パートナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
配電系統の電圧調節、パワーコンディショナの制御、お
よびCO2ヒートポンプ給湯機の消費電力制御による系統
周波数調整に関して、それぞれ企業と研究を行った実績
はある。
その他所属研究機関
総合研究機構太陽光発電部門
所属研究室
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
ナガ タ
ハジメ
永田 肇 准教授
研究技術分野
電子機能性セラミックス、電子、電気
材料工学
研究技術テーマ
●環境に配慮した非鉛圧電セラミックス
●ビスマス層状構造強誘電体セラミックスの粒子配向と
その応用
研究技術内容
2
0
0
6年7月から欧州で始まる「鉛(Pb)等有害物質の
使用禁止に関する法律」RoHS指令)に対応して、電子
材料もその対象となるため、現在主流であるPb系圧電
材料を環境にやさしい非鉛系に置き換える動きが世界的
に加速している。我々は、1
0数年来、非鉛圧電材料の研
究を継続的に行っており、蓄積された膨大なデータが役
立つものと確信している。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
永田研究室
所有研究装置
電気炉、スパッタ装置、加圧成型炉、遊星ボールミル、
テープキャスティング装置X線回折装置、 SEM、 EDX、
TG-DTA、3点曲げ強度試験機LCRメータ、インピー
ダンスアナライザ、強誘電体テストシステム、高圧発生
装置、ハイレジスタンスメータ、レーザードップラ振動
計、d3
3メータ 他
近藤研究室
所有研究装置
電力の実験に必要な計測器等を整えているが、2
0
1
3年4
月からの新設研究室であり、特記する研究装置は無い。
これから研究装置を充実させていく予定。
ヒ グチ
ケンイチ
樋口 健一 准教授
研究技術分野
無線通信システム
研究技術テーマ
スギヤマ
ムツミ
杉山 睦 准教授
研究技術分野
太陽電池、透明導電膜、カルコパイラ
イト、酸化物半導体、電子、電気材料
工学
研究技術テーマ
●CIGS系太陽電池の試作
●ZnO、NiO等透明膜の成長
●化合物半導体の光学評価
●新機能材料の基礎物性解明
●高効率ディジタル変復調・符号化技術
●高速・高効率無線パケットアクセス・無線リソース制
御技術
●高効率マルチアンテナ伝送技術
研究技術内容
超高速・大容量な将来のブロードバンド無線通信システ
ムの実現を目指して、ディジタル変復調・誤り訂正符号
化、無線パケットアクセス、無線リソース制御技術、お
よびマルチアンテナ伝送技術の研究を進めています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
研究技術内容
研究テーマとして、結晶成長から電気的・工学的・構造
的評価まで一貫して行っております。これらは、
「化合
物半導体光電子デバイス用材料の基礎光物性」という理
学的な方向と「デバイスプロセス技術の検討」という工
学的な方向の両面を兼ね備えています。
産業への利用
太陽電池材料や透明導電膜など、次世代(2∼1
0年後)
の産業化が狙える材料をターゲットに研究を行っており
ます。
可能な産学連携形態
ヤマモト
タカヒコ
山本 隆彦 講師
研究技術分野
電気工学、医用生体電子工学
研究技術テーマ
●体内埋込型医療機器を対象とした非接触エネルギー伝
送・情報伝送
●電磁環境を考慮した電子機器設計
●模擬生体の研究開発
研究技術内容
東京理科大学
163
高効率、高信頼・耐久性が求められる体内埋込型人工心
臓などを対象とした経皮エネルギー・情報伝送システム
の研究開発をはじめ、電磁波をテーマとした研究を行っ
ている。これに関連し、医療機器の信頼性を確保する上
で必要不可欠な電磁環境工学的立場における性能評価
(EMC試験)
や、生体の電気的特性を模擬した材料
(ファ
ントム)の研究開発を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構・インテリジェントシステム研究部門
所属研究室
東理
京工
理学
大部
山本研究室
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所有研究装置
ネットワークアナライザ、スペクトラムアナライザ、イ
ンピーダンスアナライザ、オシロスコープなど
アラ イ
ケンイチ
所属研究室
小越研究室
カメ ダ
荒井 研一 助教
研究技術分野
行っている。電源システムのための電力変換装置により
燃料電池の状態や劣化度を診断することも可能となって
いる。
【固体高分子形燃料電池に関する基礎研究】固体
高分子形燃料電池の基礎研究としては、発電性能向上や
劣化機構解析を数値シミュレーションや実験を用いて行
なっている。
【液体燃料を用いた燃料電池システムの開
発】従来までは改質することなしに直接燃料電池に利用
できる液体燃料はメタノールのみであった。本研究では
アルカリ型の電解質膜を利用することで、エタノールの
酸化を可能にし従来よりも高い発電効率を達成してい
る。現在はこのような燃料電池のスタックやシステムの
開発に着手している。
情報セキュリティ、形式的検証
ユウスケ
亀田 裕介 助教
研究技術分野
研究技術テーマ
●計算機を用いた暗号プロトコルの安全性に関する研究
●定理証明支援系の研究
研究技術内容
研究技術テーマ
計算機を用いた暗号プロトコルの安全性証明に関する研
究を行っている。現在、さまざまな暗号プロトコルが提
案され、それら暗号プロトコルの安全性証明が行われて
いる。多種多様な機能を実現するために暗号プロトコル
は日々複雑になってきている。しかしながら、暗号プロ
トコルが複雑になるにつれて安全性証明は困難になるた
め、証明に誤りがある論文が多数存在し問題となってい
る。そこで、計算機を用いた暗号プロトコルの安全性証
明の有効性に着目し、暗号プロトコルの安全性証明を厳
密にできる手法の研究・提案を行っている。これは、暗
号プロトコルの複雑化に伴う証明の誤りの増加といった
深刻な問題に対して、有効な解決手段を提供するものと
なる。定理証明支援系の研究に関しては、特に、形式化
記述された数学定理の証明の正しさを機械的に検証する
プルーフチェッカと呼ばれるソフトウェアの一種である
Mizarを用いた研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
金子研究室
カタヤマ
ノボル
片山 昇 助教
研究技術分野
コンピュータビジョン、ロボットビ
ジョン、動き推定、オプティカ ル フ
ロー、シーンフロー、GPGPU、メニー
コア、4D画像解析
エネルギー工学
研究技術テーマ
●燃料電池を利用した電源システム
●固体高分子形燃料電池に関する基礎研究
●液体燃料を用いた燃料電池システムの開発
●映像と4D画像の動き推定
●ソフトウェア実装の高速化と高精度化
●静止画像と動画像の高能率なデータ圧縮符号化
●C++1
4、Boost、OpenCV、各種コンパイラ等
研究技術内容
●動き推定:リアルタイムに映像上の画素毎の動きを安
定に推定する技術に優位性がある。非線型演算がなく、
数値計算で調整する必要のある変数が無いため、ハード
ウェア化し易い手法である。車載カメラ等のステレオ映
像やレンジセンサ映像からは、被写体表面の3次元の動
きを安定に推定できる。医用画像等の4D画像では、密
な3次元データ点群毎の3次元の動きを安定に推定でき
る。
産業への利用
基礎研究の応用先や、画像処理に関する応用研究テーマ
を募集している。●動き推定:シーンフローについては、
障害物・歩行者検出や対向車の進路推定などの運転支援
技術に応用できる。また、気象衛星画像から求めた雲・
風の見かけの動きは天気予報に応用できる。4D画像の
動き推定については、胎児や心臓などの3次元的な動き
の解析が可能であり、細胞の顕微鏡画像からは細胞活動
についても解析できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
伊東研究室
所有研究装置
並列計算サーバ、距離センサ、GPGPU、メニーコア演
算器、コンパイラ
研究技術内容
【燃料電池を利用した電源システム】燃料電池の寿命向
上、エネルギー効率向上、負荷応答性の向上を狙いとし
て、燃料電池と電気二重層キャパシタを組み合わせた電
源システムの開発やエネルギーマネジメントの研究を
164
東京理科大学
コ ザワ
ユウスケ
小澤 佑介 助教
研究技術分野
ディジタル通信方式、光通信方式、
ディ
ジタル信号処理
研究技術テーマ
●光空間通信(FSO)システムに関する研究
●可視光通信(VLC)システムに関する研究
研究技術内容
光無線通信システムに関する研究を行っています。特に、
光空間通信システムでは、複数端末の同時接続通信と、
大容量通信を両立する多元接続方式技術に関する研究、
および、大気変動による通信品質劣化に対応する高信頼
光強度変復調技術に関する研究を行っています。また、
近年、人工光源として普及しているLEDを通信インフ
ラとして利用した可視光通信システムに関しても研究を
行っております。
所属研究室
楳田研究室
ツツミ
ヤスヒロ
堤 康宏 助教
研究技術分野
光ファイバ、ファイバ型デバイス、光
測定
研究技術テーマ
●光ファイバ障害位置探査
●既設光ファイバパラメータの測定法
●光ファイバセンシング
●光ファイバデバイスの作成
研究技術内容
光ファイバセンンシングに関する研究に取り組んでい
る。光ファイバセンサは、センサ自体に給電する必要が
なく、電気的なショートによる発火や破損の危険性がな
い。さらに、リモートセンシング、多点モニタリングに
適しているという特長があり、自然環境下での測定に向
いている。また、強電磁場中でも安定して計測できる可
能性がある。このような、電気センサに不向きな特殊環
境下でのセンシングへの応用を目指して、低コストで作
成可能な光ファイバセンサデバイスの作成法や、それを
利用したセンシング(システム)に関する研究を行って
いる。その他にも、既設長距離光ファイバの障害位置探
査法に関する研究や、ファイバパラメータの分布測定法
に関する研究に取り組んでいる。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
前田研究室
産業への利用
マッチング業界:電気電子情報業界、半導体集積回路設
計メーカー、高性能計測技術メーカー、センサーノード
関連業界、計測自動制御関連、電気自動車、ハイブリッ
ド自動車、交通情報通信システムメーカー、等 自然界
のアナログ信号をディジタルに直して各種制御や信号処
理を行う技術は今後ますます重要になると考えられる。
これらの技術を制する者が今後の産業界の新しい流れを
作っていくことが強く期待される。私は、以前、産業界、
具体的には半導体集積回路メーカーで、各種アナログ
ディジタル混在システムや、 高性能A/D、 D/A変換器、
また無線通信システムを設計した経験があり、これらの
経験を活かして、産業界の新たなニーズの解決にご協力
できれば大変幸いと考えます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
現在、電気電子部品メーカーと、超高性能A/D変換器
回路技術の共同研究を行っている。
その他所属研究機関
総合研究機構
所属研究室
理工学部電気電子情報工学科 兵庫研究室
所有研究装置
理工学部
タツ ジ
松浦 達治 助教
研究技術分野
電子回路、半導体集積回路、LSI、VLSI、
アナログ電子回路、アナログデジタル
混 載 集 積 回 路、A/D変 換 器、D/A変
換器、無線通信用集積回路
研究技術テーマ
●高性能A/D、D/A変換器回路技術の研究
●アナログディジタル混載集積回路技術の研究
●無線通信用高性能集積回路技術の研究
●ディジタル信号処理技術の研究
●アナログ電子回路技術の研究
研究技術内容
理東
工京
学理
部大
集積回路設計用ワークステーションならびに、半導体集
積回路設計用ソフトウエア一式
所属研究室
マツウラ
1)集積回路の微細化が進むにつれ、今までアナログで
行っていた信号処理が、A/D変換、D/A変換を用いて
ディジタルに変換され、ディジタル信号処理でシステム
が組まれるようになってきている。2)その流れの中
で、高精度、高速、低電力、小面 積 のA/D、D/A変 換
器が強く求められるようになるのは自然の流れである。
私のところでは、従来のA/D変換器、D/A変換器では
達成できなかったような、たとえば高速領域の性能向上
を目指して研究開発を行っている。3)高精度・高速を
達成するためには、今まで大きな容量や抵抗を使って実
現していた精度を、むしろ小さな容量や抵抗を用いて実
現し、そこから発生する容量ミスマッチなどで発生する
精度の劣化を、ディジタルで誤差を実測し、ディジタル
の補正により高精度化を図るなど新しい方法が考えられ
る。これらのディジタル誤差補正を用いた高精度・高速
A/D変換器を実現するのが研究目的の一つである。4)
その他、無線通信用に必要な、高性能の半導体集積回路
技術の研究などを行っている。
アラ イ
経営工学科
タケシ
新井 健 教授
研究技術分野
経営工学、社会システム工学、公共行
政計画、複雑系シミュレーション
研究技術テーマ
●社会システムモデリング
●都市・地域システム解析
●公共行政評価手法
●地域環境マネジメント
●安全システム工学
研究技術内容
東京理科大学
165
環境・防災・情報化・福祉等の公共部門の課題に対し、
経済・地理学分野で進展してきた計量分析手法と多変量
解析法といった統計手法を適用して、地域環境・社会経
済システム等の数理モデルを構築し、数理計画法等の最
適解を求める手法やコンピュータシミュレーションを活
用して政策の影響効果を数量的に解析する技術(ソフト
ウエア)開発をしています。
ラットフォームとしてのコミュニティサイトの構築を
行っている。
その他所属研究機関
次世代データマイニング研究部門、インテリジェントシ
ステム研究部門
所属研究室
大和田研究室
産業への利用
e-government計画の実行に関連して、自治体が装備す
べき政策評価関連ソフトウェアを試作研究。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
東理
京工
理学
大部
ヨシカズ
研究技術分野
具体的な産学連携内容
ソフトウエア開発
オオ ワ
ダ
ハヤ ト
大和田 勇人 教授
研究技術分野
データマイニング、機 械 学 習、Web
アプリケーション、バイオインフォマ
ティクス
研究技術テーマ
●機械学習によるビッグデータからの知識発見技術の開
発
●データ間の関係性を明示的に獲得する機械学習エンジ
ンの開発
●顧客管理・電子商取引におけるクラウド型Webアプ
リケーション開発
●機械学習によるバイオインフォマティクスソフトウェ
アの開発
研究技術内容
Webログ、センサーデータ、ゲノムといったビッグデー
タを対象に、そこから意味ある知識を発見する技術を長
年研究している。数値データだけでなく、述語論理で表
現された背景知識を扱う帰納的学習法は知識発見にとっ
て非常に有用であり、すでにそのための学習エンジンを
独自に開発している。機械学習技術としてはサポートベ
クターマシン等が分類や予測のツールとして知られてい
るが、本技術はデータ間の関係性を明示的に獲得するも
ので、現象の説明やモデル化に威力を発揮する。本技術
は汎用的であり、対象の背景知識を差し替えるだけで、
まったく異なる領域に適用できる。現状では、創薬支援
におけるタンパク質と化合物の結合判定プログラムの開
発や、ビジネス領域での優良顧客の維持を効果的に行う
アクションモデルの開発に応用している。さらに、Java
サーブレットをベースにしたクラウド型のWebアプリ
ケーションも長年開発しており、そうしたノウハウと最
新機械学習技術を融合した新しいサービスを展開する方
法論も研究している。
産業への利用
ビッグデータの活用は最近特に注目を集めているため、
そうしたデータからの知識獲得や意思決定への応用をぜ
ひ進め、大学側がもつ情報技術や学術を最大限に貢献で
きるようにしたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
顧客の解約行動を誘発する要因を発見し、解約予測モデ
ルを構築する研究を行っている。地域に根差した生活プ
166
オ ジマ
尾島 善一 教授
東京理科大学
品質管理、統計的方法、実験計画法、
社会システム工学
研究技術テーマ
●直交配列表を用いた実験計画の新しい解析法
●試験室共同実験における外れ値の検出
●計測の不確かさとその応用
●一般化スタッガード型枝分れ計画とその性能
●測定方法の精度評価と許容差の設定
研究技術内容
統計的方法の産業に関する応用について特に関心を持っ
ています。統計的品質管理、信頼性工学などの分野の問
題について、解決法を研究しています。ISO(国際標準
化機構)/TC6
9(統計的方法の適用)/SC6(測定方
法と測定結果)での活動に3
0年以上関与し、1
9
9
9年から
はSC6議長を務めています。ISO/TC6
9/SC6の作成
した国際規格は、各種の化学分析・物理試験の精度評価
に用いられています。
産業への利用
分析方法・試験方法の精度評価の確立などに応用され、
試験所の技能試験などで用いられています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
データ解析の方法の開発や、実験計画の相談など。
スズ キ
トモミチ
鈴木 知道 教授
研究技術分野
統計的データ解析、品質管理、社会シ
ステム工学、安全システム
研究技術テーマ
●ケアプラン作成支援システムによる介護の質向上
●ヒートアイランド現象の統計解析
●競技の統計学
●ダイナミックプロセスの最適制御設計
●ISOにおける統計的手法
研究技術内容
現実のデータの解析を通じて、データの背後にある真の
情報を明らかにするための方法論を中心に研究していま
す。具体的な研究対象は幅広く、セラミックの焼成工程
などの製造現場から、気象データに代表される環境、介
護に関する大規模調査(社会福祉)まで多岐にわたって
います。
産業への利用
積極的に取り組みたいです。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
詳細は別途相談しましょう。
ドウワキ
キヨ シ
堂脇 清志 教授
研究技術分野
システム工学、エネルギー評価・開発、
化学工学、電気化学
研究技術テーマ
●バイオ水素の製造及びプラント設計・評価
●燃料電池CGSに関する運用特性及びシステム評価
●環境・エネルギー技術及びシステムに関するLCA
●カーボン・ウォーターフットプリント(農業・食・高
齢化等をキーワード)
●廃棄物資源利用システムのコスト及び環境性指標によ
る最適配置の検討
研究技術内容
環境技術及び関連システムの提案は、ビジネスモデルの
提案やそれに付随した事業性の提案だけでなく、持続可
能な事業推進条件の調査、当該技術の特性や課題(リス
ク)の両輪を把握することが重要であり、どちらか一方
だけの評価では、本来の事業化は困難であると考えてお
ります。また、近年はさらにCO2削減対策という新たな
指標が必要であると同時に、環境対策は次世代への安定
的な生活の確保のためには、今すぐに実効性のある提案
と行動が必要であると認識しております。その上で、当
該研究の研究活動においても一連の事業化までお付き合
いさせて頂く覚悟で望んでいきたいと考えております。
また、本年度より現在、当研究室で扱っているバイオマ
スガス化による水素製造技術について、民間企業との連
携により商用化を目指した研究を実施しています。さら
に、海外との連携として、インドネシア国バンドン工科
大学より留学生(修士・博士)の受入や米国コネチカッ
ト大学との共同研究等によるグローバル化への対応及び
ネットワークづくりを実施しています。
産業への利用
本研究室では、次世代エネルギーの候補として期待され
ているバイオマスのエネルギー利用及び燃料電池システ
ムについて、実効性の観点からビジネスモデルの提案、
実験等を考慮したシステムの設計、事業性の評価及び
LCAによる環境性の評価を実施しています。特に、技
術の信頼性を確保するために、バイオマスのガス化特性
や燃料電池のIV特性を把握し、それらのデータを利用
したシステム設計、さらには当該システムを利用したビ
ジネスモデルの提案を含め、DoとThinkの2つの側面を
もった研究を目指しております。特に、将来的な環境問
題対応のためには、産学官連携は非常に重要であると認
識しており、現在、当該研究室で進めているガス化方式
によるバイオ水素製造や燃料電池CGSの導入、あるいは
当該システムによる製品の高付加価値化等については、
他大学(例:東京大学)や研究所(例:交通環境安全研
究所)及び民間企業との連携による推進が重要であり、
現在もそのようなフォーメーションによる研究活動を実
施しています。また、技術シーズの検討だけでなく、マー
ケッタビリティや補助制度を含めた資金運用等の把握に
努め、事業化を推進したいと考えております。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
研究推進体制については、別途、ご相談させて頂きます
が、当該研究室が技術シーズの検討を行うだけでなく、
全体的なイメージの把握とそれに対応したシステムのご
提案(一部、マネージメント機能を含む)をさせて頂き
たいと考えております。
その他所属研究機関
総合研究機構エコシステム部門
所属研究室
堂脇研究室
所有研究装置
ガス化分析装置、燃料電池(SOFC整備中)
、ポテンショ
スタット、電力測定装置ほか
モリ
理東
工京
学理
部大
シュンスケ
森 俊介 教授
研究技術分野
地球温暖化、エネルギー経済モデル、
廃棄物利用、エネルギー学
研究技術テーマ
●廃棄物再資源化
●地球温暖化問題の統合評価モデル開発
●地域・広域・国際航空の交通ネットワークモデリング
●データセンターとバイオマスを含む分散型エネルギー
システムの評価
●ITCと経済・環境・エネルギー
研究技術内容
食料安全保障の長期評価モデル構築、廃棄物に着目した
地域バイオマス利用ポテンシャル評価研究、地域分散型
エネルギーシステム評価の応用としての太陽光・太陽熱
利用評価システムの構築、データセンターへの自然エネ
ルギー利用による省エネルギー化、など社会と技術の相
互関係の評価研究を実証的に行なっている。
産業への利用
システム評価技術であるので、直接的な製品化とはやや
視点が異なる。バイオマス再資源化については、事業性
まで含めた評価を行った。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
システムのモデル化と評価技術を専門としているが、実
データを用いモデル化と評価を行っている。本研究室で
開発した地球環境統合化モデルMARIAは、政府間気候
変動パネル(IPCC)の炭素排出シナ リ オ 特 別 報 告 書
(SRES)
、第3次評価報告書(TAR)における温暖化
対策評価において、世界各機関の8モデルの一つとして
参加した。また総務省の情報通信白書の編纂やITCとエ
ネルギー・環境への寄与評価WGに主査として参加し
た。
その他所属研究機関
総合研究機構グリーン&セーフティーセンター
所属研究室
理工学部経営工学科森研究室
イシガキ
アヤ
石垣 綾 准教授
研究技術分野
生産システム工学、最適化、オペレー
ションズリサーチ
研究技術テーマ
東京理科大学
167
●多段階生産・物流システムの最適設計
●各種スケジューリング問題における最適化手法の開発
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
下記のテーマに対し、コストと環境を考慮した最適化を
目指す研究を行っている。!生産システムにおける発注
量や発注のタイミングの決定、"物流倉庫の最適設計及
び保管・取出スケジューリング、#需要変動に対応した
混合品種組み立てラインにおけるライン設計及びスケ
ジューリング方式の開発、$多段階生産・物流システム
における在庫管理法、%運搬経路問題における人・運搬
車・ルートに対するスケジューリングと実際の問題への
応用、&上記を応用させ、
他の分野でのモデル構築とデー
タ解析
産業への利用
れる優良ロス、および欠品が多発する課題がある。優良
ロス・欠品を可能な限り少なくする効率的な農業生産シ
ステムが必要とされているが、農業生産システムを構築
するための定量的な事前評価手法は未確立である。そこ
で、本研究では優良ロス・欠品を可能な限り少なくする
農業生産システムを構築するためのシミュレーションに
よる評価手法を開発することを目的とする。
産業への利用
「消費電力を考慮した生産システムのシミュレーション
による評価技術の提供」
、
「消費電力を考慮した新生産管
理システムの提供」
、
「需要と供給を考慮したロスの少な
い新農業生産管理システムの提供」
、
「ロボットセル向け
シミュレーション技術の提供」
可能な産学連携形態
データをもとに、モデル化および最適化を行うことがで
きる。理学的な視点で数理的に解く手法と、工学的な視
点で実用的な解を高速に求める手法の双方に関する研究
を行っており、適用場面によって使い分けて問題を解く
ことを行っていることから、生産・物流業界からの様々
な要望にお応えできると考える。また、
モデル構築やデー
タ解析の技術においては適用先を製造業に限定しない。
現在は、実際に応用可能な実例を必要としているため、
解析データを提供してもらえる共同研究パートナーを探
している。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
Microsoft Excelを利用した生産システム解析ツールの
開発
所属研究室
石垣研究室
所有研究装置
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
1.
「経済産業省 IMS国際共同研究プロジェクト 生産
システムの計画・評価手法に関する研究 1
9
9
3年4月∼
1
9
9
7年)3月」
、2.
「経済産業省 IMS国際共同研究プ
ロジェクトグローバル分散企業の設計・計画及び経営の
為のモデリングとシミュレーション環境に関する研究
1
9
9
7年4月∼2
0
0
2年3月」
、3.
「製造科学技術センター
IMSセンター アイデアファクトリー 生産現場で利用
する3次元設備シミュレーション 2
0
0
6年4月∼2
0
0
8年
3月」
、4.
「製造科学技術センターIMSセンター アイ
デアファクトリー 設備シミュレーションの高度化に関
する研究 2
0
0
8年4月∼2
0
1
0年3月」
、5.
「製造科学技
術センターIMSセンター アイデアファクトリー 設備
シミュレーションの高度化に関する研究 2
0
1
0年1
0月∼
2
0
1
2年3月」
所属研究室
一般的なデスクトップPCやノートPCを利用する
日比野研究室
所有研究装置
ヒ
ビ
ノ
ヒロノリ
日比野 浩典 准教授
研究技術分野
生産システム、生産工学、シミュレー
ション、モデリング
研究技術テーマ
●エネルギJIT生産システムのための評価手法とシミュ
レーション技術開発
●次世代農業生産システムのモデル化とシミュレーショ
ン技術開発
●生産システムの生産性と環境負荷評価のためのモデル
化手法の開発
●ロボットセル向けシミュレーションの開発
研究技術内容
産業界において、消費電力を考慮した工場管理は早急の
課題となっている。生産システムの設計・構築・改善段
階に、生産性と消費エネルギ量を同時に事前評価し、稼
働率や生産量などの生産性を一定水準に保ちながらも消
費エネルギ量の削減を実現することが望まれている。。
そこで、工場・ラインレベルの生産性と消費エネルギ量
の事前評価を実現することで、省エネルギで高生産性の
生産システムの設計・改善を支援するモデル化とシミュ
レーションの開発を目的とする。また、農業分野では作
物の育成期間や刈取量はばらつきが大きく、需要量と供
給量に差が生じやすい。そのため良品であっても廃棄さ
168
東京理科大学
生産システムシミュレータWITNESSロボットシミュ
レータEMU
フォン
レイ
馮 玲 准教授
研究技術分野
管理会計、原価計算、業績評価、企業
評価、資本コスト、会計学
研究技術テーマ
●企業価値に基づく業績評価指標に関する研究
●リスク構造分析による資本コストの推定
●ブランド価値評価
研究技術内容
会計の理論からだけではなく、過去の財務データなどに
基づく統計的な実証研究も行い、説得力のあるものを提
案できるではないかと思います。
産業への利用
戦略立案から意思決定、そして業績測定及び評価までの
組織の管理会計システム構築。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
近年、大手企業を初め、相次いでEVA (経済付加価値)
やBSC(バランスド・スコアカード)など、新しい業績
評価指標を導入するようになる。社会環境の変化に従っ
て、会社の管理会計システムをどのように適合させるの
かについて、共同研究することが可能です。
タカシマ
リュウ タ
!嶋 隆太 講師
研究技術分野
金融工学、経済性工学、政策影響分析、
エネルギー経済
研究技術テーマ
●不確実性下における企業の投資意思決定分析
●企業の研究開発と設備投資の評価
●海上輸送の経済性評価
●国際管理施設の経済性・地政学的評価
●放射性物質規制の費用便益分析
研究技術内容
経済性、エネルギー効率性、環境適合性などを考慮して、
何らかの意思決定を行う際、様々な不確実性に直面しま
す。本研究室では、その様々な不確実性が存在する中で、
どのように意思決定を行うかの評価モデルの開発を行っ
ています。特に、金融工学や経済性工学などの理論を用
いることで、経済的、技術的なリスクを含めて評価・分
析を行うことが可能なモデルを構築しています。さらに、
様々な政策や規制に関する費用便益分析手法の開発や、
リスク便益分析による便益の算出・評価を行っていま
す。
産業への利用
本研究室では、不確実性下での意思決定手法の開発を
キーワードに、企業の投資や資金調達の評価モデル、エ
ネルギー技術のマネジメントに関する研究を行ってお
り、これまで、国内外の大学や研究所と共同で、それぞ
れの分野に適応可能な経済性評価モデルの構築を実施し
てきました。また、本研究室で構築している意思決定手
法は、あらゆる政策や規制等の費用便益分析にも応用可
能であり、近年、国際管理施設の設置評価や、食品の放
射性物質規制に関する分析を実施してきました。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
上記のとおり、様々な連携形態が考えられますので、研
究の連携体制に関する詳細は、別途相談させて頂きます。
所属研究室
理工学部経営工学科高嶋研究室
ムなどの進化計算を用いることによる最適化を行ってい
ます。主に、スケジューリング問題やエネルギー計画問
題を対象としています。さらに、ダイナミックに状態が
変化するシステムの特性などを解析するために、学習機
能を備えたエージェントによるシミュレーションを行っ
ています。主に、電力取引市場や道路交通システムを対
象としています。
産業への利用
社会における具体的な最適化問題を解決するための最適
化アルゴリズムを設計します。そして、最適解を求める
ことによって、その問題に対して有効な計画や設計を行
います。さらに、社会における具体的なシステムに対し
て適用可能な学習エージェントを設計します。そして、
エージェントシミュレーションを行うことによって、そ
のシステムの特性などを解析します。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
総合研究機構 次世代データマイニング研究部門
所属研究室
理工学部 経営工学科 原田研究室
カケヒ
ムネノリ
筧 宗徳 助教
研究技術分野
生産工学、経営工学、社会システム科
学、教育工学
研究技術テーマ
●製品ライフサイクルマネジメント
●工場レイアウト設計
●ヘルスケアマネジメントシステム
研究技術内容
グローバル化、環境問題、製品ライフサイクルの短命化、
製品の多様化など従来の日本のものづくりでは対応しき
れない現状において、ICTを用いた「ものづくり」につ
いて、製品ライフサイクルマネジメントやエンジニアリ
ングチェーンを対象に製造系企業と連携し、マネジメン
ト手法、システム開発など行っている。また、製造業だ
けでなく物流業、小売り販売系サービス業、さらには医
療・介護などのヘルスケア分野におけるIEなどの経営
工学的業務改善手法、マネジメント手法の開発などを
行っている。
産業への利用
ハラ ダ
タク
原田 拓 講師
研究技術分野
最適化、ソフトコンピューティング、
進化計算、機械学習、エージェントシ
ステム
研究技術テーマ
●進化計算による最適化アルゴリズムの設計
●強化学習アルゴリズムの設計
●エネルギーシステムの最適計画
●ナーススケジューリングアルゴリズムの設計
●学習エージェントによる電力取引市場のシミュレー
ション解析
研究技術内容
大規模・複雑な最適化問題に関して、遺伝的アルゴリズ
製造業におけるエンジニアリングチェーンの領域におい
て、既存の情報システムや製品ライフサイクルマネジメ
ントなどのマネジメント手法では解決できない課題につ
いて共同研究を希望している。物流業、小売り業、ヘル
スケア分野とも経営・業務課題などについて共同研究を
希望している。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
・自動販売機組立製造会社との製品ライフサイクルマネ
ジメントによる工場システムの開発 ・自動車製造会社、
生産系情報システム開発会社との共同研究による工場レ
イアウト設計システムの設計開発 ・製造業、物流業、
小売り販売系サービス業における経営工学的現場改善手
法の開発
東京理科大学
169
所属研究室
所有研究装置
尾島研究室
カメガイ
ガス化装置、高温脱硫装置
カズヒサ
タ ナカ
亀谷 和久 助教
研究技術分野
電波天文学、科学コミュニケーション
ミ ライ
田中 未来 助教
研究技術分野
研究技術テーマ
●星間物質の電波観測
●電波観測装置の開発・評価
●社会への科学成果の普及
研究技術内容
東理
京工
理学
大部
電波帯(主にミリ波・サブミリ波帯)の分子輝線の観測
により、星間物質の性質を研究している。天体からの微
弱な電波を受信するための観測装置の開発および評価の
研究を行なっている。科学成果の社会への普及方法の研
究を行なっている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
イ
ド
ケン ジ
小井土 賢二 助教
研究技術分野
研究技術テーマ
●諸分野から生じる問題の数理モデル化
●効率のよい最適化アルゴリズムの設計
●大規模データの解析
研究技術内容
諸分野で現れる問題を最適化手法を用いて解決すること
に興味を持っています。実際に研究を進めている応用分
野は、統計およびデータ解析、船舶海洋工学、サプライ・
チェイン、高分子化学などがあります。多岐にわたるそ
れぞれの分野で培われた技術を他分野に応用することに
より、効果的な解決策が見いだせる可能性があります。
産業への利用
森研究室
コ
オペレーションズ・リサーチ、最適化、
データ解析
反応工学、伝熱工学、ライフサイクル
アセスメント(LCA)
現実の世界に生じる様々な問題を数理モデルを用いて解
く研究をしています。数理モデルを用いた問題解決では、
問題発見、モデル化、データの収集、数理モデルの求解、
結果の吟味、というのが一連の流れとなります。これら
をシームレスに遂行できるのが持ち味であると考えてい
ます。
研究技術テーマ
●高含水バイオマスの高付加価値化としてのガス化
●バイオマスのガス化合成ガスの高温脱硫
●アジアにおけるメタン発酵バイオガスプラントの環境
影響性評価
●LCAを用いたコンニャクの環境性評価
研究技術内容
環境に優しい社会を目指し、バイオマスの高付加価値化
の実験および評価、食の環境負荷の評価を行っている。
!従来の乾燥されたバイオマスに比べ、高含水バイオマ
スは8
0%以上の含水率を含み、そのガス化による付加価
値化は困難とされてきた一方で、水蒸気量の多いガス化
における合成ガスは水素リッチになりやすい。これまで、
ガス化における含水率の限界値を明らかにしてきた。"
生成したガス中の硫黄分は単位操作の湿式除去や熱交換
プロセスにおいてその廃液処理およびユニットの腐食が
問題となる。したがって、高温炉内脱硫による吸着特性
を把握することがテーマである。#タイでは環境に優し
く健康に良いエネルギーの創出を目指すスマートシティ
構想実現のためにバイオメタンエネルギーシステムの構
築が期待されている。健康評価、環境アセスメントを実
施することによりアジア・スマートシティにおける理想
的なエネルギーシステムについて検証を行っている。$
野菜生産が国際的競争に晒されようとする中、食の品質
に加え生産段階およびサプライチェーンにおける環境性
が問われてくる。コンニャク生産における環境負荷を評
価し日本の農業の優位性を示す研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
堂脇研究室
170
東京理科大学
ヤス イ
セイイチ
安井 清一 助教
研究技術分野
品質管理、統計的工程管理、実験計画
法、社会システム工学、安全システム
研究技術テーマ
●多特性、プロファイルデータ
(多変量解析が必要なデー
タ)のための統計的プロセス管理
●時系列データ、特にプロセスデータ、の傾向分類
●データ解析(統計学、統計的学習)による異常検出
●材料中の最大異物分布推定などの極値統計学の応用
●最適設計のための支援技術開発
研究技術内容
主にものづくりにおける設計、生産のためのデータ解析
による管理技術(固有技術を支援するための技術)を研
究しています。これらの技術を、統計学、および、統計
的学習に基づいて研究しています。生産においては、光
学特性の多変量解析による薄膜製造の管理、非相似形の
検出技術を研究してきました。これらのデータは、重量
や長さなどの単一データではなく、複数のデータで1つ
の意味をなす多変量データです。高度化した生産設備、
測定技術をもつ生産現場では、このようなデータ解析に
よる生産条件の最適化、管理が必要と考えており、今後
もこのような研究を進めていきます。設計においては、
実験計画法に基づく設計解の探索、ロバストパラメータ
設計について研究しています。特に、データ解析だけで
はなく、価値工学で用いられる機能分析を取り入れ、従
来より広い意味で、設計解を探索できる方法に注目して
います。
産業への利用
主としてデータ解析技術を研究していますが、産学連携
にあたっては、IE、QC(品質管理)
、VE(価値工学)
の視点に基づいて研究を進めています。日本品質管理学
会において、多品種少量生産に対する工程管理に関する
ワークショップ、および、先進的生産方式に対する工程
管理研究会を立ち上げ、産のメンバーと共に、今日にお
ける産が抱える現場の問題を議論する活動もしていま
す。
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
光学特性の多変量解析による薄膜製造の管理:日本品質
管理学会「多品種少量生産に対する工程管理に関する
ワークショップ」にて非相似形の検出技術の研究:日本
品質管理学会「先進的生産方式に対する工程管理研究会」
にて極値統計学による材料中の最大異物分布推定・予
測:産学共同研究
その他所属研究機関
総合研究機構次世代データマイニング研究部門
所属研究室
理工学部経営工学科尾島研究室
機械工学科
ヒロシ
岡田 裕 教授
研究技術分野
所属研究室
所有研究装置
ワークステーションクラスタ
具体的な産学連携内容
オカ ダ
具体的な産学連携内容
エネルギープラント設計とメンテナンス/CAEソフト
ウエア/自動車/造船/スポーツ用品、等
岡田研究室
可能な産学連携形態
理工学部
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、国際的産学連携
計算力学、計算破壊力学、材料力学、
安心安全
研究技術テーマ
●完全自動き裂進展解析システム
●破壊力学解析
●構造健全性解析
●CAE
●有限要素法解析
研究技術内容
四面体有限要素を用いた仮想き裂閉口積分法 (VCCM)
やJ積分計算手法と有限要素法解析モデルの自動生成プ
ログラムに基づくき裂進展解析システムと解析例を紹介
する。本システムは、複雑構造物中のき裂損傷評価ツー
ルとして発展が期待されるものである。従来法は六面体
有限要素を用い、手動メッシュ生成が必要だったため、
人間による膨大な作業量を必要としていた。破壊力学解
析に必要な人的リソース/時間を大幅に削減し、構造健
全性評価の高度化・高速化に大きく寄与するものであ
る。
産業への利用
現在、日本では原子力機器に代表されるエネルギー機器、
高速道路や鉄道に代表される社会的インフラストラク
チャーの経年化が進みつつある。例えば、国内原子力発
電所の多くは1
9
7
0年代に建設され、高経年化が進行して
いる。また、東名高速道路や東海道新幹線は建設から4
0
年以上経過している。これらのエネルギー機器や社会的
インフラストラクチャーは無くてはならないものである
が、経年化による突然の故障や破壊の危険性が年々増す
ばかりである。世界に目を向ければ、ミネアポリスの橋
梁崩落などの事故が発生している。社会的に重要なエネ
ルギー機器やインフラストラクチャーの破壊事故を未然
に防ぐためには、計算破壊力学を用いた経年構造物に対
する構造健全性評価や余寿命予測ツールとして応用が期
待される。
オギハラ
シン ジ
荻原 慎二 教授
研究技術分野
複合材料力学、機械材料、材料力学
研究技術テーマ
理東
工京
学理
部大
●繊維強化複合材料のマクロ及びミクロ力学特性評価、
評価法の検討
●機械材料(金属、プラスチック、複合材料)の力学特
性の負荷速度依存性
●航空宇宙用複合材料の破壊力学、損傷力学及び長期耐
久性評価
●各種機械材料・複合材料の力学特性
研究技術内容
繊維強化複合材料を中心に、機械材料全般についてその
力学特性(弾性率、強度、破壊靱性、長期耐久性)の評
価及び応用について研究しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
材料評価全般
カワグチ
ヤス オ
川口 靖夫 教授
研究技術分野
乱流、レオロジー、混相流、伝熱、エ
ネルギー変換、流体工学
研究技術テーマ
●界面活性剤添加による乱流摩擦抵抗低減、レーザ利用
計測とDNSシミュレーション
●粗さのある壁面の流体抵抗の解析
●ポリマー含有塗料による乱流摩擦抵抗低減、計測と応
用
●固気混相流の計測
研究技術内容
「ニーズに対し、ユニークな解決を」をモットーに研究
を進めており、プロジェクト研究、共同研究に多くの実
績があります。レーザードップラー流速計(LDV)や
粒子画像流速計(PIV)といった先進レーザ計測法を使っ
た製品内部流れの解析も可能です。
産業への利用
添加剤による乱流摩擦低減技術は、地域冷暖房やビル空
調システムにおける画期的な省エネにつながる。この研
究は国立研究所、地方自治体等との共同で実施しており、
札幌市役所での実証試験については新聞・テレビ等に報
道された。塗料による抵抗低減は船舶への応用が見込ま
れており、現在企業・国立研究所との共同研究を行って
いる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
東京理科大学
171
具体的な産学連携内容
流れの問題全般、流れのレーザ利用設計(LDV、PIV)
、
非ニュートン流体の実験・応用、エネルギーシステムに
関する解析・実験。そのほか幅広くご相談に応じます。
所有研究装置
レーザードップラー流速計、PIV(粒子画像速度測定)
装置、平面レーザ蛍光計測装置など
キク チ
マサノリ
菊池 正紀 教授
研究技術分野
東理
京工
理学
大部
破壊力学、材料力学、計算力学、機械
材料、材料力学
研究技術テーマ
●混合モード荷重下における楕円表面き裂進展に関する
研究
●延性破壊の巨視的・微視的メカニズムの研究
●重合メッシュ法を用いた3次元複雑き裂進展問題の計
算機シミュレーション
●粒子法を用いた構造物倒壊の計算機シミュレーション
●原子炉圧力容器鋼の中性子照射脆化のマルチスケール
計算機シミュレーション
研究技術内容
各種実験装置およびPCクラスターを用いて金属材料の
破壊や強度およびこれらの研究を支援する計算力学手法
の開発を行っている。破壊に関する主な研究として、金
属材料中の楕円表面き裂の複雑な進展挙動の研究、また
MLPGやSPH法などメッシュレス計算手法の高精度化に
関する研究も行っている。
産業への利用
特に小径やミニアチュア玉軸受に関する経験は豊富で、
高速化対応技術、高回転精度化技術、低トルク化技術に
精通しております。大学に移りまして、電食の研究を始
めました。インバータを用いた回転速度制御が家電品に
おいても普及してきました。その際、キャリア周波数の
上昇とともにノイズによって軸受内で電食が見られるよ
うになりました。小径玉軸受の電食発生限界を研究した
ところ、電圧で1.
5V、電流1
0mAで5
0
0時間以内に電食
が起こることを明らかにしました。転がり軸受における
実際の問題解決にお役立ていただけると存じます。
産業への利用
転がり軸受を直接対象としており、研究成果はすぐに製
品へ応用が可能です。軸受だけでなく、それを組み込ん
だシステムの問題解決にもつながります。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
小型玉軸受の電食、軸受を組み込んだシステムの問題解
決、回転精度測定機開発等。
所属研究室
理工学部機械工学科野口研究室
所有研究装置
真円度測定機、小型三次元測定機、FT-IR分析装置、鉄
粉濃度計、小型精密粉体ショットピーニング装置
ハヤ セ
マサノリ
早瀬 仁則 教授
研究技術分野
微細加工、MEMS
研究技術テーマ
本研究により得られる成果は構造物の安全性・信頼性を
向上させるための基礎的かつ重要な情報であり、産業に
おける構造物や機械部品の設計・開発における信頼性・
安全性に関する重要な知見としての役割を担っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
有限要素法を用いた応力解析を通じて、計算力学の立場
から構造物や機械部品の安全性評価や、新たな形状(最
適化)の提案を行うことができる。
●マイクロ燃料電池
●マイクロ流体デバイス
●銅めっき
研究技術内容
微細加工により、化学的な要素を持つ新しい機械創出を
目指している。具体的には、一体型の小さい燃料電池や、
血液分析チップの開発を進めている。また、めっきや腐
食の理解を深めるために、マイクロデバイスを利用した
観察手法の開発を進めている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
ノ グチ
ショウ ジ
野口 昭治 教授
研究技術分野
転がり軸受、トライボロジー、精密計
測、設計工学、機械機能要素、トライ
ボロジー
研究技術テーマ
●小径玉軸受を対象とした音・振動寿命における外部環
境の影響
●小径玉軸受の電食リッジマークの発生・成長の観察
●小径玉軸受の外輪揺動フレッチングに関する研究
●ローラチェーンのピン/ブッシュ摩耗低減に関する研
究
●軸受内輪と軸とのクリープに関する研究
研究技術内容
2
0
0
2年3月まで転がり軸受メーカーに勤務しておりまし
た。転がり軸受やそれを組み込んだ製品(システム)に
おける不具合解決や性能向上に関する経験は豊富です。
172
東京理科大学
その他所属研究機関
総合研究機構 がん医療基盤科学技術研究センター
所属研究室
早瀬研究室
所有研究装置
フォトリソグラフィー、成膜装置、エッチング装置
ミゾグチ
ヒロシ
溝口 博 教授
研究技術分野
実世界情報処理、知能機械学、機械情
報学
研究技術テーマ
●対人協調機械
●人間・機械相互作用
●サイバー・フィジカルシステム
●ヒューマン・コンピュータインタラクション
●フルボディ・インタラクション
人物計測技術
具体的な産学連携内容
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
・企業との共同研究・企業からの受託研究・NEDO殿か
らの受託研究(企業と共同)・産総研殿との共同研究
所属研究室
知能機械学研究室
所有研究装置
マイクロフォンアレイ(3
2ch円板型)マイクロフォン
アレイ(6
4ch球状)2
5
6chスピーカアレイ
ウエ ノ
イチロウ
上野 一郎 准教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
研究技術内容
界面熱流体力学、熱工学
研究技術テーマ
●固液気境界線(コンタクトライン)近傍流体の動力学
●表面張力差(マランゴニ)対流により生起する非線形
対流場および流体内粒子の運動
●気泡・蒸気泡の界面振動現象および熱輸送問題
●微小重力環境における表面張力差(マランゴニ)対流
●繊維状多孔質体内樹脂含侵および樹脂内粒子堆積過程
研究技術内容
我々の研究グループでは、界面を有する系での熱流体力
学をメインターゲットに、以下の2大テーマを掲げてい
ます。一つは、
『移動・変形を伴う界面を有する熱流体
の動力学』
、もう一つは『自由表面を有する有限領域液
体内の非線形対流場および粒子運動』です。前者は固体
面上の液体の移動や、液体中での気泡・蒸気泡の運動と
いった身近な現象の物理に注目しながら、微小スケー
ル・微小重力下での流体ハンドリング技術を目指したも
のです。高精度コーティングや、超高密度除熱を実現す
る高性能熱交換器などの熱流体工学的領域から、宇宙や
深海など特殊環境での生態環境制御など生化学・生体工
学的領域まで、幅広い領域への応用が期待されています。
また、複合材料成形過程で見られるような繊維状多孔質
体内での樹脂含浸・粒子堆積も対象としています。後者
はコーヒーのしみや食器に残る水痕などの身近な例か
ら、インクジェット方式による高品質電子素子形成、タ
ンパク質結晶化、新薬や水などの高品質化および検査過
程の高速化など、熱工学、電子工学、生化学・生体工学
的領域まで、幅広い領域への応用が期待されています。
産業への利用
2大テーマのうちの1つ、
『移動・変形を伴う界面を有
する流体の動力学』では、材料表面や構造体内での濡れ
に直結します。たとえば、薄膜コーティング過程、微小
領域での濡れ・反応制御、表面洗浄技術、多孔質体内で
の濡れおよび粒子流動・堆積過程(複合材料成形過程)
、
表面張力差対流を利用したヒートパイプ等の熱交換機
器・伝熱促進機器の高効率化や、沸騰現象を利用した狭
小領域での高密度除熱技術の高性能化などが応用技術と
して挙げられます。また、もう1つの柱である『自由表
面を有する有限領域液体内の非線形対流場および粒子運
動』については、結晶成長過程、インクジェットプリン
ティング技術や液滴塗布技術、マイクロ液滴形成による
触媒核形成技術などが挙げられます。
国内繊維メーカとの共同で、繊維状多孔質体内の樹脂含
侵過程および繊維周りの濡れに関する研究を実施。宇宙
環境利用科学関係では、1
9
9
9年以降、表面張力差駆動
(マ
ランゴニ)対流に関する国際宇宙ステーション日本実験
モジュール「きぼう」での流体物理実験に共同研究者と
して横浜国立大学・JAXAとともに参画中:(1)MEIS
(実験運用時期2
0
0
8∼2
0
1
3)
、
(2)Dynamic Surf(2
0
1
3
∼2
0
1
4(予):Case Western Reserve Univ.(米国)
と共同)
、
(3)JEREMI(2
0
1
6∼2
0
1
7(予):Univ. libre
de Bruxelles(ベルギー)
、Technische Univ. Wien(オー
ストリア)
、ESA(欧州宇宙機構)と共同)
。国際交流
関係では、Univ. Florida(米国)・Univ. Lille1(フラン
ス)と と も に、NSF(米 国 科 学 財 団)に よ るPIRE
( Partnerships for
International
Research
&
Education)プログラムや、EU(欧州連合)によるMarie
CurieプログラムPEOPLEに共同研究者として参画中。
理東
工京
学理
部大
その他所属研究機関
総合研究機構マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部
門(部門長)
所属研究室
界面熱流体力学研究室(上野研究室)
所有研究装置
高速度カメラ、低ノイズ高感度カメラ、放射温度計、3
次元粒子追跡速度計測(3D-PTV)装置、ブリュース
ター角顕微鏡(自作)
タカハシ
アキユキ
高橋 昭如 准教授
研究技術分野
計算力学、材料科学、材料強度
研究技術テーマ
●合金設計における析出強化機構の数値モデリングに関
する研究
●多結晶中における転位挙動の計算機シミュレーション
に関する研究
●格子欠陥の原子論・連続体モデリングに関する研究
●転位を用いたき裂のモデリングに関する研究
●分子動力学・モンテカルロ・転位動力学シミュレー
ションシステムの開発
研究技術内容
金属材料の強化機構(結晶粒微細化、分散強化、析出強
化など)のメカニズムについて、分子動力学法を用いた
原子論的アプローチと転位動力学法を用いた連続体的ア
プローチの両面から調べ、そのモデル化を行っている。
また、ナノスケールの点欠陥の連続体を用いたモデリン
グや、転位を用いた他の欠陥のモデリングを用いて、金
属材料中で起こる複雑な現象の(時間・空間ともに)マ
ルチスケールな解析の実現および理解を目指している。
産業への利用
本研究の成果は、微視的機構を考慮した材料強度評価に
関するものであり、産業における構造物の信頼性向上や
材料設計における情報としての役割を担っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
分子動力学法、モンテカルロ法、転位動力学法などを用
東京理科大学
173
いたナノ・マイクロスケールからの材料強度評価に基づ
く材料強度評価および材料設計。
所属研究室
計算材料科学研究室(高橋研究室)
タケムラ
ヒロシ
竹村 裕 准教授
研究技術分野
生体計測、ロボティクス、福祉工学、
画像処理、リハビリテーション
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
●生体計測に関する研究
●足底皮膚変形に着目した歩行運動の解析
●医療画像処理に関する研究
●下肢リハビリ・トレーニングに関する研究
●転倒や転倒による怪我の予防に関する研究
研究技術内容
ヒトは無意識に非常に複雑な運動を実現していますが、
そのメカニズムは未解明な点が多くあります。ロボット
をより上手に動かす為には、また、転倒や転倒による怪
我を防止する為には、ヒトの動作メカニズムをより深く
知る必要があります。本研究室はBiomechanicsを軸と
したヒトの動作の計測・モデリング・コントロールを展
開し、人間や生物の優れたメカニズムを理解し、リハビ
リテーション、ロボット、社会福祉への応用を目指して
います。特に足裏の触覚神経伝達に着目した歩行動作メ
カニズムの解明や高齢者の転倒や転倒による怪我の予防
に関する研究などを積極的に展開しています。研究に
よって得られる知見や本研究室独自の生体計測技術など
は、ロボット工学のみでなく、高齢者の転倒防止、リハ
ビリステーション、福祉機器の開発、新たな靴の開発、
床素材の開発などに応用可能であり、積極的に活用して
いきたいです。歩行動作中の運動解析、特に独自開発し
たシステムにより、歩き方と、床との接触面の変形と、
床反力とを同時に計測可能であり、履物の開発・評価や
歩行補助器具の評価試験などすぐに利用可能である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
竹村研究室
所有研究装置
・モーションキャプチャシステム ・床反力および足底
接触面変形同時計測装置 ・透明床反力計 ・高速度カ
メラ ・並列計算機 ・圧力分布系 ・3Dスキャナ
・透明トレッドミル
タカヒロ
塚原 隆裕 講師
研究技術分野
流体工学、伝熱工学、数値流体工学、
乱流工学
研究技術テーマ
●低レイノルズ数での乱流熱伝達促進
●超音波式渦流量計における流動挙動の解析
●多孔体などの複雑流路の流動シミュレーション
●非ニュートン流体の流動シミュレーション
●マイクロ・ナノ流路内の界面を伴う流体シミュレー
ション
174
東京理科大学
産業への利用
非ニュートン流体(特に粘弾性流体)の乱流シミュレー
ションを行い、流動特性および熱伝達特性の解析に努め、
さらには乱流モデル構築を目指している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
超音波式渦流量計について、計測部の流動挙動を解析し、
当該装置および計測方法の高度化に努めた。
その他所属研究機関
総合研究機構マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部
門
所属研究室
熱流体機能研究室 (塚原研究室)
マツザキ
リョウスケ
松崎 亮介 講師
研究技術分野
複合材料
研究技術テーマ
●複合材料VaRTM成形プロセスの最適化
●構造材料のセンシング、スマートストラクチャ
●インプリントリソグラフィを用いた複合材料の高機能
化
研究技術内容
構造材料(主に複合材料)に電気的アプリケーション技
術やリソグラフィ技術を融合して、新しい機能や価値を
持つ材料の開発を行っています。また複合材料の成形プ
ロセスのモデル化(シミュレーション)
と最適化を行なっ
ています。
産業への利用
複合材料の成形プロセスの数値シミュレーションによる
トライアルエラーの削減。樹脂注入成形時に、表面処理
を同時に行う。
所属研究室
ツカハラ
研究技術内容
マイクロ熱交換器などでは流路および流量が制限される
ため、比較的に低いレイノルズ数で稼動する場合が多く、
再層流化による熱伝達率の低下が懸念される。そのよう
な熱交換器等における低レイノルズ数の乱流熱伝達を促
進するため、遷移レイノルズ数域における乱流の実験お
よび大規模数値シミュレーションによる研究を行ってい
る。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
・複合材料の表面高機能化に関する研究・複合材料の樹
脂流動・硬化に関する研究・インテリジェントタイヤの
開発(ひずみモニタリング)
所属研究室
理工学部機械工学科 松崎研究室
所有研究装置
LCRハイテスタ、PXIシステム、スピンコーター、露光
装置、スペクトルアナライザ、高周波増幅器、定温恒温
器 他
ムラオカ
マサヒロ
村岡 正宏 講師
研究技術分野
流体力学、混相流
研究技術テーマ
●二次元伸張流れにおける液滴の合体運動に関する研究
●円管内流れにおける液滴の合体運動に関する研究
●粘性流体中での複数の粒子の運動に関する研究
研究技術内容
様々な工業プロセスで、液体の中にその液体とは混ざら
ない別な液体で構成される液滴が存在する場合がありま
す。その場合の液滴間の流体力学的相互作用や合体運動、
あるいは分裂運動を調べています。また、粘性流体中で
の粒子間の流体力学的相互作用などを調べています。
所属研究室
村岡研
点のひとつに初期条件依存性が挙げられる。この問題を
解決するため、様々な熱力学条件を実現できる手法であ
る拡張アンサンブル法に注目した。異方的な圧力制御に
対応させるなど、拡張アンサンブル法に理論的な改良を
行いながら計算手法の開発に取り組んでいる。
(ii)制限
された空間内での相転移現象。スリット型細孔や分子ク
ラスターなどナノ空間に閉じ込められた分子に特有な相
転移現象を研究している。このような系で固液平衡温度
や潜熱がバルクの場合から変化するメカニズムを研究す
ることで、不凍液のメカニズム解明や蓄熱材候補材料の
提案を目指している。
(iii)界面近傍での熱物質移動の
分子論的理解。固/液/気などの異なる相どうしの界面
に注目し、界面張力や界面構造を明らかにし、分子レベ
ルでの熱物質移動の理解を目指している。
その他所属研究機関
理東
工京
学理
部大
総合研究機構マイクロ・ナノ界面熱流体力学国際研究部
門
オ
ギ
ツ
タケ キ
小木津 武樹 助教
研究技術分野
ITS
(Intelligent Transport Systems)
、
知能機械、機械システム
所属研究室
理工学部機械工学科上野研究室
所有研究装置
汎用計算サーバー
研究技術テーマ
●自動車の自動運転・運転支援システム
●新たな知能機械のシステムインテグレーション
●知能機械を構成する要素技術(センシング・情報処
理・制御等)
●知能機械のためのHMI(Human Machine Interface)
研究技術内容
私の研究は、実用に資する知能機械システムの実現を目
指し、システム統合部分に着目している。知能機械シス
テムの研究は、システムを構成する諸要素
(センシング・
情報処理・アクチュエーションなど)を限定して取り扱
うことが多い。要素限定的な研究は、要素技術の発展に
欠かせないが、ここで得られた成果の組み合わせだけで
は、実用的なシステムは実現できない。システム統合に
着目した私の研究は、諸要素を統合するための技術だけ
でなく、新しいシステムの創出や、社会的ニーズに欠か
せない要素技術を抽出する点で、他の研究者と一線を画
していると考える。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
慶應義塾大学SFC研究所
所属研究室
研究技術分野
伝熱工学、微細加工
研究技術テーマ
●固体高分子形燃料電池内部の物質輸送現象解析
●燃料電池多孔質電極の微細構造制御
●燃料電池多孔質電極の形成プロセス解析
研究技術内容
固体高分子形燃料電池の低コスト化、高性能化に向けて、
物質輸送の観点から研究を行っている。これらの課題解
決のためには、燃料電池電極内の物質輸送促進により低
白金で高い発電性能を維持することが不可欠である。電
極内の物質輸送特性は電極構造と強く関係しており、最
適な電極構造の設計に向けて、電極構造の制御因子及び
発電特性に影響を及ぼす電極構造因子について評価・解
析を進めている。
可能な産学連携形態
共同研究
その他所属研究機関
総合研究機構光触媒国際研究センター
早瀬研究室
トシヒロ
ファン
金子 敏宏 助教
研究技術分野
タカヒロ
所属研究室
溝口研究室
カネ コ
スズ キ
鈴木 崇弘 助教
分子熱流体工学、計算物理学
研究技術テーマ
●分子動力学法における計算手法開発
●制限された空間内での相転移現象
●界面近傍での熱物質移動の分子論的理解
研究技術内容
固液相転移現象や界面での熱物質移動などの様々な熱流
体現象に対して、分子動力学シミュレーションを用いて
ミクロな視点から研究している。
(i)分子動力学法にお
ける計算手法開発。分子動力学シミュレーションの問題
シュウリン
范 学領 助教
研究技術分野
計算破壊力学
研究技術テーマ
●Fracture mechanics of film/substrate system
●Computational fracture mechanics
研究技術内容
In comparison to studies of spallation mechanism in
existing multilayer structures,relatively little attention
has been directed at modifications to the ceramic top
coat itself and associated fracture behaviors. Based on
the features of different deposition method,a vertical
東京理科大学
175
東理
京工
理学
大部
segment toughening concept is proposed,which has
potential in improving the durability of multilayer
structures through the modification of top coat. The
investigation of interlayer constraint effect contributes
to the extent of durability by changing the debonding
location to these far from the interface between
dissimilar
materials .
The
most
outstanding
contribution of this pioneer work is to deepen our
understanding of multilayer thin film structure design
and to present a simplified method that can be used
by material developers to identify promising novel
multilayer thermal barrier coatings(TBCs)through the
modification of ceramic top coating. The innovation of
the research include : ・ Prediction of crack
deflection and penetration while approaching to an
interface; ・Provide a phase diagram for interfacial
delamination; ・Obtain a quantitative formulation of
crack driving force as a function of microstructure
features; ・Evaluate the durability of doubleceramic-layer TBCs; ・Evaluate the substrate and/
or interlayer constraint effects;
・Provide some
design guidance for novel long-life multilayer
strucutures.
可能な産学連携形態
臨海部での防潮堤の補強に役立たせることができる。既
存の海岸堤防には自然砂丘などが用いられているケース
が多いが、自然砂丘の天端が足りないときには何らかの
対策が必要となるが、ここで結構している技術を用いれ
ば、用地幅を広げずに堤防の天端高さを高くすることが
できる。同じ技術は、臨港道路、沿岸道路、鉄道を築堤
で作る時に利用できる。防波堤の補強に関する研究は原
則的には防波堤の対策にしか用いることができないが、
港湾構造物の補強としての技術の発展が見込まれる。東
日本大震災では、広域にわたる地盤沈下が生じた。また、
津波避難のための高台の建設も強く望まれている。これ
らのためには多くの地盤材料を必要とするため、津波堆
積物の利用なども検討されている。津波堆積物について
はそのままでは築堤材料には不向きであるが、製鋼スラ
グを混合することで良質な地盤材料として利用できる可
能性がある。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
GRS一体橋梁はすでに北海道新幹線の建設で用いられて
いるほか、東北の震災復興事業でも取り入れられている。
所属研究室
理工学部土木工学科菊池研究室
所有研究装置
共同研究、国際的産学連携
三軸圧縮試験機
所属研究室
KIKUCHI Lab
キ ムラ
キチロウ
木村 吉郎 教授
理工学部
キク チ
土木工学科
ヨシアキ
菊池 喜昭 教授
研究技術分野
土木工学、地盤工学、防災工学
研究技術テーマ
●補強土を用いた築堤の耐津波性能の検討
●補強土を用いた一体橋梁の建設
●鋼製建材を用いた防波堤の補強効果の検討
●製鋼スラグを地盤用高機能材料としての利用するため
の検討
研究技術内容
室内で行った従来型防潮堤とGRS(補強土盛土)防潮堤、
および従来型橋梁とGRS一体橋梁の津波越流実験の結果
を解析して、従来型防潮堤と従来型橋梁と比較すると
GRS防潮堤とGRS一体橋梁は越流津波に対する抵抗力が
高いことを定量的に示す。また、GRS一体橋梁の振動台
実験の結果を、一自由度系の動的応答理論に基づいて解
析し、一体化により動的強度、動的靭性が向上し崩壊過
程での動的減衰係数が増加することを定量的に示し、共
振時水平加速度最大応答倍率など、耐震設計の基礎資料
を提供する。2
0
1
1年の東日本大震災では、多くの港湾施
設が津波によって破壊された。中でも、防波堤が津波力
によって壊されたために、港湾の機能が制限されている
ケースが多くある。そこで、防波堤の耐津波性能を向上
させるための一つの方策として、鋼矢板を用いた防波堤
の補強対策を検討している。津波堆積物など低品質の地
盤材料に製鋼スラグを混合することで良質な地盤材料と
して利用できる。
産業への利用
176
東京理科大学
研究技術分野
土木工学、風工学、振動学、橋梁工学、
構造工学
研究技術テーマ
●構造物の耐風性
●橋梁をはじめとする構造物の振動
●自然風の性質
●発電用風車の振動特性
研究技術内容
自然風により構造物に生じる、主に振動現象の特性解明
や予測を、風洞実験や解析により行う。学内の風洞設備
は規模が小さいが、調整により学外の設備を借用して研
究を進めることも可能。目的に応じた実験・解析を行う
ことで、必要な検討を十分に実施することが可能。学内
の風向変動風洞は試作機であり、試験部の大きさも幅3
0
0
mm、高さ1
5
0mmと小さいが、1
8
0度近い風向変化を0.
5
秒程度で生じさせることができ、風向変化の影響を実験
的に検討できるユニークな設備。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
構造物の対風応答を検討する風洞実験や解析的検討な
ど。
所属研究室
理工学部土木工学科橋梁研究室
所有研究装置
風向変動風洞、吹出型風洞
コ ジマ
ヒロヒト
ツカモト
小島 尚人 教授
研究技術分野
国土情報工学、リモートセンシング、
画像処理・解析、システム設計開発、
国土計画
研究技術テーマ
●リモートセンシングを導入した同時多発型斜面崩壊誘
因影響分析手法の開発(平成2
4年度∼2
5年度科研費萌
芽研究)
●錯視を誘発する画像特徴合成強調/判読支援動画作成
システムの開発
●各種検査・計測動画に対する画質改善、視認性評価定
量評価に関する研究
●ハイパースペクトルデータ、マイクロ波映像レーダ
データの適用分野開拓
●インターネット環境下で稼動する各種技術系処理・解
析システムの構築
研究技術内容
国土の管理支援(調査、計画、減災・防災対策支援等)
を目的として、人工衛星・航空機から観測されるリモー
トセンシングデータと地理情報を融合する処理・解析技
術に関する研究が主眼となっている。考案した独自の処
理・解析モデルを誰もが利用できるように、システム化
(インターネット環境含)するといった実用化研究に取
り組んでいる。企業、行政機関、大学との共同研究等を
経て研究内容の一部が利用されている。
産業への利用
理大研究戦略・産学連携センター(URA)を通して、
研究内容について特許申請(特許取得3件、特許申請2
件)し、関連研究課題について、共同研究(2社、平成
2
6年度)を実施している。1)画像判読支援動画生成方
法、プログラム、及び画像判読支援動画生成装置、特許
第4
8
6
8
5
0
9号、2
0
1
1年1
1月2
5日、2)プロ グ ラ ム、画 像
間変化箇所判読支援動画生成方法、及び画像間変化箇所
判読支援動画生成装置、特許第5
0
4
6
1
1
9号、2
0
1
2年7月
2
7日、3)画像特徴合成動画生成装置、画像特徴合成動
画生成方法、及びプログラム、特許第5
2
4
6
7
7
0号、2
0
1
3
年4月1
9日、4)画質改善画像生成装置、画像の画質改
善方法、及びプログラム、特 開2
0
1
2-2
0
3
8
4
7、2
0
1
2年1
0
月2
2日、5)動画視認性定量評価装置、動画視認性定量
化方法、及びプログラム、特 開2
0
1
3-2
4
2
7
8
4、2
0
1
3年1
2
月5日、上記の画像判読支援動画、画像特徴合成動画の
特徴は、擬似似回転錯視&残像錯視効果によって、従来
の画像鮮鋭化、画像強調処理(ラプラシアン処理やエッ
ジ強調処理等)では得られない「元画像の画質維持・鮮
鋭化効果、画像特徴強調効果」が得られる点にある。医
用画像、衛星画像、顕微鏡画像、生体認証画像、天文画
像、考古学系画像等、様々な画像判読支援に適用可能。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
受託研究・共同研究契約に沿って適宜対応。
その他所属研究機関
総合研究機構・次世代データマイニング研究部門
所属研究室
理工学部・土木工学科・地球環境工学研究室(小島研)
ヨシミチ
塚本 良道 教授
研究技術分野
地盤工学、地震時の砂地盤の液状化に
関わる工学的問題
研究技術テーマ
●地震動を受ける飽和砂および不飽和砂の挙動と液状
化・流動現象の解明
●液状化対策工法の開発と評価
●原位置試験と室内試験に基づく砂質地盤の液状化・流
動特性の評価
研究技術内容
地震時の砂地盤の液状化に関わる工学的諸問題の研究を
行なっています。地震動を受ける飽和砂および不飽和砂
の挙動と液状化・流動の推定法、液状化対策工法の開発
と評価、原位置試験
(とくに、スウェーデン式サウンディ
ング試験)と室内試験に基づく砂質地盤の液状化・流動
特性の評価などを手がけています。
理東
工京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
砂質地盤の液状化・流動に関する研究テーマの共同研究
が可能です。
所属研究室
理工学部土木工学科地盤工学研究室
所有研究装置
油圧式載荷装置(容量5t)を有する大型三軸試験装置、
弾性波伝播速度計測機能を有する繰返し三軸試験装置、
中空ねじりせん断試験装置、原位置貫入試験用の加圧型
土槽試験装置などの試験装置を配備しています。砂質土
の液状化対策工法の開発と評価など、さまざまな共同研
究への用途が可能です。
デ グチ
ヒロシ
出口 浩 教授
研究技術分野
水処理
研究技術テーマ
●活性汚泥の細菌叢解析
●排水中の有機物の消長
●ハイブリッド型排水処理
研究技術内容
細菌叢解析は、排水の生物処理の内容を詳細に説明する
ためのツールである。排水の処理に関する微生物は複数
の菌の集合体であり、この組み合わせの状態の把握が、
排水処理の良否の要因を説明する材料となる。排水中の
有機物の消長は、排水処理の研究では十分な解明がなさ
れないまま残されてい る 部 分 で あ る。酸 素 利 用 速 度
(OUR)をツールとして、排水からの有機物の除去の
プロセスを解明するものである。ここで得られている結
果からは、排水処理に必要なエネルギーの削減を行う根
拠も提示できるものと期待される。そして、ハイブリッ
ド型排水処理は、排水中の有機物の消長を勘案した上で
の処理プロセスの提案である。また、排水処理には汚泥
処理が伴うが、提案の範囲には、汚泥は最終的に農地に
還元することも含めている。
産業への利用
下水道の未普及地域の解消のための技術提案となる。地
方自治体、下水道事業団、水処理プラント等を扱う企業
など
東京理科大学
177
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
環境工学研究室
注目されているが、このような技術を実現するためにも、
本研究の主眼である設計−施工−維持管理を有機的に連
係させる技術開発が必要である。
産業への利用
シーケンサー、PCR、DGGE解析装置、TOC計など
前記した研究・技術内容は現在進行形の内容であるた
め、実フィールドでの検討を実施できるパートナーが必
要となる。
トウヘイ
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所有研究装置
可能な産学連携形態
テル ミ
東平 光生 教授
研究技術分野
東理
京工
理学
大部
応用力学、弾性波動論、並列計算、ト
モグラフィー
研究技術テーマ
●弾性波動場のGreen関数の表現法と効率的計算法
●積分方程式の数値解法
●散乱逆解析
●数値計算の高速アルゴリズム開発、並列計算
研究技術内容
ヒルベルト空間の射影定理を応用し、弾性波動理論と結
合することで、媒質の変動領域の推定手法の数学理論の
構築を行ってきました。この理論を材料の欠陥の検出技
術を展開してゆくことが今後の展望です。
産業への利用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所有研究装置
ヨシタカ
加藤 佳孝 准教授
土木工学
研究技術テーマ
●コンクリート構造物の劣化機構の解明と予測技術の高
度化
●材料特性と施工を考慮した構造体コンクリートの性能
評価に基づく設計−施工−維持管理の連係
●残存プレストレス力の推定に基づくPC桁の健全性評
価
●グリーンコンクリートの開発と適用
研究技術内容
コンクリート構造物の劣化機構の解明と予測技術の高度
化:実行力のある維持管理のためには、既存構造物の健
全性を評価することが必要不可欠となる。特に、コンク
リート構造物の劣化では鉄筋腐食が重要であり、いくつ
かの計測技術が提案されているものの、未だにその予測
精度は高くない。本研究では、電気化学的な理論に基づ
いた数理モデルの構築と、実構造物での計測結果をデー
タベース化することにより、鉄筋の腐食状況を高精度で
予測可能な技術を開発することを目的としている。さら
に、鉄筋腐食に至る前の中性化や塩化物イオンの浸透に
ついても、予測手法の高度化を目指している。材料特性
と施工を考慮した構造体コンクリートの性能評価に基づ
く設計−施工−維持管理の連係:合理的な維持管理のた
めには、設計−施工−維持管理の連係が不可欠であるが、
これを困難にしている根本の問題は、材料特性と施工に
ある。また最近では、維持管理のPDCAや、CIMなどが
178
東京理科大学
サ エキ
マサユキ
佐伯 昌之 准教授
計測、構造モニタリング、地震工学、
維持管理工学
研究技術テーマ
●GPS無線センサネットワークの開発と多点変位計測
●精密小型加振機を用いた構造センシング手法の開発
研究技術内容
高速並列計算機(5
1
2GB、3
2コア)
研究技術分野
所有研究装置
水銀圧入式ポロシメータポテンショガルバノスタット電
位差滴定装置熱分析装置 ビッカース硬度計レーザー
ドップラー簡易SEM圧縮試験機
研究技術分野
波動解析に関するコンサルティング事業、環境振動、地
盤振動解析、音の伝播解析など。
カ トウ
具体的な産学連携内容
コンクリート施工技術の高度化、鉄筋コンクリートのコ
ア削孔箇所の鉄筋損傷確認方法に関する開発、既設PC
道路橋主桁の残存プレストレス力推定手法の実用化に関
する研究
■GPS無線センサネットワークの開発と多点変位計測:
近 年、数cmの 精 度 で 変 位 を 計 測 で き るGPS受 信 機 モ
ジュールを安価で入手できるようになっている。このモ
ジュールと無線センサネットワークを結合することで、
簡易に高密度に多点で変位を計測できるようになる。す
でにシステムの開発を終え、理想的な環境下での精度検
証を終え、1cm程度の精度で準静的な変位を追跡でき
ることを示している。現在は、これを実現場に展開する
ための応用研究を進めている。■精密小型加振機を用い
た構造センシング手法の開発:精密小型加振機は、極め
て高精度な力を発生させ、構造物を振動させることがで
きる。この振動を、精密小型加振機と時刻同期した加速
度無線センサネットワークで計測することで、構造物の
動特性を高精度に捉えることができる。また、有限要素
法の解析と比較し、構造同定することで、構造物の健全
性、損傷などを定量的に評価するための技術開発を進め
ている。
産業への利用
■GPS無線センサネットワークの開発と多点変位計測:
社会基盤構造物の変位モニタリング、地震直後の変状計
測、災害時に緊急的かつ集中的に変位モニタリングが必
要な箇所への配置などの応用が期待される。■精密小型
加振機を用いた構造センシング手法の開発:構造物の健
全性を定量的に把握するための技術への応用が期待され
る。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・GPSを用いた安価な変位計測システムの開発・無線セ
ンサネットワーク技術を用いた計測の簡易化・GPSを用
いた移動体軌跡推定システムの開発
共同・受託研究を行うことは可能である。
産業への利用
テラ ベ
シン タ ロウ
寺部 慎太郎 准教授
研究技術分野
交通計画、交通マーケティング、市民
参加、交通工学、国土計画、都市計画、
高速鉄道
研究技術テーマ
●交通計画における市民参加のプロセスの評価
●鉄道経路探索webサイトのログ解析による交通行動理
論の再考
●旅客の行動を計画した都市間交通の収益管理
●都市鉄道における歩行者行動のモデル化と健康増進
●渋滞早期解消や交通安全性向上のための運転者支援シ
ステム(ITS)
研究技術内容
交通に関わる人間の行動や意識の分析、市民参加や交通
企業のマーケティングを研究しています。
産業への利用
消費者行動を予測する離散選択モデルを用いた共同研究
や技術相談を、交通運輸企業と行ってきました。交差点
における交通事故発生要因を分析し、その情報を自動車
運転者に与えることで、交通安全性を高める研究をした
こともあります。近年は、鉄道駅の安全安心性を評価す
る手法を企業と共同研究して開発しました。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
河川環境に関わる流量、土砂輸送量、汚濁負荷量に関す
る計測技術・評価手法を独自に開発しており、その中の
一部は事業化・製品化を念頭において研究開発を実施し
ている。河川堤防・防潮堤強化技術についてはこれから
大きな需要があるものと想定されており、本研究室で開
発した技術の実用化が期待される。また、放射性物質動
態に関する調査・解析技術についても実用化を念頭にし
ている。川ごみ輸送量に関する調査技術の実用化を目指
している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・様々な測器を用いた河川流量観測・評価技術の開発・
高精度化(国土交通省、民間企業との共同研究)・印旛
沼流域における水環境改善対策実施と効果検証
(千葉県、
民間企業との共同研究)
・放射性物質動態シミュレーショ
ン技術の開発(地方公共団体と民間企業との共同研究)・
防潮堤強化技術に関する研究
理東
工京
学理
部大
所属研究室
水理研究室
所有研究装置
超音波ドップラー流速分布計(ADCP、H-ADCP)
、大
津波発生装置、水環境計測装置(濁度計、DO計、STD
計など)
、オートアナライザー(栄養塩連続分析)
、レー
ザー回折式粒度分析装置、PIV流速計測システム、高感
度ベクレルモニター(放射性Cs計測)
所属研究室
計画研究室
所有研究装置
ナカヨシ
ドライビングシミュレータ
マコ ト
仲吉 信人 講師
研究技術分野
ニ ヘイ
ヤス オ
二瓶 泰雄 准教授
研究技術分野
環境水理学、防災水工学
研究技術テーマ
●河川流量に関する計測技術の開発と評価
●河川堤防・防潮堤強化技術の新提案
●川ごみの実態調査とモニタリング技術の開発・実用化
●洪水氾濫調査法の確立、準リアルタイム氾濫解析技術
の構築
●流域圏における放射性セシウム動態調査・解析システ
ムの開発
研究技術内容
これまでの河川環境計測技術の問題点をクリアするため
に、最新の計測装置(ADCPやH-ADCPなど)を駆使し
た調査の実施や、観測技術と数値解析技術(DIEX法)
を組み合わせた新しいシステムの開発を行っている。巨
大水害に対応しえる次世代型河川堤防・防潮堤に関する
強化・補強技術を地盤系の研究者と共に開発している。
流域から河川、湖沼・内湾にわたる放射性物質動態の観
測や解析技術開発に従事している。海ごみの由来となる
川ごみがどのくらい、どのように運ばれるかの実態調査
方法やそのモニタリング技術の開発を行っている。全国
各地で行っている水害・土砂災害の調査を行い、その調
査方法の標準化を行うとともに、準リアルタイムの洪水
氾濫解析技術の確立に従事している。これらに関連する
水文気象、暑熱ストレス、温熱生理、
流体力学、センサ開発
研究技術テーマ
●水文気象:都市を対象とし、水・大気・熱・汚染物質
動態解明
●生気象:人の健康と気象・熱環境の関係解明
●ウェアラブル気象・生理センサの開発
●都市型集中豪雨のメカニズム解明
研究技術内容
ウェアラブル気象・生理センサの開発人の暑熱ストレス
を計測するには、気温、湿度のみならず、短波放射・長
波放射、風速の測定が不可欠である。小生は、それら5
つの気象因子、及びいくつかの重要な生理因子を計測可
能なウェアラブル計測システムの開発・改良を行ってい
る。これにより、熱中症の事前シグナル検知や、都市街
区内の詳細な微気象の把握が可能となる。従来の短波・
長波放射、風速センサでは、消費電力、大きさ、センサ
指向性の問題からウェアラブルへの流用は難しいが、小
生はウェアラブルに適した新たなセンサ原理(グローブ
風速・放射センサ)を開発し問題を解決した。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
産業総合技術研究所・東大との共同研究:グローブ風速
放射センサを使用した夏季の睡眠導入困難の研究岐阜県
多治見市役所:高温都市、岐阜県多治見市の暑熱環境
東京理科大学
179
調査
所属研究室
土木工学科水理研究室
エ グチ
コウヘイ
江口 康平 助教
研究技術分野
コンクリート工学、混和材、セメント
化学、耐久性
研究技術テーマ
東理
京工
理学
大部
東基
京礎
工
理学
大部
新たに立案する高速道路渋滞緩和策の効果検証のため、
実証実験のフィールドを提供いただけるパートナーを探
している。交通流円滑化による交通容量そのものの向上
のみならず、鉄道と道路との連携による渋滞緩和(ダイ
ナミック・パークアンドライド)のような異なる交通機
関を組み合わせた施策も構想している。なお、交通流円
滑化を図るための施策立案には、質・量ともに十分な検
証用車両挙動データが必要であり、データ提供をいただ
ける共同研究団体を探している。
可能な産学連携形態
●混和材を使用したコンクリートの性能評価
●コンクリート構造物の耐久性に関する研究
●セメント化学に基づく実構造物を対象とした診断技術
の開発
研究技術内容
共同研究
具体的な産学連携内容
・都市高速道路における所要時間予測手法の開発、改良
(2
0
0
6年度∼)
所属研究室
近年開発された混和材の一つに、メタカオリン含有人工
ポゾランと呼ばれる材料がある。この材料は、高炉スラ
グ微粉末やフライアッシュ等の従来の混和材に比べ、水
和初期の反応性が高く、混和材使用コンクリートの短所
である初期強度の低下を引き起こさずに、耐久性を向上
できることが確認されている。また、そのほかのポゾラ
ン材料は産業副産物に対して、この材料は人工的に調整
して製造するため、品質の保証ができ、引いては安定し
た品質のコンクリートを作製できるものである。ただし、
この材料は開発されたばかりのため不明な点が多く、特
に、実構造物の使用にあたっては反応特性や若材齢時の
水和反応に起因する収縮特性、フレッシュ性状に与える
影響を明らかにする必要がある。そこで本研究では、こ
のメタカオリン含有人工ポゾランを使用した硬化体を作
製し、これらコンクリートの施工性や品質に大きな影響
を与える要素について実験的・解析的な手法で検討を行
うことで、メタカオリン含有人工ポゾランの最適な使用
法や、使用時の性能を明らかにすることを目的に検討を
行う。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
コンクリート工学研究室
所有研究装置
示差熱分析、塩分滴定器、乾湿繰返し装置、中性化促進
試験装置、万能試験機、恒温恒湿装置
計画研究室
所有研究装置
ドライビングシミュレータ
ミ
タ
カツ ヤ
三田 勝也 助教
研究技術分野
コンクリート工学
研究技術テーマ
●コンクリート構造物表層部の品質改善
●コンクリート内部への塩化物イオンの浸透予測手法
●コンクリート構造物の長寿命化
研究技術内容
鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋を腐食に至らせるよう
な外的劣化因子(例:塩化物イオン、炭酸ガス等)は、
そのほとんどがコンクリート表面部から浸透・拡散に
よって内部へと侵入していく。すなわち、コンクリート
構造物の長期耐久性を目指す上で、コンクリート表層部
の品質は最重要課題となりうる。幾つかある品質低下要
因の中で、コンクリートの材料分離によって引き起こさ
れるブリーディング水に着目し、ブリーディング水が引
き起こす表層部の品質低下機構ならびにそのメカニズム
を定量的に評価しようと試みる。また、ブリーディング
水の挙動をモデル化し、品質低下部位予測まで行うこと
を最終的な目的としている。
所属研究室
コンクリート工学研究室
カ サイ
マコト
葛西 誠 助教
研究技術分野
研究技術テーマ
●高速道路サグ部等の渋滞現象のモデル化と渋滞緩和技
術の開発
●道路線形を考慮に入れた交通容量推定モデルの構築
●高速道路における所要時間予測手法の開発と適用
●道路と鉄道の連携による渋滞緩和施策の適用性
●道路交通におけるサービス水準の考え方とその評価法
研究技術内容
高速道路サグ部における渋滞メカニズムは未だ明確に
なっていない。効果的な渋滞緩和策の開発のため、道路
の線形が交通流に及ぼす影響を実験的および理論的に明
らかにすることを目的とする。
産業への利用
180
東京理科大学
基礎工学部
交通工学、交通計画
イ
ガ ラシ
教養
マサユキ
五十嵐 雅之 教授
研究技術分野
微分幾何学
研究技術テーマ
●完全積分可能な測地流を持つリーマン多様体の研究
●エルミート=リウビユ構造の研究
研究技術内容
完全積分可能な測地流を持つリーマン多様体が、いろい
ろな仮定の下、局所的あるいは大局的に、どれくらいあ
り、どのように分類できるかを解明するために、その1
つであるところのエルミート=リウビユ多様体の構造を
研究している。
所属研究室
基礎工学部教養五十嵐研究室
その他所属研究機関
総合研究機構 長万部地域社会研究部門
所属研究室
エノモト
カズユキ
榎本 一之 教授
研究技術分野
微分幾何学
研究技術テーマ
●部分多様体の微分幾何学
●リーマン幾何学
研究技術内容
曲線や曲面の性質を微分幾何学的な手法で解析してい
る。
竹内研究室
所有研究装置
X線回折装置(XRD)
、原子吸光光度計(AA)
、走査型
電子顕微鏡(SEM)
、エネ ル ギ ー 分 散 型X線 分 析 装 置
(EDS)
、熱分析装置(TGA)
、固体酸化物型燃料電池
(SOFC)
、交流インピーダンス測定装置(EIS)
、ガス
クロマトグラフィー(GC)
、ボックス型電気炉、チュー
ブ型電気炉
ノ ザワ
サ トウ
佐藤 喜一郎 教授
研究技術分野
ハジメ
野沢 肇 教授
キ イチロウ
場の量子論、量子重力理論、ゲージ理
論、低エネルギー有効理論
研究技術テーマ
●場の量子論における正準量子化
●非線形有効理論におけるcollectiveモードの量子化
●質量項を持つ理論のStueckelberg形式での定式化
●Weyl不変性の重力理論での実現
●量子重力理論
研究技術分野
社会学
基東
礎
工京
学理
部大
研究技術テーマ
●人口減少
●過疎の進行
●地域振興
研究技術内容
人口減少すると、どのようなことが起きるのか。過疎地
域社会に居住し、フィールドワークしながら、地域社会
の変化を把握しようとしている。
研究技術内容
重力を含む4つの基本力を扱える素粒子理論の構築を目
標としている。その中で、様々な量子化手法の基礎的研
究を行っている。意外な形で量子効果が見えるモデルの
構築に力を注いでいる。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
タケウチ
ケン
竹内 謙 教授
研究技術分野
電気化学、無機材料化学
研究技術テーマ
●ホタテ貝殻の有効利用
●クマザサのバイオマス
●洞爺湖の成り立ちに関しての調査
●ストロンチウム、セシウム、トリチウムの溶液内から
の除去
●中低温型の固体酸化物型燃料電池の電極開発
フク ダ
ヒロシ
福田 博 教授
研究技術分野
複合材料、微視力学、複合材料、物性
研究技術テーマ
●複合材料の強度発現機構
●複合材料の新しい評価・試験法
●積層板の変形評価
●C/C複合材料の評価・応用
●蓄電機能を有するCFRP積層板の開発
研究技術内容
複合材料について、特に力学的な観点から(3)の研究
テーマその他を研究している。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
構造材料の強度、特に複合材料に関すること全般。
研究技術内容
北海道は国内のホタテ貝の漁獲量(平成2
0年度3
1万トン)
の9
0%以上のシェアを占めている。このホタテ養殖は本
学キャンパスのある長万部町の主要産業である。しかし、
一方で、ホタテ貝殻が産業廃棄物として全国で年間1
5万
トンも生じ、その処理が課題である。従来、ホタテ貝殻
は、炭酸カルシウムの原料として利用されることが多い。
しかし、その再利用コストは石灰岩由来のそれよりも高
く、一般的に広く普及するまでには至っていない。付加
価値を得るためには、ホタテ貝殻のみが持つ機能性を見
いだす事が重要である。その観点で、ホタテ貝殻特有の
機能性の探索と、その機能発現のメカニズムを解明する
ことを目的に、ミクロ、ナノレベルでの貝殻の構造を解
析している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
フジ イ
シ ロウ
藤井 志郎 教授
研究技術分野
生物物理、生体膜、Caイオンチャネ
ル、Naイオンチャネル、シミュレー
ション
研究技術テーマ
●生体膜におけるCaイオンチャネルの開閉メカニズム
●CaイオンチャネルにおけるCaイオン選択性とNaイオ
ンの関与
研究技術内容
心臓細胞の内向きイオンチャネルにはCaチャネルとNa
チャネルが存在し、それぞれCa選択性、Na選択性の性
質を持つといわれてきたが、これらの選択性がどのよう
な機構で行われているのかは未だに明らかになっていな
い。CaチャネルにCa電流発生後の消失(緩和)経過は
東京理科大学
181
2つの時定数で表され、これらは2種類のCaチャネル
で、2つのCa電流の分離を電流波形から回帰し、それ
ぞれの時定数と電圧との関係を求め、さらにCa電流の
大きさと電圧との関係を求めた。これらの結果を、Ca
チャネルの開閉機構の基本的機構として、Caイオンの
チャネル内での結合と仮定し、シミュレーションすると、
いくつかの仮定を置くことで、満足のいく結果が得られ
た。さらに、心細胞におけるCaチャネルが発生学的に
はNaチャネルよりも早期に出現することを考慮して、
内向き電流の開閉機構は、NaチャネルにおいてもCaイ
オンの結合によって行われていると仮定し、シミュレー
トすると、Na電流の -V関係やI-V関係を説明できるこ
とが示された。これらのことから、Ca選択性、Na選択
性の機構が存在せずとも、2種類の内向き電流の機構が
説明できることと思われる。
その他所属研究機関
東基
京礎
工
理学
大部
総合研究機構研究部、長万部地域社会研究部門
所属研究室
長万部キャンパス、藤井研究室
ホン ダ
ヒロタカ
本田 宏隆 教授
研究技術分野
物理化学
研究技術テーマ
●界面制御工学
●表面改質
●粒子設計
研究技術内容
粒子を小さくしていくと、その挙動に粒子の表面(界面)
の効果が大きくあらわれるようになる。そこで、本研究
室では、その界面を化学的あるいは物理化学的に改質す
ることで粒子挙動を任意に制御する微粒子設計技法につ
いて検討している。これまでに紫外線カット微粒子、高
強度セメント微粒子、徐放性・易溶性微粒子、カプセル
化微粒子などの開発を行ってきている。
オオコシ
カツ ヤ
大越 克也 准教授
研究技術分野
天文学
れに加えて、ホタテ貝殻を機能性材料として利用できる
ならば、これまで産業廃棄物として厄介者扱いされてき
たホタテ貝殻を、資源として有効活用できることになる。
また、ホタテの産地は北海道と東北地方に集中している
が、ホタテ貝殻を機能性材料として再利用するプラント
を建設できれば、これらの地方に新しい産業を創成し、
地域の活性化に貢献できる。
ハシモト
シゲ キ
橋本 茂樹 准教授
研究技術分野
化学生物学、生物有機化学、有機合成
化学
研究技術テーマ
●抗菌ペプチド「アピデシン」の作用機構解明と抗菌特
性の改変
●抗菌ペプチド「タナチン」の作用機構解明と抗菌特性
の改変
研究技術内容
「アピデシン」は、プロリンに富む1
8アミノ酸残基から
なる抗菌ペプチドである。この抗菌ペプチドは、大腸菌
のようなグラム陰性菌に対して静菌的に作用する。この
抗菌ペプチドは、標的細菌の細胞膜を透過して細胞内標
的に結合し、その働きを阻害すると言われている。現在、
このペプチドの抗菌作用機構を明らかにするとともに、
抗菌活性と作用スペクトルを遺伝子工学的に改変した
「アピデシン」誘導体の創製を行っている。「タナチン」
は、ループ構造をもつ2
1アミノ酸残基からなる抗菌ペプ
チドである。この抗菌ペプチドは、グラム陽性菌と陰性
菌、カビなどに殺菌的に作用する。この抗菌ペプチドは、
標的の細胞膜に強く結合して膜構造を破壊すると言われ
ている。現在、このペプチドの作用機構を明らかにする
とともに、抗菌活性と作用スペクトルを有機化学的に改
変した「タナチン」誘導体の創製を行っている。
産業への利用
従来の抗生物質は、副作用や生体内の残留性に問題があ
る。これらの欠点を改善したソフトな次世代型の抗生物
質の開発を目標としている。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
所属研究室
基礎工学部教養橋本研究室
所有研究装置
タケウチ
タ ムラ
サ ナエ
竹内(田村)早苗 准教授
研究技術分野
紫外可視分光光度計、蛍光測定装置、ロータリーエバポ
レーター、高速液体クロマトグラフィー装置
機能性材料
研究技術テーマ
●焼成ホタテ貝殻粉末による水溶液からの金属の回収
研究技術内容
これまでに、焼成したホタテ貝殻の粉末が水溶液中のナ
トリウムイオンなどを吸着する可能性があることを発表
し、特許の出願を行った。ホタテ貝殻の主成分は炭酸カ
ルシウムであり、焼成後は酸化カルシウム、水溶液中で
使用する際には水酸化カルシウムとなるが、この吸着特
性は試薬として市販されているものには見られないこと
から、ホタテ貝殻の微細構造に起因するものと考えてい
る。この性質を発展させれば、海水中や廃水中の微量金
属の回収に利用できる可能性があり、周囲を海で囲まれ
ている日本にとって有力な資源調達手段となりうる。そ
182
東京理科大学
ヨコヤマ
ヒデ キ
横山 秀樹 准教授
研究技術分野
英語
研究技術テーマ
●英語教育
●米文学
研究技術内容
大学の一般教養科目としての英語に関し、教育上より効
果的な教授法を確立する。マーク・トウェインに関する
個々の作品と作家研究を通じて米文学の一端を解明す
る。
ナカ イ
サダム
中井 定 講師
イシカワ
タカフミ
石川 敬史 講師
研究技術分野
アメリカ政治外交史
研究技術テーマ
研究技術分野
生理学、心理学
研究技術テーマ
●ストレス評価(生理学、生化学、心理学)
研究技術内容
●政治思想史
●大統領制度
●連邦制度
●共和主義
●社会契約
ヒトにおけるストレスに関する研究 <ストレス評価方
法> 生理学…心拍変動の解析による自律神経の評価。
生化学…唾液中のアミラーゼ活性、免疫クロモグラニン
A濃度による評価。心理学…調査用紙 (POMS、STAI)
を用いた評価。
研究技術内容
アメリカ独立革命期の政治思想研究。ヨーロッパにおけ
る政治概念が北アメリカ植民地においてどのように継受
され、アメリカ特有の環境の中で変容した過程を検討し、
「大統領制度」
、
「連邦制度」
、
「アメリカ合衆国憲法」
、
「二
大政党制」
、
「代表制民主主義」といった今日使用されて
いる政治概念の本質的意味を考察している。政治学上の
概念を歴史的に考察することを通して、今日の政治社会
そのものを再検討する契機を提供する。
産業への利用
基礎工学部 電子応用工学科
アイカワ
ナオユキ
相川 直幸 教授
研究技術分野
アナログ・ディジタ ル 信 号 処 理、ELearning、医 療 工 学、計 測・制 御 工
学、画像工学
基東
礎
工京
学理
部大
研究技術テーマ
書籍の出版、メディアでの発言および政府への政策提言。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
1:下記学術書を出版した。
『岩波講座 政治哲学2』
(岩
波書店、2
0
1
4年4月)
、
『島々の発見―「新しいブリテン
史」と政治思想』
(名古屋大学出版、2
0
1
3年1
2月)
、
『キ
リスト教のアメリカ的展開―継承と変容』
(上智大学出
版会、
2
0
1
1年2月) 2:科学研究費助成の研究プロジェ
クト科学研究費補助金基盤研究(B)
「アメリカ政治思
想における共和主義と立憲主義」
(代表:宇野重規)の
分担研究者として、アメリカ政治思想史研究の新たな書
籍を共同執筆し出版を予定している。科学研究費補助金
基盤研究 (C)「近代政治思想史における制度論の諸相」
(代表:小田川大典)の分担研究者として、西欧政治思
想史に関する新たな書籍を共同執筆し出版を目指してい
る。3:その他現在進行中の計画ハーヴァード大学教授
のEliga Gouldの研究書Among the Power of the Earth:
The American Revolution and the Making of a New
World Empireの翻訳を進めており、2
0
1
5年にアメリカ
研究出版大手の彩流社より出版する。
所属研究室
石川研究室
●高速・高精度計測ためのアナログ・ディジタルフィル
タの設計
●信号・画像処理を用いた傷・異物検出アルゴリズムの
開発
●ハウリングや音響信号に含まれるノイズ除去システム
の開発
●E-Learningシステムの開発
●脳波解析システムの開発
研究技術内容
アナログ・ディジタル信号 処 理 の 研 究 を シ ー ズ と し
て、・高速・高精度な重量計測を行うためのシステム解
析やディジタルフィルタの設計・磁気による注射針など
の鋼製小物の傷検出やラインセンサーカメラなどの画像
による異物検出システムの開発・顕微鏡等で撮影された
画像から細胞抽出や物質の抽出・解析ソフトの開発・音
響信号に含まれるノイズを除去するシステムの実現・イ
ンターネットを使った、初学者向け電気回路学習ツール
や組込システム教育ツールの開発・脳波解析システムの
開発等を行っています。
産業への利用
通信や計測信号を高速・高精度に解析・評価するための
開発支援、信号・画像処理による異物検出システムのた
めの開発支援、FPGAを用いた画像解析開発支援、ELearningシステム構築など
可能な産学連携形態
タ ナカ
イク オ
田中 郁夫 講師
研究技術分野
場の量子論
研究技術テーマ
●場の量子論とその応用
研究技術内容
素粒子物理学や物性物理学のモデルとして利用すること
を目的として、場の量子論の力学的および数学的構造を
調べている。
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
アナログ・ディジタル信号処理に関して、基礎的な質問
から高度な応用研究まで対応できます。高精度・高速動
的重量計測アルゴリズムの開発、磁気や画像を用いた
傷・異物検出アルゴリズムの開発、FPGAを用いた高速
画像解析システムの開発、E-Learningシステムの開発等
に対応
その他所属研究機関
先端情報通信研究部門
東京理科大学
183
イ タミ
マコト
伊丹 誠 教授
研究技術分野
ディジタル通信方式、通信、
ネットワー
ク工学
研究技術テーマ
シンイチ
研究技術分野
●直交周波数分割多重(OFDM)に関する研究
●高度道路情報システム(ITS)に関する研究
●超広帯域通信方式(UWB)に関する研究
研究技術内容
近年ディジタル技術の進歩に伴い、より高度なサービス
を行うための通信・放送システムの研究開発が盛んに行
われています。特に無線周波数帯域の効率的な利用方法
は、検討すべき重要な問題になっています。伊丹研究室
ではそのための方式開発、理論的解析、特性向上のため
の技術などの研究を行っています。特にUWB通信方式、
OFDM、ITSなどを中心に研究しています。
東基
京礎
工
理学
大部
サ タケ
佐竹 信一 教授
産業への利用
既存の製品の特性向上および、次世代のシステムの開発。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
OFDM、UWB、ITSなどのシステムの共同開発、特性
向上のための方式の研究など。
数値熱流体力学、熱工学
研究技術テーマ
●乱流DNSの大規模並列計算
●GPUによる高速計算
●分子動力学シミュレーション(イオンビーム)
●デジタルホログラム流速計によるミクロ・マクロ流れ
計測
●核融合炉に関する研究(MHD乱流)
研究技術内容
ナノからマクロスケールに至るさまざまな物理現象を高
度なシミュレーション技術と実験手法を用いて理解する
ことを目的としています。この目的を達成するためにナ
ノからマクロスケールに至る研究課題を本研究室では、
さまざまなハイパフォーマンス計算手法(MPIによる並
列化、GPU、グリッド計算)を適用しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
その他所属研究機関
先端ホログラフィ技術研究開発センター
所属研究室
佐竹研究室
カニ エ
ヒサシ
蟹江 壽 教授
研究技術分野
InGaN微結晶作成と評価、周波数温度
安定性のよい輪郭系水晶振動子の設計
と作成
ハラ ダ
テツ ヤ
原田 哲也 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
●InGaN微結晶の作成と評価
●4点支持ラーメモード水晶振動子の設計と評価
●スリット入り長さ縦水晶振動子の設計と評価
●新型CTカット水晶振動子の設計と評価
●輪郭系水晶振動子の支持法の研究
研究技術内容
IInGaN窒化物微結晶を収率よく作成する方法を研究し、
低電圧電子線励起蛍光体や光吸収体としての利用方法を
開発している。また輪郭振動系の水晶振動子としてこれ
までラーメモード、CT複合モード、スリット付き長さ
縦振動モードの振動子を設計、試作して、これらがゼロ
温度係数をもつことを実証してきた。つねに新規性の高
い材料・素子の開発研究を行っている。
産業への利用
水銀やカドミウムなどの環境問題に配慮した新規な代替
蛍光体の実用化を目指した研究をしている。また温度特
性に優れ基本振動数が数1
0MHzと低い輪郭系水晶振動
子は、通信機器の省電力化に役立つとして研究を行って
いる。
可能な産学連携形態
研究技術テーマ
●バーチャルリアリティによるリハビリテーションシス
テム
●バーチャルリアリティによる教育支援システム
●物理現象の可感化
●力覚・触覚の提示
研究技術内容
近年重要視されている、QOLの向上、教育のIT化に興
味を持ち、バーチャルリアリティ技術による直感的なイ
ンタフェースを中心とした研究を行っている。
産業への利用
現状では研究レベルであるが、将来的には製品化を目指
したいと考えている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
フジシロ
ヒロ キ
藤代 博記 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
新規材料の開発・評価装置の使用などが可能である。
所属研究室
蟹江研究室
所有研究装置
EPMA8
7
0
5(CL付き)
、両面露光機PEM8
0
0、3次元計
測器hisomet
184
東京理科大学
バーチャルリアリティ、メディア情報
学、データベース
ナノ電子デバイス、超高速デバイス、
超高周波デバイス、光デバイス、LED、
光センサ、デバイスシミュレーション、
回路シミュレーション、半導体材料、
エピ成長
研究技術テーマ
●次世代ミリ波・テラヘルツ波帯低消費電力トランジス
タの開発
●次世代III-V CMOSの開発
●ワイドギャップ半導体パワーデバイスの研究
●量子ドットLEDの開発
●中赤外−遠赤外線光デバイスの開発
ヤマモト
マナブ
山本 学 教授
研究技術分野
研究技術内容
(1)高い電子移動度を持つSb系化合物半導体を用い
た高電子移動度トランジスタ(HEMT)はミリ波帯(3
0
∼3
0
0GHz)・サブミリ∼テラヘルツ波帯(3
0
0GHz∼3
THz)で動作可能な高周波・低消費電力デバイスとして
期待されています。InSb系材料を用いたHEMTのモン
テカルロシミュレーションによる設計・解析、分子線エ
ピタキシー(MBE)装置を用いたHEMTエピ構造の作
製・評価、デバイス作製・評価により、次世代ミリ波・
テラヘルツ波帯低消費電力デバイスの実現を目指してい
ます。
(2)Si基板上GaSb量子ドットは新たな光デバイ
ス(レーザ・LED)としての応用が期待されています。
走査型トンネル顕微鏡(STM)を用い、表面科学的観
点からの高密度かつ均一なGaSb量子ドットの作製制御
技術の確立と、GaSb量子ドットLEDの実現を目指して
います。
(3)低エネルギーバンドギャップを持つSb系
化合物半導体を用いた発光ダイオードや光センサーは、
中赤外から遠赤外線領域で動作可能な高機能光デバイス
として期待されています。MBE装置による結晶成長等
により、InSb系材料を用いた中赤外−遠赤外線領域の
光デバイス実現を目指しています。
光メモリ、ホログラムメモリ、光情報
処理、電子デバイス、電子機器
研究技術テーマ
●ホログラムメモリにおけるビタビ復号法
●ホログラムメモリの画像歪補正法
●計算機ホログラムメモリ
●ナイキストフィルターを用いたホログラム多重記録法
●テンプレートマッティングによる高精度データ位置検
出
研究技術内容
ホログラムメモリのROM、WORM、RAM型それぞれ
に関する信号処理技術、再生信号の評価技術に関する技
術蓄積が豊富である。
産業への利用
(1)ポストDVDに位置つけられる光ディスクメモリ
(2)磁気テープに置き換わる超大容量メモリ
可能な産学連携形態
基東
礎
工京
学理
部大
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
・ホログラムメモリの信号処理法に関する共同研究、・
計算機ホログラムシミュレーション法に関する共同研
究、・ホログラムメモリの画像処理技術
産業への利用
(1)光通信・ミリ波・テラヘルツ波帯超高速・超高周
波デバイス・回路の設計、作製・評価 (2)中赤外−
遠赤外線光デバイスの設計、作製・評価 (3)超高速・
超高周波・低雑音・パワー用デバイス・回路シミュレー
ション技術の開発 (4)次世代超高速・超高周波デバ
イス用半導体材料の開発支援(設計・エピ成長)
、供給
(5)中赤外−遠赤外線光デバイス用半導体材料の開
発受託(設計・エピ成長)
、供給 (6)各種材料の原子
レベル解析
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
(1)超高速・超高周波デバイス・回路の開発支援、コ
ンサルティング、教育 (2)中赤外−遠赤外線光デバ
イスの開発支援、コンサルティング、教育 (3)デバ
イス・回路シミュレーション技術の開発支援、コンサル
ティング、教育 (4)次世代超高速・超高周波デバイ
ス用半導体材料の開発受託、供給 (5)中赤外−遠赤
外線光デバイス用半導体材料の開発受託、供給 (6)
STMによる原子レベル解析の受託
その他所属研究機関
総合研究機構、先端情報通信研究部門
所属研究室
藤代研究室
所有研究装置
分子線エピタキシー(MBE)装置2台、超高真空走査
型トンネル顕微鏡
(STM)
2台、走査型電子顕微鏡
(SEM/
EDAX)
、ホール測定装置、半導体評価装置、高速計算
機システム
シバ
ケン ジ
柴 建次 准教授
研究技術分野
ワイヤレス電力伝送、ワイヤレス情報
伝送
研究技術テーマ
●ワイヤレス電力伝送システムの試作
●ワイヤレス電力伝送の電磁生体影響
●体内埋込機器の体外−体内間の通信
●深部局所ハイパーサーミア装置の開発
●人体モデルを用いた電磁界解析とファントムによる実
験
研究技術内容
体内埋込型医療機器を対象として、ワイヤレス電力伝送
システムの試作を行ってきた。体外から2
0Wの電力を、
体内に伝送する方法を検討し、最大9
8%(トランス間の
効率)で伝送することに成功した。また、ワイヤレス電
力伝送の電磁生体影響について、電磁界解析を行ってき
た。SARや体内誘導電界などを、詳細な人体モデルを
用いて解析することに成功し、ICNIRPの制限値を比べ
ることができている。一部では、動物実験も行っている。
産業への利用
電磁生体影響を考慮したワイヤレス電力伝送システム
EMCを考慮したワイヤレス電力伝送システム、体内深
部−体外間の通信機器
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
体内埋込型人工心臓へのワイヤレス電力伝送、消化器間
内の小型体内埋込機器へのワイヤレス電力伝送、1m以
上の長距離ワイヤレス電力伝送 において、研究所や企
業との共同研究の実績が多くある。実機の設計・試作、
電磁ノイズの測定・解析、生体電磁安全性検証のための
東京理科大学
185
電磁界解析とICNIRP規格との比較などを得意とする。
電磁界−人体 をキーワードとすることを中心に活動。
その他所属研究機関
トキ ワ
カズヤス
常盤 和靖 准教授
研究技術分野
総合研究機構インテリジェントシステム研究部門
所属研究室
研究技術テーマ
基礎工学部 電子応用工学科 柴研究室
所有研究装置
・ネットワークアナライザ(フル2ポート、Sパラメー
タ測定可能)・高速カラーデジタルオシロスコープ(4
GS/s、1GHz帯域)
・高速絶縁アンプ・高速絶縁アンプ・
高速パワーアナライザ(5MS/s)・電磁界解析用ワーク
ステーション(CUDAを利用した電磁界解析用)・電磁
界解析用ワークステーション(メモリ1
2
6G搭載)・電磁
界解析用ソフトウェア
東基
京礎
工
理学
大部
タニグチ
ジユン
谷口 淳 准教授
研究技術分野
機能性酸化物材料、応用物性、結晶工
学
ナノインプリント技術、三次元ナノ構
造作製、電子ビーム露光技術、マイク
ロ、ナノデバイス、ロールナノインプ
リント
研究技術テーマ
●三次元ナノインプリント技術の研究
●ダイヤモンドなどの難加工材の三次元超微細加工の研
究
●三次元ナノデバイスの作製とその評価技術の研究
●ロールナノインプリントに関する研究
●ナノインプリントの離型性に関する研究
研究技術内容
高度情報化社会を支える基盤技術であるナノテクノロ
ジーの研究を行っています。特に次世代技術として期待
されているナノオーダーでの三次元(3D)形状創製技
術を重点的に行っております。それを実現する方法とし
て、3Dナノモールドを作製する技術と、そのモールド
を押して転写するナノインプリント技術とその応用の研
究をおこなっております。また、モールドをロール状に
したロールナノインプリントに関する研究も行っており
ます。レプリカモールドを用いたロールナノインプリン
トの転写、ロールナノインプリントでの高速転写、モー
ルドの離型性の寿命評価等行っております。
産業への利用
今までは困難であった、三次元ナノ構造物を比較的簡易
に作製することができる技術がありますので、ニーズと
合えば事業化、製品化も可能です。また、量産を見据え
てロールモールドを用いたナノ転写も可能となっており
ます。転写性、モールドの離型性などの評価も可能です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
●高温高圧合成法による酸化物超伝導材料の開発
●高温高圧合成法による新規リチウムイオン電池材料の
開発
●銅酸化物系超伝導薄膜材料の開発
研究技術内容
超伝導体やリチウムイオン電池電極材料などの酸化物を
中心とした材料の超高圧技術を用いた探索的研究、およ
び輸送特性を中心とした材料評価といった基礎的研究か
ら、デバイス応用を目指した銅酸化物超伝導体作製まで
の研究を行っている。材料の基礎物性評価から合成まで
幅広く対応する事が可能である。特に、高圧合成技術は、
この合成法を利用した産業技術へ直接的な展開は難しい
ものの、組成中にリチウム、ナトリウムなど蒸気圧が高
く、組成制御が困難な材料の作製が容易であり、新規材
料開発に威力を発揮する。この技術を利用して次世代電
気自動車の電源となり得る高容量リチウムイオン電池電
極材料の開発を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
その他所属研究機関
グリーン&セーフティー研究センター
所属研究室
常盤研究室
所有研究装置
超高圧高温物質合成装置、超高圧低温物性測定装置、RF
マグネトロンスパッタリング装置2台、パルスレーザー
アブレーション装置、分子線エピタキシー装置、X線回
折装置、高磁場下物性測定装置
マス ダ
ノブユキ
増田 信之 准教授
研究技術分野
計算機工学、LSI回路設計
研究技術テーマ
●FPGAを用いた専用計算回路の設計
●GPUなどのアクセラレータを用いた数値計算の高速
化
研究技術内容
現在、様々な分野で利用されている数値計算やシミュ
レーションを高速化するための計算システムの構築を
行っている。市販のアクセラレータボードだけでなく、
FPGAを用いて専用の計算回路を作成することで、数値
計算の高速化をはかる研究を行っている。
具体的な産学連携内容
初期の技術相談から、具体的な製品化に向けてまで、幅
広く対応することができます。
所有研究装置
UVナノインプリント装置、ロールナノインプリント装
置、FE-SEM、ICPドライエッチング装置等
カ
イ
タツ ヤ
甲斐 健也 講師
研究技術分野
制御工学、非線形制御理論、非線形シ
ステム、非線形現象、ロボティクス
研究技術テーマ
●非線形システムに対する理論解析・制御系設計法
●計算機との親和性の高い制御系設計法
●信号処理・学習に対する幾何学的アプローチ
186
東京理科大学
●制御工学の応用研究
●ヒトのためになるロボット技術開発
研究技術内容
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
甲斐研究室
ヨウスケ
杉浦 陽介 助教
研究技術分野
信号処理
●次世代ミリ波−テラヘルツ波帯低消費電力トランジス
タの開発
●中赤外−遠赤外線光デバイスの開発
研究技術内容
「次世代ミリ波−テラヘルツ波帯低消費電力トランジス
タの開発」III−V族半導体の中で、一番有効質量の小さ
いInSbをチャネル層に用いて、次世代高周波省エネル
ギーHEMT作製を行っています。ゲート長は3
0nmを達
成しており、さらなるプロセスやデバイス構造の開拓を
行って、実現を目指しています。
「中赤外−遠赤外線光
デバイスの開発」III−V族半導体で一番エネルギーバン
ドギャップの低いInSb系材料を用いて、発光デバイス
や検出器の開発を目指しています。
可能な産学連携形態
基東
礎
工京
学理
部大
所有研究装置
所属研究室
相川研究室
ケン ジ
田邊 健治 助教
機能性材料、応用物性
研究技術テーマ
●金属添加非晶質ボロンによる高抵抗材料の開発
●新規リチウムイオン電極材料、新規超伝導材料の開発
研究技術内容
電子機器の高機能化・集積度向上のために抵抗器の小型
化・抵抗材料の高比抵抗化が望まれるが、従来材料では
比抵抗の高い材料は比抵抗の温度依存性も大きくなり抵
抗器としての使用に限界がある。高い比抵抗を持ちなが
ら比抵抗の温度依存性が小さい新規抵抗チップ用材料の
開発を目指している。候補物質としている非晶質ボロン
は比抵抗の高い材料であるが、非晶質ボロンをベースに
低濃度で他元素を添加した際の電気特性などの報告例が
限られており、新規性に富む材料系である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
結晶工学、電子デバイス、光デバイス
研究技術テーマ
所属研究室
研究技術内容
常盤研究室
エ
藤代研究室
ハウリングや機械振動に代表される周期雑音の除去をリ
アルタイムで行うためのフィルタ設計を行なっている。
本研究は適応くし型フィルタを活用しており、従来の周
波数解析と異なり、時々刻々と変化する周期雑音を効率
的に解析・除去することができる。現在は、ハウリング
除去と機械振動から発生する周期騒音に対する能動騒音
制御の実現を目指し、設計したフィルタのDSPへの実装
と、リアルタイム処理実現への検討を行なっている。
研究技術分野
チ
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
研究技術テーマ
●音声信号処理
●雑音除去
●フィルタ設計
タ ナベ
サ
研究技術分野
「制御工学」や「非線形」をキーワードに、基礎から応
用までの様々な研究を行っております。特に、計算機の
性能を最大限に発揮できるような新しい制御理論の構
築、環境・エネルギー問題に対する制御工学の貢献、ヒ
トに優しいロボット技術開発、などのテーマに力を入れ
て研究を進めております。
スギウラ
フジカワ
藤川 紗千恵 助教
MBE装置、STM装置
ヤマグチ
タケヒコ
山口 武彦 助教
研究技術分野
情報工学、人間工学、
リハビリテーショ
ン工学、教育工学
研究技術テーマ
●アルツハイマー患者のための日常の料理活動の再学習
支援するシステムの開発
●脳性小児麻痺患者のための運動機能リハビリテーショ
ンシステムの開発
●高齢者のためのリハビリ用シリアスゲームの開発
●ビジランスの馴化を動的検出するためのシステム開発
●Unityベースの力覚オーサリングツールの開発
研究技術内容
主要研究の目的は、アルツハイマー病(AD)患者に有
効とされるエラーレスラーニング(EL)をVirtual Reality
(VR)を用いた仮想環境上でシステマティックに実現
することにある。本研究ではELをシステマティックに
実現するため、以下の目的を達成する。
(1)タスク中
に患者が起こすエラーを検出する機能の実現:タスク中
に患者が起こすエラーの種類はすでに研究がなされてい
る。本研究ではまずこれらの知見を基にし、
エラーパター
ンを予測可能なアルゴリズムを開発する。
(2)患者の
注意を促す機能の実現:タスク中の患者の注意を適切に
誘導し、正解のタスクに効果的に集中させるフレーム
ワ ー ク の 実 現 を 目 指 す。そ の ア プ ロ ー チ と し て、
Humanoid型の小人アバタを仮想空間上に配置し、患者
とアバタ間に自然な協調認知的コミュニケーションが生
まれる状況を設計し、患者の注意を誘導する仕組みを開
発する。
産業への利用
医療関連の話題について ・高齢者における認知症予備
軍(MCI)の早期検出技術の開発、または効果的な予防
システム開発
東京理科大学
187
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
東基
京礎
工
理学
大部
2
0
1
2年∼現在:アンジェ大学、アンジェ中央病院(フラ
ンス)との共同研究開始: ・脳性小児麻痺患者のため
の運動機能リ ハ ビ リ シ ス テ ム の 開 発 ※フ ラ ン ス 国
OSEOから援助を 受 け て い ま す。2
0
1
2年∼現 在:ア ン
ジェ大学臨床心理学科との共同研究開始: ・アルツハ
イマー患者のための日常の料理活動の再学習支援するシ
ステムの開発 ※平成2
6年度:科学研究費補助金採択課
題(若手研究B:研究課題番号:2
6
7
5
0
2
3
0)2
0
1
2年∼現
在:ノースカロライナ州立大学(アメリカ)との共同研
究開始: ・3次元フィッツロータスクにおける力触覚の
影響2
0
1
3年∼現在:ベルン大学(スイス)との共同研究
開始:・高齢者のためのリハビリ用シリアスゲームの開
発 ※ベルン大学ARTORG Centerより研究費のサポー
トを受けています。2
0
1
3年∼現在:立正大学との共同研
究開始: ・ビジランスの馴化を動的検出するためのシ
ステム開発
研究技術テーマ
●ホログラフィー
●ホログラフィックデータストレージ
●光学シミュレーション
●光学設計
研究技術内容
近年のコンピュータ・通信機器の飛躍的な性能向上と広
帯域ネットワークの普及によって、全世界に存在する
データ量は年率にして約5
0%という爆発的な速度で増え
つつあり、これらの保存を担う高速・大容量ストレージ
技術の開発が急務とされています。インターネット上の
データの保存を一手に引き受けるデータセンターでは、
全世界の電力消費量の1%から1.
5%を占めており、そ
のうちハードディスク(HDD)による消費電力は2
0%
近くにのぼるため、次世代のストレージには優れた省電
力性も必要です。このような背景の下で、
ホログラフィー
の原理に基づいた高速・大容量・低消費電力のストレー
ジであるホログラフィックデータストレージ(HDS)
の研究を進めています。
所属研究室
基礎工学部 電子応用工学科 原田研究室
所有研究装置
Tobi eye tracking system、Novint Falcon、Phantom
device、 SPIDAR-G、 Bitalino生体信号計測モジュール、
Oculus HMD
基礎工学部
イイ ダ
材料工学科
ツトム
飯田 努 教授
研究技術分野
環境低負荷半導体エネルギー変換材
料、電力工学、電気機器工学
研究技術テーマ
ヤマグチ
トミハル
山口 富治 助教
研究技術分野
電子デバイス、水晶振動子
研究技術テーマ
●支持部を一体化した輪郭系水晶振動子の開発
研究技術内容
輪郭振動系の水晶振動子は発振周波数が比較的低く、温
度に対する周波数変動も極めて小さいが、パッケージ内
にマウントするための支持構造の設計が難しい。そこで、
有限要素法による振動解析や周波数応答解析により、支
持部を一体化した輪郭系水晶振動子の設計を行ってい
る。さらに、設計した水晶振動子をフォトリソグラフィ
及びウェットエッチングにより作製し、性能評価を行っ
ている。
産業への利用
●マグネシウムシリサイド(Mg2Si)による排熱発電素
子の開発
研究技術内容
従来のエネルギー変換材料開発は、性能第一主義で発展
しており、材料自体の毒性製造時・廃棄時に排出される
有害物質が環境への負荷となっている。また、エレクト
ロニクス産業用金属資源の枯渇問題が顕在化し、これに
対処する新しい材料エンジニアリングの構築が急務であ
る。次世代へのブレークスルー新規材料開発面において、
地殻資源埋蔵量が豊富で、生体への毒性や環境への負荷
が小さいという特徴を有する環境半導体材料による高効
率エネルギー変換素子の開発が不可欠であり、この分野
で積極的に要素技術開発を行っている。http://www.tus
-iidalab.net/
可能な産学連携形態
輪郭系水晶振動子は低い周波数で安定して発振するた
め、通信機器を省電力化できる。したがって、次世代無
線センサネットワークで求められている高精度で時刻同
期可能な省電力無線モジュールを実現できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
イシグロ
タカシ
石黒 孝 教授
研究技術分野
蟹江研究室
所有研究装置
両 面 マ ス ク ア ラ イ ナPEM-8
0
0、非 接 触 段 差 測 定 器
Hisomet II
ヨシ ダ
シュウヘイ
吉田 周平 助教
研究技術分野
188
東京理科大学
光工学
機能性材料、ナノマテリアル、太陽光
エネルギー、水の科学、生体材料物質、
構造と機能発現
研究技術テーマ
●赤外透過スペクトル分光顕微鏡を用いた水溶液中化学
反応その場観察
●赤外透過スペクトル分光顕微鏡を用いた細胞・生体物
質のその場観察
●水と金属の反応を利用した新機能性物質合成
●メゾスコピック表面・界面の形態制御による光エネル
ギー利用の効率化
●薄膜水素センサー
研究技術内容
●「物質の階層的構造と機能発現」は材料研究の永遠の
テーマです。●本研究室ではエネルギー・環境問題をバ
イオマテリアルを含む種々の物質・材料のナノ構造のシ
ステム化により解決することを目指しています。材料の
世界では原子が階層的に集まることで新しい機能が生ま
れます。鍵となる大きさはマクロとミクロの中間である
メゾスコピックスケールです。このスケールで材料を
「観
る・測る・創る」研究を行っています。●更に、水を新
たな反応場として捉えた「水グリーン・ケミストリー」
という新しいプロセスを開拓しております。
産業への利用
●生きた生体物質は水溶液中での反応によりその実態を
とらえることができます。私たちは従来、非常識とされ
た水の中における生体物質をIR測定によりとらえるこ
とに成功しました。今後は生きた状態での化学種、反応
を解明してゆきたいと思っております。●太陽光エネル
ギーの利用は人類の悲願です。その効率化に多くの技術
が集約されています。希薄な光エネルギーは先ず太陽電
池に入る前に反射により1
5%も失われます。これは波長
以下の大きさの表面・界面構造の特殊な構造を形成する
ことで避けることができます。●環境負荷の少ない化学
反応として水を反応場としたグリーン・ケミストリーの
必要性が認識されています。我々は金属と超臨界水を含
む水の反応に注目して新しい機能を持った新材料を研究
しています。例えば反射の無いガラスを作ることができ
ます。●材料の大きさがナノスケールになるとバルクと
は異なる特異な性質が出現します。我々はナノ金属の触
媒作用による新たなナノ構造・創成プロセスの研究を
行っています。例えば室温でシリコンのナノ結晶を作る
ことができます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
●上記研究テーマに関する研究。●常温常圧から超臨界
状態までの水の中における化学種のIRによる同定と反
応解析の実施。●特許第3
8
8
0
8
4
5「Al-N系光吸収体およ
びその製造法」
、特許第3
9
5
3
0
3
2「表面凹凸を利用した構
造色発色体の製造方法並びに表面凹凸を利用した構造色
発色体」等参照。●本研究室では、材料を観るために透
過型電子顕微鏡、測るために紫外から赤外までの分光評
価、創るためにプラズマを用いています。これらの手法
に関するご相談をお受けいたします。
その他所属研究機関
総研機構RNA科学総合RC
所属研究室
基礎工学部材料工学科 石黒研究室
所有研究装置
赤外透過スペクトル分光顕微鏡、透過型電子顕微鏡、走
査透過型電子顕微鏡、原子間力顕微鏡、高温・高圧水溶
液環境観察可能なFT-IR、高周波接合装置、2元RFス
パッタ成膜装置、3元RFスパッタ成膜装置、超高真空
質量分析装置 ほか。
キク チ
アキヒコ
菊池 明彦 教授
研究技術分野
バイオマテリアル、機能性高分子、
DDS、再 生 医 療、組 織 工 学、医 用 生
体工学、生体材料学
研究技術テーマ
●新規温度応答機能材料の調製とバイオマテリアルへの
応用
●バイオ分子を分離する新しい分離材料
●バイオ医薬のドラッグデリバリーシステム
●生体機能材料の調製と機能評価
●感温性微粒子の診断・DDSへの応用
研究技術内容
高分子材料の選択・設計により、様々な機能を付与した
材料開発が可能であると考えています。新しい材料開発
を通じ、生体との相互作用を制御して機能するバイオマ
テリアルが調製できればと考え研究を進めています。特
に生体内に存在する微量で高活性な成分の解析のために
微小流路を用いて分析する手法の開発を行っておりま
す。これにより、従来の分析カラムでは分析が困難だっ
た成分の分析が可能になると考えられます。次に、温度
刺激で表面物性を変化させる微粒子の設計を行っていま
す。これまでに微粒子は診断・治療のための基材として
用いられていますが、単機能であり分散安定性の問題が
あります。本研究では、分散安定性と表面機能性を併せ
持つ微粒子の設計をしております。これにより、新しい
診断・治療ツールに応用可能と考えています。最近、発
展途上国における糖尿病の目視診断を可能にしうる性能
があることを見いだし、今後実用化に向けた研究を推進
していく予定です。
基東
礎
工京
学理
部大
産業への利用
・基礎研究を中心に、将来的に実用化を目指した研究を
展開しています。事業化・製品化を進める上で、企業と
の緊密な連携が必須と考えております。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
これまでに、医療用材料の新規開発について、企業と共
同研究を行ったことがあります。基本的に上記研究テー
マとその関連課題に関連する分野・研究テーマであれば
産学連携は可能です。情報を互いに共有しながら、連携
して研究・開発を進められるとよいと考えています。
その他所属研究機関
総合研究機構戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
菊池研究室
所有研究装置
UV/Vis、FTIR、蛍光分光光度計、HPLC、microHPLC、
凍結乾燥機、遠心分離、溶出試験器、顕微鏡、蛍光顕微
鏡、クリーンベンチ、ドラフトチャンバー、超純水装置
コウ ゴ
ヤス オ
向後 保雄 教授
研究技術分野
複合材料、強度、靭性、破壊、熱応力、
インデンテーション、応力解析
研究技術テーマ
●複合材料のプロセス・力学特性評価・航空宇宙応用
東京理科大学
189
●宇宙構造用耐熱複合材料の開発
●脆性材料の力学特性・強度特性・応力解析
●熱電変換材料の熱・力学特性評価
●熱電変換デバイスの構造設計・信頼性評価
研究技術内容
対象とする材料は、宇宙構造物から熱電変換材料まで極
めて多岐にわたるが、材料のプロセスを実際に行ってお
り、そこで作製された材料の特性評価を実施するととも
に、実構造への応用についても検討している。このため、
プロセスから応用まで幅広い分野をカバーする。
イムノアッセイなどのシステムの試作、バイオフォトニ
クスプローブのキット化)・3次元立体映像投影技術の
応用(共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相
談)
、・レーザー光の空間スキャニング技術(共 同 研
究)
、・希土類発光体、ナノ粒子発光体(共同研究、受
託研究員受入、受託研究、技術相談)
、・ガラスの合成
と評価
所属研究室
曽我研究室
産業への利用
東基
京礎
工
理学
大部
複合材料関連はすでに実用化されている材料である。そ
の高性能化を目指している。新規の耐熱構造用複合材料
についても研究を行っている。また、エネルギー分野と
しては、熱電変換材料の力学特性並びにそのデータに基
づくデバイス設計に取り組んでいる。熱電変換デバイス
は近い将来に実用化することを目指している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
・機械材料の変形、破壊など機械的特性関連項目、・複
合材料のプロセス関連項目
その他所属研究機関
未利用熱エネルギー変換研究部門
所属研究室
向後研究室
ナノインデンター、小型引張試験機、内部摩擦測定装置、
熱重量分析装置、超音波装置、三次元形状測定装置、有
限要素法解析装置、ボクセル解析装置、電気炉
(雰囲気・
真空)
、ホットプレス、加工装置
ガ
コウヘイ
曽我 公平 教授
研究技術分野
ヨシフミ
研究技術分野
化合物半導体デバイス、電子、電気材
料工学
研究技術テーマ
●マイクロ波トランジスタの光制御の研究
●歪半導体中の欠陥及び成因の研究
●半導体超格子の光・電子物性の研究
●狭禁制帯幅半導体の光・電子物性の研究
研究技術内容
化合物半導体の材料・デバイス・物性の研究を行ってい
ます。対象とする材料は、半導体レーザや超高速ICに
使われている、
GaAsやInP及びこれらの半導体混晶です。
デバイスについては、超高速トランジスタ及び半導体
レーザ・光検出器などの研究を行っています。
産業への利用
所有研究装置
ソ
タカナシ
高梨 良文 教授
近赤外、バイオイメージング、イムノ
アッセイ、医用生体工学、生体材料学
特許を取得し、実用レベルまで研究を高めるには、企業
の研究協力が是非とも必要である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
具体的な産学連携内容
化合物半導体超格子、HEMTやHBTなどの超高速トラ
ンジスタ、および量子井戸レーザを提供して頂き、デバ
イスの特性評価(特にマイクロ波特性)
やデバイス物理、
あるいはこれらデバイスに用いる化合物半導体結晶の電
子物性・光物性の解明を行う。理科大では、デバイス特
性評価と物性解明を中心に行う。
研究技術テーマ
●近赤外バイオイメージングシステムの開発
●3次元立体映像投影のためのアップコンバージョン発
光粒子の合成
●ナノ粒子発光体の設計と評価
●新しい原理による透明フレキシブルディスプレイの開
発
研究技術内容
希土類発光材料とナノ粒子合成の学術研究をシーズとし
て、実際に大きなマーケットに展開可能なバイオフォト
ニクス技術、ディスプレイ技術の応用を目指しています。
産業への利用
希土類元素によるアップコンバージョン発光とナノ粒子
の合成・分散安定化の研究を応用し、近赤外励起バイオ
フォトニクス、新しい原理による3次元立体映像の投影
技術の実用化に取り組んでいます。実用化にあたり、産
業界の方々の積極的な参入が不可欠です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・近赤外励起バイオフォトニクスの応用
(イメージング、
190
東京理科大学
ニシ オ
ケイ シ
西尾 圭史 教授
研究技術分野
機能性セラミックス、薄膜、ゾル
研究技術テーマ
●光学検知水素漏洩センサー
●熱膨張可変セラミックスの作製と評価
●熱電変換セラミックス材料の開発
●固体酸化物燃料電池用電解質の作製と評価
●メソ多孔体セラミックスの作製
研究技術内容
電気・光機能性セラミックスの紛体及び薄膜をゾル−ゲ
ル法を用いて行っており、また、ゾル−ゲル法により合
成した金属酸化物粉体を原料とした放電プラズマ焼結法
により非熱平衡状態における機能性セラミックスの低温
合成を行っている。作製したセラミックスの評価も独自
に行っている。現在、主に熱電変換材料、水素漏洩検知
センサの開発、負の熱膨張係数を持つセラミックスを応
用したデバイスの開発、光触媒の低温合成などに着手し、
様々なアプリケーションへの応用を検討している。
産業への利用
次世代エネルギー創製システムとしての固体参加型燃料
電池に使用する固体電解質セラミックスや、熱電変換シ
ステム用セラミックス材料の開発、次世代エネルギーと
して期待される水素の漏洩検知用センサー材料の開発な
どを行っている。また、電子デバイスの様な多数の材料
を積層させたデバイスの界面における熱応力発生緩和用
の熱膨張可変セラミックスの開発も行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業研究員により当研究室での研究開発、または企業研
究室(研究所)での開発指導などが望ましい。受託研究
も可能ではあるが、開発研究の効率を考えた場合、企業
研究室との同時進行を希望。
資源・環境・エネルギーに関する多くの問題を解決する
ために、環境浄化やセンシング機能を有する無機半導体
微粒子・薄膜・ファイバーや、資源・エネルギーを有効
に利用できる発光材料、さらにガラスの相分離現象を用
いたナノ組織形成などの高機能かつ低環境負荷である無
機機能材料の研究を行なっています。
産業への利用
実用材料を目指した研究を行っていますが、現在の成果
が直ちに製品化となるということではなく、次世代を睨
んだ研究を進めて貢献ができればと考えています。その
ためにはわれわれのシーズと現場のニーズの相互情報交
換が必要不可欠と思っています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
放電プラズマ焼結装置(SPS焼結装置)
、X線回折分析
装置、ガス吸着比表面積測定装置、熱電変換実起電力測
定装置など
上記のテーマに関しては、いずれも産学連携が可能と考
えています。特に現在使用されている実用材料と、われ
われが研究している材料との実装による比較・検討がで
きれば、連携の効果が上がるのではないかと考えていま
す。
マツモト
光触媒国際研究センター
所有研究装置
基東
礎
工京
学理
部大
その他所属研究機関
ムツヨシ
松本 睦良 教授
研究技術分野
有機超薄膜、分子集合体、界面化学、
光化学
研究技術テーマ
●新規ナノ構造体の創製とその構造・機能制御
●有機光機能性材料−分子集合体中での光反応
研究技術内容
原子、分子を設計通りに並べることにより機能性材料を
創製するボトムアップ法を利用すると、省エネルギー性
で環境にやさしい製造プロセスを実現できる。当研究室
では、ボトムアップ法を用いて所定の配列を持つ有機機
能性材料を創製する研究を行っている。有機分子の構造
とその分子の作る集合体の構造の関係、またその集合体
の構造と機能の関係を明らかにして、高機能性材料の研
究・開発を進めている。
産業への利用
当研究室の研究は、基礎的なものが多いので、そのまま
事業化、実業化を目指すより、企業との研究協力を通し
てブレークスルーを図りたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
研究課題に応じて判断する。
所属研究室
基礎工学部・材料工学科・安盛研究室
所有研究装置
紫外可視分光光度計、赤外分光光度計、蛍光分光光度計、
熱機械測定装置、示差熱分析計、X線回折測定装置、ガ
スクロマトグラフ、イオンクロマトグラフ、窒素吸着測
定装置、電気炉、切断・研磨装置
タ ムラ
リュウ ジ
田村 隆治 准教授
研究技術分野
準結晶、近似結晶、金属ガラス、ナノ
コンポジット磁石、ハード及びソフト
磁石、金属物性
研究技術テーマ
●正2
0面体クラスター合金の構造と物性
●高性能ナノコンポジット永久磁石の開発
●高性能合金触媒の開発
●バルク金属ガラスの作製と物性評価
●軟磁性ナノ結晶磁石の開発
研究技術内容
原子レベルの基礎的な観点から、新規金属材料に関する
幅広い研究を行っております。また、材料の構造・組織
評価から物性測定まで対応することが可能です。
産業への利用
ヤスモリ
アツ オ
安盛 敦雄 教授
研究技術分野
無機ガラス材料、光・磁気機能性材料、
化学・バイオセンサ材料、熱物性
研究技術テーマ
●ナノ組織を有する高輝度・高安定蛍光ガラス材料
●酸化物半導体−吸着材複合ガラス材料の光触媒機能
●ナノ粒子担持ガラス・高分子薄膜による化学・バイオ
センシング
●結晶化ガラス材料の磁気抵抗・磁気発熱機能
●ガラス複合材料の熱伝導性
研究技術内容
永久磁石と合金触媒の高性能化に向けて基礎研究を展開
しており、実用化にあたっては産業界の協力が不可欠で
ある。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・低ネオジムバルクナノコンポジットの最適設計と異方
性付与・Pt量を低減した合金微粒子の調整とその触媒能
評価
所属研究室
田村研究室
所有研究装置
東京理科大学
191
アーク溶解炉、電気炉、低温・高温DSC、極低温電気抵
抗測定装置、X線回折装置、ブリッジマン炉など
フル エ
ヒロカズ
イシカワ
古江 広和 准教授
研究技術分野
液晶、応用物性、結晶工学
研究技術テーマ
マサ シ
石川 真志 助教
研究技術分野
材料力学、機械工学、非破壊検査工学
研究技術テーマ
●液晶分子の配向技術
●液晶の物性
●液晶の分子配向構造
●液晶/高分子複合構造
●(反)強誘電性液晶
研究技術内容
東基
京礎
工
理学
大部
機械試験器、複合材料成型設備、画像相関法設備、画像
相関解析ソフト、有限要素解析ソフト
液晶に関する基礎科学から応用技術まで幅広い研究を
行っています。液晶ディスプレイの研究のみならず、
“液
晶”の新たな応用分野の可能性を探っています。
産業への利用
●赤外線サーモグラフィーによる非破壊検査
●超音波による材料評価
研究技術内容
構造物の劣化や損傷を検出し、事故等を未然に防止する
ために非破壊検査技術は不可欠であることから、赤外線
サーモグラフィ法を中心とした非破壊検査手法の高制度
化を目指した研究を行っている。さらに、それらの非破
壊検査技術を利用した材料の特性評価についても検討を
行っている。
所属研究室
高性能・高機能液晶ディスプレイや新規液晶素子への応
用。
材料工学科 向後研究室
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
研究課題を提起いただき、可能かつ最善と判断される形
で産学連携の研究を遂行する。
所有研究装置
偏光顕微鏡、X線回折装置、エリプソ、AFM、CD、DSC、
偏光FT-IR、TOF法測定装置、接触角計、クリーンベン
チ
イシハラ
リョウ
石原 量 助教
研究技術分野
機能性高分子材料、バイオマテリアル
研究技術テーマ
●放射線グラフト重合を利用した機能性高分子材料の作
製
●新しい分離・抽出・分析材料の開発
●マイクロ流体チップを利用した診断手法の開発
研究技術内容
コ ヤナギ
ジュン
小柳 潤 講師
研究技術分野
複合材料工学、実験力学、数値解析、
材料強度
研究技術テーマ
●機能性グラフェン複合材料の開発
●画像相関法を用いた複合材料の特性評価
●CFRPの強度とその時間依存性
●マイクロメカニクス
●有限要素解析
研究技術内容
機能性グラフェン複合材料の新規開発に取り組んでい
る。最終目標は超高強度複合材料の成型にある。材料力
学的技術を利用し、画像相関法と有限要素法を組み合わ
せた、異方性複合材料特性の逆解析に取り組んでいる。
複合材料が用いられている構造物のヘルスモニタリング
に繋がる。複合材料の強度と強化繊維/マトリクスの接
着強度の関係を調査している。適切な接着強度の提案に
繋がる。
産業への利用
複合材料を用いる産業全般。強度・耐久性・信頼性の評
価が可能である。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
小柳研究室
所有研究装置
192
東京理科大学
高分子材料を設計・作製、また化学修飾することにより、
様々な機能を付与した材料が作製できると考えていま
す。基材に多孔性シートを用いその細孔表面を化学修飾
することで分析の前処理材料、基材にファイバーを用い
その表面を化学修飾することで金属や生体分子の抽出・
回収材料、基材にマイクロ流体チップを用いその流路表
面を修飾することで分析・診断材料が作製できます。そ
れぞれ、将来的には、これまでの分析前処理を迅速化、
既存の材料と比べ高速・高容量での抽出・回収、そして
既存の材料と比較して簡便かつ迅速な診断の実現を期待
しています。今後、新たな原理や手法に基づく、機能性
高分子材料づくりができればと考えています。
産業への利用
将来的には、生活を豊にするために、人類の役に立つ機
能性高分子材料を事業化・製品化していきたいと考えて
おります。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
放射線グラフト重合による分析前処理材料の作製に関し
て、企業と共同研究を行ってきました。また、その材料
の販売についても、もう一つの企業を加え、他大学・研
究機関での材料の実績作り、販売ルートの模索と検討を
行ってきました。
その他所属研究機関
戦略的物理製剤学研究基盤センター
所属研究室
菊池研究室
カミムラ
マ サオ
上村 真生 助教
研究技術分野
医用生体工学、生体材料学、高分子化
学、細胞生物学、医療系薬学
化チタン−ヘテロポリ酸複合膜(∼1
5nm)を作製する
ことに成功したほか、ポリ酸の種類による複合体の活性
の違いについても系統的な調査を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
その他所属研究機関
総合研究機構 光触媒センター
研究技術テーマ
●バイオマテリアル
●ドラッグデリバリーシステム
●ナノメディシン
研究技術内容
次世代の医療診断・治療技術を目指したバイオマテリア
ルの研究を行っている。
所属研究室
材料工学専攻 安盛研究室
所有研究装置
ガスクロマトグラフィ、UV-vis分光光度計、蛍光分光
光度計、Hg-Xeランプ、FT-IR
ワタナベ
ハルモト
春本 高志 助教
研究技術分野
サトシ
渡邉 智 助教
タカ シ
窒化物、薄膜作製技術、水熱処理、水
素センサ、X線応力測定
研究技術テーマ
●窒化物
●X線応力測定
●薄膜作製技術
●水素センサ
●水熱処理
研究技術分野
有機化学、物理化学、界面化学
研究技術テーマ
●自己組織化ナノリソグラフィーを用いた機能性材料の
ナノパターニング
●走査型プローブ顕微鏡を用いた有機半導体の局所物性
評価
●混合LB膜の2次元相分離構造の制御
基東
礎
工京
学理
部大
研究技術内容
研究技術内容
窒化物薄膜を金属上に成長させるための薄膜作製技術を
開発している。詳細は、特開2
0
1
1-1
1
7
0
5
9、特願2
0
1
2-8
6
8
6
9
に記載の通りであるが、金属上に窒化物を連続的に堆積
させることにより、超高真空装置を用いずとも、高い配
向性を有する薄膜の作製が可能である。窒化物アルミニ
ウムの場合、配向性に加え成長極性も制御することが可
能である。その他、水熱処理による反射防止膜作製、Pd
薄膜系水素センサの研究も行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
石黒研究室
所有研究装置
持続可能な社会を実現するために、科学技術の環境調和
が求められている。半導体産業を始めとした種々の分野
において微細加工をするために、トップダウン法に分類
される光リソグラフィー技術が用いられている。この技
術を用いてナノ領域における微細加工をするためには、
大型設備、電子線の使用など環境負荷が増えることは避
けられない。一方、ボトムアップ法である自己組織化を
利用した微細加工技術に関心が集まっている。自己組織
化は有機分子が自発的にナノ構造を形成するために、小
さな設備、低コスト、簡便に機能性材料の微細加工が可
能となる。本研究において、混合LB膜中の2次元相分
離構造を利用して、様々な機能性材料の自己組織化ナノ
リソグラフィーを行う。これまでに、金属ナノ粒子、金
属薄膜、有機色素のパターニングに成功している。
可能な産学連携形態
薄膜作製装置、透過型電子顕微鏡、X線回折装置、電気
的特性測定装置など
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
松本研究室
所有研究装置
ヤナギ ダ
柳田 さやか 助教
研究技術分野
原子間力顕微鏡、紫外可視分光光度計、赤外分光光度計、
薄膜作製装置など
光触媒、無機材料化学、表面化学
研究技術テーマ
●酸化チタンとポリ酸複合化による固体型Z-スキーム光
触媒
●酸化チタン光触媒によるアンモニア分解
●交互積層法による機能性薄膜作製
研究技術内容
酸触媒の一種であるヘテロポリ酸と酸化チタンを組み合
わせた複合光触媒についての研究を行っている。これで
まに、このような系ではヘテロポリ酸が還元サイトとし
て働き、光触媒の活性を向上させることを明らかにした。
ヘテロポリ酸は可視光により励起し強い還元力を示すの
で、この系では可視光の有無により光触媒活性が大きく
変化する。交互積層法により、ガラス基板上に透明な酸
基礎工学部
シマ ダ
生物工学科
ヒロアキ
島田 浩章 教授
研究技術分野
植物分子生物学、分子遺伝学、分子生
物学
研究技術テーマ
●植物のバイオマス生産性やシンク機能に関する遺伝子
の解析
●植物の環境ストレス応答や抵抗性に関与する遺伝子の
解析
●RNAの翻訳促進・制御機構の解析
東京理科大学
193
●分子育種による植物への新規な機能の付与
●組換え体植物による有用物質の生産
研究技術内容
植物資源は再利用可能なバイオマス資源です。持続的安
定的な未来社会を維持するためにはバイオマス資源の利
用が重要となります。バイオマスの生産性を向上させる
ために貯蔵物質生合成などのシンク機能を制御する鍵因
子を明らかにしようと考えています。また植物を利用し
た物質生産法(分子農業)の開発を目指しています。さ
らに植物RNAの翻訳制御、遺伝子発現量(タンパク質
の生産量)を高める特殊なRNAの構造と機能解析を実
施中です。
産業への利用
東基
京礎
工
理学
大部
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
癌については、新規癌遺伝子や癌抑制遺伝子の機能解析
およびこれら遺伝子を標的とする抗がん剤の開発が可能
である。また、近赤外を用いた癌および癌幹細胞の検出
が可能である。神経疾患については、神経細胞の再生療
法や移植療法の開発および神経栄養因子の応用が可能で
ある。
その他所属研究機関
総合研究機構:RNA研究センター
所属研究室
田代研究室
所有研究装置
1.
バイオマス生産性の向上の育種、2.
遺伝子診断技術の
開発、3.
遺伝子導入した植物による医薬品・工業用原料
等の生産、4.
生分解性プラスチックの生産、5.
分子育種
やマーカー育種の材料提供
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
セルソーター、共焦点顕微鏡、PCR、HPLCなど
タ ムラ
コウ ジ
田村 浩二 教授
研究技術分野
具体的な産学連携内容
●シンク機能強化に関するもの、・植物の分子育種、・
分子農業に関するもの
その他所属研究機関
総合研究機構RNA総合研究センター
生体機能物質化学、遺伝暗号の化学、
RNAテクノロジー
研究技術テーマ
●L-アミノ酸特異的なtRNAの反応機構の解明
●リボスイッチの作用機能の解明と遺伝暗号の起源
●RNAを用いた非天然アミノ酸の導入法の開発
研究技術内容
タ シロ
フミ オ
田代 文夫 教授
研究技術分野
細胞生物学、腫瘍分子生物学、神経発
生学、生化学
研究技術テーマ
●PRP1
9 は、ニューロン・グリア スイッチとして機
能する
●1
4-3-3 -FBI1複合体は、腫瘍形成と肺転移に関与
する
●SGF2
9は、c-myc癌遺伝子の機能を制御する
●タラの芽由来アラリンは、癌細胞特異的に細胞死を誘
導する
●近赤外による癌細胞の高感度検出法の確立
研究技術内容
神経疾患の神経再生や神経細胞移植による治療法の基礎
となる、神経幹細胞から効率的にニューロンやオリゴデ
ンドロサイトを獲得することに応用できるニューロン・
グリア スイッチとして機能するPRP1
9 分子を同定し
た。襲来てきには、アルツハイマー病やパーキンソン病
に応用できるものと期待している。癌の再発や抗がん剤
に対する耐性獲得には癌幹細胞が強く関与していると考
えられており、癌幹細胞を標的とした抗がん剤の開発が
期待されている。このような現状において、タラの芽由
来の癌特異的細胞毒性を有するアラリンは癌幹細胞の治
療に大いに貢献するものと考えている。また、研究室で
は移植がんを用いた固体レベルから分子レベルまでの抗
がん剤の解析が可能である。
産業への利用
上記研究内容に基づいて、1)神経疾患の再生療法の開
発、2)近赤外によるがんの診断・予後の解析、3)抗
がん剤のスクリーニング・開発などの事業化を目指して
いる。
可能な産学連携形態
194
東京理科大学
「遺伝暗号」
は生命体の構成原理に密接に関わっている。
当研究所では「遺伝暗号」をキーコンセプトとし、
「遺
伝暗号」の起源と成立原理を解明することを目的として
研究を推進している。更に、L-アミノ酸のみが使われて
いる生物界の非対称性の謎の研究やRNAテクノロジー
の研究にも取り組んでいる。
産業への利用
・創薬にもつながるRNAを利用した新規人工蛋白質の
合成方法の研究、・医療や環境問題への応用を目指した
センサー機能を有したRNAスイッチの発明
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
具体的な産学連携内容
RNAを利用したセンサーの開発や遺伝暗号の分子論的
解析
トモオカ
ヤスヒロ
友岡 康弘 教授
研究技術分野
発生学、発生工学、内分泌学、再生工
学
研究技術テーマ
●中枢神経系幹細胞株の解析、雌性生殖器・乳腺株細胞
の樹立と解析
●口腔内(歯芽、舌、味蕾、口腔内皮)細胞株の樹立と
解析
研究技術内容
雄、雌生殖器、乳腺、中枢神経系、口腔内組織等の種々
のクローン性株細胞の樹立、その他の株樹立可能、最近
は歯の再生を目指している。
産業への利用
歯再生
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
再生工学、有用株細胞の樹立等に関しての研究。
ムラカミ
ヤスフミ
村上 康文 教授
研究技術分野
ニシヤマ
チ ハル
西山 千春 教授
研究技術分野
免疫学、アレルギー学、分子生物学、
応用生命工学
研究技術テーマ
●樹状細胞の転写調節機構解析と制御応用
●マスト細胞・好塩基球の転写調節機構解析と制御応用
●免疫担当細胞を用いた遺伝子治療
●免疫担当細胞の機能制御物質探索
●アレルギー原因遺伝子の探索と機能解析
研究技術内容
アレルギー反応のエフェクター細胞である白血球、マス
ト細胞・好塩基球に発現しアレルギー反応に関わる分子
群の発現制御機構を明らかにする。その知見を利用し、
アレルギー反応を抑制する技術の開発を目指す。免疫応
答の司令塔とも言えるT細胞の機能を制御する働きをも
つ樹状細胞について、遺伝子発現制御機構を解明し、そ
の知見をもとに新たな機能を付加した樹状細胞を作出
し、生理的に意義のある免疫調節法を提案する。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
某企業製品であるリンゴポリフェノールについて、抗ア
レルギー効果の検証とその作用点の解明(成果は学会発
表と、査読のある英文国際誌への論文発表2件)
。理化
学研究所化合物ライブラリーを用いた抗アレルギー物質
探索。
その他所属研究機関
トランスレーショナルリサーチセンター
所属研究室
所有研究装置
カロリメーター、エレクトロポレーター、フローサイト
メーター、磁気ビーズ細胞分離装置
シゲトシ
研究技術内容
遺伝子発現変動を高感度かつリアルタイムに検出できる
マイクロアレイシステムを開発した。この系ではブロモ
ウリジンをを用いて新生mRNAを特異的に標識し、抗
体カラムを用いて標識mRNAのみを高度に精製しDNA
マイクロアレイを用いて解析を行う。既に、細胞周期特
異的に発現する遺伝子の体系的同定を行い論文発表して
いる。癌領域における創薬標的分子の探索については、
自ら立ち上げたベンチャー企業と連携し、新規抗体医薬
の創生を目指して研究を進めている。
基東
礎
工京
学理
部大
産業への利用
既に基本的な技術は確立している。製薬企業などのパー
トナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
DNAマイクロアレイに関しては企業と共同研究を実施
した。また、タンパク質相互作用の解析装置の開発に関
して企業と共同研究を実施した。さらに、地域イノベー
ションプログラムや先端計測プロジェクトにおいて、企
業と連携して研究を行った実績がある。ベンチャー企業
を起業し、インフルエンザウイルスの診断用抗体に関し
てはグローバル市場のシェアの半分程度を占めるまでに
事業が展開した。またその後、ベンチャー企業を立ち上
げて、現在共同研究プロジェクトを実施している。
総合研究センターRNA科学研究センター、創薬フロン
ティア研究部門
所属研究室
基礎工学部生物工学科村上研究室
ヤマ ト
三浦 成敏 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
●次世代DNAマイクロアレイシステムの開発
●癌領域における創薬標的分子の探索
●遺伝子発現制御機構の研究
●ゲノム創薬に関する研究手法の開発
その他所属研究機関
基礎工学部 生物工学科 西山研究室
ミ ウラ
創薬科学、癌研 究、DNAチ ッ プ、バ
イオ医薬品
機能、構造生物学、生体電子移動、金
属タンパク質
研究技術テーマ
●クロマチンタンパク質の構造と機能
●生体分子間電子移動反応の速度論的研究
●植物シトクロムP4
5
0の生理機能と反応メカニズム
研究技術内容
NMRによる構造解明と機能の相関より生理活性分子の
作用メカニズムの同定と新規機能分子の設計。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
一酸化窒素合成酵素阻害剤、阻害ペプチド。シトクロム
P4
5
0遺伝子発現制御による新規機能植物の作出。
イチロウ
山登 一郎 教授
研究技術分野
生体エネルギー変換機構、タンパク質
の構造と機能、生物物理学
研究技術テーマ
●タンパク質折り畳み機構の研究
●計算機シミュレーションによる分子設計
●Na+輸送性液胞型ATPアーゼの結晶構造解析と機能
●タンパク質構造・機能予測法の開発
●システムシミュレータの開発
研究技術内容
ゲノム科学の進展により、膨大な遺伝子数の配列情報が
明らかになり、次には配列から構造→機能→システムと
繋がる計算生物学が注目されている。私達は、タンパク
質立体構造・機能予測法やシステムシミュレータの開発
を行っている。また、生体エネルギー変換系に関わる膜
タンパク質の結晶構造解析にも取り組んでいる。
産業への利用
東京理科大学
195
・ナノテクノロジーとしての分子モータの基礎研究、・
タンパク質構造・機能予測と分子設計技術の開発研究
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入
具体的な産学連携内容
分子モータの利用技術の開発、分子設計ソフトの開発。
その他所属研究機関
量子生命情報研究部門
を可視化し、受容体のエンドサイトーシスの分子機構を
明らかすることを試みている。私達は出芽酵母をモデル
生物として利用し、様々な出芽酵母変異体の作製および
解析を行なうことにより、上記課題の解明に取り組んで
いる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導
その他所属研究機関
総合研究機構RNA科学研究センタ−
所属研究室
山登研究室
所属研究室
基礎工学部生物工学科十島研究室
アリムラ
ゲンイチロウ
有村 源一郎 准教授
研究技術分野
東基
京礎
工
理学
大部
エコロジー、植物生理学、分子生態学、
植物アロマサイエンス
研究技術テーマ
ホリ ト
シゲオミ
堀戸 重臣 准教授
研究技術分野
糖鎖工学、生物分子科学
研究技術テーマ
●植物ー昆虫間相互作用を利用したアグリバイオ技術の
開発
●植物間コミュニケーションの分子メカニズムの解明
●植物の香りの生産メカニズムと応用利用のための基盤
研究
研究技術内容
生物は他の生物と相互作用(コミュニケーション)する
ことで多様な進化を遂げてきた。本研究室では、植物や
昆虫が他の生物を認識するメカニズムを明らかにするた
め、最先端の遺伝子工学とエコロジーを融合した研究に
取り組んでいる。害虫が植物をかじると放出される植物
の香り(匂い)が、植物と昆虫、植物と植物のコミュニ
ケーションをいかに取り持つか?そのメカニズムの解明
と、それらの生態系システムのアグリバイオへの利用に
挑戦している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、国際的産学連携
● 経路ガングリオシドの化学合成と生理活性
●物質輸送に置けるセラミドの生理作用
●ギランバレー症候群関連糖鎖の合成
●タンパク質のホールディングにかかわる糖鎖の検索
研究技術内容
経路ガングリオシドはコリン作動性ニューロンにのみ
存在する糖脂質であるが。この機能解明は神経修復に新
たな方法論を与えるものである。セラミドは細胞内外間
の物質輸送のメカニズム解明を目指した研究であるが、
この成果は、ドラッグデリバリーなかでもミサイル療法
に新たな方法論を与えるものである。
産業への利用
ドラックデリバリーのための根本原理となる細胞内外間
の物質輸送のメカニズム解明を目指した研究を行ってお
り、成果はそのままドラッグデリバリーの新たな方法論
となろう。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
所有研究装置
リアルタイムPCRシステム
具体的な産学連携内容
糖鎖がかかわる生命現象に関して、糖鎖の構造解明、糖
鎖の化学合成、その生理作用の検証などが可能である。
ト シマ
ジ ロウ
十島 二朗 准教授
研究技術分野
分子生物学、分子遺伝学、細胞生物学
所有研究装置
LB膜製造装置、有機化学合成装置、6
0
0MHzNMR分光
器
研究技術テーマ
●Gタンパク質共役受容体(GPCR)のシグナル調節
●細胞外シグナルの下方調節機構の解析
●エンドサイトーシスの蛍光マーカーの作製
研究技術内容
エンドサイトーシスは様々な細胞外の物質を細胞内へと
取り込む機構で、細胞外シグナルの下方制御、病原ウィ
ルスの細胞内への感染など様々な生命現象に関与してい
る。この中で細胞外シグナルの下方制御はリガンドの結
合により活性化した受容体を細胞内へ取り込み、分解す
ることで細胞の増殖・分化などのシグナルを停止する機
構である。ヒトのいくつかの上皮癌ではこの機構に異常
が生じ、増殖シグナルが恒常的に活性化されている。ま
た、C型肝炎ウィルス、ヒト免疫不全ウィルスをはじめ
とする病原ウィルスの幾つかは、細胞膜上の受容体に結
合した後、エンドサイトーシスにより細胞内へと侵入す
る。私達の研究室では、受容体のリガンドを蛍光標識す
ることにより、受容体がエンドサイトーシスされる過程
196
東京理科大学
ウメハラ
タク ヤ
楳原 琢哉 助教
研究技術分野
合成生物学、分子生物学、微生物学
研究技術テーマ
●非天然アミノ酸のタンパク質導入に関する研究
●タンパク質翻訳後修飾に関する研究
●機能性RNAに関する研究
研究技術内容
タンパク質に非天然アミノ酸を導入し、タンパク質の機
能改変や翻訳後修飾の解析を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
田村浩二研究室
所有研究装置
遺伝子導入装置
クサ ノ
ヒロアキ
ヤマモト
草野 博彰 助教
研究技術分野
分子生物学
研究技術テーマ
ミ
サ
キ
山本 三沙岐 助教
研究技術分野
生化学、構造生物学
研究技術テーマ
●植物科学
●X線結晶構造解析
研究技術内容
研究技術内容
植物の生理機能の背後にある分子メカニズムの解明を目
指している。イネ、シロイヌナズナ、トマト、ジャガイ
モを使って主に形態形成、物質貯蔵、環境適応などの現
象に関わる遺伝子を単離し機能を解明する。
X線結晶構造解析を用いて創薬に重要な膜タンパク質の
構造解析を行う。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
産業への利用
植物のゲノム編集技術についての研究を開始する予定で
ある。
経営学部
オオイシ
サ トウ
大石 悦子 教授
ショウ コ
佐藤 祥子 助教
研究技術分野
経営学科
エツ コ
研究技術分野
分子生物学、タンパク質工学
研究技術テーマ
言語学、語用論、意味論、コミュニケー
ション
研究技術テーマ
●ヌクレオソームの再構成
●遺伝子発現解析
●タンパク質精製
研究技術内容
ヒストンのエピジェネティック修飾がクロマチン構造に
与える影響を解析するため、試験管内でポリヌクレオ
ソームを再構成し、蛍光標識技術を用いてヌクレオソー
ムの挙動を解析している。
所属研究室
基礎工学部生物工学科三浦研究室
●発話行為論による意味分析
●コミュニケーションのメカニズム
●コンテクスト分析
●文と発話の意味関係
●翻訳のメカニズム分析
基東
礎
工京
学理
部大
経東
営京
学理
部大
研究技術内容
コミュニケーションで伝わる意味の客観的分析を可能に
するため、言語分析にコンテクスト分析を取り込んだコ
ミュニケーションのモデルを、発話行為論を基にして、
構築している。
産業への利用
ナカジマ
タダアキ
中島 忠章 助教
研究技術分野
発生学、組織学、内分泌学
研究技術テーマ
●マウスiPS細胞を用いた、卵管・子宮・膣組織の構築
●周生期マウスにおける環境ホルモン投与が与える、卵
管・子宮・膣発生への影響
●周生期マウスの卵管・子宮・膣における、エストロゲ
ン受容体の役割
翻訳が難しいとされる「会話」分析は文レベルの意味解
析だけでは限界があると思われ、コンテクスト分析を取
り込める発話行為コミュニケーション理論を基にした翻
訳理論が有効であると思われる。実際に翻訳機・翻訳ソ
フトを手がける研究者・技術者との共同研究を望んでい
る。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
研究技術内容
発生研究が進んでいるマウスにおいて、iPS細胞から卵
管、子宮、膣を作製することを目的としている。iPS細
胞を用いた発生研究では、大量のiPS細胞から少量の増
殖できない分化細胞を誘導するので、実験の度に高価な
成長因子等を使用しなければならない。本研究では、中
間中胚葉細胞を一度株化することで、この問題を解決を
試みる。iPS細胞から単一器官の作製は困難である。当
研究室では、株細胞をホストマウスに移植することで、
卵管、子宮、膣を再構築することが可能である(Umezu
et al., 2
0
1
0)
。この手法を用いることで、iPS細胞由来の
卵管、子宮、膣細胞から単一器官を作製できる。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所属研究室
友岡研究室
オオエキ
ジュン
大驛 潤 教授
研究技術分野
経営学
研究技術テーマ
●企業の成長戦略
●経営戦略
●ビジネスモデル論
研究技術内容
現在、世界では新型のテクノロジー競争が始まっている。
それはIT (Information)
、バイオ (Bio)
、ナノ (Nano)
を融合させて消費者の 生 活 の 質 を 改 善 し、企 業 の パ
フォーマンスを向上させようというものである(IBN
Converging Technology)
。この新型テクノロジー競争
は既に米国を基点にグローバルに激化している。シリコ
ンバレーでは、IBN技術の革新を次世代シリコンバレー
の目標とし、その実現のために、企業同士のみならず、
東京理科大学
197
異種の組織同士(企業組織、行政組織、教育研究組織、
医療機関等)や顧客を、オープンソース型で連結し、新
い価値共創を行っていく意義を強調している。このよう
なIBNテクノロジー、とりわけITが異質な組織間連携の
抬頭を促したという見方、すなわち従来の企業間提携分
析を拡張し、組織間提携分析の視角から異業種連合によ
るナレッジの提携を分析することが、本研究の核となる。
本研究は、自らの内部資源のみを活用した連携と異なり
ITを基盤に外部資源を活用し、複数主体が協働して行
うシステムの有効性を分析する。戦略の視点からは、顧
客やNPOを含む異質な主体の戦略的価値共創をいかに
組むか、バリュー・チェーン全体をいかに管理するか、
が重要となる。
産業への利用
東経
京営
理学
大部
「電気通信」という単語は、狭い意味での情報・通信分
野のみの定義で用いられがちであるが、本研究では、広
義の意味で、理工学の基礎から応用までの多彩な意味を
内包するものと考える。その意味で狭義・広義の両面に
おいて、電気通信と情報通信は深いかかわりがある。そ
こでは、異業種連合によるナレッジの共有・衝突が、イ
ノベーションを引き起こすものと考えられる。情報・通
信分野の技術革新を実現させた大きな要因の一つは、数
理科学・材料科学などのいわゆる基礎分野における近年
の進歩である。これらの分野における成果は、しばしば
情報・通信の世界に革命的変化をもたらした。今後もこ
れらの領域の情報・通信の分野への応用・実用化の暁に
は計算機や通信は勿論、経済社会全体の仕組み(パラダ
イム)に大きな影響を及ぼすことは必至である。とりわ
け、経営学で期待されているもののひとつはIT活用に
おけるビジネスモデル構築およびソーシャルメディア戦
略にある。
可能な産学連携形態
受託研究員受入、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
これまで、スタンフォード大学大学院工学研究科と連携
をとって共同研究を進めてきた。とりわけ、2
0
0
7年9月
から2
0
0
9年3月まで、及び2
0
1
0年1
2月、2
0
1
1年3月と継
続的に共同研究を遂行してきた。その結果は、2
0
1
1年7
月の研究報告書に結実した。
所属研究室
研究が急速に進展している。しかし、従来の技術は、強
い体動制限のある大規模な装置を用いており、コスト、
実用性の両面において制限が多い。我々は、脳の部位を
特定化し、より高度なデータマイニング技術を適用する
ことによって、高い精度で被験者の購買行動や投資行動
を予測できる方法を提供する。ここで用いる測定装置は
体動制限などの制約が少なく、軽便であり、導入コスト
等が比較的安価であるといった利点がある。さらに、この
方法は双方向性を兼ね備えたBrain Computer Interface
の開発も可能にすると予想される。
産業への利用
本研究により応用が見込める技術(脳神経情報を利用し
た金融意思決定) 投資教育、投資補助業務本研究によ
り応用が見込める技術(脳神経情報を利用した購買意思
決定) 広告制作、商品パッケージ開発、インターネッ
トマーケティング
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
シライシ
ヤス オ
白石 安男 教授
研究技術分野
保健衛生学
研究技術テーマ
●健康の疫学
●運動の健康影響
●健康政策
●疫学方法論
●健康増進
研究技術内容
新しいダイエット法や、ストレスコントロール関連科学
(脳科学の栄養も含む)などの客観的エビデンスを提供
したいと思っています。
産業への利用
健康サプリメント、健康エクササイズなどの開発と進展
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
ダイエット法に関してのコメント(マスコミ(TV)出
演)
経営学部大驛研究室
ノ ガミ
シモカワ
下川 哲矢 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
研究技術内容
これまで人間の選好やリスクに関する情報は、主として
にアンケート調査を行なうことで取得してきた。しかし
このような方法では、無意識の選好や情動的な選好を定
量的に測定することは不可能であった。近年、脳情報を
用いて人間の選好を取得し、定量的に測定しようとする
東京理科大学
研究技術分野
金融、ニューロエコノミクス(脳神経
経済学)
●株価予測・自動売買システムの構築
●株価予測可能性に関する理論的実証的研究(ファイナ
ンス・情報の両面から)
●脳神経情報を利用した金融意思決定
●脳神経情報を利用した購買意思決定
198
シン ヤ
能上 慎也 教授
テツ ヤ
情報通信ネットワーク、トラフィック、
通信、ネットワーク工学、待ち行列シ
ステム
研究技術テーマ
●システム性能評価
●ネットワーク・システムのトラフィック設計/制御/
評価
●情報通信システムのシミュレーション評価
●経営事業開拓戦略に関する情報ネットワーク工学から
のアプローチ
●各種マッチング問題
研究技術内容
ネットワークや情報処理/通信システムを対象として、
目的とする性能を満たすためにはどのように設計や制御
を行えばよいのか、あるいは、構築したシステムの性能
を評価する方法は何か、などといった種々の問題に対す
るソリューションをご提案いたします。現在行っている
研究テーマは、
「複数のWebサイトを対象としたアクセ
スログ解析」
、
「交通信号の現示パターンの適応制御」
、
「量/質的ジョブ持ち込み型待ち行列のシミュレーショ
ン解析」
、
「研究室への学生配属問題」
、などです。
産業への利用
対象とするシステムや ネ ッ ト ワ ー ク に 対 し て、ト ラ
フィック工学、情報システム工学の観点からのモデル化、
方式提案、性能評価、特許考案、及びその結果を踏まえ
た上での実用化へ向けた検討及びコンサルティング。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記の対象分野(ネットワーク工学、情報システム、通
信工学)
においてジョブの効率化、新しい管理システム、
評価システム等の提案に関して共同提案や技術の開発、
およびその実用化に関して企業と大学とが連携する携帯
で事業化、製品化を進めることをご提案いたします。
所属研究室
能上研究室
シミュレーションソフトウェア、プログラム言語
タ
ヨシオカ
マサミチ
吉岡 正道 教授
研究技術分野
国際会計学
研究技術テーマ
●国際会計基準の日本的運用
●会社法の適用
●会計監査
●企業のケース・スタディー
研究技術内容
日本の企業は、国際的流れの中で、生き続けなければな
らない。会計の世界でも、企業は、国際的会計基準を導
入し、世界の証券市場に会計情報を発信しなければなら
ない。某研究所との共同研究を通して、企業は、上記の
国際的流れを日本的文化のなかで培われてきた会計慣行
に導入することができるようになる。
産業への利用
所有研究装置
ヒラ キ
所有研究装置
基本的にほぼすべての金融・ファイナンス研究に必要な
国内外の広範なデータベース。
カ
ト
平木 多賀人 教授
研究技術分野
ファイナンス、データベース統合、国
際ビッグデータ
研究技術テーマ
●企業のミクロ所有構造とパフォーマンス
●データベース動向からみる金融イノベーションの予測
●企業の国内統合と多国籍化の関係
●多国籍企業の拠点マッピングとパフォーマンス
●ポートフォリオ世界運用モデル
研究技術内容
ファイナンス分野の学術動向から金融サービス分野にお
ける新潮流を先取りするモデルの開発。金融データベー
スの世界的統合から生まれてくるメリット生かした実務
モデルの構築を世界規模で行う。運用資産のグローバル
化のなかでどのような情報あるいは情報戦略が特にパ
フォーマンス向上に有益になるかを実データで分析。特
にイマ―ジング市場を意識したグローバル金融モデルの
開発に必要なデータベースの開発を行う
産業への利用
カスタマイズした金融コンサルティングサービス。資産
運用機関へのグローバル運用モデル構築支援サービス。
ヘッジファンドのための市場データ加工と運用戦略提供
など。
日本の企業が国際的会計基準といわれる新会計基準を適
用する際に、障害となる問題点を解決する。また財務諸
表から得られる会計数値に基づき、企業の経営実態を分
析する手法を提示する。
経東
営京
学理
部大
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業が税効果会計、減損会計などの新会計基準を適用す
る際に、個々の会計人(会計担当者)との共同研究を通
して、企業にとって最も適合する解決手段を模索する。
また企業の経営実態を把握する手法を模索する。
ウメザワ
マサ シ
梅澤 正史 准教授
研究技術分野
ゲーム理論、メカニズムデザイン、ミ
クロ経済学、経営科学
研究技術テーマ
●特許ライセンスの契約
●戦略的行動下での集団的選択
●最適ネットワーク構築と費用配分
研究技術内容
企業等の生産技術や新製品生産技法等に関する特許をラ
イセンスするとき、いくつかの契約法が用いられる。こ
れらの契約に関する最適な方策と見積もりを分析する。
その他には、複数の意思決定主体で集団的な選択を行う
際の、より有効な選択ルールを分析する。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
国際分散投資モデル(外資系運用機関で運用の基礎モデ
ルとして使用されている)
その他所属研究機関
学術システム研究センター(社会科学分野)専門研究員
所属研究室
平木研究室
オオヌマ
ヒロシ
大沼 宏 准教授
研究技術分野
実証会計、税務会計、財務会計、実証
会計学
研究技術テーマ
●租税負担削減行動の実証研究
●連結納税制度の採用と企業の租税負担削減行動との関
連性
●研究開発投資と租税負担削減行動との関連性
東京理科大学
199
●企業の利益の質と業績との関連性
●企業評価の実証研究
研究技術内容
目下の研究課題は、第一に、租税負担削減行動という経
済的な事象を、財務データを使用して会計的且つ財務的
に分析することを目的としている。第二に、企業の利益
の質を分析し、利益の質と企業業績との関連性、利益の
質とコーポレート・ガバナンスとの関連性などについて
研究を進めている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・北海道蘭越町における自治体バランスシート作成に関
する助言・指導。この他、某企業における自治体バラン
スシート作成支援プログラムについての理論的指導。
所属研究室
大沼研究室
研究技術内容
テラオーダの大規模なデータにスケール可能な最適化・
統計的学習手法の開発を行っている。センサーアレーや
モバイルセンサーで収集した大規模な人や物の移動に関
する情報から有用なパターン・知識を抽出するデータマ
イニングに最適化・学習手法を応用している。
ニシグチ
スミ ヨ
西口 純代 講師
研究技術分野
形式意味論
研究技術テーマ
●自然言語の意味の形式化
●信念変更
●認識論理
●少数言語
研究技術内容
時間表現と信念変更の関わりを研究している。
可能な産学連携形態
タカ イ
東経
京営
理学
大部
アヤ コ
高井 文子 准教授
研究技術分野
経営学、経営組織論、経営戦略論、イ
ンターネットビジネス、イノベーショ
ン、マネジメント
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
西口研究室
研究技術テーマ
●オンライン証券業界の競争戦略
●インターネットビジネスにおける成功条件
●既存大手企業と新規参入企業との競争
●イノベーションと企業戦略
研究技術内容
ノ ザワ
マサヒロ
野澤 昌弘 講師
研究技術分野
多変量解析、実験計画法、統計的品質
管理
研究技術テーマ
当研究室では、変化の激しいインターネットビジネスに
おいて「どのようにすれば競争優位を獲得し、維持して
いくことができるのか」というテーマについて、データ
を統計的に処理する定量的分析と、丁寧なケース研究等
の定性的分析の両面から、研究をおこなっております。
民間企業において、2
0数社のコンサルティングを行った
経験があり、学問的見地からだけでなく、実践的な視点
からの分析・提案が可能です。
産業への利用
●統計的データ解析手法の改良・開発
●統計的データ解析システムの構築
研究技術内容
統計的データ解析手法、特に多変量解析や実験計画法を
中心に、既存手法の有効性や限界など適用範囲を明確に
して、その改良や新規手法の開発を行っている。また、
理論だけではなく、実際に改良手法や新規手法が適用で
きるようにするためのシステムの構築も行っている。
所属研究室
<業界・企業分析と戦略策定>既存の研究成果による
様々な分析枠組みや手法のなかから適切なものを選び、
業界・企業の詳細分析を実行することによって、論理的
かつ実践的な企業・競争戦略の策定が可能となります。
なかでも、変化が激しいインターネットビジネスや、不
確実性の高い新規参入事業のビジネスモデルの構築に、
効果を発揮すると思われます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
ご相談内容によって、適した連携の方法をご提案させて
いただきます。
野澤研究室
ホ サカ
タダアキ
保坂 忠明 講師
研究技術分野
画像処理
研究技術テーマ
●経営データ解析
●パターン認識、多変量解析
●任意視点画像合成
●画像検索
●画像セグメンテーション
研究技術内容
アンドウ
シン
安藤 晋 講師
研究技術分野
データマイニング、機械学習
研究技術テーマ
●行動データマイニング
●準最適化手法
200
東京理科大学
経営に関するデータから、これまでに得られていない新
規の知見を得るために、パターン認識や多変量解析によ
るデータ分析を行っている。また、画像処理分野におい
て、任意視点画像合成や超解像、画像から対象物体を適
切に抽出するセグメンテーション処理のための新規で有
効な手法の開発を目指している。
産業への利用
[想定される用途]経営データの解析をマーケティング
に利用する。財務データの解析を株価変動予測に利用す
る。画像処理技術をビデオサーベイランス(監視カメラ
映像)に応用する。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
皮するか、コモディティー製品から革新製品にいかに転
換するか共に考えたいと思っています。その一つとして
水素エネルギーを軸とする新エネルギー社会創生を考え
ています。また、現実に日々の暮らしで実感されるよう
になった、地球環境の変化、大地震への防災など広く提
案させていただければ幸いです。
可能な産学連携形態
保坂研究室
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
科学教育研究科 科学教育専攻
オ ガワ
・水素エネルギー応用 ・ディスプレイ応用 ・技術経
営教育の指導
マサカタ
小川 正賢 教授
研究技術分野
科学教育
研究技術テーマ
タ ナカ
ヨシ オ
田中 芳夫 教授
研究技術分野
●カリキュラム開発
研究技術内容
科学教育に関連する学校内外の教育プログラム・カリ
キュラム開発の助言・指導
可能な産学連携形態
共同研究
Open Innovation、IT & Setvice
研究技術テーマ
●もの・ことづくり
●Open Innovation
●Globalization
●Diversity
研究技術内容
その他所属研究機関
総合教育機構理数教育研究センター
所属研究室
科学教育研究科 小川研究室
日本の産業が‘ものづくり’から、
‘もの・ことづくり’
へ緩やかに変わってゆくための仕組みを研究中。ものこ
と双発学会・協議会の主催者、海外大学・研究機関・企
業との協業
産業への利用
イノベーション研究科 技術経営専攻
サカモト
マサノリ
坂本 正典 教授
研究技術分野
技術戦略、プロジェクトマネジメント、
人材教育、表示デバイス工学、有機エ
レクトロ二クス、環境社会学、スマー
トシティ
研究技術テーマ
●ものこと作りと未来社会
●プロジェクトマネジメント
●ディスプレイ産業戦略
●交通システムパラダイムシフトと水素エネルギ
●地球温暖化対策と安心安全な自然エネルギ社会
研究技術内容
電機メーカーに2
0余年、英独系材料メーカー、米国大学
客員研究員、米国トップ企業との合弁会社など様々な実
務体験を通して、研究開発、プロジェクト戦略、新技術
獲得など広く社会と対話していきたい。特に、! 近未
来に顕在化するであろう、地球温暖化による産業影響や、
縮小社会(人口減少・GDP減少)をいかに柔軟に受容
可能に出来るかの技術経営的研究。" ITを駆使した
エネルギマネジメントシステムと自然エネルギ電力・水
素エネルギを組み合わせることで、自然エネルギ社会創
生とエネルギパラダイムシフトの技術経営的研究。#
従来のもの作り大国への回帰をいたずらに追うことな
く、サービスや利用技術等も包含するシステムに価値を
盛り込み、!、"にあるような「課題大国」の日本が世
界をリードできる技術世界を創造する。
産業への利用
日本の企業が技術フォロアから技術リーダーへいかに脱
ITを利用したOpen Innovationの実践を遣ることを考え
ている共同研究パートナーを募集。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
経東
営京
学理
部大
科
学
教
育
研
究
科
東
京
理
大
イ
ノ
ベ
ー
シ
ョ
ン
研
究
科
東
京
理
大
具体的な産学連携内容
(独)産業技術総合研究所 参与として新聞社と共同で
‘日本を元気にする産業技術会議’を主宰国際大学グ
ローバルコミュニケーションセンターでCTO Round
Table(現 Future Technology Forum)を主宰
所属研究室
田中研究室
ベツショ
ノブ オ
別所 信夫 教授
研究技術分野
技術経営
研究技術テーマ
●技術戦略
●開発組織経営
●事業開発
研究技術内容
研究の軸を成すものは、技術力から経済効果を生み出す
メカニズムの研究である。単に解析的研究に終わらず、
イノベーションにつながる打ち手の創出を追う。企業の
成長促進には価値創出につながる商品の開発と、その運
営母体となる事業の開発が欠かせない。そのために必須
な、技術戦略、開発組織経営、ならびに事業開発につい
て総合的に研究を進めている。
産業への利用
「研究技術内容」にて紹介した事柄は、製造業経営上の
基本課題である。それらの好ましいあり方の策定と運営
東京理科大学
201
は、個々の企業で常に模索されているものであるが、こ
の課題の解明に本研究は貢献できるものと考えている。
産業分野としては、特に、素材産業とのマッチングが良
いと思われる。
キシモト
タ イチ
岸本 太一 講師
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
個別企業の技術経営相談。
ミヤナガ
ヒロ シ
宮永 博史 教授
研究技術分野
イノベーション、技術経営
研究技術テーマ
●事業化戦略
●コンセプト創造
●技術マーケティング
●プロフェッショナルサービス
●ICT
研究技術内容
研究開発、マーケティング(B to Bマーケティング)
、
コンサルティング、経営者というバックグランドを活用
し、真にグローバルで競争優位を実現するための人材育
成に情熱を傾けています。
産業への利用
主として技術系の幹部候補生及び幹部の教育。
東
京
理
大
イ
ノ
ベ
ー
シ
ョ
ン
研
究
科
具体的な産学連携内容
経営幹部教育
ニシ ノ
カズ ミ
西野 和美 准教授
研究技術分野
経営戦略、事業戦略、製品開発マネジ
メント、経営学
研究技術テーマ
●素材産業における事業戦略
●イノベーション・マネジメント
●持続的な競争力のあるビジネスモデルの構築と運用
●電子材料事業分野の競争戦略
研究技術内容
これまで企業および事業に関する事例を十社以上書かせ
て頂き、特に研究者・技術者の方々と深く討議する機会
を多くもたせて頂いております。なかでも、素材(石油
化学・医薬・電子材料etc)産業に関しては、特に知見
もございますので、どうぞ気軽にご相談ください。
産業への利用
業界、企業の詳細分析を通じて、実践的かつ論理的な経
営(事業)戦略立案および改善点の抽出等を行うことが
できます。特定事業・製品開発・事業化に関する事例研
究も多く手がけています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
連携の仕方によって様々な方法がございますので、詳細
はご相談の上決めさせていただきます。
202
東京理科大学
国際経営論、グローバル技術経営論、
経営戦略論、ビジネスエコノミクス、
中小企業論、産業集積論、地域経済論
研究技術テーマ
●日本企業の国際技術経営に関する実態把握と理論構築
●日系中小企業の海外展開と国内拠点への影響
●日系中小企業の産業空洞化への適応パターン
●日本発サービスイノベーションの海外展開
●日本型ビジネスモデルのアジア展開
研究技術内容
近年、日本企業の海外展開は、活発化している。国際経
営は、最大のテーマの一つになりつつある。その一方で、
日本企業の国際経営に関する研究は、まだまだ発展途上
の段階にある。少なくとも、二つの大きな課題が残され
ている。一つ目は、実態把握の対象範囲の拡大、という
課題である。これまでの研究では、製造業大企業の先進
国展開を対象に行われることが、多かった。しかし、最
近では、非製造業や中小企業でも海外展開が活発化して
おり、新興国への進出も増えてきている。それらを調査
対象に加える必要があるだろう。二つ目は、日本企業の
事例からの理論構築、という課題である。日本企業では、
欧米企業とは異なる原理で経営が行われていることが多
い。そして、日本の原理には、欧米の原理とは異なる得
手不得手が存在する。既存の研究では、欧米発の理論の
輸入は、活発に行われてきた。しかし、日本企業を対象
にした研究では、実態把握を最大の目的にした研究が多
数派であった。把握した実態を基に帰納的に理論構築を
試みる活動にまで足を踏み入れた研究は、まだまだ少な
い。以上の二つの課題の解決に貢献することを目的に、
研究活動を行っている。
産業への利用
上述したように、日本企業では製造業、大企業、先進国
展開、に該当しない海外展開が増えつつある。また、欧
米企業と異なる原理で経営を行っている企業も多い。以
上を踏まえると、日本の実業界においては、非製造業、
中小企業、新興国展開に関する実態把握へのニーズと、
日本企業の事例を基にした帰納的な理論構築へのニーズ
は、大きいと予想される。研究により蓄積した実態調査
の結果や理論は、これから海外に進出しようと考えてい
る日本企業に対して、あるいは、既に進出しているが国
際経営で悩んでいる日本企業に対して、何らかの示唆や
指針を与える可能性も持っている。言い換えれば、産業
界は、示唆や指針の獲得という形で、本研究を利用する
ことができる。経営学の研究では、企業の調査への協力
が不可欠である。それは、国際経営というテーマにおい
ても、変わらない。企業の協力がなければ、正確かつ詳
細な実態把握もそれを基にした理論構築も、不可能であ
る。本研究では、業種や企業規模、進出先に関わらず、
訪問調査(インタビュー+現場見学)やアンケート調査
に協力して頂ける企業を、幅広く探している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
研究技術テーマ
イノベーション研究科 知的財産戦略専攻
アサ ミ
セツ コ
淺見 節子 教授
研究技術分野
知的財産
研究技術テーマ
研究技術内容
●国際的な知的財産制度
●特許審査実務
●化学分野の特許
●特許審査の品質評価
研究技術内容
知的財産のうち、特に特許に関して、国際的な制度の枠
組みを研究している。特許審査の品質の評価手法につい
て研究している。化学分野の特許審査実務を研究してい
る。
イシ イ
ヤスユキ
石井 康之 教授
研究技術分野
●文化産業
●日本ブランド・地域ブランド
●知的財産の保護と利用のバランス
●知財政策
●先端技術の保護
知的財産経済、知的財産経営、知的財
産統計、知的財産評価
研究技術テーマ
●発光ダイオード
研究技術内容
日本は先端技術と文化という二つの強みがあるが、これ
らに関する認識と保護と活用が遅れているため、日本の
国際競争力に転化できていない弱みがある。そこで、先
端技術と文化を知的財産の観点から認識し、保護し、活
用する戦略の構築こそが日本の生き残り戦略になると考
えられる。先端技術と文化の両者を共に見据えながら日
本の優位性を発揮させる戦略について研究している。
産業への利用
日本の知財戦略と共に、4
7都道府県毎の知財戦略を検討
している。具体的には、沖縄県、埼玉県などの知財戦略
を構築している。同時にiPs細胞などの日本の先端技術
の知財戦略を検討している。科学技術と文化のそれぞれ
の知財戦略とこれらを融合した領域の知財戦略を検討し
ている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
発光ダイオードの原理的な研究は実施していませんが、
この関連技術が日亜化学という企業の中で、どの程度の
経済的価値を有しているかについて研究しています。
産業への利用
2
0
0
6年の東京財団の委託研究。2
0
0
8年の山形県とNHK
ドラマ「おしん」のコラボ研究。2
0
1
2年の琉球テキスタ
イルのジャパンブランドに対する支援。NPO法人2
1世
紀構想研究会において知財政策を議論。
私の研究は、事業化というよりも、各企業が独自に評価
を実施できるように、教育・啓蒙することにあります。
所属研究室
クサ マ
イノベーション研究科知的財産戦略専攻 石井研究室
所有研究装置
オギ ノ
フミヒコ
著作権/商標権ライセンシング
研究技術テーマ
マコト
荻野 誠 教授
研究技術分野
知的財産権の活用
研究技術テーマ
●知的財産権の活用戦略
●特許ライセンス交渉
●知的財産契約
●知財紛争処理
研究技術内容
知的財産権の活用戦略を特許のライセンス交渉、知財紛
争処理の観点から研究している。
所属研究室
イノベーション研究科 荻野研究室
オ ゴセ
東
京
理
大
草間 文彦 教授
研究技術分野
私の頭
イ
ノ
ベ
ー
シ
ョ
ン
研
究
科
ユ
ミ
生越 由美 教授
研究技術分野
日本ブランド、地域ブランド、特許、
実用新案、意匠、商標、不正競争、著
作権、知財教育、知財政策、文化政策、
先端技術、伝統技術、暗黙知、文化産
業
●コーポレイトライセンシング(飲料、食品、自動車な
ど)の現状
●コーポレイトライセンシングの社会性とミッション
●コーポレイトキャラクターの成立とそのライセンシン
グ
●NPOライセンシング(UNICEF他)
●ライセンシングビジネスとドネーションとの親和性
研究技術内容
米国では小売価格で2兆円強のマーケットを持つ企業
名、企業キャラクター、企業の主商品名のライセンス、
すなわち“コーポレイト・ライセンシング”は、マーケ
ティングの一手法として認知されている。しかしながら
日本における同ライセンスの実態は、まだ非常に小さい
規模である。この主たる原因は企業が第三者に自身の資
産である商標や著作権の2次使用を許すことに対するリ
スクをオポチュニティよりも大きく受け止めてしまうこ
とと、それに対する契約、保険、品質管理などのコンプ
ライアンス面をきちんと説明し、且つ実行できるサポー
ト企業や専門家が不足していることにあると思われる。
コーポレイトライセンスは、企業のCSRにもつながるも
のであり、今後日本において、どのような方法、戦略、
法的な安全性の担保をもって、この分野を活性化できる
かが研究のテーマとなる。
産業への利用
東京理科大学
203
ブランドの指名性の強い最終消費者向け商品、すなわち、
自動車、飲料、食品、雑誌などが想定されるマッチング
業界と考えられる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
現在、イノベーション研究科知的財産戦略専攻として、
一 般 社 団 法 人 日 本 ラ イ セ ン シ ン グ・ビ ジ ネ ス 協 会
(LIMA JAPAN/米国NPO法人、LIMA/国際ライセ
ンシング産業マーチャンダイザーズ協会、International
Licensing Industry Merchandisers' Association)と産
学協同覚え書きを交わし、情報の交換、セミナーの開催、
知的財産戦略専攻の講義(草間文彦、
「商品化権ライセ
ンス実務」
)への特別講師のLIMA JAPANからの派遣
などを行っており、今後研究分野でも活動を拡大する予
定。
所属研究室
キミアキ
デザイン思考、意匠法、知財価値評価
研究技術テーマ
東
京
理
大
イ
ノ
ベ
ー
シ
ョ
ン
研
究
科
ハシモト
チ
カ
コ
橋本 千賀子 教授
研究技術分野
●デザインの経済価値分析
●意匠出願戦略
●トゥールミンロジックおよびデザイン思考による立論
の枠組みの探究
●デザイン思考によるイノベーション
研究技術内容
技術、ブランドに続く無形資産として近年注目されてい
るデザインの適切なマネジメントを行うために、その価
値を経済的に分析することを目的としている。アップ
ル・サムスンの知財訴訟に象徴されるように、近年デザ
インに係る権利とその経済的インパクトが注目を浴びて
いる。デザインに係る知財権(意匠権)
を有効に取得し、
ビジネスを成功に導くための出願戦略を探究している。
知財権の取得と活用のためには、特許庁または裁判所に
おいて、特許庁またはライバル企業との間でディベート
と同様の論理的な文章作成が求められるが、いまだ体系
化されているとは言い難い。争いに勝利をおさめるため
の論理を、トゥールミンロジックおよびデザイン思考の
枠組みを用いて構築するための枠組みを探究している。
近年のイノベーションは、技術起点型からデザイン思考
にシフトしている。デザイン思考に基づくイノベーショ
ンについて、理論、実証、実践の各面から探究し、我が
国産業の復興に貢献することを目指している。
産業への利用
デザイン思考に基づくイノベーション創出の枠組みを導
入する(製造業・サービス業) 工業製品のデザイン権
を戦略的に取得し、超過利潤を追求する。知財権の取
得、無効審判・侵害訴訟への対応等において、論理性の
高い意見書、請求書、訴状等を作成し、知財争訟におい
て勝利を納める。
研究技術内容
商標制度及びブランドの保護についての研究をしてい
る。特に非伝統的商標、国際的なブランドの保護、不正
商品問題について専門的かつ実務的な検討を行ってい
る。
ヒラツカ
ミツヨシ
平塚 三好 教授
研究技術分野
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
東和知的財産研究所の所長として、高度知財マネジメン
トの理論と実践に関する研究と成果の公表等を行ってい
東京理科大学
知的財産、特許工学、特許実務
研究技術テーマ
●IT(ソフトウエア&ハードウエア)・エレクトロニク
ス・ビジネスモデル関連の知財
●米国・欧州の知的財産
●イノベーションと知財、ソフトウエアと知財、
サイバー
攻撃と知的資産防衛
●防衛技術の流出問題、パテント・トロール
●危機管理
研究技術内容
技術移転に必要な知的財産の取り扱いや、国内外産学連
携の仕組み等について、研究しています。
産業への利用
研究成果の事業化・製品化に必要な知的財産の取り扱い
や、国内外産学連携の仕組み等そのもの。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記研究テーマに即した知的財産関連の研究につき、共
同研究等に応じます。
ミヤタケ
ヒサヨシ
宮武 久佳 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
204
商標、不正競争、知的財産、模倣品、
意匠、ブランド、デザイン
●商標法
●不正商品問題
●デザイン・ブランドの保護
鈴木 公明 教授
研究技術分野
所属研究室
イノベーション研究科鈴木公明研究室
研究技術テーマ
MIP草間研究室
スズ キ
る。国際特許事務所に対し、顧問として出願戦略、審判
請求書の作成等についてコンサルティングを行ってい
る。特に、拒絶査定不服審判の請求においては、デザイ
ン思考とトゥールミンロジックを駆使した「請求の理由」
を立論して特許庁審査官に反論し、知財権の取得に導く
ことに貢献している。IT系ベンチャーに対し、顧問と
して特許出願とビジネス展開についてコンサルティング
を行っている。
著作権、文化資源、メディア、ジャー
ナリズム
研究技術テーマ
●知財とメディア
●情報独占と模倣社会
研究技術内容
模倣をベースに社会がいかに成り立つのかを理解するた
め、歴史や文化、哲学を掘り下げつつ、知財法に照らし
合わせている。
可能な産学連携形態
共同研究
ヒラヤマ
ケン タ ロウ
平山 賢太郎 准教授
法学
研究技術分野
研究技術テーマ
●知的財産法と独占禁止法との相互関係
研究技術内容
知的財産法と独占禁止法との相互関係
可能な産学連携形態
国際的産学連携
の解明
研究技術内容
溶液より立体選択性が高く、副反応産物が少なく、かつ、
環境に悪い有機溶媒を用いない固体反応の基礎を追求し
ている。固体状態特有の異方性による偽の信号が含まれ
ない、かつ、サンプルを水平に保持することで、ジェル
などの流動的試料を測定できるキラル分光装置を開発し
てきたが、さらに、マルチチャネルで、波長スキャン不
要の高速データ取得可能なものを開発中である。結晶化
過程を使うことで、他のキラル成分が関与することなく、
左右の光学分割ができるシステムの開発を行っている。
産業への利用
・キラルな食品添加物、医薬品、農薬等の開発 ・アミ
ロイド蛋白等、蛋白・ペプチドの凝集過程の研究 ・固
体有機発光体の開発 ・波長スキャン不要の高速マルチ
チャネルキラル分光装置の短波長側S/N比の改善と産業
化を目指している。よきパートナーを求めている。
可能な産学連携形態
総合研究機構
ア
ベ
マサヒコ
阿部 正彦 教授
研究技術分野
コロイドおよび界面化学、有機工業材
料
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
キラル分光装置開発 (国内特許、対米特許取得)
その他所属研究機関
理工学研究科応用生物科学専攻
所属研究室
黒田研究室
研究技術テーマ
●新規の界面活性剤の合成と溶液物性
●界面化学的手法を用いたナノ機能性物質の創生
●リポソーム、ベシクル、マイクロカプセルの調製と応
用
●高付加価値酸化チタン光触媒の創生
●ゴミの科学
所有研究装置
単結晶X線構造解析装置、粉末X線回折ー示差熱分析装
置、共焦点レーザー顕微鏡、DNAシークエンサー、マ
イクロマニュピレーター、固体状態測定可能キラル分光
装置3台、CPL等
研究技術内容
新規の界面活性剤の合成と溶液物性、界面化学的手法を
用いたナノ機能性物質の創生、リポソーム、ベシクル、
マイクロカプセルの調製と応用、高付加価値酸化チタン
光触媒の創生、界面のナノスケール直接観察、超臨界流
体に関わる界面化学、ゴミを有効利用する分野に関する
基礎・応用研究を幅広く行い、国内外に情報発信してい
ます。
産業への利用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記テーマに関連した共同研究・受託研究は歓迎いたし
ます。
レイ コ
黒田 玲子 教授
研究技術分野
総東
合
研京
究理
機
構大
キョウイチ
小林 恭一 教授
研究技術分野
東
京
理
大
火災、地震、津波火災、消防、防災、
避難、安全、危機管理、防火法令、建
築防火、行政、法令、防火安全、アジ
ア、中国、韓国、ベトナム、タイ、バ
ングラデシュ
研究技術テーマ
企業との共同研究も精力的に行っています。セルロース
の有効利用について数年前から開始した。
クロ ダ
コ バヤシ
イ
ノ
ベ
ー
シ
ョ
ン
研
究
科
固体化学、結晶学、キラル化学、分光
学、発生生物学
研究技術テーマ
●結晶化過程におけるキラリティーの創生、転写、増幅
の達成
●結晶状態に特有の反応の開発
●凝集状態のキラリティー測定と装置開発
●発生過程における左右のボディプラン形成メカニズム
●アジアの防火法令の比較研究
●高齢者・弱者の避難安全方法に関する研究
●危機管理センターのあり方及び必要なシステムに関す
る研究
研究技術内容
ここ数年、アジア諸国では、高層ビルや大規模な複合ビ
ルが急激に林立しつつある。また、大都市への人口集中、
生活様式や使用エネルギーの変化、住居形態・建材・設
備の変化、密閉性の変化、住宅内部の家具調度類の材質
や量の変化などが急速に起こっている。これらの変化は、
必然的に火災危険の変質や増大を伴うが、変化が急激な
ため対応が追いついていない。このような現状の改善に
日本の経験や知識を活かすため、アジア諸国の火災の状
況、防火法令の整備の状況、建築物の防火安全対策の現
状等を調査するとともに、現地で防火教育を実践し、そ
の成果を踏まえて、各国の状況に応じた安全対策を立案
し、指導・教育を行っている。
産業への利用
消防・防災業界で、アジア諸国に製品販路を拡大し又は
東京理科大学
205
製造工場を立ち上げる場合には、現地の火災の実態、防
火法令の整備状況、行政機関の状況などの情報を知るこ
とが不可欠である。当研究室では、この分野でベトナム、
バングラデシュ及び韓国と深い交流関係があるほか、中
国、タイ、台湾についても交流関係を築いており、関係
業界に情報を提供できる。また、政府や地方自治体の危
機管理センターをサポートする情報システム機器は、
様々な能力を備えているが、職員や運用の実態を知らず
に作られているため、使いこなせていないのが実態であ
る。この分野について、長年にわたり消防庁や静岡県の
危機管理を実践してきた経験から、実用に耐えるシステ
ム開発の方向をアドバイスすることができる。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
具体的な産学連携内容
携帯端末の位置情報を利用して、災害時に地下街などに
取り残された被災者の位置や救助隊の位置を正確に把握
し、あたかも建物を透視するかのように立体地図上で確
認して救助活動のオペレーションに用いることができ
る、建物透視救助システムの開発を、
(一財)日本消防
設備安全センターと協力して開発中である。
シミュレーション技術による解析を通じて防災に役立つ
実践的な研究を行っているのが特徴である。
産業への利用
延焼予測と消防力の最適運用支援システムは、幾つかの
消防本部で指揮運用や訓練で利用されている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業などとRIP(低延焼性)たばこの着火性に関する実
験的研究を実施している。
タカヤナギ
ヒデアキ
高柳 英明 教授
研究技術分野
低温電子物性
研究技術テーマ
●超伝導体−グラフェン接合
●SrLa2O4-SQUID
●超微細InAsリング
研究技術内容
小林研究室
量子力学現象を追求するために、メゾスコピックなサイ
ズの超伝導素子を作成し、その特性をあきらかにしてい
る。
セキザワ
超伝導量子コンピューターを目指している。今後の課題
は、長いコヒーレンス時間の実現と、多素子化である。
所属研究室
産業への利用
アイ
関澤 愛 教授
研究技術分野
建築計画、都市計画、火災安全工学、
避難計画、統計分析
研究技術テーマ
東総
合
京研
理究
機
大構
●高齢化社会における防火、防災の研究(住宅防火、高
齢者施設防火)
●高層ビルや地下空間における避難安全計画(避難シ
ミュレーション、エレベータ避難)
●地域における自主防災力の向上に関する研究(自主防
災組織の調査)
●大規模震災時の同時多発火災対策に関する研究(延焼
シミュレーション、消防力運用シミュレーション)
●重要文化財建造物の保存と調和する防火対策のあり方
に関する研究
研究技術内容
主な研究テーマの1つは「住宅火災による死者の発生リ
スクとその低減対策に関する研究」である。これは、最
近、設置が義務化された住宅用火災警報器以外の対策に
も視野を広げて総合的な死者低減対策を模索することを
目的としたものであり、グルームホームなどいわゆる高
齢者施設等を含めて、高齢者居住の問題と関連して住宅
防火の課題をとらえている。この他にも、大都市直下で
の大規模地震時の減災を目的とした「地震時における火
災被害予測と消防力による減災に関する研究」がある。
延焼や消防力運用のシミュレーションに基づき、首都圏
や関西圏の主要都市を対象にケーススタディを行い、減
災対策のあり方を検討している。さらには、最近新しく
開始した研究テーマとして「重要文化財建造物の活用保
存計画における防災計画」があげられ、幾つかの具体例
を対象としつつ文化財保存と調和した総合的な防災計画
のあり方に関する研究を行っている。研究スタイルとし
ては、建築防災、都市防災の両面にわたって調査データ
や事故データを活用した統計・確率的な分析、あるいは
206
東京理科大学
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
高柳研究室
所有研究装置
希釈冷凍機、無冷媒希釈冷凍機、真空蒸着装置
タケ ダ
ケン
武田 健 教授
研究技術分野
ナノ材料、次世代影響、リスク評価、
PM2.
5
研究技術テーマ
●ナノ材料の胎児期曝露による次世代影響メカニズム
●ナノ粒子の生体への影響、取り込み、輸送、蓄積機構
●ヒトへの外挿を目指したナノ材料の健康影響評価手法
●空気清浄機が放出するナノイオン粒子の次世代健康影
響
研究技術内容
我々はナノ粒子の次世代影響の全容を明らかにし、その
リスクを効果的に回避する方策を見出すことを目的とし
て研究を行っています。ナノ粒子(粒径1
0
0nm以下の超
微小粒子・材料)は胎盤を通過し、妊娠中の母体から胎
児・次世代個体に移行することが明らかになりました。
これは、ナノ粒子が次世代・子どもに独特の影響を及ぼ
す可能性を示唆するものでした。我々はこれを踏まえ、
既存のナノ材料および今後開発され得る新規ナノ材料の
次世代影響(発生毒性)をスクリーニングできる簡便な
実験系の構築を目指すとともに、この影響・毒性発現の
予防策を講じるためのメカニズム研究を進めています。
産業への利用
バイオ・ナノ技術としては、ナノ粒子の特徴を踏まえ、
その性状を制御することによりナノ粒子特有の有害性を
抑制することを目指しています。新規材料の優位性を検
証するために、生体に入り得る新規のナノ材料を保有も
しくは開発中の共同研究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、技術相談・指導、国際的産
学連携
具体的な産学連携内容
ナノ粒子や類似活性種を放出し得る消費者製品の健康リ
スク評価を行っています。
(2
0
1
1年∼、継続中。
)
その他所属研究機関
総合研究機構 戦略的環境次世代健康科学研究基盤セン
ター
所属研究室
薬学部 武田研究室
●分子系の物性
●超伝導
●磁性
●電荷秩序
●モット絶縁体
研究技術内容
「物質」
(
「生物物質」を含む)と「材料」に関する物性
物理学の視点に立った研究。
(
「元素戦略ー拠点形成型」
がその典型例)
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
文科省「新元素戦略」
(正確には「元素戦略<拠点形成
型>」
)運営統括会議委員。
所有研究装置
アイソラックチャンバー動物都幾ユニット、ディーゼル
排ガス曝露装置、ヒュームフード、パーティクルサイ
ザー、ウルトラミクロトーム、マウス用行動評価装置、
透過電子顕微鏡、ティシュー・テッククライオ3、自動
固定包埋装置、バイオアナライザ電機泳動ノートシステ
ムリミテッド、マイクロウェーブ分解装置、リアルタイ
ムPCR
モリ タ
マサヒロ
森田 昌宏 教授
研究技術分野
火災科学
研究技術テーマ
●火災/避難シミュレーション
●難燃剤・燃焼理論(反応速度論含)
●暗号技術<秘密分散法>
研究技術内容
ナカ ダ
トキ オ
中田 時夫 教授
研究技術分野
化合物系薄膜太陽電池
研究技術テーマ
●CIGS薄膜太陽電池の高効率化に関する研究
●太陽電池用透明導電膜の提案・作製・評価
●半導体表面・界面物性の制御と電子デバイスへの応用
に関する研究
●CdフリーCIGS太陽電池
●超高効率CIGS系太陽電池
研究技術内容
○リアルタイムで火災シミュレーションするために、
GPU計算でK- 法やLES法を用いたフィールドモデルの
精度を上げています。○火災避難シミュレーションをす
るために、火災シミュレーションを組み込んで結果を可
視化しています。○太陽光発電装置が事故を起こした場
合にその機能を喪失するために新しい消火剤等<難燃剤
>の開発を行っています。○アルコール含有のガソリン
等の石油類の火災を消火するために、新しい泡消火剤の
開発を行っています。○秘密分散分割法/楕円暗号によ
る大規模データの暗号化
産業への利用
今、クリーンなエネルギーとして、太陽光発電に期待が
高まっています。そこで安価で高い変換効率をもつ太陽
電池が必要となります。本研究室ではこの有力候補の1
つとして注目されるCIGS薄膜太陽電池を中心に、新し
い太陽電池材料の探索や、新しい構造を有する太陽電池
の提案など特色のある研究を行っています。
具体的な産学連携内容
NEDO革新的太陽光発電技術研究開発(革新型太陽電池
国際研究拠点整備事業)低倍率集光型薄膜フルスペクト
ル太陽電池の研究開発、NEDO太陽エネルギー技術研究
開発 太陽光発電システム次世代高性能技術の開発
CIS系薄膜太陽電池の高効率化技術の研究開発
所有研究装置
○難燃剤の開発のために、薬剤・実大実験を行える共同
研究を希望しています。○シミュレーションプログラム
を利用して、避難検証法等を行い設計・企画・訓練に利
用する共同研究を希望しています。○シミュレーション
プログラムのバージョンアップをする共同研究パート
ナーを探しています。○秘密分散分割法/楕円暗号のプ
ログラムでの大規模データの暗号化を共同研究を希望し
ています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
○秘密分散法アルゴリズムとプログラムの提供
所属研究室
多元スパッタ装置、分子線エピタキシー(MBE)装置、
電界放射型走査電子顕微鏡、ソーラーシミュレーター、
MOCVD、ALD、ICPなど製膜/膜評価および太陽電池
作製/評価に関する装置群。
森田研究室
所有研究装置
GPU搭載PC
テラシマ
フクヤマ
福山 秀敏 教授
研究技術テーマ
チ アキ
寺島 千晶 准教授
ヒデトシ
研究技術分野
総東
合
研京
究理
機
構大
超伝導、強相関電子系、分子性結晶、
物性II
研究技術分野
プラズマ化学、ダイヤモンド、光触媒、
電気化学、分析化学
研究技術テーマ
●太陽光利用ハイブリッド光触媒による二酸化炭素の高
東京理科大学
207
効率還元
●液中プラズマ処理技術の開発
●ダイヤモンド光触媒の開発
●可視光応答型光触媒の開発と水処理への応用
研究技術内容
ありふれた元素から構成された安定な材料による光触媒
材料を開発するため、材料探索と材料合成手法の一つで
ある液中プラズマ技術の開発を行い、二酸化炭素還元や
水処理といった応用展開を目指している。
光触媒材料をユニット化し、システムへと発展させるた
めの融合化研究開発により、産業利用へと結び付けたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
新規光触媒材料と特殊光源との組み合わせによる高効率
物質変換技術の開発。新材料合成に必要なプラズマ反応
器の開発。水耕栽培式植物工場の水処理技術の開発。
所属研究室
所有研究装置
マサユキ
水野 雅之 准教授
火災安全、人間行動・安全、建築・都
市防災、避難シミュレーション
研究技術テーマ
●都市空間における広域避難リスクの分析技術
●災害弱者の避難手段
●各種施設からの避難誘導技術
●建築防災設計の実現可能性の評価技術
●燃焼生成ガスの分析技術
研究技術内容
<都市空間における広域避難リスクの分析技術> 例え
ば、都市火災を対象とした場合、延焼危険性や広域避難
行動をそれぞれ独立して評価し、出火延焼モデルと避難
流動モデルが提案されているが、現象予測にとどまらず
これらを統合した広域避難リスクを評価する技術である
<災害弱者の避難手段の分析技術> 例えば、車いす
利用者の階段避難は困難であるが、それを人間工学の視
点から分析し実現するために必要な対策や工夫などを分
析する技術である。<各種施設からの避難誘導技術>
施設内に存する者に避難の必要性を知らせることにはじ
まり、施設の外に避難するまでの間に必要となる情報伝
達や人の行動を制御、補助することで避難誘導するため
の方法を提供する技術である。避難シミュレーションも
活用も可能である。<建築防災設計の実現可能性の評価
技術> 建築火災における人命安全や構造安定に関わる
予測計算技術である。<燃焼生成ガスの分析技術>材料
から製品まで広範なスケールでの燃焼実験によるその生
成ガスの分析技術
産業への利用
<都市空間における広域避難リスクの分析技術> 地域
208
東京理科大学
所属研究室
水野研究室
所有研究装置
コーンカロリーメータ試験装置、ファニチャーカロリー
メータ試験装置、FTIRガス分析計(火災科学研究セン
ター)
マサカズ
梅澤 雅和 講師
研究技術分野
マイクロ波プラズマCVD装置、マグネトロンスパッタ
リング装置、反応性イオンエッチング装置、プラズマ発
光モニタ、液中プラズマ用パルス電源、湿式微粉砕機・
分散機、還元雰囲気炉、熱重量測定・示差熱分析装置、
インピーダンスアナライザーなど
研究技術分野
その他所属研究機関
ウメザワ
光触媒国際研究センター
東総
合
京研
理究
機
大構
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
国際火災科学研究科
産業への利用
ミズ ノ
防災分野 <災害弱者の避難手段> 福祉用具分野 <
各種施設からの避難誘導技術> 各種施設の管理運営分
野 <建築防災設計の実現可能性の評価技術> 建築防
災計画・設計分野<燃焼生成ガスの分析技術>材料や製
品の開発分野
ナノ材料、幼少児健康、リスク評価、
リスクコミュニケーション、次世代影
響
研究技術テーマ
●ナノ材料の胎児期曝露による次世代影響
●環境要因による生体影響評価系の構築
●オミクスデータとバイオインフォマティクスを活用し
た生体複雑系の理解
●脂質(栄養)摂取と子どもの健康
●市民によるナノ粒子のリスクの自主的管理を目指した
リスク情報共有システムの構築
研究技術内容
我々はナノ粒子の次世代影響の全容を明らかにし、その
リスクを効果的に回避する方策を見出すことを目的とし
て研究を行っています。ナノ粒子(粒径1
0
0nm以下の超
微小粒子・材料)は胎盤を通過し、妊娠中の母体から胎
児・次世代個体に移行することが明らかになりました。
これは、ナノ粒子が次世代・子どもに独特の影響を及ぼ
す可能性を示唆するものでした。我々はこれを踏まえ、
!材料の性状を制御することにより有害性を抑える技術
の開発、"新規材料ならびに環境要因による生体影響評
価系の構築を進めています。さらに、様々な材料の実例
での有害性の検証・リスクの評価と併せ、#ナノ材料の
リスクを効果的に回避するためのリスク情報の共有シス
テムの構築を目指しています。
産業への利用
バイオ・ナノ技術としては、ナノ粒子の有害性の特徴を
踏まえ、その性状を制御することによりナノ粒子特有の
有害性を抑制することを目指しています。新規材料の優
位性を検証するために、生体に入り得る新規のナノ材料
を保有もしくは開発中の共同研究パートナーを探してい
ます。また、社会学との融合研究課題の進展に向けて、
ナノ粒子のリスクの自主的管理のできる教員・保育・医
療従事者との協力体制を構築したいと模索しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
ナノ粒子や類似活性種を放出し得る消費者製品の健康リ
スク評価を行っています(2
0
1
1年∼)
。ナノ粒子除去技
術の性能評価のための情報提供を行っています(2
0
1
3年
∼)
。
所属研究室
ておりこれが製品化されれば医学分野・環境分野・惑星
地球分野・バイオ分野に画期的な装置を開発することが
可能となります。
可能な産学連携形態
総合研究機構 戦略的環境次世代健康科学研究基盤セン
ター
所有研究装置
浮遊微小粒子測定装置
(個数濃度、質量濃度、粒度分布)
、
定量的PCR装置、レーザーマイクロダイセクション、ク
ライオスタット、ミクロトーム、ウルトラミクロトーム
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
2
0
0
9年「研究題目:電子材料の評価技術開発に関する研
究」日本企業
その他所属研究機関
構戦略的次世代健康科学研究基盤センター、エコシステ
ム研究部門、山岳大気部門
所有研究装置
オオタニ
タカシ
大谷 卓 講師
研究技術分野
複素環化学、合成化学、材料化学
二次イオン質量分析装置、JST先端計測分析技術・機器
開発プログラム採択課題プロトタイプ一号機、走査型電
子顕微鏡、デジタル顕微鏡
研究技術テーマ
●含窒素複素環化合物の合成と物性評価
●含硫黄複素環化合物の合成と物性評価
研究技術内容
新規な材料として有用な含窒素及び、含硫黄複素環化合
物の合成と物性評価について研究を行っている。
ク
ボ
タ
ケイ
久保田 圭 助教
無機固体化学、固体電気化学、無機工
業材料
研究技術分野
研究技術テーマ
ノ ジマ
マサシ
野島 雅 講師
研究技術分野
分析化学
研究技術テーマ
●バイオ分子構造解析用マスフィルター・質量分析器の
開発
●二次イオン質量分析を用いた黄砂の同位体分析
●3次元アトムプローブの高精度化に関するシミュレー
ション
●X線光電子回折法を用いた超薄膜材料の構造解析
●新しい原理を用いた質量分析器でのイオン軌道シミュ
レーションとその評価
研究技術内容
本開発は、全く新しい原理の質量分離器を開発すること
によって、これまでの質量分析技術を一新することを目
標とする。現在我が国の質量分析装置市場は、海外で開
発された要素技術により製品群も海外勢に席捲されてい
る。本開発は、この現状に風穴をあけるインパクトのあ
る成果が期待できる。1
9
1
9年Astonにより速度収束型質
量分析器が開発された。ほぼ時を同じくして、Dimpster
により現在の形に近い単収束質量分析計が開発された。
1
9
4
6年W.E.Stephensら に よ り 飛 行 時 間 型 質 量 分 析 器
(TOF-MS)が開発され た。1
9
5
3年 にW.Paulに よ っ て
四重極型質量分析計(Q-MS)が開発された。それ以降
それぞれの技術は成熟し、イオン化法の革新により様々
な質量分析法が開発された。一方で、これまでにない原
理を用いた質量分離器の開発については等閑になってい
る。このままでは、我が国の技術革新が頭打ちになって
しまうことが容易に予測される。本開発は、これまでの
質量分析技術にはない測定原理・測定アルゴリズムに基
づいて未踏の測定分野を開拓する。
産業への利用
私共は、今まで見ることのできなかった世界を可視化す
ることをブレークスルーとして、可視化技術を製品化す
ることを目的としております。現在のところ、バイオ分
子構造解析用マスフィルター・質量分析器の開発を行っ
●リチウムムイオン電池用電極活物質の開発
●ナトリウムイオン電池用電極活物質、バインダー、電
解液、添加剤の研究開発
研究技術内容
リチウムイオン電池の高性能化を目指して、特に正極材
料としてリチウム遷移金属酸化物の合成と電極特性の研
究に取り組んでいる。さらに、酸化物の結晶構造と電気
化学特性には強い相関があり、放射光X線および中性子
散乱を利用した構造解析によって充放電反応機構の解明
にも取り組んでいる。従来からリチウムイオン電池の充
放電反応は遷移金属イオンの酸化還元反応によって進行
するとされてきたが、酸化物イオンも充放電反応に寄与
していることがわかりつつあり、酸化物イオンの寄与も
考慮した新しい電池材料設計を行っている。また、新奇
電池反応系の開拓研究として、ナトリウムイオン電池の
研究開発にも取り組み、ナトリウムインサーション機構
や二次電池特性について、リチウムイオン系との比較検
討を推進している。
総東
合
研京
究理
機
構大
産業への利用
実用性能を念頭においた応用研究とその基礎研究を展開
しています。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
日本および海外企業との共同研究経験があり、さらに産
官学連携研究員として企業も参画する大型プロジェクト
に従事していた経歴をもつ。
所属研究室
駒場研究室
ザ ッ カ リ ー
イ エ ル
Zacharie Jehl 助教
研究技術分野
化合物系薄膜太陽電池
研究技術テーマ
●CIGS薄膜太陽電池の高効率化に関する研究
●太陽電池用透明導電膜の提案・作製・評価
東京理科大学
209
●半導体表面・界面物性の制御と電子デバイスへの応用
に関する研究
●CdフリーCIGS太陽電池
●超高効率CIGS系太陽電池
研究技術内容
イワクラ
今、クリーンなエネルギーとして、太陽光発電に期待が
高まっています。そこで安価で高い変換効率をもつ太陽
電池が必要となります。本研究室ではこの有力候補の1
つとして注目されるCIGS薄膜太陽電池を中心に、新し
い太陽電池材料の探索や、新しい構造を有する太陽電池
の提案など特色のある研究を行っています。
具体的な産学連携内容
NEDO革新的太陽光発電技術研究開発(革新型太陽電池
国際研究拠点整備事業)低倍率集光型薄膜フルスペクト
ル太陽電池の研究開発、NEDO太陽エネルギー技術研究
開発 太陽光発電システム次世代高性能技術の開発
CIS系薄膜太陽電池の高効率化技術の研究開発
その他所属研究機関
総合研究機構 研究部 太陽光発電研究部門
所属研究室
中田研究室
所有研究装置
多元スパッタ装置、分子線エピタキシー(MBE)装置、
電界放射型走査電子顕微鏡、ソーラーシミュレーター、
MOCVD、ALD、ICPなど製膜/膜評価および太陽電池
作製/評価に関する装置群。
生命医科学研究所
ア
東総
合
京研
理究
機
大構
ベ
リョウ
安部 良 教授
研究技術分野
血液内科学、免疫学、臨床免疫学、腫
瘍治療学、腫瘍診断学、移植免疫学
研究技術テーマ
東生
命
京医
科
理学
研
大究
所
所属研究室
安部良研究室
●補助シグナルの人為的修飾による自己免疫疾患や移植
臓器拒絶反応の抑制
●アレルギー反応の誘導機構の解明とその治療法の開発
●化学療法と免疫療法を組み合わせた新たな癌の治療法
開発
●マスト細胞のサイトカイン感受性及び腫瘍化メカニズ
ムの解析
●T細胞の細胞内シグナル伝達の解析
研究技術内容
上記免疫病について実験マウスモデルを用いて研究して
いるのでin vivo、in vitroでの免疫賦活剤、抑制剤の機
能評価は常に可能である。基礎免疫学、分子生物学分野
での豊富な経験と実績、臨床内科医としての経験を生か
し臨床応用を見据えた先端医療への貢献を目指してい
る。
産業への利用
・新規免疫抑制剤や抗アレルギー薬、抗がん剤の開発、
・新しい癌免疫療法の開発、・細菌感染の迅速、かつ簡
便な検査法の開発。新規血中循環腫瘍細胞の検出法およ
び検出装置の開発。
ヨウイチロウ
岩倉 洋一郎 教授
研究技術分野
自己免疫、関節リウマチ、サイトカイ
ン、ア レ ル ギ ー、IL-1、IL-1
7、C型
レクチン、疾患モデル、遺伝子改変マ
ウス
研究技術テーマ
●アレルギー・自己免疫疾患発症機構の解明
●アレルギー・自己免疫疾患治療薬の開発
●免疫制御を目指した機能性食品の開発
●発生工学手法を用いたヒト疾患モデルの開発
●骨代謝性疾患の治療薬の開発
研究技術内容
発生工学手法を用いて関節リウマチモデルマウスを開発
した。これらのマウスを用いて関節炎の発症にはIL-1
やTNF、IL-6、IL-1
7などのサイトカインが重要な役割
を果たしていることを明らかにした。現在これらのマウ
スで病態形成に伴い発現変化の見られた遺伝子について
遺伝子改変マウスを作製し、その機能を解析している。
その結果、複数の遺伝子が関節炎の発症に重要な役割を
果たしていることを見出した。これらのうちの一つは補
体の制御に関与していることがわかり、この分子を投与
することによって自己免疫性関節炎を治療できることが
解った。また、別の分子ではこの分子のリガンドを作用
させることにより、炎症を抑制したり、骨破壊を予防す
ることができることが解った。また、食品中の特定の糖
鎖化合物が腸管で制御性のT細胞を誘導することによっ
て腸管の炎症を抑制できることを見出した。
産業への利用
上記に述べた様に、自己免疫に対する治療薬や骨代謝性
疾患に対する治療薬、さらには炎症性大腸炎などの腸疾
患を予防する為の機能性食品などの幾つかの候補分子を
同定している。今後、動物を使った前臨床試験、GMP
グレイドの当該分子の大量生産と人での臨床試験を行う
必要がある。また、機能性食品についても人、あるいは
家畜での実際の効果を検討する必要がある。製薬企業や
食品会社などで興味を持って頂けるところと是非共同開
発を行いたい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
受託研究員の受け入れやアドバイザリボードとしての経
験あり。
その他所属研究機関
生命医科学研究所ヒト疾患モデル研究センター
所属研究室
生命医科学研究所実験動物学研究部門
所有研究装置
FACS、マイクロインジェクション装置
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
上記のテーマに関してはいずれも産学連携が可能。
210
東京理科大学
エ スミ
ヒロヤス
江角 浩安 教授
研究技術分野
医学、生化学、がん、ゲノム、メタボ
ローム、活性酸素、低酸素、薬剤開発、
予防
研究技術テーマ
●がん微小環境における代謝特徴とがん細胞の生存機構
●がん微小環境でのがん細胞線損機構阻害を利用した治
療薬開発
●がんゲノム、エピゲノム、メタボロームの統合解析
●発がん予防薬の開発
研究技術内容
がん微小環境の代謝的特性を低酸素低栄養としてとら
え、この微小環境へのがん細胞の適応反応をエネルギー
産生、生存戦略の両面から、生化学、分子生物学的に解
析をしている。更に、新しいスクリーニング法を開発し
これを用いた天然物、化合物ライブラリー両面からの治
療薬スクリーニングを行っている。天然物のうち一部は
現在膵臓がん治療薬として医師主導治験を行っている。
医師主導治験に伴う付随的トランスレーショナル研究も
同時に行っている。がんのゲノム解析により、統合オミ
クス解析を目指すと同時に、がん治療薬のバイオマー
カー探索としての実用化研究も同時に行っている。
産業への利用
上に述べた如く、一部は実用化に向けた具体的段階にあ
る。抗がん薬開発に関しては、某企業と共同研究中であ
り、メタボロミクス研究とバイオマーカー探索は、
ヒュー
マンメタボロームテクノロジーと共同研究中である。ゲ
ノムを中心にしたバイオマーカー探索は某企業と共同研
究中である。更に数多くの化合物の開発候補を抱えてお
り、これらの開発のパートナーは未定のものが多い。
具体的な産学連携内容
一部は実用化に向けた具体的段階にある。抗がん薬開発
に関しては、某企業と共同研究中であり、メタボロミク
ス研究とバイオマーカー探索は、ヒューマンメタボロー
ムテクノロジーと共同研究中である。ゲノムを中心にし
たバイオマーカー探索は某企業と共同研究中である。
その他所属研究機関
総合研究機構アカデミックディテーリング
所属研究室
生命医科学研究所
キタムラ
ダイスケ
北村 大介 教授
研究技術分野
免疫学、アレルギー学、抗体作製法、
細胞療法
研究技術テーマ
●免疫応答・記憶形成の制御機構
●IgEを介したアレルギー発症機構の解明
●in vitro特異抗体産生系の開発
●がん治療のための自家B細胞移入療法の開発
研究技術内容
これまでに、独自に樹立したフィーダー細胞を用いてマ
ウスおよびヒトB細胞の長期培養(iGB細胞培養系)が
可能となった。この系では、IgG陽性およびIgE陽性の
胚中心様B細胞(iGB細胞)を大量に産生することが可
能であり、また、iGB細胞は移入された個体で記憶B細
胞あるいは抗体産生細胞に分化し得る。この系と遺伝子
改変マウスを組み合わせて、免疫応答制御、記憶形成、
アレルギーの発生機構などを研究している。このような
方法論により、ヒトの疾患の原因解明、治療法開発に貢
献する研究を行なっている。また、iGB細胞培養系を用
いて、in vitroで抗原特異的B細胞を選択し、マウスおよ
びヒトのモノクローナル抗体をin vitroで作製する方法
を開発している。さらに、このB細胞をin vivoに戻すと
長期に抗体を産生し続けることから、がんや慢性感染症
等に対する自家B細胞移入療法の実現をめざす。
産業への利用
1)IgE陽性B細胞を標的としたアレルギー治療法の開
発:抗体医薬開発あるいは低分子化合物のスクリーニン
グ系開発 2)B細胞長期培養系を用いた抗原特異的マ
ウスおよびヒト抗体のin vitro産生系の開発:汎用抗体
医薬作製方法の開発 3)自家B細胞移入療法の開発−
抗体医薬注射に代わる細胞療法:細胞療法のノウハウを
持つ共同研究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
2
0
1
3.
1∼ 共同研究(JST委託研究A-STEP「新規完全
ヒト抗体作製方法の確立」
)
その他所属研究機関
ヒト疾患モデル研究センター、総合研究機構イメージン
グフロンティア研究部門
所属研究室
北村研究室
ク
ボ
マサ ト
久保 允人 教授
研究技術分野
医科学
研究技術テーマ
●アレルギー炎症(気道炎症・皮膚炎症)の理解
●インフルエンザワクチン開発を目指した抗体産生機構
の解明
●インフルエンザに対する防御機構の理解
●ヘルパーT細胞:メモリーT細胞機能分化
研究技術内容
我々の身体の中で、気道上皮や皮膚は外界から身体を守
るバリアとして常に外部と接する重要な器官である。ア
レルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)や外来性
ウイルスも気道上皮や皮膚を通って我々の身体に入って
くるため、これら臓器は感染防御の最前線にいることか
ら炎症を引き起こしやすい。すなわち、気道上皮や皮膚
はバリアとして働くだけでは無く、自然免疫と獲得免疫
を繋ぐ重要な働きを持つ器官と考えられる。そこには自
然免疫系細胞(マクロファージ・樹状細胞・肥満細胞・
好塩基球・好中球・好塩基球・自然リンパ球)から生み
出された情報を獲得系免疫細胞(T細胞・B細胞)へと
繋ぐクロストークがあることで炎症病態が形成される。
私の研究室では、アレルゲンやインフルエンザ感染の際
に起こる気道炎症に焦点を当て、自然免疫反応の理解と
ともに、如何に自然免疫反応で形成された情報が、獲得
免疫に繋がって行くのかを理解することで、アレルギー
性炎症の理解、何故アレルギーになるとIgE抗体が必要
か?インフルエンザ感染が何故ホストを殺すのか?イン
フルエンザに対して効果が高いワクチンは?などの疑問
に答えていく研究を行っている。
生
命
医
科
学
研
究
所
東
京
理
大
産業への利用
アレルギー炎症を理解することで、アレルギーを制御す
る自然免疫細胞・獲得免疫細胞をターゲットした低分子
東京理科大学
211
化合物検索システムの構築インフルエンザによる気道炎
症を理解することで、炎症を制御する自然免疫細胞を
ターゲットした低分子化合物検索システムの構築新しい
インフルエンザに対するワクチン開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
細胞の特性や機能に関する理解が進めば、免疫?造血領
域以外の再生医療への応用も期待できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
発生及び老化研究部門
アレルギー疾患や感染症に対する新治療法開発のための
病因ターゲット分子の同定・阻害剤の開発
所属研究室
ナカムラ
サイトカイン制御研究チーム
タケ シ
中村 岳史 教授
研究技術分野
脳神経科学、細胞生物学、生物工学
研究技術テーマ
ゴ
イ ツカ
リョウ
後飯塚 僚 教授
研究技術分野
再生医療、免疫制御、基礎獣医学、実
験動物学、発生工学
研究技術テーマ
●脾臓間葉系幹細胞の同定ならびに再生治療への応用基
盤の確立
●免疫・造血ニッチとしての脾臓微小環境の形成ならび
に再生の制御機構
●皮膚・胸腺上皮細胞間の分化転換を応用した人工胸腺
構築法の開発
●Cre-loxP技術を用いたレポーター・細胞運命追跡マウ
スの作製ならびに解析
●腎臓被膜下移植法を用いた組織再構築研究
研究技術内容
東生
命
京医
科
理学
研
大究
所
脾臓の微小環境は免疫応答の場として機能する白脾髄お
よび辺縁帯、老化赤血球の破壊や貧血時の髄外造血の場
としても重要な機能をもつ赤脾髄という形態学的にも機
能的にも異なる領域から構成されている。脾臓の形成や
機能については、造血系・リンパ系細胞側からの解析が
進む一方で、これら骨髄由来細胞の機能や分化を支持す
る脾臓ストローマ・間葉系細胞側からの解析は少なく、
未解明な部分が多く残されている。我々は脾臓原基の維
持・発生に必須の転写因子であるTlx1に着目し、Tlx
1発現細胞の局在や細胞運命追跡が可能な新規レポー
ターマウスを作製・解析した。本研究では、脾臓Tlx1
発現細胞が白脾髄や赤脾髄を含む全ての脾臓微小環境形
成において幹細胞として機能している可能性について、
本レポーターマウスを用いて、発生・再生過程ならびに
免疫反応時の脾臓微小環境におけるTlx1発現細胞なら
びにそれに由来する細胞の分化・性状・機能について解
析を行い、脾臓免疫・造血ニッチ形成機構を明らかにす
る。さらに、以上の結果に基づいて、脾臓間葉系細胞を
用いた免疫・造血ニッチの人工的構築法の開発応用を目
指す。
産業への利用
本研究は、免疫反応や造血に関与する脾臓微小環境を構
成する間葉系細胞の形成および機能を明らかにすること
を通して、免疫・造血ニッチとしての脾臓微小環境の特
性を明らかにするだけでなく、それを用いた人工的免
疫・造血ニッチ構築法開発への道を開くものである。さ
らに、Tlx1発現細胞は骨髄の間葉系幹細胞と類似した
表現型を示すことから、成体脾臓における間葉系幹細胞
の存在を解明し、骨髄よりも脾臓のほうが部分脾臓摘出
などを用いれば細胞を大量に採取しやすいという利点な
ども考慮すると、本申請研究成果に基づき、脾臓間葉系
212
東京理科大学
●生体分子活性を計測するバイオセンサーの開発
●バイオセンサーを用いた先端計測技術の開発
●神経回路形成機構の解析
●分解経路に依存した神経細胞の恒常性維持機構の解析
研究技術内容
蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)の原理に基づいた生
体分子活性を計測するバイオセンサーの開発を進めてい
る。この手法は生きた細胞や組織で、特定の生体分子の
活性を計測する最も有力な技術であるが、汎用的なセン
サーのデザイン法が確立していないために、いくつかの
基本デザインのパターンの上でノウハウを活用した形で
のセンサーの作製を行っているのが現状である。当研究
室では、特にシグナル分子の代表のひとつであるG蛋白
質の分子内FRETセンサーに注力しており、中でも小胞
輸送の中心分子であるRabファミリーについて実績を挙
げている。また、イメージング技術、高度な画像解析技
術の発達に伴って、FRETセンサーを用いたイメージン
グ技術の高度化の可能性が見えてきており、共同研究
ベースで取り組んでいる。
産業への利用
光を用いた分子活性計測は、最も高速なドラッグスク
リーニング技術と考えられている。既に各種の開発がな
されて、上市されているものも多い。しなしながら、生
きた細胞での光を用いた分子活 性 計 測 に つ い て は、
FACSベースのFRETイメージングが提案され、一部実
際に研究開発現場で用いられているものの、まだまだ一
般的ではない。当研究室の主な研究対象であるGタンパ
ク質は従来から有力な創薬のターゲットと考えられてお
り、最近でもRas癌蛋白質の細胞内移行を阻害する薬剤
がすい臓がんの増殖を抑えるといった報告がある。した
がって、当研究室で開発を進めている各種のGタンパク
質に対するFRETセンサーを用いたドラッグスクリーニ
ングの系の作製は創薬シーズの発見に有効であると考え
られる。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
中村研究室
所有研究装置
FRETイメージングが可能な蛍光顕微鏡1台、全反射
FRET蛍光イメージングが可能な蛍光顕微鏡1台、蛍光
分光光度計、画像解析専用ソフトウェア4本
コ ゾノ
ハル オ
小園 晴生 准教授
研究技術分野
タンパク質化学、免疫学
研究技術テーマ
●組織適合性抗原依存性自己免疫疾患の発症機構
●免疫タンパク質の構造と機能、抗原提示のメカニズム
●タンパク質の分泌、分配機構
研究技術内容
遺伝子工学、タンパク質工学を駆使した組換えタンパク
質の大量作製ができる。タンパク質の分子レベルでの挙
動の解析をもとにした病気の理解と創薬、デリバリィを
目指す。
産業への利用
・薬剤配送の方法の開発、薬剤となりうるタンパク質の
調整法の開発、・自己免疫疾患予防法の開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
サイトカインや、抗体作製用抗原の大量調整。
ナカ ノ
ナオ コ
中野 直子 准教授
研究技術分野
免疫学
研究技術テーマ
●自己免疫応答の制御
●がん免疫応答の制御
●レギュラトリーT細胞の分化機構の解析
オ ガワ
シュウヘイ
小川 修平 助教
研究技術分野
免疫学、細胞生物学、分子生物学
研究技術テーマ
●T細胞補助シグナル分子の役割の解析
●移植片生着延長技術の開発
●がん検出技術の開発
研究技術内容
免疫システムの制御においてT細胞は中心的な役割を果
たしている。T細胞の機能不全は免疫不全となり、異常
な活性化はアレルギーや自己免疫疾患を引き起こす。こ
のT細胞の活性化、分化、機能発現には抗原特異的なシ
グナルに加え、補助シグナル分子を介するシグナルが必
要であることが分かっている。多数ある補助シグナル分
子の中でもCD2
8ファミリー分子は非常に重要な役割を
果たしている。CD2
8はT細胞上に発現する糖タンパク
質であり、T細胞の活性化やIL-2産生に必須なシグナル
を伝達する。このCD2
8を介するシグナルのメカニズム
を明らかにすることを研究対象としている。
産業への利用
CD2
8やファミリー分子であるICOS、CTLA-4の生理的
な役割を解明することで、それぞれの分子のシグナルを
活性化あるいは抑制する手段を開発することができれ
ば、T細胞の活性や機能発現を制御することができるよ
うになる可能性がある。
可能な産学連携形態
共同研究
研究技術内容
免疫応答は生体防御の重要な機構であり、これを制御す
ることにより癌や自己免疫病に打ち勝つ方法を開発する
ことを目指している。
産業への利用
その他所属研究機関
ヒト疾患モデル研究センター、総合研究機構戦略的環境
次世代健康科学研究基盤センター
所属研究室
がんに対する免疫応答を高める薬剤の開発。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
生命科学研究所実験動物学研究部門
所有研究装置
研究所に存在し共同で使用している研究装置はあるが、
個人で所有している大型の研究装置はない。
本研究室で開発した実験モデルマウスを使用して共同実
験等を行う。
オ バタ
生
命
医
科
学
研
究
所
東
京
理
大
ユウ キ
小幡 裕希 助教
ミズ タ
リュウシン
水田 龍信 准教授
研究技術分野
組換え、免疫学
研究技術テーマ
●免疫系組み換え蛋白遺伝子の単離
●免疫系組み換え蛋白遺伝子欠損マウスの作製と機能解
析
●放射線によるDNA二重鎖切断修復機構の解明
●機能性高分子素材による細胞死誘導のための基礎研究
●原子間力顕微鏡による−分子イメージングとDNA塩
基配列決定法への応用
研究技術内容
DNA、RNAに関する問題には幅広く対処できる。
産業への利用
作製した遺伝子欠損マウスの販売、新規アッセイシステ
ムの製品化。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
研究技術分野
分子生物学
研究技術テーマ
●Kitチロシンキナーゼの細胞内動態とシグナル伝達
●マスト細胞症の分子機構の解析
研究技術内容
Kitチロシンキナーゼは、マスト細胞、カハール細胞、
生殖細胞などに発現し、細胞外からのリガンド刺激を細
胞内の下流分子に伝達することで、細胞増殖、分化、生
存において重要な役割を果たす。したがって、Kitの機
能は正確に調節されており、その機能獲得性変異による
制御破綻は、細胞を自律増殖に導き、マスト細胞症、消
化管間質性腫瘍などの疾患につながることが知られてい
る。しかしながら、Kit変異体が細胞内でどのようにシ
グナル伝達をしているかは、ほとんど明らかになってい
ない。当研究室では、免疫の研究過程で、マスト細胞株
を樹立し、その中にKit変異体を発現し、自律増殖能を
獲得したマスト細胞株を見出した。本研究では、Kit変
異体が細胞内のいつ・どこでシグナル伝達するのかを正
東京理科大学
213
確に理解することを目的とし、マスト細胞株のKit変異
体の時空間解析を試みる。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
生命医科学研究所免疫生物学研究部門安部研究室
スズ キ
トシヒロ
鈴木 利宙 助教
免疫生物学
研究技術分野
研究技術テーマ
●リンパ球減少状態に伴うT細胞の増殖を利用した抗腫
瘍効果誘導
●腫瘍の免疫回避メカニズム
●腫瘍抗原ペプチド/MHC複合体を認識する抗体の作
製
●移植臓器に対する免疫寛容誘導および寛容破綻メカニ
ズムの解析
●骨髄キメラ誘導におけるドナー骨髄内T細胞の役割
研究技術内容
生体内のT細胞数は一定に保たれており、外部から移入
した細胞は増殖できない。しかしながら、リンパ球減少
状態において、T細胞は通常では増殖を誘導できないよ
うな弱い刺激に対しても反応し増殖する。このT細胞の
増殖をLymphopenia induced proliferation(LIP)と呼
ぶ。LIP条件下では、腫瘍抗原に対する反応が増強され
抗腫瘍効果が誘導されるに注目し、そのメカニズムを解
明することで、生体内における効率のよい抗腫瘍免疫応
答の惹起が可能になると考え研究を行っている。また、
LIPは移植臓器に対する寛容破綻につながることも報告
されており、LIPに伴うT細胞の活性化を抑制する手段
が求められている。本研究では、腫瘍に対する免疫応答
の惹起ならびに移植臓器に対する免疫応答の抑制を目的
とし研究を行っている。
東生
命
京医
科
理学
研
大究
所
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
その他所属研究機関
がん医療基盤科学技術研究センター
東総
合
京教
理育
機
大構
所属研究室
生命科学研究所 安部研究室
総合教育機構
ワタナベ
タダシ
渡辺 正 教授
研究技術分野
環境問題の解剖
研究技術テーマ
●地球温暖化問題の考え方
●健康リスクの考え方
●環境問題の変遷
研究技術内容
資源(資金・時間・労力など)の浪費につながらない環
境問題対応策を検討している。
産業への利用
事業化・製品化にはつながらない。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
214
東京理科大学
所属研究室
渡辺研究室
●画像処理を用いた地理情報システム基本データ作成
山口東京理科大学
ツカモト
産業への利用
タケ ヨ
塚本 桓世 学長
材料物性、物性I
研究技術分野
研究技術テーマ
●MOCVD法による強誘電体薄膜の作製と評価
●RFマグネトロンスパッタ法による強誘電体薄膜の作
製と評価
●ペロブスカイト型プロトン導電体薄膜の作製と評価
●RFマグネトロンスパッタ法によるTiO2薄膜の作製と
評価
●遷移金属酸化物薄膜の軟X線分光による電子構造
研究技術内容
MOCVD法・スパッタ法・レーザーアブレーション法・
塗布熱分解法などの成膜法を手段して、新規酸化物薄膜
の作製と機能性を探索している。主に、ペロブスカイト
型構造を持つ酸化物を中心に取り扱っている。
産業への利用
可能な産学連携形態
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・地元宇部市商工会議所において技術相談、産学連携の
コーディネータを引き受け中小企業を中心に相談を受け
ている、・計測制御関係から、情報処理関係にも対応し
ている。
イケ ダ
ヨウ コ
池田 容子 准教授
工学部
教養
ヨシ オ
酒井 吉雄 教授
研究技術分野
●イギリス文学(1
9世紀)
●Jane Austen作品の研究
文学作品中で扱われている時代における文化・風俗・思
想は、作中人物形成にどのような影響を与えているか検
証する。また作品を通じ、絆・愛とは何かを探る。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
池田研究室
伝導性酸化物、酸化物薄膜、液晶、計
測システム
研究技術テーマ
カネ ダ
●酸化インジウム薄膜の伝導機構
●ナノ粒子添加液晶の誘電特性
研究技術内容
カズヒロ
金田 和博 准教授
研究技術分野
酸化物材料、機能薄膜形成、電気化学
研究技術テーマ
液晶材料の基礎的研究のための自動測定システムの開発
を行っている。
産業への利用
・透明導電膜の特性改善、・液晶のディスプレイへの応
用
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
伝導性酸化物の応用、薄膜技術。
トモヒロ
見山 友裕 教授
研究技術分野
イギリス文学、英語教育
研究技術テーマ
研究技術内容
共同研究、受託研究、技術相談および指導
ミ ヤマ
・計測・制御の一環として電流センサによる家電利用の
状況をモニタリングするものを山口県産業技術センター
と県内企業で開発、商品化を行った、・Visual English
は子音編を作成後販売、現在母音編の完成を急いでいる
研究技術分野
Bi層状構造強誘電体は、不揮発性メモリー材料としての
応用が期待される。ペロブスカイト型プロトン導電体は、
燃料電池やセンサーとして注目されている物質である。
サカ イ
研究技術内容
マイコンによる計測・制御(ハードウェア)から、パソ
コンによる情報処理(ソフトウェア)まで幅広く対応可
能であると自負しています。
液晶、回路設計、計測、制御、ディジ
タル信号処理(画像、音声)
研究技術テーマ
●ナノ粒子添加による液晶の駆動特性改善
●組み込みシステム
●小型マイクロプロセッサを用いた光応用計測、制御
●Visual English(目で見る英語…音声処理、CG)
●電解オゾン生成用金属酸化物電極
●電解コンデンサのリーク電流発現機構
●再生可能エネルギーを用いた発電システムの検討
研究技術内容
これまでの電解オゾン生成電極には、酸化鉛や白金が用
いられてきた。しかし、毒性(酸化鉛)や高価(白金)
等の問題がある。また、白金は効率も良くない。そこで、
これらの課題を解決するために、いろいろ検討した結果、
いくつかの金属酸化物を電極触媒に用いると高効率にオ
ゾンを生成することを見出した。本電極の特長は、!無
毒であること、"安価であること、#低電流密度で高効
率であることである。
工山
学口
理
部大
産業への利用
オゾンの特長、電極の特長を利用して、各種空気・水清
浄装置への展開が考えられる。また、本電極のオゾン生
成機構についてはある程度わかりつつあるが、耐久性と
劣化の機構についての検討が不十分であるので、これら
の一緒に検討していただけるパートナーを探している。
可能な産学連携形態
共同研究
山口東京理科大学
215
その他所属研究機関
研究技術内容
先進材料研究所
荷物搬送の多様性に対処できる全方向移動車の制御法を
研究してきた。提案する制御法によればいろいろな荷物
に対処可能である。
所属研究室
金田研究室
所有研究装置
産業への利用
吸光光度計、X線分析顕微鏡
カメ ダ
マ スミ
亀田 真澄 准教授
研究技術分野
微 分 幾 何 学、Riemannian幾 何 学、数
学教育、コンピュータ教育
切り替えしなしに全方向に移動でき、荷物搬送を目的に
した研究は実用化を目指している。また、人間が立って
乗ることができる全方向移動車は広いビル内での移動補
助手段として、エレベータの乗降可能性を有しており、
基本機能は福祉補助機能にも役立つための製品化を視野
に入れている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
研究技術テーマ
●Sasakian多様体
●コンピュータ支援の教育
●インターネット支援の教育
●e-Learning
●数学教育
具体的な産学連携内容
全方向移動による重量物搬送の場合は、実際の使用条件、
企業での使用目的をテーマとして受託研究、共同研究は
可能である。
研究技術内容
インターネットを利用したインターラクティブなコン
ピ ュ ー タ の リ テ ラ シ ー 教 育、ICTを 活 用 し た 数 学
e-Learning。
産業への利用
可能な産学連携形態
技術相談・指導
具体的な産学連携内容
タイ ジ
畑中 大路 助教
教育経営、学校組織マネジメント
研究技術テーマ
●ミドルリーダー
●ナレッジマネジメント
●質的研究
学校組織におけるミドルリーダーの経営参画を、ナレッ
ジマネジメントの視点から分析し、その実態を明らかに
する。
●計算手法CIP-基底関数法の開発
●溶融・蒸発シミュレーション
●CIP-基底関数法による高精度バンド計算
●宇宙大型構造物制御シミュレーション
H-I、H-IIロケットの慣性誘導プログラムの開発、高強
度・超短パルスレーザーの応用研究などにおけるシミュ
レ ー シ ョ ン の 経 験 に 基 づ い て、CIP-基 底 関 数 法
(Constrained Interpolation Profile-Basis Set Method)
という革新的な高精度汎用シミュレーション技術の研究
を行っている。CIP-基底関数法は日本独自の流体解析手
法として開発されたCIP法と構造解析などで産業分野で
広く普及している有限要素法を基底関数の観点から融合
したものである。
新しい計算手法CIP-基底関数法に基づくシミュレーショ
ン・プログラムの開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
所属研究室
スズ キ
コウイチ
鈴木 康一 教授
教職教育研究室
研究技術分野
工学部
イナガキ
機械工学科
エイイチ
稲垣 詠一 教授
研究技術分野
メカトロニクス、ロボット工学、アク
アバイオメカニックス、知能機械学、
機械システム
研究技術テーマ
●荷物搬送のための全方向移動車の制御
●人間搭乗型全方向移動車の制御
●ウナギ型ロボットの応用
216
制御、計算科学、工学基礎
産業への利用
研究技術内容
山工
口
理学
大部
研究技術分野
研究技術内容
共同作成によるコンピュータのリテラシー教育。
研究技術分野
タカユキ
研究技術テーマ
インターラクティブ(双方向)で、リアルなコンピュー
タおよびインターネットの教育。
ハタナカ
ウツ ミ
内海 隆行 教授
山口東京理科大学
熱伝達、物質移動、相変化、沸騰、混
相流、冷却、熱工学
研究技術テーマ
●気泡微細化を伴うサブクール流動沸騰に関する研究
●気泡微細化沸騰の高発熱密度電子デバイスの超高熱流
束冷却への応用展開
●微小重力環境における沸騰現象に関する研究
●固体表面のぬれ性と伝熱および物質移動
研究技術内容
気泡微細化沸騰は通常の限界熱流束をはるかに超える除
熱が可能であり、近未来において、電気自動車や燃料電
池パワープラントの電力変換システムの超高熱流束冷却
に期待できる。
産業への利用
高発熱密度電子デバイスの超高熱流束冷却。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
相変化を伴う熱伝達を利用する技術開発。
ナガ タ
フサオミ
永田 寅臣 教授
研究技術分野
産業用ロボットの応用、位置と力の制
御、ロボットサンダー、
金型磨きロボッ
ト、 LEDレンズ金型仕上げシステム、
発泡スチロール型の加工ロボット、メ
カトロニクス教育システム
研究技術テーマ
●CAD/CAMとの高い親和性を持つ「発泡スチロール
型の加工ロボット」
●自由曲面を研磨できるロボットサンダーの研究
●ペットボトルのブロー成形用金型の研磨ロボットの研
究
●マルチロボット、多脚ロボット、センサー融合などメ
カトロニクス教育システム
●コンプライアンス特性を有するNC工作機械を用いた
LEDレンズ成形金型の仕上げシステム
研究技術内容
3次元CAD/CAMとの高い親和性を持ち、ロボット言
語を必要としない「発泡スチロール型の加工ロボット」
の研究を行っています。鋳物製造で使用される砂型のマ
スター型として、あるいは焼却材料として、低価格材料
である発泡スチールを使った型の有効活用が期待されて
います。導入コストとランニングコストの点でマシニン
グセンタより優れた提案ロボットにより簡易迅速な発泡
スチロール型の3次元加工を目指します。その他、産業
用ロボットの力制御による研磨工程の自動化研究、微細
曲面を有する金型の仕上工程に対応できる超精密仕上げ
システムの研究開発を行ってきました。熟練者の技能に
支えられ自動化できていなかった超精密仕上作業につい
て、その技量の本質部分の抽出とディジタル化を図り、
それを基にしたソフトウェアとハードウェアの両面から
のアプローチにより、知能機械システムの提案を目指し
ます。
産業への利用
位置と力のハイブリッド制御法の応用として、!自由曲
面ワークに対応したロボットサンダー、"機械加工後の
カスプマークを除去する金型磨きロボット、#LEDレ
ンズキャビティの仕上げに対応した「コンプライアンス
特性を有するNC工作機械」の提案が可能です。また、
$微小振動を発生できる産業用ロボットによる切削加工
システムなどがあります。いずれのシステムも3次元
CAD/CAMとの親和性の高いシステムですので、従来
の煩わしい教示作業やロボット言語を必要とせず動作さ
せることができます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
例えば、平成2
2年度には、ウッドスティックツールの自
動ツルーイング機能を搭載した、LEDレンズ成形用金
型の自動仕上げシステムを実用化しています。http://
www.ed.yama.tus.ac.jp/nagata/ にはいく つ か の 事 例
を掲載しております。その他、以下の産学官共同研究に
参加してきました。!1
9
9
7-2
0
0
1 ロボットサンダーの
研究開発(平成1
2年度NEDOベンチャー企業支援型地域
コンソーシアム研究開発事業(中核的産業創造型)を含
む)"2
0
0
2-2
0
0
5 金型磨きロボットの研究開発(平成
1
4年度経済産業省即効型地域新生コンソーシアム研究開
発事業を含む)#2
0
0
6-2
0
1
1 LEDレンズ成形用金型の
仕上げシステムの研究開発(平成2
1年度ものづくり中小
企業製品開発等支援補助金(試作開発等支援事業)
、科
学研究費補助金(基盤研究(C):2
0
5
6
0
2
4
8)を含む)
、
$産業用ロボットによる発泡プラスチック加工の研究
(科学研究費補助金(基盤研究(C):2
5
4
2
0
2
3
2)
)
所属研究室
山口東京理科大学工学部機械工学科 永田研究室
所有研究装置
デスクトップ型NC工作機械、オープンアーキテクチャ
型6自由度産業用ロボット、6自由度力覚センサ、3次
元CAD/CAM「Creo」
、MATLABなど
ヨシムラ
トシヒコ
吉村 敏彦 教授
研究技術分野
材料工学、表面改質、キャビテーショ
ン応用技術、設計工学、ナノテクノロジー
研究技術テーマ
●エジェクタキャビテーション処理による酸化チタン微
粒子の光触媒特性向上技術の開発
●酸化チタン微粒子の可視光応答型光触媒に関する研究
●メカノケミカルキャビテーションによる高効率レアメ
タル回収技術の開発
●メカノケミカルキャビテーションによる低放出ガス化
技術の開発
研究技術内容
水中で高圧水を噴射するとキャビテーション(泡)が発
生する。その泡が破裂する時の圧力が非常に高く(約
1,
0
0
0MPa)
、材料表面の組織を変えることができる。
メカノケミカルキャビテーションとは、通常のキャビ
テーションに薬品を僅かに含ませて、機械的な表面処理
と化学的な表面処理を同時に行う技術である。また、水
中で超音波を照射し発生するホットスポットを有する
キャビテーションが発生し、材料表面を改質することが
できる。これらの技術を利用して、クリーンエネルギー
である水素を高効率で発生させることができる光触媒材
料や、レアメタル等のリサイクル技術、耐食向上技術、
真空容器や真空部品の表面にガスが吸着しにくくすると
ともに、真空容器や真空部品の材料内部から放出される
ガスを低減する技術、材料の疲労寿命の長寿命化を図る
技術、生産加工ラインにおける表面仕上げ技術等の技術
開発を行う。
工山
学口
理
部大
産業への利用
所有技術の各種業界や産業分野のへPR 1)光触媒業
界 2)クリーンエネルギー分野 3)生産加工分野
4)真空利用分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
山口東京理科大学
217
・キャビテーション噴流を用いたリサイクル技術の開
発・メカノケミカルキャビテーションによる可視光応答
型光触媒技術の開発(平成2
6年度物質・デバイス領域共
同研究拠点課題)・キャビテーションによるバラスト水
処理技術の開発(某企業)
所属研究室
流動腐食試験装置・液体金属流動試験装置
イケ ダ
タケシ
池田 毅 講師
研究技術分野
山口東京理科大学 工学部 機械工学科 吉村研究室
所有研究装置
メカトロニクス、センサ、移動ロボッ
ト
研究技術テーマ
ウォータージェットポンプ(3
5MPa、1
8L)
、超音波発
信器(2
8kHz、4
5kHz、1
0
0kHz)
、昇温脱離装置、電界
イオン顕微鏡、四重極質量分析計、ボイラー
●車輪型移動台車による搬送作業
●RGB-Dセンサを用いた環境認識
●福祉用インターフェースを用いた車椅子の操作
研究技術内容
ユウ キ
カズヒサ
結城 和久 准教授
研究技術分野
熱工学、流体工学
研究技術テーマ
●高発熱電子機器のヒートシンク開発
●核融合炉ダイバータの冷却技術開発
●連続鋳造工程における冷却時術
●流動腐食の低減技術
●未利用エネルギーの有効利用技術
研究技術内容
高密度レーザ機器や核融合炉のダイバータでは熱流束1
0
MW/m2を超える冷却が必要とされている。更に、近年、
パワーデバイスであるインバータの発熱密度も増加の一
途を辿っており、今後開発される電気自動車では5
0
0W/
cm2(5MW/m2)の冷却が一つの目標値とされている。
この他、製鉄における連続鋳造行程においても、製造速
度の高速化から5MW/m2を超える抜熱が要求される部
位も出てきている。今後、生活レベルの一層の向上がも
たらす各種機器の高速・効率化と小型化は、多くの高熱
流束機器の誕生を余儀なくする。このような背景のもと、
著者らは1
0MW/m2を超える高熱流束の冷却を低いポン
プ動力で実現することを目的とし、機能性を有するポー
ラス体を応用する冷却技術について研究している。ポー
ラス体内での活発な蒸発現象を利用し、蒸発潜熱による
除熱ポテンシャルを最大限に引き出すことを目的として
いる。更に得られる蒸気を利用した発電や廃熱利用等へ
の応用も期待できる。
産業への利用
山工
口
理学
大部
研究のキーワードは高熱流束除去であり、気泡微細化沸
騰や機能性ポーラス体を応用することで液体の蒸発潜熱
ポテンシャルを有効的に活用するための基礎研究と技術
開発に取り組んでいる。アプリケーションとして、電子
機器(LEDからスーパーコンピュータまで)の冷却、
核融合炉プラズマ対向壁の冷却、宇宙空間における熱輸
送システム、連続鋳造工程におけるCCモールド冷却な
ど、多岐に渡る産業への利用が期待できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
現在、数社と産学連携を実施しています。
加速度センサを用いて、搬送物に作用する力を推定し能
動的に搬送台を傾けることで安全かつ確実に搬送作業を
行うことを目的として研究を行っている。自動搬送ロ
ボットによるウェイターロボットの実現を目指してい
る。RGB-Dセンサを用いて周囲環境や移動体の検出を
行い、自律移動ロボットや車椅子による走行のための環
境地図や障害物検出を行っている。ケガや病気によって
手足にハンディキャップを負った人が手足を使わずに口
周辺の機能を利用して、車椅子を操作するためのイン
ターフェースの開発を行っている。
産業への利用
福祉用インターフェースは車椅子の操作のみに限らず、
周囲環境装置および生活空間にあるものの操作を目指し
て開発を行っているので、福祉分野におけるアプリケー
ションを広げることを課題としている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
オオツカ
アキマサ
大塚 章正 助教
研究技術分野
設計工学、精度設計、品質工学、工程
能力、CAD/CAM/CAE
研究技術テーマ
●要求性能に基づく量産品の精度設計法
研究技術内容
1.
工程能力指数を用いた精度設計がASME Y1
4.
5規格
化されていますが、実際の設計に応用するには明らかに
するべき問題が複数あります。例えば、公差の累積問題、
分配問題などに相当する問題です。この研究では、それ
らの問題の具体的な解決方法を模索しています。2.
近
年、幾何学的な定義に曖昧さを含まない幾何公差の使用
が呼びかけられていますが、製品性能と幾何公差の関係
は依然として曖昧です。このため、幾何公差の設計は経
験に頼ることが多いのが現状です。この研究では、CAE
を用いて製品性能と幾何公差を関連付ける方法を模索し
ています。
所属研究室
山口東京理科大学工学部機械工学科 永田研究室
所有研究装置
Creo、Comsol(構造解析)
、Matlab
その他所属研究機関
核融合科学研究所 客員准教授
所属研究室
エネルギー総合工学・クーリング研究室
所有研究装置
●高熱流束伝熱試験装置(流動試験、浸漬試験など)・
218
山口東京理科大学
タカヤマ
アツヨシ
!山 敦好 助教
研究技術分野
船舶海洋工学、燃焼工学、環境工学、
気象・海洋物理学
によるCO2排出削減、など。
研究技術テーマ
●界面活性剤を不要とした水混合燃料の開発
●排ガス処理技術(DPF、EGR、スクラバ、オゾン)
の開発
●排ガス中に含まれるPMの分析
●コモンレールを搭載したディーゼルエンジンの開発
●排水処理技術の開発
研究技術内容
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
イ トウ
コウ ジ
伊藤 紘二 教授
研究技術分野
IMO3次規制の対応策と し て 水 エ マ ル ジ ョ ン 燃 料 や
EGRが有力視されており、さらにコモンレールの搭載
など、複数の排ガス処理技術を組み合わせる必要がある。
水エマルジョン燃料では、燃料と水を均一に混合し、界
面活性剤を用いずに油水分離が伴わない新しい混合手法
である水混合燃料について研究している。また、コロナ
放電とスクラバ処理を組み合わせた新しい排ガス処理技
術を研究している。さらに、排ガス分析として特に近年
話題となっているPMを含めた分析を行っている。新燃
料および排ガス低減技術と組み合わせることで排ガス中
の汚染物質を限りなくゼロに近づけるよう、日々努力し
ている。
産業への利用
環境規制が強化される中で、レトロフィットが大きな課
題である。水混合燃料と既存設備であるEGRと組み合
わせた手法やSCRやスクラバと組み合わせることでIMO
3次規制の対応が可能である。また、コモンレールのレ
トロフィットにおいても重要な議題であり、現場での
フィードバックを含めた共同研究を希望する。さらに、
重油燃焼を伴うボイラーやエンジンにおいて、排ガス中
に含まれるPMの分析が必須である。燃料油中の硫黄分
濃度の規制が順次強化されており、新燃料や新燃焼にお
けるPM排出動態の影響について共同研究を希望する。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
企業と水混合燃料の開発を行っている。
教育工学、知識処理、通信方式
研究技術テーマ
●問題解決協調学習支援環境
●第二言語学習支援システム(日本語、英語)
●セマンティックアノテーションの教育応用
●マルチキャリアCDMA方式
●サイトダイバーシチとアレイン ア ン テ ナ を 用 い た
MIMO通信方式
研究技術内容
決められたコースに従ったe-learningではなく、学習目
標に応じた問題事例、表現事例の解決、読解作文に当た
らせ、行き詰まったとき与えるヒントと知識をマップ化
して辿らせることで系統的な知識とその使い方を学ばせ
るという構成主義に基づいた学習支援。事例に対して、
知識と方略のレパートリからの組み合わせアノテーショ
ン作業だけでシステム開発ができる。
産業への利用
第1テーマと第2テーマ(第3テーマは基礎付けでもあ
り、拡張でもある)については、e-learning開発環境と
しての事業化を目指している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
第1テーマと第2テーマについて、開発されるシステム
については、これまでの研究に基づくスケーラビリティ
のあるデザインコンセプトがあるので、合意した分野で
の試作を行いながら、開発環境の整備と、試作されたシ
ステムの評価試験を行いたい。
所属研究室
貴島研究室
所有研究装置
タカトウ
4サイクルディーゼルエンジン、コモンレール、動力計、
トルク計、排ガス測定器、排ガス希釈装置、PM測定器、
恒温槽、オゾン発生器、エアーコンプレッサ
工学部
アン ノ
電気工学科
ヒロアキ
阿武 宏明 教授
研究技術分野
電子材料工学、エネルギー変換材料、
熱電変換材料
研究技術テーマ
●エネルギー有効利用のための新規熱電変換材料の開発
●熱電モジュールの要素技術開発
産業への利用
熱電変換材料は熱電モジュールおよびそれを利用した排
熱エネルギー回収システムへの応用が期待される。例と
して、自動車用エネルギー回収システムへの応用、
工場・
プラント・ビル等の排熱の有効利用、ボイラー・コジェ
ネレーション・燃料電池等とのハイブリッド化によるシ
ステム効率の向上、これらのエネルギー利用効率の向上
コウ キ
高頭 孝毅 教授
研究技術分野
構造、機能材料
研究技術テーマ
●低電圧駆動LCD:代表的液晶であるTN液晶の駆動電
圧を大きく削減する技術を開発する。
●高コントラストLCD:液晶素子の重要部材である配
向膜に強誘電体ナノ粒子を入れることでコントラスト
を向上させる。
●LCD分析技術:液晶素子の欠陥の原因となる液晶素
子中のイオンの種類を特定する技術を開発する。
●LCD用部材の開発:液晶素子用光学部材の開発。
●高速TN液晶素子
工山
学口
理
部大
研究技術内容
高頭は2
0年以上液晶産業で液晶の開発・研究のみなら
ず・生産ライン立ち上げ支援・欠陥解析・材料評価など
の経験をつみ、また国内外の研究機関との共同研究を経
験してきました。これらの経験をもとに液晶界のコン
シェルジュたりえると自負しております。また、当研究
所は日本で唯一の液晶研究所として、日本の大学では最
も充実した液晶の研究・開発設備をもっております。特
に液晶素子を試作できるクリーンルームは液晶研究に極
山口東京理科大学
219
めて重要なものです。このような人的資源・設備的資源
を兼ね備えることにより、液晶業界の全ての問題に対処
しえる体制をもっており、すでに多数の企業様に対し、
研究・コンサルタント活動を行っています。提供可能な
技術は、高速TN液晶素子技術(PCT出願済)・低電圧
駆動TN液晶(特許取得済)等があります。
産業への利用
研究技術内容
液晶ディスプレイは現在大型化・大量生産の進展が目覚
しく進んでいます。しかし、液晶素子の構成・液晶素子
に用いる高分子材料・液晶素子に用いる光学部材・液晶
素子の製造方法の分野では改善の余地があり、特に日本
の企業にとり、これら個別の分野で優位性を発揮するこ
とは今後特に大切になります。当研究室は日本で唯一の
液晶研究所の中核研究室として、これら個別の技術の地
道な研究開発に取り組んでおります。同時に液晶メー
カー・部材メーカーの研究部門・開発部門の方々と緊密
な連絡をとり、各メーカー様に対してサポートとなる活
動を行ってまいります。高頭は2
0年以上日本の液晶メー
カーで液晶素子の開発に携わり、液晶・部材産業の優位
性・問題点などを経験を通じて理解してきております。
また当液晶研究所は、日本の大学としては最も充実した
研究・開発設備を有しております。特に、液晶素子を試
作できるクリーンルーム内の施設は全ての液晶研究に
とって極めて有効です。このような豊富な経験と、充実
した設備によりLCD・LCD関連部材の開発をきめ細か
くサポートしてまいります。
具体的な産学連携内容
!低電圧駆動液晶素子の開発:当研究室では、現在最も
多く使用されているTN液晶の駆動電圧を大きく低下さ
せる技術を開発しました。既に単独で特許出願済みです。
この新しい方法は安定性に欠けるところがあり、現在安
定化のための研究を行っています。また、新しい方式で
すので今後派生技術が生まれることを期待しています。
"液晶内のイオン分析方法:液晶素子中のイオンは“焼
きつき”
現象などさまざまなトラブルを引き起こします。
これまでイオン量の測定はできても、イオンの種類の特
定は困難でした。当研究室では、イオンの符号を特定す
る技術を開発しました。この技術により、液晶中に発生
するイオンによるトラブルの解析を行うことができま
す。
その他所属研究機関
山口東京理科大学 液晶研究所
山工
口
理学
大部
●ディスプレイ、太陽電池などの廃ガラス材料を再加工
し可視光触媒を添加して付加価値付与し、有価化する
研究
●3
7年の企業経験に基づく日本のものづくり企業を再生
できるエンジニアリングデザイン・ツールの構築・実
践研究
表題中に記載、詳細は問い合わせに応じる。
産業への利用
表題中に記載、詳細は問い合わせに応じる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
山口東京理科大学工学部電気工学科環境調和型電気電子
工学研究室
ヨシオカ
ケン
吉岡 健 教授
研究技術分野
研究技術テーマ
●寒冷地トンネルつらら防止パネルの開発
●磁気浮上列車の走行シミュレーション(電磁力解析)
●2足歩行ロボット用倒立振子の最適制御実験とシミュ
レーション
研究技術内容
国内寒冷地の既設トンネルでは高頻度でつららの形成が
起こる。つららの道路や軌道上への落下は、重大な事故
の原因となる。そのため現状は、一級国道や主要鉄道幹
線では、手作業で早朝未明につららの除去作業を行って
いる。山口県下の企業3社と共同研究にて、SUSテープ
ヒータ技術と、FRPパネル技術を組み合わせ、つらら成
長防止機能を有するパネルの開発研究を行っている。担
当部分は、熱解析である。山口県周南市の向道トンネル
での実機規模の試作品を装着し試験を実施。
産業への利用
実用化に向けた今後の課題:寒冷地県での実機受注
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
吉岡研究室
所属研究室
高頭研究室
所有研究装置
3Dプリンター 3Dスキャナー
イノウエ
ケイ
井上 啓 准教授
研究技術分野
モリ タ
ヒロシ
森田 廣 教授
研究技術分野
環境調和型電気電子デバイス工学
研究技術テーマ
●実用下の太陽光発電で研究段階や理想状態での高い光
電変換効率がなぜ達成できていないかの原因を究明
し、改善する研究
●数%の光しか利用できていない非効率な現行液晶ディ
スプレイに代わる方式の研究
●外部電気供給なしに窓ガラスが発電し、調光、表示、
照明、暖房、電気制御できる機能性窓システムの研究
220
計算科学、電磁気解析、制御工学、プ
ラズマ物理、熱解析
山口東京理科大学
数学一般(含確率論、統計数学)
研究技術テーマ
●カオスの定量化に関する研究
研究技術内容
非線形現象におけるカオスの研究では、そのカオスの定
量化が重要なテーマの一つである。なぜなら、その振舞
いがカオス的であると分かっても、カオスの強度により
その振舞いに幅があるからである。例えば、カオスの強
度が弱いと規則的な振舞い(収束、周期運動等)に近づ
き、カオスの強度が強いとランダムな運動となる。した
がって、単に、その現象がカオスであることを示すだけ
ではカオスの応用には繋がりにくい。そこで、従来は、
カオスの定量化のためにリアプノフ指数がよく用いられ
てきた。しかし、実際のカオス現象ではリアプノフ指数
が計算困難な場合が多い。そこで、本研究では、情報論
的な視点から導入されたカオス尺度という指標を用い
て、カオスの定量化を試み、カオスの応用研究に役立た
せることを目的とする。
工学部
イノクチ
マコト
井口 眞 教授
研究技術分野
可能な産学連携形態
共同研究
オオシマ
物性化学、機能分子科学、有機機能性
材料、物理化学
研究技術テーマ
ノブアキ
大嶋 伸明 講師
研究技術分野
応用化学科
大気圧プラズマ
研究技術テーマ
●大気圧プラズマの生成
●大気圧プラズマによる表面処理
●パルスパワー発生技術の開発
研究技術内容
大気圧下で生成される低温プラズマの応用と生成技術に
関して研究を行っている。大気圧低温プラズマは、手で
触ることが出来るほど温度が低い。このため、従来は処
理が不可能であった低融点材料や生体、真空容器に入ら
なかった部材など幅広い応用が可能である。プラズマを
照射することで、高分子材料であれば表面の親水化処理
が実現でき、接着性・塗装性の向上が期待される。
産業への利用
●分子結晶・分子集合体の物性化学
●有機結晶(有機伝導体・磁性体)
の物性研究:電気的、
磁気的、光学的性質
●圧力・ずれ応力を用いた物質化学
●分子結晶・クロミック化合物に対する応力効果
●液晶表示素子に対するナノ粒子添加の効果
研究技術内容
!有機結晶(分子結晶)の物性研究:電気的、磁気的、
光学的性質:極低温、高圧、高磁場の条件下で電気抵抗、
磁化率、光学スペクトルを測定し、その特性や電子構造
を解明し、それを基に、興味ある機能をもつ新規物質の
開発を進める。"圧力・ずれ応力を用いた物質化学:有
機結晶・薄膜に対するずれ応力効果を調べ、応力と光を
用いて化学結合を制御する物質化学の新たな手法を考察
している。クロミック分子の応力による色の変化を分光
学的測定によって捉え、色と分子構造・化学結合の関係
を調べる。
産業への利用
塗装・接着の前処理、洗浄など
その他所属研究機関
山口東京理科大学先進材料研究所、山口東京理科大学液
晶研究所
研究成果は、有機材料、高分子、分子結晶の導電性や磁
性などの機能性材料を開発する際の基礎的な知見になる
と期待される。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
所属研究室
大嶋研究室
具体的な産学連携内容
所有研究装置
大気圧プラズマ生成装置
・極低温・応力下での電気抵抗、磁化率や顕微赤外反射
スペクトル、ラマンスペクトルの物性測定を行う。
その他所属研究機関
山口東京理科大学先進材料研究所
ヨシ ダ
ヒロユキ
吉田 博行 助教
研究技術分野
電子・電気材料工学
研究技術テーマ
●色素増感太陽電池
●酸化金属薄膜太陽電池
●太陽光パネル
研究技術内容
外部からの電源供給なしに走れるソーラーカーは現在、
シリコン系太陽電池を主なエネルギーソースとしてお
り、そのため車体の色や形状に大きな制限がある。それ
を克服するため、車体には様々な色にできる色素増感太
陽電池を窓ガラスには透明な太陽電池である酸化金属薄
膜太陽電池を使用し、現在街中を走っている自動車と同
様な外見をしたソーラーカーの実現を目指して研究を
行っている。これらの技術は建築部にも応用ができ、建
物壁や屋根に色素増感太陽電池を窓ガラスには酸化金属
薄膜太陽電池を使用したスマートハウスも視野に入れて
いる。
所属研究室
森田研究室
所有研究装置
電気抵抗測定装置(低温)
、磁気特性測定装置、顕微ラ
マン分光器、FT-IR、HPLC、ダイヤモンドアンビル高
圧セル
シライシ
ユキヒデ
白石 幸英 教授
研究技術分野
超分子化学、ナノ粒子、ナノ構造科学、
コロイド界面化学
工山
学口
理
部大
研究技術テーマ
●超分子で保護安定化したナノ粒子の創製と機能
●シクロデキストリンのナノ空洞を利用した選択的合成
反応
●ナノクラスターの計算化
●液晶バイオセンサー
研究技術内容
1)本研究室では、超分子や高分子などの保護剤を巧み
にデザインし、数nmの粒径の揃った新規ナノ粒子の創
製に関する研究を行っている。複数の金属の構造を制御
することで、様々な複合ナノ粒子を調製し、その構造を
解析し、それを基に、触媒作用(有機反応触媒、エネル
ギー触媒)
、電気光学的性質(液晶表示素子)
、生理学的
山口東京理科大学
221
性質(活性酸素除去剤)など興味のある機能を持つナノ
粒子の開発を行っている。2)シクロデキストリンはグ
ルコースの環状オリゴマーで、そのナノ空洞に低分子を
包接する性質がある。このシクロデキストリンまたはそ
の誘導体の包接能を生かして新しい選択的有機合成反応
を開発している。たとえば、生体に有害なベンゼンから
テレフル酸を1
0
0%の選択率で合成、といった環境に優
しい反応の開発に取り組んでいる。
産業への利用
ナノ粒子は、ナノテクノロジーを支える基本素材として、
触媒、磁性材料、医薬品など各方面の企業で実用化へ向
けた研究が盛んに行われています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
ナノ粒子の合成方法や構造解析についての受託研究・技
術相談が可能です。応用に関する研究については、共同
研究としてお互いの得意分野が生かせればと思っていま
す。
所属研究室
●バイオマス変換触媒の開発
研究技術内容
本研究室では、これまでに県内企業と共同研究して多孔
性二酸化炭素吸着剤の開発に取り組んできた。これら経
緯を踏まえて、吸着材の高機能化を実現させ、3年後以
降をめどに二酸化炭素吸着材を試作し、事業化を目指す。
また、二酸化炭素の有効利用をより効果的なものにする
ために、吸着回収した二酸化炭素を光触媒作用によって
変換する技術開発を行う。まずは二酸化炭素を光活性化
することのできる光触媒材料を調査し、再生可能エネル
ギー製造分野での事業化への可能性を段階的に検討す
る。
産業への利用
事業化を目指すに当たって、酸化物系ナノ粒子の大量合
成技術の開発が必要となるため、ナノテクノロジー分野
に強みのある無機素材系製造メーカーとの共同研究が望
まれる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
その他所属研究機関
山口東京理科大学 工学部 応用化学科 白石研究室
所有研究装置
東京理科大学 光触媒国際研究センター
所属研究室
OPTIPRO-micro、ガスクロマトグラフ、液体クロマト
グラフ、紫外−可視吸収スペクトル、超高圧水銀灯
池上研究室
所有研究装置
触媒評価装置(昇温脱離、金属分散度測定など可)
ハシモト
シン ジ
橋本 慎二 教授
研究技術分野
生体分子分光学、生物物理学、構造生
物学
研究技術テーマ
ハジメ
研究技術分野
機能材料
研究技術テーマ
●共鳴ラマン分光法によるヘム酵素活性部位ヒスチジン
側鎖の構造化学的研究
●ラマン分光法によるリボヌクレーアーゼ・核酸相互作
用の研究
研究技術内容
生体高分子は非常に巨大であり、その構造、特に、溶液
中でどのような構造であるか、あるいは、基質などの小
分子との相互作用様式について調べるのは困難である。
当研究室では微弱光(ラマン散乱光)を効率良く測定し
て、タンパク質の構造解析を行っている。
産業への利用
山工
口
理学
大部
ホシ
星 肇 准教授
●光エネルギー変換材料
●光機能材料
研究技術内容
色素増感太陽電池の対極として使われる白金対極を低コ
ストのものとするために、ナノ材料の複合化を研究して
います。その他、光エネルギー変換用の材料を研究をし
ています。液晶のらせん構造を用いたフォトニック効果
の研究を行っています。
可能な産学連携形態
共同研究
その他所属研究機関
タンパク質などの巨大分子の構造を解析・決定するため
の、高性能ラマン分光器の開発。
先進材料研究所、液晶研究所
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
ラマン分光システムにおいて、分光機器部、試料部など
について共同研究、技術相談を受けて新規のシステムを
開発する。
イワダテ
ヒロモト
岩館 寛大 講師
研究技術分野
構造生物化学
研究技術テーマ
●神経幹細胞分化に伴う膜タンパク質の二次元電気泳動
によるプロテオーム解析
研究技術内容
イケウエ
ケイ タ
池上 啓太 准教授
研究技術分野
触媒化学、無機材料科学
研究技術テーマ
●二酸化炭素の還元固定化を目指した多孔性ナノ光触媒
の開発
●光触媒を用いた水素製造
222
山口東京理科大学
神経幹細胞の培養、微量タンパク質の構造解析の技術的
な相談を受けます。
産業への利用
現在のところ産業への応用は期待できないが、幹細胞分
化に関与する膜タンパク質が見つかれば、この膜タンパ
ク質をターゲットとした医薬品の開発が期待できる。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
フナサコ
具体的な産学連携内容
細胞培養技術、微量タンパク質の構造解析など。
ユウスケ
舟浴 佑典 助教
研究技術分野
物性化学、機能分子科学、有機機能性
材料、物理化学
所属研究室
岩館研究室
研究技術テーマ
所有研究装置
細胞培養施設、リアルタイムPCR
●多機能性を有する金属錯体系イオン液体の開発
●金属錯体を用いた多機能フィルムの開発
研究技術内容
サ イキ
マサトシ
佐伯 政俊 講師
研究技術分野
ペプチド化学、タンパク質科学
研究技術テーマ
●プリオンタンパク質の集積構造機構の解明
●タンパク質の繊維状集合体形成の制御
研究技術内容
アミロイド線維は、アルツハイマー病や伝達性海綿状脳
症をはじめとする数々の病気を引き起こす原因あるいは
関連物質と考えられている。そのため、アミロイド線維
の毒性や生体内での動態の解明とともに、その分子ある
いはアミノ酸残基レベルでの実体構造の解明が、治療お
よび発症防止の観点から重要である。当研究室では、局
所的なペプチド合成と分光学的手法を用いて、プリオン
タンパク質におけるアミロイド線維の基本構造とその法
則性を解明し、病原性アミロイド線維の検出、発生機構、
防止法、治療法の手法開発を目的としている。
【多機能性を有する金属錯体系イオン液体の開発】金属
錯体をイオン液体の構成要素として用いることで、錯体
由来の電子物性(磁性、酸化還元、発光特性、反応性)
を活かした多機能液体を開発する。外場による相制御、
小分子脱着を指向した分子設計により、錯体の液化に
よって初めて獲得可能となる新機能・新現象を開拓す
る。
【金属錯体を用いた多機能フィルムの開発】ナフィ
オン膜などのイオン交換膜に金属錯体を導入すること
で、錯体含有フィルムを開発する。これにより、錯体が
持つ機能の固定化を実現し、多様な利用形態を有する多
機能膜を実現する。
産業への利用
研究成果は、金属錯体系ソフトマテリアルを利用した機
能性材料を開発する際の基礎的な知見になると期待され
る。
所属研究室
工学部応用化学科 井口研究室
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
佐伯研究室
アサ ノ
ヒトシ
浅野 比 助教
研究技術分野
分析化学、分離科学、フローインジェ
クション分析、環境科学
研究技術テーマ
●簡便かつ迅速な金属中の微量成分の定量システムの開
発
●流れ分析法による簡便かつ迅速な定量法の開発
●大気中粒子状物質の観測・分析
研究技術内容
流れ分析法(フローインジェクション分析法)による簡
便かつ迅速な定量法の開発を行っています。フローイン
ジェクション分析法は従来のバッチ操作と比較して使用
する溶液料が少ない、つまり廃液量の少ない環境に優し
い分析法です。主に金属中の微量成分分析、環境評価の
ためのシステム開発に関し研究を行っています。
工山
学口
理
部大
産業への利用
簡便な工程管理、品質管理、環境評価システムの開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
所属研究室
白石研究室
所有研究装置
フローインジェクション分析計、光散乱式粒子計数器。
山口東京理科大学
223
諏訪東京理科大学
ス ガワ
オサ ミ
須川 修身 教授
研究技術分野
カワムラ
ヒロシ
河村 洋 学長
研究技術分野
熱伝達、乱流、微小重力流体力学、マ
ランゴニ対流 太陽光利用
研究技術テーマ
●宇宙環境微小重力下における流体力学
●自然エネルギー
●太陽光発電 ソーラープレーン
研究技術内容
産業への利用
伝熱促進。ソーラープレーンやソーラーカー
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
伝熱や流体力学に関する技術相談に応じることができ
る。
工学部
機械工学科
マサアキ
板橋 正章 教授
研究技術分野
衝撃工学、動的引張り、ひずみ速度、
予疲労、予ひずみ、機械材料、材料力
学
研究技術テーマ
●構造材料の動的引張り応力−ひずみ特性評価
●高速引張り試験装置の精度向上のための要素開発
●予損傷材料の強度劣化の原因探索
研究技術内容
諏工
訪
理学
大部
研究技術テーマ
●法工学(火災)
●ニオイによる火災感知
●ニオイによる油性物質の検出
●ヘリコプターによる空中消火
●消火水の分布
研究技術内容
流体や熱に関して、豊富な経験を有する。ソーラーモデ
ルプレーンを、実際に飛行させている。
イタバシ
火災科学、法科学、社会安全、環境科
学、物理化学、社会システム工学、安
全システム
いわゆる衝撃工学には初心者向けの良い教科書がありま
せん。さらに残念なことに、近い将来それらの技術やノ
ウハウの詳細が刊行されるという予定もありません。純
粋な学問としての基礎研究から製品開発に必要な実験ま
で、膨大なノウハウが要求されるこの分野の研究者は多
くないのが現状です。
産業への利用
自動車の車体構造設計、構造体の衝撃吸収能評価、携帯
電話等モバイル機器の筐体設計、長期にわたりヘビー
デューティーな使い方をされる製品の設計
火災は、最も身近な災害であり、一般家庭から大規模工
場まで火災が発生する可能性があります。様々な火災事
故原因の解明は、火災安全対策を取る上で重要となりま
す。本研究室では、火災実験(材料評価から実大実験)
からシミュレーションまで行う事ができます。建築材料
の評価に使用されているコーンカロリメータ試験装置や
火災時の火の周り方を調べるため、家具などが燃やせる
燃焼施設として、リスク評価実験棟を保有しています。
材料評価では1
0cm角の試料、実大実験では最大でバイ
ク1台程度までの燃焼性評価を行うことができます。さ
らに、実験データを基に、火災シミュレーション(Fire
Dynamics Simulator)により燃焼や発生ガスの流動解
析を行うことが出来ます。
産業への利用
・大型石油タンクの消火支援機構の開発(実用化に向け
た研究)・大面積を有する空間の火災感知システムの開
発、モデリング ・ニオイに基づく火災感知、特性化
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
駐車場における新しい消防設備の開発のうち、スプリン
クラーの水の分散分布測定結果および実際の燃焼実験結
果をシミュレーションにて再現した。ホテルおよび病院
火災の実規模実験を行い、火災シミュレーションソフト
(Fire Dynamics Simulator)
を用いて煙り、ガス熱気流
の流動拡散状況を明確化した。
その他所属研究機関
火災科学研究センター
所有研究装置
GC-MS、コーンカロリメータ、FT-IR、TG-DTA、にお
い識別装置、赤外式ガス濃度測定装置、データロガー、
CO2超臨界抽出装置
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
受託研究員受入以外は、すでにいろいろな形態での企業
および団体との連携経験があります。
所属研究室
板橋研究室
所有研究装置
ワンバー法を採用した高速引張り試験装置(ひずみ速
度:約1
0
0
0毎秒)
、油圧サーボ式疲労試験機(容量:9
8
kN)
224
諏訪東京理科大学
ホシ ノ
タスク
星野 祐 教授
研究技術分野
制御工学、ロボット工学、振動工学
研究技術テーマ
●劣駆動二足歩行系の運動制御
●多重振子系の振り上げ安定化制御
●周波数整形による残留振動の抑制
●6軸双腕マニピュレータの協調制御
●パーソナルモビリティの開発
研究技術内容
これまでマニピュレータをはじめとする多リンク機械シ
ステムの同定と制御を行ない、VxWorksやRTLinuxで
制御系を実装しています。必要なデバイスドライブの開
発も行なってきました。モデルベースド制御の導入をお
考えの際にはお問い合わせ下さい。
産業への利用
生産設備の位置決め制御は、制御対象のモデルに基づい
たフィードバック制御系の設計と実装により、高精度、
高速化することが可能です。可能性の有無と手法の概要
についてご相談下さい。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
研究室の組織と運営の都合上、現時点では二週間に一度
程度の打ち合わせを実施しながら研究を進める形態とな
ります。
所有研究装置
双腕協調6軸マニ ピ ュ レ ー タ、SCARA型 ロ ボ ッ ト、
Acrobot、劣駆動二足歩行機、ビデオトラッカー(3次
元位置情報計測装置)
、パーソナルモビリティ
ウツ ミ
シゲノリ
内海 重宜 准教授
研究技術分野
物理化学、界面化学、材料化学、炭素
材料、磁性材料
●ソーラープレーン:太陽光エネルギーを利用した航空
機、通信利用大気圏衛星、長時間連続飛行、環境監視、
災害救助
●流れ制御技術:流体抵抗低減技術、空力騒音低減技術
●再生可能エネルギーの利用:風力発電、小水力発電
研究技術内容
航空機の設計において1
0年以上の経験を持っています。
流体力学の物理現象を研究しており、実験計測や高度な
数値い流体力学(CFD)解析や最適化設計などの技術
を用いて、流体抵抗低減、空力騒音低減などの問題を解
決する実用技術を開発しています。最近、小水力発電、
風力発電に関する研究開発を進めています。
産業への利用
流体機械や航空機などに対して、高精度の数値解析によ
る性能評価と最適化による省エネルギー設計が可能にす
る。大気圏通信プラットフォームを開発するパートナー
を探している。独自の設計を考案し、太陽光エネルギー
を利用した無人航空機ソーラープレーンの開発に成功し
ている。ソーラープレーンを大気圏衛星としてインター
ネット通信に利用すれば、宇宙衛星の代わりにコストを
大幅に削減することになる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
研究技術テーマ
●六方晶フェライトの磁気的相互作用に関する研究
●ナノカーボンの機械的特性に関する研究
●高機能性触媒の開発研究
イマムラ
トモヒコ
今村 友彦 講師
研究技術分野
研究技術内容
これまで、ナノカーボンのミクロ構造制御によるガス吸
着性改良や電気伝導性の制御を行ってきた。現在は、ナ
ノカーボンのミクロ構造制御がマクロな物性にどのよう
に影響するかを、機械的特性を明らかにすることで研究
している。磁性体研究に関しては、本研究室は大型で良
質な六方晶フェライト単結晶の育成技術を持つ。育成し
た単結晶を用いてへリカル磁気構造を詳しく研究し、磁
気的相互作用の包括的理解を目指す。六方晶フェライト
は近年強誘電体として大変注目されている。その他、高
機能性金属触媒や光触媒を調製し、その触媒活性を調べ
る研究を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所有研究装置
単結晶育成電気炉、マッフル炉、横型管状路
ライ
チュウ
雷 忠 准教授
研究技術分野
航空機最適化設計、数値流体力学、風
洞試験、乱流、流れの制御、風水力発
電
研究技術テーマ
●航空機の設計:無人航空機設計、超音速機設計、旅客
機設計
●コンピュータを用いた流れの数値シミュレーション:
CFD解析、航空機や流体機械や熱工学に関するシミュ
レーション
燃焼工学、火災安全工学、爆発安全工
学、環境安全工学
研究技術テーマ
●傾斜地における火炎および熱気流性状の解明と延焼危
険性評価
●微燃性冷媒の燃焼性評価
●可燃性ガスの着火・爆発現象解明と危険性評価
●次世代エネルギーの安全利用技術開発とその評価に関
する研究
●火災・爆発事故情報の解析
研究技術内容
安心・安全な社会構築に寄与するために、特に火災安
全・爆発安全の立場から防火・防爆技術の開発及び評価
が研究のメインテーマです。たとえば、森林火災に代表
されるような、傾斜地で火災が発生した場合の火炎のふ
るまいを定量的に把握できる手法を開発することによ
り、延焼危険性を事前に予測できる技術の開発を目指し
た研究や、瞬間的に高速で形成される火炎の有効利用に
関する研究などを行っています。これら火災に関する研
究は実験とシミュレーションの両面から行っており、実
大火災実験も含め、実験経験も豊富です。特に火炎の形
状や温度、速度、熱流束、ガス濃度計測、煙濃度計測等
に高度な技術を有しています。また、環境にやさしい次
世代エネルギーの開発や安全性評価などの研究も進めて
おります。たとえば低GWP冷媒の規制緩和に資するた
めの実験的燃焼性評価など、一貫して防火・防爆技術の
開発・向上による安心・安全な社会構築への貢献を目標
とした研究活動を行っています。
工諏
学訪
理
部大
産業への利用
工場やインフラなどにおける作業工程のリスクアセスメ
ント、可燃性ガスや高圧ガス等を用いる製品のリスクア
諏訪東京理科大学
225
セスメント等に本研究室での燃焼・爆発影響評価技術が
応用可能です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
れを有効に活用する設計技術上の多様なイノベーション
が重要な役割を果たしている。本研究室では先端LSI設
計の基本技術開発を課題として取り組んでいる。
産業への利用
大規模集積回路(LSI)全般の高性能化、高機能化。
所属研究室
今村研究室
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所有研究装置
円筒形燃焼反応高圧容器及び着火挙動・圧力上昇観測シ
ステム乾式スクラバー
具体的な産学連携内容
!チップ内バラツキを考慮したLSI設計
その他所属研究機関
総合研究機構インテリジェントシステム研究部門
スギモト
シンイチロウ
杉本 振一郎 助教
研究技術分野
計算力学、有限要素法、並列計算、階
層型領域分割法、磁場解析、連成解析
研究技術テーマ
研究技術内容
スーパーコンピュータなどの並列計算機を活用するため
の研究をしています。構造・熱伝導・流体・磁場などの
物理現象の数値計算を数億∼数百自由度規模で実行する
ことを可能とし、自然物や人工物を丸ごと詳細にモデル
化して解析を行うことによって、より正確に、詳細に物
理現象を理解することを可能とします。また、このよう
な規模で複数の物理現象が相互に影響し合う連成問題を
取り扱うことで、理解が困難であった複雑な現象の解明
も可能とします。
産業への利用
シミュレーションの計算時間を短縮したい、モデルの自
由度をもっと大きくしたい、構造・流体・熱伝導・磁場
など複数の物理現象が絡む複雑な現象をシミュレーショ
ンしたい。このようなことでお困りのことがありました
ら、ぜひご相談ください。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
具体的な産学連携内容
これまでの事例:・柱上トランスの大規模磁場解析・飽
和磁場を考慮した電磁加熱器の大規模非定常解析・誘導
電動機の高速大規模解析
工学部
アオ キ
電気電子工学科
マサカズ
青木 正和 教授
研究技術分野
半導体集積回路、低電圧、低電力回路
設計、物理設計技術、電子回路
研究技術テーマ
●CMOSLSIにおける素子バラツキ解析手法の開発
●CMOSLSI回路(アナログおよびデジタル)特性バラ
ツキ評価手法の開発
●CMOS回路の低リーク化方式の開発
研究技術内容
最近の携帯電話の進化に見られるように、大規模集積回
路(LSI)はエレクトロニクス機器の驚異的な高機能化、
小型・軽量化を実現してきた。これには数百ナノメート
ル領域にまで進んだ微細加工プロセス技術とともに、そ
226
タカ オ
研究技術分野
●階層型領域分割法による並列計算
●大規模並列磁場解析
●磁場とその他の物理現象との連成問題
諏工
訪
理学
大部
イシ イ
石井 隆生 教授
諏訪東京理科大学
無機結晶材料、無機材料、物性
研究技術テーマ
●新しい機能性酸化物の合成と評価
●酸化物材料の状態図の作成
●酸化物単結晶の育成と特性評価
研究技術内容
結晶構造に起因して発現する新規機能を有する酸化物材
料を探索し、その特性評価を進めています。ペロブスカ
イト型の酸素イオン伝導体の新材料探索を行っている。
現在はBa 2 In 1‐x Bi x O 5の材料について研究を進めていま
す。
オオシマ
マサヒデ
大島 政英 教授
研究技術分野
電気機器工学、モータドライブとその
制御、磁気浮上・磁気軸受、電力工学
研究技術テーマ
●永久磁石モータドライブ
●超高速ドライブ
●ベアリングレスモータとその制御
●磁気軸受の設計と制御
研究技術内容
モータ(発電機)
、磁気軸受の磁気回路設計や構造設計、
制御を得意としております。有限要素法を用いた電磁界
解析(2D、3D)を行うことができ、トルクや電磁力、
磁束密度などを求めることができます。解析結果をもと
にして試作機を製作し、実験、評価を行います。特にモー
タと磁気軸受の機能を一体化したベアリングレスモータ
の研究開発を行っております。ベアリングレスモータは、
回転軸を磁気力により非接触で支持しますので、メンテ
ナンスフリーで長寿命、高速高出力化が可能などの特長
を持ちます。また、従来の磁気軸受を持つモータに比べ、
小型、軽量で低コストです。現在、基礎研究が終了し、
実用化の段階に入っております。今お使いのモータにつ
きまして、1)軸受の潤滑、メンテナンスに手間がかか
る、2)潤滑剤が使用できない(真空、液体中など)
、
3)潤滑剤による汚損が問題になる、4)
高速ドライブ、
5)揺動運動により軸受が破損する、などでお悩みの方
に、ベアリングレスドライブ技術を適用することにより
解決致します。
産業への利用
ベアリングレスモータは、真空中、極低温・高温中、宇
宙空間などの特殊環境下や高速で駆動するドライブ装置
に適しています。また、上述しましたように、1)軸受
の潤滑、メンテナンスに手間がかかる、2)潤滑剤が使
用できない(真空、液体中など)
、3)潤滑剤による汚
損が問題になる、4)高速ドライブ、5)揺動運動によ
り軸受が破損する、などでお悩みの方に、ベアリングレ
スドライブ技術を適用することにより解決致します。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
有限要素法を用いてモータ(発電機)や磁気軸受の電磁
界解析(2D、3D)を行うことができます。磁気回路
設計、シミュレーションを望んでいらっしゃる方にお応
えします。また、解析結果をもとにして試作機を製作し、
実験、評価を行います。ベアリングレスモータにつきま
しては製品化に向け、共同研究を行いたい。
所属研究室
加えることで性能を高く保つことができれば、長期的に
システム全体としてコストを抑えることに繋がる。具体
的には弱光下における故障診断機能を含める。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
共同研究:太陽光発電システムの構成機器 技術相談:
太陽光発電システム、太陽エネルギー
その他所属研究機関
総合研究機構 太陽光発電部門
所有研究装置
日射計、太陽電池I-V出力測定装置(I-Vカーブトレーサ)
(モジュール用、アレイ用など各種あり)
、3kW交流
電源
フク ダ
ユキ オ
福田 幸夫 教授
大島研究室
所有研究装置
研究技術分野
(1)ベアリングレスモータ実験装置3台(2)電磁界
解析ソフト 5ライセンス(3)サーボアナライザ(周
波数応答測定、周波数解析)1台(4)ディジタル・シ
グナル・プロセッサ(DSP)
(ベアリングレスモータ制
御用)2台(5)コンピュータ(ベアリングレスモータ
制御用)2台(6)総合負荷装置(三相、ベアリングレ
スモータ負荷用)1台(7)ディジタルオシロスコープ
3台(8)ディジタルパワーメータ 3台
半導体材料、誘電体材料
研究技術テーマ
●プラズマ支援原子層堆積(PE-ALD)装置の開発
●PE-ALD法による高誘電率・極薄ゲート絶縁膜の作製
と評価
●ゲルマニウムMOS構造の作製と電子物性評価
●シリコンMOS構造の作製と評価
●UV光を用いたMOS構造バンドアラインメントの評価
法の開発
研究技術内容
ヒラ タ
ヨウイチ
平田 陽一 教授
研究技術分野
太陽光発電システム(エネルギー変換)
研究技術テーマ
●弱光下における太陽電池モジュールストリングの故障
診断
●波長変換素子を適用した太陽電池モジュールの出力、
温度評価
●環境因子の影響を考慮した太陽光発電システムの出力
評価
研究技術内容
これまで、太陽光発電システムにおけるアレイの出力診
断には、晴天日の日中にシステムを停止しそのI-Vカー
ブトレーサを取得することにより行われる。メガソー
ラーでは、1日停止したた場合、
売電収入の損失は約¥1
0
万以上にもなる。故障が生じたときには、それを速やか
に発見し、修理、交換することが望まれる。現在の結晶
系では、直列数が多いため、故障個所だけでなく、それ
以外の健全なモジュールが発電に寄与できない。そこで、
発電の影響の少ない早朝、夕方に定期的にI-V特性を取
得して、初期値との変化を絶えず比較することで、故障
を診断することができる。太陽光発電システムの構成要
素(太陽電池、パワーコンディショナなど)では、価格
比率の高い太陽電池モジュールをパワーコンディショナ
などに含まれる機能で性能を高く保つことができれば、
システム全体としてコストを抑えることができる。
産業への利用
太陽光発電システムの構成要素(太陽電池、パワーコン
ディショナなど)
では、価格比率の高い太陽電池モジュー
ルの信頼性を、パワーコンディショナなどに付加機能を
高誘電率有機金属原料の酸化・窒化源としてマイクロ波
プラズマにより生成した酸素・窒素ラジカルを用いた原
子層堆積(PE-ALD)技術の開発を行っている。また、
これによる高誘電率極薄ゲート絶縁膜の半導体表面への
形成法および界面評価技術の開発を進めている。
産業への利用
ポストシリコン半導体材料として注目されている高移動
度ゲルマニウム基板上への高品質高誘電率ゲート絶縁膜
の実現に注力して検討を進めている。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
PE-ALD装置の開発、MOS界面評価法
所属研究室
福田研究室
所有研究装置
原子層堆積装置、高性能I-V・C-V測定装置、金属蒸着
装置、UV/VIS光源と分光器
オウタニ
工諏
学訪
理
部大
ヨウヘイ
王谷 洋平 准教授
研究技術分野
薄膜作製、電気・電子材料
研究技術テーマ
●酸化物薄膜の形成
●High-kゲート絶縁膜の界面特性解析
●強誘電体薄膜の電気特性評価
研究技術内容
高 真 空 ス パ ッ タ 複 合 装 置(RFス パ ッ タ・EB蒸 着・
AES・RHEED)を用いた高品質薄膜の作製とその応用
に関する研究に取り組んでいます。また、真空装置を用
諏訪東京理科大学
227
いない簡便な薄膜作製方法についての検討を行っていま
す。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究
グローブボックス)ソーラーシミュレーター 半導体デ
バイス電気特性評価装置 燃料電池評価装置 植物育成用
インキュベータ 分光光度計、蛍光光度計 光合成促進評
価装置(開発中)
所属研究室
王谷研究室
所有研究装置
サイトウ
高 真 空 ス パ ッ タ 複 合 装 置(RFス パ ッ タ・EB蒸 着・
AES・RHEED)・管状炉・RTA炉・半導体パラメータ
アナライザ・LCRメーター・強誘電体テスターなど
タカシ
齋藤 隆 助教
研究技術分野
超イオン伝導体
研究技術テーマ
●酸化ビスマスをベースとした複合酸化物における電気
的性質と結晶構造
ワタナベ
ヤスユキ
渡邊 康之 准教授
研究技術分野
太陽光エネルギー変換工学、応用物性
論、有機半導体デバイス、化合物半導
体
研究技術テーマ
●有機系太陽電池の作製及び評価
●光合成促進シートの開発及び光変換による光合成促進
機能の解明
●太陽光利用水素生成技術の探索
●固体高分子型燃料電池の作製及び評価
●有機半導体デバイス(有機EL、有機トランジスタ)
の作製及び評価
研究技術内容
今世紀における環境・エネルギー問題、食糧問題は、人
類が解決すべき最重要課題です。さらに将来、人類が地
球上で安心・安全に生活するためには、太陽光エネル
ギーの高度利用技術が未来創造のキーテクノロジーにな
ると考えられます。上記の課題に向けて、手本にすべき
は光合成です。なぜなら、光合成は生命誕生から現在に
至るまで人類をはじめとするあらゆる生態系を支えてい
るエネルギー生成・循環システムだからです。本研究室
では、太陽光高度利用のための人工光合成システムの実
現を目指し、太陽光の「化学的利用」
(燃料生成)
、
「電
気的利用」
(太陽光発電)
、
「生物的利用」
(光合成促進)
を3本柱とした学際的な研究を展開しています。これら
の各分野における太陽光エネルギー高度利用技術に向け
た学理の解明とその研究開発を推進することで、次世代
人工光合成研究分野の開拓を目指しています。
産業への利用
諏工
訪
理学
大部
上に記したように、太陽光の「化学的利用」として、太
陽光を利用した水素生成技術の探索及び水素を燃料とす
る固体高分子型燃料電池の高性能化、
「電気的利用」と
して次世代太陽電池である有機系太陽電池の作製及び評
価、
「生物的利用」として光合成を促進するシートの開
発などの研究を展開しています。特に、光合成を促進す
るシートは、太陽光スペクトルを光合成を促進する波長
領域へと変換し、植物の育成を促進(収穫時期短縮、糖
度向上)
を実証しており、植物工場への展開が視野に入っ
て来ている段階です。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
渡邊康之研究室
所有研究装置
有機太陽電池など有機デバイス作製装置
(真空蒸着装置、
228
諏訪東京理科大学
研究技術内容
酸化ビスマスは8
2
3℃付近の高温において、電気伝導度
の高い結晶構造へ相転移することが知られている。純粋
な酸化ビスマスに他の金属酸化物を添加することによ
り、より低い温度領域においても高い電気伝導度を保持
できるのではないかと考えているが、現段階ではこれら
の材料はジルコニア等の高温材料と比較すると実用には
不向きである。しかし、電気材料として注目した場合に
は結晶構造との関連性に疑問が存在し、研究対象として
は非常に興味深い存在である。この点を踏まえ、実用に
供する電気材料としての可能性を探索するものである。
ナリ タ
タカヨシ
成田 正敬 助教
研究技術分野
磁気浮上、メカトロニクス、振動工学
研究技術テーマ
●柔軟鋼板の磁気浮上装置の開発
●多自由度系の強制振動応答解析
研究技術内容
自動車や飛行機などの製品に使用されている冷延鋼板
は、その製造工程において鋼板とローラの接触による表
面品質の劣化が発生し、鋼板搬送ラインの解決すべき課
題となっています。この問題の解決方法として、鋼板の
上方に設置した電磁石の吸引力により自重を支持する磁
気浮上装置が提案されています。しかし近年、薄く強い
鋼材の需要が急増していますが、鋼板は板厚が薄くなる
ほど、複雑な振動が発生して浮上状態を維持すること自
体が困難となります。しかし、薄い鋼板であればあるほ
ど高い効果を示す水平方向から磁場を加えることで、高
い浮上安定性を得ることができます。本研究は、非常に
薄く軽量な鋼板を対象として、水平方向の磁場のみで浮
上の支持と安定化を同時に行う磁気浮上の手法を提案し
ています。これまで検討例のない板厚0.
1mmの非常に
柔軟な極薄鋼板を浮上可能な磁気浮上装置の実現を目指
し、有限要素法を用いた3Dの電磁界解析、数値計算を
利用したシミュレーション、制御系設計を行っています。
産業への利用
鋼板の製造工程や切板の搬送工程など、接触による対象
の損傷を防ぐ必要のある工程について、磁気浮上技術を
応用した非接触化が行えます。
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
大島研究室
工学部 コンピュータメディア工学科
アイハラ
シンイチ
相原 伸一 教授
研究技術分野
確率システム、制御工学
研究技術テーマ
●確率システムの非線形推定制御理論
●確率的無限次元システムの同定
●確率システムの金融工学への応用
研究技術内容
時間的に不規則に変動するシステムを、観測データを用
いてオンラインで同定する数理アルゴリズムの開発を
行っている。対象とするシステムは化学プラントのよう
な空間的に広がりを持つ偏微分方程式で表現できるシス
テムから、株価や債権のような有限次元システムまで広
範囲に応用できるアルゴリズムであり、この同定手法は、
債権や株式で構成されるオプションのリスク管理にも応
用できる。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携内容
システムのモデリング・同定及び状態推定-アルゴリズ
ムの開発。
シミ ズ
シュン ジ
清水 俊治 教授
研究技術分野
生体工学、福祉工学
研究技術テーマ
●センシング技術の開発
●医療・介護システムの開発
●ヒトの認知特性に関する研究
研究技術内容
本研究室では、より安全かつ高度な生活空間や社会環境
を実現するために、ヒトの動作や知覚の特性を計測する
技術の開発、さらにヒトの動作に適した製品や医療・介
護機器の開発および設計に関する研究を進めている。
(主
な連携先:自治医科大学、理化学研究所脳科学研究セン
ター、東京大学先端科学研究所他)
産業への利用
環境評価手法とその実際:LCAに風土性の観点を導入
して環境影響評価を行う新しいマネジメントシステムを
開発(事業化可能)
。バイオ・マイクロシステムズの開
発:超臨界流体を用いた人工細胞膜を製造し、薬剤を選
択的に患部へ輸送する技術を開発中(製品化は産学共同
で可能)
。また、太陽光だけを投入エネルギーとして廃
木材からのエタノール産生、および産業廃水からの水素
エネルギー産生に関する技術を開発(実用化可能)
。環
境浄化技術は、太陽光と光触媒だけで水質浄化および脱
臭するため基礎研究終了(水処理は実用化可能、脱臭は
効率向上)
。さらに、森林が発生するフィトンチッド(ガ
ス)をGCMSにより詳細に測定し、その分布および生体
への影響を生理及び心理学的に検証した。また、景観の
画像解析、音環境の心理的影響分析などを加え、科学的
なデータに基づいたアンチエージング/健康増進のため
のビジネスモデルを構築(事業化可能)
。機械/建物シ
ステムの安全性を推計するための確率論的なモデルをシ
ステムの実態調査データから構築する方法を開発した
(統計的な信頼性を高めた後、実用化段階へ)
。
産業への利用
第1のテーマ:統合マネジメントシステムの構築ならび
に運用については多くの実務的経験があることから、企
業にとってより効率的かつコストメリットのあるシステ
ムを紹介したい。第2のテーマ:花粉症等のアレルギー
の原因であるアレルゲンの検出システムをマイクロ化す
ることにより、携帯サイズで低コストな装置を試作し、
パーソナルユースも可能なものとしている。第3のテー
マ:バイオテクノロジーを利用した環境浄化技術に関し
ては多くの研究実績がある点が強みとなっている。廃棄
物や廃水から太陽エネルギーだけを利用して有用なエネ
ルギー(エタノール、水素ガスなど)を高い効率で産生
するための方法を開発している。第4のテーマについて、
世界で最も森林率が高い日本の森林資源を保護しなが
ら、人々の健康増進に役立てることができるシステムで
あり、林業あるいは観光業の活性化を図る。第5のテー
マについては、安全性のパラダイムがグローバルに変化
するであろう予見に基づき、新たなモデルを構築してい
る。これまでの画一的な確率論(統計)に基づくリスク
管理が遭遇するであろう困難さを打開するためのブレー
クスルーを含んでいる。
可能な産学連携形態
同上
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
ナ
ラ
マツノリ
奈良 松範 教授
研究技術分野
マイクロシステム、バイオ活用工学、
リスクマネジメント、環境修復技術、
環境材料、グリーン購入
研究技術テーマ
●環境影響評価手法の開発および環境マネジメントの実
際
●バイオ・マイクロシステムズの創製
●自然エネルギーを利用した環境浄化技術開発(水質、
大気、土壌)
●自然資源(特に森林、水)による健康増進効果の定量
化
●安全のシステムエンジニアリング
研究技術内容
以下の機関からの受託研究、研究助成、あるいは研究協
力の実績があります(カッコ内は研究テーマ)
。日本鉄
鋼連盟(エコマテリアル)
、日本鋼構造協会(ライフサ
イクルインベントリ調査)
、長野県テクノ財団(バイオ・
マイクロマシン)
、長野県茅野市商工会議所(自然資源
活用)
、
(社)ダクトクリーニング協会(油分汚濁分析計
開発)
、地元企業:アレルゲン測定用マイクロシステム、
花粉症センサー。各研究テーマとも、産学連携を希望す
る組織とその適用可能性について十分に検討した後、合
意できる点があれば、連携の形態にはとらわれず、事業
化(製品化)するための協力をしています。
工諏
学訪
理
部大
所属研究室
奈良研究室
所有研究装置
ガスクロマトグラフ質量分析器(GCMS)
、ガスクロマ
諏訪東京理科大学
229
トグラフ、高速液体クロマトグラフ(HPLC)
、ナノサ
イズ粒計分布測定装置、超臨界二酸化炭素実験装置、生
体高分子分析関連機器、分光光度計、水質分析関連装置
(BOD、COD、T-P、T-N、SS等)、Ilisa分析装置、各
種恒温槽(室)
、力学的強度測定装置(2
0
0
0kN)
、ドラ
フトチャンバ、クリーンベンチ、低温庫、高温高圧滅菌
機、自動水処理実験装置、超純水製造装置など
的な利活用に向けて、実ハードウエアもしくはソフトウ
エア化するためのプロセスを共同研究等を通じて実現す
ることで、研究成果の完成度を高めることができる。こ
れらは、インフラネットワーク、ホームネットワーク等
への適用が考えられる。また、レーダーセンサ技術を活
用した河川の水量監視、人体の呼吸状態の監視などを
ネットワークと連携して監視し警報を出すシステムなど
を開発できる。
ヒラ タ
共同研究、受託研究、技術相談・指導
可能な産学連携形態
ユキヒロ
平田 幸広 教授
研究技術分野
バーチャルリアリティ、メディア情報
学
研究技術テーマ
●バーチャル空間での移動のためのインタフェース装置
に関する研究
●大型スクリーンを用いたバーチャル空間の映像呈示に
関する研究
●バーチャルオブジェクトの操作のためのインタフェー
ス装置に関する研究
研究技術内容
可能な産学連携形態
共同研究
ヒデアキ
松江 英明 教授
通信方式、変復調、フェージング補償、
アドホックネットワーク、アクセス制
御、ネットワーク工学、レーダーセン
サ技術
研究技術テーマ
●高速変復調技術
●アクセス制御技術の研究
●ワイヤレスセンサネットワークのアプリケーション開
発およびその性能評価に関する研究
●電磁環境評価に関する研究
●レーダーセンサ技術
研究技術内容
・無線通信に関して、通信速度の高速化、品質制御を取
り込んだアクセス制御の高度化、必要なときにネット
ワークが形成され、不要になれば解散するアドホック
ネットワークおよびレーダーセンサを用いた微小変位の
計測などに関して、それら技術を活用した新たは製品化
を可能にすることが出来る。
産業への利用
・高速OFDM変復調、MIMO、等化、高性能アクセス
制御等の無線通信技術について、コンピュータシミュ
レーション上で確認した新技術を一部、FPGA等を用い
て実速度環境における検証をおこなってはいるが、本格
230
イチカワ
スミアキ
市川 純章 准教授
知能ロボティクス、メカトロニクス
研究技術テーマ
1
1
0インチ3面スクリーン
諏工
訪
理学
大部
WiMAXによる高速無線ネットワーク、メッシュ機能を
有するWiFi装置、変復調技術などのシミュレーション
ソフトウエア、ネットワークに関するシミュレーション
ソフトウエア
研究技術分野
所有研究装置
研究技術分野
所属研究室
松江研究室
所有研究装置
バーチャルリアリティ(VR)とは、例えばコンピュー
タのデータで表されたある世界を、私たちが暮らしてい
る実際の世界と同じようなインタラクションが可能な世
界にする技術である。本研究室では、VRによって作り
出された世界の中で、人間が効率的かつ自然に動き回っ
たり、インタラクションができるようにするにはどうし
たらよいかについて研究している。
マツ エ
具体的な産学連携内容
・民間企業と共同で高速無線通信システムを開発 ・民
間企業と共同でテレビ素材の映像情報を伝送するシステ
ムのコアとなる変復調装置の開発 ・市、民間企業など
と共同で通信ネットワークを構築して、その上で地域に
必要な災害監視システム、個人の健康状態を常時監視す
るシステムなどの開発 ・企業からの要請により、無線
LANシステムに関する技術指導
諏訪東京理科大学
●複数ロボットの通信ネットーワークを用いた情報収集
システムの開発
●介助用小型昇降機の開発
●柔軟皮膚感覚センサシステムの開発
産業への利用
1.
無計画に配置された複数ロボットの位置推定方法の研
究を基に情報収集システムの構築技術を研究している。
応用としては、分布センサのインフラを常設できない環
境の情報収集システムの構築や、人の投票行動と位置情
報の同時収集システムの構築などが挙げられる。2.
新型
のアクチュエータである伸縮機構をベースに小型の昇降
機の開発を行っている。この伸縮機構は、伸縮時と伸張
時の高さ比を大きく設計できることを念頭に開発してお
り、装置の初期高さを低く、平らにすることが可能とな
る。この技術は、介助器機としての応用が考えられ、搭
乗が容易であり、可搬な昇降機の構築が可能となる。3.
人の感覚情報処理の解明を目標として、運動時の皮膚の
伸縮に耐え、かつ伸縮情報を収集可能な皮膚センサシス
テムを開発している。このセンサシステムは、人と接す
る機械の表面を覆うなどの応用が可能であり、機械の安
全性の向上、あるいは人と接する際の情報収集を目的と
する機械システムの構築が可能となる。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
スギ タ
マコト
杉田 誠 准教授
研究技術分野
情報セキュリティ、暗号、コンピュー
タネットワーク、ネットワークセキュ
リティ、ソフトウェアセキュリティ、
ワイヤレスシステム
研究技術テーマ
●情報セキュリティ技術の研究
●暗号技術の研究
●コンピュータネットワークの研究
●ワイヤレスシステムの研究
●ソフトウェアセキュリティの研究
研究技術内容
近年暗号技術が注目を集めています。その中で最新技術
として、!共通鍵暗号技術(小規模高速共通鍵暗号等)
"公開鍵暗号技術(IDベース公開鍵暗号等)#認証ア
ルゴリズム $セキュリティプロトコル(SSL等)
(タイ
ムカプセル暗号等)
、等が注目されています。これら技
術を新規に適用することで、従来には無かった機能が実
現できます。またそれら技術の応用として当研究室では
アドホックセキュリティ技術を研究開発しています。従
来アドホックネットワークにおける問題点としては、!
利用者の端末が攻撃されたりするセキュリティの問題
"「他者の通信を中継しない」という「セルフィッシュ・
ノード(自分勝手なノード)
」を排除する問題 #P to P
ネットワークで起こっているように、ユーザーの使って
いる携帯電話機からウイルスが拡散するような可能性、
等がありましたが暗号技術の適用でこれらを解決するこ
とができます。暗号安全性評価技術については、特に共
通鍵暗号およびハッシュ関数について世界トップレベル
の評価技術を有しております。
産業への利用
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
所属研究室
杉田誠研究室
所有研究装置
暗号安全性検証用コンピュータ
ナリ
田邉 造 准教授
研究技術分野
ディジタル信号処理、ディジタル無線
通信、QoS適応制御、ネットワーク工
学
研究技術テーマ
●ブラインド信号処理(ブラインド同定、ブラインド等
化、ブラインド音源分離など)
●雑音抑圧
●ぼけと雑音を含む劣化画像の復元
●CDMAやMIMO-OFDMにおける最適受信器の設計
●QoS適応制御
研究技術内容
産業への利用
[画像分野] 監視カメラやバーコード読み取り装置等
における画像をクリアにすることで、認識率を向上させ
る技術。
[音響分野] 音声に雑音が含まれて劣化した劣
化音声からクリアな音声を抽出することによりノイズを
取り除くヘットホン、およびこの技術を応用した故障診
断装置、さらには胎児心拍解析による胎児の健康調査装
置の実現。
[通信分野] 高速移動体通信におけるMIMO
-OFDM通信およびCDMA通信の最適受信機設計におけ
る高性能化の実現
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
ヤマグチ
カズヒロ
山口 一弘 助教
研究技術分野
ホログラフィ、立体映像処理、画像処
理、波動光学、光計測、並列計算
研究技術テーマ
●ホログラフィにおけるリアリスティックな立体映像表
現手法の研究
●GPUによるホログラムの高速計算手法の開発
●波動光学に基づく物体表面の粗さ形状の光計測手法の
研究
研究技術内容
情報通信、医療システム 現状独自技術を保有している
ものの、その技術を実装するためのプログラマ体制が不
十分であるという点に課題があるため、共同でプログラ
ミング等の実装作業を行うことができる共同研究パート
ナーを探している。
タ ナベ
信号処理技術や制御技術に基づき≪画像分野≫・≪音響
分野≫・≪通信処理分野≫の基礎研究および実用化の研
究をしています。
2
0
0
9年に誕生した新しい研究室ですが、
画像・音響・通信分野に関して多くの独自の技術を持っ
て い る こ と が 大 き な 特 徴 で す。詳 し く は 研 究 室HP
(http://www.rs.suwa.tus.ac.jp/nari/)を 参 照 く だ さ
い。
近年、立体映像技術が注目され、多種多様な3D表示技
術が研究開発されています。ホログラフィ技術は物体か
ら人の眼へと到達する光波を完全に再生でき、理想的な
3D表示が可能という特徴を持ちます。特に計算機内の
数値シミュレーションによってホログラムを生成する計
算機合成ホログラムは次世代のディスプレイ技術として
期待されており、本研究では、計算機合成ホログラムに
よって表示される3D物体の材質感表現手法に関して研
究を進めています。これにより、従来の技術では困難で
あった材質感表現を行うことで、実在物体と見間違うか
のようなリアリスティックな3D表示を目指していま
す。また、ホログラム生成に要する膨大な計算時間の削
減のために、GPUを用いた超並列計算手法にも取り組
んでいます。
工諏
学訪
理
部大
産業への利用
計算機合成ホログラムは、3Dテレビや医療分野におけ
る立体映像表示などの次世代の映像表示システムに応用
が期待されています。また、ホログラフィック顕微鏡や
表面形状測定などの光計測分野も応用が進んでいます。
これらの実用化に向けて、ソフトウェア・ハードウェア
の両面から研究開発を進める必要があり、特にホログラ
ムを表示あるいは取得する高性能なデバイスの開発が重
要な役割を果たします。シミュレーションにより確認し
た技術を最大限に活用できるデバイスを用いることで、
これまで以上の映像表現・表面計測が期待されます。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
諏訪東京理科大学
231
システム工学部 機械システム工学科
ニシヤマ
カツヒロ
オクハラ
西山 勝廣 教授
研究技術分野
機械材料学、材料工学、材料科学、環
境材料学、組織制御材料設計学、材料
設計学、機構設計学
研究技術テーマ
●超硬質材料の創製と応用
●マイクロガスタービン翼材料の材料設計
●振動吸収能力に極めて優れた高強度・高減衰能材料の
創製と構造設計
●高性能・高機能性防弾衣・防刃衣の材料設計と創製
●高温・高圧用潤滑剤創製のための材料設計とトライボ
ロジー特性
研究技術内容
「超硬質材料の創製に関する研究」においては、ホウ素
を含むセラミックスであるホウ化チタン、ホウ化ジルコ
ニウム、ホウ化レニウム、ホウ化アルミニウム、ホウ化
マグネシウムなどの研究を行ってきた。すでに製鋼、刃
物、切削ツール、硬質顔料なのどの製品をすでに開発し
ているが、さらなる開発を推し進めている。
「マイクロ
ガスタービン翼材料の材料設計」では使用温度が1
6
0
0℃
を越える高減衰能を有するガスタービンの材料設計を
行っている。
「振動を吸収する高減衰能材料の材料設計
と創製」については、精密加工装置の振動を低減させ高
性能化技術を実現するために、金属系、セラミックス系、
ポリマー系、ハイダンピング塗料などの材料の開発を
行っている。
「高性能・高機能性防弾衣・防刃衣の材料
設計」では、子供やコンビニの店員さん、ひいては自衛
官・警察官の安全安心を実現するための軽量で高性能・
高機能性防弾衣・防刃衣を開発することを目的としてい
る。
「高温・高圧用潤滑剤創製のための材料設計」では
摩擦・摩耗(トライボロジー)の低減と地球環境にやさ
しい材料の開発を行うことを目的としている。
産業への利用
硬質材料、高温潤滑剤、高減衰能材料、食品包材、粉末
冶金、自動車産業、音響分野
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
硬質材料、高温潤滑剤、高減衰能材料、食品包材などの
研究分野ですでに製品化の実績や事例を多く持ってい
る。
諏シ
ス
訪テ
ム
理工
学
大部
諏経
営
訪情
理報
学
大部
経営情報学部 経営情報学科
その他所属研究機関
界面科学研究部門
所属研究室
諏訪東京理科大学システム工学部機械システム材料研究
室(西山勝廣研究室)
所有研究装置
走査型電子顕微鏡、エネルギー分散型分析装置、エック
ス線回折装置、精密弾性係数測定装置、減衰能測定装置、
電子ビーム蒸着装置、抵抗加熱式真空蒸着装置、高温高
圧摩擦摩耗試験機、高速粉砕機、非金属用溶解炉、真空
焼結炉、真空ホットプレス装置、高温熱膨張計、圧縮成
形機、硬さ計、構造解析用ソフト
マサ オ
奥原 正夫 教授
研究技術分野
統計的品質管理、価値工学
研究技術テーマ
●直交配列表での飽和計画の解析に関する研究
●ISO9
0
0
1を利用した品質情報システムの研究
●付加機能の組み合わせによる交互作用効果の研究
研究技術内容
多くの組織で認証されているISO9
0
0
1を利用することに
よる品質情報システムの構築を研究している。
可能な産学連携形態
受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
企業における品質情報システムの構築及び評価研究
コ サカ
タケシ
小坂 武 教授
研究技術分野
情報システム論、経営学
研究技術テーマ
●ポスト・モダンの情報システム分析設計方法論
●情報システムのインタープリティブ研究
●IT導入と組織観・ワークスタイルの相互作用研究
●情報システムの比較文化研究
研究技術内容
ITは組織や市場を変革するポテンシャルを有するが、
関係する組織や人々の状況によってその変革の実現は一
様ではない。本研究室では、IT導入と組織・市場の相
互作用プロセスの重要性に着目し、社会学などの他分野
の成果も取り入れ、システム分析・設計、および組織・
市場への情報システムの実施に関して学際的な研究をし
ている。
産業への利用
システム分析時において組織の問題や価値観を明らかに
することを通じて、情報システムに対する組織や人ごと
に異なるニーズを把握する方法を提供する。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
情報システム構築プロジェクトのコンサルティング、組
織変革プロジェクトのコンサルティング。
ゴ
ミ
ツグ オ
五味 嗣夫 教授
研究技術分野
地域産業論
研究技術テーマ
●諏訪地域の産業振興施策
●上記に関係したビジネスモデルの構築
研究技術内容
諏訪地域の産業が低迷してきている。このままでは地域
の発展に大きな影響が出るとの認識から、地域の産業振
興の在り方について研究する。複数の地域企業と新ビジ
ネス創造に向けての共同研究を行う。
産業への利用
ものづくりからモノ・コトづくりへの発想の転換が必要
232
諏訪東京理科大学
との考えに立ち、製造業のサービス化を志向。植物野菜
工場のモニタリング・遠隔コントロールシステムをビッ
グデータの取り扱いを含めて開発し、そのしくみを介
護・福祉などの社会ニーズへの適用を志向する。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
・本学地域コンソーシアム推進協議会による企業との共
同研究への助成・地域の複数企業と新ビジネス推進協議
会活動
所属研究室
情報力学は、カオティックな力学系の時間発展の解析な
どに大きな力を発揮するが、本研究室では、情報力学を
自然科学の分野に限らず、金融工学等の分野にも適応し
解析を行っている。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
情報理論や複雑系に関わる基礎研究。
ヤナギ タ
ヒトシ
柳田 仁 教授
五味研究室
所有研究装置
研究技術分野
植物野菜工場ユニット
環境保全、環境経営会計、再生エネル
ギー、ISO1
4
0
0
0、ドイツ 環 境 管 理 会
計、CSR、持続可能な発展
研究技術テーマ
ヒロ セ
ヒロ オ
広瀬 啓雄 教授
研究技術分野
e-Learning、Web-Based、Training、
教育工学
研究技術テーマ
●知識社会における教育支援システムのデザイン
●個人特性を考慮したWeb-Based Training(WBT)シ
ステムの開発
●e-Learning教材のデザイン
●オンラインマニュアルの品質改善
研究技術内容
知識社会において社員教育は、企業の最重要戦略の一つ
であるが、社員教育=集合教育やOJTといった考え方が
大勢を占めている。本研究室では、社員教育を支援する
仕組みとして、社員教育をLearning Support System
(学
習支援システ ム)
、Electronic Performance Support
System(電 子 的 業 務 支 援 シ ス テ ム)
、Communication
Support System(交 流 支 援 シ ス テ ム)
、Knowledge
Support System(知識蓄積支援システム)の4つのサ
ブシステムの集合体と定義している。組織や学習の進展
に合わせて4つのサブシステムの構成を考えた教育シス
テムを構築することにより、永続的な知識の循環が発生
し、社員の知識レベルが向上することを実証しようとし
ている。
●環境保全と経営会計
●持続可能な発展とCSRとの関連
●再生エネルギーの効率利用
研究技術内容
われわれの住む地球は宇宙に浮かぶ微小な飛行船に過ぎ
ない。限られた天然資源、環境容量、人材という制約条
件のもとでいかにしたら人類・国家自治体・企業等にお
いて持続的発展が可能か。そのためには発想の転換が必
要であろう。これまでに提唱されてこなかったような内
容・規模の循環経済、技術開発、CSR、・・・の実践。
その1つのアプローチとして環境・CSRの面から研究を
進めたい。
産業への利用
持続可能な発展のための環境・CSR戦略
所属研究室
柳田仁研究室
ヨシザワ
マサヒロ
吉沢 正広 教授
研究技術分野
経営学
研究技術テーマ
●企業の海外進出
研究技術内容
日本企業の海外進出、優位性の源泉など
産業への利用
WBTシステムの開発
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
産業への利用
日本企業が海外進出際の支援など
可能な産学連携形態
共同研究
所属研究室
広瀬研究室
イイ ダ
マツオカ
松岡 隆志 教授
研究技術分野
ヨウイチ
飯田 洋市 准教授
タカ シ
情報力学とその応用
研究技術テーマ
●量子エンタングルド状態の解析
●情報量を用いた株価変動解析とその応用
研究技術内容
情報力学とは、その解析の中心に、系の複雑さを定量的
に表す指標(例えば、エントロピーや相互エントロピー
などの情報量)を据えた理論で、Ohyaにより提唱され
た数理科学における新しい枠組みと言えるものである。
研究技術分野
集団意思決定、数理計画問題
研究技術テーマ
経諏
営
情訪
報理
学
部大
●集団意思決定手法についての研究
●AHP/ANPの数学的精緻化の研究
●数理計画法による問題解決
研究技術内容
集 団 意 思 決 定 手 法 と し てAHP(Analytic Hierarchy
Process)とANP(Analytic Network Process)の研究
を行っています。理論ベースでの研究になりますが、実
用化するためのソフトウエアの開発に関心があります。
諏訪東京理科大学
233
日本には適当なソフトウエアが存在しないため、このよ
うな手法が普及していない側面があります。なお、市販
テキスト及び付属CDとして配布されるソフトウエアは
存在します。
産業への利用
集 団 意 思 決 定 手 法 と し てAHP(Analytic Hierarchy
Process)とANP(Analytic Network Process)の研究
を行っています。ソフトウエアの開発および一般企業へ
の普及などに関心があります。
可能な産学連携形態
共同研究
具体的な産学連携内容
現在までありません。
所属研究室
飯田洋市研究室
●技術経営
●人材マネジメント
●日本の企業システム
研究技術内容
日本企業の強みを活かした競争戦略を検討するため、事
例研究をしている。外部資源を活用するため、
ネットワー
ク研究をしている。
産業への利用
技術の最先端を走りながら、それが収益獲得に結びつか
ないというケースが間々あります。こうした問題の原因
を経営の視点から分析し、その解決策を検討します。そ
して、自社の製品・サービスをいかに収益に結びつける
か、そのビジネス・モデルの構築をおこないます。また、
情報的資源としてのヒトを育成し、活用する仕組みの構
築をおこないます。
可能な産学連携形態
共同研究、技術相談・指導
ナカ イ
セイ ジ
中井 誠司 准教授
研究技術分野
証券投資、財務会計
研究技術テーマ
●証券投資理論
具体的な産学連携内容
事業(製品)ポートフォリオ分析、損益分岐点分析を用
いた収益構造の分析や、新規の技術・サービスの事業化
に向けたビジネス・モデルの構築をコンサルティングし
ます。
研究技術内容
証券市場において財務情報が投資家の投資行動にどのよ
うな影響を与えるかを研究している。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導
ミ
ヨ サワ
タダシ
三代沢 正 准教授
研究技術分野
情報通信、メディア情報処理、コンテ
ンツ配信、技術経営
研究技術テーマ
ナカヒラ
カズヒコ
中平 千彦 准教授
研究技術分野
応用経済工学、応用計量経済学、応用
マクロ経済学
研究技術テーマ
●応用経済工学
●応用計量経済学による実証経済研究
●応用経済時系列分析による日本経済の実証研究
研究技術内容
研究技術内容
我々を取り巻く経済現象は、極めて複雑な連関性を有す
るものです。従って、経済の動きを捉えるためには、経
済現象の相互連関性を理解しなければなりません。私は、
そのような視点から、経済データ分析、特に応用経済時
系列分析を通して、経済変動を実証的に捉える努力をし
ています。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
所有研究装置
大規模な研究装置は使用しておりません。
自治体、システムインテグレーター、
映像・画像機器メー
カー、センサーメーカー等が想定される。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
ヒラ オ
タカシ
平尾 毅 准教授
研究技術分野
イノベーション、人材マネジメント、
経営史、経営学
研究技術テーマ
●イノベーション・マネジメント
●戦略論
234
1.
地域情報のより円滑でタイムリーな発信のため、地域
情報プラットフォーム構築と通信・放送を連携した発信
方式に関する研究開発を行っている。2.
画像映像機器や
デバイス、またセンサーデバイス等のハードウエアを最
適に生かすために、ソフトウエア(アプリケーション)
やサービス、企画に関する、研究開発を行っている。3.
上記の技術内容をビジネスに展開するための、技術経営
の研究を行っている。
産業への利用
諏訪東京理科大学経営情報学部 中平研究室
諏経
営
訪情
理報
学
大部
●通信・放送融合に関連する技術、制度、ビジネスモデ
ル
●マルチメディア情報処理、マルチメディア統合アーキ
テクチャ
●遠隔支援システム
●情報分野における技術経営
●ユ ー ザ 視 点 で の 技 術 評 価 モ デ ル(Quality of
Experience)
諏訪東京理科大学
具体的な産学連携内容
地域情報プラットフーム研究においては、H2
4、2
5年度
に総務省のSCOPEの援助により、地元自治体と地元企
業とともに「地域観光振興と防災に向けた地域情報プ
ラットフォームとエリアワンセグ放送システムの研究開
発」のテーマで研究開発を行った。
所属研究室
三代沢研究室
共同研究、受託研究、技術相談・指導、国際的産学連携
所有研究装置
ワンセグ放送用電波試験装置等
トリ イ
ヨウスケ
鳥居 陽介 講師
イノウエ
ヨシ ミ
井上 善美 講師
研究技術分野
マーケティング、グローバル・マーケ
ティング
研究技術テーマ
研究技術内容
グローバル化と情報化が進む中、あらゆる産業および企
業においては環境変化に対して創造的に適応することが
求められています。マーケティングおよびグローバル・
マーケティングの視点から、企業活動を価値連鎖の一環
として捉え、それが環境変化によってどのような対応が
求められているのかについて研究しています。
●株式持ち合いの財務的役割に関する研究
●日本における「信託口」の意義と役割
日本においても支配的な地位を占めている英米機関投資
家から批判されている「株式持ち合い」ですが、いくつ
かの日本企業は株式持ち合いを戦略的提携の担保として
行っていると考えられます。株式持ち合いを有効に活用
している事例を積み上げ、いかにして英米機関投資家に
説明を行い理解を求めていくか、について研究していま
す。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
所属研究室
経営情報学部経営情報学科鳥居研究室(2号館2階)
産業への利用
マーケティングとは「市場創造」を目的としています。
変化する外部環境に創造的に適応しながら、持続的な競
争優位を獲得するための仕組みづくりについての共同研
究パートナーを探しています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談・指導、
国際的産学連携
具体的な産学連携内容
2
0
0
5年6月∼2
0
0
6年3月 某企業グループマーケティン
グ研究会外部講師。2
0
0
6年8月∼2
0
0
7年3月 財団法人
機械振興協会経済研究所研究委員。2
0
0
8年6月∼2
0
0
9年
3月 某企業グループマーケティング研究会講師。
タケシ
土屋 健 講師
研究技術分野
財務管理、経営分析
研究技術テーマ
研究技術内容
●部品調達システムにおける企業間関係
●観光産業におけるITCの活用
●市場創造と持続的競争優位の獲得
ツチ ヤ
研究技術分野
分散協調システム、情報通信ネット
ワーク
研究技術テーマ
●分散システム構成
●インターネット
●知能化データベース
●通信ネットワークアーキテクチャ
●ネットワーク高度化
研究技術内容
ネットワーク、特にインターネットを高機能化する技術
について研究を行っている。インターネットの最大の利
便性であるどこでもつながることを利用し、安定したシ
ステム利用を実現するためシステムの分散化を可能とす
る各種技術についてこれまで検討してきた。具体的には、
情報検索、データベース等の分散化技術を提案している。
これにより、インターネット上の情報が増大しても、シ
ステムの分散化を可能とすることで、システム自身を高
機能化することなく対応を可能としている。
産業への利用
IT、特にネットワーク基盤技術全般に関して対応が可
能です。
可能な産学連携形態
ヤマガタ
ヒロヒサ
山縣 宏寿 講師
研究技術分野
人的資源管理、社会政策
研究技術テーマ
●賃金管理
●労働時間管理
●労働政策
●労使関係
研究技術内容
特に1
9
9
0年代以降、非正規雇用は量的に拡大する一方、
質的にも正規の労働に近接する中で、必要とされる人事
労務管理のあり方について研究をしています。また日本
における賃金形態が従前の属性基準賃金から職務基準賃
金に近づいているとも評価されるなか、賃金制度運用上
の問題や、人材育成との整合性などについて研究を行っ
ています。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
■A社(大手電力会社)の女性就労促進、環境整備に係
る社内プロジェクト、■B社(小売業)賃金制度改定に
おける人事制度検討委員会委員、■C社(小売業)従業
員の職務満足に関するプロジェクト ■(単産主催)臨
時・非常勤等職員の業務分析作業委員会委員
オ ザキ
タケシ
尾崎 剛 助教
研究技術分野
教育工学
研究技術テーマ
●Moodleを用いたアクティブ・ラーニングの実践と検
証
経諏
営
情訪
報理
学
部大
研究技術内容
学習者の学習意欲を向上させながら自ら進んで学習を行
うようにするためのITを使った方法を確立することを
目的に、MoodleやMaharaといった既存の学習支援シス
諏訪東京理科大学
235
テムの活用方法や運用方法について実践、検証を行って
いる。
ト施設運営などに寄与できる。遊技機産業、教育産業、
自動車産業、観光産業などの各種企業からの受託研究、
国土交通省の交通ストレス調査等、研究実績は豊富。
共通教育センター
脳活動評価は製品・商品・サービス評価に応用できる。
直接的な評価の他、開発者との共同研究によって、開発
者の製品・商品・サービス開発力の向上を狙える。また
依存問題を視野に入れた、リスクと楽しさの共存を目指
すアミューズメント施設運営などに寄与できる。
産業への利用
カナ イ
ノリ オ
金井 範夫 教授
研究技術分野
数学教育
研究技術テーマ
可能な産学連携形態
●数学啓発の研究
研究技術内容
共同研究、受託研究、技術相談・指導
具体的な産学連携内容
地元新聞を通して、数学啓発の研究と実践を行っている。
産業への利用
書籍出版、教育ソフト開発協力。
可能な産学連携形態
技術相談・指導
・アミューズメント商品の評価および開発指針の提案
・サービス商品の評価および商品開発の提案・幼児教育
教材開発・介護予防支援ツール開発
所属研究室
篠原研究室
具体的な産学連携内容
連載記事の実績内容に基づく講演、セミナー、書籍出版、
教育ソフト開発協力。
所有研究装置
多 チ ャ ン ネ ルNIRS(FOIRE3
0
0
0/1
6、ETG-1
0
0) 視
線解析システム自律神経活動計測装置
所属研究室
金井研究室
セイトウ
タ
カ
コ
清藤 多加子 教授
キ ムラ
マサヒロ
木村 正弘 教授
研究技術分野
素粒子、原子核、ハドロン物理学、パー
コレーション
研究技術テーマ
研究技術分野
●TOEIC等々の英語検定試験の研修
●英語を使う環境の設計
研究技術内容
●素粒子や原子核の間に働く力の性質
●半導体内部での電子や正孔の運動及び半導体の特性
●音や音声の周波数特性
●浸透確率のシミュレーションと解析
研究技術内容
例えば、クオーク間相互作用の研究を目的として、観測
された中間子などのエネルギー準位を再現するように理
論的構築を行い、数値計算によって解析を行っている。
またパーコレーションの分野では、パソコンを用いて浸
透確率のシミュレーションを行い、結果の解析をしてい
る。
自らの意見を、英語で過不足なく述べられる人材を育成
する。大学の正課内での英語学習時間は、英語への露出
時間としては絶対的に足りていない。卒業後、社会に出
てから仕事で英語が必要になった時に活用できるレベル
に至るには現状のままでは困難である。様々な現存する
英会話教材も活用しながら、課外で英語に触れる機会を
増大させ、英語を話さざるをえない環境づくりを、予算
や設備に応じて整える提言をすることができる。
可能な産学連携形態
国際的産学連携
セキヅカ
シノハラ
篠原 菊紀 教授
神経科学、脳、近赤外線分光法、経営
学、商学
研究技術テーマ
諏経
営
訪情
理報
学
大部
諏共
通
訪教
育
理セ
ン
大タ
ー
236
シヨウジ
関塚 正嗣 教授
キクノリ
研究技術分野
英語教育
研究技術テーマ
●多チャンネル近赤外線分光法、視線解析による商品・
サービス評価
●アミューズメントの介護予防等への利用
●依存対策とアミューズメント利用の共存体制の構築
●幼児教材開発
●脳トレ問題開発
研究技術内容
本研究室には、脳イメージング機器(光トポグラフィ装
置、fNIRStation)
、視線追尾システム、自律神経計測装
置などがあり、脳神経科学的知見を加味した商品評価・
開発指標の獲得を目指すことができる。また依存問題に
詳しく、リスクと楽しさの共存を目指すアミューズメン
諏訪東京理科大学
研究技術分野
哲学、環境倫理学、
「環境」概念の研
究、里山再生活動の研究
研究技術テーマ
●現代において環境倫理はどうあるべきか
●「環境」をどう理解するか(
「ひと(人)がさと(里)
にすむ(住む)
」という視点から考える)
●環境保護のため市民と行政と企業の連携をどうつくっ
ているか
●環境関連の条例(例「里山条例」
)のあり方
研究技術内容
「私たちは自然環境を守るべきである」という環境倫理
は、
「ひと(人)がさと(里)にすむ(住む)
」という私
たちの根源的世界経験から生い立っていると私は考え
る。この視点から、私たちの生の在り方(ライフスタイ
ル)を反省的に問い直す研究をしている。
産業への利用
環境の視点、環境問題に自覚的な消費者の視点から製品
開発、土地開発について考える
可能な産学連携形態
共同研究
サクライ
テツロウ
櫻井 哲朗 講師
研究技術分野
統計学
研究技術テーマ
アオ ノ
トモ コ
青野 智子 准教授
文化政策学、アメリカ文化研究
研究技術分野
研究技術テーマ
●文化政策
●アメリカ文化研究
●英語教育
研究技術内容
●高次元漸近理論の研究
●高次元データ解析の研究
研究技術内容
計算機の進歩により大量に観測されたデータから、その
背後に潜む構造を明らかにするため、高次元漸近理論の
研究を行っている。また、得られた結果をもとに実際の
データに適用し、種々のデータ構造のモデル化を研究も
行っている。
英語教材・教授法の評価・作成
可能な産学連携形態
共同研究
ナ
ラ
ユ
ミ
コ
奈良 裕美子 准教授
研究技術分野
英語 圏 文 学・文 化、ア メ リ カ ン・ル
ネッサンス、メルヴィル、ホーソーン、
英語教育
研究技術テーマ
●1
9世紀アメリカ文学・文化
●英語教育
研究技術内容
米国研究の一環として、文学に反映された思想・宗教・
文化を社会学的に研究している。また、英語教育におい
ては、レベル別英語学習法・指導法の研究を行っている。
産業への利用
英米圏文学・文化教材開発。英語教材開発。
英語教育法・
学習法指導。
可能な産学連携形態
共同研究、受託研究、技術相談・指導
ム トウ
ヒデシ
武藤 英 准教授
研究技術分野
イオンビーム工学、加速器、薄膜、重
イオン照射
研究技術テーマ
●イオンビームスパッタリング法による薄膜作製
●イオン源の開発
●重イオン照射による薄膜の結晶化など
研究技術内容
普 通 の エ レ ク ト ロ ン ビ ー ム 蒸 着 法 な ど で は な く、
physicalに(熱ではなく)高融点金属やセラミックをコー
ディングできる。
産業への利用
半導体製作用イオン源(酸素ビームを安定に出す)
、イ
オンビームスパッタリング装置の開発
可能な産学連携形態
共同研究
共
通
教
育
セ
ン
タ
ー
具体的な産学連携内容
会社と装置を作りたい。アイデアや図面はすでに武藤に
ある。
諏訪東京理科大学
諏
訪
理
大
237
学校法人東京理科大学産学官連携ポリシー
「科学技術創造立国」
を標榜するわが国では、人材育成と基盤技術創成の両面で理工系大
学の役割に大きな期待が寄せられている。
学校法人東京理科大学は、建学の精神である
「理学の普及を以って国運発展の礎となす」
を承継・発展させ、
「科学技術の開拓・創成を以って科学技術創造立国の基礎となす」
を理念と
している。
この理念に基づいて、高度な教育並びに先端的研究を実施することは、東京理科大学、山
口東京理科大学及び諏訪東京理科大学(以下「本学」
という。)
に課せられた社会的責務であ
る。本学は従来からも、産業界、教育界等に多くの人材を輩出し、最先端の研究成果を社会に
公開する等、
「教育」及び「研究」の面で多大な社会貢献に努めてきた。
加えて、
今日の社会においては、
産業界並びに公的機関等との連携により研究成果を知的財
産として活用し、産業の発展に直接寄与することを通じて社会の発展に貢献することが大学に
求められている新たな責務である。
このような社会的要請に鑑み、本学においては、産学官連携活動を「本学の教育・研究の成
果を知的財産として産業界並びに公的機関等で活用するための連携活動」
と定義し、積極的
に推進する。
これによって本学は、新たな社会貢献を果たすことができるとともに、
その成果が本
学に還元されることで、
本学の教育・研究活動がより一層活性化される。
本学は、
「教育」、
「研究」はもとより、
「産学官連携活動」による社会貢献を通じて、
「先端的科
学技術の創造」の先駆的役割を果たし、
さらに地域社会から国際社会に至るまで、広く人類社
会の発展、並びに文化の進展に寄与することを目的として、ここに「産学官連携ポリシー」を制
定する。
(産学官連携活動の推進)
1.本学の主体性及び教育・研究活動の自主性を尊重した産学官連携活動を推進する。
(国際的な産学官連携活動の推進)
2.国際的な産学官連携活動を推進することにより、
教育・研究の質の向上を図る。
(技術移転の推進)
3.本学の教育・研究成果を産業界等に積極的に技術移転し、
産業の発展に貢献する。
(地域振興への貢献)
4.地域社会と連携を図り、
地域の産業や文化の振興に貢献する。
(教職員等の評価)
5.産学官連携活動への寄与を教職員等の業績として適切に評価する。
(公平性・透明性)
6.法令及び学内諸規程を遵守し、公平性及び透明性の高い産学官連携活動を行い、社会に
理解の得られる活動を行う。
238
技術相談
東京理科大学 研究戦略・産学連携センターは、共同研究・受託研究・技術指導など、産学官連携に
関する各種ご相談に応じております。各分野専門のURAが対応いたしますので、
まずはお気軽にご相談
ください。
共同研究
受託研究
企業の研究開発課題が本学教員の研究課題と共通す
企業における研究開発課題等について、本学教員の
る場合、共同研究を行うことができます。共同研究に係
研究課題と合致する場合は、受託研究を行うことがで
る公的機関との連携についてもサポートいたします。
きます。
技術指導
成果有体物
本学教員が研究室で技術指導を行います。また、直接
研 究 の 結 果として得た成 果 物( 材 料 、試 料 、試 作 品 、
企業にお伺いして技術指導やコンサルティングを行う
モデル品、実験装置等)を提供します。
また、外部機関
ことができます。
における研究成果物を受け入れることができます。
相談の流れ(例)
1 技術相談
2 契約条件等協議
3 契約締結
相談内容について、本学
研究内容や条件について協
研究契約期間は原則年度契
URAが対応します。必要に
議します。
約となり、1 年 間ごとに契 約
応じ、秘密保持契約を取り交
します。契約者は法人となり
わします。
ます。
6 研究成果の
とりまとめ
5 研究開始
4 研究費納入
具 体 的 費 用は案 件により異
なります。
239