P2-P3 第23回国民文化祭・いばらき2008 常世の国こくぶん祭

いにしえ
うた
文化のいぶき
筑波嶺 翔ける
か
常世の国
つくばね
とこよ
11 月 1 日 ( 土 ) 〜 9 日 ( 日 )、 第 23 回 国 民 文 化 祭・
いばらき 2008「常世の国こくぶん祭」が茨城県で開催
されました。この国民文化祭は、昭和 61 年から、毎年、
各都道府県持ち回りで行われているもので、全国で活動
自然豊かな里山に、 している文化・芸術の愛好者や団体が一堂に会して華や
伝統ある石材製品・石 かなイベントが盛大に開催されます。
のモニュメントなどを
今回は「常世の国 筑波嶺翔ける 文化のいぶき」を
中心とした様々な造形 テーマに、県内 29 市 3 町 1 村で 12 分野にわたる様々
作品を展示。
な主催事業が行われました。
歴史と伝統文化に育
桜川市では、多くの市民の皆様のご協力を得て、広域
まれたこの地域の文化 文化交流事業「ストーン文化フェスティバル」と「筑波
振興につなげる祭典を 嶺と万葉文化フェスティバル」が開催され、全国に桜川
開催。
市の多彩な歴史・文化を発信する機会となりました。
か
ね
ば
つく
よ
とこ
よ
とこ
めおとまつつくばのあけぼの
じ
ねん じょ
し
く
ばら
桜川市開催事業
・ストーン文化フェスティバル
・筑波嶺と万葉文化フェスティバル
日 本 一 の 石 の ま ち・ 石 文 化
を訪ねる旅
市内の石匠工房︵工場︶や
歴史的石造物などを巡るバ
スツアー︵写真︶を開催︒石
材業者や伝統工芸士の方が
ガイドを勤めました︒
ぞ
ね
か
ば
し
みや おお すぎ ばや
さん ばや
ストーンフェスティバル
全国屈指の石の産地とし
て知られる桜川市・笠間市の
石燈籠・墓石の展示販売︵写
真︶と石の歴史や匠の技の紹
介など︑石の産業・文化を発
信 し ま し た︒︵ 会 場 / 笠 間 芸
術の森公園︶
おお
筑波嶺に息づく伝統文化
アースワーク土舞台・人形浄瑠璃 2008
筑波山を背にして真壁城
国 指 定 史 跡﹁ 真 壁 城 跡 ﹂ に︑ 桜 川 焼 研 究 会 が 桜 川 市 の 土
で 舞 台 を 作 成︒ そ の 土 舞 台 で︑ つ く ば 市 の 自 然 生 ク ラ ブ と 跡に造られた土舞台で︑市内
真壁白井座が﹁女夫松菟玖波曙﹂を上演︵写真下︶しました︒ に 伝 承 さ れ て い る 民 俗 芸 能
﹁宮大杉囃
ま た︑ 2 千 本 の の ぼ り 旗 や 火 縄 銃 演 武︵ 写 真 上 ︶ が 戦 国 合 ﹁久原ひょっとこ﹂
子 ﹂﹁ 大 曽 根 加 波 山 囃 子︵ 写
戦絵巻を再現︒会場を盛り上げました︒
真︶﹂が披露されました︒
石と土の造形フェスタ
国指定史跡﹁真壁城跡﹂や
真壁地区の歴史的町並みに
石 燈 籠 や 石 製 品 を 展 示︒ ま
た︑桜川市の土を使った焼物
﹁桜川焼﹂の展示・販売︵写真︶
が行われました︒
名勝桜川と幽玄の世界
岩 瀬 体 育 館︵ ラ ス カ ︶ で︑
県内の能楽愛好者による﹁
世紀を担う茨城の能楽大会﹂
とプロの能楽師による能﹁桜
川 ﹂ な ど の 模 範 演 能︵ 写 真 ︶
が披露されました︒
21
雨引の里と彫刻2008
大和地区で1996年か
ら続く里山の景観と芸術の
かかわりを楽しむ彫刻展︒7
回目となる今回も︑たくさん
の方が地図を片手に自由に
作品を訪ね巡りました︒
2
2008.12.1
さくらがわ
2008.12.1
さくらがわ
3
国民文化祭・いばらき2008
桜川市開催事業
古 より、万葉集など
に詠 われてきた筑波山
周辺に残る様々な歴
史・文化や万葉文化を
題材にした芸術文化の
創作活動を紹介し「西
の富士、東の筑波」と
称される筑波山の美し
さを PR しました。
第 23 回
筑波嶺と
万葉文化
フェスティバル
ストーン
文化
フェスティバル