Supplier Requirements – Packaging - The Coca

サプライヤー要求事項 — パッケージ
(Supplier Requirements – Packaging)
目的
パッケージサプライヤーがザ コカ・コーラ カンパニーの品質および食品安全要求事項を認識でき
るようにすること。これらの要求事項は、施設監査を含むザ コカ・コーラ カンパニーのサプライ
ヤー認可プロセスを補足し、「SU-RQ-005 サプライヤー要求事項 — 一般」と関連カテゴリーの
要求事項および規格に規定された一般サプライヤー要求事項に追加される。
適用範囲
コカ・コーラシステムのパッケージサプライヤーに適用する。
要求事項
マネジメントシステム
ザ コカ・コーラ カンパニーの要求事項に従って、コカ・コーラシステムに供給されている製品の品
質および食品安全マネジメントシステムの確立、文書化、実施、維持および継続的改善を図るこ
と。マネジメントシステムが効果的に実施および維持され、パフォーマンスが上級管理者に報告さ
れるよう、担当者 1 名を指名すること。
マネジメントシステムポリシー
安全かつ食材との接触に適した高品質な製品の製造に取り組んでいることを示すポリシーを実
施すること。ポリシーを担当者に伝え、担当者はこれを理解すること。
計画
リスクアセスメント
(コーデックス委員会の「CAC/RCP 1-1969 食品衛生の一般原則」付属文書に記載され
た 7 原則 12 段階の HACCP モデルに基づく)リスクアセスメントプロセスを利用して品質
管理点および食品安全リスクを決定し、特定されたリスクを減少または排除できるように
すること。
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特定要求事項
一般
ザ コカ・コーラ カンパニーが規定した特定要求事項と地域ごとの付加的ニーズを満たす
こと。サプライヤー認可については「SU-RQ-005 サプライヤー要求事項 — 一般」、カテ
ゴリーごとの要求事項、仕様およびその他の関連文書を参照すること。
食品安全
一次パッケージサプライヤーは、GFSI が認定している食品安全マネジメントスキームの
1 つにおいて認証を取得しなければならない(www.mygfsi.com 参照)。
注釈:新規の一次パッケージサプライヤーは、ザ コカ・コーラ カンパニーから
の条件付き認可取得後 12 カ月以内に、GFSI 認証スキームの認証を取得し
なければならない。認証取得のための詳細な計画を実行すること。
法令・規制
パッケージ資材が製造拠点および納入先の適用法令の要求事項を順守していることを確
認するためのプロセスを実施する。
施設と機器の設計
使用目的に合わせて原料/資材の製造、処理または保管を行う施設と機器を設計する(原
料、中間品と最終製品、副資材、加工助剤、パッケージ資材)。
外部要因、臭気物質、有害生物、危険物質および微生物による汚染および曝露の可能
性を排除するため、施設と機器の保守管理を行う。
新規導入または変更された機器、新規技術、プロセス変更の有効性を確認する。
目的
品質および食品安全ポリシーと本文書の要求事項に従って、品質および食品安全の目的
を定義し、測定する。
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外注
品質および食品安全に影響を与える可能性のある外注プロセスを確実に管理する。
変更管理プロセス
製品の品質および食品安全に影響を与える変更についてレビュー、検証、承認を確実に
行うための変更管理プロセスを文書化し、実施する。変更記録を維持する。
以下についての変更は全てザ コカ・コーラ カンパニーに通知すること。

製造工程(通常の運用条件に当てはまらないもの)

製造拠点

パッケージまたは原料/資材の規格

会社/施設の所有権

重要管理点(CCP)に関連する、またはパッケージやパッケージ資材の品質に大き
な影響を及ぼす機器

原材料供給

パッケージまたは原料/資材の納入方法

GFSI認証スキームの認証ステータス(一次パッケージサプライヤー用)
事故管理
予定外の出来事、緊急事態または災害の可能性を管理するためのプログラムを実施す
る。再発防止および被害軽減プロセス改善のため事後レビューを実施する。
品質、食品安全またはコカ・コーラシステムへの原料/資材の供給に影響を与える、または
与える可能性のある問題を効果的に管理する。リコールまたは回収につながりかねない
問題を直ちに適切な Business Unit(BU)に伝える。
実施と運用
購入原料/資材および購入サービス
購入した原料/資材およびサービスのサプライヤーを認可および監視するため、以下をは
じめとするプログラムを実施すること。

購入原料/資材の規格書
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
上流サプライヤーから購入した原料/資材またはサービスが規格を満たしているこ
とを確認するプロセス

規格を満たしていない購入原料/資材の使用を防ぐためのシステム
設計
投入量、生産量、レビュー、検証および妥当性確認を含め、必要に応じて製品の設計と開
発を計画し、管理する。
工程のモニタリングと管理
一般
原材料を最終製品に転換する工程を明確に定義する。定義には、各工程の投入量、生
産量、管理点および重要管理点(モニタリング頻度、受入/拒否基準および責任)を含めな
くてはならない。
運用と管理が適切に行われていることを確認するための工程(モニタリング機器および記
録機器の使用、統計的工程管理ツールの使用など)をモニタリングする。
適正製造規範(GMP)
工場の担当者、訪問者、外部契約者は適用法令に定める GMP 要求事項を順守しなけ
ればならない。(GFSI 認証スキームの認証を取得していないサプライヤーについては)最
低でもコーデックス委員会の「General Principles of Food Hygiene(CAC/RCP 1)」を順
守する。
適正分析機関規範(GLP)
工場または委託分析機関および分析機関の担当者は、GLP の原則を実行しなければな
らない。
分析機関は、公開、承認および妥当性確認が行われた検査手法を使用しなければならな
い。公開された検査手法がない場合、社内で開発された手法の妥当性を用途ごとのGLP
要求事項に従って確認しなければならない。分析機関の設計、機器および工程は、検査
結果の一貫性、再現可能性、信頼性を確保しなければならない。
有害生物防除
施設および周辺区域での有害生物の活動を効果的に防ぐ文書化された有害生物防除プ
ログラムを実施する。プログラム管理にあたっては、トレーニングを受けた工場担当者ま
たは認定を得た外部委託業者を指名する。作業実施にあたっては、有資格の有害生物
防除作業員または同等のトレーニングを受けた担当者を指名する。
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殺虫剤、殺菌剤または殺鼠剤は、製造拠点および納入先となる可能性のある場所に適
用される最新の法令・規制に従って使用する。有害生物防除業者からの技術的補足につ
いては、これ以外の要求事項を定めることができる。
清掃とサニテーション管理
機器および施設を清潔に運用するためのサニテーションプログラムを実施する。
また、プログラムによって、原料、パッケージ、製造中の成分、最終製品の保管区域と出
荷用のトレーラー、車輌およびコンテナを清潔に保ち、有害生物の影響を受けないように
しなければならない。
食品用パッケージ製造施設での使用に適した化学洗浄剤に限り、特定用途での使用が
許可される。サプライヤーの工場サニテーション管理に施設清掃管理プログラムを含めな
ければならない。サニテーションプログラムの効果を検証し文書化するためのシステムを
実施しなければならない。
重量管理
サプライヤーは必要に応じて、適用法令に沿った重量管理プログラムを整備しなければ
ならない。内容量の誤差を仕様書または購入契約書に記載された許容範囲内にとどめる
ためのオペレーション制限および品質モニタリング手順を確立する。
異物の管理
製品への人工異物および自然異物の混入を防ぐための管理、手順、機器を確保する。例
として、金属探知機、磁石、ふるいを使った検査、ろ過システムの使用などが挙げられる。
化学物質の残留および汚染の管理
化学物質の保管、運用および使用の管理を文書化する。
トレーサビリティ
サプライヤーがロット履歴を通じて特定ロットの全履歴を追跡するシステム(トレースフォ
ワードおよびトレースバック)を実施する。これには原料/資材(再加工品を含む)の識別情
報、処理条件、検査結果およびロットの配送先である顧客が含まれる。
ロットごとの識別を行う。模擬リコールシステムを通じて定期的にトレーサビリティプロセス
の妥当性を確認し、効果を検証し、結果をプロセス改善に役立てる。
最終製品
納入先との合意に基づき、一次パッケージ資材を適切な二次パッケージ資材を使用して
包装する。
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パッケージ資材は不正開封を容易に特定できるような方法で納入する。不正開封防止機
能を備えたパッケージやロックが使用されている場合、不正開封防止機器の保管および
取り扱いは不正使用がないよう管理しなければならない。
別途規定がない限り、最終製品はパレットに搭載する。パレットは適切な材料で製造され、
清潔で、乾燥しており、汚染されていないものでなければならない。未加工の木製パレット
を使用してはならない。
木製パレットは熱処理を行い、パッケージ資材や最終製品を汚染する可能性がある殺菌
剤、殺虫剤、防腐剤などの化学物質を使用していないことが推奨される。
現地の規制当局が木製パレットの化学処理を義務付けている場合は、出荷および保管中
にパレットがパッケージ資材を汚染しないようにする。パレットに化学処理を施した場合は、
コカ・コーラシステムに当該の処理を行ったことを申告する。処理にあたっては以下の制
限を適用する。
o 塩素化または臭素化フェノール化合物の使用禁止
o ハロゲン化フェノールの使用禁止
o 重金属関連の適用法令の順守
輸送
輸送条件がパッケージに影響を与えず、かつ不適合パッケージの出荷を防ぐことができ
るプロセスを実施する。
荷積み前に輸送車輌の構造の完全性、清潔度、セキュリティおよび適合性を検査する。
不正開封防止のためにトレーラー/コンテナ/タンカーのセキュリティを管理する。サプライ
ヤーは納入用コンテナのセキュリティを実証しなくてはならない。
校正管理
重要なプロセス機器および検査機器を特定し、結果の精度と妥当性を確保するための校
正プログラムを設計および実施する。校正プログラムには、プロセス機器および検査機器
が校正の合間にも作動することを確認できるパフォーマンス・モニタリング手順を含めなく
てはならない。該当する場合、校正基準は国内基準または国際基準に沿ったものでなけ
ればならない。
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トレーニング
サプライヤーのために、またはサプライヤーの代理で働く担当者(正社員、契約社員およ
び派遣社員を含む)には、任務に適した教育とトレーニングを受け、スキルと経験を備え
た適格者を確保する。
文書化
本文書、「SU-RQ-005」およびカテゴリーの要求事項に定義されたザ コカ・コーラ カンパ
ニーのポリシー、プログラム、仕様、法令・規制要求事項を順守するため、品質および食
品安全管理システムを文書化する。常に最新文書を提供するために必要な管理を定義
する文書化された手順を確立、実施および維持する。
記録
要求事項への適合とマネジメントシステムの効果的運用を示す根拠を提供するための記
録を確立、文書化および維持する。
記録の特定、保管、保護、検索、保存および廃棄に必要な管理を定義する文書化された
手順を確立、実施および維持する。これは電子記録にも文書記録にも適用される。
情報伝達
品質および食品安全管理の要求事項を組織内で効果的に周知する。
SRA
パッケージ製造に使用される資材は、本社と地域の BU の要求事項およびパフォーマン
ス基準を共に満たさなければならない。
ザ コカ・コーラ カンパニーの製品に直接接触する可能性のある資材は、最終製品の流通
国で食品接触資材に適用される法令・規制要求事項を順守しなければならない。
資材はザ コカ・コーラ カンパニーの Scientific and Regulatory Affairs(SRA)の承認を受
け、必要があればさらにグループの SRA からも承認を得なければならない。
サプライヤーはザ コカ・コーラ カンパニー製品に使用する資材の成分について完全かつ
正確な情報を提供しなければならない。
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セキュリティ
サプライチェーンのセキュリティ
セキュリティポリシーを文書化し、ポリシーの順守を十分に実証できる責任者を指名する。
許可を受けていない従業員による製造および保管区域への立ち入りを防止する。
商標保護
受け渡し地点に到着するまで、ザ コカ・コーラ カンパニーの商標付き資材/販促資材およ
び/またはグラフィックス(「知的財産」)の管理を継続する。この要求事項は、スクラップお
よび/または廃品の管理、使用および廃棄を含む。
「サプライヤー認可契約」に概略されたザ コカ・コーラ カンパニーの知的財産権に関する
要求事項に同意し、これを順守する。
情報
コカ・コーラシステム関連情報へのアクセスを保護する。
パフォーマンス評価
内部監査
以下をはじめとする内部監査プログラムを文書化し、実施する。

品質および食品安全管理プログラムの全側面を含み、リスク、ステータスおよび重
要性に基づいて決定したスケジュール

監査手順と報告要求事項

是正措置(以下の「改善」を参照)およびマネジメントレビュー(以下の「マネジメント
レビュー」を参照)へのリンク

監査員は監査区域と無関係でなければならない。
不適合品の取り扱い
不適合資材/原料(原料、中間材、最終製品など)が製造に使用されたり発送されたりしな
いように適切な手段で隔離および特定しなくてはならない。
不適合資材/原料の再加工、廃棄および/または最終用途変更の手順を実施し、完全なト
レーサビリティのための記録を維持管理しなければならない。
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不適合資材/原料が特定された場合は、是正し、影響を軽減するための措置を講じなけれ
ばならない(以下の「改善」を参照)。
改善
是正、防止および改善措置に取り組む改善プログラムを文書化し、実施する。プログラム
には、内部データ(不適合、内部監査結果)および外部データ(顧客からの苦情、顧客満
足度調査、外部監査結果)を利用しなければならない。
マネジメントレビュー
マネジメントレビューの記録に以下を含めていることを示さなければならない。

監査結果

顧客や利害関係者などからのフィードバック

予防措置および是正措置の実施状況;

過去のマネジメントレビューへの対応;

サプライヤーの状況および関連リスクに関する、法令・規制要求事項およびその
他要求事項の作成等の状況の変化

改善のための提言

サプライヤーのパフォーマンスに関するデータと情報

法令・規制要求事項およびその他要求事項の順守状況評価の結果

品質および食品安全ポリシーのレビュー
レビュー記録には以下の措置についてのレビューも含める。

マネジメントシステムの効率向上

サプライヤーのパフォーマンスの改善

マネジメントシステムとそのプロセス改善に利用できるリソースの確保
定義
副資材:製造工程、保管および納入時に使用され、機器、パッケージもしくは表面との意図的な
接触がある、または原料、中間製品もしくは最終製品との意図しない接触がある資材。例:洗浄
剤、殺菌剤、容器洗浄剤(ボトル洗浄剤の添加物を含む)、潤滑剤、溶剤、接着剤、日付印字イン
クなど。
ザ コカ・コーラ カンパニーの商標ブランド製品:名前にザ コカ・コーラ カンパニーの商標が入って
いる製品。「コカ・コーラ」、「コカ・コーラ クラシック」、「チェリーコーク」、「ダイエット コーク」、「コ
カ・コーラ ライト」など。
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サプライヤー要求事項 — パッケージ
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自然異物: 茎、葉、種など、元来製品に付属しているが望ましくない異物。
最終製品:コカ・コーラシステムによる使用を目的としてサプライヤーの製造工程で製造される製
品、機器、パッケージ資材または原料。
人工異物:金属、木、ガラス、プラスチック、石、紙、布など、元来製品に含まれない異物。
適正分析機関規範(GLP):分析機関が検査を計画、実施、監視、記録および完了するための枠
組みを提供する一連の原則を具体的に示したもの。検査は、ユーザー、消費者および第三者(環
境を含む)が薬剤、農薬、化粧品、食品および飼料添加物、汚染物質、新規食品および殺生物
剤に曝露するハザードおよびリスクのデータ生成を目的として実施される。GLP は、提出データ
が検査中に取得した結果を正しく反映しており、リスクおよび安全性の評価にあたって信頼でき
ることを規制当局に対して証明するのに役立つ。
適正製造規範(GMP):食品材料が食用として安全であり、衛生的な条件下で調理、包装および
保存されていることを保証する食品材料の製造、加工および保存に関する規範。あらゆる種類の
汚染を防止するための規範を含む。GMP では、正しく設計および構築された建物と機器、担当
者が高品質の食品材料を製造するための十分なトレーニング、適切に維持管理された工場環境
が求められている。
HACCP:「Hazard Analysis Critical Control Point」の略。食品安全ハザードの特定、評価およ
び管理を目的とする、広く認められた予防的および体系的アプローチ。
ハザード:管理を怠った場合に製造工程で健康への悪影響を引き起こしかねない生物的、化学
的または物理的な薬剤または要因。
ロット記録:1 つのロットの完全な履歴を示す一連の記録/データ。追跡可能な調達、製造、検査お
よび出荷情報を含む(別名「バッチ記録」)
ロット:1 つの製品を一定量でまとめたもの(別名「バッチ」)。
模擬リコール(または製品回収シミュレーション):製造記録および出荷記録の追跡と、受領、製
造、保管、破壊および出荷された数量の完全な照合を含む製品または品目のリコールシミュレー
ション。
不適合製品:仕様または法令・規制要求事項を満たさない製品、パッケージ資材または原料。
一次パッケージ:製品に接触するパッケージ資材。
加工助剤:原材料、中間製品および最終製品に添加されたり意図的に接触したりする物質であり、
加工または処理に関連した技術上の目的を達成するが、最終製品において機能を有するもので
はない。例:水処理薬剤、水および砂糖の処理剤、パッケージングガス、オゾン、消泡剤など。
製品回収:流通を目的として発売された製品の自発的または非自発的な回収。
購入原料/資材およびサービス:最終製品の製造に使用する目的でサプライヤーが購入した原料
/資材およびサービス。
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サプライヤー要求事項 — パッケージ
(Supplier Requirements – Packaging)
規制措置:規制当局による製品の没収、差し押さえまたはリコール。また、訴訟、差し止め命令、
規制当局からの通知につながるあらゆる指摘事項を含む。
規制当局:法執行権限を与えられた政府当局の正式な代理人または職員。
二次パッケージ:市場流通を目的として 1 つ以上の 一次容器に施される統一された被覆または
包装。一次パッケージに直接接触するが製品には接触しない全てのパッケージ、パッケージ資材。
不正開封防止機能:顧客や消費者が通常の使用状況下で不正な開封や混入がされていないか
どうかを判断できるパッケージや容器の機能。
不正開封防止シール:サプライヤーごとに異なり、有害物質を含まず、シールの不正開封または
不正開封の企てあるいは容器やフタを含めたパッケージやトレー類の状態の変化を容易に見分
けられるよう設計されたシールまたは封印メカニズム。サプライヤーは、そのサプライヤーの製品
であることを識別できる独自のシールを使用すること。使用するシールのデザインと強度は、具
体的な使用法と、シールの不注意による破損や不正な破損に伴うリスクにより異なる。例えば、
工場でのばら積み輸送などの場合は、製品保護のために強度と伸張性が高く、通し番号を付け
たシールを選ぶこと。
ザ コカ・コーラ カンパニー:「ザ コカ・コーラ カンパニー」の名称の法人とその連結関係会社。業
務グループ、部門、地域および連結ボトリングオペレーションとそれらの下位ユニットといった社
内の BU が含まれる。
コカ・コーラシステム:ザ コカ・コーラ カンパニーおよびそのボトラー。
商標付き資材:ザ コカ・コーラ カンパニーの商標ロゴの付いたパッケージ資材、ラベル、シール、
キャップを含む商用の品物。
参考資料
コーデックス委員会「CAC/RCP 1-1969
http://www.codexalimentarius.org/standards/en/
食品衛生の一般原則
サプライヤー要求事項 — 一般
SU-RQ-005
Global Food Safety Initiative (GFSI)
www.mygfsi.com
改訂履歴
改訂日
改訂の概要
2013 年 6 月 14 日
オリジナルの SU-RQ-010 に基づき、パッケージサプライヤーに適用
範囲を限定した新規 KORE 文書
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