OmniPass 2.0 リリースノート(必ずお読みください)

OmniPass 2.0 リリースノート(必ずお読みください)
1.Help の補助説明及び既知の問題
最新情報はエーピーシー・ジャパンのウェブサイト http://www.apc.com/jp「SUPPORT 製品/技術情報」にございます。本製品をご使用になる
前に必ず「製品/技術情報」にて本製品に関する全ての技術情報をご確認ください。又、ユーザ保証登録は弊社ウェブサイトより必ず行ってください。
(1).パスワードの記憶
ユーザ名またはパスワード(あるいはその両方)を要求するプログラム(E メールプログラム、Web ページ、データベースなど)を開いてくださ
い。ここで名前とパスワードをタイプしますが、この時点ではアプリケーションやウェブサイトに入らないでください。
[パスワードの検出完了]
という吹き出し型のツールヒントをクリックするか、またはタスクバーの OmniPass アイコンを右クリックしてパスワードの記憶をクリックし
ます。カーソルが鍵型に変わったらログインフィールド内のエリアをクリックします。さらに詳しいヘルプについては、タスクバーの下の黄色
い鍵を右クリックしてオンラインヘルプを表示してください。
(2).カーソルが鍵型のまま変わらず、パスワードが記憶されない
Web サイトやパスワードダイアログでパスワードを記憶しようとしていて、ときどきトラブルが発生することがあります。この問題が発生した
場合、カーソルが永久に鍵型アイコンのままになります。「パスワードの記憶」機能は、Windows をいったんログアウトしてから再びログイン
することによってこの問題を解消するまで、動作しません。
(3).フランス語版 Windows 98 システム上の記号化エラー
フランス法により、Windows 98 オペレーティングシステム上でシステムロケールがフランス語(標準)に設定されている場合は、暗号化機能
は使用できません。これは、別のロケールにシステムを設定することによって解消できます。
例:フランス語(カナダ)
(4).インターネットキャッシュの問題
「アップデートのチェック」を使って更新バージョンのダウンロードを実行する前に、オフラインのコンテンツをすべて削除(インターネットエク
スプローラ→ツール→インターネットオプション→ファイルの削除から、
[すべてのオフラインコンテンツを削除]を選択)することを推奨します。
これは、キャッシュエントリが古いために最新の更新バージョンを入手できなくなるのを防ぐよう確認するためです。
(5).英語以外のプラットフォームでは、デフォルトにより「完全オーディオ」オプションが「ビープ音」を発生するよう設定されています。
Windows コントロールパネルのサウンドオプションから OmniPass プログラムイベントのサウンドを構成設定することにより、任意のサウン
ドを再生できます。
(6).パスワード検出バブルメッセージ表示機能
パスワード検出バブルメッセージ表示機能は、使用システムの Microsoft Shell バージョンに依存します。シェルのバージョンが、アプリケー
ションへの吹き出しクリック通知の送信に対応していない場合は、吹き出しツールヒントに“タスクバーアイコンメニューから「パスワードの記
憶」オプションを使用してください”というメッセージが表示されます。このメッセージが表示されない場合は代わりに“この吹き出しをクリッ
クするか、またはタスクバーアイコンから「パスワードの記憶」メニューオプションを選択してください”というメッセージが表示されます。
(7).パスワードを記憶できない
特定のアプリケーションに対してユーザ名とパスワードを記憶できない場合、詳細は [email protected] にお問い合わせください。
特定の Web サイトに対してユーザ名とパスワードを記憶できない場合、または「OmniPass _ パスワードの記憶エラー」が表示される場合、こ
の特定の Web サイトは OmniPass によりサポートされていない可能性があります。
(8).記憶したユーザ名とパスワードの編集
Web サイトとアプリケーションの中には、OmniPass を正しく記憶できないものがあります。これらの Web サイトで記憶されたデータは削
除されます。このような場合には、パスワード保存庫をポイントし、データを表示した後にボールトエントリをダブルクリックしてください。そ
の後、フィールドを編集し正しいデータを入力できます。この問題は、Lotus Notes 6.5.1 などのプログラムに発生します。この機能は、最近
変更した OmniPass によるパスワードの記憶を更新するために使用することもできます。詳細については、オンラインヘルプの「パスワードの
記憶」項の特記を参照してください。
(9).複数のダイアログを持つアプリケーションまたは Web サイト
アプリケーションの中には、異なる場所から表示されているのに、同じように見えるパスワードダイアログを持つものもあります。これらのダ
イアログは異なる「分かりやすい名前」の下で OmniPass により個別に記憶する必要がありますが、それは同じように見えても異なる内部制御
を使用しているからです。Lotus Notes 6.5.1 などのプログラムはそのようなアプリケーションの一例です。
(10 ).自己解凍型ダイアログは英語で表示されます
「バージョン」タブまたは右クリックメニューから、「更新のチェック」オプションを使用して、ソフトウェア更新をダウンロードするとき、更新は
自己解凍型実行ファイルダウンロードされ、実行ファイルを解凍するダイアログは英語で表示されます。ダイアログの異なる制御に対する翻訳
は、以下でご覧ください。
setup.exe のすべてのファイルを指定したフォルダに
解凍するには、Unzip(解凍)ボタンを押してください
解 凍
WinZip の実行
フォルダに解凍
閉じる
通知メッセージを出さずに
ファイルを上書きします
バージョン情報
解凍が完了すると
ヘルプ
setup.exe が開きます
閲 覧
2.ご使用に際しての注意事項
(1).OmniPass ユーザアカウントの管理について
作成した OmniPass ユーザを削除する場合、必ず事前にそのユーザが暗号化した全てのファイルを復号化してください。OmniPass ユーザを
削除すると、そのユーザのすべてのパスワードが自動的にシステムから削除され、そのユーザに関連付けられた全てのパスワードと ID がなくな
ります。再度同じユーザ名パスワードを作成しても、前のユーザが暗号化した全てのファイルを復号化することはできません。
(2).OmniPass ソフトウェアのアンインストールについて
アンインストールする場合、事前にそのユーザが暗号化した全てのファイルを復号化してください。アンインストール時、そのユーザのすべて
のパスワードが自動的にシステムから削除され、そのユーザに関連付けられた全てのパスワードと ID がなくなります。再度 OmniPass をイン
ストールし、同じユーザ名パスワードを作成しても、前のユーザが暗号化したファイルを復号化することはできません。
(3).ファイルの暗号化について
ファイルの種類によっては、暗号化を行うと、ファイルのプロパティの一部(表題、作成者など)が保存されず、失われます。
また、次のファイルやフォルダは暗号化できません(これら以外でも、暗号化できない場合があります)
。
・「Windows」フォルダ、及び「Windows」フォルダ内部のファイルやフォルダ
・「Program Files」フォルダ、及び「Program Files」内部のファイルやフォルダ
・「マイドキュメント」フォルダ(「マイドキュメント」フォルダ内部のファイルやフォルダは暗号化できます)
・ショートカットファイル
(4).その他
指紋認証技術は完全な本人認証・照合を保証するものではありません。ファイル暗号化技術は、完全なデータ保護、データセキュリティの確保
を保証するものではありません。弊社では本製品の使用、あるいは非使用に伴うあらゆる損害に関して一切の責任を負いません。
OmniPass のファイル暗号化はデータバックアップとは異なり、普段使用するデータに一定のセキュリティを掛ける事を目的としたものです。暗
号化されたデータは恒久的に復号可能とは限りません。暗号化を行う前に、そのデータについて、暗号化されていない状態でのバックアップを必
ず作成してください。弊社では、暗号化したデータ、暗号化する前のデータに関わらず、お客様のデータ全てに対して一切の責任を負いません。
本ソフトウェアは、全てのアプリケーションソフトウェアとの動作を保証するものではありません。
本製品は日本国内仕様となっており、海外でのご使用に対する保守及びサポートは行っておりません。
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