第 98 号 Jan 2016 自然と共に歩む 日本気象予報士会 CAMJ 日本気象予報士会会報 平成二十八年 年頭ご挨拶 新年、あけましておめでとうございます。日本気象予 会員の皆様の気象予報士としての自主的で継続的な技能 報士会は本年7月に設立 20 周年を迎えます。昨年2月に 研鑽の努力を対外的にも見える形で評価することを目的に は地元の会員の方々のご努力もあり、沖縄にも支部が設 「CPD 制度」を正式に発足させました。制度の性格から、 立され、懸案であった支部組織の全国展開を達成いたし 日本気象予報士会会員でない気象予報士の方々にも開いた ました。この新しい組織体制のもと、設立 20 周年という 制度としての運用を行っていきます。この制度が定着し、 節目の年にふさわしい年となるよう、全国の会員の皆様 気象予報士資格の社会からの認知度・信頼度の向上に繋が のご協力とご助言を得ながら、会の活動の一層の発展を り、ひいては日本気象予報士会に入会される方が増えるこ 目指す所存です。会員の皆様の日本気象予報士会の諸活 とにも期待したいと思います。 動への積極的なご参加をよろしくお願いいたします。 公益社団法人日本気象学会と共同で行ってきた秋季大会 さて、昨年も「平成 27 年9月関東・東北豪雨」など、 でのスペシャルセッションの開催や気象サイエンスカフェ 大きな災害を列挙するのに事欠かない年でした。近年の の全国展開は、その後も順調に継続しています。昨年の京 数値予報技術の改善を核とする気象予測の精度向上には 都での秋季大会では、本会の有志活動団体であるサニーエ 目覚ましいものがありますが、その一方で、気象庁等が発 ンジェルスと實本正樹会員が気象学会奨励賞を受賞したこ 表する気象警報・情報が、地域住民の有効な防災行動に とに加えて、スペシャルセッションには多くの幅広い層か 結びついていないとの指摘も多くなされているところで らの参加者があり、気象学会からも高い評価をいただいた す。気象庁等から発表されるこれらの防災情報が避難行 と聞いています。今後とも、日本気象学会との連携を強め 動の指示や勧告を行う地方自治体で有効に活用され、ま てまいります。 た、地域住民の方々の自主的な避難行動に結びつくため 私自身が日本気象予報士会のいろいろな行事・会合に出 に、日本気象予報士会の活動に期待する声が挙がってい 席する中でいつも感じることですが、本会は、 「気象予報」 ます。日本気象予報士会として、これまでも、気象庁と というキーワードで結びついてはいるものの、実に様々な活 連携して各地で「防災プロジェクト(BP)活動」やお天 動分野、考え方、興味分野の方々の交流の場であるという 気フェアへの協力を行ってきたところですが、より一層の ことです。活動に参加することで、いろいろな分野の専門 社会貢献活動への参加を行っていきたいと考えています。 的な立場からのコメントをいただいたり、趣味の世界の深い 気象予報士の資格は、一度取れば更新の必要がない「終 造詣に関わるお話を聞かせていただいたりと、日本気象予 身もの」の資格です。とは言え、気象学の発展や気象予 報士会以外では得られない経験をさせていただいておりま 測技術の向上、 「特別警報」の運用開始に見られるような す。 このような交流の場を継続的に準備し提供するとともに、 気象庁が発表する気象情報の変革が急速に進められてい 会員の皆様が「日本気象予報士 ます。気象予報士の資格に安住していると、 「浦島太郎」 会に入っていてよかった」と思 にもなりかねません。このため、本会の重要な活動とし っていただけるような会の運営 て 2005 年から「気象技能講習会」を全国各地で開催し、 に努めてまいる所存です。 会員の皆様に自己研鑽の機会を提供してきたところです。 2016 年が会員の皆様にとっ これについては、会場型の講習では居住地や勤務等の都 て平和で実りの多い年になる 合で参加が難しい会員の方々の便宜を図るため、昨年か とともに、本会にとっても大 らインターネット環境下で「いつでも・どこでも」聴講 きな発展の年になることを祈 できる「Web 型講習」を新たに開始したところです。ま 念して新年にあたってのご挨 だ聴講できるプログラムが少ない状況ですが、今後、内 拶といたします。 容を充実していきますので、多くの会員のご利用をお待 ちしております。 一般社団法人日本気象予報士会 代表理事会長 当会会員数 2016 年1月1日現在 3,369 名(男性 2,965 名 女性 404 名) 〈題字 武井瑶萌〉 1 今回の 質問者 : 八木健太郎(東京) No.62 回答者 : 竹川 元章(気象庁) エルニーニョ現象発生時の対流活動活発域の変化 質 問 気象庁ホームページには、「赤道付近の5日移動平 が、前回エルニーニョ現象が発生した2009年にはこ 均200hPa速度ポテンシャルの時間・経度断面図」 れほどの偏りはありません。青色領域は赤道付近の対 が掲載されています。この図を遡って見てみますと、 流活動が平年より活発であることを示していると思う 平年偏差図(第1図)の青色領域(発散偏差)が、 のですが、その活発域はエルニーニョ現象の発生のた 2015年は他の年より東に偏っているように思えまし びに異なるのでしょうか? た。これはエルニーニョ現象の影響かと思いました 回 答 エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の中部 2009年 2015年 から東部の海面水温が通常より高い状態が続 く現象であり、対流活動の分布が偏ること で、熱帯域だけでなく中高緯度の大気の流れ に影響を及ぼし、世界的に異常気象をもたら す要因となっています。今回のエルニーニョ 現象は2014年夏に発生し、1年以上継続して います。前回は2009年夏~2010年春に発生し ました。 今回(2015年)と前回(2009年)のエルニ ーニョ現象を比べてみます。ご質問にあると おり200hPa速度ポテンシャルは、上層の大規 模発散域を示しており、対流活動の活発域に 対応しています(青色の濃い領域ほど対流活 動が活発なことを表していま す)。第1図では、両年とも収 第1図 赤道付近(北緯 5 度~南緯 5 度)5 日移動平均 200hPa 速度ポテンシャル平年差の 時間・経度断面図 左:2009 年、右:2015 年 等値線の間隔は 4×10 ⁶ m²/s で、赤色(青 色)領域は収束(発散)偏差を示す。平年値はいずれの図も 1981 年~ 2010 年の平均値。 第1図 2009年 束偏差(赤色)と発散偏差(青 色)の領域が時間とともに東 進するMJO(Madden―Julian振 動)がみられますが、2009年の 方が明瞭となっています。その 中で、発散偏差の極大域の位置 に着目すると、2015年の方が東 にあります。 2015年 次に、200hPa速度ポテンシ ャルの水平分布を第2図で確認 してみます。太平洋熱帯域西部 の発散中心の東側に発散偏差 (青色)、西側に収束偏差(赤 色)があり、発散中心が平年 (東経133度付近)より東にず れていることは両年に共通して います。ただし、2009年の偏り 2 第2図 3 ヶ月(8 ~ 10 月)平均 200hPa 速度ポテンシャルと平年差 上:2009 年、下:2015 年 等値線は速度ポテンシャルで間隔は 2×10 ⁶ m²/s、カラースケールは平年差、C は収束中心、D は発散中心、 矢印は発散風ベクトルを示す。 は2015年ほど明瞭ではありません。 ムや大気の応答などについてまだまだ未解明の部分が残さ さらに、海面水温の状況を見てみます。第3図は海面水 れており、ご質問のように個々のイベントごとに特徴を把 温の平年差で、2009年には太平洋熱帯域東部を中心とする 握することはとても重要です。 +1℃以上の正偏差域が西に広がり、 日付変更線の西にも平年より高い領 域がみられます。一方、2015年には太 平洋熱帯域東部の正偏差が+3℃以 2009年 上に達し、日付変更線付近にかけて +1℃以上になっていますが、太平洋 熱帯域西部では負偏差になっていま す。実際の海面水温(第4図)を見る と、29℃以上の高温領域が2015年は 日付変更線の東に見られるのに対し て、2009年は日付変更線の西に存在 し、かつ太平洋熱帯域西部が広く28 ℃以上となっています。どちらもエル 2015年 ニーニョ現象が発生していますが、 2015年のほうが海面水温分布の偏り が明瞭で、対流活動の分布の偏りも 大きく、対流活動活発域の中心もより 東へ偏っています。 エルニーニョ現象は大気と海洋の 相互作用により発展します。太平洋 赤道域の中部~東部で海面水温が平 第3図 海面水温平年差(8 ~ 10 月平均) 上:2009 年、下:2015 年 第3図 年より高くなることで対流活動活発 域が東にずれ、そこに吹き込む西風 偏差が強まり(貿易風が弱まり)、 2009年 西部に暖水が蓄積されて保たれてい たバランスがくずれ、暖水が東へ広 がった状態でバランスするようにな ります。エルニーニョ現象の発現中 においても、海面水温や海洋表層の 状況のほか、対流活動の偏りや循環 の偏りの強さなどの特徴は毎回異な り、しかも常に変動しています。ま た、太平洋赤道域以外の海域の海洋 2015年 の状況などによっても、これらの状 況は変わってきます。ちなみに、今 回のエルニーニョ現象の発生は2014 年夏ですが、2014/15年冬にかけて は大気との相互作用が不明瞭でエル ニーニョ現象としては一旦弱まり、 その後明瞭になりました。エルニー ニョ現象については、そのメカニズ 第4図 海面水温(8 ~ 10 月平均) 上:2009 年、下:2015 年 第4図 3 東京案内会・大阪案内会開催報告 2015 小川 雅仁〔常務理事 副幹事長 兼 組織担当幹事〕 この秋も東京・大阪をはじめ、全国各地で案内会を開催 志活動団体は決して手を抜きません。新規合格者との唯一 しました。8 月の気象予報士試験の合格者が 125 名と、過 の接点であるこの機会を逃さないよう、 全力でPRしました。 去最少を更新しましたので、当然案内会の参加者も減りま ご参加下さった皆様、支部・有志活動団体の皆様、たいへ した。東京会場は 17 名、大阪会場は 5 名。ひところに比べ んお疲れ様でした。 るとたいへん少ないですが、お迎えする理事会・支部・有 東京会場 大阪会場 東 京 会 場 山口 雅子さん(東京) 山来 雅弘さん(千葉) 「(案内会の)入口の案内係、受付の方を 「気象予報士の集まりってどんな感じなん 含めて、全員が気象予報士です。」…ただの だろう?自分の周りに気象予報士居ないし、 お手伝いだと思っていました。ごめんなさい。 雰囲気が分からないな。とりあえず案内会 「気象予報士は、国民の生命と財産を守 があるから行ってみて入会するか決めようか る使命を担っています。」…おー、入社式の な。 」これが私の案内会に出ようとした動機 スピーチみたいでプレッシャーだなあ。私に です。案内会に行って大正解でした。良い できるのだろうか? 意味で裏切られました。もっと厳かで硬いイメージがありまし 日本気象予報士会は、事務局の方も含め、構成員全員が たが、とてもフランクで明るい雰囲気の会でした。 気象予報士という気象予報士率100%の驚くべき団体なので 支部、有志活動団体のポスターセッションや実演の活動紹 す!しかも皆さん個性的!気象予報士という共通項がなけれ 介では、日本気象予報士会メンバーの “根底には気象好き”と ば、いったい何の団体なのか?と思うほど。第二の会社のよ いうのがあり、皆様の気象に対して多方面から追求する拘り うなものです。 を垣間見ることができ、気象予報士としての熱い思いが伝わ 天気図解析などの本格派、普及啓発活動、趣味的なサーク ってきました。また、同期メンバーとも知り合えることができ、 ルに至るまで、有志団体の活動が活発で、新しい団体の立ち とても有意義な時間を過ごす事ができました。 上げにも寛容な印象を持ちました。自分のできるところから これからは、日本気象予報士会の活動を通して自分自身の 始めることで、自分らしい気象予報士像を作っていけるところ 気象予報士としてのスキルを磨きつつ、将来的には気象業務 だと思いました。新規合格の方も、既に合格しているが未入 に直接携わっているのが気象予報士の約1割という現状を打 会の方も、一度案内会をのぞいてみてください。気象予報士 開し気象予報士の活躍の場を広げるために一役買いたいと思 としての活動の場を見つけられると思います。 っております。 森本 まりあさん(東京) 4 私は案内会に参加するまで、 「学生の私が 意義なものでした。活動紹介では、最新の気象知識や予報技 参加しても大丈夫だろうか」と不安と緊張で 術を学べる講義を受けることができると知り、ぜひ受講して いっぱいでした。しかし実際に参加してみて、 みたいと興味を持ちました。また、支部や有志活動団体の紹 会長や役員の皆様、そして先輩気象予報士 介で、気象予報士学生会やサニーエンジェルスなど、自分達 である会員の皆様が優しく迎えてくださり、 の持つ天気の知識を外に発信していくことのできる場が多く とても嬉しかったことを覚えています。 あることを知り、とても魅力を感じました。今後は気象予報 気象予報士の資格は取ったけれど、どう活かしていいのか 士の1人として、皆様と様々な活動をしていければと思ってお わからないと思っていた私にとって、今回の案内会は大変有 ります。皆様ご指導のほどよろしくお願い致します。 大 阪 会 場 小林 圭太朗さん(滋賀) 松下 有菜さん(京都) 試験に合格してから早2ヶ月。このまま一 私は、日本気象予報士会がいったい何な 気象予報士として何もせずにいるのはもった のかさえ知らぬまま案内会に参加させていた いないと思いながら、今回の案内会に参加さ だきました。そんな状態で参加しましたが、 せて頂きました。入室するまでは厳かな雰囲 案内会では日本気象予報士会の概要から地 気なのかなと少々緊張しておりましたが、非 域ごとの活動内容まで詳しく説明して頂いた 常に和やかなムードでスタートしました。非 ので、非常に有意義な時間となりました。 常に内容の濃いご説明の中でも特に、支部に関わらず、自分の 案内会に参加しただけであり、実際にメンバーのみなさんと 好きな活動に参加しながら自己研鑽に努められることや、様々 活動をともにしたことは一度もないので、日本気象予報士会に な業界の方との交流を深める事ができるなど、想像以上に広 ついてまだわからないことが多いのは事実です。しかし、気象 い世界を見ることができたとともに、一気象予報士としてのス という共通なモノを通して、年齢も職業も異なる方々と知り合 キルを磨く環境が非常に整っている点が印象的でした。また、 い、ともに活動できることが日本気象予報士会の一番の魅力だ 私自身来年度から大学院に進学し様々な発表の機会があるの と感じました。 で、日本気象予報士会の活動を通して多くの事柄を吸収し、積 気象予報士試験に合格したからといって気象に精通している 極的に発信していけたらと思っております。 のかと問われれば、私の場合、決してそうではありません。だ 最後になりましたが、日本気象予報士会のコミュニティを通 からといって、試験以外の気象の勉強を個人でやるというのは、 じて多くの方々と交流させて頂きたいと思っております。皆様こ 効率も悪く、限界もあると思うので、日本気象予報士会の勉強 れからどうぞよろしくお願いいたします。 会などをうまく活用するのもひとつの手だと思いました。 支 部だ より 東海 東海支部第220回例会・案内会報告 関谷 不二夫(三重) 東北 西部 東海支部では11月例会に併設して、新入会員案内会 人。そのたった一人のために、担当の方が入れ替わり立 を2015 年11月21日 (土)にイーブルなごや第2研修室で ち代わり説明して下さいました。それだけではありませ 開催しました。今回は 2014 年3月に合格した方が1名参 ん。各グループともワクワクするような活動をしておられ 加されました。 ることがわかり、内容も豪華でした。活動を始められる 案内会では、多々良支部長の挨拶、案内会参加者自 時期は不明ですが、第 1.5 の人生を楽しめそうです。東 己紹介の後、日本気象予報士会および東海支部の活動 海支部の皆さま、そして全国の会員の皆さま、その際は 紹介 (教育啓発部会、PC 研、局地気象部会、防災プロ よろしくお願いします。 ジェクト)を行いました。各方面での幅広い内容 に、案内会に参加された方は熱心に耳を傾けて いました。 例会では、天気図検討会を実施し、居住地ご とに5グループ (名古屋、三河、尾張、岐阜、三重) に分かれ、それぞれの地域のポイント予報を行 いました。 ■ 新規合格者コメント ◦ 匿名希望 (K.T) 2014 年3月合格 東海支部案内会 (2015.11.21)に参加して 何とも贅沢な案内会でした。対象者は、私一 5 支 部だ より 東海 東北支部秋の案内会兼11月例会報告 氏家 尚宣 (宮城) 東北 西部 平成 27年11月7日 (土)13:30より、仙台市宮城野区 『とても刺激的で楽しい案内会&懇親会でした。今後も 市民センター第3会議室にて11月例会を兼ねた日本気象 例会に参加して気象予報の研鑽・スキルアップを目指し 予報士会東北支部秋の新規合格者案内会が開催されま つつ、気象関連イベントにもどんどん参加したいと思い した。当日は新規合格者1名を含めた総勢21名が参加し ます。よろしくお願いします!』 ました。 東北支部では、毎回数名ずつですが継続的に新規合 案内会では杉山支部長の挨拶の後、出席者全員から 格者が入会し、例会の出席者数は右肩上がりとなってお 自己紹介・近況報告、ブロック理事の氏家より日本気象 ります。 予報士会全体の説明・春のさくらんぼ狩りや秋のいも煮 今後も楽しみ ぶどう狩りといった防災コミュニケーションツアーを特徴 進んで参加でき とする東北支部の活動の説明が行われました。 る支部運営を続 案内会の後の例会では5名の会員より けていきたいと ◦学生会青森気象台見学会…鈴木 (健)会員 思っております。 ◦山形県内における降雪域の数値シミュレー ション…高野会員 ◦平成 27年9月10日・11日の大雨について… 相沢会員 ◦東北初の特別警報について…和田会員 ◦2015 年のオゾンホールについて…渕上会員 という様々な話題提供がありました。 今回、初参加された新規合格者の森川さ んの感想を紹介します。 東海 西部支部第 208 回例会・案内会報告 東北 西部 西部支部の例会・案内会を11月14日 (土)に福岡管区 たことで、これからご一緒させてもらうことが楽しみに 気象台で開催しました。3名の新規合格者を迎え、総勢 なっています。 31名でした。自己紹介と支部長による説明の後、気象台 ◦ 岩木保幸さん (山口) を見学。その後、気象台から 「平成 27年9月関東・東北 気象予報士の試験から2か月。天気図からは遠ざかっ 豪雨」について、会員より 「台風の発達限界」 「北アルプ ていましたが、気象台の見学や、9月の関東豪雨災害の スの気象現象・写真の紹介」 「慶長豊後地震と沈島」「建 解説などをしていただき、改めて天気は面白いと実感し 設業と雨」などの話題提供があり有意義な会になりまし ました。会を通 た。 じて今後も様々 ■ 参加者コメント な事 に興 味を ◦ 岡部正美さん (福岡) 持 ち、 見 識 を 気象台の見学は予報の現場の様子が見られて、よい 広めていきたい 勉強になりました。今後もいろいろな施設を見学したい と思います。 です。講義内容は堅苦しくなく、初めての 者でもわかりやすく興味を持って聞けまし た。 ◦ 齋藤典之さん (福岡) 普段は気象と無縁な生活。専門家の集ま りに参加してもいいのか、恐縮して会場に 向かいました。しかし、皆さんの気象や防 災への知識や想いに触れること、また何よ り和やかな雰囲気で暖かく迎えてくださっ 6 永田 統計 ( 福岡 ) REPORT 日本気象学会 2015 年度奨励賞報告 岡田 登志惠〔常務理事・学術担当幹事〕 日本気象学会奨励賞は「研究を本務としない環境におい て、気象学・気象技術に関する、優秀な調査・研究を行っ ている者、あるいは初等・中等教育等において優れた気象 教育を行っている者」等に対する顕彰であり、實本正樹会 員、サニーエンジェルスが受賞しました。大変名誉なこと ですので報告いたします。 「落雷の瞬間」の映像。2014 年 9 月 2 日フジテレビ系列カスペ!で 放映されました。 2012 年5月5日 19 時 02 分京都府宇治市宇治にて撮影。 その普及・啓発活動や気象教育に携わらせていただきたい と思っております.みなさま今後ともよろしくお願いいた します。 ■ 受賞者:サニーエンジェルス ⃝ 研究題目 左から山本会員、新野日本気象学会理事長、實本会員 母親を対象とした気象・防災知識普及および科学リテ ■ 受賞者:實本正樹会員 ラシー向上への貢献 ⃝ 受賞理由 ⃝ 研究題目 大気現象の写真・動画を活用した気象学の普及啓発と 母親(とその子ども)を対象とした気象知識・防災知 高等学校気象教育への貢献 識の教育・普及活動が行われてきた。一般の気象学の ⃝ 受賞理由 普及活動とは違い「母親を対象」「理科離れの防止」 高校教諭として地学教育に携わるかたわら、空の変化 「学会等での発表」「テレビや新聞等の取材対応」 を映像として記録し、気象データ等により解析して、 「継続した普及活動の実施」に特徴がある。 発現状況の解明に努めた。その成果は自らの地学教材 として活用したほか、テレビでの放映、学会等での発 日本気象学会 2015 年度奨励賞を受賞して サニーエンジェルス代表 山本 表、京都府の地学教育の向上に活用された。 由佳 2008年春に参加した日本気象学会の帰り道、「お母さん 日本気象学会 2015 年度奨励賞を受賞して 實本 正樹 たち対象にお天気教室をやったらどうだろう?」というアイ ディアが降ってきた時には、全く想像できませんでした。 このたび日本気象学会2015年度奨励賞を受賞いたしまし まさか7年後にこのような栄誉ある賞をいただけるまでに た。これは、日本気象予報士会の研究成果発表会や関西支 なるとは。これも、多くの日本気象予報士会の皆さまにご 部勉強会などにおいて、受賞の対象となった研究成果を発 支援いただいているおかげです。心 表させていただいたお陰であると皆さまに深く感謝してお より感謝いたします。授賞式の舞台 ります。 の上では夢の中にいるようで、足がふ これらの成果は、勤務校の授業で用いるとともに、京都 わふわしておりました。しかし、新野 地学教育研究会(京都府内の高校教員で構成)の一員とし 理事長からいただいたメダルのずっ て京都新聞紙上で広く紹介し、この夏「京 天と地と人」 しりとした重さで、はっと我に返りま のタイトルで書籍化されました。 した。このメダルの重さこそ、サニエ これからも微力ながら気象予報士として気象に関わり、 ンに対する皆さまの期待の重さなの だと。今後も精進を心がけますので、 日本 気 象 予報 士 会 の お て ん ば 娘・サ 「京 天と地と人」の書影 表 題:京 天と地と人 編集者:京都地学教育研究会編 出版社;京都新聞出版センター ニエンのことを、ど うぞよろしくお願い いたします。 7 m e t e 日本気象学会・日本気象予報士会 共催 o c a f e 気象サイエンスカフェ 「気象サイエンスカフェ」は、気象や防災、環境にまつわる科学技術と社会を語るイベントです。 10.24 開催 第9回気象サイエンスカフェ in 名古屋 (名古屋市科学館ミュージアムカフェ&レストラン) 台風の過去・現在・未来 話題提供者:坪木和久さん (名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授) 今回は、名古屋市科学館と共催し、入口前に隣接している ばならないほど熱のこもった議論が繰り広げられました。 ミュージアムカフェ&レストランで開催しました。10 月 24 日土 サイエンスカフェ in 名古屋は毎年2回開催しており、今年 曜日の夕方5時 30 分、休日で賑わっていた名古屋市科学館 度は冬にもう1回予 から帰る家族連れを横目で見ながらの開始となりました。科 定しています。今後 学館に早くからパンフレットを置き、ホームページでも案内さ も日本気 象学会と れたため、定員の 40 名を上回る申し込みもあり、一般の人 連 携して継 続して が多く参加していただくことができました。レストランでは、 取り組 んでいきた 今回のテーマである台風をイメージしたケーキを出していただ いと思っています。 くなど、お話により色を添えることができました。 スピーカーにお迎えした坪木先生からは、台風とは、から ( 東 海 支 部 岩 田 典行) 始まり過去の台風のシミュレーション、伊勢湾台風の再現、 将来の台風など興味深い内容をわかりやすく説明していただ きました。特に伊勢湾台風のシミュレーションでは、ほぼ実 績の経路に沿った動きが再現されるなど、コンピューターの 発達により未来の台風の予測も現実的になってきているよう です。地球温暖化により海の温度がどんどん高くなっていく のが問題で、それでまた大気の温度も上がっていき、将来の 台風は強い台風ほどより強く、また勢力を維持したまま日本 に到達することが考えられるそうです。 予定の時間を過ぎても、みなさんの台風に対する興味や疑 問から、次々に質問の手が上がり、強制的に終了させなけれ 11.7 開催 気象サイエンスカフェ in 松本 (あがたの森文化会館) 山岳地域における気象観測の重要性 話題提供者:鈴木啓介さん(信州大学理学部 教授) 8 平成 27 年 11 月7日、秋も深まり、紅葉の見ごろを迎え、 の結晶を作る事に成功したこと、などなど、驚きや興味深い 2015 気象サンエンスカフェ in 松本が、あがたの森文化会館 話の連続でした。隣の教室からコーラスの歌声が聞こえる中、 で開催されました。長野地方気象台の方々をはじめ、東京や この洋風木造建築物の校舎の落ち着いた教室で、こうして鈴 富山からの気象予報士の方、一般の方を含めて 19 名の参加 木教授の話を聞くことができ、充実した幸せな時間を過ごす がありました。鈴木啓介教授は昨年まで山岳科学総合研究 ことができました。終了後、鈴木教授を囲んで、盛大な懇親 所の所長をなさっていました。また、地球上の水循環に伴う 会となりました。私は、気象予報士に合格して、半年あまり経 物質循環を研究していらっしゃいます。温暖化になると、雪 ちましたが、長野支部の活動への参加は夏のお天気教室に続 が降らなくなると言われていますが本当ですか? これについ いて今回のサイエンスカフェで2回目となります。支部の方々、 て、本州日本海側の標高が低いところでは冬でも気温が0℃ 長野地方気象台の方々などいつも声をかけて下さり、たくさん 前後であり、温暖化により冬の気温が上昇し、雪が雨となる の方とつながりができて、世界が広がったような気がします。 ことが多くなるので、累積降雪深は減少する。ところが、北 これからも「気象」 海道、本州の標高の高い山岳地域では、気温が数度上昇し に関するさまざま ても、氷点下の気温のままで、雨が雪になることはないため、 な活動に参加して、 むしろ、累積降雪深は増加傾向であり、山の上では温暖化の 「気象」に関わっ 兆候はみられないとのことでした。また、 「雪は天から送られ ていきたいと思い た手紙である」という言葉を残した「中谷宇吉郎博士」の話 ます。 (長 野支部 の中で、 「うさぎの毛」を思いつき、世界で初めて実験室で雪 高樋早百合) 11.14 開催 第6回気象サイエンスカフェ in 東北 (仙台管区気象台) もしも地球が立方体だったら 話題提供者:名越利幸さん (岩手大学教育学部理科教育科 教授) 「もしも地球が立方体だったら(Cubic Earth) 」は、公益 お菓子などを食べながら、活発な議論が行われました。進行 財団法人 日本科学協会の発案のもと、2009 年から約5年の は気象予報士として TV で活躍されている大江和美さん、フ 歳月をかけ、 木村龍治・東京大学名誉教授 (気象学)や酒井敏・ ァシリテーターを大学生、大学院生が勤め、各テーブルの議 京都大学院教授(海洋学) 、松田佳久・東京学芸大学教授(惑 論を上手に導いていました。また、仙台管区気象台職員と日 星気象学) 、名越教授(理科教育学)ら多分野の専門家によ 本気象予報士会東北支部所属の気象予報士は会場設営やサ る学術的な議論を経て、地球について、また基礎科学全般 ブファシリテータ について、一般の方々に興味を持って学習してもらうことを目 ーとしてサイエンス 的に製作されたものです。地球が立方体だったら大気や海洋 カフェ東北の運営 のふるまいはどうなるのだろうか、現実にはあり得ない話で を支えていました。 すが、極端なケースを考えることで我々が実際に住んでいる 今回は、名越先 環境がどのように作られているのかをよりよく理解するための 生の指導による気 知的好奇心を育むテーマでした。 象実 験 が 行われ 地球が立方体だったら、地球表面の環境はどのように変化 たり、温帯低気圧 するのか、を極めて真剣に検討したものです。現実にはあり のペーパークラフ 得ない話ですが、極端なケースを考えることで、我々が実際 トが無償で配布さ に住んでいる環境がどのように作られているのかをよりよく理 れるなど、新しい 解しようという試みだそうです。 試みもあり、今後 着陸面が傾いて見えるのは何故か、大気はどこに、どのよ のサイエンスカフェ うな形で存在するのか、生物が居住可能なハビタブルゾーン 東北の可能性が広 は存在するのか等、架空の世界を真剣に構築(再現?)され がったように感じ ていて、極めて興味深いテーマでした。 ました。 (東北支 当日はスタッフを含めて約 40 名の参加があり、コーヒー、 部 岩渕 巧) 日本気象予報士会から源泉徴収の対象となる謝金をお支払いする講師の皆様へ ● ● ● ● ● ● マイナンバーの取扱いについて 2016 年1月以降、日本気象予報士会は税務処理上必要な範囲で個人のマイナンバーの取扱いを開始します。 これに先立ち、情報取扱に万全を期するために、当会は平成 2015 年 11 月 28 日に開催された第 20 回理事会で「特定 個人情報取扱規程」を決定しました。規程の内容は、当会 WEB サイトの会員情報管理ページにてご確認いただけます。 ここでは、当会における具体的な取扱いをご紹介します。 必要に応じたマイナンバーのご提供のお願い マイナンバーの利用・提出 当会が講師に源泉徴収の対象となる謝金をお支払い 当会は、税関係に関する手続書類の一部である「報 する場合、必要に応じて、マイナンバーの提供をお願 酬等の支払いに係る支払調書」に、対象となる講師の い申し上げます。 マイナンバーなどを記載して、税務署に提出します。 情報取扱いに万全を期するために、当会では、会員 当会は、取得したマイナンバーをその他の目的では 情報システムを改修し、必要な情報をご本人が直接入 利用・提出しません。 力いただくようにいたします(システム整備は 2016 年3月予定)。 なお、システムが利用できない場合には、事務取扱 マイナンバーの保管・廃棄 者(財務担当幹事・業務担当幹事)が個別に情報提供 翌年度以降も継続的に謝金の支払いが予定されてい をお願いすることがあります。 る場合には、本会は取得したマイナンバーを保管し続 けます。必要でなくなれば、当会は取得したマイナン ※ ご注意 当会では、税務処理上必要な場合を除いて、会員にマイ ナンバーの提供をお願いすることはありません。 バーを廃棄・削除します。 9 気 象 庁 から の お 知 ら せ 気象庁ホームページに掲載している天気図を充実しました 気象庁では、テレビの解説や新聞の天気欄、船舶や航空機の安全運航等に利用していただくことを目的として、実況天気図をはじめ、 予想天気図や高層天気図等、さまざまな天気図を提供しています。 平成 27年12 月9日から、気象庁ホームページの天気図ページ (http://www.jma.go.jp/jp/g3/)において、従来の白黒の天気図 に加えてカラー版の天気図の掲載を始めました。カラー版の天気図は文字や記号を色により識別することができますので、画面の小 さい携帯端末や、教室や会議などで遠く離れた大型ディスプレイ等でも分かりやすく表示できます。一方、白黒の天気図は FAX 送 信やメモを記入するなどの用途に適しています。また、日本語表記の日本周辺域予想天気図を追加するとともに、実況天気図の掲載 期間をこれまでの最近1日分から最近3日分に延長する充実を行っています。 それぞれの用途・目的に応じて有効にご活用下さい。 ■気象庁ホームページに掲載している天気図 ◦実況天気図 日本周辺域 (1日7回 (3、6、9、12、15、18、21時)最近3日分)…カラー・白黒 アジア太平洋域 (1日4回 (3、9、15、21時)最近3日分)…カラー・白黒 ◦予想天気図 日本周辺域、アジア太平洋域 (1日2回 (9、21時)24 時間後、48 時間後の予想図)…カラー・白黒 ◦高層天気図 300、500、700、850hPa などの等圧面 (9、21時 (一部 21時))…白黒 ◦数値予報天気図 数値予報の計算結果を図示化 (9、21時 (一部 21時))…白黒 ◦気象庁天気図 実況天気図発表後に入手した様々な観測データを追加して、解析をやり直した最終的な天気図 (9時)…カラー 気象庁ホームページに掲載している実況天気図例 (カラー版) (左:日本周辺域・右:アジア太平洋域) 日 本 気 象 学 会 から の お 知 ら せ ※詳しくは、日本気象学会ウェブサイト http://www.metsoc.jp/ をご覧ください。 天気予報研究連絡会 第13 回天気予報研究会開催のお知らせ 第 13 回天気予報研究会は、ナウキャストに焦点を当てて、観測から予報を作る技術の現状と今後の発展やそのような情報の利活 用の現状と課題等について、議論します。入場は無料です。講演要旨などについては気象学会の天気予報研究連絡会のホームペー ジに掲載します。http://www.metsoc.jp/LINK/tenki/weather.html ■ 日時:2016 年2月 19 日(金)13:30 ~ 17:00(受付開始 13:00) ■ 場所:気象庁大会議室(気象庁5階) ■ 参加費:無料 ■ 事前申し込み:不要 ■ 主催:日本気象学会天気予報研究連絡会 ■ 問い合わせ先:下山紀夫([email protected]) ■ 発表題目 ❶「静止気象衛星ひまわり8号による観測とプロダクトの紹介」……鈴江 寛史(気象庁気象衛星センター) ❷「高解像度降水ナウキャストを活用するために知っておきたいこと」……西嶋 信(気象庁予報部予報課) ❸「新型(フェーズドアレイ)気象レーダー(略称 :PAWR)を利用した防災気象情報等の提供の試み」 ……道本 光一郎他(ウェザー・サービス(株)) ❹「航空機運航における雷雨対策」……坂本 圭(全日本空輸㈱) ❺「ロケット打ち上げ制約への短時間気象予測の活用」 ……吉開 朋弘((一財)日本気象協会) (発表者)、齊藤 靖博((国立研究開発法人)宇宙航空研究開発機構) ❻「TOMACS で行ったナウキャスト社会実験について」……大西 晴夫((一社)日本気象予報士会) * 日本気象学会会員でない本会会員の参加も歓迎します。 (ぜひ日本気象学会にもご入会下さい) 気象サイエンスカフェ in つくば ■ 日時:2016 年2月 19 日(金)18:30 ~ 20:30 ■ 会場:BiVi つくば2階交流サロン ■ 演題:最新のエルニーニョの動向について・第2弾 ■ 演者:前田修平さん 気象研究所気候研究部 ■ 詳細:詳細につきましては、http://meteocafe.blogspot.jp/ で、後日おしらせいたします。 10 PARIS COP21 CMP11 パリ協定成立! 国際的な温暖化対策にとっての歴史的な合意 小西 雅子 (神奈川) 11月30日から、フランス・パリで開催されていた ことに成功しました。 COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が、 これは、現状世界180か国が2025年や2030年に向けて国 先ほど、2020年以降の温暖化対策の国際枠組み『パリ協 連に提出している削減目標では、全体として足し合わせ 定』を正式に採択しました。このパリ協定は、京都議定 ても2度未満達成できる量に達していないので、新しい 書と同じく、法的拘束力を持つ強い協定として合意され パリ協定の中で、今達成できなくても今後に達成しうる ており、この歴史的な合意が採択された瞬間は会場にい ように、5年ごとのサイクルで目標を見直して新たに目 る全員が飛び上がって喜び、抱き合ってお互いの健闘を 標を深めていくことを定めたものです。 たたえ合いました。気候変動枠組条約のフィゲレス事務 もちろん、まだ開発の進んでいない途上国によって 局長は「『私たちはできる、私たちはやる』と言い続け は、開発を進めながら温暖化対策を行うには支援が必要 てきた。本日は『私たちはやりとげた!』とようやく言 なので、パリ協定には資金支援に関する文言も入りまし える」と語り、目を潤ませていました。 た。それも今までの様に先進国だけが拠出を求められる 人為的な温室効果ガスの排出を21世紀後半には吸収と のではなく、先進国が先導しつつも、途上国同士でも自 バランスさせる=つまり人間活動による排出を実質的に 主的に資金を提供していく、ということが入ったので “ゼロ”にすることを目的とする温暖化対策の協定が誕 す。これは気候変動の国連交渉では、厳格な2分論の象 生したのです! 徴として、歴史的に排出責任のある先進国が資金や技術 先進国と途上国の温暖化対策を歴史的な責任から明確 を途上国へ提供するものとされていたので、今回パリ協 に分けていた体制から、すべての国が温暖化対策を行う 定に入ったのは、驚くべきことでした。もちろん先進国 という、歴史的な変換点を期すCOP21は、非常に困難な 側も資金を提供しなければならない、という強い縛りが 交渉が予測されていました。しかし、ホスト国フランス かかる文言になっていますので、先進国・途上国共に通 の議長の巧みな采配で、鋭く対立する196か国の信頼を 常のポジションを超えて大きな譲歩をしたことになりま 徐々に集めて、約2週間の会期を1日延長したものの、 す。 歴史的な国際合意の採択にこぎ着けることができたので また、温暖化によって、影響を受け、損失や被害を受 す。 けてしまう国々への支援をするための新しい仕組みも盛 合意されたパリ協定の内容は、「世界の平均気温上昇 り込まれました。これは、もはや温暖化の影響に対し を産業革命前に比べて2℃未満に抑えること」を目的と て備え(適応)をしたとしても、取り返しのつかない被 し1.5℃に抑えれば気候変動のリスクや影響を著しく下げ 害や損失が出てしまうことを前提としています。たとえ ることにも言及しました。そのために、全ての国が(先 ば、海面上昇のために居住地に住み続けられなくなり、 進国だけではなく)排出量削減目標を作り、提出するこ 内陸部へ移動しなければならない、といった被害が温暖 とが義務づけられ、その達成のための国内対策をとって 化によって引き起こされることを、公式に温暖化の国際 いくことも義務付けされました。また、削減目標を5年 協定の中で認めたことになります。 ごとに見直して改善していく、という仕組みを盛り込む このパリ協定はこれからの世界経済の方向性を決める 約束事が法的拘束力を持つ国際協定で決まったことを意 味します。世界全体で低炭素社会、さらに脱炭素社会を めざしていくことが決まったのです。つまりこれから政 府もビジネスも自治体もすべての人にとって「炭素排出 は良くないこと」 となったのです。 パリ協定は、排出 削減を国内対策で 進めることも義務 付けていますの で、パリ協定を受 けて、まさに日本 の国内対策が勝負 COP21 会場風景 の時を迎えます! パリ協定成立の瞬間、会場は総立ちで 拍手と歓声が鳴りやまなかった! 11 第7期改定予算のご報告 第 20 回理事会(11 月 28 日開催)にて、第7期上期の業務報告・会計報告を行い、上期の収入・支出状況を反 映した年間の改定予算が下記の通り承認されました。第6期定時社員総会議案書の「第7期における重点取り組 み項目」の状況、および改定予算策定の基本方針は次のとおりです ● Web 配信システムを用いた、コンテンツ提供の充実 →「特論 長期予報」に続き「最新の気象予報技術」の配信開始 ● 気象予報士 CPD 制度の正式稼働による、技能研鑽状況の視覚化 → 会員外気象予報士へもサービス提供を開始 ● BP 活動の拡充と、コンテンツやノウハウの共有化による技術レベル向上 → 開催支部がさらに増加 ● ブロック理事機能の強化と、支部間交流の促進 → 理事会・支部連絡会議にて懸案解決を検討 ● 本会設立 20 周年(第 8 期)に向けた活動方針の策定 → 前年度の全会員アンケート結果を元に検討 ● 本会本部事務所移転・拡充による、会員活動支援強化 → 東京都港区に移転・拡充 ● 本会サーバの統廃合と機能強化による、セキュリティ・安定性の強化 → サーバ統合に向けて予算増額 1.気象予報士としての技能の研鑽・向上 気象技能講習会を中心として、会員個々の技能研鑽を目指す活動です。収支はほぼ当初予算通りで、第7期重点項目 であるコンテンツの Web 配信では新たなコンテンツとして「最新の気象予報技術」の配信を開始しました。 2.民間気象ニーズに応じるための気象予報技術の研究開発 研究成果発表会を開催し、会員個々の研究活動の推進を図る活動です。本年度は2月に大阪で開催予定です。 3.気象予報士の地位向上及び気象予報士制度の改善に資する活動 長期的視野から、気象予報士の地位向上と制度改善を図る活動です。気象予報士 CPD 制度を正式稼働し、本会会員外 の気象予報士にも本制度への参加の門戸を開きました。 4.気象・防災行政に対する支援 気象庁が推進する、局地的大雨等の被害軽減に向けた取組への協力活動(BP)です。開催支部が増加し、引き続き全 国展開を推進します。開催回数が前年より僅かに減少した分、収入・支出ともに減少する見込みです。 5.民間気象事業に対する支援および気象関連機関等との連携による気象事業の振興 気象科学館案内員協力の他、各地気象台が行うお天気フェアへの参加などの気象事業振興を行う活動です。お天気フ ェアの活性化によって収入・支出共に増加しました。スペシャルセッションを 10 月に京都にて開催しました。 6.防災・地球環境を含む気象知識の教育・普及その他社会貢献活動 日本気象学会教育と普及委員会活動への協力等を通じて気象知識の普及を行う活動です。公開気象講演会やジュニア セッション、夏季大学、気象サイエンスカフェへの開催協力を行いました。 7.気象を通じての国際的活動 英文パンフレットの作成や、ウェブサイトの再構築のほか、海外組織との交流を検討します。 8.会員間の交流の活性化及び会員に対する各種情報の提供等、会員活動の支援 会報てんきすと発行や会員表彰、会員証発行、会員名刺の提供および SUGDaSS による気象情報提供等により、会員活 動の支援を行う活動です。てんきすとは、予定通り年6回発行します。6月の定時社員総会にて、日本気象予報士会 賞受賞者(サニーエンジェルス)と石井賞(1支部、4会員)を会員表彰しました。木村賞は選出されませんでした。 本会設立 20 周年(第8期)に向けて活動方針を検討中です。またサーバ統合に向けて情報関連予算を増額しました。 9.会の活動基盤の拡充 案内会による会員数の増加や、支部活動支援を通じた活動基盤の拡充を行う活動です。案内会は各支部の協力で全国 規模で開催しました。前年度の沖縄支部設立により、全国 21 支部体制が整いました。 10.本会運営 各種会議開催の他、事務所経費、税理士経費など本会運営の基本となる活動です。定時社員総会、理事会・幹事会を ほぼ予定通り開催しました。本部事務所を東京都港区に移転しましたが、担当幹事の尽力により関連経費は大幅に削 減されました。 12 a statement of accounts 第7期改定予算表 事 業 項 目 内 容 1.気象予報士としての技能の研鑽・向上 気象記念講演会 気象・防災・環境関連講演 気象技能講習会の開催 気象技能講習会 講義ノート制作 気象技能講習会運営委員会 2.民間気象ニーズに応じるための気象予報技術の研究開発 研究成果発表会 会員の気象調査研究の奨励、成果発表 商標登録 商標登録 3.気象予報士の地位向上及び気象予報士制度の改善に資する活動 気象予報士 CPD 制度運営委員会 外部協賛企業・非会員気象予報士参加費 気象予報士 CPD 制度 システム保守・運営費 予 算 項 目 交通費 受講料 設営費 交通費 講演料 講師補助費 Web 配信受講料 Web 配信管理費 Web 配信コンテンツ作成費 Web 配信 ID 費 売上 購入費 執筆料 会議費・交通費 会議費・交通費等 権利維持費 会議費・交通費 会費 システム開発費 システム維持費 サーバー費 4.気象・防災行政に対する支援 人件費・交通費・会場費等 人件費・交通費・会場費等 5.民間気象事業に対する支援および気象関連機関等との連携による気象事業の振興 交通費等 気象科学館における広報協力 交通費等 人件費・交通費等 気象庁との共同活動 お天気フェア運営協力 人件費・交通費等 意見交換会 交通費 気象振興協議会 年会費 気象業務支援センター 意見交換会 交通費 との共同活動 評議員 日本気象学会大会スペシャルセッション運営 交通費(外部招へい除く) 日本気象学会との連携 評議員 6.防災・地球環境を含む気象知識の教育・普及その他社会貢献活動 教育と普及委員会会議参加 夏季大学運営協力 日本気象学会との 共同活動 公開気象講演会運営協力 気象サイエンスカフェ運営協力 交通費・会場費・講演料等 他団体との連携 日本科学協会イベント協力 気象書籍 気象書籍の出版 7.気象を通じての国際的活動 英語版ウェブサイト運営 会議費・交通費 国際広報 英語版パンフレット 製作費 国際交流 関連機関との交流 会議費・交通費 8.会員間の交流の活性化及び会員に対する各種情報の提供等、会員活動の支援 てんきすと編集印刷 編集費・印刷費 会報発行 てんきすと広告 広告料・製作費 ウェブサイト・メーリングリスト運営 ホスティング費 電子広報 情報システムインフラ整備 ソフトウェア費等 気象情報提供 SUGDaSS・SUGDaSS2 運用 契約料 イベント開催等 映画試写会開催・割引券の配布等 表彰審査委員会 会議費・交通費 賞状・副賞 メダル製作費・賞金 会員表彰 表彰式関連 交通費 会員証 会員証の発行 製作費 防災知識普及協力 防災行政・民間気象事業 (BP) の支援事業の推進 名刺 会員名刺の有償提供 書籍販売 会員に対する書籍の販売 製作費 書籍出版 書籍の出版 会員活動支援 会員意識調査 団体保険 9.会の活動基盤の拡充 案内会 支部連絡会議 理事活動経費 活動経費交付 本会案内制作 倫理規定作成委員会運営 10.本会運営 会員活動支援 会員アンケート 傷害保険 売上 購入費 監修料 出版協力費 会場費等 謝金・会議費・交通費 保険料 理事会・支部・有志活動団体の紹介等 理事会・幹事会・支部代表者による意見交換 理事活動経費 支部事務経費等を補助 本会案内制作 倫理規定作成委員会の運営費 会議費・交通費等 会議費・交通費等 交通費 活動経費 製作費・印刷費 会議費・交通費 定時社員総会 会場費・交通費等 会議費 交通費・宿泊費 会議費・交通費 消耗品費 賃貸料・光熱費等 物品購入 物品修繕費 人件費 郵送料 事務所移転費 外注費 システム改善費 会計士・税理士経費 財務関連諸経費 預金利息 法人税 会議費・交通費 会議費・交通費等 年会費 振込経費 雑収入 雑支出 貸倒引当金 郵送料 会議費・交通費 司法書士経費 予備費 会議 理事会・幹事会 顧問会議 事務所運営 本会運営・整備 事務委託 財務関連 BCP(事業継続計画) 渉外活動 年会費 会費収入 雑収入 雑支出 貸倒引当金 督促状発送 本会規則 規則整備 予備費 総 合 計 予備費 改定予算 4,735,000 1,800,000 2,625,000 310,000 第 7 期 収 入 当初予算 4,735,000 差 0 1,800,000 2,625,000 200,000 300,000 (100,000 ) 200,000 300,000 (100,000) 2,241,000 2,241,000 2,000,000 2,000,000 241,000 241,000 2,100,000 600,000 1,600,000 600,000 500,000 1,500,000 1,000,000 500,000 0 0 0 1,522,200 1,500,000 22,200 172,200 150,000 22,200 300,000 300,000 960,000 960,000 0 17,005,358 3,000 330,000 550,000 800,000 30,000 330,000 550,000 800,000 30,000 0 518,400 1,350,000 702,000 600,000 1,000,000 800,000 (81,600) 350,000 (98,000) 0 220,000 120,000 293,960 194,960 99,000 460,000 40,000 0 220,000 120,000 300,000 200,000 100,000 460,000 40,000 300,000 0 120,000 1,964,000 300,000 0 120,000 1,750,000 214,000 1,964,000 1,894,781 1,750,000 1,640,000 214,000 254,781 0 0 (6,040 ) (5,040) (1,000) 600,000 600,000 1,054,781 0 40,000 0 850,000 0 40,000 0 200,000 150,000 50,000 41,136 30,000 11,136 0 41,136 0 30,000 11,136 0 0 0 0 6,024,637 2,040,000 0 0 0 0 4,999,600 2,040,000 1,017,600 1,000,000 340,000 1,017,600 0 340,000 212,252 69,427 96,006 0 163,000 120,000 70,000 0 300,000 300,000 840,000 840,000 20,000 0 0 89,352 1,775,231 349,713 400,000 80,518 845,000 100,000 0 14,016,534 473,332 400,000 1,200,000 5,000 300,000 1,850,000 300,000 100,000 2,350,000 2,220,000 2,100,000 720,000 0 330,000 250,000 20,000 0 0 89,000 1,915,000 400,000 450,000 100,000 845,000 120,000 0 14,793,400 450,000 450,000 1,200,000 5,000 300,000 2,000,000 300,000 100,000 2,500,000 2,220,000 2,500,000 720,000 0 337,600 200,000 70,000 0 0 70,000 0 0 300,000 380,000 0 640,000 50,000 822 86,580 270,800 31,090,679 0 640,000 50,000 0 100,000 270,800 30,338,000 204,781 1,025,037 1,000,000 49,252 (50,573) 26,006 90,000 0 17,003,000 2,358 352 (139,769 ) (50,287) (50,000) (19,482) (20,000) (776,866 ) 23,332 (50,000) (150,000) (150,000) (400,000) (7,600) 50,000 3,000 17,000,000 17,000,000 2,358 0 27,803,558 差 170,400 310,000 0 90,000 第 7 期 支 出 当初予算 4,450,000 0 0 0 0 改定予算 4,620,400 0 27,138,000 (80,000) 2,358 822 (13,420) 13 イベント情報 ※ 最新の情報は日本気象予報士会ウェブサイトのイベント カレンダーおよび電子会議室 Forum でご確認ください。 北海道支部 【第 57 回例会】 ・日時:2016 年2月 14 日(日)13:30 ~ 17:00 ・会場:札幌市男女共同参画センター研修室1 ・内容:未定 【第 58 回例会】 ・日時:2016 年3月 12 日(土)13:30 ~ 17:00 ・会場:札幌市男女共同参画センター研修室2 ・内容:未定 ●連絡:北海道支部 <[email protected]> 東北支部 【1月例会】 ・日時:2016 年1月9日(土)13:30 ~ 17:00 ・会場:仙台市宮城野区中央市民センター第2会議室 ・内容:1. 話題提供 2. ミニ天気図検討会 3. その他 【2月例会】 ・日時:2016 年2月6日(土)13:30 ~ 17:00 ・会場:仙台市戦災復興記念館4階研修室 ・内容:1. 話題提供 2. ミニ天気図検討会 3. その他 【3月例会】 ・日時:2016 年3月5日(土)13:30 ~ 17:00 ・会場:仙台市戦災復興記念館 5 階会議室 ・内容:1. 話題提供 2. ミニ天気図検討会 3. その他 ●連絡:杉山公利 <[email protected]> 千葉支部 【第 41 回千葉支部例会】 ・日時:2016 年2月6日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:千葉市文化センター会議室3 ・内容:1. 話題提供 2. その他 【第9回千葉支部定期総会及び第 42 回例会】 ・日時:2016 年4月 23 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:千葉市文化センター会議室3 ・内容:1. 千葉支部定期総会 2. 招待講演 3. 話題提供 4. その他 ●連絡:石井賢次 <[email protected]> 東京支部 【第 59 回例会】 ・日時:2016 年2月6日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:ハロー会議室・上野(浅草口から歩道橋を渡り、三井ガ ーデンホテルを経て、浅草通り「翠雲堂」ビル3階) ・内容:1. メイン講演「天気予報の歴史−古代から最近までの考え方−」 講師 気象庁地球環境・海洋部環境気象管理官 堤之智様 2. 会員からの発表 ●連絡:田家 康 <[email protected]> 神奈川支部 【第 82 回神奈川予報士会】 ・日時:2016 年2月 27 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:横浜国立大学 教育人間科学部 講義棟6号館 -102 ・内容:1. 特別講演 2. 横国卒業生研究発表 3. 会員による話題提供 ●連絡:田中専匠 <[email protected]> 北陸支部 【第 59 回例会】 ・日時:2016 年1月 30 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:これからビル(JR 福井駅から徒歩3分) ・ 内 容:1. 講 演「 特 急 サ ン ダ ー バ ー ド に 影 響 す る 強 風『 比 良 お ろ し』について」 講師 琵琶湖地域環境教育研究会 松井一幸様 2. 会員からの話題提供 ●連絡:嶋本祥之 <[email protected]> 東海支部 【第 223 回例会】 ・日時:2016 年2月 27 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:四日市じばさん三重研修室 ・内容:話題提供 【第 224 回例会】 ・日時:2016 年3月 19 日(土)13:00 ~ 16:30 ・会場:未定 ・内容:天気図検討会(週間天気予報) ●連絡:関谷不二夫 <[email protected]> 静岡支部 【第 43 回例会】 ・日時:2016 年2月 13 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:B-nest ・内容:話題提供ほか ●連絡:藤井 聡 <[email protected]> 関西支部 【第 28 回勉強会及び第 19 回気象懇話会】 ・日時:2016 年3月5日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:大阪市立総合生涯学習センター (大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5F) ・内容:講話・会員の話題提供(講演講師 話題提供者については調整中) ●連絡:関西連絡窓口 <[email protected]> 関西支部 京都部会 【第 10 回施設見学会】 ・日時:2016 年1月 26 日(火)15:00 ~ 17:00 ・会場:京都大学防災研究所(宇治) ・内容:1. 講演「平成 27 年9月関東・東北豪雨による鬼怒川洪 水の現象と被害」 講演者 京都大学防災研究所 社会防災研究部門 佐山敬洋准教授 2. 施設見学 防災ミュージアム等(防災研広報室) ●連絡:土井修二 <[email protected]> 関西支部 兵庫部会 【兵庫部会第 46 回例会】 ・日時:2016 年2月 27 日(土)13:15 ~ 17:00 ・会場:兵庫勤労市民センター第4会議室(JR 兵庫駅前) ・内容:局地気象についての会員からの話題提供など ●連絡:兵庫部会 <[email protected]> 岡山支部 【第 38 回例会】 ・日時:2016 年2月6日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:岡山県立図書館サークル活動室 ・内容:1. 話題提供 2. その他 ●連絡:廣幡泰治 <[email protected]> 広島県支部 【第 94 回例会】 ・日時:2016 年2月 27 日(土)13:00 ~ 17:00 平成 27 年度気象技能講習会 (最新の予報技術)の開催について 日本気象予報士会では、最新の気象知識・技術を学びその応用能力の向上を目指すことができる場として、気象技能講習会を設け、 平成 21年から毎年全国各地で開催しています。今年度の 「最新の予報技術」の講習会は、以下の内容で行います。各支部では実施に 向けた検討をお願いします。気象技能講習会は、気象予報士CPD制度のポイント付与の対象となりますので、会員の皆様は奮って御 参加ください。 開催日時等 14 ■中頭郡西原町 (沖縄) 【日時】2 月21日 (日)13:30 ~ 16:30 【会場】琉球大学 327 教室 【講師】鈴木和史委員 ※ 募集開始は開催の約1か月前です。common-MLや本会ウェブサイトで告知致します。非会員の方は当会 Web 内「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。 ・会場:広島市まちづくり市民交流プラザ3 F 会議室 A ・内容:1. 事務連絡 2. 話題提供 3. 天気図検討会 4. その他 【第8回総会、第 95 回例会】 ・日時:2016 年4月 23 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:未定 ・内容:1. 総会 2. 事務連絡 3. 話題提供 4. 天気図検討会 5. その他 ●連絡:坂本捷典 <[email protected]> 西部支部 【西部支部第 211 回例会】※ 懇親会もあわせて出欠をご連絡ください ・日時:2016 年2月 13 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:長崎地方気象台(長崎市) ・内容:話題提供 【西部支部第 212 回例会・案内会】※ 懇親会もあわせて出欠をご連絡ください ・日時:2016 年3月 12 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:クローバープラザ(春日市) ・内容:話題提供 【西部支部第 213 回例会】※ 懇親会もあわせて出欠をご連絡ください ・日時:2016 年4月9日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:未定 ・内容:話題提供 ●連絡:http://www.facebook.com/seibushibu (期日・場所の確認及び申し込みはイベントページからお願いします) 松尾比呂孝 <[email protected]> 永田統計 <[email protected]> 鹿児島支部 【3月例会】 ・日時:2016 年3月 13 日(日)14:00 ~ 17:00 ・会場:鹿児島市中央公民館 地下 B 会議室 ・内容:話題提供など ●連絡:渡司陵太 <[email protected]> 森 雅宇 <[email protected]> 沖縄支部 【第7回例会】※ 懇親会もあわせて出欠をご連絡ください(会費 4,000 円程度) ・日時:2016 年2月 21 日(日)13:30 ~ 16:30 ・会場:琉球大学 327 教室 ・内容:技能講習会 平成 27 年度「最新の予報技術」 ①トピックス(気象予報士として理解しておくべき事項の紹介) ②顕著な気象事例の解説 ③実習(断面解析) 講師:鈴木和史先生 ・定員:40 名(会員を優先します) ※ 詳しくはページ下部をご覧ください。 ●連絡:沖縄支部 <[email protected]> 長期予報利活用研究会 【例会】 ・日時:2016 年3月6日(日)13:00 ~ 17:00 ・会場:台東区生涯学習センター 504 ・内容:1. 話題提供 2. その他 ●連絡:藤井 聡 <[email protected]> 関東地区天気図検討会 【第 190 回天気図検討会会】 ・日時:2016 年1月 30 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:台東区生涯学習センター 301 会議室 【第 191 回天気図検討会】 ・日時:2016 年2月 21 日(日)13:00 ~ 17:00 ・会場:台東区生涯学習センター 301 会議室 【第 192 回天気図検討会】 ・日時:2016 年3月 19 日(土)13:00 ~ 17:00 ・会場:台東区生涯学習センター 301 会議室 ・内容:いずれも当日9時の実況解析と翌日の予想を予定しています。 ※9時から予習が可能です。 初参加の方を対象にした基礎コースを併設します。 ●連絡:八木健太郎 <[email protected]> 波浪研究会 【第 35 回波浪研究会】 ・日時:2016 年4月2日(土)13:00 ~3日(日)12:00 ・会場:茨城県大洗海岸 ・内容:波浪観測実習 ●連絡:橋本真由美 <[email protected]> サニーエンジェルス 【親子お天気教室(仮称)】 ・日時:2016 年2月 13 日(土)10:20 〜 11:05 ・会場:江戸川区立清新第三小学校 ・内容:清新第三小学校在学の 3 年生とその保護者対象のお天気教室 【お天気教室〜ペットボトルで雲をつくろう!〜(仮称)】 ・日時:2016 年2月 20 日(土)10:00 〜 11:30 ・会場:横浜市立芹が谷南小学校 ・内容:横浜市港南区在住の小学生とその保護者対象のお天気教室 【子どものお天気教室】 ・日時:2016 年2月 28 日(日)10:00 〜 11:00 ・会場:吉川市民交流センターおあしすミーティングルーム4(会議室) ・内容:吉川市在住の小学生 20 名とその保護者対象のお天気教室 【第7回サニーエンジェルス総会】 ・日時:2016 年3月5日(土)15:00 〜 17:00 ・会場:川崎市国際交流センター(第一会議室) 【気象予報士が教えるおてんき教室 空をみれば、おてんきがわかる。じっけんもいっぱいだよ。】 ・日時:2016 年4月3日(日)13:30 ~ 15:30 ・会場:蕨市立旭町公民館 ・内容:蕨市在住の小学生 20 名とその保護者対象のお天気教室 ●連絡:山本由佳 <[email protected]> 天気図を囲む会 【第 41 回天気図を囲む会】 ・日時:2016 年3月 27 日(日)13:00 ~ 17:00 ・会場:台東区生涯学習センター 301 会議室 (最寄り駅 地下鉄日比谷線入谷駅) ・内容:今冬の特徴、今冬の顕著現象 ●連絡:八木健太郎 <[email protected]> よんまる会 【よんまる会&第 40 期世代合同新年会】 ・日時:2016 年1月 30 日(土)14:00 ~ 17:00 ・会場:日本橋公会堂 第2和室 ・内容:1. 新人予報士発表会開催検討会 2. 話題提供 ●連絡:浅井孔徳 <[email protected]> 【“津南の豪雪”とことん味わい隊】※ 13 日のみの日帰りでの参加も可 ・日時:2016 年2月 13 日(土)~ 14 日(日) ・会場:新潟県中魚沼郡津南町(農と縄文の体験学習館「なじょもん」など) ・内容:1. 住民との「津南の雪、東京の雪」クイズセッション(13 日) 2. 津南町内見学(13 日) 3. 酒蔵見学(14 日) ●連絡:武藤 淳 <[email protected]> 受講料 会員:3,000円、非会員:6,000円(講義ノートダウンロード代金及び実習資料代金を含む) 講義ノートを印刷物として希望される方は、別途実費料金(1,000円)をいただきます。 申込方法 ●会員情報管理ページからの申込:https://center.camj.jp/ ※ 操作方法が分からない場合は、[email protected]まで お問い合わせください。 ●はがきでの申込:はがきに氏名、会場名、購入する教材を記入 して下記宛先までお申し込みください。※ 住所が変わりました。 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-3-3 虎ノ門南ビル3階A 日本気象予報士会本部事務所 宛 15 2015 年度 日本気象予報士会賞・木村賞・石井賞候補者募集のお知らせ 日本気象予報士会では、日本気象予報士会賞・木村賞・石井賞を設け、会員の活動を奨励しています。各賞の趣旨 および推薦の要項は次のとおりです。これらの賞の受賞候補者の募集を行いますので、奮ってご応募ください。 応 募 要 領 日本気象予報士会賞 本会の活動目的に沿う顕著な成果に対して与えられる賞 推薦は会員の他薦による (1人1件のみ) 推薦書は、下記の4点を参考にご記入ください (必ずすべて記入しなければならないというものではあ りません) ❶ 本会の運営に対しての貢献(組織基盤の強化・発展) ❷ 技術向上に対しての貢献(本会内での中心的な活動) ❸ 本会の社会的な地位向上に対しての貢献 (外部からの評価) ❹ 気象技術向上を通じて気象情報の利活用の研究・促 進への貢献 木村賞 優れた研究成果に対して与えられる賞。 推薦は自薦または他薦による(件数制限なし)。 研究論文添付 石井賞 本会ウェブサイト会員ページに掲載の推薦書(ダウンロー ド可)に必要事項を記入の上、所要の書類等を添付し、表 彰審査委員会に期限内に提出のこと。 ※ 推薦書は表彰審査委員の方が判断しやすいように工夫し、 「これならば是非表彰したい」と思うように、できるだけ詳 しくお書きください。 ❶ ❷ ❸ 応募期限:2016 年3月 31 日(木)必着 提出手段:メール添付または郵送(FAX は不可) 提出窓口: <メール宛先> 本会事務所:[email protected] <郵送宛先> 〒 105-0001 東京都港区虎ノ門3―3―3 虎ノ門南ビル3階 A 一般社団法人日本気象予報士会 表彰審査委員会 宛 活発な活動およびその運営に対して与えられる賞。 推薦は自薦または他薦による(件数制限なし)。 ❹ メール件名、 封書表書き: 「日本気象予報士会賞(または、 木村賞、 石井賞)候補者推薦」であることを明記のこと。 なお、詳細については、本会ウェブサイトをご覧ください。 活動報告書(支部・有志活動団体など)添付 ※ 木村賞および石井賞については、本応募のほかに、日本気象予報士会研究成果発表会の参加論文も候補として取り扱います。 ※ 三賞とも、会員個人または支部、有志活動団体その他会員により構成する団体が対象です。 第8回日本気象予報士会研究成果発表会の開催と会場について この発表会は、木村賞候補論文の審査を一部兼ねるものです ■ 日時:2016 年 2 月 20 日(土)9:30 ~ 17:00 (時間は発表申し込み件数により変更することがあります) ■ 会場:エル・おおさか (大阪府大阪市 中央区北浜東3―14) http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html ■ 問い合わせ先 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3―3―3 虎ノ門南ビル3階 A ※詳細は『てんきすと』97 号を参照してください ※次回(2017 年2月を予定)の開催場所は関東地区を予定しています 理 事 会 一般社団法人日本気象予報士会 E-mail:[email protected] 幹 事 会 か ら の お 知 ら せ 今後の理事会・幹事会等の予定 今後の理事会・幹事会は、以下の日程での開催を予定 しております。これらの会議日程は、事情により変更とな る場合がありますのでご注意下さい。最新の日程および 場所については commonメーリングリストにてご確認下 さい。 ●第 98 回幹事会…1月16日(土) ●第 99 回幹事会…2月21日(日) ●第100回幹事会…3月19日 (土) ●第101回幹事会…4月17日 (日) ●第102 回幹事会…5月7日(土) ●第103 回幹事会、第21回理事会 …………………5月14日(土) ●第104回幹事会…5月29日 (日) ●第105回幹事会…6月11日 (土) ●第7期定時社員総会、 第 22 回理事会…6月18日(土) 編集後記 ◆てんきすと 43 号(2006 年 11 月発行)からてんきすと 59 号(2009 年7月発行)まで 16 回に渡って連載した「あの日 の天気」で大変お世話になりました千葉支部長の根本由紀子さんが 2015 年 12 月 21 日に永眠されました。謹んで哀悼の意を表し ます。◆根本さんとの会話で一番印象に残っているのは、10 年近く前になりますが「根本さんのメールアドレスの“5880”って 気象予報士の登録番号?」「違うわよ、“サブハイ”」です。 〈茶会長〉 ◎一般社団法人日本気象予報士会 E-mail:[email protected] ◎公式ウェブサイト http://www.yoho.jp/ 発行日 2016 年1月 15 日 16 発行人 大西晴夫 発行所 一般社団法人日本気象予報士会 ©
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