2015-04-20 資料1 第1回シティプロモーション推進本部 逗子市のシティプロモーションの基本的な考え方 ■1 目的 魅力溢れるまちづくりと効果的なPR(パブリック・リレーションズ)を進め、「い つまでも住み続けたい」 「いつか住んでみたい」 「また訪れたい」と思われるまちを目指 す。 ※ PR(パブリック・リレーションズ) … 催事や事務事業の単なる宣伝に留まらず、市民と行政、市 民同志の良好な関係作りを目指すもの。 ■2 期待する効果 ① 「いつか住んでみたい」人を増やすことで移住人口を獲得し、定住人口を現在の人 口規模で維持する。(総合計画に定める人口の目標値 57,800 人を目標とする。) ② 観光客等交流人口の増加や新たな産業の創出、まちの活性化につながる。 ■3 取組みの基本的なスタンス 特定所管の事務事業として収れんさせることなく、全庁的展開の視点をもって取り組 むこととする。併せて、市単独の取組みとすることなく、市民、事業者の行動・活動を 含め、逗子のまち・逗子のくらしをつくる多方面の主体的な行動・活動により推進し、 かつ連携することで自発的、内発的な展開と発展をめざすこととする。その前提で、次 の5点を取組みの柱とする。 ① シビック・プライドの醸成、ブランドメッセージ等の確立 内発的なまちの魅力づくりの原動力となり、かつ、まちの魅力の一要素ともなり 得るシビック・プライドの醸成につながる取組み ターゲットに訴えるブランドメッセージ等の確立 ※ シビック・プライド … 住んだり、働いたり、遊びに来たりする人が持つ、そのまちへの誇りや愛着 のこと。まちをより良い場所にするために、自分自身が関わっているという当事者意識に基づく自負心。 ※ ブランドメッセージ等 ら流山」 、「住めば愉快だ ② … キャッチフレーズやロゴマーク等も含む。例えば、 「母になるな 宇都宮」 「いい、加減。まつやま」 子育て世代を中心に訴求力のある施策の推進 子育て関連事業、教育関連事業の着実な推進 海、山といった自然環境の保護、創造 自然環境や始発駅の町である等の横浜・東京のベッドタウンとしての魅力(優位 性)の分析と見える化の取組み ③ ウェルカム感(ようこそ逗子へ!)の向上 転入者が転入後にスムーズに逗子市の魅力を知り、触れることができる取組み 転入手続き時や不動産業店舗等でのファーストインパクトをより好ましいもの に高める取組み 1 2015-04-20 資料1 第1回シティプロモーション推進本部 ④ 市内事業者、市民活動団体等の活動と協調する取組みやその活動をインキュベー トする効果を有する取組みの推進 ⑤ 積極的かつ効果的な情報の発信 シティプロモーションとしての市の広報媒体(広報ずし、ホームページ、メール マガジン等)の活用 子育てポータルサイト等のクチコミ効果、ウィンザー効果を期待できる仕組みづ くりやパブリシティ活動等、市民が日常生活の中で、逗子の魅力に関する情報に 触れ、併せて自らが情報発信者ともなりうる取組み ※ ウィンザー効果 … 特定の情報に関し、その「本人」「当人」となる人から直接伝えられるよりも、 第三者を介した「噂」「聞いた話」として耳にした情報の方が、より信憑性を感じる等影響が大きくな るという心理効果のこと。マーケティングにおいては、クチコミ効果の一つとして注目されている。 ※ パブリシティ … PRの一種でプレスリリースやインタビューへの応対などを通じて、メディアに報 道として市に関する内容を取り上げてもらう活動のこと。 ■4 ターゲット 総合計画の目標人口において、「子育て世代を中心とした生産年齢人口層」の転入 増を期待していることから、30 歳代から 40 歳代前半のファミリー層を第一のターゲ ットとする。 ■5 シティプロモーション効果の構造 魅力あるまちづくりと認知度向上の取組み シビック・プライドの 交流人口の増加 醸成 評 判 転入者の増加 転出者の減少 定住人口の獲得 ■6 まち・ひと・しごと創生に関する市総合戦略(略:総合戦略)への位置付け 総合戦略に、シティプロモーションを位置付けることで、その目的、目標の明確化 と市民等との共有化を図り、展開を強化する。 具体的には、総合戦略に先立って策定される見込みのシティプロモーション戦略の 内容を、総合戦略に包含する形で位置付けることを想定する。 2
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