第14回 所沢図書館まつり - 所沢市立所沢図書館ホームページ

平成 25 年度 所沢市生涯学習推進事業
第14回 所沢図書館まつり
~親子で図書館、つなごう紡ごう心のページ。~
第14回 所沢図書館まつり実行委員会
第 14回図書館まつり全館日程
本館
10月26日(土)
・27日(日)
所沢分館
11月 2日(土)
・ 3日(日)
椿峰分館
11月16日(土)
・17日(日)
・20日(水)
狭山ヶ丘分館
11月 9日(土)
・10日(日)
富岡分館
11月 9日(土)
・10日(日)
吾妻分館
吾妻まちづくりセンター工事に伴う休館期間につき中止
柳瀬分館
11月 2日(土)
・ 3日(日)
新所沢分館
11月16日(土)
・17日(日)
松井小学校図書館 11月 3日(日)
10月~11月は、
図書館まつり月間!
本館も分館も楽しい
イベントがいっぱい!
所沢市キャラクター トコろん
目
次
所沢図書館まつりを終えて
実行委員長
田口元也
1
図書館まつりによせて
図書館長
岸
2
プログラム 本館
プログラム 各分館
企子
3
松井小学校図書館
5
「私と所沢~高橋玄洋講演会」
7
「詩を書こう」
9
「詩を書こう」応募作品と参考作品
10
「演じてみよう!紙芝居」
19
シンポジウム「パパもいっしょに!」
~絵本をたのしむイクメン講座~
25
シンポジウム「児童図書出版社メッセージ」
26
「ハーモニカ・ミニコンサート」
36
きいてみたいなところざわのむかしばなし・おはなし会
37
工作・トベアスタンプラリー
38
ぬいぐるみのおとまり会&おはなし会
39
館内めぐり・所沢ゆかりの作家・川柳の木
40
所沢分館
41
椿峰分館
42
狭山ヶ丘分館
43
富岡分館
44
柳瀬分館
45
新所沢分館
46
松井小学校図書館
47
イベント参加者・来館者アンケート
48
実行委員アンケート
53
当日スタッフアンケート
55
第14回実行委員・当日ボランティア紹介
57
第 14回
所沢図書館まつりを終えて
「第14回所沢図書館まつり」は、初日の26日(土)は台風の影響で大雨でしたが、2日目の27日
(日)は、雲ひとつない快晴の秋晴れで絶好の「図書館まつり」日和でした。
第14回実行委員会は、若いメンバーが加わり構成メンバーの平均年齢がグッと下がり、新風を大
いに期待してのスタートでした。
テーマは「親子で図書館、つなごう紡ごう心のページ。」でした。これは、お子さんたちに早くか
ら本に親しんでいただくために、まず、子育て中のお父さんにも本に関心を持っていただこうとの
思いからでした。また「よい本」とは、親子三代にわたって読み継がれた本である、という話しを聞い
たことがありますが、このお話しにピッタリのテーマだと思います。
実行委員会は、6月から月1回のペースで5回おこないました。恒例となったフリーマーケットも、最
高の秋晴れのなかで、プロ顔負けの売り込みで目標は大幅にクリアー、昨年実績を上回りました。こ
れで「図書館まつり」の大成功を確信しました。
本番初日(10月26日)は、3階集会室で、高橋玄洋先生の講演会を「私と所沢」と題して、所沢に寄
せる思いを存分に語っていただきました。「詩を書こう」では、詩の応募が16通、来年の開催も期待
されるほどの好評でした。2日目(27日)の「演じてみよう!紙芝居」では、柔軟体操、発声練習など
の講座の後、航空公園にくりだして実演、子どもたちに大きな拍手をいただきました。シンポジウム
「パパもいっしょに!~絵本を楽しむイクメン講座~」では、3人のパネリストに「絵本の読み聞かせの
大切さ」をお話ししていただきました。昨年に引き続き児童書出版社の編集者からメッセージをいた
だきました。
このほかに「ぬいぐるみのおとまりかい」「ところざわのみんわ」「トベアスタンプラリー」、「館内
めぐり」、おはなし会ボランティアの「おはなし会・こうさく」、そしてフィナーレを飾る「ハーモニカ・ミ
ニコンサート」、いずれも「図書館まつり」をささえる大きな原動力となりました。ゆるキャラの「トコ
ろん・ひばりちゃん」もイベントには欠かせない仲間として大活躍でした。周辺の小・中学校6校から
「五七五ことば遊び“川柳”」を 514 句寄せていただきました。これからも、地域活動の促進として継
続していければいいなと思います。
昨年は“大事業をやりとげた充実感でいっぱいです”とふりかえりました。しかし、今回は「図書館
まつり」を終えて、第14回と回を重ねてきた「図書館まつり」をどう進化させて、今後にどうつなげ
ていくのか、あらためて“テーマ”の重さを感じています。
素晴らしい実行委員のみなさん、図書館の職員のみなさん、ほかご協力いただいたみなさんに感
謝と御礼を申し上げます。そして、これからもますます「所沢図書館まつり」が市民に親しまれ、発展
されますことを祈念いたしております。
平成26年2月吉日
第14回所沢図書館まつり実行委員会
実行委員長
- 1 -
田口
元也
第14回
図書館まつりに寄せて
“芸術の秋”
“文化の秋”の中の一事業として、確実に定着した「図書館まつ
り」が、今年も所沢市生涯学習推進事業として、所沢市民フェスティバルと同
日に開催されました。
第14回を迎えたまつりは、今年のテーマである『親子で図書館、つなごう
紡ごう心のページ。』のとおり、お子さまから大人の方まで楽しめるイベントが
盛りだくさんで、初日の悪天候にもかかわらず、多くの皆さまにお越しいただ
きました。
ご参加の方々には、図書館の存在と読書の魅力、楽しさを知っていただくと
ともに、皆さまの知的好奇心を満たしていただけたことと思います。
まつりを開催するに当たりましては、田口実行委員長をはじめ、実行委員・
当日スタッフ・出演者の皆さま方、多くの関係者の方々のおかげをもちまして、
手作りのあたたかい「図書館まつり」となり、大変ご好評をいただくことがで
きました。ご尽力いただきました皆さまには、心よりお礼と感謝を申し上げま
す。
所沢図書館では、誰もが生き生きと学ぶことができるような、生涯学習活動
を支える地域の情報拠点となり、人生をより深く豊かなものとするための読書
活動推進の拠点でありたいと願い、
「所沢市図書館ビジョン」を昨年度策定いた
しました。
また、本年度は子どもたちに読書の楽しさを伝え、図書館での一冊の本、あ
るいは情報との出会いが、人生のあらゆる場面での手助けになるようなサービ
ス提供をしていきたいと考え、
「第2次子どもの読書活動推進計画」策定の準備
を進めているところです。
未曽有の大災害であった東日本大震災後、私たちは、人と人とのつながりや、
物の豊かさではなく心の豊かさこそが大切であるということを実感いたしまし
た。これからも所沢図書館は、読書活動の推進や「図書館まつり」をはじめと
した利用促進事業を通して、本と人とのつながり、実行委員・ボランティア・
参加者の方々など、市民の皆さま同士のつながりの拠点でありたいと考えてお
りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
平成26年2月吉日
所沢市立所沢図書館長 岸 企子
- 2 -
図書館まつりも、
14回を迎えました。
お子様から大人ま
で楽しめるイベント
が目白押し!
みなさま、ご来館く
ださい! トベア
10月26日(土)
9:30 開館
10:00 ☆「私と所沢」
10:30 ★館内めぐり
26日
10:00~11:30
語り
『人工樹林』の舞台になった所沢に暮らして50余年。所沢に
寄せる思いを語っていただきます!
26日
14:00~15:30
11:00 ✿おはなし会
13:30 ✿きいてみたいな
ところざわのみんわ
14:00 ☆詩の講評会
「詩を書こう」
高橋 玄洋 さん(作家)
講評
須永 紀子 さん (詩人)
昨年に引き続き事前に応募された詩を読みながら、
詩とは何か、どのように詩を書くのかお話いただきま
す。
27日
10:00~11:30
14:30 ✿工作
15:30 ★館内めぐり
16:00 ✿ぬいぐるみおとまりかいの
おはなし会
17:00 閉館
10月27日(日)
9:30 開館
10:00 ☆「演じてみよう!紙芝居」
11:00 ✿おはなし会
13:30 ✿おはなし会
14:00 ☆シンポジウム
「パパもいっしょに!
~絵本を楽しむイクメン講
座」
14:30 ✿工作
★館内めぐり
15:00
16:00 ♪ハーモニカ合奏
講師
佐藤亭子 さん(紙芝居ボランティア)
ボランティア活動を通じて、紙芝居の楽しさを伝えて
いる佐藤さんに演じ方の講習をしていただき、航空公
園に実演に行きます。Let 's try !
27日
14:00~16:00
パネラー 牧 裕子さん(あかねの虹保育園園長)
篠 淳一郎さん〔(株)絵本ナビ 勤務〕
美甘 有利恵さん(所沢市保健センター勤務)
子どもたちは絵本が大好き!絵本の読み聞かせで楽
しい子育てしてみませんか?パパ大歓迎!もちろん、
ママも!
17:00 閉館
- 3 -
楽しいイベント、盛りだく
さん!
今年も、ひばりちゃんと
遊びに行くよ!
所沢市キャラクター トコろん
10月26日(土) ・27日(日)
両日開催
所沢市ゆかりの作家の作品を紹介いたします。
2階一般室 特設展示コーナー
トベアが図書館のどこにいるかさがしてね♪
~1階?、2階?、3階?!~みつけたらス
タンプをおしてね。
☆スタンプが5つ
そろうとすてきな
おみやげが
もらえるよ!
10月26日(土) 13:30~14:00
ところざわのむかしばなしをきいたことは
ありますか? ふしぎなはなし、おもしろい
はなし、かなしいはなし、こわいはなし…、
いっぱいきけますよ!
かたりて: 鈴木 征子さん
ばしょ:1階 おはなし会室
きけるひと:5さいから
(本館1階 エレベーター前 集合)
普段はなかなか見ることのできない図書館の
奥の奥を、ご案内します。ふるってご参加ください。
26日(土)
27日(日)
10:30~
15:00~
15:30~
絵本の読みきかせ・おはなし・こうさく
など。市内の地域文庫・おはなし会ボ
ランティアの方たちが行います。
26日(土) 11:00~11:30
27日(日) 11:00~11:30
13:30~14:00
開催時間に いつでも来てね!
26日(土) 14:30~16:00
27日(日) 14:30~16:00
会場:1階おはなし会室
(2階雑誌コーナー)
27日(日) 16:00~
やさしい音色にしばし
時を忘れてみませんか?
- 4 -
11月2日(土)
10:30~「スペシャルおはなし工作会 万華鏡づくり」(申込制)
11月3日(日)「おやこ映画会~ドラえもんまつり~」
10:30~ 「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」
13:00~ 「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」
15:00~ 「ドラえもん のび太とロボット王国」
両 日
「とこぶんブックリサイクル」
「スタンプラリー ~ トベアのおねがい、ほんをさがして!
11月2日(土)
10:30~
11月3日(日)
「拡大版スペシャルおはなし会」
幼児向け/11:00~ 小学生向け
10:30~ 「親子で!自然観察講座 秋の巻」
両 日
たのしい郷土のおはなし~手作り紙芝居
としょかんマスター!2013
おばけかぼちゃ おもさあてコンテスト
スタンプラリー (11月17日(日)まで)
- 5 -
11月9日(土) 10:30~ 「スペシャルおはなし会」(申込制)
~音楽といっしょに楽しむおはなし~
11月10日(日)14:30~ 「エコバックをつくろう」(申込制)
両 日
11月9日(土)
図書館くじ
終日 「ぬいぐるみおとまり会」
14:00~/16:00~
おはなし会
11月10日(日) 午後 講演会「所沢の遺跡」
両日
トベアをおってみよう!おはなし会こうさくだいしゅうごう
みんなのおすすめ「読書の木」
親子で読む絵本
11月16日(土)・17日(日)
終日 「4匹のクマの忘れ物を探そう」
11月17日(日)11:00~「大人向けのミニブックトーク」
11月20日(水)11:00~「親子おはなし会スペシャル」
11月16日(土)15:00~「スペシャルおはなし会」
11月17日(日)10:30~「スペシャルおはなし会」
14:00~「びゅんびゅんごまを作ろう!」 (リサイクル工作)
両 日 スタンプラリー
特集俳句
リサイクル本展示 新所沢分館のあゆみ
図書館員の自己紹介でおすすめの本対決!
- 6 -
高橋玄洋講演会
「 私
と
所
沢
」
所沢在住50余年になる脚本家で作家の高橋玄洋さんが、目で見て肌で感じた所沢の5
0年を、郷里尾道の話や起草委員長を務めた市民憲章への想い、所沢の文化を守ることな
ど、多岐にわたりお話されました。
すず
日 時:平成25年10月26日(土)午前10時~
場 所:所沢図書館本館
参加者:大人
講演:高橋
3階集会室
22人
玄洋さん(脚本家
作家 所沢市在住)
昭和61年6月に市民の手により「市民憲章を進める
市民の会」が作られ、草案が作られました。
高橋玄洋さんは、市民憲章起草委員を務められました。
一
人
ひ
と
り
が
自
ら
ま
ち
づ
く
り
を
進
め
よ
う
所
沢
市
は
市
民
の
た
め
に
あ
る
胸
深
く
刻
ま
れ
る
ふ
る
さ
と
を
伝
え
よ
う
こ
ど
も
は
市
の
宝
で
あ
る
み
ど
り
を
守
り
や
す
ら
ぎ
の
街
を
創
ろ
う
恵
ま
れ
た
自
然
は
い
の
ち
の
泉
で
あ
る
こ
こ
ろ
の
ふ
れ
あ
い
を
求
め
友
情
の
輪
を
ひ
ろ
げ
よ
う
人
は
市
の
誇
り
で
あ
る
未
来
に
向
か
っ
て
う
る
お
い
の
文
化
都
市
を
め
ざ
す
こ
の
歴
史
と
環
境
の
上
に
立
ち
日
本
人
が
初
め
て
大
空
に
は
ば
た
い
た
記
念
す
べ
き
街
で
あ
る
鎌
倉
街
道
の
拠
点
と
し
て
発
達
し
所
沢
市
は
武
蔵
野
台
地
の
自
然
に
恵
ま
れ
所
沢
市
市
民
憲
章
(
昭
和
6
2
年
3
月
制
定
)
- 7 -
第 14 回
所沢図書館まつり
~親子で図書館、つなごう紡ごう心のページ。~
高橋玄洋講演会「私と所沢」
『人工樹林』の舞台になった所沢に暮らして五十余年。玄洋先生の所沢に寄せる
思いを語っていただきます!
【高橋玄洋先生 プロフィール】
昭和 4 年 島根県松江市に生まれる。昭和 20 年海軍兵学校に入校し、原爆投下後、
広島市内で救援活動を行う。
終戦後、父親の就職先尾道市に帰省し、画家「小林和作」に出会う。父親武氏は、
のちに尾道市の教育長、助役を務める。
尾道短期大学を経て早稲田大学文学科を卒業後、日本教育テレビ(現テレビ朝日)
の嘱託作家として活躍する。昭和 35 年「傷痕」が芸術祭奨励賞を受賞し、その後、
フリーとなり作家活動に専心する。
年間 100 本のドラマ脚本を書き、
「視聴率の魔術師」と呼ばれたが、昭和 55 年
ごろから、脚本家を辞し小説、随筆、書、陶芸などの制作活動にいそしむ。
昭和 31 年から所沢市に住み、市民憲章の起草委員長を務めた。
故郷、尾道市立大学付属図書館に「高橋玄洋記念室」がある。所沢図書館所沢分
館にも「高橋玄洋コーナー」があり、著作、テレビドラマの DVD などを展示・貸
出している。
【受賞】
昭和 35 年
「傷痕」 芸術祭奨励賞
昭和 37 年
「子機」 芸術祭奨励賞
昭和 42 年
「いのちある日を」 久保田万太郎賞
昭和 48 年
芸術選奨文部大臣賞
平成 4 年
紫綬褒章
平成 11 年
勲四等旭日小綬章
【代表作】
「傷痕」「子機」「いのちある日を」「だいこんの花」「三男三女婿一匹」「野々村病院
物語」「繭子ひとり」
「朱鷺の墓」
「さよなら三角またきて四角」など多数。
- 8 -
図書館まつり講演会
「詩を書こう」
~詩人・須永紀子さんによる詩の講評~
事前に募集した応募作の詩を読みながら、詩とは何か、どのように詩を書くのかを
お話ししていただきました。テーマは、
「風景」。応募作品と参考作品を掲載いたします。
日 時:平成25年10月26日(土)
場 所:所沢図書館本館
講 師:須永
紀子
午後2時~
3階集会室
さん(詩人
第26回詩歌文学館賞受賞)
詩の応募者:16名
参加者:大人
28名
須永紀子さんプロフィール
東京渋谷区生まれ。所沢市在住。1982年個人誌「雨期」創刊。現在61号まで発行。所沢図
書館41号から所蔵。1987年に『詩学』にて同人誌評を1年間担当する。
2006年詩集『中空前夜』
(書肆山田)
2011年『空の庭、時の径』
(書肆山田)で第26回詩歌文学館賞受賞
その他の詩集 『わたくしにできること』
(1998年
ナイトプレス)
ミッドナイトプレス)
『至上の愛』
(2002年 ミッド
ブログ 「羊的生活」http://sheepweed.cocolog~nifty.com/blog/
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応募作品 16 篇
忘れられない風景
いしだ
石田 ミチ
昭和二十年三月十日 未明
夕 景
いしくら
石倉 よしみ
空を覆うB29の襲来 絨毯爆撃(じゅうたん
ばくげき)
照明弾が落とされ 街は真昼のよう
メンチカツ
午前二時三十分 腕時計の針が鮮明
刻みキャベツ
上野 浅草 本所 深川 火の海
ブルドッグソース
空一面に張り巡らされた電線が
わかめのみそ汁
一瞬に火を吹き火の網となり 頭上に落ちる
ちゃぶ台
一夜明けた東京の風景
見渡す限り 焼け野が原
ざぶとん
木造家屋は総べて消失
鏡台
コンクリートの建物は 窓も扉も家材道具も
ポータブル電蓄
吹き飛び 打ち捨てられた黒い空き箱のよう
めざまし時計
六十ワットの電球
道筋に六地蔵が倒れているのかと見れば
いづれも胸に腕を組み石の様になった焦死体
拳(こぶし)を振り上げ仁王の様な形相で
花柄のカーテン
防火水漕の中に立った男性 下半身は赤く水
像ゆらぐガラス
腫れ 上半身は真黒に焼け焦げた裸像
おさなご
木製の枠
モルタル
左胸に乳飲児を右腕に幼子を かばう様に
臥せた母親 ブロンズと見まがうばかり
スレート瓦
後日 報道された犠牲者 十万人
さえぎる物の無い焼け跡
汽笛が鳴る
浅草橋から驚く程 近々と見えた東京駅
家々の灯が流れ去る
蒼空を背景に 朝の光を受けて
赤レンガ造りの東京駅は
現実を離れ お伽噺の宮殿を想わせ
ひときわ美しく優雅に輝いた
振り返れば 変り果てた東京の姿
見上げると 雲一ツ無い空が
青い絵の具を溶いたように
何処までも拡がっていた
- 10 -
畑の父母
うみ
海 さとる
ぼくは一番とおいみたい
でも ぼくが大人になって
フッと目をとじて浮かぶ風景
パパより大きくなったら
畑にいた父母の姿が一番好きだ
ああ今年も夏が終ってしまう行ってしまう
一番になれるかな
ジージーと蟬の鳴いていた夏が去ってゆく
麦わら帽子を被ってセッセと畑仕事を
そうしたら・・・
していた父母の夏がずっと向うへ
雨が降ったら
私の大好きな風景
僕が一番に
二人とも陽に焼けて真黒さ
まっ白な歯(入歯かな)
ママに教えてあげよう
ニャッと笑う父フフッと微笑む母
ママはきっと おおあわてで
二人は顔を見合せてアハハと笑う
洗濯物を とりこむから
辛い時悲しい時
二人の笑顔は私の心の薬
大きな 僕は さっと手伝ってあげるよ
元気になる特効薬
今は父は亡く母は老いた
でもそれが何だって言うんだ
私は涙を流しながらひたすら二人の顔を想う
ぼく
カッコイイでしょ パパ
大切な
大切な父母の笑顔を
今もまだ言って欲しい
ぼくの風景
おおた
お ざき
太田 ゆき
夢のまた夢
ぼくがいて
いつかはいつかの
途方に暮れる
ママがいて
人の思考回路
論理を忘れた生き方
パパがいる
全てはこの大地の
お空から 一番近いのは パパ
二番目は ママ
こう た
尾﨑 航太
幼少の砂遊び
戻って来れるはず
- 11 -
残って居ない道
思い出の地
かん
忘れていない心
見ると泣きたくなる風景がある。大好きな
手紙を添える
街・人・夕焼け…。
〝自分の黄金時代は過ぎてから気付く…〟
砂遊びを本気にさせて
とよく言うけれど、そんなに大切であること
後ろを振り向けなくて
に後から気付く。
僕は温かいぬくもりを背景に
後になって、一人歩いてみる。学生時代自
時には涙を
転車で全力疾走した坂、皆で集まった研究室、
この大地に降る僕の感謝の雨
いつも心配してくれる先生たち。そして隣に
誰か気付いたら
はいつも大好きな皆の笑顔。
おかえりと言って欲しい
恵まれた環境にいたこと、家族に愛されて
いたこと…なのに皆を振り回した。お母さん
のことも傷つけた。
〝幼かった〟そう言ってしまったらきれい
事になるけれど、本当に周りが見えていなか
外に出れば
った。
カソウキドリ
社会人になり数年がたつ。心が追いつかな
いまま、年数だけが増えていく。
外に出てみれば、いつもと変わらない場所、
私は今笑えているのかな?大好きだった風
変わってしまった場所を見る。
景にきいてみる。かっこ悪かったけど、がむ
右を向けば、あったはずの建物は消えていて
しゃらで一生懸命だったあの頃。
、しばらくすると別の建物に変わっていた。
まだ一人で歩くのは辛い。でもいつか素敵
左を向けば、よく見かける店は相変わらず営
な思い出として宝物にしていけるかな。いつ
業していて、どこかほっとする。
か、本当の笑顔で皆に会いたい。そして泣き
少し下を向いていた後に上向いてみると、変
たい。その時はまた、あの思い出の地で一緒
わった雲が動きながら空に浮かんでいる。
にご飯を食べようね。
いつもいく道を歩くと、変わらない風景と変
私は今新しい風景の中にいる。泣も、苦し
わってしまった風景を見る。
みも嬉びも、全部あの湖に置いてこよう。そ
外に出れば、色んな風景を見ることができる。
して、新しい風景の中で精一杯生きていこう。
素直に〝大好き〟と言える日まで。
。
。
本当にありがとう。幸せでした。
- 12 -
白い花
さ わ
佐和
あきら
朗
実家の乙女
いとこが出征の日、村外れまで見送った。
実家にいた時
生垣に、 茶の花が白く咲いていた。
犬の散歩は俺の役目
セイン
毎日同じコースをのんびりと
戦に敗れ、夜が明ける。
合計何回歩いたろう
軍服姿のいとこは、長押の上の額の中。
歩いた分だけ
深まった絆
花嫁衣装に着せ替えた「市松」を、
春は止まって日なたぼっこ
ひな段に飾った祖母も亡い。
夏の散歩は熱いよな
秋も冬も行きたがった
茶の花は、白く咲いてるよ。
散歩大好き
どうして帰って来ないの。
そんな愛犬も最近死んだ
帰るところは、あるんだよ。
オトメ、ありがとう
楽しい時間をありがとう
一生忘れないよ
思い出の場所
し じよう
司城
たかこ
貴子
自然と味と心の風景
つぶやきマン
二十代の頃
友と友の家族に連れられて
ホタルを見に行った
紺碧色の空、緑の木々、子供達の歓声、こ
名栗村の夜は暗くひんやりしていた
んな情景を見るのは、今ここに生きている証
川辺にたくさんのホタル
拠、情報キャッチナイス!!心が満ちたりた一
何よりも信頼していた友と行ったこと
その友は
私にたくさんの思い出をくれた
今は離れてしまったけれど
私の時間が止まった時
瞬、可能な限り、はしゃぎ、喜怒哀楽のむき
出し、これが人なんだ、何も恥じる事なく無
邪気に動け、言葉を出せ、とことん自分を、
さらけ出し動ける時働き、動ける時、何事も
私の時間を動かしてくれた友だ
実行しよう。そこに見出したものは、かけが
今彼女は何をしているだろう
えのない生き抜いた証、そう何も未来を、案
可能ならば
じ過ぎず、今を正しく呼吸し、今を、大切に
また食をともにしたいものだ
しよう。そして、宝物として心に残しつつ‥
いやな事は忘れ、いい想い出だけを、体に
- 13 -
刻み、進もう。そんな自然の風景が、今の自
ない。今そこにたった一人居座る元犯罪者は
分の心に訴えてくれた。
おくびにも出さず飄飄と暮らす。謝罪と反省
をバラバラにした家族へ示さないで。 ひと
食べられる、それは、自然の恵みが、叶え
・・・・・
昔前、伯母が言っていた。
「私は今回のこと
てくれた贈り物、ありがとう×6、そう三十
でさすがにお父さんと別れようと思ったんだ
回よーく噛んで命を繋ごう。色のコントラス
。けど子供達が帰ってこられる場所がないの
トを楽しみ、味を堪能できる今に、幸を感じ
を考えたら踏み留まる決心がついたの」
。そ
ながら、そこには、言葉に現せない、自然の
の二年後、両親は別れる、あっけなく。五月
笑の美を、自分は見えないけれど食べてくれ
上旬に籍を抜いた。母曰く正月過ぎには答え
た方の顔の表現が、教えてくれた。
が出てたらしい。奇しくも正月は家族五人全
五感がある。それは生きている証、自然の
員が一同に会した最後の時だった、もう実現
生き物も同じ、無理なくありのままに動きた
することのない。 その時のテーブルはやけ
いはずだ。しかし何らかの防害で、昔の気候
に小さく感じた。昔は五人揃ってそこで食べ
とは、今は桁違い、ヤジロベーの起点を、ど
れたのに……。母の場所は調味料で埋めつく
され、弟二人が並んで入れた席も一人しか入
こに求めるかは、我々人間の我慢度で決まる
れなかった。 テーブルのある居間からは見
いや、我慢では無く理解に置き換え、この美
えない「芋掘り畑」
。二階に上がれば四軒先
しい風景を、永遠に、守り抜き、後世に繋ぐ
に広がる地の遺産。今こうささやきかける。
努力をしよう。喜怒哀楽が、人として作動す
「わかるかい、思うんだよ。思い出すんだよ
るよう、すてきなメロディーでありたい。
、毎回じゃなくてもいいさ。ア・ラ・ワ・ス
はツ・タ・エ・ルなんだよ」と。まるでテー
ブルが喋っているようだった。
詩デナイナデ詩
~2013望郷~
ディー・ ノ イ シ
D 乃蛇志
層を成した廂間でそこがわからない裏側。
そこは関越道からなら実家だとわかる。廂間
の屋根しか見させない防音壁が遮っているの
流星の一筋
眠る間際の流星は
風光明媚な夜の華
に。何本かの橋がかかる三芳SA川越IC間
風車の丘に羊飼
。その内の一つ「中台橋」は、かつての通学
牧羊犬は眠たげに
路。それは実家だという目印として今も変わ
羊飼の側に居る
らず目立たず佇む。 実家という呼び方は変
異国の丘陵
わらないのかもしれない。でもそこへは帰れ
遠い大地
- 14 -
とう ま
よしたか
透麻 由貴
星の多い空には
正午の原っぱのバッタやトンボ
ぽつ
晩夏の蝉と夕暮れの丘
すらり
目黒川の川原でのラジオ体操
流星の一線
空き地での缶けり遊び
海を越えた
そして さりげない貧しさ
ぼくの街の風景には
総天然色のカプセルには
夜の星は
東横デパートの屋上の遊園地で遊び
ちらりちら
東横食堂でお子様ランチを食べ
流星はかなしい一瞬
時々は怪獣映画をみたご褒美の日
緑の大地に
多摩川園の菊人形や超ロング滑り台や
想いはめくるめく
ジェットコースターにメリーゴーランド
羊は身体を寄せ合って
それは もっと特別な日
柵の中
またひとつ流星が
東横線は渋谷と桜木町を結ぶ線分
羊飼の空に
少年時代と同じように
ぼくの空に
始まりがあり 終わりがあった
夜風を滑る
始発駅の希望と終着駅の悲哀
君に見せたい
昭和六十二年に所沢に引越すまで
君に見せたい
二つのタイムカプセルをかばんに入れて
風景の星空
東横線の上を行ったり来たり
いくつもの季節を通り過ぎて
平成二十五年三月 東横線が直線の一部とな
東横線という線分
とやま
たかかず
外山 孝和
った時 僕の東横線は失われたのである
僕の少年時代は
昭和三十年代の東横線とともにあった
心の景色 (スケッチ)ミ ス タ ー
T
O
Mr.T・O
七割の喜びと三割の悲しみ
はじめて来たのに
少年時代の始まりと終わりが詰められた
何故か懐しい場所ってありませんか
タイムカプセルが 目の前に二つ
白黒色のカプセルには
静かな街でゆっくりと記憶を辿ってみて下さい
- 15 -
だんだん自分の未来が見えて来ませんか
今の この時
庭の片すみにひっそりと置いてあった自転車
を見つけました
秋の 只中
くらし
私はここで新しい人生を始めてみようと思い
ます。
参考作品 6篇
秋のひとこま
よこさわ
つね よし
横澤 恒芳
稔る穂の たのしさ
落ち葉ふむ 風の やさしさ
途上
しのはら
け ん じ
篠原 憲二
よく
駅舎の上から
街を見渡した
家並みは 一つ一つ
ぼくの いつ思い出してもいい
心の中のように 退いていく
行く雲の ほほえみ
許されてある 今の うれしさ
そして
とおく 街が
果てると感じる時
どこへ行くよりも遙かな気持ちになって
ぼくは再び歩き出す
ひたひたと
ひたひたと
在ること それは
ゆっくりと続き
しかも 終わったと
ついに叫ぶこともない
木漏れ日の 光の さざなみ
(詩集『沖の音』2009 年・水仁舎)
寄せては返す 光の波涛
壁と翳
し み ず
ゆっくりと
ゆっくりと
壁に掛かっているもの
月めくりのカレンダー
(いまどき飲み屋で
カレンダーをくれるとはね
ぼくはその白い筒を軽く振って
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て つ お
清水 哲男
死んだ飲み仲間と
いつものように雑踏で別れた
砂丘に立つ工場に似ている
海に向かって煙を吐いていた
あの工場では何を作っていたのか
今もわからない
壁に掛かっていたもの
子供用の野球帽
(ヤンキースの真っ白な
ロゴの付いた紺色の帽子
これ被って野球場に行こうね
生まれてきたのは
泣きみその女の子だった
遠く目白通りから
波の寄せる音が聴こえる
(詩集『ショランダーは金髪だった』
1983 年・雨期編集部)
壁に掛けなかったもの
家族の写真
(そりゃあもちろん撮ったさ
何十枚も何百枚もだよ
でも気に入ったのが
一枚もなかったってことかな
誰かが必ず白く笑っている
通り過ぎた
出勤か帰宅か
ここからではわからない
興味があるわけではないわたしはただ見ている
だけだ
ぼくの六畳間の壁際では
今日も翳のように透明な埃が立っているんだ。
ときどきトラックが走り
男のすがたをかくす
(詩集『黄燐と投げ縄』2005 年・書肆山田)
夢のなかでは
二つ折りをくりかえし
極小にむかう朱色の紙片
す な が
明るく乾いた径は
夏の海岸に続いていて
見晴湯という看板が
見晴場に見えてくるのだ
の り こ
須永 紀子
この坂を下りると海が開ける
そんな気がいつもした
たか し
かすかに潮の風が流れる早朝
街道沿いのアーケードを
肩かけカバンを下げて男がひとり駅舎の方に歩
いていく
壁に掛けたかったもの
西部男の投げ縄
(遠くから赤毛の馬でやってきてさ
缶で沸かしたコーヒーを飲んでから
力いっぱい振り回して投げるんだ
おお 福生セントラルの
暗闇の十七歳のぼくに向かって
神楽坂
の む ら
野村 尚志
折れ目をたどって
わたしのことばは
わたしをわたしにとじこめてしまった
昨日この町に来て午後には帰るわたしは
はやく目覚めすぎて歩道橋に上っている
(
『野村尚志詩集』2003 年・武蔵野書房)
すすけたれんがの建物は
- 17 -
馬込西二丁目の頃
ふるうち
み
午後の一部
や
こ
やまもと
古内 美也子
草むらの
へびいちごの色に目をやると
ひん かく
さむい品鶴線を遠ざかる
貨物列車の尾燈が
ゆくてをふさぐのだ
けむ
煙をかきわけて往復する
ほそい鉄のらんかん
二度とその先へ行けなかった
老婆の殺されていた草むら
雨が降ったり 叱られた日
汽笛はきこえ過ぎ
こっそりかじった
かたばみやいたどり
まっさおな麦
何の反射で道端が
あんなに輝いたのか
バッタにトウスミ
それからアゲハ
あざみみたいに
あたしの殺意だって
威勢がよかった
草むらの
しずけさに攫われた
不覚な瞠目
うめさん たけさん
松っつあん
のんべい松竹梅も
再びそろって
ひかる他界は
見送るものをやさしく
呼びすてにする
(詩集『昼火事』1984 年・紫陽社)
ゆ
み
こ
山本 楡美子
さわさわとやってきた秋にのって
ニセアカシアの道を歩いて行きなさい
仕立屋さんが大きすぎる
上着を直してくれる
健診センターの医師は
(来年は首ですからね
(来ても
(いませんよ
と帰りぎわに言う
胸に丈高い草がなびいて
子どもの指先が
見え隠れする
母親があなたと同じ横顔で
古い火の光る道を歩いて行く
鞄の男が
こわばった顔で
通り過ぎてゆく
反対の角から
ヴァンが
曲がってくる
パン屋さんが白衣を放り投げて
十月の粉を払い落す
腕が
ゴッホの「種まく人」を思い出させて
あなたは
紺色の服に染まる
ニセアカシアの道は公園へつづく
森に着けば
前夜の匂いがするだろう
ニセアカシアにこそ上着を掛けてやりなさい
誰もいなくなった後も
あなたの唇のように
震えている
(詩集『森へ行く道』2009 年・書肆山田)
- 18 -
演じてみよう!紙芝居
子どもたちの大好きな紙芝居の演じ方をレクチャーしていただ
き、航空公園へ実演に行きました。
日 時:平成25年10月27日(日)午前10時~
場 所:所沢図書館本館
講 師:佐藤
3階集会室
亭子 さん(紙芝居ボランティア)
参加者:大人23名
*当日の資料を次項に掲載いたします。
参加者:大人
26名
- 19 -
<紙芝居史>
1891(明治 24 年)頃
紙人形(ペープサートのような形)を動かして演じ
る「立ち絵」が演じられる
1930(昭和 5 年)
現在の紙芝居形式の平絵が考案され、街頭紙芝居「黄
金バット」誕生
1933(昭和 8 年)
キリスト教・仏教布教を目的とした紙芝居発行
1933(昭和 5 年)~
1943(昭和 18 年)頃
川崎大治「オサルのラッパ」出版
国策紙芝居が次々と出る
1946(昭和 21 年)
街頭紙芝居 加太こうじによって「黄金バット」復
活。街頭紙芝居と教育紙芝居が一緒になって「日本
紙芝居協会」が設立される。
1952(昭和 27 年)
第 1 回紙芝居コンクールで右手和子が第 1 位となる。
日教組主催の「平和のちかい」が出版され、ベストセ
ラーとなる。
1955(昭和 30 年)
テレビの台数が 10 万台となる。街頭紙芝居が次第に
街から姿を消す
1960(昭和 35 年)
図書館で紙芝居の貸出が開始される
1967(昭和 42 年)
文部省が「第1次教材計画 10 ヶ年計画」を制定。
学校から紙芝居が消えていく
1969(昭和 44 年)
「子ども文化研究所」設立。親子読書会、親子映画、
親子劇場が生まれ、そちらに呼応するかのように紙
芝居が展開される
※その後、各地で紙芝居コンクールが開催され、ベトナムのラオスでも
紙芝居が紹介される。
2000(平成 10 年)
この頃より子育てサークル、文庫、老人施設等で紙
芝居の活用が広がり、研究実演活動が活発となり現
在に至る。紙芝居が多面的に見直され、街頭紙芝居
も芸能芸術面から再興される
- 20 -
<紙芝居とは>
○観客が集まるところ、どこでも紙芝居と舞台と演じ手で表現することができる芝
居である
○登場人物のせりふを通して出来事を伝え、ドラマを展開していく場合が多い
○登場人物が多いことにより、演じ手は変身の楽しさを味わえる(観客の反応が演
じ手を上達させてくれる)
○演じ手が登場人物の気持ち・状況などを音声で表現しながらドラマを進めて、演
じ手の指先のわずかな動きで動くはずのない絵が動く(演じ手+演出家)
<演じる前に>
○柔軟体操
・柔らかい体は楽な声を出す
・心の解放
○発声練習
・言葉をリズムよくはっきりと観客に届ける
・心を開放する発声練習(心を開放するということは、自分
のプライド・悩みなどを無=空にすること…??)
(腹式呼吸)
○下読み
・紙芝居を選ぶ(始めは自分の好きなものを)
・演じる前に必ず下読みをする。この段階で登場人物の年齢・
性別・職業・健康状態・心理などを考え工夫してみよう
○自分の声の色
をつかもう
・高さ(高 中 低)
・強さ(強 中 弱)
・緩急(早 中 ゆっくり)
・感情(明 中 暗)
・口をとがらせる
・唇を平べったく横に開く
・その他、工夫すれば色々な声が出ると思います(のどに負
担をかけないで)
・自分の周りにはモデルがたくさんいます。人の話し方を楽
しみながら盗んでしまおう
○演出の工夫
・起承転結(山場と谷間)
・全体をつかみ、演じ方を演出してみよう
- 21 -
<舞台の開閉>
○扉を1つずつ開ける(決まっていない)
○扉を開けている状態で幕紙(※)を使用
(※)紙芝居と同じサイズの厚紙に自分の好きな絵を描いたり張り絵にしたり
したものを紙芝居の一番先に見せておく
<舞台の位置>
○観客から1m離れたところ
○紙芝居の画面に光が当たる位置に
<演じ手の位置>
○観客が大人の場合は舞台の後ろだとじっくり演じられる
○観客が子どもの場合は舞台のやや後ろ、子どもの表情が見える位置に立つ
<心に届く上手な演じ方>
○ドラマチックな紙芝居⇒演じ手は存在しているけれど存在しない
○子どもとの関わりの中で進めていく場合⇒演じ手は存在しているが、場面の中で
は存在しない
<声・間・抜き>
紙芝居では次の3つが溶け合ってはじめて、観る人が楽しめる
○声
会話(セリフ)
語り(ナレーター)
擬音(実際の音に似せて道具を使って作り出す音)
擬態(動物や他の物の色や形に似せること)
○間
息継ぎの間
話が変わる間
ドラマを生かす間
○抜き
サッと抜く
ゆっくり抜く
途中で止める
動かす(上下・左右・前後・回す)
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<その他>
○とにかく紙芝居を上演する回数を増やし、その中で観客から育ててもらい、
自分もまた学んでいくことが大切だと思います。
○高齢になると義歯による話しづらさが出てきます。義歯を生かして温かみ
のあるゆっくりした話し方、間の取り方を工夫してみてください。
○若い人は若い人の良さがあります。一方、高齢の方には人生のドラマがいっ
ぱいありますし、出会った人も大勢います。様々な場面を思いだして工夫し
てみてください。
○みえや照れ、プライドなどをかなぐり捨てて思い切り演じましょう。そして
楽しみましょう。
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紙芝居に関する本いろいろ
≪紙芝居の演じ方に関する本≫
『紙芝居のはじまり はじまり』 右手和子著 1986 刊 童心社 【375.19/ウ】
『紙芝居-子ども・文化・保育』 子どもの文化研究所編 2011 刊 一声社 【779.8/カ】
『紙芝居 共感のよろこび』
まついのりこ作・絵 1998 刊 童心社 【375.19/マ】
『紙芝居の演じ方Q&A』
まついのりこ作・絵 2006 刊 童心社 【G779.8/マ】
『紙芝居を演じる』 酒井京子・日下部茂子共著 2003 刊(株)図書館流通センター【015.8/サ】
『みて!きいて!わくわくするよ紙芝居』 菊池好江著 1995 刊 学事出版 【375.19/キ】
『紙芝居-選び方・生かし方』 上地ちづ子・児童図書館研究会共著 1999 刊 児童図書館研究会
【G375.19/カ】
『紙芝居100の世界』子どもの文化研究所 紙芝居研究会編 1985 刊 椋の木社 【375.19/カ】
≪紙芝居の作り方に関する本≫
『演じてみよう つくってみよう
紙芝居』
長野ヒデ子編 右手和子・やべみつのり共著
2013 刊 石風社 【779.8/ナ】
『紙芝居をつくろう!』 阪本一房・堀田穣共著 1995 刊 青弓社 【779.8/サ】
『手づくり紙芝居講座』 ときわひろみ著 2009 刊 日本図書館協会 【015.8/ト】
『紙芝居をつくる』 右手和子・西山三郎・若林一郎共著 1990 刊 大月書店 【779.8/カ】
≪紙芝居の歴史、研究本などの本≫
『紙芝居昭和史』 加太こうじ著 2004 刊 岩波現代文庫 *1979 刊 旺文社版もあり【B779.8/カ】
『よみがえる昭和こども新聞 昭和 21 年~昭和 37 年編』 昭和こども新聞編纂委員会編
2012 刊 日本文芸社 【384.5/ミ/46】
『紙芝居 20 年の歩み-紙しばい広場・総集編』
子どもの文化研究所・紙芝居研究会編
2001 刊 子どもの文化研究所・紙芝居研究会 【379.3/カ】
『紙芝居と戦争』
『戦争と紙芝居』
『紙芝居』
櫻本富雄・今野敏彦共著 1985 刊 マルジュ社 【779.8/サ】
埼玉県平和資料館編
1997 刊 埼玉県平和資料館 【K779/サ】
山本武利著
吉川弘文館
2000 刊
【779.8/ヤ】
『紙芝居』
子どもの文化研究所編 1972 刊 童心社 【779.8/ウ】
『児童文学と紙芝居』
三澤裕見子著 2013 刊 武久出版 【G909/ミ】
『紙芝居の世界』
昭和館監修 2012 刊 メディアパル 【779.8/カ】
『網芝居がやってきた!』 鈴木常勝著 2007 刊 河出書房新社 【779.8/ス】
『新・紙芝居全科』
財団法人文民教育協会編 2007 刊 財団法人文民教育協会 【779.8/シ】
『紙芝居大系』第 1 巻~7巻
大空社編集部 1994 刊 大空社 【H779.8/カ/1-7】
*このリストの本は所沢図書館に所蔵しています。
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シンポジウム
「親子で図書館、つなごう紡ごう心のページ」
「パパもいっしょに!」
~絵本を楽しむイクメン講座~
家庭での読み聞かせに活かしたい絵本について、パネリストの
先生方のお話を聞き、ともに考えました。
日 時:平成25年10月27日(日)午後2時~
場 所:所沢図書館本館
3階集会室
パネリスト
牧
裕子
篠
淳一郎
美甘
さん(あかねの虹保育園園長)
有利恵
さん([株]絵本ナビ勤務)
参加者:24名
さん(所沢市保健センター勤務)
(大人22名
子ども2名)
*今年も出版社にアンケートを依頼しました。次項に掲載いたします。
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シンポジウム資料
児童図書出版社メッセージ
ご協力いただいた出版社は、以下の14社です。
株式会社 あかね書房
株式会社
あすなろ書房
株式会社 偕成社
株式会社 教育出版
株式会社
株式会社 くもん出版
株式会社
株式会社 小峰書店
株式会社 小学館
株式会社 新興出版社啓林館文研出版
株式会社 日本標準
株式会社
講談社
福音館書店
株式会社 岩波書店
大日本図書
金の星社
株式会社
*社名の 50 音順に掲載しています。
質 問
①読み聞かせのアドバイスについて教えてください。
②読み聞かせたい一押しの図書を教えてください。
*紹介されている絵本のタイトルに下線が引かれているものは、所沢図書館未所蔵のもの
です。
●娘の読み聞かせ●
株式会社あかね書房 岡元
光晴
私には娘が一人おりますが、小学生になるまではよく読み聞かせをしました。一番初め
に読み聞かせした絵本は「くだもの」
(福音館書店)でした。この絵本は文章が少ないので、
読み聞かせるというより、絵本を見せて話しかけていたという表現の方が正しかったと思
います。元々音読は苦手でしたので、以来このやり方を続け、話から脱線することも多か
ったように思います。始めた当初は相手も0歳児で「あ~」とか「う~」とかしか言いま
せんでしたので、こちらの自己満足的なところが多かったと思います。その頃は、ちょっ
とした表情や反応の変化に、子供の成長している姿を見ているようで親の方が勝手に喜ん
でいました。ただ、娘も成長し自分の言葉を発するようになると、早く話の続きを知りた
い娘となかなか次のページをめくらない私とで時々けんか(?)もしました。とはいって
も本格的なものではなく、ただのじゃれ合いですが、1冊の絵本で親子のコミュニケーシ
ョンがとれたことは非常に良かったと思います。
読み聞かせというと、
「上手に読まなければ」とついつい力が入ってしまいますが、コミ
ュニケーションを取る一つの手段だと思いますので、おもちゃで一緒に遊ぶのと同様に、
「読み聞かせ」をお子さんと一緒に楽しんでもらえたらと思います。
おすすめの絵本は「ぼくのふとんはうみでできている」
(作・ミロコマチコ/あかね書房刊)
です。想像力が掻き立てられる絵本です。是非、親子で読んでみてください。
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●お父さんの読み聞かせ絵本●
株式会社あすなろ書房
編集部 山浦真一
子育て世代、みんな忙しいですよね。お父さんも、お母さんも。時間がなくて慌ただし
い日にも、短時間で読めて、親も子も満足度大! の絵本をご紹介します。
いじめっこ誕生のメカニズムをユーモラスに描いた絵本、『いじめっこ』(ローラ・ヴァ
ッカロ・シーガー作
なかがわちひろ訳
あすなろ書房刊)。「短時間で読める」というの
は、この絵本、文字が少ないし、テンポよく読んだほうがおもしろいのです。
「あっちいけ!」大きい牛の一言で、小さい牛はいじめっこに。
「ちび!」
「ぐず!」
「ぶ
た!」悪い言葉はどんどんエスカレート。と、同時に小さい牛はむくむく大きくなって…。
少ない文字で大いに語り、クライマックスに向かってぐんぐん加速!
ページをめくる
楽しみがたっぷり味わえるパワフルな作品です。また、ちょっと口にするのがはばかられ
る、刺激的なNGワード(子どもは好きですよね!)の連続でありながら、大切なことを
教えてくれる、思いがけないストーリー展開も見事だと思います。
この絵本、一見開き一言なので、だれでも上手に読めます。まだ読み聞かせに慣れてい
ないお父さんも、きっと楽しく読めて、盛り上がるはず。唯一のコツは、涙目になった小
さい牛の顔のアップで一拍おいて、お子さんの顔を見ること。ここで、親子で呼吸をあわ
せると、それだけでぐっとウケがよくなると思いますので、ぜひお試しください。
さらに!
おすすめしたいのは、聞き分けのない子にイラッとしたり、そこで激しく叱
ってしまった自分のことが嫌になった日。最初の「あっちいけ!」から心のままに読んで
いくと、あら不思議!
最後にはすんなり子どもと仲直りができて、気持ちよく一日を終
えられます。
おまけにもう一冊。子どもたちに絶大な人気を誇る絵本『うんちっち』
(ステファニー・
ブレイク作 ふしみみさを訳 あすなろ書房刊)
。この作品は、お父さんがすばらしい活躍
をします。トイレ関係は、子どもには日常で大きな割合を占める事柄であり、心配ごとで
もあります。トイレットトレーニングで憂鬱になったときは、これで笑い飛ばしましょう!
●よい時間がありますように●
株式会社岩波書店 児童編集部 須藤 建
子育て中のパパ、ママへ読み聞かせのアドバイスをということで、執筆を依頼されまし
たが、未熟ゆえ、とてもアドバイスできるようなことはありません。ただ、二歳の息子が
いる身として、同じく現在子育て中である方には、勝手ながら大いなる共感をおぼえます。
皆さん、睡眠足りてますでしょうか。元気でやっていらっしゃいますか。てんやわんやの
毎日のなかで、子どもがいることで救われる瞬間が、このところ何度もありますが、皆さ
んもそうでしょうか。運よく子どもが眠るまえに帰宅できた日は、一緒に布団にころがっ
て絵本を読みますが、そういう時間は、ほんとうにほっとする、安らげる時間です。
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この小冊子を手にとってくださるような方には、言わずもがなのことかも知れませんが、
絵本は、とにかく地元の図書館を活用しています。定番以外にもものすごい数がそろって
いるので、二週間に一度、最近好きなもの(電車や動物など)や、日常生活に関するもの
(歯磨きや寝ることや遊ぶことなど)、季節をテーマにしたものなど、手当たりしだい借り
てきます。
絵があってことばがある。声に出して読んでいくと、子どもがさまざま反応をみせてく
れる。絵本はそのシンプルなところがいいと思います。内容と日々の経験がうまくつなが
ったときは反応もよくて、うれしくなります。反応がいいところを掘り下げて、そうでな
いところは読みとばしたり、勝手にことばを補ったり、絵本は子どもと対話するためのネ
タのようなものです。とにかくそこに楽しい時間があれば、もうそれでいいのではないで
しょうか。
もしよかったら『1はゴリラ』
(アンソニー・ブラウン作/さくまゆみこ訳)と『ながい
ながいよる』
(バウアー文/ルウィン絵/千葉茂樹訳)の二冊の絵本を、どうぞ手にとって
みてください。どちらも心をこめてつくりました。皆さんの毎日のなかに、ちょっとだけ
でも紛れこませてもらえたら幸いです。
●「読み聞かせ」の意義とは●
株式会社偕成社 販売部 稲森 保
7歳の息子と2歳の娘の就寝前の日課は、父による絵本の読み聞かせです。残業や出張
で不在の時を除き、毎晩絵本を読み聞かせてきました。面倒に思うこともありますが、子
どもと過ごす時間をつくりたいと思い、ずっと続けています。
私自身、よく母親に絵本を読み聞かせてもらっていました。お気に入りの本は何度も読
んでもらいましたが、本の内容以上に、その時の母の声色や交わした会話を40年ちかく
経った今でも鮮明に覚えていて、懐かしく心温まる記憶となっています。
読み聞かせに教育的効果を求めすぎるのは、決してよいことではないように思います。
絵本を媒体にして親と一緒の時間を過ごすことで、子どもは「大切にされている」という
安心感を得られるのではないでしょうか。小さい頃は膝の上に乗せ、言葉を交わしながら、
スキンシップを取って読んであげてください。読み聞かせに卒業の年齢はありません。何
歳までと決めず、ずっと続けてあげて下さい。
子どもは絵本の言葉や絵から創造や想像の芽を膨らませます。例えば絵本の中の動物と
一緒に空を飛び、海の中を潜り、深い森の中を探検します。登場する人物の喜びや悲しみ、
嬉しさ、寂しさを自分のものにしていき、このような追体験によって豊かな心が作られる
といわれています。
お薦めの絵本ですが、世代を超えて読み継がれてきたロングセラー絵本には、最近のキ
ャラクター絵本にはない普遍性があり、子どもたちに愛され続けている作品がたくさんあ
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ります。
「知識を得る」
「読書習慣を付ける」ことよりも、「親と子がふれあい、ともに成長
する」ことを考えて、これからも読み聞かせを続けていきたいと思っています。
我が家の子どもたちのお気に入り
年齢別おすすめ絵本BEST3
0 歳~『じゃあじゃあびりびり』1983 年刊 偕成社
1 歳~『もこ もこもこ』1977 年刊 文研出版
2 歳~『きんぎょがにげた』1982 年刊 福音館書店
●ちゃんとみてるきいてるよ●
株式会社教育出版 玉井
久美子
「まだ言葉のわからない赤ちゃんや、じっと座っていられない幼児に、読み聞かせは
早いんじゃないかしら。
」
そんな不安はありませんか。しかし、読み聞かせを聞いている赤ちゃんや子どもたちの
脳の働きを調べると、声を聞いていないようでも、脳の「見たものを認識したり言葉の意
味を理解したりする部分」が活発に動いていて、ちゃんとお話を聞いていることがわかり
ます。
「うちの子はもうひらがなが読めるのだから、自分で読ませたほうがいいのだろうか。」
しかし、ひらがなを読めることと、言葉の意味を理解することとは別であることがわか
っています。文字で「おおあめ」と読みとった時と、声から「おおあめ」と聞きとった時
とでは、必ずしも同じ理解が得られているとはかぎらないのです。
こんなデータもあります。いわく、絵本を読んでいる時は、読み手の脳の中でも「相手
に共感したり相手のことを考えたりする時に働く部分」が大きく活動する。お母さんやお
父さんの脳にも読み聞かせは効果のようです。
これまで「絵本の読み聞かせは子どもの成長にいい」といわれてきましたが、それを実
証する調査はあまりありませんでした。これに取り組むべく、約 10 年にわたって研究を進
めている聖徳大学の研究チームが、2014 年春に『子育てに絵本を(仮題)』を刊行します。
こんな「読み聞かせ知識」のほか、0 歳、1 歳……と年齢別に選び出した絵本 100 冊も紹
介し、子育てに奮闘する皆さんの強い味方となる 1 冊です。詳しくは教育出版までお問い
合わせください。
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●たまには「聞き役」に●
株式会社金の星社
出版部 野村 茂樹
子育て中、
もしくはこれから子育てを始めるイクメン&ママへのアドバイス…なんとも難
しいテーマです。なぜなら私も園児2人の育児に奮闘中の身。偉そうなことはいえません。
そこで、絵本を読むコツは他の方にお任せし、私は親目線で絵本の時間を楽しむ方法をご紹
介します。
さて、絵本を読む習慣がつくと、子どもはいついかなる時でも絵本を持って現れます。仕
事で疲れて帰った夜、
公園で走り回った直後、
休日の早朝など、
親の都合はおかまいなしに、
天使(悪魔?)の笑顔で迫ってきます。1歳くらいまでなら「あとでね」と、だっこしてあ
げればごまかせますが、大きくなるにつれて、それも通用しなくなります。そんな時におす
すめしたいのが役割交代です。
「今日は○○(名前)が読んでよ」と、親が聞き役にまわっ
てしまうのです。子どもの記憶力は恐ろしいもので、字が読めなくてもお気に入りの絵本の
内容は頭に入っており、
たどたどしくも一生懸命読んでくれます。
会話がまだできなくても、
読む真似くらいはしてくれます。絵本は「親が読んであげるもの」と意気込む必要はありま
せん。たまにはのんびり聞き役になって、子どもの成長を眺めるのも、絵本の楽しみ方の一
つです。
続いて誰が読んでも絶対に盛り上がれる、弊社の「へんしんシリーズ」をご紹介します。
これは言葉遊びの絵本シリーズで、例えば最新刊の『へんしんレストラン』では、メニュ
ーにのっている「いた」を注文すると、お店の人が「いた いた いた…」と唱えはじめ、あ
っという間に「たい」のおかしらつきができあがるという内容です。
「?」と思われた方は、
「いた」を何度も繰り返してみてください。いつの間にか「たい」とつぶやいていることに
気づくはずです。ある言葉を繰り返し読むと別の言葉になる。単純ですが、親子で笑いなが
ら楽しめる絵本です。本には出てこない「へんしん言葉」を探してみるのも楽しいですよ。
●子どもの笑顔を楽しみに●
株式会社くもん出版 編集部 堤
嘉代
私自身も、小学校 2 年生と 2 歳の子どもたちと、絵本を楽しむ毎日を送っていますが、
毎日続けて同じ絵本を持ってこられると、ううーん同じ本ばかりじゃなくて、と思ってし
まうことも…。でも、そんなときは、大のお気に入りの絵本に出会えたのだよな、と思っ
て、読むことにしています。
何度も同じ絵本を持ってくるということから考えても、知識を得たり、ストーリーを楽
しんだりする大人の読書と、子どもが絵本を読む(聞く)こととは全く違うのだと思いま
す。絵本作家のかさいまり先生が、おっしゃっていた言葉に次のようなものがあります。
「
絵本は子どもの心を柔らかく耕すもの、だから、読む大人も、空や鳥や花など、見るもの
全てに何かを感じる柔らかい心を持っていなければいけないのよね」
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絵本の読み聞かせで大切なことは、読み方、読む回数や、何を読むかということ以上に、
読み手の大人の心の柔らかさなのかもしれません。
そんな奥深い絵本の世界の入り口にぴったりの絵本をご紹介します。『にーっこり』(作
・いしづちひろ/絵・くわざわゆうこ/くもん出版刊)です。赤ちゃんはどんなときにと
びっきりの笑顔を見せてくれるでしょうか。この絵本では、おいしいとき、好きなものを
見たとき、大好きな人にだっこされたときなどの、赤ちゃんの笑顔がたくさん出てきます。
この絵本で、いっしょににっこりしていますという感想や、産まれてはじめて触れた絵
本で笑顔がでましたという感想をいただいています。短い文章で、繰り返しがあること、
絵の真似をして楽しめることなども人気の秘密のようです。そのあたりは、人気がある赤
ちゃん絵本に共通しているかもしれません。
絵本をまんなかに、子どもたちと、もちろん大人の笑顔も、たくさん咲きますように。
●ザ・男子絵本●
株式会社講談社 幼児図書出版部 戸田
涼平
みなさん、こんにちは。実は、絵本業界には、男性の絵本編集者はあまり多くいません。
そこで、数少ない男性絵本編集者として、私はいつも「男の子やお父さんに読んでほしい」
絵本作りを心がけています。今回は、手前味噌で恐縮ですが、そんな思いをこめて作った
絵本を2冊ご紹介します。
まずは、『でんせつの
きょだいあんまんを
はこべ』。突然落ちてきた「きょだいあん
まん」を巣に持ち帰るため、アリたちが知力・体力を振り絞って努力するお話です。この
お話の見どころは、なんといってもインパクト抜群で筋骨隆々のアリたちの造形。あまり
の迫力で、アリにはまったく見えません(私が言うのも変ですが)。また、テキストもNHK
の某人気番組のナレーション風に作られていて、臨場感抜群。このテキストは、お母さん
が読むより、お父さんの低い声で渋く読み上げるほうが格段におもしろいと思います。
もうひとつは、おなじ著者が描いた最新作、『ゆけ!
ウチロボ!』。こちらはうってか
わって現代劇です。主人公「よしお」と、ガキ大将的存在の「てつお」は親友。……だっ
たはずなのですが、突然よしおはてつおに殴られます。理不尽な暴力にただただ涙が止ま
らないよしお。親友に殴られた悲しさ、何も言い返せない自分への悔しさ。そのすべてを
抱えたよしおは、自宅の押し入れにあるコックピットに向かい、「ウチロボ」を発進させ、
てつおの元に向かうのです。結末はここではあえて言いませんが、やはりこの作品は、お
父さんが息子に読み聞かせをしてほしい作品。
男子ならではの感情を共有するには、やはり男同士で語らうしかありません。ラストは
賛否両論あろうかと思いますが、その後、どのような展開になるのか、親子で話し合うの
もおもしろいかもしれません。……ということで、
「ザ・男子絵本」2冊をご紹介しました。
もし、ご興味持たれましたら、ぜひご覧ください!
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●ここにいることの尊さ●
株式会社小峰書店 編集部 渡邊 航
春。わたしは 1 通の手紙を待っていました。
手紙の主はピーター・レイノルズ。
『ちいさな あなたへ』や『てん』で知られるアメリ
カの絵本作家です。彼の新刊『ぼくは ここにいる』の刊行をこの 6 月に控え、担当編集
者として、著者自身からぜひに聞かせてもらいたいことがいくつかありました。
依頼から2カ月弱。なかば諦めかけていたころに突然、手紙は届きました。A4用紙5
枚に思いの丈がびっしり綴られていました。
この絵本は、自閉症の子どもを主人公にしています。手紙は、なぜこのようなテーマを
選んだのかから始まっていました。自閉症児をもつ母親との出会い、彼女の訴えに心を動
かされ、その場にあったナプキンに湧き上がるイメージを描きつけたこと、自閉症児の子
らをはじめ、誰もが自分を取り巻く世界を大切に思えるよう願っていること……。
そして「子どもたちひとりひとりが、それぞれの個性に合わせて理解されるべきなので
す」という一節に、わたしはレイノルズさんの作品の芯を見たように思いました。彼は、
12 歳のころ、ボランティアとして参加したキャンプで出会った子どもたちに教えられたそ
うです。こちらの「当たり前」は、子どもたちひとりひとりにとっての「当たり前」では
ないことを。そして彼らはみな、自分なりのやり方で他者とつながろうとしていることを。
わたしには 5 歳の娘がいます。どんな時代や場所に生まれても、やっぱり転んだり、傷
を負ったりしながら大人になってゆくのでしょう。そんな中でもありのままを認め合い、
自分がいま、ここに在ることの幸せを心から感じられるような出会いに、ひとつでも多く
恵まれることを祈っています。
*レイノルズさんからのメッセージを、小社のホームページにアップしています。『ぼくは
ここにいる』のページをご覧下さい。
●「読み聞かせ雑誌」編集者の読み聞かせ体験●
株式会社小学館 おひさま編集部 伊藤 晶子
子どもが小さいころ、私は仕事も忙しく、子育てにじっくり手をかける時間もなし、な
んでもテキパキやる才覚もなし、保育園や学童にはいちばん最後まで居残らせ、子どもに
はずいぶん寂しい思いをさせたと思います。
そんななか、必ずやっていたのが寝る前の読み聞かせです。仕事がら絵本は身近でした
し、なんとなく夜の儀式のひとつになっていきました。
それまでどんなにバタバタしていても、寝る前だけは一緒にいてやらなければ寝てくれ
ませんので、自動的に本を読むことになるのです。最初は親が選んだりしましたが、しば
らくすると好みの絵本が出てきて、そればっかりという日々もありました。国松エリカさ
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んの「フンガくん」
(小学館)がお気に入りで、自分と似たところを感じたのか、よくリク
エストがかかりました。絵本だけでなく、戦隊ものの合紙絵本だったり、図鑑のときもあ
りました。
私たち夫婦は請われるがままになんでも読みました。とにかく書いてあることを、とき
には淡々と、ときには大げさに。おもに親の疲労度に左右されていたと思います。時々親
のほうが寝オチします。息子はそれでとくに不満はないようでした。
私の子育ては後悔ばかりで、読み聞かせにかんしてもこんな風に、早く寝てくれと祈り
ながらのことでしたので、立派なアドバイスなどとてもできないのです。ごめんなさい。
読み聞かせが定着した昨今なんとなく思うのは、大勢を前にしてならともかく、親子の
読み聞かせはひじょうにドメスティックなものなので、こうせねばならない、こうあるべ
きだなどと大上段に構えなくてもいいのではないでしょうか。無理なく親の都合がつくと
きで、子どもも読んでほしいのであれば、それぞれで好きなように。どうしてもアドバイ
スがほしければ、目の前の子どもの反応を注意深く観察してみるのはいかがでしょうか。
あ、私もそうすればよかったかしら!
●お父さんの好きな1冊を●
株式会社新興出版社啓林館文研出版 生田 悠
お父さん! 読み聞かせ、してますか?
自信を持って「してるよ!」と答えられるお父さん、実は少ないのではないでしょうか。
かくいう私自身も、父に読み聞かせをしてもらった記憶はありません。本を買ってくれる
ことはあっても、読むのは恥ずかしかったのかもしれません。
「なんとなく恥ずかしい」
、「どうやって読んだらいいのかわからない」…。そんなお父
さんたちにぜひ読んでいただきたい1冊が、
『おれはワニだぜ』(渡辺有一 文・絵/文研出
版)です。表紙には、魚をとらえて不敵な笑みを浮かべるワニ。
「クロコダイルってしってる
か? ワニのなかでいちばんでかくて、いちばんおそろしいんだぜ。
」という、迫力あふれ
る1ページ目からはじまります。しかし、この「おそろしい」ワニが、人間につかまって
しまいます。芸を仕込まれて、街で披露して暮らす彼の目に、ある日、ショッキングなも
のがとびこんできます。彼は、ワニらしく生きるために大反乱を起こし、ワニの楽園に行
こうとするのですが…。
文章はすべてワニの口調でかかれているので、お父さんの読み聞かせに最適です!
お
父さんならではの「ワニ」に、お子さんはとっても楽しく、そして嬉しくなると思います。
本の帯には、ワニらしく生きるために反乱を起こしたワニの、「きみは きみらしく 生きて
いるかい?」というセリフがあります。もしかすると、お父さんの心にも、何か大きなも
のを残してくれる1冊になるのではないでしょうか。
読み聞かせの第1歩は、自分が好きな本を見つけることだと思います。お父さんにとっ
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て、この絵本が大切な1冊になってくれれば嬉しいです。
●子どもといっしょに楽しんで●
株式会社日本標準
企画編集部図書編集課 内田 江里子
子育てはお父さんとお母さんが協力して行うことが以前よりあたりまえなことになりつ
つあるのではないでしょうか。
お父さんは、どんな形で子育てに参加しているのでしょう。オムツ換え、一緒にお風呂、
公園で外遊び…。まだ小さい子どもとではどう接したものやら…と戸惑うお父さんも多い
かと思います。昼間働いているお母さんは、子どもとじっくり向き合う時間がなかなか取
れないことが多いかもしれません。
そんなとき、
「絵本」は子どもとの仲立ちをしてくれるものの一つといえます。子どもと
の話題が見つからなくても、昼間きちんと落ち着いて話ができなくても、例えば、夜、寝
る前に同じ絵本を真ん中にして親子がゆっくり向き合う時間がとれたら、気持ちがつなが
って、幸せ気分で一日を終えることができるのではないでしょうか。
読み聞かせのコツやどんな絵本を選んだらよいか、ノウハウやテクニックはいろいろあ
るのでしょうが、まずいちばん大事なのは、お父さんもお母さんも子どもと一緒に「楽し
む」ということなのではないかと思うのです。大人が楽しんでいることを感じれば、子ど
もにもそれが楽しい経験となって、心の深いところにどんどん蓄積していくように思いま
す。本を読んで子どもがおもしろがる“ツボ”を知ったり、興味をもつ本がかわることで
子どもの成長を感じたり、本をとおして子どもに新しい発見をするのも楽しいものです。
『日曜日のおとうさんへ
本をとおして子どもとつきあう』(宮川健郎 著
日本標準)
は、児童文学の研究者である著者が、実際に子どもに読み聞かせをした経験をふまえ、本
をとおして子どもと楽しくつきあう方法を紹介した本です。読み聞かせにオススメの作品
も載っているので、一度手にとってみてください。所沢市立図書館さんにも所蔵されてい
る…と思います。
●読み聞かせに興味のある方へ●
株式会社福音館書店 書籍編集部絵本セクション編集長
多賀谷
太郎
絵本を読み聞かせするお父さん、お母さんには、とにかく楽しんでやっていただくのがいち
ばんだと思います。時間をとって読んでくれたということが、子どもにとってはうれしいこと
だと思うので、ぜひ読み聞かせにとりくんでみてください。
実際にどんな絵本を選べばいいかということですが、図書館や本屋さんで絵本の棚をみなが
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ら、ご自分が気になった本を手にとってみてください。
本のうしろのほうに小さく記されている、最初に本が出た年や、何回くらい印刷されている
かは、長く愛されて定評ある本を知るめやすになるかと思います。
もちろん新しく出る絵本にも、これから長く愛されるだろう、すばらしい絵本があります。
今回はそんな一冊、
『ゆきのうえ ゆきのした』という本をご紹介したいと思います。
冬のさむい日、雪の上をスキーですべっていく親子がいます。親子がすべる雪の上の世界と、
私たちが目にすることのない雪の下の、生き物たちが冬をすごしているひみつの世界の様子が、
交互に描かれている絵本です。
アメリカ東部、カナダとの国境近くに住む作家が、自分の体験にもとづいて、詩のようなや
さしい文章でお話を書いています。そして、ニューヨーク在住の、多分野で活躍するイラスト
レーターが、初めて絵本に挑戦して、冬の寒さと、動物たちのあたたかさの伝わってくる、い
い絵を描いています。実物を手にとってみていただくのがいちばんです。図書館や本屋さんで
さがしてみてください。
●親子で絵本を読むときに●
大日本図書株式会社 當田
マスミ
お子さんと一緒に絵本を読むとき、何が一番愉しいでしょう。お子さんの笑顔?
なしを理解している様子?
おは
どれも親にとって嬉しいことですよね。でも一言でいうと「一
緒に過ごす時間を持つこと」だと思いませんか?
たとえお子さんが、読みきかせをして
いる間、反応がないような気がしても、一緒に絵本を眺めているだけで満足しているかも
しれません。親はプロの俳優や声優ではありません。よく言われることですが、上手に読
んで子どもを楽しませよう、という気持ちではなく、一緒に過ごせる時間を親子で愉しも
う、という気持ちが家庭での読みきかせには一番じゃないかな、と思います。
そして「どんな絵本を読もうかな」となったとき、2 つの選び方があると思います。
1つめは、子どもが好きそうな絵本を読む。どんどん大きくなる子ども達。その成長段
階で、好奇心もどんどん広がっていきます。
「あ、これに興味があるのかな」と、普段の子
どもの様子を見ながら絵本を選ぶのは、きっと親にとっても楽しいことだと思います。
2つめは、親が読んであげたい(子どもに知ってほしい)絵本を読む。自分がこどもの
ときに読んで(読んでもらって)印象に残っている絵本は、子どもにも知ってほしいと思
いますよね。子どもも好きになるかはわからない。でも「この絵本、パパ(ママ)好きだ
から」という気持ちを子どもに伝えるのも素敵なことだと思います。
最後にちょっと宣伝(笑)
。
『ばけばけばけばけ ばけたくん』
(岩田明子・作/大日本図
書)は、子ども達が大好きな絵本です。2歳くらいからでしたら十分楽しめると思います
ので、
「どうやって絵本を選んだらいいのか……」と、お悩みの方は、まずこの絵本からい
かがでしょうか? 親子で一緒に愉しい時間が過ごせると思います。
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図書館まつりミニコンサート
ハーモニカ・ミニコンサート
~富岡ハーモニカクラブによるハーモニカ合奏~
日
時:平成25年10月27日(日)午後4時~
場
所:所沢図書館本館
2階雑誌コーナー
演奏者:富岡ハーモニカクラブのみなさん
(林孝雄・佐藤春夫・北原靖昭・原田澄子・大寺貞江・江原郁郎・岩内三枝子・北岡睦)
ハーモニカ合奏
秋の歌メドレー~里の秋・もみじ・虫の声・赤とんぼ~
亜麻色の髪の乙女
月の砂漠
加藤まさを 作詞・佐々木すぐる 作曲
みんなで唄いましょう
旅愁
青い山脈
翼をください
ふるさと
参加者:大人
犬童球渓
作詞・オードウェイ
作曲
西条八十
作詞・服部良一
作曲
山上路夫
作詞・村井邦彦
作曲
高野
辰之
作詞
岡野
貞一
作曲
約45名
富岡ハーモニカクラブ
老人憩いの家「とみおか荘」で、
毎月第1・3土曜日午前中に練習をしてい
ます。メンバーは、指導者を含め9名です。
第3土曜日午後は、市内4か所の老人施設
を巡り、演奏活動をしています。
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きいてみたいな!ところざわのむかしばなし
10月26日(土)13:30~14:00
語り手:鈴木征子さん
参加者:子ども 7 人
プログラム
大人 8 人
計 15 人
所沢に古くから伝わるむかしばなしを語って
もらいました。鈴木さんの素朴で味わい深い
1.動物のもちはこび
2.あっちっちいの新光寺
3.ねずみと焼きだんご
語りに、大人も子どもも大満足でした。
おはなし会
おはなし大好きな子、あつまれ!大型絵本の読み聞かせや、紙芝居、パネルシア
ター、手あそびなど盛りだくさんの 2 日間でした。
✿10月26日(土)11:00~11:30
(図書館おはなし会ボランティア)
参加者:子ども5人 大人4人 計9人
✿10月27日(日)11:00~11:30
(図書館おはなし会ボランティア)
参加者:子ども 11 人 大人 7 人 計 18 人
✿10月27日(日)13:30~14:00
(所沢市文庫・親子読書会連絡会)
参加者:子ども 8 人 大人 14 人 計 22 人
手あそびじょうずにできたかな?
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大型絵本『からすのパンやさん』
工作
紙コップでおもちゃを作ろう!みんな上手にできたかな?
完成したUFOやカエルで楽しく遊びました。
✄10 月 26 日(土)14:30~16:00
紙コップUFOをつくろう!
(所沢図書館職員・図書館おはなし会ボランティア)
参加者:子ども 18 人 大人 6 人 計 24 人
紙コップUFO
よく飛びます!
✄10 月 27 日(日)14:00~16:00
紙コップでつくるケロケロカエル
(所沢市文庫・親子読書会連絡会)
参加者:子ども 46 人 大人 18 人 計 64 人
ケロケロカエル
制作中!!
トベアスタンプラリー
たくさんのおともだちが、図書館に隠れたスタンプを探してくれました。
楽しい図書館探検となり、スタンプを5つ集めた子にはノート・折り紙など
をプレゼントしました。
日 時:平成24年10月26日(土)、27日(日)
場 所:所沢図書館本館 1階~3階
参加者:子ども273人 大人3人
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ぬいぐるみのおとまり会&おはなし会
みんなが大切にしているぬいぐるみが、図書館でおとまり会!おはなし会が
終わったらおとまり会スタート!!夜の図書館でどんな探検をしたのかな?
日
時:平成25年10月26日(土)~27日(日)
場
所:所沢図書館本館
おはなし会室
他
参加者:ぬいぐるみのおとまり会おはなし会 子ども8人 大人3人 計11人
ぬいぐるみのおとまり会
子ども10人 ぬいぐるみ(人形)10体
ワクワク!
絵本って楽しい!!
みんなで記念撮影!
気
を
つ
け
な
!
お
っ
と
、
お
嬢
さ
ん
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ムニャムニャ・・・
もう食べられない・・・
館内めぐり
普段は入れない図書館の裏側を案内するツアーです。
本がたくさん詰まった書庫や、本の修理・製本をする製本室、
図書館のシステムを統括する電算室などを探検気分で、楽しく
見学しました。
日時
10月26日(土)
10時30分~
15時30分~
10月27日(日)
15時00分~
参加者:3人
参加者:9人
参加者:11人
所沢ゆかりの作家
所沢にゆかり(出身・在住など)のある著作者のリストを作成し、
全館でリスト配布をしました。
また、本館では2階特集コーナーにて貸出用図書の展示をし、ご来
館のみなさまにお手に取っていたくことができました。
図書館まつりの終了後もリストの配布を継続しています。
日
時:平成25年10月26日(土)~10月29日(火)
場
所:所沢図書館本館 2階
参加者:大人
26名
配布部数:本館43部
川柳の木
「図書館」をテーマに川柳を募集し、木に見立てた展示をしまし
た。近隣の小・中学校へ応募のお願いをした結果、たくさんの方
からの応募作品が集まりました。
図書館まつりの終了後も展示をして、来館のみなさまに見ていた
だきました。
募集期間:平成25年10月 1日(火)~10月25日(金)
展示期間:平成25年10月26日(土)~12月28日(火)
展示場所:所沢図書館本館 3階
応 募 数:514首
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所沢分館
開催日:平成25年11月2日(土)~3日(祝)
スタンプラリー
~トベアのおねがい、ほんをさがして!~
開催:11月2日、3日
参加:子ども75人
トベアくじに書かれている資料を5冊さがして、スタンプを
集めました。景品は、ふしぎな触りごこちの風船人形。
みんな本のさがし方がどんどん上手になって、さがした本も、
たくさん借りて帰ってくれました。
スペシャルおはなし工作会
開催:11 月 2 日 10:30~
参加:大人 13 人
子ども 21 人
○プログラム
1『きんぎょがにげた』
(大型絵本)五味太郎/作 福音館書店
2『ことろのばんば』
(絵本よみきかせ)川上越子/絵 福音館書店
3『ちいちゃいちいちゃい』
(影絵)
『イギリスとアイルランドの昔話』より
4「おてぶしてぶし」
(てあそび)
『にほんのわらべうた 3』より
5『だいくとおにろく』
(絵本よみきかせ)松居直/再話 福音館書店
6『あくび』
(絵本よみきかせ)中川ひろたか/文 飯野和好/絵 文渓堂
おはなしと工作を合体したスペシャルおはなし工作会を行いました。所沢分館ではめずら
しい男性による読み聞かせや、影絵で盛り上がったあとは、ボール紙・キッチンテープを
使った、三角形の万華鏡づくりをしました。
親子映画会~ドラえもん祭~
開催:11 月 3 日
10:30~
13:00~
15:00~
参加:大人 21 人
「ドラえもん
「ドラえもん
「ドラえもん
子ども 36人
のび太の宇宙開拓史」
のび太の海底鬼岩城」
のび太とロボット王国」
親子で楽しめる作品としてドラえもん映画を3本上映しました。
とこぶんブックリサイクル
寄贈本や保存期限切れの資料を 550 冊程度用意し、自由
に閲覧し、持ち帰っていただけるよう2F カウンター前に
設置した長机に並べました。終日コーナーの周りには、多
くの人が立ち止まっている状態で、たくさんの利用者の方
に、喜んでいただけたようです。550冊用意した資料の
うち、350冊ほど持ち帰っていただきました。
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椿 峰 分 館
開催日:平成 25 年 11 月 16 日(土)・11 月 17 日(日)・11 月 20 日(水)
◇4 匹のクマの忘れものを探そう! 11 月 16 日(土)・11 月 17 日(日) 9:30~17:00
参加者 : 2日間合計 子ども 88 人
*クイズを解きながらクマの「忘れもの」を探すイベントです。
今年もたくさんの子どもたちが参加してくれました。
受付時に「忘れもの」はクイズと一緒に絵で書かれていることを
説明し、小さなお子さんは職員が案内しました。
ほとんどの子どもたちが、クイズに回答できましたが、「忘れも
の」が見つからないという声が多くありました。クイズと一緒に、絵で「忘れもの」が掲示されていたので
すが、わかりづらかったようです。
クイズに使用した本は複本を用意し、貸出に対応しました。『セロ弾きのゴーシュ』がたくさん貸出され
ました。
◇大人向けミニブックトーク
11 月 17 日(日) 11:00~11:30
参加者 : 大人 5 人
ブックトークテーマ : “つむぐ・つながる”
・「かたみ歌』
朱川湊人/著 新潮社
・『たとえば君』
河野裕子・永田和弘/著 文芸春秋
・『あらしのよるに』 きむらゆういち/作 あべ弘士/絵 講談社
・『孔雀狂想曲』
・手遊び
北森鴻/著 集英社
「いち、にの、さん!」
紹介した本、手遊びともに好評で、アンケートでも興味を持ったとのことばをいただきました。
またブックトーク終了後には、紹介した本や関連本が貸出されました。
昨年は、当日にイベントを知り参加された方が多かったのですが、今回は 5 名の参加となりました。
外部への宣伝だけでなく、事前に来館者への宣伝も積極的にしていく必要性を感じました。
◇親子おはなし会スペシャル 11 月 20 日(水) 11:00~11:30
参加者 : 大人 5 人
子ども : 5 人 計 10 人
・「はじまるよ はじまるよ」
・『りんごがドスーン』
手遊び
多田ヒロシ/作・文・絵 文研出版 絵本の読み聞かせ
・「どんぐりころちゃん」 わらべうた
・『くろねこかあさん』
・『ごろん』
東君平/作 福音館書店
絵本の読み聞かせ
ひろかわさえこ/脚本・絵 童心社 紙芝居の読み聞かせ
・「とんぼとんぼ」
わらべうた
・「くまさん くまさん」 (ミトン人形)
親子おはなし会に初めて参加された方が多く、戸惑う様子が見受けられましたが、絵本や紙芝居の読
み聞かせでは楽しそうに笑うお子さんもおり、特にわらべうたの「とんぼとんぼ」では、自分の所にとんぼが
来ると、笑顔になりうれしそうでした。
終了後には参加者同士がお話されるなど、良い雰囲気の中でおはなし会を行うことができました。
ただ、おはなし会室へ入ることを怖がるお子さんがいたため、明るい雰囲気の会場になるよう会場の装飾
などを、来年は工夫していきたいです。
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狭山ヶ丘分館
狭山ヶ丘分館
開催日:平成 25 年 11 月 9 日(土)・11 月 10 日(日)
●スペシャルおはなし会 ~音楽といっしょに楽しむおはなし~
11 月 9 日(土)10:30~11:20
参加者 :
出演者 :
大人 10 人 子ども 10 人
ポケットシアター
計20人
※プログラム内容
・「こんこんこんなかお」
(絵本)
・「ちいさなクレヨン」
(絵本)
・「ぶたラッパ」
(絵本)
・「うばすて山」
(紙芝居)
・「でんしゃがいっぱい!」
(絵本)
・「きつねのおきゃくさま」
(絵本)
・「おむすびころりん」
(パネルシアター)
●エコバッグをつくろう
参加者 :
大人 7 人
11 月 10 日(日)
子ども1人
14:30~16:30
計8人
※内容
広告チラシや雑誌切り抜きを材料としたエコバッグの作
成。
A3 サイズの広告用紙を台紙として、綺麗なチラシを
切り抜いたり、折り紙などをコラージュして貼っていき、
参加者オリジナルのエコバッグを完成させた。
●図書館くじ
11 月 9 日(土)~11 月 10 日(日)
参加者 : 大人 36 人
子ども 55 人
終日
計 91 人
※内容
一般向けと児童向けに、書誌情報(タイトル・著者名・出版社
・請求記号)と簡単な紹介を記したくじを作り、利用者に引い
てもらう。引いたものに興味があれば、貸出や予約をしてもら
う。
一般は「食べる」
「アンチエイジング」
「家族愛」の3ジャンル。
児童は「レベル1 絵本」
「レベル2 やさしい本」「レベル3
本」の3種類のくじを用意した。
- 43 -
富 岡 分 館
開催日:平成25年11月9日(土)・11月10日(日)
☆ぬいぐるみおとまり会
おあずかり 11月9日(土)
おむかえ
11月10日(日)・12日(火)・13日(水)
おはなし会 11月9日(土)
参加者
①14時~/②16時~
子ども 9 名 大人 1 名
おはなし会参加者
計 10 名
子ども 6 名 大人 3 名
計9名
参加者よりぬいぐるみや人形を預かり、「おとまりしょうめいしょ」と集合写真、夜の図書館を探検している写真を
まとめた「としょかんだより」をプレゼントしました。お預かり日のおはなし会は、「図書館」をテーマに絵本を
選びました。ここでよんだ本と、ぬいぐるみたちが夜読んでいた本(写真に写っている本)のリストをお配りしました。
☆みんなのおすすめ 読書の木
11月9日(土)~11月17 日(日)
参加者 子ども 40名 大人 5名 計45名
利用者の皆様に、葉っぱやくだものなどの形の紙におすすめ本の紹介文を書いていただき、飾り付けをした壁に
展示しました。富岡小学校の図書委員会をはじめ生徒のみなさんには、さつまいもの形の紙に書いてもらい、
富岡小学校の畑を模した「富小ファームミニ」を作りました。
☆トベアをおってみよう!
11月9日(土)~11月17 日(日)
参加者 子ども 94名
所沢図書館イメージキャラクター「トベア」を折り紙で折りました。
親子で挑戦する姿が多く見うけられ、折り紙の本が多く貸出されました。
☆親子で読む絵本
11月9日(土)~11月17 日(日)
貸出数 28冊
親子の読み聞かせにおすすめの絵本10冊を選び、紹介POPをつけて展示。リストを作成し、お配りしました。
☆おはなし会 こうさく だいしゅうごう!11月9日(土)~11月17 日(日)
今までのおはなし会で作った工作の見本を児童コーナーに展示、手に取って遊べるようにしました。
作り方の載っている本も展示、リストも作成しお配りしました。
☆講演会「所沢の遺跡」
11月10日(日)14時~15時30分
参加者 大人10名
所沢市埋蔵文化財センター 根本靖氏による講演会。所沢の旧石器時代から古代までの歴史、遺跡の解説。
実際に出土した土器に触れたり、付近の遺跡を知り、歴史を身近に感じていただくことができました。
- 44 -
柳 瀬 分 館
開催日:平成25年11月2日(土)・11月3日(日)
●拡大版スペシャルおはなし会 11/2(土) 10:30~11:30
幼児向け
:10:30~11:00
大人 12人
こども 27人
計
39人
小学生向け:11:00~11:30
大人 15人
こども 23人
計
38人
参加者合計
大人 27人
こども 50人
計
77人
内容(幼児向け):ひとつずつ(紙芝居)、どうぶつサーカスはじまるよ(絵本)、
だれのはな(ペープサート)、こぎつねコンチのにわそうじ(紙芝居)、いそがしいよる(絵本)
内容(小学生向け):三びきのくま(パネルシアター)、もじゃもじゃペーター(絵本)、
寿限無(すばなし落語)、おにのパンツ(うた)
●としょかんマスター2013 11/2(土)~11/3(土)終日
参加者:こども
76人
マスター挑戦中
寿限無を語り中
●おばけかぼちゃおもさあてコンテスト 10/10(木)~11/3(土)
終日
参加者:194人
18 キロ
●たのしい郷土のお話~手作り紙芝居
11/2(土)14:00~14:30
大人
21人
こども
27人 計
48人
11/3(日)11:00~11:30
参加者合計
大人
13人
こども
9人
計
22人
大人
34人
こども
36人 計
70人
柳瀬郷土史研究会『滝の城の竜』
●親子で!自然観察講座
秋の巻
11/3(日) 10:30~11:30
参加者:大人
8人 こども 14人
計 22人
親子で化石発掘体験中!
●スタンプラリー 10/26(土)~11/17(日) 終日
参加者:延べ438人
スタンプラリー
●「所沢ゆかりの作家・著者」リスト配布
11/2(土)~11/3(日) 終日 配布枚数:11枚
- 45 -
景品の一部
開催日:平成 25 年 11 月 16 日(土)
~11 月 17 日(日)
新 所 沢 分 館
展示
展示期間 11 月 16 日(土)
~11 月 17 日(日)
●『虚子の直弟子・郷土の俳人 深見けん二』昨年に続き、公民館の俳句サークル爽樹俳句会との
共同企画。お借りした肖像写真や色紙などを展示し、句集などもガラスケースに入れて展示しました。
ゆっくりと見てゆかれる方が多かったです。
●『図書館員の自己紹介とおすすめ本対決!?』
新所沢分館で働いている職員の自己紹介とおすすめ本1冊の紹介を展示。読みたいと思ったおすすめ
本には、トベアが持っている投票ボードで投票できる方式で、81 名の方に投票していただきました。
新所沢分館の職員の顔と名前をおぼえてもらえたと思います。
●『新所沢分館のあゆみ』
新所沢分館を「イベント編」
「施設編」
「データ編」と 3 つの角度から紹介するという内容で、それぞ
れデザインやレイアウトをあえて共通にしなかったので、それぞれ個性的な紹介となりました。展示
場所はおすすめ本対決の裏側でしたが、おすすめ本対決同様、多くの方に見ていただきました。
児童イベント
案内板
展示期間 11 月 16 日(土)
●スタンプラリー 10 月 26 日~11 月 30 日 参加 子ども 110 人
~11 月 17 日(日)
小学生向けの『めざせ!図書館マイスター』では、
毎週 5 問の問題を 3 週にわたり出題。図書館資料か
●図書館まつり案内板 向陽中学校と共同制作
らだけでなく、利用案内や郷土資料からも問題を出
デザインから制作まで、向陽中学校美術部の生
すことで、地域のことや自分で本を探しだす楽しさ
徒に依頼。利用者や公民館の方からも好評でし
を知ってもらえたのではないでしょうか。
た。今回の案内板制作が、中学生の図書館利用
●スペシャルおはなし会
につながることを期待しています。
参加合計 子ども 29 人 大人 8 人
16 日と 17 日、それぞれ違う内容で開催。パズル絵
上映
本や手品などが子どもたちに喜ばれました。
●びゅんびゅんごまを作ろう 参加 子ども 29 人 大人 7 人
11 月 16 日(土)10:30~
17 日の 14 時から 16 時の間におこないました。出入
――写真と活字で読む
所沢にある 29 の句碑のスライ
ドをプロジェクターを使い上映。
参加者は 2 名と少なかったが、たいへんよろこばれ
り自由でおはなし会室にきた子どもから順次作って
俳句サークルで上映したいとの申し出をうけました。
いくかたちだったので、ひとりひとりに目が届き、
どの子も上手に作ることができました。
●所沢にある句碑
ブックリサイクル
16 日と 17 日の2日間、図書館の中と外に合計で
1,000 冊近くのリサイクル資料を並べました。長い
間ご覧になられている方もいらっしゃり、半数近く
を持っていっていただきました。
- 46 -
松
井
小
学
校
図書館
開催日:平成25年11月3日(日)
本年度は、開催日が地域の行事等と重なり、参加者が少なかったが、おはな
し会、工作教室ともに楽しい図書館まつりになったと思います。
午前のおはなし会
参加者
10時00分~10時30分
大人1名、子ども1名
〇語り「だめといわれてひっこむな」
〇絵本「あじのひらき」
〇手遊び「いわしのひらき」
〇パズル絵本「ももたろう」
〇絵本「ざぼんじいさんとかきのき」
午後のおはなし会
参加者
13時30分~14時00分
大人1名、子ども1名
〇語り「こすずめのぼうけん」
〇なぞなぞ「松井レストラン」
〇絵本「さるのせんせいとへびのかんごふさん」
〇紙芝居「モチモチの木」
工作教室
参加者
10時30分~11時30分
大人2名、
子ども2名
〇発泡スチロールペーパーで飛行機を作ろう
- 47 -
14時00分~15時00分
イベント参加者・来館者アンケート集計結果
第14回図書館まつり
~親子で図書館、つなごう紡ごう心のページ。~
平成25年10月26日(土)・27日(日)午前9時半~午後5時
1.回収したアンケート数
①私と所沢~高橋玄洋講演会~
②詩を書こう
③演じてみよう!紙芝居
④シンポジウム パパもいっしょに!
⑤ハーモニカ・ミニコンサート
11枚
16枚
10枚
7枚
24枚
⑥受付
合計
34枚
102枚
2.年代
9歳以下
10歳代
20歳代
30歳代
①
40歳代
50歳代
60歳代
70歳代
80歳代
6
3
1
11
1
16
1
②
2
③
④
3
1
1
6
2
1
1
5
1
2
3
1
1
2
合計
10
7
⑤
1
1
1
2
1
6
11
1
24
⑥
1
1
4
8
6
8
4
2
34
2
5
12
12
16
28
22
5
102
3.このイベントをどこでお知りになりましたか?(①~④
①
②
③
④
複数回答可)
⑤
ポスター
5
4
1
1
2
チラシ
3
4
2
2
2
今月の図書館
3
4
1
1
7
HP
3
1
翔びたつひろば
4
ところざわ倶楽部
1
その他
2
1
5
2
12
18
17
9
7
24
合計
1
1
- 48 -
4.参加・ご覧になったプログラム(⑥のみ
複数回答可)
人数
A:私と所沢
6
B:詩を書こう
3
C:きいてみたいな!ところざわのむか
しばなし
3
D:演じてみよう!紙芝居
4
E:シンポジウムパパもいっしょに!
2
F:ハーモニカ・ミニコンサート
1
G:館内めぐり
3
H:所沢ゆかりの作家(展示)
2
I: 高橋玄洋氏特集(展示)
2
J:トベアスタンプラリー
3
K:ぬいぐるみのおとまり会
L:おはなし会
3
M:こうさく
1
N:参加しなかった
12
5.その他(ご意見・ご感想など)
(1)私と所沢~高橋玄洋講演会~
30歳代
50歳代
60歳代
60歳代
60歳代
60歳代
70歳代
70歳代
先生のお話が伺えありがたいことです。先生は、所沢の宝であり私も引き継ぎたいと
思います。
このような講演会を聞くのは初めてでした。また、機会があればぜひ聞きたいです。
文学者が見た50年間以上の所沢の歴史やエピソードを知ることができました。
たいへん、おもしろかったです。
じかにお話を伺い、プロフィールも含めてよくわかりました。著作を読んでみたいと
思います。1階に展示されている原稿も貴重なものですね。
大変おもしろいと同時に、考えさせられる、あるいは、考えなければならない内容で
した。
大変勉強になりました。私も本を書きますが、先生のように努力したいと思いました。。
とても良かった。
大変良いお話でした。所沢がもっと知名度がある市にしたいですね。
(2)詩を書こう
20歳代
20歳代
20歳代
30歳代
とても参考になりました。
遅れてしまい申し訳ありませんでした。とても参考になり、行って良かったです。
とても参考になりました。またやってほしいです。
詩に対する質問の仕方がわかりやすく、先生のお話も要所を押さえていて、とても、
- 49 -
30歳代
40歳代
40歳代
50歳代
60歳代
60歳代
60歳代
60歳代
60歳代
60歳代
70歳代
70歳代
勉強になりました。図書館の雰囲気がとても好きになりました。
また、「詩を書こう」の会に参加したいです。
須永先生と初めてお会いしました。語り口も声量も素敵な方だと思いました。
また、お目にかかりたいです。
勉強になります。この様に詩を身近に語れる機会は素敵です。
お話が良かったと思います。
参加できて良かった。機会があれば、また参加したい。
興味深く拝聴しました。須永先生のお話を、また、伺う機会があればと思います。
まずは、先生の作品を読みながら今日のお話を思い返してみます。
みなさまの力作を読んで大変勉強になりました。また、須永先生のアドバイスもあり、
本当に感謝申し上げます。
とても楽しく、充実した時間をいただきました。来年もぜひ!
応募することはできませんでしたが、今年で3回目の出席です。須永さんのお話がな
により大好きです。質問もあって、会の雰囲気は良かったです。来年も須永さんにお
会いしたいです。
とても素晴らしい内容なので、須永先生が引き受けてくれる限り続けて欲しい。
先生の講評よくわかりました。私も「詩」を書きたいと思いました。来年も継続して
ください。
来年もよろしくお願いします。
(3)演じてみよう!紙芝居
30歳代
いろんな演じ方があることを知りました。
40歳代
50歳代
楽しく、また、為になりました。また、企画してください。
体を動かしたり、大声出したり、いろんな人になったりと気がつけば引き込まれて、
とても楽しく勉強できました。とても魅力的な先生でした。
50歳代 いい体験でした。ありがとう!
50歳代 とても楽しく、また、年代にあった作品選びが大事だなと思いました。簡単そうで難
しいと思いました。
50歳代 楽しかったです!
50歳代 講座、実演ともに良かったです。
60歳代 発声や体をやわらかく、呼吸を楽にする事からはじめて、実演があり、とても楽しか
70歳代
70歳代
ったです。もう少し実際の紙芝居の実演を見たかったです。
青空の下で演じること、なかなかありません。室内で演じるのとは違った趣がありま
した。ありがとうございました。
楽しかったです。全身の体操→声出しなど「助走」が大切な事がわかり、「ありがと
う」です。
(4)シンポジウム パパもいっしょに!
20歳代
保育園に長年働いていた時のお話や読み聞かせのポイントまで実際にやっていただ
き、よくわかりました。
- 50 -
30歳代
絵本の読み聞かせは、子どもとの共感の共有、特に笑顔の共有の時間と捉えることの
大切さを感じました。自分なりに自由に工夫して行っていけばと思いました。
30歳代
50歳代
50歳代
いろいろな絵本のお話が聞けて良かったです。
絵本が心の栄養になる、出会いになるお話、ありがとうございました。
おはなし会にもパパの参加が増えています。パパの読み聞かせがどんどん広がると
いいと思います。
参考になりました。ありがとうございます。
いろいろなお話を伺え、参考になりました。絵本の読み聞かせの実演や絵本の紹介
などもう少し伺いたかったです。ありがとうございました。
50歳代
60歳代
(5)ハーモニカ・ミニコンサート
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
40歳代
50歳代
60歳代
60歳代
60歳代
60歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
70歳代
年代が違うということもあって、知らない歌が多かったです。知ってる歌は一緒に歌
うことができて楽しませていただきました。ミスがあるのも素人目にもわかりました
が、ハーモニーがきれいで良かったです、ハーモニカだけに!
きれいな音色で楽しかったです。ありがとうございました。
ハーモニカを聴いて心が安らぎました。もっと機会を作ってほしい!
久しぶりになつかしい歌を歌いました。ありがとうございます。
4種類のハーモニカを使うことは初めて知りました。たくさんの人を元気にしてくだ
さい。ありがとうございました。
ハーモニカに音の種類があると知らなかった。2種使って演奏されて素晴らしかった。
美しい音色でした。
楽しかったです!
一緒に歌えて楽しかったです。
「亜麻色の髪の乙女」とても良かったです。
高野辰之作詞の曲が入っていることに感激しました。皆様大変息があってすばらしい
演奏でした。健康に留意され長く続いていく会であることを祈っております。
久しぶりに歌えて楽しかったです。ありがとうございました。
図書館で時々開催してほしいです。
良かったです。こういう機会をもっとほしい。
市民フェスティバルの帰りに立ち寄ったところ、コンサートがあるということで参加
しました。久しぶりに声を出して歌いました。私の大好きな歌ばかりでした。今後も
皆々様のご活躍をお祈りします。
毎年聞かせていただきありがとうございました。とても、美しいハーモニーで素晴ら
しかった。次回も楽しみです。
とても良かったです!
楽しい時間をありがとうございました。
素敵な演奏をありがとうございました。後半、一緒に歌うことができ楽しかったです。
大変良かったです。次回を楽しみにしています。
昔、ハーモニカを吹いた。どんな演奏するか聞きたかった。大変上手でした。アンコ
ールに答えてくれてありがとう。もっといろいろな曲を聴きたいと思いました。
- 51 -
70歳代
80歳代
大変楽しいひとときでした。お上手ですね。
とても良かったです。
(6)その他
30歳代
40歳代
40歳代
楽しかったです。ありがとうございました。
スタンプラリーは、子どもが喜んで探していました。
楽しかったです。
(7)図書館まつり全体について
30歳代
40歳代
40歳代
全体的に子ども向けのお祭りかなと感じました。
図書館のイベントは初めて参加しました。たくさんの企画があり、びっくりしました。
「所沢のゆかりの作家」どうやって調べるのだろうと思いました。
50歳代
とても楽しく有意義に過ごせました。実行委員の方ありがとうございました。私も経
験あります。
実行委員長を中心にご苦労様。これからも良い図書館であるように!
継続は力なり!ですね。
読書します!
50歳代
60歳代
80歳代
(8)図書館について
40歳代
50歳代
50歳代
70歳代
CD,DVDを本館で借りれるようにしてほしい。
リサイクル本は良いシステムだと思います。陸前高田市への援助本のその後の報告を
してほしいです。
久しぶりに図書館通いをしています。歳を重ねて活字離れしており読書の大切さを身
に染みております。
いつも利用させていただいています。丁寧な対応ありがとうございます。
- 52 -
実行委員
アンケート集計結果
実行委員8名(アンケート回収8名)
1.参加しようと思ったきかっけはなんですか?
・図書館のヘビーユーザーとして、未来の図書館の姿を話し合い、環境と文化の両面から
皆さんと協働することに関心があったから。
・本離れという昨今、孫たちに本に親しむようにするには、どのような本を選んだらよいか、
などに興味があったから。
・常に図書館を利用していて、職員の皆様にリクエストなどとても良くしていただいて、感謝
しているので、何かやれることはないかと参加しました。
・
「公共図書館の役割」
(一部分でも)や「地域と学校図書館」などのような事柄について考えて、
また勉強したいと思い参加した。利用者として、時間に制約があったが、
、お役にて立てればと
思ったから。
・本が好き!少しでも読書活動の推進に貢献したくて。
・3回目までは参加しようと思っていました。
・読書が好きで、図書館まつりに興味を持ったため。
・いつも本を借りているので。
2.参加してみてのご感想をお聞かせください。
・今回は、実行委員になってから予定が入り本番に参加できなくなり皆様にはご迷惑をおかけし
ました。フリーマーケットに初めて参加し、去年を上回る売り上げがあり素直に喜べました。
・紙芝居、本の選び方、ぬいぐるみのお泊り会など、一緒に楽しみました。
・やってみると、やはりわかるものですね。
・委員会は 6 月より毎月1回で平日に行われましたが、土・日の日程の方が都合がいいと感じま
した。昨年度は、当日スタッフとして参加して今年度は実行委員をしましたが、恒例の「おは
なし会」「工作」
「館内めぐり」など毎回人気の催し物だと感じています。
・いろいろな人と出会えて楽しかった。テーマ「親子で図書館。つなごう紡ごう心のページ。」
も良かった。着ぐるみ着用の木村さんには驚いた。実行委員、当日スタッフともよく頑張った。
岸館長さん、宮秋さんを中心に本当によくサポートしていただいた。
・毎回思いますが、皆様、頑張ったと思います。
・各種イベント、どれも素晴らしくレベルの高さを感じました。とても自分自身のためになりま
した。
・楽しかったです。
3.各種イベントのご感想、反省点などをお聞かせください。
・本番と前日準備に参加できず申し訳ありませんでした。台風接近で中止かと心配していました
が、無事開催され良かったです。反省会で、昨年と同じく、来場者の少なさを残念がるご意見
が出ていました。イベントの中身の楽しさがよくわからず、部屋の敷居を越えにくい方が多い
- 53 -
ためと思います。参加した人の「ここが楽しかったよ」という感想を後日宣伝に利用させても
らうのが良さそうです。
・高橋先生のお話など、せっかく良いお話が聞けるのに参加者が少なく
残念に思いました。天候に左右されるのは、仕方がないですが。
・館内めぐり、子どもも大人も興味深く見てくれて、雨の中でも良かったです。子どもの参加
が多いので、子ども対象のものいいと思います。
・26日(土)は、雨のため館前は人通りが少なく駐輪場もかなり空いていました。
27日(日)は、天気も良く駐輪場の整理をしながら図書館まつりの案内をしましたが、最初
から来館予定の方がほとんどで案内は楽でした。
・いずれも素晴らしいイベントだった。広く図書館に親しんでもらうのが、「図書館まつり」の
目的だから、来館してもらう工夫が大切。
・良かったと思います。
・「詩を書こう」では詩を書いたご本人様が発表されたことがとても印象に残りました。
・全て良かった。レベルが高く、また同じイベントをやりたい!
4.次回に向けてご意見・ご感想などありましたらお聞かせください。
・反省会で中学生、高校生の来場者が少ない点が出ていました。彼らに、自ら図書館まつりのイ
ベント案を考えてもらうことを、市内の各学校にお願いしては如何でしょう。廊下に掲示公開
します。
・知らなかったという人もいるし、みんなに知ってもらうには、内容が決まっていない段階
でも、図書館まつりがあるということを、宣伝してはどうでしょう。また、好評だったという
ことを知ってもらい、来年につなげれば良いと思います。
・1日しか参加できず申し訳なかった。図書館でここまでやれる地域の方と職員の方の前向き
な姿勢が素晴らしいと思いました。
・図書館活動の方針や役割をうまい具合にお手伝いすることができたか気にかかります。多くの
方が日頃より来館していただくためには、総合サービスの拡充が大切であると思います。
フリーマーケットも数回参加しても良かったのでは。持ち帰り折り紙ボランティアなら、来年
参加できます。
・実行委員の数をもう少し増やしたい。時間的に無理かもしれないが若い人も。フリーマーケ
ットも含め、安定した運営費用の確保が必要。
・集客の方法をもう少し考えてお客様を増やせたら良い。
5.来年もご参加、ご協力いただけますか?
①参加したい 2名
②今は分からない 6名
③参加できない 1名
- 54 -
当日スタッフ
アンケート集計結果
当日スタッフ10名( アンケート回収6名)
1..参加しようと思ったきかっけはなんですか?
・吾妻分館からの誘いを受けて
・誘われて面白いと思ったから
・高校受験の内申書のため
・図書館のことを知るため
・ボランティアに興味があったから
・図書館ボランティアに登録していたので
2.参加してみてのご感想をお聞かせください。
・職員の皆様の行動力、歩く速さの、また、気配りに感心しました。子どもたちが
たくさん本を読んでいることを知り嬉しかったです。私自身日々失うものが多くなりましたが、
視界が明るく広がることがわかりました。
・疲れました。
(トコろん着ぐるみ着用)
・トコろんに入って、小さな子に喜ばれたのが嬉しかった。
・楽しく人様のふれ合いが良かった。
・思ったより疲れた。
・ぬいぐるみのおとまり会に興味があった。思いがけず参加できて良かった。いろいろな企画あ
り、興味深かった。
3.各種イベントのご感想、反省点などをお聞かせください。
・ぬいぐるみのおとまり会は実に楽しい企画でした。テレビで見たことがありました。
大人でも夢中になっている姿を見るだけでも楽しかった。写真をどれだけの人が見てくれるで
しょうか。
。
・トコろんやってて見れませんでした。
・トコろんで、もっとポーズを工夫した方が良かったかもしれない。
・紙芝居を外でやるときに、始めから場所を決めておいて、朝からPRしておけば良かったと思
いました。
・記載なし
・ボランティア自体初めてのことなので、まだ、よくわかりませんが、コミュニケーション、伝
達方法、情報共有が非常に重要だと思いました。
4.次回に向けてご意見・ご感想などありましたらお聞かせください。
・人の多さに驚きました。雰囲気に大きな声出したり通る人の邪魔になったり、本来の目的で
利用する人との折り合いをどうするか、難しいと思いました。
- 55 -
・着ぐるみのにおい対策をしていただきたいです。
・無記名
・図書館へ来ることが楽しみになりました。もっと利用したいと思います。1日のみですみませ
んでした。楽しい1日でした。
・スタンプラリーは3階に設置しない方がいいと思いました。玄関先や中庭(天候に左右されま
すが)に設置するといいかも。子ども目線で言えば、2階や3階へ行けて探検気分が味わえて
いいかもしれませんが。男の子は特に楽しそうにしていました。大人向けの企画があるといい
なと思いました。
5.来年もご参加、ご協力いただけますか?
①参加したい 3名
②今は分からない 1名
③参加できない 1名
無記名 1名
- 56 -
第14回 所沢図書館まつり実行委員会
田口
橋本
橋本
山﨑
斎藤
黒田
霜鳥
仲山
鈴木
元也(実行委員長)
直樹 (副実行委員長)
由里子 (副実行委員長)
真由美 (会計)
博子
(監査)
崇郎
由榮
富夫
倫明
当日ボランティアスタッフ
大武 彩乃
木村
佐藤 東子
高野
中嶋 稔
端野
樋口 みなみ
福地
松島 美野子
松本
聖一
和貴
皓介
敏子
めぐみ
本館、分館の全職員が協力・参加しました。
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第 14回 所 沢 図 書 館 ま つ り
~ 親 子 で 図 書 館 、 つ な ご う 紡 ご う 心 の ペ ー ジ 。~
平成26年(2014)3月発行
発行
所沢図書館
所沢市並木1-13
TEL04-2995-6311