CSR報告書 2007 「CSR報告書2007」の発行にあたって これまでキヤノン電子ではステークホルダーの皆様に、「環境報告書」や「サステナビリティ 報告書」として、環境に対する考え方や取り組みを中心に事業活動をご報告してきました。 社会そして地球環境が急変している今日、いま一度「キヤノン電子のCSRとは何か」を見 つめ直し、CSRの観点から目指す姿を明確にして、この度初めて「CSR報告書」を発行しま した。 この報告書は、私たちの理念や活動をできるだけわかりやすく誠実にお伝えすることで、 皆様への説明責任を果たすとともに、双方向のコミュニケーションを促進する目的でまとめ たものです。 本報告書によりキヤノン電子のCSRの取り組みをご理解いただき、「通心」が育まれること を願っています。 「共生」 世界の繁栄と人類の幸福のために 秩父事業所内の巣箱 秩父事業所に設置した巣箱には、シジュウカラなどの鳥がきて、 構内では美しい鳥のさえずりを聞くことができます。 1 CSR報告書 目 次 トップメッセージ 3 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 11 コンプライアンス 12 リスクマネジメント 13 お客様とのかかわり 14 キヤノン電子の概要 5 会社概要 5 株主・投資家とのかかわり 15 主要製品 6 サプライヤーの皆様とのかかわり 16 従業員とのかかわり 17 地域社会とのかかわり 19 キヤノン電子のCSR 7 キヤノン電子のCSR 7 ビジョンと戦略 8 環境調和/環境優先経営 20 コーポレートガバナンス 10 環境経営システム 21 環境意識の深耕 23 中期環境目標と2006年の実績 24 マテリアルバランス 26 製品の環境保証 27 事業拠点の環境保証 29 物流における環境保証 32 高収益/ゆるぎない利益体質 35 知的財産 36 財務データ 37 報告対象 39 出版物のご紹介 40 深い絆 環境調和 免責事項 本報告書には、キヤノン電子の過去と現在の事実だけでなく、 発行日時点における計画や見通し、経営方針・経営戦略にもと づいた将来予測が含まれています。この将来予測は、記述した 時点で入手できた情報にもとづいた仮定ないし判断であり、諸 高収益 与件の変化によって、将来の事業活動や事象が予測とは異な ったものとなる可能性があります。読者の皆様には、以上をご 了承いただきますようお願い申し上げます。 CSR報告書 2 トップメッセージ 「高品質企業」を実現し、 真の社会的責任を全うする企業をめざします 平素は多くの皆様にキヤノン電子グループ製品をご愛用いただき心から感謝申し上げます。 CSR報告書の発行にあたり (①環境保証) 私達の社会は自らの生存環境(地球環境)、あらゆる 当社グループは1970年代の公害防止(1次)に始ま 主体の倫理や使命、生活の質の基本である製品・サー り、80年代の有害物質の徹底排除(2次)、90年代に ビスの安心・安全など、ことの根幹を問い正す再生過程 はISO14001の認証取得と運用(3次)、90年代後半 にあると考えます。 からは資源生産向上(4次)を総合指標とする環境保証 社会ぐるみで価値観を共創し協調、協労を図らねばな に取り組み今日に至ります。一貫させた概念は、環境と らない状況にあると言えるでしょう。 このような社会動 調和した経営が実践できなければ、“ものを作る資格が 向に鑑み、今後キヤノン電子グループの経営活動も“社 ない(E・Q・C・D思想*)”とし、全社の意識改革と環境 会的責任の遂行”という観点からご報告することとし、従 対策の本質と同義のムダ排除を進め、環境経営の実践 来の環境報告書→サステナビリティ報告書を発展的に とともに社会的役割も果たしてきたものと自負していま 解消、「CSR報告書」と改めることに致しました。 す。 ステークホルダーや地域社会の皆様方に、当社グルー しかし、資源循環、温暖化防止、化学物質の管理など プに対する一層のご理解、ご支援をいただけるよう透明 経営リスクはますます深刻化、企業に対する社会の要 経営の深耕に努めてまいります。 請も多岐にわたるものとなってきています。昨年度(20 06年)を改めて環境保証元年と位置付け、全社員の環 境意識深耕と対応スキルの向上を図るべく、教育・啓蒙 キヤノン電子グループは共生の理念(キヤノングルー を強化する専任組織(環境教育課)を設けるとともに、社 プ理念)のもと、「高品質企業」の実現を掲げ経営に取り 内基準・システムの強化、環境施設の全面補強に着手、 組んでまいりました。世界の人々から信頼され尊敬され 環境保証体制の強化に取り組みました。 る企業像をめざすものです。具体的には地球環境保全 (①環境保証)に立脚して、本分の収益(②高収益)を追 (②高収益) 求し、ステークホルダーや地域社会の皆様との価値観 企業の社会的責任の全うは本分の収益確保が前提で の共有、協調協労(③深い絆)にもとづいて事業活動を す。1990年代の当社は、税引き前利益が1~2%程度 展開するというもので、製品・サービスの品質確保はも の実質的赤字体質でした。99年、今後10年間に世界ト とより、自らの体質に品位、品格を備えることを指します。 ップレベルの「高収益企業化(目標:20%)」の達成を明 示、収益力向上に特化した意識改革(利益貢献)、構造 改革(生産拠点集約*)、ムダ排除(TSS1/2*)に徹底 して取り組み、今日、12~15%の安定した利益体質を 築くに至っています。 E・Q・C・D思想* : →P.21参照 生産拠点集約* : →P. 9参照 TSS1/2* : →P.9参照 3 CSR報告書 トップメッセージ また、改革初期の利益集中型経営から、2005年以降 最後に、キヤノン電子グループに対する皆様の暖か は本業を活かした多角化、M&A、欧州販路の開拓など いご理解とご支援をお願い申し上げますとともに、本報 業容の拡大を図るとともに、ゆるぎない利益体質の確立 告書に対する忌憚のないご意見、ご要請をいただけま をめざし、継続的革新に取り組んでいます。 すようお願いいたします。 (③深い絆) 当社グループは共生の理念、高品質企業構想の実現 キヤノン電子株式会社 代表取締役社長 の一環となる内部統制、遵法、情報提供などのCSR推 進体制を2005、2006年に強化、社会的責任の積極励 行に努めてまいりました。 理念やビジョンは社員一人ひとりの社会人としての優 れた人格の形成と、自発的行動によって満たされるもの であり、そのような企業人こそ社会との深い絆を結ぶこ とができると考えます。従って最も重視する対策が人材 の育成です。社会のルール、価値観は時代とともに変わ るものであり、新たな要請や期待に応えるには、組織(人 )の感性、対応スキルを絶えず研ぎ澄ませておく必要が あります。経営環境の変化に起応した教育・啓蒙を徹底 することを対策の原点としています。 2006年度は、前年に継続するCSR推進体制の充足、 全社員を対象とするリスク管理の教育・啓蒙(機密情報・ 化学物質の取り扱い)と体制強化(基準・システム・施設 )、サプライチェーンの環境保証(取引先と共有の化学 物質管理システム構築)、情報開示体制の見直し(シス テム・媒体)などを重点に取り組みました。 以上、当社の社会的責任に関する経営姿勢をご紹介 させていただきましたが、詳細については本文をご高覧 下さるようお願いいたします。 CSR報告書 4 キヤノン電子の概要 会社概要 1999年、ビジョン「高収益企業化」を明示し、意識・構造改革、ムダ排除運動による再生に着手。 継続し、新ビジョン「世界トップレベルの企業品質」の実現に取り組んでいます。 キヤノン電子は、1954年に創業し、精密加工技術を基盤として、カメラ用精密機器ユニットの生産を開始しました。1958年に は、当社の精密加工技術をさらに展開させて、磁気ヘッド事業に進出し、開発から生産・販売、までの一貫体制を確立しました。 精密加工技術のほか、磁性材料、薄膜技術、エレクトロニスス技術などを中心に当社のコア技術として育成を図り、カードリーダ、 ドットマトリクスプリンタ、さらにフロッピーディスクドライブなどへの成長分野への進出を行ってきました。 近年は、ドキュメントスキャナ、ハンディターミナルなどの電子情報機器から超高感度磁気センサ、カメラ用シャッタ・アイリス、小 型モータなどのコンポーネント事業、さらにソフトウエアを含む情報セキュリティ事業や環境機器など成長、拡大する市場に対応 した幅広い分野に展開しています。 キヤノングループの一員として、独自の技術と製品 分野でキヤノンの高い品質を維持しつつ、ニーズに合 った製品をタイムリーに提案してお客様の満足と信頼 赤城事業所 本社 に応えてまいります。 ◈ 商号: キヤノン電子株式会社(Canon Electronics Inc.) 美里事業所 ◈ 設立: 1954年 5月 20日 芝浦フロントオフィス 東京本社 ◈ 本社所在地: 埼玉県秩父市下影森1248番地 芝浦フロントオフィス ◈ 代表取締役社長: 酒巻 久 写真追加 秩父事業所 ◈ 資本金: 49億 6,900万円 ◈ 連結子会社 東京本社 ・国内関係会社 ・キヤノン電子ビジネスシステムズ株式会社 ・イーシステム株式会社 キヤノン電子マレーシア ・海外関係会社 ・キヤノン電子マレーシア株式会社 ■売上高経常利益率(連結) ■売上高(セグメント別) 売上高(億円) 経常利益率 1,200 14.1% 12.5% 1,000 800 897 12.9% 電子情報機器他 931 911 860 755 734 1015億円 15.0% 1015 785 10.0% 8.5% 391億円 600 (39%) 400 5.0% 4.7% 4.1% (61%) 3.2% 200 624億円 1.6% 0.0% 0 1999 2000 2001 2002 売上高 5 CSR報告書 2003 2004 経常利益率 2005 2006 コンポーネント キヤノン電子の概要 主要製品 材料、エレクトロニクス、超精密加工等の幅広い技術をコアに、 将来ニーズを先取りした製品群で、環境保全と人類社会の持続的発展に貢献して行きます。 コンポーネント製品 ■磁気コンポーネント エレクトロニクス製品の小型、高機能化のトレンドの中、確かな PIkey 開発力と製造技術に裏付けられたシャッターユニットや 絞りユニット、高感度センサをはじめとする磁気コン ポーネット製品群が時代をリードします。 ■情報セキュリティ ログマネジメントサービスを中心に 情報漏洩防止、メールセキュリティな どあらゆるビジネスセキュリティ製品・サ ービスを提供しています。 ■ハンディターミナル 磁気コンポーネント類 小型・軽量で高い堅牢性・防水 機能を実現しているハンディター ブレアBT-1 ミナルは、アウトドアでデータ入力 ■事務機コンポーネント をおこなえる携帯型コンピュータです。 金融、検針、ルートセー レーザビームプリンタ、デジタル複写機に使用されるレーザスキャナ ルスなどの幅広い業務に活躍しています。 ユニットを部品レベルから完成品にいたるまで内製化を推し進め 集中一貫生産体制を構築し、環境負荷を低減したさまざまな ■精密加工その他 環境技術開発を行い、地球にやさしいモノづくり世界一へ 挑戦しています。 小型三次元加工機 テクノロジーからインテリジェンスの世界へ。高度な生産 システムエンジニアリングを提供しています。 また環境機器は、環境への貢献を全社の事 業基盤に据える当社のコンセプトを製品化し FA機器 たもので、さまざまな分野に展開されています。 ■LBP(レーザビームプリンタ) 小型電動射出成形機 キヤノンの電子写真技術と画像技術を融合したLBPは、プリンタ レーザスキャナユニット 市場をワールドワイドに席巻しています。キヤノン電子は高効率の 生産システムと生産技術力、品質管理力により、このLBPの国内主 力工場としての役割を担っています。 LBP3950 ■ドキュメントスキャナ マイクロフィルムカメラから長年培ってきた紙文書の高速搬送 技術を活かし信頼性の高い紙分離・紙搬送性能を提供してきま した。またCMOS CISセンサの採用により小型・軽量化を実現 Scan Front 220P DR-1210C し、省資源・省電力化に貢献した製品を提供しています。 電子情報機器およびその他の製品 CSR報告書 6 キヤノン電子のCSR キヤノン電子のCSR “地球・世界人類との共生”のもと、“人類社会の持続的発展に貢献する”。 キヤノンのグループ理念であり、真の社会的責任を全うできる企業と考えます。 キヤノンのグループ理念は「共生」です。「地球との共生」、「世界人類との共生」であり、「持続的(サステナブル)な 繁栄が可能な社会」の実現です。 キヤノン電子グループはこの理念のもと、“世界トップレベルの企業品質(環境調和・高収益体質・社会との深い絆)” の実現こそが、CSR(社会的責任)を果している姿だと考えます。 その実現のためには、常に革新しつづけなければなりません。また、“世界トップレベルの企業品質”を支えるのはそ こで働く「人」であり、自らが品位・品格を備える必要があります。 人間尊重の経営を推進し、世界から親しまれ尊敬を受ける人と企業になるよう努力してまいります。 キヤノングループ企業理念 「共生」 キヤノン電子のビジョン 世界トップレベルの企業品質 〈社会〉 高品質(安心・満足)な製品・サービスの提供 コンプライアンス 深い絆 真の情報開示と通心 親しまれ尊敬される 人と企業 地域社会への貢献 キヤノン電子の CSR 高収益 ゆるぎない利益体質 継続的革新 ムダの徹底排除 7 CSR報告書 〈経済〉 環境調和 環境優先経営 〈環境〉 資源生産性向上 地球温暖化防止 キヤノン電子のCSR ビジョンと戦略 理念・ビジョンの実現に向け、 高い目標を掲げ、資源生産性・経営効率・人の品格の革新を進めています。 キヤノン電子は、ビジョンの実現に向け、世界トップレベル の「品位・品格をもった人と企業」、「収益率20%を越える高 収益」、「製品のライフサイクル全体にわたる資源生産性の 最大化」という高い目標を掲げました。 その目標達成のために、「ピカ一運動」をはじめとする意識 ビジョン 世界トップレベルの企業品質 世界トップレベルの企業品質 改革をすべての活動のベースとし、ゆるぎない利益体質確 立のための徹底したムダ排除活動、ECP設計の充足など、 キヤノン電子独自の活動を推進し継続的革新に取り組んで います。 目 標 ・世界トップレベルの品位、品格(人・企業) ・世界トップレベルの品位、品格(人・企業) ・世界トップレベルの高収益(収益率:20%) ・世界トップレベルの高収益(収益率:20%) ・世界トップレベルの資源生産性(ファクター2 ・世界トップレベルの資源生産性(ファクター2**)) 戦 略 ①優れた企業人の育成=「ピカ一運動 ①優れた企業人の育成=「ピカ一運動**」」 自ら考え実行できる人 自ら考え実行できる人 ②ゆるぎない利益体質の確立=「ムダ排除(TSS1/4 ②ゆるぎない利益体質の確立=「ムダ排除(TSS1/4**)」 )」 全てを1/4にして効率4倍 全てを1/4にして効率4倍 ③製品・サービスの資源効率向上=「ECP設計の充足」 ③製品・サービスの資源効率向上=「ECP設計の充足」 小型、軽量、省エネ、循環 小型、軽量、省エネ、循環 *ファクター2:→P.24参照 連結売上高 ライフサイクルCO2排出量 を2000年比 2倍以上にする *ピカ一運動:→P.9参照 *TSS1/4:→P.9参照 CSR報告書 8 キヤノン電子のCSR 「ピカ一運動」 キヤノン電子では、1999年より意識改革活動のひとつとして「ピカ一運動」を全社展開して います。この運動は、4~5人の各グループがそれぞれの目標について「世界一」を掲げて活動 するもので、自分たちでテーマを設定し、計画を立て、実行し、評価するというプロセスを体験す る活動です。少し遊び心を交えながら、目標に向かって自主的に努力し、そして目標を達成する、 という体験型の意識改革運動です。 キヤノン電子では、この「ピカ一運動」により育まれた自主性が全ての活動のベースに なっています。 (特長) ・全員参加(社長、役員から全従業員まで) トレードマーク ・テーマは自由(会社にとってプラスになることであれば何でもよい) (テーマ例) 「出前迅速(すぐやる課)一番」 「新技術世界で一番」 「あいさつ一番、やる気一番」 「効率、機能レイアウト一番」 運動標語 運動標語 誰にでもキラリと光る夢がある。 皆でつかもう世界の一番。 トレードマークのワッペンは、オリンピックの金メダルと 同じ大きさで、「それぞれのテーマで世界一になろう」と いう思いを込めています。 運動を盛り上げるためのポスターやワッペンは、世界的 なデザイナーのサイトウマコトさんにディレクションして 頂きました。 「TSS1/4」 キヤノン電子では、ムダ排除活動を推進するために2002年から「TSS1/2」を、そして2003年からは「TSS1/4」をスタートしました。「TSS1/2」という のは、TIME&SPACE、SAVINGを現状の半分にする、すなわち時間、スペース、不良品、人・物の移動距離、CO2排出量などすべてにおいて、工場だけで なく開発や管理などすべての部門で半分にするというものです。そして「TSS1/4」はさらに4分の1に、つまりトータル8分の1にする活動です。 「TSS1/4」の推進に向けては、具体的な指針として「EFFECT4」という目標を掲げ、取り EFFECT4 組むべき課題を明確に示しました。 この一見すると実現不可能に思える目標も、まず半分というシンプルな目標値と、全て半分 E:Environment (資源効率4倍) という達成後の状況がイメージしやすかったこともあり、全部門の努力により約1年という速さ F:Failure Rate (不良率低減4倍) で「TSS1/2」を達成し、「TSS1/4」へと進化しています。 F:Factory (工場効率4倍) 尚、「EFFECT4」は環境保証活動における資源生産性向上の総合指標にもなっ E:Energy (エネルギー効率4倍) ています。 C:Creativeness (開発効率4倍) T:Think Out (知恵4倍) 継続的革新による効果 キヤノン電子では、全社的な「ピカ一運動」や「立ち会議」 などとともに、さらに従業員たちが自発的に取り組んださま を上げてきました。特に「TSS1/4」によるスペース削減 とができました。 このような地道な取り組みにより、着実に目標達成に向け 前進してきています。 再改革後 改革継続 (2004年) (2006年) 影森工場 24,906㎡ では、スペース縮小に留まらず、生産拠点集約を実現し、 気料、物流費といった経費削減による経済的効果を生むこ 改革後 (2001年) 空きスペース 5,309㎡ 子会社(4社) 5,244㎡ ざまな継続的革新活動の結果、以下のように大きな成果 結果CO2削減や水使用量削減等の環境負荷の低減や電 改革前 (1999年) 横瀬工場 山田工場 4,709㎡ 8,357㎡ CO2排出量 電力量 水使用量 スペース 使用スペース 電気量 経費 物流量 環境 秩父事業所 20,461㎡ 秩父地区の工場・子会社を 整理統合して秩父事業所へ 秩父事業所 13,168㎡ 改革の継続実施 1999年 2001年 2004年 2006年 [t-CO2] 7,624 4,636 4,091 4,163 [MWh] 15,080 9,533 8,423 8,466 [m3] 150,824 93,679 64,049 113,240 2 [m ] 43,216 20,461 13,168 16,842 [百万円] 210 144 117 113 [百万円] 40 0 0 0 空きスペース 1,635㎡ 秩父事業所 16,842㎡ 改革の継続と業容の拡大 効果 (1999-2006年比較) ▲3,461 (▲45%) ▲6,614 (▲44%) ▲37,584 (▲25%) ▲26,374 (▲61%) ▲97 (▲46%) ▲40 (拠点間輸送なし) ※データは秩父事業所 9 CSR報告書 キヤノン電子のCSR コーポレートガバナンス 高品質企業の実現をめざし、 社会への貢献、公正な事業活動を遂行する体制を強化、ガバナンスの向上に努めています。 ■ ガバナンス体制 ■ 各種委員会の活動 当社のコーポレートガバナンスは、会社法にもとづく株主 総会・取締役会・監査役会に加え、全役員が参加する経営 企業倫理・コンプライアンス委員会 会議や各種委員会で構築しており、内部監査体制や情報 守るべき事項(①法律・会社ルールを守る、②周りに迷惑を 開示体制を通して適正な運営に努めています。 かけない、③正しい指示と報告をする)を明確にして、遵法・ 企業倫理意識を全社全体に浸透させることを目的に2006年 取締役会 1月に発足しました。各事業拠点に地区委員を配置し、実情を 当社の取締役は14名で社外取締役は採用していません。 把握するとともに情報伝達・相談の窓口となり企業倫理・コン 取締役は、経営の意思決定を合理的かつ効率的に行うこと プライアンスの徹底を図っています。 を目指しています。重要事項は取締役会のほか経営会議で 決定します。 「正しい指示と報告」 監査役会 正しい指示と報告は 会社の未来(あす)を左右する 当社監査役は4名です。内2名は社外監査役です。監査役 は、取締役会・経営会議・各種委員会への出席、取締役など からの営業報告の聴取、重要な決議書類の閲覧、業務およ 今こそ変革(かえ)よう! みんなの意識 「伝わりましたか? 貴方の指示」 「解ってもらえましたか? 貴方の報告」 び財産の状況調査を通じて厳正な監査を実施しています。ま た外部監査法人との監査契約の内容やその金額について監 誰にでも キラリと光る 夢がある 皆でつかもう 世界の一番 査役会が事前に承認する制度を導入しています。 「正しい指示と報告」活動推進ポスター ■コーポレートガバナンス体制 取締役会 その他の委員会活動 監査役会 キヤノングループの一員としてキヤノン(株)が推進する活動 社 長 経営会議 企業倫理・コンプライアンス委員会 に参加しています。 本社管理部門 内部統制委員会 内部統制委員会は米国サーベンス・オックスリー法が定め 各事業部 グローバル製品法務推進委員会 る財務報告の信頼性確保を主眼とした活動であり、2006年 キヤノングループ活動に連携 は業務プロセスや文書の維持管理体制の構築を行いました。 キヤノン電子ビジネスシステムズ(株) キヤノン電子マレーシア(株) グループ製品法務推進委員会は国内外の各種法規制に先 進的に対応するために、その動向調査や分析、情報管理体 制の改善をはかる活動であり、2006年は個人情報保護や営 業秘密管理・技術流出防止など情報漏洩防止の管理体制整 備・強化に取り組みました。 CSR報告書 10 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 〈 社会〉 コンプライアンス 深い絆 リスクマネジメント 親しまれ尊敬される 人と企業 お客様とのかかわり 株主・投資家とのかかわり キヤノン電子の サプライヤーの皆様とのかかわり CSR 高収益 ゆるぎない利益体質 環境調和 環境優先主義 従業員とのかかわり 地域社会とのかかわり 〈 経済〉 〈 環境〉 人類すべてが豊かに暮らせる社会を実現するために、自主的な社会貢献活動を積極的に行っています。 (写真は、新入社員による「森づくりボランティア」) 11 CSR報告書 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 コンプライアンス 社員一人ひとりが全ての事業活動において企業倫理を遵守するよう、 地道な取り組みを実践し、広く皆様から尊敬され親しまれる企業になります。 ■ キヤノン電子行動規範 ■ 意識啓発 キヤノン電子は、キヤノングループの一員として、2001年 に制定された「キヤノングループ行動規範」を基本として公正 コンプライアンス・カードの配布 誠実かつ適法に事業活動を行い、ステークホルダーと良好な 当社は、コンプライアンスの推進およびその基盤となる「三 関係を保ちつつ、さまざまな社会的責任を果たしていきます。 自の精神」が明記されている「コンプライアンス・カード」を役 員・社員に配布し、高い倫理観と遵法精神を備えた自立した キヤノングループ行動規範 キヤノングループ行動規範 個人としての意識の啓発に努めています。 経営姿勢 経営姿勢 社会への貢献 社会への貢献 優れた製品の提供/消費者保護/地球環境保護 優れた製品の提供/消費者保護/地球環境保護 社会文化貢献/コミュニケーション 社会文化貢献/コミュニケーション 公正な事業活動 公正な事業活動 公正競争の実践/企業倫理の堅持/適切な情報提供 公正競争の実践/企業倫理の堅持/適切な情報提供 役員・社員行動規範 役員・社員行動規範 1.企業倫理と法の遵守 公正・誠実/適法な業務遂行/ルールの適正解釈 2.会社資産の管理 資産の厳格管理/不正利用の禁止/知的財産権の保護 3.情報の管理 ルールに基づく取り扱い/私的利用の禁止/インサイダー取引の 禁止/他社情報の不正取得の禁止/他社情報の適切な取り扱い 4.利益相反と公私の区別 利益相互の回避/贈与・接待・利益供与の禁止/未公開株式の 取得禁止 5.職場環境の維持・向上 個人の尊重と差別の禁止/セクシャルハラスメントの禁止/銃刀・ 薬物の持込禁止 コンプライアンス・カード 勉強会の開催 「キヤノングループ行動規範事例集」を作成・配布し、学習 会を通して、意識の高揚を図っています。特に2006年は、 「実践!企業倫理読本」を発行し、企業倫理の強化・徹底に 努めました。 ■ コンプライアンス推進体制 ■ 社内通報相談窓口 「企業倫理・コンプライアンス委員会」を設置し、各事業拠 社員がコンプライアンス上問題と感じたり、疑問に思ったと 点に地区委員を配置して、モニタリングを実施しています。モ きに相談できる窓口として「社内通報相談窓口」を設けていま ニタリング結果は毎月定期報告され、コンプライアンスの遵 す。相談窓口では相談者の秘密を守ること、相談したことで 守状況を確認し、是正処置を施しています。 人事上の不利益を受けないことを保証しています。「相談窓 口」は社員だけでなく、派遣社員やパート社員についても設 けています。 CSR報告書 12 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 リクスマネジメント リスクマネジメントを利害関係者との関係とともに危機管理という観点から、 内部統制との一体化を図りながら積極的に進めています。 ■ リスクマネジメントに関する考え方 情報セキュリティの強化に向けて ■基本方針 個人情報の流出など、情報漏洩は既に社会的な事件とし グローバル化、情報化社会の進展、環境問題の深刻化など て報じられるようになりました。また「SOX法」「J-SOX法」 により、リスクの内容も広範で複雑・多様化し、問題発生の可 など内部統制の法的な整備が進んでいます。こうした情勢を 能性が増加してきている今日、キヤノン電子では、利害関係 踏まえ、キヤノン電子では、「効率性」と「有効性」の両立を 者との関係とともにリクスの排除・回避、軽減という観点から、 めざした情報セキュリティの強化に取り組んでいます。 リスクマネジメントを重要な手段と位置づけています。 また事業運営に関わる法規や社内ルールの遵守する内部 ■情報漏洩防止 統制が、リスクマネジメントを適切に行うために不可欠と認識 キヤノン電子では従来から、 し、一体となった取り組みを進めています。 情報セキュリティのため、各自 特にセキュリティに関しては、会社や従業員を守ると同時に のPCの操作ログ、Webへのアクセスログなど情報の流れの 利害関係者に決してご迷惑をかけず社会から信頼を維持し 履歴を収集しています。しかし、我々を取り巻く環境はWeb ていく上での最重要課題ととらえ、規程類の整備ほか、自社 ベースでのメールとかファイル共有など、必ずしも各自のPC で開発した内部情報漏洩防止ソフトや、ネット情報のログ管 の監視だけではカバーできない状況と変化をしてきています。 理ソフトなどによる情報管理など、万全な対策をおこなってい そこで、従来からのPCの監視に加え、ネットワーク全般の ます。 監視機能を追加する方向で拡張を図ります。その最初のス PIKey テップとして2006年4月から、社内のネットワークに接続さ れている機器を統一的に管理できるよう、情報機器資産管理 ■ セキュリティ管理 ソフトを導入・運営を始めました。これにより、より一層の有効 性が得られています。 キヤノン電子では、どんなに強固なセキュリティ対策を講じ ても、セキュリティを守るキーは結局は、人にあると考えてい ます。社員やパート、派遣社員を含めた全従業員が、モラル ■ 個人情報の保護 とルールを守ることこそが、セキュリティの基本です。従業員 の高いモラルと意識を、独自の小集団活動「ピカ一運動」を キヤノン電子では、2003年にプライバシーマークを取得し、 通じて醸成しています。その上で「キヤノングループ行動規 マニュアル、ガイドラインなどの改訂、従業員への教育活動 範」に則り、機密管理や個人情報、営業機密、重要技術など など継続的に行ってきました。 の遵守を仕組みとして構築しています。 セキュリティコンサルティングのビジネスに関連して取り扱う こうした取り組みの他、国際的な規則、ルールに基づく「安全 お客様の個人情報も増えてきま 保障輸出規制」についても、厳格な体制を構築し、管理レベル した。こうした状況に合わせ、情 の維持、向上に取り組んでいます。 報クリーンルームの設置など、変 化する状況にもすばやく対応して きています。 プライバシーマーク 13 CSR報告書 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 お客様とのかかわり 製品・サービスがお客様の身体や財産に危害を与えないことはもとより、 環境と品質を一体とする製品保証体制に取り組んでいます。 ■ キヤノン電子がめざす品質 の完成度をチェック・フォローできる体制を整え、早期の設計 品質の完成を実現することで高品質の製品提供に努めてい ます。 従来品質は、「製品が仕様通りに動作する」、「製品が壊れ 更に製品テストにおいては、仕様に適合していることの確 ず長寿命である」、ということに重点が置かれてとらえられて 認にとどまらず、お客様が設計者の意図した使用方法とは異 きました。 なる使い方をした場合でも、安全性や機能面でお客様の「安 当社ではこれらに加え、「使いやすい」、「安心して使える」 心」や「満足」が損なわれることがないかを確認し、お客様志 など満足を感じていただけることが製品品質の重要な要素 向の品質確保に努めています。 であると考えています。 機能、性能に優れているだけでなく、米国のリハビリテーシ ■キヤノン電子が考える安全性の確保 ョン法508条やJIS X 8341などのディスアビリティ関連規制 への対応など、多くの方々に安心して使用でき使いやすい製 独自に追加した基準 品の開発・提供を実施しています。 実質安全基準 また、「環境配慮した製品でなければ高品質な製品とはい えない」とするEQCD思想に基づき、有害化学物質排除など 各国安全基準 最低限の基準 の製品環境保証も含めた品質を追求しています。 サービス&サポート向上への取り組み ■ 品質の基本方針と推進体制 当社は、製品の不具合が発生した際にお客様にご迷惑を お掛けする時間を極力減らすことが最優先と考え、全世界の 販売会社とのWEB情報システムを網羅しており、迅速に対 企画・設計・製造・販売・サービスの全部門が「人と環境に 応できる体制を構築しています。 やさしい、安全で、高品質な製品とサービスの提供」を念頭に また、お客様の視点に立った品質の創造のために、販売会 活動し、品質の基本方針である「ノークレーム・ノートラブル」 社のコールセンターに寄せられたニーズや苦情を分析し、社 の達成に取り組んでいます。 内での共有化を図り、製品の改善や次の製品開発への反映 複数の事業部から多くの製品群を提供していますが、環境 に役立てています。 保証、安全性・高品質という全ての製品に共通の基本品質に 関しては、本社品質保証部門が統括的に管理・保証する体制 「進化」する品質保証へのチャレンジ を整えています。 当社は、今後もお客様に「安全」と「満足」を提供できる品質 活動を推進し続けるとともに、更に 安全性と高品質の追求 ①誰にでもわかりやすく・使いやすいマニュアルの研究 当社は、多くの品質特性の中で「安全性」を最優先と考えて ②ハンディキャップを持ったお客様にも利用しやすい製品 います。各国の安全規制への適合性確認に加えて独自の「実 の開発 質安全基準」を設定し、公的基準を上回る更なる安全性の確 ③お客様のニーズを迅速・正確に把握できる情報システム 保を実現しています。 の構築 また、設計段階での品質の完成度の向上が重要と考え、設 等を重ね、品質保証の「進化」にもチャレンジし、お客様に 計品質の完成度を把握するための手法を採用し、設計品質 「感動」していただける製品の提供に努めていきます。 CSR報告書 14 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 株主・投資家とのかかわり 株主をはじめとする投資家の皆様から正しい理解と信頼を得られるよう、 経営方針や財務業務に関する情報を、正確かつ誠実に開示しています。 ■ 情報開示の基本方針 ■時価総額 〔億円〕 2,000 1,713 当社は、東京証券取引所第1部に上場しており、2006年 12月現在で約1万1千名の株主を擁し、時価総額は約1,7 13億円となっています。 当社は、東京証券取引所の定めるルールを厳守し、株主 や投資家・証券アナリストの皆様に対しての正確、公平、タイ ムリーな情報開示を基本方針としています。 1,500 1,266 1,000 643 500 293 381 231 165 0 IR活動 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 当社はより多くの株主・投資家の方に当社の経営状況を正 しくご理解いただくためにIR活動を積極的に推進しています。 ■ 株主への利益還元 〈主なイベント〉 ・機関投資家、アナリスト向け決算説明会 ・機関投資家を訪問しての決算説明 ・機関投資家、アナリストの取材への対応 ・証券会社営業員向け会社説明会 ・個人投資家向け会社説明会 ・電話、自社WEBサイトでの問合せ対応 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つと して認識しています。配当につきましては、安定配当の維持 を基本に、利益水準、財務状況、配当性向などを総合的に判 断し決定することを基本方針としています。 また、内部留保については、将来にわたる株主価値増大の ※参考サイト:http://www.canon-elec.co.jp/aboutus/finance/ 投資環境の整備 ための投資に充当し、事業の拡大と収益力の強化を図ります。 ■一株当り純利益(連結)と配当金 当社は、より幅広い層の投資家の方々に株式を保有して いただくために、2005年7月1日より、1単元の株式の数を 〔円〕 350 317 300 1,000株から100株に引き下げました。さらに2006年12 250 月31日を基準日として、1株につき1.5株の割合での株式 200 分割をおこないました。 これらの施策により、当社株式の1 150 投資単位あたりの 100 金額を引き下げ、 50 流動性を高めるこ 0 とで、投資しやすい -50 環境作りを進めて -100 263 227 184 70 49 10 16 2001 2002 2003 一株当り純利益 機関投資家・アナリスト向け決算説明会 15 CSR報告書 52 65 -67 2000 います。 10 9 32 2004 2005 2006 配当金 (注)2001年度は退職給付会計移行時差異65億円を一括償却 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 サプライヤーの皆様とのかかわり サプライヤーの皆様との協力・協調を大切にし、 サプライヤーの皆様とともにCSRを踏まえた調達活動に取り組んでいます。 ■ 資材調達の基本方針 5つの行動指針 5つの行動指針 1.相手の人格を尊重し、対等の立場で公平かつ公正な 1.相手の人格を尊重し、対等の立場で公平かつ公正な 態度で誠実に接する。 態度で誠実に接する。 環境に配慮しながら、高品質な商品を、適正価格で、タイ ムリーに、世界のお客様に提供するというキヤノングループ の「EQCD思想」を実践するためには、サプライヤーの皆様 のご協力が不可欠です。 この考えにもとづき、当社では「徹底したムダ排除」に取り 組むと共に、「資材調達基本方針」を定めてサプライヤーの 皆様に基本姿勢をご理解いただき、皆様との良好な関係の もと、製品づくりを進めています。 更に2005年からは、「キヤノングリーン調達基準」を満た すことを取引条件とし、製品に使用される生産直接材のグリ 2.良き人間関係が保てるように心がけ、信頼と尊敬とを 2.良き人間関係が保てるように心がけ、信頼と尊敬とを 得られるように努める。 得られるように努める。 3.個人的な利害関係や感情を持たない。 3.個人的な利害関係や感情を持たない。 (会社及び個人に対する社会的常識の範囲を超えた (会社及び個人に対する社会的常識の範囲を超えた 謝礼・接待・贈物等を受けないし、共生しない。) 謝礼・接待・贈物等を受けないし、共生しない。) 4.当社の機密事項が漏洩しないよう指導・監督すると同 4.当社の機密事項が漏洩しないよう指導・監督すると同 時に、サプライヤーの皆様の機密事項(単価・サプライ 時に、サプライヤーの皆様の機密事項(単価・サプライ ヤー等)を他の企業に漏らさない。 ヤー等)を他の企業に漏らさない。 5.会社の管理規程類及び資材調達に関わる法律、その 5.会社の管理規程類及び資材調達に関わる法律、その 他諸法律を遵守する。 他諸法律を遵守する。 ーン調達※の徹底を図っています。 コミュニケーション 資材調達基本方針 資材調達基本方針 当社では、サプライヤーの皆様との対話やコミュニケーショ ンを特に重視しており、毎年一回、一定の基準によりEQCD にて多大な貢献をいただいたサプライヤーに対し感謝の意を 1.資材調達部門は、資材取引を通じて社会に貢献すると 1.資材調達部門は、資材取引を通じて社会に貢献すると 共に、法律を守り、環境保証および資源保護等に十分 共に、法律を守り、環境保証および資源保護等に十分 配慮します。 配慮します。 表す感謝状贈呈式を開催しています。 2.資材調達部門は、資材取引にあたって、サプライヤー 2.資材調達部門は、資材取引にあたって、サプライヤー の皆様との相互協力により信義誠実の原則を守ります。 の皆様との相互協力により信義誠実の原則を守ります。 上活動の事例を紹介し合いながら、コミュニケーションを深め また、定期的に生産革新合同研究会を開催し、キヤノン電 子とサプライヤーの方々の双方の生産革新活動や生産性向 ています。 3.資材調達部門は、会社の経営方針に基づき、生産能力 3.資材調達部門は、会社の経営方針に基づき、生産能力 の確保、経営活動に必要な物品の購入、品質維持向上 の確保、経営活動に必要な物品の購入、品質維持向上 ならびに原価低減を図るために、国内外のすべての企 ならびに原価低減を図るために、国内外のすべての企 業に平等に門戸を開放し、優秀な取引の開拓に努め、 業に平等に門戸を開放し、優秀な取引の開拓に努め、 環境保証・品質・価格・納期・財務体質等の優れたサプ 環境保証・品質・価格・納期・財務体質等の優れたサプ ライヤーの皆様を優先します。 ライヤーの皆様を優先します。 ※グリーン調達:環境への負荷の少ない商品を優先的に調達すること 良好な関係構築のための5つの行動指針 当社では、サプライヤーの皆様のご理解をいただき、発展 サプライヤー感謝状贈呈式 的な関係を構築する事を目的に5つの行動指針をもって取り 組んでいます。 CSR報告書 16 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 社員とのかかわり 「三自の精神」(自覚・自発・自治)を行動指針の原点とし、、 公正・公平な評価で、一人ひとりの能力を最大限発揮できるよう様々な教育を行っています。 ■ 人事基本方針 ■ 自己成長・能力開発支援 キヤノン電子では、会社は仕事の場であると同時に人生の キヤノン電子は、社員のモチベーションと専門性の向上を 場であり、自己現実のチャンスを提供するための舞台と考え 支援するため、さまざまな研修や認定・表彰制度を実施して ています。「社員一人ひとりの人間性を尊重し、創造的変革を います。 求め、自由で若々しい風土を持つ会社」、「お互いの信頼と和 近年は、「強い個人」、「強い組織」を実現するため、キヤノ を基盤とし、企業の繁栄が従業員の豊かな人生を意味する会 ングループ新任管理職を対象とした階層別のマネジメント研 社」、それが私たちの考える理想のキヤノン電子像であり、人 修を積極的に行う等、マネジメント層の育成に力を入れてい 事基本理念です。 ます。 また、社外講師によるタイムマネジメント研修を全管理職と 三自の精神と行動指針 職場のリーダーに実施して社内に展開するなど、従業員が仕 当社の「行動指針」は、「三自の精神」を原点としています。 事とプライベートの両立を図り、充実した人生を送ることがで 「三自」とは、自覚・自発・自治のことで、社員には、自分が置 きるための様々なな施策に取り組んでいます。 かれている立場・役割・状況をよく認識し(自覚)、何ごとも自 また、キヤノン電子の将来を担う新人や若手社員の教育に ら進んで積極的に行い(自発)、自分自身を管理する(自治) も特に力を入れており、入社後3年間を一人前の社員となる 姿勢をもち、前向きに仕事に取り組むことを求めています。 準備期間として位置付け、様々な教育体系を設けています。 「三自の精神」 自覚・自発・自治の 自覚・自発・自治の 三自の精神をもって進む 三自の精神をもって進む 行動指針 タイムマネジメント研修 ・実力主義 ・実力主義 常に行動(V)専門性(S)創造力(O) 常に行動(V)専門性(S)創造力(O) 個性(P)を追求する 個性(P)を追求する ・国際人主義 ・国際人主義 異文化を理解し、誠実かつ行動的な 異文化を理解し、誠実かつ行動的な 国際人をめざす 国際人をめざす し、具体的な3年間の育成計画を提示させて、職場における ・新家族主義 ・新家族主義 互いに信頼と理解を深め、和の精神 互いに信頼と理解を深め、和の精神 をつらぬく をつらぬく 成計画に基づき、新人に対し、理論、実践両面から体系立て ・健康第一主義 ・健康第一主義 健康と明朗をモットーとし、人格の 健康と明朗をモットーとし、人格の 涵養につとめる 涵養につとめる 17 CSR報告書 ■新人3年育成計画 「新人3年育成計画」は、管理職に部下の育成責任を徹底 実効あるOJTに繋げる仕組みです。各職場では、この3年育 た教育を実施しています。 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 ■ビジネススクール/MOTスクール 新人を対象として、キヤノン電子ビジネススクール(大卒事 ■ 働きやすい職場環境づくり 務系)/MOTスクール(大卒技術系)を開講しています。 このスクルールは、2ヶ月にわたり受講するもので、事務系 当社は、当社で働く一人ひとりが職務上の地位や役割を問 ・技術系社員に求められる様々な知識を入社初期段階で学 わず、また、人種、宗教、国籍、性別などを理由とした不当な ぶとともに、経営理念、社会常識やルールを守る意識、企業 差別をしないよう徹底するとともに、健康で健全な会社生活を 人としての基本的な心 送ることができるよう、安全・衛生に常に配慮し、快適で安全 構えなどについて習得 な職場環境の保持に努めています。 し、キヤノン電子パーソ ンとしての基礎を身に付 ■赤城研修所建設 けるものです。 2006年赤城事業所に建設された“Unter Wald Baden” (赤城研修所)は、研修目的の利用や従業員やその家族の方 々にくつろぎの空間として利用していただけるよう、宿泊用の MOTスクール研修 客室やかけ流しの心地よい温泉、レストランを併設した施設で す。 広大な敷地は天然芝が一面に広がり、客室からは谷川連峰 ■ 労働安全衛生 が眺望できます。また食事のイタリアン料理は、港区青山に 本店を置くレストランのシェフによるもので、仕事の疲れを癒し 当社では、労働災害の未然防止の基礎となる5S(整理・整 たり、家族サービスの場とし 頓・清潔・清掃・躾)活動を中心とした職場環境の改善を推進 て広く活用されています。 するとともに、セル生産方式を支える職場安全衛生基準を策 定し、作業のムリ、ムダを排除しつつ、労働安全衛生管理の 維持向上に努めております。 こうした活動の結果として、秩父事業所では無災害労働時 露天風呂 客室(ツインルーム) 間が2,700万時間を超えるなど成果をあげています。また、 従業員の心と身体の健康は、充実した社会生活には欠かせ ■食堂リユーアル ない要素であり、活力ある組織の原動力でもあることから、健 当社では、従業員が安らげ楽しく食事が出来るよう、全ての 康保持・増進への取り組みも積極的に推進しています。 拠点で食堂のリニューアルを行いました。 食堂内は木を基調とした清潔で明るい雰囲気で、昼食や夕 食だけでなく、パーティーもできる憩いの場にもなっています。 ■2006年労働災害件数 秩父 事業所 美里 事業所 赤城 事業所 芝浦 事業所 休業災害 0 0 0 0 不休災害 1 1 1 0 潜在災害 0 1 0 0 食材は赤城高原の無農薬野菜を使用し、味も一流のシェフ を招き、有名レストランにも 負けない、おいしくて健康を 考えた食事を低価格で提供 しています。 CSR報告書 18 深い絆/親しまれ尊敬される人と企業 地域社会とのかかわり 地域や社会とのお互いを支えあう気持ちを大切に育み、 「深い絆」が築けるよう、積極的貢献を通して社会的責任を果たしていきます。 ■ 社会貢献活動の方針 ■地域行事への協賛 当社の本社がある秩父地方では、札所をはじめ多くの寺社 があることが知られており、豊かな自然とともに、観光の柱に キヤノン電子は、お互いを支えあう気持ちを大切にし、「深い なっています。 絆」を築くために、地域の経済、社会(人道・災害、文化、福祉、 当社は、国指定重要無形民俗文化財に指定されている秩 自然の保全、教育など)への積極的貢献を通して、社会的責 父夜祭の花火の協賛をはじめ、三峯神社の改修等も支援し 任を果たしていきます。 ています。 また、秩父夜祭当日は毎年休業日とし、従業員が地域の一 ■早稲田大学との共同研究提携 員として行事に積極的に参加するよう支援しています。 当社は、早稲田大学大学院国際情報通信研究科(GITS)・ 国際情報通信研究センター(GITI)との間において、早稲田大 学大学院本庄キャンパスでの人材育成と情報通信技術研究 を目的とした協定を結んでいます。 この協定は、主に留学生を対象とした奨学金の支援や情報 セキュリティ・無線通信分野での共同研究を軸としています。 キヤノン電子は、2005年から5年間、アジアからの留学生の 秩父夜祭 ために総額5,000万円の奨学金を提供するなど、留学生が 学業に没頭できる環境づくりを支援、推進しています。 三峯神社 ■秩父のたより 当社のホームページに「秩父のたより」というコーナーを設 け、秩父地方の四季や行事の紹介をしています。 人材育成と技術研究を目的とした協定調印式 ■森づくりボランティア 当社では、新入社員研修の一環として、社会貢献に対する 意識を醸成し環境保護の大切さを理解することを目的として、 2005年より「森づくりボランティア」を実施しています。 この活動は、(社)埼玉県農林公社の営林地において、植 栽・除間伐作業などを行い、荒川上流の水源のかん養や国 土の保全を推進するもので、2006年は対象者を管理職に 拡大し、森づくりへの取り組みを進めました。 19 CSR報告書 http:www.canon-elec.co.jp/chichibu/tayori/ 環境調和/環境優先経営 環境経営システム 〈社会〉 深い絆 環境意識の深耕 親しまれ尊敬される 人と企業 中期環境目標と2006年の実績 マテリアルバランス キヤノン電子の 製品の環境保証 CSR 高収益 環境調和 ゆるぎない利益体質 環境優先主義 事業拠点の環境保証 物流における環境保証 〈 経済〉 〈環境〉 当社は各事業所の緑化に努めるとともに、緑と建物の調和した工場づくりを進めています。 (写真は、美里事業所) CSR報告書 20 環境調和/環境優先経営 環境経営システム 環境優先経営のもと、資源生産性の向上と地球温暖化防止を重要経営課題とし、 全事業プロセスに潜在するムダ、環境リスクを排除し経営効率の向上を図っていきます。 ■ 環境基本方針 当社は、「キヤノングループ環境憲章」を環境保証の基本 方針とし、環境と調和した経営が実践できなければ“モノを作 《キヤノン電子 環境スローガン》 《キヤノン電子 環境スローガン》 急ごう! さもないと 急ごう! さもないと 会社も地球も滅びてしまう 会社も地球も滅びてしまう のもと、「環境に対応できてはじめて高品質といえる」と考え、 全ての事業活動を行っています。 ■ マネジメントシステム キヤノングループ環境憲章 キヤノングループ環境憲章 キヤノン電子は、環境マネジメントシステムの重要性を早く 企業理念「共生」 企業理念「共生」 から認識し、1995年にISO14000の前身であるBS7750 世界の繁栄と人類の幸福のために貢献すること 世界の繁栄と人類の幸福のために貢献すること そのために企業の成長と発展を促すこと そのために企業の成長と発展を促すこと を美里事業所で取得しました。以来、秩父事業所、赤城事業 環境保証理念 環境保証理念 ネジメントシステムの導入を行い環境経営の根幹としてきま 世界の繁栄と人類の幸福のため、 世界の繁栄と人類の幸福のため、 資源生産性の最大化を追求し、 資源生産性の最大化を追求し、 持続的発展が可能な社会の構築に貢献する。 持続的発展が可能な社会の構築に貢献する。 環境保証基本方針 環境保証基本方針 すべての企業活動、製品およびサービスにおいて、 すべての企業活動、製品およびサービスにおいて、 環境と経済の一致をめざし(EQCD思想)、 環境と経済の一致をめざし(EQCD思想)、 資源生産性の革新的な改善により、 資源生産性の革新的な改善により、 “環境負荷の少ない製品”を提供するとともに、 “環境負荷の少ない製品”を提供するとともに、 人の健康と安全および自然環境を脅かす、 人の健康と安全および自然環境を脅かす、 反社会的行為を排除する。 反社会的行為を排除する。 所、キヤノン電子マレーシア(CEM)と全生産拠点で環境マ した。 2005年には環境経営の強化をめざし、キヤノングループ 全体でマルチサイト認証への移行を開始し、国内の三生産 拠点は全て2005年に個別認証からの切替えを行いました。 2006年にはCEMも認証の切替えを実施し、マルチサイト 認証に加わりました。 この切替えに伴い、認証の基準を ISO14001-2004に移行し、特に 製品環境保証に重点を置いた環境保 証活動を強化推進していきます。 EQCD思想 モノつくりに関する基本概念・姿勢 モノつくりに関する基本概念・姿勢 キヤノングループ認定書 E:Environment(環境) E:Environment(環境) 環境保証ができなければモノを作る資格がない 環境保証ができなければモノを作る資格がない Q:Quality(品質) Q:Quality(品質) 品質がよくなれれば売る資格がない 品質がよくなれれば売る資格がない C:Cost(コスト) C:Cost(コスト) D:Delivery(供給) D:Delivery(供給) コスト、納期が達成できなければ競争する資格 コスト、納期が達成できなければ競争する資格 がない がない 21 CSR報告書 ■キヤノン電子グループの取得状況 事業所 適合規格 原登録日 登録番号 審査登録 機関 認証 機関 秩父事業所 美里事業所 赤城事業所 CEM ISO14001 1996年9月 TW96/ 08114EM SGS UKAS 環境調和/環境優先経営 ■ 推進体制 ■ 環境教育・啓蒙 当社は、環境保証を重要経営課題とする認識のもと、取り 組み体制「環境保証実行管理委員会」を社長直轄下におい 環境スキルアップ教育 ています。 企業のCSRとして環境経営が強調される今日、当社では また、各事業拠点、各事業部の特性に合わせた環境保証 環境経営は推進部門を主体とした、従来の概念や活動では を実現するために、各事業拠点および事業部に「環境保証実 充足できないと考えます。 行委員会」を設けています。 そこで、全ての組織の自覚と対応が必要であり、社員一人 ひとりの環境資質(意識・能力)の向上と自主、積極的取り組 みが不可欠との判断のもと、全社員を対象とした「環境スキ ■環境保証実行管理委員会組織図 ルアップ教育」を2007年よりスタートすべく準備を進めてい ます。 社 長 この「環境スキルアップ教育」の運営にあたっては、人事部 に「環境教育課」を新設し、専任者をおいて教育プログラムや 環境保証 実行管理委員会 【事業拠点】 実施計画の立案に着手しています。 【事業部門】 教育プログラムは、経済産業省が開発した「環境経営人材 秩父事業所 美里事業所 IMS事業部 HT事業部 環境保証実行委員会 環境保証実行委員会 環境保証実行委員会 環境保証実行委員会 製品技術研究所 情報セキュリティ研究所 環境保証実行委員会 環境保証実行委員会 赤城事業所 環境保証実行委員会 東京本社 芝浦フロントオフィス 環境保証実行委員会 育成プログラム」に準拠し、自己研鑽(自学)と部門内研修( 学習会)、そして職種・階層別社内研修の3方法により組織 全体の環境経営スキルを醸成するものです。 秩父事業所 環境保証実行委員会 環境スキルアップ教育 環境スキルアップ教育 《目的》 《目的》 ■ 環境保証規程体系 ①環境調和型製品・サービスの創造強化 ①環境調和型製品・サービスの創造強化 ②環境リスク管理の徹底 ②環境リスク管理の徹底 《方針、目標》 《方針、目標》 キヤノン電子では、社内の環境保証の最上位の「環境保証 規程」のもと、各事業部ごとにISO14001の規格に基づいた 規定類を発行してきました。しかし、キヤノングループのマル チサイト認証への移行に合わせて各拠点の規程の見直しを 実施し、キヤノングループの環境規程との整合、社内規程の 職種、階層別(業務キャリア別)のきめ細かな概念に 職種、階層別(業務キャリア別)のきめ細かな概念に 基づいて、全社員を対象とする環境教育・啓蒙を実施、 基づいて、全社員を対象とする環境教育・啓蒙を実施、 組織の環境経営スキルを向上する。 組織の環境経営スキルを向上する。 ①社員一人ひとりのスキルアップ ①社員一人ひとりのスキルアップ ②環境リーダーの育成(社内研修講師、環境エキスパート) ②環境リーダーの育成(社内研修講師、環境エキスパート) ③環境側面の改善促進 ③環境側面の改善促進 統合化を実施しました。 CSR報告書 22 環境調和/環境優先経営 環境意識の深耕 一人ひとりによる自発的な環境への取り組みを実践するために、 自主性(自ら考え実行する)を身につける意識改革運動を展開しています。 ■ 環境意識改革運動 全社環境標語運動 環境意識の向上と環境保全の推進を目的に、全社環境標 語運動を行っています。全社員を対象に環境標語を募集し、 優秀標語を社内表彰するもので、2006年度は、応募者数1, ピカ一運動を基盤とする環境活動 573名、応募件数5,727件の中から以下の標語6件が表彰 キヤノン電子では、意識改革運動の柱として「ピカ一運動」 され、授賞式において表彰者にトロフィーと副賞が贈られまし を全社展開しています。そしてこの運動の目的である自主性 た。 の育成により活性化された改善活動を、環境保証活動に拡大 発展させています。 一人ひとりがそれぞれ、何をすべきで、何をできるか、そして どう実行して環境保証に 取り組むのか、自主性( 自ら考え実行する)をす べての基本とする環境意 識改革をさらに進めてい きます。 「ピカ一運動」による工場美化活動 「環境保証=利益創造」の意識 「環境への取り組みはお金がかかり、コストダウン活動との 両立は難しい。」というのが、一般的な認識ではないでしょう か。 キヤノン電子では、企業目的は利益を追求し、納税、株主 への配当、従業員の生活保証など社会的使命を果たすこと だと考えています。環境問題は人類社会が有限の地球資源 を如何にムダなく有効に活用するかの問題です。企業にとっ てムダを排除することは、コストを低減し、利益を創造するこ 《優秀賞受賞標語:6件》 《優秀賞受賞標語:6件》 資源は有限、知恵は無限 資源は有限、知恵は無限 皆で進めるエコライフ 皆で進めるエコライフ 拾うやさしさ、捨てない勇気 拾うやさしさ、捨てない勇気 みんなで守ろう 豊な地球 みんなで守ろう 豊な地球 不良品 出さない工夫に出さない努力 不良品 出さない工夫に出さない努力 地球に優しいエコ職場 地球に優しいエコ職場 とそのものであり、すなわち、「環境保証活動と利益の追求は 同じである」と認識しています。 この認識を社員全員が持ち、開発・設計から生産、販売ま で全ての部門で徹底したムダ排除活動が展開され、2006年 度は省エネ・省資源をはじめとする環境負荷低減とコストダウ ンによる利益率向上の両立を昨年に引き続き達成することが できました。 キヤノン電子はこれからも、「環境保証=利益創造」の意識 のもと、ムダ排除活動を推進していきます。 23 CSR報告書 工夫しよう 地球にやさしいものつくり 工夫しよう 地球にやさしいものつくり リデュース リユース リサイクル リデュース リユース リサイクル 節電、節水、リサイクル 節電、節水、リサイクル 省エネは一人ひとりのこころがけ 省エネは一人ひとりのこころがけ まあ∼いいか! 軽い気持ちが 環境汚染 まあ∼いいか! 軽い気持ちが 環境汚染 環境調和/環境優先経営 中期環境目標と2006年の実績 中期環境目標を軸に、年間目標と実施計画を策定し、 実績の評価と改善を繰り返すことで効果的な環境活動を推進していきます。 ■ 中期環境目標(2006~2008年) 目標に対する達成度は101%、97%でした。また、2010年 の最終目標値「EFFECT4」、「ファクター2」に対する達成度 は61%、73%になりました。 2010年を達成とする「EFFECT4」、「ファクター2」を確実 製品に関する環境保証面では、該当する製品の規格適合 に実行するため、中期環境目標では、製品環境技術開発、 は100%達成できました。また技術開発による製品の省エネ 生産環境技術開発、ムダ排除、人材育成の強化を図ってい 省資源(リサイクル可能率・再資源化可能率・小型化軽量化) きます。 についても100%目標を達成できました。 中期計画の最終年度目標を「EFFECT3.2」、「ファクター: 事業拠点における環境保証面では、全拠点上げての資源 1.7」とし、全社の部門別目標を具体化した上で、それぞれ 生産性の向上と地球温暖化防止をめざしたムダ排除・スペー の開発技術、課題(ムダ排除)を特定し、目標必達に向けた ス圧縮活動を展開した結果、廃棄物外部処理委託量を除き 効率的環境保証活動を進めます。 省エネ・省資源等の各目標を全て達成することができました。 また製品環境保証面では、現行製品アセスメントの徹底を 維持する一方、LCAの拡充と当該当要員の充足を目指して 関係者の育成強化(研修、OJT)を図ります。 ■資源生産性の向上/EFFECT4 5.0 前記よりの継続的課題となる有害物質の排除(RoHS規制 対応)については、サプライチェーンのグリーン化の視点から 内外関係者の協調のもとでグリーン調達システムの完遂に 4.00 4.0 3.20 3.0 2.42 取り組みます。 事業拠点の環境保証面では、継続的ムダ排除活動を維持 するとともに、抜本的省エネを図るため、エネルギー多消費 工程(表面処理、大型成形等)に注力した設備改善(小型化) 活動を強力に推進します。 1.87 2.0 1.0 1.00 0.0 2000 2005 2006 2008 2010 環境保証総合指標 指標項目 目標 資源生産性の向上 EFFECT4 全事業プロセスの効率を 2010年までに2000年比 4倍以上にする 地球温暖化防止 ファクター2 全製品のライフサイクルに おける連結売上高対CO2 排出量を2010年までに 2000年比2倍以上にする 目標値 達成年 3.2 2008 ■地球温暖化防止/ファクター2 〔万t-CO2〕 〔ファクター〕 15 (4.0) (2010) 1.7 2008 3.0 12.3 (2.0) 10.2 9.5 10 9.5 2.0 (2010) 5 1.00 1.05 1.25 1.70 1.46 2.00 1.0 ■ 2006年環境目標と実績 0 0.0 2000 資源生産性の向上と地球温暖化防止に関しては、それぞれ 2002 2005 2006 環境負荷 2008 2010 ファクター 「EFFECT2.42」、「ファクター1.46」を達成し、2006年度 CSR報告書 24 環境調和/環境優先経営 ■中期環境目標と実績評価 項 目 目標 達成年 2006年目標値 2006年実績 自己 評価 総合指標 資源生産性の向上/EFFECT4 EFFECT3.2 2008 2.4 2.42 ○ 地球温暖化防止/ファクター2 ファクター1.7 2008 1.5 1.46 △ グリーン購入法:該当製品100% 2007 100%適合 100%:5/5製品 ◎ J-MOSS:該当製品100% 2007 100%適合 100%:17/17製品 ◎ 国際エナジースタープログラム: 該当製品100% 2007 100%適合 100%:5/5製品 ◎ 待機中・稼動時エネルギー: 15%以上削減(従来機種比) 2008 10%以上削減 30%削減達成:6/6製品 ◎ 重量・容積率: 20%以上削減(従来機種比) 2008 15%以上削減 15%以上削減:5/5製品 ○ 部品・材料の共通化率: 30%以上向上(従来機種比) 2008 10%以上向上 2007年生産開始機種にて取り組み中 △ リサイクル可能率:80wt%以上 2008 75wt%以上 80wt%以上達成:4/4製品 ◎ 再資源化可能率:90wt%以上 2008 85wt%以上 85wt%以上達成:4/4製品 ○ 包装材削減:30%以上削減(2000年比) 2008 20%以上 2007年生産開始機種にて取り組み中 △ 筐体材料100%ノンハロゲン化 2008 - 2007年ハンディターミナルから対応 - 全製品の環境影響24物質の総量把握 2008 全製品の50%以上 全製品の60%で把握 ○ 売上高CO2原単位: 10%以上削減(2000年比) 2008 6%以上削減 8%削減 ○ 廃棄物外部処理依託量(含、内部循環): 44%以上削減(2000年比) 2008 30%以上削減 23%削減 △ 水使用量:6%以上削減(2000年比) 2008 4%以上削減 7%削減 ◎ オフィスで使用する紙使用量: 4.5%以上削減(2005年比) 2008 - 2007年度より正式な取り組みスタート - 管理化学物質排出量: 60%以上削減(2000年比) 2008 50%以上削減 62%削減 ◎ PRTR法対象物質排出量: 70%以上削減(2000年比) 2008 60%以上削減 79%削減 ◎ 売上高CO2原単位: 20%以上削減(2000年比) 2008 15%以上削減 29%削減 ◎ 製品環境保証体制の構築 ISO14001・ISO9001規定に準拠したルール ・標準類を整備し製品事業部毎の製品 化学物質保証体制を拡充 2008 - 「キヤノン電子環境手順書」に盛り込み完了 ○ 製品化学物質評価判定者の育成 RoHS規制に伴う製品に含まれる禁止化 学物質の評価判定者育成:50名以上 2006 50名以上 53名(判定者研修受講者数) ◎ 製品化学物質保証(サプライチェーン) に関する評価者の育成 全社QA部門で合計20名以上 2007 10名以上 15名(グリーン調達取引先評価研修受講者) ◎ EMS内部監査員の育成 製品系:10名以上、拠点系:20名以上 2007 各8名以上 製品系:10名、拠点系:16名 ◎ 廃棄物処理実務者教育 事業所毎実施 2006 事業所毎実施 秩父、美里、赤城の全3拠点で実施 ◎ 環境保証の強化 東京事業所のISO14001認証取得 2007 準備スタート 現状把握(パフォーマンス管理)開始 ○ 環境スキルアップ教育の導入 環境スキルアップ教育の実施開始 2007 - 立案に向けた市場調査実施 - 製品の環境保証 環境配慮製品の規格適合 地球温暖化防止と省エネルギー 省資源 有害物質排除 事業拠点の環境保証 地球温暖化防止と省エネルギー 省資源 化学物質管理 輸送 環境保証体制の強化 25 CSR報告書 環境調和/環境優先経営 マテリアルバランス 資源生産性の向上と地球温暖化防止に向け、 環境負荷が少なく効率のよい事業活動を追求しています。 2006年マテリアルバランス キヤノン電子の2006年事業活動のライフサイクル(サプラ 産・販売~物流~お客様の使用)における環境負荷のマテリ イヤーでの原材料・部品の製造~事業拠点活動/開発・生 アルバランスをまとめると下図のようになります。 INPUT INPUT OUTPUT OUTPUT エネルギー 557,375(GJ) 大気 23,559(t) 電気 50,856(MWh) CO2排出量 23,589(t) ガス 70,625(N㎥) PRTR物質 2(t) 軽油 1,565(kl) 管理化学物質 8(t) キヤノン電子 グループ 水資源 350,675(㎥) 水道水 46,087(㎥) リサイクル水 61,171(㎥) ・リサイクル水は内部循環(クローズドリサイクル) 原材料・部品 10,121(t) 非鉄 プラスチック 1,244(t) 172(t) 4,389(t) 電子部品 899(t) 紙類 190(t) 硝子 190(t) 補材・ゴム類 化学薬品 リサイクル 紙・プラスチック 水域 244,579(㎥) 243,399(㎥) 工業用水 鉄 ・管理化学物質:115点(今後廃絶または排出抑制を徹 底するもの) キヤノン電子(株) IN 本社 秩父事業所 美里事業所 赤城事業所 東京本社 芝浦フロントオフィス キヤノン電子 ビジネスシステムズ(株) キヤノン電子 マレーシア(株) OUT 河川放流 83,969(㎥) 下水放流 160,608(㎥) BOD排出 2(t) リン排出 1(t) 窒素排出 5(t) ・BOD、リン、窒素の排出は河川、下水放流中に含有さ れるもの(規制基準内) ・BOD、リン、窒素は合計に含まず 廃棄物 1,815(t) リサイクル量 埋立廃棄物 1,809(t) 6(t) ・国内全事業拠点のゼロエミッション:2002年度達成 ・埋立廃棄物の6t は海外のみ ・リサイクル量はオープンリサイクル 82(t) 839(t) 1,119(t) ※OUTPUTには市場ストックとなる製品(マテリアル)は 記載していません。 ・リサイクル紙・プラスチックは内部循環(クローズドリサイ クル) CSR報告書 26 環境調和/環境優先経営 製品の環境保証 国際社会、市場の要請を先取りした環境保証体制の改善維持と、 新たな技術開発で裏付けた環境調和型製品の開発・設計に、全力を投入しています。 環境配慮製品の規格適合 ■製品使用時のCO2削減 当社はグリーン購入法やエナジースタープログラムの適合 〔万t-CO2〕 取得を目標に設定しています。特にドキュメントスキャナでは 新製品の100%の認証取得を目標としました。 5.0 3.6 4.0 2006年はグリーン購入法82%、エナジースタープログラ 3.0 ム76%の取得率でした。 また、J-MOSSに対しては、17製品(ドキュメントスキャ ナ、ハンディターミナル)が適合を受けました。 1.0 ■2006年末出荷製品の適合 機 種 ドキュメント スキャナ 1.6 2.0 0.0 グリーン購入法 国際エナジースター プログラム 82.4% (14/17台) 76.4% (13/17台) 2000年 2006年 省資源活動 2006年は小型化・軽量化・部品のリサイクル可能率向上 を目標に取り組みました。 地球温暖化防止と省エネルギー 特に、小型化・軽量化については従来製品に対して20% 当社は製品使用時におけるCO2削減のため、稼動・待機 以上の削減を目標としましたが、3ラインCIS技術の開発によ 時消費エネルギーの削減を目標としています。2006年は従 る白黒/グラー/カラー同速スキャナ、バッテリの小型化、高 来製品(2004/2005年製品)に対して30%以上の削減を 密度実装、外装材の軽量化等の実現により、主要製品(産業 目標に取り組みましたが、主要製品(新エンジンについて)で 用を含む)については目標を達成することができました。 目標を達成することができました。(下表参照) また、2006年より部品の共通化率の向上、包装材の削減 活動内容としてカラー画像読取り時の省エネ技術の開発、 を目標に追加して取り組んでいきます。 現状性能を維持しつつ待機・稼動時の省エネを図る技術の開 発、小型化による消費電力削減等を実施しました。 ■主要製品の小型化・軽量化(従来機種比) その結果製品使用時のエネルギー消費量(CO2排出量)は 機 種 小型化・軽量化率 2000年比55%削減することができました。 2006年以降は15%以上削減(2004/2005年製品基 準、2008年達成)を目標とします。 ドキュメントスキャナ(DR-4010C) 21% ドキュメントスキャナ(DR-1210C) 29% ハンディターミナル(K525) 26% ■主要製品の稼動・待機時消費エネルギー(従来機種比) 消費エネルギー削減率 有害物質排除 使用時 待機時 2006年はJ-MOSS、中国RoHS対応を行うため、製品 ドキュメントスキャナ(DR-4010C) 24% 73% ドキュメントスキャナ(DR-1210C) 45% 16% ハンディターミナル(BT-1) - 47% ハンディターミナル(KT-1) 48% - 機 種 27 CSR報告書 に含んでいる化学物質の含有量を把握する体制作りを行い ました。 2007年度はサプライヤーとの連携を強化し、禁止物質が 入らないしくみ作りを構築していきます。 環境調和/環境優先経営 製品アセスメントシステムと運用 ■製品アセスメント 当社は、環境対応も品質の一部と位置付け、アセスメント の実施は全て品質保証部門が管理する体制にしています。 アセスメントの項目は、従来「規格適合」・「省エネルギー」・ 「省資源」・「有害化学物質排除」を主体に実施していました が、製品化学物質の管理を強化し、化学物質含有量調査・ 実施レベル 評価内容 判断内容 0次 アセスメント コンセプト設計 デザインレビュー 製品開発移行判断 1次 アセスメント 機能試作 組立性評価 商品化判断 2次 アセスメント 量産試作 品質確認 生産確認 生産確認移行判断 取引先環境評価・部品分析を新たな評価項目として盛り込 み、製品を構成する全部品・補助材料とサプライチェーンの 保証を高め、物と体制の両面で製品化学物質の保証を行っ ています。 また、EMSの対象範囲に製品アセスメント(体制とパフォー 製品系EMS・ 製品化学物質保証の教育の実施 マンス)を組み入れた管理体制の強化を図っています。 2006年は、設計者・技術者を中心に製品に含まれる化学 物質(禁止物質と管理物質)の評価、判断ができる人材の育 ■2006年度アセスメント実施状況 製品群 計画数 完了数 11 11 ハンディターミナル 3 3 情報セキュリティ製品 7 7 スキャナ 成に努めました。 2007年度は、QA部門と調達部門を中心に取引先の環境 保証レベルを高め、監査及び維持ができる人材の育成を行 います。 ■環境調和型製品の開発・設計システム 0次 アセスメント 1次 アセスメント 2次 アセスメント 生産技術開発 製品技術開発 (3 次元 CAD) Q 設計 S (Quality) (Specification) P E 商品企画 (Environment) A (Cost) D 機能試作 量産試作 生産 販売 D (Action) C (Plan) (Do) C 製品環境情報開示 (Check) 使用 社会 市場 廃棄・ リサイクル (Delivery) データベース グリーン調達 サプライヤ (原材料・部品) 製品アセスメントデータ 規制・規格 LCA データ(バックグラウンド/フォアグラウンド) グリーン調達情報 市場情報 CSR報告書 28 環境調和/環境優先経営 事業拠点の環境保証 「遵法」、「地球温暖化防止」、「省エネ・省資源・有害物質排除」の目標を確実に達成するため、 全社一丸となって環境保証活動を推進しています。 ■ 遵法 いては、従来の重厚長大な装置に代わり、小型メッキライン・ 卓上メッキ装置、小型 ディッピング塗装機な 国内外の生産拠点では、大気・水質・騒音を主体に法で定 ど、小型で消費電力の める基準値より厳しい値を掲げて環境保全に努めています。 少ない装置を導入する また、特定施設の届出・廃棄物処理方法等、日常の環境 ことで、大幅なスペー 保証行為に関しては、内部第三者による1回/年の遵法監 ス圧縮と省エネを実現 査を実施しています。 しています。 小型めっきライン装置 2006年度も規制基準値の違反をはじめ不祥事はありませ んでした。 ■小型めっきライン装置の比較表 ■ 地球温暖化防止 小型めっき ライン装置 項 目 従来装置 投資金額(千円) 500,000 96,450 1/6 1,500 220 1/7 200 100 1/2 10,000 2,700 1/4 スペース(㎡) 事業拠点のCO2削減 エネルギー(kW) 当社は、全事業拠点で「売上高原単位」を指標としCO2削 水使用量(㎥) 従来比 減に取り組んでいますが、2006年は基準年(2000年)比 8%の削減ができました。 事業拠点毎に省エネ委員会を設けるとともに、各フロアま クリーンエネルギーの利用 たは職場には「フロアエネルギー管理責任者」を置いて個別 赤城事業所では地下温泉を 目標を設定し、省エネ技術の開発、徹底したムダ排除を進 利用した空調システムを導入 める一方、従業員の意識を高めるため、省エネポスターや し省エネを図っています。この 社内募集した標語の掲示や、構内放送による呼びかけ等の システムは地下温泉を熱源に、 意識深耕運動を毎月実施し徹底を図りました。 冷水をプレート式熱交換器を ファクター2の2010年達成をめざし、中間目標として200 使って加熱し、暖房用温水にし 8年までにファクター1.7の達成に取り組みます。 ています。これらの取り組みに 設備の小型化による省エネ ています。 より年間530tのCO2を削減し プレート式熱交換器 当社は、「ChiE-Tech」を駆使し生産設備の開発や事業 拠点のインフラ整備等による省エネを、工場・材料研究所・ (地下温泉利用) 生産技術センター・施設担当部門など全社一体となって推 1.地下温泉:70℃ 100リットル/分の揚湯量 進しています。 2.取得熱量:150,000kcal/h(熱交換後) 「ChiE-Tech」は知恵と工夫により設備の小型化・軽量化 3.暖房期間:11月~3月の約5ヶ月間(冬場に利用) を図り、省エネ・省資源・コスト削減を図る活動です。 エネルギー大量消費部門であるメッキ職場や塗装職場にお 29 CSR報告書 環境調和/環境優先経営 高効率照明器具への更新による省エネ 2007年以降は、2008年までに廃棄物外部処理量を200 1998年赤城事業所建設時から、新設照明にはインバー 0年基準で44%以上削減する目標達成に向け、更なる内部 タ点灯式の高効率照明器具を採用しています。 循環の拡大と、廃液の減量化技術の開発を進め、処理量の 2006年度は更なる省エネのため秩父事業所並びに美里 削減を図っていきます。 事業所において既設照明器具(3,504灯)を高効率照明器具 に更新しました。その結果 ■廃棄物外部処理量と内部循環 CO2排出量を170t/年 3,000 〔t〕 2,747 削減すると同時に5,180 外部処理量 内部循環利用量 2,351 千円/年の経費を削減す 2,178 1,871 2,000 ることが出来ました。 1,815 1,408 ■照明器具更新による効果 項 目 電力量 (MWh/年) 環境 経費 CO2排出量 (t-CO2/年) 電力量 (千円/年) 1,224 1,016 1,000 更新前 1,519 更新後 1,067 1,119 697 効果 0 ▲452 574 404 ▲170 17,369 12,189 ▲5,180 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 水資源の使用量削減の取り組み 当社は年間29万㎥の水を使用しています。そのうちメッキ や洗浄などの製造工程に使用される水は、装置の小型化や 洗浄レスなどの技術開発による削減を図ってきています。 ■ 省資源活動 ■水使用量 〔万t〕 40.0 水使用量 リサイクル水 31.0 内部循環の拡大による 廃棄物外部処理量の削減 30.0 28.9 28.0 25.7 22.3 21.2 21.1 20.0 当社は国内事業所拠点で廃棄物の分別の徹底・排出方法 の工夫等により、2002年に埋立ゼロを達成しています。 10.0 廃棄物の削減に関しては、2008年までに廃棄物外部処理 量を2000年度比で44%以上削減する目標に取り組んでい ます。 2006年は内部循環の向上による削減をめざし、取引先と 協力して新たな再資源化システムを開発、原材料や部品と しての再利用を中心に活動を展開しました。 その結果2006年は廃棄物外部処理量を23%削減しまし た。また、国内における埋立廃棄物はゼロを維持しています。 1.9 2.3 2000 2001 5.0 4.5 2002 2003 6.3 4.2 6.1 0.0 2004 2005 2006 ■水資源系統図 水道水 24.3万㎥ 工業用水 生活系 6.8万㎥ 工程系 19.4万㎥ 設備系 排水処理/ リサイクル水 排水 24.4万㎥ 2.6万㎥ 4.6万㎥ 6.1万㎥ CSR報告書 30 環境調和/環境優先経営 装置の小型化による化学薬品使用量削減 ■ 有害物質排除 カメラ部品などの精密機構部品の塗装工程において、従来 の大量生産対応の大型塗装装置に変わり、小型で多品種少 中期目標(~2008年)として、管理物質(排出抑制対象物 量生産向けに開発した「小型自動吹 質)の排出量削減を2000年基準60%以上、PRTR対象物 付け塗装機」や「小型ディップ塗装 質の排出量削減を2000年基準70%以上として掲げ取り組 機」、「セル塗装機」などの小型塗装 んできました。 装置を開発・導入し、省エネだけでな 代替化学物質への切替、化学薬品を使用する工程の設備 く塗料をはじめとする化学物質の大 (メッキ・塗装・蒸着工程等)の小型化を実施して使用量を削 幅な削減を実現しました。また、スペ 減しました。 ースの削減により塗装職場の集約化 2006年は管理物質の排出量を62%削減、PRTR対象物 を実施し、スクラバーなどの処理装 質の排出量を78%削減し目標を達成することができました。 置の台数も削減しました。 小型ディップ塗装機 2007年以降は、工程技術開発をさらに推進し、2008年 達成の目標として管理物質の排出量を2000年基準60%以 上、PRTR対象物質の排出量を2000年基準70%以上削減 するための活動を展開していきます。 ■塗装の化学薬品使用量 〔kg〕 4,000 3,474 3,000 2,605 ■化学物質排出量 〔t〕 2,000 30.0 管理物質排出量 PRTR物質排出量 22.4 1,000 20.0 15.8 15.6 10.0 12.4 11.5 従来塗装機 8.7 8.5 4.6 0 小型塗装機 8.4 5.6 3.5 2.9 1.8 1.8 0.0 2000 2001 2002 2003 環境で会社を変える ① 2004 2005 2006 「不用品」集め再配布/文具など非生産材も資源 製品の組み立てに必要な部材の廃棄は製品原価に影響するため、厳密に管理されている企業が殆どだと思います。 これが、消耗品や事務用品などの非生産材ではどうでしょうか? 当社では毎月最終金曜日を「環境デー」とし、個人のまわりににある不要な鉛筆、ノート、コピー用紙、インクなどのあらゆ る事務用品を所定の場所の容器に集めるようにしました。さらにこれを本社の担当部署に集め整理した後、各部署の要求 を聞いて必要な分を再配布するだけで、筆記用具、ノートの会社での購入分はゼロになりました。 31 CSR報告書 環境調和/環境優先経営 物流における環境保証 輸送の効率化によるCO2の削減や、環境負荷の低い製品梱包材の導入など、 物流工程における環境負荷の低減を進めています。 こうした活動の結果、2006年のキヤノン電子のCO2排出 ■ 物流のムダ排除活動 量は681tとなり、売上高原単位は2000年比で29%減少す ることができました。 輸送にともなうCO 2排出量削減に向けて ■工場バンニングの取り組み キヤノン電子は「物流過程で発生するCO2を2006年まで キヤノン電子の生産品でキヤノンへ出荷するものについて、 に売上高原単位:2000年比20%削減」という目標を掲げ活 海外へ出荷する生産品は一度キヤノンが指定する倉庫まで 動をしてきました。 搬入していました。そこの倉庫において輸出用に海上コンテ 物流の環境に配慮してキヤノン電子は2002年4月から販 ナに積み込んで出荷していました。この中間倉庫を省略し、 売物流においてモーダルシフトを行いました。またキヤノング 当社から直接、輸出用のコンテナに積み込み、港に直行させ ループの一員として、赤城事業所に続いて美里事業所におい ることで、トータル(工場バンニング)のCO2排出量を削減する ても工場バンニングが行える環境を整えグループとしての物 ことができました。下記のグラフは、工場バンニング効果によ 流効率の改善を行っています。 るCO2削減量です。 出荷量の変動に対応する為にも、車建・個建を使い分けて 2002年は生産品目により工場バンニングが減少しました。 積載効率を上げて、CO2排出量の削減にも取り組んでいま 2006年は223t/年のCO2排出量が削減できました。 す。また、出荷品に荷姿についても改善を重ねて積載効率の 今後も輸出製品はキヤノン電子からの工場バンニングを行 向上にも積極的に取り組んでいます。 い、ムダなCO2排出量の発生を抑制します。 ■工場バンニングによるCO2排出量削減効果 ■物流におけるCO2排出量 〔t-CO2〕 1,500 1,000 150% 144% 100% 92% 875 918 73% 223 50% 594 681 661 0% 2002 CO2排出量 128 200 200 2004 2005 146 141 100 1,030 708 2001 150 71% 0 2000 250 200 100% 103% 71% 500 〔t-CO2〕 2003 2004 2005 2006 53 50 0 2000 2001 2002 2003 2006 売上高原単位(2000年比) 工場バンニング CSR報告書 32 環境調和/環境優先経営 ■個建輸送の取り組み ■輸送箱の収納個数改善 従来キヤノン電子は各生産拠点から輸送会社と車建で契 従来の包装では、4個しか入らないスペースに、新包装設計 約をおこない、その車両でお客様が指定する場所まで納品を により8個(2倍)納めることができました。こうすることによりC していました。 O2排出量も半分となりました。 ここ数年お客様も余分な在庫は持たなくなり、注文量もトラ 常に梱包状況を確認して積載効率が高まるような荷姿にす ック1台分発注することはなくなり、当社のトラックも積載効率 ることを考え、今後も活動を継続して行きます。 が悪化してきました(空スペースが目立ってきました)。キヤノ 下記の写真は4個入の荷姿と8個入の荷姿の写真です(包 ングループ内での情報交換等により、個建輸送に適した輸送 装材が変わっています)。 会社の調査を行いました。その中で当社の出荷先、輸送会社 《改善前》 の路線網の重複が大きい輸送会社に個建輸送を依頼してい 《改善後》 ます。 今では各生産拠点で荷物が大量の場合は車建輸送をおこ ない、荷物が少なく日量納品等の場合については、個建輸送 での納品を行い、トラックの空スペースは無くしてCO2排出量 削減を行っていきます。 (2個×2段)/箱 環境で会社を変える ② (2個×4段)/箱 自動化を見直し、ムダを除く/手作業の力、再認識 生産・物流の省エネ活動を進めていくと、自動化したラインに意外とムダが多いことに気付きます。 当社ではまず2002 年に業務用スキャナーの生産ラインを、自動化したベルトコンベアのラインから、すべて手作業に変更しました。 自動化の効果は、計画した時点の設計開発者の能力や加工技術のレベルで決定されます。ベルトコンベアは大型製品 の組み立ても考え、通常大きめに作っています。作業者自身は生産に慣れて作業スピードを上げられるのに、自動機の スピードが制約します。小型製品でも大型コンベアを使うため駆動モータも大出力となりエネルギーのムダも多くなります。 このため、ラインの担当者が慣れた段階で生産を手組みに変えました。結果、作業 補助の機械だけを入れ、生産性は1.3~1.5倍に上がりました。 過去の自動機を一点一点注意深く手作業とどちらが優位が検討することで、思わ ぬ省エネとコスト低減の効果が得られることがあります。当社では環境配慮を現場で 実行するなかで、ヒトの手による仕事の大切さを再確認し最大限に活かしています。 33 CSR報告書 環境調和/環境優先経営 ■製品梱包トレーのリユース(リサイクルからリユースへ) ■ダンボールレス輸送への取り組み 海外生産会社の製品梱包用で使用している真空成形トレ 工場からのダンボール排出量の削減を目標に、調達物流を ーの一部を、国内のお客様に納品後回収し、再び海外生産 改善しダンボールレス輸送を実現する取り組みを2006年度 会社へ送り返しリユースする取り組みをスタートしました。 より秩父事業所でスタートしました。 以前は、国内お客様より回収後国内でリサイクルするワン まず、調達物流でメーカーから納品された荷姿を調査した ウェイ方式で、常に新規トレーを使用していましたが、「現行 結果、宅配便で納品される荷物に使用されているダンボール が最善ではない」との意識のもと、海外に返送したトレーを 量が非常に多いことが分かりました。 安易にエアー洗浄できる技術を開発するなどの取り組みを そこで宅配便を利用しているメーカーに、さまざまな改善を 行い、リサイクルから巡回して使用するリユースへの転換を 実施して頂き、ダンボールや緩衝材等のムダ排除と同時にト 実現しました。 ータル物流コストを削減する、日本郵政公社(現日本郵便)の これにより包装材の削減だけでなく、輸送費を含めた全て ケース輸送やダンプラによる通い箱輸送等に切り替えて頂き の費用において、ワンウェイのリサイクル時に比べ、年間 ダンボールレス輸送を実現しました。 12,864千円を削減しました。 結果、秩父事業所からのダンボールの排出量を削減するこ とができました。(▲22%、対2005年比) ■リユースの流れ 2007年度はこの活動を美里、赤城事業所へと展開してい 海外 生産会社 国内 生産拠点 きます。 お客様 ゴミ(ダンボール、緩衝材、新聞紙等) 成 田 空 港 通い箱 (ケース箱) 納品の帰り便で トレーを回収 洗浄・リユース 洗浄・リユース :部品・製品の流れ :回収トレーの流れ 通い箱 (ダンプラ) 納入品 大井埠頭 ■物流における環境対応活動 調達物流 生産物流 販売物流 ・共同輸送 ・ダンボールレス輸送 ・包装材見直し/削減 ・積載率向上/個建輸送 ・ダンボールレス輸送 ・包装材見直し/削減 ・トレイのリユース ・販社直納 ・工場バンニング ・積載率向上/個建輸送、収納個数改善 ・包装材見直し/削減 生産拠点(国内) キヤノングループ 各社 サプライヤー 生産拠点(国内) お客様 生産拠点(海外) CSR報告書 34 高収益/ゆるぎない利益体質 〈社会〉 知的財産 深い絆 財務データ 親しまれ尊敬される 人と企業 キヤノン電子の CSR 高収益 ゆるぎない利益体質 〈 経済〉 環境調和 環境優先主義 〈環境〉 常に改善しつづける意識と行動が、キヤノン電子の高収益体質の源です。 (写真は、IMS工場“マルチ1ライン”) 35 CSR報告書 高収益/ゆるぎない利益体質 知的財産 多様な研究開発活動を積極的にサポートし、事業戦略にマッチした知的財産活動を展開することが、 キヤノン電子の健全な発展に繋がっています。 また、キヤノングループとして全体最適化した知的財産活 ■ 基本方針と管理体制 動を推進するため、キヤノン(株)の知的財産法務本部を中 心として定めた「グローバルキヤノンにおける発明およびノウ キヤノン電子は、創業以来独自の研究開発を積極的に行 ハウの取扱に関する基本方針」などのルールに従った活動を ってきています。一方、キヤノングループの一員として、キヤ 行っています。このような活動により、キヤノングループ全体 ノンとの技術交流も盛んで、共同で新しい技術の研究開発に の知的財産に関するグループ力の向上にも寄与しています。 も積極的に取り組んでいます。このような背景から、多様な独 創的技術が日々生まれており、これらがキヤノン電子の発展 の礎となっています。 一方、このような研究開発からうまれた技術は知的財産と ■ 特許の出願状況 して権利化し自社の製品を模倣から守ったり、研究開発に先 立ち他社(第三者)の特許調査を行うなど、知的財産を尊重 近年の製品開発の多様化に伴い、多様な技術分野での特 する意識が社内に根付いています。このように、研究開発に 許出願が進められています。また、開発製品の現在の生産・ より優れた製品を市場へ提供すると同時に、それを強力にサ 販売地域や将来の動向を考慮した出願国の選定や、事業部 ポートする知的財産活動を積極的に進めて、事業の健全な 門と共同で権利化内容を討議する特許検討会を実施し、事 発展に寄与することがキヤノン電子の知的財産活動の基本 業戦略に緊密に対応した出願・権利化活動を推進していま です。 す。 このような知的財産活動を推進するために、知的財産部門 その結果、2006年度は国内外で約110件の特許及び意 は研究開発部門や事業部門と連動して新しい発明の発掘や 匠出願があり、全体では2006年度末で約390件の特許・実 権利化の推進、教育啓蒙活動を行っています。さらに、社内 用新案・意匠権を保有しています。このうち海外での権利は、 ルールに基づいた知的財産の維持管理やライセンス活動、 キヤノン電子における主力製品の消費国である米国での権 他社(第三者)特許調査などを行い、企業の発展に寄与して 利が大部分となっていますが、近年は生産国のシフト及び経 います。 済発展の著しいアジア地区、特に中国での権利化に力を入 れています。 ■知的財産権の全体最適化 キヤノン電子 研究開発部門 研究開発戦略 キヤノン(株) 知的財産法務本部 各事業部門 一体化 事業戦略 キヤノングループ 知的財産管理ルール 知的財産部門 ・発明の権利化 ・権利の活用 ・知的財産管理 ・教育啓蒙活動 (グローバル・ マネジメント・ルール) グループ他社 知的財産部門 CSR報告書 36 高収益/ゆるぎない利益体質 財務データ CSRを果たすため、世界トップレベルの高収益企業をめざし、 意識改革や徹底したムダ排除、生産革新に取り組み、利益体質の強化を進めています。 ■ 経済的側面 ■売上高と経常利益率 売上高(億円) 経常利益率 1,200 14.1% 12.9% 2006年度は世界トップレベルの高収益企業を目指し、経 営全般にわたる変革を強力に推し進め、利益体質が一段と 1,000 12.5% 931 860 911 897 800 785 734 向上しました。 更に成長分野での事業拡大に注力し、中で も情報セキュリティビジネスは、業務改革コンサルティングお よびセキュリティ関連ソフトウエアの販売を積極的に展開しま した。年度末にはその一環としてイーシステム株式会社を子 10.0% 8.5% 600 400 5.0% 4.7% 4.1% 200 15.0% 1015 3.2% 会社化しました。 これらの結果、当期の連結売上高は1,015億28百万円 0 0.0% 2000 2001 2002 (前年比9.0%増)、連結経常利益は143億13百万円(前 2003 売上高 2004 2005 2006 経常利益率 年比19.5%増)、連結当期純利益は87億56百万円(前年 比20.4%増)となり、売上・経常利益ともに4期連続で増収 ■事業別売上高〔億円〕 増益を達成し、さらに過去最高を更新することができました。 89 部門別の状況 191 168 コンポーネント部門は、デジタル一眼レフカメラ用シャッター 29 および関連製品が堅調に売上を伸ばし、レーザスキャナユニ ットは、パーソナル系・カラー系が引き続き好調に推移しまし 144 394 た。 一方、デジタルビデオ市場は、単価下落に歯止めがか からない状況が続いており、絞りユニットは減収となりました。 これらの結果、売上高624億57百万円(前年比13.9% 磁気コンポ 事務機コンポ IMS 増)、営業利益は88億49百万円(前年比47.0%増)となり HT LBP 生産機器、他 ました。 電子情報機器他部門は、レーザビームプリンタ、FA関連機 ■販売地域別売上高〔億円〕 器は受注が減少し、減収となりましたが、一方、業務用ドキュ 41 72 メントスキャナは、小型・低価格機種のラインナップを充実さ 81 せ、売上を大きく伸ばしました。新規事業である環境機器事業 部は、小型三次元加工機に高出力タイプを加え拡販活動を展 開してきました。また、情報セキュリティビジネス事業は、業務 改革コンサルティングおよびセキュリティ関連ソフトウエアの拡 821 販を展開し、売上を大きく伸ばしました。 この結果、売上高は390億71百万円(前年比2.0%増)、 営業利益は63億97百万円(前年比4.6%減)となりました。 国内 37 CSR報告書 北米 欧州 アジア、他 高収益/ゆるぎない利益体質 財務状態 ■設備投資と研究開発費(連結) 2006年度においては、税金等調整前当期純利益が順調に 〔億円〕 増加したことにより、営業キャッシュフローは123億22百万円 80 の収入(前年比32億87百万円増)となりました。また、投資キ ャッシュフローは新製品投資および生産能力増強の投資に加 63 62 59 58 60 え、イーシステム株式会社の第三者割当増資の引受などを行 った結果、80億21百万円の支出(前年比10億89百万円増 40 35 )となり、フリーキャッシュフローは43億1百万円の収入(前年 比21億98百万円増)となりました。 一方、財務キャッシュフ ローは配当金の支払を中心に15億46百万円の支出(前年比 2億85百万円増)となりました。 29 27 28 23 20 21 29 27 24 13 0 2000 2001 これらの結果、現金および現金同等物の期末残高は177億 2002 2003 設備投資 2004 2005 2006 研究開発費 16百万円(前年比27億57百万円増)となりました。 ■キャッシュフロー(連結) ■総資本と自己資本(連結) 〔億円〕 150 〔億円〕 49.1% 800 49.8% 56.2% 56.3% 743 40.5% 38.7% 572 470 430 50% 615 466 440 433 400 105 100 40% 50 30% 0 190 167 229 182 60 58 54 42 52 43 26 21 -3 346 20% 285 90 82 55 41.3% 600 200 123 60% 1,000 -16 -50 -29 -22 -53 -57 10% -69 -100 0% 0 2000 2001 2002 総資本 2003 2004 自己資本 2005 2000 2001 2006 2002 2003 2004 2005 -80 2006 営業活動キャッシュフロー 投資活動キャッシュフロー フリーキャッシュフロー 自己資本比率 ■総資本経常利益率(連結) 中期業績目標 25% 20.7% 20.2% 21.1% 20% 連結業績目標(2010年まで) 15% 14.8% 10% 6.6% 8.2% 8.0% 5% ・売上高 1,500億円以上 ・成長率 年率5%以上+新規事業の創出 ・経常利益率 20%以上 0% 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 CSR報告書 38 報告対象 ■報告対象事業所 キヤノン電子株式会社 本社・秩父事業所: 埼玉県秩父市下影森1248 美里事業所: 埼玉県児玉郡美里町甘粕1611 赤城事業所: 群馬県利根郡昭和村森下2167 東京本社: 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦フロントオフィス: 東京都港区芝浦3-17-7 国内関係会社(連結子会社) キヤノン電子ビジネスシステムズ 本社: 埼玉県秩父市下影森1248 美里営業所: 埼玉県児玉郡美里町甘粕1611 北本営業所: 埼玉県北本市本町6-131-1 群馬営業所: 群馬県利根郡昭和村森下2167 イーシステム株式会社 東京都中央区日本橋1丁目3番11号 浅野ビル6F 海外関係会社(連結子会社) キヤノン電子マレーシア株式会社 Canon Electronics (Malaysia) Sdn.Bhd. 2495,MK1,Lorong Perusahaan Baru 2,Zon Perusahaan Prai,13600 Prai,Penang,Malaysia ■報告対象期間 2006年度(2006年1月1日~2006年12月31日) ただし、2006年以降の方針、目標、取り組みなどについても一部記載しています。 前回報告: 2006年12月(2006年度版) 次回報告予定: 2008年 6月(2008年度版) ■編集方針 本報告書は、作成にあたり下記のガイドラインを参考にいたしました。 GRI発行「サステナビリティ レポーティング ガイドライン 2002」 環境省発行「環境報告書ガイドライン(2003年度版)」 環境省発行「環境会計ガイドライン(2002年度版)」 環境省発行「事業者の環境パフォーマンス指標ガイドライン(2002年度版)」 ■表紙写真 「秩父の四季」 春 夏 秋 春:「長瀞法善寺のしだれ桜」 夏:「荒川のひまわり畑」 秋:「中津峡の紅葉」 冬:「大滝三十槌の氷柱」 ■インターネットによる情報提供 キヤノン電子株式会社 http://www.canon-elec.co.jp/ キヤノン電子ビジネスシステムズ株式会社 http://canon-elec.co.jp/cebs/ 39 CSR報告書 冬 出版物のご紹介 ■書籍 椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる! 企業情報漏洩防止マニュアル - 伸びる企業のリスクマネジメント アスキー 祥伝社 2004/10 出版 2005/07 出版 ISBN : 4756145175 ISBN : 4396612486 最新 情報漏洩防止マニュアル キヤノンの仕事術 - 日本版SOX法、個人情報保護法、 - 「執念」が人と仕事を動かす e-文書法施行で求められるコンプライアンス アスキー 祥伝社 2006/03 出版 2005/09 出版 ISBN : 4756147232 ISBN : 4396612737 キヤノン式のセル生産で 意識が変わる 会社が変わる 日本能率協会マネジメントセンター 2006/04 出版 ISBN : 4820743597 ■著者 酒巻 久(代表取締役社長)メディア掲載トピックス 掲載号 メディア名 概要・タイトル 2006年 12月号 PHPエディターズ・グループ 2007年 トップが綴る 仕事の指針心の座標軸 2006年 12月号 日経エコロジー 特集 環境不祥事を防ぐ 2006年 9月~2007年 3月 日経産業新聞 環境で会社を伸ばす(21回 連載) 2006年 8月号 日経情報ストラデジー ひたすら褒め、失敗を奨励して高収益に 2006年 6月20日号 日経ビジネスアソシエ 自主的に社員が動くまで待つ 意識改革は忍耐が必要 2006年 5月号 日経ベンチャー 経営会議も立ったまま ムダ見直しの経営改革を象徴 2006年 5月2日号 日経ビジネスアソシエ 「挨拶」でミスはなくなる! 2006年 5月号 日経情報ストラデジー キヤノン電子 ピカ一で全員が「考える力」つける 2006年 1月12日号 週刊 東洋経済 特集「見える化」超入門 CSR報告書 40 お問い合わせ 本報告書に関するご意見、問い合わせ等は下記にご連絡ください。 キヤノン電子株式会社 品質保証部 環境保証室 〒108-0023 東京都港区芝浦3-17-7 電話 (03)5419-3816 FAX (03)5419-3824 mailto : [email protected]
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