卓上真空ガス置換炉 FUA112DC

管理番号:4-2111
卓上真空カ
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株式会社東洋製作所
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作 成 日 2016年 6月15日
改 訂 日 2016年 8月23日
水 反 応 可燃 性 化 学品
:
区分外
不燃性
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
酸 化 性 液体
:
分 類 対象 外
酸 化 性 固体
:
区分外
反 応 せず
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
有 機 過 酸化 物
:
分 類 対象 外
金 属 腐 食性 物 質
:
区分外
デ ー タな し
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
健康 に 対 する 有 害 性
:
急 性 毒 性(経 口・ 経 皮・ 吸 入)
皮 膚 腐 食性 ・ 刺 激性
:
分 類 不可
デ ータ な し
:
区分外
一 過性 の 刺 激あ り
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
眼 損 傷 性・ 刺 激 性
:
分 類 不可
デ ータ な し
呼 吸 器 ・皮 膚 感 作性
:
分 類 不可
デ ータ な し
変異原性
:
分 類 不可
デ ータ な し
発がん性
:
区 分 1A
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
生殖毒性
:
分 類 不可
特 定 標 的臓 器 毒 性
:
区分3
デ ータ な し
( 気 道刺 激 )
(単回 ば く 露)
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
特 定 標 的臓 器 毒 性
:
区分1
( 吸 入: 肺 )
(反復 ば く 露)
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
吸 引 性 呼吸 器 有 害性
分 類 不可
デ ータ な し
水 生 環 境有 害 性(急 性) :
分 類 不可
デ ータ な し
水 生 環 境有 害 性(長 期間 ):
分 類 不可
デ ータ な し
オ ゾ ン 層へ の 有 害性
:
分 類 不可
デ ータ な し
G HS ラ ベ ル要 素
:
絵 表 示あ り
注 意喚 起 語
:
危険
危 険有 害 性 情報
:
発 が んの 虞 の 疑い 。
環境 有 害 性
:
:
眼 、 皮 膚な ど に 触れ た と き、 一 過 性の 機 械 的
刺激 を 生 じる こ と があ る 。 呼吸 器 系 の刺 激 障 害
の虞 が あ る。
粉 塵 を 長期 に わ たり 多 量 に吸 入 し たと き 、 呼
吸器 へ の 影響 を 生 じる 虞 が ある 。
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注 意書 き
:
す べ ての 安 全 注意 を 読 み理 解 す るま で 取 り扱
わな い こ と。
製 品 使 用時 に 飲 食、 喫 煙 をし な い こと 。
製 品 使 用時 に 、 炉体 の 手 に触 れ ら れる 部 分 へ
の摩 擦 を 避け る こ と。
炉 体 ・ 熱板 ユ ニ ット ( ヒ ータ ー ) を切 断 、 穿
孔、 研 磨 や、 装 置 の解 体 、 分解 を 行 わな い 。
炉 体 ・ 熱板 ユ ニ ット ( ヒ ータ ー ) の割 れ が 発
生し た 場 合、 廃 棄 など の 理 由に よ る 炉体 ・ 熱 板
ユニ ッ ト (ヒ ー タ ー) の 切 断、 穿 孔 、研 磨 な ど
や、 装 置 の解 体 、 分解 に 伴 う断 熱 材 の漏 出 に よ
り、 粉 じ んが 発 生 した 場 合 は、 保 護 手袋 、 呼 吸
用保 護 具 を使 用 し 、7 . 取 扱い に 記 載の 方 法 に
準じ 、 粉 じん の 吸 入を 最 小 限に な る よう に 取 り
扱う こ と 。
気 分 が 悪い と き は、 医 師 の診 断 、 手当 て を 受
ける こ と 。
皮 膚 に 付着 し た 場合 は 、 水ま た は ぬる ま 湯 で
洗い 流 し た後 、 石 鹸で よ く 洗う こ と 。
取 扱 い 後は よ く 手を 洗 う こと 。
3. 組 成 およ び 成 分情 報
単 一製 品 ・ 混合 物 の 区別
:
混合物
化 学名 ま た は一 般 名
:
卓 上 真空 ガ ス 置換 炉
F U A 11 2 D C
成 分お よ び 含有 量
:
本 製 品は 含 有 量が 異 な る複 数 の 部材 を 組 み合
わせ た も ので あ り 、含 有 量 は部 材 の 最大 値 お よ
び最 小 値 を示 し て いる 。
リフラクトリーセラミックファイバー
アル ミ ナ ファ イ バ ー
100%
20~ 80%
酸化 ア ル ミニ ウ ム
5~65%
非晶 質 シ リカ
5~15%
シリ カ
1~80%
ムラ イ ト
15~ 25%
無機 バ イ ンダ ー
10%
有機 バ イ ンダ ー
≦10%
硫酸 ア ル ミニ ウ ム
-3-
<0.3%
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化 学式 又 は 構造 式
:
ア ル ミナ フ ァ イバ ー
酸 化 ア ルミ ニ ウ ム
ムライト
シリカ
(Al6Si2O13)
(Al2O3)
(Al6Si2O13)
(SiO2)
官 報公 示 整 理番 号 (化 審 法、 安 衛 法)
:
リフラクトリーセラミックファイバー 化審 法 : 非該 当
安衛 法 :314
アル ミ ナ ファ イ バ ー
化審 法 : 非該 当
安衛 法 :314
酸化 ア ル ミニ ウ ム
化審 法 :1-23
安衛 法 :189
非晶 質 シ リカ 、 シ リカ
化審 法 :1-548
安衛 法 :312
ムラ イ ト
化審 法 : 非該 当
安衛 法 : 非該 当
硫酸 ア ル ミニ ウ ム
化審 法 :1-25
安衛 法 :37
C AS 番 号
:
リフラクトリーセラミックファイバー 142844-00-6
P RT R 法
アル ミ ナ ファ イ バ ー
675106-31-7
酸化 ア ル ミニ ウ ム
1344-28-1
非晶 質 シ リカ
7631-86-9
ムラ イ ト
1302-93-8
シリ カ
14464-46-1
無機 バ イ ンダ ー
7631-86-9
硫酸 ア ル ミニ ウ ム
17927-65-0
:
非該当
:
水 、 また は ぬ るま 湯 で 洗い 流 し た後 、 石 鹸で
4. 応 急 措置
皮 膚に 付 着 した 場 合
よく 洗 う 。
痛 み が 残っ た り 、何 か 症 状の あ る とき は 、 医
師の 診 察 を受 け る 。
眼 に入 っ た 場合
:
異 物 感が な く なる ま で 流水 で 洗 浄す る 。
眼 を こ すっ て は なら な い 。
痛 み が 続く と き は、 医 師 の診 察 を 受け る 。
吸 入し た 場 合
:
吸 入 した 場 合 、空 気 の 新鮮 な 場 所に 移 動 し、
呼吸 し や すい 姿 勢 で休 息 す るこ と 。
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飲 み込 ん だ 場合
:
口 の 中の も の は水 で 洗 い流 す 。
体 内 に 摂取 さ れ たも の は 自然 に 排 出さ れ る 。
何 か 症 状が あ る とき は 、 医師 の 診 察を 受 け
る。
5. 火 災 時の 措 置
:
水 消 火器 (棒状 )、 機 械 泡消 火 器 は感 電 の 虞が
ある た め 使用 し な い。
強化 液 消 火器 は 装 置の 漏 電 や故 障 の 原因 と な
るた め 、 消火 後 に 電源 を 再 投入 し な いこ と 。
火災 時 に は、 漏 電 ブレ ー カ ーを 切 っ て逃 げ る
こと を 推 奨す る 。
6. 漏 出 時の 措 置
:
成 型 品な の で 、漏 出 時 の措 置 は 特に な い 。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
炉 体 ・ 熱板 ユ ニ ット (ヒー タ ー)・ 断熱 材)の 割
れが 発 生 した 場 合 や、 断 熱 材の 粉 体 が発 生 し て
いる 場 合 、炉 体 の 切断 、 穿 孔、 研 磨 等や 、 装 置
の解 体 、 分解 に 伴 い、 大 量 に発 生 し た粉 じ ん が
漏出 し た 場合 は 、 飛散 し な いよ う に 、超 高 性 能
エア フ ィ ルタ ー ( HE P A )付 掃 除 機で 回 収 す
る。 H E PA 付 掃 除機 が 使 用で き な い場 合 は 、
湿潤 な 状 態に し て 掃き 集 め て回 収 す る。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
保 護具 お よ び緊 急 時 措置
:
7 . 取扱 い に 記載 の 方 法に 準 じ 、飛 散 し ない
よう に 回 収す る 。
7. 取 扱 いお よ び 保管 上 の 注意
取 扱い 上 の 注意
:
す べ ての 安 全 注意 を 読 み、 理 解 する ま で 取扱
わな い こ と。
:
摩 擦 によ り 発 生す る 粉 じん が 最 小限 と な るよ
うに 使 用 する 。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
:
炉 体 の切 断 、 穿孔 、 研 磨な ど は 行わ な い。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
:
装 置 の解 体 、 分解 は 行 わな い 。
[断 熱 材]
:
製 品 は、 バ イ ンダ ー 処 理し た 成 型品 ボ ー ド、
熱板 ユ ニ ット (ヒー タ ー)ア ルミ ナ フ ァイ バ ー 製
耐火 材 な どを 箱 型 に組 み 立 て、 制 御 盤と 接 続 し
たも の で あり 通 常 の使 用 で は粉 じ ん は発 生 し な
い。
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:
炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト (ヒ ー ター )の割 れ が 発生
した 場 合 や、 断 熱 材の 粉 体 が発 生 し てい る 場
合、 炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト (ヒ ー ター )の切 断 、 穿
孔、 研 磨 など や 、 装置 の 解 体、 分 解 に伴 い 、 大
量に 紛 じ んが 発 生 した 場 合 は、 作 業 者に 適 切 な
呼吸 用 保 護具 ( 防 じん マ ス ク、 電 動 ファ ン 付 き
防じ ん マ スク な ど )を 着 用 し、 必 要 に応 じ て 局
所排 気 装 置、 プ ッ シュ プ ル 型換 気 装 置、 除 じ ん
装置 を 使 用す る 。
:
長 袖 の作 業 衣 、保 護 手 袋、 必 要 に応 じ て 保護
眼鏡 を 着 用す る 。
:
作 業 衣に 付 着 した 粉 じ んは 、 超 高性 能 エ アフ
ィル タ ー (H E P A) 付 掃 除機 ま た は粘 着 テ ー
プ等 で 飛 散に 留 意 しな が ら 、取 り 除 くこ と 。
:
作 業 場は 飲 食 、喫 煙 を 禁止 す る こと 。
:
リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イバ ー の 飛散
を防 止 す るた め 、 可能 な 限 り他 の 場 所と 隔 離 す
る。
:
作 業 後は う が い、 手 洗 いを 励 行 する 。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
:
水 濡 れし な い よう に 注 意す る 。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
:
有 機 バイ ン ダ ーが 含 ま れて い る ため 、 初 回使
用時 に 臭 いが 発 生 する 可 能 性が あ る ので 、 十 分
換気 を 行 う。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
:
製 品 は、 「 特 定化 学 物 質障 害 予 防規 則 ( 特化
則) 」 の 適用 を 受 ける リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ッ
クフ ァ イ バー を 含 むが 、 炉 体・ 熱 板 ユニ ッ ト(ヒ
ータ ー )の 割 れ が発 生 し てい る 場合 、 炉 体・ 熱 板
ユニ ッ ト(ヒ ー ター )の 切 断 、穿 孔 、 研磨 な ど
や、 装 置 の解 体 、 分解 に 伴 う紛 じ ん の漏 出 な ど
がな い 限 りは 、 飛 散を 防 止 する 処 置 を施 し て お
り、 そ の 適用 除 外 であ る 。
:
炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト (ヒ ー ター )の割 れ が 発生
して い る 場合 、 炉 体・ 熱 板 ユニ ッ ト(ヒ ータ ー )
の切 断 、 穿孔 、 研 磨な ど や 、装 置 の 解体 、 分 解
に伴 う 紛 じん の 漏 出な ど が あっ た 場 合、 「 特 定
化学 物 質 障害 予 防 規則 ( 特 化則 ) 」 が適 用 さ れ
る虞 が あ るた め 、 事前 に 所 轄の 労 働 局ま た は 労
働基 準 監 督署 に 相 談す る こ と。
保 管上 の 注 意
:
水 濡 れし な い よう に 注 意す る 。
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[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
8. ば く 露防 止 お よび 保 護 措置
管 理濃 度
:
リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イバ ー
繊維 状 物 質濃 度
…0.3f/cm3
(長 さ 5μm以 上、 長 さ と幅 ( 直径 ) の 比が
3:1以 上 で幅 が 3μ m未満 の 繊 維)
質量 濃 度
:
:
:
許 容濃 度
:
:
:
:
設 備対 策
:
…3.0mg/m3
ア ル ミナ フ ァ イバ ー
繊維 状 物 質濃 度
… 設 定な し
質量 濃 度
…3.0mg/m3
酸 化 アル ミ ニ ウム
繊維 状 物 質濃 度
… 設 定な し
質量 濃 度
…3.0mg/m3
非 晶 質シ リ カ
繊維 状 物 質濃 度
… 設 定な し
質量 濃 度
…3.0mg/m3
ア ル ミナ フ ァ イバ ー
AC G I H 2015
… 設 定な し
日本 産 業 衛生 学 会 2015
… 設 定な し
酸 化 アル ミ ニ ウム
AC G I H 2015
…0.5mg/cm3
日本 産 業 衛生 学 会 2015
…1mg/m3
シリカ
AC G I H 2010
…0.025mg/m3
日本 産 業 衛生 学 会 2010
…0.03mg/m3
非 晶 質シ リ カ
AC G I H 2015
… 設 定な し
日本 産 業 衛生 学 会 2015
…2mg/m3
リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イバ ー 粉 じん
の発 散 源 を密 閉 に する か 、 局所 排 気 装置 、 プ ッ
シュ プ ル 型排 気 装 置、 除 じ ん装 置 を 設置 す る 。
設 置 す るこ と が 困難 な 場 合は 、 以 下に 定 め る
保護 具 を 使用 す る こと 。
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保 護具
:
呼 吸 用保 護 具 *
呼 吸 用 保護 具 の 種類 は 、 リフ ラ ク トリ ー セ
ラミ ッ ク ファ イ バ ーの 繊 維 数濃 度 に 応じ て 、
下表 を 参 考に 選 定 する こ と が望 ま し い。 呼 吸
用保 護 具 のう ち 、 国家 検 定 の取 替 え 式防 じ ん
マス ク に つい て は 、顔 面 へ の密 着 状 態に は 特
に留 意 す ると と も にフ ィ ル ター の 点 検と 交 換
など の 保 守管 理 を 適切 に 行 う。
:
保 護 眼鏡
ゴ ー グ ル、 サ イ ドシ ー ル 付き 保 護 眼鏡 な ど
作業 に 適 した 保 護 具を 使 用 する 。
:
手 袋 、作 業 衣 *
ゴ ム 手 袋、 長 袖 の作 業 衣 など 作 業 に適 し た
もの を 使 用し 、 皮 膚が 露 出 しな い よ うに す
る。
呼吸 用 保 護具 の 種 類
セラ ミ ッ クフ ァ イ バー
繊維 数 濃 度
8時 間 ・ 時間 過 重平 均
0.3f/cm3以 下
3f/cm3以 下
3
15f/cm 以 下
フィルターの
面体の種類
性能区分
半面形面体の使捨て式防じん
DS2、 DS3
マスク
半面 形 面 体の 取 替 え式 防 じ んマスク
RL2、 RL3、 RS2、 RS3
全 面形 面 体の 取 替 え式 防 じ んマスク
RL2、 RL3、 RS2、 RS3
半面 形 面 体の 電 動 ファ ン 付 き呼 吸
用保 護 具
PL2、 PL3、 PS2、 PS3
全面 形 面 体の 電 動 ファ ン 付 き呼 吸
3
30f/cm 以 下
用保 護 具
PL3、 PS3
全面形面体の送付機形ホースマスク
全面形面体の一定流量形エアラインマスク
全面形面体のプレッシャデマンド形エアラインマス
ク
3
30f/cm ~
全面形面体のプレッシャデマンド形エアラインマス
ク(緊急時吸気切替え警報装置付き)
全面形面体の複合式プレッシャデマンド形エアライ
ンマスク
( 「 JIS T 8150: 呼 吸 用 保 護 具 の 選 択 、 使 用 お よ び 保 守 管 理 方 法 」 お よ び
「 厚 生 労 働 省 通 達 基 発 第 0207006号 : 防 じ ん マ ス ク の 選 択 、 使 用 等 に つ い
て」を参照し、セラミックファイバー工業会が選択)
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※特 化 則 第 38条の 20適 用 作業 の 呼 吸用 保 護 具お よ び 作業 衣 又 は保 護 衣
(特 化 則 第 38条の 20適 用 作業 内 容 )
① リフ ラ ク トリ ー セ ラミ ッ ク ファ イ バ ー等 を 窯 、炉 等 に 張り 付 け るこ と 等 の断 熱
又は 耐 火 の措 置 を 講ず る 作 業
② リフ ラ ク トリ ー セ ラミ ッ ク ファ イ バ ー等 を 用 いて 断 熱 又は 耐 火 の措 置 を 講じ
た窯 、 炉 等の 補 修 の作 業 ( 前号 お よ び次 号 に 掲げ る も のを 除 く )
③ リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イバ ー 等 を用 い て 断熱 又 は 耐火 の 措 置を 講 じ た
窯、 炉 等 の解 体 、 破砕 等 の 作業 ( リ フラ ク ト リー セ ラ ミッ ク フ ァイ バ ー 等の 除
去の 作 業 を含 む )
(呼 吸 用 保護 具 お よび 作 業 衣又 は 保 護衣 )
上記 の ① ~③ の 作 業を 行 う 場合 、 次 の呼 吸 用 の保 護 具 およ び 作 業衣 又 は 保護 衣 の
使用 が 必 要と な る 。
呼 吸 用 保護 具
100以上 の 防護 係 数 が確 保 で きる 呼 吸 用保 護具 で あ るこ と 。 例え ば 以 下の も の
が含 ま れ る。
・ 粒 子 捕集 効 率 が 99.97% 以 上 の全 面 形 の面 体を 有 す る電 動 フ ァン 付 き 呼吸 用
保護 具
・ 粒 子 捕集 効 率 が 99.97% 以 上 の半 面 形 の面 体を 有 す る電 動 フ ァン 付 き 呼吸 用
保護 具 の うち 、 漏 れ率 が 1% 以 下 (電 動 フ ァン 付き 呼 吸 用保 護 具 の規 格 ( 平
成 26年厚 生 労 働省 告 示 第 455号) で 定 める 漏 れに よ る 等級 が S級又 は A
級) で あ って 、 労 働者 ご と に防 護 係 数 が 100以上 で あ るこ と が 確認 さ れ た
もの ( 日 本工 業 規 格 T8150の方 法 に よる )
作業 衣 又 は保 護 衣
「作 業 衣 」は 粉 じ んの 付 着 しに く い もの と す るこ と 。 「保 護 衣 」は 、 JIS T8115
に定 め る 規格 に 適 合す る 浮 遊固 体 粉 じん 防 護 用密 閉 服 が含 ま れ るこ と 。
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9. 物 理 的お よ び 化学 的 性 質
物 理的 状 態
外観 ( 物 理状 態 、 形状 、 色 など )
物理 的 状 態
:
バ イ ンダ ー 処 理し た 成 型品 ボ ー ド、 熱 板 ユニ ッ
ト(ヒ ータ ー)、 ア ルミ ナ フ ァイ バ ー 製耐 火 材 など
を箱 型 に 組み 立 て 、制 御 盤 と接 続 し た状 態 。
色
:
白色。
[炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )・ 断 熱 材)]
引火 点
:
非 引 火性 。
発火 点
:
なし。
溶解 性
:
水 ・ 有機 溶 媒 に不 溶 。
安 定性
:
安定。
反 応性
:
なし。
自 己反 応 性
:
なし。
10. 安 定 性お よ び 反応 性
11. 有 害 性情 報
製 品の 情 報
:
眼に 入 っ た場 合
:
物 理 的な 刺 激 作用 が あ る。
皮膚 に つ いた 場 合
:
か ゆ みや 紅 斑 を生 じ る こと が あ るが 、 一 過性
で慢 性 の 障害 を 生 じる こ と はな い と され て い
る。
吸入 し た 場合
:
バ イ ンダ ー 処 理し た 成 型品 ボ ー ド、 熱 板 ユニ
ット (ヒー タ ー)、 アル ミ ナ ファ イ バ ー製 耐 火 材
など を 箱 型に 組 み 立て た 炉 体を 装 置 板金 に は め
込み 、 炉 体と 板 金 の間 に 断 熱材 を 封 入し 、 制 御
盤と 接 続 した も の であ り 、 通常 の 使 用で は 粉 じ
んは 発 生 しな い 。
炉 体 ・ 熱板 ユ ニ ット (ヒー タ ー)の 割れ や 、 断
熱材 の 粉 体、 炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト(ヒ ー ター )の
切断 、 穿 孔、 研 磨 など や 、 装置 の 解 体、 分 解 に
伴う 粉 じ ん中 に は 、吸 入 性 粉じ ん お よび 繊 維 が
含ま れ る ので 、 長 期間 に わ たり 大 量 に吸 入 す る
と呼 吸 器 系障 害 (じ ん 肺)を 生じ る 可 能性 が あ る。
リ フラ ク ト リー セ ラ ミッ ク フ ァイ バ ー の情 報 :
急性 作 用
:
製 品 が直 接 眼 に入 っ た 場合 に は 物理 的 な 刺激 作
用が あ り 、皮 膚 に つい た 場 合に は か ゆみ や 紅 斑を
生じ る こ とが あ る が、 一 過 性で 慢 性 の障 害 を 生ず
るこ と は ない と さ れて い る 。
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慢性 作 用
:
発 生 する 粉 じ ん中 に 吸 入性 繊 維 が含 ま れ るの で 、
長期 間 に 渡り 大 量 に吸 入 す ると 呼 吸 器系 障 害 の
生じ る お それ が 考 えら れ て いる 。 し かし 、 現 在
にお い て は、 リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イ
バー の 取 扱い に お いて 、 こ れに 起 因 した 障 害 が
発生 し た こと は 報 告さ れ て いな い 。
発が ん 性
:
国 際 がん 研 究 機関 ( I AR C ) では 、 ヒ トに
おけ る 発 がん 性 の 有用 な デ ータ は な いが 、 動 物
実験 で は 限定 さ れ た発 が ん 性が 認 め られ る と し
てグ ル ー プ 2 B( 発 が ん性 が ある か も しれ な
い) に 分 類さ れ て いる 。
ま た 、 NT P ( 米国 国 家 毒性 プ ロ グラ ム ) で
も同 様 に B2 ( 実 験動 物 で の試 験 か ら悪 性 腫 瘍
の発 生 率 の増 大 を 示す 発 が ん性 の 十 分な 証 拠 が
ある ) に 分類 さ れ てい る 。
E U で はカ テ ゴ リ 1 B( お そら く 発 がん 性 が
ある ) に 分類 さ れ てい る 。
なお、厚生労働省化学物質のリスク評価
検 討 会 で 発 行 さ れ た 「 リ ス ク 評 価 書 No69
( 詳 細 ) リフラ ク トリ ー セ ラミ ッ ク ファ イ バ
ー」 で は 、リ フ ラ クト リ ー セラ ミ ッ クフ ァ イ バ
ーの 発 が ん性 ( 遺 伝毒 性 ) につ い て 、そ の 発 現
のメ カ ニ ズム と し て、 炎 症 性細 胞 か ら持 続 的 か
つ長 期 に わた っ て 発生 す る 活性 酸 素 種が D N A
損傷 に 重 要な 役 割 を担 う と 考え ら れ 、遺 伝 毒 性
は一 時 的 では な く 、二 次 的 なも の と みな す こ と
がで き る ため 、 発 がん 性 に つい て は 、閾 値 が あ
る物 質 で ある 判 断 がさ れ た 。
ア ルミ ナ フ ァイ バ ー の情 報
急性 作 用
:
:
製 品 が直 接 眼 に入 っ た 場合 に は 物理 的 な 刺激 作
用が あ り 、皮 膚 に つい た 場 合に は か ゆみ や 紅 斑を
生じ る こ とが あ る が、 一 過 性で 慢 性 の障 害 を 生ず
るこ と は ない と さ れて い る 。
慢性 作 用
:
発 生 する 粉 じ ん中 に 吸 入性 繊 維 が含 ま れ るの で 、
長期 間 に 渡り 大 量 に吸 入 す ると 呼 吸 器系 障 害 の
生じ る お それ が 考 えら れ て いる 。 し かし 、 現 在
にお い て は、 ア ル ミナ フ ァ イバ ー の 取扱 い に お
いて 、 こ れに 起 因 した 障 害 が発 生 し たこ と は 報
告さ れ て
いな い 。
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発が ん 性
:
人 造 非晶 質 繊 維に 関 し ては 、 国 際が ん 研 究機
関( I A RC ) 、 EU で 発 がん 性 の 分類 が な さ
れて い る が、 結 晶 質の 人 造 鉱物 繊 維 (ア ル ミ ナ
ファ イ バ ー) に つ いて は 発 がん 性 の 分類 の 記 載
がな い 。
酸 化ア ル ミ ニウ ム の 情報
:
刺激 性 ( 眼・ 皮 膚 )
:
がん 原 性
:分 類 さ れて い な い。
情 報 なし 。
た だ し AC G I Hが グ ル ープ A 4 (ヒ ト に 対
して 発 が ん性 が あ ると 分 類 でき な い 物質 ) に 分
類し て い る。
急性 毒 性 ・慢 性 毒 性
:
気 道 刺激 性 あ り。
多 量 の 粉じ ん を 長期 間 に わた り 吸 入し た と
き、
じん 肺 な どを 起 こ す虞 が あ る。
特定 標 的 臓器 ・ 全 身毒 性
(単 回ば く 露)
:
上 気 道刺 激 が ある と の 記載 か ら 区分 3 ( 気道
刺激 性 ) とし た 。
呼 吸 器 への 刺 激 の虞 が あ る。
特定 標 的 臓器 ・ 全 身毒 性
(反 復ば く 露)
:
酸 化 アル ミ ニ ウム の 職 業ば く 露 によ り 、 肺に
繊維 症 が 認め ら れ たと の 報 告が あ る こと か ら 、
区分 1 に 分類 し た 。
長 期 ま たは 反 復 ばく 露 ( 吸入 ) に よる 肺 の 障
害の 虞 が ある 。
シ リカ の 情 報
:
発が ん 性
:
A C GI H が グル ー プ A 2 (ヒ ト に対 し て 発
がん 性 が 疑わ れ る 物質 ) に 分類 、 I AR C 6 8
(1997) がグ ル ー プ 1 (ヒ ト に対 し て 発が ん 性
があ る ) に分 類 し てい る こ とか ら 区 分1 A に 分
類し た 。
発 が ん の虞 が あ る。
非 晶質 シ リ カの 情 報
:
急性 毒 性
:
経口
ラット
発が ん 性
:
I A RC
L D 50 3160mg/kg
グ ルー プ 3 (ヒ ト に 対す る 発 がん
性に つ い ては 分 類 でき な い )
12. 環 境 影響 情 報
生 態 影 響に つ い ては デ ー タな し 。
環 境 庁 が提 唱 し てい る 内 分泌 撹 乱 化学 物 質 (環 境 ホ ルモ ン ) には 該 当 しな い 。
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13. 廃 棄 上の 注 意
廃 棄 す る場 合 は 、周 辺 環 境中 に 紛 じん が 飛 散し な い よう に 、 最 低 0.05mmの厚 み
を持 っ た プラ ス チ ック 袋 に 入れ る こ と。 破 れ る虞 が あ る場 合 に は、 0.15mmの厚 み
を持 っ た プラ ス チ ック 袋 に 入れ る こ と。
な お 、 本製 品 を 事業 活 動 に伴 っ て 廃棄 す る 場合 は 、 一般 産 業 廃棄 物 と なり 、 炉
体の 廃 棄 物の 分 類 は“ ガ ラ スく ず・コ ン クリ ー トく ず 、 およ び 陶 磁器 く ず ”に 該 当
する の で 、“ 廃 棄 物の 処 理 およ び 清 掃に 関 す る法 律 ” に基 づ き 、適 切 な 処理 を 行
う。
14. 輸 送 上の 注 意
危 険性 は な いが 、 輸 送中 の 破 損な ど に よっ て 粉 じん が 飛 散し な い よう に す る。
国連 番 号
:
非該当
国連 分 類
:
非該当
15. 適 用 法令
廃 棄な ど の 理由 に よ る炉 体 、 熱板 ユ ニ ット (ヒー タ ー)の 摩擦 、 穿 孔、 研 磨 が行
われ る 場 合
労働 安 全 衛生 法
:
表 示 ・通 知 対 象物 質
含有
(リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァイ バ ー *1
314(人 造鉱 物 繊 維と し て))
(ア ル ミナ フ ァ イバ ー *1
314(人 造鉱 物 繊 維と し て))
(酸 化 アル ミ ニ ウム *1 189)
(シ リ カ
312)
(ア ル ミニ ウ ム 水溶 性 塩
特定 化 学 物質 障 害 予防 規 則 :
37)
管 理 第2 類 物 質、 特 別 管理 物 質 *2
(リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァイ バ ー *2)
粉じ ん 障 害防 止 規 則
:
適 用 *3
消防 法
:
適 用 なし
危険 物 船 舶運 送 お よび 貯 蔵 規則
:
適 用 なし
水質 汚 濁 防止 法
:
適 用 なし
大気 汚 染 防止 法
:
適 用 なし
特定 化 学 物質 の 環 境へ の 排 出量 の 把 握等 お よ び管 理 の 改善 の 促 進に 関 す る法
律
(P R TR 法)
:
適 用 なし
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*1
労働 安 全 衛生 法 の 改正 に より 、 2016年 6月
1日 以 降 、表 示 対象 物 と なる が 、 「運 送 中 お
よび 貯 蔵 中に 固 体 以外 の 状 態に な ら ずか つ 、
粉状 に な らな い 製 品」 は 表 示の 適 用 除外 と な
り、 本 製 品は こ れ に該 当 す る。
*2
リフ ラ ク トリ ー セ ラミ ッ クフ ァ イ バー は 、
2015年 11月 1日よ り 労 働安 全 衛 生法 「 表 示
対象 物 質 」、 特 定 化学 物 質 障害 予 防 規則 「 管
理第 2 類 物質 、 特 別管 理 物 質」 と な り、 主 に
以下 の 対 応を 実 施 する 必 要 があ る 。
①
作 業 主任 者 の 選任
②
局 所 排気 装 置 等の 事 前 届出 ・ 設 置
③
作 業 記録 ・ 特 殊健 康 診 断の 実 施 (3 0
年 間 保 存)
④
作 業 環境 測 定 の実 施 ・ 評価 ( 3 0年 間
保存)等
*3
リフ ラ ク トリ ー セ ラミ ッ クフ ァ イ バー は 、
「粉 じ ん 障害 防 止 規則 ( 粉 じん 則 ) 」に お い
て「 鉱 物 」に 該 当 し、 次 の 作業 を 行 う場 合 は
粉じ ん 則 の適 用 を 受け る 。
①
炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト (ヒ ー ター )を裁 断
し、 彫 り 、ま た は 、仕 上 げ する 場 所 にお
ける 作 業 (粉 じ ん 則別 表 1 の6 号 ) 。
②
炉 体 ・熱 板 ユ ニッ ト (ヒ ー ター )を動 力
によ り 破 砕、 粉 砕 し、 粉 砕 片や 断 熱 材を
ふる い わ ける 場 所 にお け る 作業 ( 粉 じん
則1 の 8 号) 。
③
耐 火 物を 用 い て窯 、 炉 等を 築 造 し、 も
しく は 修 理し 、 ま たは 耐 火 物を 用 い た
窯、 炉 等 を解 体 し 、若 し く は破 砕 す る作
業( 粉 じ ん則 別 表 1の 1 9 号) 。
通 常使 用 の 場合
上 記 法 律の 適 用 なし
製 品 は 特定 化 学 物質 障 害 予防 規 則 の管 理 第 2類 で あ るリ フ ラ クト リ ー セラ
ミッ ク フ ァイ バ ー を含 有 す るが 、 以 下の 通 り 適用 除 外 であ る 。
①
バ イ ン ダー に よ り固 形 化 され た 物 その 他 の リフ ラ ク トリ ー セ ラミ ッ ク
ファ イ バ ー等 の 粉 じん の 発 散を 防 止 する 処 理 が講 じ ら れた も の を取 り 扱
う業 務 (当 該 物 の切 断 、 穿孔 、 研磨 等 の リフ ラ クト リ ー セラ ミ ッ クフ ァ イ
バー 等 の 粉じ ん が 発生 す る おそ れ の ある 業 務 を除 く )
②
労 働 安 全衛 生 法
表 示 ・ 通知 対 象 物質 を 含 有す る が 、「 労 働 者に よ る
取扱 い 過 程に お い て固 体 以 外の 状 態 にな ら ず 、か つ 、 粉状 又 は 粒状 に な
らな い 製 品」 は 法 の適 用 除 外と な っ てお り 、 製品 は こ れに 該 当 する の
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で、 S D S発 行 、 GH S 分 類の 適 用 除外 と な る。
16. そ の 他の 情 報
リ フラ ク ト リー セ ラ ミッ ク フ ァイ バ ー 、非 晶 質 シリ カ に つい て
使 用 前 のリ フ ラ クト リ ー セラ ミ ッ クフ ァ イ バー 、 非 晶質 シ リ カ中 に は 遊離
けい 酸 ( 結晶 性 シ リカ ) は 存在 し な いが 、 装 置の 設 定 温度 を 1000℃以 上 に 設
定し 、 使 用し 続 け ると 炉 体 表面 の 一 部が 遊 離 けい 酸 の 一種 で あ るク リ ス トバ
ライ ト に 徐々 に 変 化す る こ とが 知 ら れて い る 。
遊 離 け い酸 は じ ん肺 症 を 生じ る 作 用が 強 い ため 、 装 置の 修 理 解体 な ど にお
いて は こ の粉 じ ん を吸 入 す るこ と が ない よ う 特に 注 意 する 必 要 があ る 。
な お 、 管理 濃 度 は次 の 式 で算 出 さ れる 。
管理 濃 度(mg/m3)=3.0/(1.19Q+ 1)
Q : 遊 離け い 酸 含有 率 ( %)
ま た 鉱 物性 粉 じ んの 管 理 濃度 は 先 の式 で 求 めら れ 、 許容 濃 度 は以 下 で あ
る。
許 容 濃度
:
A C GI H 2015
… 設 定な し
日本 産 業 衛生 学 会 2015
…1mg/m3
*4
…4mg/m3
*5
*4
鉱物 性 の 吸入 粉 じ んと し て( 遊 離 けい 酸 含
有率 0 % )
*5
鉱物 性 の 総粉 じ ん とし て
E U情 報
リ フ ラ クト リ ー セラ ミ ッ クフ ァ イ バー ( ア ルミ ノ シ リケ ー ト リフ ラ ク トリ
ーフ ァ イ バー 、 お よび ジ ル コニ ア
アル ミ ノ シリ ケ ー トリ フ ラ クト リ ー ファ
イバ ー ) は 2010年 1月 13日に E U
R E A CH 規 則 のS V H C候 補 物 質
(Candidate List of Substances of Very High Concern for authorisation
の掲 載 物 質)に 選定 さ れ た。
リ フ ラ クト リ ー セラ ミ ッ クフ ァ イ バー を 0.1%以 上 含 有す る ア ーテ ィ ク ル
(成 型 品 )を 欧 州 域内 に 提 供す る 場 合に は 、 提供 先 に リフ ラ ク トリ ー セ ラミ
ック フ ァ イバ ー を 取り 扱 う 上で の 十 分な 情 報 (少 な く とも 、 リ フラ ク ト リー
セラ ミ ッ クフ ァ イ バー 含 有 とい う こ とと 、 製 品取 扱 い 上の 安 全 情報 ) を 提供
しな け れ ばな ら な い。 ま た 、消 費 者 から 要 求 があ っ た 場合 は 、45日以 内 に そ
の情 報 を 提供 し な けれ ば な らな い 。
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記 載内 容 に つい て
本 デ ー タシ ー ト の記 載 内 容は 、 現 時点 で 入 手で き る 資料 、 情 報、 デ ー タに
基づ い て 作成 し て おり 、 新 しい 知 見 によ り 改 訂さ れ る こと が あ りま す 。
危 険 ・ 有害 性 の 評価 は 、 現時 点 で 入手 で き うる 資 料 ・デ ー タ など に 基 づい
て作 成 し てお り ま すが 、 す べて の 資 料を 網 羅 した わ け では あ り ませ ん 。
ま た 、 含有 量 、 物理 ・ 化 学的 性 質 、危 険 ・ 有害 性 な どに 関 し ては 、 い かな
る保 証 を なす も の では な く 、注 意 事 項は 、 通 常の 取 扱 いを 対 象 とし た も ので
すの で 、 特殊 な 取 扱い の 場 合に は 、 用途 ・ 用 法に 適 し た安 全 対 策を 実 施 の
上、 ご 利 用く だ さ い。
本 シ ー トを 参 考 にし て 、 自ら の 責 任に お い て、 個 々 取扱 い な どの 実 態 に応
じた 適 切 な措 置 を お取 り く ださ い ま すよ う 、 お願 い い たし ま す 。
参 考文 献
・ 厚生 労 働 省「 化 学 物質 の リ スク 評 価 検討 会 報 告書 リス ク 評 価書 No69( 詳
細) リ フ ラク ト リ ーセ ラ ミ ック フ ァ イバ ー 、 別名 セラ ミ ッ ク繊 維 、 RC
F」 ( 2013)
・ IARC「 Monographs on the Evaluation of the Carcinogenic Risk of
Chemicals to Humans vol.81」 (2002) ,“ Man-made Vitreous fibers”
・ GFA、RCFA、RWA「 人造 鉱 物 繊維 (MMMF)繊維 数 濃度 測 定 マニ ュ ア ル」
(1992)
・ ECFIA「Code of Practice Working with Alminium silicate wools(ASW),
also called refractory ceramic fibers(ASW/RCF) 」(2010)
・ RCFC 「Work practice Guide for refractory ceramic fiber products」
(2008)
・ ILO「Code of practice on safety in the use of synthetic vitreous
fiber insulation wools(glass wool,rock wool, slag wool)」( 2000)
・ ACGIH「許 容 濃 度の 勧 告 」(2015)
・ ACGIH「許 容 濃 度の 勧 告 」(2010)
・ 日本 産 業 衛生 学 会 「許 容 濃 度の 勧 告 」(2015)
・ 日本 産 業 衛生 学 会 「許 容 濃 度の 勧 告 」(2010)
・ RCFA「 セ ラミ ッ ク ファ イ バ ー製 品 の 取扱 い 」 (2014)
・ 化学 物 質 総合 情 報 提供 シ ス テム
独 立行 政 法 人製 品 評 価技 術 基 盤機 構
(NITE)
・ CEN prEN1094-1
・ 1272/2008/EC Classification, labeling and packaging of substances
and mixtures
・ European Commission :SCOEL/SUM/165(Scientific Committee on
Occupational Exposure Limits for Refractry Ceramic Fibres,
European Commision, Employment, Social Affairs, and Inclusion)
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