野村アラビアン・ファンド 単位型投信/海外/株式 交付運用報告書 第9期 (決算日2016年10月17日) 作成対象期間 (2015年10月20日~2016年10月17日) 第9期末(2016年10月17日) 準 価 額 6,055円 資 産 総 額 2,080百万円 第9期 騰 落 率 △ 21.0% 分配金(税込み)合計 0円 基 純 (注)騰落率は分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計 算したもので、小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。 なお、当ファンドは単位型投信であり、実際には分配金は再投資さ れませんのでご留意ください。 (注)純資産総額の単位未満は切捨てて表示しております。 ○交付運用報告書は、運用報告書に記載すべき事項のう ち重要なものを記載した書面です。その他の内容につ いては、運用報告書(全体版)に記載しております。 ○当ファンドは、投資信託約款において運用報告書(全 体版)に記載すべき事項を、電磁的方法によりご提供 することができる旨を定めております。運用報告書(全 体版)は、野村アセットマネジメントのホームページ で閲覧・ダウンロードしていただけます。 ○運用報告書(全体版)は、受益者の方からのご請求に より交付されます。交付をご請求される方は、販売会 社までお問い合わせください。 受益者のみなさまへ 平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し 上げます。 当ファンドは、野村アラビアン マザーファン ド受益証券への投資を通じて、主としてアラブ 諸国の企業の株式(DR(預託証書)を含みます。) 、 新株予約権証券、投資信託証券、株式や株価指 数に係るオプションを表示する証券または証書、 償還金額等がアラブ諸国の株式や株価指数の価 格に連動する効果を有するリンク債に投資し、 先物取引、スワップ取引、オプション取引など のデリバティブを利用します。信託財産の成長 をはかることを目的として積極的な運用を行い ます。 ここに、当作成対象期間の運用状況等について ご報告申し上げます。 今後とも一層のお引立てを賜りますよう、 お願い申し上げます。 <運用報告書(全体版)の閲覧・ダウンロード方法> 右記ホームページを開く ⇒ 「ファンド検索」にファンド名を入力しファンドを選択 ⇒ファンド詳細ページから「運用報告書(全体版) 」を選択 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 1 2016/10/27 14:37:53 野村アラビアン・ファンド 運用経過 期中の基準価額等の推移 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) (円) 8,000 (百万円) 4,500 7,500 4,000 7,000 3,500 6,500 3,000 6,000 2,500 5,500 2,000 5,000 2015/10/19 2015/12 2016/2 基準価額(左軸) 2016/4 分配金再投資基準価額(左軸) 2016/6 2016/8 1,500 2016/10/17 純資産総額(右軸) 期 首: 7,661円 期 末: 6,055円(既払分配金(税込み) :0円) 騰落率:△ 21.0%(分配金再投資ベース) (注)分配金再投資基準価額は、分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、 ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。 作成期首(2015 年 10 月 19 日)の値が基準価額と同一となるように指数化しております。なお、当ファンドは単位型投信であり、実際には分配金は再投資 されませんのでご留意ください。 (注)上記騰落率は、小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。 ○基準価額の主な変動要因 (下落)米国の 2015 年内利上げの可能性が意識されたこと、OPEC(石油輸出国機構)が原油減産を見送っ たこと、サウジアラビアがイランとの国交断絶を発表したこと、欧米諸国の対イラン経済制裁 が解除され供給過剰懸念から原油価格が下落したこと (上昇)欧州の追加金融緩和観測が台頭したこと、需給改善期待から原油価格が上昇したこと、 FOMC(米 連邦公開市場委員会)が利上げペースの減速を示唆したこと、市場予想を上回る 2016 年1 - 3 月期決算発表が相次いだこと (下落)主要産油国間での協調増産凍結は困難との見方が広がったこと、米大手格付会社がエジプトや クウェートの国債格付け見通しを「ネガティブ」としたこと、英国の国民投票で EU(欧州連合) 離脱が決定したこと (上昇)UAE(アラブ首長国連邦)の銀行業界再編や不動産市況回復への期待が高まったこと、主要中 央銀行が緩和的な政策をとるとの思惑が強まったこと 投資家の間で利益確定売りの動きが広がったこと、 (下落)米国の早期利上げへの警戒感が高まったこと、 サウジアラビアの緊縮財政策が嫌気されたこと、為替市場で円高が進行したこと 1 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 1 2016/10/27 14:37:53 野村アラビアン・ファンド 1口当たりの費用明細 項 目 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) 当 金 期 額 比 円 (a) 信託報酬 140 項 率 目 の 概 要 % 2.148 (a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 (投信会社) ( 69) (1.053) ファンドの運用とそれに伴う調査、受託会社への指図、法定書面等の作成、基準 (販売会社) ( 66) (1.020) 購入後の情報提供、運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理 (受託会社) ( (0.075) ファンドの財産の保管・管理、委託会社からの指図の実行等 (b) 売買委託手数料 5) 価額の算出等 および事務手続き等 5 0.083 (株 式) ( 4) (0.062) (オプション証券等) ( 1) (0.021) 0 0.006 (c) 有価証券取引税 (株 式) ( 0) (0.006) (オプション証券等) ( 0) (0.000) (d) その他費用 22 0.336 (b)売買委託手数料=期中の売買委託手数料÷期中の平均受益権口数 ※売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、 売買仲介人に支払う手数料 (c)有価証券取引税=期中の有価証券取引税÷期中の平均受益権口数 ※有価証券取引税は、有価証券の取引の都度発生する取引に関する税金 (d)その他費用=期中のその他費用÷期中の平均受益権口数 (保管費用) ( 22) (0.333) 保管費用は、海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管及び資金の送 (監査費用) ( (0.003) 監査費用は、監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用 合 計 0) 167 金・資産の移転等に要する費用 2.573 期中の平均基準価額は、6,512円です。 (注)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、解約により受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果です。 (注)各金額は項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注)売買委託手数料、有価証券取引税およびその他費用は、このファンドが組み入れているマザーファンドが支払った金額のうち、当ファンドに対応するもの を含みます。 (注)各比率は1口当たりのそれぞれの費用金額(円未満の端数を含む)を期中の平均基準価額で除して 100 を乗じたもので、項目ごとに小数第3位未満は四捨 五入してあります。 2 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 2 2016/10/27 14:37:53 野村アラビアン・ファンド 最近5年間の基準価額等の推移 (2011 年 10 月 17 日~2016 年 10 月 17 日) (円) 10,000 (百万円) 9,000 9,000 8,000 8,000 7,000 7,000 6,000 6,000 5,000 5,000 4,000 4,000 3,000 3,000 2,000 2,000 2011/10 2012/10 2013/10 基準価額(左軸) 2014/10 分配金再投資基準価額(左軸) 2015/10 1,000 2016/10 純資産総額(右軸) (注)分配金再投資基準価額は、分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、 ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです。 2011 年 10 月 17 日の値が基準価額と同一となるように指数化しております。なお、当ファンドは単位型投信であり、実際には分配金は再投資されませんの でご留意ください。 2011年10月17日 2012年10月17日 2013年10月17日 2014年10月17日 2015年10月19日 2016年10月17日 決算日 決算日 決算日 決算日 決算日 決算日 基準価額 (円) 3,352 3,810 5,662 7,739 7,661 6,055 期間分配金合計(税込み) (円) - 0 0 0 0 0 分配金再投資基準価額騰落率(%) - 13.7 48.6 36.7 △ 1.0 △ 21.0 参考指数騰落率 (%) - 7.2 42.8 34.8 △ 6.2 △ 16.1 純資産総額 (百万円) 4,425 3,584 3,700 3,985 3,050 2,080 (注)上記騰落率は、小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。 (注)純資産総額の単位未満は切捨てて表示しております。 (注)騰落率は1年前の決算応当日との比較です。 *参考指数(= MSCI Arabian Markets Index(ex Saudi Arabia) (税引後配当込み・円ベース) )は、 MSCI Arabian Markets Index(ex Saudi Arabia) (税 引後配当込み・ドルベース)をもとに、当社が独自に円換算したものです。なお、算出にあたっては、基準価額への反映を考慮して、営業日前日の指数値を 営業日当日の為替レート(対顧客電信売買相場仲値)で円換算しております。 * MSCI Arabian Markets Index(ex Saudi Arabia)は、MSCI が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は MSCI に帰属 します。また MSCI は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。 (出所)MSCI 3 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 3 2016/10/27 14:37:53 野村アラビアン・ファンド 投資環境 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) アラブ諸国株式市場は、期首、米国の 2015 年内の利上げの可能性が懸念されたことや、OPEC が原油 減産を見送ったことなどから下落して始まりました。2016 年1月には、サウジアラビアがイランとの国 交断絶を発表するなど、中東地域の地政学的リスクが高まったことや、欧米諸国の対イラン経済制裁が 解除され、供給過剰懸念から原油価格が下落したことなどが嫌気され、一段安となりました。しかしそ の後は、欧州の追加金融緩和観測が高まったことや、イランがサウジアラビアなど4ヵ国による原油増 産凍結の合意に対して支持を表明し、需給改善への期待から原油価格が反発したこと、FOMC が利上 げペースの減速を示唆したことなどから、株式市場も上昇に転じました。また、サウジアラビアやカター ルで市場予想を上回る 2016 年1 - 3月期決算を発表する企業が相次ぎ、原油価格下落による企業業績へ の過度の懸念が和らいだことなどから、4月にかけて上昇基調で推移しました。しかし、他の産油国と の協調を重視する姿勢をとっていたサウジアラビアのヌアイミ石油・鉱物資源相の退任が発表され、主 要産油国間での協調増産凍結が難しくなったとの憶測が広がったことや、米大手格付会社がエジプトや クウェートの国債格付け見通しを「ネガティブ」としたこと、英国の国民投票で EU 離脱派が勝利した ことなどが嫌気され、株式市場は6月下旬までやや軟調に推移しました。その後は8月半ばにかけて、 UAE の銀行業界再編や不動産市況回復への期待が高まったことや、主要中央銀行が緩和的な政策をとる との思惑が強まったこと、国際的な株価指数においてカタール株式がエマージング分類に格上げされる ことに伴い資金流入期待が高まったことなどから反発しました。しかし期末にかけては、米国の早期利 上げへの警戒感の高まりや、投資家の間で利益確定売りの動きが広がったこと、サウジアラビアが一部 サービス業の料金引き上げや公務員の給与削減などの緊縮財政策を発表したことなどを背景に再び下落 し、当期においてアラブ諸国株式は下落しました。 一方、為替市場では、世界経済の減速懸念や、英国の EU 離脱が決定し投資家のリスク回避姿勢が強まっ たことなどから円高が進行しました。 当ファンドのポートフォリオ (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) [野村アラビアン・ファンド] 主要投資対象である[野村アラビアン マザーファンド]受益証券を、期を通じておおむね高位に組 み入れました。 ・為替ヘッジ 当ファンドの基本方針に従い、為替ヘッジ(為替の売り予約)は行ないませんでした。 [野村アラビアン マザーファンド] ・株式(オプション証券等を含む)の組入比率 期を通じておおむね高位を維持しました。 ・為替ヘッジ 当ファンドの基本方針に従い、為替ヘッジは行ないませんでした。 4 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 4 2016/10/27 14:37:53 野村アラビアン・ファンド ・期中の主な動き (1)国別配分については、期首においては、エジプト、UAE などをオーバーウェイト(参考指数に比 べ高めの投資比率)とし、クウェート、モロッコなどをアンダーウェイト(参考指数に比べ低め の投資比率)としました。期末においては、サウジアラビア、エジプトなどをオーバーウェイト とし、モロッコ、レバノンなどをアンダーウェイトとしました。 (2)個別銘柄については、 (カタール) 、 EMAAR PROPERTIES PJSC (UAE) 、 QATAR NATIONAL BANK INDUSTRIES QATAR(カタール)などを上位に組み入れました。 当ファンドのベンチマークとの差異 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) 当ファンドは運用の目標となるベンチマークを設 けておりません。 コメント・グラフは、基準価額と参考指数の騰落 率の対比です。 参 考 指 数(MSCI Arabian Markets Index(ex (税引後配当込み・円ベース))の騰 Saudi Arabia) 落率が-16.1%になったのに対し、基準価額の騰落 率は-21.0%となりました。 (主なプラス要因) ・国別配分において、株価騰落率が参考指数を上回っ たエジプトをオーバーウェイトとしたこと ・個別銘柄において、株価騰落率が参考指数を上回っ た UAE のヘルスケア機器・サービス株やカタール の銀行株をオーバーウェイトとしたこと (主なマイナス要因) 基準価額と参考指数の対比(期別騰落率) (%) 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 -25.0 第9期 2016/10/17 基準価額 参考指数 (注)基準価額の騰落率は分配金込みです。 (注)参考指数は、MSCI Arabian Markets Index(ex Saudi Arabia) (税引後配当込み・円ベース)です。 ・国別配分において、株価騰落率が参考指数を上回ったモロッコをアンダーウェイトとしたこと ・個別銘柄において、株価騰落率が参考指数を下回ったエジプトの食品株やサウジアラビアの小売株を オーバーウェイトとしたこと 分配金 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) 基準価額水準などを勘案して、大変遺憾ながら今期の収益分配は見送らせていただきました。留保益 の運用については、特に制限を設けず、元本部分と同一の運用を行ないます。 5 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 5 2016/10/27 14:37:54 野村アラビアン・ファンド 今後の運用方針 [野村アラビアン マザーファンド] 1.投資環境 アラブ諸国株式市場については、短期的には原油価格の動きや国内外の政情、緊縮財政の企業業績へ の影響などに左右される展開が続くと考えられます。サウジアラビアなど産油国では、原油収入に頼ら ない経済への転換を目指す動きが見られ、中長期的には、個人消費やインフラ整備の拡大などエネルギー 分野以外で堅調な成長が期待できることが株式市場を下支えすると見ています。 2.投資方針 ① UAE については、原油依存からの脱却を目指す政府主導のもと、可処分所得の増加、人口増加、教 育水準の高まりなどを背景に、ヘルスケア、金融分野などエネルギー分野以外で高い成長が期待でき ると見ています。また、2020 年のドバイ万国博覧会開催へ向け国内投資が活発化することも期待され ます。 ②カタールについては、2022 年のサッカーワールドカップ開催へ向けたインフラ投資を含む大型プロ ジェクトが計画通り行なわれれば、実質 GDP(国内総生産)成長率を押し上げると見ており、金融 株や資本財・サービス株に注目しています。 ③サウジアラビアについては、原油収入依存からの脱却を目指す経済改革構想「ビジョン 2030」が進め られており、中長期的に同国経済の発展につながると見ています。また、当局は外国人投資家の投資 規制を緩和するなど、株式市場の開放を進めており、数年以内に国際的な株式指数に組み入れられる との期待が高まっています。 ④エジプトについては、2016 年3月の通貨切り下げ以降も中央銀行はより柔軟な為替制度への移行の道 筋を探っており、今後の通貨動向を注視していきます。また、2016 年9月の外貨準備高は8月のそれ より約 30 億米ドル増加し、同国がこれまで複数の国や機関と進めてきた融資交渉が奏功している兆し が見えます。バリュエーション(投資価値評価)は割安な水準にあると考えており、事態が落ち着き を取り戻せば市場に投資家の注目が戻ってくることが見込まれます。 ⑤クウェートについては、2016 年 10 月に同国首長が、燃料価格の大幅引き上げや安全保障上の問題な どを理由に議会の解散を命じましたが、こうした政治の停滞を背景に他の中東諸国に比べ経済改革に 遅れが生じる可能性に注意しています。 ⑥国別配分については、サウジアラビア、エジプト、UAE の投資比率を市場平均よりも高めに維持する 方針です。 [野村アラビアン・ファンド] 主要投資対象である[野村アラビアン マザーファンド]受益証券の組み入れを高位に維持し、基準 価額の向上に努めます。なお、実質組入外貨建て資産については、引き続き為替ヘッジを行なわない方 針です。 今後ともご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 6 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 6 2016/10/27 14:37:54 野村アラビアン・ファンド お知らせ 該当事項はございません。 当ファンドの概要 商 品 分 類 単位型投信/海外/株式 信 託 期 間 2008 年4月 17 日から 2018 年 10 月 17 日までです。 主として野村アラビアン マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)受益証券への投資を通じて、 アラブ諸国の企業の株式(DR(預託証書)を含みます。)、新株予約権証券、投資信託証券、株式や株価指数に係 るオプションを表示する証券または証書、償還金額等がアラブ諸国の株式や株価指数の価格に連動する効果を有 運 用 方 針 するリンク債に投資し、加えて先物取引、スワップ取引、オプション取引などのデリバティブを利用することで、 信託財産の成長をはかることを目的として積極的な運用を行います。実質組入外貨建て資産については、原則と して為替ヘッジを行いません。 野村アラビアン・ファンド マザーファンドの受益証券を主要投資対象とします。 主要投資対象 アラブ諸国の企業の株式、新株予約権証券、投資信託証券、株式や株価指数に係る オプションを表示する証券または証書、償還金額等がアラブ諸国の株式や株価指数 マ ザ ー フ ァ ン ド の価格に連動する効果を有するリンク債を主要投資対象とし、アラブ諸国の株式や 株価指数を対象とした先物取引、スワップ取引、オプション取引などのデリバティ ブを主要取引対象とします。 運 用 方 法 マザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてアラブ諸国の企業の株式(DR(預託証書)を含みます。) 、 新株予約権証券、投資信託証券、株式や株価指数に係るオプションを表示する証券または証書、償還金額等がア ラブ諸国の株式や株価指数の価格に連動する効果を有するリンク債に投資し、先物取引、スワップ取引、オプショ ン取引などのデリバティブを利用します。信託財産の成長をはかることを目的として積極的な運用を行います。 分 配 方 針 毎決算時に、原則として経費控除後の配当等収益と売買益から基準価額の水準等を勘案して分配します。留保益 の運用については、特に制限を設けず、元本部分と同一の運用を行います。 7 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 7 2016/10/27 14:37:54 野村アラビアン・ファンド (参考情報) ○当ファンドと代表的な資産クラスとの騰落率の比較 (%) 100 (2011年10月末~2016年9月末) 80 60 40 20 0 -20 -40 -60 当ファンド 日本株 先進国株 最大値(当ファンド) 新興国株 最大値 日本国債 最小値(当ファンド) 先進国債 最小値 新興国債 平均値 (単位:%) 当ファンド 日本株 先進国株 新興国株 日本国債 先進国債 新興国債 最大値 58.3 65.0 65.7 47.4 9.3 34.9 43.7 最小値 △ 30.4 △ 22.0 △ 17.5 △ 27.4 0.5 △ 12.3 △ 17.4 平均値 14.2 15.0 17.8 5.3 3.0 9.6 4.9 (注)全ての資産クラスが当ファンドの投資対象とは限りません。 (注)2011 年 10 月から 2016 年9月の5年間の各月末における1年間の騰落率の最大値・最小値・平均値を表示したものです。 (注)決算日に対応した数値とは異なります。 (注)当ファンドは分配金再投資基準価額の騰落率です。なお、当ファンドは単位型投信であり、実際には分配金は再投資されませんのでご留意ください。 《代表的な資産クラスの指数》 日 本 株:東証株価指数(TOPIX) (配当込み) 先進国株:MSCI-KOKUSAI 指数(配当込み、円ベース) 新興国株:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース) 日本国債:NOMURA-BPI 国債 先進国債:シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース) 新興国債:JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円ベース) ※各指数についての説明は、後述の「代表的な資産クラスとの騰落率の比較に用いた指数について」をご参照ください。 (注)海外の指数は、為替ヘッジなしによる投資を想定して、円換算しております。 8 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 8 2016/10/27 14:37:54 野村アラビアン・ファンド 当ファンドのデータ 組入資産の内容 (2016 年 10 月 17 日現在) ○組入ファンド 銘 柄 名 第9期末 野村アラビアン マザーファンド 組入銘柄数 ○資産別配分 ( 12 % 100.0 1銘柄 ○国別配分 その他 0.0% 11 11 ○通貨別配分 その他 0.0% 10 その他 0.0% 10 9 9 8 親投資信託受益証券 100.0% 日本 100.0% 8 円 100.0% (注)比率は純資産総額に対する割合です。資産の状況等によっては合計が 100%とならない場合があります。 (注)国別配分は、原則として発行国(地域)もしくは投資国(地域)を表示しております。 (注)組入銘柄に関する詳細な情報等は、運用報告書(全体版)に記載しております。 (注)その他にはコール・ローン等を含む場合があります。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 純資産等 項 目 純資産総額 受益権総口数 1口当たり基準価額 第9期末 2016年10月17日 2,080,155,950円 343,550口 6,055円 (注)期中における解約元本額は 545,880,000 円です。 外国 (注 (注 (注 (注 9 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 9 2016/10/27 14:37:54 交付_9000 野村アラビアン・ファンド 組入ファンドの概要 野村アラビアン マザーファンド 運用経過等に関する詳細な内容につきましては、運用報告書(全体版)に記載しております。 (円) 12,000 【基準価額の推移】 【1万口当たりの費用明細】 (2015年10月20日~2016年10月17日) 当 期 額 比 率 円 % (a) 売 買 委 託 手 数 料 8 0.083 ( 株 式 ) ( 6) (0.062) ( オ プ シ ョ ン 証 券 等 ) ( 2) (0.021) (b) 有 価 証 券 取 引 税 1 0.006 ( 株 式 ) ( 1) (0.006) ( オ プ シ ョ ン 証 券 等 ) ( 0) (0.000) (c) そ の 他 費 用 33 0.333 ( 保 管 費 用 ) (33) (0.333) 合 計 42 0.422 期中の平均基準価額は、9,891円です。 (2015 年 10 月 20 日~2016 年 10 月 17 日) 項 11,500 11,000 10,500 10,000 9,500 9,000 8,500 8,000 2015/11 2016/1 2016/3 2016/5 2016/7 目 金 (注)上記項目の概要につきましては運用報告書 (全体版) をご参照ください。 (注)各金額は項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注)各比率は1万口当たりのそれぞれの費用金額(円未満の端数を含む) を期中の平均基準価額で除して 100 を乗じたもので、項目ごとに小数 第3位未満は四捨五入してあります。 2016/9 【組入上位 10 銘柄】 銘 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 柄 名 業 種 / 種 別 等 QATAR NATIONAL BANK EMAAR PROPERTIES PJSC INDUSTRIES QATAR ALDAR PROPERTIES PJSC QATAR ELECTRICITY & WATER CO NATIONAL BANK OF KUWAIT COMMERCIAL INTERNATIONAL BANK ABU DHABI COMMERCIAL BANK MABANEE CO SAKC FIRST GULF BANK 組入銘柄数 銀行 不動産管理・開発 コングロマリット 不動産管理・開発 総合公益事業 銀行 銀行 銀行 不動産管理・開発 銀行 【資産別配分】 その他 1.0% 外国オプション証券等 4.3% 【国別配分】 オマーン 2.2% イギリス 3.1% サウジアラビア 4.3% エジプト 11.9% 外国株式 94.7% クウェート 12.2% その他 2.1% アラブ 首長国連邦 32.8% カタール 31.4% 通 貨 カタールリヤル UAEディルハム カタールリヤル UAEディルハム カタールリヤル クウェートディナール エジプトポンド UAEディルハム クウェートディナール UAEディルハム 39銘柄 オマーンリアル 2.2% 英ポンド 3.1% 米ドル 6.8% エジプト ポンド 11.9% クウェート ディナール 12.2% (2016 年 10 月 17 日現在) 国( 地 域 ) 比率 % 10.7 9.6 5.2 4.7 4.5 4.4 4.2 3.8 3.3 3.3 カタール アラブ首長国連邦 カタール アラブ首長国連邦 カタール クウェート エジプト アラブ首長国連邦 クウェート アラブ首長国連邦 【通貨別配分】 その他 2.1% カタール リヤル 31.4% UAE ディルハム 30.2% (注)比率は純資産総額に対する割合です。資産の状況等によっては合計が 100%とならない場合があります。 (注)国(地域)および国別配分は、原則として発行国(地域)もしくは投資国(地域)を表示しております。 (注)組入銘柄に関する詳細な情報等は、運用報告書(全体版)に記載しております。 (注)その他にはコール・ローン等を含む場合があります。 10 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 交付_90001_157129_20161017_野村アラビアン マザーファンド_650560.indd 10 1 2016/10/27 2016/10/25 14:37:54 17:07:08 野村アラビアン・ファンド <代表的な資産クラスとの騰落率の比較に用いた指数について> ○東証株価指数(TOPIX) (配当込み) 東証株価指数(TOPIX)(配当込み)は、株式会社東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の 公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有しています。なお、本商品は、㈱東京証券取引所により提供、 保証又は販売されるものではなく、㈱東京証券取引所は、ファンドの発行又は売買に起因するいかなる損害に対しても、責任を有 しません。 ○ MSCI-KOKUSAI 指数(配当込み、円ベース) ○ MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース) MSCI-KOKUSAI 指数(配当込み、円ベース)、MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)は、MSCI が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は MSCI に帰属します。また MSCI は、同指数の内容を 変更する権利および公表を停止する権利を有しています。 ○ NOMURA-BPI 国債 NOMURA-BPI 国債の知的財産権は、野村證券株式会社に帰属します。なお、野村證券株式会社は、NOMURA-BPI 国債の正確性、 完全性、信頼性、有用性を保証するものではなく、NOMURA-BPI 国債を用いて行われる野村アセットマネジメント株式会社の事業 活動、サービスに関し一切責任を負いません。 ○シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース) 「シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、Citigroup Index LLC が開発した日本を除く世界主要国の 国債の総合投資収益を各市場の時価総額で加重平均した債券インデックスで、Citigroup Index LLC の知的財産であり、指数に関す るすべての権利は、Citigroup Index LLC が有しています。 ○ JP モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円ベース) 「JP モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円ベース)」 (こ こでは「指数」とよびます)についてここに提供された情報は、指数のレベルも含め、但しそれに限定することなく、情報として のみ使用されるものであり、金融商品の売買を勧誘、何らかの売買の公式なコンファメーション、或いは指数に関連する何らかの 商品の価値や値段を決めるものでもありません。また、投資戦略や税金における会計アドバイスを法的に推奨するものでもありま せん。ここに含まれる市場価格、データ、その他の情報は確かなものと考えられますが、JPMorgan Chase & Co. 及びその子会社 (以下、JPM)がその完全性や正確性を保証するものではありません。含まれる情報は通知なしに変更されることがあります。過去 のパフォーマンスは将来のリターンを示唆するものではありません。本資料に含まれる発行体の金融商品について、JPM やその従 業員がロング・ショート両方を含めてポジションを持ったり、売買を行ったり、またはマーケットメークを行ったりすることがあり、 また、発行体の引受人、プレースメント・エージェンシー、アドバイザー、または貸主になっている可能性もあります。 米国の J.P. Morgan Securities LLC(ここでは「JPMSLLC」と呼びます) (「指数スポンサー」)は、指数に関する証券、金融商品ま たは取引(ここでは「プロダクト」と呼びます)についての援助、保障または販売促進を行いません。証券或いは金融商品全般、 或いは特にプロダクトへの投資の推奨について、また金融市場における投資機会を指数に連動させる或いはそれを目的とする推奨 の可否について、指数スポンサーは一切の表明または保証、或いは伝達または示唆を行なうものではありません。指数スポンサー はプロダクトについての管理、マーケティング、トレーディングに関する義務または法的責任を負いません。指数は信用できると 考えられる情報によって算出されていますが、その完全性や正確性、また指数に付随する情報について保証するものではありません。 指数は指数スポンサーが保有する財産であり、その財産権はすべて指数スポンサーに帰属します。 JPMSLLC は NASD, NYSE, SIPC の会員です。JPMorgan は JP Morgan Chase Bank, NA, JPSI, J.P. Morgan Securities PLC.、 またはその関係会社が投資銀行業務を行う際に使用する名称です。 (出所:株式会社野村総合研究所、Citigroup Index LLC 他) 11 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 11 2016/10/27 14:37:55 換金の申込不可日について 販売会社の営業日であっても、下記の条件のいずれかに該当する日(申込不可日といいます。)には、換金の 申込みはできません。 ●申込日当日が、イスラム暦およびアラブ諸国の休日等をもとに、換金の申込みの受付けを行なわないもの として委託者が指定する日の場合 イスラム暦に基づく休日は必ずしも予め日付が確定しておらず、委託者が指定する換金の申込不可日は 直前に追加される可能性があります。 ●申込日当日が、金曜日の場合 ●申込日当日が、ロンドンの銀行の休業日と同日の場合 なお、委託者のホームページ等にて、委託者が知り得る直近の情報に基づいて指定した申込不可日をご案内し ておりますのでご参照ください。 交付_90001_132026_20161017_初校_野村アラビアン・ファンド_650559.indd 15 2016/10/27 14:37:55
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