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News Release
2012 年 2 月 29 日
アフリカ開発銀行、日本の投資家向け「教育支援債」を発行
アフリカ開発銀行(以下「AfDB」、格付Moody’s: Aaa / S&P: AAA/Fitch: AAA*
(無登録格付)) は、アフリカ各国における教育関連プロジェクトを支援するための債
券「教育支援債」を、下記の販売会社を通じて日本の投資家向けに販売致します。
<販売会社>
東海東京証券、西村証券、播陽証券、楽天証券(以上50音順)
今回発行される債券は、期間約3年のトルコ・リラ建利付債券、期間約5年のブラジ
ル・レアル建ディスカウント債、及び期間約5年の南アフリカ・ランド建ディスカウ
ント債で、HSBC証券がアレンジャーを務めました。
「教育支援債」は、教育分野に資金使途を特定した債券であり、本債券の発行によ
り調達された資金を、教育関連プロジェクトへの貸付に充当し、経済的かつ社会的
な発展を促進するように最大限の努力をします。
AfDBのアフリカ大陸における活動は、持続的かつ公平な経済発展を実現させる上で
重要な役割を果たしています。教育分野では(1)当該国の中核的研究機関にて勤務
することとなる人的資本(科学者、エンジニア、研究者、医者など)を形成するた
めの高等教育・科学技術(HEST)、そして(2)生産部門における熟練労働条件を満
たすため、技術・職業教育訓練(TVET)に注力しています。社会分野(教育、健康
など)への投資は、アフリカ諸国がミレニアム開発目標(MDGs)を達成する上で
欠かせない支援形態の一つであり、結果としてアフリカにおける社会の発展及び貧
困削減に寄与するものと考えられます。
投資家の皆様は、本債券購入を通じてアフリカの地で生活する子どもや若者たちの
将来を応援し、間接的に支援することができます。
* 無登録格付に関しては、「無登録格付に関する説明書」をご覧ください。
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This information is issued by
HSBC SECURITIES (JAPAN) Limited
Tokyo Branch:
HSBC Building, 11-1, Nihonbashi 3-chome, Chuo-ku, Tokyo 103-0027, JAPAN
Web: www.hsbc.co.jp
Registered in England: number 1997376
アフリカ開発銀行、日本の投資家向け「教育支援債」を発行/2
【商品・売出概要】
トルコ・リラ建利付債(期間約3年)
売出価格:額面金額の100.00% 最小券面:TRY10,000
売出期間:2012年3月1日∼3月28日 利率:6.29%(税引前)
発行日:2012年3月29日 受渡日:2012年3月30日
償還日:2015年3月26日 利払日:毎年3月及び9月の26日
ブラジル・レアル建ディスカウント債(期間約5年)
売出価格:額面金額の79.50% 最小券面:BRL10,000
売出期間:2012年3月1日∼3月27日 利率:0.5%(税引前)
発行日:2012年3月28日 受渡日:2012年3月29日
償還日:2017年3月29日 利払日:毎年3月及び9月の29日
南アフリカ・ランド建ディスカウント債(期間約5年)
売出価格:額面金額の79.10% 最小券面:ZAR10,000
売出期間:2012年3月1日∼3月27日 利率:0.5%(税引前)
発行日:2012年3月28日 受渡日:2012年3月29日
償還日:2017年3月29日 利払日:毎年3月及び9月の29日
アフリカ開発銀行
アフリカ開発銀行は、1964 年にアフリカ大陸の経済および社会的発展を目的として設立された多国
間開発銀行で、アフリカ大陸の全 53 ヶ国とヨーロッパ、南北アメリカ、中東および日本を含むアジ
アの 24 ヶ国から構成されています。
HSBC グループ
HSBC グループの持株会社である HSBC ホールディングス plc は英国に本部を置いています。HSBC
グループは、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、アメリカ大陸、中東、アフリカにまたがる 85 の国と
地域に約 7,200 の拠点を擁し、2011 年 12 月末現在 2 兆 5,555 億米ドルの総資産を持つ世界有数の金
融グループです。
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アフリカ開発銀行、日本の投資家向け「教育支援債」を発行/3
<外貨建て債券のリスク>
価格変動リスク:本債券の価格は、金利水準や為替相場の変動、発行体等の信用状
況の変化により上下しますので、償還前に中途売却する場合には、投資完本を下回
るリスクがあります。券面額を大幅に割り引いて発行される本債券の市場価格は、
金利の一般的な変動に関連して、より変動する傾向にあります。
為替リスク:本債券の中途売却、償還等にあたり、外貨を円貨に交換する場合、適
用される為替相場の変動により、最終的な受取円貨金額が投資元本を下回るリスク
があります。
信用リスク:発行体等の財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に
より、投資元本を下回ったり、元利金の支払いが遅延、ないし不履行となるリスク
があります。
カントリーリスク:発行体の所在国および通貨発行国の国情の変化(政治、
経済、取引規制等)により、投資元本を下回ったり、途中売却ができなくなるリス
クがあります。
流動性リスク:中途売却の場合、取引市場が十分に整備されていない、或い
は取引量が少ない等の理由により、売却価格が投資元本を下回ったり、売却
そのものができないリスクがあります。
<手数料等について>
本債券のお取引に当たっての手数料は、販売会社ごとに異なります。販売証
券会社に直接お問合せください。また、本債券の売買等にあたり、円貨と外貨を交
換する場合、特定の定めのない限り外国為替市場の動向をふまえて販売証券会社が
決定した為替レートによるものとします。
<その他留意事項>
※ お申込みの際は必ず、販売会社より交付される契約締結前交付書面および目論見
書を十分読み、その内容をご確認下さい。
※ 本債券の価格情報等については、販売会社にお問い合わせください。
※ 本債券は国外で発行される外貨建て債券であるため、国外の保管機関で保管され
ており、現地の振替制度等により譲渡の制限が課される場合があります。
HSBC 証券会社東京支店(エイチ・エス・ビー・シー・セキュリティーズ・ジャパ
ン・リミテッド)金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第212号
加入協会:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会
アフリカ開発銀行、日本の投資家向け「教育支援債」を発行/4
無登録格付に関する説明書
【スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ】
○登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整
備義務、③格付対象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公
衆縦覧等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受
けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。
○格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称:スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下「S&P」と称しま
す。)
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号:
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第5号)
○信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホームページ
(http://www.standardandpoors.com/home/jp/jp)の「ライブラリ・規制関連」の「無登録格付け情報」
(http://www.standardandpoors.com/ratings/unregistered/jp/jp)に掲載されております。
○信用格付の前提、意義及び限界について
S&P の信用格付は、発行体または特定の債務の将来の信用力に関する現時点における意見であり、利息や元本が
予定通り支払われることを保証するものではありません。また、信用格付は、証券の購入、売却または保有を推
奨するものでなく、債務の市場流動性や流通市場での価格を示すものでもありません。
信用格付は、業績や外部環境の変化、裏付け資産のパフォーマンスやカウンターパーティの信用力変化など、さ
まざまな要因により変動する可能性があります。
S&P は、品質および量により信頼しうると判断した情報を利用して格付分析を行っております。しかしながら、
S&P は、提供された情報について、監査・デュー・デリジュエンスまたは独自の検証を行っておらず、また、格
付および格付付与に利用した情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではありません。
この情報は、平成 24 年 2 月 1 日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全
性を当社が保証するものではありません。詳しくは上記スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式
会社のホームページをご覧ください。
【ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク】
○登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整
備義務、③格付対象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公
衆縦覧等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受
けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。
○格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称:ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(以下「ムーディーズ」と称しま
す。)
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号:ムーディーズ・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第2
号)
○信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページ(ムーディーズ日本語ホームページ
(http://www.moodys.co.jp)の「信用格付事業」をクリックした後に表示されるページ)にある「無登録業者の
格付の利用」欄の「無登録格付説明関連」に掲載されております。
○信用格付の前提、意義及び限界について
ムーディーズの信用格付は、事業体、与信契約、債務又は債務類似証券の将来の相対的信用リスクについての、
現時点の意見です。ムーディーズは、信用リスクを、事業体が契約上・財務上の義務を期日に履行できないリス
ク及びデフォルト事由が発生した場合に見込まれるあらゆる種類の財産的損失と定義しています。信用格付は、
流動性リスク、市場リスク、価格変動性及びその他のリスクについて言及するものではありません。また、信用
格付は、投資又は財務に関する助言を構成するものではなく、特定の証券の購入、売却、又は保有を推奨するも
のではありません。ムーディーズは、いかなる形式又は方法によっても、これらの格付若しくはその他の意見又
は情報の正確性、適時性、完全性、商品性及び特定の目的への適合性について、明示的、黙示的を問わず、いか
なる保証も行っていません。
アフリカ開発銀行、日本の投資家向け「教育支援債」を発行/5
ムーディーズは、信用格付に関する信用評価を、発行体から取得した情報、公表情報を基礎として行っておりま
す。ムーディーズは、これらの情報が十分な品質を有し、またその情報源がムーディーズにとって信頼できると
考えられるものであることを確保するため、全ての必要な措置を講じています。しかし、ムーディーズは監査を
行う者ではなく、格付の過程で受領した情報の正確性及び有効性について常に独自の検証を行うことはできませ
ん。
この情報は、平成 24 年 2 月 1 日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全
性を当社が保証するものではありません。詳しくは上記ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページをご覧
ください。
【フィッチ・レーティングス】
○登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整
備義務、③格付対象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公
衆縦覧等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受
けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。
○格付会社の呼称について
格付会社の呼称:フィッチ・レーティングス(以下「フィッチ」と称します。)
○信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
フィッチのホームページ(http://www.fitchratings.co.jp)の「規制関連」セクションにある「格付方針等の概要」
に掲載されております。
○信用格付の前提、意義及び限界について
フィッチの格付は、所定の格付基準・手法に基づく意見です。格付はそれ自体が事実を表すものではなく、正確
又は不正確であると表現し得ません。信用格付は、信用リスク以外のリスクを直接の対象とはせず、格付対象証
券の市場価格の妥当性又は市場流動性について意見を述べるものではありません。格付はリスクの相対的評価で
あるため、同一カテゴリーの格付が付与されたとしても、リスクの微妙な差異は必ずしも十分に反映されない場
合もあります。信用格付はデフォルトする蓋然性の相対的序列に関する意見であり、特定のデフォルト確率を予
測する指標ではありません。
フィッチは、格付の付与・維持において、発行体等信頼に足ると判断する情報源から入手する事実情報に依拠し
ており、所定の格付方法に則り、かかる情報に関する調査及び当該証券について又は当該法域において利用でき
る場合は独立した情報源による検証を、合理的な範囲で行いますが、格付に関して依拠する全情報又はその使用
結果に対する正確性、完全性、適時性が保証されるものではありません。ある情報が虚偽又は不当表示を含むこ
とが判明した場合、当該情報に関連した格付は適切でない場合があります。また、格付は、現時点の事実の検証
にもかかわらず、格付付与又は据置時に予想されない将来の事象や状況に影響されることがあります。
この情報は、平成24年2月1日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を
当社が保証するものではありません。詳しくは上記フィッチのホームページをご覧ください。
以上