2月 27日 第 8回 よる電信 放送 電波法規 C ウ・ 補足的特 性 講 師 ` 8。 1 電話 (2) 船 山 修 蔵 a b ァマチ ュ ア局 の 無線設備 の電気的設備,す なわち電波を送 るための送信設備 (送 信装置 と送信空中 ・轟 拳ト 線系)ま たは電波を受け るための受信設備 (受 信機 と受信空中線系)で あ (な し) 単側波帯 ① 低減搬送 波 の もの ② 全搬送波 の もの ③ 抑圧 搬送波 の もの A H J 無線設備 とは無線電信,無 線電話その他,電 波を送 りまたは受けるた め 記号 両側波帯 (2)発 射電波 の質 の条件 る。電波を有効かつ能率的に使用するためには,無 線設備 の性能がよく , 質 のよい電波を発射 しなければならない。 このためには,無 線設備 の機能 電波 の質 とは,一 般 に発射 され る電波の正確 の度合,な らびに不必要な お よび無線設備 に付属す る設備 について,一 定 の技術基準を定 めこれを遵 電波 の発射,お よびその強度等か らみた場合の電波 の品質 であって,周 波 守 させ ることが必要 である。 数 の偏差,層 J波 数の幅,な らびに高調波,低 調波および寄生発射 の強度の 8.2 三つの要素 によって定められ る。現在 の技術段階 においては,電 波を発射 発射電波の質の条件 した場合,周 波数の偏差等を完全 にな くす ことは不可能 であるのでこれ ら (1)電 波 の型式 の ものについて,許 容 できる限度を定めて電波 の品質を定めることとして 電波 の主搬送波を変調 の型式,伝 送 の型式および補足的特性 によって分 いる。 類 しこれを総合的に記号 で表わ したものを電波の型式 とい う。電信級お よ ア・ 周波数の許容偏差 お りである。 (設 備第 4条 の 2) 周波数の許容偏差 とは,特 定 の電波を発射 した場合に,そ の周波数に許 ア・ 主搬送波 の変調 の 型式 a b C 振幅変調 周波数 (ま たは位相)変 調 パ ルス変調 詩AFP び電話級 のアマチュア無線技士 に必要 と思われ るものをあげれば,次 めと され る最大 の偏差 (ず れ)で あって,こ の偏差は,周 波数帯別,無 線局 の 種 類別および空中線電力別によって定 められ百万分率,ま たは 1秒 間 ごと のサイクル数で表わされ る。 アマチ ュア局 における周波数の許容偏差は , 次 の とお りである。 (設 備第 5条 ) イ・ 伝送 の型式 許容 偏差 (百 万分率 ) a ・ D 1,6o5kcを こぇ 変調用可聴周波数を使用 しない電信 1若 しくは 2以 上の変調用可聴周波数の電けん開閉操作,変 調波 の電けん開閉操作 (特 別 の場合 には電けん操作をしない変調波)に や 4Mcを こぇ 29。 7Mcz2こ え 4,000kc以 下 29.7Mc以 下 100MC以 下 8.3 囲 IW愁 百篤 (1)空 中線電 力の意義 470Mcを こえ loGc以 下 loGcを こえ 40 Gc以 下 空 中線電 力 とは,送 信機 か ら空 中線 系 の給電線 に供給 され る電 力 で あ っ て,尖 頭電 力,平 均電 力,搬 送波電 力 または規 格電 力 のいずれ かで イ.占 有周波数帯幅 の許容値 表わ さ れ る。 a 占有周波数帯幅 とは,発 射 の占有す る周波数帯幅 のことで,通 常 の場合 全発射電力の99%を 含む周波数帯 の幅をい う。 アマチュア局 の発射電波 に 許容 され る占有周波数帯幅は,次 の とお りである。 (設 備第 6条 ) 電 波 の 型 式 空 中線電力 畿 ヽ 100kc以 上 の周波数 通│lfb動 作状態 におい て,変 調包絡線 の最高尖頭におけ る無線 周 波数 1サ イクルの 間 に送信機か ら空 中線 系 の給電線 に供給 され る 平均 の電 力。 b 占有周波数帯幅の許容値 尖頭電 力 / 平均電 力 通常 の動作 中の送信機 か ら空 中線 系 の給電線 に供給 され る電 力であ って,変 調におい て用 い られ る最低周波数 の周期 に比較 して , じゅ うぶ ん長 い 時間 (通 常平均 の電 力が 最大 で あ る約 10分 の 1秒 間)に わ た って平均 された もの。 /C 搬送 波電 力 変調 の な い状態 にお け る無線周波数 1サ ィクルの 間 に 送信機か ら,空 中穆 系 の給電線 に供給 され る平均 の電 力。 d ウ.ス プ リアス発射 の強度 の許容値 スプ リアス発射 とは,必 要周波数帯外における1ま たは 2以 上の周波数 の電波の発射 であって,高 調波発射,低 調波発 ,寄 生発 射 射等を含めてい る。 アマ ュア局 のスプ リアス発射 の強度 の許容値は ,次 の と お りで あ 言 る。 (設 備第 7条 ) 基 本 周 波 数 のスプリ 周波数ごと アス 発 射 総軍婚醤 労稔皐寒稽 301石 c上人¬ ド 終段 真空管 の使用状態 にお け る出力規格 の値。 (2)空 中線電 力 の表示 空中線電力は送信設備に使用する電波の型式に応 じて,次 のような電力 をもって表示される。 (施 行第 4条 の 4) 雫 波 の 型 式 Al 1 l 空 中線電 力 尖頭電 力 :言 │ド K誌]踪 帽 縄 衛 亀? 薬 韻 霞 究 │み 30Mに を こえ 54Mc以 下 470Mcこ ぇ もの っ 規格電 力 1基 本周波数 の平均電力 Iり 40デ シベル低 い僣 ただ し,次 に掲げ る送信設備 の空中線は,規 格電力をもって表示 され る。 置お よび,こ れに付加する装置であ って,次 の条件 に適合 しなければなら ない。 ア。500Mc以 下 の周波数 の電波を使用す る送信設備であって, 1ワ ッ ト 以下 の出力規格 の真空管を使用す るもの。 ア・ 周波数 の安定 のための条件 (設 備第15条 ) a イ・ 尖頭電力,平 均電力または搬送電力を測定することが困 難 で あ る か,ま たは必要がない送信設備。 周波数をその許容偏差内に,維 持するため送信装置はで きる り 限 , 電源電圧,ま たは負荷 の変化によって発振周波数に影響を与えないもので (3)空 中線電力の許容偏差 なければならないこと。 空中線電力の許容偏差 とは,実 際に電波を発射す るとき,送 信設備を最 b 僣 に″ 周波数をその許容偏差 内に維持す るため,発 振回路の方式はできる 良 の状態に調整 して空中線電力がその無線局 に指定 さだた,空 中線電力に 限 り外囲の温度,■ しくは湿度 の変化 によって影響を受けない ものでなけ 対 して許 され る偏差 の限度 であ り,ア マチュア局 の空中線電力の許容偏差 ればな らない と。 手 C 移動するアマチュア局 の送信装置は,実 際上お こ り得 る振動 または 衝撃 によって も,周 波数をその許容偏差 内に維持するものでなければなら ないこと。 は上限20パ ーセ ン トである。 例題14 A3電 波を使用す るアマチュア局 の 発射電波 に 許 され る周波数 帯 の値 はい くらか。 例題 15 7,oookcか ら 7,100kcま での周波数帯でアマチ ュア局 の使用す (2)通 信速度 の条件 アマチュア局 の送信装置は,通 常使用する通信速度で,で きる り 限 安定 に動作するものでなければな らない。 る電波 の周波数 の許容偏差はい くらか。 例題 16 アマチュア局 において,空 中線電力の許容偏差は上限は何パ ー セ ン トか。 (3)送 信空中線 の型式および構成 の条件 次 の電波 を使用す るア マ チ ュア局 の空 中線電 力は,原 則 と して ② ③ 8。 Al電 波 A2電 波 A3電 波 4 送信設備 の条件 D , 何 で表示 してい るか。 ① ンa 例題 17 (設 備第17条 ) ‐ C ` ‐ _ 空中線の利得および能率が なるべ く大であること。 整合が十分であること。 満足な指向特性 が得 られ ること。 例題 18 ァマォ ュア局 において,周 波数をその許容偏差内に維持す るた めに送信装置は,で きる限 りどんな条件を備えていなければな らないか 。 8.5 て ① 送信設備は,送 信装置 と送信空 中線 系 とか らな る電波 を送 る設備 で あ っ 受信設備の条件 受信設備 とぃ電波を受けるための電気的設備であって,無 線局 の受信設 そ の一 般的 な条件 は,次 の とお りであ る。 送信装置 の条件 (設 備第20条 ) 備ばか りでな く,ラ ジオ受信機など一切の送信機が含 まれ る。 これ らの受 信設備は,次 の条件 に適合 しなければならない。 ● 送信装置は,無 線通信の送信 のための,高 周波 エ ネルギTを 発生す る装 (1)副 次的に発す る電波などの限度 に関す る条件 (設 備第24条 ) ″ " ,・ ニ ユ: : 型 受信設備は,:そ の副次的に発する電波または高角波電流が,次 の限度を こえて,他 の無線設備の機能に支障を与えるものであってはならない。 a 受信空中線から輻射される電波の強さが, 輻 射 される位置から 1.8キ ロメー トルの距離において,毎 メー トル0。 3マ イタロボル ト以下であ 第15条 )。 ア0電 波法 の罪を犯 し,罰 金以上 の刑 に処せ られ,そ の執行を終 りまた , , ること。 b 受信空 中線 と電気的常数 の等 しい擬似空 中線 を使用 して測定 した場 (2)受 信設備 の性能 に関す る条件 a b C d ウ.精 神病者または耳 の きこえない者,日 の きけない者,も しくは 目の 見えない者。 工・ その他 ノ い身 に著 しい欠陥があ って,無 線従事者に適 しない者。 (設 備第25条 )│ ただし,ア 内部雑音が小 さい こ と。 および ィ に該当する者であっても,宣 誓書証明書等の資 感度が十 分 で あ ること。 料に照し,ま だkそ の他の方法にょり改 しゆんの情が顕著であるか,ま た 選択度が適正 で あ ること。 はその他情状 しやくlitの 余地がある者については,免 許を与えることがで 了解度 が 十分 で あ ること。 きる。 また電話級 アマチ ュア無線技士 については,日 の見えない者 に該当 すると認められ る者 で も,免 許が与 えられる。 (3)受 信空 中線 の条件 送信空 中線 の条件 と同 じで あ る。 8。 。 例題 19 受信空中線 か らふ く射 され る電波 の強 さは,ふ く射す る位置か ら 1.8キ ロメー トルの距離で,ど の程度 であればよろしいか: 6 8。 6。 はその執行 を受け ることがな くなった 日から 2年 を経過 しない者。 イ・ 無線従事者 の免許を取 り消 され,竹 の 日か ら 2年 を経過 しない者σ │ 合 は,そ の 回路 の電 力 が,4,oooマ イク ロヤ イク ロ ヮ ッ ト以下 で あ ること。 8。 次 の事項 に該当す る者 には,免 許は与 えられない。 (法 第42条 ,従 事者 1 ァマチ ュア局の無線従事‐ 者 7 無線従事者の免許証 郵政大臣は,無 線従事者の免許を与 えた ときは,免 許証を交付す る。 こ の免許証 の取 り扱 につい ては,次 のよ うに規定 されてい る。 ´ (1ア 免許証 の携帯 無線従事者は,そ の業務 に従事 しているときは,免 許証を携帯 していな 無線従事者の免許の付与 (1)無 線従事者 となるべ き条件 ければならない。 (施 行第38条 第 6項 ) 無線従事者とは;無 線設備の操作を行なう者であらて,垂 大臣の免許 を受けた者すなわち,無 線設備の操作を行なぅ能力がある者`政 として,郵 政 (2)免 許証 を失 った場合 の届け出 大臣から免許を与えられた者をい う。 この無線従事者 となるためにはぅ無 政大臣に届け出なければならない。 10日 以内にその届け出がで きなか った 線従事者の資格別に行なう,無 線従事者国家試験に合格 し,合 格の白か ら 三カ月以内に,無:線 従事者免許申請書に,所 定の書類を添えて郵政大臣に 提出し,免 許を受けなければならないょ (法 第41条 ) (2)免 許の欠格事由 : 1 ■ l.:: ::ヽ _ ‐ 1 1 : ‐ 無線従事者が免許証を失 った ときは,所 定 の様式により,10日 以内に郵 場合は,そ の届書 に,遅 れた理 由を記載 した理 由書を添えて提出 しなけれ ばならない。 (従 事者第17条 ) (0 免許証 の訂正 無線従事者が,本 籍 の都道府県または氏名を変更 した場合は,無 線従事 % 9ア ==― ‐ 豊 量 ゴ 〆 著免許証訂正 申請書 に,所 定 の書類を添えて郵政大臣に提出 し,免 許証 の 言正を受けなければならない。 なお,免 許証 の訂正にかえて,免 許証 の再 ]・ 交付を受け ることができる。 この場合 においては,免 許証 の再交付 の申請 を行なわなければならない。 (従 事者第18条 ) (4)免 許証 の再交付 無線従事者は,免 許証 をよごした り破 った り;ま たは失 ったために再交 付 の申請 をしようとす るときは,無 線従事者免許証再交付申請書 に,次 に 掲 げる書類を添えて郵政大臣に提出 し,免 許証の再交付ど受ける ことがで きる。 (従 事者第1_9条 ) ア・ 免許証をよごした りまたは破 ったため,再 交付 の申請 をする場合 a b 免許証 写真 2枚 ウ。免許証 の訂正に代えて再交付 を申請す る場合 免許証 b 写真 2枚 C 8 ァマチ ュア無線技士の 無線 設備の 操作 範囲 く1)電 信級 ア マ チ ュア無線技士 の操作 範 囲 ア マ チ ュア無線局 の空 中線電 力10ヮ ッ ト以下 の 無信電 信 で,21メ ガサ ィ クル以上,ま たは, 8メ ガサ ィクル以下 の周波数 の 電波 を使用 す るものの 操作 。 (2)電 話級 ア 了 チ ュァ無線技士 の操 作範 囲 アマ チ ュア無線局 の,空 中線電 力10ヮ ッ ト 以下 の無線電話 で,21メ ガサ イ クル以上 または, 8メ ガサィ クル以 下 の周波数の 電波 を使用 す る ものの 操 作。 例題 20 電話級 ア マ チ ュア無線技士が操作 で きる無線設 備 の 範囲 につ い て 述バ よ。 写真 2枚 イ・ 免許証を失 ったために,再 交付 の申請をす る場合 a .8。 戸籍抄本 (3)免 許証 の返納 次 の場合は,免 許証を返納 しなければならない。 (従 事者第20条 ) ア・ 無線従事者が免許の取 り消 の処分 を受けた ときは,そ の処分 を受け た 日から10日 以内に,免 許証を返納 しなければならない。 イ.無 線従事者が免許証を失 らて,再 交付を受けた後 に,失 った免許証 れ ばならない。 範囲 につ い て述 べ よ。 例題 22 ァ マ チ ュア局 の無線 従事 者 が,そ の免 許証 を失 った と きは ,ど うす るか。 例題 23 無線 従事 者 が,そ の無線従 事者免 許証 に記載 して ある,本 籍 の 都 道府県 や氏 名 に変更 を生 じた ときは ど うすれ ば よいか。 例題 24 無線 従事 者 が,そ の免 許証 を返 納 しな けれ ばな らないのは,ど ん な場合 か。 例題25 無線従事者が,無 線従事者免許証をよごした り ,ま たは破 った したため再交付申請をしょ ぅとするときは ,ど んな手続をす れ ば ょ ぃ り か を発見 した ときは,発 見 した 日か ら10日 以内に発見 した免許証 を届けなけ 例題 21 電信級 ア マ チ ュア無線技士が,操 作 で きる無線設 備 の ウ.無 線従事者が死亡 した ときは,戸 籍法 で定 める死亡の届 け出義務者 が , 1カ 月以内にその免許証を返納 しなければならない。 工◆無線従事者が,失 そ う宣告を受けた ときは,戸 籍法 で定 める失そ う 宣 告の届け出義務者が, 1カ 月以内にその免許証を返納 しなければならな ‐ い。 % " 3月 6日 第 9回 あ るときに,人 命 の救助,災 害 の救援,交 通通信の確保,ま たは秩序 の維 放送 ) 持́ のために行なわれ る無線通信をい う。 電 波法規 e (3) 講 師 9。 1 船 山 修 士 無線機器の試験または調整 をするために行な う通信 蔵 g h ● アマチ ュア局の運用 ア マ チ ュア局 の運用 とは,ア マ チ ュア局 の 目的すなわち,ア マ チ ュア業 i j ● h"= 務 を行 な うことをい う。 ア マ チ ュア局 の運用 を円滑 に,か つ合 理的 に行 な , うために,運 用方法 につい てい ろい ろの規定 が定 め られ てい る。 9.2 放送 の受信 電波 の規正に関する通信 非常通信 の訓練 のために行な う通信 水防法 の規定 による通信 人命 の救助は たは人の生命,身 体 もしくは財産に重大な危害をおよ ゴす犯罪の捜査,も しくはこれ らの犯罪の現行犯人,も しくは被疑者の逮 鋒 アマチ ュ ア局 の 運用 の 原則 ・ 捕 に関 し,急 を要する通信 (他 の電気通信系統 によっては,当 該通信の 目 ア マ チ ュア局 を運用す る場合,守 らなけれ ばな らな い基本的 な原 則は ,, 約 を達す ることが困難である場合 に限 る。 ) 次 の とお りである。 (2)指 定 された周波数以外の使用等 の禁止 (1)ア マ チ ュア局 の免許状 に記載 された 目的 な どの運用 アマチュア局 を運用する場合 においては,無 線設備 の設置場所,呼 出符 ア マ チ ュア局 は,免 許状 に記載 された 目的,ま たは通 信事項 の範 囲を こⅢ 号または呼出名称,電 波の型式,周 波数,発 振 および変調の方式,な らび え て運用 してはな らない。 この範囲 を こえて運用 した ものは 1年 以下 の得 に空中線 の型式および構成は,免 許状 に記載 された ところによらなければ 役 ,ま たは 5万 円以下 の 罰金 に処 され る。 ただ し,次 の通信 につい ては, ならない。従 って免許状 の記載事項以外 の ものを使用 した者は, 1年 以下 目的外 の運用 が 認 め られ てい る。 (法 第52条 ,施 行第37条 ,法 第 11条 ) a の 懲役 または 5万 円以下 の罰金 に処せ られる。 ただ し,遭 難通信 を行な う 遭難通信 (船 舶,ま たは航空機 が重大 か つ急迫 の危険 に陥 った場 合 1場 に,遭 難信号 を前 置 して行 な う無線通信 をい う。 ) b ,(3)空 中線電力の使用条件 緊急通信 (船 舶 ,ま たは航空機 が重大 か つ急迫 の危険 に陥 るおそれ がある場合,そ の他緊急の事態が発生した場合に,緊 急信号を前置して行 : 安全通信 (船 舶 ,ま たは航空機 の航行 に対す る重大 な危険 を予防 す るために,安 全信号 を前置 して行 な う無線通信 をい う。) d 非常通信 (地 震,台 風 ,洪 水 ,津 波 ,雪 害,火 災,暴 動,そ の他ブト 常 の事態 が発生 し,ま たは発生す るおそれが ある場 合 において,有 線通 信 ゛ を利用す るこ とがで きないが,ま たは これ を利用す ることが著 しく困難 で θ ノ θ ‐ アマチュア局 を運用する場合 においては,空 中線電力は,免 許状 に記載 されたものの範囲内で通信を行な うため必要最小 の ものでなければならな い 。従 って この範囲 を こえて通信を行なった者は, 1年 以下 の懲役 または ,5万 円以下の罰金に処せ られる。 ただ し遭難通信を行な う場合 は,こ の限 りではない。 (法 第54条 ,法 第110条 ) 4)混 信および妨害 の防止 く アマチュア局 は,他 の無線局 にその運用を阻害するような混信,そ の他 ノ θノ ︲︲ ︲ ︱ ︲ ﹁ ︲ づ J ﹁ 1 ﹁ , た ﹁ ﹁ 一 ﹁ ﹁ ﹁ . . ﹁ . / . ﹁ 一 . な う無線通信 をい う。) C 合 はこの限 りではない。 (法 第53条 ,法 110条 ) い ただ し,・ 遭難 通信, 周波数による電波 の発射 を中止 しなけれ ばならな 。 は,こ の限 りでない。 緊急通信,安 全通信 または,非 常通信 を行な う場合 あ妨害を与えなぃように運用しなければならない。ただし,遭 難通信,緊 の りではない。 急通信,安 全通信,お よび非常通信を行なう場合は,こ 限 (運 用第 258条 ) (法 第56条 ) (3)ア マチュア局 の送信に禁止され る通報 のであってはなら アマチ ュア局 の送信す る通報は,他 人の依頼 によるも (5)擬 似空 中線 回路 の使 用 ため に ア マ チ ュア局 は,無 線設備 の機器 の試験 :ま たは,調 整 を行 な う ばな らない。 運用す る ときは,な るべ く擬似空 中線 回路 を使用 しなけれ ない。 (運 用第259条 ) (4)ア マチュア局の無線設備の操作 で アマチ ュア局の無線設備の操作 を行なう者は,免 許人 (免 許人が社団 261条 ) ある場合は,そ の構成員)以 外の者であってはならない。 (運 用第 (法 第57条 ) (b)暗 語 の使用 の禁止 い アをチ ュア局のお こな う通信には 暗語 を使用 してはいけな 。 (法 第 : , 9。 58条 ) (7)無 線通信の秘密 の保護 に して行 何人も法律に別段 の定 めがある場合 を除 えて,特 定 の相手方 対 に らし,ま なわれ る無線通信 を傍受 して,そ の存在 もしくは内容を他入 漏 : たは,こ れを窃用 してはならない。無線通信 の秘密 を犯 した者は,1年 以下 の懲役 または,5万 円以下 の罰金に処せ られ,ま た無線通信 の業務 に従事す は る者が,そ の業務に関 し,矢 口り得た事項 について秘密 を犯 した場合 , 2 年以下の懲役,ま たは '10万 条) 9。 円以下の罰金に処される。(法 第59条,第 b9' 3 アマチュア局に対す る運用の特則 l (1)ア マチニア局 の発射制限 ヽ アマチュア局 においては,そ の発射の 占有す る周波数帯幅 に含 まれ てし るいかなるエ ネル ギーの発射 も,そ の局 が動作す る ことを許 された周波数 257条 ) 帯 か ら,逸 脱 してはならない ことになっている。 (運 用第 (2)ア マチュア局の電波 の発射 の 中止 アマチュア局は,自 局 の発射す る電波が,他 の無線局 の運用 または,放 送 の受信 に支障 を与え,も しくは与 える虞があるときは,す みやかに当該 プ θ2 4 無線通信の方法 アマチ ュア局 の無線通信は,一 般通信方法 と,ア マチェア局 の通信方法 る および,固 定業務 の局 の通信方法 を,適 用 して行な うことになってい 。 の方法 が なお無線電話通信 の方法 については,原 則 として,無 線電信通信 運用 され ることになっている。 14条 ) (1)無 線通信 を行な う場合 の原 lll(運 用第10条 ∼第 。 ア.必 要 のない無線通信は,こ れを行 なってはならない。 でなければならない。 ビ仁 無線通信に使用する用語 は,で きる限 り簡潔 を このために,無 線電信通信 においては,Q略 語その他 の業務用略符号 , が れぞれ定 められ また無線電話通信 においては,無 線電話通信用略語 ,そ い ことと てお り,こ れ らの略符号 と同意義 の他 の語辞 を使用 してはならな よび無 の なっている。 なお無線電話通信 には,無 線電信通信用 略符号,お ,る 線電話通信用 の通話表を使用す る ことがで き 。 し ウ.無 線通信 を行な うときは,自 局 の呼出符号,ま たは呼出名称 を付 て,そ の出所 を明らかに しなけれ ばならないざ 工.無 線通信は正確に行なうものとし,通 信上の誤 りを知ったときは , 直ちに訂正しなければならない。 ′ θ多 オ.無 線通信による通信には,モ ールス符号を用 いなければな らない い ,こ れ に よって も,な お応 答 が ない ときは,15分 (他 の通信 に 混信 を与 (2)通 信方法 ア.発 射前 の措置 え るおそれがない と認 め るときは, アマチュア局 は,相 手局 に呼び出そ うとす る と き は,電 波を発射す る前 に,受 信機を最良の感度 に調整 し,自 局 の発射 しよ d う とする電波 の周波数,そ の他必要 と認める周波数によって聴守 し,他 の ρ 通信 に混信を与えない ことを確かめなければならない。 ただ し,遭 難通信 絆 卜> などからして,他 の通信に混信を与えない場合は,こ の限りでは な い。 ① 相手局 の呼 出符号 ② DE 一 括呼 出方法 アマチュア局 は,自 局 に対する呼出 しを受信 した ときは ,直 一般的な応答方法 無線電 信 の場合 ① 3回 以下 う 1回 3回 以下 ① 相手局 の呼 出符号 ② こち らは ③ 自局 の呼 出符号 3回 以下 ③ 1回 3回 自局 の 呼出符号 無線電 話 の場合 3回 以下 1回 1回 ① 相手局 の 呼 出符号 ② こち らは ③ 自局 の 呼出符号 3回 以下 1回 1回 応答 に際 して,直 ちに電報を受信 しよ うとす るときは,応 答事項の次に 以下 「 K」 ア マ チ ュア局 が,免 許状 に記載 され た通信 の相手方 (無 線電話 の場合「 ど うぞJ)を 送信す る。 直ち に通報を受信す ることがで きない理 由が あるときは K」 「 (無 線電 話 の場合「 ど うぞ」 )の 代わ りに,「 AS」 (無 線電話 の場合,「 しばらくお して行な う。 (運 用第127条 ) 無線電信の場合 相手局 の 呼 出符号 c)DE 無線電話の場合 で あ る無線局 を,一 括 して呼 び 出そ うとす る ときは,次 の事項 を順 次送信 待ち ください」 )お ょび分で表わす概略の待 つべ き時間を送信す る。 待つ 無線電 話 の場合 3回 ① 各局 3回 ② l・ 回 ② こちらは 1回 CI 自局 の呼出符号 3回 以下 ③ 自局 の呼出符号 3回 以下 ④ K l回 ④ どうぞ 1回 C 応答 のない ときの呼出 し 呼出 しを行なっても相手局 の応答がない ① ウ。応答 アマチュア局 が相手局 を呼び出す ときは,次 の事項 無線電 信 の場合 b そ の 呼出 応答は次の事項 (応 答事項)を 順次送信 して行な う。 (送 信事項)を 順次送信 して行な う。 (運 用第20条 ) 自局 の呼 出符号 てい る混信 に,混 信 を与 え る旨 の通知 を受けた ときは,た だちに a イ.呼 出 ③ ア マ チ ュア局 は,自 局 の呼 出 しが 他 のす でに行 なわれ ちに応答 しなけオ uゴ ならない。 (運 用 第 19条 の 2) 一般呼出方法 呼 出 の 中止 を 中止 しなければ な らな い。 (運 用第 22条 ) 緊急通信,安 全通信または非常通信を行な う場合,お よび電波 の伝わ り方 a 3分 )以 上 経過 した後 でな ければ再 び 呼 ││し ては な らない こセ に な ってい る。 (運 用 第 21条 ) べ き時間が 10分 以上の ときは , その理 由を簡単 に 送信 しなければならな CQ DE ときは,で きる限 り, 2分 以上の間隔をおいて更 に 2回 の呼出 し を 行 な ノ “ い。 (運 用第23条 ) b 一 括呼出 しの応答順位 一括呼出しに対す る無線局の応答は,関 係 の免許人において,あ らか じ 砕 心 め応答順位を定めてお き,呼 出 しを受けた場合は,そ の順位 に従が って応 答 しなければな らない。 (運 用第 127条 ) C 不確実な呼 出しに対す る応答 (運 用第26条 ) ノ θJ ① d アマチュア局 が,自 局 に対す る呼 出 しであることが,確 実でない呼 ① 相手局 に対 し,通 報 の反復を求め よ うとす るときは,「 RPT」 (無 出を受信 した ときは,そ の呼 出が反覆 され,か つ 自局 に対す る呼出である 線電話 の場合,「 反復」)の 次に反復す る箇所を示す。 ことが,確 実に判明す るまでは応答 しては ならない6 ② ② 送信 した通報 を,反 復 して送信す るときは,そ の通報 の各通 ごとま 自局 に対す る呼 出 しを受信 した場合 において,呼 出局 の呼 出符号が 不確実 であるときは,応 答事項 の うち ,相 手局 の呼 出符号 の代 りに FQR P たは 1連 続 ごとに「 RPT」 (無 線電話 の場合「 反復 J)を 前置 し て 行 な ' う。 ただ し 1字 もしくは 1語 ごとに反復する場合,ま たは略符号を反復す Z?」 を使用 して直ちに応答 しなければならない。 工・ 通報 の送信 a _:畿 通報 の送信方法 ぃて「 K」 る場合は,「 RPT」 の代 りに「 じ 辱ト e 呼出しに対 して応答を受けた とき ,応 答事項 につ (無 線電話 の場合,「 どうぞJ)の 送信 があった ときは,た だち l回 自局 の呼 出符号 1回 ④ 近登幸段 ④ ③ ③ DE ② ② 1回 ① ① 相手局 の呼 出符号 QSU(無 線電話の場合「 そちらは何 kCに 変 えて下 さいJ)ま たは QSW(無 線電話の場合「 そちら何 kCに 変 えて くれませんか」)も しくは QSY l回 無線電話 の場合 1回 こち らは 1回 1回 自局 の呼 出符号 相手局 の呼 出符号 I登 ⑤ 1回 ②変更 によって使用 しようとす る周波数 (ま たは型式お よび周波数)1回 ③ ?(「 QSW」 を送信 した ときに限 る) どうぞ 1回 ` でたは「 了解」を送信 し直ちに周波数 (ま たは型式および周波数)を 変更 ` す る。 なお通信状態等 によ り必要 と認めるときは,QSW(無 線電話 の場 合「 こちら何 kCに 変更 します」)お よび使用 しようとす る周波数 (ま たは 終了 し,無 線電話 の場合は,「 おわ り」を もって終了す る。 アマチュア局は,長 時間継続 して通報を送信す ると゛ 「 ) きは,10分 ごとを標準 として適 当に 「 DEJ(無 線電話 の場合「 こちらは」 誤送 の訂正 送信中において誤まった送信を した ことを知 った とき オ.送 信 の終了 通報を送信 し,他 に送信すべ き通報がない ことを,通 信す る。 は,和 文の送信 の場合は ラタ,欧 文の送信 の場合は,HHの 略符号を前置 して,正 しく送信 した適当な語字から,更 に送信 しなければ な ら な い。 型式および周波数)を 送信す る。 知 しようとす るときは,送 信 した通報 に続いて,次 に掲げ る事項を順次送 お よび 自局 の呼 出符号を送信 しなければならない。 (運 用第30条 ) C 1回 上記 の要求に応 じようとす るときは,「 R」 (無 線電話 の場合,「 OKJ 幸 段 通報は無線電信の場合は和文は「 ラタ」欧文の場合は「 AK」 を もって 長時間の送信 通信中の周波数 の変更 通信中において混信 の防止,そ の他 の必要 ① 無線電信 の場合 b を前置す る。 次 の事項を順次送信 して行な う。 (運 用第34条 ,35条 ) (運 用第29条 ) K QSZ」 によ り,使 用fE波 の型式または周波数 の変更を要求 しようとす るときは, に送信を開始す る。通報 の送信は,次 の事項を順次送信 して行な つっ ⑤ 通報 の反復 (運 用第32条 ,第 33条 ) ① り NIL(無 りませ ん」) o K(無 (運 用第31条 ) 線電話の場合,「 こちらは,そ ちらに送信す るものがあ 線電話 の場合,「 どうぞJ) ノ θノ ノ θ6 .LI`ニ の呼出符号 1回 を送信す る。 「 本 日は晴天な.り 」の連続および,自 局 す る。 (運 用第37条 ) )の 速続および 場合「 VVV」 (無 線電話の場合,「 本 国は晴天な り」 局の呼出符号の送信は,10秒 間をこえてはならない。 , 無線電信 の場 合 ① 相手局 の呼 出符号 1回 ② DE l回 ② こち らは 1回 ③ 自局 の呼 出符号 1回 ④ OKま たは了解 1回 ⑤ 最後 に受信 した 通報 の ③ 自局の呼出符号 l回 ④ R l回 ⑤ 最後に受信 した通報の :通 数または通報 の番号 1回 通数または通報 の番号 つ 例題26 アマチェア局の目的の範囲をこえて,運 用できる通信を,三 あげ よ。 の運用 ,例 題27 アマチ ュア局は,自 局 の発射す る電波 が,他 の無線局 , または放送 の受信 に支障 を与えるときは どうす るか。 r 1回 ﹂ 相 手局 の 呼 出符 号 l w 一■ 枷 ︱ ¶ル t ⋮ヽ 無線電話 の場合 ① 例題28 アギレュア局が,相 局を呼び出そうとする場合,他 の通信に混 i 1回 信 を与 え るおそれが ある ときは ど うす るか。 キ.通 信 の終了 通信が終了 した ときは,VA(無 線電話 の場合,「 さよ を発射 例題 29 ア マ チ ュア局 が送信機 の試験 や調整 をす るため に,電 波 ううなら」)を 送信す る。 (運 用第38条 ) しよ うとす るときは ,そ の前 に どんな注意 を しなけれ ばな らないか。 ク.試 験電波 の発射 (運 用第39条 ) a 発射 のための注意事項 つい て,ど の よ うな 例 題 30 電波法 で無線通信 の秘密 の保護 に 無線機器の試験 または調整 のため,電 波 の につい の 例題 31 ア マ チ ュア局 にお いて,他 人 の依頼 に よる通報 送 信 波数,お よびその他必要 と認める周波数によって聴守 して,他 の無線局 の て,無 線運用規 貝Jに は ,ど の よ うに規定 され てい るか。 ・ どうか ,明 らかで 例題 32 ア マ チ ェア局 におい て,自 局 の呼 出で あ るか 通信 に混信を与えない ことを確かめなければならない。 また試験や調整中 は,し ば しば電波 の周波数 によ り聴守を行ない,他 の無線局か ら停止の要 な い 呼 出 を受信 した ときは,ど うす れば よいか。 求がないか ど うか を,確 かめなければならない。他 の無線局 か ら停止 の要 の 者 の操作 例題 33 ア マ チ ェア局 にお い て,そ の無線設備 の免 許 人以外 求 が あれば,直 ちに電波の発射 を停止 しなければならない。 に つい て,無 線局 運用規貝Jで は ,ど の よ うに規定 してい るか。 発射 の方法 r‐ 7∼ 無線電信の場合 無線電話 の場合 EX 3回 ① 只今試験中 ② DE 1回 ② こち らは 3回 ③ 自局 の呼出符号 ③ 自局 の 呼出符号 3回 1回 3回 上記 の符号を送信 した後,さ らに 1分 間の聴守を行ない,他 の無線局か る 例題34 無線電話によって,免 許状に記載された,通 信の相手方であ ‐ つい て述 べ よ。 無線局 を一 括 して呼 び 出す場合 の,送 信事項 に 例題 開 ら停止 の請求がない限 り,無 線電信の場合,「 VVV」 無線電話の場合, 与 P︲ ヽ ・ ︱ ① ことが禁 じられ てい るか。 発射を必要 とす るときは,発 射す る前 に 自局 の発射 しようとす る電波 の周 b の 自 通報 を確実 に受信 した ときは,次 に掲 げ る事項 を順次送信 ぽ L: 力。受信証 ・ 試験電波 を発射す るときは,ど んな ことを送話す るか。 るときは ,「 こ て 例題 36 ア マ チ ュア局 で ,長 時間継続 し 通報を 送信す ごとに送信することになってい ゎらはJお よび,自 局の呼出符号は,何 分 るか。 例題 87 無線電話 のア マ チ ュア局 が,他 のア ノ θ θ マ チ ュア局 か ら呼 出 しを受 ノ θダ ▲二綱♂警、 L塾 醒 す 〆 けたので,応 答 について直ちに通報を受信 しようとす るときは,ど んな方 T ∵ 3月 13日 放送 法 によって応答すればよろしいか。 第 10回 例題38 ァマチュア局 が,通 信を行な うとき次の用語 の うち,使 用でき ない ものは どれ,か 。④無線電話通信 に用 いる用語′○暗語 ⑥普通語 ・マチュア局 が,無 線電話 によ り,試 験電波の発射を行な うと 例題39 フ (4) 講 師 ρ 10。 き,「 本 日は晴天な りJの 連続 および 自局 の呼 出符号の 1回 の送信は何秒 を こえてはならないか。 電 波法規 │.″ 1 船 山 修 蔵 時計 ,業 務 書類の備えつ け (1)時 計 の備 えつ けお ょび照合 む い 十,P .ア ア チ ュア局 には,適 正 な運用 を確 保す るため,正 確 な時計 を 設 え つ ´ け,そ の時刻をぱ日1回 以上中央標準時,ま たはグリニッジ標準時に照合 しておかなければならない。 (法 第10条 ,運 用第 3条 ) (2)業 務書類の備えつけ ア,業 務書類 の備 え アマチュア局 には,次 の書類を備えつけなければ ならない。 (法 第60条 ,運 用第38条 ) ①無線検査簿②無線業務 日誌③ アマチュア局 の免許状④電波法 およびこ れに基 く命令⑤免許の申請および添付書類⑥工事設計 め変更,ま たは無線 ` 設備 の変更等 の申請お よび添付書類⑦軽微な工事設計 または軽微な無線設 備を変更 した場合 の届書 の写: 孝:免 許状を掲げてお くべ き場所 免許状は,送 信装置 のある場所 の見 やす い箇所 に,掲 げておかなければな らない。 (運 用第38条 2項 ) ウ ・ 無線検査簿 免許人は検査の結果 について,郵 政大臣から指示を受 レ'Tナ `,相 当な措置をしたときは,そ の措置の内容を無線検査簿に記載し,郵 政大臣 に報告 しなければ な らな い。使 い終 った無 線検査簿 は,次 の定期検 査 まで,保 存 しな けれ ばな らな い。 (運 用第39条 ) 工・ 無線業務 日誌 無線業 務 日誌 には,次 の事 項 を記載 しなければな ら ない。 (運 用第40条 ) 0無 線従事者の氏名,資 格および服務方法 (個 人が開設す るアマチュア た:)を 除 ぐ)② 通信の開始および終了の時刻③相手局の呼出符号また呼出名 ノ′′ ∵ ∵ ず T彎 T― 響 響 爾 守 ■ 簾 TT‐ の通信状態⑨発射電波の周波数の偏差を 測定 した ときは,そ め結果,お ょ び許容偏差をこえる偏差が あるときは ,そ の措置 の内容⑩機器の故障 の事 実,原 因およびこれた対す る措置 の内容①電波の 正について 規 指示 を受け オ・ 抄録 非常通信 におい て,連 絡を設定するための呼出 し ,ま たは応答は呼 出事 項 または応答事項 に「 OSO」 ";、 中 ● 搬 0ぃ 「 OSO」 または「 非常」を前置 した呼出しを受信 したアマチュア局 は ャ 応答す る場合のタトは, これに混信を与 えるおそれのある電波の 発射を停止 して,傍 受 しなければな らない。 (運 用第132条 ) (3)非 常用電波の聴守 非常の事態が発生 した ことを知│っ た,そ の付近の無線電信 は 局 ,な るベ く毎時 の 0分 過 ぎおよび3o分 過 ぎから,各 10分 │‖ Al電 4,63okcに 波 よって 聴守 しなければならない。 (運 用第134条 ) アマ チ ュア局 の免 許人 は,無 線業務 日誌 によ って,毎 年 1月 か ら各 3ヵ 月 の期 間 ご とに,そ の期 間 中 にお ける の 次 事項 を簡明に記 載 し た抄録 をすみ やか に郵政大 臣に提 出 しな けれ ばな らない 。 (運 用 第41条 ) ①無 線従事 者の 資格員数 (個 人が 開設す るア マ チ ュア を 局 除 く)② 非常 通信 の通信 時間③機器 の故障 の事実,お ょび これ に対す る 措置 の概要 ④空 電 ,滉 信,受 信感度 の減退等,不 良 の通信状態 の概要 ⑤電波 の規正 につ い て受 けた指示,お よび これ に対 す る措置 の概要 。 (4)通 報 の送信方法 非常通信において,通 報を送信 しよ うとするときは,和 文の 場合は「 ヒ ゼ ウ」欧文の場合 EXZ」 を前置 して行ない ま 「 す。 (運 用 135条 ) (5卜 例題 和 無線局 に備 えつ けなけれ ばな らない時計 は,ど の よ うに 時刻 を 照合 しておか なけれ ばな らないか。 1 _ ヤ ダよ。 例題 44 無線検 査簿 の保存期 間 はいつ までで あるか 。 //2 Tゎ 響 ■ .・ ・ ,郵 政 大臣に提 出 しなけれ ばな らないか。 非常通信の取扱の停止 非常通信の取扱 を開始 した後,有 線通信 の状態が復旧 した 場合は,す み やかにその取扱 を停止 しなければな らない。 (運 用 136条 第 ) 例題45 ァ々チュァ局 において,他 局 に対するOSOを 前置 し た 呼 出 を,受 信 した ときにはど うするか。 例題41 ァマチュア局に備えつけなければならない業務書類を,三 つあ 例題 43 無線 業務 日誌 に よる「 抄録」 は,何 力月 ごとに 作成 して (無 線電話の場合,「 非常」 )3回 を前置 し て行な う。 (運 用第131条 ) (2)「 OSO」 ヽ または「 非常」を受信 した場合 の措置 2年 間保 存 しな ければ な らない。 例題 42 無線業 務 日誌 の,保 存期 間 は何年 で あるか 。 非常通信の方法 (1)非 常通信を表示する符号 たときは,そ の事実および措置の内容⑫電波法令の規定に 違反して,運 用 した無線局 を認 めた ときは そ の事実,な お ② か ら③ までは通信 のたび ごと に,記 載 しな ければ な らない。 また使用 を終 った無線 業務 日誌は,使 用 を 終 った 日か ら, 2 10。 喩饒趾 称④ 自局および相手局 の使用電波 の型式および周波数 ⑤使用 した空中線電 力⑥相手か ら通知を受けた事項の概要⑦遭難通 信,緊 急通信,安 全通信 ま たは非常通信を行なった ときはその通信の 概要 (遭 難通信についてはその 全文), おょびこれに対す る措置 の内容③空電j混 信,受 信感度の減退等 : 例題46 非常通信 の取扱は,ど のよ うな場合に停止するか 。 例題47 非常の事態が発生 した ことを知 った付近の ,無 線電信のアマチ ド ュア局 はど うすればよろ L/し ヽ か。 10。 3 ァマチ ュア局の監 督 無線局 の適正か ら,効 率的な運用を確保するため ,郵 政大臣は免許人に てい る: 対 し種 々の権限 を有す る一方,免 許人は電波法上め義務 をもっ 4 10。 検査 を行 う。 ア ・ 臨時に電波 の発射の停止 を命 じた とき 周波数等の変更 イ.電 波の発射あ停止を命ぜられたアマチュア局から,発 射電波の質が 電波法令に定めるものに適合するに奪つた旨の申し出があったとき。 マチュア局 郵政大臣は,電 波の規正その他公益上必要があるときは,ア マ ま の の 目的 の遂行に支障 をお よぼさない範囲に限 り,ア チュア局 周波数 はその たは空中線電力の指定 を,変 更 させ る ことができる。 この場合,国 ことに な っ て い 変更 によって生 じた通常 の損失 を,免 許人に,補 償す る 5 (3)検 査 の結果 督 る。 (法 第71条 ) 10。 ウ。その他電波法 の施行を確保す るために,特 に検査 の必要があるとき 電波の発射の停止 (法 第72条 第110条 ) 6 ヽ lo.7 (1)定 期検査 アマチュア局の免許の販消等 (1)郵 政大臣が,義 務 として免許 を取 り消す場合 国の法人または団 アマチュア局の免許人が,,日 本の国籍を失っ り,夕 ヽ ∼ にな ったときL 体になるように,免 許の絶対的欠格事由に該当するよう 〉 郵政夫臣は,義 務 として免許を,取 り消さなけ■ばならなぃ。 (法第75条 76条 ) (2)郵 政大臣の裁量によって,免 許を取 り消す場合 (法 第 つに該当するとき 郵政大臣は,ア マチ ュア局 の免許人が,次 の事項の ' 「 は,そ の免許を取り消すことがで言る。 ア.正 当な理 由が な いのに,ア マ チ ュア局 の運用 を 検査 (法 第73条 ) ― : ・ 検査が終 ったときは,そ の結果について合格ま牟は不合格の判定4` なさ れ,そ の旨を蕪線検査簿に記撃されるb 降γ 1)郵 政大臣は,ア マチュア局 の発射す る電波 の質 が,無 線設備規 則で定 く マ に対 して, める基準 に適合 していない と認める ときは,そ のア チュア局 ぜ られた無線局 臨 時 に電波 の発射の停止 を命ず る ことができる。停止を命 に処せ られ る。 の を運用 した者は, 1年 以下 の懲役 または 5万 円以下 罰金 が (2)上 記 の命令 を受けたアマチ ェア局 から,そ の発射す る電波 の質 ,技 を試験的 に発 術基準 に適合す るに至 った旨の申 し出を受けた ときは,電 波 る 射 させ,基 準 に適合 しているときは,そ の停止 を解除す 。 10。 : ・片 ( アマチュ 郵政大臣は,毎 年 ■回 あらか じめ通知す る期 日に,そ の職員を を定期検 の ア局に派遺 し,次 のものについて検査 を行な う。通常,こ 検査 ,・ 引 き続 き 6ヵ 月以 上休上 した とき。 レ 査 とよんでいる。 日誌 ①無線設備②無線従事者の資格 および員数③時計④無線業務 を省略す る ただ し,毎 年検査 を行な う必要がない と認める場合は,検 査 ‐ ″ イ.不 正な手段 によ り,ア マチ ュア局 の免許を受けた とき ウ.不 正な手段 によ り,無 線設備 の設置場所の変更の許可 を受 け,ま 1 は無線設備 の変更 の工事 の許可を舜 けた とき0 た ェ.不 正な手段 により,ア マチュア局の指定事項 の変更を行 なわせた と t‐ き。 ことがある。 、 1 ' マ ォ.郵 政大臣から,ア マチュア局 の運用の停止を命ぜ ら■,ま たア チ (2)臨 時検査 マチュア局 に派遣 して①無線設 郵政大臣は次の場合 には,そ の職員 をア 日誌 備②無線従事者の資格 および員数 ③時計④無線業務 ・サの連ナ ‖許容時間,周 波数もしくは空中線電力を,制 限されたにもか ュン iル ● 'き かわらず,こ れに従わないと 。 について,臨 時に ′ノ 5 ブ′イ ヽ … .T 可 ………Ⅲ甲¬ "でい‐ と ③ 免許人が電波法に規定する罪をおか し,罰 金以上の刑に処せ られた l´ T彎 l 法令 に違反 して,運 用 した無線局 を認めた とき③ アマチュア局 が外国にお いて,あ らか じめ,郵 政大臣が告示 した以外の運用の告1限 をされた とき。 免許を取 り消 された場合の措置 ④ アマチニア局 の検査 につい て指示を受け,相 当な措置をした とき⑤郵政 免許を取 り消された場合は,免 許人であった者は,次 の措置をとらなけ 大臣がアマチュア局 に関 して,報 告を求められた とき。 例題48 定期検査 では,何 を検査 されるか。 ればな らない。 ア・ 免許を取 り消 された 日か ら, 1カ 月以内に免許状を返納 しなければ な らない。 (法 第24条 ) イ.遅 滞な く空 中線を,撤 去 しなければならない (法 第た 条) 例題49 臨時検査は,ど んな場合に行なゎれるか。 例題50 ァマチュア局の発射する電波の質が,電 波法令で定 め る も"の に,適 合 していない ときは,ど ん な処分が行なわ ZЪ るか。 (4)運 用の停止 または制限 例題 51 ァ マ チ ュア局 の免許 人が,電 波法令 また は これ に基 づ く処 分 に アマチュア局 の免許人が,電 波法令または これに基 く処 分 に違反 した と 違 反 した ときは, どんな処 分 が 行 なわれ るか。 きは,郵 政大臣は,三 カ月以内の期間を定めて,ア マチェア局 の運用の停 例題 52 ァ マ チ ュア無 線技士 が,郵 政大臣 か ら免 話1を 取 り消 され ,ま た 止を命 じ,ま たは期間を定めて運用許容時間,周 波数 もしくは,空 中線電 は 業務 に従事す る ことを停止 され ることが あるのは,ど ん な場 合 で あ る 力を制限することがで きる。 (法 第76条 ) か。 10。 剛 8 例題53 電波法令 の規定 に違反 して,運 用 した無線局を認めた ときは, 無線従事者の免許の取消等 郵政大臣は,無 線従事者が次の一つに該当するときは,そ の免許を取 り 消 し,ま たは三 カ月以内の期間を定めて,業 務 に従事する ことを停止す 0 ことがで きる。なお,業 務 に従事する ことを停止 されたのに,無 線設備を どのよ うにす るか。 例題54 ァマチュア局 の免許を取 り消 された とき,免 許人であった者は どのような措置 をとらなければならないか。 操作 した者は, 3万 円以下の罰金に処せ られ る。 (法 第 79条 第 113条 ) ア.電 波法令またはこれに基 く処分 に違反 した とき イ.不 正な手段 によ り免許を受けた とき ウ.心 身にいち じるしい欠陥を生 じ,無 線従事者 として適 しない とな 者 った とき 10.9 免許人の報告義務 アマチュア局の免許人は,次 の場合は,で きる限りすみやかに 文書によ り,郵 政大臣に報告しなければならない。 (法 第80条 ,第 81条 ) ①遭難通信,緊 急通信,安 全通信または非常通信を行なったとき②電波 │
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