諸規則(未収金等債権管理要領)

諸規則(未収金等債権管理要領)
埼玉北部農業共済組合未収金等債権管理要領
(目
的)
第1条 この要領は、経理規則第 81 条の 2 に基づき、債権の管理に関する事務手続きの概要を定
め、埼玉北部農業共済組合(以下「組合」という。
)の債権管理の適正を期すことを目的とす
る。
(定
義)
第2条 この要領において未収金等債権とは、組合が組合員に対して納入告知又は請求をした共
済掛金、賦課金及びその他料金のうち、納入期限までに納入されなかったものをいう。
(未収金等債権管理体制)
第3条 未収金等債権の管理は理事が統括し、参事及び本・支所職員が連携し組合の全組織を挙
げて、その発生の防止及び回収に努め、その管理者は法令、定款、共済規程又はこれらに基
づく規則等の定めるところにより、未収金等債権の適正な管理及び事務処理を指導する。
(未収金等債権管理台帳の作成・整備及び記録簿の整備)
第4条 組合は、未収金等債権が発生した場合は、別に定める「未収金等債権管理台帳」を作成
し、その管理状況の把握に努め、内容に変更が生じた場合は、適宜、整備を行うものとする。
2 未収金等債権が督促状送達後においても納入されない組合員については、
「共済掛金等督促
回収業務記録簿」を作成し、文書、電話等による請求内容、債権回収に関する手続き状況、
面談記録及び自宅訪問等の情報を記録、管理するものとする。
(未収金等債権の回収業務)
第5条 未収金等債権の回収業務については、農業災害補償法第 87 条の 2 及び「農作物共済適正
引受の手引き」に基づき適正な取扱いに努め、未払い期間や原因に応じて、電話、納入告知
書再発行及び自宅訪問等も併せ、より柔軟に対応する。
(貸倒引当金の計上)
第6条 未収金等債権のうち農作物共済に係る共済掛金等は、債権発生年度の翌年度から 3 事業
年度を経過したものがある場合、その金額を計上する。
(未収金等債権の損金処理)
第7条 貸倒引当金として計上したもののうち、次の各号のとおり回収不能を確認したものにつ
いては、総代会の承認を得て損金として引き落とすことができる。
(1)債務者が破産、和議、強制執行又は整理の手続きに入り、実際に回収見込みがたたない
場合。
(2)債務者の死亡、失踪、行方不明、刑の執行、その他これに準ずる事情により回収の見込
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みがなくなった場合。
(3)風水害による田畑の流出、埋没等災害による経済的事情の急変のため実際に回収の見込
みがなくなった場合。
(4)債務者が組合員等でなくなり、かつ資力喪失のため回収の見込みがなくなった場合。
(その他)
第8条 この要領に定める以外の必要な措置を行う場合においては、その都度、県及び連合会と
協議の上、実施するものとする。
(改正手続)
第9条 この要領の改正は、理事の過半数によって定める。
(附
則)
この要領は、平成24年5月14日より実施する。
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