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千葉大学のマーク
国立大学法人
千葉大学
National University Corporation
Chiba University
文部科学省
特別経費(高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実)
医療安全教育のためのクリニカル・スキルズ・センターの設置と運営
-医療安全を実践できる医療者の育成を目指して-
千葉大学大学院医学研究院附属
クリニカル・スキルズ・センター
平成 24 年度(2012 年度)年次報告書
2013 年 3 月
第3号
- 1 -
巻頭言
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター長
田邊政裕
医療過誤の 30%以上は治療・処置によるものであり、その多くが医師、看護師等の
医療専門職の未熟な診療技能に起因している。従来診療技能の修得は、患者を対象とす
る“learning by doing”方式で行われており、この過程で多くの医療過誤が発生して
いる。医師、看護師等を対象に系統だったシミュレーション診療技能教育を実施するこ
とで医療の安全性と患者満足度を高め、患者中心の医療を実現することが、このセンタ
ーの目的である。
経験の少ない学生、医師、看護師等は、それぞれに求められる診療技能が一定レベル
に達するまでは、シミュレータ等を利用して患者を対象としない研修を受けることが望
まれる。研修後もシミュレータを使って達成度を客観的に評価し、安全に実施できるレ
ベルに達していると判定された者のみが患者に対して診療を実践するような技能教育
システムを確立する必要がある。このようなプログラムを実践する場としてクリニカ
ル・スキルズ・センターをアカデミック・センターである大学医学部に設置・運営する
必要性、有用性が増している。
平成 24 年 2 月 1 日に千葉県の地域医療再生プログラムによる全県的な医師確保、研
修体制の構築の一環として千葉大学医学部に千葉大学大学院医学研究院附属クリニカ
ル・スキルズ・センターが設置された。平成 24 年度の利用実績は本報告で後述される
が大幅に向上した。上記の目的を達成するための第一歩を踏み出せたことを実感してい
る。千葉県の地域医療再生プログラムで全県的な医師確保、研修体制の構築の一環とし
て千葉県医師キャリアアップ・就職支援センターも併設され、地域医療の再生にも繋が
るこの事業を関係者と共に協力して更に推進していきたい。
平成 25 年 7 月 30 日
目次
巻頭言 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田邊政裕
1
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターについて
1.CCSC とは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
2.組織及び構成員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
1)組織図
2)構成員
3)亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図 ・・・・・・・・・・・・・・・・
7
業務実績 1.施設・教育・研
究
1)シミュレーション・ラボ ・・・・・・・・・・・・・・・・臼井いづみ
9
2)パフォーマンス・ラボ ・・・・・・・・・・・・・・・・・朝比奈真由美
27
3)アナトミー・ラボ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木崇根
30
4)アニマル・ラボ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・相田俊明
33
2.大学病院連携型高度医療人養成推進事業 ・・・・・・・・・・・森野知樹
37
3.シミュレータの開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中口俊哉
43
1)模擬患者(SP)を使った聴診訓練システム
2)模擬患者(SP)を使った穿刺訓練システム
3)オンライン臨床実習評価システム c-Checker の開発
次年度計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
46
業績一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
47
資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
55
1 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程
2 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター運営委員会規程
3 千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターにおけるアナト
ミー・ラボ及びアニマル・ラボの運営等に関する要項
4 機器一覧
5 数字で見る CCSC
- 3 -
千葉大学大学院医学研究院附属 クリニカル・スキルズ・セ
ンター(CCSC)について
1.CCSC とは
CCSC(Chiba university Clinical Skills Center)とは、平成 22 年度文部科学省特別
経 費(プロジェクト分)「高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実」に選定さ
れた
「医療安全教育のためのクリニカル・スキルズ・センターの設置と運営-医療安全を実
践できる医療者の育成を目指して-」で千葉大学大学院医学研究院に設立された組織で
ある。当センターの目的は、全ての医療職者を対象に系統だったシミュレーション診療
技能教育を実施することで医療の安全性と患者満足度を高め、患者中心の医療を実現す
ることである。千葉大学医学部既存のシミュレーションセンター、動物実験施設、解剖
実習室を活用して、学生、医師、看護師等の医療専門職に卒前・卒後・専門・生涯を通
じて基本から高度医療までの系統だったシミュレーション教育を提供する。この目的を
達成するために、CCSC の専任スタッフ確保、施設整備、シミュレーション教育プロ
グ ラムやシミュレータ開発等を実施する。
千葉大学と千葉県で医療技術研修に関する協定が締結され(平成 23 年 3 月)、それ
に 基づいて千葉県地域医療再生プログラムによる補助金により千葉大学医学部附属病
院旧 精神科病棟を改修し、医学部シミュレーションセンターと医学部附属病院看護部
の看護 技術研修室を統合して、千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキル
ズ・センタ ー(CCSC)を整備した。同時に協定に基づいて千葉県医師キャリアアッ
プ就職支援セ ンターも併設され、県内の医療従事者の育成・確保にも資することにな
った。この事業 は NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク(NPO)に業務委託され、
今後 NPO と協働 して事業を展開していく。
CCSC 規程(p.57 資料1)が、平成 23 年 12 月の教授会で承認され、大学院医学研
究院 の組織として平成 24 年 2 月 1 日付けでスタートした。CCSC の円滑な運営を図る
ため CCS C 運営委員会が組織され、CCSC 運営委員会規程(p.59 資料2)も策定され
た。ここで、 既存施設との名称の混同を避けるため、CCSC の各ラボの名称から「ク
リニカル」いう 用語が削除された。また、CCSC におけるアナトミー・ラボ及びアニ
マル・ラボの運営 等に関する要項(p.60 資料3)が確認された。CCSC 運営委員会は
議決組織であり、事 業の企画、実施等を担うため、その下部組織として CCSC 部会が
設置された。
NPO に加え附属病院総合医療教育研修センターの大学病院連携型高度医療人養成
推 進事業(東関東・東京高度医療人養成ネットワーク)とも協働し、人的・経済的資
源を 効率的に活用した。
- 5 -
2.組織及び構成員
1)組織図
CCSC はシミュレータを使った教育・研修を行うシミュレーション・ラボ 、模擬
患者 Standardized Patient(SP)が参加して教育・研修を行うパフォーマンス・ラボ、
献体によるご遺体を利用して教育・研究を行うアナトミー・ラボと動物を使用して教
育・研修を行うアニマル・ラボからなる。
CCSC の運営は CCSC 運営委員会の議決によって行われ、CCSC の事業企画、実
施等は CCSC 部会が担う。
千葉大学大学院医学研究院附属
CCSC
運営委員会
クリニカル・スキルズ・センター
Chiba University Clinical Skills Center
シミュレー
パフォーマン
アナトミー・
ション・ラボ
ス・ラボ
ラボ
アニマル・
ラボ
図1.CCSC 組織図
2)構成員
CCSC 運営委員会
委員長
田邊 政裕(CCSC センター長・医学教育研究室教授)
委員
岡本 美孝(病院医療安全管理部長・耳鼻咽喉科教授)
織田 成人(救急部集中治療部教授) 俊憲(動物実験
中山 施設長・免疫発生学教授) 千里(環境生命医学
森
臨床領域教授)
- 6 -
CCSC 部会
CCSC 部会 メンバー
センター長
副センター長
田邊政裕
(医学教育研究室 教授)
パフォーマンス・ラボ 担当
シミュレーション・ラボ 担当
朝比奈真由美
(附属病院総合医療教育研修センター講師)
臼井いづみ
(医学教育研究室 特任助教)
アナトミー・ラボ 担当
鈴木崇根
(環境生命医学 助教・整形外科)
アニマル・ラボ 担当
相田俊明
(医学教育研究室 特任助教・肝胆膵外科)
看護部
飯塚恵子
(附属病院看護部 副看護部長・教育)
江幡智栄
(附属病院看護部キャリア開発室 看護師長)
伊藤彰一
(医学教育研究室 講師)
井上雅仁
(NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク・参
研修企画・協力
事、千葉県医師キャリアアップ就職支援センタ
ー・副センター長)
森野知樹
(附属病院特任助教・循環器内科、大学病院連携
型高度医療人養成推進事業(東関東・東京高度医
療人養成ネットワーク)コーディネーター)
高岡和美
(NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク事務
局長)
事務補佐員
松井美樹、石川祥子
3)亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図
シミュレーション・ラボ、パフォーマン ス・ラボは教
育研修棟に設置されている。 アナトミー・ラボは千葉大
学大学院医学 研究院環境生命医学 地下実習室、アニマ
ル・ラボは 千葉大学大学院医学研究院附属動物実験施設
を利用する。
図2.亥鼻キャンパスにおける CCSC の配置図
- 7 -
業務実績
1.施設・教育・研究
1)シミュレーション・ラボ
臼井いづみ
(1) 施設
① フロアマップと機能
シミュレーション・ラボのフロアマップは、図3のごとくであり、各部屋の機能・特
徴は表1の通りである。
中央
図3.シミュレーション・ラボ見取り図
- 9 -
表1.シミュレーション・ラボ各部屋の名称と特徴
部屋名
数
特徴
2
30 人程度の講義が行える 机、椅子、プロジ
ェクター、スクリーン、マ イク、スピーカ
ー、ビデオモニタリングシス テム端末を備
えている
診察シミュレーション室
12
外来診察室を模して、診察机、医師用椅子、
患者用椅子、診察台、脱衣籠、耳鏡、眼底鏡、
血圧計、手洗い用洗面台(うち 8 室)を備え
ている
シミュレーション室
3
高機能シミュレータを配し分娩室、ICU など
を模している
コントロール室
3
高機能シミュレータ、ビデオモニタリングシ
ステムのカメラを操作する
ディブリーフィング・カンファレンス室
4
パフォーマンスを振り返り、学習する ビデ
オモニタリングシステム端末、ホワイト ボ
ード、机、椅子を備えている
病室シミュレーション室
1
大学病院の病室を模している
3 床分のベッドを常設している
スキルトレーニング室
1
シミュレータを常設し、手術用手洗いや手洗
い洗面台が設置されており、目的に応じてシ
ミュレーション教育等に利用される
沐浴実習室
1
沐浴槽を2槽備えている
トイレ介助実習室
1
車いす用トイレを備え、実際に利用でき、介
助にも十分なスペースがある
更衣室
2
男女ともに 48 人分の鍵のかかるロッカーを
準備している 手洗い洗面台、大型の鏡を備
えている
倉庫
1
多数のモデル、シミュレータ、衛生材料など
を保管され、目的に応じてシミュレータ等を
出し入れする
物品準備室
1
流し、洗濯機、吸引器を備え、モデルやシミ
ュレータの準備、後片付けを行う
中央 コン
トロール室
1
各室のモニタリングカメラを遠隔操作し、
ラ イブ画像・音声の記録、保存、再生、評
価が 一括管理できる
サーバー室
1
画像・音声データを保管するサーバーを設置
している
スタッフ室
1
副センター長、事務補佐員が在室
SP 室
1
模擬患者のトレーニング兼居室に利用され
る
事務室
1
特任助教、事務補佐員が在室、受付・予約業
務、シミュレーション相談を行う
レクチャー室
- 10 -
② ビデオモニタリングシステム
各診察シミュレーション室、シミュレーショ
ン室、病室シミュレーション室にはパフォーマ
ンスをモニターするためのカメラが設置されて
いる。画像・音声データは専用サーバーに保存さ
れる。専用に開発されたソフトを使用して、画
像・音声の検索・再生、表示、コメント挿入等が
可能で、教員は画像を見ながら評価を行うことが
中央コントロール室
出来る。学生は、診察シミュレーション室、 ディ
ブリーフィング・カンファレンス室に
て自分のパフォーマンスのみ閲覧が可能である。
③ シミュレータの修理及び整備と検査診断用機器の整備
聴診シミュレータMr.ラング、ALS スキルトレーナー、バーチャルリアリティ内視
鏡シミュレータ アキュタッチ、腹腔鏡シミュレータ(i-Sim)、患者シミュレータ
SimMan3G、心臓カテーテルシミュレーター キャスラボ・ブイアール、気管挿管練習
モデル アンブの修理を行った。
SP
スーツと直腸診シミュレータを新たに購入した。 シミュレーション・ラボで管理す
る機器については資料4の通りである。
④ 利用内規、マニュアル案の作成
シミュレーション・ラボの円滑な運営・運用を目的に
CCSC
部会で検討し、利用内規、 マ
ニュアル案を作成した。
(2)教育・研修
シミュレーション・ラボの 2012 年度年間利用日数は 325 日(昨年比 7%増)で、年
間利用件数は 1,631 件(昨年の 1.32 倍)
、であった。その内訳は個人のスキルトレーニ
ングが 742 件(45%、昨年比 4%減少)
、学生の教育が 307 件(19.0%、昨年の 1.5 倍)
、
研修医・看護師等の研修が 268 件(17%、昨年の 2.4 倍)
、その他・イベント・会議な
どが 306 件(19%、昨年の 2.2 倍)であった。年間利用人数は延べ 20,103 人(昨年比
77%増、2.27 倍)であり、内訳は医学部生 6,924 人(34%、昨年比 55.7%増、1.8 倍)、
看護職 3,174 人(16%、昨年比 66.1%増、2.95 倍)
、医師 1,568 人(8%、昨年比 30%
増、約 1.4 倍)
、教員 785 人(4%、昨年の 2.4 倍)
、研修医・後期研修医 527 人(3%、
- 11
-
昨年比 59.4%増、1.68 倍)の順であった。稼働日数、利用件数、利用者数ともに昨年
に比べ増加し、特に利用件数は 1.32 倍、延べ利用者数も 2.27 倍であった。月別利用実
績を昨年と比較したグラフを図4に示す。
CCSC の利用実績 2011 年度~2012 年度
(日・件)
350
6000
300
(人)
5000
2011 年利用人数
(のべ) 2012
250
4000
年利用人数
(のべ)
3000
2011 年稼働日数
200
150
2012 年稼働日数
2000
100
2011 年利用件数
1000
50
2012 年利用件数
0
0
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
図4 月別利用実績 2011 年度 2012 年度の比較
2012 年は 4 月(811 人)と 8 月(909 人)以外は、毎月の利用者数が 1,100 人を超え
ており、10 月(2,218 人)と 11 月(5,853 人)が特に多かった。4 月、5 月は、臨床入
門の授業があり、主に医学部生が利用していた。10 月、11 月は、12 月の OSCE を控え
た医学部 4 年生が OSCE の練習のために連日、夜遅くまで利用していた。1月は医学部
4 年生を対象に 4 月から始まる Clinical Clerkship(CC:臨床実習)のための導入研修
(CC ベーシック)が連日 120 人単位で行われたためであり、医学部生だけで延べ 1,174
人の利用があった。6 月、10 月は、看護職員の採血や静脈確保の研修や看護学部の認定
看護師教育課程の研修が行われたこと、3 月は、附属病院看護部の新入職員早期研修が
2 週間にわたり行われたこと、看護学生対象のスプリングインターンシップ(職場体験) が
行われたことで、利用者数が多かった。
- 12 -
<個人のスキルトレーニング>
個人のスキルトレーニング 742 件のうち医師・研修医・後期研修医の利用が 313 件
(42%)と最も多く、次いで医学部生 273 件(36.7%)
、その他であった。利用人数は
2,836 人中、医学部生が 2,317 人(81.7%)を占め、医師・研修医・後期研修医が 345 人
(12.1%)
、その他教員や看護職などであった。
医師の個人のスキルトレーニングは主に腹腔鏡手術シミュレータ“i-Sim”と“Dry Box”
の利用で、12 月・1 月・2 月・3 月で 190 件中 137 件、290 人中 137 人(46.2%)を占 め
ていた。
医学部生の利用はサークル活動、OSCE 練習、BSL 自習であり、特に OSCE 練習のため
に 9 月・10 月・11 月で 320 件(昨年比 61.6%増)1468 人(昨年比 63.4%増)が利用
した。
<講義・研修・セミナー・講演会など>
● 学生の教育
学生の教育を目的とした年間利用件数は 312 件で医学部の実習の他、教育学部養護教
諭養成課程演習が行われた。内、医学部学生の利用人数は 6,948 人であった。使用され た
シミュレータは、蘇生人形、挿管人形、挿管モデル、直腸診モデル、導尿モデル、呼 吸音
シミュレータ、生体シミュレータ、乳癌視触診モデル、婦人科診察モデル、採血モ デル、
耳の診察モデル、眼底診察モデル、超音波シミュレータ、内視鏡シミュレータ、 心臓カ
テーテルシミュレータ、腰椎穿刺シミュレータ、高機能人体シミュレータであっ た。
本年度の医学部実習は、昨年同様、年間を通じて 1 年次 BLS 演習、3~4 年次臨床入
門、12 月に OSCE(実技試験)、CPX(コア CC 試験)、5 年次 BSL 実習が実施された。CC
の導入基礎演習となる CC ベーシックが 4 年次を対象に実施され、
5 年次 BSL 実習では、
救急部・集中治、療部、循環器内科、呼吸器内科、神経内科、麻酔科、周産期母性科が
シミュレーション・ラボでシミュレータを利用した。
表2-1.医学部実習実績
講義
1 年次
月日
BLS 演習
バイタルサイン
4 年次臨床入門
頭頸部診察
- 13
-
参加人数
4 月 11 日
60 名
4 月 18 日
60 名
4 月 24 日
34 名
5月 1日
34 名
5月 8日
33 名
4 月 24 日
33 名
5月 1日
34 名
5月 8日
34 名
表2-2.医学部実習実績つづき
講義
月日
コミュニケーションⅢ
採血・注射
救急蘇生
外科手技
胸部診察(心音)
4 年次臨床入門
婦人科診察・導尿法
乳腺
神経診察
4 月 24 日
34 名
5月 1日
33 名
5月 8日
34 名
5 月 22 日
34 名
5 月 29 日
34 名
6月 5日
33 名
5 月 22 日
33 名
5 月 29 日
34 名
6月 5日
34 名
5 月 22 日
34 名
5 月 29 日
33 名
6月 5日
34 名
7月 3日
34 名
7 月 10 日
34 名
7 月 17 日
33 名
7月 3日
33 名
7 月 10 日
34 名
7 月 17 日
34 名
7月 3日
34 名
7 月 10 日
33 名
7 月 17 日
34 名
9 月 11 日
34 名
10 月 2 日
34 名
10 月 9 日
33 名
9 月 11 日
四肢躯幹診察
チーム医療Ⅳ
コミュニケーションⅤ
- 14 -
33 名
10 月 2 日
34 名
10 月 9 日
34 名
9 月 11 日
婦人科診察・導尿法
参加人数
34 名
10 月 2 日
33 名
10 月 9 日
34 名
9 月 19 日、20 日
51 名
9 月 25 日、26 日
50 名
10 月 16 日
51 名
10 月 23 日
50 名
10 月 23 日
51 名
10 月 30 日
50 名
10 月 30 日
51 名
11 月 3 日
50 名
OSCE
12 月 15 日
101 名
循環器内科(心音)
5 年次 BSL 実習
延べ 114 名
循環器内科(心カテ)
計 18 回
延べ 91 名
救急(気管挿管)
計 15 回
延べ 80 名
救急(外傷)
計 13 回
延べ 75 名
救急部(ACLS)
計 13 回
延べ 88 名
麻酔科(気道確保)
計 12 回
延べ 58 名
周産期母性(ウルトラSim)
計 13 回
延べ 50 名
神経内科(ルンバール)
計 16 回
延べ 80 名
呼吸器内科(アキュタッチ)
計 11 回
延べ 52 名
コミュニケーションⅥ
4 年次臨床入門
5 年次臨床実習
3 年次臨床入門
コミュニケーションⅦ
2月 5日
34 名
2 月 12 日
34 名
2 月 19 日
33 名
1月 7日
59 名
1月 8日
59 名
超音波
1月 8日
53 名
内視鏡
1月 9日
53 名
筋注・皮下注
1月 9日
55 名
1月 9日
52 名
1 月 10 日
52 名
1 月 10 日
54 名
1 月 10 日
63 名
1 月 11 日
63 名
筋注・皮下注
1 月 15 日
55 名
採血
1 月 15 日
102 名
超音波
1 月 15 日
53 名
動脈穿刺
1 月 16 日
54 名
内視鏡
1 月 16 日
51 名
末梢静脈確保
1 月 16 日
56 名
1 月 16 日
58 名
1 月 17 日
58 名
末梢静脈確保
1 月 17 日
56 名
検査オーダー
1 月 21 日
112 名
遺伝カウセリング
2 月 23 日
109 名
腹部診察
採血講義
心電図
動脈穿刺
輸血
4 年次CCベーシック
ME 機器・生体情報モニター
- 15
-
胸部診察授業
腰椎穿刺授業
気道確保
● 医学部附属病院職員研修
附属病院研修医オリエンテーション、各科による研修医研修、研修医勉強会、看護部 末
梢静脈留置針穿刺技術研修、看護部新入職員早期研修、病棟患者急変対応セミナーを 実施
した。研修対象ごとに実績を表3、表4に示した。
表3.研修医研修の実績
対象
内容
研修医オリエンテーション
採血
ECG・レントゲン操作
抗菌薬の正しい使い方
血液ガス分析・尿所見
腰椎穿刺
胸部レントゲン読影
外科手技の基礎
診断書の書き方
CVC
リハビリテーション
腹部超音波検査1
和漢診療
腹部超音波検査 2
研修医
月日
4 月 3 日
4月 3日
4月 8日
6 月 21 日
7月 5日
7 月 19 日
9月 1日
9 月 17 日
10 月 3 日
10 月 29 日
12 月 6 日
1 月 10 日
1 月 16 日
1 月 24 日
参加人数
8 名
15 名
8名
9名
11 名
10 名
8名
7名
6名
7名
7名
6名
5名
6名
表4.病院職員研修の実績
内容
採血・末梢静脈留置針研修
対象
看護師
- 16 -
日時
平成 24 年 4 月 7 日
平成 24 年 6 月 1 日
平成 24 年 6 月 11 日
平成 24 年 6 月 12 日
平成 24 年 6 月 19 日
参加人数
35 名
29 名
26 名
28 名
25 名
平成 24 年 6 月 24 日
平成 24 年 10 月 14 日
平成 24 年 10 月 20 日
31 名
16 名
20 名
プリセプター研修
看護師
シニアプリセプター研修
新入職員早期研修
看護師・新入職
員・薬剤師
平成 24 年 6 月 11 日
平成 24 年 6 月 24 日
平成 24 年 10 月 20 日
25 名
31 名
27 名
平成 25
平成 24
平成 24
平成 25
37
55
32
28
年 2
年 6
年 11
年 3
平成 25 年
平成 25 年
平成 25 年
平成 25 年
平成 25 年
月 26
月 16
月 20
月 13
日
日
日
日
3月 5日
3 月 14 日
3 月 15 日
3 月 16 日
3 月 26 日
平成 25 年 3 月 27 日
平成 25 年 3 月 28 日
平成 24 年 6 月 21 日
(ひがし棟 8 階 消化器内科)
平成 24 年 9 月 10 日
(にし棟 9 階 脳神経外科)
病棟患者急変対応セミナー
緩和ケア研修会
食道胃腸外科腹腔鏡手術トレー
ニング
中心静脈セミナー(医療安全管
理部)
手術看護シミュレーション
和漢診療科セミナー
薬剤部セミナー
肺移植手術後リハビリ
手術部アニマル・ラボシミュレー
ション
リハビリテーション部セミナー
リンパ浮腫勉強会
医師・看護師・
研修医等
平成 24 年 10 月 29 日
(ひがし棟 3 階 眼科)
名
名
名
名
35 名
37 名
36 名
39 名
59 名
68 名
60 名
50 名
42 名
49 名
平成 25 年 1 月 10 日
(みなみ棟 2 階 周産期母性科)
44 名
平成 25 年 3 月 14 日
(ひがし棟 9 階 整形・美容外科)
37 名
医師・看護師
平成 24 年 9 月 1 日
70 名
医師
平成 24 年 9 月 5 日
1,818 名
医師・看護師・
研修医等
医師・看護師
医師・看護師
薬剤師
医師・看護師・
薬剤師・PT
平成 24 年 10 月 19 日
17 名
平成 24 年 10 月 8 日
平成 25 年 2 月 14 日
平成 25 年 2 月 20 日
8名
10 名
10 名
平成 25 年 3 月 3 日
22 名
看護師・助産師
平成 25 年 3 月 3 日
10 名
PT・OT・ST
医師・看護師・
研修医等
平成 25 年 3 月 11 日
9 名
平成 25 年 3 月 17 日
16 名
- 17
-
第 9 回千葉大病院急変対応セミナー
平成 24 年 6 月 21
日
18 時~19 時
参加者:50 名(研修
医・看護師・医師)
●
HPS勉強会
平成 24 年 4 月 24 日
医学部、看護学部生 11 人
5 月 22 日
医学部、看護学部生 13 人
5 月 24 日
医学部学生 12 人
6 月 27 日
医学部学生 17 人
7 月 12 日
医学部、看護学部生 13 人
7 月 19 日
医学部、看護学部生 17 人
8 月 30 日
医学部、看護学部生 12 人
9月 6日
医学部、看護学部生 13 人
10 月 30 日
医学部、看護学部生 13 人
12 月 12 日
医学部、看護学部生 11 人
平成 25 年 1 月 23 日
医学部学生 11 人
レサシアン、Sim Man3G
6 月 27 日
●
「腹痛」
1 月 23 日 「中毒」
ACLS勉強会
平成 24 年 5 月 1 回
医学部学生 5 人
平成 24 年 6 月 1 回
医学部学生 10 人
平成 24 年 7 月合計 2 回
医学部学生延べ 7 人
平成 24 年 9 月合計 7 回
医学部学生延べ 101 人
平成 24 年 10 月合計 6 回
医学部学生延べ 89 人
- 18 -
● ACLS協会講習会
平成 24 年 10 月 27,28 日
医師、看護師、救命士 16 人
レサシアン、AED トレーナー、アンブ
● NPO 千葉医師研修支援ネットワーク主催各種セミナー
本年度は、年間 23 回のセミナーを実施した。本年度より、対象を医師、研修医 だけで
はなく、薬剤師、理学療法士にも広げセミナーを開催した。セミナーの名 称、開催日、
対象、参加人数は表5のとおりである。
表5 NPO セミナーの開催実績
セミナータイトル
開催日
5 月期内視鏡トレーニングコース
対象
受講者数
医師・研修医
3名
第 1 回鏡視下手術ハンズオンセミナー(ベーシックⅠ)
H24.5.31(木)
医師・研修医
3名
第 1 回鏡視下手術ハンズオンセミナー(ベーシックⅡ)
H24.6.7(木)
医師・研修医
3名
第 2 回鏡視下手術ハンズオンセミナー(ベーシックⅠ)
H24.6.18(月)
医師・研修医
2名
第 11 回千葉大ICLSコース
H24.6.24(日)
医師・消防士・他
第 2 回鏡視下手術ハンズオンセミナー(ベーシックⅡ)
H24.7.2(月)
医師・研修医
第 1 回気管吸引セミナー
H24.7.8(日)
PT・OT・ST
第 1 回腹部エコーハンズオンセミナー(Ⅰ)
H24.7.21(土)
医師・研修医
6名
医師・研修医
4名
7 月期内視鏡トレーニングコース
24 名
4名
19 名
第 1 回心エコーセミナー
H24.8.5(日)
医師・研修医
2名
腰椎穿刺セミナー
H24.8.9(木)
医師・研修医
2名
第 1 回頸動脈エコーハンズオンセミナー
H24.8.30(木)
医師・研修医
5名
H24.9.8(土)・9(日)
医師・研修医・他
第 1 回腹部エコーハンズオンセミナー
H24.9.15(土)
医師・研修医
2名
第 1 回胎児心エコーセミナー
H24.9.22(土)
医師・研修医
21 名
医師・研修医
4名
ALSO ブロバイダーコース 2012
9 月期内視鏡トレーニングコース
24 名
第 2 回腹部エコーハンズオンセミナー
H24.10.7(土)
医師・研修医
6名
千葉県指導者ICLSワークショップ
H24.10.14(日)
医師・研修医
23 名
- 19
-
第 2 回胎児心エコーセミナー
H24.10.20(土)
医師・研修医
21 名
心臓血管外科手術セミナー
H24.11.4(土)
医師・研修医
6名
医師・研修医
2名
H24.11.23(金)・24(土)
医師・研修医
24 名
第 3 回胎児心エコーセミナー
H24.11.25(日)
医師・研修医
21 名
第 4 回胎児心エコーセミナー
H24.11.25(日)
医師・研修医
21 名
第 12 回千葉大ICLSコース
H24.12.2(日)
医師・消防士・他
22 名
第 2 回腹部エコーハンズオンセミナー(Ⅱ)
H24.12.8(土)
医師・研修医
4名
ESD(内視鏡的胃粘膜下層剥離術)トレーニングセミナー
H24.12.9(日)
医師・研修医
2名
第 5 回胎児心エコーセミナー
H24.12.16(日)
医師・研修医
21 名
第 6 回胎児心エコーセミナー
H24.12.16(日)
医師・研修医
21 名
医師・研修医
3名
11 月期内視鏡トレーニングコース
ALSO ブロバイダーコース 2012
1 月期内視鏡トレーニングコース
第 2 回心エコーセミナー
H25.1.27(日)
医師・研修医
6名
形成外科手術セミナー
H25.3.2(土)
医師・研修医
3名
冠動脈カテーテル検査・治療ハンズオンセミナー
H25.3.2(土)
医師・研修医
3名
CVC 指導者養成コース
H25.3.16(土)
医師・研修医
6名
CVC 実践セミナー
H25.3.16(土)
医師・研修医
12 名
チーム医療を支えるフィジカルアセスメント
H25.1.20(日)
薬剤師
25 名
第 2 回気管吸引セミナー
H25.1.20(日)
PT・OT・ST
25 名
第 2 回千葉災害医療従事者セミナー
H25.2.24(日)
医師・他
55 名
新生児蘇生法1次コース講習会
H25.3.23(土)
医師・他
21 名
- 20 -
<シミュレータの貸出を行った実習・研修・講習会等>
● 千葉大学普遍教育科目 救急蘇生法
平成 24 年 5 月 1 日
千葉大学西千葉キャンパス
普遍教育科目で選択している学生 200 名対象
デモンストレーション用にレサシアン 1 体、AED トレーナー2 4 台
● 「看護の日」デモンストレーション
外来ホール
平成 24 年 3 月 4 日
レサシアン 2 体、AED トレーナー2 2 台、さくら1体
● 麻酔科セミナー
平成 24 年 7 月 6 日~7 日
Deluxe Difficult Airway Trainer 2 体、レサシアン 1 体、CVC シミュレータ 2 台
● 産科講義 消防学校
平成 24 年 6 月 5 日~7 日
分娩モデル 1 体
● シミュレーション
みなみ棟2階病棟分娩室
平成 24 年 6 月 12 日~13 日
医師、助産師 15 名
CVC シミュレータ 2 台
● 麻酔科研修会 手術部
平成 24 年 7 月 6 日~9 日
学生
50 人 Deluxe Difficult Trainer
2
体、
AIRSIM 2 台、CVC シミュレータ 1 台、アンブ 2 台
● 腹腔鏡手術トレーニング 第 1 会議室 平
成 24 年 9 月 8 日
医師 20 名
腹腔鏡シミュレータ Dry Box1 台
● 院内防災訓練(救急部集中治療部)
外来
平成 24 年 9 月 5 日 職員 100 名
レサシアン 5 体
● 薬学部医療薬学実習 看護学部 1 階
平成 24 年 10 月 9 日 学生 40
名
輸液ポンプ、シリンジポン
プ
- 21
-
● 亥鼻祭応急救護企画 薬学棟 2 階
平成 24 年 11 月 2 日~5 日
学生 20 名
レサシアン 8 体、AED トレーナー8 個
● 看護学部講義
平成 24 年 11 月 5 日
看護学部総合教育研究棟 看護
学研究科大学院生
トリアージと心肺蘇生
18 名
AED トレーナー、ICLS セット
● CPR講義
にし 10 階病棟
平成 24 年 12 月 19 日~20 日
Deluxe Difficult Trainer
医師、看護師 20 名
1 体、救急カート 1 台
● 千葉県消防学校講義 仁戸名消防学校
平成 25 年 1 月 31 日
80 名
分娩モデルセット 2 体
● 看護職員BLS研修
附属病院第 3 講堂
計 5 回 132 名が受講。
レサシアン 8 体、AED トレーナー2 8 台、バックバルブマスク 8 個
平成 24 年 5 月 11 日
平成 24 年 5 月 16 日
平成 24 年 5 月 18 日
27
名
26
名
26
名
26
平成 24 年 5 月 23 日
名
27
名
平成 24 年 5 月 25 日
● 病院職員BLS研修
附属病院第 3 講堂
計 3 回 123 名が受講。
レサシアン 9 体、AED トレーナー2 9 台、バックバルブマスク 9 個
平成 24 年 7 月 11 日(水)
40 名
平成 24 年 7 月 13 日(金)
56 名
平成 24 年 9 月 26 日(水)
27 名
● 看護部救急研修Ⅱ
平成 24 年 10 月 31 日
スキルトレーニング室 看護師 18 名が受講
レサシアン
- 22 -
●
ICLSコース
平成 24 年 6 月 30 日~7 月 2 日
千葉メディカルセンター、参加者 50 人
ハートシム 3 体、レサシアン 5 体、除細動器1台、バックバルブマスク 6 個
● 第 11 回千葉大学ICLSコース
平成 24 年 6 月 24 日(日)
CCSC
参加者:54 名(講師他 28 名・受講者 24 名)
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体
アンブ気管挿管、練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2
10 台
バックバルブマスク他
● 第 1 回千葉県ICLS指導者養成ワークショップ
平成 24 年 10 月 14 日(日)
CCSC
参加者:41 名(講師他 18 名・受講者 23 名)
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体
アンブ気管挿管、練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2
10 台
バックバルブマスク他
● 第 12 回千葉大学ICLSコース
平成 24 年 12 月 2 日(日)
CCSC
参加者:40 名(講師他 18 名・受講者 22 名)
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体
アンブ気管挿管、練習モデル 2 台、ICLS セット 4 個、AED トレーナー2
バックバルブマスク他
● きみさらずICLSコース
君津中央病院
平成 24 年 7 月 21 日~7 月 23 日 参加者:69 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 1 体
● 成田赤十字病院ICLSコース
成田赤十字病院
平成 24 年 8 月 17 日
参加者:60 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 2 体
- 23
-
10 台
● 救急蘇生トレーニング
千葉労災病院
平成 24 年 8 月 31 日~9 月 3 日 参加者:50 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 1 体、レサシアン 5 体、
AED トレーナー10 個、AIRSIM 1 台、アンブ気管挿管練習モデル 2 台
● 東京女子医科大学八千代医療センターICLSコース
平成 24 年 10 月 4 日~10 月 9 日 33 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体
アンブ気管挿管練習モデル 1 台
AIRSIM 2 台、CVC穿刺シミュレータ 1 体
● 千葉市立青葉病院ICLSコース 千葉市立青葉病院
平成 24 年 10 月 19 日~10 月 22 日
参加者:60 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 3 体、レサシアン 6 体、AIRSIM 1 台、
アンブ気管挿管練習モデル 1 台、AED トレーナー2 6 台
● 千葉市立青葉病院ICLSコース 千葉市立青葉病院
平成 25 年 2 月 15 日~2 月 18 日
参加者:45 名
ALS スキルマスター&ハートシム 4000 2 体、レサシアン 4 体、AIRSIM 3 台、
アンブ気管挿管練習モデル 1 台、AED トレーナー2 4 台
● 千葉大学亥鼻祭
平成 24 年 11 月 5 日~6 日(土・日)
千葉大学看護学部総合教育研究棟 人体解
剖模型、腹腔鏡シミュレータ“Dry Box”2 台、 聴診シミュレータ“Mr.ラン
グ”1 台、レサシアン 6 台、AED トレーナー2
● JSOAPワークショップ
大宮ソニックシティ
平成 24 年 12 月 6 日~10 月 11 日
● 第 9 回KCH ICLSコース
平成 25 年 2 月 2 日~2 月 4 日
6台
参加者:15 名
千葉メディカルセンター
参加者:57 名
レサシアン 6 体、AIRSIM 3 台、アンブ気管挿管練習モデル 2 台、
AED トレーナー2
●
4 台、バックバルブマスク 6 個
ALSOプロバイダーコース
in
Okinawa
レーショ ンセンター
平成 25 年 2 月 25 日~3 月 6 日
分娩モデルセット 2 体
24 名
- 24 -
おきなわクリニカルシミュ
<シミュレーションセンター/シミュレーション・ラボで行われた見学会>
● 施設見学・視察
研修医説明会や医学生の病院見学、看護師就職説明会、看護学生対象のサマー イ
ンターンシップなど、研修施設の紹介としての施設見学があった。
表6 施設見学・視察
中国医科大学
平成 24 年 4 月 17 日
8名
文部科学省医学教育課
平成 24 年 4 月 25 日
11 名
東京女子医科大学・福井大学
平成 24 年 5 月 2 日
6名
佐賀大学医学部
平成 24 年 5 月 21 日
6名
市川総合病院
平成 24 年 5 月 25 日
4名
記者団見学会
平成 24 年 6 月 4 日
10 名
関東甲信越地区国立大学病院事務長会議
平成 24 年 6 月 7 日
34 名
国立国際医療センター
平成 24 年 6 月 12 日
41 名
関東甲信越地区国立大学病院副看護部長会議
平成 24 年 6 月 14 日
31 名
おきなわクリニカルシミュレーションセンター
平成 24 年 6 月 15 日
2名
インジェ大学(韓国)
平成 24 年 6 月 28 日
5名
石川県地域医療支援センター
平成 24 年 6 月 29 日
3名
文部科学省医学教育課
平成 24 年 7 月 2 日
14 名
通産省
平成 24 年 7 月 5 日
4名
文部科学省
平成 24 年 7 月 12 日
2名
岩手医大救急医学講座
平成 24 年 7 月 25 日
1名
幕張総合高校
平成 24 年 7 月 30 日
13 名
地域医療連携の会
平成 24 年 8 月 1 日
13 名
札幌医科大学
平成 24 年 8 月 1 日
4名
看護部サマーインターンシップ
平成 23 年 8 月 1 日
31 名
平成 23 年 8 月 2 日
29 名
平成 23 年 8 月 7 日
26 名
平成 23 年 8 月 9 日
25 名
平成 23 年 8 月 21 日
9名
平成 23 年 8 月 22 日
23 名
平成 23 年 8 月 28 日
7名
8名
看護学部異文化看護学生交流会
平成 23 年 8 月 29
日
平成 24 年 8 月 7 日
14 名
VR医学学会参加者
平成 24 年 8 月 25 日
17 名
- 25
-
副看護部長研修
平成 24 年 9 月 12 日
25 名
済生会習志野病院看護部
平成 24 年 9 月 19 日
4名
東京女子医大八千代病院
平成 24 年 10 月 3 日
18 名
民主党国会議員
平成 24 年 10 月 17 日
11 名
埼玉県職員・工学研究科教員
平成 24 年 10 月 24 日
18 名
熊本大学事務
平成 24 年 10 月 29 日
8名
日本経済新聞
平成 24 年 11 月 6 日
2名
歯科医師臨床研修状況相互訪問評価
平成 24 年 11 月 15 日
4名
千葉県地域保健臨床研修合同研修
平成 24 年 11 月 16 日
2名
信州大学・東北大学
平成 24 年 11 月 16 日
14 名
サンディエゴ大学
平成 24 年 11 月 20 日
6名
東京女子大学医療統合教育センター
平成 24 年 12 月 5 日
3名
ソウル大学(韓国)
平成 24 年 12 月 10 日
5名
千葉大病院看護部
平成 25 年 1 月 18 日
4名
平成 25 年 1 月 25 日
2名
Simman プログラミング勉強会
平成 25 年 1 月 21 日
16 名
専門医評価認定機構サーベイヤ
平成 25 年 1 月 25 日
5名
看護部スプリングインターンシップ
平成 25 年 3 月 12 日
31 名
平成 25 年 3 月 19 日
29 名
- 26 -
2)パフォーマンス・ラボ
朝比奈真由美
模擬患者が参加する教育プログラムの目的に即した
内容のシナリオ開発を行い、学習者のリフレクションを
促進することを重視した対話型フィードバックのスキ
ルアップを図った。また、授業内容の改善を目的として、
模擬患者から授業に対するフィードバックも行った。
呼び入れを待つ模擬患者(医療面接)
表 7 平成 24 年度模擬患者の活動実績
<医学部>
授業名・概要
対象・SP
年月日・場所
シナリオ
「臨床入門コミュ
ニケーションⅢ」
初診面接
医学部 4 年生
101 名
SP:14 名
2012/4/24,
5/1,8
CCSC 診察シミュ
レーション室
内田邦子(胃痛)
、遠藤正子(結核)、
辰野智子(足をひきずる)、中村ま
り(頭痛)
、山川春美(めまい)、
石井明子(胸焼け)
、田中敬三(下
肢痛)
、永井貴子(腰痛)
、都築俊
夫(下痢)
、岡本准一(咳)
、真野
温(発熱)、白根かおり(だるさ)
、
大隈恭子(血便)
「医・薬・看護学部
IPE」
入院患者の全人的
評価を行い、退院計
画を作成
医学部・薬学部・
2012/9/18,24,
看護学部
4 年生
CCSC 診察シミュ
計 224 名
レーション室
SP:12 名
小沼茂子(脳梗塞)
、豊田貴(HIV)、
大木和馬(食物アレルギー)、小林
清(急性心筋梗塞)
、日野昭子(糖
尿病)
、伊丹綾子/大輔(大腸癌)
「臨床入門コミュ 医学部 4 年生
ニケーションⅤ-1」 101 名
初診面接から診療
SP:14 名
録記載
「臨床入門コミュ
ニケーションⅦ」
悪い知らせの実践
医学部 4 年生
101 名
SP:9 名
「臨床入門 OSCE」
OSCE
医学部 4 年生
101 名
SP:10 名
「臨床入門 OSCE」
補講
医学部 4 年生 5
名
SP:3 名
2012/10/16,
10/23
CCSC 診察シミュ
レーション室
2012/10/30,
11/13
CCSC 診察シミュ
レーション室
2012/12/15
CCSC 診察シミュ
レーション室
2013/1/10,17
CCSC 診察シミュ
レーション室
- 27
-
今田美真子(腹痛)
、齋藤優子(頻
尿)、山下琴音(耳鳴り)、田中明
子(片目見えない)
、今村陽介(血
便)、石田良子(腹痛)
、井川暢明
(腹痛)、阿部千夏(不正出血)
村井茂子、遠藤重雄、上村茂美、
山下繁(悪い知らせ・腹痛)
佐藤花子、佐藤太郎
前田弘子(手の震え)
、山本葵(咳
痰)、石田良太(腹痛)
「臨床入門コミュ
ニケーションⅡ」
初診面接のイント
ロダクション
医学部 3 年生
123 名
SP:14 名
2013/2/5,12,19
CCSC 診察シミュ
レーション室
石田良子/良太(腹痛)
、中村まり
(頭痛)、山本葵(咳痰)
、前田弘
子(汗・手震え)
CPX(Advanced
OSCE)
医学部 5 年生
102 名
SP:16 名
2012/12/21
CCSC 診察シミュ
レーション室
本田雅美/雅子(ふらつき)、 佐
藤和之/和子/和夫(血便)
<附属病院>
授業名・概要
対象・SP
年月日・場所
シナリオ
「附属病院研修医、
歯科研修医ガイダ
ンス」 入院初日の
設定。良 好な医師
-患者関 係を築
き、必要な情 報収
附属病院研修医
2012/4/6
8 名
CCSC 診察シミュ 田中春江(パーキンソン)
SP:3 名
レーション室
山本佐知子(肺腺ガン)
石田良子(胆石)
集、問題解決を 行
う
共通研修セミナー
「医療面接(上級
編)
研修医 8 名
SP:4 名
2013/1/31,2/21
CCSC 診察シミュ
レーション室
飯山文昭(検査拒否) 村
田剛(病院対応) 池上沙
也香(新型うつ) 高山真
奈美(悪い知らせ)
<工学部>
授業名・概要
対象・SP
年月日・場所
シナリオ
「工学部コミュニ
ケーションワーク
工学部 1 年生
2012/8/4
ショップ」 医療者 50 名
CCSC スキルトレ
として患者 の求め SP:6 名
ーニング室
に対応
- 28 -
病院で検査待ちをしている成人
患者
●SP 勉強会の開催 千葉大学医学部の模擬患者とフィードバックについての説明
(新入会員対象) 千葉大学医学部 SP 会ガイドラインの内容について確認・検
討(全会員対象) 年月日:2013 年 1 月 8 日
場所:CCSC レクチャー室 1
参加者:12 名うち新入会員 3 名
●シナリオの作成とブラッシュアップ 既存のシナリオを授業の目的、学生の反応に合
わせて改変するとともに、新規に 11
本のシナリオを作成した。
●身体診察への取組み
千葉大学医学部 SP 会では従来、医療面接のみを行っていたが、2012 年度に千葉大学
医学部 5 年生を対象に、Clinical Performance Examination(CPX)が初試行されるこ
とになり、身体診察にも取り組むこととなった。神経内科、食道胃腸外科の協力のもと、
各疾患に特徴的な身体反応や、適切な診察について研修を行い、CPX にて医療面接、身
体診察の模擬患者を演じ、評価も行った。
●模擬患者用スーツの開発協力と使用
CCSC の模擬患者用スーツ開発に協力した。さらに、CPX の際、5 名の女性模擬患者が
模擬患者用スーツを着用し、腹部の触診等に対応した。
●外部研修会への参加
(財)ライフ・プランニング・センターが主催する「第 5 回全国模擬患者研究大会」
(参
加者約 100 名)に教員 1 名、模擬患者 10 名が参加した。教員から千葉大学医学部 SP 会
の対話型フィードバックについて紹介し、模擬患者は模擬患者をとりまく状況、薬学部
や看護学部など他学部での模擬患者活動、外部模擬患者団体の組織と研修方法などにつ
いて学んだ。
年月日:2013 年 1 月 19 日
場所:剛堂会館(紀尾井町)
●外部人材の活用 フィードバックを必要としない身体診察の模擬患者として外部
人材を活用した。
2012 年 4 月 24 日,5 月 1 日,8 日
臨床入門バイタルサイン
7 名(シルバー人材
センター)
2012 年 7 月 3 日,10 日,17 日
臨床入門胸部診察
センター)
- 29
-
11 名(シルバー人材
3)アナトミー・ラボ
鈴木崇根
CALにおける教育の実施
<中頭蓋窩・後頭蓋窩および頭蓋頚椎移行部の頭蓋底手術到達法
> 2012 年 6 月 16 日~2012 年 6 月 16 日
参加医師 12 名 主
催:千葉大学脳神経外科学
教育目的(概要):
頭蓋底手術で重要な後頭蓋窩・頭蓋頸椎移行部の外科解剖の教育を目的として頭
蓋底および頭蓋頸椎移行部の dissection 実習を行った。
<救命のための緊急処置手技教育>
2012 年 4 月 29 日
参加医師 12 名
主催:千葉大学 救急集中治療医学 教
育目的(概要):
救命のための緊急処置の中には、比較的施行する機会の少ない手技が含まれるが、
そのような処置を迅速かつ的確に行えなければ,患者を救命することができない。
今回胸腹部における緊急救命処置を、救急部の若手医師に習得させ、また習熟さ
せることを目的に本教育を施行した。
<千葉手・肘の外科研究会 CadaverWorkshop2012>
2012 年 11 月 3 日 8 時〜18 時
参加医師 25 名
主催:千葉大学 整形外科学 共催:千葉手・肘の外
科研究会
教育目的(概要):
千葉大学整形外科 手外科グループと県内の手外科医で構成する千葉手肘の会で
は、上肢に関するハンズオンセミナーの開催を決定した。開催経験がないことか
ら、今年は手外科で必要な解剖・手技を教育するためのセミナーを模擬開催し、
今後のコース内容・対象・必要な時間等を検討するための情報収集を行うことも
重要な目的に加えた。
<神経内視鏡下経鼻手術における頭蓋底解剖>
2012 年 7 月 14 日~2012 年 7 月 15 日
参加医師 7 名
主催:千葉大学脳神経外科学
教育目的(概要): 神経内視鏡経鼻手術における頭蓋底解剖に関して、当科若手医
局員に解剖教育を 行うことを目的として実施した。
- 30 -
<救命のための緊急処置手技教育>
2012 年 10 月 13 日
参加医師 10 名
主催:千葉大学 救急集中治療医学 教育
目的(概要)
:
比較的施行する機会の少ない緊急処置・手術手技に習熟する、または習得する。
<第 6 回 千葉神経内視鏡ハンズオンセミナー>
2012 年 12 月 22 日~2012 年 12 月 23 日
参加医師 25 名
主催:千葉大学 脳神経外科学
共催:東関東・東京 高度医療人養成ネットワーク
教育目的(概要):
神経内視鏡を使用した経鼻手術及び経脳室鏡手術における解剖に関して、神経内
視鏡技術認定を目標とした解剖教育を行うことを目的として実施した。
<CALを用いた肺移植ドナー心肺摘出術およびレシピエントへの肺移植術手技の習得>
2012 年 12 月 29 日
参加医師 12 名 見学 9 名(手術室看護師)
主催:千葉大学 呼吸器病態外科学
教育目的(概要): 一般臨床で段階的に経験を積む事が困難な肺移植術の手技を、
ドナー肺摘出から レシピエントへの肺移植までの流れを含めて人体で経験する
事を目的とした。ま た、千葉大学医学部附属病院手術室の移植担当看護師も参
加し、直接介助・間接 介助、見学をすることで実際の移植の流れを体感するこ
とを目的とした。
<口腔外科領域の手術における頭頚部及び皮弁再建時に必要な解剖教育と手術手技の
取得>
2013 年 1 月 18 日 13
時~16 時
参加医師 10 名
主催:千葉大学 歯科顎口腔外科
教育目的(概要): 頭頚部手術の基本は解剖であり、血管、神経などの解剖学的位
置を熟知したうえ で手術に臨む必要がある。本研修では一線で活躍する熟練医
のみならず、研修医 など臨床臨床経験の少ないドクターに対しても、頭頚部領
域の解剖や手術手技を 学んでいただく目的で開催した。
- 31
-
<胸腰椎手術における手技教育>
2013 年 2 月 24 日
9 時~18 時
参加医師 20 名
主催:千葉大学 整形外科学
教育目的(概要): 1.キャダバーによる手術経験を通じ、フレッシュマンの基本手術
手技(器械の扱
い、基本手技、スクリュー挿入手順)習得および脊椎手術への興味育成向上。
2.スタッフ・大学院生の手術指導スキルの向上、解剖学的知識と手術スキルの確
認。
3.CAL システムの使用に習熟し、キャダバー使用による脊椎脊髄病研究の契機と
する。
<経鼻神経内視鏡手術における頭蓋底解剖>
2012 年 2 月 2 日〜2012 年 2 月 3 日
参加医師 10 名
主催:千葉大学 脳神経外科学
教育目的(概要): 神経内視鏡を使用した経鼻手術及び経脳室鏡手術における解剖
に関して脳神経外 科・耳鼻咽喉科若手医師の解剖教育を行うことを目的として
実施した。
<手外科医のための基本手技教育>
2013 年 3 月 15 日
8 名
千葉大学
医師
主催:
整形外科学 教育
目的(概要)
:
手外科疾患は手技のレベルによって術後成績に大きな開きが生まれる。手外科医
にとって頻度の高い手技を教育し、より高い技術を目指す。
<第 3 回 救命のための緊急処置手技教育>
2013 年 3 月 31 日
催:千葉大学
医師 13 名 主
救急集中治療医学 教育
目的(概要)
:
救命のための緊急処置の中には、比較的施行する機会の少ない手技が含まれるが、
そのような処置を迅速かつ的確に行えなければ,患者を救命することができない。
今回、胸腹部における緊急救命処置を救急部の若手医師に習得させ、また習熟さ
せることを目的に本教育を施行した。
- 32 -
4)アニマル・ラボ
相田俊明
2012/9/9(日)
第 1 回 外科手術基本手技セミナー
9:00~18:00
(共催:NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク)
2012/10/14(日) 第 2 回 外科手術基本手技セミナー
9:00~18:00
(共催:NPO 法人千葉医師研修支援ネットワーク)
2012/11/04(日) 第 2 回 心臓血管外科手術セミナー 冠動脈バイパス
13:00~16:15
術
2012/12/15(土) 外傷手術手技セミナー
9:00~17:20
Surgical Strategy and Treatment for Trauma, SSTT
4 人
4 人
1 人
8 人
第 1 回 外科手術基本手技セミナー
主旨 外科手術基本手技のハンズオンセミナーで、ブタを用いた開腹手術を通
して、
①外科基本手術 ②全身麻酔の導入・維持 ③手術の直接介助・間接介助
④手術室におけるマナー・注意事項を習得します。
【実習内容】 以下の内容をトレーニングします。
●胃切除及び再建術 ●小腸・直腸切除術及び再建術
●脾臓摘出術 ●胆のう摘出術
●腎臓摘出術 ●膵尾部切除 ●肝切除(時間に余裕がある場合)
概要
日時:2012 年 9 月 9 日(日)9:00~18:00 場所:千葉大学大学院医学研
究院
動物実験棟 講師:相田俊明(千葉大学
大学院医学研究院
医学教育研究室
特任助教)
対象:千葉県内の医療機関に勤務する外科コース後期研修医、外科志望初期研修医
定員:4 名
9 月 9 日(日)9 時から 18 時まで、千葉大学大学院医学研究院 動物実験棟におい
て、
「外科手術基本手技セミナー」を開催しました。今回は県内の医療機関等から外科
コース後期研修医、外科志望初期研修医 4 名が受講、千葉大学大学院医学研究院 医
学教育研究室 特任助教相田先生のご指導のもと、ブタを用いた手術を通して「外科基
本手技」「全身麻酔の導入・維持」「手術の直接介助・間接介助」「手術室におけるマナ
ー・注意事項」などを学びました。今回のセミナーは参加者それぞれのレベルに応じて、
適切な難度の手技を担当していただきました。通常の手術では細かく解説を聞きながら
教わるのは時間や状況の関係上、難しいことです。今回のセミナーでは分からなければ
分かるまでしっかり教えてもらえ、“なぜそうするのか”を含めて適切な指導を受ける
- 33
-
ことができました。将来、外科医を目指している研修医の皆さんにおいては、通常のオ ペ
ではなかなか練習ができない中で、その手法を学べる絶好の機会、充実したセミナー であ
ったことと思います。
参加者の意見
実際の動物を使用したことで、人間に近い練習ができたと思います。
(後期研修医)

通常の手術では細かい解説を聞くのは時間の関係上難しいのですが、なぜそうする の
かの理由も含めて知ることができよかったです。
(後期研修医)
また機会があれば参加したいです。
(初期研修医 1 年)
- 34 -
第 2 回 外科手術基本手技セミナー
主旨 外科手術基本手技のハンズオンセミナーで、ブタを用いた開腹手術を通
して、
①外科基本手術 ②全身麻酔の導入・維持 ③手術の直接介助・間接介助
④手術室におけるマナー・注意事項を習得します。
【実習内容】 以下の内容をトレーニングします。
●胃切除及び再建術 ●小腸・直腸切除術及び再建術
●脾臓摘出術 ●胆のう摘出術
●腎臓摘出術 ●膵尾部切除 ●肝切除
(時間に余裕がある場合)
概要
日時:2012 年 10 月 14 日(日)9:00~18:00 場所:千葉大学大学院医学
研究院
動物実験棟 講師:相田俊明(千葉大学
大学院医学研究院
医学教育研究室
特任助教)
対象:千葉県内の医療機関に勤務する外科コース後期研修医、外科志望初期研修医
定員:4 名
10 月 14 日(日)9 時から 18 時まで、千葉大学大学院医学研究院 動物実験棟にお
いて、「外科手術基本手技セミナー」を開催しました。今回は県内の医療機関等から外
科コース後期研修医、外科志望初期研修医、医師 5 名が受講、千葉大学大学院医学研
究院 医学教育研究室 特任助教相田先生のご指導のもと、ブタを用いた手術を通して
「外科基本手技」「全身麻酔の導入・維持」「手術の直接介助・間接介助」「手術室にお
けるマナー・注意事項」などを学びました。基本手技では、胆摘・小腸切除再建・胃幽
門側切除再建・腎摘・脾摘を行いました。普段の手術ではなかなか時間をかけられない
部分を大変丁寧に細かく指導を受けられました。また、他の参加者と刺激し合い一緒に
学べ、とても勉強になられたようです。将来、外科医を目指している研修医の皆さんに
おいては貴重な経験となり、大変充実したセミナーであったことと思います。 参加者の
意見

基本的な質問にも丁寧に答えていただき、細かく熱心に指導していただきました。
(後期研修医)

他人の手技を見ることができ勉強になりました。
(後期研修医)

自分の手技で良くない点を指摘していただき、日頃の疑問が解決しました。
(医師)
- 35
-
第 2 回心臓血管外科手術セミナー
千葉大学 心臓血管外科 助教の石田敬一医師らを講師として、心臓血管外科における
冠動脈の血管吻合テクニックに関する講義を行った後、実際に実験用のブタの心臓およ
び血管を用いて、1. 持針器の持ち方、運針(7/0 プローリン)の方法、2. 血管の剥離:
ビーバーメスを用いて血管を剥離する方法、3.
血管吻合の手順(パラシュート吻合)、
4. 運針の方法など実際の血管吻合で注意すべき点をふまえたブタの冠動脈吻合、5. 助
手(前立ち)として血管吻合術の補助の仕方を習得した。
参加者の声
冠動脈血管吻合は未経験であり、大変有意義で、あっという間の 3 時間でした。
- 36 -
2.大学病院連携型高度医療人養成推進事業
ハンズオンの強み
千葉大学セミナー開催実績
平成 21 年度
参加者数
2009/12/12(土) 第 4 回 神経内視鏡ハンズオンセミナー
5 人
9:00~19:30
12/13(日)
9:00~15:30
2010/1/25(月)
腹部超音波スクリーニングセミナー
24 人
第 1 回 ブタを用いた外科手術基本手技研修会
7 人
ブタを用いた腹腔鏡下胃切除術研修会
3 人
12:00~13:00
2010/1/31(日)
9:00~19:00
2010/2/6(日)
9:00~18:00
合 計 39 人
〇セミナーレポート
第 1 回 ブタを用いた外科手術基本手技研修会
千葉大学 総合医療教育研修センター
清水 孝徳 医師がインストラクターとな
り、実験用のブタを用いた胃切除再建、
脾摘、胆摘、腎摘、腸切除再建などを通
じて基本手技を学んだ。終了後には、施
設間の手技の違いについて議論した。 参
加者の声
実際の手術では経験出来ない議論を交
えた基本手技訓練で、大変有意義でした。
平成 22 年度
参加者数
第 2 回 ブタを用いた外科手術基本手技研修会
6 人
2011/2/6(日)
第 3 回 外科手術基本手技セミナー(ブタを用いた外科
5 人
8:30~18:00
手 術基本手技研修会より改題)
2010/6/12(土)
15:00~18:00
6/13(日)
9:00~18:00
合 計 11 人
- 37
-
〇セミナーレポート
第 2 回 ブタを用いた外科手術基本手技研修会
第 2 回目の実験用ミニブタを用いた手
術手技の研修会。インストラクターは前回
同様、千葉大学 総合医療教育研修センタ
ー 清水 孝徳 医師が担当した。
初日にドライラボで縫合、吻合などの技
術講義を行い、翌日にブタを用いて胃切除
再建、肝切除、脾摘、胆摘、腎摘及び腸切
除再建などを行い、基本手技を学んだ。
今回も、施設間の手技の違いについて議論した。 参加者の
声
4 日後に肝切除の手術を控えており、本番の手術にかなり役立ちました。
平成 23 年度
参加者数
第 4 回 外科手術基本手技セミナー
4 人
2011/9/4(日)
内視鏡的胃粘膜下層剥離術基本技術習得のためのハン
3 人
10:00~13:30
ズ オンセミナー
2011/11/6(日)
第 1 回 心臓血管外科手術セミナー 冠動脈パイパス
10:00~12:30
術
2011/6/19(日)
9:00~19:00
2011/12/10(土) 第 5 回 神経内視鏡ハンズオンセミナー
2 人
5 人
10:00~17:30
2011/12/11(日)
8:00~16:00
2012/2/12(日)
第 5 回 外科手術基本手技セミナー
4 人
第 6 回 外科手術基本手技セミナー
4 人
頸動脈エコーハンズオンセミナー
2 人
9:00~18:00
2012/2/19(日)
9:00~18:00
2012/2/22(水)
18:00~20:30
合 計 24 人
- 38 -
〇セミナーレポート
第 4 回 外科手術基本手技セミナー
外科手術基本手技のハンズオンセミナー。
千葉大学 相田俊明 医師、千葉医師研修支
援ネットワーク 顧問 清水孝徳 医師をイ
ンストラクターとして、①外科基本手技
②全身麻酔の導入・維持 ③手術の直接介
助・間接介助 ④手術室におけるマナー・
注意事項を習得した。
参加者の声(
「外科手術基本手技セミナー」アンケート集計結果より)
(7 名回答、※内 3 名は ACT‐network 以外の参加者)
1. 全体の研修時間はどうでしたか。
長い(1 名)、丁度良い(4 名)
、短い(2 名)
2. 実際に自分が実習できた時間はどうでしたか。
丁度良い(3 名)
、短い(4 名)
3. 参加人数はどうでしたか。
多い(5 名)、丁度良い(2 名)
4. 次回研修に参加する機会がありましたら、また参加されますか。 参
加費を払ってでも参加する(5 名)
、無料であれば参加する(2 名)
5. (1)講師からの指導内容はどうでしたか。 充実していた
(5 名)、まあまあ充実していた(2 名) (2)また、その
理由も教えて下さい
・千葉大の手法と同時にその他のやり方のメリット・デメリットを教えて頂けた。
・まだ、外科を回っていないがいろいろ話が聞けた。
・身近なことからいろいろと教えて頂けた。和気藹々とした雰囲気でとてもよかっ
た。
・多くの人がアドバイスを言うので少し混乱した。
・知識がないけど教えて頂けた。
6. 今回の研修に参加した動機を教えてください。
・外科志望だが通常のオペでは出来る手技が限られていて実際に練習したかったた
め。
・将来、外科医を目指しており、その手法を学べる絶好の機会だと感じたから。
・外科志望、手術手技実際にやってみたかった。
・前回参加者の先輩に進められた。
・上司に進められた。
- 39
-
・手技の経験
・貼り紙を見た。
7. 今回の研修に参加して良かったことをお書きください。
・手技の経験
・人でやった事のない術式をやれたこと。
・術者になって初めて分かることがあると感じた。
(視野の展開)
・外科手技の基本をいろんな先生方から教わることができた。
・腸管吻合、その前立ちなど出来たこと。
・他病院のドクターと交流出来たこと。
・手術の基本から大変多くを教えていただき良い経験となった。 8. 今回の研修で
不満だった点をお書きください。
・自分の時間が少なかった。
・もっと時間があれば良かった。
・見学が多い。
・人数が少し多い。
・人数がやや多く実際に出来る時間が短い。
・少し暑かった。
9. 医師経験年数、外科経験年数、現在の立場を教えてください。
・医師 1 年目 外科志望 初期研修医
・医師 2 年目 外科 8 か月 初期研修医
・医師 2 年目 外科 2 か月 初期研修医
・医師 3 年目 救命救急研修 1 年目
・外科シニア 1 年目
・シニアレジデント
・看護学部 3 年
10. 専門分野あるいは今後の専攻予定の科を教えてください。
・心臓血管外科予定 2 名
・消化器外科 2 名
・一般外科
・救命
11. 今後ブタを使った「手術手技セミナー」に参加するとしたら、どのような内容を希
望されますか?
・今回と同じでよいが、密度を濃くしてほしい
・器械吻合手技、腸管吻合
・血管吻合を含む手技
・後期研修医と初期研修医に分けて行ったほうが充実して実習出来る。
- 40 -
〇セミナーレポート
第 5 回 神経内視鏡ハンズオンセミナー
千葉大学 脳神経外科 佐伯 直勝 教授らを講師として、献体を使用し耳鼻科と連携し
た数少ない神経内視鏡ハンズオンセミナーであり、日本神経内視鏡技術認定委員会が公
認する講習会である。講義に加え、第 3 脳室底開窓術法を含めた脳室内操作(硬性鏡、
軟性鏡)
、血腫除去術のための基本手技(硬性鏡)
、経蝶形骨洞手術に必要な鼻腔・頭蓋
内解剖と基本・応用手技(硬性鏡)などを
行った。
参加者の声
筑波大学 脳神経外科医
卒後 7 年目 ホ
ルマリン献体ではなく、凍結献体であ
り、生体に似た組織で、実際の手術に似た
トレーニングをすることが出来た。 筑波
大学
脳神経外科医 卒後 3 年目
普段はあまりさわる事もない内視鏡について基本的な操作から実践を想定した動き
まで習うことが出来て今後の参考になった。
自分にとって何が不足しているのかを学ぶことができた。
平成 24 年度
2012/4/7(土)
参加者数
第 2 回 モバイル VIST セミナー in 千葉大学
2人
2012/9/9(日)
第 8 回 外科手術基本手技セミナー
4 人
9:00~18:00
(共催:NPO
15:00~18:00
法人千葉医師研修支援ネットワーク)
2012/10/14(日) 第 9 回 外科手術基本手技セミナー
9:00~18:00
(共催:NPO
4 人
法人千葉医師研修支援ネットワーク)
2012/11/04(日) 第 2 回 心臓血管外科手術セミナー 冠動脈バイパス
13:00~16:15
術
2012/12/15(土) 外傷手術手技セミナー
9:00~17:20
6 人
Surgical Strategy and Treatment for Trauma,
8 人
SSTT
2012/12/16(日)
8:00~16:40
2012/12/22(土) 第 6 回 神経内視鏡ハンズオンセミナー
3人
9:00~19:30
2012/12/23(日)
8:00~17:00
合 計 22 人
- 41
-
〇セミナーレポート
第 2 回心臓血管外科手術セミナー
千葉大学 心臓血管外科 助教の石田敬一 医師ら
を講師として、心臓血管外科における冠動脈の血管
吻合テクニックに関する講義を行った後、実際に実
験用のブタの心臓および血管を用いて、1. 持針器の
持ち方、運針(7/0 プローリン)の方法、2. 血管の
剥離:ビーバーメスを用いて血管を剥離する方法、
3. 血管吻合の手順(パラシュート吻合)
、4. 運針の
方法など実際の血管吻合で注意すべき点をふまえた
ブタの冠動脈吻合、5. 助手(前立ち)として血管吻合術の補助の仕方、を習得した。
参加者の声
冠動脈血管吻合は未経験であり、大変有意義。
〇東関東・東京高度医療人養成ネットワーク
第 5 回シンポジウム(平成 24 年 11 月 23 日)
座談会「行ってよかった!?他大学での研修―人材
交流の本音に迫る―」
司会:
北村 聖 (東京大学医学部附属病院 総合研修
センター 総センター長)
ゲストスピーカー:
三木 春香(筑波大学附属病院 膠原病リウマチアレルギー内科 医師)
塚本 真貴(東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 医師)
三澤 吉雄(自治医科大学 心臓血管外科 教授)
林
和彦(東京女子医科大学 化学療法・緩和ケア科 教授)
森野 知樹(千葉大学 ACT-network コーディネーター)
- 42 -
3.シミュレータの開発
千葉大学工学研究科 メディカルシステムコース 准教授
CCSC
中口俊哉
では、事業計画の中に効果的なシミュレーション教育を行うための新しいシミ ュ
レータの開発をあげている。本年度は千葉大学大学院工学研究科メディカルシステム
コースの中口俊哉准教授の研究室と協働でシミュレータの開発を行ってきた。
1)模擬患者(SP)を使った聴診訓練システム
背景
医学部教育では客観的臨床能力試験である OSCE(Objective Structured Clinical
Examination)が実施されている。OSCE では SP(Standardized Patient,模擬患者)が用
いられるが、SP は健康であるため再現可能な病態や身体的所見に制限がある。従って
これまで聴診訓練用マネキンと併用されてきたが、医療面接と聴診を円滑に実施するこ と
が不可能であるため教育効果が低下する。そこでバーチャルリアリティ技術により SP を
使用して医療面接と聴診を円滑に実施することができる模擬聴診器シミュレータ を
提案する。
概要
健常者である SP の体表に聴診器をあてることで、監督者が設定した異常生体音を再
現できる模擬聴診器を開発した。図 1 に提案する模擬聴診器シミュレータを使用した訓
練の概念図を示す。開発した模擬聴診器の採音部には接触センサと赤外 LED が内蔵され
ている。接触センサで SP との接触判定を行い、接触した際に赤外 LED が点灯する。さ
らに赤外カメラにより赤外光を聴診器位置として検出し、聴診位置に応じた生体音をコ ン
ピュータから無線通信により聴診器に内蔵したスピーカから再生する。また聴診位置 に応
じた生体音の再現を実施するため
音源マップ、及び呼吸音の可聴範囲マ
ップを作成した。訓練前に SP の体型を
システム内に設定した標準体型に変換
するため SP の上半身を自動検出するこ
とができる。
今年度はケンツメディコ(株)と連携
し、製品化に向けた試作として Windows
8 タブレット PC を使って中央制御部と
赤外カメラ、呼吸指示器を一体化した。 また、
体表との接触センサと Bluetooth による無
線通信を内蔵した模擬聴診器 を開発した。
インターフェイスを一新 し教育効果の向上
を目指した。
図1 聴診訓練システムの概念図
- 43
-
2)模擬患者(SP)を使った穿刺訓練システム
背景
生検や採血等、穿刺針を経皮的に穿刺する手技は、医療現場での診断や治療において 幅
広く用いられている。静脈穿刺や脊髄穿刺等、超音波ガイドを使用せずブラインドで 穿刺
針を標的へ正確に到達させるには高い技術と経験が必要であり、習得困難な手技で ある。
従来の穿刺手技の習得には、実習訓練、マネキンを用いた訓練、バーチャルリア リティ
(VR)技術を用いた訓練等がある。実習訓練では、動物を使用した訓練と実際の 患者に直
接手技を行う訓練があるが、前者は動物愛護の観点から実施が困難であること、 後者は手技者
の技術が未熟であると医療過誤につながる危険性がある。またマネキンを 用いた訓練手法
は、生理的・病理的再現が困難であることや、訓練対象となる患者の体 型・年齢が制限され
るといった問題がある。また
VR
技術を用いた穿刺訓練システムは、 視覚や触覚の再現は
モニタや力覚デバイスを用いた仮想的なものであり、実際の患者を 目の前にした場合の
緊張感や患者に対して手技を行う実習訓練のようなリアリティを 得ることは困難である。
そこで本研究では、訓練の真正性を高めるために模擬患者(SP)
と VR 訓練システムを融合した新しい訓練システムを構築する。 概
要
本研究では、力覚再現が可能な模擬穿刺針(Haptic Needle for Simulated Patient,
HNSP)の開発を行った。HNSP は模擬患者の体表に対して実際の針のように直接操作す
ることができ、また HNSP を使用
することで模擬患者に対して仮
想的に穿刺を行うことが可能で
ある。仮想人体モデルに穿刺した
場合に針に発生する反力を算出
し、HNSP に提示することで力覚
再現を行った。患者を傷つけない
ための機構を提案し、針穿刺によ
る反力の再現には磁力により針
を挟み摩擦力を発生させる機構
を考案した。HNSP の位置・回転
から仮想空間上の人体モデルに
対する針穿刺の反力を求め、求め
た反力を HNSP にフィードバック
することで穿刺訓練システムを
実現した。
図2 SP を使った穿刺訓練の様子
- 44 -
3)オンライン臨床実習評価システム c-Checker の開発
背景
医学部卒業生の質保証が強い社会的ニーズである現代において、医学部の最終段階の 授
業として実施される診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ:CC)の真正 性の
高い評価ツールの開発・利用が求められている。その一つとして診療現場での評価
(Workplace-based assessment: WBA)が有用とされているが、従来の紙媒体の利用で
は種々の問題点がある。本研究ではこれらの問題点を改善するため、情報技術の進歩に よ
って急速に普及している携帯端末で稼働する WBA ソフトウェア c-Checker を開発す
る。この c-Checker を利用して評価を行い、データを収集・解析することにより、CC
における評価法としての本評価ツールの有用性を検証する。
概要
c-Checker
のシステムは教員による採点ソフトウェア、学生の評価閲覧ソフトウェア、
そして全体を管理する管理ソフトウェアの 3 部構成とした。特に従来 50 項目以上ある
CC
の評価項目に対して効率的に採点を付与するためのインターフェイス改良に注力し
た。タブレット端末を用いた採点インターフェイスの様子を図3(a)に示す。タッチパ
ネルの操作に対応し、項目を分類化して分類ごとにページを切り替えて入力できるよう
になっている。教員が入力した採点結果は即時に学生側の閲覧ソフトウェアに反映され、 学
生は採点結果とそのコメントをすぐに確認することができる。全体の管理は安定した
WEB
ベースの管理ソフトウェアとして実装した(図3(b))。全評価を管理し、自動的な
集計を可能としている。
(a) タブレット端末の採点画面
(b) WEB ベース管理画面
図3 オンライン臨床実習評価システム c-Checker の実行画面
- 45
-
次年度計画
来年度は、平成 22 年度からスタートした概算要求事項(プロジェクト分)
(高度な専
門職業人養成や専門教育機能の充実)「医療安全教育のためのクリニカル・スキルズ・
センターの設置と運営―医療安全を実践できる医療者の育成を目指して-」が終了とな
る。補助金がない状況で CCSC がサステナブルに管理・運営できる体制を整え、3 年間
の実績を基に、医療者育成の場としての活用を発展させていきたい。
1)シミュレーション・ラボ
組織・施設整備では、Web予約システムの導入と円滑な運用、施設利用者が使いや
すい施設の整備を行う。また、劣化したモデルの買い替え、シミュレータの保守・点検・ 修
理を行うとともに新たに必要なシミュレータの購入を行う。シュミレーション・ラボ
の施設を活用し、各種セミナーを開催するほか、附属病院看護部の研修にシミュレーシ
ョンを取り入れるなどの取り組みも継続して行う。県内の医療機関や医師会の勉強会な
どに施設と備品を貸し出し、地域の医療技術向上に貢献する。
2)パフォーマンス・ラボ
本年度と同様、以下の研修、講義にて活動の予定である。

医学部臨床入門コミュニケーションⅢ:2013 年 4 月 23 日、30 日、5 月 7 日

医学部臨床入門コミュニケーションⅤ:2013 年 10 月 15 日、22 日

医学部臨床入門コミュニケーションⅦ:2013 年 10 月 29 日、11 月 12 日

医学部臨床入門コミュニケーションⅡ:2014 年 2 月

医学部臨床入門 OSCE:2013 年 12 月 14 日

医・薬・看護学部 IPE:2013 年 9 月 18 日、24 日

医学部 CPX:2013 年 1 月 10 日

附属病院研修医ガイダンス:2013 年 4 月 5 日

研修医勉強会:2013 年 10 月 17 日、11 月 21 日、2014 年 2 月 6 日、3 月 6 日

工学部コミュニケーションワークショップ:2013 年 7 月 20 日
3)アナトミー・ラボ
CAL においては利用が急増しており、今後も安定したラボ運営を目指す。また利用増
と感染症対策の一環として新鮮凍結屍体だけでなく、ホルマリン固定の一種である
Thiel 法の導入を計画している。
4)アニマル・ラボ
連携型高度医療人養成事業の一環として外科手術基本手技研修会の開催を目指す。研
修医向け、救急医向けのセミナーを企画する。
- 46 -
業績一覧
研究論文・総説・単行書
1
朝比奈真由美.
【チーム医療とチームケア】専門職連携教育(IPE)
,現場の医師との協働.CLINICIAN
エーザイ株式会社;2012;59;805-810
2
朝比奈真由美.
【シリーズ:指導医のために:医学・医療の多様性を追求する】医学部におけるプロフェ
ッショナリズム教育の現状.日内会誌
3
2013;102;1252-1258
朝比奈真由美,河本慶子,宮田靖志,野村英樹,尾藤誠司,板井孝壱郎,浅井篤,天野隆弘,井上千鹿
子,大生定義,後藤英司.医師養成課程におけるプロフェッショナリズム教育の現状調査.医学教育
2012;43;447-452
4
朝比奈真由美,宮田靖志,野村英樹,後藤英司.第 7 章
ショナリズム教育について
医学教育における医療倫理-特にプロフェッ
シリーズ生命倫理学 19 医療倫理教育(シリーズ生命倫理学編集委員会編)
丸善出版株式会社;2012;129-156
5
朝比奈真由美
革
訳.6プロフェッショナリズム教育・学習への支援-教育環境と学生の“航海術”の変
医療プロフェッショナリズム教育【理論と原則】
ズ、イヴォンヌ・シュタイナート著、日本医学教育学会
(リチャード・クルーズ、シルヴィア・クルー
倫理プロフェッショナリズム委員会編)株式
会社日本評論社;2012;112-128
6
Yonezu T, Ito S, Kanai K, Masuda S, Shibuya K, Kuwabara S. A case of adult-onset alexander disease
featuring severe atrophy of the medulla oblongata and upper cervical cord on magnetic resonance
imaging. Case Rep Neurol. 2012 Sep;4(3):202-6
7
Ogawa Y, Ito S, Makino T, Kanai K, Arai K, Kuwabara S. Flattened facial colliculus on magnetic
resonance imaging in Machado-Joseph disease. Mov Disord. 2012 Jul;27(8):1041-6
8
Yamamoto T, Kojima K, Koibuchi K, Ito S, Higuchi Y, Iwadate Y, Oide T, Kuwabara S. A case of primary
central nervous system lymphoma presenting diffuse infiltrative luekoencephalopathy. Intern Med.
2012;51(9):1103-6.
9
臼井いづみ.千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター(CCSC),充実した環境の
シミュレーション・ラボ.看護展望
臨時増刊号.2013,38(2):147-154.
学会発表
1
Asahina M. Inohana IPE: Multistep, structured, four-year interprofessional education program.
An International Association for Medical Education Conference 2012
2
2012.8, Lyon, France
Asahina M, Sakai I, Ishii I, Mayazaki M, Ito S, Maeda T, Takahashi Y. Multistep, structured,
four-year interprofessional education program (Inohana IPE). Step 2 improvement. All Together
Better Health Ⅵ, Kobe, Japan. 2012.10
3
森本
剛,仁田善雄,大西弘高,田邊政裕,北村 聖,福田康一郎.医学系 OSCE の採点における認定評
価者と非認定評価者間の差異. 第 44 回医学教育学会総会,神奈川.2012,7.
- 47
-
4
大滝純司,田邊政裕,吉田素文,北村 聖,福田康一郎 共用試験医学系 OSCE の効果等に関する調査報
告.第 44 回医学教育学会総会,神奈川.2012,7
5
朝比奈真由美,伊藤彰一,前田崇,石井伊都子, 田邊政裕.医学部臨床実習への薬学部学生の参加-医
学生・薬学生の意識調査-.第 44 回日本医学教育学会, 神奈川. 2012.7
6
伊藤彰一, 臼井いづみ, 朝比奈真由美, 前田崇, 田邊政裕.診療参加型臨床実習への transitional
course の導入.第 44 回日本医学教育学会, 神奈川. 2012.7
7
前田崇, 酒井郁子, 高橋平徳, 山本武志, 国井由生子, 黒河内仙奈, 朝比奈真由美, 石井伊都子, 宮崎
美砂子, 伊藤彰一, 関根祐子, 小河祥子, 田邊政裕.Interprofesshonal 実践能力概念の整理と検討.
第 44 回日本医学教育学会, 神奈川. 2012.7
8
山本武志, 酒井郁子, 高橋平徳, 前田崇, 国井由生子, 黒河内仙奈, 朝比奈真由美, 石井伊都子, 相馬
仁,宮崎美砂子.Interprofesshonal 実践能力評価尺度の開発:構成概念妥当性の検討.第 44 回日本医
学教育学会, 神奈川. 2012.7
9
浅野由美, 吉永勝則, 山中義崇, 和田正則, 村田淳, 朝比奈真由美, 長谷川純子, 小倉由紀.再度の高
圧酸素療法施行とリハビリテーション継続により著明な ADL 改善を認めた一酸化炭素中毒の例.第 49 回
日本リハビリテーション医学会学術集会, 福岡. 2012.6
10
村田淳, 浅野由美, 山中義崇, 朝比奈真由美.両側足関節筋力低下症例の重心動揺検査および下肢荷重
検査.第 49 回日本リハビリテーション医学会学術集会, 福岡. 2012.6
11
高橋平徳, 小河祥子, 朝比奈真由美, 石井伊都子, 酒井郁子, 中村伸枝, 伊藤彰一, 岡田聡志, 黒河内
仙奈, 鈴木優章, 関根祐子, 田邊政裕, 前田崇, 増田和司, 宮﨑美砂子.千葉大学の学士課程 IPE にお
ける FD/SD の試み. 日本保健医療福祉連携教育学会, 神戸.2012.10
12
米津禎宏, 伊藤彰一, 森雅裕, 鵜沢顕之, 小川喜胤, 牧野隆宏, 桑原聡.特発性急性横断性脊髄炎の脊
髄 MRI 所見の検討~MS, NMO との比較~.日本神経学会学術大会, 東京. 2012.5
13
野崎洋明, 二本松萌, 斎藤洋兵, 針生真弥, 水野敏樹, 水田依久子, 志賀篤, 小山哲秀, 加藤泰介, 野
田智子, 垣内無一, 伊藤彰一, 西澤正豊, 小野寺理.片側アリルにのみ HTRA1 ミスセンス変異を有する
例でも脳小血管病を引き起こす.日本神経学会学術大会, 東京. 2012
14
米津禎宏, 伊藤彰一, 森雅裕, 鵜沢顕之, 小川喜胤, 牧野隆宏, 桑原聡. 視神経脊髄炎に特徴的な脊髄
MRI 所見の検討.日本神経放射線学会, 2012
15
牧野隆宏, 伊藤彰一, 森雅裕, 米津禎宏, 小川喜胤, 桑原聡. 脳梁膨大部病変は NMO に特徴的である.
日本神経放射線学会, 2012
16
臼井いづみ.シミュレーショントレーニングの実践報告―病棟患者急変対応セミナーについて―.千葉
看護学会第 18 回学術集会,千葉.2012,9.15
17
臼井いづみ,長田久夫,坂上明子,新井隆成.ALSO(Advanced Life Support in Obstetrics)を助産師
が受講することの意義.第 53 回日本母性衛生学会総会, 福岡. 2012,11.16-17
- 48 -
学会特別講演・シンポジウム・座長
年月日
2012.4.13
学会
第 112 回日本外科学会定期学術
集会,千葉
内容
担当
外科専門医修練プログラムとアウトカム基
盤型外科専門医教育
シンポジウム外科志
望者を増やすために、今やるべきことは?
田邊
(シンポジスト)
アウトカム基盤型教育-医学教育の質保証
2012.4.21
第3回日本アプライド・セラピュ をめざす千葉大学医学部の取組み-
ーティクス学会学術大会,東京
ポジウム1
シン
薬物治療に責任を持てる薬剤
田邊
(シンポジスト)
師の教育を考える
2012.5.19
第85回日本整形外科学会学術
総会,京都
2012.5.31
The 2012 Korean Medical Education
Conference, Seol, Korea
モデル・コア・カリキュラムとアウトカム
基盤型教育
特別シンポジウム 3:魅力あ
る整形外科医を育てる
田邊
(シンポジスト)
Outcome-based Medical Education at Chiba
University School of Medicine in Japan
Tanabe M
Plenary 1
2012.7.27
第 44 回日本医学教育学会大会,
神奈川
オーバービュー
価
診療参加型臨床実習の評
パネルディスカッションⅡ
診療参加
型臨床実習の評価
田邊(座長)
,
伊藤
(パネリスト)
専門職連携教育(IPE)は強力なプロフェッ
2012.7.27
第 44 回日本医学教育学会大会,
ショナリズム教育である.シンポジウムⅡ
朝比奈
神奈川
医療プロフェッショナリズム教育とその具
(シンポジスト)
体的な取り組み
指定発言
医学教育分野別評価基準案につ
第 44 回日本医学教育学会大会,
いて
パネルディスカッションⅢ
グロー
神奈川
バルスタンダードに基づく医学教育機関別
田邊
2012.7.28
(パネリスト)
認証評価機構設立に向けて
2012.7.28
2013.3.8
第 44 回日本医学教育学会大会,
神奈川
第 5 回日本医療教授システム学会
口演 12-Ⅰ:多職種連携教育(IPE)Ⅰ
朝比奈(座長)
シミュレーション教育
臼井(座長)
総会,東京
2013.3.20
Inje-Chiba Joint Seminar Busan,
Korea
Inohana IPE:Multistep, structured,
four-year interprofessional education
program.
- 49
-
朝比奈
(シンポジスト)
講演会・シンポジウム・セミナー
年月日
2012.2.26
2012.3.4
2012.4.19
2012.5.19-20
2012.9.8-9
2012.11.23-24
2012.5.22
主催・場所
内容
千葉大学周産期母性科
第 3 回周産期急変対応セミナー
CCSC
(コーディネーター)
千葉大学医学部付属病院
千葉大学 ICLS コース
DCS-net CCSC
(タスク)
千葉大学周産期母性科
ALSO-Japan デモンストレーションコース
窪谷産婦人科(柏市)
(インストラクター)
千葉大学周産期母性科
ALSO-Japan プロバイダーコース
CCSC
(インストラクターキャンディデート)
第 44 回東京大学医学教育
アウトカム基盤型教育-千葉大学の取り組
セミナー,東京
み-
千葉保健医療大学セミナー,
アウトカム基盤型教育-教育の質保証を担保
千葉
する-
担当
臼井
臼井
臼井
臼井
2012.7.3
田邊
田邊
琉球大学医学部,おきなわ 感染対策シミュレーションを考える(ファシ
クリニカルシミュレーシ
リテーター)
2012.7.6-8
臼井
ョンセンター,沖縄コンベ シミュレーションを支えるエビデンスの構
2012.7.14-15
2012.11.17
ンションセンター
築(ファシリテーター)
金沢大学周生期医療支援
ALSO-Japan プロバイダーコース
機構
(インストラクターキャンディデート)
金沢大学
藤田保健衛生大学,愛知
アウトカム基盤型教育における診療参加型臨
臼井
田邊・伊藤
床実習の学生評価
2012.11.19-11.24
スペースアルファ神戸,兵庫 プログラム責任者養成講習会
平成 24 年度 千葉大学産
2012.11.27
学官連携イノベーションフォ
ーラム
2012.12.2
2012.12.9
千葉大学 ICLS コース
DCS-net CCSC
(インストラクター)
第 116 回日本産科麻酔学会 ワークショップ
第 39 回医学教育者のため
のワークショップ(富士研ワ
ークショップ)
田邊
開発の必要性
千葉大学医学部付属病院
大宮ソニックシティ
2012.12.13
医学教育,シミュレーション教育,シミュレータ
伊藤
臼井
臼井
(インストラクター)
アウトカム基盤型教育に関するワークショップ
(コンサルタント)
- 50 -
田邊
2012.12.14
2012.12.21
第 32 回日本私立薬科大学
協会教務部長会,東京
医学教育振興財団・東京
アウトカム基盤型教育-Why,What,How?-
屍体を用いた臨床医のための手術手技・検査
手技教育プログラムの開発に関する研究
田邊
鈴木
ライフ・プランニング・セ
2013.1.19
ンター第 5 回全国模擬患者 イリノイ大学 SP トレーニングから始まった
朝比奈
学研究大会, 剛堂会館(東 千葉大学の対話型フィードバック
京)
千葉県・千葉県産婦人科学
2013.2.9
会・日本産婦人科医会千葉 千葉県周産期医療関係者研修会
県支部
東京女子医科大
臼井
(講師)
学八千代医療センター
平成 24 年度厚生労働省チ
ーム医療普及推進事業「安
全で質の高い薬物療法を
2013.2.16
『患者中心の医療』から患者がリーダーとな
朝比奈
支える病棟チーム」第 5 回 るチームケアをめざして
シンポジウム「すべての道
は、医療安全に通ず」
沖縄県立中部病院 おきな
2013.3.2-3
わクリニカルシミ
ALSO-Japan プロバイダーコース
(インストラクターキャンディデート)
臼井
ュレーションセンター
亀田メディカルセンター
2013.3.9
周産期医療研究委員会
安房 BLSO コース
(インストラクター)
臼井
亀田医療大学
2013.3.12
2013.3.29
千葉大学看護学部管理学
アウトカム基盤型教育-千葉大学医学部の取
専攻主催セミナー,千葉
り組み-
千葉大学周産期母性科
ALSO-Japan デモンストレーションコース
愛和病院(川越市)
(インストラクター)
田邊
臼井
教育・シミュレーション関係・学会・講習会参加
年月日
内容
参加者
2012.5.5-5.6
Team STEPPS 勉強会,東京
臼井
2012.6.23-6.24
Fun Sim J (Fundamental simulation for Japanese), 沖縄
伊藤,井上
- 51
-
田邊,朝比奈,
2012.7.27-28
第 44 回日本医学教育学会総会,神奈川
伊藤,臼井, 前
田,岡田
2012.8.18
教育・研修実践を論文にまとめるセミナー,東京
臼井
2012.8.25-29
AMEE(ヨーロッパ国際医学教育学会),リヨン
朝比奈,前田
2012.10.5-8
ATBH(国際保健医療連携学会)VI,兵庫
朝比奈,前田
2012.10.7-8
日本保健医療福祉連携教育学会,兵庫
朝比奈,前田
医学教育学会・臨床研修委員会ワークショップ「卒後臨床研修の見直し
2012.10.7
に向けて」, 東京
2012.10.21
SUN 特別企画
伊藤
ピッツバーグ大学&ワイザーシミュレーション教育成功
臼井
の秘訣,東京
田邊,朝比奈,
2012.11.2-11.6
AAMC(アメリカ医学教育学会)2012,サンフランシスコ
伊藤,前田,
岡田
視察その他
年月日
2012.4.15-20
内容
IPE プログラム視察(レスター大学,ノーサンプトン大学,キングス大学)
,
参加者
朝比奈
ロンドン
2012.9.20-21
2012.11.9
2013.2.12-2.13
2013.3.19-21
医学教育振興財団 第 32 回国内医科大学視察と討論の会(昭和大学)
,東京
朝比奈
イリノイ大学シカゴ校交換留学生派遣に関する協議と外部評価打合せ等,シ
田邊,朝比奈,
カゴ
伊藤,前田,岡田
山形大学エンロールメント・マネジメント部,Institutional Research 及び
ダッシュボードに関する訪問調査,山形
インジェ大学学生交流に関する協議,釜山
伊藤,前田,岡田
田邊,白澤,
朝比奈,伊藤,
報道
年月日
2012.9.20
内容
NPO法人千葉医師研修支援ネットワークの活動について 日医ニュース第1225
担当者
田邊
号(8)
BS 朝日鳥越俊太郎 医療の現場!#256 日本の医療が変わる!?~地域を支え
2013.3.29
田邊
る新たな医師たち~(4 月 27 日放映)
- 52 -
研究助成金等取得状況
1
地域医療再生基金(千葉県補助金)2009~
2
大学病院連携型高度医療人養成推進事業「東関東・東京高度医療人養成ネットワーク」
(連携大学)2008~2012
3
地域医療再生基金(千葉県補助金)2009~
4
文部科学省特別経費(プロジェクト分)「高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実」に選定された「医療
安全教育のためのクリニカル・スキルズ・センターの設置と運営-医療安全を実践できる医療者の育成を目指し
て-」2010~2012
5
科学研究費補助金(基盤研究(C))「医学生における専門職連携教育の長期学習効果の評価とプログラムの有
用性の検討」(研究代表者:朝比奈真由美)2011~2013
6
研究費補助金(科学基盤研究(C))「医学部における革新的臨床実習(長期統合型臨床実習)の有用性の検討」
(研究代表者:伊藤彰一)2010~2012
7
平成 24 年度 厚生労働省 実践的な手術手技向上研修事業
(鈴木崇根)
8
平成 24 年度
実践的な手術手技向上研修事業【聖ルカ・ライフサイエンス研究所
(千葉大学大学院医学研究院
9
環境生命医学:鈴木崇根)
献体されたご遺体を用いて、医療技術を上げるための教育システムの構築について【厚生労働省補助金】
(千葉大学大学院医学研究院
10
研究助成金】
環境生命医学:鈴木崇根)
文部科学省特別経費(プロジェクト分)「高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実」に選定された The
ToKYoToC Doctor -大学間連携による今日の社会的ニーズに応えられる医師育成とその有用性の検証-2012
~2014
- 53
-
資料
資料 1
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程
57-58
資料2
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター運営委員会規程
59
資料3
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターにおける アナトミ
ー・ラボ及びアニマル・ラボの運営等に関する要項
60
資料4
機器一覧
61-64
資料5
数字で見る CCSC
65
- 55 -
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程
(趣旨)
第1条 この規程は,千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター(以下
「センター」という。)の組織及び運営に関し必要な事項を定める。
(目的)
第2条 センターは,シミュレータ等を利用した教育及び研修を行い,医療安全を確保し,患
者中心の医療を実践できる医療従事者を育成するとともに,シミュレータの研究・開発を行 うこ
とを目的とする。
(利用者)
第3条 センターを利用できる者は,次の各号に掲げるとおりとする。
一 本学の学生
二 本学の職員,医員, 医 員 ( シ ニ ア レ ジ デ ン ト ), 医 員 ( 研 修 医 ) 等の医療従事者
三 本学以外の者であって,前2号に掲げる者に準ずると認められる者
(ラボ)
第4条
センターに,次の各号に掲げるラボを
置く。 一 シミュレーション・ラボ
二 パフォーマンス・ラボ
三 アナトミー・ラボ
四 アニマル・ラボ
(職員)
第5条 センターに,次の各号に掲げる職員を置く。 一
センター長
二 その他の職員
(センター長)
第6条 センター長は,医学研究院又は医学部附属病院教授の中から医学研究院教授会の議に
基づき学長が選考する。
2 センター長の任期は,2年とする。ただし,再任を妨げない。
3 センター長が任期満了前に辞任し,又は欠員となった場合の後任者の任期は前任者の残任 期
間とする。
4 センター長は,センターの業務を総括する。
(運営委員会)
第7条 センターの円滑な運営を図るため,センター運営委員会(以下「委員会」という。)を
置く。
2 委員会に関し必要な事項は,別に定める。
(事務)
第8条 センターの事務は,医学部事務部において処理する。
(雑則)
第9条 この規程に定めるもののほか,センターに関し必要な事項は,医学研究院教授会の議
を経て別に定める。
- 57 -
資料1
附 則
1 この規程は,平成24年2月1日から施行する。
2 最初に選出されるセンター長の任期は,第6条第2項の規定にかかわらず,平成25年3 月3
1日までとする。
- 58 -
資料2
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター運営委員会規程
(趣旨)
第1条 この規程は,千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程第 6
条第2項の規定に基づき,クリニカル・スキルズ・センター運営委員会(以下「委員会」 とい
う。)に関し必要な事項を定める。
(審議事項)
第2条 委員会は,クリニカル・スキルズ・センター(以下「センター」という。)に関する次
の各号に掲げる事項を審議する。
一 センターの運営に関する重要事項
二 その他委員会が必要と認めた事項
(組織)
第3条 委員会は,次の各号に掲げる者をもって組織する。
一 センター長
二 医学研究院及び医学部附属病院教授の中からセンター長の指名する者
若干名
三 その他委員会が必要と認めた者
2 前項第2号及び第3号の委員の任期は,2年とし,再任を妨げない。ただし,補欠の委員 の
任期は,前任者の残任期間とする。
(委員長)
第4条 委員会に委員長を置き,センター長をもって充てる。
2 委員長は,委員会を招集し,その議長となる。
3 委員長に事故あるときは,委員長があらかじめ指名する委員が,その職務を代行する。
(議事)
第5条 委員会は,委員の過半数が出席しなければ,議事を開き,議決することができない。 2
委員会の議事は,出席した委員の過半数をもって決し,可否同数のときは,議長の決する
ところによる。
(委員以外の出席)
第6条 委員長は,必要と認めるときは,委員以外の者を委員会に出席させることができる。
(庶務)
第7条 委員会の庶務は,医学部事務部において処理する。
(規程の改廃)
第8条 この規程の改廃は,医学研究院教授会の議を経るものとする。
(雑則)
第9条 この規程に定めるもののほか,委員会の運営に関し必要な事項は,委員会が別に定め る。
附 則
1 この規程は,平成24年2月1日から施行する。
2 第3条第1項第2号及び第3号の規定により最初に選出された構成員の任期は,同条第2 項
の規定にかかわらず,平成25年3月31日までとする。
- 59 -
資料3
千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センターにおける アナトミー・
ラボ及びアニマル・ラボの運営等に関する要項
(趣旨)
第1条
この要項は,千葉大学大学院医学研究院附属クリニカル・スキルズ・センター規程第 3
条第3号に規定するアナトミー・ラボ及び同条第4号に規定するアニマル・ラボの運営等 に
関し必要な事項を定める。
(アナトミー・ラボ)
第2条
アナトミー・ラボにおける業務は,千葉大学大学院医学研究院クリニカルアナトミー
ラボにおいて行うものとする。
2
アナトミー・ラボの運用については,千葉大学大学院医学研究院クリニカルアナトミーラ
ボ運営規程及び関連する規程等の定めるところによる。
(アニマル・ラボ )
第3条
アニマル・ラボにおける業務は,千葉大学大学院医学研究院附属動物実験施設におい
て行うものとする。
2
アニマル・ラボの運用については,千葉大学大学院医学研究院附属動物実験施設規程及び 関
連する規程等の定めるところによる。
(要項の改廃)
第4条 この要項の改廃は,医学研究院教授会の議を経るものとする。
附
則 この要項は,平成24年2月1日から実
施する。
- 60 -
資料 4
2012 年 機器一覧
品名
分類
メーカー
数量
A
- 1 HPS 患者シミュレータ
METI
1
B
- 1 患者シミュレータ Sim Man 3G
Laerdal
1
C
- 1 乳児シミュレータ Sim baby
Laerdal
1
D
- 1 分娩シミュレータ Noelle
Gaumard
1
D
- 2 新生児シミュレータ HAL
Gaumard
1
E
- 1 内視鏡シミュレータ AccuTouch
immersion medikal
1
F
- 1 腹部超音波シミュレータ(ウルトラシム)
MEDSIM
1
G
- 1 心臓カテーテルシミュレータ CathLab VR
immersion medikal
1
H
- 1 腹腔鏡シミュレータ(Dry Box)
KARL STORZ
7
H
- 2 腹腔鏡シミュレータ i-Sim
iSurgicals
1
H
- 3 腹腔鏡手術シミュレータ
Limbs & Things 社
1
H
4 胸腔鏡シミュレータ
KARL STORZ
1
I
- 1 気管挿管練習モデル
Ambu
3
J
- 1 エアウェイトレーニングシステム AIRSIM
Tru Corp(AIRSIM)
3
K
- 1 Deluxe Difficult Airway Trainer
Laerdal
2
L
- 1 レサシアン Resusci Anne(挿管用)
Laerdal
2
L
- 2 レサシアン Resusci Anne(標準)
Laerdal
2
L
- 3 AED Resusci Anne
Laerdal
4
M
- 1 Resusci Junior
Laerdal
1
N
- 1 Baby Anne
Laerdal
4
O
- 1 ALS Skill Master & Heart Sim 4000
Laerdal
3
P
- 1 呼吸音聴診シミュレータ(ラング)
京都科学
4
Q
- 1 心臓病診察シミュレータ(イチロー)
京都科学
2
- 1 イチローPLUS
京都科学
2
R
- 1 眼底観察シミュレータ"EYE"
京都科学
1
R
- 2 眼底観察シミュレータ
京都科学
3
S
- 1 耳診察トレーナー
Adam Rouilly
2
S
- 2 耳の診察シミュレータ(EAR)
京都科学
4
T
- 1 内診シミュレーター
Limbs & Things 社
3
U
- 1 分娩モデル
Simulaids
4
U
- 2 胎児モデル(関節付き)
アトムメディカル
4
U
- 3 胎盤モデル
アトムメディカル
4
V
- 1 乳癌触診モデル
京都科学
2
QP
- 61 -
資料 4
2
W
- 1 乳癌教育用視触診モデル
高研
X
- 1 乳癌触診装着式
京都科学
4
Y
- 1 前立腺触診シミュレータ
京都科学
2
Z
- 1 直腸診シミュレータ
京都科学
4
直腸診シミュレータ
京都科学
2
AA
- 1 腰椎・硬膜外穿刺シミュレータ(ルンバールくん)
京都科学
3
AA
- 2 小児腰椎穿刺シミュレータ
京都科学
2
AB
- 1 CVC シミュレーター
京都科学
2
AB
- 2 CVCシミュレーター
Life/Form
1
AB
- 3 CVC 穿刺挿入シミュレーターⅡ(超音波対応)
京都科学
4
AB
- 4 フェモララインマン
SIMLab
2
AC
- 1 動脈採血シミュレーター
京都科学
2
AD
- 1 点滴・採血トレーナー
Adam Rouilly
4
AD
- 2 採血・静脈シミュレータ(シンジョーⅡ)
京都科学
20
AD
- 3 装着式採血・静脈注射練習キット(かんたんくん)
京都科学
5
AD
- 4 静脈注射パッド 腕帯型(“けっかん”くんⅡ)
坂本モデル
4
AD
- 5 静脈採血困難モデル
高研
1
AD
- 6 小児の手背静脈注射シミュレータ(乳児)
京都科学
8
AD
- 7 小児の手背静脈注射シミュレータ(幼児)
京都科学
8
AE
- 1 上腕部筋肉注射シミュレータ(リミット)
京都科学
1
AE
- 2 上腕注射パッド(左右 1 組)
京都科学
2
AE
- 3 臀筋注射2ウェイモデル
京都科学
1
AF
- 1 バーチャル iv
Laerdal
1
AG
- 1 中心静脈穿刺バーチャルシミュレータ
千葉大学工学部
1
AH
- 1 男性導尿モデル
高研
1
AH
- 2 男性導尿モデル
京都科学
3
AH
- 3 導尿・浣腸トレーニングモデル
京都科学
3
AH
- 4 男性導尿・浣腸シミュレータ
京都科学
2
AH
- 5 女性導尿・浣腸シミュレータ
京都科学
2
AH
- 6 陰部モデル
京都科学
4
AI
- 1 吸引シミュレータ(Q ちゃん)
京都科学
5
AJ
- 1 褥創ケアモデル
京都科学
2
AK
- 1 ストーマケア演習用モデル Ⅰ型
IMT いわき
AK
- 2 人工肛門後ケアーシミュレーター
Life/Form
1
AL
- 1 万能型成人実習モデル さくらⅡ“SAKURA”
京都科学
1
- 62 -
10
資料 4
1
AM
- 1 乳房マッサージ練習模型
京都科学
AN
- 1 内視鏡治療トレーニングモデル(胃モデル)
高研
2
AN
- 2 胃・十二指腸内視鏡練習モデル
坂本モデル
2
AN
- 3 大腸内視鏡モデル
高研
2
AW
- 1 BTLS 外傷セット
Laerdal
1
AO
- 1 OPCAB 吻合手技訓練装置
EBM
1
AO
- 2 キーラーフレーム双眼ルーペ
キーラー&ワイナー
4
AI
- 2 ポータブル吸引器
新鋭工業
2
AI
- 3 小型吸引器
ブルークロス
1
AI
- 4 サクションユニット
新鋭工業
1
AI
- 5 オイルレス吸引ポンプセット
LMS
2
AN
- 4 電子内視鏡システム
オリンパス
2
AP
- 1 超音波画像診断装置
東芝
2
AQ
- 1 AED トレーナー2
Laerdal
10
AR
- 1 検眼鏡+耳鏡セット
WelchAllyn
18
AR
- 2 壁掛け式検眼鏡
WelchAllyn
12
AR
- 3 壁掛け式耳鏡
WelchAllyn
12
AR
- 4 耳鼻鏡 デジタルマクロビュー
WelchAllyn
1
AS
- 1 壁掛け式 血圧計
WelchAllyn
12
AS
- 2 血圧計
WelchAllyn
12
AT
- 1 LED 手元ライト
山田医療照明
10
AU
- 1 縫合セット
AU
- 2 ALSO縫合セット
アトムメディカル
AV
- 1 心音・呼吸音収録装置
ケンツメディコ
1
AX
- 1 成人用ベッド
パラマウントベッド
6
AX
- 2 小児用ベッド
パラマウントベッド
1
AX
- 3 分娩台
アトムメディカル
1
AX
- 4 インファントウォーマー
アトムメディカル
1
AX
- 5 クベース
アトムメディカル
1
AX
- 6 ストレーッチャー
パラマウントベッド
1
AY
- 1 救急カート
アトムメディカル
5
AZ
- 1 点滴台
BA
- 1 SPスーツ
5
12
16
ココロ
5
360
- 63 -
資料 4
平成 24 年度 シミュレータの新規購入・修繕
購入
SP スーツ 5 着
直腸診シミュレーター
レールダル SimMan3G
ガデリウス血管内治療シミュレーター
レサシアン全身スキルレポータ―モデル
修繕
アンブ気管挿管トレーニングモデル
AccuTouch
I-sim
アンブ気管挿管トレーニングモデル
- 64 -
資料 5
数字で見る
シミュレーションセンター利用実績
平成 24 年度
CCSC
4月 5月 6月 7月
稼働日数
25
26
25
27
利用人数(のべ)
811 1275 1124 1260
利用件数
98
122 100
99
個人のスキルトレーニング 42
33
24
26
学生の教育
21
35
21
28
研修医・看護師の研修
19
18
29
22
その他
15
35
26
23
利用者背景別人数
医学部生
421 699 286
476
教員
28
55
39
55
研修医
46
32
26
40
後期研修医
3
5
8
10
医師
61
159 106
134
看護職
161 177 492
288
助産師
0
20
0
1
薬剤師
0
0
0
0
検査技師等
0
1
3
20
その他
91
127 164
236
811 1275 1124 1260
8月
28
909
65
17
11
14
23
9月
27
1428
106
41
16
28
21
10 月 11 月 12 月 1 月
30
29
27
28
2208 5853 1236 1817
233
334
120
120
109
260
54
42
38
21
24
38
54
22
15
13
32
31
30
27
2月
24
1055
108
40
33
12
23
3 月 累計
29
325
1127 20103
116
1621
54
742
21
307
22
268
20
306
85
60
24
5
42
159
0
0
3
531
909
463
61
46
3
156
314
6
0
0
379
1428
964
92
87
4
212
549
1
2
0
297
2208
489
102
38
4
203
137
0
4
6
253
1236
1174
69
65
6
138
95
0
11
43
216
1817
410
123
20
1
117
186
104
33
21
0
143
329
45
3
150
1055
6924
785
477
50
1568
3146
28
24
102
12
94
461
6929
1127 20103
8月
0
0
10
0
7
0
0
0
14
0
0
4
4
0
5
6
15
9月
7
1
7
0
11
0
3
0
27
2
15
9
6
4
1
7
6
10 月 11 月 12 月
6
1
2
2
0
1
27
21
19
0
0
0
28
14
4
1
0
0
7
0
2
1
1
0
24
22
17
0
2
0
77
213
0
12
3
2
14
12
14
0
0
0
5
13
15
8
9
5
19
25
42
1月
1
0
13
19
2
0
4
1
8
1
0
1
12
2
38
5
13
2月
6
0
26
0
5
2
1
0
6
2
0
1
6
1
40
4
12
3月
0
0
23
0
11
0
0
0
11
2
0
3
9
0
51
3
9
1353
68
32
1
97
259
0
16
3
4024
5853
用途
医学部講義
医学部講義貸出
医学部 CC
医学部 CC ベーシック
看護部研修
病院研修
研修医勉強会
病棟急変対応セミナー
NPO セミナー
一般セミナー
OSCE 練習
勉強会
会議・打合せ
面接
自己練習
見学
その他
4月
2
1
19
0
11
0
0
0
13
1
0
16
16
3
17
5
6
5月
8
4
23
0
6
0
2
0
21
2
0
7
11
16
14
4
4
6月
2
1
15
0
18
0
2
1
19
0
0
6
6
2
8
11
9
7月
6
3
19
0
10
1
2
0
21
2
0
4
10
0
8
6
7
平成24年度 CCSC 利用者
その他
34%
医学部生
34%
薬剤師・検
査技師
1%
研修医
3%
教員
医師
4%
8%
看護職助産
師
16%
- 65 -
累計
41
13
222
19
127
4
23
4
203
14
305
68
120
28
215
73
167
文部科学省 特別経費(高度な専門職業人の養成や専門教育機能の充実)
医療安全教育のためのクリニカル・スキルズ・センターの設置と運営
―医療安全を実践できる医療者の育成を目指して―
千葉大学大学院医学研究院附属
クリニカル・スキルズ・センター 年
次報告書
第3号
2013 年 3 月
〒260-8670
千葉県千葉市中央区亥鼻 1-8-1
千葉大学大学院医学研究院
http://www.chibauniv-ccsc.jp/