瑕疵担保責任に関わるトラブル事例 トラブル事例 概略 責任 売主業者150万円、媒介業者20万円の瑕疵担保責任に基づく支払いを認めた。 売主業者・媒介業者の瑕疵担保責任 地中にコンクリート塊等の産業廃棄物があったことが隠れた瑕疵にあたると認めら れ、売主が損害賠償責任を負うこととされた。 売主の損害賠償責任 地中の廃棄物の処理は建設時に実際に除去した費用のみでなく、残っている廃棄 物の除去費用も含めた損害賠償を支払うこととされた。 売主の瑕疵担保責任 土地が土壌汚染を発生させる可能性のある方法で利用していた場合、信義則上 の説明義務を負うとされた。 売主の説明義務の不履行 軟弱地盤のある土地が多額の地盤改良工事を要する瑕疵であると認定された。 売主の瑕疵担保責任 (説明不十分) 悪臭などの実害となる現象があったことで有害物質が環境基準に抵触しない濃度 であっても瑕疵担保責任が認められた。 売主の瑕疵担保責任 建物に不同沈下が生じ、売主業者に瑕疵担保責任、施工業者に保証債務の不履 行、設計者に適切な設計を怠った注意義務違反による不法行為が認められた。 売主の瑕疵担保責任 施工業者の債務不履行 設計者の不法行為 建物に不同沈下が生じ、売主業者に瑕疵担保責任、建築業者に不法行為責任が 認められた。 売主の瑕疵担保責任 建築業者の不法行為責任 買主より屋根・壁の老朽化、床鳴りについてクレーム。しかし築後19年の中古住宅 が通常有すべき品質、性能を欠くとは認められず、媒介業者にも調査・告知義務 はないとされた。 責任は無いがトラブル防止のために必要 引渡し後間もなく雨漏りが発生。売主は十分な調査を行わずに専門家としての注 意義務を怠りマンションを売却したとする過失が認められた。 売主業者の債務不履行 入居後すぐに配管の水漏れが発生。買主は媒介業者側の説明義務違反があった と主張したが、媒介業者には給排水施設の老朽化の程度の説明義務があったと は言えないとされた。 責任は無いがトラブル防止のために必要 土壌汚染の判明後、封じ込めの措置を取ったが販売時に説明を行わなかった。 売主業者に業務停止処分 ■ 土地の取引 ガラ等が埋設された土地の瑕疵 地中ガラ 多量のコンクリート塊の存在は隠れた瑕疵 産業廃棄物 損害賠償請求は残っている廃棄物の除去費用も含む 産業廃棄物 土地の従前の使用方法の説明義務 土壌汚染の可能性 軟弱地盤を隠れた瑕疵と認定 軟弱地盤 ■ 建物の取引 土壌汚染と瑕疵担保責任 土壌汚染 建物の不同沈下と売主等の責任 不同沈下 建物の不同沈下と売主等の責任 不同沈下 中古住宅に関する売主等の告知義務 告知義務 雨漏りの調査義務 雨漏り 老朽化についての説明義務 設備の性能 土壌汚染についての説明の未実施 説明義務違反 ・掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、利用者が本紙の情報を用いて行う行為については製作者、運営者は何ら責任を負うものではありません。 また、同種の事案について、必ず同様の結果が得られる物ではありませんのでご承知おきください。なお、個別に発生したトラブル等については、管轄の行政庁等の相談窓口等にお問合せ下さい。 ※不動産トラブル事例データベースより参照
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