第34号 - メジャーテックツルミ

measure通信☆
〒210-0834 川崎市川崎区大島 2-7-10
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vol. 34号
2007.12.22
株式会社 メジャーテックツルミ
http://www.measure.co.jp
tel:044-244-4379 fax:044-244-4497
E-mail [email protected]
・ベトナム研修旅行の写真
・日本計量新報(社説から・・)
・高尾山は三ツ星観光地!
・“うっかり”入力ミスと漢字変換ミス 川崎南法人会だよりから
・はてしないベトナム
・「KL-100NX-K-IP がキャンペーン価格」
◎日系企業
進出1年目の
作業風景
◎ダナンでの
歓迎レセプション
↑
みて下さい。
◎ハノイでの出勤風景 バイクは若者のステータスシンボル
社説 より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~ 日本計量新報
計量器の管理と指定定期検査機関制度の指定増進と制度改善努力
計量法が規定する適正計量管理事業所の指定を受けるメリット論は昔からかしましく論じられ、さまざまな指定のメリット
を理屈付けてきているが、色々な理屈を並べても企業としてのメリットが大きいと結論づけることに難しさはある。そもそもと
いうことでいうと、質量計(はかり)の管理の体系には検査が含まれる。それが定期検査であれば、それに相当しそれ以上
の確かな管理体制として計量法の指定を受けた適正計量管理事業所による管理体制をとることは、百貨店、大手スーパ
ーその他の流通業、食品産業、製鉄、自動車、電機産業その他主要産業の企業にとっては当然のことである。この際の
単純な指定のメリットは、質量計(はかり)の計量法に基づく定期検査の免除である。
計量法が規定する程度のはかりの管理ができていないなどということは社会に名の通った企業ではあり得ないことであ
るから、取引・証明に用いられるはかりを設置している企業が指定を受けていることは当然である。これはコストとかメリット
とかいう論理で処理すべき事項ではなく、計測管理あるいは計量管理あるいは品質管理という概念に属することである。こ
れら企業が使用していて管理すべき対象の計量器は、計量法上の特定計量器だけではなく計るための器具機械装置と
しての計量計測機器、分析機器、環境測定機器など多方面に及んでおり、これらが確かに機能していなければ企業活動
の産出物としての商品はサービスに支障をきたすことになる。計量行政は行政の能率の向上と社会的な知識と技術を生
かしていくという観点から、計量管理能力(計量管理能力あるいは品質管理能力)を有する企業には積極的に働きかけて
また広く宣伝もして、適正計量管理事業所の指定企業を増やすことが求められる。
地方公共団体が実施する質量計(はかり)の定期検査に漏れがでているなか、適正計量管理事業所ではその事業の
責任と体面にかけてもおろそかな管理と検査体制はしていないのであるから、計量行政機関の側こそが襟を正してこれに
学ぶべきであり、同時に適正計量管理事業所の指定の増進、制度の改革に取り組まなくてはならない。
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日本経済新聞「春秋」より
フランスの格付け本ミシュランの日本旅行ガイドによると、東京郊外の高尾山は最高の三ツ星観光地である。新宿で京
王線準特急に乗り、四十七分で高尾山口へ。ケーブルカーやリフトを使い、少し歩くと、標高約六百メートルの山頂に着く。
◆天気が良ければ新宿副都心や横浜も見える。輝く夜景も、ミシュランが高い評価をした理由だろうか。千二百年余り前
に行基が開いた信仰の山であり、山頂近くの薬王院は、真言宗智山派の大本山だ。件の十か条の看板は、ここのある。そ
れが何かを説明する前にクイズから。高いつもりで低いのは何でしょうか。◆答えは教養。以下、低いつもりで高いのは気
位/深いつもりで浅いのは知識/浅いつもりで深いのは欲/厚いつもりで薄いのは人情/薄いつもりで厚いのは面の皮
/強いつもりで弱いのは根性/弱いつもりで強いのは我/多いつもりで少ないのは分別/少ないつもりで多いのは無駄
---。「つもり違い十か条」だ。◆我が身を振り返れば、どの条文にもどきりとさせられる。この心の動きが反省なのだとすれ
ば、信仰の山にふさわしい看板なのだろう。秋の連休である。散歩のつもりで高尾山に出かけてみようか。別に反省のた
めでなくてよい。汗を流し、山頂で味わうビールには軽い達成感がある。ソフトクリームもおいしい。
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南法人会 一口コラム
近頃、パソコンでの“うっかり”入力ミスや漢字への変換ミスが社会的な話題に
なっていますが、中には思わず吹き出してしまう物も、薬剤師→やくざ医師、会社概要→会社が異様、委託内容→痛く
ないよう、5期ぶりの増益→ゴキブリの臓液・・でもまあ以前、手書きの時代でも色々ありましたね、「シートベルトを諦めよ
う」という看板、あきらめてはいけないと思いますが・・、パソコンや携帯電話の全盛で若者の国語力が落ちているのは確
実です。以前電気メーカー入社試験で「無□□中」の空白を埋める4字熟語の問題がでました。正解は「無我夢中」です
が、一番多かった間違いは・・・「無理心中」でした。
川崎南法人会だより
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はてしないベトナム(2007・10・11)
横須賀健治 記
数人が成田行きのエキスプレスに乗ってきた。混ん
でいて席がなくても乗車許可が出ていた。若い二人は
寄り添い、時には手を頭にあて異国語を話していた。
女のジーンズは穴が空いている。髪をゴムで止めてい
るところを見ると、ファッションのためでもない。
「子供達に確かな未来を残そう」という看板が目に入
る。列車は鉄橋を越えて新しい街に入る。まだここは
日本。
行く秋や水牛二頭列をなし
成田から 5 時間でベトナムのハノイにつく。椰子の
木と牛が目についた。
「女の人が働くのがハノイ」と
ガイドのアナウス。鉄道を3kmソ連が作ってくれた
という話。信号機がほんとにところどころにはあって、
信号機には表示器がついていて50秒からカウント
ダウンする。信号機のない所はゆっくり渡ればバイク
がよけてくれるというお国柄。
歩くよりバイクの走る秋盛り
ハノイの人口は四百万人いて若い人が多い。若い人
のステータスはバイクであった。そのバイクには四人
家族が乗っていたり、赤ん坊を抱いている若夫婦もあ
れば、一畳ほどのガラスを後ろの人が持っていたりし
ていた。街中はバイクの流れがいつも切れない。マラ
ソンのスタートラインに立ち、スタートの合図で一斉
に選手が走り出すように交互にバイクが動き出す。
警笛におびえて渡る秋の道
産業振興と人材交流のための旅であった。両市長の
メッセージが交互に述べられ、調印が両市の間で交わ
された。昼食会には服部大使もスピーチされた。その
日の午後はハイテクパークの見学。高速道路などは日
本の ODA で作られていた。途中は田や野原が続く。
それらは整地されているのか、荒れているのかわから
ない。突然あらわれた高級住宅が建設途中で放り出さ
れているところもあれば、億ションが現在建設中であ
ったりした。勢いを感じたし、これで大丈夫なのかと
の不安も感じた。そんなことを吹き飛ばす勢いも感じ
た。
秋の風打出の小槌などはなし
日本の企業を見学した。一番難しいのは法律だとい
う。細則が決まっていないのだ。働くのは若い女性が
殆どで、皆自転車で通っている。200人募集のとこ
ろ500人が応募されたという。本当にこれからの国
だと実感した。工事用の機械と牛が混在していて、そ
れがなんの不思議でもなく、時間を共有している。次
の土地はリゾート地のあるダナンだ。
三気和合足裏に置きし秋の砂
潮騒に兵立つダナン秋気澄む
飛行機の移動だ。河は大陸特有の茶色であり、悠然
と流れていた。土地は肥沃である。水害や雨期がなけ
ればどんなにか安定する土地柄だろう。ところどころ
に人が座っていた。困っている風でもなく、人を待っ
ている風でもない。調印式は高級リゾート地で行われ
た。砂浜は真っ白で塵一つ落ちていない。プールから
庭園、そして海岸へと続く。朝六時を回って海岸に出
てみると、大勢の人が海に戯れていた。街の人達だ。
ラッケットを手にする者、砂に座る者。さまざま。海
の波は荒く、白い帯のように、波が幾重にも寄せる。
足元の砂地には鳥の足跡がどこまでも続く。
天空に吸い込まれゆく紫睡蓮
昼食はシメジのスープ、サラダ、大海老、蟹。ソル
トといくつかの香辛料が置かれる。最後にご飯と野菜
スープと魚の煮付け。魚もご飯にかけて混ぜて食べる。
日が出ると暑い、木陰はいくらか涼しい。人がなにし
ろ大勢動いている。なんとも、魅力もあり、大きな発
展の可能性もある。政治的にどうなるのか未知数でも
あるが、不思議な国であり旅であった。
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