2015年7月号 - InvestHK

2015年7月〔隔月版〕
海外直接投資受入額、香港が世界第2位に
国際連合貿易開発会議(UNCTAD)の世界投資報告書2015年度版 (The World Investment Report
2015) によると、香港は、海外直接投資受入額で初めて米国を上回り、中国本土に次いで2位に入
りました
UNCTADの報告書によると、2014年、香港の海外直接投資受入額は、1,030億米ドルに上り、前年
比39%増加しました。この金額は、中国本土(1,290億米ドル)に次いで2位となっており、米国(920億
米ドル)、英国(720億米ドル)およびシンガポール(680億米ドル)が続きます。
2015年6月25日に香港特別行政区政府 投資推進局 局長 サイモン・ガルピン及びHang Seng
Management Collegeビジネススクール学長Raymond So教授が同結果を発表しました。
海外への投資額においても、香港は、米国(3,370 億米ドル)に次いで2位(1,430 億米ドル)となって
おり、中国本土(1,160 億米ドル)、日本(1,140億米ドル)、ドイツ(1,120億米ドル)が続きました。同
報告書によると、2014年に香港から海外への投資額が増加した要因の一つは、国境を越えたM&A
が数多く行われたことです。
2014年の海外投資受入額は、世界全体で16%減の1兆2,300億米ドルになりました。これは、世界経
済の脆弱性、投資家にとっての経済政策の不確実性、並びに地政学的リスクの高まりによるもので
す。一方、将来的には、2015年には世界全体の海外投資受入額は11%増加し1兆4,000億米ドルに、
2016年には1兆5,000億米ドル、2017年には、1兆7,000億米ドルへと増加し、持続的な回復が見込ま
れると、同報告書は述べています。
海外直接投資の中心地
対内直接投資(2014 年度)
(US$億)
対外直接投資(2014 年度)
(US$億)
順位
中国
アメリカ
香港
香港
アメリカ
中国
イギリス
日本
シンガポール
ドイツ
ブラジル
ロシア
カナダ
カナダ
オーストラリア
フランス
インド
オランダ
オランダ
シンガポール
出処:
investhk.gov.hk
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「香港の海外投資受入額は、スーパーコネクターとしての、また海外直接投資の牽引役としての香
港の存在価値を示しています。海外投資家は、中国本土や他の地域への投資の足がかりとして香
港を活用しています。また、中国本土の企業は、グローバル投資と企業買収を行うためのプラットフ
ォームとして、香港を益々活用しています。」と、ガルピンは述べました。
上半期業績
2015 年上半期、インベスト香港は、世界 32 の国や地域から 260 件の進出・事業拡大支援を行いまし
た。中国本土から香港への投資案件が、引き続き最も多く 52 件で、米国(36 件)、英国(26 件)、日本
(20 件)、フランス(16 件)がこれに続きます。新規雇用に関しては、これら 260 件に伴い、香港での拠
点開設初年度あるいは既存拠点の事業拡大の際に、約 2,624 件の雇用が創出される見込みです。
業界別にみると、2015 年上半期の香港経済はソフトウェアソリューション、電子機器、食品·飲料(レス
トラン/バー/小売、食品取引)、衣類、靴、ファッションアクセサリー、ならびに物流、サプライチェ
ーンマネジメント業界に大きな成長機会をもたらしました。
「前年同期比 17%増という結果は非常に喜ばしい結果です。今後、成長著しい分野として、金融技
術(フィンテック)、モノのインターネット(IoT)、電子小売業や海運部門に力を入れていきます。」と、ガ
ルピンは述べました。
国際イベント・スケジュール
7 月 15 日、東京
ビジネスセミナー「Why 香港?~中国とASEANをつなぐ~」
香港での新たなビジネス展開、香港拠点の更なる活用法について紹介します。
主催: インベスト香港
http://www1.investhk.gov.hk/event-detail/hong-kong-where-business-goes-to-grow-seminar-and
-reception-tokyo/
8 月 4 日~6 日、香港
ClickZ Live Hong Kong 2015
世界的に有名な講演者が最新のデジタルマーケティングのこつ、秘訣、ツールについて紹介します。
様々な活動と学びを重視したプログラムとなっています。
場所:The Mira Hong Kong
www.clickzlive.com/hongkong
8 月 26 日~28 日、香港
Natural & Organic Products Asia
自然で健康的なライフスタイルの促進及び自然食品/オーガニック製品の普及をテーマとする主要
イベントです。また、アジアのバイヤーの方々にとって、ワンストップで高品質の製品が調達できる、
貴重なイベントです。会場は自然食品/オーガニック食品・飲料、ナチュラルビューティー&スパ製
品、健康・栄養関連製品の 4 つの主要カテゴリーに分類されています。
www.naturalproducts.com.hk
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9 月 1 日、香港
China Conference 2015
毎年開催される同会議には、香港や地域の 200 人を超えるシニア・ビジネスリーダーが集い、中国の
経済発展の動向を検証します。今年のテーマは「新しい現実(New Normal)」です。
主催:在香港米国商工会議所
www.amcham.org.hk
9 月 9 日~10 日、香港
Seafood Expo Asia
主催:Diversified Communications
www.seafoodexpo.com/asia
9 月 15 日、香港
接客サービス・旅行産業部門 歓迎レセプション
同歓迎レセプションは、接客サービス・旅行産業関連企業による、香港への貢献に対して謝意を表
すためのもので、インベスト香港が主催します。
主催: インベスト香港
9 月 22 日~24 日、香港
Super Return Asia
このイベントでは、800 名を越えるリーディングプレーヤーが、未公開株式に影響を及ぼす最新情報
やアジアのベンチャーキャピタル投資について議論します。
主催: ICBI
www.superreturnasia.com
9 月 25 日、香港
HKIB Annual Banking Conference
今年の会議では、新たな挑戦に備えての銀行の心構えについて考察し、持続可能かつ強靱な成長
のための方策を模索します。
主催: Hong Kong Institute of Bankers
www.plus-concepts.com/hkib2015

インベスト香港主催行事
詳細については、www1.investhk.gov.hk/events をご覧ください。
注目の分野:モノのインターネット
アジアにおけるモノのインターネットの拠点、香港
先進的なインフラ、世界へと繋がる国際性、珠江デルタの製造拠点への近接性といった、
香港のイノベーション、テクノロジーの拠点としての優位性は、IoT ビジネスの成長促進を強力に
サポートします
IoT(モノのインターネット)は、インターネットの進化の次なる階段です。IoT とは、世の中に存在する
あらゆるモノがセンサーを介してインターネットに繋がるシステムのことで、2008 年から 2009 年にかけ
て、認知されてきました。情報通信技術(ICT)の成長エンジンとして、IoT は、センサー、クラウドサー
ビス、データ分析、ソーシャル・ネットワーク、モバイルネットワークおよびデバイスに大きく発展する機
会をもたらします。また、製造、エネルギー供給、医療施設、物流や輸送といった、従来の産業分野
にも変革をもたらし、スマートシティ、ウェアラブル技術といった新産業分野を生み出しました。
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マッキンゼー・グローバル・インスティテュートによると、IoT の活用による経済効果は、2025 年までに
7 兆米ドルにまで達すると予想されています。ガートナーによる別のレポートでも、IoT 関連事業者の
収益は 2020 年までに 3,090 億米ドルを上回り、それら収益のほとんどはサービス業によるものであろ
うと予想されています。ガートナーはまた、2020 年には、IoT は 260 億個の機器類から構成されてい
るであろうと予測しています。
IoT は、世界各地の活気に満ちたスタートアップ業界でも注目を集めており、香港も例外ではありま
せん。香港は、特に倉庫管理、貿易・物流、手荷物処理に、センサーおよび IoT 技術をいち早く取り
入れました。先進の技術並びに立地の優位性を活かし、香港は、IoT 企業の急成長、並びにグロー
バル展開において大きな役割を果たします。
Hong Kong Internet of Things Centre of Excellence (IoT Centre) では、IoT 技術を実際に体験でき
ます。同センターは、IoT のショールームとして 2013 年に GS1Hong Kong により香港サイエンスパー
クに設立され、創新科技署(Innovation and Technology Commission)が支援しています。実際に体
験できる展示を通し、IoT を可能とするセンサー、M2M (Machine to Machine)、クラウド・コンピューテ
ィング、ビッグ・データ、データ解析に始まり、ストレージ、セキュリティー、モビリティ、ビジネス・インテ
リジェンス(BI)等におよぶ技術を上手に活用した事例が紹介されています。産業界において IoT の共
同開発や IoT の採用を促すことが、同センターの究極の目的です。
IoT センターでの IoT 技術の展示に加え、モノのインターネット(IoT)シンポジウムでは香港における
IoT 活用事例が紹介されます。同シンポジウムは、香港サイエンスパークと香港の複数の研究開発
機関により毎年開催されるイベントです。創新科技署(ITC)により始められた IT フェストのイベントの
1 つとして、同シンポジウムは IoT の開発および活用を促進するだけでなく、香港、海外、中国本土
における IoT の共同開発・共同利用促進を目指しています。2014 年には、GS21 による第 1 回「モノ
のインターネット(IoT)・アワード」が本格始動し、優れた IoT 活用事例が表彰されます。
近年、インベスト香港は、多くの IoT ビジネス企業の香港での起業並びにビジネスの展開を支援して
きました。Brinc は、2015 年 4 月、IoT ビジネスを行うスタートアップの育成を目的に香港に設立されま
した。同社のアクセラレーションプログラムに合格した世界中の IoT 関連のスタートアップを対象に、
実用的なワンストップサービスの提供を行います。また、無線 M2M デバイスのエキスパート Sierra
Wireless(カナダ)は IoT にビジネスチャンスを見出し、高度な無線ソリューション事業を香港からアジ
アに展開し、先ごろ、香港サイエンスパーク内の事務所を拡張しました。
「香港は積極的にスマートシティ事業を推進しています。従って、香港のニーズに応える革新的ソリュ
ーションを提供するパートナーが、香港には多数存在し、自ずとそうしたパートナーとのコラボレーシ
ョンの機会に恵まれています。香港は主要な研究開発機能やマーケティング、金融、人材、品質管
理、運営といった経営に必要なすべての機能を備えた当社の地域統括本部であり続けることでしょ
う。」と Sierra Wireless のアジア太平洋地区担当部長 Pierre Teyssier 氏は述べました。
香港における IoT の最新動向については、StartmeupHK のウェブサイト(www.startmeup.hk)をご覧く
ださい。
連絡先:
Simon Tsang サイモン・ツァン
科学技術産業部 部長
Tel: (852)3107 1013
Email: [email protected]
Wendy Chow ウェンディ・チャウ
情報通信技術部 部長
Tel: (852)3107 1012
Email: [email protected]
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特集
Startmeup.hk:ニュールック
Startmeup.HK、次のステージへ
StartmeupHK のウェブサイトが一新され、起業支援のための新機能が追加されました。香港の
スーパーコネクターとしての役割を強化します
インベスト香港主催の StartmeupHK プログラムは、海外のスタートアップを香港へ導くだけでなく、香港での起
業、事業の成長を力強く支援します。また、同サイトはまだ香港に来ていないスタートアップも含め、全てのスタ
ートアップに有益な情報を提供します。
リニューアルした Startupme.HK は、スタートアップ・コミュニティのためのワンストップ・ポータルサイトです。起業
に関するイベントや香港での起業に役立つ様々な最新情報を提供します。具体的には、政府による各種奨励
金、インキュベーションプログラムについての情報が掲載され、アクセラレーター、エンジェル投資家、ベンチャ
ーキャピタルなどに関する情報も提供しています。また、地元香港並びに海外のスタートアップの実際の成功
事例を共有する場としての役割も果たしています。
Startupme.HK ウェブサイトの新機能をご紹介します。
このセクションでは、スタートアップが自らの
ビジネスアイディア、製品、サービス、あるい
は研究開発成果を紹介する場を提供して
います。スタートアップの皆さんには、オン
ラインで写真や映像と共にご自身のビジネ
スアイディアや製品等をお送り頂き、採用さ
れたプロジェクトは、このセクションに 1 年間
掲載されます。
香港では公的機関並びに民間部門の運営
するインキュベーションプログラムやアクセ
ラレーションプログラムの数が急激に増加し
ており、利用者にとってどのプログラムに参
加すべきかの判断が難しくなっています。こ
のセクションでは実際のインキュベーション
プログラム参加者の声を聞くことができ、プ
ログラムの選択に際し、大変参考になりま
す。各記事はカテゴリーごとに整理されて
おりますので、フィルター機能を使用するこ
とで適切なプログラムを素早く探し出すこと
ができます。
クラウドファンディングのページには、
Kickstarter、Indiegogo などで資金調達をし
ている香港の画期的なプロジェクトの最新
情報が集められています。サムネイルをクリ
ックするだけで、こうした香港のスタートアッ
プに出資し、その夢の実現を支援すること
が出来ます。
香港に精通している方々にも、そうでない
方々にも、スタートアップマップは必ず役に
立ちます。このマップには、コワーキングス
ペース、ベンチャーキャピタル企業、インキ
ュベーター、アクセラレーター、投資家ネッ
トワーク、支援機関、大学の起業センター
などの所在地が紹介されており、各所への
アクセスも掲載されています。
是非、貴社や貴社のエキサイティングな事業についてご紹介ください。
そして、香港の活気に満ちたスタートアップコミュニティーにご参加下さい。
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投資成功例
“ビジネスチャンスにおいて、香港は既にニューヨーク、
さらには東京をも凌駕していると考えます。”
株式会社 一蘭
代表取締役社長
吉冨学氏
一蘭、顧客満足の秘訣
日本の本格とんこつラーメンへのこだわりが、一蘭の香港での成功と自信につながっています
2013 年、一蘭は、50 年以上にわたり、日本で培ってきた伝統的かつ本格的なとんこつラーメンを香
港にもたらしました。銅鑼湾(Causeway Bay)の主要ショッピング地区に初の海外店舗をオープンした
一蘭は、この国際都市で飲食業を成功させる秘訣にすぐに気付きました。それは、本物志向、革新
的な店舗及び注文システム(オーダー用紙を使って好みに合わせたオプションを選択し、ボタンを押
して店員を呼び、あとは、ひたすら味わう。)です。
「香港の日本食ブームにより、需要と供給の両面で牽引力が生み出されます。」と一蘭 代表取締役
社長 吉冨学氏は述べました。「銅鑼湾(Causeway Bay)店の成功は我々の予想を大きく超えて、驚
異的なものです。香港は、大変洗練された市場であり、大きなビジネスチャンスがあります。ビジネス
チャンスにおいて、香港は既にニューヨーク、さらには東京をも凌駕していると考えます。」
インベスト香港と九州経済連合会が連携しながら支援したことが、自信を持って香港への進出準備
ができた要因だと、吉冨氏は謝意を示しました。店舗前の長蛇の列が示すように、一蘭の銅鑼湾
(Causeway Bay)店の人気は一向に衰えを見せず、その人気が、2015 年 6 月香港 2 号店となる尖沙
咀(Tsim Sha Tsui)のオープンにつながりました。
24 時間体制で運営する一蘭は、香港進出当初、現地スタッフを 90 人採用しましたが、新規店舗の
オープンに伴いスタッフ数を 300 人に増やしました。新規オープンした尖沙咀(Tsim Sha Tsui)店は、
同地区を象徴する K11 アートモールの近くに位置し、銅鑼湾(Causeway Bay)店よりも総面積で勝り
ます。新店舗では、「屋台」と他のお客様を気にする必要のない「味集中カウンター」の 2 形態で 182
席が用意されています。
顧客満足度の向上、リピート顧客増加及びスタッフの質の向上に伴い、一蘭は香港島または新界
(New Terrotories)に 3 号店を開設する予定です。最終的には、中国本土市場への参入を目指して
います。
「大きな挑戦が待ち受けてはいますが、品質と味を維持し、リピーターを増やすことが鍵となります。
私たちは一蘭を代表する天然とんこつラーメンを提供していますが、常に新しいアイデアや新商品も
開発しています。例えば、女性のお客様にご満足頂けるよう、デザートメニューの改善も怠りませ
ん。」と吉冨氏は述べました。
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香港進出に当たり、事前調査でも創業準備でも、インベスト香港には多様なサポートをして頂きまし
た。市場情報の提供、採用に関するアドバイス、ビザ申請支援、広報サービス、ネットワーク作りの機
会提供など、そのサポートは多岐にわたり、スムーズな創業準備を進めることができました。
一蘭
•
•
1960 年、博多(福岡県)にて創業
日本国内に 50 店舗以上運営
hk.ichiran.com
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投資成功例
“インベスト香港は、私たちの真のパートナーです。”
Mayarya(マヤアリヤ)
共同創業者
Reika Shetty 氏
マンマ・ミーア!Mayarya(マヤアリヤ)!
夫婦で作ったマルチブランドのマタニティファッションをコンセプトにしたショップ、Mayarya(マヤアリ
ヤ)は、今香港で急速な拡大を遂げています。近い将来海外にも展開するでしょう。
「私たちが Mayarya(マヤアリヤ)を始めた理由、それはマタニティファッション市場に絶好のチャンス
を見出したからです。私たちはそれぞれ異なる小売分野において、経験を積んできました。互いの
持つスキルを生かしながら、マタニティ・マルチブランドファッションというニッチな分野に照準を合わ
せて、市場の開拓に乗り出したのです。」と Mayarya(マヤアリヤ)の共同創業者、Reika Shetty 氏は
述べました。
香港で数年間働いた後、Sid Shetty 氏と Reika Shetty 氏夫妻は、香港で自分たちのビジネスを立ち
上げることを決意しました。2012 年 11 月に起業した Mayarya(マヤアリヤ)は、スタートアップ企業から
事務所と 3 店舗を有し、オンラインショップを活用してグローバル展開を進め、香港から商品の配送
を行う、マタニティ・授乳用ウェアの小売業者へと急速な成長を遂げました。先月には尖沙咀(Tsim
Sha Tsui)のミラ・モールに最新店舗がオープンしました。
Mayarya(マヤアリヤ)には、ランジェリーからジーンズ、さらに、仕事着からウエディングドレスにいた
るまで、妊娠期または授乳期のおしゃれなお母さんが必要とするもののすべてが揃っています。ドレ
スやトップスは、出産後も着用できるようなデザインになっています。「妊婦に優しいのであって、妊婦
だけを対象としているわけではありません。私たちのコレクションは、典型的なマタニティウェアではな
く、通常のファッションブランドとして支持されているのです。」と Shetty 氏は述べました。
同夫婦は、妊娠前でも妊娠後でも着用できる、誰もが欲しがるファッションブランドを提供しようと、世
界中を飛び回っています。中にはアジアの Mayarya(マヤアリヤ)でしか扱っていない商品もありま
す。
同社は、今やマーケティング及びデザインディレクター、小売担当マネジャー、オフィスマネジャー、
E コマースコーディネーター、アシスタントバイヤー、デザイナー、数人のショップスタッフなどを擁す
る組織へと順調に成長しました。また、さらなるスタッフ増員も計画中です。
「香港島の最初の 2 店舗は、当社のコンセプトの試金石となりましたが、海外駐在者及び地元のお客
様から多くのヒントを得ました。当社は、マタニティ市場における知識の豊富さを自負しており顧客層
の大半が中国本土及び地元住民であろう九龍へも出店する準備が整いました。来月、銅鑼湾
(Causeway Bay)に第 4 号店をオープンする予定です。また、プライベートブランド「PREDICT」も立ち
上げました。」と Shetty 氏は述べました。
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Mayarya(マヤアリヤ)は、シンガポール、マレーシア、韓国、フィリピンでフランチャイジーを認定し、
来年中には海外に 3~4 店舗 Mayarya(マヤアリヤ)ショップを立ち上げる計画です。
小売ビジネスを開始するには十分な準備が必要ですが、Shetty 氏は貴重なアドバイスをしています。
「賃貸借契約書にサインする前に、正確なデュー・デリジェンスを行ってください。適切なスタッフを採
用し、ビジネスオーナーのようにふるまえるようスタッフをやる気にさせてください。私たちの場合、主
要なチームメンバーには、KPI(重要業績指標)をもとに毎月ボーナスを支払っています。最後になり
ますが、もう一つ大切なのがあなたの会社の成長ストーリーをサプライヤーやベンダーにしっかりと説
明し、理解し、共有してもらうことが大切です。そうすれば、支払条件の設定や、値段交渉もスムーズ
に行うことができます。」
Shetty 氏によると、香港は彼女の家族がこれまでに暮らしたすべての街の中で 1 番エネルギーに満
ちた都市であり、新しいアイデアに満ち、常に人の行き交う、極めて国際的な都市と言えます。彼ら
は他の起業家を通じてインベスト香港のことを知りました。「インベスト香港には、小売スペースの紹
介、投資ビザから、香港特有の問題についての日常的なアドバイスまで、さまざまなサポート、アドバ
イスをもらいました。インベスト香港は、私たちの真のパートナーです」と Shetty 氏は述べました。
Mayarya(マヤアリヤ)
•
•
2012 年香港で立ち上げられたマタニティファッションをコンセプトにしたショップ
Mayarya(「マヤアリヤ」と発音)は、Shetty の 2 人の子供の名前、Maya と Arya を
組み合わせたものです
www.mayarya.com
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インベスト香港顧客紹介
日本
RIZAP(ライザップ)は、2012 年に、日本でパーソナルトレーニングジム事業を開始しました。2012 年 2
月の 1 号店オープン以来、一般のスポーツジムとは異なり、完全個室でのマンツーマントレーニング
を実施。指導を行うトレーナーも厳しい研修を終え、ゲストと本気で向き合う資質を持った人材を厳選
しています。科学的根拠に基づいたトレーニング方法と栄養学に基づいた食事指導により、個々の
ゲストの要望に即したプログラムを提供しています。ライザップは、一人一人のゲストの生涯のパート
ナーを目指しています。RIZAP Hong Kong Ltd は、プライベートジム第一号店を 2015 年 6 月に中環
(Central)に開設しました。
産業部門:パーソナルトレーニングジム
www.rizap.hk
京都製パン処「松栄庵」は、京都の食の中心、中央卸売市場に隣接した Kyoca Food Laboratory を
拠点とし、Kyoca Food Laboratory から調達する、新鮮で最高品質の材料を使って、最高級のパンを
製造しています。また、京都「松栄庵」では、パンにはいっさいの有害物質が含まれるべきではないと
いう信念に基づき、人工着色料、保存料は一切使用していません。
京都製パン処「松栄庵」のゴールは、お客様の満足を超えたところにあります。お客様やパン生産者
の「健康に良く、おいしいパン」に対する従来の認識に変化をもたらすことが出来るものと信じていま
す。2015 年 5 月、香港の柴湾(Chai Wan) にセントラルキッチン/トレーニング施設をオープンし、さ
らに 6 月 15 日には、北角(North Point) の第 1 号旗艦店においてパンの販売が開始されます。「松
栄庵」は、数年以内に、投資家やフランチャイジーと、香港、中国本土にわたり複数の店舗を展開し
ようと考えています。
産業部門:ベイカリー
www.shoeian-kyoto.com
1907 年に設立された住友大阪セメント株式会社はセメント部門、鉱物資源・製品部門、セメント関連
製品部門、オプトエレクトロニクス事業、先端材料・電池材料事業および技術レポートなど、7 つの事
業部門からなる企業です。香港の企業との合弁で中国本土に 4 つの工場を有し、同ビジネスパート
ナーとの共同プロジェクトに関する情報収集及び連絡窓口として、2015 年 4 月、香港に駐在員事務
所を開設しました。
同駐在員事務所はその他にも、セメント関連の有益な情報のリサーチおよびこれら情報の本社への
報告を担っています。また、ビジネスパートナーとの良好な関係を通して、本社にとって潜在力のあ
るプロジェクトをサポートします。
産業部門:セメント・リサーチ
www.soc.co.jp
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2015 年 4 月に設立された Takara International (Hong Kong) Ltd は、東京証券取引所に上場し、日
本に拠点を置く宝印刷株式会社の 100%子会社です。日本最大の証券印刷会社の 1 つとして、IPO
準備、上場申請、IR など、金融取引やコンプライアンスに関する情報開示サービスを広範囲にわた
って提供しています。この度、香港法人を新しく開設し、アジア、アメリカにおける主要な株式市場で
の上場を検討している法人様のサポートサービスを展開していきます。
また、翻訳、同時/逐次通訳、商業印刷、証券印刷など、高品質の言語・印刷サービスを国際的な
顧客に向けて提供しています。中国本土やその他のアジア市場におけるサービスの拡大、ならびに
それらのサービスを多様化する新たな機会を模索しております。
産業部門:金融コミュニケーションおよび印刷サービス
www.takara-print.co.jp