No.40 2010年4月発行

後援会会報
Fukui University of Technology 2010
福井工業大学
平成22年4月15日発行
福井工業大学
後援会
〒910−8505 福井市学園3丁目6番1号
電 話(0776)29−7864
FAX(0776)
29−7891
E-mail [email protected]
平成21年度
学位記授与式
平成22年度
入学式
本学の学生支援体制
【特集】
1.学習支援センター
2.学生生活センター
研究室を訪ねて
本学に赴任して
新任若手教員
がんばってます
平成21年度理事長賞受賞者
平成21年度学長賞受賞者
創成科学賞
特別奨励金
クラブ活動
剣道部
各クラブの主要戦績
平成21年度 体育部会
平成22年度 定期総会・
保護者向け就職活動セミナー・
地区懇談会のご案内
申し込みはお早めに
【お申込方法は22ページ】
平成二十一年度
学位記授与式
四 五二人 羽ばたく
三 月 十 五 日 午 前 十 時 か ら、 平 成
二十一年度福井工業大学の学位記授
与式が、早春の晴れやかな雰囲気の
なか多数の来賓を迎えて、金井講堂
において行われた︒
城野学長から、大学院博士後期課
程一人・大学院修士課程十八人、工
学部四三三人に学位記が授与された︒
つづいて、城野政弘学長、金井兼
理事長から次のようなお祝いとはな
むけの言葉が述べられた︒
城野 政弘
の意味で工学系の大学を卒業された皆さ
んへの期待は大きいものがあります。
し か し な が ら、 一 昨 年 の 米 国 リ ー マ ン
ブラザーズの金融破綻に端を発した世界
経 済 危 機 は、 な お 我 が 国 経 済 の 足 を 引 っ
張 り 低 迷 状 態 が 続 い て い ま す。 雇 用 低 下
からくる就職難という大きな問題が皆さ
んにも降りかかり苦労された方も多いと
思います。また、グローバル化の進む中、
格差社会の始まりや地球温暖化さらには
深刻なエネルギー問題という大きな社会
問題をも抱えた大変な時代を迎えていま
す。 し か し、 だ か ら と い っ て、 こ の 状 態
か ら 逃 げ る わ け に は い け ま せ ん。 こ の 困
難 を 克 服 し、 発 展 途 上 国 を 含 む 諸 外 国 と
競争しつつ共生していかなければなりま
せん。
そ の た め に は、 わ が 国 は ど の よ う に し
な け れ ば な ら な い で し ょ う か。 今 述 べ ま
したように資源が豊富でない我が国が諸
外国と競争しつつ共生していくためには、
我 が 国 で な け れ ば 出 来 な い、 持 続 可 能 で
付加価値の高い製品を製造する産業を盛
り 立 て、 ま た そ れ を 支 え る 安 全 で 安 心 な
社 会 を 築 い て い く 必 要 が あ り ま す が、 そ
れにはやはり高い科学技術を基盤とした
「もの作り」とそれを有効に利用する技術
が 重 要 と な り ま す。「科 学 技 術 創 造 立 国」
を 掲 げ「も の 作 り」 で 発 展 し て き た 我 が
国 の あ り よ う を も う 一 度 見 直 し、 こ れ を
強い、
持続した希望と思いをもって、
弛みない努力を重ねてほしい
本日、ここに福井工業大学ならびに福井
工業大学大学院の平成二十一年度学位記授
与式を挙行するに当たり、年度末の大変お
忙しい中、ご臨席いただきましたご来賓各
位に厚く御礼申し上げます。
本日の学位記授与式に当たり、大学を代
表して一言申し上げたいと存じます。
科学技術の発展が、これまで人類の社会
生活に大きな貢献をしてきたことは、紛れ
もないことであり、科学技術の恩恵なしに
は我々の生活は考えられないことでしょ
う。特に資源の豊かでない我が国がこれま
で発展してきたのは、「もの作り」に代表さ
れる工業技術の進歩なくしてはなかったこ
とであり、このことは基本的にはこれから
も変わらず重要なことだと思われます。ま
た、来るべき社会は、「知識基盤社会」の時
代 で あ る と い わ れ て お り、 政 治・経 済・文
化をはじめ社会のあらゆる領域で、新しい
知 識・情 報・技 術 が 活 動 の 基 盤 と し て 飛 躍
的に重要性を増し、これらを通して安全と
安心な社会の創造が期待されています。そ
学長
継続、発展させていく力が必要です。
本 学 で は、 こ の よ う な 社 会 の 変 化 に 対
応 し、 自 主 的、 創 造 的 に 活 動 で き る 技 術
者 の 育 成 に 努 め て 参 り ま し た。 学 園 創 立
六 十 周 年 を 迎 え、 そ れ を 機 に 本 年 度 初 め
に 学 園 か ら Action Plan 60
が提案されま
し た が、 大 学 で も そ れ を 受 け て 教 育、 研
究、 社 会 貢 献 等 に 関 す る 五 年 間 の 中 期 目
標・計画を策定し、実施に努めているとこ
ろ で す。 人 材 育 成 に 関 し ま し て は、 大 学
卒 業 生 に 対 す る「学 士 力」 の 保 証 が 求 め
ら れ て い る と こ ろ で す が、 そ の た め、 本
学 で は 専 門 分 野 に お け る 知 識 と と も に、
「創造力」、「人間力」
、「共生力」の三つの力
を身につけていただくことをモットーと
して皆さんの教育に当たってきました。
す な わ ち「創 造 力」 と は、 新 し い 問 題
に挑戦し、論理的・創造的思考力を通して、
新 し い 技 術、 知 識、 価 値 を 作 り 出 し て い
く 能 力 で あ り ま す。 単 に 直 面 す る 問 題 に
対 応 す る の で は な く、 持 続 的 な 社 会 を 築
いていくためには何が問題であるかを考
え、 そ れ を 解 決 し て 行 く こ と が 要 求 さ れ
て い ま す。 言 い 換 え れ ば、 常 に 自 分 で 考
え る 力 を 持 ち、 知 識 を 応 用 す る 力 を 身 に
つけ、能動的に行動することが大切です。
「人間力」とは、広い視野と豊かな教養、
倫 理 観 を 身 に つ け、 も の ご と を 広 い 立 場
か ら 考 え、 正 し く 判 断 で き る 能 力 で す。
現 代 社 会 が 抱 え て い る 問 題 の 多 く は、 複
合 的 な 要 因 が 絡 ん で い る も の で す。 あ る
専 門 の 一 面 か ら だ け み る の で は な く、 広
い 観 点 か ら、 何 が 人 類 社 会 に と っ て 大 切
で あ る か を 判 断 の 基 準 と し て、 主 体 的 に
行動してください。
「共生力」とは、まわりの人とコミュニ
2
後援会会報 第40号
本日は年度末のお忙しいなか、元内閣官房副長
官参議院議員山崎正昭様、衆議院議員稲田朋美様
をはじめ、県内外から多数のご来賓の皆様方のご
臨席を賜り、こうして厳粛に、また、盛大に学位
記授与式が挙行できましたことを学園を代表する
者として、高いところではございますが心より厚
く御礼申し上げます。
今ほど城野学長より晴れの学位記をお受けにな
られた四百五十二名の皆さん、ご卒業おめでとう
ございます。心よりお祝い申し上げます。また、
卒業生の目覚ましい成長と、本日の晴れやかな門
出をだれよりも喜んでおられるご家族の皆様方、
まことにおめでとうございました。
そ し て、 わ が 学 園 生 を、 日 夜、 温 か く 励 ま し、
指導してくださった先生方、職員の皆様方にも、
厚く御礼を申し上げます。
さて、学位記を受けられた皆さんは、エンジニ
アとしての第一歩を踏み出されるわけですが、皆
さんがそれぞれの専門分野で学んでこられた科学
技術が、今、地球上では決して平和利用だけに寄
与されているわけではないという現実に、一度目
を向けていただきたいと思います。
日本の近隣においても、核を巡る脅威があり、
東南アジア、中近東など、世界各地で紛争が続い
ています。 また、最近では、南米 チリにおいて、
金井 兼
大きな地震が起き、多くの人々の生命が奪われま
した。
本 来、 皆 さ ん が 学 ば れ た 科 学 技 術 と い う も の
は、そうした人災あるいは天災に寄与するための
ものであり、決して、平和利用以外に使われては
ならないものであるはずです。しかし、いつの時
代、どの世界においても、人間が持つ邪な欲望の
ために、尊い人命が奪われ、あるいは傷つけられ
るという事実に私は大きな憤りと悲しみを感じて
います。
科学技術の進歩それ自体は、人類の知力の証で
あります。問題はそれを、人間の幸福のために使
いこなせる知恵を伴っているかどうかでありま
す。
また、今日本は、どんどん少子高齢化が進んで
います。先人たちが責任を全うしてきた以上に、皆
さん方一人一人に掛かる期待と責任はますます重
くなっています。どうか、責任に押しつぶされるこ
となく、自信と誇りを持ち、人類社会の福祉、平
和に貢献しうる人材として成長していって下さい。
これからの長い人生、使命が大きいだけ、より
大きな困難があることでしょう。しかし、どんな
苦境や逆境に立たされても道は必ず開けていくも
のです。この大学で培ったどんなことにも挫けな
い、決して恐れない強い心で、将来の日本を支え
ていって下さい。
その凛々しき英姿を私は終生、見守り、皆さん
方の勝利と栄光の人生を祈り抜いていきます。そ
れが学園理事長としての私の深き誓いであり、責
任であると思っております。 最後になりましたが、皆さん一人一人が、使命
の人生、勝利の人生を歩まれることを心から願っ
て告辞と致します。
一人一人が使命の人生、
勝利の人生を!
ケ ー シ ョ ン を と り な が ら、 他 者 と
と も に 生 き る 力 で す。 社 会 に お け
る仕事は決して一人では出来るも
の で は あ り ま せ ん。 異 な る 分 野 の
知 識 を 集 め、 あ る い は 異 な る 立 場
の人との相互理解や対話があって
は じ め て、 安 全、 安 心 な 社 会 が 築
けるものです。
繰 り 返 し に な り ま す が、 こ れ か
らの社会を発展させていくために
は、 工 学 を 学 ば れ た 皆 さ ん に 期 待
するところが大きいものでありま
す。 い ま 申 し 上 げ た 三 つ の 力 と 専
門 分 野 の 知 識 を 身 に つ け、 常 に 希
望をもって何事にも前向きに取組
んでいっていただきたいと思って
います。
ところで皆さんもよくご存知だ
と 思 い ま す が、 一 代 で 京 セ ラ を 築
き 上 げ、 社 長 、 会 長 を 経 て 現 在 京
セ ラ 名 誉 会 長 を 勤 め る か た わ ら、
若 手 経 営 者 の た め の 経 営 塾「稲 盛
塾」 の 塾 長 と し て 後 進 の 育 成 に 当
た っ て い る 稲 盛 和 夫 氏 が、 自 社 の
経 営 の 中 で、 若 い 人 た ち に「潜 在
意識にまで透徹するほどの強い持
続 し た 願 望、 熱 意 に よ っ て、 目
標 を 達 成 し よ う」 と 語 り か け て い
ま す。 つ ま り、 普 通 の 意 識 で 単
に 思 っ て い る だ け で は な く、 つ ね
に 強 く 思 い 続 け て い れ ば、 そ れ は
必 ず 潜 在 意 識 に ま で 浸 透 し、 必 要
なものや必要な人材が目の前に現
れ た と き、「こ れ だ」 と す ぐ 気 付 か
せ て く れ ま す。 新 し い 問 題 に ぶ つ
か っ た と き で も、 潜 在 意 識 が 判 断
し て、 目 標 に 近 づ く 正 し い 行 動 を
と ら せ る は ず で す。 そ う い う 潜 在
意識をつくり上げるほどの強い願
望を持つことが成功の秘訣であり、
そ れ が 出 来 れ ば、 も う 目 標 は 達 成
されたも同然なのだと述べていま
す。
皆 さ ん も、 長 い 人 生、 こ れ か ら
もいろいろなことがあろうと思い
ま す。 ま た 社 会 の 進 歩、 変 化 も 急
速 に 進 み ま す が、 目 標 を 持 ち、 そ
れを達成するのだという強い希望
と 思 い を も っ て、 弛 み の な い 努 力
を重ねて行っていただきたいと思
い ま す。 勉 学 は 大 学 時 代 だ け で 終
わ る の で あ り ま せ ん。 こ れ か ら が
本当の意味での自分のための勉強
が 始 ま り ま す。 大 学 で 身 に つ け た
考 え る 力、 知 識 を 応 用 す る 力、 ま
た人間として生きる力をこれから
も 絶 え る こ と な く 磨 き つ つ、 自 分
自 身 の 判 断 と 決 断 で、 是 非 積 極 的
な人生を送っていただきたいと
思っています。
最 後 に な り ま す が、 皆 さ ん は、
建 学 の 精 神 に 則 り、 国 を 愛 し、 人
間 性 を 養 い、 科 学 技 術 の 研 鑽 に 努
め て こ ら れ ま し た。 こ れ か ら は 人
類 社 会 の 福 祉 に 貢 献 す る 番 で す。
進 ま れ る そ れ ぞ れ の 分 野 で、 十 分
な力を発揮され人類社会の福祉に
貢献することを念頭に活躍される
こ と を 祈 念 し て、 学 位 記 授 与 式 の
式辞といたします。
後援会会報 第40号
3
理事長
E n t r a n c e
c e r e m o n y平成
二十二年度
入学式
と の 善 し 悪 し を 判 断 で き る 力 で す。 ま
た、もの作りは決して一人では出来ませ
ん。周りの人とあるいは場合によれば他
の国の人ともコミュニケーションをとっ
います。幕末の激動期を駆け抜け、日本
の近代化に大きな影響を及ぼした坂本龍
馬ですが、千葉道場で剣術を学び、初め
攘夷思想を持っていた彼が世界に目を開
喜びの新工大生
平成二十二年度入学式は、桜の花がま
さに咲き揃おうとしている四月五日、多
数のご来賓、保護者の皆様が見守られる
中、大学院・工学部合わせて五三二名の
活躍はなかったわけですが、その龍馬を
勝海舟に引き合わせたのが、福井藩主松
平春嶽とそのブレーンであった横井小
楠 だ と い わ れ て い ま す。 こ の よ う に 龍
馬の活躍には福井も大きなかかわりを
くようになったのは、時の軍艦奉行勝海
舟に会い、その思想に触発されたからで
す。勝海舟と会っていなければ、龍馬の
では、どのようにすれば目標を達成で
きるかは、本年度新しく作成し、皆さん
の手元に届けられた「学びの指針」に記
されています。
学びの指針をよく読み、学習目標の達成
に努力するとともに、これらの授業を通じ
持っているのですが、優れたひととの出
会いは、人の人生を大きく左右するもの
て、 協 調 し て 行 動 す る こ と が 大 切 で あ
り、これが「共生力」が重要な理由です。
「今 皆 さ ん は、 入 学 式 を 迎 え、 大 学 生 活
に対する夢と期待をもち、また入学され
た学科で専門の科学技術知識を身につけ
ようとする大きな意欲を持っていること
と 思 い ま す。
「初 心 忘 る べ か ら ず」 と い
て、自分で考え、自主的に行動する能力
を養ってください。そ し て 是 非、 こ の 国
新入生が出席して行われた。
まず、城野学長は、新入生に対するお
祝いと歓迎の挨拶を述べた後
うことわざがあります。その初心を大切
にしていただきたいと思います。
です。学生である皆さんの出会いは、勉
学、課外活動、スポーツなどの学生生活
を通じた人との交わりから生まれてくる
でしょう。これらの交わりを通じて、人
いるかどうかということが、産業界など
社会の多くの方面から問われています。
そのため、本学ではこれらの力を「創造
力」「人間力」「共生力」と呼び、専門分野
ありません。人との
深い交わりを通じ
て、人生の生き方を
考えるところでもあ
いと願っています。
また大学とは、単
にそこで授業を受け
るだけのところでは
験勉強で、また社会に出れば
企業の規則に縛られそんなに
自由に過ごすことはできませ
含めますと六年間になります
が、これほど時間を自由に使
え る と き は な い で し ょ う。 高
校時代は決められた授業や受
みならず自然や人間の素晴ら
しさに感動できる心を育てて
ください。学生時代の四年間
あるいは大学院での二年間を
生や進路選択を考えることの
の文化と伝統を大切にし、節義を重んず
る 人 格 を 磨 き、 科 学 技 術 の 研 鑽 に 努 め、
以って人類社会の福祉に貢献するという
「建 学 の 精 神」 を 実 現 出 来 る 技 術 者 と し
の知識とともに、この三つの力を皆さん
に つ け て い た だ き た い と 願 っ て い ま す。
「創 造 力」 と は も の ご と に 挑 戦 し、 自 ら
問題を見つけ、解決し、新しい知識や文
ります。今、NHK
の大河ドラマ「龍馬
伝」が話題になって
て育っていただきた
皆さんは、大学でいろいろなことを学
び、 技 術 者 と し て 育 っ て い く わ け で す
が、グローバル化の進む中、我が国の大
学卒業生が、諸外国の大学卒業生と比べ
て遜色のない「学習成果」を身につけて
化、価値などを作り出す力であり、「人間
力」とは広い視野と豊かな教養、倫理観
を備え、社会に生きる人間としてものご
ん。大学時代は自分自身で時間の使い方
を決めることができる最も大切な期間で
す。漫然と無為に過ごすのではなく、目
的意識をもって、豊かで楽しい学生生活
を送られんことを期待して式辞といたし
ます。」
と激励されました。
次いで、金井兼理事長は
「春 の 風 さ わ や か な 希 望 の 入 学 式 本 当 に
おめでとうございます。現在、日本にお
いては理科離れが進んでいますが、豊か
な今の日本を作ったのは先人たちが学び
築き上げた日本が誇る科学技術でありま
す。皆さんがこれから学ぼうとしておら
れる科学技術は、人類の繁栄と平和社会
に寄与するためのものです。豊かな未来
の た め、 ま た 平 和 な 社 会 の た め、 徹 し
て学び、成長されるされることを心から
願っています。大事な皆さん方です。こ
れからの学びの中で思うようにいかない
時も、一歩また一歩と前に踏み出す挑戦
の勇気を絶対に忘れないで下さい。
皆さんは今、人生の中で最も充実した
時 を 迎 え て い ま す。 青 春 の 輝 く 特 性 と
は、何ものをしても押しとどめることの
できない伸びやかな動きにあります。友
人、先生方と大いに対話し、みずみずし
い創造的英知をみずからの内面からかぎ
り な く 輝 か せ な が ら、、 充 実 し た 学 生 生
活を謳歌していって下さい。皆さん方の
晴れやかな前途を私は全幅の信頼と期待
をもって見守ってまいりたい。」
と、お祝いの言葉をのべられました。
4
後援会会報 第40号
田 岡 久 雄
森
康 男
高 橋 貞 雄
正 本 順 三
経営情報学科教授
デザイン学科教授
土木環境工学科教授
機械工学科教授
林
卓 郎
機 械 工 学 科 教 授 三 宅 裕
機 械 工 学 科 教 授 利根川 孝
機 械 工 学 科 教 授 浅 田 敏 勝
電気電子情報工学科教授
人事異動
福井工業大学
(新着任)平成二十二年四月一日付
中 尾 一 成
電気電子情報工学科教授
西 田 好 宏
電気電子情報工学科教授
機 械 工 学 科 教 授 古 荘 純 次
機 械 工 学 科 教 授 碓 井 建 夫
経 営 情 報 学 科 教 授 府 川 伊三郎
尾 崎 禎 彦
原子力技術応用工学科教授
機 械 工 学 科 講 師 河 野 託 也
浦 基 浩
松
経営情報学科教授
宇宙情報科学科教授
永 野 元 彦
寄 贈
れた。
三月十五日の学位記授与式当日、卒業
記念品として「液晶テレビ」二台が送ら
平成21年度卒業生
学生ロビー及び女子学生ロビーに設置
された。
◀女子学生ロビー
経 営 情 報 学 科 講 師 千 葉 賢
教 養 部 講 師 入 学 直 哉
原子力技術応用工学科教授
柴 田 俊 夫
教 養 部 講 師 コーバーン・マーク
原子力技術応用工学科教授
教 養 部 講 師 覚 田 義 彦
教 養 部 講 師 新 子 菊 雄
教 養 部 講 師 巨 田 尚 彦
機 械 工 学 科 講 師 打 田 正 樹
教 養 部 准教授 山 田 芳 樹
経営情報学科准教授 白 澤 英 樹
藤 田 薫 顕
教 養 部 講 師 邵 展 眉
教 養 部 講 師 唐 麗 燕
教 養 部 講 師 周 莉 莉
機 械 工 学 科 助 教 中 山 智 了
(退 任)平成二十二年三月三十一日付
松 本 忠
後援会会報 第40号
5
電気電子情報工学科教授
岸 野 正 剛
電気電子情報工学科教授
学生ロビー▶
本学 の
学生部長 (電気電子情報工学科教授)
多田紘二
本学の学生が充実した、活気ある学生生活を送ることは、大学全体の活性化
のために必要なことであり、こうした目的に沿った学生支援体制の充実化は
大学の更なる発展のためにも極めて重要な問題である。学生にとって、本来
勉学や研究活動とともに、学友会活動、クラブ活動、サークル活動などの課
外活動が学生生活の当面の中心となり、日々の学生生活が有意義にかつ活気
課外活動、各種
プロジェクト支援
あるものになるよう、本学ははしっかりサポートすべくさまざまな観点から
接を行い、学生の疑問や不安などの解消
学生支援体制
支援体制を用意している。
本学は「全てを学生のために」という
モットーを掲げており、勉学に対する支
に努め、就学や生活面上の適切なアドバ
ている。また、担当教員は適宜、個人面
援はもちろん、学生生活全般にわたる支
支援など教職員全体が一丸となって取り
援、就職や進学などの将来進路に関する
ンター」の利用や、生活面に関しては、「学
ときは、就学面においては「学習支援セ
イスを行っている。更なる指導が必要な
とくに最近、心的な問題を抱える学生
が 増 加 し て お り、 こ れ ら の 要 因 か ら く
生生活センター」の利用を勧めている。
勝ち抜くため、大学としての支援が一層
指導が行われている。
ター」や、常勤の臨床心理士による相談・
る 健 康 障 害 に つ い て も、「学 生 生 活 セ ン
学業支援全般
に応じて適切な指導を早い段階で実施し
生の学業や生活態度を常に把握し、状況
ラス担任に相当するものであるが、各学
各学科ごとに担当教員制度、すなわちク
学生指導全般においては、全学生が学
業 を 全 う で き る よ う、 各 学 科 に お い て、
1
重要なものとなっている。
また、最近、学生の就職は非常に厳し
い状況にあり、本学の学生が就職戦線に
組んでいる。
学生が運営する学友会が各学科、各クラ
ブの代表よりなる協議会において、クラ
ている。
て、学務課を通して経済的な支援を行っ
活動を適切に指導し、後援会の援助も得
これらのクラブに顧問教員を任じ、課外
所属し活動を行っている。大学としては
部会には多くの体育系、文化系クラブが
化 学 術 部 会」 等 を 組 織 し、 そ れ ぞ れ の
団体である「学友会」が「体育部会」、「文
している。学生が主体的に企画運営する
行事、各種プロジェクトへの参加を奨励
の課外活動や学生が自主的に取り組む各
重要な役割を果たすと考えられる、学生
本学の建学の精神の基本的理念に基づ
い て、 人 格 の 形 成 や 人 間 教 育 に お い て、
2
特集
6
後援会会報 第40号
ブ活動予算や学生生活上の要望をくみあ
トに取り組んでいる。
加学生は活き活きとこれらのプロジェク
関 し て は、 低 学 年 か ら の「キ ャ リ ア 支
ロジェクトを実施している。就職指導に
援プログラム」により、早い段階での職
業観の確立をめざし、自己発見や人間力
養成のための就職活動の基礎を指導して
いる。三年次以降は、最近、一層早まる
就職活動に備えて、より実践的な就職ガ
外活動に一層の意欲を喚起するためにも
る。この特別奨励金制度では、修学や課
奨学金と緊急貸与奨学金などの制度があ
がある。また貸与奨学金として学費貸与
生活奨学金、特別奨励金などの給付制度
等に加え、本学独自の育英奨学金、学生
学生支援機構奨学金や地方自治体奨学金
を設けている。公的な制度である、日本
難がある優れた学生に対し、奨学金制度
近年の景気後退は学生にも少なからず
影響をおよぼし、経済的理由で修学に困
学研究科では、広い視野と高度な専門知
学院への進学をすすめている。大学院工
状況の中で、学生諸君に対し、本学の大
最近、より高度な専門技術者を要望す
る企業が着実に増えており、このような
る。
今後更なる支援策を講じていく必要があ
部・大学院を合わせ、約八十六%であり、
もあり、本学の卒業生の進路決定率は学
国的にも非常に厳しい状況であったこと
る。平成二十一年度は、学生の就職は全
の主催する企業合同説明会を実施してい
イダンスやインターンシップ斡旋、本学
各種資格取得や各競技大会などで顕著な
識・技術、応用能力を備えた人材の育成
経済的支援
げ大学の運営に反映するようにしている。
また、大学の主要年間行事である五月
祭や大学祭は学友会が主体になって企画
運営されるものであるが、教職員の協力・
支援を得て、催物や学科展示を行い、学
生が各行事に参加することで、大学への
帰属意識をもってもらうようにしている。
またこれらのクラブ活動に加えて、「S
SL( Student Space Laboratories
)」に
おいては学生が自主的に企画するいくつ
かのプロジェクトを毎年募集し、ものづ
くりに必要な資金、場所、工作機械・工
具などを提供し、製作、展示や外部コン
テストへの参加を支援している。たとえ
ば、「フ ォ ー ミ ュ ラ 1」 や「鳥 人 間 コ ン
テスト」などのプロジェクトがあり、参
成績を修めた学生を対象に給付するもの
を 目 指 し て お り、 将 来 各 分 野 に お い て
対する就職支援についての基本的な方策
務局の就職支援課が中心となり、学生に
就 職 支 援 に 関 し て は、 教 職 員 が メ ン
バーとなる「就職支援委員会」および事
を心から願っている。
成長していくことに少しでも役立つこと
性をもち、自立した立派な社会人として
専門知識や技術を身につけ、豊かな人間
いるが、これらの支援が、学生が必要な
以上のように本学においては、学生に
対する支援はさまざまな形で実施されて
行っている。
指導的役割を果たすべく、指導・教育を
であり、多くの学生がこれを利用してい
就職・進学支援
る。
3
4
を検討するとともに、各種の就職支援プ
後援会会報 第40号
7
本学の学生支援体制
特集
学習支援センター長 中筋一弘
(教養部教授)
さて、本学の入学生は普通高校からだ
け で な く、 専 門 系 の 高 校 か ら の 入 学 や、
めに月曜から土曜日までは専任の教員が
こには、数学、英語の個人指導をするた
「学 習 支 援 コ ー ナ ー」(三 部 屋) で す。 こ
支援センター」です。月曜日から土曜日
推薦入試による入学など様々です。従っ
常駐しています。これに加え、各学科か
大学においてこそできる貴重な経験で
て、入学生の履修した科目やその習熟度
までいつでも利用できます。
も 様 々 で す。 学 生 が 専 門 分 野 を 学 ぶ 意
ら選ばれた教員が学習支援センター担当
す。これが礎なって社会に巣立っていき
欲、希望を持って大学に入学しても、数
教 員 と し て 月 曜 か ら 金 曜 日 ま で 第 四、五
ます。
学や英語などの基礎学力が不足している
時限に常駐しています。この担当教員は
容の指導を求める学生には、常駐してい
専門科目に関する学習指導も行なってい
を紹介しています。さらに、各教員、事
と、大学の専門知識や技術を身につける
りと修得しなくてはいけません。
務職員は学習方法に関するアドバイスな
ことに支障をきたします。有意義な大学
そ こ で 本 学 で は、“全 て を 学 生 の た め
に”のモットーのもと、学生が専門分野
ど色々な相談にもマンツーマンで対応し
ます。担当教員の専門分野とは異なる内
の学びを積極的に進めることができるよ
ています。
るベテランの事務職員が適切な専門教員
うに、主に数学と英語の基礎学力が不足
学生の勉学を下支えしているのが「学習
サ ポ ー ト し て い ま す。 こ の 役 割 を 担 い、
している学生を根気よくマンツーマンで
生活を送るためには、基礎学力をしっか
実際の学習支援は以下のように行なっ
ています。場所はFUTタワーの四階の
さ せ て、 学 生 自 身 が 大 き く 成 長 し ま す。
学んだことを基盤として卒業研究を完成
験・実習を体得します。このようにして
大学では、学生は授業と自学習で教養
分 野 や 専 門 分 野 の 学 習 を し、 同 時 に 実
学習支援センター
1
学習支援センター
場 所/ FUT タワー4 階
開室時間/月曜日~金曜日は 9:00 ~ 17:30
土曜日は午前中
科 目/数学、英語 その他の科目にも懇切に対応
は学生の勉学を全学のサポート体制で地道に下支えしています。
“ 全てを学生のために ” が本学のモットーです。
「学習支援センター」
習支援センター」に来て下さい。学習に関するどんな相談にもマン
学習に関して困っていることや要望があれば、遠慮せず気軽に「学
ツーマンで応じています。
8
後援会会報 第40号
学生生活センター長 黒田英三
(教養部教授)
学生生活センター
大学生の年代は、心身の発達期である
と同時に環境の変化などもあって、心の
アンバランスを起こし易い時期でもあり
●他人とうまく話ができない
●人と自由に付き合いたい
③生活センターで話したことが、友人など第 3 者に知られ
ることはありません。秘密は固く厳守します。
れる
②友人やご家族の方と一緒に来談されてもかまいません。
●悪徳商法のような所からお金を請求さ
①直接生活センターにおいで下さい。
電話(0776 -29 -7863)や手紙でも受付けます。
ます。生活センターの学生相談コーナー
●他人の視線が気になる
学生生活センターとは、学生諸君が楽しい大学生活を
は、さまざまな心の悩みをケアするため
学生生活センター
の施設です。学生諸君の豊かな学生生活
送れるように応援するところです。
を支えるため、経験豊富な教員と専門の
臨床心理士が手助けをします。気軽に立
ち寄ってください。
悩みごとのあるとき、それを一人で抱
え込むのでなく、他人とちょっと相談す
るだけで、それがすっかり消滅すること
が あ り ま す。 学 生 相 談 コ ー ナ ー の 役 割
は、学生諸君の悩みの相談相手になるこ
とです。友人や保護者の方と一緒に来室
しても構いません。電話による相談も受
け付けます。
最初は少しだけ勇気が必要ですが、一
度訪れてみて下さい。ここで話した内容
の秘密は守られます。
●自信がもてず、なんとなく不安である
●毎日通学するのがゆううつである
●授業への取り組み方が分からない
●もっと充実した学生生活を送りたい
後援会会報 第40号
9
2
本学の学生支援体制
特集
機械工学科・教授
ジーが活躍する場面となります。以
厳しい相互作用があり、トライボロ
が、ここでも工具と被加工物の間に
プレスなどの加工がおこなわれます
す。工業製品を作る段階で、切削や
トライボロジー研究の対象となりま
身体にも動く部分があり、それらも
す。工業製品に限らず、人や動物の
トライボロジー研究の対象となりま
擦」「摩 耗」「潤 滑」 が 作 用 し て お り、
自動車、工作機械、家電製品など
多くの工業製品には動く部分があ
ります。
擦」「摩耗」「潤滑」に関する学問とな
イボロジーを簡単に説明すると「摩
「トライボロジー」
神田研究室では
に関する研究を行っています。トラ
の組み合わせに関する研究を行って
滑環境下でも高い耐久性を持つ材料
を改善することを目標に、厳しい潤
本研究室では摩擦係数と摩耗を低
減し、機械の寿命とエネルギー消費
の学問の対象となります。
力を維持するような組み合わせもこ
様々な環境下で二面間に最適な摩擦
ラッチ、タイヤと路面などのように
です。例えばブレーキ装置、流体ク
トライボロジーの目的ではないこと
ここでお断りしておかなければな
らないのは、摩擦力を減らすだけが
な学問でもあります。
イボロジーはエコにもつながる重要
減につながります。このようにトラ
で、自動車などのエネルギー消費低
ために必要な動力が少なくなるの
ます。摩擦力が減ると装置を動かす
面にはそのような対策が施されてい
ています。
使って摩擦係数と摩耗の関係を調べ
グした試料を用い、摩擦試験装置を
そこで本研究室では様々な種類の
DLCやダイヤモンドをコーティン
なると考えられます。
薄膜を提供することができるように
どの使用環境に応じた最適な炭素系
ば、大気中、水中、油中、真空中な
て い ま す。 こ の 問 題 が 解 決 さ れ れ
理解されていないという問題を抱え
ぜそのような特性変化が現れるのか
が得られないことがあり、しかもな
優れた特性を持つ炭素系材料です
が、作り方によっては期待した特性
グされ、威力を発揮します。
ンオーダーの薄膜としてコーティン
材料は部品の表面に厚さが数ミクロ
採用されています。これらの炭素系
います。
び、社会に役立ってほしいと願って
の研究を通して研究の進め方を学
います。研究室の学生には、これら
の研修を通して多くの経験を積んで
センターで自分たちが使用する機器
研究機関まで足を運ぶことはできま
を行っています。学生たちは遠くの
四年生は例年六~八人ほど配属さ
れ、一テーマ/人を基本として研究
部品は特別な組み合わせを除いて摩
モンド状カーボン(DLCと呼ばれ
摩擦係数と摩耗を低減する材料と
して、近年はダイヤモンドやダイヤ
います。
活用して利用させていただいていま
れらは他の研究機関との共同研究を
析装置などの機器を用いますが、こ
せんが、近くにある福井県工業技術
上のようにトライボロジーは身近な
耗が進行します。摩耗を減らすため
る) な ど の 炭 素 系 材 料 が 注 目 さ れ、
す。
め、レーザー顕微鏡、ラマン分光分
には潤滑油を供給して摩擦係数を下
DLCはすでに一部の自動車部品に
機械部品は摩耗がなければ永久に
故障しませんが、残念ながら実用の
げる方法が有効であり、実際に摩擦
り、 そ れ ら の 摩 擦 面 に は こ の「摩
学問分野なのです。
研究には摩擦試験装置の他に摩耗
状態の確認や生成物の分析を行うた
【研究室を訪ねて】摩擦力を低減し機械の寿命と
エネルギー消費を改善
神田 一隆
摩擦試験装置
卒業アルバム用に撮った研究室の写真
10
後援会会報 第40号
きの空間の扱い方は筆舌に尽くし難
いほど魅力的なものでした。
お 隣 の 石 川 県、 そ れ も 福 井 か ら 少
し 入 っ た と こ ろ に「橋 立」 と い う 港
町 が あ り ま す。 現 在 は ガ イ ド ブ ッ ク
に も め っ た に 登 場 し な い 町 で す が、
か つ て、 北 前 船 の 往 来 で 莫 大 な 富 を
得た日本一の富豪村の面影を強く残
し て い ま す。『蔵 六 園』 は 敷 地 千 坪、
建 坪 三 百 坪 の 大 邸 宅 で、 建 物 と と も
にさりげなく置かれた調度品なども
必 見 で す。 四 季 折 々 の 庭 の 表 情 の 変
化 に も 癒 さ れ ま す。『民 宿・北 前 船』
は 橋 立 唯 一 の 民 宿 で、 北 前 船 主 の 邸
宅をそのまま利用した部屋に宿泊す
る こ と が 出 来、 江 戸 か ら 明 治 期 の 皿
に盛り付けられた料理を堪能できる
そ う で す。 そ う で す … と 書 い た よ う
に、 残 念 な が ら 実 際 に は ま だ お 世 話
に な っ た こ と が あ り ま せ ん。 次 回 に
期待は大きいのですが…
滋賀県では琵琶湖のほとり「長浜」
を 紹 介 し ま す。 ご 存 知 の よ う に、 秀
吉が統治し繁栄した町で風格のある
街 並 み が 続 き ま す。 小 京 都 と し て 取
り上げられ過ぎ観光地化してしまい
ま し た が、 何 故 か 観 光 客 が あ ま り 気
に な ら な い の が 不 思 議 で、 そ れ 以 上
の 魅 力 を 持 っ た と こ ろ な の で し ょ う。
伝統的な技と新しいものがうまい具
合 に 調 和 し た、 独 特 の 雰 囲 気 を 持 っ
た町です。
さ て、 観 光 ガ イ ド は こ れ く ら い に
し て、 私 の 研 究 テ ー マ に つ い て お 話
し し ま す。 私 の 研 究 テ ー マ と し て 重
要 な 位 置 を 占 め る「伝 統 的 な 技 を 知
り、 残 し、 現 在 の 生 活 に 生 か す」 と
い う こ と が あ り ま す。 こ の 一 年 間 は
資 金 的 な 影 響 も あ り、 前 年 に 比 べ れ
ば 手 元 に 残 し た も の の 数 が 少 な く、
デザイン学科の学生たちに参考品と
し て 見 せ ら れ な い の は 残 念 で す。 た
だ し、 時 間 を 見 つ け て は ひ た す ら 足
を 使 い、 も の と 技 を 見 つ め、 脳 裏 に
焼 き 付 け た 一 年 で し た。 さ ら に、 も
の と 人、 も の と 生 活 を 知 る こ と を
日々の目標に掲げ実践してきました
の で、 そ の 目 標 は 高 い 確 率 で 達 成 さ
れたのではなかろうかと考えていま
す。 今 後 も 幅 広 い 視 野 に た っ て 生 活
を 見 つ め、 生 活 を 考 え、 そ し て 実 際
のデザインに反映できるよう…そん
な一年でありたいと願っています。
最 後 に、 最 近 福 井 の 我 が 家 で の 生
活にちょっとした彩りと暖かさを与
えてくれているものを二点ご紹介し
ま す。 ひ と つ は、『ボ ー リ ン グ 玉 の 一
輪 挿 し』
、もうひとつは『五徳の植木
鉢 受 け』 で す。 ど ち ら も、 そ の も の
の 本 来 の 目 的 か ら は 外 れ て い ま す が、
生活とデザインの楽しみ方はこんな
と こ ろ に も 潜 ん で い ま す。 ジ ョ ー ク
が本気になる、面白いですね。
福井とその周辺、
そしてデザインと生活
岐 阜 県 の「郡 上 八 幡」 も 面 白 い 存
在 で す。 水 と 古 く か ら の 街 並 み に
ホ ッ と さ せ ら れ ま す が、 産 業 と し て
目 を 引 く の は『擬 装 食 材』 で、 そ の
伝 統 的 な 加 工 技 術 と 素 材 感 は、 デ ザ
イン的に見ても驚かされる優れモノ
か と 思 い ま す。 私 の 研 究 室 の 扉 に は
当 地 の『鮭 の 塩 焼 き』 が 我 が 物 顔 で
へばりついています。
富 山 県 の 五 箇 山 の 合 掌 造 り は、 岐
阜 県・飛 騨 白 川 郷 と 並 び 称 さ れ る 合
掌 造 り の 素 晴 ら し い 遺 産? … 失 礼 し
ま し た。 現 在 で も 実 際 に 使 用 さ れ て
い る バ リ バ リ の 現 役 で す。 こ の 地 は
当 時 の 状 態 を 保 存 し、 観 光 地 化 を 極
力おさえた素朴さに好感が持てます。
次 回 訪 問 す る 時 に は、 合 掌 造 り の 民
宿にお世話になりたいものです。
富 山 県 で は も う 一 箇 所「井 波 町」
の 木 彫 り の 技 を お 伝 え し ま す。 井 波
の木彫りの特徴はなんと言っても『欄
間』 に 顕 著 に 表 さ れ ま す。 需 要 の 低
下とともに全盛期の面影がないと嘆
く 職 人 の 方 は 数 多 く い ま す。 作 業 工
程 の 一 部 と 作 品(製 品) の 数 々 を 見
せ て い た だ き ま し た が、 素 人 目 に も
伝 統 の 重 さ と 卓 越 し た 技 は 見 事 で、
細部に渡った神経の細やかさや凹凸
の立体表現などデザインの生きた見
本として、大いに参考になりました。
そ し て、 瑞 泉 寺 の 山 門 に 向 か う 途 中
の 蕎 麦 屋 で、 た ま た ま 目 に し た 欄 間
の素晴らしさは忘れることが出来ま
せ ん。 左 右 一 対 の 欄 間 で し た が、 あ
の細長い空間に時代を超えた小宇宙
を 鮮 や か に 表 現 し、 そ の 何 も 無 い 空
後援会会報 第40号
11
【 研 究室を訪ね て 】
福井での生活を楽しんで二年が経
ち ま す。 時 間 を 見 つ け て は 福 井 と そ
の 周 辺 の 名 所? を 訪 れ る よ う に し て
い ま す。 ご 存 知 の 所 も あ る か と は 存
じ ま す が、 少 し 紹 介 し て み る こ と に
しましょう。
福 井 県 で は、 ま ず「平 泉 寺」 の 登
場 で す。 本 学 建 築 学 科 の 野 路 先 生 の
薦 め で 訪 れ た の が 最 初 で し た が、 期
待 以 上 の 名 所 で し た。 澄 ん だ 空 気 の
緊張感が何ともいえない落ち着きを
与 え て く れ ま す。 本 堂 へ 向 か う 山 道
と 杉 の 巨 木、 そ し て 苔 む し た 湿 気 の
融 合 が 圧 巻 で す。 永 平 寺 と 違 い 観 光
客の少なさも私にとっては好都合で、
そ れ 以 来 三 度 足 を 運 ん で い ま す。 毎
回、 常 に 新 し い 発 見 が あ り ま す。 山
道手前の古道具屋をあさることもお
決 ま り の コ ー ス に な っ て い ま す し、
私の研究テーマの伝統の技にも度々
出会えます。
池 田 町 の「龍 双 が 滝」 を ご 存 知 で
すか…福井に長く住んでおられる方
も知らないのが不思議なほどの素晴
ら し い 滝 で す。 山 道 を 車 で 登 っ て い
く と 空 気 が 湿 っ て き ま す し、 案 内 も
消滅してきて不安も広がってきます。
そ し て、 眼 前 に 突 然 現 れ る 双 子 の は
じけとぶ輝きに圧倒されるはずです。
ど の 季 節 の 景 観 も 見 事 で す が、 新 緑
の頃の水と緑と光の演出は格別のも
の か と 思 っ て い ま す。 五 月 の 連 休 を
利 用 し 足 を 運 び、 滝 壺 か ら の 水 し ぶ
き を 浴 び て み て く だ さ い。 き っ と、
生活への新たな意欲が湧いてくるは
ずです。
五徳の植木鉢受け
デザイン学科・教授
三浦 英夫
ボーリング玉の一輪挿し
本学に
赴任して
分が、電気電子情報工学を習う上で必要な数学
的基礎がまだ不十分でした。ほぼ毎週の授業で
先生と学生間のシャトルノードをとったり、直
接学生から聞いたりして、授業に対する意見を
は平成二十一年四月に九州から本学に赴
ボットのシステム同定と制御、呼吸システムの
私の研究室には現在、大学院生二人と学部生
六人がいます。研究課題として、倒立二輪型ロ
る若い人が多くなることを願っております。
この専門のプロフェッショナルを目指して頑張
プを感じており、社会のニーズに答えるべく、
近の入学生の専門指向と社会のニーズのギャッ
テム系が一番多いという結果になりました。最
気・電 子・情 報 系 の 企 業 の 求 人 で、 制 御・シ ス
えるように頑張りたいと思っております。
す。後々、この出会いがよい出会いだったと思
学生が大学で勉強し研究することは、学生に
とっても先生にとっても人生大きな出会いで
間の経験や意見の交換も大きく役立ちました。
業に努めています。大学のFDなど、各先生の
やプリント、PPT表現を工夫して効果的な授
汲み、授業の進度や難易度を調整したり、板書
任して、もうそろそろ一年たとうとして
モデリングと人工呼吸の換気条件の自動設定、
私
います。北陸で生活することは初めてで、冬の
インテリジェントグリットにおける需要家エネ
各人の学年やレベルに応じて研究課題を分担し
御には数学を始め、多くの基礎知識が必要なこ
御する方法について研究をしています。自動制
式モデルを建てる方法や、システムをうまく制
私の専門分野は自動制御です。主に、システ
ムの観測データからそのシステムを表現する数
ラバスを確認したときは、基礎数学の内容はす
生にとっては大事な基礎科目です。講義の前シ
この一年、私が担当した講義は基礎数学と電
気回路です。いずれも電気電子情報工学科の学
うことにしています。
自らを鍛え、成功を味わい、自信をつけてもら
素直な学生が多いということです。講義中の私
きて最初に感じたのは、真面目(大人しい)で
た日々を過ごすことができました。
とから、最近の理科離れという流れの中では多
語、 携 帯 の 使 用 を す る 学 生 が 少 な い こ と で す。
一方、積極性には大きな個人差があり、努力
年 半 年 近 く 経 と う と し て い ま す。 本 校 に
年から本校に着任し、早いものでもう一
く の 高 校 生 に 敬 遠 さ れ て い る よ う で す。 し か
でに高校で習ったから、大学でまた教える必要
し、 コ タ ツ の よ う な 簡 単 な 家 電 製 品 か ら、 宇
た。やはりこの学科に入ってくる学生の相当部
これまでの本校の努力が大きな成果を上げてい
自 動 制 御 が 応 用 さ れ て お り ま す。 Engineers'
という雑誌の最近の調査では、機械・電
Colors
ると思います。
准教授
があるかと疑問に思っていましたが、実際に講
てもらい、チャレンジングな研究活動の中で、
桒島 史欣
義をやってみてこの科目の設置に理解しまし
電気電子情報工学科
宙 を 飛 翔 す る 人 工 衛 星 ま で、 様 々 な と こ ろ で
今
雷や大雪にはびっくりしたこともありました
准教授
ルギーバランスの予測と統合制御などがあり、
金江 春植
が、福井の皆様の力添えもありまして、充実し
電気電子情報工学科
12
後援会会報 第40号
している学生がいる一方、不足している学生が
多いように思えます。遅刻欠席も多い学生がい
ます。学習内容の理解力にも大きな差が出てい
ます。この不況の最中、就職についても呑気な
学生が多いのにも驚きました。四月で、求人を
終える企業も多いです。現在三年生の就職担当
をしていますが、就職のためにも普段から遅刻
くれた、商店街のみなさんや地域の方々に感謝
することを忘れず、実務的なフィールドを大い
に活用した授業や課外活動のあり方を考えてゆ
きたいと思います。
さらなる要望ではありますが、日常生活にお
いてデザイナーになるためのちょっとした心構
えと工夫を持つことが大切です。それは、乱暴
れています。学問の分野を超えたアイデアや、
な 言 い 方 で す が、「色 ん な こ と を や っ て み る。」
ことで、初めて「新しさ」という価値が生まれ
いもので、本学に赴任して一年が経とう
記したいと思います。
ます。学生諸君には、デザインに関わること以
欠席をせず、家庭学習もしっかり行うよう、御
デザインに限ったことではありませんが、新
しい考えやアイデアを独自の視点から発見して
外 に、 自 然 科 学 的 知 識、 社 会 情 勢、 あ る い は、
ということで す。「引出しが多い人 間は成功す
早
ゆくことはスキルを身に付けてゆくことと同様
キャンプで火をおこす方法や人を驚かすタイミ
る。」といった 言葉を聞くことが あります。ま
とそれを用いたテラヘルツ波の発生です。カオ
に 重 要 な 訓 練 と な り ま す。 昨 年 は、 え ち ぜ ん
ング、楽しかった思い出などなど、大学生活の
と し て い ま す。 新 設 デ ザ イ ン 学 科 の ス
ス と は、 確 立 を 含 ま な い 系 で あ る に も 関 わ ら
鉄 道 七 夕 ア ー ト 電 車 の 制 作 か ら 始 ま り、 九 月
限りある時間の中でなるべく多くの体験を通し
家庭でも指導していただければ幸いです。実力
ず、非線形の系では初期値の誤差の指数関数的
の「どまんなか祭り」では呉服町に空き店舗を
て、「分かったこと」や「感じたこと」を引出し
をつけないと就職は難しいです。大学では講義
な発散によって将来が予測不可能になってしま
提供して頂き一年生有志により作品制作と発表
にひとつひとつ大切にしまい込んでいってほし
さにデザイナーにとっても様々な体験や知識が
う現象です。人間の一生を考えても毎日のわず
イベントを行うことができました。デザインを
いと思います。また、その機会を自ら作り出し
タ ー ト と 同 時 に、 私 も 教 員 一 年 生 と な り ま し
かな努力で、将来が大きく変わるのと似ている
学び始めて数ヶ月の学生たちが、商店街を舞台
ていってほしいと思います。
た。緊張しながらの新学期スタートでしたが、
と思います。人間そのものも含めて、多くの自
に人々と交流しながら、独自のアイデアを展開
時間の二倍の家庭学習が必要とされています。
然現象に起こる現象です。研究は、学習とは異
し、実質的フィールドでデザイン活動を行う機
最後に、魅力を生み出す心を磨くこと。デザ
イナーは魅力を創り出す仕事です。人々の心を
収納された「引出し」がとても役に立つものな
なり、答えが分らない物に対して、様々な工夫
会を与えて頂けました。今回の活動を糧に、独
引きつける、キラリと光る魅力を製品に与えな
一年を通して、教員一年生が感じているデザイ
をし、答えを見つけ出してゆくものです。この
りよがりにならず、多くの人に自分の作品を発
ければ無数にある他の製品に埋没し、消費者の
家庭と大学で協力して学生を育ててゆきましょ
研究を通して、真理に一歩でも近づけるよう学
表する機会を作り、大学の中に引きこもらずど
のです。製品は、様々な知恵を寄せ集めて作ら
生とともに頑張ってゆきたいと思っています。
んどんと外の世界(実社会)へ目を向け、踏み
目に留まることはありません。よく運動をして
まり「感性」をいつも使って鍛えていることが
体験から得た知恵を繋ぎ合わせ発想を繰り返す
私の好きな言葉に、韓非子の「功詐は拙誠に
如かず」というのがあります。これは教育、研
出していってくれることを期待しています。ま
体を鍛えるのと同様に、魅力を生み出す心、つ
問題解決能力を養う上でも卒業研究には力を
入れています。私のテーマ―はレーザーカオス
究すべてに当てはまると思います。学生にも、
た、教員の立場からもこういった機会を作って
ンを学ぶ学生諸君への期待と要望について書き
講 師
う。御協力をお願いします。
西尾 浩一
講義、卒券などを通して伝えてゆきたいと思い
ます。
後援会会報 第40号
13
デザイン学科
本学に
赴任して
大切です。感性という言葉をうまく説明するこ
と は 難 し い の で す が、 感 性 を「楽 し さ」
、「美 し
さ」
、「や さ し さ」 な ど、 多 様 な 感 情 の 変 化 を 自
あればすべてグラフィックデザインと言ってい
いと考えています。それがたとえ動いていよう
がいまいが関係ありません。基本は印刷物など
の動かないグラフィックデザインとして、それ
が動けば映像に、ボタンなどのインタラクティ
す。学生諸君、ゲームは一先ずやめて、街を楽
り、大学の外にも沢山の「教材」が眠っていま
館 へ 行 っ た り、 お 気 に 入 り の カ フ ェ を 探 し た
の君たちに大切なことであると思います。美術
視点をもって観察に臨むことがデザイナーの卵
ん な モ ノ を 作 る の に。
」 と い っ た「作 り 手」 の
はないかと思います。加えて、「自分だったらこ
ことで「感性」を豊かにすることができるので
心を動かすモノやコトを貪欲に探し、観察する
印刷物用に作ったパーツを動かしてアニメー
るものの、パソコンを使った作業になるので、
基本的に印刷物のデザインをベースにしてい
ユ ニ ッ ト を 組 ん で 活 動 し て お り、 や る こ と は
も あ り ま す。 学 生 時 代 に 先 輩 た ち と デ ザ イ ン
事 を し て い ま し た。 映 像 や Web
、大きいとこ
ろでは展示会のブースのデザインを行うこと
ク デ ザ イ ン と は い え、 非 常 に 幅 広 い 内 容 の 仕
とんど扱っていましたので、専門はグラフィッ
大阪のメーカーでは媒体はどのようなもの
で あ っ て も、 広 告 や 宣 伝 に な る 物 で あ れ ば ほ
で働いていました。
ある無線機メーカーの広告宣伝に携わる部署
なったのが同じ一年前。それまで大阪に
し、さらに建築自体の計画に関わるなど、どん
ションを行ったり、ロゴからサイン計画に発展
今、グラフィックデザインは単にロゴや印刷
物のデザインだけでなく、商品自体のプロモー
て欲しいと思います。
す。幅広い興味をもって、自分の可能性を広げ
出すと、とたんにこの答えがかえって来るので
なんと自分の可能性を閉じてしまっている悲
しい答えだろうと思います。今の学生たちは興
「めんどくさい」
の一年間学生たちを見ていると、なんとなくこ
う反応するかはまだ分かりません。しかし、こ
デザイン学科ができてまだ一年しかたってい
ませんので、学生たちがこのような考え方にど
ブな要素が入れば Web
デザインに発展してい
くのではないでしょうか。
しみ「感性」を磨く福井の散策へ出かけてみて
シ ョ ン に す る こ と が 簡 単 で し た。 ま た、 さ ら
の流れの中で、デザイナーとして残っていくた
どんと幅を広げつつあります。このような時代
味の範囲が非常に狭く、そこから少しでもはみ
んな答えが返ってきそうな気がします。
ください。
に発展させて Web
ページに落とし込むことも
さほど苦になることではなかったと覚えてい
めに「めんどくさい」はやめて、苦しさの中に
幅広く活動してきた私は平面上のデザインで
グラフィックデザインの範囲は非常に曖昧
で、人によって解釈は様々ですが、このように
な期間となりました。
仕 事 に 取 り 組 め、 ま た、 自 分 に と っ て 有 意 義
ま す。 そ ん な わ け で、 会 社 に 入 り 様 々 な 広 告
に と っ て、 本 学 に 赴 任 し た の と 教 員 に
助 教
ある楽しみを見つけて欲しいと思います。
己 の 中 に 見 出 す「心 の は た ら き」 と 捉 え る と、
近藤 晶
物を手がけることになっても戸惑うことなく
私
デザイン学科
14
後援会会報 第40号
C
郎先生による講演を頂いた︒ちょうど﹁か
生︑ 本 学 宇 宙 情 報 科 学 科 教 授 の 深 尾 昌 一
う テ ー マ で︑ 東 北 大 学 教 授 の 小 野 高 幸 先
前期・後期の二回を実施し︑前期は六月
十 日 に﹁レ ー ダ ー で 探 る 月 と 地 球﹂ と い
ションも行なわれ︑一般市民・学生・附属
赤池 学先生に講演をして頂いた︒また︑
講演の後︑本学学生とのモデルディスカッ
界一受けたい授業﹂などに出演している︑
家﹂ と い う テ ー マ で︑ 人 気 T V 番 組﹁世
た 十 月 十 日 土 曜 日 に︑﹁自 然 は 偉 大 な 発 明
ぐ や﹂ が 月 探 査 を 行 な っ て い る タ イ ミ ン
高校生など 274 名の方たちが熱心な討
▼公開講座
「公開講座、
市民ふれあい教室」
開講
名の市民方々は熱心に耳を傾けていた︒
自 分 の 居 場 所 を つ く る こ と が 大 切 」と 自 身 の 体 験
談 な ど を も と に 熱 く 語 っ て 頂 き︑ 参 加 し た 2 4 6
か し︑ 周 り か ら 必 要 と さ れ る 人 間 に な れ ば い い︒
し く す る た め に は﹁自 分 と い う 個 性 を 最 大 限 に 生
さ﹂ と い う テ ー マ で 講 演 を し て 頂 い た︒ 仕 事 を 楽
今 年 で 七 年 目 を 迎 え た 未 来 塾 で は︑ T V で も お
馴 染 み で 作 家 の 室 井 佑 月 氏 を 招 い て︑﹁仕 事 の 楽 し
▼仕事の楽しさ
「未来塾」
開講
地域に貢献
グ と も 重 な り︑ 一 般 お よ び 学 生 を 合 わ せ
論も行なった︒
ま た 後 期 に は︑ 大 学 祭 の 時 期 に 合 わ せ
175 名の参加があった︒
▼市民ふれあい教室
昨年六月から十月にかけて全部で二十五の
市民向け教室を開講した︒対象も小 中
・ 学生・
一 般 な ど に 絞 っ た も の や︑ 体 験 型 を 取 り 入 れ
たものなどバラエティーに富み︑バス見学ツ
アーやブラスバンド教室など様々な趣向を凝
らした講座が実施された︒
後援会会報 第40号
15
ontribution
建設工学科 建築学専攻 三年
「円周率について」
機械工学科 三年 金川 大輔
赤松 岳明
「水の過冷却の観測」
原子力技術応用工学科 三年
◎努力賞
萩野 智也
「石垣の種類・構造の調査と
縮
小模型の作成」
【二十年度後期】
◎優秀賞
力と成果を表彰します。今回の受賞者は次のとおりです。
を解決していく授業です。その結果、優秀な研究を行った学生に対して、その努
「創成科学」は、通常の教室での授業や実験とは異なり、学生自身が自らの考え
に基づき、それまでに修得した知識の創造的な応用によって、自分が選んだ課題
創成科学賞
が ん ば っ て ま す
理事長賞・学長賞
盛田 尚弘
須賀 君
水嶋 君
盛田 君
大石
君
西角 君
樋上 君
三山 君
三月十五日の学位記授与式において次の学生が受賞しました。
君
理事長賞
建設工学科
土木環境工学専攻
水嶋龍之介
三山 大介
樋上 修治
経営情報学科
機械工学科
経営情報学科
須賀 祐介
紙田 喜信
西角 寿紀
経営情報学科
機械工学科
電気電子工学科 大石 泰裕
君
赤松
君
萩野
君
金川
学長賞
機械工学科 紙田
16
後援会会報 第40号
1 名
国家公務員Ⅱ種
¥100,000
1 名
土木学会認定 2級技術者
¥100,000
1 名
第3種電気主任技術者
¥100,000
3 名
機械設計技術者 3級
¥100,000
2 名
簿記検定 2級
¥50,000
2 名
非破壊検査技術者 レベル1
¥50,000
2 名
基本情報技術者
¥50,000
3 名
第1種電気工事士
¥50,000
5 名
福祉住環境コーディネーター 2級
¥50,000
2 名
宅地建物取引主任者
¥50,000
6 名
甲種4類消防設備士
¥50,000
1 名
福祉住環境コーディネーター 3級
¥10,000
12 名
初級システムアドミニストレータ
¥10,000
1 名
2級土木施工管理技術者
¥10,000
3 名
MCAS Word2007
¥5,000
10 名
MCAS Excel2007
¥5,000
2 名
MCAS Access2007
¥5,000
1 名
MCAS PowerPoint2007
¥5,000
1 名
ITパスポート
¥5,000
1 名
第92回日本陸上競技選手権大会
男子20km競歩 団体3位
¥50,000
陸上部
第93回日本陸上競技選手権大会
男子砲丸投げ 7位
¥30,000
陸上部
2009日本学生陸上競技個人選手権大会
男子砲丸投げ 6位
¥30,000
陸上部
北信越学生陸上競技対校選手権大会
男子砲丸投げ 大会4連覇
¥30,000
陸上部
第64回国民体育大会 陸上競技
成年男子・砲丸投げ 8位
¥30,000
陸上部
第45回全日本カヌー選手権大会
カナディアンシングル10,000m 8位
¥30,000
カヌー部
第45回全日本カヌー選手権大会
リレー 4×100m 5位
¥30,000
カヌー部
ロボカップジャパンオープン2009大阪
シュミレーション3D競技 優勝
¥100,000
FUT-K
ロボカップジャパンオープン2009大阪
マイクロロボットMixed Reality部門 3位
¥50,000
FUT-K
都市計画学会 関西支部 研究奨励賞
¥30,000
高橋
岩井
17
後援会会報 第40号
君
森下
君
【二十一年度前期】
◎優秀賞
1 名
君
君
畑 佳揮
¥10,000
原
中村
機械工学科 二年 CGエンジニア検定 ディジタル映像部門 2級
山村 君
「物体の力学」
1 名
◎努力賞
4 名
¥10,000
建設工学科 建築学専攻 二年
¥10,000
根尾 君
岩井 清健
「建 築 用 国 産 木 材の香 りについ
て~福井工業大学生に対するア
ンケート調査結果と考察~」
第2種電気工事士
CGエンジニア検定 CG部門 2級
小林 さん
中村 勇太
¥100,000
建設工学科
土木環境工学専攻 第2種放射線取扱主任
森下 儀一
3 名
建設工学科
建築学専攻 ¥200,000
技術士補
原 義志
人数
小林香寿美
奨励金額
経営情報学科
資 格・成 績 な ど
根尾 明希
修めた学生に対し規程に基づき支給されました。
経営情報システム工学専攻
公的資格の取得、また、各種競技大会で優秀な成績を
環境・生命未来工学科 ( 平成21年度 )
宇宙通信工学科 原子力技術応用工学科 山
村 啓峻
特別奨励金
畑
君
クラブ紹介
▶▶剣道部
Club Introduction
「やるべき全てのことを全力で遂行できる」
自立した大人になる
剣道部は現在34名で活動
しています。 稽古は武徳殿2
階剣道場で、平日は18時か
ら20時 ま で の2時 間 程 度、
土曜日は13時から16時まで
の3時 間 程 度 行っています。
稽古は厳しいものですが、学
生たち自身が道場の気を盛り
上げ、切磋琢磨し日々剣道を
楽しんでいます。
私達の第一の目標は「全国制覇」。しかし、勝利を追求することもさることながら、卒業
後に指導者として剣道普及に貢献できる人材の育成を念頭に掲げて稽古をしております。そ
のために、基本に根ざした正しい剣道を身に付けるのはもちろんのこと、剣道のみでなく、
日常生活や勉学においても自分自身の立場を考え「やるべき全てのことを全力で遂行でき
る」自立した大人になることをモットーとしています。
近年の大会成績は、団体戦では平成19年度の全日本学生剣道優勝大会でベスト16まで
勝ち上がりました。個人戦では平成20年度に本学学生の14年振りの北信越学生剣道選手
権大会優勝を成し遂げ、翌年には優勝・3位・ベスト8と3名が入賞しました。
今年度から女子部員が3名になり、本学初となる女子団体戦に出場することができるよう
になりました。これから更なる部員増加に努め、女子部員を盛上げて行きたいと思います。
今後後援会の皆様に良い報告ができるよう部員一丸となり更に精進して参りますので、こ
れからも熱いご支援と応援を宜しくお願い致します。
【近年の主な大会戦績】
●第55回全日本学生剣道優勝大会
団体戦 ベスト16(H19年10月)
●第50回北信越学生剣道優勝大会
団体戦 優勝(H20年9月)
●第50回北信越学生剣道選手権大会
個人戦 優勝(H20年5月)
●第51回北信越学生剣道選手権大会
個人戦 優勝・3位・ベスト8(H21年5月)
●第43回中部日本理工系大学高専剣道大会
団体戦 優勝・準優勝(H22年1月)
後援会会報 第40号
18
回北信越学生剣道優勝大会
◆剣道部
◇第
出場
( 月 日) 優
勝 水嶋 龍之介
◇第 回全日本学生剣道優勝大会
日) 出場
回北信越学生陸上競技
◆陸上競技部
◇第
対校選手権大会
( 月 日~ 日)
10000 mW 位 須賀 祐介
優勝 奥田 雄也
砲丸投 (大会新・優秀選手賞)
◇ 日本学生陸上競技個人選手権大会
日~
日) 出場
出場
回全日本学生弓道選手権大会
◆弓道部
◇第
月
( 月 日~ 日) ◇第 回北信越国民体育大会
(
回北信越学生柔道優勝大会
◆柔道部
◇第
位
( 月 日) ◇第 回全日本学生柔道優勝大会
出場
( 月 日~ 日) ◇北國杯北信越学生柔道体重別
選手権大会
( 月 日~
日)
㎏級 位 伊 桂司朗
位 津田 直樹
優勝
( 月 日)
( 月
日) ◆カヌー部
◇第 回全日本学生カヌー選手権大会
出場
単独演武 段外の部
優勝 平野 昇裕
◇第 回少林寺拳法全日本学生大会
19
( 月 日~ 月 日)
︱
位
SK
後藤・大矢・小池・石山
SK ︱ 位
4 28
( 月 日~ 日) ◇第 回北信越学生剣道大会
月
( 月 日~ 日)
10000 mW 位 須賀 祐介
位 奥田 雄也
砲丸投 ◇第 回日本陸上競技選手権大会
( 月 日~ 日)
位 奥田 雄也
◇第 回北信越学生陸上競技
選手権大会
男子 100㎏級 出場
位
バヤルサイハン・トゥグル・ドゥル
◇第 回北信越学生柔道体重別
団体優勝大会
( 月 日) ◇第 回全日本学生柔道体重別
団体優勝大会
( 月 日~ 日) 45
8
( 月 日) 位
◇第 回全日本学生剣道優勝大会
(
出場
( 月 日~ 日)
110 mH 位 伊達 仁哉
勝 須賀 祐介
10000mW 優
(大会新)
優勝 奥田 雄也
砲丸投げ (大会新・優秀選手賞)
回北信越学生空手道選手権大会
◆空手道部
◇第
位 文 静
日本学生選手権・水泳・飛込み
◆水泳部
◇
競技会
( 月 日) 回少林寺拳法北陸学生大会
◆少林寺拳法部
◇第
7
11 42
15
◇第 回中部学生ボクシング春季大会
◆拳闘部
朝倉・稲森・大矢・石山
1
◆硬式野球部
◇平成 年度北陸大学野球秋季リーグ
日)
日)
出場 山田 真也
日) 2
(北信越大会
位以上)
( 月 日~ 日)
位 丸山 和也
ライト級
2
( 月 日~ 月 日) 優勝
◇第 回愛知東海北陸大学野球
日)
月
日~
日~
9
7
5
31
代表決定戦
( 月 日) 日~
回中部学生自馬競技大会
◆馬術部
◇第
月
日~
( 月 日)
位
中澤 知恵
女子個人形 ◇第 回国民体育大会
月
回全日本空手道選手権大会 出場
( 月
◇第
(
2
(
優勝 山下 将人
中障害飛越競技
学生賞典馬場馬術競技
月
優勝 山下 将人
◇全日本学生馬術大会
(
出場 山下 将人
学生賞典障害飛越競技
学生賞典馬場馬術競技
出場 山下 将人
第 回全日本学生馬術選手権大会
( 月 日~ 日)
位 山下 将人
後援会会報 第40号
19
2
48
1
2
8
2
12
23
28
7
3
23
73 6
6
2
5
5
2
8 30 8 57
10
22
6 58 5 21
10
27
10
14
28
25
9
11
9
11
2
6 16
7
2
2
11
09
9
38
9
12
24
5
83
5
6 09
6 93
25
4
24
4
13
40
13
30
5
10
10 64
1
3 21
6
10
20
11
6
4 35
26
12 37
12
10 57 9 51 7 57 5 51
17
4
6
25
9
5
11
6 43
16
10
81
12
平成二十一年度
各クラブの主要戦績
平成22年度 定期総会及び
保護者向け就職活動セミナー
地区懇談会のご案内
地区懇談会は、 学生の成績・日常生活・就職などの諸問題について、
先生と保護者が個別に話し合える絶好の機会です。
ご都合のよい会場を選んで是非ご出席ください。
また、 福井会場では定期総会に引き続き 「保護者向け就職活動セミナー」 を
開催いたします。 ふるってご参加ください。
参
加
申 込 方 法
①投函にてお申し込みの場合
「平成22年度 定期総会及び保護者向け就職活動セミナー・
地区懇談会のご案内」を別便にてお送りいたします。
同封の参加申込書を返信用封筒にてお送り下さい。
②電話・メールにてお申し込みの場合
TEL 0776-29-7864
E-mail [email protected]
③ホームページ・FAX にてお申し込みの場合
本学ホームページより申込書をダウンロードの上、メール又は FAX でお送り下さい。
ホームページアドレス
http://www.fukui-ut.ac.jp/ (保護者の方のサイトへ)
FAX 0776-29-7891
申込期限:5 月10 日㈪
後援会会報 第40号
20
5/
29 ㊏
福井キャンパスにて
13:00 〜
平成22年度後援会定期総会
【議 題】
• 平成21年度収支決算報告、事業報告
• 平成22年度会計予算、事業計画
• 平成22年度 役員改選
• その他
ご都合でご出席いただけない場合は
「委任状」
(別便にて郵送します)をご提出下さい。
14:00 〜
保護者向け就職活動セミナー
プロの就職アドバイザーによる講演
演題
「今年の就職戦線最新情報」
15:00 〜
地区懇談会(福井地区)
各学科教員との個人懇談会
ご子息・ご息女の学生生活、学業、部活就職活動等、どんなことでも
ご遠慮なくご相談下さい。
6/
6 ㊐ 〜 27㊐ 全国17会場にて
地区懇談会
学業・就職・大学生活等お気軽にご相談下さい。
➡詳細は24ページをご覧下さい。
(別便にて郵送します)
定期総会をご欠席の場合は「委任状」
をご提出下さい。
21
後援会会報 第40号
地区懇談会 開催案内
地 区
福 井
宮城・山形
福島・以北
和歌山
滋 賀
兵 庫
東 京
長 野
静 岡
福知山
新 潟
三 重
石 川
大 阪
岐 阜
愛 知
京 都
富 山
四 国
日 程
5月29日(土)
総会終了後~
6月6日(日)
開会13:30 ~
6月6日(日)
開会13:30 ~
6月6日(日)
開会13:30 ~
6月6日(日)
開会13:30 ~
6月13日(日)
開会13:30 ~
6月13日(日)
開会13:30 ~
6月13日(日)
開会13:30 ~
6月13日(日)
開会13:30 ~
6月13日(日)
開会13:30 ~
6月20日(日)
開会13:30 ~
6月20日(日)
開会13:30 ~
6月20日(日)
開会13:30 ~
6月20日(日)
開会13:30 ~
6月27日(日)
開会13:30 ~
6月27日(日)
開会13:30 ~
6月27日(日)
開会13:30 ~
6月27日(日)
開会13:30 ~
会 場
電話番号
福井工業大学
福井市学園3−6−1
0776−29−7864
山形テルサ
山形市双葉町1−2−3
023−646−6677
和歌山県民文化会館
和歌山市小松原通1丁目1番地
073−436−1331
彦根勤労福祉会館
彦根市大東町4番28号
0749−23−4141
姫路商工会議所
姫路市下寺町43
079−223−6551
アルカディア市ヶ谷
東京都千代田区九段北4−2−25
03−3261−9921
JA 長野県ビル
長野市大字南
長野北石堂町1177−3
026−236−3600
静岡県コンベンションアーツ
センター「グランシップ」
静岡市駿河区池田79−4
054−203−5710
中丹勤労者福祉会館
福知山市昭和新町105番地
0773−23−2216
新潟会館
新潟市中央区幸西3−3−1
025−245−9307
三重県教育文化会館
津市桜橋2−142
059−228−1122
石川県勤労者福祉文化会館
金沢市西念3丁目3番5号
076−234−2421
大阪ガーデンパレス
大阪市淀川区西宮原1−3−35
06−6396−6211
岐阜県民ふれあい会館
岐阜市藪田南5丁目14番53号
058−277−1180
第二豊田ホール(西館)
名古屋市中村区名駅四丁目10−27
052−584−7123
京大会館
京都市左京区吉田河原町15−9
075−751−8311
富山県中小企業研修センター
富山市赤江町1番7号
076−441−2716
徳島市立文化センター
徳島市徳島町城内1番地
088−653−2185
※駐車場に限りがありますので、なるべく公共交通機関等でのご来場にご協力をお願いいたします。
宮城・山形
福島・以北
山形テルサ
福井
●篠田病院
NHK
●
市役所 県庁
●
●
●
光陽中学校
幸橋
足羽山
市内バス乗場
えち
ぜん
鉄道
裁判所
●
北陸
本線
橋
水越
至 勝山
正門
九十
九橋
山形テルサ
福井工業
大学
新明里橋
P
JR山形駅
グラウンド
至金
沢
西口駅前広場
山形駅西花笠
パーキング
至県庁
福井
アカデミアホテル
Aコープ
●日光店
福井大仏●
タクシー
乗り場
10
P
●東安居小学校
●
山形三中
霞城
セントラル
P
●
至 あわら
湊小学校●
P
JR福井駅前京福バス4番のりば
学園線乗車、金井学園前下車
(所要
時間約 分)
JR山形駅より徒歩3分
霞城公園
福井工業大学
JR福井駅
至大
阪
後援会会報 第40号
22
滋賀
彦根勤労福祉会館
至米原
和歌山市駅
県庁
●
和歌山県民
文化会館
(三年坂通)
42
海南東I.C
和歌山
マリーナシティ
アルカディア市ヶ谷
交番●
市ヶ谷見付 (外堀通り)
アルカディア
市ヶ谷
交番
線
町
楽
有
下
地
静岡県コンベンションアーツセンター
「グランシップ」
姫路 バス●
新静岡
東海道新幹線
P
広場
曲金交差点
南幹線
静岡I.C.
駐車場
●
●パチンコ店
SBS通り マクドナルド
東名高速道路
池田交差点
至 東京
新潟会館
JR新潟駅
15
JAながの 会館●
JA長野県
ビル
ドラッグてらしま●
●
Again
バスターミナル前
後援会会報 第40号
桜木I.C
新潟バイパス
●かるかや山西光寺
●ローソン
かるかや山前
末広町
●バスターミナル
ながの
東急
●
ホテル
サンルート●
至 篠ノ井・松本
駅
長野
JR
中丹勤労者福祉会館
中丹勤労者福祉会館
由
良
川
●市民病院
●福知山消防署
●福知山郵便局
府総合庁舎
●
JR福知
至 長岡
●ホテルJALシティ長野
ケヤキ通り
越後線
分
20
●伊勢丹
JR福知山駅より徒歩
南高校前 バス停●
1
新潟会館
万代橋
東警察署●
八千代橋
信濃川
福知山
昭和大橋
JR新潟駅より徒歩 分
JR新潟駅万代口バスターミナルより
昭和橋・古町・入船町行きに乗車 分
南高校前下車 分
至 長岡
30
岡田町
19
10
NTT● ●
出光GS
JAビルアクティー ホール●
サンパルテ
山王
●
新田町
●
平安堂
●アウディ
静岡
長野中央●
郵便局 NBS●
南安倍町
交差点
至 善光寺
県庁前
中央通り
JR東静岡駅
分
至 名古屋
JR静岡駅
長沼交差点
至神戸
長野
県庁●
号線
中野新田
交差点
長沼
静岡鉄道
国道1号線
朝日橋
JA長野県ビル
国道
インター通り
︵県道 号︶
84
沓見5丁目
交差点
北街道
南安倍
交差点
東海道本線
グランシップ
●市営バス
JR姫路駅
オレンジ・ペコ●
●パチンコ店
静岡県コンベンション
アーツセンター
至 清水
長野
JR長野駅より徒歩 分
上信越道 長野インターより車で約
橋梁工事のため
平成24年3月まで
全面通行止め
(車両・歩行者とも)
駐車場
千代田上土I.C.
長沼大橋
JR東静岡駅コンコース通過
南口出口まで徒歩 分
広場 GRANSHIP
7
新潟
国道1号線静清バイパス
P
歩道橋
十二所線
至岡山
JR東静岡駅
●NHK
商工会議所前
(靖国通り)
A3
至九段下
〒
A2
●山脇ビル
鉄
線
●日本大学
会館
●横浜
静岡
●市民会館
国道2号線
A4
新宿
B.K
姫路
商工会議所
●総社
大手前通り
至飯田橋
JR市ヶ谷駅
●郵便局
●大手前公園
至日本テレビ
23
姫路
警察署
●
姫路城
●
都営
10
姫路商工会議所
JR京口駅
市ヶ谷駅より徒歩2分
至新宿
兵庫
●自衛隊
至四谷
海南I.C
至 有田
至京都
東京
和歌山I.C
(宮街道)
42
●片男波公園
24
JR和歌山駅
●和歌山城
阪和高速道路
和歌山
港駅
JR和歌山線
(けやき通)
JR
きのくに線
20
至 大阪
国体道路
35
至 なんば
南海本線
紀ノ川
大橋
︵中央通︶
彦根IC
社会保険事務所
●
26
︵大浦街道︶
●
商工会議所
分
夢京橋キャッスルロード
郵便局 ●
分
●
大阪ガス
NTT
●
南海電鉄和歌山市駅より徒歩
●
彦根城博物館
バス/⑨⑩乗場「県庁前」下車徒歩4分
彦根勤労福祉会館
バス/②乗場「県庁前」下車徒歩4分
名神高速道路
アルプラザ ●
国道8号線
JR彦根駅
市役所
●
和歌山県民文化会館
至 泉南
JR和歌山駅より徒歩
琵琶湖
彦根警察署
●
彦根城
●
和歌山
山駅
国道9号線
●
福知山市役所
石川県勤労者福祉文化会館
石川
三重県教育文化会館
GS●
国道
JR津駅
23
号線
国道8号
●GOLF5
13
25
至四日市
JR津駅東口より徒歩6〜7分
西念西
●駅西合同庁舎
西念南
至石川県庁
県中央病院
北陸自動車道
フレンドパーク石川
(石川県勤労者福祉文化会館)
西口
JR金沢駅
バス/JR金沢駅西口乗り場より石川
県庁方面行き乗車、駅西合庁前下車
JR金沢駅から徒歩 分
石川県庁から徒歩 分
至福井
50m道路
三重県教育文化会館
三重
●
11番街ビル
●
社会福祉会館
至富山
至松坂
岐阜県民ふれあい会館
岐阜
徳島市立文化センター
号
文化センター
11
国道192号
●
徳島地方
裁判所
中央●
公民館 分
55
10
分
国道 号
徳島●
東警察署 8
●
徳島市
消防局
大名古屋ビル
JRセントラル
タワーズ
(名古屋駅)
桜通
名鉄百貨店
ミッドランド
スクエア
P入口
西館
東館
P出口
近鉄パッセ
名鉄
メンズ・
ヤング館
泥江町
第二
豊田ビル
錦橋出口
名駅入口
錦通
広小路通
柳橋
富山県中小企業研修センター
至岩瀬
サンフォルテ
● ●とやま自遊館
●ポルファート
●富山市
とやま
総合体育館
至富山北大橋
インテック
ビル
カナルパーク
ホテル富山
至高岡
中小企業研修センター
いたち川
富山ライトレール
北日本放送
アーバンプレイス
オーパードホール
徳島市役所● JR富山駅正面口より徒歩
北口より徒歩 分
国道
●徳島中央公園
第二豊田ビル 西館
笹島
富山
ホテルラフォーレ
●
京阪神宮丸太町駅⑤出口
至 梅田
名古屋
高速
熊野神社●
西口
京大病院
地下鉄出入口⑥
至 京都
JR
新大阪駅
市バス
近衛通
4
新大阪駅
京大総合
人間学部
京大医学部
東大路通
丸太町通
JR徳島駅
至 銀閣寺
京都
●大学
至 吉田神社
近衛通
京大薬学部
線
陽新幹
東海道・山
センチュリー
豊田ビル
●稲盛財団記念館
鞠小路通
●教会
大阪ガーデン
パレス
歩道橋
地下鉄出入口②
本屋●
京大会館
川通
旧白
公園●
新御堂筋
市バス
京大正門前
JR名古屋駅桜通口出口より
徒歩 分
市バス百万遍
酒店● ●小学校
東一条通
●京都ドイツ
文化センター
神宮丸太町駅
荒神橋
今出川通
野川通
京阪線
京都バス
荒神橋
愛知
市バス出町柳駅前
宮原小●
東淀川
高校
● 423
住友
メルパルク 生命ビル
フレンドリー 北大阪 3号ビル ●
● ●
● ●病院
ソーラ21 ●
JOMO
公園
ワコール●
●
●
●ローソン
ニッセイビル
シャトルバス乗り場
(高架下) 地下鉄出入口④
●エッソ
至 新神戸
京大会館
●女子中高
10
1号ビル
マックス
バリュ
●
新大阪
センイシティー
地下鉄御堂筋線
至 新幹線岐阜羽島駅
至 名神高速岐阜羽島IC
176
大広ビル●
サラマンカホール
至 墨俣
JR東海道本線
名鉄名古屋本線
県民ふれあい会館
長良大橋
22
至 千里
中央
●北中島公園
イーグルボウル●
岐南インター
至 豊中
阪急三国駅
21
●
南警察署
新幹線 新大阪駅西口より徒歩 分
新幹線 新大阪駅よりシャトルバス有
●
岐阜県庁
出町柳駅
JR徳島駅より徒歩
10
21
JR岐阜駅
至 犬山
至 大垣
鴨
川
四国
●岐阜市科学館
県美術館
●県図書館
至 美濃太田
穂積大橋
川端通
2
名鉄岐阜
JR東海道本線
JR西岐阜駅 ●
京都駅より市バスD2乗場
(206)
京大正門
前下車徒歩 分
三条京阪より京都バス 番乗場 出町柳経由
系統 荒神橋 下車徒歩2分
京阪線 神宮丸太町駅下車徒歩 分
17
156
至 大垣
京都
7
至関
環状線
2010
河渡橋
●岐阜県
福祉・農業会館
JR西岐阜駅よりふれあいバスで約 分
JR岐阜駅
(北口)
より岐阜バスで約 分
名鉄岐阜駅より岐阜バスで約 分
25
至 鏡島大橋
至 揖斐
大阪ガーデンパレス
大阪
北陸
電力
北口
JR富山駅
エネオス●
有料駐車場
P
文 雄峰高校
タワー111
パーキング
●コスモ石油
●
富山合同庁舎
文
龍谷
高校
APAホテル
●
至魚津
地鉄ビル●
富山中央郵便局
後援会会報 第40号
24
【平成22年度】
学 年 暦
前 期
平成22年
4 月1 日(木)
学 年 開 始
4 月5 日(月)
入 学 式
4 月6 日(火)~ 13日(火)
全体オリエンテーション
学科別オリエンテーション
前期受講登録ガイダンス
Web受講登録講習会
「自然と科学」集中講義
健 康 診 断
4 月9 日(
金)
~ 11日(日)
永平寺参禅研修(1 年生学科別)
4 月14日(
水)
前期 授業開始(全学年)
5 月中旬
五 月 祭
8 月7 日(
土)
~ 9 月23日(祝)
夏 季 休 業
9 月24日(金)
~ 27日(月)
9 月28日(火)
~ 30日(木)
後期受講登録ガイダンス
9 月30日(
木)
前 期 終 了
「自然と科学」集中講義
後 期
10月1 日
(金)
後 期 開 始
10月9 日
(土)
~ 11日(祝)
大 学 祭
10月12日
(火)
大学祭 閉会式
10月13日
(水)
代 休
12月26日
(日)
~平成23年 1 月 6 日(木)
冬 季 休 業
平成23年
1 月7 日(金)
後期 授業再開
1 月中旬
学園 成人式(式典)
1 月下旬
卒業研究発表
2 月下旬
欧州工学研修旅行
2 月14日(月)
~3 月31日(木)
春 季 休 業
3 月15日(火)
学位記 授与式
3 月31日(木)
学 年 終 了
金井学園
創立六十周年
記念事業
昨年金井学園が創立六十周年を迎え
られました。
後 援 会 で も 記 念 事 業 と し て、 三 百 万
円 の 寄 付 を 行 い ま し た。 こ れ は 保 護 者
の皆様の賛同を得て十年間後援会費よ
り積立てたものです。
昨年十一月九日に文珠四郎会長が学
園理事長に目録を贈呈いたしました。
写真はそのときの模様です。
今回、後援会会報40号に因み、表紙のデザインを変えました。表紙デザインは福井工業大学デザイン学科制作によるものです。
25
後援会会報 第40号
すべ てを 学 生 の た め に
最 先 端 の 設 備を備え、 最 先 端 工 学を学 ぶステージ。
それぞれの 能 力 ・ 適 性 ・ 興 味に応じて
一 人ひとりの 人 生 の 可 能 性を限りなく拡 げます 。
福井工業大学
Fukui University of Technology