デジタルイメージング機器を生み出す設計技術とそのアーキテクチャ

講義コード
科目名
英文科目名
担当教員
デジタルイメージング機器を生み出す設計技術とそのアーキテクチャ
(学部:特別講義 2016-1)
開講学期
Part-time Faculty Member from SONY EMCS Corporation
学部 7 学期
単位数
(Special Lecture 2016-1)
非常勤講師 ソニーイーエムシーエス㈱
M6000901
大学院:前期/
1
メール
授業の目的・方針
本講義では、企業の現役技術者を講師とし、デジタルカメラなどの製品を題材として、先端エレクトロニクス製品の
アーキテクチャやメカニズム、また、そのような製品の開発において求められるプロフェッショナルスキルなどを学ぶ。
講義は座学を主体とするが、可能な限り、実機に触れる機会を設ける。本講義によって、大学・大学院で学ぶ技術が、最新のエレク
トロニクス製品の開発にどのように生かされているかを、実機を通じて理解する。また、実際の商品開発、設計のプロセスを学ぶこ
とで社会に出てからの実際の仕事の進め方、考え方を知り、技術者としての今後のキャリアプランを考える上での参考となる情報を
得ることも事も併せて目的とする。
授業の達成目標(この授業科目終了時において達成すべき重要な目標)
①
デジタルカメラの開発、設計の流れを知り、基本構成を理解する。
②
デジタルカメラの撮像素子と画像信号処理技術について理解する。
③
デジタルカメラの画像映像圧縮技術の原理とその活用方法について理解する。
④
デジタルカメラの外装設計手法、部品の設計や評価手順、包装設計の手法や評価基準などを学ぶ。
⑤
デジタルカメラの制御技術、実際の制御のアーキテクチャなどを理解する。
⑥
デジタルカメラの光学知識やレンズ技術を実際のレンズ設計の事例をもとに理解する。
⑦
デジタルカメラの生産現場における調整・検査技術の概要と課題を理解する。
⑧ デジタルカメラに使用される電池の概要と設計技術を理解する。
学部ディプロマポリシーに基づく学習・教育目標〔対応する授業の達成目標〕
―
〔
―
(ⅰ)十分な工学基礎の知識を修得し、それを工学分野の学習、研究に適用する能力
(ⅱ)機械システム、電子情報および物質工学の各分野の基礎知識とこれらの内少なくとも1分野の専門
知識・技術ならびにそれらを応用する能力
(ⅲ)目標を把握し、解決策を立て実行する問題解決能力
〔
〕
―
(ⅳ)物事に対して幅広い見方、考え方ができ、技術者の果たすべき役割と社会的責任を理解する能力
〔
〕
―
(ⅴ)日本語による的確なコミュニケーション能力および英語による基本的なコミュニケーション能力
〔
〕
◎
〕
〔①~⑧〕
修士ディプロマポリシーに基づく学習・教育目標〔対応する授業の達成目標〕
◎
(ⅰ)幅広い専門基礎の知識を修得し、それを応用する能力
〔①~⑧〕
―
(ⅱ)高度な専門知識を修得し、それを研究に適用する能力
〔
〕
―
(ⅲ)目標を把握して自ら進んで解決策を立案し、実行する研究能力
〔
〕
―
(ⅳ)異文化を理解し、国際的に通用するコミュニケーション能力
〔
〕
成績評価の方法〔評価対象となる授業の達成目標〕
レポート 100%〔①~⑧〕
授業時間外の学習〔準備学習等〕および学習上の注意事項
最新のデジタルカメラなどの商品知識を店頭、カタログ、雑誌などで事前に得ておく事が望ましい。
また機器を保有している人は一通りの操作を行って各種機能を実際に使ってみる事を推奨する。
※履修しておくことが望ましい科目
音声や画像の圧縮に関する講義を既に履修している学生は再度、その内容を確認しておくのが望ましい。
教科書
なし 講義時に資料を適宜、配布
参考書
(1)図解でわかる画像圧縮技術(日本実業出版社)
(2)最新 MPEG 教科書(アスキー) MPEG4 入門(工学社)
(3)オーディオビデオ圧縮入門(インプレス R&D)
(4)H.264/AVC 教科書(インプレス R&D) JPEG/MPEG2 の技術(オーム社)
授業計画
回
テーマ
内容
1.デジタルカメラの発展の歴史
1
デジタルカメラの
2.設計業務の流れ
基本構成
3.デジタルカメラの基本構成
4.デジタルカメラの基本機能
1.撮像素子とADC
2
撮像素子と画像信号処理技術
2.デジタルカメラの画像信号処理技術
3.デジタルカメラ機能と実現技術紹介
3
デジタルカメラの
圧縮技術
1.デジタルイメージング商品に使われる圧縮技術
2.静止画のデータ圧縮処理
3.動画のデータ圧縮処理
1.外装設計の概要
4
デジタルカメラの
2.外装設計の流れ
機構設計技術
3.外装設計部品の評価
4.包装設計の流れ
1.基本的構造
5
デジタルカメラの制御
2.通信制御
技術、制御アーキテクチャ
3.各種制御ブロック
4.ソフトウェアテスト技法
1.レンズ、光学の基礎、構造、写り
6
デジタルカメラの
レンズ技術
2.ズームレンズ
3.撮像素子用光学系
4.カメラ技術
5.レンズ加工
1.デジタルカメラの生産工程
7
デジタルカメラの
製造・調整・検査技術
2.組立プロセス概要
3.調整/検査のしくみ
4.デジタルカメラの調整概要
5.調整検査システム
8
9
デジタルカメラに必要とされる
バッテリー技術
1. Lithium Ion Battery の概要
2.電気系の設計技術
3.メカ系の設計技術
定期試験(レポートで代替)
授業オフィスアワー(曜日・時間帯・場所等)
授業時間前後
範囲(章、ページ番号)