Lionbridge Style Guide
日本語版
Lionbridge Technologies
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2015/07/29 – 英語版を基に日本語版作成 (Version 3.1)
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2
目次
I.
文体
A. 全般
6
6
全般
6
尊敬語、謙譲語、丁寧語
6
一貫性
6
本文および操作手順
7
見出し
7
箇条書き
7
図表内テキスト
8
用語集 (Glossary)
8
製品名、会社名、マニュアル名
8
B.
II.
A.
B.
ソフトウェア翻訳
9
UI 特有の文体
9
画面用語
9
UI を [ ] で囲む
9
種類を明示する
9
ボタン関連の表記
10
Windows の [スタート] ボタン
10
連続操作
10
チェック ボックス
10
タイトル バーの要素
10
キー名
11
連続操作のキー
11
同時操作のキー
11
方向キー
11
ジェネリック キー
12
用法
単位
13
13
句読法
かっこ、引用符
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14
14
3
C.
D.
セミコロン、ハイフン、スラッシュ
14
句点、読点
15
コロン
15
感嘆符、疑問符
15
単独の記号
15
囲み記号
16
カタカナ複合語
16
スペースと区切り
16
全般
16
日本語に含まれる英数字
16
単位
17
スタイルの選択
17
無生物主語
17
能動、受動、使役
17
目的の明示
18
名詞構文
18
カタカナ語
18
指示代名詞
18
簡潔な表現
18
副詞、接続詞
18
「ですます」の例外
19
「~したい」
19
係り言葉の展開
19
強調
20
数量の比較 (例)
20
その他記号
21
表記
21
ひらがなと漢字の使い分け
21
送りがな
25
数量
26
カタカナ長音
26
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4
例外
III.
参考資料
A. プラットフォーム用語集
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27
27
27
5
I.
文体
A. 全般
全般
原則は、以下のとおりです。
+
原文の意図をミスリードしないように、正確に翻訳します。
+
読みやすい自然な日本語に翻訳します。
+
原文から離れた意訳を避けます (マーケティングなど、特定の分野を除く)。
尊敬語、謙譲語、丁寧語
尊敬語と謙譲語は、原則として使用しません。ただし、以下の場合は、尊敬語または謙
譲語を使用します。
+
あいさつ文
+
購入、依頼、禁止を求める記載
+
品質に関する断り書き
+
手紙やプレゼンなど特定の相手に向けた文
使用してよい
お買い求めください。
お使いいただくときには、ご使用の際には
お問い合わせください
使用しない
購入してください。
使うときには
問い合せてください。
1 つの文に複数の動詞がある場合、最後の動詞のみを敬語にします。
例:
誤) ~を使用なさらないようご注意ください。
正) ~を使用しないようご注意ください。
「~ (して) ください」は、原則として依頼する文、または禁止を求める文で使用します。
例:
問題が生じた場合は、サポート デスクにお問い合わせください。
このボタンは絶対に押さないでください。
一貫性
ドキュメント全体で一貫した文体を使用します。同じ原文が場所によって異なる訳になら
ないようにします。
例外:
+ 本文と箇条書きで、ですます調と体言止めの違いが生じる場合
+
ソフトウェアの UI 文字列で、使用される位置によって訳し分けが必要な場合
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6
+
その他、訳し分けが必要と認められる場合
本文および操作手順
見出し以外の説明文や、手順番号が付いた操作説明には、"ですます調" を使用します。
体言止めや "である調" は、原則として使用しません。
例:
誤) 次の手順を実行する。
正) 次の手順を実行します。
見出し
章、節、項など本文の見出しは、不自然な訳にならない限り、体言止めを使用します。
できる限り簡潔かつ内容が推測できる見出しにします。動詞句を使わなければならない
場合、同じレベルの見出しは、できる限り名詞句または動詞句のいずれか一方に統一
します。
箇条書き
箇条書きの項目は、可能であれば名詞句または体言止めで統一します。名詞句または
体言止めの場合、末尾には句点を置きません。
例:
+
OS
+
バージョン
+
購入日
箇条書きの項目が文の場合は、原則として "ですます調" を使用します。末尾には句点
を置きます。
例:
画像データが横方向に大きいときは、用紙の外へ出た部分が印刷されません。
画像データが縦方向に大きいときは、用紙に入るように縮小して印刷されます。
ただし、箇条書きの直前の文の文末が各項目の文末と重複する場合など、冗長になる
場合は "である調" を使用することもできます。この場合も末尾に句点を置きます。
例:
以下の場合は動作しません。
+
アプリケーションを購入していない。
+
アプリケーションをインストールしていない。
+
アプリケーションを削除した。
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7
図表内テキスト
図表内の項目が文である場合は、原則として "ですます調" を使用します。ただし、操作
方法を目的別に説明するなど、文を見出しのように扱う場合は、"である調" を使用する
こともできます。簡潔に表現できる場合は、体言止めまたは語句で統一します。
用語集 (Glossary)
+
用語集の項目見出しは、原則として名詞または名詞句にします。ただし、統一が難
しく、意味が不明瞭になる可能性がある場合は、動詞句を使用することもできます。
+
用語集の項目見出しは、訳語の後に原語を半角丸かっこ ( ) で囲んで記入します。
+
用語集の解説は、原則として "ですます調" を使用します。ただし、用語の言い換え
が可能な場合は、1 文目のみ体言止めにします。
例:
アウトライン (outline): 文書の階層構造。アウトラインは見出しと本文から構成されます。見出
しには、見出し 1 から見出し 9 までのレベルがあります。
原典の見出しに略語がかっこ書きで併記されているときは、次のようにかっこの中と外を
入れ替えて翻訳します。
例:
EN) wide area network (WAN)
JA) WAN (wide area network)
用語集の解説では、慣用句を次のとおりに簡潔な体言止めに訳します。
原文
See ~
See also ~
In Contrast with ~
Synonymous with
訳文
「...」を参照。
「...」も参照。
「...」と対比。
「...」と同義。
+
他の項目を参照する場合、"「日本語対訳 (英原語)」を参照。" とします。
+
参照する場合に省略名を併記するときは、"「日本語対訳 (英原語: 省略名)」を参照。
" とします。
例:
「二重 (duplex)」を参照。
「広域ネットワーク (wide area network: WAN)」を参照。
製品名、会社名、マニュアル名
特に指示がない限り、原則として原文ママとします。
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B. ソフトウェア翻訳
UI 特有の文体
ユーザー操作では「~してください」という表記を使用しません。
例:
誤) [OK] をクリックしてください。
正) [OK] をクリックします。
「そして」「すると」「次に」などの順序表現は最小限にとどめます。
例:
誤) [OK] をクリックし、次に [終了] をクリックします。
正) [OK] をクリックし、[終了] をクリックします。
誤) [OK] をクリックします。すると、[印刷] ダイアログ ボックスが表示されます。
正) [OK] をクリックします。[印刷] ダイアログ ボックスが表示されます。
画面用語
画面用語とは、画面上に表示されるインターフェイス コンポーネントに付けられている名
称 (ウィンドウ名、アイコン名、メニュー名、コマンド名、ボタン名、ダイアログ ボックス名、
タブ名、プロパティ ページ名、メッセージ ボックス名など) のことです。
UI を [ ] で囲む
画面用語そのものを指して操作手順などを説明するときは、基本的に半角の角かっこ
[ ] で囲んで表記します。UI は、原文が太字になっている場合でも太字にしません。
種類を明示する
UI の直後に種類 (~リスト ボックスなど) も明示します。
例:
[編集] メニュー
[検索] ダイアログ ボックス
[音量] ウィンドウ
[マイ コンピュータ] アイコン
ただし、「コマンド」は必要のない限り明示しません。
例:
誤) [編集] メニューの [スタイル] コマンドをクリックします。
正) [編集] メニューの [スタイル] をクリックします。
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ボタン関連の表記
+
ダイアログ ボックスのボタン名、ツールなどのボタン名も、[ ] で囲みます。ただし、[OK]、[キャ
ンセル]、[参照]、[次へ] などの標準的なボタンについては、通常「ボタン」を省略します。
+
ボタンの操作は「選択する」「押す」ではなく「クリックする」で統一します。
例:
[キャンセル] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
Windows の [スタート] ボタン
Windows の [スタート] ボタンに関しては、「ボタン」は省略しません。[スタート] ボタンをク
リックすると表示されるメニュー自体は、[スタート] メニューと表記します。次のように、「選
択する」という表現はできるだけ「クリックする」「ポイントする」に置き換えます。
例:
EN) Click Start on the taskbar, then choose Settings and Control Panel.
JA) タスクバーの [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] を
クリックします。
連続操作
多数の操作が連続する場合は、次のように「~の順に選択します」という表現に置き換
えて簡潔にするか、2 文に分けます。
例:
誤) [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし、[アクセサリ] をポイントして、[シス
テム ツール] をポイントし、[受信トレイ修復ツール] をクリックします。
正) [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール]、[受信トレイ修
復ツール] の順に選択します。
チェック ボックス
チェック ボックスの場合は、原文が「選択する」「チェックを付ける」「チェックをはずす」な
どの表現になっていても、「オンにする」「オフにする」で統一します。
例:
誤) [テンプレートの作成] チェック ボックスをクリックして選択します。
正) [テンプレートの作成] チェック ボックスをオンにします。
タイトル バーの要素
ウィンドウ右上隅に表示されるタイトル バー ボタンの名称は、次のように表記し、[ ] では
囲みません 。
タイトル バー ボタンの名称:
+
最小化ボタン
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10
+
最大表示ボタン
+
閉じるボタン
+
元のサイズに戻すボタン
キー名
アルファベットのキー名は、後ろに半角スペースと "キー" を付けます。方向キーも含め
て日本語のキー名は後ろにスペースを空けず "キー" を付けます。キー名はかっこで囲
みません。
例:
Esc△キー
変換キー
連続操作のキー
+
複数のキーを連続して押すキー操作は、読点 (、) で区切ります。
+
本文中では、文章として説明します。必要に応じて「("、" はキーを順に押すことを意味しま
す)」という補足文を後に付けます。
例:
本文中) F1、A キーを押します ("、" はキーを順に押すことを意味します)。
一覧内) F1、A
同時操作のキー
+
複数のキーを同時に押すキー操作は、半角正符号 (+) で区切ります。
+
正符号の前後には、半角スペースを置きます。
+
本文中では、文章として説明します。必要に応じて半角正符号 (+) 表記を使用して「("+" は
キーを同時に押すことを意味します)」という補足文を後に付けることもできます。
例:
本文中) Shift キーを押しながら A キーを押します。
本文中) Shift + A キーを押します ("+" はキーを同時に押すことを意味します)。
一覧内) Shift + A
原文の UI 操作が「Click Server Status|Log Preferences.」や「Click Server Status > Log
Preferences.」のように | や > などで略記されている場合も、上記と同様に「[Server
Status] の [Log Preferences] をクリックします。」と表記します。
方向キー
+
↑、↓、←、→キーを総称して "方向キー" と表記します (「矢印キー」は使用しません)。
+
各方向キーは、以下のように表記します。
キー
↑
↓
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表記
上方向キー
下方向キー
11
キー
←
→
表記
左方向キー
右方向キー
ジェネリック キー
以下のように表記します。大文字小文字もこのとおりに表記します。
+
Alt
+
BackSpace
+
Break
+
CapsLock
+
Ctrl
+
Del
+
End
+
Enter
+
Esc
+
F1
+
F10
+
F11
+
F12
+
F2
+
F3
+
F4
+
F5
+
F6
+
F7
+
F8
+
F9
+
Home
+
Ins
+
NumLock
+
PageDown
+
PageUp
+
Pause
+
PrintScreen
+
ScrollLock
+
Shift
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II.
+
Space
+
Tab
+
カナ
+
右方向
+
下方向
+
漢字
+
左方向
+
上方向
+
変換
+
無変換
用法
A. 単位
基本として使用する単位系は原則としてメートル法 (MKS 系) とします。ただし、アプリケ
ーションによっては、インチ、ポイント、パイカ、ピクセルなどの補助単位も使えます。例
外として、TV やディスプレイのサイズ表記に使用される「インチ」は、慣習に従ってイン
チのまま表記します。
+
m
+
mm
+
cm
+
KB
+
MB
+
GB
本文中では、数値を伴う単位は原則としてアルファベットで表記します。
例:
誤) 秒速 1 メートルで動きます。
正) 秒速 1 m で動きます。
例外として、以下の単位は本文中でもカタカナで表記します。
+
インチ
+
ポイント
+
バイト
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B. 句読法
かっこ、引用符
かっこおよび引用符は、以下のように使い分けます。
種類
半角丸かっこ ( )
半角角かっこ [ ]
全角かぎかっこ
「」
全角二重かぎか
っこ 『 』
半角二重引用
符""
説明
例
前の語句を言い替えたり、補足説明 画面用語とは、画面上のコンポー
をする場合に使用します。
ネントに付けられている名称 (ウィン
原則として半角丸かっこの内側には ドウ名、アイコン名、メニュー名など)
句読点を含めません。
のことです。
グループ ボックス名、アイコン名、ボ •
[ファイル] をクリックします。
•
[スタート] ボタンをクリックしま
タン名 (ツール バーのボタンを含
す
む)、ダイアログ ボックス名など、多く
の画面用語に使用します。
以下の場合に使用します。
•
詳細については本ドキュメント
•
章や節の見出しを参照先として
の「詳細情報について」を参
示す場合
照してください。
•
詳細についてはヘルプの「こ
•
ヘルプの項目を参照先として
のアプリケーションについて」
示す場合
を参照してください。
•
キーボード、手書き、音声で入
•
「ABC」と入力します。
力する文字列を示す場合
以下の場合に使用します。
•
詳細については別売の
•
マニュアル名や他の文献、書
『Application Developer's
籍名を示す場合
Guide』を参照してください。
•
外部リンク先タイトルを示す場
•
詳細については公式 Web ペ
合 (ヘルプの項目名参照の場
ージの『製品リスト』を参照して
合を除く)
ください。
以下の場合に使用します。
•
画面下のツール バーに
•
画面に表示される文字や記号
"ABC" と表示されます。
•
これについては "必ず " 実行
を示す場合
する必要があります。
•
文字や用語を強調する場合
•
文中で "日本語の" ファイル
•
フィールドはそれぞれ "プロパ
名、フォルダ名、フィールド名、
ティ"、"名前" です。
プロパティ名、アクション名、引 •
CD-ROM には "お読みくださ
数名を示す場合 (英語名の場
い.txt" が含まれています。
合、箇条書きや表で単独で使
用されている場合は不要)
セミコロン、ハイフン、スラッシュ
原則として、日本語の文中では使用しません。特にスラッシュは、「および」「または」「と」
「や」などの接続詞や並立助詞に置き換えます。
例外:
登録商標、商標、製品名、社名などで正式名称として使用されている場合
+ Office Essential; Word and Excel
+
MS-DOS
+
CP/M
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14
句点、読点
+
日本語の句読点は、全角の「、」「。」を使用します。
+
英数字を含む要素を列挙する場合、全角「、」を使用して区切ります。
+
英字のコンマ「,」やピリオド「.」は、日本語文で句読点や要素の区切りに使用しませ
ん。
+
原文がピリオドで終わる場合は、原則として日本語も「。」で終わります。
コロン
句読点の代用としては、使用できません。半角コロンは、以下の場合にのみ使用できま
す。
説明
比率を表す場合
ヘルプのキーワードで下位項目を示す場合
登録商標、商標、製品名、社名などで正式名称として使用
されている場合
演算子の構文やサンプル プログラムを示す場合
入力する文字や画面に表示される文字列を転記する場合
用例
縦横比は 3:4 です。
コピー: グラフィックス
X:Y:Z Word
j=(i<0)?(-i):(i);
"C:\WINDOWS" と表示されま
す。
感嘆符、疑問符
原則として、日本語の文中では使用しません。感嘆文、疑問文は、感嘆符や疑問符を
使用せずに表記します。章や節の見出しの原文で疑問符や感嘆符が使用されている
場合にも、感嘆符や疑問符を使用せずに表記します。
例:
EN) What is this appli?
JA) このアプリケーションについて
例外として、ソフトウェア翻訳の対話的なメッセージにおいて、問いかける場合 (半角疑
問符 ?)、または警告する場合 (半角感嘆符 !) の文末で使用できます。数式や演算子の
一部としても使用できます。
単独の記号
記号
感嘆符 !
記号の直前
スペースを置きません。
疑問符 ?
スペースを置きません。
コロン :
スペースを置きません。
負記号 三点リーダー …
セミコロン ;
スペースを置きません。
スペースを置きません。
(原則として使用しません)
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記号の直後
後ろに別の文が続く場合に限り、! の
後ろに半角スペースを置きます。
後ろに別の文が続く場合に限り、? の
後ろに半角スペースを置きます。
半角スペースを置きます。
(比率を表す場合を除く)
スペースを置きません。
スペースを置きません。
(原則として使用しません)
15
囲み記号
記号
半角丸かっこ ( )
半角角かっこ [ ]
半角二重引用符 " "
全角かぎかっこ 「 」
全角二重かぎかっ
こ『』
記号の直前
直前の文字との間に半角スペ
ースを置きます (ただし句読点
との間にはスペースを置きま
せん)。
直前の文字との間に半角スペ
ースを置きます (ただし句読点
との間にはスペースを置きま
せん)。
直前の文字との間に半角スペ
ースを置きます (ただし句読点
との間にはスペースを置きま
せん)。
スペースを置きません。
スペースを置きません。
記号の直後
直前の文字との間に半角スペースを
置きます。
直前の文字との間に半角スペースを
置きます。
直前の文字との間に半角スペースを
置きます。
スペースを置きません。
スペースを置きません。
カタカナ複合語
カタカナの複合語は、半角スペースで区切ります。中点などの記号は、社名や商品名
で使用されている場合を除き使用しません (例では半角スペースを△で表記していま
す)。
例:
セットアップ△プログラムを使用します。
C. スペースと区切り
全般
+
日本語の句読点「、」「。」の前後にはスペースを置きません。
+
後述のカタカナ複合語を除き、全角文字は原則としてスペースまたは半角カンマで区切りま
せん。
+
列挙が必要な場合は、読点「、」を使用します。
例:
誤) 月曜日 火曜日 水曜日
誤) 月曜日, 火曜日, 水曜日
正) 月曜日、火曜日、水曜日
日本語に含まれる英数字
+
日本語に英語の単語が連続して複数含まれる場合は、英語に合わせて単語の間
に半角スペースを置きます。
+
原則として、全角文字と半角英数字との間にはスペースを置きます (例では半角ス
ペースを△で表記しています)。
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16
例:
ここで△Control△Module△を△1△つ使用します。
英文がまるごと引用されている場合は、その中で半角のピリオドやコンマも使用できます。
ただし、英単語や商品名を列挙する場合には、全角の読点を使用します。
例:
ここで△Control△Module、Security△Module△を使用します。
単位
記号
m
mm
cm
KB
MB
GB
その他英文字の単位
%
¥
$
記号の直前
直前の数値との間に半角スペースを置きます。
直前の数値との間にはスペースを置きません。
(通貨記号) 直後の数値との間にはスペースを置きません。
D. スタイルの選択
無生物主語
原則として、無生物名詞を動作の主体にしません。
例:
誤) Excel は自動的に数式を計算します。
正) Excel では、数式は自動的に計算されます。
能動、受動、使役
ユーザーが行う操作は、能動態にします。
例:
適切なオプションを選択します。
コンピュータの働きにより、ユーザーから見て自動的に行われる動作は受動態にします。
例:
ダイアログボックスが表示されます。
数値であると見なされます。
使役形は避けます。
例:
誤) ホームディレクトリを変更したときは、ファイルを移動させます。
正) ホームディレクトリを変更したときは、ファイルを移動します。
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目的の明示
操作の目的を明示します。
例:
誤) このパラメータを指定すると、暗号化を設定できます。
正) 暗号化を設定するには、このパラメータを指定します。
名詞構文
次のような名詞構文は、できる限り使用しません。
例:
誤) 適切なオプションの設定を行います。
正) 適切なオプションを設定します。
カタカナ語
カタカナの乱用は避けます。
例:
誤) CD-ROM をイジェクトします。
正) CD-ROM を取り出します。
指示代名詞
「など」や指示代名詞 (これ、それ) の使用を避け、具体的に列記します。
例:
誤) 並べ替え機能がこれによって実現されます。
正) Sort Engine によって並べ替え機能が実現されます。
簡潔な表現
重複した表現を避けます。
例:
誤) たとえば住所氏名など~
正) たとえば住所氏名を
副詞、接続詞
必然性の低い副詞や接続詞 (そして、もちろん、必ずなど) は避けます。
例:
誤) [OK] をクリックします。そして次に [終了] をクリックします。
誤) もちろん、この場合は問題ありません。
誤) バックアップを必ず行ってください。
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「ですます」の例外
文の途中で使用される動詞には、「ですます」調を使用しません。
例:
誤) ファイルが作成できましたら、ディスクに保存します。
正) ファイルが作成できたら、ディスクに保存します。
「~したい」
「~したい」という表現は、原則として使用しません。
例:
誤) コピーしたい場合は、
正) コピーする場合は、
係り言葉の展開
言葉の係りに起因する誤読を防止するため、句点を適切な位置に置くか、語順を変え
ます。
例:
誤) 大きいギザギザのない文字
正) 大きい、ギザギザのない文字
正) ギザギザのない大きい文字
係り言葉を展開することで、適切な文にすることもできます。
例:
EN) Use Search and Replace commands.
誤) 検索と変更コマンドを使用します。
(「[検索と変更] コマンド」と誤読される可能性がある)
正) 検索コマンドと変更コマンドを使用します。
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強調
強調表現は以下の通りに扱います。訳文での強調が不要と考えられる場合は除去でき
ます。
種類
RTF/Doc ファイルで、原
文が太字、イタリック、ア
ンダーライン、または大
文字による強調の場合
説明
訳文では半角二重引用符 ""
を使用して強調します。
不要と考えられる場合は除去
できます。
例
•
•
•
•
•
HTML/XML ファイルで、
原文が <b> タグ、<i> タ
グ、または同等のタグで
強調されている場合
ソフトウェア文字列など、
スタイルやタグのない原
文における大文字による
強調の場合
<b> タグ相当の場合、訳文で
は原文と同じタグ使用して強
調します。
イタリックは日本語では使用し
ないため、<i> タグは訳文から
外し、<b> タグまたは同等のタ
グに置き換えるか、不要な場
合はタグを削除する。
訳文では半角二重引用符 ""
を使用して強調します。
不要と考えられる場合は除去
できます。
•
•
•
•
•
•
•
EN: This operation is NOT
necessary.
EN: This operation is not
necessary.
EN: This operation is not
necessary.
EN: This operation is not
necessary.
JP: この操作は "不要" で
す。
EN: This operation is
<b>not</b> necessary.
JP: この操作は<b>不要</b>
です。
EN: This operation is
<i>not</i> necessary.
JP: この操作は<b>不要</b>
です。
JP: この操作は不要です。
EN: This operation is NOT
necessary.
JP: この操作は "不要" で
す。
イタリックは日本語では使用しません。参照でイタリックが使用されている場合は解除し、
上記「かっこ、引用符」で指定されている要素で囲みます。
数量の比較 (例)
英語
larger than A, more than A
equal or larger than A
smaller than A, less than A
equal or smaller than A
two or more A
two or less A
from A to B
between A and B
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日本語
A より大きい (A の値自身は含まれない)
A 以上 (A の値が含まれる)
A より小さい (A の値自身は含まれない)
A 以下 (A の値が含まれる)
2 つ以上の A
2 つ以下の A、1 つまたは 2 つの A
A 以上 B 以下 (A と B の値自身を含む)
A より大きく B より小さい (A と B の値自身は含まれな
い)
20
その他記号
特に必要のない限り、以下の規則に従います。
使用してよい
半角スペース
以下の半角記号
・かっこ ( )
・角かっこ [ ]
・二重引用符 " "
・一重引用符 ' '
・スラッシュ /
・省略記号 ...
・負符号 ・コンマ ,
・ピリオド .
・コロン :
・アンパサンド &
・疑問符 ?
・感嘆符 !
・正符号 +
・number sign # (注: 番号を示す意味では使用
できません)
・パーセント %
・ドル記号 $
・単価記号 @
その他、次の「全角記号」に該当しないすべて
の記号
以下の全角記号
・句点 。
・読点 、
・かぎかっこ 「 」
・二重かぎかっこ 『 』
・中点 ・ (注意: カタカナの区切りには使用でき
ません)
・波ダッシュ ~
・三点リーダー …
使用しない
・全角スペース
・左記の全角記号
・ダッシュ -- (全角/半角とも使用しない)
・ハイフン ‐ (負符号と異なることに注意)
・ハイフンマイナス - (負符号と異なることに
注意)
・スマートクォート “” ‘’
・セミコロン ; (全角/半角とも。商品名や社名
などを除く)
・左記の半角記号
・ピリオド 3 つの省略記号 ... は、三点リーダ
ーの代わりとしては使用できません (ただし
ソフトウェア翻訳で三点リーダーが使用でき
ない場合は使用できます)
・半角のピリオド . とコンマ , は、日本語に含
まれる英文や式の中では使用できます。
表記
ひらがなと漢字の使い分け
以下については、漢字で表記します。
使用してよい
余り
大いに
大きな
主に
必ず
使用しない
あまり
おおいに
おおきな
おもに
かならず
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説明
21
使用してよい
必ずしも
代わりに
実に
少なくとも
少し
絶えず
互いに
直ちに
単に
小さな
次に
常に
特に
突然
初めて
非常に
再び
最も
既に
大体
併せて
次
2 通り
後ろ
~の間
~の後
~に限り
~に従って
他
使用しない
かならずしも
かわりに
じつに
すくなくとも
すこし
たえず
たがいに
ただちに
たんに
ちいさな
つぎに
つねに
とくに
とつぜん
はじめて
ひじょうに
ふたたび
もっとも
すでに
だいたい
あわせて
つぎ
2 とおり
うしろ
~のあいだ
~のあと
~にかぎり
~にしたがって
ほか
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説明
[例] 次の手順を実行します。
[例] 2 通りの方法があります。
(注: 接続詞で使う場合はひらがな表記)
他のディレクトリに
22
以下についてはひらがなを使用します。
使用してよい
使用しない
あいまい
曖昧
(~するに) あたり
に当たり
(~と) ともに
共に
あえて
敢えて
あまりに
余りに
あらかじめ
予め
あらゆる
ある
有る
在る
いい
良い
いかなる
如何なる
いずれ
何れ
いつ
何時
いったん
一旦
いつでも
何時でも
いつも
何時も
いまだに
未だに
いろいろ
色々
いわゆる
所謂
うまく
上手く
おいて
於いて
おそらく
恐らく
かかわらず
関わらず
かすかに
微かに
かなり
可成
きわめて
極めて
くらい
位
ごとに
毎に
さまざま
様々
さらに
更に
じかに
直に
すぐに
直ぐに
すべて
全て
ぜひ
是非
それぞれ
夫々
其々
たいてい
大抵
たくさん
沢山
たとえば
例えば
たびに
度に
ちょうど
丁度
ついに
遂に
終に
つど
都度
とき
時
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説明
場合を示す「とき」
23
使用してよい
ときどき
どこ
なかなか
ながら
なぜ
なんらか
はず
ほとんど
まさに
まず
ますます
まったく
まで
むしろ
もし
もちろん
もはや
ゆえに
ように
よほど
わずかに
使用しない
時々
何処
中々
乍ら
何故
何らか
筈
殆ど
正に
当に
先ず
益々
増々
全く
迄
寧ろ
若し
勿論
最早
故に
様に
余程
僅かに
動詞については、以下のとおりです。
使用してよい
使用しない
できる
出来る
ください
下さい
など
等
ほど
程
ため
為
こと
事
とき
時
ところ
所
もの
物
かっこ
括弧
わけ
訳
とおり
通り
ある
いる
なる
いく
くる
みる
有る
居る
成る
行く
来る
見る
ない
無い
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説明
説明と例
実行できる可能性があります
設定してください
CD-ROM などの周辺機器
パラメータが大きいほど、時間がかかる
メモリが少ないため
許可しないことがある
故障のときは連絡する
現在のところ問題は小さい
正しいものと認める
画面用語には、次のかっこを使います。
実行するわけにはいかない
次のとおりである。
(注: 数量は漢字。「2 通り」など)
その点に問題がある
ここに関係者がいる
合計が 1 M バイトになる
負荷が増えていく
リソースが不足してくる
再起動してみる
(注: 「画面を見る」などの場合は漢字)
権限がないユーザー
24
わかる
よい
分かる
良い
やすい
にくい
すぎる
易い
難い
過ぎる
接続詞はひらがなを使用します。
使用してよい
使用しない
あるいは
或いは
および
及び
かつ
且つ
しかし
然し
しかも
而も
したがって
従って
すなわち
即ち
そのうえ
その上
ただし
但し
ところが
処が、
ところで
所で、
なお
尚
猶
その他は、以下のとおりです。
使用してよい
使用しない
十分
充分
ファル名がわからない場合
この条件でよい場合は
(注: 「品質が良い」などの場合は漢字)
操作しやすい
操作しにくい
ユーザーが多すぎる
説明
(「~に従って」は使用できる)
説明
送りがな
送り仮名は、原則として語尾変化する部分から送ります。複合語の場合、両方の漢字と
も送りがなを付けます。
使用してよい
行う
表す
現れる
読み取る
読み取り
取り消す
取り消し
読み込む
読み込み
切り離す
切り離し
埋め込む
埋め込み
組み込む
組み込み
割り当てる
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使用しない
行なう
表わす
現われる
読取る
読取り
取消す
取消し
読込む
読込み
切離す
切離し
埋込む
埋込み
組込む
組込み
割当てる
25
例外は、以下のとおりです。
使用してよい
終わり (終わる)
問い合わせる
使用しない
終り
問合せる、問い合せる
数量
数えられる数量を表記する場合には、すべて算用数字を使用します。ただし、熟語につ
いては漢数字を使います。なるべく具体的な単位 (台、枚、列、個など) を使用します。
算用数字の使用例:
+
2 つの命令
+
4 台の装置
+
1 番目、2 番目
+
1個
+
100 分の 1
+
3 次元
+
2 進法
漢数字の使用例:
+
一種独特の
+
一定の基準
+
一部の機種
+
もう一度
+
一連の
+
三角形
+
一時的に
+
四捨五入
使用してよい
○○か月
○○か所
使用しない
○○カ月
○○ヶ月
○○個所
○○カ所
カタカナ長音
原則として平成 3 年 6 月 28 日 内閣告示第 2 号『外来語の表記』に従います。
末尾長音について、英語の語末の‐er, ‐or, ‐ar などに当たるものは,原則としてア列の
長音とし長音符号「ー」を用いて書き表します。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことが
できます。
例:
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26
+
エレベーター
+
ギター
+
コンピューター
+
マフラー
y を末尾とする用語については、原則的にカタカナにした場合に末尾の長音も含めて 3
文字数が 3 文字未満の場合に長音符号を付与し、それ以上の場合には長音符号を省
略します。
例:
+
グレー
複合語(複数の単語が 1 つに結合されて 1 語になった場合)は、それぞれの単語に区
切ってカウントし、長音符号を付けるかどうかを判断します。
例:
EN) preview
JA) プレビュー
例外
使用してよい
ディザ
バッファ
プレーヤー
プレイヤー
タイマー
フロッピー ディスク
メンバー (一般的な用語)
メンバ (プログラミングやハードウェア用語)
III.
使用しない
ディザー
バッファー
プレーヤ
プレイヤ
タイマ
フロッピ ディスク
参考資料
A. プラットフォーム用語集
IT の参考資料として Microsoft Language Portal で基本的なオンライン用語集を利用でき
ます。
https://www.microsoft.com/language/ja-jp/default.aspx
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