GlobalDoc SAFER クライアント バージョンアップ内容(Ver.2.30R03 → Ver.3.00R00) 2005年12月30日 パナソニック ソリューションテクノロジー(株) GlobalDoc SAFER クライアントが Ver.3.00R00 にバージョンアップされました。 変更点は以下のとおりです。 GlobalFamily Webクライアント : 4.00R11.00 ~ GlobalFamily 関連製品 対応バージョン GlobalFamily サーバー : 6.16R00 ~ GlobalDoc SAFER サーバー : 2.30R00 ~ Document SAFER Agent 3.011 表示バージョン 新機能 暗号化されたPDFファイルをAdobe® Reader® 7.0(Basic/Full版)、Adobe® Acrobat® 7.0(Standard/Professional版)で復号化できるように対応しました。 仕様変更 FolderSAFERクライアントとDocSAFERクライアントを1つのインストーラーに統合し ました。 注意事項は「GlobalFamily GlobalDoc SAFER クライアントソフトウェア導入マニュ アル」の「付録A. Folder SAFERクライアントとの統合について」を参照してくださ い。 不具合修正 [共通] キャプチャ制御ありの暗号化ファイル表示中にペイントを起動しアクティブにして いる状態で「PrintScreen」キーを押すと、画面キャプチャの取得を実行する場合 がある不具合を修正しました。 [Wordファイル] サイズの大きい編集・保存権限ありのWordファイルを保存中に、アプリケーション を終了させると、平文ファイルになる場合がある不具合を修正しました。 ファイルを閉じるときに表示される「他のアプリケーションでクリップボードのデータ を使いますか」という旨のメッセージダイアログで「いいえ」を選択するとtmpファイ ルが残る場合がある不具合を修正しました。 編集/保存権限ありの暗号化されたWordファイルと通常のWordファイルを同時に 開き、編集後、閉じる動作中に開いたダイアログから保存すると、権限が移行す る不具合を修正しました。 印刷権限ありの暗号化されたWordファイルと通常のWordファイルを交互に開き、 閉じると通常のWordファイルの権限が印刷権限ありの暗号化ファイルと同じメニ ュー制御になる不具合を修正しました。 「ファイル」 → 「名前を付けて保存」ダイアログの「ファイルの種類」一覧から対応 拡張子以外のファイルを選択して保存できる不具合を修正しました。 編集/保存権限ありの暗号化されたWordファイルを開いた状態で、ファイルを削 除し「上書き保存」を実行するとエラーメッセージが表示される不具合を修正しま した。 エラーメッセージの詳細は以下のとおりです。 ファイルが正しく保存できない重大なディスクエラーが発生しました ファイルアクセス権限のエラー 「ファイル」メニュー → 「版の管理」 → 「今すぐ保存」ボタンをクリックしたあと、暗 号化したWordファイルを保存せずにアプリケーションを終了すると、平文になる場 合がある不具合を修正しました。 編集/保存権限ありの暗号化されたWordファイルを編集し、「ツール」メニュー → 「オプション」 → 「保存」タブで、「読み取り専用を推奨」にチェックを入れ、ファイル の保存を行うと、利用権限が変更される場合がある不具合を修正しました。 「読み取り専用を推奨」で保存したWordファイルを、別の参照権限のみのWordフ ァイルに名前を付けて上書き保存すると、そのファイルが平文になる不具合を修 正しました。 「挿入」メニュー → [オブジェクト]よりファイルのショートカットをWord内に作成した 場合、編集・保存権限ありの暗号化されたWordファイルが、平文になる場合があ る不具合を修正しました。 編集/保存権限ありの暗号化されたWordファイルを2つ以上開き、続けて編集・保 存すると、「ファイルアクセス権エラー」ダイアログが表示され、ファイルの保存が できない不具合を修正しました。 暗号化ファイルと通常のWordファイルを同時に開いて「すべて保存」を実行する と、通常のWordファイルが、編集・保存権限ありのファイルに変換される不具合を 修正しました。 [Excelファイル] パスワードつきの暗号化されたExcelファイルを保存すると、復号化できなくなる不 具合を修正しました。 編集/保存権限ありのExcelデータを開いている状態で、ファイルの属性を「読み 取り専用」に変更し、編集後、保存操作をすると、平文のExcelデータとして保存さ れたり、開いているExcelデータのメニューの制御が外れてしまう(Windows® XPの み)不具合を修正しました。 暗号化されたExcelデータをOfficeアプリケーションの「Excel.exe」またはExcelのシ ョートカットにドラッグ&ドロップすると、ファイルを復号化することができない不具 合を修正しました。Office 2003のみ、エラーダイアログが表示されます。 編集/保存権限ありの暗号化されたExcelファイルを連続して上書き保存すると、 エラーダイアログが表示され、ファイルを開けなくなる不具合を修正しました。 一旦、アプリケーションを閉じると、該当ファイルを開けるようになります。 編集/保存権限ありの暗号化されたExcelファイルを「読み取り専用を推奨する」に 設定し、「名前を付けて保存」を実行すると、エラーメッセージが表示され保存する ことができない不具合を修正しました。 [PPTファイル] 編集/保存権限ありの暗号化されたPPTファイルを開いた状態で、ファイルを削除 してから保存すると、ファイルが平文になる不具合を修正しました。 参照権限しか持たないPPTファイルを開くと、メニューが制御の外れた状態で表 示される不具合を修正しました。ただし、制御が外れた動作を実行することはでき ません。 編集/保存権限ありの暗号化されたPPTファイルのウィンドウフォーカスの移動 で、アプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。 編集/保存権限ありの暗号化されたPPTファイルを2つ開き、それぞれのウィンド ウ内にあるテキストボックスでカーソルをフォーカスし、「ファイル」メニュー → 「名 前をつけて保存」を選択すると、PowerPoint®でアプリケーションエラーが発生し、 強制終了する不具合を修正しました。 暗号化されたPPTファイルを参照し、内部のファイルだけを閉じて、「新規作成」 → 「新しいプレゼンテーション」をクリックすると、入力・更新が不可能な状態にな る不具合を修正しました。 [TXTファイル] 編集/保存権限ありの暗号化されたTXTファイルを「名前をつけて保存」するとき、 保存するファイル名の最後に「.doc」「.rtf」といった拡張子をつけて保存すると、通 常のWordファイルやリッチテキストとして保存される不具合を修正しました。 EFS属性(Windows付属のファイル暗号化システム)、または圧縮属性が設定され ている暗号化されたTXTファイルを編集・保存すると、EFS属性または圧縮属性が 外れてしまう不具合を修正しました。 [PDFファイル] スタートメニューからAdobe® Reader® 6.0を起動すると、暗号化されたPDFファイ ルを開くことができない場合がある不具合を修正しました。 ※Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 Microsoft、Windows、PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または 登録商標です。 ※Adobe Reader、Adobe Acrobatは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。 ※その他記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
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