デュープ フィルム デュープ フィルム

2003年 3月
ニ
ュ
ー
ス
と
情
報
違いのわかる
Color aerial (orthophoto
with overlays) view of rural
Gaston County.
デュープ
デュープ
フィルム
フィルム
高品質ダイアポジを
自由自在に操る
今年1月に新発売されたコダックエアログラフィックRAデュープ
フィルム2416、コダックエアログラフィックRAデュープフィルム
4416、コダックエアリアルRAデュープフィルムSO-416の3種類の
デュープフィルムは、高品質超微粒子のダイアポジ用としてお使い
いただけます。これらのフィルムを使って作成したダイアポジは、
非常に細かいディテールを再現することができます。
(新発売のダイアポジについては、2ページをご覧ください。)
オンライン購読について
エアリアルニュースレターは、次号からWebサイトでご覧いただいた
り、ダウンロードしていただけるようになります。購読者の皆様には、
新しい号を発行した際に電子メールでお知らせします。
Webサイトに掲載することによって、最新の業界情報や製品情報を
いち早くお届けすることができるようになり、お客様はいつでも好き
なときにこれらの情報にアクセスすることができます。オンライン化
することによって、より多くのお客様にご購読いただけるようになる
ため、数多くの言語での翻訳版もご用意する予定です。
革新:コダックの伝統
コダックは、創立以来、革新的な発想とたゆまぬ改革精神によって発展
してきました。この伝統は、コダックの最新のフィルムにも反映されて
います。前号のニュースレターでは、さまざまな高度での撮影と地形踏
査に適した新しいモノクロフィルム、コダックエアログラフィックMX
フィルム2407をご紹介しました。本号では、中〜微粒子のダイアポジを
作成できるデュープフィルムの新シリーズをご紹介いたします。
また、画像がモニターに正しく表示されているかどうかを調べたり、
モニターの設定を調整する方法についても掲載しています。
さらに、エアリアルニュースレターのオンライン購読についてもご案内
また、記事の保管やファイリング、回覧なども、電子ファイルであれ
しています。多くの情報をすばやくお届けできるオンラインでのニュー
ば簡単にできます。今までどおり紙面でお読みになりたい方は、プリ
スレター購読をぜひご利用ください。
ンターで印刷していただくこともできます。
コダックは今後も引き続き、革新的な製品やサービスをお届けします。
春の号は、従来の方法とオンラインの両方でお届けします。その後、
ご期待ください。
秋の号からは従来の郵送での配信は中止させていただきます。オン
ラインのエアリアルニュースレター(Aerial Advantage)の購読を
ご希望の方は、今すぐWebサイト(www.kodak.com/go/aerial)で
ご登録いただくか、コダック株式会社 産業・エアリアル機材事業部
(Tel: 03-5644-5037、FAX: 03-5644-5076)までお問い合わせください.。
トム・ブレナン(Thomas Brennan)
エアリアルイメージング事業部
プロダクトビジネスマネージャ
1
製品クロースアップ
新しいダイアポジフィルムの真価を発揮
COL-EAST, INC.からのフィード
品質は、ビジネスの成功を大きく左右し
このフィルムは、低濃度でも色調の違い
バック: コダックエアロ
グラフィックRAデュープ
フィルム4416ではハイライト
部からシャドー部まで優れた
ディテールを再現可能
ます。
が明らかに区別でき、高解像度画像を従
Col-East, INC.のフォトラボマネージャ、
制作したり、デュープの品質をコント
創立50年の実績を持つCol-East, INC.は、
キム・コラコウスキさんは、「コダック
ロールできるコダックエアログラフィッ
高品質の地図作成と航空写真を専門とし
4416フィルムの画像は、一目見ただけで
クフィルムやエアリアルRAデュープ
ています。分析用ステレオプロッタやス
その鮮明さが違いますね。ハイライトの
フィルムを開発・販売しています。
キャニングなど、デジタルワークステー
部分でも色調の違いがすぐにわかりま
これらの革新的な製品については、
ションで使用するダイアポジフィルムの
す」と話しています。
www.kodak.com/go/aerial(英語)を
来のフィルムよりも短時間でプリントで
この新しい4416フィルムは、従来のフィ
きます。
ルムに比べてより多くの情報を得ること
ができます。
コダックでは、4416フィルム以外にも、
従来のフィルムよりきめの細かい画像を
ご覧ください。
4416フィルムをお使いいただいたお客様から、次のようなご感想をいただきました。
「 4416フィルムは、これまでのコダックフィルムの中で最も優れたフィルムだと思います。他社製品とも比較してみま
したが、このフィルムは業界トップのデュープフィルムでしょう。特に、シャドーからハイライトまでのディテールが
とても鮮明で、 4416フィルムに優るフィルムは他にありません」。 −ゲイリー・シャーマン( Horizon's Inc. フォトラボ技術者)
JACK SHEVLINの テ ク ニ カ ル メ モ
モニターをデジタル画像の表示用に設定する
デジタル画像がモニターに正しく表示
これらの質問に1つでも「はい」と答え
輝度の範囲は、モニターの明度とコント
されているかどうかを確かめるために、
た場合は、モニターの設定が画像表示に
ラストのコントロールを使って調整しま
そのほとんどが
次の質問に答えてみてください。
適していない可能性が大です。また、
す。ただし、シャドー部のディテールの
テキスト表示に
同僚やお客様にも、この質問を使って
シャドー部のディテールを表示するのに
見え方は、使用したフィルムや被写体、
使用されるため、
モニター上での画像の表示を確認して
必要な輝度や、濃度とピクセル値の全域
スキャナーなどによって変わるので、色
もらうことができます。
を正しく表示するのに必要な回路構成が
調を調整するには、調整したデジタルス
備わっていないことも考えられます。
テップウェッジを使うことをお勧めしま
現在市販されている
モニターは、
メーカーからの
出荷時の設定では
テキスト表示に合わせて
調整されており、
必ずしも画像の表示に
Q 色調の違いをモニター上で確認できるよ
次に、下の質問に答えると、調節で問題
す。この調整は5分ほどで完了し、輝度
うに、希望のコントラストよりも低いネ
を解決できるか、モニターを買い替える
の範囲を効率よく補正できます。調整し
ガを作成していますか?
必要があるかどうかを確認できます。
たウェッジと手順の説明をご希望の方
は、[email protected]まで電子メールを
適しているとは
いえません。
Q シャドー部のディテールは、モニター上 Q お使いのモニターでは、レッド、グリー
で見るよりもオリジナルのフィルムで見
ン、ブルーの各チャネルの明るさとコン
た方が鮮明ですか?
トラストを調整できますか?
お送りください。
モニターメニューのカラー調整ツールを
Q シャドー部のディテールがモニター上で
確認してください。ほとんどの場合、こ
鮮明に見えた場合でも、顧客から鮮明で
のツールがあればどの濃度でもむらなく
高品質の写真測量用スキャナーや高性能
ないと報告されることがありますか?
色をレンダリングするように調整できま
のコンピュータなど、デジタルイメージ
す。ただし、モニターによっては調整機
システム全体に比べると、モニターは比
Q 同じ画像を複数のモニターで比較したと
能がまったくないものや、明るさのみ調
較的安く購入できます。しかし、正確で
きに、表示される情報の量やカラーバラ
整可能なものもあります。このようなモ
精密な画像の制作においてモニターの果
ンスが大きく異なりますか?
ニターには、最適なカラーバランスをレ
たす役割はとても重要です。画像の表示
ンダリングするための回路構成が備わっ
に何らかの問題がある場合は、このよう
ていません。そのようなモニターをお持
な役割についてもお考えください。
Q 白黒画像が青みがかって見えますか?
ちの場合は買い替えを検討することをお
ジャック・シェヴリン
(Jack Shevlin)
ワールドワイドテクニカル
Q カラー画像の濃度やピクセル値が変化
勧めします。
被写体が赤や緑がかって見えますか?
Q お使いのモニターには、フィルムやディ
マネージャ
ジタイザに記録されたシャドー部のディ
[email protected]
+1 (585) 253-1812(米国)
テールを表示するのに必要な輝度の範囲
2
モニターの調整方法、高品質の画像を
顧客へ納品する方法、その他のご質問は、
する部分で、道路などのニュートラルな
が備わっていますか?
弊社営業担当者にお問い合わせいただく
か、[email protected]まで電子メール
(英文)でお送りください。
カスタマーサービス
コダックエアリアルイメージング専門技術者からの回答
Q エアリアルニュースレターのオンラインでの購読に登録する
方法を教えてください。
A 登録手順は簡単です。まず、www.kodak.com/go/aerial(英語)
にアクセスしてください。
• エアリアルニュースレターのサインアップページに
Q コダックの定期刊行物は、どの言語で発行されていますか?
A 多くの定期刊行物は、英語のほか、フランス語、ドイツ語、
イタリア語、スペイン語、日本語、中国語でお読みいただけ
疑問・質問は、
[email protected]まで
お送りください。
次号で回答とともに
掲載いたします。
ます。詳しくは、www.kodak.com/go/aerialにアクセスし、
[Product Literature]をクリックしてください。
アクセスします。
• ご希望の言語を選択します。
• エアリアルニュースレターの通知を受け取る電子メール
アドレスを入力します。
• 購読を確認するメールが届きます。
• 新しいニュースレターが発行されると、お知らせのメール
が届きます。お好きなときにWeb上でご覧いただくか、
ダウンロードまたはプリントしてお読みください。
Q 米国在住の同僚から、オンライン注文について聞きました。
他の国では、いつからこのサービスを利用できるようになり
ますか?
A 現在、オンライン注文システムを世界的に展開する準備を進め
ており、2003年後半に各国でサービスを開始する予定です。
なお、試用アカウントにご興味のある方は、
[email protected]まで電子メールをお送りください。
• 購読を中止するには、サインアップページにアクセスして
言語を選択し、登録した電子メールアドレスを入力して
[UnSubscribe]ボタンをクリックします。
エアリアルイメージングイベント
最近開催されたイベント
エアリアルカスタマートレーニングセミナー
今年始め、コダックのエアリアルイメージングチームはヨーロッパ地域とアジア地域でそれぞれカスタマートレーニング
セミナーを開催しました。ヨーロッパ地域では2003年2月5日〜6日、ドイツのシュツットガルトで、アジア地域では
2月20〜21日、中国の深 で主要な顧客を招待して開かれました。このセミナーでは、アナログイメージングやデジタル
イメージングに関する理論やテクニックなど、さまざまな情報を盛り込んだコダックやそのパートナーによるプレゼンテー
ションを行いました。また、業界の最新製品を紹介したり、お客様と直接対話して情報を交換することができました。
MAPPS冬期例会(フロリダ州ダックキー、2003年1月18日〜22日)
毎年恒例の冬期例会は、大成功をもって終えることができました。この例会には80の会員企業が出席し、TEA-21
(Transportation Equity Act for the 21st Century:21世紀交通最適化法)の再承認、NOAAのContract Mapping Initiatives、
およびプロジェクト管理についてのプレゼンテーションが行われました。詳しくは、http://www.mapps.org(英語)を
ご覧ください。
AURISA/オーストラリア測量士協会年次総会(オーストラリア・アデレード、2002年11月25日〜30日)
オーストラリア測量士協会およびオーストラレーシア(オーストラリア、ニュージーランド、および近隣諸島)都市および
地域情報システム協会は、ビジネスや社会における空間情報科学の重要な役割についての認知を広げるための合同総会を
開きました。コダックも、オーストラリアのコダック関係者とともにこの総会に参加しました。
開催予定のイベント
MAPPS米国連邦プログラム総会(ワシントンDC、2003年、3月17日〜19日)
この総会は、リモートセンシング関係者が米国政府の計画やプロジェクトの必要条件、今後の契約などについて詳しく知る
絶好の機会です。米国政府職員やその他の関係者との交流を深めることもできます。
全米宇宙協会(NSS)シンポジウム(コロラド州コロラドスプリングス・ブロードムーアホテル、2003年4月7日〜10日)
このシンポジウムは、米国政府や米軍職員、業界トップの企業関係者、および宇宙に関心のある一般の方々を対象に
行われます。予定されている講演者は、米空軍長官ジェームス・G・ローチ博士、米空軍次官および国家偵察局局長
ピーター・B・ティーツ、NASA長官ショーン・オキーフです。詳しくは、http://spacesymposium.org/national03/(英語)
をご覧ください。
ASPRS年次総会(アラスカ州アンカレッジ、2003年5月5日〜9日) ぜひコダックのブース(511)へお立ち寄りください。
アメリカ写真測量・リモートセンシング学会(ASPRS)は、およそ100か国のエンドユーザーや地図作成の専門家を対象に
総会を開きます。この総会は、コダックにとっても既存のお客様と交流を深めたり、新しい顧客を開拓する絶好の機会です。
3
新しい顔
デビッド・R・ホワイト(David R.White)
エマニュエル・ロワドロ
(Emmanuel Loidreau)
エアリアルイメージング事業部
プロダクトマネージャ
エアリアルイメージング事業部
ビジネス開発マネージャ
エアリアルイメージング事業部のプロダク
トマネージャとして製品開発・商品化の
監督役を任命されたホワイト氏は、ロチェ
ヨーロッパ・アフリカ・中東地域担当の
ビジネス開発マネージャに任命された
スター工科大学(RIT)を卒業後、コダック社に入社し、フォト
ロワドロ氏は、モンペリエ国立化学高等専門大学で化学工学
グラフィックリサーチ事業部のコダックリサーチラボ、システ
専攻の学位を取得後、1987年にコダック社に入社し、フォト
ムテクノロジー事業部などを歴任し、コダックプロフェッショ
フィニシングシステム事業部を経て、1996年からインダスト
ナルデジタル・光学ラージフォーマットディスプレイマテリア
リアルプロダクト事業部のマネージャを歴任しています。
ル、コダックプロフェッショナルラミネート、カラーリバーサ
マーケティングや技術的な運営業務の責任者としての経験を
ルペーパー・ディスプレイメディアなど、さまざまな技術工程
持つロワドロ氏は、ユニークな観点を持っています。新しい
や製品に関して非常に豊富な知識と経験を持っています。
任務でもこの観点を活かした活躍を期待します。
これらの知識や経験を活かし、エアリアルイメージング分野の
お客様への大きな貢献を期待します。
製品の変更
販売を再開した250シート白黒ペーパーパッケージ
250シート白黒ペーパー製品(一部)の
コダックプロフェッショナルコダブロムII RCペーパー(中厚)
販売を再開
フォトフィニシングシステム事業部では、
2002年7月に、250シートパッケージすべ
ての白黒ペーパー製品について販売中止を
発表しましたが、その後、多くのお客様か
らこのサイズは他の製品のサイズに比べて
使いやすく経済的だというご意見をいただ
きました。このため、このパッケージの
中でも特に人気のある製品の販売を再開
しました。販売を再開した製品については、
右の表をご覧ください。
販売代理店およびお客様には、この場を
借りて大変ご迷惑をおかけしたことを深く
お詫び申し上げます。
カタログ番号(CAT#) サイズ(cm x cm)
192 1345
192 1337
192 2608
192 2616
180 8153
192 3580
192 3473
192 3978
20.3x25.4
20.3x25.4
20.3x25.4
20.3x25.4
25.4x25.4
25.4x25.4
25.4x25.4
25.4x25.4
サイズ(インチ x インチ) 面質
8x10
8x10
8x10
8x10
10x10
10x10
10x10
10x10
F1
F2
F3
F4
N1
N2
N3
N4
コダックプロフェッショナルポリコントラストIII RCペーパー(中厚)
147 6001
183 5594
811 0322
837 9653
20.3x25.4
20.3x25.4
20.3x25.4
25.4x25.4
8x10
8x10
8x10
10x10
E
F
N
N
コダックプロフェッショナルポリマックス II RCペーパー(中厚)
895 7771
837 0876
815 4874
20.3x25.4
20.3x25.4
20.3x25.4
8x10
8x10
8x10
E
F
N
連絡先
コダック株式会社
産業・エアリアル機材事業部
TEL: 03-5644-5037
FAX: 03-5644-5076
web サイト:
www.kodak.com/go/aerial
4
© Eastman Kodak Company, 2003. Kodak、Aero、Aerochrome、Aerocolor、Flexicolor、Kodak Professional、Radiance、Take Pictures. Further.は、
Eastman Kodak Companyの商標です。