術前中止薬一覧(HP用) 2008.7 薬剤部作成

2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
文献上の手術前対応
<抗凝固剤>
バファリン81錠
81mg
シクロオキシゲナーゼ阻害
血小板寿命
1)
7~10日間
2)
7~12日間
手術前1週間以内の患者慎重投与
45,46,47,48)
7日前
10)
アスピリン
シクロオキシゲナーゼ阻害
血小板寿命
1)
7~10日間
7~12日間2)
手術前1週間以内の患者慎重投与
7日前45,46,47,48)
11)
バイアスピリン錠
100mg
アスピリン
エパデール
カプセル300mg
S300mg、600mg、
900mg
血小板膜イコサペント酸含有量増加
トロンボキサンA2産生抑制
イコサペント酸エチル 血小板凝集抑制作用発現と回復
:投与後2週間以内,中止後1週間~10日以内9)
7日前
7日前
3)
パナルジン
錠剤100mg
細粒100mg/g
塩酸チクロピジン
血小板膜GPⅡb/Ⅲa拮抗
アデニレートシクラーゼ活性増強
血小板凝集抑制作用発現と回復
9)
:投与後2~3日,中止後10~14日
血小板寿命
7~10日間1)
7~12日間2)
1週間~10日前9)
5日前45,46,47,48)
5日前
10~14日前9)
7日前45,46,47,48)
7日前
2~4日前4,9)
3日前45,46,47,48)
2日前
1~2日前40)
45,46,47)
2日前
2日前
1日前5)
3日前45,46,47,48)
1日前
1日前6)
2日前45,46,47)
1日前
プレタール錠
50mg、500mg
シロスタゾール
ホスホジエステラーゼ阻害剤
作用持続時間:48時間
血小板凝集抑制作用発現と回復
9)
:投与後数時間,中止後1~2日以内
96時間では薬剤効果なし4)
ペルサンチン
錠剤12.5mg、25mg、
100mg
Lカプセル150mg
ジピリダモール
ホスホジエステラーゼ阻害剤
cAMP上昇,血管拡張
40)
単回投与後24時間で血漿中濃度≒0
アンプラーグ
錠剤50mg、100mg
細粒100mg/g
選択的5HT2受容体拮抗剤
49)
T1/2=約0.7時間(100mg単回経口投与時)
塩酸サルポグレラート 血小板凝集抑制作用発現と回復
:投与後2時間以内,中止後約12時間5)
プロレナール錠
5μg
リマプロストアルファ
デクス
ドルナー錠
20μg
アデニレートシクラーゼ活性増強6)
T1/2=1.1時間,効果持続時間は8時間45,46,47,48)
ベラプロストナトリウム
血小板凝集抑制作用発現と回復
:投与後数時間,中止後1~2日以内7)
1~2日前
45,46,47,48)
3日前
セロクラール
錠剤10mg、20mg
細粒4mg/g
酒石酸イフェンプロジ
45)
血小板のα2受容体を介した抗血小板作用
ル
2日前
ロコルナール
錠剤50mg、100mg
細粒100mg/g
トラピジル
アデニレートシクラーゼ活性増強
3時間で薬剤効果なし6)
T1/2=約6時間
6)
42)
7)
45,46,47)
2日前
3日前44,45)
94)
プラビックス錠
25mg、75mg
硫酸クロピドグレル
血小板寿命8~10日と考えられるため、血小板凝集が問 5日前
題となるような手術の場合、14日前に投与を中止する。92) 14日前95)
コメリアンコーワ
錠剤50mg、100mg
顆粒100mg/g
塩酸ジラゼプ
T1/2=約4時間
バスタレルF
錠剤3mg
顆粒10mg/g
塩酸トリメタジジン
T1/2=11.5時間
ヒトでの血小板抑制作用の報告あり77,78,79,80,81),84),
ワーファリン錠
0.5mg、1mg、5mg
ビタミンK依存性凝固因子の第Ⅱ(プロトロンビン),Ⅶ,
Ⅸ,Ⅹ因子の蛋白合成阻害
ワルファリンカリウム 作用持続時間は3日間,中止により血栓リスクが大きい場 5日前8,45)
45)
合はT1/2の短いヘパリンへ切替える
ノボ・ヘパリン注
5000単位
ヘパリンナトリウム
43)
抗血小板作用が
非常に強力,必
ず休薬する
1日前
2日前
2日前
14日前
(7日前)
1日前
3日前45,46)
1日前
2日前76)
2日前
術前14日前に中
止することが望
ましい。(血栓
症、塞栓症のリ
スクの高い症例
は術前7日前)
76)
85)
ホスホジエステラーゼ阻害剤
作用持続時間は48時間,96時間では薬剤効果なし
50)
プロタミン投与は凝固時間を測定しながら緩徐に点滴
プロタミン注投与により中和可能
5日前
抗凝固療法が継
続して必要な場
合は,ヘパリン
にてコントロール
する
-
〈合成Xa阻害剤〉
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
文献上の手術前対応
188)
アリクストラ皮下注
1.5mg/0.3ml
2.5mg/0.5ml
フォンダパリヌクスナ T =14-17h
1/2
トリウム
189)
(約3日で血中濃度消失)
再手術の場合、36時間投与回避
カテーテル抜去タイミング(投与後時
間):20-36時間190)
カテーテル抜去後本剤投与タイミング
(抜去後時間):2-12時間190)
36時間
<強心剤>
ジゴシン
ラニラピッド錠
ジギラノゲンC錠
血中濃度を測定
し,治療域を確
制限なし 認すること
血清K値のチェッ
クと補正
ジゴキシン
T1/2=30~51hr
治療域:0.8~2.3ng/mL(TDMにて治療域を確認)
術中に低K血症で重篤な不整脈.慢性的投与患者では術
前中止不要だが,予防的処置として術前に新たにジギタ
50)
リス投与は行わない.
投与制限なし13,50)
上室性不整脈予防目的に使用の場合は周術期において TDMにて治療域を確認
内因性カテコラミン分泌量増加に伴い房室伝導が促進さ
手術前48時間は投与回避13)
れ心室拍動数が増加傾向のため,手術当日まで投与13)
非心臓手術では手術当日まで投与13)
心臓手術ではジギタリス投与を中止しても心機能に悪影
響がないと予測される場合は,48時間前に投与中止13)
血中濃度を測定
し,治療域を確
制限なし 認すること
血清K値のチェッ
クと補正
ジギトキシン
T1/2=96~144hr
治療域:10~25ng/mL(TDMにて治療域を確認)
メチルジゴキシン
T1/2=40~70hr
治療域:0.8~2.3ng/mL(TDMにて治療域を確認)
術中に低K血症で重篤な不整脈.慢性的投与患者では術
前中止不要だが,予防的処置として術前に新たにジギタ
50)
リス投与は行わない.
投与制限なし13,50)
上室性不整脈予防目的に使用の場合は周術期において TDMにて治療域を確認
内因性カテコラミン分泌量増加に伴い房室伝導が促進さ
手術前48時間は投与回避13)
れ心室拍動数が増加傾向のため,手術当日まで投与13)
非心臓手術では手術当日まで投与13)
心臓手術ではジギタリス投与を中止しても心機能に悪影
響がないと予測される場合は,48時間前に投与中止13)
血中濃度を測定
し,治療域を確
制限なし 認すること
血清K値のチェッ
クと補正
ラナトシドC
尿中未変化体排泄率80%
治療域:2~2.5ng/mL(TDM:ジゴキシンとして測定できる
が,変換係数では正確に評価できない)
術中に低K血症で重篤な不整脈.慢性的投与患者では術
前中止不要だが,予防的処置として術前に新たにジギタ
13,50)
50)
投与制限なし
リス投与は行わない.
TDMにて治療域を確認
上室性不整脈予防目的に使用の場合は周術期において
13)
内因性カテコラミン分泌量増加に伴い房室伝導が促進さ 手術前48時間は投与回避
れ心室拍動数が増加傾向のため,手術当日まで投与13)
13)
非心臓手術では手術当日まで投与
心臓手術ではジギタリス投与を中止しても心機能に悪影
響がないと予測される場合は,48時間前に投与中止13)
血中濃度を測定
し,治療域を確
制限なし 認すること
血清K値のチェッ
クと補正
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
14)
39) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
錠剤0.125mg、0.25mg
散10mg/g
ジゴキシン
エリキシル0.05mg/ml
ハーフジゴキシンKY
0.125mg
錠
ジギトキシン錠
T1/2=30~51hr
治療域:0.8~2.3ng/mL(TDMにて治療域を確認)
術中に低K血症で重篤な不整脈.慢性的投与患者では術
前中止不要だが,予防的処置として術前に新たにジギタ
50)
リス投与は行わない.
投与制限なし13,50)
上室性不整脈予防目的に使用の場合は周術期において TDMにて治療域を確認
内因性カテコラミン分泌量増加に伴い房室伝導が促進さ
手術前48時間は投与回避13)
れ心室拍動数が増加傾向のため,手術当日まで投与13)
13)
非心臓手術では手術当日まで投与
心臓手術ではジギタリス投与を中止しても心機能に悪影
響がないと予測される場合は,48時間前に投与中止13)
0.025mg、0.1mg
0.1mg、0.05mg
0.25mg
手術前3日間は投与回避
13)
3日前
血中濃度を測定
し,治療域を確
認すること
血清K値のチェッ
クと補正
<β遮断剤>
テノーミン錠
25mg、50mg
アテノロール
2日前
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
アルマール錠
アーチスト錠
トラサコール錠
メインテート錠
ロプレソール錠
ロプレソールSR
規格
5mg、10mg
1.25mg、2.5mg、10m
g、20mg
20mg、40mg
2.5mg、5mg
20mg、40mg
120mg
一般名
塩酸アロチノロール
カルベジロール
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
15)
手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり39)
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
16)
39) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
塩酸オクスプレノロー 麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
17)
39) 手術前24時間は投与回避
ル
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
フマル酸ビソプロロー 麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
18)
39) 手術前48時間は投与回避
ル
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
酒石酸メトプロロール 併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり 手術前24時間は投与回避19)
39)
酒石酸メトプロロール
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
19)
39) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
インデラル錠
規格
10mg、20mg
インデラルLAカプセ
60mg
ル
セレクトール錠
アセタノールカプセ
ル
スカジロールカプセ
ル
ミケラン
100mg、200mg
100mg、200mg
25mg、50mg
錠剤5mg
細粒10mg/g
小児用細粒2mg/g
Lカプセル15mg
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
塩酸プロプラノロール 併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり 手術前24時間は投与回避20)
39)
塩酸プロプラノロール
塩酸セリプロロール
塩酸アセブトロール
塩酸アルプレノロール
塩酸カルテオロール
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
21)
39) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
22)
39) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
96)
39) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
97)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
98)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
アドビオール錠
ナディック錠
カルビスケン錠
ベトリロール
ベータプレシン錠
サンドノーム錠
規格
5mg
30mg、60mg
5mg
錠剤5mg、10mg
Lカプセル20mg
10mg、20mg
0.5mg、1mg
一般名
塩酸ブフェトロール
ナドロール
ピンドロール
塩酸ブニトロロール
硫酸ペンブトロール
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
99)
手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり40)
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
100)
40) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
101)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
102)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
103)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
マロン酸ボピンドロー 麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
104)
40) 手術前48時間は投与回避
ル
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ケルロング錠
トランデート錠
カルバン錠
ローガン錠
ハイパジール錠
セレカル錠
規格
5mg、10mg
50mg、100mg
25mg、50mg、100mg
10mg、20mg
3mg、6mg
10mg、20mg
一般名
塩酸ベタキソロール
塩酸ラベタロール
塩酸ベバントロール
塩酸アモスラロール
ニプラジロール
塩酸チリソロール
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
105)
手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり40)
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
106)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
107)
40) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
108)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
109)
40) 手術前24時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
麻酔剤による低血圧は反射性頻脈を起こすが,β遮断剤
110)
40) 手術前48時間は投与回避
併用で本反応を弱め低血圧が増強される可能性があり
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
2日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
但し,高血圧症
の第一選択とし
て使用している
場合はこの限り
ではない
来院時の心拍数
をチェック
<ACE阻害剤>
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
レニベース錠
規格
2.5mg、5mg、10mg
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。70)
マレイン酸エナラプリ
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避61)
ル
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
71)
セタプリル錠
12.5mg、25mg、50mg アラセプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避62)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
タナトリル錠
2.5mg、5mg、10mg
塩酸イミダプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。70)
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避63)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
エースコール錠
1mg、2mg、4mg
塩酸テモカプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避64)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
プレラン錠
0.5mg、1mg
トランドラプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避65)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
ロンゲス錠
5mg、10mg、20mg
リシノプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避66)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
カプトリル
規格
錠剤12.5mg、25mg
細粒50mg/g
Rカプセル18.75mg
一般名
カプトプリル
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。70)
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避111)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
71)
アデカット錠
7.5mg、15mg、30mg
塩酸デラプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避156)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
インヒベース錠
0.25mg、0.5mg、1mg
シラザプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。70)
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避157)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
チバセン錠
2.5mg、5mg、10mg
塩酸ベナゼプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避158)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
コナン錠
5mg、10mg、20mg
塩酸キナプリル
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避159)
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
コバシル錠
2mg、4mg
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
ペリンドプリルエルブ
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避160)
ミン
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
<AⅡ拮抗剤>
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ニューロタン錠
ブロプレス錠
ディオバン錠
ミカルディス錠
オルメテック錠
規格
25mg、50mg
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
トリクロルメチアジド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
117)
用時は本剤の一時休薬等処置
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
ロサルタンカリウム
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧
を増強する。重症の低血圧エピソードが慢性降圧治療中
67)
の通常の麻酔導入時に発生しており,手術前日までに投 手術前24時間は投与回避
71)
与を中止することが正しいと勧告。
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧
2mg、4mg、8mg、12m カンデサルタンシレキ を増強する。重症の低血圧エピソードが慢性降圧治療中
68)
の通常の麻酔導入時に発生しており,手術前日までに投 手術前24時間は投与回避
g
セチル
71)
与を中止することが正しいと勧告。
20mg、40mg、80mg、
160mg
20mg、40mg
10mg、20mg
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
バルサルタン
テルミサルタン
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧
を増強する。重症の低血圧エピソードが慢性降圧治療中
69)
の通常の麻酔導入時に発生しており,手術前日までに投 手術前24時間は投与回避
与を中止することが正しいと勧告。71)
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧
を増強する。重症の低血圧エピソードが慢性降圧治療中
82)
の通常の麻酔導入時に発生しており,手術前日までに投 手術前24時間は投与回避
71)
与を中止することが正しいと勧告。
低血圧エピソードが慢性降圧治療中の通常の麻酔導入
70)
時に発生増加(カプトプリル,エナラプリルでの報告)。
オルメサルタンメドキ
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧 手術前24時間は投与回避86)
ソミル
を増強する。少なくとも手術前24時間は投与を中止する。
71)
<チアジド系利尿剤>
フルイトラン錠
2mg
ダイクロトライド錠
25mg
ヒドロクロロチアジド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置118)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
ベハイド錠
4mg
ベンチルヒドロクロロ
チアジド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置119)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ナトリックス錠
ノルモナール錠
ハイグロトン錠
アレステン錠
バイカロン錠
規格
1mg、2mg
15mg
50mg
150mg
25mg
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
インダパミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置120)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
トリパミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
121)
用時は本剤の一時休薬等処置
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
クロルタリドン
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置122)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
メチクラン
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置123)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
メフルシド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置124)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
フロセミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
125)
用時は本剤の一時休薬等処置
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
フロセミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置126)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
フロセミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
127)
用時は本剤の一時休薬等処置
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
ブメタニド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置128)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
ピレタニド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置129)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
アゾセミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置130)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
トラセミド
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
用時は本剤の一時休薬等処置131)
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か T1/2 から検討して24時間前
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
1日前
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
<ループ利尿剤>
ラシックス
フロセミド錠
オイテンシンカプセ
ル
ルネトロン錠
アレリックス錠
ダイアート錠
ルプラック錠
錠剤20mg、40mg
細粒40mg/g
10mg、40mg
40mg
1mg
3mg、6mg
30mg、60mg
4mg、8mg
<チアジド系利尿剤・ARB 合剤>
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
プレミネント錠
規格
一般名
ロサルタンカリウム50mg
ヒドロクロロチアジド12.5mg
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
レニンアンジオテンシン系の抑制は麻酔導入時の低血圧
を増強する。重症の低血圧エピソードが慢性降圧治療中
の通常の麻酔導入時に発生しており,手術前日までに投
71)
与を中止することが正しいと勧告。
手術前24時間は投与しないことが望ま
昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので,術前使
174)
しい
118)
用時は本剤の一時休薬等処置
[併用により血管壁の反応性の低下及び交感神経終末か
らの生理的ノルエピネフリンの放出抑制が起こることが,
動物実験で報告されている]
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
1日前
可能であれば他
のCa拮抗剤など
に代薬すること
が望ましい(休
薬,代薬が不可
能であれば循環
器科医師にコン
サルトすること)
休薬することに
より高血圧症が
悪化することが
強く疑われる場
合はこの限りで
はない
原則1日前,症
例によっては制
限せず対応
<三環系抗うつ剤>
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=4~17.6時間
51)
トフラニール錠
10mg、25mg
塩酸イミプラミン
50)
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし
50)
の術前短期間の投与中止は無意味
52)
ノリトレン錠
10mg、25mg
塩酸ノルトリプチリン
循環器系に影響を及ぼすことがある ,T1/2=15~90時
間,薬効持続時間:2~3週間50)
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
53)
アンプリット錠
10mg、25mg
塩酸ロフェプラミン
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=2.7時間
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度
投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
59)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)
54)
アナフラニール錠
10mg、25mg
塩酸クロミプラミン
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=約21時間
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=10~25時間
55)
トリプタノール錠
10mg、25mg
塩酸アミトリプチリン
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=約24時間
112)
スルモンチール
散100mg/g
錠剤10mg、25mg
マレイン散トリミプラミ 長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度
投与制限なし50)
ン
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=14~22時間
113)
プロチアデン錠
25mg
塩酸ドスレピン
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
56)
アモキサン
カプセル10mg、25mg、
50mg
アモキサピン
細粒100mg/g
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=8時間
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度
50)
投与制限なし
の術前短期間の投与中止は無意味50)
59)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
<四環系抗うつ剤>
57)
ルジオミール錠
10mg、25mg、50mg
塩酸マプロチリン
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=約46時間
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度
投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
<その他の抗うつ剤>
循環器系に影響を及ぼすことがある,T1/2=6~7時間
114)
レスリン錠
25mg、50mg
塩酸トラゾドン
長期投与の場合,原疾患の治療に支障をきたさない程度 投与制限なし50)
の術前短期間の投与中止は無意味50)
エンフルラン(エトレン)は回避(痙攣誘発)59)
病状悪化が予想
される場合は継
続使用して差し
支えない
制限なし
脊椎麻酔などで
血圧の変動が著
しいケースの報
告はある
<MAO阻害剤>
58)
塩酸セレギリン
心・脳循環器系障害へ影響
3週間前(三環系抗うつ剤に変更.中止
術中の低血圧時は間接型昇圧アミン(チラミン,アンフェタ
不可能な場合は中枢抑制剤の回避が 3週間前
ミン,エフェドリン等)使用禁止,ノルエピネフリン(直接型
望ましい)50)
アミン)を少量使用する50)
100mg、200mg
炭酸リチウム
T1/2=14.7時間
筋弛緩剤・モルフィン・バルビツレート・ジアゼパムの作用
50)
増強.術前2~3回の服用中止により血中リチウム濃度は 術前2~3回の服用中止
速やかに低下.麻酔剤・筋弛緩剤は少なめに投与50)
術前2回
の服用中
止
アレビアチン
錠剤25mg、100mg
散100mg/g
フェニトイン
痙攣の発生を予防するため麻酔直前まで服用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン 麻酔直前まで服用50)
50)
の使用は避ける
直前まで
服用
複合アレビアチン錠
フェニトイン67mg
フェノバルビタール33mg
痙攣の発生を予防するため麻酔直前まで服用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン 麻酔直前まで服用50)
50)
の使用は避ける
直前まで
服用
フェノバール
錠剤30mg
散100mg/g
末
エリキシル4mg/ml
フェノバルビタール
痙攣の発生を予防するため麻酔直前まで服用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン 麻酔直前まで服用50)
50)
の使用は避ける
直前まで
服用
ワコビタール坐剤
15mg、30mg、50mg、
100mg
フェノバルビタール
痙攣の発生を予防するため麻酔直前まで使用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン 麻酔直前まで使用50)
50)
の使用は避ける
直前まで
使用
エフピー錠
2.5mg
専門医にコンサ
ルトの上,必ず
代薬を使用する
<抗躁剤>
60)
リーマス錠
<抗痙攣剤>
<フェノチアジン誘導体>
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
コントミン
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
錠剤12.5mg、25mg、50
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量34)
mg、100mg
制限なし
塩酸クロルプロマジン
23)
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
散100mg/g
を延長し増強させる]
顆粒100mg/g
~数ヶ月かけて減薬35) )
300mg/day以上で術後突然死の危険性が増加32)
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
フルメジン
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
錠剤0.25mg、0.5mg、1
34)
マレイン酸フルフェナ 強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
mg
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
ジン
24)
散2mg/g
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
文献上の手術前対応
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
ノバミン錠
5mg
プロクロルペラジン
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
25)
を延長し増強させる]
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
37)
能
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
ニューレプチル
錠剤5mg、10mg、25m
g
プロペリシアジン
細粒100mg/g
液10mg/ml
33,36,38)
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
26)
を延長し増強させる]
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
ピーゼットシー
錠剤2mg、4mg、8mg
散10mg/g
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
マレイン酸ペルフェナ 強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
ジン
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
27)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
ヒルナミン
ベゲタミン錠-A
ベゲタミン錠-B
錠剤5mg、25mg、50m
g
レボプロマジン
細粒100mg/g
散500mg/g
33,36,38)
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
28)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
塩酸クロルプロマジン25mg
塩酸プロメタジン12.5mg
フェノバルビタール40mg
塩酸クロルプロマジン:バルビツール酸誘導体・麻酔剤等
の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者には禁忌[中
枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる]23)
300mg/day以上で術後突然死の危険性が増加32)
フェノバルビタール:痙攣の発生を予防するため麻酔直前
まで服用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン
の使用は避ける50)
塩酸クロルプロマジン12.5mg
塩酸プロメタジン12.5mg
フェノバルビタール30mg
塩酸クロルプロマジン:バルビツール酸誘導体・麻酔剤等
の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者には禁忌[中
枢神経抑制剤の作用を延長し増強させる]23)
32)
300mg/day以上で術後突然死の危険性が増加
フェノバルビタール:痙攣の発生を予防するため麻酔直前
まで服用.
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン
の使用は避ける50)
塩酸クロルプロマジン:48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
可能なら手術前に漸減中止or減量34)
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
塩酸クロルプロマジン:48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
34)
可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
33)
48時間前 ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
トリフロペラジン
散10mg/g
錠剤2.5mg、5mg
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
マレイン散トリフロペラ 強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
ジン
28)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
メレリル
散100mg/g
錠剤10mg、25mg、50 チオリダジン
mg、100mg
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
28)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
<ブチロフェノン誘導体>
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
セレネース
錠剤0.75mg、1mg、1.5
mg、3mg
ハロペリドール
細粒10mg/g
内服液2mg/ml
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の 33,36,38)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用
34)
可能なら手術前に漸減中止or減量
29)
制限なし
を延長し増強させる]
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
自律神経系への影響少(クロルプロマジンに比べ突然死
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
35)
少)
1週間前より減量,投与制限なしでも可
37)
能
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
インプロメン
錠剤1mg、3mg、6mg
細粒10mg/g
ブロムペリドール
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
30)
を延長し増強させる]
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
オーラップ
錠剤1mg、3mg
細粒10mg/g
ピモジド
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
31)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
スピロピタン
散3mg/g
錠剤0.25mg、0.1mg
スピペロン
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
31)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
トロペロン
散10mg/g
錠剤0.5mg、1mg、3m チミペロン
g
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
31)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
48時間前33) ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
プロピタン
散100mg/g
錠剤50mg
塩酸フロロピパミド
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
31)
を延長し増強させる]
~数ヶ月かけて減薬35) )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
能37)
33)
48時間前 ,
前日まで維持量投与,術後早期に再開
33,36,38)
ノバトレン
散100mg/g
錠剤5mg
塩酸モペロン
バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の
34)
強い影響下にある患者には禁忌[中枢神経抑制剤の作用 可能なら手術前に漸減中止or減量
制限なし
(手術まで待機期間のとれる患者:数週
31)
を延長し増強させる]
35)
~数ヶ月かけて減薬 )
1週間前より減量,投与制限なしでも可
37)
能
<過敏大腸症用薬>
トランコロンP錠
フェノバルビタール:痙攣の発生を予防するため麻酔直前
まで使用.
50)
治療剤とは関係なく,痙攣性疾患に対してはエンフルレン 麻酔直前まで服用
の使用は避ける50)
臭化メペンゾラート7.5mg
フェノバルビタール15mg
制限なし
<テオフィリン製剤>
テオドール
錠剤50mg、100mg、
200mg
ドライシロップ20%
G20%
シロップ20mg/ml
テオフィリン
T1/2=7~9hr,
41)
治療域:10~20mg/mL
術中にネオフィリンで発作予防するため
血中濃度を必ず
術中TDM
のTDM実施
チェックする
テオロング
錠剤50mg、100mg、
200mg
顆粒50%
テオフィリン
T1/2=7~9hr,
41)
治療域:10~20mg/mL
術中にネオフィリンで発作予防するため
血中濃度を必ず
術中TDM
のTDM実施
チェックする
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ユニフィル錠
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
文献上の手術前対応
100mg、200mg、400m
テオフィリン
g
T1/2=7~9hr,
治療域:10~20mg/mL41)
術中にネオフィリンで発作予防するため
血中濃度を必ず
術中TDM
のTDM実施
チェックする
錠剤1mg、5mg
散10mg/g
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
手術直前に短時
小手術で
間作用型のヒド
はステロ
ロコルチゾン(ソ
イドカバー
ルコーテフ)等に
不要
変更する
麻酔開始時ヒドロコルチゾン(ソルコー
テフ)25mgの静脈内投与で十分,
大手術の場合は術後経口可能になるま
で24時間毎に100mgの追加投与,
50)
小手術の場合は追加投与不要
ソルコーテフT1/2(生物学的)=8~12hr
[短時間]
小手術で
はステロ
イドカバー
不要
<ステロイド剤>
プレドニゾロン
プレドニゾロン
50)
T1/2(生物学的)=12~36hr[中時間型]
プレドニン錠
5mg
プレドニゾロン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=12~36hr[中時間型]
メドロール錠
2mg、4mg
メチルプレドニゾロン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=12~36hr[中時間型]
コートリル錠
10mg
ヒドロコルチゾン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=12~36hr[中時間型]
リンデロン
錠剤0.5mg
散10mg/g
シロップ0.1mg/ml
ベタメタゾン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=36~54hr[長時間型]
パラメゾン錠
2mg
酢酸パラメタゾン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=36~54hr[長時間型]
デカドロン
錠剤0.5mg
エリキシル0.01%
デキサメタゾン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
レダコート錠
4mg
トリアムシノロン
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
セレスタミン錠
ベタメタゾン0.25mg
マレイン酸クロルフェニラミン2mg
術前1年以内に1週間以上のステロイド投与で潜在的副腎
機能不全を呈し,手術・麻酔によるストレスに対する生体
反応が十分でないため容易に低血圧・ショックをきたすた
めステロイドカバーが必要とされてきたが,ステロイドカ
バーの意義よりステロイド投与による副作用の方が問題
50)
T1/2(生物学的)=36~54hr[長時間型]
投与量によって
はステロイドカ
バーを検討
手術直前に短時
間作用型のヒド
ロコルチゾン(ソ
ルコーテフ)等に
変更する
<性ホルモン製剤>
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
プラノバール錠
規格
一般名
ノルゲストレル
0.5mg
エチニルエストラジオール
0.05mg
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討 血栓症があらわれることがあるので,手 6週間前
87)
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に 術予定6週間前に中止
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
計画連盟(IPPF),1970年
原疾患を優先
し、服用させる場
合には周術期の
抗血栓療法を考
慮する。
歩行開始に合わ
せて服用開始。
エストラダームM貼布
0.72mg
剤
エストラジオール
<慎重投与>術前又は長期臥床状態(血液凝固能が亢
150 )
進され、心血管系の副作用の危険性が高まる)
慎重投与
歩行開始にあわ
せて服用開始
エストラーナ貼布剤
0.72mg
エストラジオール
<慎重投与>術前又は長期臥床状態(血液凝固能が亢
進され、心血管系の副作用の危険性が高まる)151 )
慎重投与
歩行開始にあわ
せて服用開始
フェミエスト貼布剤
2.17mg、4.33mg
エストラジオール
<慎重投与>術前又は長期臥床状態(血液凝固能が亢
進され、心血管系の副作用の危険性が高まる)152 )
慎重投与
歩行開始にあわ
せて服用開始
エストリール錠
0.1mg、0.5mg、1mg
エストリオール
<慎重投与>術前又は長期臥床状態(血液凝固能が亢
進され、心血管系の副作用の危険性が高まる)153)
慎重投与
歩行開始にあわ
せて服用開始
ホーリン錠
1mg
エストリオール
<慎重投与>術前又は長期臥床状態(血液凝固能が亢
進され、心血管系の副作用の危険性が高まる)154)
慎重投与
歩行開始にあわ
せて服用開始
結合型エストロゲン
<慎重投与>手術前4週間以内又は長期臥床状態(血液
凝固能が亢進し、血管系の副作用の危険性が高くなるお
それがあるので,治療上の有益性が危険性を上回ると判
155)
断される場合にのみ投与すること。)
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
4週間前 の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
プレマリン錠
0.625mg
<低用量ピル>
シンフェーズT28
ノリニールT28
錠数12:9:7
ノルエチステロン
0.5mg:1.0mg:0mg
エチニルエストラジオール
0.035mg:0.035mg:0mg
淡青色錠12錠,白色錠9錠,だいだい色錠7
錠
ノルエチステロン
0.5mg:1.0mg:0mg
エチニルエストラジオール
0.035mg:0.035mg:0mg
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
90)
ることも報告あり
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
オーソM21
オーソ777 21
トリキュラー21
トリキュラー28
リビアン28
規格
一般名
ノルエチステロン
1mg
エチニルエストラジオール
0.035mg
白色素錠7:淡橙色素錠7:橙色素錠7
ノルエチステロン
0.5:0.75:1
エチニルエストラジオール
0.035:0.035:0.035
根拠(作用機序,作用持続時間等)
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
赤褐色糖衣錠6:白色糖衣錠5:淡黄褐色糖衣 また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
錠10
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
レボノルゲストレル
ることも報告あり90)
0.050mg:0.075mg:0.125mg
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
エチニルエストラジオール
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
0.030mg:0.040mg:0.030mg
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
赤褐色糖衣錠6:白色糖衣錠5:淡黄褐色糖衣 あり89)
錠10:白色糖衣錠(大、プラセボ錠)7
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
レボノルゲストレル
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
0.050mg:0.075mg:0.125mg:含有せ
ることも報告あり90)
ず
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
エチニルエストラジオール
0.030mg:0.040mg:0.030mg:含有せ Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
ず
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
レボノルゲストレル
0.050mg
エチニルエストラジオール
0.030mg/
レボノルゲストレル
0.075mg
エチニルエストラジオール
0.040mg/
レボノルゲストレル
0.125mg
エチニルエストラジオール
0.030mg/
レボノルゲストレル
含有せず
エチニルエストラジオール
含有せず
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
トライディオール21
アンジュ28
エデュレン
ドオルトン錠
マーベロン21
規格
一般名
赤褐色(6錠):白色(5錠):黄色(10錠)
レボノルゲストレル
0.050mg:0.075mg:0.125mg
エチニルエストラジオール
0.030mg:0.040mg:0.030mg
根拠(作用機序,作用持続時間等)
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
赤褐色(6錠):白色(5錠):黄色(10錠):赤色 あり89)
(7錠)
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
レボノルゲストレル
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
0.050mg:0.075mg:0.125mg:プラセ
ることも報告あり90)
ボ
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
エチニルエストラジオール
0.030mg:0.040mg:0.030mg:プラセ Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
ボ
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
酢酸エチノジオール
1mg
エチニルエストラジオール
0.05mg
ノルゲストレル
0.5mg
エチニルエストラジオール
0.05mg
デソゲストレル
0.15mg
エチニルエストラジオール
0.03mg
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
新EP錠
規格
一般名
メチルエストレノロン
1mg
エチニルエストラジオール
0.02mg
根拠(作用機序,作用持続時間等)
海外において経口避妊薬を6ヶ月間服用後中止し,服用
前・服用6ヵ月目・中止後1,4,6,8,12週間に血液凝固系
検査を行った結果,凝固系検査値の服用前への回復時
期は服用中止後4週間は必要であり,大手術の少なくとも
4週間前には経口避妊薬を服用すべきではないとの報告
89)
あり
また,海外において経口避妊薬服用により,手術後の合
併症である血栓塞栓症発症の危険性が3~4倍に増加す
ることも報告あり90)
ピルは血中フィブリノーゲン,プロトロンビン,凝固因子
Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹ濃度の上昇をもたらし,凝固能亢進状態と
し,またアンチトロンビンⅢ,線溶能活性化因子の減少を
91)
もたらす
「ピル服用時の副作用とホルモン含有量との関連性検討
した結果,血栓塞栓症の発生はエストロゲンの含有量に
影響される」:英国薬剤安全性委員会(CSM),1969年
「経口避妊薬1錠中のエストロゲン含有量は0.05mg以下が
望ましい」:米国食品医薬品局(FDA),1969年 国際家族
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
手術前4週以内,術後2週以内,産後4
週以内及び長期間安静状態の患者に
は投与しないこと.[血液凝固能が亢進 4週間前
され,心血管系の副作用の危険性が高
88,89)
くなることがある]
原疾患を優先
し、服用させる場
合には、周術期
の抗血栓療法を
考慮する。
歩行開始にあわ
せて服用開始。
<骨粗鬆症治療剤>
エビスタ錠
60mg
塩酸ラロキシフェン
歩行開始に合わ
せて服用開始
静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症、肺塞栓症、網膜静脈
血栓症を含む)のリスクが上昇するため、長期不動状態
(術後回復期、長期安静期等)に入る3日前には本剤の服 3日前93)
用を中止し、完全に歩行可能になるまでは投与を再開し
93)
ないこと
3日前
<甲状腺ホルモン製剤>
チラーヂンS
甲状腺機能を正常化してから手術に臨
む.内服治療による甲状腺ホルモン補
錠剤25μg、50μg、100
レボチロキシンナトリ 甲状腺機能低下症は全身麻酔の覚醒遅延をおこす可能 充は数週間を必要とし直前には無効.ト
手術前にT3値の
μg
73)
リヨードサイロニンの静脈内投与は急速 制限なし 測定
ウム
性あり
散0.1mg/g
に効果発現するが狭心症・不整脈など
72)
の重篤な副作用がおこり危険.
乾燥甲状腺
甲状腺機能を正常化してから手術に臨
む.内服治療による甲状腺ホルモン補
甲状腺機能低下症は全身麻酔の覚醒遅延をおこす可能 充は数週間を必要とし直前には無効.ト
手術前にT3値の
73)
リヨードサイロニンの静脈内投与は急速 制限なし 測定
性あり
に効果発現するが狭心症・不整脈など
72)
の重篤な副作用がおこり危険.
リオチロニンナトリウ
ム
甲状腺機能を正常化してから手術に臨
む.内服治療による甲状腺ホルモン補
甲状腺機能低下症は全身麻酔の覚醒遅延をおこす可能 充は数週間を必要とし直前には無効.ト
手術前にT3値の
73)
リヨードサイロニンの静脈内投与は急速 制限なし 測定
性あり
に効果発現するが狭心症・不整脈など
72)
の重篤な副作用がおこり危険.
5mg
チアマゾール
甲状腺機能亢進症の周術期管理で最も注意すべき合併
症は甲状腺クリーゼで,甲状腺機能の正常化が重要.術
中の麻酔薬は交感神経を抑制し,甲状腺ホルモン分泌を
抑制するプロポフォールやフェンタニールが有用.(イソフ
ルラン,セボフルランは交感神経反応を増強作用があり
74)
厳重注意が必要)
甲状腺機能を正常化してから手術に臨
む72,75)
手術前にT3値の
術前にT3,T4,TSHを測定〔時間的余 制限なし
測定
裕がない場合は血中BUN/creatinine比
75)
(20以上で機能亢進症)測定〕
50μg
甲状腺機能亢進症の周術期管理で最も注意すべき合併
症は甲状腺クリーゼで,甲状腺機能の正常化が重要.術
中の麻酔薬は交感神経を抑制し,甲状腺ホルモン分泌を
プロピルチオウラシル 抑制するプロポフォールやフェンタニールが有用.(イソフ
ルラン,セボフルランは交感神経反応を増強作用があり
74)
厳重注意が必要)
甲状腺機能を正常化してから手術に臨
む72,75)
手術前にT3値の
術前にT3,T4,TSHを測定〔時間的余 制限なし
測定
裕がない場合は血中BUN/creatinine比
75)
(20以上で機能亢進症)測定〕
チラーヂン末
チロナミン錠
5μg、25μg
<抗甲状腺剤>
メルカゾール錠
チウラジール錠
<トロンボキサンA2受容体拮抗剤>
バイナス錠
50mg、75mg
ラマトロバン
健常成人男子6名(第Ⅰ相臨床試験データ)で,血小板凝
集能は用量依存的に抑制持続時間が延長傾向が認めら
83)
れたが,いずれも投与後12~24時間目には投与前値に 12~24時間前
83)
復した
ブロニカ
顆粒100mg/g
錠剤40mg、80mg
セラトロダスト
肝機能障害時や手術前後(肝機能に負荷がかかる状態)
83)
には回避が望ましい.休薬は類似薬ラマトロバンに準拠 12~24時間前
1日前
塩酸オザグレル
健常成人男子14名の第Ⅰ相臨床試験データ,5-200mgの
投与量で血液凝固時のTXA2産生を用量依存的に抑制
し,50mg以上の投与群においては,出血時間の軽度延長
作用が認められたが,凝固系には変化なく,循環動態及
び血液検査においても特記すべき副作用は認められな
かった。定常状態での投与後25時間後の血中濃度は,未 24時間前115,116)
115)
変化体及び代謝物は定量限界以下であった
脳血栓症患者5名を対象に抗血小板作用の持続時間を
検討。塩酸オザグレル80mg投与によってTXA 2産生は著
名に抑制され,投与終了時の9時間までは抗血小板作用
が持続するが,22時間後には投与前値に戻っている116)
1日前
1日前
<トロンボキサンA2合成酵素阻害剤>
ベガ錠
100mg、200mg
<経口血糖降下剤(スルホニルウレア剤)>
ヘキストラスチノン
錠剤500mg
散100%
トルブタミド
手術前後は禁忌
132)
1日前
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
規格
一般名
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
1日前
ントロールはイン
スリンが好ましい
アベマイド錠
250mg
クロルプロパミド
手術前後は禁忌133)
ジメリン錠
250mg、500mg
アセトヘキサミド
手術前後は禁忌134)
デアメリンS錠
250mg
グリクロピラミド
手術前後は禁忌135)
オイグルコン錠
1.25mg、2.5mg
グリベンクラミド
手術前後は禁忌136)
ダオニール錠
1.25mg、2.5mg
グリベンクラミド
手術前後は禁忌137)
グリミクロン
錠剤40mg
HA錠20mg
グリクラジド
手術前後は禁忌138)
アマリール錠
1mg、3mg
グリメピリド
手術前後は禁忌139)
グリブゾール
手術前後は禁忌
140)
1日前
<経口血糖降下剤(スルホンアミド剤)>
グルデアーゼ錠
125mg、250mg
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
<経口血糖降下剤(ビグアナイド剤)>
ジベトスB錠
50mg
塩酸ブホルミン
手術前後は禁忌
141)
1日前
グリコラン錠
250mg
塩酸メトホルミン
手術前後は禁忌142)
1日前
メルビン錠
250mg
塩酸メトホルミン
手術前後は禁忌143)
1日前
メデット錠
250mg
塩酸メトホルミン
手術前後は禁忌143)
1日前
塩酸ピオグリタゾン
手術前後は禁忌
144)
1日前
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
<経口血糖降下剤(インスリン抵抗性改善剤)>
アクトス錠
15mg、30mg
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
<経口血糖降下剤(αグルコシダーゼ阻害薬剤)>
グルコバイ錠
50mg、100mg
アカルボース
手術前後は禁忌
145)
1日前
ベイスン錠
錠剤0.2mg、0.3mg
OD錠0.2mg、0.3mg
ボグリボース
手術前後は禁忌
146)
1日前
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
<経口血糖降下剤(速攻型食後血糖降下剤)>
スターシス錠
30mg、90mg
ナテグリニド
手術前後は禁忌
147)
1日前
ファスティック錠
30mg、90mg
ナテグリニド
手術前後は禁忌148)
1日前
グルファスト錠
5mg、10mg
ミチグリニドカルシウ
ム水和物
手術前後は禁忌
149)
1日前
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
周術期の血糖コ
ントロールはイン
スリンが好ましい
<ビスホスホネート系薬剤>
アレディア注
15mg、30mg
パミドロン酸二ナトリ
ウム
注射用BP製剤による治療中に抜歯又は他の歯科手術が
必要となった場合は、手術部位が治癒するまで注射用BP
製剤による治療を延期することが推奨される。悪性腫瘍に
伴う高カルシウム血症あるいは骨関連事象(骨痛や病的
骨折)のリスクが高い患者では、注射用BP製剤による治
療の継続を検討すること。全身状態が許せば、注射用BP
系製剤による治療開始は、抜歯部位の粘膜形成が完了
するか(14~21日)、骨が十分に治癒するまで延期するこ
169)
と。
歯科医、歯科口腔外科医及び患者と相
談のうえ、腫瘍の治療を担当する医師
がBP治療の継続のリスクとベネフィット
を判断すること。
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
歯科医、歯科口腔外科医及び患者と相
談のうえ、腫瘍の治療を担当する医師
がBP治療の継続のリスクとベネフィット
を判断すること。
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
血中T1/2 =血中半減期:0.77±0.25h171)
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上170)
オンクラスト注射液
5mg、10mg
アレンドロン酸ナトリ
ウム水和物
注射用BP製剤による治療中に抜歯又は他の歯科手術が
必要となった場合は、手術部位が治癒するまで注射用BP
製剤による治療を延期することが推奨される。悪性腫瘍に
伴う高カルシウム血症あるいは骨関連事象(骨痛や病的
骨折)のリスクが高い患者では、注射用BP製剤による治
療の継続を検討すること。全身状態が許せば、注射用BP
系製剤による治療開始は、抜歯部位の粘膜形成が完了
するか(14~21日)、骨が十分に治癒するまで延期するこ
169)
と。
161,172)
血中T1/2 =1.08h
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上170)
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
テイロック注射液
規格
5mg、10mg
一般名
アレンドロン酸ナトリ
ウム水和物
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
注射用BP製剤による治療中に抜歯又は他の歯科手術が
必要となった場合は、手術部位が治癒するまで注射用BP
製剤による治療を延期することが推奨される。悪性腫瘍に
伴う高カルシウム血症あるいは骨関連事象(骨痛や病的
骨折)のリスクが高い患者では、注射用BP製剤による治
療の継続を検討すること。全身状態が許せば、注射用BP
系製剤による治療開始は、抜歯部位の粘膜形成が完了
するか(14~21日)、骨が十分に治癒するまで延期するこ
169)
と。
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
歯科医、歯科口腔外科医及び患者と相
談のうえ、腫瘍の治療を担当する医師
がBP治療の継続のリスクとベネフィット
を判断すること。
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
歯科医、歯科口腔外科医及び患者と相
談のうえ、腫瘍の治療を担当する医師
がBP治療の継続のリスクとベネフィット
を判断すること。
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
歯科医、歯科口腔外科医及び患者と相
談のうえ、腫瘍の治療を担当する医師
がBP治療の継続のリスクとベネフィット
を判断すること。
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
血中T1/2 =1.08h161,172)
ビスフォナール注射
10mg
液
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上170)
注射用BP製剤による治療中に抜歯又は他の歯科手術が
必要となった場合は、手術部位が治癒するまで注射用BP
製剤による治療を延期することが推奨される。悪性腫瘍に
伴う高カルシウム血症あるいは骨関連事象(骨痛や病的
骨折)のリスクが高い患者では、注射用BP製剤による治
療の継続を検討すること。全身状態が許せば、注射用BP
インカドロン酸二ナトリ 系製剤による治療開始は、抜歯部位の粘膜形成が完了
するか(14~21日)、骨が十分に治癒するまで延期するこ
ウム
169)
と。
162)
血中T1/2 =約2h
骨T1/2 =10年程度
ゾメタ注射液
4mg
ゾレドロン酸水和物
173)
注射用BP製剤による治療中に抜歯又は他の歯科手術が
必要となった場合は、手術部位が治癒するまで注射用BP
製剤による治療を延期することが推奨される。悪性腫瘍に
伴う高カルシウム血症あるいは骨関連事象(骨痛や病的
骨折)のリスクが高い患者では、注射用BP製剤による治
療の継続を検討すること。全身状態が許せば、注射用BP
系製剤による治療開始は、抜歯部位の粘膜形成が完了
するか(14~21日)、骨が十分に治癒するまで延期するこ
169)
と。
血中T1/2 =1.42h(Β相)166,167)
ダイドロネル錠
200mg
エチドロン酸二ナトリ
ウム
①経口BP製剤投与期間が3年未満(コルチコステロイド併
用)、あるいは経口BP製剤投与期間が3年以上の場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認
168,169)
めるまでは再開すべきでない。)
②経口BP製剤投与期間が3年未満で他に危険因子がな
い場合:
予定された侵襲的な歯科処置の延期、中止や経口BP製
168,169)
剤投与中止の必要は無し。
③経口BP製剤投与期間が3年未満でコルチコステロイド
①3ヶ月前
以外の危険因子がある場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認 ②制限なし
169)
③3ヶ月前
めるまでは再開すべきでない。)
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
BRONJ(bisphosphonete releted osteonecrosis of t
he jaw)の発生を防ぐ最善の方法は、口腔衛生をよく保
つことと定期的な歯科検診など口腔ケアであるとのコンセ
169)
ンサスがある。
163)
血中T1/2 =約2h
骨T1/2 =1年以上170)
フォサマック錠
5mg、35mg
アレンドロン酸ナトリ
ウム水和物
①経口BP製剤投与期間が3年未満(コルチコステロイド併
用)、あるいは経口BP製剤投与期間が3年以上の場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認
168,169)
めるまでは再開すべきでない。)
②経口BP製剤投与期間が3年未満で他に危険因子がな
い場合:
予定された侵襲的な歯科処置の延期、中止や経口BP製
168,169)
剤投与中止の必要は無し。
③経口BP製剤投与期間が3年未満でコルチコステロイド
①3ヶ月前
以外の危険因子がある場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認 ②制限なし
169)
③3ヶ月前
めるまでは再開すべきでない。)
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
BRONJ(bisphosphonete releted osteonecrosis of t
he jaw)の発生を防ぐ最善の方法は、口腔衛生をよく保
つことと定期的な歯科検診など口腔ケアであるとのコンセ
169)
ンサスがある。
163)
血中T1/2 =不明。類薬(エチドロン酸)でT1/2 =2h
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上170)
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ボナロン錠
規格
5mg、35mg
一般名
アレンドロン酸ナトリ
ウム水和物
根拠(作用機序,作用持続時間等)
文献上の手術前対応
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
①経口BP製剤投与期間が3年未満(コルチコステロイド併
用)、あるいは経口BP製剤投与期間が3年以上の場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認
168,169)
めるまでは再開すべきでない。)
②経口BP製剤投与期間が3年未満で他に危険因子がな
い場合:
予定された侵襲的な歯科処置の延期、中止や経口BP製
168,169)
剤投与中止の必要は無し。
③経口BP製剤投与期間が3年未満でコルチコステロイド
①3ヶ月前
以外の危険因子がある場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認 ②制限なし
169)
③3ヶ月前
めるまでは再開すべきでない。)
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
BRONJ(bisphosphonete releted osteonecrosis of t
he jaw)の発生を防ぐ最善の方法は、口腔衛生をよく保
つことと定期的な歯科検診など口腔ケアであるとのコンセ
169)
ンサスがある。
血中T1/2 =不明。類薬(エチドロン酸)でT1/2 =2h163)
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上
アクトネル錠
2.5mg、17.5mg
リセドロン酸ナトリウ
ム水和物
170)
①経口BP製剤投与期間が3年未満(コルチコステロイド併
用)、あるいは経口BP製剤投与期間が3年以上の場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認
168,169)
めるまでは再開すべきでない。)
②経口BP製剤投与期間が3年未満で他に危険因子がな
い場合:
予定された侵襲的な歯科処置の延期、中止や経口BP製
168,169)
剤投与中止の必要は無し。
③経口BP製剤投与期間が3年未満でコルチコステロイド
以外の危険因子がある場合:
①3ヶ月前
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認 ②制限なし
169)
③3ヶ月前
めるまでは再開すべきでない。)
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
BRONJ(bisphosphonete releted osteonecrosis of t
he jaw)の発生を防ぐ最善の方法は、口腔衛生をよく保
つことと定期的な歯科検診など口腔ケアであるとのコンセ
169)
ンサスがある。
血中T1/2 =1.52±0.32h164、165)
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上170)
ベネット錠
2.5mg、17.5mg
リセドロン酸ナトリウ
ム水和物
①経口BP製剤投与期間が3年未満(コルチコステロイド併
用)、あるいは経口BP製剤投与期間が3年以上の場合:
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認
168,169)
めるまでは再開すべきでない。)
②経口BP製剤投与期間が3年未満で他に危険因子がな
い場合:
予定された侵襲的な歯科処置の延期、中止や経口BP製
168,169)
剤投与中止の必要は無し。
③経口BP製剤投与期間が3年未満でコルチコステロイド
以外の危険因子がある場合:
①3ヶ月前
歯科処置3ヶ月前に中止(処置部位の骨が治癒傾向を認 ②制限なし
169)
③3ヶ月前
めるまでは再開すべきでない。)
抜歯を含む顎骨
処置の際は要注
意(顎骨壊死の
報告あり)
BRONJ(bisphosphonete releted osteonecrosis of t
he jaw)の発生を防ぐ最善の方法は、口腔衛生をよく保
つことと定期的な歯科検診など口腔ケアであるとのコンセ
169)
ンサスがある。
血中T1/2 =1.52±0.32h164、165)
骨T1/2 =類薬(エチドロン酸)で1年以上
170)
〈抗悪性腫瘍剤〉
アバスチン注
100mg、400mg
ベバシズマブ
非臨床試験において、本剤が創傷治癒過程に影響するこ
とが報告されている。創傷治癒に関連する因子はVEGF
だけではないものの、本剤の創傷治癒に及ぼす影響が否
定できないと考えられたことから、臨床試験における安全
対策として、大きな手術28日間経過していない患者が試
験対象から除外されていた。また、海外臨床試験におい
て、試験中に緊急手術した患者において、創傷治癒遅滞
に伴う合併症(創し開、術後出血等)が、科学療法単独群
と比較し、本剤使用群で高頻度に認められた。本剤の投
与終了後であっても、手術を行う場合には、安全性を考慮
して、術創の治癒に及ぼす本剤の影響がなくなるまでは、
手術までの間に十分な期間をおくことが望ましいと考えら
れる。しかしながら、創傷治癒遅延を回避できる適切な間
隔は明らかになっていない為、本剤の投与終了後に手術
を行う場合には、本剤の半減期を考慮して最終投与日を
設定するなど本剤の投与計画を検討する必要がある。
175)
3mg/kg投与時 T1/2=12.33±4.52日
177)
5mg/kg投与時 T1/2=13.40±2.82
日177)
10mg/kg投与時 T1/2=11.68±1.74
日177)
●手術又は、処置後の投与→創傷治
癒を確認後投与。臨床試験において大 5週前
きな手術後28日間経過していない患者
への投与経験はない
179,180,181,182,183,184,185,186,187)
●ネオアジュバント療法(海外)→投与
後6~8週間179,180,181,182,183,184,185,186,187)
●アバスチン投与後の手術→投与後5
週間179,180,181,182,183,184,185,186,187)
薬剤部作成
2008.7
術前中止薬一覧(HP用)
商品名
ネクサバール注
規格
200mg
一般名
ソラフェニブトシル
根拠(作用機序,作用持続時間等)
本剤の投与により創傷治癒を遅らせる可能性があるた
め、手術時は投与を中断することが望ましい。手術後の投
与再開は患者の状態に応じて判断すること。
本剤は血管新生阻害作用を有する薬剤であることから、
本剤の投与により創傷治癒を遅らせる可能性があり、手
術後には述部の離開を引き起こす可能性がある。手術時
は本剤の投与を中断すること。また、手術後の投与再開
については、術創の治癒状況及び患者の状態を十分観
察した上で慎重に判断すること。なお、臨床試験では、本
剤の投与開始前4週間以内に大きな手術を行った患者は
除外されていたため、術創の治癒に対する本剤の影響を
176)
検討した成績はない。
当院術前 麻酔科医師のコ
中止基準
メント
文献上の手術前対応
178)
400mg単回投与時 T1/2=25.5h
●手術又は処置後の投与→術創の治
癒状況、患者の状態を十分観察した上
で慎重に判断。本剤投与開始前4週間
以内に大きな手術を行った患者は、臨
176)
床試験から除外。
●手術時の休薬期間→手術時は投与
を中断することが望ましい176)
手術前は
投与中断
(T1/2 との
相関は不
明)
薬剤部作成