県内企業等の総売上高 ∼30兆7,250億円で全国第7位∼

グラフで見る埼玉県のすがた ⑪
県内企業等の総売上高
250億円で全国第 7 位∼
∼30兆7,
産業別県内企業等の売上高割合
学術研究、
専門・技術サービス
3%
その他
14%
運輸・郵便業
4%
全国で上位を占める産業
(売上高)
卸売・小売業
28%
金融業・保険業
6%
全国3位 「医療・福祉」
3兆0,055億円
全国3位 「金融業、保険業」
1兆9,868億円
全国5位 「不動産業、物品賃貸業」
建設業
9%
8,447億円
全国5位 「学術研究、専門・技術サービス業」 1兆0,122億円
製 造 業
26%
医療・福祉
10%
(%)
50
産業別の付加価値率
48.8
39.4 38.5 38.4 37.8
37.5 36.2
40
30.2
30
26.7 26.5 25.8
22.3 21.7 21.4 21.1
県 平 均 23.6
17.1 16.0
20
全国平均 18.4
10
電気・ガス・熱供給・水道業
卸売業、小売業
製造業
「付加価値率」
=
「付加価値額」
÷
「売上高」
×100
建設業
金融業、保険業
生活関連サービス業、娯楽業
農林漁業
医療、福祉
鉱業、採石業、砂利採取業
不動産業、物品賃貸業
運輸業、郵便業
情報通信業
複合サービス事業
サービス業
︵他に分類されないもの︶
宿泊業、飲食サービス業
学術研究、専門、技術サービス業
教育、学習支援業
0
(出所:平成24年経済センサス)
県内の経済や産業の規模を示す様々な指標があるが、今回は「経済の国勢調査」と言われ、
平成21年から始まった経済センサスの平成24年調査から県内企業等の総売上高を概観する。県
内に本社を置く法人や個人経営の事業所、
「企業等」の売上高の合計は30兆7,
250億円で全国第
7位となっている。
産業別の内訳は、卸売業、小売業が最も大きく8兆5,
783億円で全体の27.
9%を占めている。
次いで製造業が7兆9,
240億円で25.
8%、医療、福祉が3兆55億円の9.
8%の順となっている。
県内産業の特徴を全国と比較すると、医療、福祉や金融業、保険業が全国第3位、不動産業、
物品賃貸業と学術研究、専門・技術サービス業が同5位となっている。
企業の生産活動によって新たに生まれた価値を付加価値額という。産業別に売上高に対する
付加価値額の割合を見ると、教育、学習支援業が最も高く48.
8%となっている。県内の平均付
加価値率は23.
6%と全国平均の18.
6%を大きく上回っている。