日本 人口:127,352,000(2010年時点) 高齢化率:22.7%(2010年時点) EPA3国 インドネシア 人口:240,676,000(2010年時点) 高齢化率:5.6%(2010年時点) フィリピン 人口:93,444,000(2010年時点) 高齢化率:3.6%(2010年時点) ベトナム 人口:89,047,000(2010年時点) 高齢化率:6.0%(2010年時点) タイ 人口:66,402,000 (2010年時点) 高齢化率:8.9%(2010年時点) ミャンマー 人口:51,931,000 (2010年時点) 高齢化率:5.2%(2010年時点) インド 中国 人口:1,205,624,000(2010年時点) 高齢化率:4.9%(2010年時点) 人口:1,359,821,000(2010年時点) 高齢化率:8.2%(2010年時点) 人口ピラミッドと高齢化率 看護師数 1,445,516人 ※2014年時点 488,434人(看護師+助産師) ※2010年時点 465,662人(看護師+助産師) ※2010年時点 68,527人(看護師) ※2010年時点 145,353人(看護師) ※2008年時点 41,424人(看護師+助産師) ※2010年時点 1,430,555人(看護師+助産師) ※2010年時点 1,854,818人(看護師+助産師) ※2010年時点 あり 看護師、准看護師2種類の資格 ※保健師、助産師資格もあり、別途教育を受けた看護 師が受験資格を有する。 国家試験あり 看護資格は、3年毎に更新が必要 ※2007年時点 ・国家試験なし ・国家資格。5年毎に更新が必要(要件:DiplomaⅢの コースを卒業していること)。 ※2007年時点 ・国家試験なし ※JNA国際部調査によると「2012年度から導入予定」と の記載があるが、有識者(AHPネットワークス、ベトナム 駐在の医療関係者)へのヒアリングによると2014年8月 時点で国家試験は導入されていないとのこと ・指定の教育機関の卒業試験に通れば有資格者とみな される ・国家試験あり 年3回実施。試験に不合格の場合はNurse Aid(看護助 手)として勤務 ・1997年以降、看護婦の資格は5年ごとに更新が必要 ・3種類の看護師 1.テクニカルナース(2年の教育を受けた者。現在は育 成されていない) 2.プロフェッショナルナース(4年間のBSNの教育を受 けた者)=主流 3.アドバンストプラクティスナース(APN。修士の教育を 受けた者。専門分化している) ・国家試験なし。教育機関の卒業試験。 ・国家資格(Temporary Licence)。2年毎に更新が必 要。 ※2011年時点 ・資格試験あり ・州資格。更新制度は、州により運営が異なる。 ※2008年時点 ・国家試験あり ・看護資格は、2年毎に更新が必要(要件:毎年25単位 の継続教育を履修していること)。 ・中国の看護教育課程には博士課程 (3-4年制)、修士 課程 (3年制)、本科 (4-5年制大学)、大専(高等専門教 育 3年制で日本の短大に相当)、中専(中等専門教育 34年制で日本の専門学校に相当)が存在する。 ・中国の看護師には「護士」と「護師」という呼称の区別 がある。 ※2007年時点 ・4年課程(看護系大学):234校 ・3年課程:773校 ・2年課程:193校 ・5年一貫教育:77校 (准看護師:243校) ※2013年時点 専門学校もあるが、 大学での教育が主流であり、 看護 大学の数は500校超 ※2008年時点 ・初級職業訓練校:3校(9か月間) ・中級医療学校:56校(2年間) ・医療短期大学:18校(3年間) ・大学:15校(4年間) ※2007年時点 ・大学:65校 ・修士課程:11校 ・博士課程:8校 ※2005年時点 ・大学:2校 ・看護専門学校:23校 ・助産師専門学校:20校 (・看護助手養成校(私立):100〜150校) ※2014年時点 ・看護・助産専門学校(3.5年課程)2,287校 ・看護課程のある大学(4年課程)1,502校 ※2011年時点 ・看護学教育課程を有する大学:133校 ・修士課程を有する大学:65校 ・博士課程を有する大学:22校 ※2004年時点 看護師:12年間の基礎教育修了後、3年以上 准看護師:9年間の基礎教育修了後、2年以上 10年間の基礎教育修了後、大学(4年間)の学士教育 D3の養成機関が434校と最多で、実際に病院で勤務し ている看護師数もD3が最も多い ・SPK(高校卒業レベル):12校 ・D3(専門学校):434校 ・S1/BN(学士):226校 ・S2/MN/Specialist(修士):2校 ・S3 Doctor(博士):1校 ※2008年時点 12年間の基礎教育修了後、 ・専門学校(3年) ・大学(4年+インターンシップ)での教育 12年間の基礎教育修了後 ・医療専門学校(2年課程)、 ・医療短期大学(3年課程)、 ・大学(4年課程)での教育 ※2007年時点 4年間のBSN(看護学士)教育 ・高校卒業後、専門学校(3年)もしくは大学(4年)での 教育 ※2011年時点 12年間の基礎教育修了(17歳以上35歳以下)後、 ・専門学校(3.5年) ・大学(4年)での教育 ※2008年時点 ①高校卒業後、短大(3年間)もしくは大学(5年間)の教 育 ②中学卒業後、中等専門学校(4年間)での教育 ※2013年時点 <看護師(3年課程)> 合計:97単位以上 講義:74単位以上 実習:23単位以上 <看護師:大学(4年課程)> 合計:202単位 講義:146単位 演習:10単位 実習:46単位 <看護師D3(3年課程)> 合計:110~120単位 <看護師:医療短期大学(3年課程)> 合計:152単位 講義:77単位 実習:66単位 国防:9単位 <保健省提示プログラム> 合計:140単位 一般教育:33単位 看護専門科目:28単位 専門看護:74単位 その他 選択科目 不明 不明 不明 <看護師(3年課程)> 合計:3,000時間以上 講義:1,965時間以上 実習:1,035時間以上(45時間/単位) <看護師:大学(4年課程)> 合計:5,500時間 講義:2,664時間(概ね18時間/単位) 演習:540時間(54時間/単位) 実習:2,346時間(51時間/単位) <看護師D3(3年課程)> 例)ムハマディア大学D3課程の場合 合計:4,132時間 講義:986時間(74コマ×週50分×4か月で計算) 演習:1,680時間(42コマ×週150分×4か月で計算) 実習:1,466時(22コマ×週250分×4か月で計算) <看護師:医療短期大学(3年課程)> 合計:3,120時間 講義:1,155時間 実習:1,830時間 国防:135時間 <看護師:大学(4年課程)> 例)マヒドン大学看護学部カリキュラム 合計:4,216時間 講義:1,672時間 実習:2,544時間 ※上記に加え、別途自己学習時間の設定あり <看護師:大学(4年課程)> 合計:5,088時間 講義:2,525時間 実習:2,563時間 <看護師:大学(4年課程)> 合計:6,580時間 講義2,160時間 実習3,310時間 インターンシップ1,110時間 <看護師:大学(5年課程)> 合計:2,396時間(39科目) <看護短期大学(3年課程)> 1,372時間 <専門学校(4年課程)> 1,689時間 ○:あり 例)THE TAMIL NADU DR.M.G.R. MEDICAL大学カリ キュラム 臨地実習1500時間(うち病棟実習1,160時間)+イン ターンシップ(1,740時間) ○:あり 看護師国家資格受験要件:8か月以上の臨床実習と なっている。 例)南京医科大学看護学科の場合 見学実習、看護技術基礎実習(技術項目毎に1回実 施)、基礎実習(1~3か月)、専門実習(6か月)に分か れている。 看護師各制度(国家資格) 教育機関数 教育年数 カリキュラム単位数 カリキュラム時間数 ○:あり <看護師(3年課程)> 1,035時間以上 例)ムハマディア大学の場合 D3(4年課程):119単位 S1(4年課程):147単位 ○:あり 2,346時間 ○:あり 18単位 ○:あり 1,830時間 ○:あり 例)マヒドン大学看護学部カリキュラム 臨地実習2,544時間(うち病棟実習1,536時間) 例)ムハマディア大学の場合 D3:1,466時間 (22コマ×250分×4か月で計算) 臨地実習 ○:あり <看護師(3年課程)> 4単位+臨地実習4単位(180時間) 老年看護教育 △:学校による 例) ・フィリピン大学など個別大学のカリキュラム上は、老年 看護学あり。102時間(講義+実習)。 ・サントトーマス大学は無し。 ・高等教育委員会が公示する基本カリキュラム上は、領 域ごとの表記なし。 ○:あり D3:講義と実習ともに1単位ずつ S1:不明ながら、D3よりも充実している模様 <看護師:専門学校(3年課程)> 合計:4,600時間 講義:2,078時間 実習:2,522時間 ○:あり <看護師:大学(4年課程)> 実習:2,563時間 <看護師:専門学校(3年課程)> 実習:2,522時間 ○:あり 例)医療短期大学カリキュラムの場合(3年課程) 老年保健管理:講義15時間、実習45時間 リハビリテーション:講義15時間、実習45時間 例)ムハマディア大学の場合 D3:老年看護学2単位 S1:カリキュラム上、記載なし (看護学Ⅰ~Ⅲという科目名に含まれている模様) △:学校による 学校による ・保健省より提示されている統合カリキュラムにはない ・Boromarajonani College of Nursing Nopparat Vajira (BCNNV)には老人看護学の科目あり。 ・博士課程の研究領域には「高齢者」がある。 ×:なし ・国立看護大学2校が公示するカリキュラムには老年看 護の記載なし。小児、成人、地域の領域のみ。 ・APNは、小児、精神、救急、口腔ケア、歯科衛生の領 域 △:学校による ・ない大学が多い。学校に応じて特色あり。 例)タミル大学の場合 9時間(講義のみ) 例)ケララ大学 高齢者向けクリニックでの実習のみ ・インド看護評議会が認定した看護大学のカリキュラム 上、なし。小児、助産、成人、精神、地域領域のみ。 △:学校による ・概念はあり。 ・但し、統一的な基準はなく、大学毎の格差が大きい。 大学によっては、老年看護学が無い場合も多い。 △:学校による 大学(5年課程):あり 科目名:精神看護学(時間数は不明) 看護短期大学(3年課程):なし 専門学校(4年課程):なし University of Indonesia(S1)では講義、実習ともにあり ○:あり 4単位+臨地実習2単位(90時間) 精神看護教育 認知症看護は、老年期に特有の心身障害として、老年 看護学で扱われることが多い 出所 ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・日本看護協会 看護統計資料室 ・看護師等養成所の運営に関する指導要領 (厚生労働 省) ・看護師等学校養成所における教育内容等について (厚生労働省) ・ヒアリング ○:あり ・高等教育委員会が公示する基本カリキュラム上、記載 あり。 科目名:Care of Clients with maradaptive pattern of behavior(社会適応障害のある人への看護) 講義:72時間、実習102時間 ・サントトーマス大学も有り。 同科目において、認知症の取り扱いあり。 (時間数は不明) △:学校による △:学校による 例)ムハマディア大学の場合 医療短期大学(3年課程):あり D3:講義4単位、実習2単位 S1:カリキュラム上、記載なし (看護学Ⅰ~Ⅲにという科目名に含まれている模様) University of Indonesia(S1)では講義、実習ともにあり ○:あり 講義:週3時間(+自己学習時間9時間) 実習:週8時間 例)マヒドン大学看護学部カリキュラム 講義:36時間、実習:1か月間(週8時間) ○:あり <看護師:大学(4年課程)> 講義:128時間、実習288時間 <看護師:専門学校(3年課程)> 講義:40時間、実習110時間 ○:あり インド看護評議会が認定した看護大学のカリキュラム 上、記載あり。 科目名:Mental Health Nursing 講義:100時間、実習:300時間、インターンシップ:95時 間 認知症の取り扱い有無については、取り決め無し 認知症の取り扱いは無し University of Indonesia(S1)では講義、実習ともにあり 認知症の取り扱い有無については、取り決め無し 認知症の取り扱い有無については、取り決め無し 認知症の取り扱い有無については、取り決め無し 認知症の取り扱い有無については、取り決め無し ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・WHO「World Health Statistics 2011」 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・川口 貞親 「日本、 フィリピン、 インドネシアの看護教育カリキュラム の比較」 ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・WHO「World Health Statistics 2011」 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・笹川平和財団 「始動する外国人材による看護・介護」 ・川口 貞親 「日本、 フィリピン、 インドネシアの看護教育カリキュラム の比較」 ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・Thailand nursing and midwifely council ・松下光子 「タイにおける看護および看護教育の現状」 ・兵頭慶子 「タイにおける看護教育事情 」 ・髙田谷久美子 「タイ研修報告:タイ王立ボラマラジョナニノパラートバジ ラ看護大学を訪問して」 ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・Global Note ・WHO「World Health Statistics 2011」 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・MYANMAR NURSE AND MIDWIFE COUNCIL 「Recognized Nursing and Midwifery Training Institutions in Myanmar」 ・看護大学(Yangon)HP ・看護大学(Mandalay)HP ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・WHO「World Health Statistics 2011」 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・国際看護交流協会 「国際看護(2012年7月号)」 ・インド看護評議会 ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・WHO「World Health Statistics 2011」 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・大阪府立大学 「日中看護交流から見えてきたもの」 ・ヒアリング ・Department of Economic and Social Affairs ・World Population Prospects, the 2010 Revision ・2012年版ベトナム統計集 ・日本看護協会 「看護師の教育規制」 ・AHPネットワークスヒアリング ・JICA 「ベトナム社会主義共和国保健セクター分析報告書」 ・AHPネットワークス 「看護教育カリキュラム」 ・ヒアリング 87
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