平成28年度事業計画書 本協会は、求職者の就職支援と産業界の労働力確保を目的として、下記のとおり事業を行う。 Ⅰ.概ね30代までの若者と企業とをつなぐ事業(公益目的事業1) [ 126,187千円 ] 概ね30代までの職を求める若者を対象に、職業観形成から就職後の定着促進に至るまで、相談・助言 や情報提供、セミナー等により就職に関する支援を行うとともに、若年労働力の確保という地元産業界の 要請に応えるため、企業人事担当者を対象としたセミナーを開催する。また、交流会、合同会社説明会・ 面接会等の開催により、求職者と企業とのマッチングを図る。 1.相談・助言 (1)個別就職相談 就職支援専門員(アドバイザー)による就職相談を若者しごとサポー (総括・コーディネート) トセンターと30代チャレンジ応援センターにおいて実施。 (2)個別企業相談 雇用促進アドバイザーによる未充足求人を抱える企業等の正規雇用 (直接実施) に関する相談を正規雇用促進企業支援センターにおいて実施。 2.研修・セミナー (1)求職者向け ①地元企業紹介事業(直接実施) 地元企業魅力発見授業 地元の企業経営者等を講師として招き、学生を対象に社会や仕事、地 元企業の魅力などに対する理解向上を図るための授業を開催。 地元企業魅力体験見学会 県内企業の見学や、経営者等との意見交換を通して、学生に働くこと の意義や地元企業の魅力を伝える見学会を開催。 座談会 企業経営者等と学生が意見交換を行う座談会を開催。 ②センターにおける各種就職活動研修・セミナー(総括・コーディネート) 個別就職相談事業利用者が就職活動に必要な知識や技能を習得するための各種の研修やセミナー を月替わりや日替わりでテーマを変更して開催。 ③高校生向け出前型講習会(直接実施) 就職を希望する生徒の就職活動に対する不安や悩みを解決するための面接対策を高校に出向いて 実施。また、内定者に対しては、高校卒業後のスムーズな移行と早期離職防止を目指し、入職前の 心構えや不安を解消するための講習を高校に出向いて実施。 ④訪問型大学生等就活支援事業(総括・コーディネート) 大学等に出向き個別就職相談を実施するとともに、個人面接や集団面接などを想定した個別やグル ープでの面談訓練を実施。また、就職活動の流れや企業研究の方法など就職準備講座を行う。 ⑤出前型就職活動セミナー(総括・コーディネート) 就職活動セミナー・ビジネスマナー・集団面接訓練等就職活動に対する不安解消や就職活動の技 術的支援を学校に赴き実施。 ⑥市町村と連携した就職促進セミナー(総括・コーディネート) 「就職活動の進め方」、「履歴書の書き方」、「面接対策」等をテーマにしたセミナーを市町村等実施 地区の関係者と協力・連携して実施。(県内15地区) ⑦新入社員向け職場定着促進セミナー(総括・コーディネート) 概ね入社後1年の若手職員の職場での円滑な人間関係の構築を図り、就業継続の動機づけとなるコ ミュニケーショントレーニングやストレスマネジメント対策セミナーを実施。 ⑧デジタルコンテンツクリエーター育成事業(総括・コーディネート) 40歳未満の求職者が情報関連産業へ就職するためのWEBやCGデザインの技能を身につける ための講座を開催。 (2)企業人事採用担当者向け ①若手指導者向け職場定着促進セミナー(総括・コーディネート) 若手社員の指導的立場の社員に対して、若手社員を中心とした問題の解決方法を伝え、若手社員の 離職を防ぐことを目的としたセミナーを開催。 ②採用力向上セミナー(直接実施) 採用担当者向けに採用活動に当たってのノウハウやヒント等を伝えるセミナーを開催。 (3)事業主向け 事業主向けセミナー(直接実施) 助成金センター等と連携して、正規雇用の拡大促進に資するセミナーを開催。 3.合同会社説明会・面談会等 (1) 高校・高校生向け ①高校教員と地元企業の交流会(直接実施) 高校生の進路選択に大きな影響を与える教員を通じて、生徒の地元企業への関心を深めるための 高校教員と地元企業との交流会を実施。 ②新規高卒者就職面談会(直接実施) 就職未内定の高校生を対象に、県内4地区で面談会を開催。 (2) 大学等新卒者向け ①大学等合同会社面接会(直接実施) 県や国及び関係機関と連携して大学卒業予定者等を対象に合同会社面接会を実施。 ②学生就職バックアップガイダンス(直接実施) 大学生等向けに、就職活動に対する心構えなど、就職活動の基礎知識を習得させる大型(500名規 模)のガイダンスを実施。 ③大学等と地元企業の就職情報交換会(直接実施) 大学等の就職指導担当者が学生の就職活動を支援するに当たり、学生に地元企業の魅力を伝える ことができるよう、大学等の就職指導担当者と地元企業の情報交換会を開催。 ④就職応援フェア「合同会社説明会等」(直接実施) 多くの若年者が地域の企業情報を直接収集できる機会を提供するため、合同会社説明会を実施。 ⑤学内合同会社説明会(直接実施) 多くの若年者が地域の企業情報を直接収集できる機会を提供するため、大学等で合同会社説明会 を実施。 (3) 既卒者~30代向け ① 合同会社説明会・面談会(総括・コーディネート) 求人企業と求職者のマッチングを目的とした合同会社説明会・面談会を開催。 ② 就職応援フェア(直接実施) 前年度3月に学校を卒業した未内定者や既卒3年以内の者を対象とした合同会社説明会を開催。 4.情報提供(直接実施) (1) 就活読本の作成・配布 卒業年次前の学生に配布のため就職活動に必要な冊子を作成・配布 (2) ホームページの管理・運営 (若者しごとサポートセンター・30代チャレンジ応援センター・正規雇用促進企業支援センター) (3) 各種リーフレットの作成・配布 (センターリーフレット、内定者向けリーフレット、わかジョブリーフレット等) (4) 採用動向調査の実施 会員企業を始めとした県内企業の採用計画を調査し、その結果を広く公表 Ⅱ.中高年齢者の就職を支援する事業(公益目的事業2) [ 34,088千円 ] 離職期間が長期化する傾向にある概ね40歳から64歳までの中高年求職者に対して、中高年就職支援 センター等において、個別就職相談、職種別セミナー・資格取得講座の実施などを行うことにより、早期 の再就職を支援する。 1.相談・助言 (1)個別就職相談 (総括・コーディネート) 就職支援専門員(アドバイザー)による職業相談、モチベーションの 維持・向上及び意識改革によるミスマッチの解消など、求職者の状態 に応じた個別就職相談を中高年支援センターで実施。 (2)出前相談 センターを利用できない求職者のために、県内のハローワークや市町 (総括・コーディネート) 村等に出向いて個別就職相談を実施。 2.講座・セミナー (1) 職種別セミナー・講座の実施(総括・コーディネート) ① 介護職員初任者研修 ② フォークリフト運転技能講座 仕事理解を深めるための基礎的なセミナー ③ ビルメンテナンス(マンション管理) や資格取得が可能な講座を実施。 ④ 販売・接客(サービス業) ⑤ 警備 (2) 就職支援(基本)セミナー(総括・コーディネート) 求職者本人が自力でかつ短期間に就職できるよう実践のノウハウを提供するためのセミナーを県 内各地域で開催。 3.個別企業面接会(総括・コーディネート) 中高年求職者の雇用が見込まれる企業を選定し、センターにおいて個別企業面接会を実施。 4.事業主向け個別相談の実施(総括・コーディネート) 事業主からの中高年人材活用に関する個別相談を予約制で実施。 5.情報提供(直接実施) (1) ホームページの管理・運営 (中高年就職支援センター) (2) 各種リーフレットの作成・配布 Ⅲ.70歳現役応援センター事業(公益目的事業3) [ 63,215千円 ] 70歳現役応援センターにおいて、高齢者の就業等の場の拡大、高齢者に対する社会参加の支援・啓発 等を行い、高齢者が年齢に関わりなく職場や地域で活躍できる選択肢の多い70歳現役社会づくりを推進 する。 1.相談・助言 個別相談 (総括・コーディネート) 高齢者のための相談窓口を設置し、多様な選択肢を提供するとともに、就業・社会参加に関する個別 相談業務の実施。 2.講座・セミナー(直接実施) (1) 企業向けセミナー 企業経営者、人事担当者を対象に、高齢者雇用のメリットや勤務制度改善のノウハウ等に関する説 明会の開催。 (2) 従業員向けセミナー 主に40歳代、50歳代の従業員を対象に、生涯現役で活躍し続けるために必要な準備や意識改革等 に資する説明会の開催。 (3) その他各種セミナー 「70歳現役社会」推進するための各種セミナーの開催。 3.企業開拓(総括・コーディネート) 県内企業を訪問し、70歳まで働ける企業数の拡大や、高齢者向けの求人を開拓。 4.合同説明会(総括・コーディネート) 高齢者の就業・社会参加の機会を提供するため、県内各地で企業やNPO・ボランティア団体と高齢 者とが出会う合同説明会を開催。 5.職域発掘・創造事業(総括・コーディネート) 高齢者向けの職域拡大を図るため、介護分野における高齢者活用手引きを作成し、介護分野に特化し た求人開拓・マッチングを実施するとともに、シニアのための介護を学ぶセミナーを開催。 6.情報収集(総括・コーディネート) 高齢者が働ける企業、高齢者の求人をしている企業、高齢者が活動し易いNPO・ボランティア団体 等の情報収集を行う。 7.情報提供(直接実施) (1) ホームページの運営 (70歳現役応援センター) (2) 各種リーフレットの作成・配布 Ⅳ 法人運営(公益目的事業以外) 法人運営のために必要な会議の開催。 1.定時総会 年1回開催予定(5月) 平成27年度の事業報告を行い、収支決算について会員の承認を得る。 2.理事会 年2回開催予定(5月・3月) (1)5月開催 平成27年度の事業報告と収支決算について理事会の承認を得る。 (2)3月開催 平成28年度の事業計画と収支予算について理事会の承認を得る。
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