フィリピン高度介護人材発掘ツアー募集概要 主催:一般社団法人高度国際人材開発センター 協賛:ブラカン州政府・ フィリピン労働雇用省技術教育技能教育庁 旅行企画・実施 双日ツーリスト株式会社 2015年3月 ツアーの企画背景 我が国は、 2008 年(平成 20 年)の総人口 1 億 2,808 万 4,000 人をピークに人口減少へと向かっており、 2030 年 (平成 42 年)の 1 億 1,662 万人を経て、 2048 年(平成 60 年)には 1 億人を割って 9,913 万人となり、 2060 年 (平成 72 年)には 8,674 万人になるものと見込まれています。 又、高齢化率(高齢人口の総人口に対する割合)は 2010 年(平成 22 年)の 23.0 %から、 2013 年(平成 25 年) には 25.1 %で 4 人に 1 人を上回り、 50 年後の 2060 年(平成 72 年)には 39.9 %、すなわち 2.5 人に 1 人が 65 歳 以上となることが見込まれています。 その意味では介護業界の果たすべき役割はより大きくなることは間違いありませんが、昨今の有効求人倍率の上昇 により、人材の確保は更に厳しくなることが予想されます。 このような状況下で 2025 年には少なくとも 100 万人の介護人材が不足されると見込まれる介護業界。 技能実修生への職種指定を始め、海外人材の導入は最早避けては通れない状況です。 当社団は、単に安価な労働力としての海外人材の導入ということではなく、これからの介護業界に必要とされる高 度な海外人材を“業界自らが育成していく手立て”を考えることを目的に設立されました。 このたびのツアーを通して、これまでに当社団が進めてきた海外高度人材の導入スキーム“インターナショナルケア ナース”構想の進行現場(送り出しソース)をご覧頂き、現地カウンターパートとの信頼関係は勿論のこと、州政府 、関係省庁の力強いバックアップ体制を実感して頂ければと思います。 “ インターナショナルケアナース”構想にご賛同頂ける法人様は当社団へご参加頂いた後には、皆様のニーズに対応 した人材をスクリーニングした上で国内外において”インターナショナルケアナース“として育成代行を行った後に 、皆様のもとへお送りする運びとなっております。 2015 日本の人口ピラミッド インターナショナルケアナース わが国とは対極に位置し、インドと並んで理想的な人口ピラミッドを描くフィリピンのマンパワーはアジアの中で も特筆すべきものがあります。 ” インターナショナルケアナース”構想とはフィリピンにおいて実務経験を有する看護師を日本の介護福祉専門学校 での学習と受入先施設の実地研修を通じて、これからの日本の介護業界を担う医療知識を持った介護のスペシャリ スト(介護福祉士)として育成して行こうという構想です。 “ インターナショナルケアナース”の提唱者であり、当社団の中核団体でもある市原寮では枯渇する介護人材の供給 源として、若年層が厚く、且つ年間 6 万人前後の看護人材を輩出するフィリピンにいち早く着目し、これまで人材 開発の検証をフィリピン各地において進めて参りました。 この度はその検証の集大成である“インターナショナルケアナース”構想の発足宣言をブラカン州政府・赤十字・労 働雇用省技術教育技能教育庁の立会いの下で行う運びとなりました。 尚、今回のツアーでは”インターナショナルケアナース”の発足式を始めとして、候補者の身元を保証するブラカン 州との交流、日本語教育、介護、看護の教育現場の視察を始め、インターナショナルケアナースが帰国を選択した 場合の受け皿として、有料老人ホーム(リタイヤメントハウス)用地の視察も予定しております。 ブラカン州知事 豊富な看護師育成ソース 建設中のタナイリゾート 2015 フィリピンの人口ピラミッド 視察先の情報 関空からマニラまで約4時間 25 分という ASEAN で最も身近な距離にあるフィリピン。 人口面での有望性は前述致しましたが、現アキノ政権になってから ha 経済も安定し3年の経済成長率も6%を常に安 定して超えております。 2013 年7月度のフィリピンの総人口は1億 572 万人。 2023 年には日本の人口を超えてくると予測されています。 この1億人の 10 %がフィリピン国外で就労しているという世界にも例のない人口輸出大国で、 GDP の実に 10 %がこ の OFW ( Overseas Filipino Workers )がアメリカ・欧州・アジア圏で活躍することによって支えられています。 又、フィリピン人の約 90 %が、敬虔なカトリック教徒で両親を敬い目上の人を大切にする精神はここに根ざしていま す。加えて ASEAN 諸国の中でも、就学率が非常に高く、初等教育が96%以上、短大まで合わせた大学進学率も3 0%程度と他のアジア各国と比べてもトップクラスです。 そして、今回の人材教育拠点になるブラカン州は、フィリピンの北部のルソン島という大きな島にあり、マニラ首都 圏( METRO MANILA )に北接する中部ルソンという地方という好立地にあり、広大な土地と人口(290万人。8 1州中2番目)を有するため、マニラへの多数の労働者と農産物の提供州になっています。 州都のマロロス市は、1889年にスペインから独立宣言をした当時の首都であり、舞台となった歴史的建造物バラ ソアイン教会が現存し、地元民の誇りとなっています。 ブラカン州政府 パラソアイン教会 ツアー行程案 日次 1 日付 都市名 交通機関 時刻 4 月 18 日 大阪(関空) PR407 9:55 関西✈マニラ 朝 -X 13:20 マニラ到着 昼 - 機内 午後 専用車にてマロロスへ(所要時間 2 時間~ 3 時間) 夕刻 マロロス到着 本件プロジェクト現地関係者との交流会 終日 タナイリゾート+リタイヤメントハウス用地の視察 朝 -○ インターナショナルケアナース候補者との交流 昼 -○ マニラ (土) 専用車 行 程 食事 マロロス泊 2 4 月 19 日 マロロス 専用車 (日) 夕-〇 マロロス泊 3 4 月 21 日 マロロス 専用車 終日 インターナショナルケアナース発足式 朝 -○ 日本語教育現場見学 (月) 昼 -○ 技術訓練校・大学視察 夕-〇 マロロス泊 4 4 月 22 日 マロロス 専用車 午前 ブラカン州(知事)表敬訪問 朝 -○ 専用車にてマニラ(マカティ)へ 2 時間 (火) マニラ 午後 技術教育・技能教育庁(長官)表敬訪問 昼 -○ 夕-〇 マニラ泊 ( マカティ―地区) 5 4 月 23 日 マニラ 専用車 マニラ PR408 (水) 大阪(関空) ホテルチェックアウト後自由行動(グリーンベルト SC 等) 朝 -○ 専用車にて空港へ 昼 - 機内 14:35 マニラ✈関西 夕 -× 19:20 関西到着 ・行程案は現在調整中につき、予定が変更する場合があります。 ・利用予定航空会社: PR フィリピン航空 ・利用予定ホテル:リゾートクラブロイヤル (Malolos Resort Club Royale) 又は 同等クラス ニューワールドホテル・マカティ (New World Hotel Makati) 又はデュシタニホテル (Dusit Thani Manila) 等同等クラス ◆+A31:G55 旅行実施日: 2015 年 4 月 18 日 ( 土 ) ~ 4 月 22 日 ( 水 ) 4 泊 5 日 ◆ 旅行代金: 250,000 円 ( お一人様一室利用 ) 最少催行人員 ★ 添乗員なし、現地日本語ガイドがご案内いたします。 ・旅行代金に含まれるもの (1) 交通費 旅行日程表記載の(エコノミークラス航空運賃、バス代)運賃料金 (2) 空港税他 燃油サーチャージ、航空保険料、関空使用料、マニラ空港税 (3) 宿泊費 旅行日程表記載の宿泊料金 (1 人 1 部屋 ) 、税、サービス料 (4) 食事代 旅行日程表記載の食事代 ( 朝 4 、昼 3 、夕 4) 、税、サービス料 (5) 入場料 旅行日程表記載の(入園、入館、拝観等)入場料 (6) ガイド代 1 日目マニラ空港到着~ 5 日目マニラ空港出発まで (7) 旅行計画にかかる企画料金 ・旅行代金に含まれないもの (1) 旅行日程表記載以外に行動される場合の交通費、宿泊費、飲食費等 (2) 現地視察費用、レセプション費用 (3) 個人的性格の諸費用(電話代、追加飲食代、チップ等) (4) 超過手荷物料金 (5) 任意の旅行傷害保険料 (6) 宿泊の追加部屋を希望される場合の料金 パスポート残存はフィリピン観光目的で無査証の場合は入国時 6 ヶ月+滞在日数が必要です。 旅行企画・実施 双日ツーリスト株式会社 東京営業部 ※ 別添付のお申し込み用紙に必要事項をご記入の上、 FAX 番号 020-4666 - 9580 (社)高度国際人材開発センター 担当:藤野宛にご送付ください。 お問い合わせ先: 075 - 361-0624
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