ソフトウェアのサポートに関する業務委託契約書

ソフトウェアのサポートに関する業務委託契約書
1.対象ソフトウェア
2. 契約期間 年
月
日∼
年
月
日
※甲乙間で別途締結する「使用許諾」における対象ソフトウェアの電話によるユーザ
ーサポート(無償)期間(購入日から購入月を含む2ヶ月)終了後から1年間とする。
3. 契約金額 年額金
円(消費税等別)
(以下「甲」という)とアルトリサーチ株式会
社(以下「乙」という)とは、次の条項により業務委託契約(以下「本契約」という)を締結する。
(本契約の目的)
第1条 甲は、本契約添付業務仕様書(以下「仕様書」という)に定める業務(以下「本業務」という)
を乙に委託し、乙はこれを受託するものとする。なお、本業務の内容等については仕様書に定めるとお
りとする。
(再委託)
第2条 乙は、甲の書面による事前の承諾を得た場合、本業務の全部又は一部を第三者(以下「丙」とい
う)に再委託することができる。この場合、乙は、丙との間の契約において、本契約に基づく乙の義務
と同等の義務を丙に負わせるものとする。
(権利・義務の譲渡の禁止)
第3条
甲又は乙は、相手方の書面による承諾がない限り、本契約上の権利義務の全部又は一部を第三者
に譲渡し、承継させ、又は担保に供してはならないものとする。
(契約期間)
第4条 本契約の契約期間は、頭書に記載のとおりとする。但し、契約期間満了の1か月前までに、甲乙い
ずれからも本契約を継続しない旨の意思表示がない場合、契約期間は当該契約期間満了日の翌日から更
に1年間自動的に延長されるものとし、以後も同様とする。
(請求・支払)
第5条 乙は、本契約の締結日(本契約が次年度以降に延長される場合、延長後の契約期間開始日)から
起算して14日以内に、頭書に定める契約金額にかかる請求書を甲に交付するものとする。
2. 甲は、前項の規定に基づき、乙から適正な請求書を受理した日の属する月の翌月末日までに、請求
書に記載された契約金額をその金額に課税される消費税相当額とともに乙の指定する金融機関の口座に
振込手数料甲負担で振り込むことによって、乙に支払うものとする。
(支払遅延利息)
第6条
乙は、甲の責に帰すべき理由により、前条に基づき甲が乙に支払うべき金額の全部又は一部が支
払われなかった場合、支払が遅延している日数に応じ、支払遅延利息として、支払延滞金額に対して年
14.6%の割合で計算した金額を甲に請求することができる。
(本契約の性質)
第7条 甲及び乙は、本契約が仕事の完成又は完全な結果の実現を約束する請負契約ではなく、善良なる
管理者の注意をもって、本契約の内容を実現するための合理的な努力を行うことを本旨とする準委任契
約であることに合意する。
(契約の解除)
第8条 甲又は乙は、相手方が本契約の各条項のいずれかに違反したとき、相手方に相当期間を定めて履行
をなすよう催告し、当該期間内に履行がないときは、書面による通知をもって本契約を解除することがで
きる。
2. 甲又は乙は、相手方に次の各号に定める事由のいずれかが生じた場合、何らの催告なしに、ただちに
本契約を解除することができるものとする。
(1) 正当な理由によらず、本契約に定める義務を履行する見込みがないとき
(2) 支払の停止があったとき、支払不能の状態に陥ったとき、手形交換所の取引停止処分を受けたとき
(3) 相手方自身が債務者となる仮差押え、保全差押え又は差押えの命令、通知が発送されたとき
(4) 破産手続開始、会社更生手続開始若しくは民事再生手続開始の申立てがあったとき、又は清算に入
ったとき
(5) 本契約に違反し、その違反によって契約の目的を達成することができないと認められるとき
(損害賠償)
第9条 甲又は乙は、本契約上の義務違反又は債務の履行により、相手方に損害を与えた場合、当該契約期
間にかかる契約金額を上限として、その損害を相手方に賠償する義務を負うものとする。なお、損害賠償
の範囲は通常生ずべき損害とする。
(解約)
第10条 甲は、本契約の契約期間中、解約日の3か月前までに、乙に書面通知することにより、本契約の全
部又は一部を解約することができる。この場合、乙は、甲から受領した契約金額を返還しないものとする。
(守秘義務)
第11条
甲及び乙は、情報の開示をした当事者(以下「開示者」という)の事前の書面による承諾なくし
て、本契約を通じて開示者から口頭、書面又は電磁的記録媒体を問わず秘密である旨を明示されたうえで
開示された技術上、営業上及び業務上の一切の情報(以下「秘密情報」という)を本業務の目的以外に使
用せず、第三者に開示、漏洩しないものとする。
2. 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当することを立証し得た情報については、秘密情
報に含まれないものとする。
(1) 秘密情報を開示された時点で既に公知であった情報
(2) 秘密情報を開示された後に公知となった情報
(3) 秘密情報を開示された時点で既に保有している情報
(4) 守秘義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
(5) 秘密情報によらずに独自に開発し又は知り得た情報
3. 本条の規定については、本契約の終了又は解除にかかわらず、その効力は消滅せず、本契約が終了し
た日から1年間有効に存続するものとする。
(反社会的勢力の排除)
第12条
甲又は乙は、自ら又はその役員が暴力団、暴力団関係企業、総会屋等の反社会的勢力(以下「反
社会的勢力」という)に該当しないことを表明及び保証するものとする。
2. 甲又は乙は、相手方が次の各号に該当する場合には、何らの催告を要せず、本契約を解除することが
できる。また、これにより解除者に損害が生じた場合には、当該相手方が賠償するものとする。
(1) 前項に定める表明又は保証が虚偽であったことが判明した場合
(2) 自ら又はその役員が、反社会的勢力と次のいずれかに該当する関係を有することが判明した場合
① 自らの経営が反社会的勢力によって支配される関係
② 自らの経営に反社会的勢力が実質的に関与している関係
③ 自ら又はその役員が反社会的勢力に資金を提供し、若しくは便宜を供与する関係、又は反社
会的勢力から資金の供与を受け、若しくは便宜を供与される関係
④ その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係
(3) 自ら又は第三者を利用して次のいずれかの行為を行った場合
① 脅迫的な言動又は暴力行為
② 法的な責任を超えた不当な要求行為
③ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
④ 風説を流布し、偽計又は威力を用いて、相手方の信用を殿損し、又は相手方の業務を妨害す
る行為
⑤ その他前各号に準ずる行為
(本契約の変更)
第13条
甲及び乙は、本契約の内容を変更する場合、甲乙記名押印した書面による変更契約を締結
するものとする。
(管轄裁判所)
第14条
甲及び乙は、本契約に関する紛争については、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一
審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。
(協議事項)
第15条
本契約に定めのない事項又は本契約の条項について疑義を生じたときは、甲乙誠意をもっ
て協議し、円満にその解決を図るものとする。
(準拠法)
第16条 本契約の成立、効力、解釈及び履行については、日本国法に準拠するものとする。
(契約の効力)
第17条 本契約の効力は、締結日にかかわらず、 年 月 日に遡って生じ
るものとする。
本契約締結の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各1通を保有する。
年 月 日
甲 乙 東京都江東区東陽五丁目30番13号 東京原木会館
アルトリサーチ株式会社
代表取締役 五十嵐 和信
業務仕様書
本契約第1条に基づき、甲が乙に委託する本業務の内容及び具体的遂行方法等は、以下のとおりとする。
1. 本業務の対象
本業務の対象は、乙から甲に使用許諾されている本契約に係る対象ソフトウェアとし、契約期間中にバージョンア
ップされた対象ソフトウェアも含むものとする。
2. 本業務の内容
本業務の内容は以下のとおりとし、以下に定めのない業務については、本業務に含まれず、乙が実施する義務を負
わないものとする。
(1) 電話による問合せ回答業務
乙は、甲からの対象ソフトウェアの操作説明に関する問合せ又は故障連絡を電話により受け付けるものとし、必要
に応じて、調査を行い、それに対する回答を電話にて行うものとする。
(2) 対象ソフトウェアに関する情報の提供業務
乙は、必要と認める場合、OSのバージョンアップ又は特許法の改正等による対象ソフトウェアのバージョンアップ
その他の情報を甲に提供するものとする。
(3)来社による説明業務
乙は、甲が希望する場合、契約期間中1回に限り、(上限50分以内)、甲が乙の会社に訪問することによって、甲か
らの対象ソフトウェアの操作説明に関する問合せを受け付けるものとし、必要に応じて、調査を行い、それに対
する回答を行うものとする。なお、甲がマイクロソフト製品その他の他社製品の説明を希望する場合、乙は最小
限の説明に留めることができるものとする。
3. 本業務の実施条件
乙が本業務を実施する条件は以下のとおりとする。
(1) 甲は、乙が本業務を実施するにあたり、問合せ又は故障連絡をする管理者(2名以内)を定めて、書面によ
り乙に通知するものとする。なお、甲は、1回に限り(ソフトウェアの使用方法を従前の管理者と同程度熟知して
いる場合、回数の制限はない)、管理者を変更することができるものとし、変更日の7日前までに、書面により乙
に通知するものとする。
(2) 甲は、対象ソフトウェアの故障もしくは不適切な使用又は本業務の実施に伴う対象ソフトウェアの稼動の停止
によるコンピュータ・プログラム及びデータの破棄、消滅に備え、自己の費用及び責任でデータバックアップ等の適
切な処置を講じておくものとし、乙はこれらデータ等の破壊、消滅について何らの責めも負わないものとする。但
し、乙は、破棄・消滅したデータの復旧を有償にて行うことができる場合がある。
(3) 甲は、乙による本業務の実施のために必要な範囲で対象ソフトウェアの運用を停止するものとする。
(4) 甲が対象ソフトウェアのバージョンアップ版を乙から購入する場合、本契約の契約期間中に限り、割引価格が
適用されるものとする。なお、甲は、自らの責任及び費用をもって、対象ソフトウェアのバージョンアップを行う
ものとする。
4. 免責
乙は、本業務の実施にあたり、以下の各号に該当する事項について、損害賠償責任その他一切の責任を負わないも
のとする。
(1) 乙が本業務の実施にあたり、甲と甲の顧客その他第三者との間で紛争が生じた場合
(2) 天災地変、戦争・暴動・内乱、輸送機関の事故、労働争議その他不可抗力により、本業務の実施に関する履行
の遅滞又は不能が生じた場合
(3) 甲が本契約に基づく義務を履行しない場合
(4) その他乙の責に起因すべき事由に該当しない場合
5. 業務実施時間帯
本業務の業務実施時間帯は以下のとおりとする。
平日10:00∼17:00
※平日とは、土日祝日、年末年始(12/29∼1/3)及び乙が別途指定する日を除いた日とする。なお、乙は乙が別途
指定する日を、その1か月前までに甲へ通知するものとする。
以 上