OSAKA UNIVERSITY FBS GLOBAL COE PROGRAM 2009 System Dynamics of Biological Function 大阪大学大学院生命機能研究科 グローバルCOE 高次生命機能システムの ダイナミクス 平成 年度 21 目次 ■ご挨拶 Table of Contents ― 2 Greeting ■ “ おもろい ” 研究をめざして Research Model FBS Colloquiums ー 2 ■ FBS コロキウム ー 3 ■ FBS 研究教育交流会 ー 3 The FBS Annual Symposium ■外国人研究者等の招へい ー 4 Foreign Visitors ■ GCOE 若手・学生研究交流合宿 The GCOE Retreat GCOE supported Meetings and Workshops ー 4 ■国際・国内集会およびワークショップの共催支援 ー 5 ■学生主催先端研究交流会 ー 5 GCOE supported Meetings and Workshops ■サマースクール ー 5 Summer School ■ GCOE 英語クラス ー 6 GCOE English Classes ■ジャーナルライティングクラブ ー 6 GCOE Journal Writing Club ■英語科学セミナー ー 6 English Science Seminar ■若手海外活動支援プログラム ー 7 Supporting Young Researchers to Study Abroad 「若手海外活動支援プログラムに参加して…」体験記 ●細胞ネットワーク講座 形態形成研究室、GCOE 特任研究員 土井真木子 ●時空生物学講座 心生物学研究室 博士課程4年 糸賀康人 ■研究紹介 ●ナノ生体科学講座 プロトニックナノマシン研究室、GCOE 特任助教 加藤貴之 1 List of GCOE supported Events ー 8 <研究の現場から> ■実施状況リスト ー 7 Examples of Research Topics ●時空生物学講座 心生物学研究室 GCOE 特任研究員 香取将太 ー 9 ー 11 ー 13 《ご挨拶》 生命機能研究科では、従来の生命科学の枠組みを越えた分野横断的な研究・教育を推進し、生命システム の統括的理解を目指すとともに、国際的に活躍できる若手研究者の育成に力を注いでいます。平成 19 年 度には文部科学省のグローバル COE プログラム(平成 19 年度〜 23 年度)に採択され、研究科の活動はいっ そう充実したものになっています。以下に生命機能研究科が行なっている様々な活動を紹介します。 Greeting In 2007, the FBS was awarded a five year Global Centre of Excellence Award (GCOE). The FBS is using this award to create a department that is looking to break from traditional research models for the life sciences by developing an interdisciplinary approach that not only conducts high quality science, but also produces the future scientists needed to conduct this high quality science. This brochure is a description of the many programs at the FBS designed to achieve this goal. “ おもろい ” 研究をめざして “ 異分野融合で「おもろい」研究を目指す ” が高く評価され、そしてそれが公式の 採択理由となっている。ここで我々が目指す “ おもろい ” は、理屈抜きに “ おもろい ” であり、感性で感じるものである。だから、何を “ おもろい ” と感じるかは、そ の人が普段接している環境や文化による。“ おもろい ” がどれだけの深みと広がり を持つかは文化のレベルによる。グローバル COE では、“ おもろいなあ ” と本人 が満足し楽しく研究する、 そして世界をも感激させる “ おもろい ” 研究が生まれる、 レベルの高い文化を生命機能研究科で育てたい。そのために、国内外からいろい ろなバックグランドや感性をもつ院生、そして研究者が集い、日常的に会話がな されるような環境づくりを目指したいと考えている。 大阪大学グローバル COE プログラム「高次生命機能システムのダイナミクス」 拠点リーダー 柳田 敏雄 Research Model Officially, the Global COE program is determined to produce exceptional research and researchers. We set to achieve this not only by making high impact discoveries and producing internationally sought researchers, but also to change how research is done. Our goal is to make the radical banal by continuously combining seemingly unrelated scientific fields to foster a research environment and culture that makes interdisciplinary, innovative research a daily activity. This will require us to view science not as a logical, pedantic process, but more as an imaginative art. Along with the objective standards used to define successful science, we seek to develop an environment where people feel their research and studies are both stimulating and, believe it or not, fun. Toshio Yanagida Leader Global COE Program "System Dynamics of Biological Function" Osaka University 2 《FBS コロキウム》 フロンティアバイオサイエンスコロキウムは、ひと月に一度の割合で、基幹・ 協力講座が交代で世話役となり企画・開催されています。外部から招いた講 演者と、ホスト研究室若手の講演などで構成されており、それぞれの回ごと に特色のある話題提供の場となっています。 また、講演後の意見交換会は、外部講演者の助言を仰いだり、参加者同士が 議論をするなど、活発な情報交換の機会としての役割を担っています。 FBS コロキウムの様子 FBS Colloquiums Every month, one lab from the FBS organizes a colloquium where lecturers from outside Osaka University and the organizing lab give consecutive lectures on a given scientific topic. The variety of scientific interests at the FBS means that the audience is given the opportunity to learn and discuss a multitude of research themes. After the lectures, the FBS is sure to give students and guest lecturers the chance to discuss the talks in an informal setting. 平成 21 年度 FBS コロキウムのポスター 《FBS 研究教育交流会》 生命機能研究科では、毎年、研究科全体の研究交流を深めることを目的として、全研究グループ(基幹講座、 協力講座、寄附講座、客員講座、兼任教員研究室など)が参加する FBS 研究教育交流会を催します。次年 度に入学予定の新入生も招待しての研究科の大きな行事の一つです。前半は年毎に様々な企画で若手や教 授が口頭発表し、後半は各研究室の活動を紹介するポスター会場での交流会で賑わいます。 The FBS Annual Symposium 第2部のポスター会場での Each year, the FBS holds a symposium 交流会の様子 financially supported by the GCOE that brings together the entire school. Here, presentations by young researchers and professors are followed by a large poster session where everyone is given the chance to discuss their work in an informal setting. 3 第1部の教授と学生による パネルディスカッションの様子 《外国人研究者等の招へい》 ●外国人研究者等セミナー 外国人研究者等セミナー(COE セミナー)では、月数回、さまざまな分野の第一線で活躍する海外の研究者 を招き、最新の話題・成果に関する講演を聴き、議論を通して理解を深めます。国際的な情報集積と情報発 信を盛んにするとともに、英語での討論の実践により国際的に活躍できる研究者育成のためにも必要な取り 組みです。 ●外国人研究者等滞在プロジェクト 外国人研究者等滞在プロジェクトは、共同研究等のために外国人研究者 • 学生を短期間招へいするプログラ ムで、主にグローバル COE の支援により行なっています。セミナーとは異なり、海外の研究者 • 学生がし ばらくの間研究室で一緒に過ごすので、研究科の学生や若手研究者にとっても国際交流 • コミュニケーショ ンのための良い機会となっています。 Foreign Visitors GCOE funds foreign researchers to visit the FBS to conduct collaborative research and give talks about their work, giving FBS members the opportunity to hear and discuss current research done throughout the world. 外国人研究者等滞在プロジェクによる共同研究の一風景 《GCOE 若手・学生研究交流合宿》 学生・若手研究員が企画・運営する合宿形式の研究交流会で、主にグローバル COE プログラムの支援を受 けて毎年開催されています。100 人規模の参加者が研究室を離れて近郊のセミナーハウスなどで、研究紹介、 融合研究を見据えたディスカッション、 学内外の講師を招いての講演などが行われます。平成21年度からは、 海外からも学生や若手研究者が参加し、国際的な雰囲気の研究交流合宿となりつつあります。 The GCOE Retreat Another example of GCOE financial support is the annual FBS retreat organized by students and young researchers. FBS members gather at an off-campus site for a couple of days to discuss their research and to meet other members of the school. Senior faculty do not attend. Students are completely responsible for the organization including inviting outside lecturers and group discussions. From 2009, GCOE has also funded the participation of young researchers from foreign institutes for the purpose of strengthening international collaborations. 平成 21 年度研究交流合宿風景/米国、英国、ドイツなど海外からも 12 名の学生、若手研究者が参加し、英語による研究交 流合宿が行われました(平成 21 年8月 24 ー 26 日、神戸・六甲山にて開催) 4 《国際・国内集会およびワークショップの共催支援》 《学生主催先端研究交流会》 分野融合研究の推進、若手研究者の育成を目的とし 学生が自分たちでテーマ、講師を選んで随時 て、GCOE を担当する研究室や若手研究者・大学院 開催する学生主催のセミナーです。講演の後 生が主催あるいは開催に協力する様々な研究集会、 には、講師を囲んでの討論、歓談の時間も持 講演会、ワークショップの開催を支援しています。 たれています。 支援集会に参加する研究科大学院生・若手研究者の 旅費等も支援しています。 GCOE supported Meetings & Workshops To promote interdisciplinary research, GCOE financially supports scientific meetings and workshops organized by FBS members. 村 上、 山 本 研 究 室 開 催 の 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム「Construction and 平成 21 年度学生主催先端研究交流会 Reconstruction of the Brain」の開催風景 (平成 21 年 9 月、淡路夢舞台国際会議場) 《サマースクール》 生命機能研究科では、教育研究の国際化をめざす重要な活動のひとつとして定期的にサマースクールを開 催しています。 参加者は世界各国からの大学院博士課程学生、若手研究者で、公募により申請書や推薦書などの審査を経て、 あるいは関係の深い海外研究機関からの推薦により招へいされます。参加者の中には、このサマースクー ルをきっかけとして、阪大への留学を実現し、大学院生や特任研究員となった人もいます。平成 22 年度は、 若手・学生研究交流合宿に時期を合わせて、希望の研究室での滞在、研修に重点をおいた行事として開催 の予定です。 Summer School Another example of the FBS’ commitment to a strong international network is its biennial GCOE summer school. The most recent, in 2008, hosted 25 graduate students from 16 different nations. It was an opportunity to give these visiting students a chance to work in several FBS labs. This led to several coming back for longer stays and some even joining the FBS as students. 生命機能研究科教授陣による講義風景 5 各ラボに分かれて日本人研究者との 世界 16 カ国から 25 名の参加者を迎えて 交流 …参加者全員での記念撮影(平成 20 年度) 《GCOE 英語クラス》 グローバル COE プログラムにおける国際化推進の一環として、平成 20 年度から大学院博士課程学生と若 手研究員を対象とした英語クラスを毎年開催しています。受講生は少人数制のクラスで学習し、学習成果 を見るために、年に2回自分の研究について英語でプレゼンテーションすることが義務づけられています。 GCOE English Classes As part of the international component in the GCOE program at the Graduate School of Frontier Biosciences, beginning in 2007, Ph.D. students, young researchers, and young faculty are invited to register for an annual English course. There are several weekly classes in order to have small class sizes. As an informal way to evaluate their progress, students are required to make biannual English presentations about their research. 平成 21 年度 GCOE 英語教室の様子 《ジャーナルライティングクラブ》 生命機能研究科のメンバーがより良い論文原稿や学会向けアブストラクトを書けるようにと、論理的文章 の書き方を勉強するセミナーが設けられています。参加者は形式張らない雰囲気の中で積極的に、関連 ジャーナルに発表されている抄録や、教授や共同研究者との論文の原稿を分析・検討します。 GCOE Journal Writing Club In order to help FBS members in preparing better scripted manuscripts and conference abstracts, the GCOE program offers students an opportunity to attend an informal technical writing seminar where they actively analyze published abstracts from relevant journals and their own papers with peers and professors before submission. 《英語科学セミナー》 生命機能研究科の学生が互いに交流し、科学に対する興味を分かち合 い、プレゼンテーションやディスカッションを練習できるようにとグ ローバル COE プログラムによるセミナーが月に一度開催されていま す。このセミナーでは、研究科内部のスピーカーが自分で選んだ科学 に関するトピックについて英語で発表します。これはスピーカーの裁 量に任された形式張らないセミナーになっています。 English Science Seminar To provide FBS students with an opportunity to interact with each other, share their scientific interests and to practice their presentation and discussing skills, GCOE has a monthly, seminar program in which a speaker from the department is invited to talk about any scientific topic of their choosing. The seminar is very informal and is left to the discretion of the speaker. 平成 21 年度英語科学セミナーの様子 6 《若手海外活動支援プログラム》 若手の育成と国際交流を目的として、研究科に所属する大学院生、若手研究員を対象に、海外での活動(学会 発表、共同研究など)を支援するプログラムです。毎年数十名の学生、若手研究員がこのプログラムに採択され、 国際性豊かな研究者が育ちつつあります。 Supporting Young Researchers to Study Abroad Because the FBS is very committed to forming international networks, students and researchers are strongly encouraged to attend foreign conferences and visit collaborating labs for various periods. Ample funding has enabled such travel for dozens annually. 「若手海外活動支援プログラムに参加して…」 体験記 1 細胞ネットワーク講座 形態形成研究室 GCOE 特任研究員 土井真木子 Developmental Biology Group, Laboratories for Biomolecular Networks GCOE Postdoctral Fellow, Makiko Doi GCOE プログラムの支援により、ペンシルベニア大学の Kenneth Zaret 教授の研究室を訪問し、研究発表、討論をする機会を得ました。発表中 には、様々な質問が飛び交い、研究を発展させる上で、とても重要なご 意見を頂きました。発表の後は、Zaret 教授、そして研究室メンバー全 員それぞれと、お互いの研究や今後の研究計画について討論しました。 また、研究科のセミナーにも参加し、他の研究室のスタッフと交流する なかで、活気ある研究科の実情を知ることが出来ました。 今回の訪問では、論文を読んでいるだけでは分からない多くの事を学びました。この経験は、今後研究を進 める上で非常に役に立つと思います。このような機会を与えてくれた GCOE のサポートに感謝いたします。 The GCOE provided me an opportunity to visit Professor Kenneth Zaret’s Lab at the University of Pennsylvania where I gave a seminar on my research. Members of his lab and Prof. Nancy Speck’s lab came to my presentation. All including the PhD students asked many questions during my presentation, so I was able to talk in a relatively relaxed state. Some questions and comments were unexpected but very important issue for advancing my research. After my presentation, I discussed in more detail their ongoing projects and our future plan to work together with Prof. Zaret and everyone in his lab. I attended the Cell and Developmental Biology Seminar that is held every Monday with invitees. Most faculty and researchers in the department attended this seminar. Prof. Zaret introduced other faculty, giving me a good sense of the department’s interests. The visit was a great experience. I was able to learn much more than I had only read papers: experimental techniques, ongoing projects and future initiatives. The experience will also help my own research. I truly appreciate the GCOE program for its help both through its funding and English classes . 7 「若手海外活動支援プログラムに参加して…」 体験記 2 時空生物学講座 心生物学研究室 博士課程4年 糸賀康人 KOKORO-Biology Group Laboratories for Integrated Biology Yasuto Itoga 研究を行っている者にとって、自身の研究を海外で発表し、同じフィール ドで活躍している世界中の研究者と議論することや共同研究を行うこと は、非常に有意義で貴重な経験になります。 大阪大学大学院生命機能研究科 GCOE には、研究科に所属している学生、 若手研究員の海外での学会発表や共同研究などを支援してくれる「若手海 外活動支援プログラム」があります。毎年、このプログラムに採択された 数十人の学生、若手研究者には、海外渡航費の一部が支給されます。 私自身、このプログラムを利用して、2009 年の 10 月にアメリカのシカ ゴで開催された北米神経科学学会 (Society for Neuroscience) に参加し、ポスター発表を行いました。この 学会は、脳神経分野の研究に関する学会では最も規模が大きく、毎年世界中から多くの研究者が集まります。 今回も約3万人もの研究者が集まり、会場は熱気に包まれていました。 ポスター発表では、多くの研究者と議論することができ、取り組むべき新たな課題や自分の研究の方向性を見 いだすことができて、非常に有意義な時間を過ごすことができました。 また、今回が初めての国際学会での発表だったのですが、GCOE が実施してくれている英語学習コースを受 講していたおかげで、自分の研究について海外の研究者とそれなりにスムーズに議論ができたと思います。 For researchers, it is a very important and priceless experience to discuss their work with other researchers from around the world or collaborate with other groups abroad. TheFBS Global COE program financially supports such travel to its students and young researchers. GCOE gave me financial support to attend the Society for Neuroscience Annual Meeting 2009 in Chicago, which is the largest conference neuroscience in the world. There, I was able to discuss my research with leading researchers in the same field, many of who gave me some very helpful tips to advance my work. This was the first time for me to join an international conference, and I felt somewhat intimidated by it at first, mostly because of the language. But it turned out not to be a problem because of the English class I attended supported by GCOE. Overall, the GCOE has been very helpful in giving me opportunities to expand my research. For this I am very thankful. 8 研究紹介 〈研究の現場から〉1 「細菌休眠期における 100S リボソームの立体構造解析」 ナノ生体科学講座 プロトニックナノマシン研究室 GCOE 特任助教 加藤貴之 リボソームは全生物共通の分子ナノマシンであり、タ ンパク質合成工場としての機能を持っている。リボソー ムは大小 2 つのサブユニットからなり、大腸菌などの 原核生物では 30S および 50S サブユニットが会合した 70S リボソームを構成する。細菌は、対数増殖期には 膨大なエネルギーを費やし、膨大量のタンパク質を合成 するが、飢餓状態のようなストレス環境ではリボソーム の活性を抑え、タンパク質の合成を抑制している。 大腸菌などグラム陰性細菌の一部では、70S リボソーム が 2 量体化した 100S リボソームの形成によってタン パク質合成が抑制されていることが確認されている。こ の 70S リボソームの 2 量体化はどのようなメカニズム で起こり、どのように結合し、どのようにタンパク質合 成を抑制するのだろうか? 我々はこれらの疑問を解明すべく、低温電子顕微鏡を 用いて 100S リボソームの立体構造解析を行った。その 図 1 100S リボソームの立体構造 結果、2 つの 70S リボソームの 30S サブユニット同士 が結合して、100S リボソームを形成していること、そ して、一方の 30S サブユニットを構成するリボソーム タンパク質 S2 が結合相手の 30S サブユニットの S3、 S4、S5 で形成される mRNA の入り口を塞ぐように結 合していることを明らかにした。休眠期の生命維持に 必要なタンパク質をコードする mRNA が不活性型の 100S リボソームに奪われることを、この構造により回 避していると考えられた。 細胞休眠期は細胞全体の活動が抑制されている状態で あり、その活動性の低さから、あまり研究はなされてい ない。しかし、人と家畜を除くほぼすべての生物におい て自然環境は常に飢餓状態であり、細胞は常に休眠期に 近い状態にある。それゆえ、休眠期の細胞は生命機能を 解明する上で避けては通れない研究テーマである。 図 2 相互作用部位の拡大 Kato, T., Yoshida, H., Miyata, T., Maki, Y., Wada, A., and Namba, K., (2010). Submitted. 9 Examples of Research Topics #1 "Structural Analysis of the 100S ribosome in Dormant Bacteria" Protonic NanoMachine Group Laboratories for Nanobiology GCOE Assistant Prof., Takayuki Kato Ribosomes are biological nanomachines found in all organisms. They can be thought of as protein factory, as they are responsible for the synthesis of all proteins in a cell. Ribosomes consist of two subunits. In primitive organisms like E.coli and prokaryotes, these include a 30S subunit and a 50S subunit, which assemble to form a 70S ribosome. Because a large amount of energy is needed, bacteria have evolved to be frugal with their protein synthesis, especially in times when energy supplies are low, like hunger, so that it can use its energy stores more efficiently by taking a dormant state. In Gram-negative bacteria and E.coli, two 70S ribosomes assemble to form a 100S ribosome, which in turn regulates protein synthesis. I am interested in understanding the mechanism that drives the two 70S ribosomes to assemble into a 100S ribosome and how this then regulates protein synthesis. We have used a low temperature microscope to look at the structure of the 100S ribosome. From these results, we discovered that the Fig.1 Structure of the 100S ribosome two 70S ribosomes connect through their respective 30S subunits. Additionally, we found ribosomal proteins associated with the 30S subunit can regulate whether mRNA is translated into protein, such as the case when the ribosomal protein S2 from one 30S subunit binds to one of S3, S4, and S5 from the other 30S subunit. This interaction is therefore important for the dormant state. Cells must be able to control their activity in order to use their energy efficiently. All organisms must learn to adapt to environments where there is low energy. They do this by taking a dormant state, meaning that this state is ubiquitous and therefore deserves further study, which is why our group is determined to clarifying its structure. Fig.2 Magnification of where the two 30S subunits interact in the 100S ribosome 10 研究紹介 〈研究の現場から〉2 「神経細胞で多様な発現様式を示すクラスター型 プロトカドヘリンの役割とは何か」 時空生物学講座 心生物学研究 GCOE 特任研究員 香取将太 進化の中で遺伝子は重複によりその数を増やし、新しい機能を獲得してきたと考えられている。私たちが 研究対象としているクラスター型プロトカドヘリン (cPCDH) は、文字通りクラスターを形成しており、 遺伝子重複により増加したと考えられる。その数はヒト 53、マウス 58( 図 A)、シーラカンス 49、ゼブ ラフィッシュでは 113 に及ぶ(ただし、ゼブラフィッシュはクラスター全体が重複し異なる染色体にわ かれている) 。ちなみに、脊椎動物以外では cPCDH は見つかっていない。 非常に興味深い点は、cPCDH は脳で発現する膜タンパク質であり、神経細胞毎に発現する cPCDH の メンバー構成が異なる、つまり多様な発現様式を示す点である。この事実は私たちに2つの大きな疑問を 投げかける。1つは「cPCDH の多様な発現様式にどのような意義があるのか?」、もう1つは「多様な発 現様式はいかにして生み出されるのか?」という疑問である。 マウスの cPCDH は3つのクラスター PCDH- α、PCDH- β、PCDH- γからなる ( 図 A)。1つ目の疑問に 挑むために、PCDH- α全体の機能を欠損させるマウスを作製したところ、海馬などでセロトニン神経の軸 索が正常に投射できなくなっていた。この結果は PCDH- αは神経回路形成に関与していることを示して いる ( 図 B)。 2つ目の疑問に挑むために、私たちは PCDH- α遺伝子の数を増加、減少させたマウスを作製した。それ らマウスでは PCDH- α全体の発現量や発現制御機構は維持されていた。この結果は PCDH- αクラスター はクラスター全体で発現制御されており、クラスター構造自体が、その発現機構に密接に関わっているこ とを示している。 進化の過程で数を増やし、その後クラスターとして保存され続けてきた cPCDH は、クラスターとなる ことで多様な発現様式を獲得したのであろう。神経回路形成において cPCDH の多様な発現様式が担って いる役割を解明することが私たちの今後の課題である。 Katori S, Hamada S, Noguchi Y, Fukuda E, Yamamoto T, Yamamoto H, Hasegawa S, Yagi T. Protocadherinalpha family is required for serotonergic projections to appropriately innervate target brain areas. J Neurosci. 2009 Jul 22;29(29):9137-47. Noguchi Y, Hirabayashi T, Katori S, Kawamura Y, Sanbo M, Hirabayashi M, Kiyonari H, Nakao K, Uchimura A, Yagi T.Total expression and dual gene-regulatory mechanisms maintained in deletions and duplications of the Pcdha cluster. J Biol Chem. 2009 Nov 13;284(46):32002-14. 図 A) マウス cPCDH のゲノム構造 図 B) 野生型(左)と PCDH- α欠損マウス ( 右 ) の海馬におけるセロトニン神経の軸索投射 11 Examples of Research Topics #2 "The role of cluster protocadherins on neural expression" KOKORO-Biology Group Laboratories for Integrated Biology GCOE Postdoctral Fellow, Shota Katori Organisms evolve through regular gene duplication, often resulting in new function. The object of my laboratory’s work is to investigate how gene duplication of individual protocadherins has led to cluster protocadherins (cPCDH) and their role in neural expression. Different species have cPCDH that include different numbers of protocadherins: there are 53 in humans, 58 in mouse (Fig. A), 49 in coelacanth, and 113 in zebrafish (in the case of zebrafish, the large number comes from the duplication of different chromosomes). To date, only vertebrates have been found to have cPCDH. The role of cPCDH is of particular interest in the brain, where the expressions of cPCDH, and in extension their variability in function, in neuron membrane proteins differ. This begs two questions. The first is what is the physiological significance of the different types cPCDH expressions? The other is how did these different expression types come about? In mice, there are three types of cPCDH, PCDH- α , PCDH- β , and PCDH- γ (Fig. A). I first examined how the axonal circuitry in the hippocampus of mice changed when deficient in PCDHα, finding axon projections became aberrant (Fig. B). I next looked at the effect of changing the number of PCDH- α genes in mutant mice. Regardless of the mutation, these mice showed no significant change in their cPCDH-α structure or organization. Combined with the above results, I concluded that it is the clustered PCDH-α structure that is critical to regulating its function on hippocampus axons. Evolution has led to an increase in the number of protocadherins, which in turn has led to their clustering. This clustering has been conserved, but has also resulted in a diverse number of functions. My specific research interest involves clarifying its function in axon development. Fig. A) Genome structure of mouse cPCDH Fig. B) hippocampus axons in wild type (left) and PCDH α deficient mice (right) 12 実施状況リスト List of GCOE supported Events GCOE 外国人研究者等セミナー 開催日 演者(所属)&講演タイトル 2009 年 4 月 7 日 Dr. Kiyoshi Nagai (Joint Head of Structural Studies Division and Senior Scientific Staff, MRC Laboratory of Molecular Biology, UK) "How do the spliceosomes find where introns start? Crystal structure of human U1 snRNP" 2009 年 4 月 16 日 Prof. Fernando Giraldez (DCEXS Universitat Pompeu Fabra BARCELONA, Spain) "Patterning and cell fate in the otic placode" 2009 年 4 月 16 日 Dr. Joana Neves (DCEXS Universitat Pompeu Fabra BARCELONA, Spain) "Cross-talk between Sox2 and Ser1 in otic progenitors" 2009 年 4 月 23 日 Prof. John W. Sedat (University of California, San Francisco, USA) "OMX, a Facile Optical Microscope Platform for the Future: Some Representative Results" 2009 年 5 月 18 日 Dr. Gebhard F. X Schertler (Senior Scientist and Group Leader, MRC Laboratory of Molecular Biology, UK) "The structures of the stress hormone receptors: beta1 and beta2 adrenergic receptor Implications for pharmacology" 2009 年 6 月 4 日 Dr. Andrew P. McMahon (Department of Molecular and Cellular Biology, Harvard University, UK ) "From signal to response :generating neural diversity in the mammalian central nervous system" 2009 年 6 月 5 日 Dr. Artur Kania (Institut de recherches cliniques de Montréal (IRCM),McGill University, Université de Montréal, Canada) "Molecular mechanisms controlling spinal motor" 2009 年 6 月 5 日 Dr. Benjamin Backus (SUNY State College of Optometry, Associate Professor of Vision Sciences, USA): "Cue recruitment in visual perception" 2009 年 7 月 2 日 Ms. Jeanne Salje (MRC Laboratory of Molecular Biology and Graduate School of Science, Kyoto University, UK) "Visualising a bacterial DNA-segregation system" 2009 年 7 月 6 日 Mr. Christopher J. Burke (Department of Physiology, Development & Neuroscience University of Cambridge, UK) "Social Learning, Imitation and Herd Behavior" 2009 年 7 月 17 日 Mr.Michael A. Patterson (Department of Neurobiology, Duke University Medical Center, USA) "AMPA Receptors Are Locally and Briefly Exocytosed Following Single Spine Stimulation." 2009 年 7 月 24 日 Dr.Salome Antolin (Department of Physiology, Development and Neuroscience University of Cambridge,UK) "Ca2+-ATPase as a regulator of Ca2+ homeostasis in vertebrate olfactory sensory neurons -two extrusion mechanisms instead of one?" 2009 年 7 月 27 日 Prof.James A. Spudich (Professor of Department of Biochemistry Stanford University School of Medicine, USA ) "Regulation of the cell's dynamic city plan and the myosin family of molecular motors" 2009 年 7 月 31 日 Prof.Richard M. Costanzo (Department of Physiology and Biophysics, Virginia Commonwealth University School of Medicine. USA) "The role of Matrix Metalloproteinases (MMPs) in neural injury and repair" 2009 年 8 月 1 日 Dr. Bruce Cumming (ILaboratory of Sensorimotor Research, National Eye Institute, USA) "Where do correlations between neuronal activity and sensory decisions originate?" 2009 年 8 月 1 日 Dr. Jenny Read (Institute of Neuroscience, Newcastle University, UK) "How the brain handles vertical disparity" 2009 年 8 月 20 日 Dr. Long-Fei Wu (Research director, Centre National de la Recherche Scientifique, France) "Magnetotaxis and flagellar apparatus of marine bacteria MO-1" 2009 年 8 月 20 日 "Dr. Mathias Treier (Developmental Biology Programme, EMBL, Germany) "Genomic and proteomic analysis of Sall4 function: The gene product defective in Okihiro Syndrome" 2009 年 8 月 28 日 Dr. Takashi Sato (Howard Hughes Medical Institute, Janelia Farm Research Campus, USA) "Imaging the activity patterns of identified single neurons" 2009 年 9 月 4 日 Dr. Jill Crittenden (McGovern Institute for Brain Research & Center for Cancer Research MIT, USA) "The striatum-enriched signaling molecule, CalDAG-GEFI, modulates motor behaviors and europathology in models of movement disorders." 13 GCOE 外国人研究者等セミナー(続) 開催日 演者(所属)&講演タイトル 2009 年 9 月 7 日 Prof.Yale E. Goldman (Pennsylvania Muscle Institute and Nano/Bio Interface Center, University of Pennsylvania , Philadelphia, USA) "Navigation by Molecular Motors in Vitro" 2009 年 9 月 10 日 Prof. David Blair (Department of Biology, University of Utah, USA) "Rotation and Switching of the Flagellar Motor of Escherichia coli: Insights from Structure" 2009 年 9 月 14 日 Dr. Patricia Gaspar (Institut du Fer à Moulin, France) "Synaptic and Non-Synaptic Roles of Neural Activity in sensory map development." 2009 年 9 月 14 日 Dr. Wen-biao Gan (New York University School of Medicine, USA) "In vivo studies of dendritic spine plasticity and pathology" 2009 年 9 月 24 日 Prof. Yuzo M. Chino (College of Optometry,University of Houston, USA) "Can perceptual learning improve the disparity sensitivity of stereo-deficient monkeys?" 2009 年 9 月 24 日 Dr. Junichi Kawada (Northwestern University Feinberg School of Medicine, USA) "Molecular mechanisms underlying a switch in axonal sensitivity to guidance cues during midline crossing" 2009 年 10 月 22 日 Dr. Phillip David Aldridge (Institute for Cell and Molecular Biosciences, University of Newcastle, UK) "Subunit feedback control in flagellar systems" 2009 年 11 月 2 日 Prof. David D. Thomas (Department of Biochemistry, Molecular Biology, and Biophysics,University of Minnesota, USA) "Structural Dynamics of Myosin by Time-resolved EPR" 2009 年 11 月 9 日 Dr. R. Andrew Byrd (Structural Biophysics Laboratory, NCI, Frederick, MD, USA) "Allosteric Effects on Ubiquitin Ligase Activity by a Novel E2 Binding Region: Integration of Structural and Molecular Biology" 2009 年 11 月 26 日 Dr. Hiroki Taniguchi (Cold Spring Harbor Laboratory, USA) "Lighting Up the GABAergic World with Genetic Strategies" 2009 年 11 月 30 日 Dr. Setsuko Sahara (The Salk Institute for Biological Studies, USA) "Controls of the frontal cortical size and the neuronal number during development" 2009 年 12 月 5 日 Dr. Eric S. Huseby (Univ. of Massachusetts Medical School, USA) "The selective pressures on becoming a T cell" 2009 年 12 月 5 日 Dr. Paula M. Oliver (Univ. of Pennsylvania, USA) "Ubiquitin-mediated pathways that regulate T cell tolerance and effector function" 2009 年 12 月 7 日 Dr. Philippa Marrack (Howard Hughes Medecal Institute, Department of Medicine, National Jewish Hospital and Research Center, Department of Microbiology and Immunology, University of Colorado Health Sciences Center, USA) "T cell receptors and MHC" 2009 年 12 月 15 日 Dr. Kenneth H. Kraemer (DNA Repair Section, Basic Research Laboratory, Center for Cancer Research, National Cancer Institute, NIH, USA) "Genotype-Phenotype Relationships in Xeroderma Pigmentosum, Trichothiodystrophy and Cockayne Syndrome" 2010 年 1 月 26 日 Mr. Kavi Devraj (Department Integrative Biosciences, Department of Neural & Behavioral Sciences, Pennsylvania State University, USA) "Glucose transporters that facilitate the passage of glucose across the blood-brain barrier" 2010 年 1 月 28 日 Prof. Dennis D.M. O'Leary (Molecular Neurobiology Laboratory, The Salk Institute) "Patterning the Cerebral Cortex: Genetics of Progenitor and Neuron Fate" 2010 年 2 月 18 日 Dr. Shinji Nishimoto (University of California, USA) "A three-dimensional spatio-temporal model of MT neurons that predicts responses to natural movies"",""Decoding visual experiences from brain activity evoked by natural movies" 14 外国人研究者等の滞在 滞在期間 招へい研究者(所属機関)&滞在研究室 2009 年4月 27 日~ 5 月 3 日 Dr. Guy N. Elston (Centre for Cognitive Neuroscience,Australia) 脳神経工学講座 認知脳科学研究室(藤田研究室) 2009 年 5 月 11 ~ 31 日 Mr.Holger Flechsig (Fritz Haber Institute of the Max Planck Society, Germany) ナノ生体科学講座 ソフトバイオシステム研究室 (柳田研究室) 2009 年 7 月 6 ~ 7 日 Mr.Christopher Burke (Department of Physiology, Development & Neuroscience, University of Cambridge,UK) 脳神経工学講座 視覚神経科学研究室 (大澤研究室) 2009 年 7 月 15 ~ 18 日 Mr. Michael Patterson (Duke University Medical Center, Durham, NC,USA) 脳神経工学講座 視覚神経科学研究室 (大澤研究室) 2009 年 8 月 1 ~ 2 日 Prof. Andrew J. Parker (University of Oxford,UK) 脳神経工学講座 認知脳科学研究室(藤田研究室) 2009 年 8 月 1 ~ 2 日 Ms. Kristine Kurg (University of Oxford,UK) 脳神経工学講座 認知脳科学研究室(藤田研究室) 2009 年 8 月 20 日~ 9 月 7 日 Dr. Jill Crittenden (McGovern Institute for Brain Research & Center for Cancer Research, Massachusetts Institute of Technology,USA) 時空生物学講座 心生物学研究室(八木研究室) 2009 年 10 月 6 ~ 27 日 Dr. Amber-Lee Donahoo (University of Queensland/Queensland Brain Institute,Australia) 脳神経工学講座 脳システム構築学研空室 (村上研究室) 2009 年 10 月 6 ~ 25 日 Dr. Illan Gobius (University of Queensland/Queensland Brain Institute,Australia) 脳神経工学講座 脳システム構築学研空室 (村上研究室) 2009 年 10 月 6 ~ 26 日 Dr. Sharon Anne Mason (University of Queensland/Queensland Brain Institute,Australia) 脳神経工学講座 脳システム構築学研空室 (村上研究室) 2009 年 12 月 16 日 Prof. H. Lee Sweeney (Department of Physiology, University of Pennsylvania School of Medecine,USA) ナノ生体科学講座 ソフトバイオシステム研究室 (柳田研究室) 2009 年 12 月 16 日 Prof. Taekjip Ha (Department of Physics University of Illinois,USA) ナノ生体科学講座 ソフトバイオシステム研究室 (柳田研究室) 2010 年 1 月 23 ~ 29 日 Kavi Devraj(Department Integrative Biosciences, Department of Neural & Behavioral Sciences, Pennsylvania State University, USA) 個体機能学講座 分子生体情報学研究室(月田研究室) 2010 年 2 月 15 ~ 24 日 Shinji Nishimoto ( 西本伸志 )(Helen Wills Neuroscience Institute, University of California, Berkeley, USA) 脳神経工学講座 認知脳科学研究室(藤田研究室) 2010 年 3 月 16 ~ 17 日 Jun Liu(Department of Pathology & Laboratory Medicine, USA) ナノ生態科学講座 プロトニックナノマシン研究室(難波研究室) 2010 年 3 月 16 ~ 17 日 Koushik Paul ( Department of Biology, University of Utah, USA) ナノ生態科学講座 プロトニックナノマシン研究室(難波研究室) 15 若手海外活動支援 滞在期間 氏名/訪問先/訪問目的 2009 年4月 16 〜 23 日 大平 宇志 ( 大学院生)Experimental Biology 2009,USA(ポスター発表 )、研究室訪問 (Dr.Edgerton,UCLA) 2009 年6月9〜 15 日 李 慧敏(大学院生)Annual European Congress on Rheumatology EULAR 2009,Denmark(ポスター発表) 2009 年6月 13 ~ 20 日 竹本 訓彦 (GCOE 特任研究員) FASEB Summer Research Conferences:The Biology and Chemistry of Vision. USA (ポスター発表) 2009 年6月 30 日~ 7 月 16 日 岡崎 安孝(大学院生) STRUCTURE,FUNCTION & DEVELOPMENT OF THE VISUAL AYSTEM.Cold Spring harbor Laboratory,USA(受講、口頭発表) 2009 年 7 月 8 ~ 17 日 松花 文太 ( 大学院生)Workshop on BIONISPIRED PHOTONIC STRUCTURES,Spain(ポスター発表) 2009 年 8 月 1 ~ 8 日 友池 史明(大学院生)21th IUBMB,China(ポスター発表) 2009 年 8 月 2 ~ 7 日 Zhang Xue(大学院生)21th IUBMB,China(ポスター発表) 2009 年 9 月 2 ~ 15 日 橋本 昌和(大学院生)The 16th International Society of Developmental Biologist Congress 2009,UK(ポスター発表) 2009 年 9 月 2 ~ 16 日 川住 愛子(大学院生)The 16th International Society of Developmental Biologist Congress 2009,UK(ポスター発表) 、 University of London and Edinburgh University, UK & Institut Jacques Monod, Paris, France(研究室訪問・セミナー) 2009 年 9 月 6 ~ 19 日 葦原 雅道(大学院生)EMBO practical course on image processing ofr cryo-electron microscopy,UK(受講、口頭発表) 2009 年 9 月 13 ~ 29 日 Lorenzo Marcucci(GCOE 特任研究員)International Workshop on Single Molecule Spectroscopy,Germany(ポスター発表) 、 Trinity College, Cambridge,UK and Polo Scientifico di Sesto Fiorentino, Firenze,Italy(研究室訪問・セミナー) 2009 年 10 月 6 ~ 13 日 水島 良太(大学院生)7th Bi-Annual Minnesota Workshop on High-Field Imaging and Spectroscopy and MR-imaging of Brain Function(受講) 2009 年 10 月 7 日~ 15 日 岡田 宣宏(大学院生)Frontiers in Basic Cancer Research conference,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 15 ~ 23 日 李 慧敏(大学院生)American College of Rheumatology 2009 Annual Scientific Meeting,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 15 ~ 23 日 永田 雅俊(大学院生)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 15 ~ 23 日 糸賀 康人(大学院生)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 16 ~ 23 日 稲垣 未来男生(大学院生)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 16 ~ 23 日 池添 貢司(GCOE 特任研究員)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 16 ~ 25 日 土井 隆弘(GCOE 特任研究員)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 16 ~ 23 日 岡田 研一(GCOE 特任研究員)Neuroscience 2009,USA(ポスター発表) 2009 年 10 月 29 日~ 11 月 5 日 森本 雄祐(大学院生)International Genetically Engineered Machine competition 2009,USA( 参加・発表) 2009 年 10 月 29 日~ 11 月 5 日 原 典孝(大学院生)International Genetically Engineered Machine competition 2009,USA( 参加・発表) 2009 年 11 月 29 日~ 12 月 3 日 宮崎 淳(GCOE 特任研究員)The Second Asian Spectroscopy Conference,Korea(ポスター発表) 2010 年 1 月 10 ~ 14 日 土井 ( 岩渕 ) 真木子(GCOE 特任研究員)University of Pennsylvania(K.S. Zaret Lab.),USA(研究室訪問・セミナー) 2010 年 1 月 24 ~ 30 日 蔡 栄淑(GCOE 特任研究員)Gordon Research Conference on Sensory Transduction In Microorganisms,USA(ポスター発表) 2010 年 1 月 24 ~ 30 日 森本 雄祐(大学院生)Gordon Research Conference on Sensory Transduction In Microorganisms,USA(ポスター発表) 2010 年 1 月 24 ~ 30 日 原 典孝(大学院生)Gordon Research Conference on Sensory Transduction In Microorganisms,USA(ポスター発表) 2010 年 2 月 8 ~ 14 日 大平 宇志(大学院生)University of Genoa, Italy( 共同研究の実施) 2010 年 2 月 18 ~ 26 日 菊池 祐希(大学院生)Biophysical Society 54th Annual Meeting,USA(ポスター発表) 2010 年 2 月 19 ~ 25 日 梅澤 公二(大学院生)Biophysical Society 54th Annual Meeting,USA(ポスター発表) 2010 年 2 月 19 ~ 28 日 藤田 恵介(大学院生)Biophysical Society 54th Annual Meeting,USA(ポスター発表) 2010 年 2 月 19 ~ 28 日 池崎 圭吾(大学院生)Biophysical Society 54th Annual Meeting,USA(ポスター発表) 2010 年 2 月 19 ~ 28 日 西山 周吾(大学院生)Biophysical Society 54th Annual Meeting,USA(ポスター発表) 16 短期博士留学支援 滞在期間 氏名/訪問先/訪問目的 2009 年 6 月 22 日〜7月 25 日 朝田 雄介(大学院生)College de France ( 共同研究の実施、実験技術の習得) 2009 年7月 23 日〜 2010 年2月 28 日 西脇 麻紀(大学院生)Universite' Paris Descartes ( 共同研究の実施) 短期博士留学支援(招へい) 滞在期間 氏名(所属機関)&滞在研究室 2009 年 5 月 3 日~ 2010 年 3 月 1 日 Mohommad Abdlahmani(Department of Anatomy, Hormozgan University of Medical Sciences,Iran) 脳神経工学講座 認知脳科学研究室 2009 年 5 月 18 日~ 2010 年 2 月 28 日 Manisha Tiwari(Jiwaji Universitu in Microbiology Department,India) 脳神経工学講座 細胞分子神経生物学研究室 2009 年 10 月 1 日~ 2020 年 1 月 20 日 Julia Victoria Monjarás Feria(Departamento de Gene'tica Molecular, Instituto de Fisiologi'a Celular,Mexico) ナノ生態科学講座 プロトニックナノマシン研究室 若手・学生主催集会 滞在期間 集会名/開催場所/主催、共催 2009 年 8 月 24 〜 26 日 学生主催若手合宿研究交流会/六甲スカイヴィラ/参加 86 名(内海外からの参加 12 名) 2010 年2月9日 第4回グローバル COE 学生主催先端研究交流会「キャリアセミナー」/大阪大学吹田キャンパス 共催集会支援(国内集会) 開催期間 2009 年 8 月 15 〜 16 日 集会名/開催場所/主催、共催 「光塾」 (独)情報通信研究機構 神戸研究所/共催:細胞生物学ワークショップ、文部科学省科学研究費補助金新学術領域「遺伝情報場」 2009 年 8 月 17 〜 21 日 第 13 回細胞生物学ワークショップ (独)情報通信研究機構 神戸研究所/共催:独立行政法人 情報通信研究機構、北海道大学 光イメージング研究連携推進プロジェクト 2009 年8月 18 日 市民公開シンポジウム “ 今、医療の最前線では? ” 大阪大学中之島センター/主催:日本学術会議、大阪大学、共催:財団法人 日本学術協力財団 他 6 団体 共催集会支援(国際集会) 開催期間 集会名/開催場所/主催、共催 2009 年 9 月 1 〜 3 日 5th Handai Nanoscience and Nanotechnology International Symposium 大阪大学 銀杏会館/主催:Organization for the Promotion of Research on Nanoscience and Nanotechnology, Osaka University、共催:Nanoscience & Nanotechnology Center, ISIR, Osaka University、Institute for NanoScience Design, Osaka University、他 大阪大学 gCOE 6 拠点 2009 年 10 月 8 〜 10 日 「Construction andReconstruction of the Brain」 淡路夢舞台(兵庫県)/主催:大阪大学大学院 生命機能研究科 村上 富士夫 教授、山本 亘彦 教授、Oxford 大学 Zoltan Molnar 教授 2010 年 3 月 14 〜 16 日 The 16th Japan Flagella meeting(BLAST-J2010) 松風園(愛知県蒲郡市)/主催:べん毛研究交流会事務局、共催 : 名古屋大学 gCOE「システム生命科学の展開:生命機能の設計」 若手集会の共催支援 開催期間 集会名/開催場所/主催、共催 2009 年 7 月 4 〜 6 日 第 28 回タンパク質・核酸構造理論勉強会 神戸セミナーハウス/主催:タンパク質・核酸構造理論勉強会 2010 年 1 月 9 〜 10 日 定量生物学の 会第二回年会 大阪大学コンベンションセンター、銀杏会館/主催:定量生物学の会、共催:文部科学省新学術領域研究「遺伝情報発現・収納・継承 の時空間場(遺伝情報場) 」および「哺乳類初期発生の細胞コミュニティー」 FBS 研究教育交流会 開催日 2009 年 9 月 11 日 17 集会名/開催場所 「生命機能研究科の展望について語る」( 第1部 )・ポスター発表会 ( 第2部 ) /大阪大学 銀杏会館 FBS コロキウム 開催日 演者(所属)&講演タイトル 2009 年 4 月 8 日 " 片岡 幹雄 教授 (奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科) 「水和とタンパク質ダイナミクス」 吉岡 伸也 助教(大阪大学大学院 生命機能研究科) 「虫、鳥、魚の構造色」 2009 年 5 月 13 日 岡村 康司 教授(大阪大学大学院 医学系研究科) 「2つの電位センサードメイン蛋白から見る、膜電位シグナルの仕組み」 池添貢司 GCOE 特任研究員(大阪大学大学院 生命機能研究科) 「2光子イメージングで見るサル大脳皮質の視覚応答」 2009 年 7 月 8 日 岩田 想 教授(京都大学大学院 医学研究科) 「二次性能動輸送体の構造と機能」 前田 将司 特任研究員(大阪大学 蛋白質研究所) 「ヒトコネキシン 26 ギャップ結合チャネルのX線結晶構造」 2009 年 9 月 9 日 立花 政夫 教授 ( 東京大学大学院 人文社会系研究科 ) 「網膜の双極細胞ネットワークにおける情報伝達」 竹本 訓彦 GCOE 特任研究員(大阪大学大学院 生命機能研究科) 「眩しい明るさでもものが見える仕組み」 2009 年 10 月 14 日 大野 博司 チームリーダー ( 理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター ) 「GP2 による腸内細菌取り込みと腸管免疫応答」 野田 健司 准教授(大阪大学 微生物病研究所 ) 「オートファジー膜形成の始まりと終わり」 2009 年 11 月 4 日 田中 ダン 准教授(名古屋大学大学院 情報科学研究科) 「ダイナミカル素子群の形態形成」 橋本 昌和(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「前後の情報を利用した左右の体軸形成」 須賀原 智子(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「Sox2 遺伝子の転写制御機構から探る内耳形成の分子機構」 吉元 英一(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「翅脈パターンはどうやってできるのか?」 2009 年 11 月 18 日 斎藤 通紀 教授(京都大学大学院 医学研究科) 「生殖系列の起源と特性、その再構成」 中村 肇伸 特任研究員(大阪大学大学院 医学系研究科) 「受精卵における能動的 DNA 脱メチル化の制御」 上川 泰直(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「ES 細胞における核内輸送因子・Importin αの発現制御」 小川英知 招へい研究員(大阪大学大学院 生命機能研究科) 「生殖腺分化に関与する転写因子の SUMO 化依存的な転写制御機構」 2009 年 12 月 18 日 宮田 真人 教授(大阪市立大学大学院 理学研究科) 「病原細菌、' マイコプラズマ ' の全くユニークな滑走運動メカニズム」 岡田 康志 助手(東京大学大学院 医学系研究科) 「構造・動き・機能—モーター分子の動作機構から腹部内臓の左右非対称な配置まで」 2010 年 1 月 15 日 竹内 純 准教授(東京大学 分子細胞生物学研究所) 「心臓再建を目指したクロマチン研究」 吉場 聡子(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「マウス胚の左右決定におけるノード流のやくわり」 竹本 龍也(大阪大学大学院 生命機能研究科 大学院生) 「神経系・中胚葉の共通前駆体細胞から2系列が生み出される機構」 2010 年 2 月 26 日 古川 貴久 研究部長(大阪バイオサイエンス研究所 発生生物学部門) 「網膜の発生と機能の分子機構 ~遺伝情報による神経回路の作られ方~」 疋田 貴俊 研究員(大阪バイオサイエンス研究所・科学技術振興機構さきがけ) 「脳神経回路の形成・動作と制御」 ) 「分子と神経回路からアプローチする精神神経疾患モデルマウスの作製 18 ―――――――――発行・連絡先―――――――― 大阪大学大学院生命機能研究科 COE 企画室 〒 565-0871 大阪府吹田市山田丘 1-3 TEL | 06 - 6879 - 4645 URL | http://www.fbs.osaka-u.ac.jp E-mail| [email protected]
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