(問 3) 青森市中心市街地活性化基本計画について 現在、第 2 期青森市中心市街地活性化基本計画の施策に取組んでいる事 と思いますが、第 1 期基本計画の実施または、実施後の具体的な成果及び 反省点をお聞きしたいと思います。 ≪回答≫ 経済部 商店街振興課 資料(http://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=1878)に基づいて説明 します。 計画の概要について、平成 19 年 2 月に富山県富山市と青森市が国の第一号 認定として中心市街地活性化基本計画、今の第 1 期基本計画が国の認定を受 けました。 こちらの計画は、平成 19 年 2 月から平成 24 年 3 月までの期間 5 カ年 2 ヶ 月、計画面積 116.7 ヘクタールとなっています。 計画の方針として、歩いて暮らすことのできる質の高い生活空間(ウォー カブルタウン)の創造を基に進めてきました。中心市街地の活性化の方針と して 4 項目の目標を掲げています。 1 つ目.街の楽しみづくり、2 つ目.交流街づくり、3 つ目.街ぐらし、4 つ目.中心市街地の商業の活性化、それぞれの目標に対して指標を設定して います。 又、平成 19 年には新幹線開業を見据えて現駅の交通ターミナル機能の強化、 広場の整備・バス停の整備・観光交流所の整備等を進めてきました。 取組みの一つとして、 「ねぶたの家ワラッセ」の開業。ねぶたの家ワラッセ をさまざまな補助金をもとに建築した結果、平成 24 年 7 月末現在、47 万人 程の観光入場者が訪れました。 次に古川市場で観光商品となっている「のっけ丼」。これは青森市が事業と して行ったもので、かなりの人気を博しています。 その他、民間で行っている「まちなかおんせん」についても、高齢者の新 たな交流の場となり、隣接しているセンターホテルも稼働率が高い状況です。 第 1 期計画の成果として、すべてがクリアー出来てない厳しい状況で、中 心市街地での賑わい交流拠点基盤整備も進んでおり、例えばワラッセ、JR が 整備した A-Factory などウォーターフロントエリアに関しては、観光客や市 民の皆様で賑わっている状況です。 第 2 期計画は、平成 24 年 3 月 29 日に内閣総理大臣の認定を受けました。 計画期間は平成 29 年 3 月までの 5 カ年で面積も同じで 116.7 ヘクタール、活 性化方針につきましては、今までは「ウォーカブルタウンの創造」でしたが 今回それをステップアップさせたかたちで「ウォーカブルタウンの確立」と しました。 目標・指標につきましては、それぞれ同じ。平成 28 年には、歩行者通行量 77,554 人。観光客入込客数 1,719,100 人。夜間人口 3,737 人、空き地・空き 店舗率 13.1%としています。 先ほどの重点課題を最優先とし、商店街の活性化を目指し、第 2 期計画に つきましては、課題を解決すべく取り組みを記載しています。 青森駅周辺整備推進事業、中新町センター地区ではマンションが建設され、 ウエスト地区ではオフィスビルとパブリックスペースを創る予定になってい ます。さらに、青森駅再開発では食をテーマに地下 1 階に「グルメロード」 地上 1 に「スイーツコーナー」をつくり新たな賑わい拠点の整備をする予定 となっています。 一方、商店街の活性化としては、現在市内にあります大学、青森公立大学、 青森大学、青森中央学院大学の学生から事業提案を受け、6 つある商店街の コンセプトを提案して頂こうと思っています。更に、空き地・空き店舗の解 消として、空き店舗の状況配信・空き店舗ツアーを実施する予定です。その 他には商工会議所が音頭を取り、ワンコイン事業として観光客や市民の方に 喜ばれるようなワンコインサービスを今後、各受しながら展開していきたい と考えている所です。
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