2020中期経営計画

2020中期経営計画
~“変わろう、そして未来につなげよう!20中期”~
「フジクラグループ 20中期テーマ」
取締役社長
伊藤
2016年5月10日
雅彦
顧客価値創造型企業として、
「高い収益力」と「強い新陳代謝力」を
両輪に、
将来性ある、未来に続く会社へ!
1
目 次
1. 2015中期振り返り
2. 2020中期経営計画
3. セグメント別事業戦略
4. 株主還元策
2
1. 2015中期振り返り
3
(1)2015中期実績
社内カンパニー名
(単位:億円,%)
2015中期計画
売上高
エネルギー事業部門
情報通信事業部門
エネルギー・情報通信
エレクトロニクス ※1
自動車電装
不動産
その他
新規事業の事業化推進
1,900
1,450
3,350
1,450
1,100
100
40
-
全社合計
6,500
※1
営業利益率
2015年度実績
売上高
5.4%
6.0%
5.5%
50.0%
-25.0%
-
2,127
1,514
3,641
1,612
1,359
107
66
4.3%
7.5%
1.7%
50.4%
-44.2%
6.3%
6,785
4.8%
タイ洪水被災を受けてエレクトロニクスのみ中期計画を見直しした。当初計画
15中期に含めていなかった新規事業を除くと
15中期最終年度
営業利益率
1,900億円 6.8%
6,719
5.3%
営業利益率 8割達成
4
(2)成長戦略と重点施策の進捗と課題
成長戦略と主要施策
1
切り拓く未来・新市場開拓
環境・エネルギー
クラウド・コミュニケーション
医療・介護・ヘルスケア
・新規事業推進センター設立
・ファイバレーザ事業化
戦略ゴール ⇒ (実績)
売上高 6,500億円 ⇒ 6,785億円
営業利益率 6.3%以上 ⇒ 4.8%
エレクトロ
ニクス
カンパニー
高収益企業
コーポレートR&D
(フジクラリサーチ)
3
15中期は高収益
企業への通過点
事業構造改革
国内外拠点の点検、整備
 事業責任の明確化
・三菱電線との協業、国内営業
拠点の統廃合、国内物流拠点
の統廃合
・社内カンパニー制導入
4
グループ一体経営の強化・効率化
全体最適の経営を支える土台
IT活用による効率化推進
グローバルに人を活かす環境整備
・継続実施中
自動車電装
エネル
ギー・
情報通信
カンパニー
カンパニー
2
グローバル展開の加速
インフラ系ビジネスの海外展開
グローバル事業推進体制の確立
・ミャンマーでのEPC事業の開始
・インドネシア、ブラジルへの土着
・自動車事業拡大強化、3極体制構築
5
2. 2020中期経営計画
6
(1)20中期経営計画策定にあたり
事業環境の変化
 中国景気後退による世界経済への影響波及
 自由貿易協定の広がりと世界経済の均一化
 国内はアベノミクスの停滞感
 環境・社会・ガバナンス(ESG)の広がりと企業価値への影響度増大
解決すべき課題
 収益力のさらなる改善と健全な成長
 新陳代謝力の強化による新規事業創出のスピードアップ
 環境・社会・ガバナンス(ESG)への的確な対応
 大災害への備え・BCP/BCM
7
(2)20中期経営方針
経営理念
(ミッション)
フジクラグループは
“つなぐ”テクノロジーを通じ
顧客の価値創造と社会に貢献する。
20中期
事業戦略ゴール
20中期基本方針
“変わろう、そして未来につなげよう!20中期“
・収益率を重視し、健全な成長を図る!
・顧客価値創造型企業を目指し、
新陳代謝を加速して進める。
・コーポレートガバナンスを確立し、併せて環境・社会側面での
貢献に取り組み、企業価値の増大を図る。
20中期成長戦略と重点施策
・戦略顧客の
深耕
・新規事業創出の
スピードアップ
・オープン
イノベーション
・経営改革
事業構造改革
フジクラのDNA “つなぐ”テクノロジー
8
(3)成長戦略と重点施策
顧客価値創造型企業として
「高い収益力」と「強い新陳代謝力」を両輪に
将来性ある、未来に続く会社へ!
戦略顧客の深耕
戦略顧客を深耕し、
- 更なる事業の成長を図る。
- 新たな事業機会を捉える。
新規事業創出の
スピードアップ
新規事業推進の体制強化
重点分野
- 自動車関連
- 産業用機器
- 医療機器
オープン
イノベーション
 ポートフォリオ、バリューチェーンのミッシングピースを補い、
新たな顧客価値を産む。
技術開発、事業開発、事業の成長のスピードアップ
経営改革
事業構造改革
 コーポレートガバナンス・コード対応
 多様化した事業に対する意思決定の質・スピードの向上
 経営基盤の強化
9
(4)20中期事業戦略ゴール
2020年度到達目標
•
•
•
•
売上高 9,000億円
営業利益率 7.0%以上
ROE 10%以上
D/Eレシオ 40:60
(0.66倍)
10
(5)経営目標:全社売上高・売上高営業利益率
 2020年度 営業利益率7.0%以上、売上高9,000億円
(単位:億円)
売上高及び営業利益率
売上高
営業利益
営業利益率
9,000
8,100
6,900
6,785
4.8%
7.0%
6.2%
4.1%
630
326
500
280
・・・・
15年度
実績
16年度
予想
5.2
為替換算レート(円/USD)【平均レート】
銅ベース(建値)(千円/トン)
【期中平均】
ROE (%)
・・・・
18年度
目標
20年度
目標
7.1
9.0 以上
10.0 以上
120.16
110.00
110.00
110.00
677
550
550
550
11
(5)経営目標:セグメント別
 事業ポートフォリオのバランスを意識した成長戦略を実現する
セグメント別 売上高と営業利益構成
15年度実績(15中期最終年度)
売上高 6,785億円
自動車
電装
20%
不動産 その他
1%
2%
エレクトロニクス
24%
不動産
17%
自動車電装
7%
エレクトロニクス
37%
エネルギー・
情報通信
53%
不動産 その他
1%
2%
自動車電装
19%
20
営業利益 326億円 中
(営業利益率4.8%) 期
へ
その他
エネルギー・
▲9%
情報通信
48%
2016年度予想
売上高 6,900億円
エネルギー・
情報通信
52%
成
長
エレクトロニクス
戦
26%
営業利益 280億円 略
(営業利益率4.1%) の
遂
その他 エネルギー・
情報通信
不動産
▲5%
行
44%
15%
自動車電装
14%
エレクトロニクス
32%
2020年度目標
その他 売上高 9,000億円
不動産
自動車電装
20%
1%
1%
エネルギー・
情報通信
49%
エレクトロニクス
29%
営業利益 630億円
(営業利益率7%)
不動産
7%
その他
0%
エネルギー・
情報通信
49%
自動車電装
15%
エレクトロニクス
29%
12
(5)20中期 売上高の増減要因
売上高
(単位:億円)
+1,038
+709
エネルギー・
情報通信
+441
+27
自動車電装
その他
エレクトロ
ニクス
9,000
6,785
2015年度対比 +2,215
15年度実績
20年度目標
13
(5)20中期 営業利益の増減要因
営業利益
(単位:億円)
+20
+74
+59
+150
326
15年度実績
エネルギー・
情報通信
純増
エレクト
ロニクス
純増
自動車電装
純増
新規事業
その他
630
2015年度対比 +304
20年度目標
14
(5)20中期 設備投資
 20中期累計設備投資総額2,000億円を成長分野に投資
20中期最終年度 セグメント別 設備投資累計と売上高・営業利益
20中期計画
設備投資累計総額
2,000億円
不動産
7%
全社共通
8%
170
150
エネルギー・
情報通信
37%
730
自動車
電装
16%
310
20中期計画最終年度
売上高 営業利益
エネルギー・情報通信
自動車電装
その他
その他
1%
20%
640
エレクトロニクス
32%
20中期計画
減価償却累計総額
全社共通
不動産
5%
2,000億円 自動車 5%
電装
12%
110 100
230
700
エネルギー・
情報通信
43%
1%
エレクトロニクス
不動産
その他
7%
15%
29%
29%
49%
49%
売上高
営業利益
0%
860
エレクトロニクス
35%
15
3. セグメント別事業戦略
16
(1)エネルギー・情報通信カンパニー
 グローバルにビジネスを拡大・成長
 イノベーションの創出
 構造改革の仕上げ
(単位:億円)
売上高
エネルギー
エネルギー
情報通信
営業利益率
3,641
 EPC事業の強化
 ソリューションの提案強化
4,350
3,633
 メタルケーブル事業の構造改革の仕上げ
2,250
2,127
 産業電線の統合効果を最大化する
2,133
情報通信
 FTTx・データセンター向けビジネスを拡大
- 差別化商品の継続的上市
1,514
4.3%
1,500
3.4%
2,100
7.1%
 光ファイバ事業の世界トップレベルの地位堅守
‐ 高性能ファイバの拡販、および生産性向上
 継続的に新型機を投入し、融着機事業の収益力を
強化
 ファイバレーザの拡販
15年度
実績
16年度
予想
0 20年度
目標
17
(2)エレクトロニクスカンパニー
 「品質」を根幹に据えた経営の実践
 戦略顧客に密着した成長(既存・新規)
 車載向け事業の拡大
(単位:億円)
売上高
FPC
その他
コネクタ
FPC
営業利益率
2,650
250
500
1,612
1,801
261
348
306
292
7.5%
972
15年度
実績
6.8%
5.0%
1,234
16年度
予想
1,900
 主要顧客との関係深化
‐ スピードと効率的対応・体制強化
 車載用FPC事業の拡大
‐ 車載品質の追求
 顧客の技術革新へのスピーディな対応
コネクタ
 主要顧客ビジネスへの対応強化
‐ 自動化、超省人化
 車載向けビジネスの拡大
 産機/FA事業掘り起し
‐ FA、溶接機、車両、海外展開
その他
 製品群の選択と集中
 コネクタを基軸とした複合製品の開発強化
20年度
目標
18
(3)自動車電装カンパニー
 ワイヤハーネスビジネスを基軸に健全な成長
 自動車市場での将来に向けての新規事業の創出
(単位:億円)
売上高
自動車電装
 主要顧客を中心としたビジネスの拡大
営業利益率
-新規顧客の拡大(複数社共同開発中)
 収益構造強化
1,800
-更なる低コスト地域への進出(生産移管)
 ものづくり力の強化(品質向上と労務費抑制)
1,359
‐ IT化、自動化の推進
1,314
新規事業の創出
5.4%
2.9%
1.7%
15年度
実績
16年度
予想
 オールフジクラでの体制を構築
- 環境対応(EV関連製品 等)
高電圧、アルミ 等
- 高機能化(自動運転等)にむけた新技術
薄型配線モジュール、E-BOX 等
20年度
目標
19
(4)研究開発
 “つなぐ”テクノロジーを支えるコア技術基盤の強化で優位性確保
 5つの事業領域で社会の変化、顧客ニーズを先取りし、新規事業の創出
で新陳代謝を加速
 グローバル人材の活用
3つのコア技術基盤と5つの事業領域
重点施策
医療・産業用機器
ファイバ
イメージ レーザ
ファイバ
光
情
報
通
信
光デバイス
光融着機
光線路部品
光コネクタ
光ケーブル
光ファイバ
センサ
ヒートパイプ
電子ワイヤ
コネクタ
エレクト
ロニクス
-オープンイノベーションの推進
-事業マインドを持った開発人材の育成
FPC
光ファ 平面 部品内臓基板
メンブレンSW
イバ 配線 ミリ波基板
電線・ケーブル
自動車
ワイヤハーネス
高温超電導
‐研究開発テーマの選択と集中
-グローバル研究体制の構築
電子部品
産業用
電線
同軸ケーブル
 20中期の重点施策
自動車
電装
研究開発費5年間で900億円を投入
エネルギー
環境に優しい情報化社会の未来を創造する、先進の”つなぐ”テクノロジー:
2D/3D配線&
センシング
光通信ネット
ワーク部品
自動車電装品
医療機器
ファイバレー
ザ機器
高温超電導
20
4. 株主還元策
21
(1)利益配分 基本方針
バランスを考えた利益の配分を実施
成長事業への重点投資(次の成長)
財務体質の改善(自己資本比率、D/Eレシオ)
機動的な自己株式の取得
一株当たり利益の向上
安定配当の実施
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(2)株主還元
安定配当の継続を基本として株主還元を実施していく
一株当り配当金
– 2014年度
7.0円/株
(実績)
– 2015年度
8.0円/株
(予定)
– 2016年度 10.0円/株
(予定)
配当性向
20%以上
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注記:本資料は16~20年度におけるフジクラの経営方針(意思)をまとめています。16年度を含む先の年度の
売上・利益等については、直近状況を折り込んだ市場判断、投入に関するフジクラの意思を定量化しています
が、将来時点で事業環境の変化等により変わることがあります。