展開例

1 「地図に親しむ」第2時 等高線ってなに
コンピュータ・テレビ用コンテンツ シナリオ
※(←クリック)
2
※前の時間に登った山です。
この写真の中のどこに登ったかわかるかな?
※この部分が大きくなります。
3
※景色がよく見えたところに何か立っていたよね。
(児童はすぐに白い狐と答えるだろう)
※何かな?この部分が大きくなるよ。
4
※白い狐が見えるね。
※(白狐拡大)
ここから景色を見ましたよね。
何が見えましたか?(発表)
山には何がありましたか?(神社と白い狐は必ず出す)
5
※思い出してもらうために写真を見てみましょう。(7枚ある。省略して
もいい)
6
※では、神社と白い狐の場所が分かるように権現山の絵を書こう。
(ここでは、必ず横からの絵を書かせるように、黒板に横からの輪郭
を描く、模型を横から見せるなどの手だてをする。時間に余裕がない
と判断すれば、1人だけ黒板に書かせる)
(発表…神社と白い狐の高さの関係と登り道と帰り道が分かるように
説明させる)
7
※(写真縮小)
今日は、地図のお勉強をします。地図は、横から見た景色ではなく
て、上から見た様子を表しています。
※(アニメで山が横から上になる)
画面をよく見てください。上から見た山です。
※登った山がこれです。
※(拡大)
8
※これは、権現山を歩いたコースです。
9
※今日のめあてです。(読ませたりノートに書かせたりする。)
(プリントを配布する)
※登りはそれほど急な坂ではありませんでしたが、
※下りはとても急な坂でした。これが上から見た地図で分かるように
表してください。
※神社は山の頂上で、ちょっと降りたところに白い狐がいました。神
社が一番高いところにあるのが分かるように上から見た地図に表し
てください。
自分のアイデアで地図を作ってみましょう。
(難しい児童には支援が必要。色を塗っても字を書いてもいいことを
伝える。)
10
※難しかったね。地図に坂道や高さを分かるように書くのはとても難
しいのです。
※実際の地図では、今から見えるようになっているのですよ。水槽と
山の模型を使って説明します。
※これは、高さが分かる水槽です。
※(斜め下から)
※山の模型の大きさに合わせて、底から1本目の線を10mとします。
※ではこの線は何m?
※20m
※これは?
※30m です。
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※山の模型を水槽に入れました。上から見ています。
※高さは何mぐらい?(よく分からない)
※横から見ています。高さは何mぐらい?(だいたい35m)
12
※並べています。 横から見たのがふつうにみる山と思ってください。
上から見たのが、地図で表す山です。
13
※高さが分かる水槽の1本目の10mまで水を入れます。
14
※横から見ると1本目まで入っています。上から見ると水が山の周り
を囲っています。
※水面と山のさかいめに線を書きます。
※(赤の点滅)
この線は、底から高さがちょうど10mの同じ高さの線です。
15
※2本目の20mまで水を入れます。
16
※こんなになります。
※水面と山のさかいめに線を書きます。
※(赤の点滅)
この線は、底から高さがちょうど20mの同じ高さの線です。
17
※3本目の30mまで水を入れます。
18
※こんなになります。
※水面と山のさかいめに線を書きます。
※(赤の点滅)
この線は、底から高さがちょうど30mの同じ高さの線です。
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※山を水槽から取り出してみました。
※実際の地図では、このように同じ高さの線で高さを表しています。
※では、緩やかな坂と
※急な坂の違いは、この同じ高さの線で分かりますか?(急な坂は線
の間隔が狭いなど・・・)
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※実際の地図はこれです。(ちょっと模型と線がずれている)
21
※権現山の周りにも地図には、同じ高さの線がたくさんあります。
次の時間からこの実際の地図を使ってお勉強をします。
※これで終わります。
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、
同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平21業使、第684号)