日本語(抄訳) - クレディ・アグリコル・CIB ジャパン

本書は、英語による Crédit Agricole SA 2016 年度第 2 四半期報告書の抄訳であり、英語による原文がすべての点においてこの日本語の抄訳に優
先します。疑義がある場合には英語の原文に従い解釈をお願いいたします。
2016 年 8 月 3 日 モンルージュ
2016 年度第 2 四半期及び上半期業績結果
事業面
事業面及び財務面での好業績
及び財務面での好業績
当グループの力強い基礎的業績の確認
クレディ・アグリコル・グループ*:
クレディ・アグリコル・グループ :当グループの構造簡素化プロジェクトが完了
- ビザ・ヨーロッパの売却益によりさらに押し上げられた業績
- EBA のストレステストにより確認された財務面の堅調さ
表示純利益グループ帰属分:19 億 4,200 万ユーロ(前年同期比+29.5%);基礎純利益グループ帰属
分**:16 億 2,300 万ユーロ
完全適用後 CET1 レシオ:14.2%(2015 年 6 月比+100bp)
*
クレディ・アグリコル S.A.と地域銀行の 100%。
クレディ・アグリコル S.A.:基礎
:基礎 NIGS の伸び(前年同期比+13.0%)
の伸び(前年同期比
)
- 全ての事業部門での力強い活動
- 営業費用の継続的な抑制
- 低い水準で安定したリスク関連費用
- 財務力の更なる改善
表示収益:47 億 3,800 万ユーロ;基礎収益**:43 億 3,700 万ユーロ(前年同期比+0.5%)
営業費用(SRF を除く):28 億 600 万ユーロ(前年同期比-0.8%)
表示リスク関連費用:-4 億 9,700 万ユーロ(前年同期比-17.4%)
表示純利益グループ帰属分:11 億 5,800 万ユーロ(+25.8%);基礎純利益グループ帰属分**:8 億
1,800 万ユーロ
完全適用後 CET1 レシオ:11.2%(2015 年 6 月比+100bp)
**
6 ページ及び 25 ページに記される特殊要因について修正再表示した変動分。
クレディ・アグリコル・グループ
当グループの構造簡素化プロジェクトは、今年 2 月 17 日に 2015 年度決算が公表された際に発表さ
れた条件に従って実施されており、本日 2016 年 8 月 3 日に支払いと引渡しが行われました。
この作業を完了するのに必要な全ての条件は、この数ヶ月の間に満たされました。今年 2 月に発表さ
れたように、2015 年 12 月 31 日時点でのクレディ・アグリコル地域銀行のバランスシートに基づいて最
初に設定された価格(180 億 250 万ユーロ)は、2015 年 12 月 31 日から 2016 年 6 月 30 日までの間
に IFRS が修正再表示した連結対象持分の変動分を考慮して調整されました。この調整額は 5 億
1,700 万ユーロとなり、クレディ・アグリコル S.A.が SACAM ミューチュアリゼーション(地域銀行の完全
所有子会社)に譲渡した CCI と CCA の最終価格は 185 億 4,200 万ユーロでした。
この取引は、2016 年度第 3 四半期に計上される予定であり、クレディ・アグリコル S.A.におよそ 12
億 5,000 万ユーロの利益が発生します。
クレディ・アグリコル・グループの 2016 年度第 2 四半期の純利益グループ帰属分は、前年同期の 15
億ユーロに対して 19 億 4,200 万ユーロとなりました。この優れた業績は、3 億 3,700 万ユーロに達し
たビザの売却益により押し上げられました。2016 年度上半期の純利益グループ帰属分は 27 億 6,000
万ユーロでした。
当四半期の好業績をけん引したのは、全ての事業部門での堅調な事業実績、超低金利環境下での
当グループの堅牢なビジネスモデル、及び全ての事業部門での控えめなリスク・プロフィール(これは、
現在の政治的・経済的環境にもかかわらず、引き続きリスク関連費用を抑制したことに反映されていま
す)です。
地域銀行は、2015 年 6 月末と比べて、要求払預金(+10.7%)を中心にオン・バランスシート顧客預か
り資産が 4.8%増、生命保険が 2.6%増となり、更に堅調な業績を達成しました。貸付も、1 年間で住宅
ローンの 5.0%増と消費者金融の 7.3%増が寄与して大幅に伸びました。
手数料収入の増加が純金利マージンの低下を補い、地域銀行の事業収益は安定しました。リスク関
連費用は、当四半期の残高に対して 18 ベーシス・ポイントを占め、また、不良債権は低い水準に留まり
ました(ローン全体の 2.5%)。2016 年度第 2 四半期の全体的な純利益グループ帰属分(IFRS に従っ
て 100%)は、前年同期比で微減(-3.8%)となる 7 億 8,000 万ユーロでした。
クレディ・アグリコル・グループは、完全適用後 CET1 レシオが 2016 年 6 月末現在で 14.2%(2015
年 6 月末時点と比べて 100 ベーシス・ポイント増)となり、財務力を更に高めました。この堅牢な財務基
盤は、欧州銀行監督機構(EBA)及び ECB の監督下で実施されたストレステスト(この結果は、今年 7
月 29 日に公表されました)によって証明されました。2015 年 12 月末時点の CET1 レシオに基づいて
ストレステストで使用された不利なシナリオの影響は 300 ベーシス・ポイントに達し、完全適用後 CET1
レシオは 10.5%となりました。不利なシナリオでは、2015 年 12 月に監督機関が設定した最低限の規
制要件と 2019 年 1 月 1 日時点で当グループに適用されるシステミック・バッファー(1%)の合計が
10.5%となるため、クレディ・アグリコル・グループは、適用される全ての要件を満たすと考えられます。
TLAC レシオの推定値は、適格シニア債を除いて 2016 年 6 月 30 日現在で 19.5%でした。したがっ
て、当グループは、この要件に適格シニア債が含まれるとしても、2019 年について 19.5%と設定された
2
最低要件を既に満たしています。
レバレッジ・レシオは 5.6%でした。
当グループの流動性ポジションは堅固です。2016 年 6 月 30 日現在の当グループのバランスシート
上の現金は 1 兆 660 億ユーロで、長期資産に対する長期の資金調達源の超過額は、2015 年 6 月現
在と比べて安定し、当グループの目標に合致する 1,040 億ユーロでした。流動性準備金(証券ポートフ
ォリオに関連する評価益とヘアーカットを含む)は、2016 年 6 月 30 日現在で 2,270 億ユーロに達しま
した。これは、総短期債券を 2.5 倍以上カバーしました。
2016 年度上半期に、クレディ・アグリコル・グループの主な発行体は、市場と支店ネットワークにおい
てシニア債と劣後債により 241 億ユーロ相当額を調達しました。
格付け機関のムーディーズは 2016 年 7 月、クレディ・アグリコル S.A.と格付けを受けている 38 の地
域銀行の長期債の格付けを A1(見通しは安定的)へと 1 段階引き上げました。短期債の格付けは P-1
と確認されました。こうした格付けの引上げは、特に資産の質の向上、2014 年以降の収益性増大、及
び資本ポジションの持続的改善など当グループのファンダメンタルズ改善を示しています。
クレディ・アグリコル S.A.
2016 年度第 2 四半期及び上半期の財務諸表を検討するため、ドミニク・ルフェーブルを議長とするク
レディ・アグリコル S.A.の取締役会が 2016 年 8 月 2 日に開かれました。
2016 年度第 2 四半期の純利益グループ帰属分は、前年同期比 25.8%増の総額 11 億 5,800 万ユ
ーロでした。この数字には、ビザの売却益である 3 億 2,800 万ユーロが含まれています。この売却益と
他の通常の特殊要因を除くと、基礎収益は、前年同期比 13%増の 8 億 1,800 万ユーロでした。
この健全な業績は、当グループの構造簡素化に伴う経常収益の当初の恩恵、ほぼ安定している費
用、及び現在も非常に控えめな水準にあるリスク関連費用などの結果でした。また、当グループの事業
部門全体に見られるプラス傾向を反映しています。
アセット・ギャザリング部門は、再び非常に力強い成長を遂げました。アムンディは当四半期末まで
に、有機的成長だけで 2016 年末までを対象に設定した 1 兆ユーロという残高目標に到達しました。貯
蓄/退職保険部門は 2,640 億ユーロを記録し、また、損害保険部門の契約件数は 1,200 万件を超えま
した。消費者金融は、当四半期に 100 億ユーロという記録を達成しました。大口顧客部門は、新たなス
トラクチャード・ファイナンスの組成で堅調を維持し、手数料収入は前年同期比で 15%増でした。リテー
ル・バンキング部門では、個人事業主と企業への貸付の伸び(+6.9%)が寄与して、LCL の消費者信用
残高は前年比 4.5%増となりました。オン・バランスシート預金に関しては、要求払預金が底堅い上昇傾
向を維持し(前年比+12.1%)、オン・バランスシート預金全体の 37%を占めました。カリパルマの住宅ロ
ーン残高は、顧客預かり資産の 5.1%増と共に 4%増加しました。
損益計算書の主な項目は望ましい方向で推移しました。2016 年度第 2 四半期の基礎収益は、前年
同期比 0.5%増でした。最も重要なのは、大口顧客部門による力強い実績と専門金融サービス部門及
びリテール・バンキング部門で達せられた進展により、基礎収益が前四半期比で 3.4%伸びたことです。
3
2016 年度第 2 四半期の LCL とカリパルマの収益は、前四半期比でそれぞれ 1.6%増、3.8%増となり
ました。単一破綻処理基金の調整分と LCL のネットワーク調整引当金を除いた費用は、前四半期比で
0.8%減少しました。最後に、信用リスク関連費用は、前年の 48 ベーシス・ポイント及び 2015 年 12 月
末時点の 41 ベーシス・ポイントと比べて、年間で残高の 41 ベーシス・ポイントと低い水準に維持されま
した。リスク関連費用は、消費者金融部門(前年同期の 226 ベーシス・ポイントから 133 ベーシス・ポイ
ント)とカリパルマ(同 135 ベーシス・ポイントから 108 ベーシス・ポイント)で引き続き大幅減となったほ
か、LCL(同 12 ベーシス・ポイントから 14 ベーシス・ポイント)とコーポレート・バンキング部門(同 21 ベ
ーシス・ポイントから 29 ベーシス・ポイント)では低い水準を維持しました。
専門金融サービス部門での上記の傾向に加えて、コーポレート・センターは、当四半期の純利益グル
ープ帰属分が 6,700 万ユーロと大幅に改善しました。これは、ビザの売却益、発行体スプレッド、及び
地域銀行からの配当を除くと-3 億ユーロでした。
2016 年 6 月末現在、クレディ・アグリコル S.A.はソルベンシー・ポジションを強化しました。完全適用
後 CET1 レシオは、2015 年 6 月末の水準から 100 ベーシス・ポイント改善して 11.2%でした。これは、
2016 年 3 月末現在では 10.8%でした。CCI と CCA の SACAM ミューチュアリゼーションへの譲渡を
試算すると、CET1 レシオは 11.9%でした。
クレディ・アグリコル S.A.と当グループは、双方とも 2016 年 6 月末現在で LCR レシオが 110%を超
えました。
クレディ・アグリコル S.A.は 2016 年 6 月 30 日現在で、140 億ユーロの中・長期債市場発行プログラ
ム(シニア債と劣後債)の 79%を完了しました。クレディ・アグリコル S.A.は、シニア債によって 95 億ユ
ーロ相当額、劣後債によって 15 億ユーロ相当額をそれぞれ調達しました。
最後に、欧州委員会が採択した委任法令に定めるように、クレディ・アグリコル S.A.の段階適用レバレ
ッジ・レシオは、2016 年 6 月末現在で 4.5%1でした。
社会的・環境的責任
低炭素経済を目指すエネルギー転換に当たっての自らの主導的役割を認識して、クレディ・アグリコル
は、約束した多様な施策を今後も実施します。クレディ・アグリコルは、特に石炭その他の化石燃料産業
に関して 2015 年から自らの部門政策を見直しており、直接的に又はグリーンボンドを通じて再生可能
エネルギー・プロジェクトに融資することでエネルギー転換に取り組む顧客を支援しています。したがっ
て、クレディ・アグリコル CIB は、ユーロ建てグリーンボンドで主導的地位を維持し、2016 年 7 月には中
国銀行のために国際レベルでは最大規模となる起債で幹事を務めました。この総額 28 億ユーロの起
債により、再生可能エネルギー、汚染の防止と規制、クリーン輸送、及び持続可能な水管理などのプロ
ジェクトを対象に資金が提供されます。アムンディは、顧客のポートフォリオのカーボンフットプリントを最
1
ECB からこのほど入手した情報に対するクレディ・アグリコル S.A.の理解に従って、CDC への預金管理の一元化で生じるエクス
ポージャーの非適用免除により、3 月と 12 月に 15 ベーシス・ポイント低下。2015 年 1 月に発効した委任法令に定義されている。
ECB の承認を前提として、クレディ・アグリコル S.A.のためのグループ内取引の適用免除に関連する+100 ベーシス・ポイントの影
響を伴う。
4
大 50%削減する低炭素インデックス商品を引き続き販売しており、グリーンボンドの資金を用いた投資
提案を強化しています。
更に、当グループは、フランス国内と海外での取り組みに積極的に参加しています。2016 年初頭か
ら、クレディ・アグリコルとそのフランス国内の企業は、気候変動に関連するリスクに対する銀行活動の
回復力の測定を目的とした銀行ストレステスト手法の作成に関して、ACPR(金融健全性監督・破綻処
理機構)と協力しています。同様に、新たなリスクを特定し、抑制する目的から、クレディ・アグリコル
S.A.は、2016 年度第 1 四半期に Science Based Targets、WWF の共同構想、国連グローバル・コン
パクト、世界資源研究所(WRI)、及び Carbon Disclosure Project に参加しました。Science Based
Targets は、気候変動に関するパリ協定に従った中長期 GHG 削減目標の設定で企業を支援していま
す。クレディ・アグリコル S.A.グループの目標は、2015~2020 年に自らの直接 GHG 排出量を 15%削
減することです。
決算スケジュール
2016 年 11 月 8 日
2016 年度第 3 四半期決算発表
2017 年 2 月 15 日
2016 年度第 4 四半期及び通年の決算発表
2017 年 5 月 11 日
2017 年度第 1 四半期の決算発表
2017 年 5 月 24 日
年次株主総会(トゥール)
2017 年 8 月 3 日
2017 年度第 2 四半期及び上半期の決算発表
2017 年 11 月 8 日
2017 年度第 3 四半期の決算発表
Disclaimer
This presentation may include prospective information on the Group, supplied as information on trends. This data does not
represent forecasts within the meaning of European Regulation 809/2004 of 29 April 2004 (chapter 1, article 2, §10). This
information was compiled from scenarios based on a number of economic assumptions for a given competitive and
regulatory environment. Therefore, these assumptions are by nature subject to random factors that could cause actual
results to differ from projections. Likewise, the financial statements are based on estimates, particularly for the calculation
of market values and asset impairments. Readers must take all of these risk factors and uncertainties into consideration
before making their own judgement.
Applicable standards and comparability
The figures presented for the six-month period ended 30 June 2016 have been prepared in accordance with IFRS as
adopted in the European Union and applicable at that date, and with prudential regulations currently in force. This financial
information does not constitute a set of financial statements for an interim period as defined by IAS 34 "Interim Financial
Reporting" and has not been audited.
Throughout the document, data on 2015 results is presented pro forma: transfer of CACEIS from Asset Gathering to Large
Customers, transfer of Insurance Switch from the Corporate centre to Insurance and reclassification of the contribution of
the Regional Banks under IFRS5. Within Crédit Agricole S.A., “Retail banking” now covers only LCL and International retail
banking.
5
クレディ・アグリコル S.A.連結決算
連結決算
2016 年度第 2 四半期の収益は、総額で
47 億 3,800 万ユーロとなりました。これには、ビザの株式
四半期の収益
売却益の 3 億 5,500 万ユーロと地域銀行からの前四半期の未収配当金の 3,000 万ユーロが含まれ
ます。これらの特殊要因と通常の会計上の修正再表示(発行体スプレッド、DVA running、ローン・ヘッ
ジ)を除いた収益は、43 億 3,700 万ユーロでした。同様の会計上の修正再表示(発行体スプレッド、
DVA running、ローン・ヘッジ)後の 2015 年度第 2 四半期の銀行部門の純利益は 43 億 1,700 万ユー
ロでした。したがって、2016 年度第 2 四半期の銀行部門の基礎純利益は 1 年間で 0.5%増加しまし
た。
営業費用は、単一破綻処理基金(SRF)への追加拠出額(-4,300
万ユーロ)の影響を受けて-28 億
営業費用
4,900 万ユーロとなりました。この要因と LCL のネットワーク調整引当金(4,100 万ユーロ)を除いた営
業費用は、2015 年度第 2 四半期から当四半期までに 0.8%減少しました。
5,000 万ユーロの法務引当金を含むリスク関連費用
リスク関連費用は、前年同期の金額と比べて
17.4%減の 4 億
リスク関連費用
9,700 万ユーロでした。信用リスク関連費用だけで 4 億 4,700 万ユーロを占め、これは前年同期の水
準から+5.4%でした。ローリング 4 四半期を対象にベーシス・ポイントで計算したローン残高の信用リス
ク関連費用は、前年の 48bp に対して 41bp でした。これは、全ての事業部門で低い水準にあります。
不良債権残高は、顧客及び銀行間の総ローン残高の 3.6%(2015 年 6 月末現在と同じパーセンテー
ジ)に相当する総額 158 億ユーロでした。特定引当金によってカバーされた不良債権の比率は 52.3%
でした。一般引当金を含む不良債権引当率は 67.9%でした。
6
2016 年度第 2 四半期の持分法適用会社の純利益帰属分
純利益帰属分は、1
億 2,100 万ユーロに達しました。こ
純利益帰属分
の中には、大口顧客部門(主にバンク・サウジ・フランジ)の 6,100 万ユーロと専門金融サービス部門
(主に自動車ローン提携事業のジョイントベンチャー)の 5,100 万ユーロが含まれます。なお、当グルー
プの構造簡素化プロジェクトとの関係で IFRS 第 5 号に基づいて計算されたため、地域銀行の寄与分
は一切計上されていない点にご注意ください。
全体では、2016 年度第 2 四半期のクレディ・アグリコル S.A.の純利益グループ帰属分
純利益グループ帰属分は、11
億
純利益グループ帰属分
5,800 万ユーロでした。ビザの株式売却益と地域銀行からの配当金を除外し、発行体スプレッド、DVA
running、及びローン・ヘッジの修正再表示後の利益は、2015 年度第 2 四半期の 7 億 2,500 万ユーロ
の基礎的業績に対して 13%増の 8 億 1,800 万ユーロとなりました。
損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整するため、当四半期の調整項目を以下に
示します。
2016 年度上半期の銀行部門の基礎純利益は、前年同期比
1.9%減の 85 億 3,100 万ユーロでし
年度上半期
た。当四半期の増加分は、前四半期の減少分と完全に一致しているわけではありません。
当上半期の基本的な営業費用の変動分(すなわち、4,100 万ユーロの LCL のネットワーク調整引当
金を除く)は、前年同期比 0.4%減でした。単一破綻処理基金(SRF)への拠出額は-2 億 4,400 万ユー
ロで、2015 年度と比べて 39.5%の増加となりました。
2016 年度上半期の表示リスク関連費用は、前年同期比 0.2%減の-8 億 9,900 万ユーロでした。
2016 年度上半期の表示純利益グループ帰属分は、総額で 13 億 8,500 万ユーロでした。前年度上
半期又は当年度上半期に一度限りの項目が複数発生し、これは業績に重大な影響を及ぼしました。こ
れらの項目を除いた 2016 年度上半期の基礎純利益グループ帰属分は、前年同期比 4.6%増となりま
した。
損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整するため、当上半期の調整項目
調整項目を以下に
調整項目
示します。
7
ソルベンシー
2016 年 6 月末現在、クレディ・アグリコル S.A.のソルベンシー・ポジションは強化されています。すな
わち、その完全適用後 CET1 レシオは、2015 年 6 月末現在の水準から 100 ベーシス・ポイントの改善
となる 11.2%でした。これは、2016 年 3 月末現在では 10.8%でした。CCI と CCA の譲渡後の試算で
は、CET1 レシオは 11.9%になります。
合計段階適用レシオは、2016 年 6 月末現在で 18.8%となり、ティア 2 最適化に関連して一時的に低
下しました。
最後に、クレディ・アグリコル S.A.の段階適用レバレッジ・レシオは、欧州委員会が採択した委任法令
に定義されるように、2016 年 6 月末現在で 4.5%1となりました。
流動性
クレディ・アグリコル・グループのバランスシート上の現金は、2015 年 6 月末現在の 1 兆 410 億ユー
ロに対して、2016 年 6 月末現在では総額 1 兆 660 億ユーロでした。
長期の利用可能資金に対する長期資金調達の超過額は、2015 年 6 月末現在の 1,030 億ユーロに
対して、2016 年 6 月 30 日現在では 1,040 億ユーロと安定しました。
証券ポートフォリオに関連する評価益及びヘアーカットを含む流動性準備金は、2016 年 6 月 30 日現
在で 2,270 億ユーロに達し、これは総短期債務の 2.5 倍超をカバーしました(2015 年 6 月 30 日現在
では 2 倍超)。当グループとクレディ・アグリコル S.A.は共に、LCR レシオが 2016 年 6 月末現在で
110%を上回りました。
クレディ・アグリコル・グループの主な発行体は、2016 年度上半期に市場及び支店ネットワークにおい
てシニア債と劣後債により 241 億ユーロを調達しました。クレディ・アグリコル S.A.自体は、シニア債に
よって 95 億ユーロ相当額、劣後債によって 15 億ユーロ相当額(このうち、11 億 5,000 万ユーロは、当
年度初頭に完了した米ドル建ての追加ティア 1 の発行)をそれぞれ調達しました。クレディ・アグリコル
1
ECB の承認を前提とする。ECB から入手した情報に対するクレディ・アグリコル S.A.の理解に従って、クレディ・アグリコル S.A.
のグループ内取引の適用免除と CDC 預金の一元化に関連するエクスポージャーの非適用免除を想定。
8
S.A.は 2016 年 6 月 30 日現在、140 億ユーロの中・長期市場資金調達プログラム(シニア債と劣後
債)の 79%を完了しました。
9
部門別決算
1.
フランス国内のリテール・バンキング
)
フランス国内のリテール・バンキング(
バンキング (LCL)
1
消費者信用残高は、2015 年 6 月から 2016 年 6 月までに個人事業主と企業への貸付が 6.9%という
大幅な伸びを記録して、同期間に 4.5%増となりました。
オン・バランスシート預金は、要求払預金の伸びを背景に前年比 7.4%増でした。これは、2016 年度
第 2 四半期に全体の 37%(2015 年度第 2 四半期は全体の 35%)を占めました。
保険商品は、特に損害保険(マルチリスク住宅、自動車、及び健康)と死亡・高度障害保険(前年同期
比でそれぞれ+24%と+67%)など 2016 年度第 2 四半期に目覚ましい業績を達成しました。
更に、4 四半期連続での契約締結を受けて、2016 年度第 2 四半期のローン条件再交渉(14 億ユー
ロ)は前四半期を上回りました。早期返済は 9 億ユーロとなり、前四半期比で微減となりました。
LCL の 2016 年度第 2 四半期の収益は、前年同期比 10.1%減の 8 億 4,900 万ユーロでした。住宅
購入貯蓄の引当金と BFCAG の収益の 4 分の 12について修正再表示した LCL の収益は、前年同期
比で 8.3%減となります。
収益は、2016 年度第 1 四半期比で 1.6%増加しました。この増加は、純金利マージンの改善によるも
のです(前四半期比+3.2%)。それでも、純金利マージンは、異常な件数のローン条件再交渉と住宅ロ
ーンの早期返済のマイナス影響を受けて再び抑制されました。
1
2016 度第 2 四半期のネットワーク再編引当金について修正再表示。
これには BFCAG の 2015 年度の収益の 6 ヶ月分が含まれるため、2015 年度第 2 四半期と比較した BFCAG の収益の 4 分の
1 について修正再表示。
2
10
2016 年 3 月 9 日に示された指針に従って、LCL は、特に都市部の支店のグループ再編による販売
網の調整を継続して行います。したがって、こうしたネットワーク再編のための 4,100 万ユーロの引当金
が、2016 度第 2 四半期の財務諸表の営業費用として計上されました。この影響、SRF、及び変革計画
についても修正再表示すると、LCL の費用は、2015 年度第 2 四半期と比べて 1.2%減となりました。
2016 度第 2 四半期のリスク関連費用は 5,300 万ユーロでしたが、前年同期の訴訟からの回収の影
響を修正再表示すると前年同期比で横ばいでした。
全体では、2016 度第 2 四半期の純利益グループ帰属分は、ネットワーク再編費用を除くと前年同期
比 37.6%減の総額 1 億 800 万ユーロとなりました。
2016 年度上半期の
年度上半期 LCL の収益は、前年同期比で 9.7%減少しました。住宅購入貯蓄プランの引当
金と BFCAG の収益の 4 分の 11について修正再表示した当上半期の LCL の収益は、前年同期比
8.8%減でした。
2016 年度上半期に総額 9 億 2,000 万ユーロとなった純金利マージンは、2015 年度のローン条件再
交渉と住宅ローンの早期返済の急増を理由に低下しました。手数料収入は、前年同期比で微減となり
ました(2015 年度上半期の 7 億 7,200 万ユーロに対して 2016 年度上半期は 7 億 6,300 万ユーロ)。
2016 年度上半期の営業費用は、ネットワーク再編のための 4,100 万ユーロの引当金によって増加し
ました。この影響、SRF、及び変革計画の修正再表示後の LCL の費用は、2015 年度上半期と比べて
1.5%減でした。変革計画の下で生じた費用は、当上半期に総額 2,400 万ユーロとなり、1 年間で
26.3%増加しました。SRF の影響は、当上半期に 1,900 万ユーロとなりました。
2016 年度上半期のリスク関連費用は、7,500 万ユーロと低く抑えられました(前年同期は 6,400 万ユ
ーロ)。(ローリング 4 四半期に亘る)残高の 14 ベーシス・ポイントでは、これは、複数の四半期に亘り
経常リスクが安定して低い水準にあることを反映しています(2015 年度上半期の数字には、訴訟から
の回収分が含まれます)。
全体では、2016 年度上半期の純利益グループ帰属分は、ネットワーク再編引当金を除いて総額 1 億
9,300 万ユーロでした(前年同期比 35.2%減)。
当四半期及び当上半期の損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整することを認め
られた調整項目は、付属資料に詳述されています。
1
これには BFCAG の 2015 年度の収益の 6 ヶ月分が含まれるため、2015 年度第 2 四半期と比較した BFCAG の収益の 4 分の
1 について修正再表示。
11
2.
国際リテール・バンキング
国際リテール・バンキング
2016 年度上半期の当部門の純利益グループ帰属分は、前年同期の 9,100 万ユーロに対して 1 億
3,000 万ユーロでした。
イタリアでは、カリパルマが
2016 年度上半期に好業績を上げました。2016 年 6 月 30 日現在の顧客
イタリア
預かり資産は、2015 年 6 月 30 日現在と比べて 5.1%増という大きな伸びを記録して総額 995 億ユー
ロとなりました。オフ・バランスシートの顧客預かり資産は、当上半期のそれほど好ましくない市場条件と
前年度上半期の好業績を理由とする不利な比較基準にもかかわらず、(生命保険と投資信託の 6.3%
増が主に寄与して)1 年間で 7.3%増の 635 億ユーロとなりました。当上半期のオン・バランスシート預
金は、2016 年 6 月 30 日現在で 1.5%増の 360 億ユーロでした。
2016 年 6 月 30 日現在のローン残高は、3.0%増となった住宅ローンと 7.9%増となった法人向けロ
ーンによって引き続きけん引され、1 年間で 1.4%増となる 345 億ユーロでした。同じ期間の SME 向け
ローンは 1.1%低下しました。
2016 年度第 2 四半期のカリパルマの収益は、前年同期比 7.9%減の 4 億 1,300 万ユーロでした。純
金利マージンは、不利な金利環境と最優良顧客をめぐる競争激化により影響を受けました。また、当四
半期の手数料収入も、不利な比較基準を主な要因として急減し、前年同期比 7%減でした。
SRF を除いた営業費用は、前年同期比 0.4%増の 2 億 3,600 万ユーロに抑制され、カリパルマは、
57.2%という満足できるコスト比率を維持できました(SRF を除く)。カリパルマは 2016 年度第 2 四半
期に、SRF への追加拠出額として 200 万ユーロを求められました。
2016 年度第 2 四半期のリスク関連費用は、前年同期の 9,900 万ユーロに対して 17.0%減となる
8,200 万ユーロでした。不良債権比率は 13.6%とわずかに低下し、引当率(一般引当金を含む)は
46.3%に上昇しました。新たな不良債権の流入額は、引き続き減少しました(2016 年度第 2 四半期は
前年同期比-11%)。
12
全体では、前年同期比で見た当四半期のカリパルマの収益減は、リスク関連費用の急減と営業費用
の厳しい引き締めによって一部相殺されました。したがって、純利益グループ帰属分は、2015 年度第 2
四半期の 5,400 万ユーロに対して 4,300 万ユーロでした。
2016 年度第 2 四半期のカリパルマ・グループの純利益は、国内連結対象範囲をベースとすると
7,000 万ユーロで、イタリアにおけるクレディ・アグリコル S.A.の純利益グループ帰属分は 1 億 1,700
万ユーロとなりました。
2016 年度上半期の収益は、前年同期比 6.4%減の 8 億 1,100 万ユーロでした。この減少は、手数料
収入の減少(-16%)と 2015 年度上半期の顧客預かり資産の大幅流入に伴う不利な比較基準によるも
のでした。
SRF を除いた 2016 年度上半期の営業費用は、前年同期比でほぼ横ばいでした(0.4%増)。
2016 年度上半期のリスク関連費用は、イタリア経済の改善とカリパルマが実施した厳格なリスク管理
措置により、前年同期比 15.2%減の 1 億 6,700 万ユーロとなりました。
2016 年度上半期のカリパルマの純利益グループ帰属分は、前年同期の 9,300 万ユーロに対して
13.5%減の 8,100 万ユーロでした。国内連結対象範囲をベースとすると、カリパルマの純利益グループ
帰属分は当上半期に 1 億 2,300 万ユーロとなり、また、クレディ・アグリコル S.A.のイタリアでの純利益
グループ帰属分は 2 億 3,700 万ユーロでした。
当グループの他の海外子会社も順調に業績を拡大しました。2016
年 6 月 30 日現在の顧客預かり
当グループの他の海外子会社
資産は、2015 年 6 月 30 日現在の 130 億ユーロ(オン・バランスシート預金の 114 億ユーロを含む)に
対して 123 億ユーロ(オン・バランスシート預金の 111 億ユーロを含む)を記録しました。この減少は、
主に為替効果によるものでした。この効果を修正再表示した顧客預かり資産は、2015 年 6 月 30 日現
在と比較すると 1.2%増でした。顧客預かり資産は、ポーランドとウクライナで増加となる一方で、エジプ
トでは減少しました(コスト高のリソースの減少)。
2016 年 6 月 30 日現在のローン残高は、2015 年 6 月 30 日時点の 103 億ユーロに対して、為替効
果を除くと 3.0%増となる 101 億ユーロでした。
2016 年 6 月 30 日現在のローンに対する預金の超過額は 18 億ユーロでした。
当グループの他の海外子会社の収益は、エジプト、ウクライナ、及びポーランドでのマイナスの為替効
果を主因として、2016 年度第 2 四半期には 2 億 2,400 万ユーロに減少しました(-8.2%)。
2016 年度第 2 四半期の営業総利益は、前年同期比 15.5%減でした。
2016 年度第 2 四半期のリスク関連費用は、前年同期の 5,100 万ユーロから 39.5%減の 3,100 万ユ
ーロでした。
全体では、2016 年度第 2 四半期の当グループの他の海外子会社の純利益グループ帰属分は、前
年同期比で横ばいの 3,400 万ユーロとなりました。
2016 年度上半期の純利益グループ帰属分は、113.5%という大幅増により 4,900 万ユーロとなりまし
た。収益は、マイナスの為替効果を主な理由として、2015 年度上半期と比べて微減となる 4 億 5,100
13
万ユーロでした。2016 年度上半期の営業費用は 4.4%減少しました。同上半期のリスク関連費用は、
特にモロッコとウクライナの経済状況の改善を受けて、前年同期比 28.2%減の 7,200 万ユーロでした。
子会社別では、エジプトが高い水準の業績を維持し、その寄与分は 3,600 万ユーロと微増でした。クレ
ディ・アグリコル・ポーランドの寄与分は、2015 年度上半期と比べて増加となる 2,500 万ユーロでした。
ウクライナとクレディ・デュ・モロッコは、リスク関連費用の改善が寄与して純利益グループ帰属分が急
増しました。
14
3.
資産運用ビジネス
当事業部門には、資産運用、保険、及びウェルス・マネジメントが含まれます。
運用資産額は、2015 年 12 月末と比べて 220 億ユーロ増加し、当事業部門が好調であることが確認
されました。全てのセグメントの資金流入額(純額)は、アムンディの 170 億ユーロ、生命保険の 30 億
ユーロ、ウェルス・マネジメントの 10 億ユーロを含めて 210 億ユーロでした。この好業績とは別に、当
事業部門は、マーケットと為替のプラス影響として 10 億ユーロを計上しました。当上半期の運用資産総
額は、2016 年 6 月 30 日現在で 1.6%増の 1 兆 4,180 億ユーロとなりました。2016 年度上半期の当
事業部門の純利益グループ帰属分は、当四半期の 4 億 1,500 万ユーロを含めて前年同期比 8.9%増
(2015 年度第 2 四半期の Switch 保証の発動の影響について修正再表示後)となる 7 億 9,400 万ユ
ーロでした。
1
資産運用部門では、この期間の自律的成長が寄与して、アムンディの資産運用額が
1 兆 40 億ユー
資産運用部門
ロとなり、2016 年末までに 1 兆ユーロという 2014 年に発表された目標を既に超えました。2016 年度
上半期の資金流入額(純額)は、顧客のリスク回避にもかかわらず好調を維持し、国際市場の 90%超
(このうち 70%以上がアジア)を含めておよそ 170 億ユーロとなりました。資金流入額(純額)を主に構
成しているのは、170 億ユーロ2の中長期資産(特に株式)でした。リスク回避の拡大にもかかわらず、リ
テール・セグメントも資金流入に貢献しました。当上半期のマーケットと為替のプラス影響は 24 億ユー
ロに達し、これにより 2016 年 6 月末時点で運用資産額は 1 兆 40 億ユーロに増加しました。運用資産
額は、2015 年 12 月末と比べて 1.9%増、1 年間では 5.2%増となりました。
2016 年度第 2 四半期のアムンディの 100%(非支配持分利益控除前)での純利益は、前四半期比益
1
2
2015 年度第 2 四半期の Switch 保証の発動の影響について修正再表示後。
株式、債券、マルチ資産、仕組債等。
15
は、前四半期比 1.3%増の 1 億 4,500 万ユーロでした。株式市場の低迷とボラティリティの高い環境の
中でのこうした優れた実績には、堅調な収益と厳格な費用抑制が寄与しました。純利益グループ帰属
分は、クレディ・アグリコル S.A.の持分低下(2015 年度第 2 四半期の 78.6%から 2016 年度第 2 四半
期は 74.2%)の影響により、2015 年度第 2 四半期の 1 億 1,300 万ユーロに対して 1 億 800 万ユーロ
となりました。2016 年度上半期の純利益グループ帰属分は、持分比率の同じ変動により前年同期の 2
億 1,100 万ユーロに対して 2 億ユーロでした。収益は、信託報酬と成功報酬の回復により、2016 年度
の第 2 四半期(前年同期比+0.6%)及び上半期(前年同期比-1.2%)については共にほぼ横ばいでし
た。2016 年度第 2 四半期の営業費用は抑制され、前年同期比では 2.7%減でした。また、2015 年度
上半期と比較すると 2.2%減でした。全体では、コスト比率は、高い水準の営業効率を反映して 2015 年
度上半期と比べると 0.5 ポイント改善して 52.9%となりました。
ウェルス・マネジメント部門は、困難な市況にもかかわらず、当上半期に運用資産額を維持し、2016
ウェルス・マネジメント部門
年 6 月末現在、前年の 6 月末と比べて 0.5%減となる 1,504 億ユーロでした。2016 年度上半期の純
利益グループ帰属分は、金融市場の不透明な状況に直面した顧客が静観の構えを取ったことが影響し
て、前年同期比 28.1%減の 3,400 万ユーロとなりました。
保険部門では、2016
年度第 2 四半期の保険料収入1が 79 億ユーロとなりました。
保険部門
貯蓄/退職保険部門は堅調に推移しました。当四半期の保険料収入は、国際市場での事業がもたらし
た 6.4%の伸びにより、前年同期の 59 億ユーロに対して 63 億ユーロでした。運用資産額は、2016 年
6 月末現在で前年同期比 3.4%増の 2,642 億ユーロとなりました。ユーロ資金は 2,144 億ユーロとなる
一方、ユニット・リンク型ファンドは 498 億ユーロでした。ユニット・リンク型ファンドの比率は、当四半期
の流入額に関しては 21.2%、株式に関しては 18.8%でした。
損害保険部門は、フランス国内で市場成長を上回る伸びを達成しました。農業・スモールビジネス部
門は急成長しました(2015 年度第 2 四半期と比べて+8.7%)。2016 年 6 月には、1,200 万件の保険契
約目標に到達しました。2016 年度第 2 四半期の損害保険の保険料収入は、前年同期比 6%増の 7 億
6,700 万ユーロでした。最近の気象事象にもかかわらず、コンバインドレシオ2は引き続き抑制され、パ
シフィカについては 96.6%でした。
死亡・高度障害保険/健康保険/債権者保険セグメントでは、2016 年度第 2 四半期の保険料収入が前
年同期比 12.0%増の 8 億 1,400 万ユーロとなりました。当四半期には、団体保険に関してアムンディと
の間で統合的な業務提携を開始し、当グループのこの分野での販売を拡大しました。当四半期の債権
者保険は、フランスと国外の双方の市場で成長し、前年同期比 7.4%増となりました。
2016 年度第 2 四半期の保険部門の純利益グループ帰属分は、Switch 保証の発動3の修正再表示
後で前年同期比 16.6%増となる 2 億 9,300 万ユーロでした。
2016 年度上半期の保険部門の純利益グループ帰属分は、Switch 保証発動 3 の影響の修正再表示
1
個人健康保険及び損害保険の≪死亡・高度障害保険/健康保険/債権者保険≫から≪損害保険≫への移転に伴う新規事業部門
での IFRS に基づく保険料収入の内訳。
2
(請求額+営業費用+手数料)/保険料収入(再保険後)。
3
Switch 保証の発動は、2015 年度第 2 四半期の保険事業部門のリスク関連費用(試算値)に 6,600 万ユーロのプラス影響をも
たらした。
16
後で前年同期比 18.7%増の 5 億 6,000 万ユーロでした。
当四半期及び当上半期の損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整することを認め
られた調整項目は、付属資料に詳述されています。
17
4.
専門金融サービス
2016 年度第 2 四半期における専門金融サービス部門
専門金融サービス部門の純利益グループ帰属分は、前年同期の
1
専門金融サービス部門
億 2,500 万ユーロに対して 1 億 5,400 万ユーロとなりました。
これまでの四半期と同様に、CACF は、2016 年度第 2 四半期に新規貸付で 103 億ユーロを記録し
て、好調な業績となりました。これは、前年同期比では 17%の増加であり、全てのセグメントのほか特に
FCA バンク(前年同期比+26%)と当グループの支店ネットワーク(+19%)がけん引役となりました。した
がって、管理消費者信用残高は、自動車ローン提携事業(+15.1%)とフランス国内の支店ネットワーク
(+10.8%)の堅調な業績が寄与して、2016 月 6 月末現在で 742 億ユーロとなりました(2013 年 6 月
以降では記録であり、2015 年 6 月末と比べて 5.7%増)。地理的な内訳はこれまでの四半期と変わら
ず、それぞれの残高はフランスが 38%、イタリアが 32%、他の諸国が 30%でした。
CACF は、引き続き外部での資金調達を強化しており、ドイツ及びオーストリアでの現在の預金事業
に加えて、2016 年 3 月にスペインで預金受入事業を開始しました。これにより、2016 年 6 月末現在の
預金額は 49 億ユーロとなりました。
CACF は 2016 年 5 月 2 日に、子会社の FCA バンクがフェラーリの専用金融会社である FFS AG
の買収を完了したことを発表しました。
2016 年度第 2 四半期の CACF の収益は、前年同期から 2.4%減となる 5 億 2,200 万ユーロでした
が、前四半期比では(+0.9%)でした。営業費用が前年同期比 3.1%増の 2 億 6,100 万ユーロとなった
ことで、CACF は営業効率の改善を継続し、営業総利益は前四半期比 9.3%増の 2 億 6,100 万ユーロ
となりました。最後に、2016 年度第 2 四半期のリスク関連費用は、消費者信用残高の質の構造的な改
善を主な要因として前年同期比 15.4%減となり、引き続き大幅減となりました。CACF の純利益グルー
18
プ帰属分は、2015 年度第 2 四半期の 9,200 万ユーロに対して 1 億 1,700 万ユーロでした。
2016 年度上半期の CACF の収益は、イタリアでの保険事業とローン返済額を主な要因として、前年
同期比 1.4%減の 10 億 3,900 万ユーロでした。自動車ローン提携事業は、CACF の収益性に大きく寄
与し、持分法適用子会社の寄与分を 10.7%増やしました。
2016 年度上半期の営業費用は、2016 年度第 1 四半期の SRF の影響(800 万ユーロ)を修正再表
示すると、前年同期比 0.7%増となる 5 億 4,000 万ユーロでした。
リスク関連費用は、顧客のポートフォリオの質が改善したことを主な理由として大幅減となりました。
2016 年度上半期の消費者金融部門のリスク関連費用は、前年同期比 30.5%減の 2 億 4,800 万ユー
ロでした。当上半期のリスク関連費用は、(ローリング 4 四半期で)残高の 133 ベーシス・ポイントとなり
ました(2015 年度上半期は 226 ベーシス・ポイント)。
当上半期の CACF の純利益グループ帰属分は、前年同期の 1 億 4,500 万ユーロ(SRF の 1,000 万
ユーロを含む)に対して 2 億 2,300 万ユーロ(SRF の 900 万ユーロを含む)となりました。
CAL&F のリース実績は成長を維持し、2016 年 6 月末現在で前年比 3.1%増の 152 億ユーロに達し
ました。買取売掛債権は、2015 年度第 2 四半期から 5%増の 178 億ユーロとなりました。特にフランス
で顕著な伸びが見られ、2016 年 6 月末現在で前年同期比 9.0%増の 119 億ユーロを記録しました。
2016 年度第 2 四半期の CAL&F の収益は、前年同期比 5.1%増の 1 億 3,700 万ユーロでした。
2016 年度第 1 四半期の営業費用が前年同期比 4.0%増の 7,000 万ユーロになる一方、リスク関連費
用は同じ期間に 4.1%増加しました。したがって、CAL&F の純利益グループ帰属分は、前年同期比
12.7%増の 3,700 万ユーロでした。
2016 年度上半期の CAL&F の収益は、フランスでのリース・ファイナンス残高の増加を主な要因とし
て、前年同期比 3.8%増の 2 億 6,700 万ユーロとなりました。当上半期の営業費用は、0.5%減の 1 億
5,000 万ユーロでした。リスク関連費用は、2015 年度上半期の 3,200 万ユーロに対して 2,900 万ユー
ロでした。全体では、2016 年度上半期の CAL&F の純利益グループ帰属分は、前年同期の 4,800 万
ユーロ(600 万ユーロの SRF 拠出額を含む)に対して 25.2%増となる 6,000 万ユーロでした(500 万ユ
ーロの SRF 拠出額を含む)。
19
5.
大口顧客
大口顧客部門の 2016 年度第 2 四半期の純利益グループ帰属分は 3 億 6,300 万ユーロでした。ロ
ーン・ヘッジと DVA running の影響(-200 万ユーロ)の修正再表示後の純利益グループ帰属分は、3
億 6,500 万ユーロとなりました。当四半期には、単一破綻処理基金(SRF)に対する 2,400 万ユーロの
追加拠出金と 5,000 万ユーロの法務リスク引当金も含まれています。
この事業部門の純利益グループ帰属分を構成しているのは、ファイナンス事業からの 2 億 1,900 万
ユーロ、資本市場及び投資銀行部門からの 1 億 1,400 万ユーロ、及び資産運用サービス部門からの
3,200 万ユーロです(2015 年度第 2 四半期は、それぞれ 2 億 1,300 万ユーロ、1 億 5,900 万ユーロ、
及び 2,600 万ユーロでした)。
大口顧客部門の合計
1
不安定な年頭を過ぎて、中央銀行と共に特に ECB による方策(企業部門の買収計画の延長)によ
り、3 月末にはマーケットはしばらく落ち着きを取り戻しました。世界的な成長に対する不透明感と英国
1
大口顧客部門の表示業績と基礎的業績との調整を行った表を参照。
20
の EU 離脱に関連する当初の懸念を理由に、5 月には再びマーケットが不安定になりました。6 月上旬
にこうした懸念が高まったことで、同月末には国民投票前の水準まで戻すために金融緩和が拡大され
ました。そして、英国の EU 離脱プロセスについて予想される期間を考慮して金融緩和が縮小され、当
四半期末には混乱が沈静化しました。
こうした背景の中、2016 年度第 2 四半期の資本市場及び投資銀行部門
資本市場及び投資銀行部門の収益は、11
億 2,500 万
資本市場及び投資銀行部門
ユーロとなりました。ローン・ヘッジと DVA running を除いた収益は、好調だった 2015 年度第 2 四半期
と比べて 6.4%増(XVA の影響を除く)の 11 億 2,800 万ユーロでした。
2016 年度第 2 四半期の債券及びトレジャリー部門
債券及びトレジャリー部門の収益は、DVA
running の影響を除くと 4 億
債券及びトレジャリー部門
5,900 万ユーロでした。XVA の影響を除いた収益は前年同期比で 17%増でした。特に債券部門(ソブ
リン債をめぐる不確実性の影響を受けた 2015 年度第 2 四半期の好ましい比較基準)と、急速に回復し
た与信活動を含む全ての事業で優れた業績を上げました。
債券発行では、CACIB は、世界第 5 位と 1 ランク上昇し、また、世界のグリーンボンド市場(2016 年
度第 2 四半期は 28 件の案件)で第 2 位を維持しました。
投資銀行部門はまた、新株引受権市場での複数の大型案件が寄与して、当四半期は成長を達成しま
投資銀行部門
した。この部門の収益は、2015 年度第 2 四半期と比べて 16%増の 9,900 万ユーロでした。
平均最大損失予想額(VaR)は、特に当四半期末のマーケットの混乱にもかかわらず低い水準を維持
しました(2016 年度第 2 四半期は平均で 1,100 万ユーロ)。
2016 年度第 2 四半期のストラクチャード・
ストラクチャード・ファイナンス
ストラクチャード・ファイナンスの収益は、全ての商品群である程度の実績を
ファイナンス
上げたことで(手数料収入の増加と好調なオリジネーション業務)、好調だった前年同期と比べて横ばい
の 3 億 800 万ユーロでした。
商業銀行部門は、1
年間で石油価格の 25%下落、英国の EU 離脱に関連する欧州でのシンジケー
商業銀行部門
テッド・ローンの件数低下など困難な環境が続く中で回復力を示しました。しかし、CACIB は市場シェア
を維持し、シンジケーション市場では主幹事としてフランスで第 1 位、西ヨーロッパで第 5 位の地位にあ
ります。
2016 年度第 2 四半期の営業費用
営業費用は、単一破綻処理基金(SRF)への
2,400 万ユーロの追加拠出金
営業費用
を含めて 6 億 300 万ユーロでした。この項目を除いた当四半期の営業費用は、前年同期比で 1.3%増
と安定しました。
2016 年度第 2 四半期のリスク関連費用
リスク関連費用は、5,000
万ユーロの訴訟引当金の影響を受けました。この
リスク関連費用
項目を除いたリスク関連費用は、前四半期と比べて安定的となる 1 億 1,600 万ユーロでした。ファイナ
ンス事業の残高に対するリスク関連費用は、当四半期に 29 ベーシス・ポイントとなりました1 。なお、
2015 年度第 2 四半期には、3 億 5,000 万ユーロの追加の OFAC 引当金が含まれています。
持分法適用会社からの利益シェアは、バンク・サウジ・フランジの好業績を反映して
6,100 万ユーロで
持分法適用会社からの利益シェア
した。なお、2015 年度上半期には、2 件の持分投資の評価損が含まれています(UBAF とエリプソ、欧
1
ローリング 4 四半期を対象に計算。
21
州の住宅ローンの証券化主体)。
資産運用サービス部門では、CACEIS の資産は、堅調な業績が寄与して、非常に不利な市場条件に
もかかわらず安定を維持しました。カストディー資産は、2015 年 12 月 31 日時点での 2 兆 3,270 億ユ
ーロに対して 2016 年 6 月 30 日時点で 2 兆 3,290 億ユーロとなる一方で、資産管理額は、2015 年
12 月 31 日以降に 1.2%増加して 2016 年 6 月 30 日時点で 1 兆 4,940 億ユーロでした。全体では、
2016 年度第 2 四半期の純利益グループ帰属分に対する CACEIS の寄与は、前年同期比 24.1%増
の 3,200 万ユーロでした。この好業績を主にけん引したのは収益の増加で、これは、顧客に対してマイ
ナス金利を適用することで CACEIS が恩恵を受けたため、前年同期比で 4.7%増となりました。
2016 年度上半期の大口顧客部
大口顧客部門の
大口顧客部門の純利
門の純利益グループ帰属分
純利益グループ帰属分は
益グループ帰属分 5 億 2,600 万ユーロで、ローン・ヘッ
ジと DVA running の影響(700 万ユーロ)を除くと 5 億 1,900 万ユーロでした。当四半期には、単一破
綻処理基金(SRF)に対する 1 億 4,900 万ユーロの拠出金と 5,000 万ユーロの法務リスク引当金が含
まれています。
修正再表示後の純利益グループ帰属分を構成しているのは、ファイナンス事業からの 3 億 7,000 万
ユーロ、資本市場及び投資銀行部門からの 1 億 100 万ユーロ、更に資産運用サービス部門からの
4,800 万ユーロです(2015 年度上半期は、それぞれ 3 億 9,900 万ユーロ、2 億 8,900 万ユーロ、及び
2,600 万ユーロでした)。
2015 年度上半期は好ましい市場条件(ECB の量的緩和政策とスイスフラン/ユーロの上限レート撤
廃)から恩恵を受けましたが、2016 年度上半期の市場環境は、資本市場及び投資銀行部門
資本市場及び投資銀行部門の活動を
資本市場及び投資銀行部門
混乱させました。したがって、2016 年度上半期の収益は、前年同期比 18.1%減の 10 億 5,400 万ユー
ロでした(但し、XVA の影響を除くと 4.2%減)。
2016 年度上半期のファイナンス事業
ファイナンス事業の収益は、ストラクチャード・ファイナンスの拡大と特に航空機、
ファイナンス事業
インフラ、買収のファイナンスの好業績にもかかわらず、ほぼ全ての商品群で好調だった前年同期の
11 億 3,800 万ユーロに対して 3.7%減の 10 億 9,600 万ユーロとなりました。商業銀行部門は、特に 2
つの比較対象期間中の石油価格下落という 2016 年の不利な条件の影響を引き続き受けました。
2016 年度上半期のリスク関連費用
リスク関連費用は、前年同期の
4 億 6,500 万ユーロに対して 2 億 8,800 万ユー
リスク関連費用
ロでした。これには、OFAC の追加引当金である 3 億 5,000 万ユーロが含まれます。
2016 年度上半期の営業費用
営業費用は、前年同期の
12 億 8,600 万ユーロから 5.5%増の 13 億 5,500 万
営業費用
ユーロでした。この増加の主な要因は、当上半期で 1 億 4,900 万ユーロ(2015 年度上半期は 9,000
万ユーロ)に上った単一破綻処理基金(SRF)への拠出金でした。この項目を除いた当上半期の営業費
用は、前年同期比で概ね安定しました(+0.8%)。
2016 年度上半期の持分法適用会社からの寄与
持分法適用会社からの寄与は、2
件の持分投資(UBAF とエリプソ)の評価損に
持分法適用会社からの寄与
より影響を受けた前年同期の 1,900 万ユーロに対して 1 億 2,300 万ユーロでした。
2016 年度上半期の CACEIS の純利益グループ帰属分は、マイナス金利の適用と安定を維持した厳
格な費用管理に関連する収益の伸び(+1.3%)を受けて、前年同期の 4,000 万ユーロから 18.1%増と
なる 4,800 万ユーロでした。
22
6.
*
コーポレート・センター
特殊要因とは、ビザの株式売却益、地域銀行からの配当、及び発行体スプレッドである。
2016 年度第 2 四半期のコーポレート・センターの収益は、ビザ・ヨーロッパの株式売却益である
3億
四半期
5,500 万ユーロと 2015 年度の収益に関して地域銀行から受け取った 3,000 万ユーロの配当により、
2015 年度第 2 四半期の-4 億 500 万ユーロに対して+1 億 200 万ユーロとなりました。更に、2016 年
度第 1 四半期に実施されたバランスシート最適化措置により、当四半期の負債のコストが 5,300 万ユ
ーロ削減されました。
なお、Switch のコストは、Switch 保険のアセット・ギャザリング部門への再割当を受けて、現在では四
半期当たりで-1 億 1,500 万ユーロです。
2016 年度第 2 四半期の営業費用(SRF と ECB、SRB、及び C3S の税金を除く)は、前年同期比
9.5%減の1億 8,600 万ユーロでした。SRF の追加拠出と銀行税は、当四半期に 1,400 万ユーロとなり
ました。
23
2016 年度第 2 四半期の税効果は、ビザの株式売却益と地域銀行から受け取った配当金の税額が低
かったために非常に好ましいものでした。所得税上の恩恵は、前年同期比 32.5%減の 1 億 7,100 万ユ
ーロでした。
全体では、2016 年度第 2 四半期の純利益グループ帰属分は 6,700 万ユーロで、発行体スプレッド、
ビザの売却、及び地域銀行の配当を除くと-3 億ユーロでした。
2016 年度上半期は、バランスシート最適化措置費用の-6
億 8,300 万ユーロ(2016 年度第 1 四半
年度上半期
期)とそれによって生じた節減額である 5,300 万ユーロ(当四半期)に加えて、ビザの株式売却益の 3
億 5,500 万ユーロと地域銀行から受け取った配当の 2 億 8,600 万ユーロが含まれるため、収益に関し
ては実態を示す数字になっていません。したがって、2016 年度上半期の収益は-6 億 400 万ユーロで
すが、-7 億 6,900 万ユーロの収益を計上した 2015 年度上半期とは比較できません。
なお、Switch のコストは、Switch 保険のアセット・ギャザリング部門への再割当を受けて、当上半期は
-2 億 3,000 万ユーロとなっています。
2016 年度上半期の営業費用は、SRF の拠出金、ECB、SRB、及び C3S の税金を除くと 4.8%減と
なりました。これらの費用と税金は、2016 年には 7,200 万ユーロと安定しました。
2016 年度上半期は、+5 億 6,400 万ユーロの税務上の恩恵を受けましたが、上記の項目を理由に前
年同期とは比較できません。
全体では、2016 年度上半期の純利益グループ帰属分は-5 億 1,500 万ユーロで、発行体スプレッド、
ビザの売却、及び地域銀行の配当を除くと-7 億 500 万ユーロでした。
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クレディ・アグリコル・グループ連結決算
2016 年 6 月 30 日現在のクレディ・アグリコル・グループの顧客ローン残高は、およそ 7,570 億ユー
ロでした。オン・バランスシートの顧客預金は、およそ 6,740 億ユーロでした。
2016 年度第 2 四半期のクレディ・アグリコル・グループの収益は、前年同期比
0.6%減の 82 億
四半期
6,600 万ユーロ(基礎的ベースでは 78 億 9,500 万ユーロ)となりました。
2016 年度第 2 四半期の営業費用は、単一破綻処理基金(SRF)への-4,400 万ユーロの追加拠出金
の影響を受けました。この項目を除いたクレディ・アグリコル・グループの営業費用は前年同期比 1.6%
増でした。
2015 年度第 2 四半期と 2016 年度第 2 四半期のリスク関連費用は、特殊要因(法務リスク引当金、
OFAC 引当金、Switch の発動)の影響を受けましたが、重大な変動とはなりませんでした。リスク関連
費用は比較的低い水準にあり、2016 年度第 2 四半期1のローン残高の 30 ベーシス・ポイントでした
(前年同期 1 は 32 ベーシス・ポイント)。
全体では、基礎純利益グループ帰属分は、2015 年度第 2 四半期から微減(-1.5%)となる 16 億
2,300 万ユーロでした。
1
ローリング 4 四半期についての計算。
25
損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整するため、当四半期の調整項目
調整項目を以下に
調整項目
示します。
2016 年度上半期のクレディ・アグリコル・グループの収益は、前年同期比
1.9%減の 154 億 2,500 万
年度上半期
ユーロ(基礎的ベースでは 157 億 500 万ユーロ)となりました。
SRF への拠出金を除いた 2016 年度上半期の当グループの営業費用は、前年同期比で 1.0%増加
しました。当上半期の SRF への拠出金は、前年同期の 2 億 2,500 万ユーロに対して 2 億 8,200 万ユ
ーロでした。
全体では、基礎純利益グループ帰属分は、前年同期比で微減(-0.9%)となる 28 億 6,500 万ユーロ
でした。
損益計算書の表示金額及び基礎的金額と変動額とを調整するため、当四半期の調整項目
調整項目を以下に
調整項目
示します。
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クレディ・アグリコル地域銀行
地域銀行は、2016 年度第 2 四半期に貸付と顧客預かり資産の双方で成長を加速しました。
四半期
ローン残高は、2016 年 6 月 30 日現在で前年比 3.2%増の 4,190 億ユーロとなりました。成長は、特
に住宅ローン(1 年間で 5.0%増)と消費者金融(7.4%増)で顕著でした。SME 及びスモールビジネス向
けローンの残高は同じ期間に 1.8%、農業向けローンは 2.7%それぞれ増加しました。
顧客預かり資産は引き続き拡大し、2016 年 6 月末現在で前年同期比 2.6%増の 6,270 億ユーロとな
りました。特に顕著な成長を見せたのは、(2016 年 6 月末現在で前年同期比 4.8%増のおよそ 3,780
億ユーロとなったオン・バランスシート預金ですが、オフ・バランスシート顧客預かり資産は、市場条件を
理由に微減(0.6%減)となる 2,490 億ユーロでした。オン・バランスシート預金は、要求払預金(前年同
期比 10.7%増)と住宅購入貯蓄プラン(7.8%増)によって引き続きけん引されました。一方、オフ・バラン
スシート顧客預かり資産は、生命保険がけん引役となり(前年同期比で 2.6%の残高伸び率を記録)、
2016 年 6 月末現在でおよそ 1,800 億ユーロとなりました。ユニット・リンク型の口座残高は、2015 年 6
月から 2016 年 6 月までの 1 年間で 7.3%増加しました。
2016 年度第 2 四半期の地域銀行の収益は、2015 年度第 2 四半期と比べて 2.5%減の 35 億 2,000
万ユーロでした。住宅購入貯蓄プラン引当金を除いた同期間の収益は横ばいでした。当四半期の純金
利マージンは、非経常項目(すなわち、住宅購入貯蓄プラン引当金と早期返済違約金)を除くと前年同
期比 2.4%減でした。実質的な新規貸付は、2016 年度第 1 四半期と比べて安定した水準の利鞘で当
四半期は再び増加しました。一方、ローン条件再交渉と早期返済は、当四半期も高い水準にありました
27
が、2015 年度第 2 四半期と比べると 54%、25%とそれぞれ再び低下しました。手数料収入は、生命保
険と死亡・高度障害保険の堅調な業績を主な要因として前年同期比 4.5%という大幅増を記録しまし
た。
2016 年度第 2 四半期の住宅購入貯蓄プラン引当金は、前年同期の 4,200 万ユーロに対して 800
万ユーロでした。
2016 年度第 2 四半期の営業費用は、当四半期に 100 万ユーロに達した SRF の追加的な影響を除
くと前年同期比で 5.2%増となりました。これは主に、変動集団報酬と技術投資の双方が増加したため
です。
当四半期の地域銀行のリスク関連費用は、(ローリング 4 四半期に亘る)ローン残高の 18 ベーシス・
ポイントでした。不良債権比率は、ローン残高全体の 2.5%と非常に低い水準に維持されました。なお、
2015 年度第 2 四半期の Switch 発動の影響は-1 億 7,200 万ユーロでした。
全体では、2016 年度第 2 四半期の地域銀行の純利益グループ帰属分は、前年同期比 3.8%減の 7
億 8,000 万ユーロでした。
2016 年度上半期の地域銀行の収益は、前年同期比
2.3%減の 70 億 8,300 万ユーロでした。非経
年度上半期
常項目を除いた当四半期の純金利マージンは、前年同期比で 2.6%減となる一方、手数料は、主に保
険商品が寄与して前年同期比 3.4%増と成長を維持しました。
2016 年度上半期の住宅購入貯蓄プラン引当金は、前年同期の 1 億 8,100 万ユーロに対して 800
万ユーロでした。
2016 年度上半期の営業費用は、前年同期の 5,200 万ユーロに対して、3,800 万ユーロとなった
SRF の影響を除くと前年同期比 2.9%増でした。
全体では、2016 年度上半期の地域銀行の純利益グループ帰属分は、前年同期比 0.4%増となる 16
億 600 万ユーロでした。
28
*****
Crédit Agricole S.A.'s financial information for the first quarter of 2016 consists of this press release and the attached presentation. All
regulated information, including the registration document, is available on the website www.credit-agricole.com/Finance- and Shareholders
under "Financial reporting" and is published by Crédit Agricole S.A. pursuant to the provisions of article L. 451-1-2 of the Code Monétaire et
Financier and articles 222-1 et seq. of the AMF General Regulation.
INVESTOR RELATIONS + 33 1.43.23.04.31
Denis Kleiber
+ 33 1.43.23.26.78
Céline de Beaumont
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Emilie Gasnier
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Fabienne Heureux
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Vincent Liscia
+ 33 1.57.72.38.48
Oriane Cante
+ 33 1.43.23.03.07
PRESS CONTACT
Louise Tingström + 44 7899 066995
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付属資料
LCL の表示実績と基礎的実績との調整
(1) 2016 年度第 2 四半期のネットワーク再編について修正再表示。
保険部門(アセット・ギャザリング部門)の表示実績と基礎的実績との調整
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大口顧客部門の表示実績と基礎的実績との調整
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