Good Experience 富士学苑高校 松島元康 私は今回のコロラド

Good Experience
富士学苑高校 松島元康
私は今回のコロラドスプリングス市への姉妹都市派遣でのホームステイのなかで、文化
の違いや、自分の英語力の不足を感じました。また、ほとんどのことが初めてだったので、
楽しむこともできました。
私が感じた文化の違いとは、初対面の人との会話や、年の離れた子どもとの関係や、風景
に対する美しさの価値観の違いです。日本人は、店などで店員さんと気軽に話すということ
は滅多にありませんが、アメリカの人たちは、どこの店でも気軽に店員さんと話してしまし
た。また、公園で高校生が集まって遊んでいる中に、小学生の子どもたちが普通に入ってき
たことに驚きました。日本の子どもは、年上の人が、公園を先に使っていたら、よっぽど仲
が良くない限り、使うのを諦め帰ってしまうことがほとんどです。私は、アメリカ人の誰と
でも仲良くなれるところは、とても魅力的だと思いました。アメリカの街中には、川底がコ
ンクリートで固められた川があったり、人工的に川の流れを作ったりしてありました。それ
に対し日本人は、川で例えるなら、自然な手を加えない姿を好むので、そのような点で、感
覚の違いを感じました。
私はホームステイ先の家族と生活をするのに必要な会話はできたけど、普段の食事中や、
車の中での会話で、たまに、うまく聞き取れなかったり、上手な返答ができなかったりした
ときがあり、まだまだ英語力が足りないと思いました。日本では、英語で会話ができたとし
ても、アメリカで本物の英語に出合ってみると、全く発音が違い、話すスピードがとても初
めはついていけませんでしたが、次第についていけるようになりよかったと思います。
私がコロラドで印象に残っていることは、ガーデンオブザゴッズと、ラフティング、ホー
ムステイ先の人の友だちと公園で一緒に遊んだこと、そしてコロラドの気温です。ガーデン
オブザゴッズには、夕方にホームステイ先の家族に連れて行ってもらい、昼間でも赤土が十
分きれいですが、夕日のおかげで赤い地表がより赤くなっていてとてもきれいでした。また、
ホームステイ先の学生の学校が休校で行けなかったので、代わりにラフティングに連れて
行ってくれました。天候は優れてはいませんでしたが、周りの山がとてもきれいで、スリル
がありとても面白かったです。公園ではアルティメットフリスビーという、初めてやるスポ
ーツでしたが、面白かったので友だちにも広めたいです。また、人生で初めてハンモックを
しました。ハンモックの上で寝転がりながら、みんなで色々な会話をすることができ、とて
もいい経験をすることができました。その会話のなかで、友だちのほとんどはハンモックを
持っていると聞いてとても驚きました。アメリカには、フリスビーや、ハンモックができる
ほどの公園がすぐ近くにありとても羨ましく思いました。コロラドは街の標高が富士山の
5合目と同じくらいなので朝と夜はとても寒かったです。そんな中で家の中では1日中ク
ーラーがついており余計に寒かったです。
私は、今回の派遣を通じ、自分の力の無さを知ることができたので、とてもよかったと思
います。今回は、1週間という短い期間だったので、英語に慣れてきたところで帰国という
形になってしましましたが、これからの日々の勉強の中に今回学んだことを活かし、もっと
英語力が上達したら、今度は半年や、1年など、もっと長い期間のホームステイに挑戦して
みたいと思います。