第 76 期(1975 年度) 監督/後藤 紀昭 S 504 ~ 51.3 1976 年卒業アルバムより 76 期メンバー ■ 4 年生 安部 昌孝・小野山幹朗 草野 潔・田原 栄治 戦績 ■福岡県大学対抗戦(Aグループ) 得 点 ◇◆ 204 総 山田 耕司・徳永裕美子 大 点 福岡 和隆・山下 和彦 九 失 田中 龍美・徳永 春雄 総 油田 祐二・竹内 明也 け 北九州大 分 ■ 1 年生 赤瀬 優嗣(旧姓 野田) 負 九州歯大 勝 原 好勝(旧姓 富川) 合 九州産大 試 中野 忠光 大 大 九 岡 北九州大 福 九州歯大 大 九州産大 南 大 西 岡 甲斐 陽司(旧姓 津末) 大 福 淡路屋一郎・加藤 英生 工 大 ■ 2 年生 日高 安光・房前 武男 福 南 松田 裕一・渡邊 洋司 西 前田 茂春・吉居 俊行 大 後藤 和徳・古野 雅一 工 ■ 3 年生 岡 竜介・呉林 功 福 松村 史朗・橋口 二郎 * 16―3 ○ 13―0 ○ 62―30 ○ 48―5 ○ 69―0 ○ 64―9 ○ 6 6 0 32 293 ● * ○ ○ ○ ○ ○ 6 5 0 52 264 ● 16―36 ● * 16―10 ○ 58―0 ○ 50―0 ○ 64―28 ○ 6 4 0 85 202 ● 12―19 ● 10―18 ● * 42―6 ○ 56―0 ○ 40―5 ○ 6 3 0 100 162 ● 4―42 ● * 37―11 ○ 16―16 ○ 6 ● 9―76 ● 0―56 2 0 255 75 ● 3―60 ● 8―40 ● 23―29 ● * 16―0 ○ ● 10―40 6 1 0 293 47 ● ● ● ● ● * ● 0―64 0―45 8―44 18―28 6―16 6 0 0 304 67 3―16 36―14 15―32 78―0 80―10 66―0 0―33 14―52 6―48 0―40 25―64 ●戦績 ■昭和50年度 第13回全九州7人制ラグビー大会 組合せAパート 0 26 12 16 6 6 12-3 新日鉄 22 3 西南学院大 10-0 40 32 30 ■ 4 月 27 日 4 16 22 18 3 14 0 0 4 32 0 ■ 4 月 29 日 三井東圧A 新日鉄B 九電B 西南大B 九産大B 西南大A 新日鉄A コカコーラA 福工大A どんたくA 福大B 12-0 西南学院大 18 4 九 電 6-4 ●想い出の記 あの頃を振り返って 76期・橋口 二郎 「藤山悟さん(75 期)とのこと」 私と藤山さんは、それこそ下宿も 50 メー トルほど近くにあり生活自体が共同といった 80 年記念史に寄稿の依頼を受け、考えて 感じです。毎回の事ですが、試験の時にはそ みますともう 30 年も経っているんですね れこそ 30 分前に範囲を聞きにくる、持ち込 ……、早いものです。 みの教科書は買っていない(カバーのみの持 地下鉄の工事、福岡ドーム、沿岸の埋め立 てなど街の様相が次第に変わりつつある頃で す。 ち込みで結局不可)。 語り尽くせないエピソードがあるなかで、 お話を一つさせてください。 当時は、77 期から導入した特待制度も実 橋口「何時からですか?」 りつつあり、福大、福工大との三つどもえを 藤山「ズーッとたい……」 展開していました。私はといえば、主務を中 即検診を受けるよう促しました(本人は、 心に毎日がラグビー漬けでしたが、青春まっ よか、よかと言う)。検診の結果、胸部のヒ ただ中といったとこでした。 ビでした。それでもなおかつ平然と練習を続 そんな時期でしたが、主務としてお世話し けて自然に治癒させてしまいました。野人で たなかで、「豪の者」御二方の記憶を「思い した。平成6年の大学選手権(対明治)で再 出話」として紹介させてください。 会し、当時の思い出話を十分にしました。 205 ◇◆ ●想い出の記 車内では、「痛い、痛い……」と、息も絶 「窪田輝樹さん(74 期)との事」 え絶えでしたが、急に静かになりました。す わ! 死んだか! と感じた時に驚愕の出来 私が3年生の春。窪田さんは西南会館のト 事が起きました。別府杉の井パレスの前を通 イレで血尿を出し、検査の結果、腎臓の毛細 過した時、窪田さんがガバッと起き上がり、 血管の破裂に起因するとの事で、2カ月ほど 「わぁー! 杉の井パレスは大きいね!」と 入院をされたかと思います。 大きな声。「もうどうもないじぇ」で、一同 病気も完治したとはいえ、直ぐ夏の湯布院 ガクッ。大事に至らず、何よりでした。 での合宿で厳しい練習が始まり、無理をしな いよう注意を促しておりましたが、練習に参 いつも秋の公式戦の結果を知る事が楽しみ 加された夕方頃、猛獣の鳴き声のような悲鳴 のひとつです。現役諸君! 頑張ってくださ で倒れました。顔面蒼白になり、急遽、松尾 い。私は4年間、2本目で裏方に徹しました さんの車に私と伊藤さん(旧姓、白石さん) が、良い経験でした。学生時代にラグビーや が同乗し、別府市民病院に運ぶ途中の事で ることによってしか得られなかった経験をさ す。 せて貰ったと感謝しています。 ◇◆ 206 (昭和 50 年 6 月 10 日「西南スポーツ」より) 207 ◇◆ 第 77 期(1976 年度) 監督/南川 昌一郎 S 51.4 ~ 52.3 1977 年卒業アルバムより 77 期メンバー 戦績 ○ * 46―0 ○ 24―14 76―7 淡路屋一郎・加藤 英生 西南学大 ● * 甲斐 陽司(旧姓 津末) 福岡工大 ● 14―24 ● 9―12 ○ ○ * 40―16 53―6 ● ● ● 中野 忠光 九州産大 原 好勝(旧姓 富川) 九州歯大 ■ 2 年生 赤瀬 優嗣(旧姓 野田) 福岡教育大 油田 祐二・竹内 明也 北九州大 田中 龍美・徳永 春雄 福岡 和隆・山下 和彦 山田 耕司・徳永裕美子 ■ 1 年生 秋吉 昌一・今給黎利和 笠木 寛治・長尾 武彦 伊藤 文章・筒井 崇弘 ◇◆ 208 0―46 14―30 16―36 ● ● 7―26 9―36 ● ● 7―38 ● 3―106 4―70 ● 3―89 ○ ○ ○ ○ 30―14 12―9 14―24 ● 6―53 ● 20―56 ○ ○ 36―16 ○ 106―3 ○ ○ 70―4 89―3 ○ ○ 56―20 128―0 ○ ○ ○ * 68―24 124―0 56―0 ● 24―68 ○ ○ * 29―23 45―10 ● ● * 0―56 23―29 ● ● 0―128 36―9 76―7 北九州大 大 福岡教育大 岡 九州歯大 福 九州産大 ■ 3 年生 日高 安光・房前 武男 福岡工大 松田 裕一・渡邊 洋司 大 前田 茂春・吉居 俊行 九州大学 Aリーグ 岡 後藤 和徳・古野 雅一 西南学大 福 ■ 4 年生 岡 竜介・呉林 功 0―124 ● ● 10―45 6―64 ○ 64―6 * ●戦績 ■9月5日 ■ 10 月 24 日 36-4 西南学院大 70 4 福教大 34-0 3 4 4 3 0 0 11 T G P 反則 1 0 0 0 0 0 2 津 末 今給黎 前 田 吉 居 竹 内 野 田 長 尾 房 前 油 田 後 藤 福 岡 笠 木 呉 林 加 藤 富 川 谷 木 藤 江 夏 大 谷 FW 古 賀 名 富 松 口 上 野 金 子 HB 岡 本 馬 場 浅 田 TB 谷 田 南 野 FB 宗 岡 ■ 9 月 12 日 T G P 反則 0 0 1 0 1 0 15 津 末 今給黎 前 田 吉 居 竹 内 長 尾 秋 吉 野 田 古 野 後 藤 福 岡 笠 木 呉 林 加 藤 富 川 ■ 10 月 31 日 18-9 西南学院大 36 9 九歯大 18-0 3 3 1 1 0 0 12 1 3 2 3 0 0 13 16-0 福大 46 0 西南学院大 30-0 湯 浅 矢 野 0 松 下 T 0 秦 FW 0 上 原 G 船 津 0 増 田 0 P 高 橋 0 西 岡 HB 反則 6 久 恒 川 上 谷 TB 末 永 景 山 荒 金 FB 津 末 今給黎 前 田 房 前 吉 居 長 尾 渡 辺 野 田 伊 藤 後 藤 加 藤 笠 木 呉 林 田 中 水 崎 山 下 萩 原 伊 佐 江 副 中 富 FW 山 下 山 城 田 口 毛 利 野 口 HB 内 屋 松 下 外 山 TB 四 倉 秋 山 FB 杉 本 交代 三 阪 (内屋) ■ 10 月 17 日 12-4 西南学院大 36 16 九産大 24-12 津 末 志 摩 今給黎 三 丸 3 1 前 田 杉 村 T 3 0 吉 居 山本敏 FW 0 0 渡 辺 弓 崎 G 長 尾 波多野 2 2 秋 吉 宮 崎 0 0 P 野 田 城 野 0 0 古 野 宮 田 HB 8 反則 5 後 藤 渋 谷 加 藤 日 吉 笠 木 樋 口 TB 呉 林 米 満 田 中 馬 場 徳 永 FB 木 村 35-0 西南学院大 89 3 北九大 54-3 2 6 4 5 1 0 14 T G P 反則 0 0 0 0 0 1 10 津 末 筒 井 前 田 吉 居 竹 内 渡 辺 日 高 野 田 古 野 後 藤 松 田 加 藤 呉 林 田 中 水 崎 篠 原 石 井 川 満 下 山 FW 福 村 中 村 山 口 辻 陣 内 HB 飯 尾 山 下 松 岡 TB 山 崎 前 原 FB 入木田 ■ 11 月 14 日 3-3 西南学院大 12 9 福工大 9-6 津 末 下 池 今給黎 江口正 0 0 前 田 浪 口 T 0 0 吉 居 亀 沢 FW 0 0 竹 内 森 園 G 長 尾 堀 1 1 秋 吉 若 木 1 1 P 野 田 中 野 1 0 古 野 南 園 HB 7 反則 6 後 藤 坂 口 福 岡 川 西 笠 木 五 代 TB 呉 林 藤 村 加 藤 国 松 富 川 FB 岸 良 209 ◇◆ ●想い出の記 さえも圧倒していました。ちなみに、私は入 記念誌に寄せて 学時 84 ㎏あったのが、春練終了時には 68 ㎏ 77期・岡 にまで落ち、見事にダイエットに成功しまし 龍介 た。 我が西南学院大学ラグビーが 80 周年を迎 え記念史を発刊するとのこと、大変めでたい 我々の入学時から強化の一環で、5月の連 ことであります。がしかし、私に掲載原稿を 休や6月に関西、関東への遠征も始まり、1 書けとのこと、私でいいのかと何回も確認い 年時には前年度関西リーグ2位の京都大学・ たしましたが、「書け」との厳命が下りまし 新興大体大と対戦し両校に勝ち、2年時には たので書かせていただきます。 京都大学に勝ち、京都産業大学には敗けたと 記憶しています。何れの試合も勝っても敗け 我々 77 期が入学したのは 1973 年、「石油 ても僅差の試合であり、現在大体大、京産大 ショック」の言葉とともに歴史に刻まれる年 とも強豪校として全国に名を馳せていること となり、そしてその「言葉」は、卒業期に就 を考えると隔世の感があり、その事に羨まし 職難として我々に降りかかってきました。入 さを禁じえません。3年ではいよいよ関東遠 学式を終え大学体育館を出たところで、高 征で日体大、早稲田、明治、明治生命と対 校からの先輩でもある松尾、安部さん(共 戦。いずれのチームも我々に対し1本目に近 に 74 期)に遭い、嫌も応も無く翌日から練 いメンバーを組んでくれ、彼我の力の差、ラ 習に参加させていただくことになりました。 グビーに対する姿勢の差を思い知らせてくれ 体育館裏の小グランドには1年早く入学した ました。早稲田とは僅差で勝利、日体大には 高校時代とは見違えるほどスリムになった松 そのスピードとテンポに圧倒され、明大では 村氏(76 期)と屠殺所に引かれた雄牛の如 ファーストトライこそ我々が獲ったが、後半 き喘いだ表情の前田(77 期、合格発表と同 には圧倒された。明治生命はとにかく“手強 時に拉致)が、2人してなにやら哀れむよう かった”。明大戦では1年生の赤瀬(79 期) な愛おしげな視線を私に送っていたのを“戦 がデビューし、そのタックルで皆の士気を鼓 慄”とともに今も思い出します。 舞し続けた。印象に残っているのは、我々の 私ども 77 期には、吉居(福岡)、後藤(上 試合ではなく、我々の後の明治対天理の試合 野丘)、呉林(長崎南)、古野(福岡工業)、 だった。天理が FW、BK とも明治を圧倒し、 水崎(福岡工業)と当時の全国大会常連校か とくに日本代表・田中伸を中心としたバック らの入学が多く、我々(前田、岡)、渡邊(佐 スは素晴らしいスピードとチェンジ、切れ味 世保西)は練習について行くだけで大変でし だった。しかし、その年の大学選手権ではそ た。しかし、松田(嘉穂)だけは別格で、小 の天理が関東勢に1勝もできずに、1回戦で 柄ながらその独特の“川筋気質”と“アゴ” 敗退し我々を更に驚かせた。4年時には試合 と“存在感”で同期だけではなく、先輩達 を絞り、早稲田、青学と試合をした。当時青 ◇◆ 210 ●想い出の記 学は強化を始めており、関東を主に学生を全 来ない。先生は本学では数少ない西南プロ 国から集めていた。青学戦では、前半リード パーとして、当時“碧波寮”の寮監をされて された青学が後半選手をガラッと入れ替え いて、寮に入った吉居や松田、赤瀬達が、そ 我々は僅差で負けた。早稲田戦では前後半と して先生のゼミでは吉居、前田や松田を始め も、我々が圧倒し早稲田に対しノートライで として多くの者が大変お世話になった。先生 勝った。 は野球部の部長もされていたが、野球部員へ 我々の年次は記憶においては、校名が先頭 の情以上のものを我々ラグビー部員にもかけ に来るような成績を残すことが出来なかっ てくださり、応援していただいた。就職やプ た。それがかえすがえすも残念で悔いもあ ライベートでも所属ゼミや学部に関係なく、 る。本当にラグビーの厳しさ、チームを作り 多くの部員が大変お世話になったというより 上げること、そして勝つ事の難しさを学ばし も、面倒を見ていただいた。 ていただいたと思っている。 「しゃがるっぞ、貴様きさん」。先生のしわ がれた声の口癖を今も思い出す。 学生生活に話を移すと、1年の6月に入っ ラグビー部が九州一となり、大学選手権へ た頃だろうか、江副さん(74 期・諌早)が の出場が決まった時、先生がご存命であれば 1年の下宿組を中洲に連れて行ってくださっ いかほどか喜んでいただけたかと思うと、本 た。その頃流行のコンパという所であった 当に残念でならない。 が、びっくりしたのは、ポロシャツ、ラグパ ンにゴム草履という“ラフ”過ぎるスタイル 九州学連の加盟校は、我々の時代に比べ飛 で中洲大通りを闊歩したこと、そして帰りは 躍的に増え、知名度をあげるためラグビー部 歩きだったことだ。中洲から西新までゆるゆ 強化を図っている学校も多々あるなか、それ ると初夏の深夜、酔っ払って帰ったことにな とは反対に近年の少子化の影響で部員不足の にやら学生の実感がわいてきた。 ため、休止状態の大学も増加しつつあると聞 学生生活の事を書き始めると、固有名詞 きます。その中、西南でラグビーをやろうと が次々に思い出されキリがなくなる。“百道 集まってくる若人がいるのは心強く、頼もし 荘”、焼肉定食の“千鳥亭”、吉村病院、珈琲 く嬉しい限りです。 の“萩”、焼鳥“信長”、 “将軍”、定食“西新屋”、 栄枯盛衰は世の習いです。現在の不本意な “学食”、“神田川”、“なごり雪”、“22 才の ポジションにくさることなく、後に続く若者 別れ”……。 たちのためにも高い志を掲げ、指導に携わっ 我々傍若無人、無作法、馬鹿さ加減、それ らを暖かく包み育んでくれた町の思い出、 ている方々と力を合わせ、頑張って頂きたい と願っております。 人々への想いは尽きる事が無い。 特に「高田駒次郎」先生は忘れることが出 211 ◇◆ 第 78 期(1977 年度) 監督/南川 昌一郎 昭 52.4 ~ 53.3 1978 年卒業アルバムより 78 期メンバー ■ 4 年生 日高 安光・房前 武男 ■九州大学 A リーグ ■2 年生 秋吉 昌一・今給黎利和 笠木 寛治・長尾 武彦 伊藤 文章・筒井 崇弘 ■ 1 年生 真海 英明・浜崎 康孝 安河内健治・宮原 信介 山下 由美(旧姓 吉田) ◇◆ 212 岡 大 九 州 大 福 教 大 九州歯大 九州歯大 徳永裕美子(M) 福 大 山田 耕司 九州産大 教 福岡 和隆・山下 和彦 福 田中 龍美・徳永 春雄 大 西南学院 州 油田 祐二・竹内 明也 九 福岡工大 大 ■ 3 年生 赤瀬 優嗣(旧姓 野田) 岡 原 好勝(旧姓 富川) 福 中野 忠光 九州産大 甲斐 陽司(旧姓 津末) 西南学院 福岡工大 淡路屋一郎・加藤 英生 戦績 ○ ○ ○ ○ ○ ○ * 46―20 40―19 36―17 58―14 110―4 104―0 20―46 ● * ● ● 19―40 ● 17―36 28―34 ● 28―42 ● ● 14―58 9―84 ● ● 4―110 ● 0―104 西南5勝 1 敗 18―82 ● 3―94 ○ 34―28 ○ ○ 42―28 84―9 ○ ○ 82―18 94―3 ○ ○ ○ ○ * 55―19 60―8 36―18 85―8 ● 19―55 ● 18―36 ● 8―60 ○ ○ ○ * 38―18 76―15 82―20 ● 18―38 ● ● * 32―48 20―82 ● ● 8―85 ○ ○ * 48―32 65―26 16―76 ● ● 26―65 34―46 ○ 46―34 * ●戦績 ■昭和 52 年 9 月 4 日(R:柴田) 36-3 西南学院大 94 3 58-0 3 1 4 9 0 0 0 0 3 T G PG DG 反則 0 0 0 0 1 0 0 0 6 今給黎 山 田 津 末 筒 井 浜 崎 日 高 野 田 長 尾 伊 藤 秋 吉 福 岡 笠 木 山 下 田 中 富 川 ■昭和 52 年 10 月 23 日(R:宮崎) 34-9 九州大 西南学院大 84 9 50-0 九州歯大 萩 原 山 城 江 副 松 下 FW 石 坂 中 富 田 中 毛 利 武 内 HB 内 屋 五反田 外 山 TB 四 倉 秋 山 FB 杉 本 ■昭和 52 年 9 月 11 日(R:石川) 4 4 3 5 0 0 0 0 4 3 4 1 7 1 1 0 0 4 T G PG DG 反則 2 1 0 0 0 0 0 0 5 井 手 大 谷 谷 大 峰 FW 内 田 木 藤 日 田 名 富 長 崎 HB 岡 本 桜 木 谷 田 TB 宗 岡 南 野 FB 野 田 ■昭和 52 年 10 月 16 日(R:鹿毛) 30-10 西南学院大 42 28 福岡大 12-18 3 0 2 2 2 0 0 0 7 T G PG DG 反則 1 0 1 3 0 0 0 0 5 今給黎 筒 井 津 末 浜 崎 竹 内 日 高 野 田 長 尾 伊 藤 山 下 福 岡 秋 吉 加 藤 田 中 富 川 山 元 山 下 松 下 秦 FW 橋 口 北 川 平 方 羽 生 諫 山 HB 久 恒 川 上 竹 升 TB 永 野 杉 本 FB 相 良 G PG DG 反則 梅 本 古 田 古 場 原 FW 長 沢 平 兮 船 場 田 原 有 馬 HB 田 沢 福 徳 森 肇 TB 田 代 森 田 FB 森 一 ■昭和 52 年 10 月 30 日(R:城戸) 21-8 西南学院大 82 18 福教大 61-10 今給黎 山 田 津 末 筒 井 竹 内 日 高 野 田 長 尾 油 田 山 下 福 岡 笠 木 秋 吉 徳 永 富 川 0 0 1 0 1 0 0 0 1 T 今給黎 山 田 津 末 浜 崎 竹 内 日 高 野 田 長 尾 油 田 秋 吉 福 岡 加 藤 笠 木 田 中 富 川 20-12 福工大 46 20 26-8 2 5 2 1 0 0 0 0 4 T G PG DG 反則 西南学院大 内 立 江口正 浪 口 亀 沢 沢 田 下 池 安 田 江口利 南 園 堤 国 松 五 代 中 野 藤 村 岸 良 0 2 2 0 0 0 0 0 1 今給黎 山 田 FW 津 末 浜 崎 竹 内 日 高 野 田 長 尾 伊 藤 HB 秋 吉 福 岡 笠 木 TB 加 藤 徳 永 FB 富 川 ■昭和 52 年 11 月 6 日(R:石川) 18-14 西南学院大 34 28 九産大 16-14 0 1 3 3 0 0 0 0 6 T G PG DG 反則 2 2 1 1 0 0 0 0 6 今給黎 山 田 津 末 浜 崎 竹 内 日 高 野 田 長 尾 伊 藤 山 下 徳 永 秋 吉 加 藤 田 中 富 川 貫 野 三 丸 杉 村 河 野 FW 山 口 樋 口 宮 崎 山 本 田 口 HB 宮 田 日 吉 渋 谷 TB 鶴 園 馬 場 FB 牛 尾 213 ◇◆ ●戦績 ほとんど決勝へ進出している。今度も竹内、 ■全九州7人制 10 22 0 12 4 4 16 0 0 0 6 6 0 20 0 佐賀教員 32 16 4 0 佐賀教員 0 16 九電 24 16 26 これといった特徴はないが、まとまりのある 12 チームで、攻撃は SO 林のキックで地域をか 20 12 0 4 14 せぎ、FB がライン参加するパターンが多い。 ダークホース的存在は近大。右センター TB のワンマンチームで、ディフェンスの強 さは定評がある。その他では大型選手をそろ 0 佐賀教員 4 12 6 10 人の強豪トヨタ自工と合宿するなど意欲的。 ― ― 8 コカコーラB 12 コカコーラB 14 18 10 18 23 地元の声援を受ける名大は、年末まで社会 0 佐賀教員 26 32 い攻めで上位進出を目指す。 10 新日鉄A 16 8 6 新日鉄A 16 福岡消防A 福工大B 0 日高らの FW がバックスと一体となった速 福岡消防A 0 九産大A 32 福工大B 九 産 大 A 福 教 大 コカコーラA あすなろB 西 南 大 B 福 大 B 永田製作所 福岡消防A 熊 本 大 福 工 大 B どんたくA 井野ノーリツ 熊本自衛隊 新 日 鉄 A 帆 柱 九 産 大 あすなろA 福 大 A 新 日 鉄 C コカコーラB 九 電 福 工 大 A 西 南 大 A 新日鉄同好会 佐 賀 教 員 新 日 鉄 B どんたくB えた東北学院大(東北)が注目される。 18 (新聞記事より) ■第28回全国地区対抗大学大会 16 16-13 西南学院大 東北学院大 44 19 28-6 8 1 4 1 2 2 0 0 0 11 西南など「4強の争い」 ―全国地区対抗大学ラグビー― 第 28 回 全 国 地 区 対 抗 大 学 ラ グ ビ ー 大 会 は、2、4、6 日の 3 日間、名古屋市瑞穂ラグ ビー場で、全国 8 地区の代表が参加して行わ れる。組み合わせから見て、優勝争いは帝京 阿 部 高 橋 佐 藤 東 杉 山 菊 地 斎 藤 和 知 鈴 木 三 浦 中 森 大 宮 酒 井 原 田 伊 藤 1 0 1 G 1 1 PG 0 0 DG 0 反則 11 T 大(関東)、西南学院大(北九州)、名大(東 海・北陸)、近大(近畿)の 4 校で展開され そう。なかでも実力的に抜きん出ているのは ◎昭和53年1月2日(於:瑞穂/R:水谷) 帝京大。レベルの高い関東でもまれているう え、昨年決勝へ進んだ時のメンバーがそっく り残っているからだ。FW はあまり大きくな 45 12 34 6 44 19 70 0 松山商大 6 帝 京 大 17 西南学院大 ◇◆ 214 6 東北学院大 西南学院大は過去この大会へ出場した時は 1回戦 38 38 準決勝 熊 本 大 れる西南学院大戦が勝利の大きなカギだ。 勝 近 畿 大 早稲田」を思わせる。準決勝で対戦が予想さ 決 名古屋大 HB から TB へつなぐオープン攻撃は「ミニ 帝京大 10 北 大 いが、主将の引田が中心になって引っ張る。 今給黎 筒 井 津 末 浜 崎 FW 竹 内 日 高 赤 瀬 房 前 伊 藤 HB 秋 吉 徳 永 笠 木 TB 加 藤 田 中 FB 富 川 ●想い出の記 第 回全国大学ラグビー フットボール大会 28 西南ラグビー部の思い出 ■愉快な思い出 78期・日高 安光 湯布院の夏合宿の時、上田幸造先輩が、 「コ ラー」と叫ばれた瞬間、稲光がし、その途端、 ■真面目な話 雨量が広がりバケツをひっくり返したような 4年のインカレ福工大戦、15 年ぶりに地 大雨になりました。上田先輩が雷を連れてき 区対抗戦のキップを手にし、大学選手権の出 たようでした。 場をかけて昨年同様、福工大との戦いになり これも上田先輩の話ですが、まだ干隈グラ ましたが、九産大戦のような気迫が見られ ウンドが当時田舎だったころですが、どこか ず、予想外の大敗でした。地区対抗に行かれ らか牛がグラウンドに遊びに来てました。そ るとホッとした気持ちのままの試合でした。 れを見た上田先輩が牛と格闘され、牛が退散 今、思えば大きな魚を逃した気持ちです。 しました。本当の話です。 215 ◇◆ 第 79 期(1978 年度) 監督/加勢田 太郎 S 53.4 ~ 54.3 1979 年卒業アルバムより 79 期メンバー 戦績 ■ 4 年生 赤瀬 優嗣・油田 祐二 ■九州大学対抗戦 A リーグ 山下 由美(旧姓 吉田) ■ 1 年生 阿部 信広・岩崎 信也 真海 哲子(旧姓 岩下) ◇◆ 216 ○ 岡 大 九州産大 西南学院 7―37 ● 12―24 ● 14―22 * 49―0 ○ 41―22 ● ● 4―35 ● ● 16― 35―4 60―16 ○ ○ * ○ 46―7 44―22 45―24 九 大 58―4 ○ ○ ● ● ● 州 ○ ○ ○ 22―14 19―22 福岡歯大 4― 22―19 大 安河内健治・宮原 信介 福 ● 州 ■ 2 年生 真海 英明・浜崎 康孝 24―12 九 伊藤 文章・筒井 崇弘 * ○ 37―7 福岡歯大 笠木 寛治・長尾 武彦 ○ 福岡工大 西南学院 ■ 3 年生 秋吉 昌一・今給黎利和 九州産大 徳永裕美子(旧姓 山本) 大 山下 和彦・山田 耕司 岡 昭和 53 年 9 月 10 日 ~ 11 月 12 日 福 徳永 春雄・福岡 和隆 福岡工大 竹内 明也・田中 龍美 0―40 22―41 7―40 ● 23―44 ● 24―45 ○ * ○ 30―4 45―27 ● 48―30 ○ * 18―4 ● ● * 4―18 27―45 ●戦績 ■昭和 53 年 9 月 10 日(R:城戸) ■昭和 53 年 11 月 5 日(R:城戸) 17-3 九産大 45 7 西南学院大 28-4 17-9 西南学院大 45 27 九州大 28-18 2 1 1 4 1 0 0 0 7 0 0 1 G 3 1 PG 0 0 DG 0 反則 13 T 今給黎 久 米 筒 井 藤 尾 浜 崎 梅 本 阿 部 原 FW 竹 内 尾 宮 長 尾 平 兮 安河内 船 場 野 田 田 原 油 田 森 一 HB 山 下 馬 沢 福 岡 白 石 笠 木 田 代 TB 秋 吉 三 井 田 中 森 田 徳 永 FB 城 戸 ■昭和 53 年 10 月 15 日(R:石黒) 7-0 福岡大 35 4 西南学院大 28-4 1 2 0 3 1 1 0 0 14 0 1 0 G 0 0 PG 0 0 DG 0 反則 10 T 山 元 北 島 松 下 吉田光 大 下 重 松 石 淵 羽 生 熊 本 山 下 松 本 竹 升 川 上 柄 本 川 口 今給黎 山 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 日 高 長 尾 赤 瀬 伊 藤 HB 山 下 福 岡 笠 木 TB 秋 吉 田 中 FB 徳 永 ■昭和 53 年 10 月 29 日(R:柴田) 18-0 福岡歯大 西南学院大 30 4 12-4 0 0 T 3 1 3 0 G 0 0 0 0 PG 0 0 0 0 DG 0 0 不明 反則 不明 今給黎 原 筒 井 有 馬 浜 崎 近 藤 日 高 伊 日 FW 竹 内 岩 本 長 尾 三 善 安河内 藤 原 野 田 大津留 伊 藤 吉 田 HB 山 下 猪 狩 岩 崎 松 本 笠 木 都 合 TB 秋 吉 金 原 田 中 杉 山 徳 永 FB 長尾威 2 4 1 2 1 0 0 0 8 T G PG DG 反則 0 1 0 0 1 0 0 0 9 藤 本 三 丸 杉 村 河 崎 林 河 野 〓 野 宮 崎 畑 田 早 瀬 牛 尾 吉 村 鶴 園 馬 場 竹 尾 今給黎 山 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 日 高 長 尾 赤 瀬 伊 藤 HB 山 下 福 岡 岩 崎 TB 秋 吉 田 中 FB 富 川 ■昭和 53 年 11 月 12 日(R:柴田) 福工大 4-10 西南学院大 22 14 18-4 1 1 T 0 1 0 1 G 3 0 0 0 PG 0 0 0 0 DG 0 0 不明 反則 不明 内 立 岡 田 大 山 細 川 北 谷 安 田 森 園 江 口 南 園 岸 良 国 松 大黒田 藤 村 鶴 森 田 中 今給黎 山 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 日 高 阿 部 野 田 伊 藤 HB 秋 吉 安河内 福 岡 TB 山 下 田 中 FB 長 尾 ■第 16 回全九州7人制大会 ◎1回戦 西南学院大A 4―16 九州電力C 西南学院大B 16―18 福岡消防局A 217 ◇◆ ●想い出の記 の強そうな人たちばっかしやなと思った。 思い出の出来事 79期・竹内 明也 何日か練習に通ったT中は、すぐにこの個 性の渦に巻き込まれていってしまう。 みんなが猛練習(?)をしているなかで、 1年生の時、3年生の後藤さんからいきな 4年生のM好さんは、いつもT中を呼び止め り殴られる。「竹内、貴様、ゴールまでトッ て面白いトンチ話をするので、つい笑ってし プで入らんかあ」って。それから意識して入 まい、いつも2、3年に怒鳴られてしまう日々 るようになりました。おかげで、後藤さんの が続くのである。 目も意識するようになりました。 また殴られるかも……! OH、恐! 練習中にパチンコの話で持ち上がるT永、 意味不明の言葉を操るKG島出身のA田とF 岡に、「なんばしゃべりよっか」と博多弁で 大学1年、新日鉄八幡合宿にて、パパしゃ ん(南川監督)の檄が飛ぶ。 「しまやかせてしまえ。かもが来た」(博多 弁です) 応戦するT中。練習が終わってから、焼き鳥 屋で猛バイトをするA瀬。何故か、Uケ丘の ゴリラと呼ばれる先輩にいつもしごかれるY 田。 熱血監督南川さんから、「試合中、足の裏 を掻くな」「蜂ぐらいに刺されても痛がらん 男になれ」「ひざをわって、カッカッカッと 思 い 出 79期・T中 行け」と迷言を飛ばされ、たじろくT内。 しかしながら、この個性派の自己主張の強 い者の集まりが、ラグビーという一つのス 我々が西南大ラグビー部に入った時は、西 ポーツに束ねられて行くのである。こういう 南大がラグビー部の強化を計画して3年目の 出会い・出来事に関わった者たちは、これが 時である。この計画は4年で終わってしま 人と人とのつながりを創り出す大切な事であ う。第一印象で、Y下は、高校と違って九州 ると、後々、悟ったはずである。まちがいな の各県から集まってきた、まあ~なんと個性 い!! ◇◆ 218 ◆◆◆◆ 西南学院ラグビー部 50 周年記念式典! ! ◆◆◆◆ 左、河野博範氏 219 ◇◆ 第 80 期(1979 年度) 監督/吉原 富士雄 S 54.4 ~ 55.3 1980 年卒業アルバムより 80 期メンバー 戦績 ■ 4 年生 秋吉 昌一・今給黎利和 ■昭和 54 年度九州大学ラグビー対抗戦 福岡歯大 田嶋 義之・富永伸一郎 九 永田 哲也・原田 望 西南学院大 藤島 保雄・徳永 浩久 州 大 位 城光寺 聡・杉本 健次 順 大 西南学院 岡 大 福 州 ■ 1 年生 池崎 聡・大賀 芳則 九州産大 九 真海 哲子(旧姓 岩下) 福岡工大 福岡歯大 ■ 2 年生 阿部 信広・岩崎 信也 大 山下 由美(旧姓 吉田) 岡 安河内健治・宮原 信介 福 ■ 3 年生 真海 英明・浜崎 康孝 九州大学 対抗戦 Aリーグ 九州産大 伊藤 文章・筒井 崇弘 福岡工大 笠木 寛治・長尾 武彦 ○ ○ ○ ○ ○ * 72―15 84―8 30―16 60―16 40―0 1 ○ 2 ○ 3 ● 15―22 ● 16―30 ● 16―80 * ● 23―43 ● 25―30 ● ● 0―44 12―50 ● ● 3― 18―54 ○ 43―23 ○ ○ 55―12 54―18 ○ ○ * 55―14 53―6 45―28 ● 14―55 ● 6―53 ● 29―45 30―25 ○ 4 * ○ 21―7 47―26 ● 7―21 ○ 5 * 30―17 ● ● * 17―30 26―47 6 * 54 年度 7 人制大会は、初戦、ゆうかり 学園 37―36 西南学院大と敗退。 *Bグループとの入替戦において、福岡教 育大に 29―25 と辛勝。Aグループに残 留す。 ◇◆ 220 ●戦績 ■昭和 54 年 10 月 14 日(R:池田) ■昭和 54 年 11 月 4 日(R:森) 14-17 福岡大 46 29 西南学院大 32-12 23-10 西南学院大 福岡歯大 47 26 24-16 2 0 2 4 1 0 0 0 9 T G PG DG 反則 原 有 馬 近 藤 岩 本 伊 日 三 善 大津留 藤 原 吉 田 猪 狩 松 本 若 松 都 合 金 原 長 尾 1 1 1 2 0 0 0 0 4 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 FW 阿 部 長 尾 宮 原 野 田 油 田 HB 秋 吉 安河内 笠 木 TB 岩 崎 富 永 FB 伊 藤 ■昭和 54 年 10 月 21 日(R:池田) 42-0 福工大 84 3 42-3 8 8 5 5 0 0 0 0 5 T G PG DG 反則 0 0 0 0 0 1 0 0 9 西南学院大 大 西 岡 田 戸 田 細 川 木 谷 安 田 田 井 江 口 山 下 山 田 沢 田 大黒田 藤 村 鶴 森 田 中 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 赤 瀬 宮 原 阿 部 池 崎 HB 秋 吉 安河内 笠 木 TB 岩 崎 真 海 FB 油 田 ■昭和 54 年 10 月 28 日(R:鹿毛) 10-3 九州大 30 17 西南学院大 20-14 1 2 1 0 0 0 0 0 11 T G PG DG 反則 1 2 1 1 0 0 0 0 9 藤 尾 梅 本 古 場 光 山 久 米 岡 村 船 場 尾 宮 毛 利 城 戸 森一夫 森 〓 平 山 川 添 空 閑 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 野 田 宮 原 阿 部 油 田 HB 秋 吉 安河内 笠 木 TB 岩 崎 真 海 FB 伊 藤 2 5 1 2 0 0 0 0 10 2 0 1 G 2 1 PG 0 0 DG 0 反則 10 T 山 元 北 島 池之野 安 本 相 良 高 地 小 西 北 川 熊 本 原 田 楠 本 木 塚 長谷川 松 本 宮 田 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 長 尾 宮 原 阿 部 池 崎 HB 秋 吉 安河内 笠 木 TB 岩 崎 真 海 FB 赤 瀬 ■昭和 54 年 11 月 11 日(R:池田) 36-6 西南学院大 九産大 54 18 18-12 8 4 2 1 0 0 0 0 3 T G PG DG 反則 1 2 1 2 0 0 0 0 7 藤 本 酒 井 宮 川 河 崎 林 河 野 貫 野 早稲田 畑 田 木 下 牛 尾 渡 辺 早 瀬 日 吉 吉 村 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 FW 竹 内 長 尾 宮 原 阿 部 伊 藤 HB 秋 吉 安河内 笠 木 TB 岩 崎 真 海 FB 赤 瀬 ■昭和 54 年 11 月 25 日・入替戦(R:広渡) 3-18 西南学院大 29 25 26- 7 0 5 0 3 1 0 0 0 9 T G PG DG 反則 4 1 1 0 0 1 0 0 5 今給黎 永 田 浜 崎 筒 井 藤 島 長 尾 宮 原 阿 部 伊 藤 秋 吉 安河内 笠 木 岩 崎 富 永 池 崎 福岡教大 谷 安 徳 中 村 小 林 FW 島 田 行 徳 吉 刃 大 崎 長 崎 HB 洞 花 田 堀 内 TB 桜 木 日 田 FB 岡 本 221 ◇◆ ●想い出の記 い出があります。 西南ラグビー部記念誌の 発行に寄せて 者が多く入部してくれ、入れ替え戦でなんと 80期・長尾 武彦 か A リーグにとどまることができ、安堵の 結果、高校時代にラグビーを未経験だった 涙を流しました。後にこの時の 1 年生が、名 この度の記念史の発行、お祝い申し上げま す。 古屋の全国地区対抗に出場し、瑞穂ラグビー 場で『九州に西南あり』の活躍をしてくれ、 伝統ある西南ラグビー部に所属し、学生時 ほんとうに嬉しく思いました。この場を借り 代を過ごすことができたことに、心より感謝 て、当時の選手はじめ指導陣スタッフに感謝 しております。80 年という長きに亘る歴史 申し上げます。 の中では、黄金期もあり、あるいは衰退の時 早いもので、卒業してから 27 年になろう 期もあったことでしょう。そういった繰り返 としております。最近、よく「部歌」を口ず しの中で、共に楕円球を追い、汗を流し、一 さむことがあります。20、30 代の頃はあま 生の財産でる「仲間」を得ることができまし りありませんでしたが、これから迎える 50 た。今思えば、私たち 80 期(秋吉昌一・今 代はその回数も増え、さぞ「西南ラグビーへ 給黎利和・筒井崇弘・伊藤文章・笠木寛治・ の郷愁」が募っていくことでしょう。 長尾武彦の 6 名)もちょうどその変遷期で これまで、そしてこれからも、その時代そ あったような気がします。1 年生の頃には部 の時代の西南ラガーメンが一生懸命プレーを 員数も 30 名を超え、九州各県のラグビー強 することが、このすばらしい伝統を繫げてい 豪高校出身のラガーマンが多く、なんとか練 くことになるのではないかと思います。 習についていく状況でしたが、4 年生の春に 最後に、西南ラグビー部の今後ますますの は部員不足でチームができない為、練習も ご発展を期待するとともに、OB の皆様のご そっちのけで新入部員の勧誘に明け暮れた思 健康をご祈念申し上げます。 ◇◆ 222 ●想い出のアルバム 223 ◇◆ 監督/吉原富士雄 石橋 純一 S 55.4 ~ 56.3 第 81 期(1980 年度) 1981 年卒業アルバムより 81 期メンバー ■ 4 年生 真海 英明・浜崎 康孝 安河内健治・宮原 信介 戦績 ■九州大学ラグビーリーグA・B入替戦 昭和 55 年 11 月 30 日 於:西南大G 山下 由美(旧姓 吉田) 勝 歯 敗 大 西南学院 福 大 大 産 大 州 九 工 九 福 大 ■ 2 年生 池崎 聡・大賀 芳則 岡 真海 哲子(旧姓 岩下) 福 ■ 3 年生 阿部 信広・岩崎 信也 城光寺 聡・杉本 健次 田嶋 義之・富永伸一郎 福 岡 大 永田 哲也・原田 望 福 工 大 藤島 保雄・徳永 浩久 九 産 ■ 1 年生 氏原 武裕・門田 明寛 九 福 木村 勝・田嶋 義巳 永野 修仁・山下 修一 今村 克浩 18―28 ● * 大 ● ● 州 大 ● 歯 大 西南学院大 ○ ○ ○ 5―0 ○ 4―1 ○ ○ ○ * 40―23 68―0 44―20 3―2 23―40 ● ○ * ○ 9―4 26―0 2―3 ● ● ○ * 34―9 1―4 ● ● ● * 0―26 9―34 0―5 ○ ○ * 28―18 50―6 6―50 0―60 4―60 ● 10―90 ● ● 6―72 0―94 ● ● 0―110 0―70 ○ 60―4 20―44 0―68 60―0 72―6 ○ ○ 90―10 4―9 94―0 110―0 70―0 福教大(B)24―10 西南学院大(A) 福教大(A)に昇格 西南学院大Bグループに降格 ◇◆ 224 ●戦績 ■昭和 55 年 10 月 19 日(R:鹿毛) 16-6 福岡歯大 34 9 西南学院大 18-3 2 4 1 1 2 0 0 0 5 0 0 0 G 0 2 PG 1 0 DG 0 反則 16 T 小山 有 馬 近 藤 池 田 池 田 大津留 三 善 藤 原 福 田 猪 狩 梅 田 都 合 若 松 杉 山 長 尾 浜 崎 永 田 杉 本 藤 島 FW 田 島 宮 原 今 村 阿 部 池 崎 HB 城光寺 安河内 末 吉 TB 岩 崎 富 永 FB 永 野 ■昭和 55 年 10 月 26 日(R:鹿毛) 26-0 福工大 70 0 西南学院大 44-0 6 9 1 4 0 0 0 0 8 0 T 0 0 G 0 0 PG 0 0 DG 0 反則 11 星 本 岡 田 大 山 大 西 木 谷 菊 留 安 田 後 藤 山 下 川 田 沢 田 大黒田 山 本 山 口 松 尾 浜 崎 永 田 杉 本 角 田 FW 田 島 宮 原 今 村 阿 部 池 崎 HB 城光寺 安河内 末 吉 TB 岩 崎 富 永 FB 永 野 ■昭和 55 年 11 月 9 日(R:鹿毛) 34-0 九産大 68 0 34-0 7 7 3 3 0 0 0 0 6 T G PG DG 反則 0 0 0 0 0 0 0 0 6 藤 本 酒井孝 山 口 徳 光 林 山 下 酒井豊 武 藤 畑 田 木 下 末 松 松 田 河 野 里 岡 早 瀬 西南学院大 浜 崎 永 田 田 島 藤 島 FW 門 田 宮 原 今 村 阿 部 池 崎 HB 城光寺 富 永 末 吉 TB 安河内 真 海 FB 永 野 木 村 ■昭和 55 年 11 月 16 日(R:都地) 50-0 福岡大 110 0 60-0 9 11 7 8 0 0 0 0 8 T G PG DG 反則 0 0 0 0 0 0 0 0 3 山 元 古 川 池之野 徳 永 松 浦 植 村 小 西 宮 崎 熊 本 川 口 末 田 梅 木 長谷川 松 本 宮 田 西南学院大 浜 崎 永 田 田 島 門 田 FW 藤 島 宮 原 今 村 阿 部 池 崎 HB 城光寺 安河内 末 吉 TB 岩 崎 富 永 FB 永 野 ■昭和 55 年 11 月 2 日(R:鹿毛) 3-0 九州大 26 0 西南学院大 23-0 0 4 0 2 1 1 0 0 8 0 T 0 0 G 0 0 PG 0 0 DG 0 反則 15 宮 下 梅 本 古 場 藤 尾 都 合 満 塩 船 場 尾 宮 毛 利 城 戸 尾 田 三 井 藤 原 有 田 空 閑 浜 崎 永 田 杉 本 田 島 FW 竹 内 宮 原 今 村 阿 部 池 崎 HB 伊 藤 安河内 末 吉 TB 岩 崎 富 永 FB 永 野 225 ◇◆ ●想い出の記 考えています。努力した分だけが結果として 卒業してから思うこと 81 期・浜崎 康孝 現われる」が信条であります。すなわち、負 けたのは努力が足りなかったということで しょう。 ただ、良かったこともありました。それは、 卒業してからもう 25 年が経過し、公式戦 下級生のほとんどがチームに残ってくれ、ラ の詳細な記憶は残っていませんが、私が4年 グビー部が存続し、その後に1部復帰を成し 生の時はよく負けました。そこらの高校生 遂げてくれたことです。また、弱小チームで チームにも負けただろうと思います。 ありましたが、竹内さん、伊藤さんには卒業 スクラムをブレークすると、アタックなの にディフェンスのコースをいつも走っていま を待ってもらい、わがままな私たちをご指導 いただいたことを感謝いたします。 した。自慢ですが、プロップながらシーズン 卒業して何年もたち田舎に住んでいるた には1~2個のトライをしていましたが、こ め、皆さんと会う機会もなかなかありません のシーズンだけは、さすがにノートライに終 が、西南ラグビーが、今後益々栄えることを わりました。 祈念しております。 ラグビーに限らず、「何事も奇跡はないと ◇◆ 226 ●想い出のアルバム 227 ◇◆ 第 82 期(1981 年度) 監督/石橋 純一 S 56.4 ~ 57.3 1982 年卒業アルバムより 82 期メンバー ■ 4 年生 阿部 信広・岩崎 信也 ○ ○ ○ 西南学院大 * ○ 42―0 ○ 33―3 41―6 藤島 保雄・徳永 浩久 九州歯大 ● * ○ ○ ■ 2 年生 氏原 武裕・門田 明寛 0―42 ● 佐 ○ ○ 永田 哲也・原田 望 木村 勝・田嶋 義巳 山下 修一・今村 克浩 永野 修仁 ■ 1 年生 加藤 剛彦・鳥飼 仁志 中村 淳治 富沢 紳(旧姓 宮地) 小田真美子(旧姓 徳富) 賀 大 3―33 32―0 北九州大 大 福岡大(医) 賀 田嶋 義之・富永伸一郎 久 留 米 大( 商 ) 佐 城光寺 聡・杉本 健次 福岡県学生 対抗戦 Aグループ 九州歯大 ■ 3 年生 池崎 聡・大賀 芳則 ■九州対抗戦 西南学院大 真海 哲子(旧姓 岩下) 戦績 0―32 24―10 102―8 22―18 38―8 ○ 32―4 ● ● ○ * 12―26 11―14 26―22 ● ○ * ○ ● 久留米大(商) ● 26―12 6―41 10―24 35―20 18―21 ● ● ○ ● * ○ 福岡大(医) 8―102 22―12 20―35 18―22 14―11 北九州大 ● ● 8―38 4―32 ○ ● * 12―22 ● 21―18 22―26 ■福岡県対抗戦大A入替戦 (昭和 56 年 12 月 13 日) 19- 0 西南学院大 福岡歯大 19 16 0 -16 (九州6位) (福岡県A1位) *福岡歯大は九州対抗戦に残留 ◇◆ 228 ●戦績 ○昭和 56 年 9 月 6 日(R:池田) 福岡大 36-0 西南学院大 102 8 医学部 66-8 7 12 4 9 0 0 0 0 8 T G PG DG 反則 0 2 0 0 0 0 0 0 2 田 島 藤 島 杉 本 中 村 田 島 今 村 加 藤 阿 部 池 崎 宮 地 安河内 富 永 岩 崎 門 田 永 野 有 馬 松 岡 池 永 前 田 FW 植 松 真 崎 前 田 井 上 高 島 HB 湊 川 渡 辺 国 松 TB 山 村 浅 倉 FB 石 橋 ○昭和 56 年 10 月 18 日(R:内藤) 16-6 西南学院大 41 6 25-0 3 5 2 1 0 1 0 0 11 T G PG DG 反則 1 0 1 0 0 0 0 0 9 藤 島 永 田 杉 本 田 島 田 島 今 村 原 田 阿 部 池 崎 宮 地 安河内 富 永 岩 崎 鳥 飼 永 野 久留米大(商) 藤 崎 久保田 杉 原 広 部 FW 松 下 鼻 崎 山 下 三重野 吉 本 HB 右 田 久 保 高 地 TB 佐 藤 松 島 FB 村 田 ○昭和 56 年 11 月 1 日(R:鹿毛) 17-0 九歯大 西南学院大 42 0 25-0 3 5 2 3 0 0 0 0 15 0 T 0 0 G 0 0 PG 0 0 DG 0 反則 14 田 嶋 永 田 杉 本 中 村 宮 原 今 村 原 田 阿 部 池 崎 宮 地 門 田 富 永 岩 崎 徳 永 永 野 木 村 萩 原 宮 川 牛 嶋 宇 野 FW 玉乃井 山 下 金 城 梶 田 山 田 HB 山 中 中 家 北 田 TB 武 内 野 上 FB 岡 交代 ○昭和 56 年 11 月 15 日(R:鹿毛) 20-3 佐賀大 西南学院大 33 3 13-0 4 2 2 1 0 1 0 0 14 T G PG DG 反則 0 0 0 0 1 0 0 0 6 浜 崎 中 村 杉 本 田 島 田 島 加 藤 原 田 阿 部 池 崎 宮 地 門 田 富 永 岩 崎 安河内 永 野 石 橋 大 源 萩 原 梶 原 FW 西 島 秋 根 横 尾 古 賀 門 脇 HB 大 園 徳 永 久 野 TB 河 野 古 池 FB 松 尾 ○昭和 56 年 10 月 25 日(R:鹿毛) 17-0 北九大 西南学院大 38 8 21-8 3 4 1 1 1 1 0 0 15 T G PG DG 反則 0 2 0 0 0 0 0 0 9 浜 崎 永 田 杉 本 中 村 田 島 今 村 原 田 阿 部 池 崎 宮 地 門 田 富 永 安河内 鳥 飼 永 野 長 野 太 田 中 㟢 大 石 FW 足 立 木 原 中小路 樋 口 浜 HB 大 杉 清 家 長谷川 TB 四 元 安 川 FB 今 村 229 ◇◆ ●戦績 ■第 19 回全九州7人制大会 ■第 31 回九州地区大学体育大会 56 年 4 月 26・29 日 福岡市平和台ラグビー場 参加 32 チーム 優勝 新日鉄八幡(6 年ぶり 14 回目) 50 78 18 8 36 12 92 10 6 66 福岡大学 西南学院大学 九州大学 福岡工大学 久留米大学 九州産大学 北九州大学 ○昭和 56 年 5 月 10 日(R:都地) 5 7 4 5 0 0 0 0 6 ◇◆ 230 28-0 福岡大 66 6 西南学院大 38-6 本 田 藤 島 黒 木 永 田 0 坂 田 杉 本 T 白波瀬 黒 瀬 1 FW 星 川 田 島 0 G 福 満 門 田 1 玉 井 原 田 0 森 和 中 村 PG 0 田 代 木 村 HB 0 梅 木 池 崎 DG 岡 鳥 飼 0 山 下 富 永 反則 3 TB 丸 山 宮 地 伊 東 徳 永 川 上 FB 永 野 29 6 宮崎大学 ■福岡県大学ジュニア選手権大会 8 長崎大学 12-4 新日鉄八幡 18 16 福岡工大 6-12 7 熊本大学 ◎決勝戦 25 西南学院大学 18-8 九州産大 24 8 西南学院大 6-0 6 鹿児島大学 ◎ 3 回戦 7 九州歯科大学 18-6 西南学院大 36 12 福教大OB 18-6 8 琉球大学 ◎2回戦 26 久留米大学 14-0 西南学院大 30 0 りんどうクラブ 16-0 0 32 8 ◎1回戦 18 11 9 ○昭和 56 年 11 月 28 日(R:山崎) 4-7 熊本大 8 7 西南学院大 4-0 1 1 0 0 0 0 0 0 10 1 0 0 G 0 1 PG 0 0 DG 0 反則 10 T 渕 本 西 本 本 多 大 橋 武 石 千 足 川 上 吉 川 石 原 吉 岡 吉 田 村 上 小 山 竹 下 久木田 藤 島 中 村 杉 本 加 藤 FW 田 嶋 今 村 原 田 阿 部 池 崎 HB 宮 地 鳥 飼 富 永 TB 岩 崎 徳 永 FB 永 野 ●想い出のアルバム 231 ◇◆ 第 83 期(1982 年度) 監督/石橋 純一 S 57.4 ~ 58.3 1983 年卒業アルバムより 83 期メンバー ■ 4 年生 池崎 聡・大賀 芳則 戦績 ■福岡県学生対抗戦Aグループ * ○ 58―3 ○ 32―9 60―6 木村 勝・田嶋 義巳 久留米大 ● ● ○ ○ 山下 修一・今村 克浩 福岡大医学部 ● 永野 修仁 北九州大 ● ■ 2 年生 加藤 剛彦・鳥飼 仁志 九州歯科大 富沢 紳(旧姓 宮地) 中村 淳治 佐 賀 大 9―32 6―60 ○ 40―30 ● 6―38 ● ● 0―80 0―44 ● ● 0―98 7―18 30―40 大 西南学院大 3―58 賀 ○ ○ ○ ■ 3 年生 氏原 武裕・門田 明寛 * 佐 九州歯科大 藤島 保雄・徳永 浩久 北九州大 永田 哲也・原田 望 福岡大医学部 田嶋 義之・富永伸一郎 久留米大 西南学院大 城光寺 聡・杉本 健次 38―6 80―0 44―0 98―0 ○ 18―7 ● ● ○ * 20―31 10―21 28―19 ○ 31―20 ○ ● * ○ 15―7 6―8 ● ○ * 14―7 21―10 7―15 ● ● ● * 8―6 7―14 19―28 小田真美子(旧姓 徳富) 全勝の西南学院大は入替戦において、 ■ 1 年生 石倉 俊幸・江上 佳文 22 - 4 で福岡歯大に勝ち、九州学生対 石橋 章(旧姓 内野) 抗戦に復活することとなった。 福田 信生・堀家憲一郎 中村 誠慈・福地 鋭朗 古屋 龍介 岡崎ひとみ(旧姓 磯山) 山下麻由美(旧姓 小田) ◇◆ 232 ●戦績 ■第 20 回全九州7人制ラグビー ■昭和 57 年 10 月 24 日(R:北田) 22-6 西南学院大 60 6 北九大 38-0 ◎1回戦 西南学院大 12―8 消防局 ◎2回戦 西南学院大 20―4 九電佐賀 ◎3回戦 新日鉄八幡 42―0 西南学院大 ■第 21 回全九州7人制ラグビー 5 8 1 3 0 0 0 0 10 1 0 1 G 0 0 PG 0 0 DG 0 反則 12 T ◎Aパート準決勝 24-0 九 電B 36 0 西南学院大 12-0 (4 月 29 日・舞鶴公園球技場) ■昭和 57 年 9 月 5 日(R:佐々木) 38-0 佐賀大 西南学院大 98 0 60-0 7 11 5 8 0 0 0 0 9 T G PG DG 反則 0 0 0 0 0 0 0 0 5 中 村 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 岩 崎 堀 家 永 野 石 橋 大 源 安 東 伊 藤 FW 八 波 前 口 森 田 古 賀 内 田 HB 三 浦 徳 永 松 岡 TB 久 野 西 野 FB 松 尾 ■昭和 57 年 10 月 17 日(R:北田) 久留米大 18-3 西南学院大 58 3 商学部 40-0 4 8 1 4 0 0 0 0 14 T G PG DG 反則 0 0 0 0 1 0 0 0 7 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 岩 崎 徳 永 永 野 中 村 久保田 池 浦 広 部 FW 松 下 鼻 崎 江 崎 三重野 久 保 HB 右 田 松 島 高 地 TB 佐 藤 山 田 FB 村 田 藤 島 永 田 杉 本 田 嶋 中 村 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 古 屋 徳 永 永 野 田中 川 原 長 野 大 石 FW 岡 田 木 原 中 村 樋 口 梅 崎 HB 行 平 清 家 長谷川 TB 浜 日 野 FB 四 元 ■昭和 57 年 10 月 31 日(R:小島) 36-0 西南学院大 80 0 九歯大 44-0 8 8 2 6 0 0 0 0 7 T G PG DG 反則 0 0 0 0 1 0 0 0 9 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 福 田 富 永 堀 家 徳 永 永 野 大 川 出 畑 牛 嶋 新 田 FW 玉乃井 村 上 金 城 宮 崎 内 藤 HB 吉 田 山 田 山 内 TB 福 永 永 尾 FB 岡 富 田 ■昭和 57 年 11 月 7 日(R:黒岩) 10-9 福岡大医学部 西南学院大 32 9 22-0 2 4 1 3 0 0 0 0 16 0 0 0 G 0 3 PG 0 0 DG 0 反則 14 T 中 村 永 田 杉 本 田嶋之 大 賀 田嶋己 原 田 宮 原 木村 宮 地 城光寺 富 永 堀 家 徳 永 永 野 手 塚 清 水 池 永 高 地 FW 前田謙 高 村 前田俊 有 馬 浅 倉 HB 湊 川 中 村 大 地 TB 熊 手 山 村 FB 渡 辺 233 ◇◆ ●戦績 ■九州学生・福岡県学生対抗戦A入替戦 11-4 西南学院大 22 4 11-0 (福岡学生1位) 2 4 1 3 0 0 0 0 16 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 堀 家 古 屋 永 野 0 0 0 G 0 3 PG 0 0 DG 0 反則 14 T ○昭和 57 年 11 月 28 日(R:吉田) 福岡歯大 (九州学生6位) 村 岡 上 田 近 藤 小 山 FW 船 津 西 部 城 戸 三 善 福 田 HB 疋 田 品 川 池 田 TB 梅 本 北 園 FB 小 野 12-0 西南学院大 32 12 鹿児島大 20-12 3 4 0 2 0 0 0 0 6 T G PG DG 反則 0 2 0 2 0 0 0 0 2 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 堀 家 古 屋 永 野 福 田 山 下 高 吉 松 元 田 中 FW 有 馬 甲 斐 田 端 落 富 永 HB 藤 本 川 崎 村 井 TB 船 川 田 渕 FB 古 原 柿木田 ○昭和 57 年 11 月 30 日(R:田中) ■第 1 回九州地区対抗大学大会 12-4 西南学院大 23 4 久留米大 11-0 (昭和 57 年 11 月 27・28・30 日) 23 4 8 0 9 20 4 39 32 12 9 20 20 13 長崎大学本学 西南学院大学 鹿児島大学 大分大学 沖縄国際経済大学 久留米大学 熊本大学 北九州大学 ○昭和 57 年 11 月 27 日(R:里岡) 13-0 西南学院大 20 13 長崎大 7-13 2 1 1 0 1 1 0 0 12 ◇◆ 234 T G PG DG 反則 0 2 0 1 0 1 0 0 8 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 富 永 堀 家 古 屋 永 野 下 村 池 下 月 川 田 中 FW 野 口 小 幡 勝 木 森 宮 田 HB 坂 上 吉 田 富 成 TB 田 辺 西中間 FB 坂 本 3 2 0 0 0 1 0 0 5 T G PG DG 反則 1 0 0 0 0 0 0 0 4 藤 島 永 田 杉 本 田嶋己 田嶋之 今 村 加 藤 宮 原 池 崎 宮 地 門 田 福 田 堀 家 古 屋 永 野 中 村 久保田 藤 崎 広 部 FW 松 下 鼻 崎 江 崎 三重野 吉 本 HB 右 田 横 井 高 地 TB 佐 藤 村 田 FB 山 田 ●戦評 全国地区対抗戦に出場 れ、本学のミスが目立った。高校、大学と通 じて全国大会出場経験者がいない本学チーム 1 回戦敗退 善戦も及ばず は大勢の観衆の前に浮き足立ってしまったの 1982 年の大学ラグビー九州一を決める第 だろうか。前半 0 - 16 と大差をつけられて 19 回全国大学ラグビー選手権大会九州代表 からようやくエンジンがかかりはじめた本学 決定戦は、12 月 12 日午後 2 時から平和台競 は、その後 6 点差まで追い上げたが、大事な 技場で本学(九州地区対抗大学ラグビー大会 ところでミスが出ていつもの試合展開ができ 優勝校)と福岡工業大学(九州学生大学ラグ ない。せっかく敵陣ゴール前まで攻め入りな ビー対抗戦優勝校)との間で行われた。 がら、こちらのパスミスから相手選手に 70 本学は再三敵陣内に攻め込んだが、試合の ~ 80 メートルも独走されたこともあった。 進行とともに調子を上げる福工大に押し切ら それでも後半は必死の巻き返しをはかり、激 れ 10 - 46 で敗れ、大学選手権出場は果せな しく追い上げたが、追撃及ばず涙をのんだ。 かった。 試合は、本学が開始早々に速い動きで 1 ト ライを先制、その後も敵陣内で試合を進める など前半は本学の善戦が目立った。しかし、 本学はディフェンスが甘く相手ウィングを 走らせすぎたようだ。来年もがんばってほし い。 (「西南学院大学広報」S 58.1.26 より) 後半は調子をくずし、福工大に大きくはなさ 本学は、1 月 2 日から名古屋市の瑞穂ラグ ビー場で開幕した第 32 回全国地区対抗大学 ラグビー大会に九州代表として出場した。 本学は 1 回戦第 3 試合で東北学院と対戦し たが試合巧者の東北学院にうまくかわされ 22 - 38 で惜敗した。 試合は終始相手チームのペースで進めら 1回戦 △ れた。 23-6 関東学院大 57 6 34-0 広島大 3-4 10 8 7-4 北 大 大阪市大 東北学院大 名城大 28-16 38 22 西南学院大 10-6 20-0 48 0 28-0 長崎大 (「 西日本新聞」S58.1.3 より) 235 ◇◆ ●想い出の記 思 い 出 現役の皆様へ! 83期・藤島 保雄 83期・大賀 芳則 昭和 57 年 12 月、舞鶴球技場、福岡工業大 合宿での苦しい練習や、一つのボールを皆 戦。勝てば大学選手権出場、負ければ全国地 で追いかけた経験が社会人になって皆さんの 区対抗出場が決まる。 力になると思います。 ミゾレまじりの冷たい雨の中、前半ロスタ イム自陣ゴール前でペナルティ。 部員数が少なくて大変だと思いますが、悔 いを残すことのないよう頑張って下さい。 工 大 は ス ク ラ ム を 選 択 し、 ま た ペ ナ ル ティ。最後に認定トライをとられ、逆転、前 半終了。後半の記憶は今は殆んどない。 (「 西南学院大学広報」より) ◇◆ 236 ●想い出の記 合も様になってきたが、世の中、甘くはない。 何でもいい、「青春」がしたい どうしても A リーグには上れない。が、さら 83期・原田 望 に団結力は強固になっていったと思う。皆が 同じ方向を見つめていた。皆が同じものを欲 何でもいい、 「青春」がしたい。 していた。そして、その手ごたえは苦しさ、 ただ、それだけの思いが全ての始まりだっ きつさの中に埋もれ、ともすればすぐに見 た。 失ってしまいそうだった。 当時「青春」といえば、 「ラグビー」だっ 石橋監督、本田コーチ、そして OB 諸先輩 たのである。その年の新入部員は 10 数名、 の、正に体を張った叱咤激励があればこそ、 その大半がラグビー未経験者。元水泳部、元 進むべき道を見失わずに済んだと、今だか 柔道部、元陸上部……。ボールすら初めて触 ら思える(当時はきついばっかりだったな れる連中ばかりだった。私も元剣道部。当然 ……) 。 ラグビーの「ラ」の字すら知らなかった。入 ど素人世代は4年生となり、一端のラガー 部当時、2~4年生だけでは 15 人揃わなかっ マンに見えないこともなくなってきた(か たと記憶している。まさに我々新入部員は金 な?) 。負ける気がしない。というよりも、 の卵のはずであった……が、ずぶの素人ばか 負けることなんかを考えている余裕なんかな りがゴソッと入ってきたのだから、先輩方は かった。ただ、突っ走るだけだった。気が付 複雑な心境であっただろう。事実、パスの仕 いたら、A リーグに返り咲いていた。全てが 方から教えねばならなかったのだから……。 報われた。ど素人世代はど素人ではなくなっ チームの負担だけが増えて、戦力の厚みが ていた。私自身は2本目のフランカーであ 増すわけがなく、その年の公式戦で、A リー り、試合に出させていただく機会はたくさん グからBリーグへの降格となってしまった。 あったわけではない。が、自分が試合に出ら 一大事である。卒業していく4年生はさぞ無 れない分、 皆が走ってくれた。一緒に戦えた。 念であっただろう。翌年春、石橋新監督を迎 確かにそう思えた。 え、A リーグ復活をめざす遠大なプロジェク トが始動することになった。 不思議なことに思い出に残っているのは 何故か負け試合ばかりである。インカレで鹿 ど素人世代は2年生となり、そろそろパス 児島に行き、鴨池のグランドで負けた。涙で も板についてきて、新入部員を迎え、それこ 桜島が霞んでいた。対抗戦代表で名古屋に行 そチーム一丸となっての猛練習が始まった。 き、瑞穂グランドで負けた。ベンチの足元に OB 諸先輩のバックアップも凄まじかった。 涙と鼻水が黒い染みを作っていた。 春・夏の合宿にたくさんの OB からグランドの 今、西南ラグビーは喘いでいる。だけど、 内外で厳しいご指導を頂いた。ラグビーという 来たるべき時を信じて走ってほしい。私た 世界がこれほど世代を超えた濃い繫がりがある ち、ど素人でもやれたんだ。君たち現役にで ことに正直驚いたものだ。練習は苛烈を極め、 きないわけがない。80 年の歴史は、伊達じゃ 私たちは牛馬以上に干隈グランドを掘り返し、 ないと思います。思いの積み重ねが四方八方 踏み固め、耕した。 から降ってくる。だから強い。西南ラグビー、 ど素人世代は3年生となり、それなりに試 我ら強し。 237 ◇◆ 第 84 期(1983 年度) 監督/石橋 純一 S 58.4 ~ 59.3 1984 年卒業アルバムより 84 期メンバー ■ 4 年生 氏原 武裕・門田 明寛 ■第 3 回九州学生ラグビー 貝原 朋美(旧姓 江崎) ◇◆ 238 敗 早川 武紀 ○ 4―1 大 ● ● 9―27 ○ ○ * ○ 11―9 21―6 43―12 3―2 南 大 ● ● ● ○ ○ * 41―19 16―14 2―3 九 州 大 ○ * 35―13 1―4 福 教 大 ● ● * 13―35 0―5 7―14 6―15 3―12 ● ● 0―33 24―39 ● ● 0―75 9―56 27―9 6―21 ● 12―43 ● 9―11 ○ ○ 75―0 * 12―3 ● 19―41 39―24 14―16 56―9 ■第 21 回全九州7人制ラグビー 29 日 於:福岡市舞鶴公園競技場 △ 吉木 豊・阿部 智 5―0 33―0 ● ■ 1 年生 伊藤 仁・太田 伸二 梶谷 勝昭・高木 和彦 ○ ○ ○ 15―6 18―35 山下麻由美(旧姓 小田) 岡崎 泰司・大本 義郎 勝 岡崎ひとみ(旧姓 磯山) 教 大 石橋 章(旧姓 内野) 福 堀家憲一郎 大 古屋 龍介・中村 誠慈 州 西 福田 信生・福地 鋭朗 九 岡 大 福 ■ 2 年生 石倉 俊幸・江上 佳文 ○ 南 大 ○ ○ * 35―18 14―7 西 産 小田真美子(旧姓 徳富) 大 九 富沢 紳(旧姓 宮地) 岡 大 福 工 大 福 産 中村 淳治 九 ■ 3 年生 加藤 剛彦・鳥飼 仁志 大 永野 修仁 工 山下 修一・今村 克浩 福 木村 勝・田嶋 義巳 戦績 A パート準決勝 16-0 西南学院大 九 電 20 0 4-0 ●戦績 ○昭和 58 年 9 月 11 日(R:内藤) 3-3 福工大 15 6 12-3 0 0 T 2 0 0 0 G 2 0 1 1 PG 0 1 14 反則 15 西南学院大 星 本 米 満 井ノ上 井 田 太 田 FW 和 田(徹) 江 口 和 田(正) 木 村 東 HB 堀 松 尾 TB 下 村 山 田 大 野 FB 氏 原 永 田 中 村(淳) 田 嶋 中 村(誠) 岡 崎 加 藤 今 村 木 村 宮 地 門 田 福 田 堀 家 古 屋 永 野 ○昭和 58 年 10 月 30 日(R:佐々木) 4-0 九産大 12 3 8-3 1 0 T 2 0 0 0 G 0 0 0 0 PG 0 1 12 反則 14 石 津 南 里 井ノ元 徳 光 小 林 稲 永 岩 崎 河 野 山 口 鶴 田 崎 御手洗 稲 田 友 永 松 尾 西南学院大 FW HB TB FB 氏 原 永 田 中 村(淳) 田 嶋 中 村(誠) 今 村 加 藤 永 野 木 村 宮 地 門 田 福 田 堀 家 古 家 太 田 ○昭和 58 年 11 月 6 日(R:馬渕) 9-0 福岡大 21 6 12-6 1 0 T 3 1 1 0 G 0 1 1 0 PG 0 0 15 反則 15 坂 田 吉 松 片 岡 白波瀬 中 村 衛 藤 玉 井 星 川 木 下 甲 斐 田 代 堀 田 川 上 岡 安 藤 西南学院大 FW HB TB FB 氏 原 山 下 中 村(淳) 田 嶋 中 村(誠) 今 村 加 藤 永 野 木 村 宮 地 門 田 福 田 堀 家 古 家 太 田 ○昭和 58 年 11 月 20 日(R:関) 13-16 西南学院大 41 19 九 大 28- 3 2 2 T 5 0 1 1 G 4 0 1 2 PG 0 1 11 反則 11 氏 原 永 田 中 村(淳) 田 嶋 中 村(誠)FW 今 村 加 藤 永 野 木 村 宮 地 HB 門 田 福 田 堀 家 TB 徳 光 太 田 FB 水 田 河 野 玉 井 田 代 村 上 今 村 江 崎 高 畠 相 園 籾 井 黒 川 藤 原 空 閑 溝 口 宮 島 239 ◇◆ ●想い出の記 ○昭和 58 年 11 月 27 日(R:佐々木) 4- 0 福教大 西南学院大 16 14 12-14 1 1 0 1 0 2 7 0 T 2 0 G 0 0 PG 2 反則 15 氏 原 永 田 中 村(淳) 田 嶋 中 村(誠)FW 今 村 加 藤 永 野 木 村 宮 地 HB 門 田 福 田 堀 家 TB 徳 光 太 田 FB 中 西 白 水 樺 島 田 中 藤 鶴 田 牟田口 熊 手 口 実 古 賀 平田 山 隈 上 野 小 川 福 場 思 い 出 84期・氏原 武裕 この歌を歌う機会も段々減ってきた。今で も歌う度、背筋が伸び、心が熱くなる。私に とっては早稲田の荒ぶるを超えた旋律であ る。校歌を忘れてもこの歌は忘れない。西南 ラグビー万歳! 思 い 出 84期・木村 勝 83 年福工大戦の後半 30 分。重量差 120kg のスクラムに 20 分間耐え続けたFW、涙を 流しながらタックルに行ったBK陣。逆転ト ライを奪われたのはタックルポイントが涙に 霞んだからか。 ◇◆ 240 ●復活 “西南学院大” ● 57 年度のシーズンは、福工大が優勝、大学 とから、地元のファンも、日体大戦に大きな 選手権へコマを進め、慶大に 10 - 19 の大健 期待がかけられたが、思わぬ大敗。1回戦突 闘を見せて、地元ファンを喜ばせ、来るべき 破はまたおあずけとなった。 シーズンへ大きな期待を抱かせたものだた。 前々年は、福工大を破って優勝、前年は2 さて、そのシーズン。入れ替え戦で福岡歯 位だった福岡大は、福教大に 11 -9の大苦 大を破り、福岡学生 A グループから昇格し 戦を強いられるなど、全体に低調。前年3位 てきた西南学院大の加入で、新風が送り込ま だった九産大には敗れて、3位に終ってし れた。もともと、戦前からの伝統を誇ってい まった。 る大学だけに、久々の復帰に部員も燃えてい その九産大は、年々、力をつけて、福工大 たようだ。まず、57 年度の大学選手権出場 には敗れはしたものの、18 点を奪った。前 の九州代表の座を争った福工大に対し、前半 年度も福工大には 12 - 19 と善戦しており、 は3-3と大健闘。後半に息切れして、6- 2位に浮上。これからが楽しみになってき 15 と敗れたが、見ごたえのあるゲームを見 た。 せた。九産大にも3- 12 と食い下がり、福 福教大は、西南学院大、福岡大に食い下がっ 岡大とも6- 21 と、上位陣のカベこそ破れ たが、結局は全敗し、最下位に終ってしまっ なかったものの奮戦。九大や福教大からは勝 た。また、九大は、福教大にこそ 35 - 13 と ち星をあげて対抗戦を盛り上げた。 快勝したが、上位陣にはまったく振るわず、 優勝した福工大は、前年度の対慶大線戦で 5位だった。 活躍したメンバーが多く残り、主将で九州代 福教大は入れ替え戦では久留米を破って対 表のメンバーでもある№8星本、副将 FB 大 抗戦に残留。次シーズンに巻き返しをはか 野という新体制で、かなりの力を発揮するの る。 ではないかと思われていた。しかし、福教大 全体的に見ると、福工大から西南学院まで には 75 -0で勝ったものの、九大に前半3 の上位4チームの力の差は少なくなってきて -0と1PG だけという思わぬ苦戦(結局は おり、印象に残る好ゲームが多かったといえ 33 -0)をしてしまった。さらに、前述し るだろう。 たように西南学院大にも苦しめられたり、意 外なほどだった。 九州大学のレベルアップも、この対抗戦制 度をひいて3年目とあって順調に進んでいる それでも層の厚さで九産大、福岡大と強豪 ようだ。また、一部有料試合運営も、スムー を連破して、大学選手権へも九州チック対抗 ズにいっていることもあって、中央との格差 大学大会優勝の長崎大を破って2年連続 15 が縮まる日も近いかもしれない。 回目の出場を果した。慶大に食い下がったこ (「ラグビーマガジン」より) 241 ◇◆
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