松原市セーフコミュニティ 災害時の安全対策委員会 活動報告 報告者:災害時の安全対策委員会 委員長 中瀬 春美津 所 属:松原市自主防災組織連絡協議会 会長 1 災害時の安全対策委員会の構成 松原市自主防災組織 連絡協議会 中瀬 春美津 自治会連合会 (新町地区町会連合会) 山本 博志 松原市安全な まちづくり対策協議会 藤島 剛 松原市老人クラブ 連合会 東地 義郎 松原危機管理協議会 青木 洋実 自治会連合会 (三宅地区町会連合会) 石﨑 勇 自治会連合会 (三宅地区町会連合会) 松本 廣 自治会連合会 (恵我地区町会連合会) 松原市赤十字奉仕団 林 自治会連合会 (天美地区町会連合会) 山岡 松原市自主防災組織 連絡協議会 森田 信行 松原市障害者 施策推進協議会 東野 牧雄 松原市消防団 二木 宰之 利為 秀嘉 自治会連合会 (松原地区町会連合会) 西田 敏弘 自治会連合会 (恵我地区町会連合会) 祇園 照男 松原市婦人防火クラブ連合会 猪木 淑子 松原市民生委員 児童委員協議会 寺岡 勲 大阪府富田林 土木事務所 地域防災監 松倉 昌明 寺西 美智枝 松原市赤十字奉仕団 松本 一夫 合計 (松原市職員を含む) 28名 2 自然災害・火災に取り組むこととなった背景 事故・犯罪・災害への不安感 0% 10% 出典:2011年けが及び安心安全に関する実態調査アンケート 20% 交通事故 自然災害 自然災害 火災 火災 犯罪 外出時の転倒転落 職場での事故 運動・余暇での事故 暴力によるけが 自宅内での転倒 いじめなどの精神的苦痛 溺水 学校での事故 ◎いつ起きてもおかしくない大地震 30% 40% 50% 60% 70% 80% 80% 65% 69% 63% 52% 42% 40% 37% 36% 33% 30% 30% n = 758 ◎自然災害・火災への不安感 災害への準備が不可欠!! 災害時の安全対策委員会の設置を決定 3 課題① 災害への自己対策は不十分 地震災害への自己対策実施割合 0% 5% 出典:2011年けが及び安心安全に関する実態調査アンケート 10% 15% 20% 25% 30% 35% 38% 非常時持ち出し品の用意 32% 避難経路・避難場所の確認 26% 家具などの固定・補強 8% 避難訓練への参加 6% 防災マップの熟読 5% 建物や塀の補強 自主防災組織への参加 ガラスの飛散防止 40% 4% 3% n = 758 4 課題② 家具転倒等による多数の死傷者が想定される 阪神・淡路大震災による教訓 死者数 : 6,434人 死亡原因 焼死 9% その他 14% 家屋の倒壊・家具の 転倒等による 窒息死・圧死 77% 負傷者数 : 出典:厚生労働省 43,792人 ・死因は窒息死・圧死・焼死が大半を占める。 ・窒息死と圧死の原因のほとんどが家屋の倒壊 と家具の転倒によるもの。 ・負傷者については、詳細なデータは少ない が、兵庫県尼崎市では負傷者の約60%が家具 等の転倒によるもの。 ・地震後発生した火災は復電後の電気火災によ るもの。また震度6以上の地域で多発。 まずは、家具転倒防止と火災への対応が重要 5 課題設定と取組 予防対象 地震災害に おける死傷 高齢者等災害弱 者の逃げ遅れに よる死傷 課題 取組 自然災害への不安感は大き ①地域の防災訓練 いが、自己対策は不十分 家具転倒等による多数の死 ②家具転倒防止等対策 傷者が想定される の普及 平時の火災による逃げ遅れ ③住宅用火災警報器の でも高齢である者の割合が 普及・維持管理の啓発 高い 大規模災害発生時、高齢者 等災害弱者は逃げ遅れるこ ④地域の見守り活動 とにより死傷する可能性が 高い 6 報告 : 取組① 地域の防災訓練 訓練参加人数と自主防災組織率 現状と目標 SC取組前 ○訓練参加者の固定化 ○地域ぐるみの訓練が必要 SC取組後 ○地域防災ネットワーク プロジェクト訓練 ・小学校の日曜参観を活用 ・子育て世代が参加 ・地域の交流 (人) (%) 8,000 7,000 6,000 40 37% 7,000人 35 31% 28% 30 5,500人 5,000 25 4,000 20 3,000 15 2,000 10 1,200人 1,000 5 0 0 H23 H25 H28 年度 自主防災組織数の増加 町会カバー率を現状31%から目標37%へ組織率UP 参加人数 組織率 7 報告 :地域防災ネットワークプロジェクト訓練 6月8日(日)・15日(日) 実施校:天美西小学校・松原北小学校 参加者:児童 保護者 町会等 計 1,040人 1,540人 200人 2,780人 8 訓練風景(全景撮影) 避難行動 地震体験車 9 訓練風景(全景撮影) 心肺蘇生法訓練 高所救助訓練 10 報告 : 取組② 家具転倒防止対策の普及 ○対策委員による勉強会 ・SCの概要 ・災害への備えについて ○引き続き行政も出前講座を実施 平成24年度(12回 平成25年度(11回 579人) 565人) 11 対策委員による勉強会 出前講座 12 報告 : 災害時の安全対策アンケート調査 地域の現状を把握するため、 町会の協力のもと、災害時の 安全対策アンケートを実施 家具転倒防止を実施している 家庭の割合 40% 35% 30% 家具転倒防止を実施して いる家庭の割合 SC取組前 26% 36% 26% 25% 20% 15% 10% 5% 現在 36% 0% SC取組前 (2011年実施) 現在 (2014年実施) 13 現在の課題と今後の方向性 ・地域ぐるみの防災訓練 子育て世代が参加する訓練を継続して実施するには ①日曜参観以外でも土曜体験学習に合わせて防災訓練 を実施 ②子育て世代に対し積極的な訓練参加の啓発 ③各地域自主防災組織が主導する訓練の展開 ・家具転倒防止対策 対策の実施率をさらに向上させるには ⇒啓発用DVDを活用した地域での研修会の実施 14 災害時の安全対策委員会からのお願い ○各地域で実施している防災訓練への参加 ○タオル運動及び両隣声掛け運動の周知 ○災害時の安全対策アンケート調査への協力 15 大阪初! セーフコミュニティ国際認証都市まつばら 『みんなでつくる 安心・安全なまちづくり』 ご清聴ありがとうございます 16
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