「コントロールソフトウェアVer.4.4」の新機能

PCベース計測器 WE7000
「コントロールソフトウェア Ver.4.4 」の新機能
概要
WE7000コントロールソフトウェア Ver.4.4 では、主に操作性に関する以下の内容が追加・改善されています。
追加・改善された機能(全11項目)
■設定情報保存機能について
誤った操作によって設定情報が失われてしまうことを防止できるよう、以下の機能が追加されました。
●設定情報ファイル(wesファイル)からの起動だけでなく、ショートカットアイコンからコントロールソフトウェアを起動した場合でも
終了時の状態を保存し、前回終了時の状態で起動できるようになりました。
●モニタ/ビューアウィンドウを閉じた状態でコントロールソフトウェアを終了しても、モニタ/ビューア/演算情報が設定情報ファイルに
保存されるようになりました。
●コントロールソフトウェア終了時に、設定情報を設定情報ファイルに保存するか否かの確認ダイアログを表示できるよう
になりました。
環境設定画面
ショートカットアイコン
から起動
コントロールソフトウェア
確認ダイアログ表示
終了時
前回終了時の状態
で起動されます
用途に合わせて設定情報の
保存動作をカスタマイズ可能
設定情報ファイル
から起動
■モニタ機能について
●Y軸上に、スケール・チャネル名・単位を表示できるようになりました。
(Y軸表示は1チャネルのみ)
チャネル一括表示時
ここをクリックすることで
Y軸表示ON/OFF切換可能
スケール・チャネル名・単位
が表示されます
チャネル分割表示時
メイン/ズーム表示時
ここをクリックすることで
Y軸表示チャネルを切換可能
●測定をスタートする前でも、事前にモニタの表示・演算条件を設定できるようになりました。
●瞬時値表示の書式をチャネルごとに設定できるようになりました。
瞬時値表示の「書式設定」を
チャネルごとに設定可能
瞬時値表示例
ここをクリックすることで
「表示書式」設定エリアが
表示されます。
PMK 707701V44
■ビューア機能について
●モニタからだけでなく、ビューアからもExcel連携機能ができるようになりました。
ビューア画面
Excel画面
自動的にExcelが
起動されます
Excel上での解析作業に
スムーズに移行できます
ヘッダー情報
波形データ
■測定データセーブ機能について
●フリーランモードでも、ゲート信号による、ゲート区間ごとのファイル保存が可能になりました。
フリーランモードなので、波形をモニタしながら、長時間、データを保存することができます。
(ファイル形式はバイナリのみ。アスキー形式での保存は不可)
ゲートごとにファイルを作成
ゲート信号
1つのゲート区間を、単一、または
複数のファイルに分割して保存
ゲート信号
測定データセーブ設定画面
測定データセーブ設定画面
一定サンプル数毎、又は一定時間毎に保存
(複数ファイルの場合)
*本機能の対象モジュールは、以下の通りです。カッコ内のファームウェアバージョン以降で動作します。
WE7231(Ver.3.05),WE7235(Ver.3.05),WE7241(Ver.3.15),WE7245(Ver.3.05),
WE7251(Ver.3.08),WE7271/WE7272(Ver.3.08),WE7275(Ver.3.08) 注:WE7521は不可
■その他の機能について
●Windows XP 対応
●ステーションリストウィンドウを 「自動的に隠す」、「常に手前に表示」 の指定が可能になりました。
ステーションリストウィンドウを「常に手前に表示」させることで、
各モジュールの設定画面を容易に呼び出せます
ステーションリストウィンドウが「自動的に隠れる」ことで、
小さなディスプレイを使用時にも画面全体を効率良く使用できます
●異種モジュール結合機能で、測定中も、結合された各モジュールの設定画面を呼び出せるようになりました。
これにより、測定中に各モジュールの設定内容が確認できる他、
CAN BusI/Fモジュールでは、測定中にメッセージ出力(OUTPUT)が可能になりました。
測定中でも
メッセージ出力が可能
測定中でも各モジュールの
設定画面を呼び出せます
CAN BusI/Fモジュールの設定画面