平成26年 7 月12日 みなさま各位 行政書士四条烏丸法務事務所 ひよこ塾アンケート班 第1回「ひよこ塾」アンケートの分析結果(概略) 7月6日(日)の第1回ひよこ塾で、アンケートにご協力いただきましてあ りがとうございます。集計が完了致しましたので、今回のアンケートから分か ったことを報告させていただきます。 第1回ひよこ塾で、聴講された方は38名でした。そのなかから36枚のア ンケートを回収することができました。 25 30 20 25 20 15 15 10 10 5 5 0 0 月 火 水 木 金 土 日 午前 午後 図1 まず、開催の日取りですが、回収いたしました結果を積算しましたところ、 図1のグラフのようになりました。希望が最も多いということもあるので、日 曜日の午前10時からの開催が最も希望に沿ったかたちかと思われます。ただ し、アンケートを回収できたのが、日曜の午前中に予定が空いておられた方に 限られますので、分析範囲を広げた場合は違う結果が得られるかわかりません。 次に、会場の広さ・参加費の金額・資料の量・資料の質に関してですが、{せ まい・広い・妥当},{高い・安い・妥当},それぞれに、{0点・2点・1点}、{多 い・少ない・妥当},{読みやすかった・読みにくかった・妥当},各々、{1点・ 0点・2点},{2点・0点・1点},を付けて加重平均を取ったところ、 表1 表1 会場広さ 金額 0.806 1.167 資料の量 資料の質 2.000 ※1.618 ※無回答データを含む のようになりました。この表に理想値を設定し、理想値と平均値の差の値を求 めたものを改善値として追加すると、表2のようになりました。 会場広さ 金額 資料の量 資料の質 平均値 0.806 1.167 2.000 1.618 理想値 1 1 2 2 改善値 0.194 -0.167 0.000 0.382 表2 このことから、運営面においては資料を読みやすくする工夫をして欲しいと いう希望が最も多いということが読み解けます。また、会場をもっと広くして 欲しい、参加費をもう少し上げても良いといった希望も読み取れますが、これ らは別の要因が効いているのではないかと考えられます。 講義の内容には満足していただけましたか? という質問に対する回答 11% 3% 39% 47% 大変満足してい る 満足 やや満足 どちらとも言え ない やや不満 不満 おおいに不満 無回答 図2 では、ここからは研修内容の分析に入っていきます。 「講義の内容には満足していただけましたか?」という質問に対する回答結 果をまとめると、図2のようになります。これだけでは分からないので、年齢 条件で分散を取った結果が次の図3のようになります。 図3 内容満足度 7 世代別平均満足度 6 5.80 5.60 5 5.40 4 5.20 5.00 3 4.80 2 4.60 4.40 1 4.20 0 0 1 2 3 4 5 6 20代 30代 40代 50代 60代以 上 年齢 7 ※ {大変満足している・満足・やや満足・どちらとも言えない・やや不満・不満・おおいに不満} に対して{6点・5 点・4点・3点・2点・1点} をそれぞれ振り分けた 図2を見る限りでは聴講された方は総じて満足しているかのように読み解け ますが、図3から分かるように、30代の層には満足度の落ち込みがあること が見て取れます。 では、いったい何故30代で満足度が落ち込んだのかということが知りたい ので、世代別で興味のある研修テーマの比率を取ると次の図4のようになりま す。 20代 マネジメ ント 営業手法 建設業 許可 仕事の効 率化 起業 民事法 務 国際法務 帰化申 請 保険金請 求 社団財団 成年後見 相続問 題 建設業許 可 在留資格 企業法務 在留資格 30代 業 際 医療法 問 人設立 題 国際法務 営業手 民事法 法 務 企業 法務 帰化申請 保険金請 求 社団財団 医療法人 設立 成年後見 業際 相続問 問題 題 マネジメ ント 仕事の 効率化 40代 営業手法 50代 建設業許 可 在留資格 国際法務 民事 法務 起業 建設業許 可 民事法 務 企業法務 国際法務 企業法務 帰化申請 成年後見 在留資格 社団財団 成年後見 相続問 題 帰化申請 医療法人 設立 保険金請 求 社団 財団 医療法 人設立 建設業許 可 業際問題 相続問題 業際問題 60代以上 在留資格 民事法務 国際法務 帰化申請 成年後見 保険金請 求 相続問題 社団財団 医療法人 設立 業際問題 図4 見比べてみると、他の世代と比べて,30代の聴講された方が特に相続問題、 成年後見に対する関心が少ないということではないと見受けられます。また、 30代からの関心が多いテーマに、営業手法や業際問題があるということがわ かります。つまり講義の内容に対する満足度が相対的に低かった理由は、相続・ 成年後見を扱った内容に興味がなかったからではなく、さらにどのような経緯 でお客様からの依頼を受けることになったのかという話も聴きたかったからで はないだろうかと、分析します。 以上
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