あなたの“いきいき”応援します。 発行 2016年 9月 秋田県南部男女共同参画センター (南部ハーモニープラザ) 平成 28 年度男女共同参画社会づくり基礎講座 平成 28 年度地域サポーター養成講座 超少子化社会が問う地域の未来 おやこの秋フェス -明日を生き抜く逆転の発想超少子高齢社会を突き進む日本の現状を知 り、地域のより良い未来を創るために必要なこ とを考えます。 “本当は難しくない”男女共同参 画への理解を深めましょう。 日 時 平成 28 年10月6日(木) 笛や太鼓の音色にあわせて紙と布で作られた人 場 所 羽後町活性化センター(役場となり) 講 師 佐々木尚毅氏(群馬県立女子大学教授) のパパが未来をつくる」と題した、家庭と働き方を 考える講演の二本立て。親子でどうぞ。 日 場 講 佐々木美奈子氏(あきた F・F 推進員) 参加費 無料 共 羽後町 催 時 平成 28 年 11 月 20 日(日) 所 大仙市市民活動交流拠点センター (Anbee 大曲2階) 師 1 部 ちょうこくしつ座(人形劇団) 2 部 後藤大平さん(NPO 法人 参加費 無料 共 催 大仙市 お問合せ・お申込み 秋田県南部男女共同参画センター TEL0182-33-7018 まで 今月の男女共同参画かるた ●●図書紹介コーナー●● 秋田県南部男女共同参画センターの図書コーナーから 書名 (貸出期間:2週間) なぜ男女別学は 子どもを伸ばすのか 著者 中井 俊巳 発行 (株)学研パブリッシング 頁数 223 頁 読みやすさ ★★★★☆ 「お姉ちゃんに比べて弟は落ち着きがないし、勉強もわ からないことが多くて、この子は本当に大丈夫だろうか」と 心配する母親は多くいるものです。この本は、男女の脳に はそれぞれ生まれつきの特性があり、それを活かして男女 別の教育をすることで、学力向上や人間力を高められるこ とを、国内や海外の事例を交えて伝える一冊です。子ども の ADHD を疑う症状も、脳の特性を理解した対策をすれ ば改善する可能性があると考えられているとか。子育てを している方、子どもに関わる方におすすめです。 「日本女性会議2016秋田」開催への想い テーマは 「みつめて みとめて あなたと私 ~多様性(ダイバーシティ)とは~」 2部 11:00~12:00 ファザーリングジャパン東北理事) おすすめ図書を紹介します 秋田県南部男女共同参画センター通信★第87号 形が動き出す人形劇〝のらくらとらやん”と「笑顔 1部 10:30~ 15:00~17:00 〒013-0046 秋田県横手市神明町1-9 TEL.0182-33-7018 FAX.0182-33-7038 http://www.akita-south-jender.org/ E-mail [email protected] 女だから苦手…という思いこみはもったいない 編集後記 10月28日~30日、秋田市で行われる 「日本女性会議2016秋田」の参加申込が9 月16日まで延期となりました。日本女性会議 とは、毎年全国持ち回りで開催される、男女 共同参画最大のイベントです。全国から参加 者が集まり、ここでしか聞けない講演や分科 会に参加し、男女共同参画推進パワーを充 電します。どんなことするの?と気になった方 は、ぜひ職員までお問い合わせ下さい。参加 することで、今までとは違う自分の生き方が見 えてくるかもしれませんよ♪(高橋幸子) 秋田県南部男女共同参画センター長 藤原恵美子 10月28~30日まで「日本女性会議 2016 秋田」が秋田市において開催されます。こ れは、秋田県人として大変名誉なことであり、男女共同参画センターとして、またあきた FF 推進員である個人としてもとても喜ばしいことです。 初日は、横手市出身のヘア・メイクアップアーティスト、藤原美智子さんが「違いこそが 個性を作る、自信を作る、魅力を作る」をテーマに記念講演を行います。第一線で活躍され ている藤原さんの熱い想いに触れることの出来る時間です。その後、全国から参加された方々 との交流会があります。どちらも魅力ある時間となることでしょう。楽しみです。 2日目は、分科会が開催されます。南部センターは第5分科会を担当しています。テーマ は「地域づくり“地域消滅”トップランナー秋田の今とこれから」。この分科会の開催に当た っては5名の方々に県南分科会実行委員をお願いし、プラン内容の組み立て等を一緒に行っ てきました。県内市町村の27首長への、男女共同参画に対するアンケート調査実施からス タートし、分科会コーデネーターの佐々木尚毅教授との意見交換も含め、相当量の時間を実 行委員の方々と共有させていただきました。結果として特徴ある分科会を開催出来るのでは と期待しております。この他にも「貧困」「人権」「女性の活躍」等、10の分科会が予定さ れております。どんなことが話し合われ、どんな課題が出され、参加された皆さんにどのよ うにインパクトを与えるのか、とても期待しています。 私がこれまで参加した日本女性会議を振り返ってみると、東日本大震災が発生した半年後、 仙台国際センターを会場に行われた時のことが特に印象に残っています。被災直後だという のに開催中止とすることなく準備が進められ、全国から約 3000 名の女性たちを迎えました。 その時の分科会で話された、被災地での避難所運営の実情に、私は大変な衝撃を受けまし た。男性目線の避難所の運営によって、なぜ女性だけがこんな辛い想いを味わわなければな らないのか、と悲しい想いに駆られてしまったのです。 「男女共同参画」という言葉の持つ意 味。それは、生活するにあたってとても重要であるということ。また、私たちが幸せになる ための第一歩であるということ。そしてその意義が現実社会において浸透していないことを、 改めて思わせていただきました。 いよいよ来月に迫った「日本女性会議 2016 秋田」には、より多くの皆様にご参加頂きた いと願っています。参加申し込み期限は、9月16日(金)までとなっております。どうぞ よろしくお願い致します。 ◆◇◆ 平成28年度 8月 研修報告 ◇◆◇ 6 月 26 日(日)秋田市で行われた「ハーモ 男女共同参画フォーラムに参加しました 8月26日~28日、埼玉県にある、国立女 性教育会館主催の国内最大のフォーラムに5 年ぶりに参加しました。 全国から1000人を超える男女共同参画 に関わる施設職員や、県市町村関係者、一般者 等が集まり、基調講演とシンポジウム、そして 43ものワークショップ、パネル企画展示など 「平成 28 年度男女共同参画社会づくり表彰」 ハーモ二-賞(団体部門)受賞 介護・福祉サポート NPO かがやきネット 会社に所属すると、男は収入のためと言うよ りも自己実現(専門性・地位の欲求)を求める 余り、仕事量がエスカレートしていく傾向があ る。カウンセラーからは「仕事は金を得る手段 数多くの研究成果の発表があり、興味深い内容 に首までどっぷり漬かった3日間でした。 相変わらず圧倒的に女性参加者が多い中で、 少数派の男性参加者は、多少肩身の狭さを感じ つつも、性別に捉われない“自分らしい生き方 見本”を探索する小旅行に出た感じでした。 初日(8月26日)の特別講演は、「均等法 から30年、新たな明日へ~女性の活躍につい て考える~」と題し、現在、公益財団法人日本 と割り切りなさい」とアドバイスを受けた。そ の上、リストラに遭い昨年早期退職。育児休業 時も会社以外の沢山の仕事(役割)をこなして いた。会社の選択は、自分のライフデザインを ユニセフ協会会長で活躍されている赤松良子 氏からのお話がありました。 およそ70年前の社会では、女性は一人前と して認められておらず、発言する場所や権利も なければ無論参政権もない状態。赤松氏は、労 働省に勤務していた35歳の時に、『住友セメ ント事件』という女性の労働に関する裁判が起 こった。この問題について偽名(青杉優子)に より雑誌へ投稿し、上司からもこっぴどく怒ら れたが、そのきっかけが現在の男女雇用機会均 いは儚(はかな)いものだ。これまで男は、働 くために家族から支えられていたのに、働けな くなったとたんに孤立する。子育てすべき時に 家事育児をしてこなかった男は、自分の子供と の関係を維持出来ずにいる。必ずツケが回って くるもの。妻の産後の不調期の1~2か月間は 夫が育児休暇をとるべきであると。 パネリストの二人の提案には私も共感しま した。それは、女性のようにもっとおしゃべり になって、ストレス発散しながら楽しく生きて 等法の制定につながった話をされました。現在 では考えられない程の差別があったことに対 し、赤松氏は、「女を守る法律は女が作るべき だ」とおっしゃっていました。 また、2日目のシンポジウム「男もつらい よ!~男性の働き方改革とワークライフバラ ンス再考~」では、まず、元電機メーカーの研 究所に勤務し、24年前日本で初めて育児休暇 を取得した太田睦氏のお話で、”生活のため “と言いながら過剰労働した末にうつ状態に なった経験談がありました。 いこう!「そうだ!男もオバサンになろう」と。 男がつらいのは、自分の肩に家族を養う責任と か、就職したら一生辞められないなどの「縛り」 を感じているからではないか。男もつらいのだ と語っていました。 考え方を変えるのは大変だが必要な事。生活 を楽しむための働き方「ライフワークバラン ス」へ。「女性が我慢してきた社会」を改善し 「男性も孤立しない社会」を目指して、男女共 同参画を考えなければならない時代なのだと 放棄する様なものだ、楽しい人生は自分で選択 するものだと語っておりました。 一方、田中俊之氏(武蔵大学助教)は、新宿 区のおよそ60%は単身世帯で婚姻率は非常 に低く、特に男は孤立しやすい。会社の付き合 感じました。(小松田) ニーフェスタ 2016」の中で、今年度の男女 共同参画社会づくり表彰式がありました。 ハーモニー賞を受賞したのは、介護・福祉サ ポート NPO かがやきネットの皆さんです。 高齢化が進む中、地域で支え合いながら暮ら すための住民の交流の場づくりや介護をテー マにした寸劇活動を 10 年以上に亘って行っ てきた実績が受賞につながりました。寸劇で は、介護に関する心得や介護分野においても性 別的役割分担の解消が大切だと伝えています。 代表の谷川都子さんは「若い世代にも参加し てもらいたい。今後も自分達にできることで地 域の力になりたい」と語りました。これからも さらなる活躍に期待大です。(高橋) ※この表彰は、秋田県の男女共同参画社会づくりのために活躍をした個人・団体を表彰し、その活躍を称えると共に、 男女共同参画に対する県民の意識を高めるため、平成 17 年度から毎年行っているものです。 (表彰は 2 種類です) ◎ハーモニー賞…男女共同参画社会づくりにむけて地道な活動をしてきた個人・団体。 ◎チャレンジ賞…チャレンジによって男女共同参画の機運を高めた個人・団体。 横手ふるさと語りの会 とっぴんぱらりのぷ~ 代表 菅原千鶴子 「昔っこ」と方言を語り伝えたい…そん な仲間が集まって私達の会は結成されて います。 こうじ庵での定期語りや各施設、いきい 今年も当会最大のイベント「横手語りのま つり」を開催いたします。9 月 25 日(日) かまくら館で午後 1 時からです。入場無料。 どこか懐かしい きサロン等への出前語り、かまくら FM で の語り。何より次世代へ繋ぎたいと保育園 や小学校での語りを大事にしています。 会員一同、張り切って活動していますが 皆一つずつ歳を重ねていくのですね…。 新しい力を大募集中です。3 歳以上の方 ならどなたでも OK です。ご興味のある方 はぜひ下記までご連絡ください。 横手弁の「昔話」 「伝説」をどうぞ 聞きにおざって たんせ~。 連絡先 080-5225-5903(菅原)
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