はじめに 各部の名称と はたらき 基本システムの 接続・取付方法 電源について 準備操作 収録前の設定 と準備 記録のしかた DVカムコーダー 型 名 GY-DV5000 再生モードの 使い方 外部機器を使う 取扱説明書 タイムコード の使い方 メニュー画面 カメラ部の各種 機能について その他 ※イラストはGY-DV5000 DVカムコーダーに別売のレンズ・ビューファインダーマイクホルダー・マイクを 取り付けた例です。 お買い上げありがとうございます。 ご使用の前にこの「取扱説明書」と添付の「安全上のご注意」 をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 そのあと、保証書と一緒に大切に保管し、必要なときお読 みください。 製造番号は品質管理上重要なものです。お買い上げの際 は本機に製造番号が正しく記されているか、 またその製造 番号と保証書に記載されている製造番号が一致している かお確かめください。 LWT0073-001C-H 3 このたびは DVカムコーダー 本機構成 GY-DV5000の構成を示します。 GY-DV5000を お買いあげいただき ありがとうございます。 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS / このカムコーダーはDV方式のビデオです。 マークまたは のマークのついたビデオカセット がご使用になれます。 FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON FRONT REAR LOLUX CH-1 MODE VTR CAM VTR カムコーダー(GY-DV5000) ● 他のセットで記録した場面とのつなぎ部で記録が乱れる ことがあります。 マイクロホン ● 本機はSPモードで記録・再生します。 LPモードでの記録 や再生はできません。 ● 大切な記録の場合には巻き始め部分のテープの乱れをさ けるため、 テープ頭から2〜3分の間には記録しないで ください。 三脚ベース ● 大切な記録の場合には、 必ず事前に試し撮りをし、 正常に 録画(録音)されていることを確かめてください。 ● 録画 (録音) したものは個人として楽しむなどのほかは著 作権上、権利者に無断で使用できません。 ● 万一、 本機およびビデオカセットテープなどの不具合に より、正常に録画 (録音)されなかったり、 再生できなく なった場合、 その内容の保証についてはご容赦ください。 2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL OFF 他のセット(GY-DV5000含む) で記録したテープを本機 で記録または再生した場合、 異なった機器での撮影時の環 境条件等により次の様な現象が起こることがあります。 ● 再生時、 トラッキングズレによるデジタルノイズが表れ ることがあります。 CH-2 六角レンチ PULL OPEN はじめに 主な特長 ● スタンダードサイズDVカセットおよびミニサイズDVカ セットのコンパティブルメカニズムを搭載 スタンダードサイズ、ミニサイズのDVカセットおよび DVCAMカセットにDVフォーマットで記録・再生できま す。 DVCAMフォーマットで記録されたテープの再生のみ可能 です。 (簡易再生) DVCAMフォーマットでの記録はできません。 DVCAMはソニー株式会社の登録商標です。 ● 小型・軽量設計 アルミダイキャストの採用により、 レンズ、ビューファイン ダー、 バッテリー、 カセットテープを含んだ実用状態での質 量約5.5kgを実現。 ● DV高画質デジタルフォーマット 4:1:1、 8ビット、25Mbpsコンポーネントデジタル処理に よる高画質録画/再生ができます。 ● PCMオーディオの高音質 16ビット48kHzサンプリング、12ビット32kHzサンプリ ング2タイプの高音質デジタルサウンドを装備。 ● タイムコードリーダー/ジェネレーター内蔵 SMPTEタイムコードおよびユーザーズビットの記録が可能 です。 ● 2.5型カラー液晶ディスプレイ搭載 カメラ映像、再生画の他にステータス画面、メニュー設定画 面やアラーム表示をします。 ● 音声の確認が容易なモニタースピーカー内蔵 記録/EEモード時は入力音声、 再生モード時は再生音声を確 認できます。本機に異常が発生した場合、 アラーム音を出力 します。 ● 記録の確認に便利な録画チェックおよびエディットサーチ 機能の採用 ● カメラ部は3-CCD方式による高画質設計 1/2型3CCD有効38万画素を搭載。デジタル信号処理によ るDV高画質を再現します。 ● マルチゾーンオートアイリス検出回路採用 マルチゾーンアイリス検出回路により逆光時、または明るい 被写体の画面移動の場合でもスムーズなアイリス応答をし ます。さらにアイリスレベルのオーバー/アンダー選択ス イッチを装備しました。 ● セーフティゾーンをビューファインダーに表示 2種類のセーフティゾーン表示機能もついています。 ● ゼブラパターンによりビデオレベルをビューファインダー に表示 ● フルオートシューティング(FAS)機能 屋内から野外へ、明るい場所から暗い場所へ、 いろいろな撮 影条件に対し、 わずらわしいスイッチやフィルターの操作な しで、自動的に対応する機能です。 ● 色温度変換フィルター3200K、5600K、5600K+1/ 8ND、5600K+1/64NDを装備 ● バリアブルスキャンシャッター パソコン画面などNTSC方式以外の画面を撮影する際のち らつきをなくします。 60.1Hzから2084.6Hzまで対応します。 ● DV(i. LINK)端子搭載 DV端子 (4ピン)を搭載。ノンリニア編集システムなど他の DV端子を装備している機器にデジタルデータを転送するこ とができます。 ● 1/2型バヨネット方式レンズ採用 ● カメラ出力、VTR再生出力 (コンポジット/YC)可能 ● カラーバー内蔵(SMPTEタイプ) ● シャッター速度やメニューの選択をダイヤルでおこなうこ とができ、従来機種に比べて操作性に優れています。 ● ネットワーク接続可能(別売ネットワークパックK A DV5000装着時) ビデオ、 オーディオのストリーミングデータをLANカードに よって送出したり、メモリーカードに記録することができま す。 ● 高感度F13、2000ルクス 2000ルクスでの標準感度を高S/Nを維持したままF13に 向上。 標準的な室内撮影なら、 特別な照明がなくとも撮影が 行えます。 ● 実用最低照度0.2ルクス(F1.4時)を実現したロラックス モード採用 ロラックスモードの搭載により+36dB相当の増感を実現。 照明が使用できない場所での撮影に効果を発揮します。 ゲインアップ値はメニューで選択可能 3 目 次 本機構成 ................................................................................... 2 はじめに 主な特長 ................................................................................... 3 第1章 はじめに 基 第5章 本 準備操作 5-1 電源の入れ方 ........................................................... 37 5-2 カセットテープの挿入、 取出し .............................. 38 5-3 液晶画面を見る ....................................................... 40 5-4 日付・時刻の設定/表示/記録 .............................. 41 1-1 使用上のご注意 .......................................................... 6 1-2 日常保守と定期点検について ................................... 7 1-3 クリーニングテープ使用上のご注意 ........................ 7 1-4 使用カセットテープについて ................................... 8 6-1 カメラの設定 ........................................................... 45 1-5 使用バッテリーについて ........................................... 8 6-2 画面サイズ (4:3/LETTER) モードの選択 ........ 45 1-6 つゆ付きについて ....................................................... 9 6-3 ビューファインダーの調整 .................................... 46 1-7 CCD固有の現象について .......................................... 9 6-4 外部モニターの調整 ................................................ 46 第2章 各部の名称とはたらき 5-5 内蔵電池の充電 ....................................................... 44 第 6 章 収録前の設定と準備 6-5 バックフォーカスの調整 ........................................ 47 2-1 前面部 ....................................................................... 10 2-2 右側面部 ................................................................... 12 6-6 ホワイトバランスの調整 ........................................ 48 ・ホワイトバランスの調整方法 ............................. 48 ・フルタイムオートホワイト (FAW)の機能 ........ 48 2-3 左側面部 ................................................................... 16 6-7 オーディオ入力信号の選択 .................................... 49 2-4 上面部 ....................................................................... 17 6-8 録音レベルの調節 .................................................... 50 2-5 後面部 ....................................................................... 18 6-9 記録時の音声モニターについて ............................ 51 2-6 液晶画面およびビューファインダー画面表示 ..... 20 2-7 ズームレンズ(別売)................................................ 27 2-8 1.5型ビューファインダー (別売)......................... 28 第7章 記録のしかた 7-1 基本的な記録のしかた ............................................ 52 7-2 撮影した場面を探す (エディトサーチ)................. 54 準 備 第 3 章 基本システムの接続・取付方法 7-4 撮影スタンバイ時、 記録内容を確認する (録画チェック機能)................................................ 55 3-1 基本システムについて ............................................ 29 7-5 HEADER REC機能 ................................................ 56 3-2 ズームレンズの取付方法 ........................................ 30 7-6 カラーバーを撮影する ............................................ 58 3-3 ビューファインダーの取付方法 ............................ 30 3-4 付属マイクロホンの取付方法 ................................ 31 3-5 (別売) マイクロホンの取付方法 ............................ 31 3-6 第4章 4 7-3 撮影スタンバイで放置した場合 ............................ 55 付属三脚ベースの取付方法 .................................... 32 電源について 4-1 AC電源による駆動 .................................................. 33 4-2 バッテリーパックによる駆動 ................................ 33 ・NP-1Bタイプバッテリーパック (別売)を使う ............................................................................... 34 ・アントンバウア社バッテリーの取付け方法 ...... 35 ・バッテリー残量表示/バッテリーパックに ついてのご注意 .................................................... 36 第8章 再生モードの使い方 8-1 再生のしかた ........................................................... 59 8-2 早送り/巻戻しのしかた ........................................ 60 8-3 サーチのしかた ....................................................... 60 8-4 ブランクサーチのしかた ........................................ 60 8-5 CH-3、 CH-4チャンネル音声を出力する .............. 61 目 応 第9章 9-1 第 10 章 次(つづき) 用 外部機器を使う DV端子付きビデオ機器を使う ......................... 62 タイムコードの使い方 その他 第 13 章 その他 13-1 警告表示とその対応 ........................................... 90 13-2 こんなときは ...................................................... 93 13-3 アワーメーター表示のしかた ........................... 94 10-1 タイムコードを表示する ................................... 64 13-4 保証とアフターサービスについて .................... 94 10-2 タイムコードを任意にプリセットし記録する 64 ・タイムコードのプリセット ............................ 65 ・ユーザーズビットのプリセット .................... 65 13-5 仕様 ...................................................................... 95 ・別売関連商品 ................................................... 96 ・外形寸法図 ....................................................... 96 10-3 テープに記録されているタイムコードに続け てタイムコードを記録する ............................... 66 10-4 タイムコードの再生 ........................................... 66 第 11 章 メニュー画面 11-1 メニュー画面の構成 ........................................... 67 11-2 メニュー画面の設定方法 ................................... 68 11-3 FILE MANAGEメニュー画面 .......................... 69 11-4 TOP MENU画面 ............................................... 70 11-5 CAMERA OPERATIONメニュー画面 ........... 71 11-6 CAMERA PROCESSメニュー画面 ............... 72 11-7 ADVANCED PROCESSメニュー画面 ......... 73 11-8 SKIN COLOR ADJUST画面 ......................... 73 11-9 AUDIO/VIDEOメニュー画面 .......................... 74 11-10 LCD/VFメニュー画面 ....................................... 75 11-11 TC/UB/CLOCKメニュー画面 ......................... 77 11-12 HEADER RECメニュー画面 ........................... 78 11-13 TIME/DATEメニュー画面 ............................... 79 11-14 OTHERSメニュー画面 ..................................... 80 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-1 フルタイムオートホワイト(FAW)機能 .......... 82 12-2 アイリス (明るさ)の調整 ................................... 83 ・レンズのアイリス調整 .................................... 83 ・手動調整時のゼブラ表示 ................................ 83 12-3 シャッタースピードの調整 ............................... 84 12-4 コンピューターモニターを撮影するとき ........ 85 12-5 ゲイン(感度)の切り換え ................................... 86 ・GAIN(感度選択)スイッチでの ゲインアップ ................................................... 86 ・LOLUX(ロラックス)ボタンでの ゲインアップ ................................................... 86 12-6 照明や被写体に応じたスイッチ設定 ................ 87 ・スイッチの働き ................................................ 87 ・フルオートシューティング(FAS) 機能 ........ 87 12-7 スキンディテールの使い方 ............................... 88 5 第1章 はじめに 1-1 使用上のご注意 ● 電源電圧 DC11V〜15V以内であることを確認してください。 電圧が 低下すると色が変化したり、ノイズが出たりします。また、 15Vをこえると損傷を受けることがあります。 ● 周囲温度、湿度 許容周囲温度は0℃〜40℃、 湿度30%RH〜80%RHの範 囲を守ってご使用ください。 許容周囲温度の範囲外でご使用 されると、 故障の原因となるばかりでなく、CCDに重大な影 響をあたえ画面上に白い点があらわれる現象が発生するこ とがあります。 十分ご留意ください。また長期間の保管は周 囲温度−20℃〜60℃の場所で行なってください。 ● 強い電波や磁気の影響 ラジオやテレビの送信アンテナに近いところ、 変圧器、モー ターなど強い磁気が発生するところやトランシーバーや携 帯電話など電波を発生する機器の近くでは、 画像や音声にノ イズが入ったり色彩に変化を生じることがあります。 ● ワイヤレスマイクをカメラの近くで使用するとき 本機で撮影中、ワイヤレスマイクおよび受信機を使用する と、ノイズがワイヤレス受信機に飛び込むことがありますの で、ご注意ください。 ● 次の場所での使用や保管は避けてください。 ・ 極端に暑いところや寒いところ ・ ゴミやほこりの多いところ ・ 湿気の多いところ ・ 調理台の近くなど油煙や湯気のあたる場所 ・ 振動の激しいところや不安定なところ ・ 直射日光のあたる車の中や暖房機の近くに長時間放置し ないでください。 ● 放射線やX線、 および腐食性ガスの発生する場所には設置し ないでください。 ● 本機を水でぬらさないでください。 (雨の日の撮影では、特にご注意ください) ● 海辺で使用する場合は、 本機をぬらさないようにご注意くだ さい。 また、 塩分、砂などがボディーに付着していることがありま す。撮影後のお手入れをお忘れなく。 ● 砂浜など、 砂ぼこりが多い場所でご使用になるときには、内 部に砂などが入らないよう、十分注意してください。 ● セットアップレベルについて 本機の映像出力の映像信号には、 セットアップが付いていな い状態で出荷されています。 セットアップ付きの映像にする 場合にはAUDIO/VIDEOメニュー画面のSET UP項目を 7.5%に設定してください。 ● レンズ光学性能について レンズの光学性能上、画面周辺において色ズレ現象(倍率色 収差)を起こす場合があります。 カメラの異常ではありません。 ● 再生画とEE画の切り換え時、 ビューファインダー画面にノイ ズが出ることがあります。 6 ● 本機は立てた状態で使用してください。 横にして使用すると放熱効果が悪くなりテープ走行に悪影 響を及ぼします。また、場合によってはテープを傷めること があります。 ● 振動の影響 振動の多い場所でVTRを再生すると、 色がつかなかったり、 画像や音声が乱れることがあります。 ● 持ち運ぶ場合のご注意 本機に強い衝撃を与えたり、 落としたりしないようにご注意 ください。 ● 輸送するときはカセットテープを取り出してください。 ● カセット挿入口に異物などを入れないでください。 長時間使 用しないときはカセットテープを取り出しカセットカバー を閉じてください。 ● 録画や再生中に、直接[POWER]スイッチを切ったり、電源 ケーブルを外さないでください。 テープを傷める原因となり ます。 ● 付属のマイクロホンの感度設定は基準入力(−60dBs) より 低めに設定されています。 ● ご使用にならないときは、 節電のため、 [POWER]スイッチを OFF に設定してください。 ● 本機清掃の際は外装キャビネット部はやわらかい布でふい てください。 シンナーやベンジンなどではふかないでくださ い。表面がとけたり、 くもったりします。 よごれがひどいとき は、中性洗剤を水でうすめてふき、 あとでからぶきをしてく ださい。 ● 電源投入直後は数秒間、 安定した映像が見られませんが故障 ではありません。 ● PAL信号を記録したテープを誤って再生すると、PAL INHIBIT と表示し正しく再生されません。 この場合、 カセットテープを取り出せば正常に戻ります。 ● ローディング後、内蔵ヘッドクリーナーの動作音がします が異常ではありません。 ● 液晶画面およびビューファインダーについて 液晶画面やビューファインダー画面は精度の高い技術で作 られています。 液晶画面やビューファインダー画面に黒い点 が現われたり、 赤、 青、 白の点が消えないことがありますが、 故 障ではありません。これらの点は、 記録されません。 ● 指や異物をカセット挿入口に入れないでください。 けがやメ カ故障の原因となります。 注意 ● レンズやファインダーを太陽などの強い光源に向けない ・ 目をいためる原因になります。 ・ また、 レンズやファインダーを太陽に向け たままにしておくと、集光により内部が破 損し故障や火災の原因になります。 ● カメラを持つ場合は必ずキャリングハンド ルを持つようにして ください 。レンズや ビューファインダーを持つと損傷する場合 があります。 第1章 はじめに 1-2 日常保守と定期点検について 本機は精密な機構部品で構成されています。これらの機構部品はお使いになるにつれて、汚れや磨耗、劣化が進みます。一方、VTR を長時間使用することにより、 一般環境下でも、ヘッド、ドラムおよびテープ走行系に塵埃が次第に付着していきます。特に屋外で の使用時は、 塵埃が内部に入り込む可能性があります。 これらの塵埃がテープとヘッドの接触を悪化させて、良好な画質、 音質を確 保できなくしたり、 機構部品の磨耗や劣化を促進します。 これらの事を予防するため、 日常的な保守として、 ヘッドクリーニングテー プによる清掃を行なってください。また、 ヘッドクリーニングテープによる清掃だけではテープ走行系の全体に渡って完全に清掃 できません。 突然の故障による不具合を避けるため、 計画的な定期点検 (メンテナンス) を実施してください。 なお、 部品の交換、 調整、 整備は高度な技術や設備を要しますので、別紙のサービス窓口案内に記載されているビクターサービスセンターの業務機器担当に ご相談ください。 ヘッドクリーニングについて 定期点検(メンテナンス)について ● 良好な画質、 音質を得るため専用ヘッドクリーニングテープ でヘッドの清掃を定期的 (☞「クリーニングテープ使用上の ご注意」 ) に実施してください。ヘッドクリーニングを定期的 に行なわないと、モザイク状のノイズ(ブロックノイズ) が画 面に現れます。 内容:使用時間によっては、 次のような機構部品の点検または 交換を実施してください。 ブロックノイズ ● ヘッドクリーニングテープはビクター製のものをお使いく ださい。 専用のヘッドクリーニングテープ以外はお使いにな れません。ヘッドクリーニングテープの使用方法および使用 上の注意は☞「クリーニングテープ使用上のご注意」 ● 本機では、ヘッドにゴミが付着した場合、 再生、エデットサー チおよびレンズ部のRETボタンによる録画チェック時、 液晶 画面やビューファインダー画面に HEAD CLEANING REQUIRED! と表示します。 使用時間 ドラム組立 (ヘッド含む) 500H 1000H 1500H 2000H 4000H ○ ○ ○ ● ● ヘッドクリーナー ☆ ● ☆ ● ● テープガイド、 ローラー類 ○ ☆ ☆ ● ● リールディスク・ テンションバンド類 − ☆ − ● ● −:点検 ○:クリーニング点検、調整 ☆:クリーニング点検、必要に応じ交換 ●:交換 ・ 実施内容は使用環境、方法により異なることがあります。目 安としてお考えください。 時間管理 本機の使用時間はアワーメーター(ドラム使用時間)の表示で 確認できます。☞ 94ページ「アワーメーター表示のしかた」 メンテナンスの計画、 費用などのご相談は、 お買上げの販売 店または別紙のサービス窓口案内に記載しているビク ターサービスセンターの業務機器担当へお願いします。 1-3 クリーニングテープ使用上のご注意 クリーニングテープはビクター製のものをお使いください。 下記の注意事項を守って、 クリーニングテープをご使用ください。 注1) 低湿条件下で使用する場合は左表の半分の時間を目安 にヘッドクリーニングをおこなってください。 1. クリーニングテープを挿入します。 クリーニングテープのローディングを完了してからPLAY ボタンを押してください。 注2) 万一クリーニング直後にME80テープを誤って使用し てしまった場合、 HEAD CLEANING REQUIRED!表 示が消えない場合がありますが、 しばらくテープを走行 させることで、この表示は消えます。 1回の使用時間はPLAYモードで10秒です。 (自動的に停止 し、STOPモードに入ります。) 注3) クリーニングテープは常温 (10℃〜35℃)でお使いく ださい。 2. 一度の清掃での使用回数は4回までです。 ■ ヘッドクリーニングは下表を目安にして、 定期的におこなっ てください。 セット使用 低温 常温 高温 環境 0℃〜10℃ 10℃〜35℃ 35℃〜40℃ クリーニング テープ 使用の目安 5時間毎に 1〜2回 20〜30 時間毎に 1〜2回 5時間毎に 1〜2回 注4) クリーニングテープのケース内にクリーニングテープ の使用方法についての記載がありますが、 本紙の記載内 容と一部異なる部分があります。 クリーニングテープの使用方法については本紙の記載 内容に従ってください。 注5) ヘッドクリーニングを繰り返してもHEAD CLEANING REQUIRED!表示が消えない場合、 記録テープの異 状が考えられますので繰り返しクリーニングテープの ご使用は避けてください。 7 第1章 はじめに 1-4 使用カセットテープについて ● 本機にはビクター製 マークまたは マークのついた 専用ビデオカセットテープをお使いください。 ● スタンダードDVカセット:LA-DV276PRO LA-DV186PRO LA-DV124PRO ● ミニDVカセット :M-DV60PRO, M-DV60B M-DV30B ※ M-DV80は使用しないでください。 ● ビデオカセットテープは裏返しでは使えません。 ● 不均一な巻き取り状態のままの保管は避けてください。 テー プをいためる原因になります。テープの始めまで巻戻して保 管してください。 ● カセットは湿気が少なく風通しのよい、カビの発生しない場 所に保存してください。 ■ 貴重な映像をよりよい状態で記録・保存するために つぎのことがらをお守りいただくと、最良の状態で映像を記 録・保存することができます。 ● ビデオテープの使用環境・保存環境に気をつけましょう。 以 下の温湿度条件での、ご使用・保管をおすすめします。 ● カセットテープは繰り返し使用すると、ドロップアウトな どによりノイズが増えて、充分な性能を維持できなくなり ます。汚れたり傷んだテープをそのまま繰り返し使わない でください。回転ヘッドの寿命を短くする原因になります。 ● マークまたは マークのついたビデオカセットには 背面に誤消去防止用のスイッチがあります。 ● 大切な記録を消したくない場合にはスイッチを SAVE 側に スライドさせてください。 ● 記録する場合はスイッチのスライド片を REC 側にスライ ドさせてください。 スイッチ REC SAVE ● ビデオカセットはケースに収め、 立てて並べましょう。収納 ケースは、湿度やホコリ、紫外線からビデオテープを守りま す。ケースに収めて保管しましょう。また並べるときは立て ておきましょう。横積みにしてカセットの重みで歪んだり、 ビデオテープの上下端が変形することを防げます。 保存環境 記録環境 短期保存 長期保存 (10年以内) (10年以上) 温度 17℃〜25℃ 15℃〜23℃ 15℃〜19℃ 湿度 30%〜70% 40%〜55% 25%〜35% 1時間あたりの温度変化 10℃以内 − − 1時間あたりの湿度変化 10%以内 − − ● 一年に一度はビデオテープの巻き直しをしましょう。ビデオ テープを長期間、 巻いたままにしておくと、ゆがみが起きる ことがあります。 またテープ同士がくっついてしまうことも あります。一年に一度は早送り、 巻き戻しをして新鮮な空気 に触れさせましょう。 1-5 使用バッテリーについて 本機は、次のバッテリーが使用できます。 ● NP-1Bタイプ ● アントンバウア社:トリムパック13/14シリーズ マグナム13/14シリーズ コンパック13/14シリーズ プロパック13/14シリーズ バッテリー残量を正しく表示するため、使用するバッテ リーの種類に応じて、OTHERS(2/2)メニュー画面の BATTERY TYPEを設定してください。☞ 81ページ 8 ※アントンバウア社バッテリーは本機に直接取り付けること はできません。別途、バッテリーホルダーとして下記の商品 が必要です。 バッテリーホルダー:アントンバウア社(型名)Q R Q 2 7 ☞ 35ページ 「アントンバウア社バッテリーの取り付け方法」 第1章 はじめに 1-6 つゆ付きについて ● 本機を冷えきった状態から急に暖かいところへ移した場合、 暖かい空気に含まれている水蒸気が暖まりきっていない ヘッドドラムやテープガイドなどに付き、 冷やされて水滴と なって付着することがあります。この状態を つゆつき(結 露)といいます。 つゆつき状態になるとビデオテープが、 ヘッ ドドラムやテープガイドに貼り付きテープを傷めてしまい ます。 ● 本機が つゆつき 状態時、 液晶画面やビューファインダー画 面に CONDENSATION ON DRUM と表示します。 WARNING 0201 CONDENSATION ON DRUM ● つゆつき はこのようなときに起こります。 ヘッドドラム ・ 本機を寒い所から急に暖かい所に 移動したとき ・ 暖房した直後の部屋やエアコンな どの冷風が直接あたるとき ・ 湿気の多い所で使用したとき 電源を入れた状態で放置し、WARNING表示が消えるまで 待ってください。 ビデオテープ カセットテープを入れたまま寒い室外から暖かい室内な ど大きな温度環境変化を伴なう移動は、おこなわないで ください。 移動したときは、機器内部が安定するまで使用しないで ください。 ● 結露表示が出る前にも結露にご注意ください。 結露は徐々に進行しますので、内部で結露が始まってから 10〜15分間は、結露表示が出ない場合があります。 特に温度が低い寒冷地では、露が凍結し、霜になることがあ ります。 霜が溶けて露になるまでさらに2〜3時間ほどかか ります。 ● つゆつきを防ぐには 温度差のある場所へ急に移動するときは、 事前にカセットを 取り出し、本機をビニール袋に入れて密閉してから移動しま す。 本機が移動先の温度と同じになってから袋から取り出すと、 つゆつきを防ぐことができます。 1-7 CCD 固有の現象について スミアとブルーミング CCDは高輝度の光源を撮影すると、 その光源の垂直方向上下に 白いスジが入る現象(スミア)および、光源が非常に明るい場 合、その周囲に光が広がって見える現象(ブルーミング) が発生 します。 本機では、 スミアおよびブルーミングが特に少ないCCDを使用 していますが、高輝度の光源の撮影時には発生します。 折り返しひずみ 縞模様、線などを写すと、ギザギザに見えることがあります。 白点 高温時に動作させると、画面に白点が現れることがあります。 特に増感時に目立ってきます。 これは固体撮像素子CCDの特性です。できるだけ本機の温度 が上らない状態で使用してください。 スミア 白く薄い尾を引いたような 画像になる 高輝度の被写体 (電灯、太陽等) モニター画面 ブルーミング 明るい部分がにじんで見える 9 第2章 各部の名称とはたらき 2-1 前面部 r [LENS]レンズ端子 レンズからの12ピンコネクターを接続します。 ピン番号 q w !0 VF o 内 容 ピン番号 内 容 1 リターンスイッチ 7 アイリス位置 2 VTRトリガー 8 アイリスA/R入力 3 GND 9 EXTENDER位置 4 レンズAUTO/MANU制御 10 ズーム位置 5 アイリス制御 11 − 6 +12V DC 12 − t [ZEBRA]ゼブラスイッチ e このスイッチをONにするとメニューで選択したビデオ信 号の輝度レベルの部分に斜めの縞模様 (ゼブラパターン) を 液晶画面やビューファインダー上に表示します。手動でレ ンズアイリスを調整する時の目安にします。カラーバー出 力時もこのスイッチをON にするとゼブラ表示します。 ☞ 83 ページ「手動調整時のゼブラ表示」 OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS r VTR AUDIO LEVELE CH-1 i 5 t y ● 初期設定値は70〜80%ですが、 LCD/VFメニュー画面 のZEBRAの設定で変更することができます。 ☞ 75 ページ u q ビューファインダー取付ベース/スライド固定リング このベースにビューファインダーを取り付け、スライド固 定リングで固定します。 ☞ 30 ページ「ビューファインダーの取付方法」 ☞ 88 ページ「スキンディテールの使い方」 w [VF]ビューファインダー端子(6ピン) ビューファインダーからのケーブルを接続します。 e [FRONT AUDIO IN]前面オーディオ入力端子(XLR3ピ ン) カメラマイクや外部のオーディオ機器を接続するための音 声入力端子です。 ● 接続する機器に応じて15ページ!1FRONT/REAR AUDIO INPUTスイッチを設定してください。 ● この端子からの音声を記録する場合は、 15ページ!0CH1/CH-2 AUDIO INPUTスイッチを FRONT 側に設定 します。 ☞ 15 ページ ピン番号 1 3 2 内 1 GND 2 HOT 3 COLD 容 ご注意 付属のマイクはファントムマイクです。 付属のマイクを使 用する場合はFRONT AUDIO INPUTスイッチを+48V 側に設定してください。 ファントムマイク以外の音声を入力する場合は、接続する 前にFRONT AUDIO INPUTスイッチをLINEまたはMIC 側に設定してください。 10 このスイッチを SKIN AREA 側にすると、スイッチを 倒している間、ADVANCED PROCESSメニュー画面 のSKIN COLOR ADJUST項目で設定した色相のエリ アをビューファインダーに表示します。スイッチを離す と OFF の位置にもどります。 ※ビューファインダーや液晶画面にカラーバーやVTRの 再生画を出力している時には、スキンディテールの色相 エリアは表示しません。 y [VTR]VTRトリガーボタン(録画スタート/ストップ) このボタンで録画スタート/ストップを行ないます。 (側面部VTRトリガーボタンやレンズ部VTRトリガーボタ ンと連動しています。) u [AUDIO LEVEL CH-1]CH-1録音レベルボリューム CH-1オーディオチャンネルの録音レベルを調節します。 通常はボリューム最大(10) の位置で使用します。 ● このボリュームを使用する場合は、AUDIO/VIDEOメ ニュー画面のCH1 FRONT VR項目をENABLEに設定 します。 ☞ 74 ページ「AUDIO/VIDEO メニュー画面」 第2章 各部の名称とはたらき i [AUTO WHITE/ACCU FOCUS]オートホワイトバラン ス/アキュフォーカススイッチ ホワイトバランス ● 初めに白い紙等を画面の中心に80%を占めるように セットします。 ● 13ページ%WHT. BALスイッチがAまたはBに設定時、 このスイッチを上方 AUTO WHITE 側に押すとホワイ トバランスを自動的に合わせます。 ※プリセット、 フルオートシューティング、 フルタイムオー トホワイトバランス、カラーバーの各モードでは作動し ません。 ☞ 48 ページ「ホワイトバランスの調整」 アキュフォーカス ● このスイッチを下方ACCU FOCUS側に押すと約10秒 間レンズのアイリスが強制的に解放になります。 ● 被写界深度を浅くし、 フォーカスを合わせやすくします。 ご注意 ● 照明が明るい時はシャッターが自動的に 1/1920 まで可変しますので蛍光灯下では、フリッカーが増 えます。 ● LOLUX 時は動作しません。 o レンズ取付リング/レンズ固定レバー レンズを取り外す際は、レンズを持ちレンズ固定レバーを 反時計回方向に回して外します。 レンズ取り付けの際は、レンズのガイドピンが良く合って いることを確かめてから、レンズ固定レバーを時計方向に 回して固定します。 ☞ 30 ページ「ズームレンズの取付方法」 !0 [FILTER]色温度変換フィルターつまみ 内蔵の色温度変換フィルターを切換えます。 ( 3200K、 5600K+1/8ND、 5600K、 5600K+1/64ND) ☞ 45 ページ「カメラの設定」 11 第2章 各部の名称とはたらき 2-2 右側面部 [カメラ設定部] q EDITSEARCH w e r MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS MENU AUDIO LEVE AUTO IRIS BACK L NORMAL SPOT L !4 !5 !6 q [MONITOR]オーディオモニターレベルボリューム モニタースピーカーおよびイヤホンの音量を調整します。 w[EDIT SEARCH +/−]エディットサーチ+/−ボタン 撮影スタンバイモード時、 このボタンを押すと、 押している 間テープを再生します。 ● +ボタンを押している間、+1倍速で再生します。 ボタンを離すと、離したポイントでスタンバイモードに なります。 ● −ボタンを押している間、 −1倍速で再生します。 (逆転 再生) ボタンを離すと、離したポイントでスタンバイモードに なります。 e [STATUS]ステータス/メニューボタン ● 通常画面時(メニュー画面が表示されていない状態)、こ のボタンを押すとステータス画面がビューファインダー や液晶画面に表示されます。 つづけてボタンを押すと、 ボ タンを押すごとにステータス画面が切り換わります。 ☞ 20ページ「ステータス画面」 ● 通常画面時、このボタンを1秒以上押すと、 ビューファイ ンダーや液晶画面にメニュー画面が表示されます。メ ニュー画面表示中に、このボタンを押すとビューファイ ンダーに表示されていたメニュー画面は消えます。 ☞ 68ページ 「メニュー画面の設定方法」 r [SHUTTER]シャッター/メニューダイヤル ● 通常画面時 (メニュー画面が表示されていない状態) 、こ のダイヤルを押す毎にシャッタースピードのON/OFF を切り換えます。 ● 通常画面時にこのダイヤルを上下に回すと現在のシャッ タースピードを液晶画面やビューファインダーに約3秒 間表示します。シャッタースピード表示中にこのダイヤ ルを回すとシャッタースピードが切り換わります。 ☞ 84ページ「シャッタースピードの調整」 12 LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON !3 BLACK CH-1 CH-2 MODE VTR CAM MODE PRST A B OFF ON WHT.BAL WHT .BAL AUT UTOKNEE OKNEE BARS CAM HM L OUTPUT GAIN t FULL AUTO VTR OFF !1 !2 y u io !0 ● メニュー画面表示中にこのダイヤルを上下に回すと、 カーソル( )が上下に移動し項目の選択がおこなえま す。 項目の設定値を変えるには、 このダイヤルを押し設定 値を点滅させてからダイヤルを上、下に回します。 ☞ 68ページ 「メニュー画面の設定方法」 t [AUTO IRIS]オートアイリスレベル選択スイッチ オートアイリスの基準値をカメラの使用状態によって切換 えます。 BACK L : 逆光のとき (アイリスを標準状態より約1絞り 開けます) NORMAL: 標準状態 SPOT L : スポットライトがあたっているとき (アイリスを標準状態より約1絞り閉じます) ☞ 87 ページ「スイッチの働き」 y [FULL AUTO]フルオートシューティングボタンおよび 動作表示ランプ ● フルオートシューティングモードの入/切がこのボタン を押すことによりできます。 ● フルオートシューティングモード時は表示ランプが点灯 します。 ● このモードはオートアイリス、 オートレベルコントロール (ALC) と連動してビデオ信号レベルとホワイトバランス を最適に自動調整します。 オーディオ記録レベルは、自動調整モードになります。 ● レンズのアイリスモードスイッチがマニュアル位置に設 定されていてもオートアイリスは動作します。 ● ゲインは最高+12dBまで連続的に変化し、 シャッタース ピードも1/240秒まで連続に変化します。 ☞ 87ページ 「フルオートシューティング (FAS) 機能」 第2章 u [ B L A C K ] ブラックストレッチ/ブラックコンプレス 選択スイッチ 暗い部分のゲインを切換えます。 撮影する映像信号により切換えてください。 STRETCH : 暗い部分の信号のみを伸長することによ り映像の暗い部分の明暗がわかるように 強調します。 NORMAL : 標準状態 COMPRESS : 撮影した映像が全体的に明るくコントラ ストの少ない場合に、 黒い部分のゲインを 圧縮して、 コントラストをつけるようにし ます。 i [LOLUX]ロラックスボタン ロラックスモードの入/切がこのボタンを押すことにより 行なえます。 ● ロラックスは特殊用途用で、 極端に照度不足の場合の増 感に使用し、30dBの増感となります。 ゲインアップ値はメニューで選択できます。 ☞ 71ページ ● ロラックスの設定は通常のゲイン設定より優先します。 ● フルオートシューティングモード中にロラックスモード にすると、フルオートシューティング機能のオートレベ ルコントロール (ALC) は無効となり (FAWは有効です) 、 ロラックスモードが優先されます。 ☞ 86ページ「LOLUX(ロラックス) ボタンでのゲイン アップ」 o[CAM]カメラモードインジケーター 本機がカメラモードになったとき、このインジケーターが 点灯します。 カメラ映像を撮影するときは、 !6MODEスイッ チを押して、このインジケーターを点灯させます。 電源投入時は、カメラモードになります。 VTRモードインジケーター !0[VTR] 0 本機がVTRモードになったとき、 このインジケーターが点 灯します。 VTRを再生するときや、19ページyDV端子か らのDV信号を入力するときは、 !6MODEスイッチを押し て、このインジケーターを点灯させます。 !1[POWER]電源ON/OFFスイッチ 電源をON/OFFにするスイッチです。 電源OFF時、 POFF 表示が液晶画面やビューファイン ダーに表示されます。 ※ 電源を再投入する場合は、5秒以上時間を空けてくださ い。 !2[VTR]VTRトリガーボタン(録画スタート/ストップ) このボタンで録画スタート/ストップを行います。 (前面部VTRトリガーボタンやレンズ部VTRトリガーボタ ンと連動しています。) !3 [GAIN]感度選択スイッチ 被写体の照度が不足している場合、電気的に増感するス イッチです。 スイッチのポジションにより、下記の様に増感されます。 (工場出荷時) L :0dB (増感は行ないません。) M:6dB (約2倍に増感します。 ) H:9dB (約3倍に増感します。) ● 各ポジションに増感するレベルはCAMERA OPERATIONメニュー画面で設定できます。 ☞ 71ページ 増感する程画面はザラついた感じになります。 各部の名称とはたらき !4 [OUTPUT]カラーバー/カメラ/オートニー選択スイッチ 出力信号の選択スイッチです。カメラで撮影している映像 を選択しているときは、オートニー機能を使うことができ ます。 CAM・AUTO KNEE ON: カメラで撮影している映像を出力します。オート ニー機能は働きます。 CAM・AUTO KNEE OFF: カメラで撮影している映像を出力します。オート ニー機能は働きません。 BARS:カラーバー信号を出力します。 オートニー機能は働 きません。 モニターを調整するときやカラーバー信 号を記録するときにこの位置に設定します。 Full Auto ON時やVTRモード時カラーバーは出 力しません。 AUTO KNEE(オートニー)機能 輝度の高い背景で手前にいる人物などに、明るさのレベル を合わせて撮影すると、 背景が白くつぶされてしまいます。 この様なときに、 オートニー機能を使うと、 背景もくっきり と再現できます。 次の様な場合での撮影に使うと効果的です。 ● 屋内の人物と窓越しの風景を同時に撮影するとき ● 晴天時に、日陰の人物を撮影するとき ● コントラストの強い場面を撮影するとき ご注意 光にあたっている自動車など高輝度部分が早く移動す る場面を撮影すると、 オートニー機能により画面全体の 明るさが被写体の動きにより変化する場合があります。 この様な場合は、 オートニーをOFFに設定して撮影して ください。 !5 [WHT.BAL]ホワイトバランス選択スイッチ このスイッチで3種類のホワイトバランスモードの切換え ができます。 B :スイッチがこの位置で調整されたオートホワイト バランスがBに記録されます。 A :スイッチがこの位置で調整されたオートホワイト バランスがAに記録されます。 PRST:ホワイトバランスが3200Kに設定されています。 (PRESET) CAMERA OPERATION メニュー画面で FAW(フルタ イムオートホワイトバランス)モードを A 、B または PRESETに設定できます。 ☞ 71ページ FAWモードの場合は常時、 映像の色温度をサンプリングし て適切なホワイトバランスになるように自動的に調整され ます。 !6[MODE]モード切換スイッチ カメラモードにするかVTRモードにするかの切り換えス イッチです。 このスイッチを上側に押す毎に、 カメラモードまたはVTR モードに切り換わり、 oCAMインジケーターまたは!0VTR インジケーターが点灯します。 ● カメラ映像を撮影するときは、カメラモードにします。 ● VTRを再生するときや、 19ページyDV端子からのDV 信号を入力するときは、VTRモードにします。 ● 電源投入時は、カメラモードになります。 13 第2章 各部の名称とはたらき 2-2 右側面部(つづき) q w e y u OPEN MONITOR CH-2 DISPLAY PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL STATUS LCD BRIGHT LCD BRIGHT FRONT REAR CH-1 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER t AUDIO LEVEL EDITSEARCH FILTER r DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR i o OFF q モニタースピーカー y [CH-1 AUDIO LEVEL]CH-1録音レベルボリューム w LCDドア u [CH-2 AUDIO LEVEL]CH-2録音レベルボリューム ● カメラモード時、入力音声のE E モニターができます。 VTRモード時、 再生すると、再生音声を出力します。 出力する音声は!2MONITOR SELECTスイッチで選択 します。 ● スピーカーの音量は12ページq MONITORレベルボ リュームで調節します。 18ページtPHONES端子にイ ヤホンを接続すると、このスピーカーから音声は出力し ません。 また、 各種ワーニングの警告音を重畳して出力し ます。 ☞ 92ページ「アラーム音」 液晶画面(LCD) 用ドアです。 ドアの内面に液晶画面があります。 このドアを開くと、 液晶 画面を見ることができます。 ドアを回すことにより、 液晶画 面の向きを変えたり、向きを外側にして本体に収納するこ とができます。 ☞ 40ページ e LCDドアロック解除つまみ LCDドアを開くとき、 このつまみを背面方向に動かします。 r[LCD BRIGHT +/−]LCDブライト+/−ボタン 液晶画面表示の明るさを調節するためのボタンです。 ● +側のボタンを押すと明るくなります。 ● −側のボタンを押すと暗くなります。 ● +/−ボタンを同時に押すと標準設定に戻ります。 t[DISPLAY]ディスプレイボタン 液晶画面表示のON/OFFや表示モードを選択するためのボ タンです。 このボタンを長押しすると、 液晶画面表示をONまたはOFF に切り換えます。 液晶画面表示時、このボタンを押す毎に表示モードが下記 の様に変わります。 → 映像のみ表示 → キャラクター拡大表示 → 映像とキャラクター表示 14 CH-1オーディオチャンネルの録音レベルを調節します。 ● このボリュームを使用する場合はiCH-1 AUDIO SELECTスイッチを MANUAL 側に設定します。このボ リュームはA U D I O / V I D E O メニュー画面のC H 1 FRONT VR項目の設定にかかわらず働きます。 このボリュームを使用する場合は前面部AUDIO LEVEL CH-1ボリューム (10ページu) を最大(10) 位置にする か、 またはAUDIO/VIDEOメニュー画面のCH1 FRONT VR項目を DISABLE に設定します。 CH-2オーディオチャンネルの録音レベルを調節します。 ● このボリュームを使用する場合はoCH-2 AUDIO SELECTスイッチを MANUAL 側に設定します。 i [CH-1 AUDIO SELECT]CH-1オーディオ選択スイッチ CH-1オーディオチャンネルの録音レベルを調節する方法 を選択します。 AUTO : 過大な音声が入力された時、 リミッターが働き 記録レベルをおさえます。 入力レベルが小さい時、録音レベルは大きくな りません。 MANUAL : yCH-1 AUDIO LEVELボリュームかつ10 ページuAUDIO LEVEL CH-1ボリュームで録 音レベルを調節できます。 前面部AUDIO LEVEL CH-1を使用する場合 AUDIO/VIDEOメニュー画面のCH1 FRONT VR項目を ENABLE に設定します。 o [CH-2 AUDIO SELECT] CH-2オーディオ選択スイッ チ CH-2オーディオチャンネルの録音レベルを調節する方法 を選択します。 AUTO : 基準入力レベル以上の音声が入力された時、記 録レベルを基準レベルに抑制します。 入力レベルが小さい時、録音レベルは大きくな りません。 MANUAL : uCH-2 AUDIO LEVELボリュームで録音レベ ルを調節できます。 第2章 各部の名称とはたらき カバーを開いた状態 !2 !0 LCD BRIGHT MONITOR SELECT CH-1 MIX CH-2 OPEN EDITSEARCH CH-1 SHUTTER AUDIO LEVEL CH-2 AUDIO INPUT FRONT STATUS LCD BRIGHT DISPLAY COUNTER FRONT REAR MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND REAR LINE MIC +48V DISPLAY CH-2 CH-1 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC UB TC GENE. REGEN FREE REC PRST !3 !4 MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR !1 OFF !0[CH-1/CH-2 AUDIO INPUT]CH-1/CH-2オーディオ 入力選択スイッチ CH-1またはCH-2オーディオチャンネルの入力音声を選 択します。 CH-1およびCH-2チャンネル毎に選択できます。 FRONT: 前面部のFRONT AUDIO IN端子の音声を入力 します。 REAR : 背面部のREAR AUDIO IN端子の音声を入力し ます。 !1[FRONT/REAR AUDIO INPUT]前面/背面オーディオ 入力信号選択スイッチ FRONT AUDIO IN端子およびREAR AUDIO IN端子に 入力する音声信号を選択します。 LINE: オーディオ機器などと接続するとき、 この設定にし ます。入力基準レベルは+4dBsとなります。 MIC : マイクを接続するときこの設定にします。 入力基準 レベルは−60dBsとなります。 +48V : マイク電源として+48Vの供給が必要なマイク (ファント ムマイク) を接続するときこの設定にします。この端子から +48Vが供給されます。 付属のマイクロホンをFRONT AUDIO IN端子に接続する 場合は、 FRONT AUDIO INPUTスイッチをこの設定にし ます。 ご注意 +48V供給が不要な機器を接続するときは、+48Vの 位置に設定されていないことを確認のうえ、 接続してく ださい。 !2 [MONITOR SELECT]オーディオモニター選択スイッチ qモニタースピーカーや18ページtPHONES端子からの モニター音声や再生音声を選択します。 CH-1: CH-1チャンネルの音声を出力します。 MIX : CH-1とCH-2チャンネルの音声をミックスして出 力します。この設定時、イヤホン端子の音声をミッ クス音声にするかステレオ音声にするかをメ ニュー画面で選択できます。 (AUDIO/VIDEOメ ニュー画面AUDIO MONITOR項目) AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MONITOR項目が STEREO 設定時、モニタースピー カーからはCH-1の音声のみ出力します。 CH-2: CH-2チャンネルの音声を出力します。 ☞ 61ページ「CH-3、CH-4チャンネル音声を出力する」 ☞ 74ページ「AUDIO/VIDEOメニュー画面」 ご注意 各スイッチの切換えは確実に行ってください。 切換えの途中位置で止めないでください。 雑音が出たり、動作異常をおこします。 !3 [COUNTER]カウンター表示切換スイッチ 液晶画面やビューファインダーのTCカウンター表示の内 容を切り換えます。 (LCD/VF(2/2)メニュー画面のTC/ UB項目がON設定時、 有効です。) TC: タイムコード値を表示します。 UB: ユーザーズビット値を表示します。 !4 [TC GENE.]タイムコードジェネレーター切換スイッチ タイムコードジェネレーターをプリセットモードにする か、リジェネモードにするかの切り換えスイッチです。ま た、プリセットモード時の歩進モードを選択します。 PRST・FREE : プリセットモードになり、 歩進モードはフ リーランモードになります。 タイムコードやユーザーズビットを新たに設定(プリセッ ト) し、 記録するとき、 この位置に設定します。 この位置でプ リセットすると、タイムコードは常に歩進を続けます。 ※ この位置でつなぎ撮りを行なうと、つなぎ部でタイム コードは不連続になります。 PRST・REC : プリセットモードになり、歩進モードはレ コランモードになります。 タイムコードやユーザーズビットを新たに設定(プリセッ ト)し、記録するとき、この位置に設定します。記録中のみ、 タイムコードが歩進します。 つなぎ撮りをするとき、 この位 置にすると、タイムコードは連続して記録されます。 REGEN : リジェネモードになります。テープに記録され たタイムコードを読みとり、その値に連続する タイムコードを記録します。途中までタイム コードが記録されたテープにタイムコードを新 たに継ぎたいときにこの設定にします。 メモ タイムコードやユーザーズビットのプリセットはTC/ UB/CLOCKメニュー画面でおこないます。 ☞ 64ページ「タイムコードの使い方」 ☞ 77ページ「TC/UB/CLOCKメニュー画面」 15 第2章 各部の名称とはたらき 2-3 左側面部 PUSH r FRONT AUDIO IN LINE OUT CH-1 Y/C OUT MONITOR OUT LENS CH-2 e w q q [MONITOR OUT]モニター出力端子(BNC) ● コンポジットビデオ信号出力端子です。 (AUDIO/VIDEOメニュー画面のSET UP項目で、セッ トアップの有無を選択できます。) カメラモード時:カメラ映像を出力します。 VTRモード時:VTRが再生時は、 VTRの再生画を出力し ます。 DV信号 (IEEE1394) を入力時は、 入力映像信号の EE画を出力します。 メモ ● OTHERS(1/2)メニュー画面のOUTPUT CHAR. 項目をONに設定時は、ビューファインダーと同様の オンスクリーン表示をします。 (白黒表示) ● DV入力のEE出力信号も、 セットアップ信号を選択で きます。 w [Y/C OUT]Y/C出力端子(4P) ● セパレートYCビデオ信号出力端子です。 (AUDIO/VIDEOメニュー画面のSET UP項目でセット アップの有無を選択できます。) カメラモード時:カメラ映像を出力します。 VTRモード時:VTRが再生時は、 VTR の再生画を出力し ます。 DV信号 (IEEE1394) を入力時は、 入力映像信号の EE画を出力します。 メモ ● CAMERA OPERATIONメニュー画面のASPECT RATIO項目がLETTER設定時、 16:9画面判別用ID信 号が出力されます。 ● OTHERS(1/2)メニュー画面のOUTPUT CHAR. 項目をON設定時は、 ビューファインダーと同様のオ ンスクリーン表示をします。 (白黒表示) ● DV入力のEE出力信号も、 セットアップ信号を選択で きます。 16 e [CH-1/CH-2 LINE OUT]CH-1/CH-2ライン出力端子 (RCA)音声信号の出力端子です。 ● カメラモード時、入力音声信号を出力します。 ● VTRモード時、 再生音声信号を出力します。 ● DV信号 (IEEE1394)を入力時は、入力音声信号のEE 音声を出力します。 メモ ● アラーム音は出力しません。 r マイクホルダー取付用ネジ孔 別売のマイクロホンMV-P615UやMV-P618Uを使用す る場合、当部にマイクホルダーKA-A50 (別売)を取り付け ます。 ☞ 31ページ「(別売)マイクロホンの取付方法」 第2章 各部の名称とはたらき 2-4 上面部 e w q BLANK SEARCH REW STOP FF PLAY STILL r !0 q カセットカバー wOPENつまみをスライドさせると、 このカバーを開ける ことができます。 カセットテープの挿入や取り出しを行うとき、このカバー を開けます。通常は、このカバーを閉じて使用してくださ い。 ご注意 カセットカバーを開けた状態で長時間放置しないでく ださい。 VTR内部にゴミなどが入り、故障の原因となる 場合があります。 w [OPEN]カセットカバーロック解除つまみ カセットカバーを開くとき、このつまみをスライドさせま す。 e [EJECT]イジェクトボタン カセットカバーの内側に配置されています。 カセットテープを取り出すとき、このボタンを押します。 メモ ● カセットテープをイジェクトするまで、 数秒かかりま す。 イジェクト動作中にカセットカバーを閉じないで ください。 ● イジェクト動作中にカセット挿入口やカセットに手 を触れないでください。 故障の原因となる場合があり ます。 ● 電源が投入されていない場合は、 イジェクト動作しま せん。 r オペレーションカバー 再生モードの操作をするとき、 このカバーを開けます。 それ 以外のときはこのカバーを閉じてください。 このカバーを横にスライドさせると、カバーを開けること ができます。 メモ o y i t u t[PLAY]再生ボタン テープを再生するとき、このボタンを押します。 また、静止画再生やサーチモードから再生モードにすると き、このボタンを押します。 ※再生モード立ち上がりでオートトラッキング動作中は、 映像が乱れてデジタルノイズが入ります。 y[STOP]停止ボタン 停止状態にするとき、このボタンを押します。 u[STILL]スチルボタン 再生、 停止およびサーチモード時、 このボタンを押すと静止 画再生モードになります。 静止画再生モードを約3分間続けると自動的に停止状態に なります。 (テープ保護モード) i[FF]早送りボタン テープを早送りするとき、このボタンを押します。 ● 停止または巻戻し時、 このボタンを押すと、 早送りモード になります。 ● 再生、 静止画再生またはリバースサーチ (巻戻し再生) 時、 このボタンを押すと、フォワードサーチ(早送り再生)し ます。 o[REW]巻戻しボタン テープを巻戻すとき、このボタンを押します。 ● 停止または早送り時、このボタンを押すと巻戻しモード になります。 ● 再生、 静止画再生またはフォワードサーチ(早送り再生) 時、 このボタンを押すと、 リバースサーチ (巻戻しサーチ) します。 !0[BLANK SEARCH]ブランクサーチボタン 記録終了点などテープのブランク部分 (未記録部分) を検出 するとき、このボタンを押します。 停止時、このボタンを押すと、ブランクサーチを開始し、 テープのブランク部分(未記録部分)を検出すると、VTR モード時はスチル状態に、カメラモード時は撮影スタンバ イ状態になります。 カメラモード時にy STOPボタンを押し、VTR動作 モード表示をSTOP表示にすると、再生操作が可能で す。 17 第2章 各部の名称とはたらき 2-5 後面部 i PUSH u y PHONES DV t REAR AUDIO IN TALLY q LINE OUT CH-1 Y/C OUT MONITOR OUT DC IN DC OUT o CH-2 r e w q[TALLY]タリーランプ 本機が記録モードになると点灯します。記録モードへの移 行中は点滅します。 ● OTHERS (2/2)メニュー画面のBACK TALLY項目で 点灯の有無や点灯方法を選択できます。 ☞ 81ページ「BACK TALLY」 w[REAR AUDIO IN]後面オーディオ入力端子 外部のオーディオ機器やマイクを接続するオーディオ入力 端子です。 ● 接続する機器に応じて15ページ!1FRONT/REAR AUDIO INPUTスイッチを設定してください。 ● この端子からの音声を記録する場合は、 15ページ!0CH1またはCH-2 AUDIO INPUTスイッチをREAR側に設 定してください。 REAR側に設定したチャンネルにこの端子の音声が記録 されます。 1 2 1 3 信 号 q GND w HOT e COLD e[DC IN]DC入力端子(XLR4ピン) DC 12Vの電源入力端子です。 別売のACパワーアダプター AA-P250と接続します。この端子にケーブルを接続する と、 バッテリーからの電源供給が切られ、 この端子からの電 源に切り換わります。 18 信 号 q GND w − e − r +12V 4 2 3 r[DC OUT]DC出力端子 ワイヤレスマイクのトランスミッターなどへの電源供給用 端子です。本機に供給されている電圧を出力します。 (最大DC17V、0.3A) 4 1 No. 2 信 号 q GND w − e 3 No. No. r − DC12V(電源スルー) (表面より見て) t [PHONES]イヤホン端子 音声モニター用のイヤホン接続端子です。 Φ3.5プラグのイ ヤホンやヘッドホーンを接続します。 また、 状況に応じたア ラーム音もモニターできます。 この端子に接続すると、 モニ タースピーカーからの音声が出力されません。 出力される音声チャンネルは、 AUDIO/VIDEOメニュー画 面のAUDIO SELECT項目および15ページ!2MONITOR SELECTスイッチで選択できます。 音声の出力レベルは1 2 ページq M O N I T O R レベルボ リュームで調整できます。 第2章 各部の名称とはたらき メモ ● アラーム音の大きさはOTHERS(2/2) メニュー画 面のALARM VR LEVEL項目で設定できます。 ● ステレオタイプのジャックを使用時、ステレオ音声 を出力する場合は、次の様な設定にしてください。 MONITOR SELECTスイッチをMIXに設定する。 AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MONITOR 項目をSTEREOに設定する。 y[DV]DV端子 DVケーブル (別売) でDV端子を搭載したデジタルビデオ機 器と接続します。 DV信号の入出力やDV端子付きビデオ機器からのVTR制 御信号を入力します。 この端子からのDV信号を記録する場合は、 本機をVTRモー ドにしてください。 (13ページ!6MODEスイッチを上方に 押して、VTRインジケーターを点灯させます。) ● カメラモード時: カメラ映像のDV圧縮信号(IEEE1394)を出力します。 ● VTRモード時: この端子からのDV入力信号をテープに記録できます。 また、再生時は、テープ再生DV圧縮信号を出力します。 メモ この端子から、FF/REW制御信号を受信したときの動 作をOTHERS(1/2)メニュー画面のREM FF/REW MODE項目で選択できます。 u バッテリーケース NP-1Bタイプバッテリーを装填します。 ☞ 34ページ「NP-1Bタイプバッテリーパックを使う」 i バッテリケースロック解除つまみ バッテリケースのカバーを開けるためのつまみです。この つまみを押しながら、カバーを開けてください。 o[BREAKER]ブレーカー 消費電力が容量オーバーした時ブレーカーが切れます。 ブレーカーが切れた場合、何か異常があって定格電力を超 えていないかを確認した後異常が何もなければブレーカー を押し、 次に電源を再投入しオペレートON状態にしてくだ さい。 それでも正常動作しない場合にはお買い上げ販売店、また は最寄りのビクターサービス窓口にご相談ください。 19 第2章 各部の名称とはたらき 2-6 液晶画面およびビューファインダー画面表示 液晶画面やビューファインダー画面には、EE画や再生画の他に次の様なキャラクター表示をします。 液晶画面にキャラクターを表示させる場合は、DISPLAYボタンを押してキャラクター表示にします。 ■ステータス画面 (現在の設定状態を確認するための画面) ■アラーム表示 ■オートホワイト時の表示(カメラモード時のみ表示) ■セイフティーゾーン表示(カメラモード時のみ表示) OPEN ■メニュー設定画面 LCD BRIGHT メモ ● OTHERS(1/2)メニュー画面のOUTPUT CHAR.項目 をONに設定時、 MONITOR OUT端子やY/C OUT端子 の映像にも、上記キャラクター表示をします。 AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 DISPLAY PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL DISPLAYボタン ■ステータス画面 ステータス画面を表示するには、通常画面時、STATUSボタンを押してください。 ステータス表示内容はカメラモードとVTRモードで異なります。 ● カメラモード時は、 STATUSボタンを押すごとに4種類の画面が表示され ます。 (STATUS0、STATUS1、STATUS2、STATUS3) ● VTRモード (DV信号入力モード) 時は、1種類の画面を表示します。 メモ ● STATUSボタンを1秒以上押すと、メニュー設定画面を表示します。 メニュー設定画面表示時、 ステータス画面を表示させる場合は、STATUSボタンを押して通常画面に戻してください。 ● DISPLAYボタンを押すことにより、 液晶画面にキャラクターだけを 拡大表示させることができます。 EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUSボタン STATUS MENU AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK MODE VTR CAM VTR OFF ● カメラモード時 (表示例) ● VTRモード (DV信号入力モード)時 (表示例) 00:00:00:00 20min 00:00:00:00 20min FAS 6dB FAW I SD B 12.2V 01/02/03 01:23:45 FIL1 F5.6 STBY STATUS 0 SKIN AREA FAS 6dB FAW I SD B 48k 12.2V 01/02/03 01:23:45 STATUS 1 FULL AUTO GAIN SHUTTER WHITE BAL IRIS LVL. FILTER ZEBRA REMAIN AUDIO 01/02/03 01:23:45 STATUS 3 20 STBY ON 6dB(L:0M:6H:9) 1/1000 A NORMAL 3200K 70%–80% 123 min( ) 32K( CH1 M CH2 M ) 01/02/03 01:23:45 STATUS 2 PLAY 48K 12.2V 01/02/03 01:23:45 STATUS 第2章 各部の名称とはたらき ■カメラモード時のステータス画面 ⑨ ⑩ 00:00:00:00 20min SKIN AREA FAS –3dB イベント表示エリア FAW I SD B 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 ① ② ③ ④ ⑤ ⑱ ⑥ ⑰ ⑦ ⑯ ⑧ ステータス0画面 FIL1 F5.6 STBY FULL AUTO GAIN SHUTTER WHITE BAL IRIS LVL. FILTER ZEBRA REMAIN AUDIO ⑪ FAS –3dB イベント表示エリア FAW I SD B 48K 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 ⑭ ⑮⑬ ON 9dB(L:0 M:6 H:9) 1/1000 A NORMAL 3200k 70–80% 123min( ) 32k(CH1 M CH2 M) ⑫ ステータス1画面 ステータス2画面 ● ステータス0 No. ① ② 項 目 各種機能動作表示 内 ACCU-FOCUS : アキューフォーカス動作中に点滅表示 ゲイン動作表示 容 SKIN AREA : スキントーンディテイル色相エリア表示中に点滅表示 ALC FAS : 単独ALCがONのときに表示 : フルオートシューティングがONのときに表示 S : SHUTTERがONのときに表示 ※ dB : ゲインが0dB、 LOLUX、 ALC以外のとき、 ゲイン値を表示 LUX: LOLUXがONのときに表示 ③ FAW動作表示 FAW : フルオートホワイトバランスモードがONのときに表示 ④ ⑤ アイリスレベル動作表示 スキンディテール動作表示 I : IRIS BACK LIGHTまたはIRIS SPOT LIGHTのときに表示 SD : スキンディテールONのときに表示 ⑥ ブラック動作表示 ⑦ ⑧ 電圧表示 日付・時刻表示 B : ブラックストレッチまたはブラックコンプレスがONのときに表示 (例)12.2V : 0.1Vステップで電圧を表示 日付・時刻を表示します。 表示の有無や表示スタイルは、TIME/DATEメニュー画面で設定できます。 LCD BRIGHT表示 LCD BRIGHT表示ボタンで液晶画面の明るさを調整したとき、日付・時刻表示および⑭VTRモード表示が 消えてLCD BRIGHT 表示が表示されます。 (例) BRIGHT +5 ・ ・ ・・ ・+・ ・ ・・ 数値 : −5, −4, −3, −2, −1, 0, +1, +2, +3, +4, +5のいずれか ⑨イベント表示 ゲインやシャッタースピードをマニュアルで変えた場合、変えた時点で設定状態を約3秒間表示します。 設 定 状 態 ゲイン値が変化したとき ゲインがALCになったとき 表 示 内 容 GAIN −3dB, 0dB, 3dB, 6dB, 9dB, 12dB, 15dB, 18dB GAIN ALC LOLUXモードがON/OFFになったとき LOLUX ON、 LOLUX OFF AUTO KNEEがON/OFFになったとき FULL AUTOがON/OFFになったとき AUTO KNEE ON、 AUTO KNEE OFF FULL AUTO ON、FULL AUTO OFF ZEBRAがON/OFFになったとき ZEBRA ON、 ZEBRA OFF シャッタースピード値が変化したとき SHUTTER 1/7.5, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000, 1/10000 バリアブルシャッタースピード値が変化したとき V. SHUTTER シャッターOFFになったとき (シャッタースピード:1/60) ホワイトバランス値が変化したとき 1/60.1〜1/2084.6 SHUTTER OFF (例) WHITE BAL A<3200K> 数値 : 2300, 2500, 2800, 3000, 3200, 3400, 3700, 4300, 5200, 6500, 8000 のいずれか 21 第2章 各部の名称とはたらき 2-6 液晶画面およびビューファインダー画面表示(つづき) ● ステータス1 ステータス0の画面に加えて、 下記の項目を表示します。 No. ⑩ 項 目 タイムコード (TC) /ユー ザーズビット (UB) 表示 内 容 タイムコード (時:分:秒:フレーム) またはユーザーズビットデータを表示します。 (例)タイムコード TC00:00:00:00 ノンドロップフレーム時はコロン (:) ドロップフレームモード時はドット (.) ユーザーズビット UB FF EE DD 20 この項目を表示するかどうかは、 LCD/VF (2/2) メニュー画面のTC/UB項目で設定します。 タイムコード ⑪ テープ残量表示 表示か、ユーザーズビット表示かは、 側面カバー内のCOUNTERスイッチで選択します。 テープ残量 (分) を1分ステップで表示します。 テープ残量が3分未満になったときは、点滅します。 この項目を表示するかどうかは、 LCD/VF(2/2) メニュー画面のTAPE REMAIN項目で設定します。 ※ 新品テープを挿入時、 テープ残量を表示しないことがあります。 テープを走行させると、表示します。 ※ テープ残量時間は目安としてお使いください。 ※ 低温環境でご使用の場合は、テープ残量表示が現れるまでに時間がかかる場合があります。 ⑫ オーディオサンプリング 32K: AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MODE項目が32Kに設定時、 表示します。 周波数表示 (12ビット32kHzサンプリング周波数でオーディオ記録します。 48K: AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MODE項目が48Kに設定時、 表示します。 ⑬ オーディオレベルメーター 表示 CH-1、 CH-2のオーディオレベルメーターを表示します。 この項目を表示するかどうかは、 LCD/VF(2/2) メニュー画面のAUDIO項目で設定します。 ⑭ VTRモード表示 (16ビット48kHzサンプリング周波数でオーディオ記録します。 ) STBY : 撮影スタンバイモード (記録ポーズモード) REC : 記録中 ED.FWD : フォワード方向エディットサーチ中 ED.REV : リバース方向エディットサーチ中 PLAY FF ⑮ ⑯ アイリスインジケーター : 再生中 : 早送り中 REW : 巻戻し中 STL BSRH : 静止画再生モード時 : ブランクサーチ中 FWD : フォワード方向再生中 (FWD1: 約5倍速、 FWD2:約9倍速、 FWD3:約20倍速) REV STOP : リバース方向再生中 (REV1: 約5倍速、 REV2:約9倍速、 REV3:約20倍速) : 停止モード (テープ保護モード) EJECT : カセットイジェクト時 ― ― ― : テープが未装填 ▲: アイリスが標準よりオーバー 表示 ■: アイリスが標準 アイリスF値表示 ▼: アイリスが標準よりアンダー レンズのf値を表示します。 OPEN, F2, F2.8, F4, F5.6, F8, F11, F16, CLOSE レンズの種類によって、またはレンズを取り外したときには無表示となります。 LCD/VF (1/2) メニュー画面のF.NO/IRIS IND.項目で、表示のON/OFFを切り換えることができます。 ⑰ フィルターポジション表示 現在のフィルターポジションを表示します。 FIL1, FIL2, FIL3, FIL4 LCD/VF (1/2) メニュー画面のFILTER項目で、表示のON/OFFを切り換えることができます。 ⑱ 基準録音レベル値表示 テープへの基準録音レベル設定値の位置を −20dB, −12dB ☞ 74ページ 「AUDIO REF. LEVEL」 −20dB 22 −12dB CH-1 CH-1 ・ ・ ・+ ・ ・ ・+ CH-2 ・ ・ ・+ で表示します。 第2章 各部の名称とはたらき ● ステータス2 カメラの設定状態を一覧表示します。 このステータス表示中はイベント表示はしません。 項 目 FULL AUTO ON, OFF 設 定 表 示 内 容 GAIN −3db, 0dB, 3dB, 6dB, 9dB, 15dbB, 12dB, 18dB, LOLUX, ALC SHUTTER OFF, 1/7.5, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000, 1/10000 (STEP時) V.SCAN 1/60.1〜1/2084.6 (VARIABLE時), EEI (ALCモード時の表示) WHITE BAL A, B, PRESET, FAW IRIS LEVEL FILTER BACK L, NORMAL, SPOT L 3200K, 5600K+1/8ND, 5600K, 5600K+1/64ND ZEBRA 70−80%, 85−95%, OVER 95%, OVER 100% REMAIN テープ残量 (分) およびテープ種類 (例)95min( ) (ミニDVカセット時) 、 (スタンダードカセット時)、DVCAM(DVCAMカセット時) ※ DVCAM 表示はIC Memory対応のDVCAMカセットのとき表示します。 IC Memory対応以外のDVCAMカセットの場合は、 または が表示されます。 オーディオサンプリング周波数および録音レベル調整方法(例) 32K (CH1Å CH2˜) Å (AUTO時) ˜ (MANUAL時) AUDIO ● ステータス3 日付・時刻表示やイベント表示またはワーニング表示のみ表示します。 ※日付・時刻の表示の有無や表示スタイルは、 TIME/DATEメニュー画面で設定できます。 ☞ 43ページ「日付・時刻の画面表示」 ■VTRモード (DV信号入力モード)のステータス画面 ① 00:00:00:00 20min ⑧ ② イベント表示エリア ⑤ ⑦ PLAY 48K 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 ⑥ No. ① ② 項 目 ③ ④ 内 容 タイムコード (TC) /ユー 再生モード時は記録されているタイムコードデータ (時、 分、 秒、 フレーム) を表示します。 ザーズビット (UB) 表示 この項目を表示するかどうかは、 LCD/VF (2/2) メニュー画面のTC/UB項目で設定します。 タイムコード 表示かユーザーズビット表示かは側面カバー内のCOUNTERスイッチで選択します。 テープ残量表示 テープ残量 (分) を1分ステップで表示します。 テープ残量が3分未満になったときは、点滅します。 この項目を表示するかどうかは、 LCD/VF(2/2) メニュー画面のTAPE REMAIN項目で設定します。 ※ 新品テープを挿入時、 テープ残量を表示しないことがあります。 テープを走行させると、表示します。 ※ テープ残量時間は目安としてお使いください。 ※ 低温環境でご使用の場合は、テープ残量表示が現れるまでに時間がかかる場合があります。 ③ 電圧表示 (例) 12.2V : 0.1Vステップで電圧を表示 23 第2章 各部の名称とはたらき 2-6 液晶画面およびビューファインダー画面表示(つづき) No. ④ 項 目 内 日付・時刻表示 容 再生、 早送り、巻戻し時は記録されているデータを表示します。 (DATE REC項目をOFFに設定時のみ ☞ 79ページ) 記録時はDV端子からのデータを表示します。 停止時は現在のデータを表示します。 表示の有無や表示スタイルは、TIME/DATEメニュー画面で設定できます。 日付・時刻が未設定時は下記のように表示します。 ⑤ −−/−−/−− −−:−−:−− 再生モード時、 記録時のオーディオサンプリング周波数を表示します。 オーディオサンプリング 周波数表示 (32K、48K、 44.1K) ⑥ オーディオレベルメーター 表示 ⑦ VTRモード表示 ⑧ 再生モード時は、 再生オーディオレベルメーターを表示します。 この項目を表示するかどうかはLCD/VF(2/2)メニュー画面のAUDIO項目で設定します。 VTRの動作状態を表示します。 (STBY, STOP, PLAY, REC, FF, REW, FWD, REV, STL, BSRH, −−− (テープ未装着) BLANK SEARCH:ブランクサーチ動作中表示します。 イベント表示 ■液晶画面のステータス拡大表示 液晶画面にステータス画面のキャラクターだけを拡大表示することができます。 ① CH1 48k L - ∞ 40 30 OVER 20 10 CH2 12H34M34S10F MONITOR 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND PLAY STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON FRONT REAR LOLUX CH-1 MODE VTR CAM CH-2 dB OVER NDF FREETC OPEN EDITSEARCH FILTER SHUTTER 0 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ③ VTR OFF SP 213min 109V . ② DISPLAYボタン ■カメラモードのステータス(0, 1, 2, 3)画面表示またはVTR モードのステータス画面表示時、 DISPLAYボタンを押す毎 に表示内容が変わります。 → 映像のみ表示 → キャラクター拡大表示 → 映像とキャラクター表示 No. ① ② 項 目 内 容 オーディオロック表示 タイムコードジェネレータ オーディオ信号がビデオ信号にロックして記録・再生される時表示します。 側面部のTC GENE.スイッチの設定状態を表示します。 ー設定表示 FREE : TC GENE.スイッチがPRST-FREE (フリーランモード) に設定時 RECR : TC GENE.スイッチがPRST-REC (レコランモード) に設定時 REGN : TC GENE.スイッチがREGEN(リジェネモード) に設定時 ③ ドロップ/ノンドロップ表示 ドロップフレームまたはノンドロップフレームで記録したテープを再生したとき表示します。 DF: ドロップフレームで記録したテープを再生した時 NDF: ノンドロップフレームで記録したテープを再生した時 24 第2章 各部の名称とはたらき ■アラーム表示 FAS –3dB FAW I SD B 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 ● カメラモードのステータス (0, 1, 3) 画面表示またはVTRモードのステー タス画面表示時、 アラーム表示します。 カメラモードのステータス2画面表示中にアラームが発生した場合は、 ス テータス0画面にもどり、 アラーム表示します。 ● VTRに異常があった場合はエラーコードの付いた警告表示をします。 アラーム表示エリア アラーム表示 内 容 PAL INHIBIT REC INHIBIT PAL信号で記録されたテープを再生しようとしたとき表示します。 記録不可のカセットテープ (カセット背面のスイッチSAVE設定) を挿入時表示します。 COPY INHIBIT コピーガード付きの信号を記録しようとしたとき表示します。 COPY GUARD! LOW VOLTAGE コピーガード付きのテープを再生しようとしたとき表示します。 バッテリー残量が少なくなったとき表示します。 TAPE NEAR END 記録時、テープ残量が約3分以下のとき点滅表示します。 TAPE END 再生時には表示しません。 テープが終了したとき表示します。 INVALID TAPE! パソコン用データテープやDVC PROカセットテープを使用したとき、 表示します。 テープはイジェクト LP TAPE INVALID! されます。 LPモードで記録したテープを再生しようとしたとき、 表示します。 NO TAPE カセットテープ未挿入時にVTRトリガーボタンを押したとき表示します。 NO DV SIGNAL CLEANING TAPE! DV信号が入力されていない状態で記録しようとしたとき表示します。 ヘッドクリーニングテープが挿入されたとき表示します。 HEAD CLEANING REQUIRED! ヘッドが目詰まりしたとき表示します。 CLOSE CASSETTE COVER! ヘッドクリーニングが必要です。 カセットカバーが開いている状態で操作したとき表示します。 OPEN CASSETTE COVER! イジェクト動作中にカセットカバーを閉じたとき表示します。 VTR警告表示(エラーコード付) (例) 7 0 0 1 DRUM MOTOR VTRに異常が発生した場合やつゆ付きがあった場合に表示します。 ☞91ページ 「VTR異状時の警告表示」 FAILURE 25 第2章 各部の名称とはたらき 2-6 液晶画面およびビューファインダー画面表示(つづき) ■オートホワイト時の表示(カメラモード時のみ) オートホワイトバランス動作時、AUTO WHITE表示とその結果を表示し ます。 ☞ 48ページ「ホワイトバランスの調整」 AUTO WHITE A OPERATION ■セーフティーゾーン表示(カメラモード時のみ) LCD/VF(1/2)メニュー画面のSAFTY ZONE項目およびCENTER MARK項目で下記のようなセーフティーゾーンおよびセ ンターマーク表示のON/OFFが選択できます。☞ 75ページ SAFETY ZONE CENTER MARK OFF OFF NORMAL OFF NORMAL ON 16:9 OFF 16:9 ON メモ CAMERA OPERATIONメニュー画面のASPECT RATIO項目をLETTERに設定時、SAFETY ZONE項目をNORMALに 設定してもセーフティーゾーンは、16:9の表示になります。 ■メニュー設定画面 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT TOP MENU画面 (カメラモード) 26 各種設定をおこないます。 STATUSボタンを1秒以上押すと、メニュー設定画面を表示します。 ☞ 68ページ「メニュー画面の設定方法」 第2章 各部の名称とはたらき 2-7 ズームレンズ(別売) S14x7.3B12U e w u アイリスモードスイッチ q A :オートアイリスで動作します。 M :手動アイリス操作用のモードになります。 i アイリスモーメンタリーボタン アイリスモードスイッチuがMの位置の時、 このボタンを 押している間だけオートアイリスモードになります。 o [S]アイリススピード調整ボリューム アイリスの動作スピードを調整するボリュームです。 RET メモ スピードを速くしすぎると、アイリスの開閉が安定せ ず、 ハンチングをおこすことがあります。 再調整してく ださい。 M A W T !0 フィルターはめ込みネジ r t y レンズ保護のため透明フィルターかUVフィルターをレン ズフード内側に前面からねじ込んで装着できます。各種効 果のためのフィルターの使用も可能です。 u i o !0 ご注意 はめ込みネジ部は回転するため、偏光フィルターを取 り付ける場合は注意してください。 !4 !1 ズームサーボコネクター MACRO 別売のズームサーボユニットを接続するためのコネクター です。 !2 !1 !2 !3 q フォーカスリング 手動フォーカスリングです。 w ズームレバー/リング レバー付き手動ズームリングです。このレバーでズームを 動作させる場合はZOOMスイッチ!2を回しMにします。 e アイリスリング 手動アイリスリングです。オートアイリスを動作させるに はアイリスモードスイッチuをAにします。 r [VTR]VTRトリガーボタン VTRの録画をスタート/ストップさせるボタンです。 t [RET]リターンビデオボタン このボタンを押している間だけVTR部からのリターンビデ オ信号をビューファインダーでモニターできます。 ※この操作中ビューファインダーで再生画を見ることがで きます。 y ズームサーボコントロールレバー ズームサーボのコントロールレバーでズームサーボを動作 させるにはZOOMスイッチ!2をSにします。 ● このレバーをWの方向に押すにつれてズームレンズが広 角となり写角が広くなります。 ● また、Tの方向に押すにつれてレンズが望遠となり写角 が狭くなります。 ● 強くレバーを押すとズームの速度も早くなります。 [ZOOM]ズームモードスイッチ S :ズームサーボコントロールレバーyでズームを操作で きます。 M:ズームレバー/リングwでズームを操作します。 !3 バックフォーカスリング/固定ネジ バックフォーカスの調整専用リングです。調整後固定ネジ で止めます。☞ 47ページ !4 [MACRO]マクロフォーカスリング(クローズアップ用) このリングを矢印方向に回すと極めて小さなものを接近し てクローズアップ撮影することができます。 マクロモードでは通常のフォーカス調整やズーム撮影はで きません。 マクロ撮影するには、 フォーカスリングqを無限遠 (∞) に、 ズームリングwを最大広角位置にセットします。焦点調整 は、このリングを矢印方向に回転させ被写体に焦点を合わ せます。 ご注意 ● バックフォーカスノブが近いところにありますので、間 違えないようご注意ください。 ● 終了後はマクロリングを戻すことを忘れないでくださ い。 ☞ 30ページ「ズームレンズの取付方法」 ☞ 47ページ「バックフォーカスの調整」 27 第2章 各部の名称とはたらき 2-8 1.5 型ビューファインダー(別売) q ストッパースクリュー [VF-P115B の例] ビューファインダーがカメラヘッドからはずれないように するスクリューです。 6 w 取付ガイド カメラヘッドに取り付けるためのシューです。 e コネクター カメラヘッドに接続します。 r [CONT]コントラスト調整 ビューファインダー画面の輪郭を調整します。 1 t [BRIGHT]輝度調整 ビューファインダーの明るさを調整します。 y [TALLY]タリースイッチ 4 2 5 3 被写体 (人物等) に録画中であることを知らせたくないとき OFF としてuのタリーを不点灯とします。 ただし、 接眼部 内の録画 REC 表示ランプはOFFになりません。 u タリーランプ 録画時に REC 表示として点灯します。不点灯にする場合 は、スイッチyを OFF にしてください。 OTHERS (2/2) メニュー画面のFRONT TALLY項目で点 灯方法を選択できます。 ☞ 81ページ i 接眼部(アイピース) ビューファインダー画面やカメラマンの視覚に外部から光 が入らないようにします。 ビューファインダー画面を直接見るために、アイピースを 開くことができます。 o 接眼部固定リング このリングをゆるめ、アイピースを前後させることにより 視度調整が可能です。 ☞ 30ページ「ビューファインダーの取付方法」 7 8 9 28 第3章 第 3 章 基本システムの接続・取付方法 基本システムの接続・取付方法 3-1 基本システムについて ※各機器との接続は、それぞれの接続方法のページを参照してください。 SHOULDER BELT EARPHONE NETWORK PACK KA-DV5000 WIRED or RADIO HUB WAN NOTE PC CF CARD+PCMCIA ADAPTER MICROPHONE MV-P615U MV-P618U ROOTER PCMCIA LAN CARD 3P CD ROM MIC HOLDER KA-A50 VIDEO LIGHT (ANTON BAUER. PROTEC) 1.5" VIEW FINDER VF-P115B VF-P116 DV CAMCORDER MICROPHONE OPEN EDITSEARCH MONITOR ANTON BAUER BATTERY HOLDER (QRQ27) FILTER ANTON BAUER BATTERY (PRO PAC, MAGNUM, TRIMPAC, HYTRON) ANTON BAUER BATTERY CHARGER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT MACRO AUDIO LEVEL FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON ZOOM LENS S14 x 7.3B12U (FUJINON) S17 x 6.6BRM (FUJINON) S20 x 6.4B12U (FUJINON) YH16 x 7K12U (CANON) YH19 x 6.7K12U (CANON) DISPLAY MENU AUTO IRIS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL BATTERY NP-1B TYPE VTR OFF BATTERY CHARGER Non-linear Editing SYSTEM TRIPOD BASE GY-DV5000 STANDARD PACKAGE 4P 4P VC-710 (5m) AC AC POWER ADAPTER (BATTERY CHARGER) AA-P250 FOCUS MANUAL UNIT HZ-FM13 (FUJINON) HZ-FM15 (CANON) ZOOM SERVO UNIT HZ-ZS13B DV VTR TRIPOD TP-P300 CARRYING CASE DOLLY TP-P205 IEEE1394 CABLE VX-DV110(1m) VX-DV120(2m) 4P-4P VX-DV130(3m) VX-DV210(1m) VX-DV220(2m) 4P-6P VX-DV230(3m) BR-DV600A BR-DV3000 BR-DV6000 MONITOR Y/C CABLE VCG30, VCG50 BNC CABLE ※S14×7.3B12/UにはHZ-FM13は使用できません。 富士写真光機(株)製フォーカスマニュアルユニット(FMM-8, CFH-3, CFC-12-990) を使用してください。 29 第3章 基本システムの接続・取付方法 3-2 ズームレンズの取付方法 1. マウントリングをゆるめる。 2. ケーブルコネクターを接続する。 3. レンズのピンとマウント部の穴が合うように取り付ける。 4. マウントリングをしめる。 ピン 1. 4. ご注意 ● マウントリングは最後まで完全にしめつけてください。 しめつけが不完全な場合、レンズが落下したりバック フォーカスがズレたりします。 3. 穴 ● ズームレ ンズの取り付け、取 り外しの際は、本 機 の POWERスイッチを OFF にしてください。 2. ケーブルコネクターを取りはずす場合には、レンズ本体を 先にはずし、この部分をつまみながら手前に引っ張ります。 3-3 ビューファインダーの取付方法 本機はビューファインダー取付ベース位置を変えることにより、右眼または左眼でビューファインダーを見ることができます。出 荷時、ビューファインダー取付ベースは右眼の位置に取り付けされています。 また、ビューファインダーを取り付け後、ビューファインダーを前方向にスライドさせることができます。 1. 3. 左眼用ネジ穴 ■ビューファインダーを左眼で見る場合 ビューファインダー取付ベースの位置を変えます。 1. ビューファインダー取付ベース固定ネジ2本を付属の六角 レンチでゆるめ、 ビューファインダー取付ベース (スライド キャップ 4. 2. 固定リング含む)を外します。 固定ネジ 六角レンチ スライド固定 リング 5. 1. 4. 取付ガイド 2. キャップを外します。 3. ビューファインダー取付ベース(スライド固定リング含む)を 左眼用の取付ネジ穴に付属の六角レンチを用いて固定します。 4. 外したキャップを右眼側に取り付けます。 ■ビューファインダーを取り付ける ストッパー スクリュー 1. ビューファインダーのストッパースクリューをゆるめます。 2. コネクターを接続します。 3. ビューファインダー取付ベースと取付ガイドが合うように 3. ビューファインダー 取付ベース 取り付けます。 2. コネクター 4. ストッパースクリューをしめつけます。 5. スライド固定リングをしめます。 ※ 取り外しは逆の手順でおこなってください。 ビューファインダー 2. 30 1. 3. スライド固定 つまみ ■ビューファインダーを前方向にスライドさせる。 1. スライド固定つまみをゆるめます。 2. ビューファインダーを前方向にスライドさせます。 3. スライド固定つまみをしめます。 ご注意 ● ビューファインダーの取り付け、 取り外しの際は、 本機の POWERスイッチを OFF にしてください。 第3章 基本システムの接続・取付方法 3-4 付属マイクロホンの取付方法 ビューファインダーに付属のマイクロホンを取り付けます。 付属のマイクはファントムです。 1.3. 1. ビューファインダーのストッパーをゆるめます。 2. ビューファインダーの取り付けガイドにマイクロホンを図 4. 2. の様に取り付けます。 3. マイクロホンとビューファインダーにすき間がないことを 確認し、ビューファインダーのストッパーをしめます。 4. マイクロホンのスクリューをしめます。 マイクロホンがガタ付かない様にします。 5. マイクケーブルを本機のFRONT AUDIO IN端子に接続し ます。 5. 6. マイクケーブルを前面のケーブルクランプを用いて固定し ます。 マイクケーブル ケーブルクランプ 6. メモ ビューファインダーを左眼対応で取り付けした場合、付属 のマイクが取り付けできません。 別売のマイクホルダーKA-A50およびマイクロホンMVP615U/618U (ファントムマイク)をご使用下さい。 VF 3-5 (別売)マイクロホンの取付方法 2,4. 別売のマイクホルダーKA-A50を使用することで、 別売マイク ロホンMV-P615U(ファントムマイク) またはMV-P618U (ファントムマイク)を取り付けることができます。 KA-A50 マイクホルダー 1. < KA-A50 を使ってマイクを取り付ける方法> 1. マイクホルダーを2本のネジで止めます。 2. 外部の小さいノブと内側の大きいノブをどちらも反時計方 向に回してゆるめます。 内側のノブを回しきってホルダーを開きます。 3. マイクを所定の位置にセットします。カセットカバーと干 渉しないように、 マイクは前側一杯にセットしてください。 4. マイクの高さが水平になるように、内側のノブと外側のノ ブをしめて、マイクをしっかり固定します。 5. マイクケーブルをFRONT AUDIO IN端子に差し込みます。 3. MV-P615U/MV-P618U ● 本機後面部のREAR AUDIO IN端子にマイクを接続する 場合は、 CH-1またはCH-2 AUDIO入力信号選択スイッ チをREAR側に設定してください。 6. マイクケーブルを前面のケーブルクランプを用いて固定し ます。 6. 7. ファントムマイク用の設定を正しくおこなってください。 ☞15ページ!1FRONT/REAR AUDIO INPUTスイッチ ご注意 FRONT AUDIO IN端子 マイクケーブル 5. ● 本機にライトを取り付けるとき、 集音部の長いマイクを 使用すると、 マイクの影が写ることがありますのでご注 意ください。 31 第3章 基本システムの接続・取付方法 3-6 付属三脚ベースの取付方法 付属の三脚ベースを使って、カメラを三脚に取り付けます。 1. 本機のバランスがよくとれる位置の穴を使って三脚に取り 付けてください。 2. フロント取付クリップが カチッ と音がするまで安全レ バーを押しながら、ロックレバーを手前に引いてください。 1. 三脚取付穴 3. ピン フロント取付クリップ 3. 本機を三脚ベースにのせます。このとき本機のリアベース マウントが三脚ベースのピンに合うようにします。 4. 本機を上から押さえながら、前方に滑らせると、本機のフロ ントベースマウントが三脚ベースのフロント取付クリップ にロックされ カチッ と音がします。 2. 安全レバー 2. ロックレバー ● 三脚ベースのピンが本機のリアベースマウントの取付穴 に入らなくとも、フロントベースマウントがロックされ ることがあります。 取付後、 確実に固定されていることを お確かめください。 忘れると落下し、 本機が破損しけがや 事故の原因となることがあります。 4. フロント ベース マウント 3. リアベース マウント 4. OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK VTR OFF FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON 32 注意 CH-1 MODE VTR CAM CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL PULL OPEN ● 本機を三脚に取り付けたまま移動すると、本機や三脚 ベースに衝撃・振動が加わった場合に、固定部が外れ本 機が落下し、けがや事故の原因となることがあります。 移動は必ず本機を三脚ベースより外してから行なってく ださい。 第4章 電源について 本機はAC電源またはバッテリーパックで動作させることができます。 4-1 AC 電源による駆動 AC電源としてはビクターのAA-P250 (最大定格出力DC12.5V, 3.5A)をご使用ください。 電源電圧変動の大きい電源やリップルなどのノイズがあ る電源、容量が不足する電源は使用しないでください。 1. 本機およびAA-P250の電源が OFF になっている事を確 認し、 図の様にAA-P250のDCケーブルを本機のDC IN端 子に接続します。 AA-P250 2.・AA-P250の場合はCHARGE/CAMERAスイッチを DCケーブル PHONES DV REAR AUDIO IN CAMERA に設定します。 TALLY DC IN DC OUT 3. 本機のPOWERスイッチを ON にします。VTR部および カメラに電源を供給します。 ACパワーアダプター ※詳しくはAA-P250の取扱説明書をご参照ください。 ご注意 録画中にDCケーブルの抜き差しは行なわないでください。 4-2 バッテリーパックによる駆動 本機は次のバッテリーパックが使用できます。 ■NP-1Bタイプバッテリーパック ■アントンバウア社 ● プロパック13/14シリーズ ● トリムパック13/14シリーズ ● マグナム13/14シリーズ ● コンパック13/14シリーズ ※アントンバウア社バッテリーは本機に直接取り付けられま せん。 別途、 バッテリーホルダーが必要です。 バッテリーホル ダー: アントンバウア社(型名)QRQ27 ☞ 35ページ「アントンバウア社バッテリーの取り付け方法」 ● DC IN端子にDCケーブルを接続すると、 バッテリーからの電源供給が切れ、 DC IN端子からの電源が供給されます。 ● バッテリーで動作中にDCケーブルの抜き差しは行わないでください。 バッテリーで動作中にDCケーブルを抜き差しすると、 次の様な症状が発生することがあります。 ・ DCケーブルを抜いている途中で電源が一度切れる。 ・ 映像や音声にノイズが入ったり音声がミュートされる。 ● バッテリーの容量が無くなった後にDC入力で動作させる場合は、 DC印加後に一旦電源スイッチをOFFにし、 再度ONにして ください。 ● バッテリーを入れた状態で放置すると、本機のPOWERスイッチをOFFにしても、 電力をわずかに消費しています。 本機を使用しないときはバッテリーを取り出してください。 33 第4章 4-2 電源について バッテリーパックによる駆動(つづき) NP-1Bタイプバッテリーパック (別売)を使う NP-1B タイプのバッテリーパックを入れる 1. ロック解除つまみを押しながら、バッテリーケースのカ バーを開きます。 2. バッテリーの電極を本機側に向けた状態で、バッテリー ケースに差し込みます。 3. バッテリーケースのカバーを閉めます。 ロック解除 つまみ 34 バッテリーパックを交換するときは、 POWERスイッチを OFF にしてください。 第4章 電源について アントンバウア社バッテリーの取り付け方法 アントンバウア社バッテリー(プロパック13/14、 トリムパック13/14、 マグナム13/14、 コンパック13/14シリーズ)を使用する場 合、本機のバッテリーケースを外し、 アントンバウア社のバッテリーホルダーを本機に取り付ける必要があります。バッテリーホルダー としては下記の商品をご使用ください。 ・バッテリーホルダー:アントンバウア社(型名)QRQ27 本機バッテリーケースの外し方およびアントンバウアバッテリー用ホルダーの取り付け方 アントンバウア製バッテリー用バッテリーホルダーの取付け 4. 5. 2. 1. 黒色ネジ A 1. バッテリーケースの黒色ネジ A を2本外します。 2. バッテリーケースのカバー下半分を下方向に外します。 5. アントンバウア社 バッテリーホルダー コネクター収納部 4. 本機から出ているコネクターとバッテリーホルダーのコネ 3. コネクター クターを接続します。 3. 固定ネジ B 注意 コネクターは接続後、 コネクター収納部に収めてください。 ワイヤーを金属部分にはさんでしまうと、 発煙・発火事故に つながります。指定されたサービスに依頼してください。 5. バッテリーホルダーをバッテリーホルダーに付属の固定ネ ジ4本で本機に取り付けます。 3. 固定ネジ B 3. 固定ネジ B 4本および本機とバッテリーケースを接続して いるコネクターを外し、 バッテリーケースを取り外します。 バッテリー装着方法 アントンバウア社バッテリーの着脱方法 1. バッテリーのガイドピン(3ケ所)をバッ ガイドピン バッテリーパック (トリムパック) カセットカバー側サイドパネル ガイド穴 (X3) テリーホルダーのガイド穴に合わせ、 まっすぐに挿入します。ガイドピンを斜 めに入れると正しく装着できません。 2. バッテリーをカセットカバー側サイドパ 解除 レバー 解除レバー ネルの方向に カチッ と音がするまでス ライドします。バッテリーが装着されま した。 バッテリーの取り外し方 OPEN LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-2 ディスプレイ側サイドパネル ■解除レバーを押しながら、バッテリーを手 前の方向(ディスプレイ側サイドパネル) にスライドさせ、 外側に引くとバッテリー は外れます。 DISPLAY PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL バッテリー 35 第4章 電源について 4-2 バッテリーパックによる駆動(つづき) バッテリー残量表示 バッテリー残量を正しく表示させるため、使用するバッテ リーに応じて、OTHERS(2/2)メニュー画面のBATTERY TYPE項目を設定してください。 ☞ 81ページ「BATTERY TYPE」 液晶画面 LOW VOLTAGE バッテリーの残量が少なくなると、次のような警告をします。 OPEN LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 10.5V DISPLAY PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL タリーランプ ■ビューファインダー画面や液晶画面 ステータス画面表示時 (カメラモードのステータス2は除く) ● アラーム表示 : LOW VOLTAGEと表示 ■ビューファインダーのランプ BATTランプおよびTALLYランプ : 点滅 ■本機のバックタリーランプ : 点滅 ■モニタースピーカまたはPHONES端子 : アラーム音 ビューファインダー バッテリー残量警告時、 更にバッテリー駆動を続けると、 本 機は自動的に動作を停止します。 LOW VOLTAGE 10.5V REC バッテリーランプ BATT ALARM バッテリーパックによる動作時間 ビューファインダーとしてVF-P115Bを装着して、フル充電 したバッテリーパックを使用した場合の、連続動作時間の目安 は次の通りです。 バッテリーパック 連続動作時間 (25℃にて) NP-1B (ソニー製) 60分 マグナム14 (アントンバウア製) 130分 NP-L50(NP-1Bタイプ) (IDX製) 100分 ● 左表の時間はおよその目安で、バッテリーの古さ、 充電状況、 動作環境などによって異なります。 ● 寒冷地では動作時間が短くなります。 ● 電動ズームレンズや液晶画面を多用すると動作時間が短く なります。 バッテリーパックについてのご注意 ● バッテリーパックを使わないときは、 涼しい乾燥した場所に 保管してください。 高温になる場所 (直接日光の当たる車内など) に放置しない でください。液モレや寿命を早める原因になります。 充電について ● バッテリーパックは充分に放電してから充電してください。 充分に放電しないで、充電を繰り返すと、 バッテリーパック の容量低下の原因になります。 ● バッテリーパックの端子部が汚れていると動作時間が短く なります。 ● 浅い充電、放電を繰り返して容量が低下した場合は、一度充 分に放電・充電すれば容量が回復することがあります。 ● 充電直後でも動作時間が大幅に短くなったら、バッテリー パックの寿命と思われます。 ● 使用直後、バッテリーパックの温度が上昇した状態で充電す ると、完全に充電されないことがあります。 新しいものをお買上げください。 36 第5章 準備操作 5-1 電源の入れ方 MENU AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS MODE VTR CAM OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL POWER POWER ON ON VTR VTR OFF OFF POWER スイッチ MODE スイッチ MODEイン ジケーター 1. POWERスイッチをONにします。 本機に電源が供給されカメラモードになります。 ■本機がカメラモードかVTRモードかにより、 動作が異なります。 MODEスイッチを上方に押すと、 モードが切り換わります。 設定したモードに応じて、カメラインジケーターまたはVTRインジケーターが点灯します。 モード 動 作 カメラモード 本機はカメラモードとなります。 ビューファインダーや液晶画面にカメラ映像を出力します。 また、記録可能なカセットテープが装填されている場合は、撮影スタンバイモードとなり ます。液晶画面やビューファインダーのVTR動作モード表示部にSTBY表示します。 この 状態からVTRトリガーボタンを押すと、記録を開始します。 ※ カメラモードでも再生可能です。 STOPボタンを押しVTR動作モード表示をSTOP表示にすると操作できます。 VTRモード 本機はVTRモードになります。 ビューファインダーや液晶画面にカメラ映像を出力しません。 カセットテープが装填されている場合は、停止モードになります。 液晶画面やビューファインダーのVTR動作モード表示部にSTOP表示します。 DV端子からDV入力ができます。 電源を切る場合 1. 本機を撮影スタンバイまたは停止モードにします。 2. POWERスイッチをOFFにします。 3. バッテリーやDC IN端子の電源を外します。 (長時間使用しない場合) ご注意 ● 記録中、POWERスイッチをOFFにしないでください。 VTR動作モード表示がSTBYまたはSTOP表示していることを確認してから、電源を切ってください。 万一、記録中POWERスイッチをOFFにして、 電源を再投入する場合は、5秒以上時間をあけてください。 ● 電源を切る場合は、はじめに本機のPOWERスイッチをOFFにしてください。 本機のPOWERスイッチをONにした状態で、 バッテリーやAC電源をOFFにしないでください。 37 第5章 準備操作 5-2 カセットテープの挿入、取出し OPENつまみ カセットカバー カセット挿入口 カセットカバー ● カセットテープの挿入、取り出しは、 POWER OFFモード時は行なえません。 ● スタンダードDVカセットテープまたはMiniDVカセットテープを使用してください。 ● カセットテープはカセット背面の中央部を押して垂直に挿入してください。 カセットテープの挿入のしかた REC/SAVEスイッチ 1. POWERスイッチをONにします。 2. カセットカバーを開くためOPENつまみを横にスライドさ せます。 スタンダード DVカセット テープ 3. テープたるみをとって、カセット挿入口にカセットテープ を挿入します。 ■スタンダードDVカセットテープの場合は、 カセット挿入口 に沿ってカセット背面の中央部を押して垂直に挿入します。 カセット 挿入口 ■MiniDVカセットテープの場合は、 カセット挿入口にある左 右のガイド間の中央に挿入します。 テープ窓を外側に、 背面のスイッチを上側にして、カセット 背面の中央部を押して、奥まで確実に入れてください。 4. テープがローディングを完了したら、カセットカバーを静 かに押して閉じます。 ガイド MiniDV カセット テープ ■テープをローディングしたときの状態は、本機のモード (カ メラモード/V T R モード)およびカセット背面のR E C / SAVEスイッチにより次の様になります。 REC/SAVEスイッチ REC SAVE カメラ 撮影スタンバイモード 停止モード 液晶画面やビューファ インダーにR E C I N HIBITと表示 VTR 停止モード ガイド メモ カセットカバーを閉じてから、記録を受け付けるまたは停 止状態になるまで約10秒程かかります。 38 撮影スタンバイモードから本機のVTRトリガーボタンで記録 を始めることができます。 ご注意 カセットの自動引き込み中は奥へ押し込むことはしない でください。故障の原因となる場合があります。 第5章 準備操作 OPENつまみ カセットカバー EJECTボタン カセットカバー カセットテープ取り出し 1. POWERスイッチをONにします。 2. OPENつまみを横にスライドし、カセットカバーを開きま す。 3. EJECTボタンを押します。 イジェクト動作を始めます。 メモ ● EJECTボタンを押してから、カセットをイジェクトす るまで数秒かかります。 ● イジェクト操作をしてもカセットが取りにくい場合は、 再度EJECTボタンを押してください。 ● イジェクト動作中にカセットカバーを閉じないでくださ い。 4. カセットテープを取り出します。 5. カセットカバーを閉じます。 ご注意 ● カセットカバーを開けた状態で長時間放置しないでくだ さい。 VTR内部にゴミなどが入り、 故障の原因となる場 合があります。 ● イジェクト動作中にカセット挿入口およびカセットに手 を触れないでください。 故障の原因となる場合がありま す。 39 第5章 準備操作 5-3 液晶画面を見る 液晶画面の向き・角度や画面の明るさなどを変えることができます。 LCDロック解除つまみ 液晶画面 LCDドア ■液晶画面を開く LCDロック解除つまみを背面側にスライドさせ、 LCDドア を開きます。LCDドアの上下をつまむと簡単に開けられま す。 ■液晶画面の向きや角度を変える ● LCDドアを開いた状態で、LCDドアを回転させます。 上方向には180度、 下向き方向には90度まで回転します。 ● LCDドアを上向きに180度回転させ、本体に収納すると、 収納した状態で外側から液晶画面を見ることができます。 下向き 90度 上向き 180度 液晶画面 液晶画面 ■液晶画面を表示する ● DISPLAYボタンを長押しすると、液晶画面表示のON/ OFFができます。 ● 液晶画面表示中に、 DISPLAYボタンを押す毎に表示内容 が次のように変わります。 映像のみ→キャラクター拡大表示 ← OPEN LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 DISPLAY PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL DISPLAY ボタン LCD BRIGHT+/−ボタン LCD/VF(2/2)メニュー画面 ––– LCD/VF(2/2) ––– TAPE REMAIN ON TC/UB ON AUDIO ON LCD COLOR NORMAL LCD PEAKINGS NORMAL PAGE BACK 40 映像とキャラクター ← ■液晶画面の調整 ● 画面の明るさ : LCD BRIGHT+/−ボタンで調整しま す。 ● 色の濃さ : L C D / V F(2 / 2 )メニュー画面のL C D COLOR項目で調整します。 ● 画面の輪郭 : L C D / V F(2 / 2 )メニュー画面のL C D PEAKINGS項目で調整します。 第5章 準備操作 5-4 日付・時刻の設定/表示/記録 内蔵時計の日付・時刻を設定します。 設定した日付・時刻データは電源を切っても内蔵の充電式電池によって保持されます。 ● 設定した日付・時刻データはメニュー画面の設定により、 液晶画面やビューファインダー画面に表示したり、 テープに記録するこ とができます。 日付・時刻を設定する SHUTTER ダイヤル 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATU OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L AUTO IRIS DISPLAY MENU BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL FULL POWER ON VTR OFF BACK L POWERスイッチ STATUSボタン TOP MENU画面 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT ● 日付・時刻はメニュー画面で設定します。 VIDEO OUTやY/C OUT端子に接続したモニター画面を見なが ら設定する場合は、OTHERS(1/2)メニュー画面のOUTPUT CHAR.項目をONにします。 1. POWERスイッチをONにします。 2. STATUSボタンを1秒以上押し、TOP MENU画面を表示させま す。 3. SHUTTERダイヤルを回して、カーソル( TC/UB/CLOCKメニュー画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK TIME/DATEメニュー画面 ––– TIME/DATE ––– DISPLAY ON DISPLAY MODE BARS+CAM DATE REC OFF DISPLAY STYLE DATE+TIME DATE STYLE YY/MM/DD TIME STYLE 24HOUR SEC DISPLAY ON CLOCK ADJUST.. PAGE BACK )をTC/UB/CLOCK 項目に合わせ、SHUTTERダイヤルを本体方向に押します。 ● TC/UB/CLOCKメニュー画面を表示します。 4. SHUTTERダイヤルを回して、カーソル( ) をTIME/DATE項目 に合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● TIME/DATEメニュー画面を表示します。 5. TIME/DATEメニュー画面を設定する。 (表示スタイルなど) DATE STYLE : 日付表示スタイルを選択します。 YY/MM/DD (年、月、日) MM/DD/YY (月、日、年) DD/MM/YY (日、月、年) TIME STYLE : 時刻表示スタイルを12時間か24時間にする かを選択します。 SEC DISPLAY: 画面に秒の単位を表示するかどうかを選択し ます。 ① SHUTTERダイヤルを回して、 設定したい項目にカーソル ( ) を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● 選択した項目の設定部分が点滅します。 ② SHUTTERダイヤルを回して、 設定を変え、 SHUTTERダイヤ ルを押します。 メモ ● 設定部分の点滅が止まり、設定が確定します。 TIME STYLE, SEC DISPLAYおよびDATE STYLE 項目は日付・時刻設定を終えてからでも設定を変える ことができます。 41 第5章 5-4 準備操作 日付・時刻の設定/表示/記録(つづき) TIME/DATEメニュー画面 ––– TIME/DATE ––– DISPLAY ON DISPLAY MODE BARS+CAM DATE REC OFF DISPLAY STYLE DATE+TIME DATE STYLE YY/MM/DD TIME STYLE 24HOUR SEC DISPLAY ON CLOCK ADJUST.. PAGE BACK 6. 日付・時刻設定画面を表示させる。 SHUTTERダイヤルを回して、カーソル( )をCLOCK ADJUST項目に合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● CLOCK ADJUST画面を表示します。 7. 日付・時刻を設定する。 点滅している桁が設定できる桁です。 ① SHUTTERダイヤルを押すと、点滅桁が移動します。 ② SHUTTERダイヤルを回すと、点滅桁の値が変わります。 SHUTTERダイヤルを上に回すと数値が大きく、 下に回すと 小さくなります。 CLOCK ADJUSTメニュー画面 ③ 上記①と②の手順を繰り返し、年、月、日、時間、 分を設定しま す。 秒の桁は設定できません。 日付(年/月/日) ––– CLOCK ADJUST ––– DATE(YY/MM/DD) 02/08/20 TIME 09:33 PAGE BACK ④ 分を設定後、時報と同時にSHUTTERダイヤルを押し、 日付・ 時刻を決定します。 8. 全ての設定が終了したら、SHUTTERダイヤルを回してカーソル をPAGE BACKに合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● TIME/DATEメニュー画面にもどります。 9. 通常画面にもどすには、次のいずれかの操作をします。 STATUSボタンを押す。 または、 TOP MENU画面にもどして、 TOP MENU画面のEXIT項目を選 択し、SHUTTERダイヤルを押す。 時刻(時:分) 42 第5章 準備操作 日付・時刻の画面表示 TC/UB/CLOCKメニュー画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK TIME/DATEメニュー画面 ––– TIME/DATE ––– DISPLAY ON DISPLAY MODE BARS+CAM DATE REC OFF DISPLAY STYLE DATE+TIME DATE STYLE YY/MM/DD TIME STYLE 24HOUR SEC DISPLAY ON CLOCK ADJUST.. PAGE BACK FAS –3dB FAW I SD B 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 日付 時刻 液晶画面やビューファインダー画面への日付・時刻表示の有無や表示 形態は、TIME/DATEメニュー画面で設定します。 1. TIME/DATEメニュー画面を表示させる。 ① TOP MENU画面のTC/UB/CLOCK項目を選択する。 ② TC/UB/CLOCKメニュー画面のTIME/DATE項目を選択す る。 2. TIME/DATEメニュー画面を設定します。 ● DISPLAY項目 : 日付・時刻表示の有無を設定しま す。 表示する場合はONに設定します。 メモ ● テープに記録した日付・時刻を表示する場合は、DATE REC項目をOFFに設定してください。 DATE REC項目 がBARSまたはBARS+CAMに設定時は、 この項目を ONに設定してもテープに記録した日付・時刻は表示さ れません。 ● DISPLAY MODE項目: 日付・時刻表示する映像出力モード を設定します。 BARS : 側面部のO U T P U T スイッチが BARSのとき表示 CAM : 側面部のO U T P U T スイッチが CAMのとき表示 BARS+CAM : 常に表示 ● DISPLAY STYLE : 日付・時刻表示スタイルを設定します。 DATE + TIME : 日付と時刻を表示 DATE : 日付のみ表示 TIME : 時刻のみ表示 ■各動作モードでの日付・時刻表示 カメラモード時 : 内蔵時計の日付・時刻を表示 VTR再生モード時 : テープに記録されている日付・時刻を表示 (DATE REC項目をOFFに設定時のみ) VTR停止モード時 : 最後に読み取った日付・時刻の値を表示 DV信号入力時 : DV端子からの日付・時刻を表示 日付・時刻データを記録する場合 TIME/DATEメニュー画面 ––– TIME/DATE ––– DISPLAY ON DISPLAY MODE BARS+CAM DATE REC BARS+CAM DISPLAY STYLE DATE+TIME DATE STYLE YY/MM/DD TIME STYLE 24HOUR SEC DISPLAY ON CLOCK ADJUST.. PAGE BACK 撮影時、 日付・時刻データを記録する場合は、 下記のメニュー項目を設 定します。 ● TIME/DATEメニュー画面のDATE REC項目を BARS または BARS+CAM にすると画面サイズは4:3に固定されます。 ■TIME/DATEメニュー画面の設定 ● DISPLAY項目 : ONに設定します。 ● DATE REC項目: 日付・時刻データを記録する映像モードを選 択します。 BARS : カラーバー出力時のみ日付・時刻データを記 録します。 BARS+CAM: カラーバーおよびカメラ映像出力時、日付・ 時刻データを記録します。 OFF : 日付・時刻データは記録しません。 メモ 記録中、DATE RECの項目は設定できません。 43 第5章 準備操作 5-5 内蔵電池の充電 日付・時刻やタイムコードデータは内蔵の充電式電池を使って保存させています。 内蔵電池は、本機に電源が接続されている場合、 常に充電されますが、 本機から電源を外した場合、 徐々に放電します。3ヶ月近く使 用しないと完全に放電してしまい、設定した日付・時刻やタイムコードデータはリセットされます。 内蔵電池を充電してから、日付・時刻やタイムコードを設定してください。 ただし、内蔵電池が充電されていなくても、日付・時刻やタイムコードを記録しないのであれば、本機を使用することができます。 ■充電方法 ACコンセント AA-P250 DCケーブル PHONES DV REAR AUDIO IN TALLY DC IN DC OUT ACパワーアダプター 1. 2. 3. 別売のACアダプターAA-P250を本機とACコンセントに接続するかまたは、充電したバッテリーを本機に取り付けます。 本機のPOWERスイッチをONまたはOFFに設定します。 (どちらの設定でも充電します。) 約4時間そのままの状態で放置します。 ● 内蔵電池は約4時間の充電で約3ヶ月間もちます。 44 第6章 収録前の設定と準備 6-1 カメラの設定 1. 電源 ① 十分に充電されたバッテリーを本機後面のバッテリー ケースに入れます。バッテリーを使用しない場合は、本 機後面のD C I N 端子にA C パワーアダプター(A A P250)からDC12Vを供給します。 3. OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER 2 POWERスイッチを STATUS LCD BRIGHT ON にします。 DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L CH-1 CH-2 MODE STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON FRONT REAR LOLUX VTR CAM 1. VTR OFF MODE PRST A B OFF ON ON WHT.BAL WHT .BAL AUT UTOKNEE OKNEE OUTPUT BARS CAM A. MODEスイッチ:カメラモード(CAMインジケーター を点灯させます。 ) B. [GAIN]感度選択:L位置(0 dB) C. [OUT PUT]スイッチ:CAM-AUTO KNEE OFF D. [WHT. BAL]ホワイトバランス:AあるいはB VTR POWER GAIN 2. スイッチを設定します。 OFF 2. HM L PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL CAMイン ジケータ 3. レンズのアイリスモードスイッチを A(オートアイリス 側)に設定します。 4. 色温度変換フィルターつまみでフィルターを選択します。 B C D A 1 FILTER 3200K 使用する場所 室内および暗い屋外 2 5600K+1/8ND 良く晴れた屋外 3 5600K 屋外 4 5600K+1/64ND 良く晴れた屋外 5. SHUTTERダイアルでシャッタースピードをOFF(1/60) にします。 4. 5. VF OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR AUDIO LEVELE CH-1 5 6-2 画面サイズ(4:3 / LETTER)モードの選択 記録映像の画面サイズをCAMERA OPERATIONメニュー画面のASPECT RATIO項目で選択できます。☞ 71ページ ● 標準画面で記録する場合はASPECT RATIO項目を4:3に設定します。 ● ASPECT RATIO項目をLETTERに設定すると、 上下をカットしたアスペクト比16:9の画面で記録します。 この場合、ビューファインダー画面や液晶画面は上下をカットしたアスペクト比16:9の画面になります。 メモ ● LCD/VF(1/2) メニュー画面のSAFETY ZONE項目で、標準画面および16:9画面のセーフティーゾーンをビューファイ ンダーや液晶画面に表示させることができます。☞ 75ページ ● ASPECT RATIO項目をLETTERに設定時、Y/C OUT端子から16:9画面判別用ID信号が出力されます。 ● TIME/DATEメニュー画面のDATE REC項目を BARS または BARS+CAM にすると、画面サイズは4:3に固定されま す。 45 第6章 収録前の設定と準備 6-3 ビューファインダーの調整 2. 1. ビューファインダーの位置および角度を調整します。 2. ビューファインダーの視度調整 1. アイピースフォーカスリングを回すことによってビュー ファインダー画面の画像がはっきりと見えるようにします。 アイピース 1. アイピースフォーカス リング 1. 3. 3. コントラスト ブライトネス 3. 明るさとコントラストの調整 周囲の明るさが変わったときなど、画面を見ながらビュー ファインダーの明るさ、 コントラストをBRIGHT,CONTボ リュームで調整します。 メモ ビューファインダーの画面サイズはCAMERA OPERATIONメニュー画面のASPECT RATIO項目の選択で変り ます。 (4:3またはLETTER) 6-4 外部モニターの調整 カメラに内蔵されたカラーバー信号をモニターに映し、カ ラー・コントラスト・輝度の調整を行ないます。 PUSH カラービデオ モニター 1. カラービデオモニターを本機のMONITOR OUTに接続し ます。 2. カラーバー/カメラ/オートニー切換スイッチをBARSに 1. し、カラーバー信号 (SMTPE準拠カラーバー)を出力させ ます。 3. カラーバーを表示させたまま、モニターのBLUE CHECK をONにします。 画面が青単色モードになり、カラーバーが青の縞になりま す。 LINE OUT CH-1 Y/C OUT MONITOR OUT 3.~8. CH-2 4. モニターのCHROMA調整ボリュームを回し、カラーバー 2. のqとi、uと!4が同じ明るさになる様に調整します。 5. BLUE CHECKがON状態のまま、モニターのPHASE調整 ボリュームを回し、 カラーバーのeと!0、tと!2が同じ明る さになるように調整します。 POWER ON 6. PHASE調整でカラーバーのqとi、uと!4の明るさが異 VTR OFF なった場合には、クロマ調整4.から繰り返し行なってくだ さい。 7. モニターのBLUE CHECKをOFFにし、通常画面(R. G. B が全て現われる)にもどします。 8. モニターのブライト調整ボリュームでカラーバーの!8と!9 ■SMTPE準拠カラーバー が消え@0が見えるように調整します。 白 黄 シ ア ン 緑 マ ゼ ン ダ 赤 青 q w e r t y u 青 黒 マゼンダ 黒 シアン 黒 白 i o !0 !1 !2 !3 !4 46 黒 白 黒 !5 !6 !7 !8 !9 @0 @1 第6章 収録前の設定と準備 6-5 バックフォーカスの調整 3 4,6 はじめてレンズを取り付けたとき、ズーム操作で望遠・広角の 両方でピントが合わないときには、 レンズのバックフォーカス を調整します。 5 被写体をカメラから3m以上はなれた位置におきます。 被写体はジーメンスターチャートが最適です。 RET 1. レンズのアイリスモードスイッチをM(手動)にします。 2. ズームモードスイッチをM(手動)にします。 3. アイリスリングを回し開放にします。 M A W T 適正な映像レベルが得られるように照明を調整します。 MACRO 1 4. ズームレバーを回してレンズを最大望遠位置にします。 5. フォーカスリングを回して被写体にピントを合わせます。 6. レンズを最大広角位置にします。 7. バックフォーカスリングの固定ネジをゆるめます。 8. 同じ被写体を写してピントが一番合う位置にバックフォー カスリングを固定します。 2 7,8,10 9. 望遠と広角の両方でピントが合うようになるまで、4.〜8. を3回程度繰り返します。 10. バックフォーカスリングの固定ネジをしっかりしめます。 メモ 上記手順3.はACCU-FOCUSを使っても可能です。 ジーメンスターチャート(被写体) 47 第6章 収録前の設定と準備 6-6 ホワイトバランスの調整 光源により光の色 (色温度) が異なるため、 被写体を照らす主要な光源が変わったときは、 ホワイトバランスを再調整してください。 ご注意 色温度変換フィルターを5600K、5600K+1/8NDや5600K+1/64NDに設定した時、色温度が3200Kのハロゲンランプなどで照 らされている被写体を撮影すると、正しいホワイトバランス調整やフルオートホワイト(FAW)がとれないことがあります。この場合は 色温度変換フィルターを3200Kに切り換えてから再び、ホワイトバランス調整やフルオートホワイト(FAW)を行なってください。 ● 被写体には、金属等の強い反射光を置かないでください。正しくホワイトバランスがとれないことがあります。 ホワイトバランスの調整方法 2. 色温度変換フィルター切換用つまみ ホワイトバランスAUTO1、AUTO2と2種類の値をメモリー に記憶することができます。 ■設定方法 1.ア イ リ ス モ ー ド 1. カメラのスイッチを設定します。 スイッチ ● POWERスイッチをONにします。 ● OUTPUTスイッチをCAM-AUTO KNEEにします。 ● レンズのアイリスモードスイッチをA (自動)にします。 3. WHT.BAL スイッチ 1. OUTPUT スイッチ 5. オートホワイトバランス/ 1. POWER アキュフォーカススイッチ スイッチ 2. 照明に合わせて、色温度変換フィルターを設定します。 3. WHT.BAL切換スイッチをAあるいは、Bにします。 4. 画面の中心付近に被写体と同じ照明条件のところに白いも のを置き、ズームアップして画面に白を映します。 5. オートホワイトバランス/アキュフォーカススイッチを上 AUTO WHITE A OPERATION AUTO WHITE A OK <3200K> 起動中 結果表示 AUTO WHITE A NG:OBJECT 被写体不良 AUTO WHITE A ERROR:LOW LIGHT 光量不足 エラー表示 オートホワイト調整が正常に終了しなかった場合、 下記のよう なメッセージが約5秒間表示します。 ● NG:OBJECT (被写体不良) 被写体の白が少ない時や色温度が適正でないときなどに表 示されます。 色温度変換フィルターを変えるか、白い被写体に変更し、 再 びホワイトバランスを取り直してください。 AUTO WHITE A ERROR:OVER LIGHT ● ERROR:LOW LIGHT(光量不足) 照明が暗いときに表示されますので照明を明るくしてホワ イトバランスを取り直してください。 光量過剰 ● ERROR:OVER LIGHT(光量過剰) 照明が明るすぎる時に表示されますので照明を暗くしてホ ワイトバランスを取り直してください。 フルタイムオートホワイト(FAW)機能 照明条件の変化に応じて、 その条件に合ったホワイトバランス 値に自動調整されます。 このモードは、 新たにホワイトバランス調整をとる時間がない ときや、 照明条件の異なる場所をカメラが頻繁に出入りする場 合などに便利です。 ■設定方法 CAMERA OPERATIONメニュー画面FAW項目で設定し ます。 FAW機能をホワイトバランス切換スイッチのA, B, PRESETのうち1つのポジションに割り付けます。 ☞ 71ページ「CAMERA OPERATIONメニュー画面」 48 (AUTO WHITE)側に1回押して、指をはなします。 オートホワイト起動中は「A U T O W H I T E A , B OPERATION」とビューファインダーに表示されます。 正しくホワイトバランスがとれると概略の色温度を表示す ると共に約5秒間 「AUTO WHITE A, B OK」 と表示され ます。 ご注意 ● 被写体が一色しかない場合や白が少ないなどフルタイム オートホワイト機能の調整範囲を超えている場合は適正 なホワイトバランスがとれません。 ● FAWの精度はマニュアルホワイトバランスより劣ります。 ● FAWモードで電源を入れると、 FAWの自動調整が終了す るまで約10秒かかります。 その間は録画しないでください。 第6章 収録前の設定と準備 6-7 オーディオ入力信号の選択 OPEN EDITSEARCH MONITOR VF FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK PULL OPEN FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL MODE VTR CAM OFF ZEBRA ON PHONES SKIN AREA AUTO WHITE POWER ACCU FOCUS VTR ON DV REAR AUDIO IN TALLY VTR OFF DC IN DC OUT AUDIO LEVELE CH-1 5 REAR AUDIO IN端子 FRONT AUDIO IN端子 CH-1 AUDIO INPUTスイッチ LCD BRIGHT MONITOR SELECT CH-1 MIX CH-2 CH-1 AUDIO LEVEL AUDIO INPUT AUDIO INPUT (LINE/MIC) スイッチ 本機はオーディオ入力用として、FRONT AUDIO IN端子と REAR AUDIO IN端子を備えています。 テープには2チャンネル分の音声をデジタルPCM記録します。 チャンネル毎 (CH-1またはCH-2) に記録する音声が、 FRONT AUDIO IN端子の音声かREAR AUDIO IN端子の音声かを AUDIO INPUTスイッチで選択します。 ■CH-1チャンネル入力音声の選択 CH-1 AUDIO INPUTスイッチで選択します。 FRONT :CH-1チャンネルにFRONT AUDIO IN端子 の音声を記録します。 REAR :CH-1チャンネルにREAR AUDIO IN端子の 音声を記録します。 ■CH-2チャンネル入力音声の選択 CH-2 AUDIO INPUTスイッチで選択します。 FRONT :CH-2チャンネルにFRONT AUDIO IN端子 の音声を記録します。 REAR :CH-2チャンネルにREAR AUDIO IN端子の 音声を記録します。 REAR LINE MIC +48V DISPLAY COUNTER FRONT REAR CH-2 FRONT CH-2 AUDIO INPUTスイッチ CH-2 CH-1 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC UB TC GENE. REGEN FREE REC PRST ■FRONTオーディオ入力端子およびREARオーディオ入力端 子の選択 AUDIO INPUT端子に入力する音声をAUDIO INPUT (LINE/MIC)スイッチで選択します。 FRONT AUDIO INおよびREAR AUDIO IN端子のそれぞ れに対して設定します。 LINE : オーディオ機器などを接続するときの設定に します。 入力基準レベルは+4dBsになります。 MIC : マイク(モノラル)を使用するとき、この設定にし ます。 入力基準レベルは-60dBsになります。 +48V : +48Vの電源供給が必要なマイク(ファントムマ イク)を接続するときにこの設定にします。 ご注意 +48Vの電源供給が不要な機器を接続するときはAUDIO INPUT (LINE/MIC)スイッチが+48Vに設定されていな いことを確認してください。 機器故障の原因となります。 49 第6章 収録前の設定と準備 6-8 録音レベルの調節 LCD BRIGHT OPEN MONITOR FILTER CH-1 CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS PULL OPEN FRONT REAR 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER DISPLAY AUDIO LEVEL EDITSEARCH VF FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE POWER ACCU FOCUS VTR ON VTR OFF AUDIO LEVELE CH-1 5 C H - 1 録音レベル ボリューム CH-1録音レベルボリューム オーディオチャンネル毎に録音レベルの調節をAUTOモード にするかMANUALモードにするか、 AUDIO SELECTスイッ チで選択できます。 ● AUTO設定時 :録音レベルは固定モードになります。 録音レベルボリュームは効きません。 ● MANUAL設定時:各録音レベルボリュームで調節でき ます。 (Full Auto時は、 AUTOモードになり ます。) メモ テープに記録する基準レベルは、 AUDIO/VIDEOメニュー 画面のAUDIO REF. LEVEL項目で設定できます。 (− 20dBまたは−12dB)…CH-1、 CH-2共一緒に変わりま す。 ■前面録音レベルボリュームでの調節 前面録音レベルボリュームはCH-1チャンネルの音声に対し てのみ調節できます。 前面録音レベルボリュームを使用する場合は次のように設 定します。 ・ CH-1 AUDIO SELECTスイッチを MANUAL に設定し ます。 ・ AUDIO/VIDEOメニュー画面のCH1 FRONT VR.項目 をENABLEに設定します。 メモ 側面部オーディオ入力レベルボリュームはA U D I O / VIDEOメニュー画面のCH1 FRONT VR.の設定に関係な く働きます。 録音レベルは記録、 記録ポーズ、 停止モード時、 手動で調節でき ます。 1. 録音レベルを手動で調節したいチャンネルのAUDIO SELECTスイッチをMANUAL側に設定します。 2. 該当する録音レベルボリュームを回して調節します。 ● 大 きな 音 が 入っ た場 合 、レベ ル メ ータ ーの ピークが −3dBを超えない様、 調節します。 50 CH-1 AUDIO SELECT スイッチ CH-2 AUDIO SELECTスイッチ CH-2録音レベルボリューム ■ 前面録音レベルボリュームの使い方 q前面録音レベルボリュームを最大(10) 位置にします。 wはじめに、 側面部CH-1録音レベルボリュームで録音レベ ルを調節します。 e収録時、大きな音が入った場合、前面録音レベルボリュー ムで録音レベルを下げます。 ビューファインダーステータス1モード 00:00:00:00 20min FIL1 F5.6 STBY FAS –3dB FAW I SD B 48K 12.2V 01/02/03 AM01:23:45 オーディオレベル 表示レベル(目安) —∞ —26 —20 —15 —11 —7 —3 0dB OVER ご注意 ● AUDIO INPUT LINE/MICスイッチを MIC に設定し た場合、 AUDIO INPUT端子にマイクロホンが接続され ている事を確認してください。マイクロホンが接続され ていない状態で、 録音レベルを上げると、 入力端子からの ノイズがテープに記録されることがあります。AUDIO INPUT端子にマイクロホンを接続しない場合はAUDIO INPUT LINE/MICスイッチを LINE に設定するか録音 レベルボリュームを絞ってください。 ● Full Auto時は、 前面および側面の録音レベルボリューム での調整はできません。 第6章 収録前の設定と準備 6-9 記録時の音声モニターについて MONITOR SELECTスイッチ LCD BRIGHT MONITOR SELECT CH-1 MIX CH-2 CH-1 OPEN AUDIO LEVEL CH-2 AUDIO INPUT FRONT EDITSEARCH MONITOR REAR LINE MIC +48V FILTER DISPLAY COUNTER FRONT REAR CH-2 CH-1 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC UB TC GENE. REGEN FREE REC PRST 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L PULL OPEN FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR OFF PHONES端子 MONITORボリューム モニタースピーカー 記録、 記録ポーズまたはストップモード時入力される音声をモ ニタースピーカーまたはイヤホンで確認できます。 ● PHONES端子を使用するとモニタースピーカーは出力しま せん。 ● オーディオモニターするチャンネルをMONITOR SELECT スイッチで選択します。 CH-1: CH-1チャンネルに入力する音声を出力しま す。 MIX: CH-1とCH-2チャンネルに入力する音声を ミックスして出力します。 CH-2: CH-2チャンネルに入力する音声を出力しま す。 メモ ステレオタイプのイヤホンジャック接続時、 ステレオ音声 を出力させる場合は、次のように設定します。 ● MONITOR SELECTスイッチをMIXに設定します。 ● AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MONITOR 項目をSTEREOに設定します。 ● AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO MONITOR 項目が STEREO 設定時、モニタースピーカーから はCH-1の音声のみ出力します。 ● MONITORボリュームでモニター音声の音量を調節します。 ● 本機が異常があった場合、アラーム音を出力します。 テープが終了したときやバッテリーが容量不足のときもア ラーム音を出力します。 アラーム音の音量はO T H E R S(2 / 2 )メニュー画面の ALARM VR LEVEL項目で設定できます。 (OFF/LOW/ MIDDLE/HIGH) ※音声モニターレベルを上げすぎると、 カメラマイクとハ ウリングを起こすことがありますのでご注意ください。 51 第7章 記録のしかた 7-1 基本的な記録のしかた 3. OPENつまみ 1. POWERスイッチをONにします。 ● 本機に電源が入ります。 2. CAMインジケーターが点灯します。 CAMインジケーターが点灯時、 本機はカメラモードになり ます。 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT 3. 上面部にあるOPENつまみをスライドさせ、カセットカ DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L POWER ON PULL OPEN FRONT REAR LOLUX CH-1 CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL MODE STRETCH NORMAL COMPRESS VTR CAM バーを開きます。 4. カセット挿入口にカセットテープを挿入します。 VTR OFF ● カセット背面のスイッチが REC 側になっている事を確 認して、カセットテープを正しく入れてください。 MODE カセットを挿入すると、テープがローディングされ記録 ポーズ状態となります。 VTR POWER ON CAM VTR OFF ● カセットカバーを静かに閉じます。 2. メモ ● カセットテープはDVカセットまたはMiniDVカセッ トを使用してください。 (本機でDVCAMカセットを 使用して記録した場合、 DVCAMカセットに表示され ている時間より長く記録できます。 記録時間について は液晶画面やビューファインダーに表示されるテー プ残量表示を目安にしてください。) 1. 7, 8, 9, EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS MENU AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L 6.フォーカスリング LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR ● ローディング後、および電源ON/OFF時内蔵ヘッド クリーナーの動作音がしますが、異常ではありませ ん。 CAM VTR OFF 6.ズームリング 7. 8. 9. VTRトリガーボタン ● カセットカバーを閉じてから、 記録を受け付けるまで 約10秒程かかります。 5. カメラ部の設定やホワイトバランス調整をおこないます。 ☞ 45ページ「カメラの設定」 ☞ 48ページ「ホワイトバランスの調整」 6. カメラを被写体に向け、レンズのズームレバーとフォーカ スリングで画角と焦点を決めます。 7. 収録を始める。 本機またはレンズのVTRトリガーボタンを押します。 収録を始めます。 収録を始めると本機後面部のバックタリーランプ、ビュー ファインダー前面のタリーランプが赤色に点灯し、ビュー ファインダー内のREC表示ランプが緑色に点灯します。 メモ 本機後面部バックタリーランプやビューファインダー のタリーランプの点灯状態はOTHERS (2/2) メニュー 画面のBACK TALLYやFRONT TALLY項目の設定に よって変わります。 8. タリーランプ OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR AUDIO LEVELE CH-1 5 7. 8. 9. VTRトリガーボタン 52 第7章 記録のしかた 8. 収録を中断する。 REC BATT 本機またはレンズのVTRトリガーボタンを押します。 タリーランプやREC表示ランプが消灯し、 撮影スタンバイ 状態になります。 VTRトリガーボタンを押すと、本機は約2秒程度テープを 巻き戻し、撮影スタンバイ状態になります。 (バックスペー ス動作) 7.8 ALARM 9. 収録を再開する。 本機またはレンズのVTRトリガーボタンを押します。 収録を再開します。 10. 収録を終わる。 8 タリーランプ 7. 8. 9. VTRトリガーボタン VTRトリガーボタンを押して、撮影スタンバイ状態にして 次の操作をします。 ■ カセットテープを取り出す場合 ① OPENつまみをスライドさせ、 カセットカバーを開き ます。 ② EJECTボタンを押して、カセットテープを取り出し ます。 ■ 電源を切る場合 POWERスイッチをOFFにします。 長時間使用しない場合は、バッテリーパックを取り出し てください。 クイックレコスタート(QUICK REC START)モードについて カセットを挿入してすぐに、VTRトリガーボタンを押 すと、クイックレコスタートモードとなり、記録の立ち 上がりを早くできます。 ただし、 テープの途中から記録をおこなった場合、前の 映像とは継らずブランク部分が生じます。 また、 タイムコードも連続しません。 (一部重複すること もあります。) 7.8. タリーランプ OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR AUDIO LEVELE CH-1 5 7. 8. 9. VTRトリガーボタン ご注意 ● TAPE ENDになると自動的に停止します。停止状態を3分続けるとテープ保護モードになります。 ☞ 80ページ「OTHERS(1/2)メニュー画面のLONG PAUSE TIME」 ● VTRトリガーボタンを連打したり、 押した直後にPOWERスイッチを動かすと、ビューファインダーのREC表示ランプが点 滅して記録を受け付けないことがあります。 この場合はPOWERスイッチをOFFにし、5秒以上時間をおいて再度立ち上げてください。 ● 収録中、POWERスイッチやDC電源をOFFにしたりバッテリーパックを取り出すとつなぎが保証できません。 ● 大切な記録のときは事前に試し撮りを行って、正常に記録できている事を確認してください。 ● 録画中にレンズのアイリスが急激に変化したり、マニュアルでアイリスを激しく動かしたりすると、レンズのアイリス音を マイクロホンでひろう場合があります。 音声を気にされる場合は別売りのマイクロホンでレンズからマイクロホンを遠ざけ てご使用になるか、アイリスを急激に変化させないでご使用ください。 53 第7章 記録のしかた 7-2 撮影した場面を探す(エディトサーチ) 撮影スタンバイモード時、撮影した場面を見たり、次に撮影を続けたい場面を探すことができます。 EDITSEARCH EDIT SEARCH +ボタン OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL PULL OPEN ATUS EDIT SEARCH −ボタン VTR OFF エディトサーチ時の画面表示 撮影スタンバイモードにします。 エディトサーチ時、 液晶画面やビューファインダー画面のVTR モード表示はED.FWDまたはED.REVと表示します。 (ステー タス1画面表示時) ■フォワード方向にテープを送る場合 00:00:00:00 20min FAS –3dB FAW I SD FIL1 B F5.6 48K 12.2V ED.FWD 01/02/03 AM01:23:45 ED.FWD:フォワードサーチ ED.REV:リバースサーチ 54 1. EDIT SEARCH+ボタンを押します。ボタンを押している 間、 1倍速で再生します。 2. EDIT SEARCH+ボタンを離すと、撮影スタンバイモード に戻ります。 ■リバース方向にテープを戻す場合 1. EDIT SEARCH−ボタンを押します。ボタンを押している 間−1倍速で逆再生します。 2. EDIT SEARCH−ボタンを離すと、撮影スタンバイモード に戻ります。 メモ ● サーチ中は画面にブロックノイズが出たり、 画像がフ リーズする場合があります。 第7章 記録のしかた 7-3 撮影スタンバイで放置した場合 テープ保護モードになる時間の設定 撮影スタンバイモードからテープ保護モードに入る時間は、 OTHERS (1/2) メニュー画面のLONG PAUSE TIME項目で 30分または3分に設定することができます。 00:00:00:00 20min 撮影スタンバイモードを約30分間続けると、本機はテープ保 護のため、自動的にドラムの回転が停止します。 (テープ保護 モード) ● テープ保護モード時、 液晶画面またはビューファインダー画 面のVTRモード表示はSTOPと表示します。 (ステータス1 画面) ■テープ保護モード時、 記録したい場合はVTRトリガーボタン を押します。 ● ドラムが回転を始め、 約3秒後記録を始めます。 ■テープ保護モードから撮影スタンバイモードにもどす場合 は、RETボタンを押してください。 STOP 48K 01/02/03 AM01:23:45 VTRモード表示 7-4 撮影スタンバイ時、記録内容を確認する(録画チェック機能) 1 RETボタン 録画チェック機能はスタンバイモード時のみ有効です。 スタンバイ時、記録内容の最後の部分を約5秒間再生します。 ● 液晶画面、ビューファインダーまたはMONITOR OUT端子 やYC OUT端子に接続したモニターで記録内容を確認でき ます。 ● 液晶画面、ビューファインダー、MONITOR OUT端子やYC OUT端子からの映像はVTRを通した映像になります。 1. スタンバイ状態時、カメラレンズ部のRETボタンを押しま す。 ・ テープを巻き戻し、その部分を約5秒間、再生します。 再生後、 RETボタンを押したテープ位置でスタンバイ状 態にもどります。 ■RETボタンを押し続けると、最大15秒まで巻き戻して再生 します。 ・ 再生中にVTRトリガーボタンを押すとREC予約ができま す。再生後、記録モードに入ります。 ※VTRが停止モード時、この機能は動作しません。 ※録画チェック時、ヘッド目詰まりなどによりエラーレー トが悪化した場合、次の様な表示をします。 ・ 液 晶 画面 や ビ ュ ーフ ァ イ ンダ ー 画 面 に H E A D CLEANING REQUIRED! 表示 (ステータス0、 1、 3画 面表示時) 55 第7章 記録のしかた 7-5 HEADER REC 機能 STOPボタンを押しながらVTRトリガーボタンを押すと、 テープ頭部分に、最初に内蔵信号発生器のカラーバー映像とテスト音声 (1 kHz正弦波)、 次にブラック映像信号とミュート音声信号を前もって指定した時間だけ記録します。記録を終了すると、撮影スタ ンバイモードになります。 撮影スタンバイ位置でのタイムコード値は、 前もって指定したタイムコードとなります。 (HEADER REC 機能) ● HEADER REC機能を有効にするかの設定およびHEADER RECの実行時間やHEADER RECを終了し撮影スタンバイモード になったときのタイムコード設定などHEADER REC機能に関する設定は、HEADER RECメニュー画面でおこないます。 ● HEADER REC機能は、次の状態のときに実行します。 MODEスイッチ:CAMモード 撮影スタンバイまたは停止モード時 テープ頭 撮影スタンバイモード HEADER REC (例)30秒 通常記録 (例)30秒 カラーバー映像信号 テスト音声(1 kHz) (設定範囲: 0〜99秒) ブラック映像信号 ミュート音声(音声なし) (設定範囲: 0〜99秒) タイムコード、ユーザズビット記録 タイムコード: HEADER RECメニュー画面で 設定した値―HEADER RECの 時間 (例)23:59:00 タイムコード、ユーザズビット記録 ユーザズビット: HEADER RECメニュー画 面のUB DATA項目で設定し た値 タイムコード: HEADER RECメニュー 画面で設定した値 (例)00:00:00:00 ユーザズビット: TC/UB/CLOCKメ ニュー画面のUB PRESET項目で設定した値 ■HEADER RECメニュー画面の内容 項 TC/UB/CLOCKメニュー画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL UB REC ON DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK 目 START KEY 内 容 STOP+VTR : HEADER REC機能をONにするとき、 この設定にしま DISABLE : す。 HEADER REC機能を動作させないとき、 この設定にし ます。 TC DATA HEADER RECを終了し、 撮影スタンバイモードになったときのタイム コード値を設定します。 ● TC GENEスイッチがPRESET RECまたはREGEN時、 次ぎの通常 記録開始のタイムコード値は、 この項目で設定した値となります。 ● フレームモードは、TC/UB/CLOCKメニュー画面のDROP/NON DROP項目の設定に従がいます。 ※ 撮影スタンバイモードになったときのタイムコード値は、 この設定値 に対して数フレームズレることがあります。 TC CLEAR TC DATA項目の設定値をクリアするとき、EXECUTEを選択します。 UB DATA HEADER REC部分のユーザズビットを設定します。 ● 通常記録部分のユーザズビットは、 TC/UB/CLOCKメニュー画面で UB CLEAR BARS TIME UB DATA項目の設定値をクリアするとき、EXECUTEを選択します。 カラーバー映像信号とテスト音声(1 kHz) を記録する時間を設定しま HEADER RECメニュー画面 ––– HEADER REC ––– START KEY STOP+VTR TC DATA 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB DATA 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL BARS TIME 30SEC BLACK TIME 30SEC PAGE BACK 56 設定します。 す。 [設定範囲:0〜99秒] BLACK TIME ブラック映像信号とミュート音声信号を記録する時間を設定します。 [設 定範囲: 0〜99秒] PAGE BACK SHUTTERダイヤルを押すと、 TC/UB/CLOCKメニュー画面にもどり ます。 第7章 ■HEADER RECメニュー画面の設定方法 HEADER RECメニュー画面 ––– HEADER REC ––– START KEY STOP+VTR TC DATA 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB DATA 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL BARS TIME 30SEC BLACK TIME 30SEC PAGE BACK カーソル 項目 設定値 記録のしかた 1. HEADER RECメニュー画面を表示させる。 STATUSボタンを1秒以上押し、TOP MENU画面を表示 させ、SHUTTERダイヤルでTC/UB/CLOCKメニュー→ HEADER RECメニューを選択し、 SHUTTERダイヤルを 押します。 2. HEADER RECメニュー画面を設定する。 ① メニュー項目を選択する。 SHUTTERダイヤルを回し、 カーソル ( ) を設定項目に 合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● 選択した項目の設定値部分が点滅します。 2 設定値を変更する SHUTTERダイヤルを回し、設定値を変更し、 SHUTTERダイヤルを押します。 ■ TC DATA項目やUB DATA項目は、 SHUTTERダイヤ ルを押すと、点滅桁が移動します。SHUTTERダイヤル を回すと、 点滅桁の値が変わります。全ての桁を設定後、 SHUTTERダイヤルを押して、 EXECUTEを点滅させも う一度、SHUTTERダイヤルを押すと、設定値が確定し ます。 3. 設定終了する場合は、STATUSボタンを押します。 HEADER REC機能を実行する ■HEADER RECメニュー画面のSTART KEY項目を STOP+VTRに設定します。 1. MODEスイッチをCAMモードにします。 HEADER REC HEADER REC中 メモ HEADER RECを途中で停止する場合は、 VTRトリガーボ タンまたは停止ボタンを押してください。 メモ ● HEADER REC中は、 HEADER RECメニュー画面を開く ことはできません。 ● カセットテープをローディング中でも、 HEADER REC動 作を受け付けます。 ● カラーバー部の日付・時刻記録は、 TIME DATEメニュー画 面のDATE REC項目の設定に従がいます。 ● ブラック映像信号時は、日付・時刻データは記録しません。 ● カラーバー部のテスト音声 (1 kHz正弦波)は、AUDIO/ VIDEOメニュー画面のTEST TONE項目の設定には関係 なく記録されます。 ● TC/UB/CLOCKメニュー画面でプリセットしたタイム コードは、 HEADER RECをおこなうと、 無効となります。 ● HEADER REC完了後のユーザズビットは、TC/UB/ CLOCKメニュー画面で設定したユーザズビット値となり ます。 ● HEADER REC完了後のタイムコード値の歩進は、TC GENE.スイッチの設置に従がいます。 FREE RUN: 歩進を続けます。 カセットを挿入し、撮影スタンバイまたは停止モードにし ます。 2. STOPボタンを押しながらVTRトリガーボタンを押しま す。 ● テープは自動的にテープ頭まで巻き戻され、テープ頭か ら、HEADER RECを開始します。 設定した時間だけHEADER RECをおこなうと、 自動的 に撮影スタンバイモードになります。 ● HEADER REC中、液晶画面やビューファインダーに HEADER REC とオンスクリーン表示します。 (点滅表 示) 3. HEADER RECを終了し、撮影スタンバイモードになった 後、VTRトリガーボタンを押すと、 通常記録を始めます。 ● TC GENEスイッチがPRESET RECまたはREGENに 設定時、 記録開始のタイムコード値は、 HEADER RECメ ニュー画面で設定したタイムコード値となります。 REC RUNまたはREGEN: REC時のみ歩進します。 ● 別売のネットワークパックKA-DV5000接続時、NETWORK PACK CONFIGメニュー画面のMPEG REC項 目をTRIGに設定した場合、 CFカードにもHEADER REC 部が記録されます。 ● CFカードにHEADER REC部を記録したくない場合は、 一度、 MPEG REC項目をOFFに設定してください。 通常記 録するとき、 MPEG REC項目をTRIGまたはSPLITに設定 してください。 ● C F カードにH E A D E R R E C 部を記録する場合は、 HEADER REC部と通常記録部のユーザズビットを同一 の値にしてください。 これは、 サムネイル管理がユーザズビット値でなされてい るため、 HEADER REC部と通常記録部の管理フォルダー が分離されてしまうためです。 57 第7章 記録のしかた 7-5 カラーバーを撮影する OUTPUTスイッチ OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT POWER DISPLAY VTR MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON FRONT REAR LOLUX CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN ON OFF CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR OFF 内蔵信号発生器のカラーバー信号 撮影スタンバイまたは撮影時、カメラ映像を出力するか、内蔵 信号発生器のカラーバーを出力するかを選択できます。 SMPTE準拠のカラーバーを出力します。 ■ カラーバーを出力する場合は、 OUTPUTスイッチをBARS 側に設定します。 白 青 黒 58 黄 黒 シ ア ン 緑 マゼンダ 黒 白 黒 マ ゼ ン ダ 赤 シアン 黒 青 白 ■ カメラ映像を出力する場合は、OUTPUTスイッチをCAM AUTO KNEE ON/OFF側に設定します。 メモ ● カラーバー出力時、オーディオ基準信号を出力するかど うかをAUDIO/VIDEOメニュー画面のTEST TONE項 目で選択できます。 ● Full Auto ON時やVTRモード時カラーバーは出力しま せん。 第8章 再生モードの使い方 8-1 再生のしかた 撮影した映像をビューファインダー、液晶画面や映像出力端子のモニターで見ることができます。 オペレーションカバー BLANK SEARCH REW STOP FF PLAY STILL OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL MODE VTR POWER ON STILLボタン PLAYボタン STOPボタン VTR CAM OFF POWERスイッチ MODEスイッチ メモ ● 本機は、次の3種類のカセットを再生できます。 ・ DVカセット ・ MiniDVカセット ・ DVCAMカセット メモ ● VTRモード時、ビューファインダー、液晶画面や映像出 力端子にカメラ映像は出力しません。 ● VTRの動作モードは、 ビューファインダーや液晶画面に 表示します。 (ステータス画面) ● LPモード記録したテープは再生できません。 00:00:00:00 20min 1. POWERスイッチをONにします。 2. 本機をVTRモードにします。 MODEスイッチを上方に押し、 VTRインジケーターを点灯 させます。 ※ カメラモードでも再生可能です。 STOPボタンを押しVTR動作モード表示をSTOP表示 にすると操作できます。 3. 記録カセットテープを正しく挿入します。 本機上面部のOPENつまみをスライドさせ、カセットカ バーを開けてから、カセットテープを挿入しカセットカ バーを閉じます。 ● カセットテープをローディングし、停止モードになりま す。 4. 本機上面部のオペレーションカバーを開きます。 オペレーションカバーは横にスライドさせて開けます。 5. PLAYボタンを押します。 ● 再生を始めます。 6. 再生を一時停止するときはSTILLボタンを押します。 ● スチル (静止画再生)モードになります。 7. 再生を再開するときは、PLAYボタンを押します。 8. 再生やスチルモードをやめるときはSTOPボタンを押しま す。 PLAY 12.2V 01/02/03 AM––:––:–– VTR動作モード表示 ● スチルや停止状態を続けると、本機は自動的にテープ保 護モードになります。 テープ保護モード:テープ保護のためドラムの回転を 止めます。 ● スチル状態時、画面にノイズが入ることがあります。 ● 再生モードの立ち上がりでオートトラッキング動作中 は、再生画にデジタルノイズが入ります。 ● 本機は手動によるトラッキング調整はできません。 ● 他機で記録したテープを再生時、 デジタルノイズが発生 することがあります。 ● ローディング後、内蔵ヘッドクリーナーの動作音がしま すが異常ではありません。 ● 日付・時刻やタイムコードはテープに記録されている データを画面に表示します。 画面表示の有無はメニュー 画面で選択できます。 日付・時刻表示 : TIME/DATEメニュー画面 タイムコード表示: LCD/VF (2/2) メニュー画面 59 第8章 再生モードの使い方 BLANK SEARCH REW STOP FF PLAY STILL OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L PULL OPEN FRONT REAR LOLUX CH-1 CH-2 MODE STRETCH NORMAL COMPRESS VTR CAM CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL FFボタン REWボタン POWER ON VTR OFF 8-2 早送り/巻戻しのしかた ■停止時、FFボタンを押すと、テープを早送りします。 REWボタンを押すとテープを巻きもどします。 ■早送りまたは巻き戻しをやめるときはSTOPボタンを押し ます。 メモ ● 早送りまたは巻き戻し時、 テープの終了付近になると、 テープ保護のため減速します。 ● 低温環境下では、 早送り、 巻き戻し時間が長くなる場合が ありますが、故障ではありません。 8-3 サーチのしかた ■ 再生またはスチル時、 FFボタンを押すと、 早送り再生します。 REWボタンを押すと巻戻し再生します。 (ボタンを押す毎に×5、 ×9、×20倍速になります。) ■通常再生モードにもどすときは、PLAYボタンを押します。 ■停止するときは、STOPボタンを押します。 メモ ● サーチ中に音声を出力する場合は、AUDIO/VIDEOメ ニュー画面のA.OUT AT SEARCH項目をONに設定し ます。 ● サーチ中、 画面にブロックノイズが出たり、 画像がフリー ズする場合があります。 8-4 ブランクサーチのしかた 記録終了点などテープのブランク部分(未記録部分) を検出し ます。 BLANK SEARCHボタン BLANK SEARCH REW STOP FF PLAY STILL 1. 停止またはスチルモードにします。 2. BLANK SEARCHボタンを押します。 ● ブランクサーチを始めます。 ステータス画面 テープのブランク部分 (未記録部分) を検出すると、 VTR モード時はスチル状態に、カメラモード時は撮影スタン バイ状態になります。 ■ブランクサーチを中止する場合は、STOPボタンを押しま す。 メモ BLANK SEARCH BSRH 12.2V 01/02/03 AM––:––:–– ブランクサーチ動作中表示 60 ● ブランクサーチ動作中、 液晶画面やビューファインダー 画面に BLANK SEARCH と表示します。 (ステータス画面表示時) ● 画像抜けを防ぐため記録終了点の約3秒手前から上書 きされます。 第8章 再生モードの使い方 8-5 CH-3、CH-4 チャンネル音声を出力する DVフォーマットはオーディオサンプリング周波数が12ビット32kHzの場合、 4チャンネルまで記録トラックを用意しています。 本機はその内、CH-1、 CH-2の2チャンネルに音声を記録しています。 (DV入力の場合は4チャンネル記録ができます。) 他機でCH-3、CH-4チャンネルに音声記録したテープを本機で再生する場合、AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO SELECT 項目を設定します。 .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS OPEN EDITSEARCH MONITOR MENU FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS AUTO IRIS FULL AUTO FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L ON STATUS ボタン FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER SHUTTERダイヤル BLACK CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR OFF VTRインジケーター 設 TOP MENU画面 ––– MENU ––– AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT 定 ■本機がVTRモードになっている事を確認します。 (VTRイン ジケーター:点灯) 1. STATUSボタンを1秒以上押して、TOP MENU画面を表 示させます。 2. SHUTTERダイヤルでAUDIO/VIDEOメニュー項目を選 択し、SHUTTERダイヤルを押します。 ● AUDIO/VIDEOメニュー画面を表示します。 3. SHUTTERダイヤルでカーソル( ) をAUDIO SELECT項 目に合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● 設定部分が点滅します。 AUDIO/VIDEOメニュー画面 ––– AUDIO/VIDEO ––– TEST TONE ON AUDIO MODE 32K A.OUT AT SEARCH ON CH1 FRONT VR ENABLE WIND CUT BOTH AUDIO REF.LEVEL –20dB AUDIO SELECT CH3/4 AUDIO MONITOR MIX SET UP 0.0% PAGE BACK 4. SHUTTERダイヤルを回して設定値を設定します。 CH1/2 : 撮影時の音声 (CH-1、 CH-2) の音声を再生しま す。 MIX : 撮影時の音声 (CH-1、CH-2)とCH-3、CH-4に アフレコした音声を同時に再生します。 CH3/4 : CH-3とCH-4にアフレコした音声を再生しま す。 5. SHUTTERダイヤルを押すと、設定値が確定します。 6. 次のいずれかの操作で通常画面にもどします。 ● STATUSボタンを押す または ● T O P M E N U 画面にもどして、E X I T項目を選択し、 SHUTTERダイヤルを押します。 メモ 本機でCH-3、CH-4チャンネルへのアフレコはできませ ん。 61 第9章 外部機器を使う 9-1 DV 端子付きビデオ機器を使う 本機とDV入出力端子(IEEE1394準拠) 付きの別のビデオ機器をDVケーブル(別売)で接続することで、デジタル信号による高画 質、高音質のダビングができます。 本機後面部 DV端子付きビデオ機器 PHONES DV REAR AUDIO IN TALLY DC IN DC OUT DV端子 DV端子 DVケーブル(VX-DV120(4P-4P), VX-DV220(4P-6P)) GY-DV5000を再生側に用いる場合 (他のビデオへダビングする) 1. DVケーブルを接続します。 2. 両方の機器の電源を入れます。 3. 本機をVTRモードにします。 MODEスイッチを上方に押して、 VTRインジケーターを点 灯させます。 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL PULL OPEN MODE VTR CAM POWER ON VTR OFF MODEスイッチ ● スチル画をダビングすると、粗い画像になります。また音声 にノイズが入ることがあります。 4. カセットテープを入れます。 本機: 記録済みカセットテープ 録画機:ダビングしたいカセットテープ 5. 本機のPLAYボタンを押して、再生を始めます。 6. 録画機で録画を始めます。 詳しくは、録画機の取扱説明書をご覧ください。 7. ダビングが終ったら 録画機の記録を停止し、 本機のSTOPボタンを押して、 再生 を停止します。 メモ ● 接続する機器の特性や仕様によっては操作方法が異なったり、 接続しても操作やデータのやりとりができない場合がありま す。 ● 画面にノイズが出たり、音声が途切れたりした場合は、DVケーブルを抜き差しするかまたはGY-DV5000の電源を再投入 して入れ直してください。 ● DV端子に接続されている機器の電源を入り切りしたり、 ビデオ入力の切り換えをおこなった場合、音声にノイズが発生する ことがあります。このような操作をおこなう場合は、本機に接続されているオーディオ機器、スピーカー等の音量 (ボリュー ム)を最小にしてください。 ● BR-DV600AのTC DUPLICATEモードを使う場合、 本機で再生するテープのフレーミングモード(Drop/Nondrop) に合 わせて、BR-DV600AのメニューNo.416[NON DROP/DROP]項目を設定してください。 62 第9章 外部機器を使う GY-DV5000を記録側に用いる場合 (他のビデオをダビングする) 1. 両方の機器の電源を入れる。 2. 本機をVTRモードにします。 MODEスイッチを上方に押して、 VTRインジケーターを点 灯させます。 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT MODE DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX CH-1 CH-2 MODE STRETCH NORMAL COMPRESS VTR CAM PULL OPEN VTR CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL CAM POWER ON VTR OFF 3. カセットテープを入れます。 本機: ダビングしたいカセットテープ 再生機:記録済みカセットテープ 4. DVケーブルを接続します。 5. 再生機を再生します。 MODEスイッチ 詳しくは、再生機の取扱説明書をご覧ください。 日付・時刻データ: 再生機から送られてくるデータを記録 タイムコード: 本機のタイムコードジェネレータで発生するデータを記録 ● 本機の液晶画面やビューファインダー画面に再生機から の再生画を表示します。 6. 本機のVTRトリガーボタンを押して、記録を始めます。 ■記録を一時停止するときは、 VTRトリガーボタンを押し ます。 ■記録を再開するときは、 VTRトリガーボタンを押します。 タイムコード 00:00:00:00 7. ダビングが終ったら 本機のVTRトリガーボタンまたはSTOPボタンを押して記 録を停止し、次に再生機の再生を停止します。 メモ 再生機によっては、再生機モードをSTILLからPLAYモー ドにした時、 本機の音声出力が一瞬出ないことがあります。 REC 01/02/03 01:23:45 日付・時刻 GY-DV5000の映像/音声をDV端子を通してバックアップ記録する 本機のカメラ映像や音声をDV端子付きビデオ機器でバックアップ記録することができます。 本機の記録動作と同時に、バックアップ機で記録動作をおこないます。 マスター機 動作 バックアップ機 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON CH-1 CH-2 MODE VTR CAM CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL PULL OPEN DVケーブル VTR OFF GY-DV5000 信号の流れ 接続 マスター機として、GY-DV5000を使用します。 マスター機とバックアップ機をDVケーブルで接続します。 設定 ■マスター機(GY-DV5000) ● カメラモードにします。 ● OTHERS(1/2)メニュー画面のDV REC TRIGGER項目 をONに設定します。 ■バックアップ機 ● DV信号入力モードに設定します。 ※ご使用の機器によっては REMOTE SELECT を設定す る必要があります。 ● BR-DV600AやBR-DV3000の場合は、バックアップレ コーディング機能をOFFにします。 ● テープを挿入しSTOPまたはREC PAUSE状態にします。 マスター機のVTRトリガーボタン操作に応じて、 バックアップ 機も記録のスタート/ストップをおこないます。 マスター機の記録/停止に合わせて、 バックアップ機も記録/ 停止動作をおこないます。 (記録開始点や終了点で本機とバックアップ機によって画像、 音声、タイムコードがズレます。) メモ ● バックアップ記録を開始すると液晶画面やビューファ インダーに TRIGGER TO DV を3秒間表示します。 ● BR-DV600AやBR-DV3000でバックアップレコー ディング機能を使用する場合、GY-DV5000のDV REC TRIGGER項目をOFFに設定してください。 ● バックアップ機にDV IN/OUT端子から入力しているタ イムコードを記録する機能(TC DUPLICATE機能)が 有る場合、その機能を使うと、マスター側と同じタイム コードデータを記録できます。 ● バックアップ機としてBR-DV600Aを使用時、 本機を エディットサーチや再生モードから記録モードにする と、 BR-DV600Aのモニター出力画面にノイズが入り ます。 (バックアップ記録は正常に記録されます。) 63 第 10 章 タイムコードの使い方 本機はSMPTE準拠のタイムコードおよびユーザーズビットを記録します。 再生または記録時、 タイムコードおよびユーザーズビッ トをビューファインダー画面や液晶画面に表示します。 ● 本機の出力端子からタイムコードデータは出力しません。 10-1 タイムコードを表示する 記録および再生時、ビューファインダー画面や液晶画面に、タ イムコードまたはユーザーズビットを表示します。 (ステータ ス画面) COUNTERスイッチ OPEN 設定 LCD BRIGHT LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 DISPLAY DISPLAY PULL OPEN MONITOR SELECT CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL CH-1 MIX CH-2 CH-1 AUDIO LEVEL AUDIO INPUT FRONT COUNTER FRONT REAR CH-2 REAR LINE MIC +48V CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC 1. LCD/VF(2/2)メニュー画面のTC/UB項目をONに設定し UB ます。 TC GENE. REGEN FREE REC ● ステータス画面にタイムコードまたはユーザーズビット データを表示します。 PRST 2. タイムコード表示かユーザーズビット表示かを側面カバー タイムコード表示 00:00:00:00 (例) タイムコード表示 0 0 : 0 0 : 0 0 : 0 0 ノンドロップフレーム(:) ドロップフレーム (.) ユーザーズビット表示 FF EE DD 20 STBY 内にあるCOUNTERスイッチで選択します。 TC : タイムコード表示 フレーミングモードによって秒とフレーム間の記号 が異なります。 (コロンまたはドット) UB : ユーザーズビット表示 01/02/03 01:23:45 ステータス1画面 10-2 タイムコードを任意にプリセットし記録する 記録時、内部タイムコードジェネレーターからのタイムコードおよびユーザーズビットのデータを記録します。 タイムコードをプリセットする場合は次のような設定をおこ ないます。 LCD BRIGHT DISPLAY OPEN MONITOR SELECT CH-1 MIX CH-2 CH-1 LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 DISPLAY PULL OPEN AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-2 AUDIO INPUT FRONT REAR LINE MIC +48V COUNTER CH-2 CH-1 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC UB TC GENE. REGEN FREE REC PRST CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC GENE.スイッチ TC/UB/CLOCKメニュー画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK ■TC GENE.スイッチ PRST RECまたはPRST FREEに設定します。 PRST REC : タイムコードジェネレーターにプリセットし たデータが記録モード時歩進します。 つなぎ部で連続したタイムコードを記録す る場合、この設定にします。 ※ ただし、つなぎの精度は±1フレームぐら いのバラツキがあります。 PRST FREE:タイムコードジェネレーターにプリセット した時点から歩進を始めます。 ■TC/UB/CLOCKメニュー画面 DROP/NON DROP項目でタイムコードジェネレーターへ のフレミングモードを選択します。 DROP : タイムコードジェネレーターの歩進のしか たをドロップフレームモードにします。 記録した時間を重視するとき、 この設定にし フレーミングモード: ます。 ノンドロップ/ドロップ設定 NON DROP: タイムコードジェネレーターの歩進のしか たをノンドロップフレームモードにします。 フレーム数を重視するとき、この設定にします。 ドロップフレーム/ノンドロップフレームモード NTSC方式では1秒間の実際のフレーム数は約29.97フレームですが、 タイムコードの処理基準となるフレーム数は30フレー ムです。 このフレーム数のズレを補正するため、 10で割り切れない正分毎に00フレームと01フレームをドロップすることで つじつまを合わせるモードをドロップモードといいます。 また、フレームをドロップせず、実時間とのズレを無視するモードをノンドロップフレームモードといいます。 64 第 10 章 タイムコードのプリセット タイムコードの使い方 タイムコードやユーザーズビットのプリセットはTC/UB/ CLOCKメニュー画面でおこないます。 1. TC/UB/CLOCKメニュー画面を表示させます。 ① STATUSボタンを1秒以上押し、 TOP MENU画面を表 示させます。 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ② SHUTTERダイヤルをまわし、 カーソル( ) をTC/UB/ CLOCKメニュー項目に合わせ、 SHUTTERダイヤルを 押します。 ● TC/UB/CLOCKメニュー画面を表示します。 POWER ON VTR OFF 2. タイムコード(時、分、秒、フレーム)を設定します。 ① SHUTTERダイヤルをまわし、 カーソル ( ) をTC PRESETに合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 SHUTTER ダイヤル STATUSボタン TOP MENU画面 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT TC/UB/CLOCKメニュー画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK ● タイムコードの1桁目が点滅します。 点滅している桁が設定できる桁です。 ② SHUTTERダイヤルを押すと、点滅桁が移動します。 ③ SHUTTERダイヤルをまわすと、 点滅桁の値が変わりま す。 SHUTTERダイヤルを上にまわすと、数値が大きく、下 にまわすと小さくなります。 ④ 上記②と③の手順を繰り返し、各桁の値を設定します。 ⑤ フレームの桁を設定後、 SHUTTERダイヤルを押しEXECUTEを点滅させ、 もう一度SHUTTERダイヤルを押 すと、設定値が確定します。 設定を取り消す場合は、 CANCELを選択し、SHUTTER ダイヤルを押します。 3. 全ての桁の設定が終わったら ● STATUSボタンを押すと、 通常画面にもどります。 または ● SHUTTERダイヤルをまわし、カーソル ( )をPAGE BACKに合わせSHUTTERダイヤルを押すと、TOP MENU画面にもどります。 タイムコード(時、分、秒、フレーム) ユーザーズビットのプリセット ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK カーソルをUBに合わす ユーザーズビットをプリセットする場合は、 TC/UB/CLOCK メニュー画面のUB PRESET項目を選択します。 設定方法は、上記タイムコードのプリセットの方法と同じで す。 ● ユーザーズビットは各桁の0〜Fの間の数字またはアルファ ベットで指定します。 ご注意 ユーザーズビットの全桁をFに指定できません。 再生時、ユーザーズビットの読み取りがオールFの場合は 不定データと判定します。 タイムコードやユーザーズビットをゼロリセットする場合 TC/UB/CLOCKメニュー画面のCLEAR項目で、 おこなえます。 (タイムコードとユーザーズビット別に) ① SHUTTERダイヤルをまわし、 カーソル( )をCLEAR項目に合わせ、 SHUTTERダイヤルを押します。 ② SHUTTERダイヤルをまわし、設定値をEXECUTEにして、SHUTTERダイヤルを押します。 65 第 10 章 タイムコードの使い方 10-3 テープに記録されているタイムコードに続けてタイムコードを記録する 本機はタイムコードリーダーも備えています。 撮影スタンバイ状態から記録モードに入るとき、 テープに記録されているタイムコー ドデータを読み取り、その値に続けてタイムコードを記録します。ユーザーズビットはテープに記録されているユーザーズビット と同じデータを記録します。 ※ただし、つなぎの精度は±1フレームぐらいのバラツキがあります。 タイムコード関連スイッチを次の様に設定して記録を始めてください。 設定 LCD BRIGHT DISPLAY OPEN MONITOR SELECT COUNTER CH-1 MIX CH-2 CH-1 LCD BRIGHT AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-1 CH-2 AUDIO LEVEL FRONT REAR CH-2 AUDIO INPUT DISPLAY FRONT REAR LINE MIC +48V PULL OPEN ■側面カバー内にあるTC GENEスイッチをREGEN側に設定 します。 CH-2 CH-1 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL TC UB TC GENE. REGEN FREE REC PRST CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ● タイムコードのフレーミングモードは自動的にテープに 記録されているモード(ドロップフレームまたはノンド ロップフレームモード)になります。 TC GENEスイッチ 10-4 タイムコードの再生 本機はタイムコードリーダーも備えています。 再生時、 テープに記録されているタイムコードやユーザーズビットデータを液晶画 面やビューファインダー画面に表示します。 (ステータス画面) 設定 再生タイムコード表示 00:00:00:00 PLAY 12.2V 01/02/03 01:23:45 ステータス画面 66 ☞ 64ページ「タイムコードを表示する」 ご注意 2H以上のタイムコードを記録したテープを民生用DVビ デオ機器で再生した場合、タイムコードを正しく再生しな い機種があります。 第 11 章 メニュー画面 11-1 メニュー画面の構成 メニュー画面は下図のように複数階層のメニュー画面で構成されています。TOP MENU画面で機能や用途に応じて、 設定したい メニュー画面を選択し、設定します。 カメラモードとVTRモードで、 メニュー画面の項目が異なります。 設定したメニュー内容は、 本機のメモリーに保存され、 電源を切っ ても保存されます。 また、 FILE MANAGEメニュー画面で、メニュー設定内容を2種類 (FILE CAM1, FILE CAM2) 本機に保存できます。ある程度固 定したメニュー設定内容を保存する場合、FILE CAM1またはCAM2に保存します。 保存したファイル(FILE CAM1またはCAM2) は、FILE MANAGEメニュー画面で読み出すことができます。 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT CAM ––– CAMERA OPERATION ––– SHUTTER STEP FAW NONE GAIN L 0dB GAIN M 18dB GAIN H ALC LOLUX GAIN 30dB SMOOTH TRANS ON SPOT L/BACK L MIDDLE ASPECT RATIO 4:3 PAGE BACK CAMERA OPERATION画面 TOP MENU画面(CAM) CAM ––– CAMERA PROCESS ––– MASTER BLACK NORMAL DETAIL NORMAL DTL.V/H BALANCE NORMAL SKIN DTL.DETECT OFF SCAN VIDEO WHITE CLIP 108% KNEE POINT 100% ADVANCED PROCESS.. PAGE BACK CAMERA PROCESS画面 ––– AUDIO/VIDEO TEST TONE AUDIO MODE A.OUT AT SEARCH CH1 FRONT VR WIND CUT AUDIO REF.LEVEL AUDIO SELECT AUDIO MONITOR SET UP PAGE BACK ––– MENU ––– AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT ––– ADVANCED PROCESS ––– CINE MODE OFF COLOR MATRIX STD GAMMA NORMAL FLARE<R> NORMAL FLARE<B> NORMAL SKIN COLOR ADJUST.. PAGE BACK ––– SKIN COLOR ADJUST ––– ADVANCED PROCESS画面 SKIN COLOR ADJUST画面 SKIN COLOR DET. SKIN COLOR RANGE PAGE BACK STOP NORMAL ––– OFF 48K ON ENABLE OFF –20dB CH1/2 MIX 0.0% AUDIO/VIDEO画面 TOP MENU画面(VTR) CAM ––– LCD/VF(1/2) ––– ZEBRA 70–80% F.NO/IRIS IND. OFF FILTER ON SAFETY ZONE ON CENTER MARK OFF NEXT PAGE PAGE BACK VTR ––– LCD/VF(2/2) ––– TAPE REMAIN ON TC/UB ON AUDIO ON LCD COLOR NORMAL LCD PEAKINGS NORMAL PAGE BACK ––– HEADER REC ––– START KEY STOP+VTR TC DATA 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB DATA 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL BARS TIME 30SEC BLACK TIME 30SEC PAGE BACK LCD/VF画面(1/2) LCD/VF画面(2/2) HEADER REC画面 ––– TC/UB/CLOCK ––– TC PRESET 00:00:00:00 EXECUTE TC CLEAR CANCEL UB PRESET 00 00 00 00 EXECUTE UB CLEAR CANCEL DROP/NON DROP DROP HEADER REC.. TIME/DATE.. PAGE BACK ––– TIME/DATE ––– DISPLAY ON DISPLAY MODE BARS+CAM DATE REC OFF DISPLAY STYLE DATE+TIME DATE STYLE YY/MM/DD TIME STYLE 24HOUR SEC DISPLAY ON CLOCK ADJUST.. PAGE BACK ––– CLOCK ADJUST ––– DATE(YY/MM/DD) 02/08/20 TIME 09:33 PAGE BACK TC/UB/CLOCK画面 ––– OTHERS(1/2) OUTPUT CHAR. NET REMOTE DV REC TRIGGER LONG PAUSE TIME REM FF/REW MODE STEP SLOW MODE NEXT PAGE PAGE BACK ––– OFF OFF OFF 30MIN FF/REW FRAME OTHERS画面 TIME/DATE画面 ––– OTHERS(2/2) ALARM VR LEVEL BATTERY TYPE FRONT TALLY BACK TALLY PAGE BACK ––– HIGH 12V BLINK BLINK DRUM HOUR 00200 CLOCK ADJUST画面 OTHERS画面 ––– FILE MANAGE ––– LOAD FILE CAM1 LOAD CANCEL STORE FILE CAM1 STORE CANCEL RESET FILE CAM1 RESET CANCEL PAGE BACK FILE MANAGE画面 67 第 11 章 メニュー画面 11-2 メニュー画面の設定方法 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 CH-2 MODE VTR CAM CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL PULL OPEN 設定は液晶画面やビューファインダー画面を見ながら設定し ます。 また、 OTHERS(1/2)メニュー画面のOUTPUT CHAR.項目 をONに設定時、 MONITOR OUT端子やY/C OUT端子に接続 したモニター画面にも、メニュー画面を表示します。 1. POWERスイッチをONにします。 2. MODEスイッチで、本機のモードを設定します。 (カメラ モードまたはVTRモード) POWER ON VTR OFF 3. STATUSボタンを1秒以上押します。 ● TOP MENU画面を表示します。 STATUSボタン SHUTTER STA 4. 設定したいメニュー画面を選択する。 SHUTTERダイヤルをまわし、 設定したいメニュー画面に カーソル( )を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● 選択したメニュー画面を表示します。 SHUTTERダイ ヤル 5. メニュー画面のメニュー項目を選択する。 MENU SHUTTERダイヤルをまわし、 設定したい項目にカーソル ( )を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● 選択したメニュー項目の設定値部分が点滅し、可変状態 になります。 カーソル メニュー画面 6. 設定値を変える。 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT TOP MENU画面 項目 設定値 ––– CAMERA OPERATION ––– SHUTTER STEP FAW PRESET GAIN L 6dB GAIN M 9dB GAIN H ALC LOLUX GAIN 30dB SMOOTH TRANS ON SPOT L/BACK L MID ASPECT RATIO 4:3 PAGE BACK CAMERA OPERATION メニュー画面 68 SHUTTERダイヤルをまわし、設定値を変え、SHUTTER ダイヤルを押します。 ● 設定値の点滅が止まり、確定します。 ■複数の項目を変更する場合は、上記5. ます。 6.の操作を繰り返し 7. TOP MENU画面にもどる。 SHUTTERダイヤルをまわし、 PAGE BACK項目にカーソ ル( )を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ■他のメニュー画面の設定を変更する場合、 上記4.〜7.の操作 をおこなってください。 ■設定内容をFILE CAM1またはCAM2に保存する場合は、 FILE MANAGEメニュー画面を選択し、 ファイルの保存操作 をおこなってください。☞ 69ページ「FILE MANAGEメ ニュー画面」 8. メニュー画面の設定を終了し、通常画面にもどる場合は、次 のいずれかの操作をします。 STATUSボタンを押す。 または TOP MENU画面のEXIT項目にカーソル ( )を合わせ、 SHUTTERダイヤルを押す。 第 11 章 メニュー画面 11-3 FILE MANAGE メニュー画面 FILE MANAGEメニュー画面は次の事がおこなえます。 ● メニュー設定内容を2種類のファイル (CAM1, CAM2)に保存します。 ある程度固定したメニュー設定内容を保存する場合、CAM1またはCAM2に保存します。 ● 保存したファイルを読み出します。 (CAM1, CAM2または現在設定状態) ● メニュー設定内容を工場出荷時設定にリセットします。 ––– FILE MANAGE ––– LOAD FILE CAM1 LOAD CANCEL STORE FILE CAM1 STORE CANCEL RESET FILE CAM1 RESET CANCEL PAGE BACK ■FILE MANAGEメニュー画面を表示させる。 TOP MENU画面のFILE MANAGE項目を選択し、 SHUTTERダイヤルを押します。 ● FILE MANAGEメニュー画面を表示します。 設定値を保存する 1. SHUTTERダイヤルをまわし、STORE FILEにカーソル ( )を合わせSHUTTERダイヤルを押します。 ● ファイル名の設定値部分が点滅します。 FILE MANAGEメニュー画面 2. SHUTTERダイヤルをまわし、保存先ファイル(CAM1ま たはCAM2)を選択しSHUTTERダイヤルを押します。 ● LOAD, STORE RESET項目をCANCELに設定すると、 各 動作は実行しません。 ● FILE MANAGE画面を終了する場合: PAGE BACKにカーソル ( ) を合わせ、 SHUTTERダイヤル を押します。 または STATUSボタンを押します。 メモ CAM1またはCAM2をリセットしても現在設定されてい る値はリセットされません。 現在設定されている値もリセットする場合は CURRENT を選択します。 3. SHUTTERダイヤルをまわし、STORE項目にカーソル( ) を合わせSHUTTERダイヤルを押します。 ● CANCELが点滅します。 4. SHUTTERダイヤルをまわし、EXECUTEを点滅させ SHUTTERダイヤルを押すと、 メニュー設定が選択した ファイル先に保存されます。。 メニュー設定のファイルを読み出す。 1. SHUTTERダイヤルをまわし、LOAD FILEにカーソル( ) を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● ファイル名の設定値部分が点滅します。 2. SHUTTERダイヤルをまわし、保存先ファイル(CAM1ま たはCAM2)を選択し、SHUTTERダイヤルを押します。 3. SHUTTERダイヤルをまわし、LOAD項目にカーソル( KA-DV5000接続時 ● 本機にKA-DV5000が接続されCFカードが装填されて いる場合、 FILM MANAGEメニュー画面で、メニュー 設定内容を2種類のファイル (EXT1、EXT2) としてCF カードに保存できます。 ● 保存したファイル (EXT1、 EXT2) は、 FILE MANAGE メニュー画面で読み出すことができます。 ● 設定方法は、設定値を保存する および メニュー設定の ファイルを読み出す の1. 〜4. と同様の手順でおこない ます。 メモ ● CFカードに保存したファイル(EXT1、 EXT2) は、本機 以外のKA-DV5000を接続したカメラから読み出して 使用できます。 ● CFカードに保存したファイル (EXT1、 EXT2) を削除す る場合は、 パソコン上でファイル削除の操作をおこなっ てください。 ) を合わせSHUTTERダイヤルを押します。 ● CANCELが点滅します。 4. SHUTTERダイヤルをまわし、EXECUTEを点滅させ SHUTTERダイヤルを押すと、 選択した保存先のメニュー 設定を読み出します。自動的に電源が切れた後、ONになり ます。 メニュー設定を工場出荷時設定にリセットする 1. SHUTTERダイヤルをまわし、RESET FILEにカーソル ( )を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● リセットするファイル名の設定値部分が点滅します。 2. SHUTTERダイヤルをまわし、リセットするファイル名を 選択し、SHUTTERダイヤルを押します。 CAM1, CAM2, CURRENT (現在設定値) 3. SHUTTERダイヤルをまわし、RESET項目にカーソル( ) を合わせ、SHUTTERダイヤルを押します。 ● CANCELが点滅します。 4. SHUTTERダイヤルをまわし、EXECUTEを点滅させ SHUTTERダイヤルを押すと、 設定値がリセットされます。 自動的に電源が切れた後、ONになります。 69 第 11 章 メニュー画面 11-4 TOP MENU 画面 カメラモードとVTRモードによって、 表示するメニュー画面が異なります。 VTRモード時、CAMERA OPERATIONおよびCAMERA PROCESSメニュー画面は表示しません。 項 目 機 能 可 変 値 初期設定値 CAMERA OPERATION カメラ撮影時の操作モードを設定するためメニュー画面を表示します。 ・この項目は、 カメラモード時のみ表示します。 ─ ─ CAMERA PROCESS カメラ映像の画質調整に関するメニュー画面を表示します。 CAMERA PROCESSメニュー画面を介して、 ADVANCED PROCESSメニュー ─ ─ 画面やSKIN COLOR ADJUST画面を表示します。 ・この項目は、 カメラモード時のみ表示します。 AUDIO/VIDEO 音声や映像に関するメニュー画面を表示します。 ─ ─ LCD/VF 液晶画面やビューファインダー画面へのキャラクター表示の選択や液晶画面の画 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ CANCEL EXECUTE CANCEL ─ ─ 質調整に関するメニュー画面を表示します。 2画面で構成されています。 TC/UB/ タイムコード、 ユーザーズビットや日付・時刻を設定するためのメニュー画面を表 CLOCK 示します。 日付・時刻は記録方法や表示スタイルなどを設定します。 TC/UB/CLOCKメニュー画面を介して、TIME/DATEメニュー画面やCLOCK ADJUST画面を表示します。 OTHERS その他の機能に関する設定やアワーメーター表示をするためのメニュー画面を表 示します。 2画面で構成されています。 FILE MANAGE FILE MANAGEメニュー画面を表示します。 メニュー画面の設定内容をファイル (FILE CAM1またはCAM2) として本機に保 存したり、 保存したファイルのメニュー画面の設定を読み出します。 また、 メニュー 設定内容を初期設定値にリセットすることもできます。 (ファイル毎) ☞ 69ページ 「FILE MANAGEメニュー画面」 MENU ALL RESET メニュー画面の設定を初期設定値にリセットするかどうかを選択します。 リセット動作をおこなうと、 自動的に電源が切れた後、 ONになります。 カメラモー ドおよびVTRモードのメニュー設定がリセットされます。 CANCEL:リセットしません。 EXECUTE:リセットします。 EXIT 70 カーソルがこの位置にあるとき、 SHUTTERダイヤルを押すと、 通常画面に戻りま す。 第 11 章 メニュー画面 11-5 CAMERA OPERATION メニュー画面 CAMERA OPERATIONメニュー画面は、カメラモード時のみ表示します。 項 目 SHUTTER 機 能 可 変 値 初期設定値 STEP VARIABLE STEP FAW(フルタイムオートホワイトバランス) の機能を13ページホワイトバラン NONE NONE ス選択スイッチ!5のどのポジションに割り付けるかを設定します。 NONE : FAW機能なし A B A : AポジションにFAWを割り付けます。 PRESET B PRESET : BポジションにFAWを割り付けます。 : PRESETポジションにFAWを割り付けます。 右側面部のシャッターつまみで可変する値を固定値 (STEP) かコンピューター モニターなどを撮影する時に使用するV.SCANを設定します。 STEP : 固定値でシャッタースピードを切り換えます。 〔可変値:1/7.5, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/250, 1/ 500, 1/1000, 1/2000, 1/4000, 1/10000〕 VARIABLE : コンピューターモニターなどを撮影する時などに設定します。 〔可変値:60.1〜2084.6Hz〕 FAW GAIN L GAIN M 13ページ感度選択スイッチ!3の各ポジションにゲインの値を設定します。 GAIN H LOLUX GAIN LOLUXモード時のゲインアップ値を設定します。 (SS:シャッタースピード1/30) −3dB 0dB 12dB 15dB L: 0dB M: 6dB 3dB 18dB H: 9dB 6dB 9dB ALC 24dB 24dB+SS 30dB 30dB 30dB+SS 36dB 36dB+SS SMOOTH 13ページ感度選択スイッチ!3、ホワイトバランス選択スイッチ!5等を切換えたと ON TRANS き、急激な変化をやめ徐々に変化させる機能です。ただしロラックスボタン、FAS OFF OFF ボタンおよびALCに設定した感度選択スイッチを切換えたときは働きません。 ON : スムーストランス機能を動作させる。 OFF : スムーストランス機能を動作させない。 SPOT L/ AUTO IRISスイッチをBACK LまたはSPOT Lに設定時のオートアイリスレベ LOW BACK L ルの効かせ具合を設定します。 MIDDLE LOW MIDDLE : アイリスの効かせ具合を弱めます。 : 標準状態より、 アイリスを約1絞り開閉します。 HIGH HIGH : アイリスの効かせ具合を強めます。 ASPECT 記録映像信号の画面サイズを設定します。 4:3 RATIO 4:3 : アスペクト比4:3の映像が出力されます。 LETTER LETTER : 映像の上下をカットしたLETTER BOX(アスペクト比16:9) の映像が出力されます。 MIDDLE 4:3 ● TIME/DATEメニュー画面のDATE REC項目をBARSまたはBARS+CAM にすると、 画面サイズは4:3に固定されます。 ● ASPECT RATIO項目をLETTERに設定時、Y/C OUT端子から16:9画面判 別用ID信号を出力します。 PAGE BACK カーソルがこの位置にある時、SHUTTERダイヤルを押すとTOP MENU画面に ─ ─ もどります。 71 第 11 章 メニュー画面 11-6 CAMERA PROCESS メニュー画面 CAMERA PROCESSメニュー画面は、カメラモード時のみ表示します。 目 機 能 MASTER 黒の基準となるぺデスタルレベル (マスターブラック)の調整を行ないます。 BLACK ・ペデスタルを上げる ・・・・・・・ 数を大きくする (UP) ・ペデスタルを下げる ・・・・・・・ 数を小さくする (DOWN) 可 変 値 MAX (10) 初期設定値 NORMAL 9 〜 項 〜 NORMAL (0) −9 MIN(−10) ・輪郭をソフトにする ・・・・・・・ 数を小さくする (DOWN) NORMAL 9 LOLUX ONのときは、FIX と表示され設定できません。 輪郭 (ディテール) の強調を水平方向 (H) と垂直方向 (V) のどちら側により強くかけ るか設定します。 H方向に強くかける ・・・・・・・・ 数を大きく (UP) −9 MIN (−10) H-MAX (5) 4 NORMAL NORMAL (0) 〜 V方向に強くかける ・・・・・・・・ 数を小さく (DOWN) 〜 NORMAL (0) ご注意 DTL. V/H BALANCE MAX (10) 〜 輪郭(ディテール)強調レベルの調整を行ないます。 ・輪郭をシャープにする ・・・・・ 数を大きくする (UP) 〜 DETAIL ご注意 LOLUX ONのときは、FIX と表示され設定できません。 −4 H-MIN (−5) SKIN DTL スキンディテール機能のON/OFFを設定します。 ON DETECT ON OFF OFF : スキンディテールが機能します。 : スキンディテールが機能しません。 OFF ☞ 89ページ 「スキンディテール機能を使う」 SCAN 垂直解像度を上げます。 VIDEO ・VIDEO FRAME MODE : 垂直解像度380本 VIDEO ・FRAME MODE : 垂直解像度450本 ご注意 FRAME MODEでは、 被写体の色温度によっては明るい部分に色が付くことが あります。 WHITE CLIP 輝度レベルの大きい入力映像信号に対して、 ホワイトクリップさせるポイントを設 108% 定します。 108% 100% : 輝度レベルが108%のポイントでホワイトクリップさせます。 100% : 108% 輝度レベルが100%のポイントでホワイトクリップさせます。 108%に設定しても、 画面が白すぎる場合、 100%に設定します。 KNEE POINT オートニー機能がOFF時のニーポイント (輝度レベル) を設定します。 100% 100% 96% 92% 88% 84% 80% ADVANCED PROCESS ADVANCED PRECESS画面を呼び出します。 ☞ 73ページ 「ADVANCED PROCESSメニュー画面」 ─ ─ PAGE BACK カーソルがこの位置にある時、 SHUTTERダイヤルを押すとTOP MENU画面にも どります。 ─ ─ 72 第 11 章 メニュー画面 11-7 ADVANCED PROCESS メニュー画面 項 目 機 能 可 変 値 初期設定値 ONに設定時、 映画の画面特性に近いガンマカーブになります。 OFF ON OFF COLOR MATRIX カラーマトリックス設定をおこないます。ONに設定時、 色の再現性を良くします。 ただし、ノイズが増えます。 5種類のカラーマトリックス機能を備えています。 OFF : 機能をOFFにします。 STD : 標準のカラーマトリクスにします。 WARM : 赤味をおびた色調にします。 EXTRA1〜3 : 上記以外のカラーマトリクスにします。好みに合わせて選択して ください。 OFF STD WARM EXTRA1 EXTRA2 EXTRA3 STD GAMMA ガンマカーブの選択を行ないます。 ・黒い部分の再現性がよくなります。 相対的に、 白部分の階調はなくなります。 ・・・・・・・・・・・ 数を大きく ・黒い部分の再現性はそれほど必要がない場合 ・・・・・・・・・・・ 数を小さく ご注意 MAX (5) 4 NORMAL レンズに入った光が乱反射し黒い部分に色が付くフレア現象が発生する場合、 黒レ ベルのRchの補正をおこないます。 赤味を弱くする ・・・・・ 数字を大きくする。 赤味を強くする ・・・・・ 数字を小さくする。 ご注意 LOLUX ONのときは、FIX と表示され設定できません。 FLARE<B> 〜 −4 MIN (−5) OFF MAX (10) 9 NORMAL 〜 FLARE<R> NORMAL (0) NORMAL 〜 CINE MODEがONのときは、FIX と表示され設定できません。 〜 CINE MODE −9 MIN (−10) レンズに入った光が乱反射し黒い部分に色が付くフレア現象が発生する場合、 黒レ ベルのBchの補正をおこないます。 青味を弱くする ・・・・・ 数字を大きくする。 青味を強くする ・・・・・ 数字を小さくする。 ご注意 LOLUX ONのときは、FIX と表示され設定できません。 SKIN COLOR ADJUST カーソルがこの位置にあるとき、SHUTTERダイヤルを1度押すとSKIN COLOR ADJUST画面と切り換わります。 ─ ─ PAGE BACK カーソルがこの位置にある時、SHUTTERダイヤルを押すとCAMERA PROCESSメニュー画面にもどります。 ─ ─ 11-8 SKIN COLOR ADJUST 画面 項 目 機 能 可 変 値 初期設定値 スキンディテールの機能する色を可変するときに設定します。 EXECUTE : スキンディテールを機能させる色を取り込みます。 STOP : スキンディテールを機能させる色の取り込みを止めます。 ☞ 89ページ「スキンディテール機能を使う」 STOP EXECUTE STOP SKIN COLOR RANGE SKIN COLOR DET.項目がEXECUTEに設定されている時のみ設定変更がおこ なえます。 スキンディテールが機能する肌色の範囲を調整します。 (この項目を選択すると、 ス キンディテールが機能している部分が画面上にゼブラ模様で表示します。 ) ゼブラ模様の範囲を確認しながら調整をおこなってください。 範囲を広く ・・・・・・・・・ 数字を大きくする。 範囲をせまく ・・・・・・・ 数字を小さくする。 WIDE 11 NORMAL カーソルがこの位置にある時、 SHUTTERダイヤルを押すとADVANCED PROCESSメニュー画面にもどります。 ─ PAGE BACK 〜 SKIN COLOR DET. 〜 NORMAL −11 NARROW ─ 73 第 11 章 メニュー画面 11-9 AUDIO/VIDEO メニュー画面 項 目 TEST TONE AUDIO MODE 機 能 カラーバー出力時、 オーディオ基準信号 (1kHz, −20dBFSまたは−12dBFS) を 出力するかどうかを設定します。 OFF: オーディオ基準信号を出力しません。 ON : オーディオ基準信号を出力します。 可 変 値 初期設定値 OFF ON OFF 記録時のオーディオサンプリング周波数を選択します。 32K (CH-1、 CH-2共) 48K 32K: 12ビット32kHzサンプリング周波数でデジタル記録します。 48K: 16ビット48kHzサンプリング周波数で記録します。 ※DVフォーマットは12ビット32kHzの場合、4チャンネルまで記録トラックを 用意しています。 本機はその内CH-1、 CH-2チャンネルに記録します。 本機では、 アフレコはできません。 48K A.OUT AT SEARCH サーチ中に音声を出力するかどうかを選択します。 OFF: 音声を出力しません。 ON : 音声を出力します。 OFF ON ON CH1 FRONT VR 前面部録音レベルボリュームを有効にするかどうかを選択します。 前面部録音レベ ルボリュームはCH-1チャンネルに記録されるオーディオ信号にのみ有効です。 DISABLE: 前面部録音レベルボリュームは無効となります。 ENABLE : 前面部録音レベルボリュームは有効となります。 ※側面部のCH-1録音レベルボリュームは設定とは関係なく働きます。 DISABLE ENABLE ENABLE WIND CUT オーディオ入力信号のロー (低域部) をカットするかどうかを選択します。 マイクの 風切り音を小さくしたいときなどに使用します。 OFF : ローカットしません。 FRONT: FRONT AUDIO IN端子の音声のみローカットします。 REAR : REAR AUDIO IN端子の音声のみローカットします。 BOTH : FRONTおよびREAR AUDIO IN端子の音声をローカットします。 OFF FRONT REAR BOTH OFF AUDIO REF. LEVEL テープへの基準録音レベルを設定します。 (CH-1、 CH-2共) −20dB : 基準録音レベルを−20dBとして記録します。 −12dB : 基準録音レベルを−12dBとして記録します。 記録したテープを民生用 DV機器で再生する場合、 この設定にします。 ※再生も録音時の設定でおこなってください。 ※IEEE1394信号経由の録音レベルは無関係です。 −20dB −12dB −20dB AUDIO SELECT 音声信号を4チャンネル記録したテープを再生時、 どのチャンネルの音声を出力す るかを選択します。 (VTRモード時のみ設定可) CH1/2 : CH-1とCH-2チャンネルの音声を出力します。 本機は撮影時、 CH-1とCH-2チャンネルにオーディオ記録します。 MIX : 4チャンネルすべての音声を同時に出力します。 CH3/4 : CH-3とCH-4チャンネルの音声を出力します。 CH1/2 MIX CH3/4 CH1/2 メモ 本機はCH-3とCH-4チャンネルへのアフレコ機能はありません。 AUDIO MONITOR MONITOR SELECTスイッチをMIXに設定時、 PHONES端子の音声をステレオ 音声にするかミックス音声にするかを選択します。 STEREO: ステレオ音声 (CH-1の音声がLに、CH-2の音声がRに出力) ※モニタースピーカーからはCH-1の音声のみ出力します。 MIX : ミックス音声 (CH-1とCH-2のミックス音声L、 Rに出力) STEREO MIX MIX SET UP カメラ映像、 またはVTR再生映像信号にセットアップ信号を付加するかどうかを選 択します。 ※IEEE1394信号入力時も、 セットアップ信号を選択できます。 0.0%: 記録/再生信号にセットアップ信号を付加しません。 7.5%: 記録/再生信号にセットアップ信号を付加します。 0.0% 7.5% 0.0% PAGE BACK カーソルがこの位置にある時、 SHUTTERダイヤルを押すとTOP MENU画面にも どります。 ─ ─ 74 第 11 章 メニュー画面 11-10 LCD/VF メニュー画面 LCD/VFメニュー画面は2画面で構成されています。 (1/2画面、2/2画面) ■LCD/VF(1/2)メニュー画面 LCD/VF(1/2)メニュー画面は、カメラモード時のみ設定できます。 項 目 ZEBRA 機 能 可 変 値 ゼブラ模様を表示する被写体の輝度レベルの切換を行います。 70-80% 70-80% 85-95% : 輝度レベル70-80%にゼブラ模様を表示します。 : 輝度レベル85-95%にゼブラ模様を表示します。 85-95% OVER95% OVER95% : 輝度レベル95%以上の部分にゼブラ模様を表示します。 OVER100% OVER100% : 輝度レベル100%以上の部分にゼブラ模様を表示します。 F. NO/ 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示にレンズアイリスのf値/ア OFF IRIS IND. イリスレベルマークを表示するかどうかを選択します。 (ステータス1画面) OFF : 表示しません。 F.NO F.NO+IND. F.NO 初期設定値 70-80% OFF : f値を表示します。 F.NO+IND.: f値とアイリスレベルマークを表示します。 FILTER 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示に本機のFILTERポジション を表示するかどうかを選択します。 (ステータス1画面) OFF OFF ON OFF: FILTERポジションを表示しない。 ON : FILTERポジションを表示します。 SAFETY 液晶画面やビューファインダー画面にセーフティゾーン表示の有無およびセーフ OFF ZONE ティゾーン表示の形態を選択します。 OFF : 表示しません。 NORMAL 16:9 OFF NORMAL: 4:3ゾーンを表示します。 16:9 : 16:9ゾーンを表示します。 CENTER セーフティーゾーン表示時、センターマークを表示するかどうかを設定します。 ON MARK ON : センターマークを表示します。 OFF : センターマークを表示しません。 ご注意 SAFETY ZONE項目がOFF設定時、 ― ― ―と表示し、 この項目は設定できま せん。 OFF NEXT PAGE LCD/VF(2/2)メニュー画面を表示させるとき、この位置にカーソルを合わせ、 ─ SHUTTERダイヤルを押します。 ─ PAGE BACK カーソルがこの位置にある時、 SHUTTERダイヤルを押すとTOP MENU画面にも どります。 ─ ─ ON 75 第 11 章 メニュー画面 11-10 LCD/VF メニュー画面(つづき) ■LCD/VF(2/2)メニュー画面 項 目 TAPE REMAIN 機 能 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示にテープ残量時間 (分) を表 示するかどうかを選択します。 可 変 値 初期設定値 OFF ON ON OFF ON OFF OFF OFF (カメラモード:ステータス1画面、 VTRモード:ステータス画面) OFF:表示しません。 ON:表示します。 TC/UB 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示にタイムコードやユーザー ズビットデータを表示するかどうかを選択します。 (カメラ:ステータス1画面、 VTRモード:ステータス画面) OFF:表示しません。 ON:表示します。 ※タイムコード表示かユーザーズビット表示かは、COUNTERスイッチで選択し ます。 AUDIO 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示にオーディオレベルメータ を表示するかどうかを選択します。 (カメラ:ステータス1画面、 VTRモード:ステータス画面) ON OFF:表示しません。 ON:表示します。 LCD COLOR 液晶画面の色の濃さを調節します。 MAX (5) NORMAL 〜 4 〜 NORMAL −4 MIN (−5) LCD PEAKING 液晶画面の輪郭を調節します。 MAX (5) NORMAL 〜 4 〜 NORMAL −4 MIN (−5) PAGE BACK 76 カーソルがこの位置にある時、SHUTTERダイヤルを押すと、LCD/VF(1/2)メ ニュー画面に戻ります。 ─ ─ 第 11 章 メニュー画面 11-11 TC/UB/CLOCK メニュー画面 タイムコード、ユーザーズビットおよび日付・時刻を設定します。日付・時刻はこの画面の下の階層にあるTIME/DATEメニュー画 面およびCLOCK ADJUST画面で設定します。 項 目 機 能 タイムコードをプリセットするとき、 この位置にカーソルを合わせ、 SHUTTERダ イヤルを押します。 TC PRESET 可 変 値 初期設定値 EXECUTE CANCEL EXECUTE タイムコード設定をリセットするとき、 EXECUTEに設定しSHUTTERダイヤルを CANCEL CANCEL 押します。 CANCEL : リセットしません。 EXECUTE EXECUTE: 設定したタイムコードを確定します。 CANCEL : 設定したタイムコードを取り消します。 TC CLEAR EXECUTE: リセットします。 UB PRESET ユーザーズビットをプリセットするとき、 この位置にカーソルを合わせSHUTTER EXECUTE ダイヤルを押します。 CANCEL EXECUTE EXECUTE: 設定したユーザーズビットを確定します。 CANCEL : 設定したユーザーズビットを取り消します。 ユーザーズビット設定をプリセットするとき、 EXECUTEに設定し、 SHUTTERダ イヤルを押します。 UB CLEAR CANCEL EXECUTE CANCEL CANCEL : リセットしません。 EXECUTE: リセットします。 メモ タイムコードおよびユーザーズビットのプリセットについては、65ページをご覧ください。 DROP/ タイムコードジェネレーターのフレーミングモードをドロップフレームかノンド DROP NON DROP ロップフレームかを選択します。 DROP : 内部タイムコードジェネレーターがドロップフレームモードで歩 NON DROP DROP 進します。 記録した時間を重視するとき、 この設定にします。 NON DROP: 内部タイムコードジェネレーターがノンドロップフレームモード で歩進します。 フレーム数を重視するとき、 この設定にします。 HEADER REC HEADER REC機能に関する設定をおこなうとき、 この位置にカーソルを合わせ、 ─ SHUTTERダイヤルを押します。 ─ ☞ 78ページ [HEADER RECメニュー画面] TIME/ DATE 日付・時刻に関する設定をおこなうとき、 この位置にカーソルを合わせ、 SHUTTER ─ ─ ─ ─ ダイヤルを押します。 ☞ 79ページ [TIME/DATEメニュー画面] PAGE BACK カーソルがこの位置にあるときSHUTTERダイヤルを1度押すと、 TOP MENU画 面に戻ります。 77 第 11 章 メニュー画面 11-12 HEADER REC メニュー画面 HEADER REC機能に関する設定をします。 (☞ 56ページ) 項 目 START KEY 機 能 STOPボタンを押しながらVTRトリガーボタンを押したとき、 HEADER REC動 作を実行するかどうかを設定します。 可 変 値 初期設定値 STOP+VTR DISABLE DISABLE HEADER RECを終了し、 撮影スタンバイモードになったときのタイムコード値を EXECUTE EXECUTE 設定します。 EXECUTE : 設定したタイムコードを確定します。 CANCEL STOP+VTR : HEADER REC動作を実行します。 DISABLE TC DATA : HEADER REC動作を実行しません。 CANCEL : 設定したタイムコードを取り消します。 フレームモードはTC/UB/CLOCKメニュー画面のDROP/NON DROP項目の設 定値に従がいます。 ※撮影スタンバイモードになったときのタイムコード値は、 この項目で設定した値 に対して数フレームズレることがあります。 TC CLEAR TC DATA項目のタイムコード設定をリセットするとき、EXECUTEに設定し、 EXECUTE SHUTTERダイヤルを押します。 EXECUTE : リセットします。 CANCEL CANCEL CANCEL : リセットしません。 UB DATA HEADER REC部分のユーザズビットを設定します。 EXECUTE EXECUTE : 設定したユーザズビットを確定します。 CANCEL EXECUTE CANCEL : 設定したユーザズビットを取り消します。 メモ ● 通常記録部のユーザズビットは、 TC/UB/CLOCKメニュー画面で設定しま す。 ● ネットワークパックKA-DV5000接続時、 CFカードにHEADER REC部を 記録する場合、HEADER REC部と通常記録部のユーザズビット値を同一に 設定してください。 UB CLEAR UB DATA項目のユーザズビット設定をリセットするとき、 EXECUTEに設定し、 EXECUTE SHUTTERダイヤルを押します。 EXECUTE : リセットします。 CANCEL CANCEL CANCEL : リセットしません。 HEADER REC時、 カラーバー信号およびテスト音声 (1 kHz) を記録する時間 (秒) O SEC を設定します。(1秒ステップ) 3O SEC 〜 BARS TIME 99 SEC HEADER REC時、 ブラック信号を記録する時間 (秒) を設定します。 (1秒ステップ) O SEC 3O SEC 〜 BLACK TIME 99 SEC PAGE BACK 78 SHUTTERダイヤルを押すと、TC/UB/CLOCKメニュー画面にもどります。 ─ ─ 第 11 章 メニュー画面 11-13 TIME/DATE メニュー画面 項 目 DISPLAY 機 能 可 液晶画面やビューファインダー画面のステータス表示に日付・時刻を表示するかど OFF うかを選択します。 OFF: 表示しません。 ON 変 値 初期設定値 OFF ON : 表示します。 日付、 時刻を記録していないテープを再生した場合、 この項目をONに設定しても日 付・時刻は表示されません。 ● テープに記録した日付・時刻を表示する場合は、 DATE REC項目をOFFに設定し てください。DATE REC項目がBARSまたはBARS+CAMに設定時は、 この項 目をONに設定してもテープに記録した日付・時刻は表示されません。 DISPLAY MODE カメラモード時は、 下記の設定に応じて日付時刻を表示します。 VTRモード時は、DATE REC項目がOFFに設定時、 下記の設定に応じてテープに BARS+CAM BARS 記録した日付・時刻を表示します。 CAM BARS+CAM BARS+CAM: 常に日付時刻表示します。 BARS : 側面部のOUTPUTスイッチがBARS時、日付時刻表示します。 CAM : 側面部のOUTPUTスイッチがCAM時、日付時刻表示します。 DISPLAY項目がOFFに設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 DATE REC 日付・時刻を映像データとして記録するかどうか、 および記録する場合、その映像 OFF OFF モードを選択します。 側面部OUTPUTスイッチの設定位置に応じて、 記録します。 BARS OFF : 記録しません。 BARS+CAM BARS : カラーバー信号出力時、日付・時刻データを記録します。 BARS+CAM: カラーバー信号およびカメラ映像出力時、 日付・時刻データを記録 します。 DISPLAY項目がOFF設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 BARSまたはBARS+CAMに設定すると、 画面サイズは4:3に固定されます。 DISPLAY STYLE 日付・時刻表示のスタイルを選択します。 DATE+TIME: 日付と時刻を表示します。 DATE+TIME DATE DATE TIME : 日付のみ表示します。 DATE+TIME TIME : 時刻のみ表示します。 DISPLAY項目がOFFに設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 DATE STYLE 日付表示のスタイルを選択します。 YY/MM/DD : 年/月/日のスタイルで表示します。 YY/MM/DD MM/DD/YY MM/DD/YY : 月/日/年のスタイルで表示します。 DD/MM/YY YY/MM/DD DD/MM/YY : 日/月/年のスタイルで表示します。 DISPLAY項目がOFFに設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 TIME STYLE 時刻表示のスタイルを選択します。 24 HOUR : 24時間表示スタイルで表示します。 24 HOUR 12 HOUR 24 HOUR OFF ON 12 HOUR : 12時間表示スタイルで表示します。 DISPLAY項目がOFFに設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 SEC DISPLAY 時刻に秒の単位を表示するかどうかを選択します。 OFF: 秒を表示しません。 ON : 秒を表示します。 ON DISPLAY項目がOFFに設定時は - - - と表示し、 この項目は設定できません。 CLOCK 日付・時刻を設定するときは、 この位置にカーソルを合わせ、 SHUTTERダイヤルを ADJUST 押します。 ─ ─ ─ ─ CLOCK ADJUST画面で日付・時刻を設定します。 ☞ 41ページ [日付・時刻を設定する] PAGE BACK カーソルがこの位置にあるとき、S H U T T E R ダイヤルを1 度押すとT C / U B / CLOCKメニュー画面に戻ります。 79 第 11 章 メニュー画面 11-14 OTHERS メニュー画面 OTHERSメニュー画面は2画面で構成されています。 (1/2画面、2/2画面) ■OTHERS(1/2)メニュー画面 項 目 機 能 可 OUTPUT MONITOR OUT端子やY/C OUT端子に接続したモニターにキャラクターをオン OFF CHAR. スクリーン表示するかどうかを選択します。 ON 変 値 初期設定値 OFF OFF: オンスクリーン表示しません。 ON : オンスクリーン表示します。 NET REMOTE 別売のネットワークパックKA-DV5000を装着時、 設定します。 ネットワークパッ クを介して、 外部信号で本機をコントロールするかどうかを選択します。 OFF ON OFF OFF OFF: コントロールしません。 ON : コントロールします。 (本機での操作はできなくなります。 ) DV REC DV端子からVTRトリガーコマンドを出力するかどうかを設定します。 OFF TRIGGER 本機のDV信号を他機でバックアップ記録する場合、 ONに設定します。 OFF: VTRトリガーコマンドを出力しません。 ON ON : VTRトリガーコマンドを出力します。 メモ BR-DV600AやBR-DV3000でバックアップレコーディング機能を使用する 場合は、この項目をOFFに設定します。 LONG PAUSE 記録ポーズ状態を続けたとき、 テープ保護モード (ドラムの回転が停止する) に入る 3MIN TIME 時間(分) を設定します。 30MIN 30MIN 3MIN : 3分 30MIN : 30分 ※低温環境下や、 停止またはスチル状態を続けた場合では設定とは関係なく3分と なります。 REM FF/ ノンリニア編集機で本機をリモートコントロールする場合、 FFまたはREWコマン FF/REW REW MODE ドを受信した時の動作を選択します。 FF/REW : 早送りまはた巻き戻し動作をします。 通常はこの設定にします。 SEARCH FF/REW SEARCH : FWDサーチまたはREVサーチ動作をします。 この項目をFF/REWに設定して、 頭出し (キューアップ) 動作が正常に おこなわれないときは、この設定にします。 STEP SLOW MODE STILL時のコマ送り量を選択します。 (コマ送りは外部からのリモートコントロール信号でのみ有効です。) FIELD FIELD FRAME FRAME : フィールドごとのコマ送りをします。 FRAME : フレームごとのコマ送りをします。 NEXT PAGE OTHERS(2/2)メニュー画面を表示するとき、この位置にカーソルを合わせ、 ─ ─ SHUTTERダイヤルを押します。 PAGE BACK カーソルがこの位置にあるとき、 SHUTTERダイヤルを1度押すと、TOP MENU 画面に戻ります。 80 ─ ─ 第 11 章 メニュー画面 ■OTHERS(2/2)メニュー画面 項 目 ALARM VR LEVEL 機 能 OFF LOW OFF MIDDLE HIGH TYPE 変 アラーム音の有無およびアラーム音の音量を選択します。 アラーム音は、 モニタースピーカーまたはPHONES端子から出力します。 : 出力しません。 LOW : アラーム音が小さい。 MIDDLE : アラーム音が普通。 BATTERY 可 値 初期設定値 HIGH HIGH : アラーム音が大きい。 使用するバッテリーの種類に応じて設定します。 12V 12V : 12Vバッテリー (NP-1Bタイプ)使用時、 この設定にします。 13.2V 13.2V : 13.2Vバッテリー(アントンバウア社トリムパック13、プロパック 13、 マグナム13、 コンパック13) を使用時、 この設定にします。 14.4V 12V 14.4V : 14.4Vバッテリー(アントンバウア社トリムパック14、プロパック 14、 マグナム14、 コンパック14) を使用時、 この設定にします。 ● 設定が違うと、 本機のバッテリー残量表示やバッテリーアラームが正しく動 作しません。 ● この設定はバッテリー使用時に有効であり、DC電源使用時は無効です。 FRONT TALLY BLINK ON BLINK 記録時、後面部タリーランプの点灯方法を選択します。 OFF : 常に消灯している。 OFF BLINK BLINK BLINK : VTRトリガーを押して、 記録が始まるまでは点滅します。記録中は点灯 ON 記録時、 ビューファインダーのタリーランプの点灯方法を選択します。 この項目は ビューファインダーのタリースイッチがONの時、 有効です。 BLINK : VTRトリガーを押して、 記録が始まるまでは点滅します。記録中は点灯 ON BACK TALLY ON します。 : 記録中だけ点灯します。 します。 : 記録中だけ点灯します。 PAGE BACK カーソルがこの位置にあるとき、 SHUTTERダイヤルを1度押すと、 OTHERS (1/ 2) メニュー画面に戻ります。 DRUM HOUR ドラム使用時間を表示します。 定期メンテナンスの目安としてください。 ─ ─ ─ ─ カーソル( ) はこの項目に移動しません。 81 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-1 フルタイムオートホワイト(FAW)機能 照明条件の変化に応じて、その条件に合ったホワ イトバランス値に自動調整されます。 ––– CAMERA OPERATION ––– SHUTTER STEP FAW A GAIN L 0dB GAIN M 6dB GAIN H 9dB LOLUX GAIN 30dB SMOOTH TRANS OFF SPOT L/BACK L MIDDLE ASPECT RATIO 4:3 PAGE BACK このモードは、 新たにホワイトバランス調整をとる時間がない ときや、 照明条件の異なる場所をカメラが頻繁に出入りする場 合などに便利です。 設定 CAMERA OPERATIONメニュー画面FAW項目で設定しま す。 FAW機能をホワイトバランス選択スイッチのA、 B、PRSTの うち1つのポジションに割り付けます。 ☞ 71ページ 「CAMERA OPERATIONメニュー画面」 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L POWER ON FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR OFF POWER ON VTR OFF WHITE BALANCE選択スイッチ 82 ご注意 被写体が一色しかない場合や白が少ないなどフルタイム オートホワイト機能の調整範囲を超えている場合は適正 なホワイトバランスがとれません。 第 12 章 12-2 カメラ部の各種機能について アイリス(明るさ)の調整 レンズのアイリス調整 レンズのアイリス動作には、 次の3通りがあります。 ● オートアイリス動作 アイリスモードスイッチを A(オート) にすると、被写体の 明るさに応じて自動的にアイリスが調整されます。 ● マニュアルアイリス動作 アイリスモードスイッチをM (マニュアル) にすると、 アイリ スリングを回して明るさの調整ができます。 アイリスリング RET ● アイリスモーメンタリー動作 アイリスの手動調整中にアイリスモーメンタリーボタンを 押している間だけオートアイリスモードになります。 M A W T アイリスモーメンタリー ボタン アイリスモードスイッチ ■オートアイリスの設定を変える 逆光の場合など照明条件が特殊な場合には、 オートアイリス の値を変える方が、適正な露出が得られることがあります。 次の設定で行ないます。 ● カメラのオートアイリスレベル選択スイッチの設定 ☞ 87ページ「スイッチの働き」 手動調整時のゼブラ表示 ゼブラスイッチをONにするとメニューで選択したビデオ信号 の輝度レベルの部分に、斜めの縞模様(ゼブラパターン)を ビューファインダー上に表示することができます。 アイリスを手動調整するときの目安にしてください。 OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR AUDIO LEVELE CH-1 5 ● 初期設定値は70〜80%ですがLCD/VF (1/2)メニュー画 面の ZEBRA の設定で輝度レベル85〜95%、95%以上、 100%以上の部分にゼブラパターンを表示させることがで きます。 ☞ 75ページ 「LCD/VF(1/2) メニュー画面」 ゼブラスイッチ 83 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-3 シャッタースピードの調整 特別な効果を出したり、動きの遅い場面を撮る場合、シャッタースピードを調整します。 設定 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L POWER ON FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ■ CAMERA OPERATIONメニュー画面のSHUTTER項目 を設定します。 STEP : 固定値でシャッタースピードを変えます。 VARIABLE : バリアブルスキャンでシャッタースピード を変えます。コンピューターモニターを撮影 するとき、この設定にします。 操作 VTR OFF 1. 通常画面表示時(メニュー画面が表示されていない時)、 SHUTTER SHUTTER ダイヤル STA MENU SHUTTERダイヤルを回します。 (この時 SHUTTER OFF と表示された場合はSHUTTER ダイヤルを押します。) ● 現在のシャッタースピードを約 3 秒間 、液晶画面や ビューファインダー画面に表示します。 2. シャッタースピード表示中に、SHUTTERダイヤルをまわ します。下にまわすと、シャッタースピードが遅くなり、上 にまわすと速くなります。 CAMERA OPERATIONメニュー画面 ––– CAMERA OPERATION ––– SHUTTER STEP FAW NONE GAIN L 0dB GAIN M 6dB GAIN H 9dB LOLUX GAIN 30dB SMOOTH TRANS OFF SPOT L/BACK L MIDDLE ASPECT RATIO 4:3 PAGE BACK SHUTTER 1/1000 シャッタースピード表示 SHUTTER OFF シャッタースピード初期設定値表示 84 3. SHUTTERダイヤルの回転を止めると、約3秒間設定した シャッタースピード値を液晶画面やビューファインダー画 面に表示します。 可変範囲 STEP:1/7.5, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000, 1/10000 VARIABLE : 1/60.1〜1/2084.6 ■シャッタースピードを初期設定値にする場合は、 SHUTTER ダイヤルを押します。 初期設定値 : OFF(画面には、 SHUTTER OFFと表示され ます。) 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-4 コンピューターモニターを撮影するとき ■ 概要 このモードはコンピューターモニターやディスプレイなど の異なるスキャン速度にカメラのシャッター速度を合わせ るのに使用します。 コンピューターモニターやディスプレイをカメラで撮影し た場合、 モニターのスキャン速度がカメラのシャッター速度 より早いと露出過度の明るい横線が画面に現われ、 スキャン 速度より遅いと露出不足の暗い線が画面に現われます。 コン ピューターの操作中モニターのスキャン周波数は色々な理 由で変わりますので、 液晶画面やビューファインダーで画像 を見ながら安定した画像が得られるようにスキャン速度を 操作してみてください。 帯 TVモニター ■ バリアブルスキャン[V.SCAN] OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/ 8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ● 基本操作 CAMERA OPERATIONメニュー画面SHUTTER項目を VARIABLEに設定してからSHUTTTERダイヤルを上下に 回してシャッタースピードを可変します。 (速度は液晶画面やビューファインダー上に表示されます。 ) VTR OFF SHUTTERダイヤル CAMERA OPERATIONメニュー画面 ––– CAMERA OPERATION ––– SHUTTER VARIABLE FAW A GAIN L 0dB GAIN M 6dB GAIN H 9dB LOLUX GAIN 30dB SMOOTH TRANS OFF SPOT L/BACK L MIDDLE ASPECT RATIO 4:3 PAGE BACK ● 対応可能な周波数 可変スキャンは下記のスキャン周波数に対応できます。 60.1Hz〜2084.6Hz ご注意 垂直スキャン速度が50Hzの様な低速度のコンピューター モニターには対応できません。 85 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-5 ゲイン(感度)の切り換え 照明条件が悪く、明るさが十分でないときにゲインの切換えを行なう必要があります。 GAIN(感度選択)スイッチでのゲインアップ 被写体の照度が不足している場合、 感度を上げるスイッチです。 GAINスイッチ AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L POWER 工場出荷時のゲイン LOLUX MODE STRETCH NORMAL COMPRESS ON スイッチポジション VTR CAM L 0dB M 6dB H 9dB 感度選択スイッチを切換えると液晶画面やビューファイン ダーのステータス(0、 1、3)画面に設定されたゲインを約3秒 間表示します。 通常はL(0dB) で使用してください。 VTR OFF ご注意 ゲインを ALC に設定した場合、照明が暗くなると、自動 的に増感します。 ただし、ALC (Auto Level Control)機 能は手動で増感した場合より、 画面を明るく見せるため、 ノ イズが少し増えます。 ■各ポジションでのゲインをCAMERA OPERATIONメ ニュー画面の GAIN で変更することができます。 自動的に感度を変えるALCに設定することもできます。 −3dBに設定した場所は、 1/2フィルター相当の明るさに感 度を下げます。 ☞ 71ページ ■ゲインの切換えをスムーズに行ないたい場合はCAMERA OPERATIONメニュー画面の SMOOTH TRANS をON にします。 ☞ 71ページ ただし、ALCに設定時はSMOOTH TRANSは働きません。 LOLUX(ロラックス)ボタンでのゲインアップ LOLUX on/offボタン AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK GAINスイッチでも照度が不足しているときに使用します。 ロラックスボタンを一度押すとLOLUXモードになります。 LOLUXモード時のゲインアップ値はCAMERA OPERATIONメニュー画面の LOLUX GAIN 項目で設定します。 このとき液晶画面やビューファインダーのステータス(0、1、 3)画面にLOLUX ONと約3秒間表示されます。 ボタンをもう一度押すと、 LOLUX OFFと約3秒間表示されて からLOLUXモードは解除されます。 MODE VTR CAM ■LOLUXを使用すると画面がザラ付きますが電気増感したた めであり、故障ではありません。 VTR OFF ゲイン・アイリス・シャッターの関係 0.2 Lx 8 Lx 32 Lx 2000 Lx 4200 Lx 18000 Lx 1/60 1/240 FULL AUTO SHOOTING 36 dB 12dB LOLUX 0 dB ALC AUTOMATIC IRIS F1.4 86 EEI F11 F16 第 12 章 12-6 カメラ部の各種機能について 照明や被写体に応じたスイッチ設定 照明や被写体の条件に応じた撮影が各種スイッチの設定で行なうことができます。 スイッチの働き q [AUTO IRIS]オートアイリスレベル選択スイッチ ブラックストレッチ/ ブラックコンプレス設定スイッチ オートアイリスレベル 選択スイッチ AUTO IRIS FULL AUTO BLACK BACK L NORMAL SPOT L NORMAL:標準設定 LOLUX MODE STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON アイリスの自動調整の基準値を照明条件によって切換え ます。 BACK L :逆光のとき、この位置に設定します。標準設定 よりアイリスを開けます。 VTR CAM SPOT L :被写体にスポットライトがあたっている時、 こ の位置に設定します。標準設定よりアイリスを 閉じます。 ■BACK LまたはSPOT L設定時、 オートアイリスレベルの効 かせ具合はCAMERA OPERATIONメニュー画面のSPOT L/BACK Lで設定できます。 ☞ 71ページ VTR OFF w [BLACK]ブラックストレッチ/ブラックコンプレス選択 スイッチ 黒い部分のゲインを変えることにより、画面を見やすくし ます。 BLACK STRETCH :黒い部分のゲインを上げること によって、黒い部分の再現性を良 くします。 NORMAL フルオートシューティング (FAS)機能 フルオートシューティングボタン 表示ランプ AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS MODE VTR CAM :通常状態 BLACK COMPRESS:黒い部分のゲインを下げること によって、画面全体にめりはりを つけます。 屋内から屋外へ、 明るい場所から暗い場所へ、いろいろな撮影 条件に対し、わずらわしいスイッチやフィルターの操作なし で、自動的に対応する機能です。 ALC(オートレベルコントロール) 、 オートアイリス、 FAW (フル オートホワイト) の各機能が総合的にコントロールされます。 操作 1. フルオートシューティングボタンを押すだけでフルオート POWER ON VTR OFF シューティングとなり動作表示ランプが点灯し、ビュー ファインダー画面の右側にFASが表示されます。 2. 再度ボタンを押すとフルオートシューティングモードは解 除され動作表示ランプは消灯します。 ■自動設定内容 ● カラーバーであっても自動的にカメラ映像となります。 ● レンズのアイリスモードスイッチがマニュアル位置でも オートアイリスモードとなります。 ご注意 ● FASモードで電源を入れると、 FASの自動調整が終了する まで約10秒かかります。 その間は録画しないでください。 ● 感度選択スイッチ、ホワイトバランス選択スイッチはフル オートシューティング時に無効となります。 ● ロラックスボタンはフルオートシューティング時、 重複して 機能します。 ただしロラックスモード時、ALC、EEIは機能しません。 オー トアイリスとFAWの機能のみとなります。 ● フルオートシューティングモードを解除すると各設定内容 は以前のモードに復帰します。 ● FASの切換え時はSMOOTH TRANSモードは働きません。 87 第 12 章 カメラ部の各種機能について 12-7 スキンディテールの使い方 ビデオ信号のはだ色部分の輪郭強調をおさえ、はだ色をしっとりとなめらかに見せることができます。 ■スキンディテール機能の色や範囲を設定する。 1. STATUSボタンを約1秒間押し、TOP MENU画面を表示 OPEN EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L 2.3.4.5.6.7.8 FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL VTR OFF 1.STATUSボタン SHUTTERダイヤル SHUTTER させます。 2. S H U T T E R ダイ ヤルを下 に回し、カーソ ル( )を CAMERA PROCESS項目に移動し、 SHUTTERダイヤル を矢印方向に押しCAMERA PROCESSメニュー画面を 表示させます。 3. S H U T T E R ダイヤルを下に回し、カーソル( )をA D VANCED PROCESS項目に移動し、 SHUTTERダイヤル を矢印方向に押し、 ADVANCED PROCESSメニュー画面 を表示させます。 4. SHUTTERダイヤルを下に回し、カーソル( MENU ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT カーソル )をSKIN COLOR ADJUST項目に合わせ、SHUTTERダイヤルを 矢印方向に押し、 SKIN COLOR ADJUST画面を表示させ ます。 ● 画面上の枠内がスキンディテール機能の検出エリアで す。 5. カーソル( )をSKIN COLOR DET.項目に合わせ、 SHUTTERダイヤルを矢印方向に押し、EXECUTEにす ると、スキンカラー検出モードとなります。 6. 検出エリアの枠内に検出したい色の部分が入るように撮 TOP MENU画面 ––– CAMERA PROCESS ––– MASTER BLACK NORMAL DETAIL NORMAL DTL.V/H BALANCE NORMAL SKIN DTL.DETECT ON SCAN VIDEO WHITE CLIP 108% KNEE POINT 100% ADVANCED PROCESS.. PAGE BACK CAMERA PROCESSメニュー画面 ––– ADVANCED PROCESS ––– CINE MODE OFF COLOR MATRIX STD GAMMA NORMAL FLARE<R> NORMAL FLARE<B> NORMAL SKIN COLOR ADJUST.. PAGE BACK ADVANCED PROCESS画面 ––– SKIN COLOR ADJUST ––– 検出エリア ERROR SKIN COLOR DET. EXECUTE SKIN COLOR RANGE NORMAL PAGE BACK SKIN COLOR ADJUST画面 像します。 検出を決定するには、SHUTTERダイヤルを押しSKIN COLOR DET.をSTOPにします。 ● その色をスキンディテール機能が働く色として認識しま す。 スキンディテール機能で認識している部分がゼブラ模様 で表示されます。 ● その色をスキンディテール機能が働く色として認識しな い場合は画面上に ERROR を表示します。 7. スキンカラー検出で認識した色の範囲を変えたい場合は 次のようにします。 SKIN COLOR DET.をEXCUTEにします。 q SHUTTERダイヤルを回して、カーソル( )をSKIN COLOR RANGEに合わせ、 SHUTTERダイヤルを矢印 方向に押します。 →設定値部分が点滅し、可変状態になります。 w SHUTTERダイヤルを上下に回して、 色の範囲を広げた り、又は狭くします。 ●ゼブラ模様を確認しながら範囲を設定します。 e 色の範囲を確定するため、 SHUTTERダイヤルを矢印方 向に押します →設定値が点灯状態に戻ります。 8. SKIN COLOR ADJUSTを止めるにはSHUTTERダイヤ ルを回してカーソル ( ) をPAGE BACKに合わせ、 SHUTTERダイアルを矢印方向に押します。 SKIN COLOR ADJUST画面 88 第 12 章 カメラ部の各種機能について ■スキンディテール機能を使う。 FAS 6dB FAW I SD B 12.2V 01/02/03 01:23:45 SKIN COLOR ADJUST画面で設定したスキンディテール機 能を使う場合は、CAMERA PROCESSメニュー画面内の SKIN DTL DETECT項目を ON に設定します。 SD 表示 スキンディテール機能が動作中液晶画面やビューファイン ダーのステータス0およびステータス1画面に SD を表示し ます。 STATUS 0 ■スキンディテール調整した色相エリアを確認する。 前面部のZEBRAスイッチを SKIN AREA 側に押すと、 押し ている間液晶画面やビューファインダーにスキンディテール 調整した色相エリアにゼブラ模様を表示します。 OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR AUDIO LEVELE CH-1 5 ZEBRAスイッチ 89 第 13 章 その他 13-1 警告表示とその対応 本機は操作ミスのメッセージ、バッテリーやテープ残量の予告およびVTRで異常があった場合の警告を液晶画面やビューファイ ンダー画面に表示します。 また、テープやバッテリー残量が少なくなったり、VTRで異常があった場合、 タリーランプやビューファインダーのランプが点滅 (または点灯)し、モニタースピーカーやPHONES端子からアラーム音を出力します。 B : 予告表示エリア タリーランプ LOW VOLTAGE NO TAPE FAS dB FAW I OPEN EDITSEARCH MONITOR B 12.2V 01/02/03 01:23:45 FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 CH-2 MODE VTR CAM PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL A : 誤操作注意表示エリア タリーランプ (アラーム音) VTR OFF PHONES端子 モニタースピーカー(アラーム音) ■液晶画面/ビューファインダー画面表示 ● 誤操作注意表示(表示エリア:A) 表 示 INVALID TAPE! 状 況 処 置 パソコン用データテープやDVC PROカセットを使用 ビデオ用DVカセットまたはMiniDVカセットをお使 しています。 テープは強制的にイジェクトされます。 いください。 LP TAPE INVALID! LPモードで記録したテープを再生しようとしています。 本機はLPモードで記録や再生はできません。 NO DV SIGNAL DV信号が入力されていません。 DV信号を入力してください。 COPY INHIBIT コピーガード付き信号を記録しようとしています。 コピーガード付き信号は記録できません。 REC INHIBIT 記録不可カセットテープ (背面スイッチがSAVE設定) カセットテープの背面スイッチをRECに設定してく が挿入されています。 ださい。 NO TAPE カセットテープが挿入されていません。 カセットテープを挿入してください。 ● 予告表示(表示エリア:B) 表 示 LOW VOLTAGE TAPE NEAR END 状 況 バッテリーの容量が少ない。 テープ残量が3分未満です。 (記録時のみ点滅表示) 処 置 充電したバッテリーの準備または交換をしてください。 撮影を続ける場合は新しいテープの準備または交換を してください。 HEAD CLEANING REQUIRED! ビデオヘッドが汚れたとき表示します。 (ヘッドの目詰 まりは撮影モードのエディトサーチ時および再生時に 検出し、表示します。 ) 専用のヘッドクリーニングテープで清掃してくださ い。☞ 7ページ COPY GUARD! コピーガード付きテープを再生しようとしています。 コピーガード付きテープは再生できません。 CLOSE CASSETTE COVER! カセットカバーが開いています。 カセットカバーを閉じてください。 OPEN CASSETTE COVER! カセットカバーが閉じています。 カセットカバーを開けてください。 カセットテープが自動的にイジェクトされない場合 は、 EJECTボタンを押してください。 メモ 本機はマイコンを使用した機器です。 外部からの雑音や妨害ノイズにより、 正常に動作しないことがあります。 このような時は、 電源を入れ直してください。 90 第 13 章 その他 ● VTR異常時の警告表示 VTRが動作中に不具合が発生した場合、 その原因を自己診断し、 その結果をエラーコードを付けて液晶画面やビューファインダー 画面に表示します。 エラーコード WARNING 7001 DRUM MOTOR FAILURE エラーコード 警告 *1 カセットテープを挿入後、 カセットカバーを開けた状 態で使用すると、 エラーコード3200、 7202、 7302 が表示される場合があります。 この場合には、電源を入れ直した後、 カセットカバー を閉じて使用して下さい。 エラーの内容 0201 CONDENSATION ON DRUM 3200 LOADING FAILURE つゆつき(結露) 状態を示します。 本機の動作 動作を停止します。 全ての操作を受け付けませ ん。 テープをローディングできない *1 3300 UNLOADING FAILURE TAPE DEFECTIVE 5605〜5609 置 電源を入れた状態で、表示が 消えるまで待ってください。 電源を入れ直すと解除します が、場合によってはテープを 傷める事がありますので、お 買い上げ販売店またはビク ターサービスセンターにご相 談ください。 テープをアンローディングできない 4100 CASSETTE EJECT FAILURE 処 イジェクト動作の異常 テープ切れ 動作を停止します。 E J E C T ボタンを押して、カ セットテープを取り出してく ださい。 5702 TAPE END DET. ERROR テープエンドセンサー異常 動作を停止します。 全ての操作を受け付けませ ん。 5802 TAPE BEGIN DET. ERROR テープビギンセンサー異常 電源を入れ直すと解除します が、場合によってはテープを 傷める事がありますので、お 買い上げ販売店またはビク ターサービスセンターにご相 談ください。 M O D E インジケーター、タ リーランプ点滅。 POWERスイッチのみ操作を 受け付けます。 電源を切ってしばらく放置し てから電源を入れ直してくだ さい。 7001 DRUM MOTOR FAILURE 7101 CAP MOTOR FAILURE ドラムの回転異常 キャプスタンの回転異常 7202〜7203 SUPPLY REEL FAILURE サプライリールの回転異常 *1 7302〜7303 TAKE UP REEL FAILURE テイクアップリールの回転異常 *1 7305 TAKE UP REEL FAILURE アンローディング時のテープ巻き取り異 常 7401 REEL MOTOR FAILURE リールモーターの回転異常 TURN POWER OFF. TURN BACK ON LATER. 電源立ち上げ時のシステムエラー ■タリーランプ バッテリーやテープ残量が少なくなると点滅します。 (カメラモード時のみ) 点滅状況 ゆっくり点滅 (1秒間1回) 早く点滅 バッテリー/テープ残量 ● バッテリー残量が少ない ● テープ残量が3分未満 ● テープが終了 (1秒間に4回) ● VTRに異常が発生した場合 91 第 13 章 13-1 その他 警告表示とその対応(つづき) ■ビューファインダー警告ランプ 1. バッテリーランプ 次の場合にこの赤色のランプが点灯します。 赤色点灯:● バッテリー電圧が動作に必要な電圧より低い とき 2. REC/ALARMランプ REC バッテリー ランプ BATT ALARM REC/ ALARM ランプ 次の場合にこの緑色のランプが点灯/点滅します。 緑色点灯:● 記録中 緑色点滅:● VTRが記録ポーズ状態から記録状態になるま での間 ● テープが終了する寸前あるいは終わったとき ● VTRが異常のとき ■アラーム音 バッテリーやテープ残量が少なくなると、モニタースピー カーやPHONES端子から、アラーム音を出力します。 (カメラモード時のみ) また、VTRに異常が発生した場合も、 アラーム音を出力しま す。 アラーム音出力の有無や音量はOTHERS (2/2) メニュー 画面のALARM VR LEVEL項目で選択できます。 ■アラーム状況に応じて、 液晶画面/ビューファインダー画面のアラーム表示、 タリーランプ、ビューファインダーのランプおよび アラーム音は下表のように表示または出力します。 液晶画面/ ビューファインダー画面 のアラーム表示 TALLY ランプ ビューファインダーランプ アラーム音 ALARM 状 況 BATT VTR警告表示 (例) 0701 DRUM MOTOR FAILURE つゆつき(結露)やVTRに異常が 発生した TAPE NEAR END テープ終了約3分前 (記録時に表示します。) テープが終了 (記録時に表示します。) バッテリー残量が少ない LOW VOLTAGE 表示記号 92 :1秒間に1回点滅 :1秒間に1回の断続音 :1秒間に4回点滅 :連続音 第 13 章 その他 13-2 こんなときは 症 処 状 置 電源が入らない。 ● 電源ユニットが正しく接続されていますか。 ● バッテリーパックは充電されていますか。 ● 電源を切った後すぐに電源を入れなかったですか。 電源の再立ち上げは5秒以上時間を空けてからおこなってください。 記録ができない。 ● カセットのスイッチが REC になっていますか。SAVE のときは REC にセットしてくだ さい。 ● カメラモードになっていますか。 (CAMインジケーターが点灯していますか。 ) VTRインジケーターが点灯しているときは、 MODEスイッチを上方に押し、 CAMインジケー ターを点灯させてください。 液晶画面やビューファインダー画面にカメラ 画が出力されない。 ● カメラモードになっていますか。 (CAMインジケーターが点灯していますか。 ) VTRインジケーターが点灯しているときは、 カメラ画を出力しません。 MODEスイッチを上方に押し、CAMインジケーターを点灯させてください。 液晶画面やビューファインダー画面の画像が 暗かったり、 ぼんやりしている。 ● ● ● ● ● 再生ボタンを押しても、再生にならない。 ● カメラモード時、 VTR動作モード表示が STOP になっていますか。 STBY 表示の時はSTOPボタンを押し STOP 表示にしてください。 DV信号を入力できない。 ● VTRモードになっていますか。 (VTRインジケーターが点灯していますか) CAMインジケーターが点灯しているときは、 MODEスイッチを上方に押し、 VTRインジケー ターを点灯させてください。 再生画面にノイズが出る。 ● ビデオヘッドにゴミがたまっています。 専用のヘッドクリーニングテープでヘッドを清掃し てください。 ☞ 7ページ「クリーニングテープ使用上のご注意」 再生時、音声が出力しない。 ● AUDIO/VIDEOメニュー画面のAUDIO SELECT項目がCH3/4に設定されていませんか。 撮影時の音声を出力する場合は、 CH1/2に設定してください。 他のセットで記録したテープを本機で再生し たとき、ノイズが出る。 ● 本機以外のセットで記録したテープを再生または記録した場合、 トラキングずれにより左記 の現象が発生することがあります。 液晶画面やビューファインダーのコントラストと明るさを調整しなおしてください。 色温度変換フィルターつまみ5600K+NDにセットされていないか確かめてください。 アイリスが閉じていないか確かめてください。 シャッター速度が速すぎる設定になっていないかどうか確かめてください。 ビューファインダーケーブルの接続を確認してください。 他のセットで記録したテープを本機で記録し たとき、つなぎ目が乱れる。 前面部録音レベルボリュームが効かない。 ● AUDIO/VIDEOメニュー画面のCH1 FRONT VR項目が DISABLE 側に設定されていま せんか。その場合は ENABLE 側に設定してください。 前面部録音レベルボリュームでCH-2側に入 力した音声レベルを変えられない。 ● CH-2側に入力した音声レベルは前面部録音レベルボリュームで変えることができません。 側面部のCH-2録音レベルボリュームを使用してください。 バッテリー残量が正しく表示されない。 フル充電されたバッテリーを入れても、バッ テリーアラームが表示される。 ● OTHERS (2/2) メニュー画面のBATTERY TYPEの設定が、 使用しているバッテリーのタ イプに合っていますか。 合っていない場合は、 OTHERS(2/2) メニュー画面のBATTERY TYPEを設定してください。 ● バッテリーが古くないですか。 電源投入後、 カセットがイジェクトしない。 ● 電源の電源容量が不十分な場合がありますので、電源電圧を確認してください。 タイムコードやユーザーズビットを表示しな い。 ● LCD/VFメニュー画面のTC/UB項目がOFFになっていませんか。 表示する場合は、 ONに設定してください。 日付・時刻が表示および記録されない。 ● TIME/DATEメニュー画面のDISPLAY項目がOFFになっていませんか。 表示および記録する場合はONに設定してください。 記録する場合は、 DATE REC項目も設定してください。 ● 日付・時刻は設定されていますか。 ☞ 41〜43ページ 「日付・時刻の設定/表示/記録」 93 第 13 章 その他 13-3 アワーメーター表示のしかた 本機はアワーメーターとしてドラム使用時間をOTHERS(2/2) メニュー画面のHOUR METER項目に表示します。 定期メンテナンスの目安としてください。☞ 7ページ 1. POWERスイッチをONにします。 2. STATUSボタンを1秒以上押し、TOP MENU画面を表示 させます。 OPEN 3. SHUTTERダイヤルをまわして、OTHERS項目を選択し EDITSEARCH MONITOR FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT SHUTTERダイヤルを押します。 DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS POWER ON BLACK CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL ● OTHERS (1/2) メニュー画面を表示します。 4. OTHERS(1/2)メニュー画面のNEXT PAGE項目を選択 VTR OFF し、SHUTTERダイヤルを押します。 SHUTTERダイヤル ● OTHERS (2/2) メニュー画面を表示します。 STATUSボタン TOP MENU画面 ■OTHERS(2/2)メニュー画面のHOUR METER項目にド ラム使用時間を表示します。 ––– MENU ––– CAMERA OPERATION.. CAMERA PROCESS.. AUDIO/VIDEO.. LCD/VF.. TC/UB/CLOCK.. OTHERS.. FILE MANAGE.. MENU ALL RESET CANCEL EXIT 5. 通常画面表示にもどすには、次のいずれかの操作をします。 ● STATUSボタンを押す。 または ● TOP MENU画面にもどして、TOP MENU画面のEXIT 項目を選択し、SHUTTERダイヤルを押す。 OTHERS(2/2) メニュー画面 ––– OTHERS(2/2) ––– ALARM VR LEVEL HIGH BATTERY TYPE 12V FRONT TALLY BLINK BACK TALLY OFF PAGE BACK DRUM HOUR 00200 ドラム使用 時間(h) 13-4 保証とアフターサービスについて 保証書の記載内容ご確認と保存について この商品には保証書を別途添付してあります。 保証書はお買い 上げ販売店でお渡ししますので、所定事項の記載および記載内 容をご確認いただき、大切に保存してください。 ■ 保証期間について 保証期間はお買い上げ日より1年間です。 以後は有償修理とな ります。 保証書の記載内容によりお買い上げ販売店が修理致し ます。 なお、修理保証以外の補償は致しかねます。 故障その他に よる営業上の機会損失は補償致しません。その他詳細は保証書 をご覧ください。 ■ 保証期間経過後の修理について 保証期間経過後の修理については、 お買い上げ販売店にご相談 ください。 修理によって機能が維持できる製品については、 お 客様のご要望により有料にて修理致します。 ■ アフターサービスについてのお問い合わせ先 ご転居、ご贈答、その他アフターサービスについてご不明の 点は、お買い上げ販売店または別紙ビクターサービス窓口案 内をご覧のうえ、最寄りのビクターサービス窓口にご相談く ださい。 修理を依頼されるときは 調子が悪いときは、 この取扱説明書をもう一度ご覧になってお 調べください。簡単な調整で直ることがあります。それでも具 合が悪いときは、 お買い上げ販売店またはビクターサービスに ご相談ください。 機種名:GY-DV5000 故障の状態をできるだけ詳しく: 購入年月日: ご住所、ご氏名、電話番号: ■ 商品廃棄について この商品を廃棄する場合は、 法令や地域の条例に従って適正に 処理してください。 94 第 13 章 その他 13-5 仕様 ■カメラ部 映 像 素 ■ 入出力信号 子 :1/2型インターラインCCD×3 色 分 解 光 学 系 :F1.4 3色分解プリズム 映 像 信 号 出 力 :1 V(p-p)75 Ω、 不平衡コンポジット 出力(BNC) 有 効 画 素 数 :38万[(H)768×(V)494] Y C 出 力 :Y 1V(p-p) 75Ω不平衡(4P) カ ラ ー 方 式 :NTSC(広帯域R-Y、B-Y方式エンコーダー) カ ラ ー バ ー :SMPTE準拠カラーバー 同 期 方 式 :内部同期(内蔵SSG) :C 0.286V(p-p)75Ω不平衡(4P) レ ン ズ :12ピンコネクター 音 声 入 力 :マイク−60dBs、3kΩ平衡ファント ム電源+48V出力対応 (XLR-3ピン) :ライン4dBs、10kΩ平衡(XLR-3ピ ン) 音 声 出 力 :−8dBs、ローインピーダンス、不平衡 (1/2型用レンズ対応) レ ン ズ マ ウ ン ト :バヨネット方式 光 学 フ ィ ル タ ー :3 2 0 0 K , 5 6 0 0 K + 1 / 8 N D , 5600K, 5600K+1/64ND 度 :F13 2000lx 感 (F1.4ロラックスモードMAX時) 最 低 被 写 体 照 度 :0.2l× 感 度 ア ッ プ :−3dB, 0dB, 3dB, 6dB, 9dB, 12dB, 15dB, 18dB, ALC, LOLUX イ ヤ ホ ン 出 力 :−6 0 d B s 〜−1 7 d B s 、8Ω負荷時 (ステレオミニジャック) 電 源 入 力 :DC 12V(DC 11V〜15V) (XLR-4ピン) 電 子 シ ャ ッ タ ー :1/7,5, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000, 1/10000 補 助 電 源 出 力 :DC 12V、最大0.1A (DC 11V〜 15V、4ピン) バリアブルスキャン :60.1Hz〜2084.6Hz D V 端 子 :4ピン レジストレーション :0.05%以下(レンズ歪みは除く) 輪 郭 補 正 :水平:両効き、垂直:2H ■ 一般 消 ■ VTR部 フ ォ ー マ ッ ト :DV方式 (SPモード専用) テ ー プ ス ピ ー ド :18.812mm/s (DV SP記録再生時) 28.218mm/s (DVCAM再生時) 記 録 / 再 生 時 間 :276分(LA-DV276PRO使用時) 60分(M-DV60PRO使用時) 質 費 電 力 :記録時 17W (VF-P115B、標準レンズ含む) 量 :約5.5 kg レンズ ..................(S14×7.3B12U) ビューファインダー .. (VF-P115B) バッテリー .......... (NP-1B) カセットテープ .... (M-DV30B)装着時 早送り/巻戻し時間 :約3分(LA-DV276PRO使用時) [映像信号系] 記録フォーマット :8ビット、13.5MHz、 4:1:1 コンポーネント記録 [音声信号系] 48kHz、 2チャンネルPCM 記録フォーマット :16ビット、 オーディオ/12ビット、32kHz、4 チャンネルPCMオーディオ (記録は2チャンネル) 周 波 数 特 性 :20Hz〜20kHz(48kHzモード時) ワ ウ フ ラ ッ タ ー :測定限界以下 [タイムコード系] タイムコード信号 :SMPTE準拠 許 容 動 作 温 度 :0℃〜40℃ 許 容 動 作 湿 度 :30% RH〜80% RH 許 容 保 存 温 度 :−20℃〜60℃ ■付属品 マイクロホン ........................... ×1(SCV2987-004) ※ 三脚ベース ............................... ×1(SCV3021-001) ※ 六角レンチ ............................... ×1(LW40409-001A)※ 取扱説明書 ............................... ×1 保証書 ....................................... ×1 ビクターサービス窓口案内 .... ×1 ※サービス部品番号 詳細は、 お買い上げ販売店またはビクターサービス窓口に ご相談ください。 仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがあ りますのでご了承ください。 95 第 13 章 その他 13-5 仕 様(つづき) 別売関連商品 ビューファインダー :VF-P115B, VF-P116 パワーズームレンズ :S14×7.3B12U, S17×6.6BRM, S20×6.4B12U(富士写真光機製) YH16×7K12U, YH19×6.7K12U (キヤノン製) AC電源 :AA-P250 マイクロホン :MV-P615U, MV-P618U マイクホルダー :KA-A50 ネットワークパック :KA-DV5000 外形寸法図(単位:mm) OPEN EDITSEARCH MONITOR VF 251 FILTER 1 3200K 2 5600K 1/8 ND .3 5600K .4 5600K 1/64 ND SHUTTER STATUS LCD BRIGHT DISPLAY MENU AUDIO LEVEL AUTO IRIS FULL AUTO BACK L NORMAL SPOT L BLACK FRONT REAR LOLUX STRETCH NORMAL COMPRESS CH-1 MODE VTR CAM CH-2 PULL OPEN CH-1 CH-2 AUDIO INPUT AUDIO SELECT CH-1 CH-2 AUTO MANUAL OFF ZEBRA ON SKIN AREA AUTO WHITE ACCU FOCUS VTR POWER ON VTR OFF AUDIO LEVELE CH-1 5 120.5 363.5 ※仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 96 GY-DV5000 DVカムコーダー お客様ご相談センター 東 電話 FAX 京 (03) 5684-9311 (03) 5684-9317 [代表] 〒113-0033 東京都文京区本郷3町目14-7 ビクター本郷ビル 大 電話 FAX 阪 (06) 6765-4161 (06) 6765-4891 [代表] 〒550-0013 大阪市西区新町3-1-31 新町レナウンビル システムネットワーク事業本部 〒192-8620 東京都八王子市石川町2969-2 電話 (0426) 60-7203 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-1-1(田辺ビル)電話 (03) 3663-9054 © 20022VICTOR COMPANY OF JAPAN, LIMITED LWT0073-001C-H
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