ローコストマルチタイプ 『MS

MIYUKI
開発 NEWS
業界初! Modbus(RTU)標準装備
ローコストマルチタイプ 『MS-MOD シリーズ』
コントロールバルブ GAR/BAR 用コントローラ
MS-MOD11 / MS-MOD22
近日リリース!
・4 つの「PID メモリ」の搭載と自動学習機能で『かんたん自動圧力制御』
・19 インチラックに 4 台並ぶ『軽量コンパクトボディ』
・オープンネットワークの Modbus(RTU)だから『かんたん通信』
・Modbus 通信で最大 16 台まで LAN ケーブルで連結できる『かんたん接続』
・調圧データをお持ちの場合には 3 モードで『かんたんバルブドライバ』
・コントロールバルブの制御は『エンコーダ付アブソリュート制御方式』で高精度制御が可能!
・Ethernet では実現できない大幅に価格を押さえた『ローコストコントローラ』
・複数バルブの同期動作を実現!MS-MOD22 なら 2 台の『同期運転』が可能!
※3 台まで同期運転できる MS-MOD33 と 4 台同期の MS-MOD34 もリリース予定
Modbus 通信なら省配線!
MS-MOD11
MS-MOD22
16 台まで連結可能!
市販 LAN ケーブル
モーターケーブルと
ロックストッパケーブル
(ゲートバルブ使用時)
マスターからの
LAN ケーブル
MS-MOD11 と MS-MOD22 の接続例
* 選べる制御方法!・・・・・
①【Modbus 通信制御】
オープンネットワークが利用できるので、プロトコル通信に関わる開発コストが削減できるのと同時に「市
販 LAN ケーブル」で省配線が可能になりました。
また Modbus(RTU)スレーブとして最大 16 台まで連結でき、ID 化された『MS-MOD』は、他の FA 機器と
Modbus 通信上において混在できます。
※マスターはメーカーを問わず通信できます。
運転方法は、調圧データ・開度位置決めデータ・ポイント運転データ・運転指令などを指定された「レジス
タ」に書き込むだけですので、簡単に高精度制御ができます。
特に複雑な真空装置や大規模真空装置に導入する際などは Ethernet に次ぐ通信手段として有用になります。
②【I/O 信号制御】
I/O 信号制御方式も搭載。Modbus 通信を行わない場合でもバックパネルに設けた D-SUB25PIN に「運転入
力」「ポイント入力」「0-10V 電圧開度入力」「真空計入力」「現在開度出力」などを装備しています。
制御方式と運転モード
Modbus
I/O 制御
自動圧力制御モード
●
●※
VPモード
×
●
ポイント運転モード
●
●※
※データレジスタへの書き込み用に
別売オペレーションパネルが便利です!
増設可能
(システム構築の一例)
*多才な運転モード!・・・・・
①【自動圧力制御モード】
真空計からのフィードバック DC0-10V で高精度(FS±0.5%)の自動圧力制御を実現。
4 つの「PID メモリ」と独自計算方式による自動学習機能も搭載していますので、調圧データ探求などにも
最適です。
②【VPモード】アナログ電圧開度指定制御 DC0-10V
開度指定型圧力制御コントローラ『MS-VP』の電圧開度制御機能も標準装備。バルブ全閉から全開までを
DC0-10V(4000 分解能)で高精度コントロールできます。
③【ポイント運転モード】Modbus 通信・I/O 信号制御
Modbus 通信または I/O 信号制御で全閉・全開を除く 14 ポイントの動作が可能です。
14 ポイントは任意に登録することができ、パターン化された複数のプロセスを有する装置などには大変便
利になります。
調圧データをお持ちの場合は
* 3 つのモードでかんたんバルブドライバ!・・・・・
①【Modbus 位置指令モード】
Modbus 通信時、任意の開度(全閉-全開を 1000 分割)を指令することで動作します。
ハンドシェークできますのでバルブ動作中でない場合に「書き換えて動作命令」を行うことで、連続位置決
め運転ができます。
指定された「レジスタ」に PID 演算結果の操作量(最小-最大)を 1000 分割して数値を書き込み、動作 Bit
を立てることでこの動作が行えます。※全閉位置をゼロとしたアブソリュート方式採用
②【VPモード】
アナログ電圧 DC0-10V(4000 分解能)のみで連続位置決め運転を行います。
Modbus 通信を行わず連続位置決め運転をしたい場合にはこのモードが最適です。
③【ポイント運転モード】
Modbus 通信時および I/O ビット指定で任意の 14 ポイント運転(1 指令 1 動作)ができます。
Modbus 通信時は指定された「レジスタ」にポイント№を書き込み、動作 Bit を立てることでこの動作が行
えます。また、各ポイントの位置データは「レジスタ」に格納しておくことができます。
I/O ビット指定で動作させる場合は、指定された 4Bit(2 進法)で 1-14 を指定し動作 Bit を立てることでこ
の動作が行えます。この場合の各ポイント位置データは別売の『オペレーションパネル』でのティーチング
機能で記憶させることができます。
オペレーションパネル ※オプション
〔主な機能〕
・各モードの運転指令
・手動操作、各種モニタリング
・自動調圧データの格納(PIDメモリ含む)
・自動学習機能の実行(感度調整可能)
・ポイントティーチング、データ格納
*大型装置には 2 バルブ同期制御のMS-MOD22!・・・・・
・コストメリットを高く生み出す製品です!
・MS-MOD22 は、同型の 2 つのバルブを同期運転できます。
・同期制御、最近の大型装置に欠かせないアイテムです。
・コントロールバルブ GAR/BAR シリーズに対応しています。
・制御構成内容の同仕様化により、MS-MOD11 との連結制御も可能です。
・サイズも最小限(奥行き 365 ㎜)に抑え、コンパクトながら同期制御対応
のコントローラです。
2 軸分のモーターケーブルコネクタを装備
【主な仕様】
コントローラ型式
MS-MOD11
MS-MOD22
1台
2 台(同期制御のみ)
制御バルブ台数
適用コントロールバルブ
BAR シリーズ/GAR シリーズ
入力電源
DC24V±5%
消費電力
80W
周囲温度/湿度
真空計(入力)
150W
0~50℃/90%以下
センサ入力電圧
DC0-10V(分解能 4000)
供給電圧
DC24V
ヘッド単位
Pa
Max15W
Torr mbar
表示部
Power
制御方式
PID 自動圧力制御・電圧開度制御・ポイント指定位置決め制御
PID 制御サンプリングタイム
0.1~60 秒(出荷時設定 0.25 秒)
PID 設定方法
Modbus レジスタ格納(通信時)オペレーションパネル入力※オプション
設定項目
真空計スケール・目標圧力・PID バンク(4 メモリ)・バルブ型式・調圧有無
圧力コントロール精度
±0.5%(真空計 FS)※ノイズ等の影響がないことが条件です
Alarm
Close Control (LED フロントパネル)
入力(Bit)
調圧命令・電圧開度命令・ポイント運転命令・ポイント指定 Bit・全閉命令
外部 I/O
入力(アナログ)
開度指定電圧 DC0-10V
D-SUB25 メス
出力(24V)
制御運転中・全閉位置・運転準備完了・アラーム出力
出力(アナログ)
バルブ現在開度 DC0-10V
動作応答性
連続動作時:最大 10ms 全閉位置からの動作:最大 200ms
原点復帰
電源投入時に自動開始・Modbus 通信時に随時
異常検出
PLC 異常・モータードライバ異常
Modbus 通信
※本シリーズは PLC バックアップ電池は不要です
伝送モード
Modbus RTU 準拠(スレーブモード)
インターフェース
RS-485(2 線式)バックパネルに RJ45 挿入口 X2
通信速度
9600/19200/38400/57600/*115200bps(*出荷時設定)
最大連結台数
16 台(本シリーズ連結)※他機器含む Modbus 通信としては最大 32 台
ID 番号(局番)
1-16
伝送距離
1200m 以内(ツイストペア線 CAT5e 以上を使用)
データビット長
8 ビット
ストップビット長
1 ビット
パリティー
偶数
データチェック方式
CRC(自動計算)
外形寸法(WxDxH ㎜)/重量
110x290x140/1.9Kg
〒410-1327
110x365x140/2.5Kg
静岡県駿東郡小山町棚頭 1238-5
TEL 0550-78-3806(代)
FAX 0550-78-1803
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