平成 17 年 11 月 1 日 八正建設株式会社 お客様各位 弊社住宅におけるアスベスト(石綿)に関するお知らせ 昨今、深刻な社会問題となっているアスベスト(石綿)問題につきまして、弊社施工の住宅にお 住まいの皆様、およびこれから購入をご検討されているお客様に対しまして、弊社における過去の アスベスト含有建材の使用状況、および今後のアスベスト問題への対応をご報告いたします。 記 1.アスベスト含有建材の使用状況について 耐火、防音、耐久性に優れたアスベストは、かつてごく一般的にさまざまな建材として広く住宅建 築において使用されて参りました。過去、弊社において使用していた主な建材は以下の通りです。 使用部位 屋 根 外装材 内装材 建材名 用 途 製造時期 メーカー カラーベスト 屋根葺き材 ∼平成 15 年6月 クボタ松下電工 サイディングボード 外壁仕上材 ∼昭和 56 年4月 ニチハ ∼平成7年 旭トステム ∼平成 12 年 12 月 クボタ松下電工 軒天・破風・幕板等 石膏ボード 内装下地材 ∼昭和 61 年 吉野石膏 壁パネル ユニットバス壁下地材 ∼平成 16 年 9 月 INAX ∼平成 10 年 クリナップ 他 ※上記建材につきましては弊社標準仕様品についての主な使用状況であり、製品によってはアス ベスト含有の時期が多少前後する場合があります。また、標準仕様品以外の建材においても、 製造時期等によってアスベストを含有している可能性がありますので、ご不明な点、及びご質問 等がございましたら、各メーカーの HP をご参照いただくか、弊社担当までお問い合わせ下さい。 ※住宅用断熱材として一般的なロックウール、およびグラスウールに関して、時折石綿と混同され るケースがありますが、アスベストとはまったく異なる物質であり、健康への影響はございません。 2.弊社のノンアスベスト化への取り組みと対応について アスベストが危険とされているのは、空気中に飛散したアスベストの細かい繊維が呼吸によって 肺の中に吸い込まれ、その繊維が肺の細胞に突き刺さった結果、さまざまな疾病が引き起こされる という理由からです。 しかし、過去、弊社において使用されておりました上記建材(スレート系屋根材、サイディングボ ード、窯業系外装材等)につきましては、アスベスト繊維が成型板としてセメント等で固定されてい る為、人体へ影響を及ぼすことはないと考えられます。 また、メーカーによって多少の差異はありますが、平成 12 年以降ほとんどの建材メーカーがノン アスベスト製品に切り替えており、現在弊社で採用している建材はすべてノンアスベスト製品です。 3.リフォーム、および解体工事における対応について 建材に含まれるアスベストが空気中に飛散するのは、リフォーム工事において切断等の加工を する場合や、既存の建築物を解体する工事においてであり、そうした行為を行う場合、作業者、お よび近隣の方々への安全性の配慮が求められます。 そこで平成 17 年 7 月1日より「石綿障害予防規則」が施行され、解体工事の際のアスベストの飛 散防止や保護方法等、業務に係る措置が定められました。 弊社におきましてもこうした規則に準拠した作業を行って参りますので、解体工事を伴う建替え、 増改築、リフォーム等をご検討のお客様は弊社担当までご相談いただけますようお願い致します。 4.アスベスト関連情報 LINK <公的情報機関> 厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp (社)日本石綿協会ホームページ http://www.jaasc.or.jp <屋根材・内外装材関連> ニチハ株式会社 http://www5.mediagalaxy.co.jp/nichiha/ クボタ松下電工外装株式会社 http://www.kmew.co.jp 旭硝子株式会社 http://www.agc.co.jp トステム株式会社 http://www.tostem.co.jp 大建工業株式会社 http://www.daiken.jp 永大産業株式会社 http://www.eidai.com アイカ工業株式会社 http://www.aica.co.jp フクビ化学工業株式会社 http://www.fukuvi.co.jp 株式会社ノダ http://www.noda-co.jp 吉野石膏株式会社 http://www.yoshino-gypsum.com <住宅設備関連> 株式会社INAX http://www.inax.co.jp http://www.toto.co.jp 東陶機器株式会社 クリナップ株式会社 http://www.cleanup.co.jp サンウエーブ工業株式会社 http://www.sunwave.co.jp タカラスタンダード株式会社 http://www.takara-standard.co.jp ヤマハリビングテック株式会社 http://www.yamaha-living.co.jp 株式会社ミカド リンナイ株式会社 http://www.micado.co.jp ※アスベスト情報未掲載 http://www.rinnai.co.jp 株式会社ノーリツ http://www.noritz.co.jp 5.本件に関するお問い合わせ先 八正建設株式会社 品質管理部 岩田 哲 TEL.03-3557-5881(代表:9時∼18 時)
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