カスタマーディスプレイ LD220 の設定および使用方法

カスタマーディスプレイ LD220 の設定および使用方法
カスタマーディスプレイの使用方法は 2 種類あります。
z
「EPSON Advanced Printer Driver」を使用。プリンタードライバーを介して表示します。
z
「EPSON OPOS ADK」を使用。OPOS を介して表示します。
「EPSON Advanced Printer Driver」を使用する場合の設定および表示テスト
①
http://partner.epson.jp/products/tm/develop/PN05081.htm の「カスタマーディスプレレー用ドライバー」項目内の「スタンドアロン接続用ドライバー」より EPSON Advanced Printer
Driver をダウンロードします。(無料のユーザー登録が必要です)
②
ダウンロードした「ADM_301aJ_without_TM.exe」を実行します。
1.
「ソフトウェア使用許諾契約書」が表示されますので、内容を確認して「次へ(N) >」をクリックします。
2.
「ファイルの保存場所」が表示されますので、「次へ(N) >」をクリックします。
3.
「InstallShield Wizard が完了しました。」が表示されますので、「完了」をクリックします。ドライバーのインストールが完了します。
③
プリンタを追加します。
1.
「スタートメニュー」→「プリンタと FAX」→「プリンタの追加」を実行します。
2.
「プリンタの追加ウィザードの開始」が表示されますので、「次へ(N) >」をクリックします。
3.
「ローカルプリンタまたはネットワークプリンタ」が表示されますので、「このコンピュータに接続されているローカル プリンタ(L)」を選択し、「プラグ アンド プレイ対応プリンタを自動的に検出し
てインストールする(A)」のチェックを外して「次へ(N) >」をクリックします。
4.
「プリンタポートの選択」が表示されますので、「次のポートを使用(U)」を選択し、「COM1:(シリアルポート)」を選択して「次へ(N) >」をクリックします。
5.
「プリンタソフトウェアのインストール」が表示されますので、「ディスク使用(H)...」をクリックし、「参照(B)...」より「ADM_301aJ_without_TM.exe」でドライバをインストールしたフォルダ
(デフォルトは「C:\EPSON Advanced Printer Driver\ADM_301J_without_TM\Win2kXP」)にある「OEMPRINT.INF」を選択して、「OK」をクリックします。
6.
「プリンタソフトウェアのインストール」の表示に戻りますので、「EPSON DM-D10X/20X」を選択し、「次へ(N) >」をクリックします。
7.
「プリンタ名」が表示されますので、「プリンタ名(P)」はそのまま(「EPSON DM-D10X/20X」)で「このプリンタを通常使うプリンタとして使いますか?」は「いいえ(O)」を選択し、「次へ
(N) >」をクリックします。
「プリンタ共有」が表示されますので、共有するか設定し、「次へ(N) >」をクリックします。
「テストページの印刷」が表示されますので、「いいえ(O)」を選択し、「次へ(N) >」をクリックします。
「プリンタの追加ウィザードの完了」が表示されますので、「完了」をクリックします。
「このハードウェア:プリンタを使用するためにインストールしようとしているソフトウェアは・・・」が表示されましたら、「続行(C)」をクリックしてください。インストールを行い完了します。
8.
9.
10.
11.
④
プリンタの設定をします。
1.
「プリンタと FAX」に追加したプリンタのアイコンが表示されますので、右クリックのポップアップメニューより「プロパティ」を開きます。
2.
「ポート」タブを選択して、カスタマーディスプレイが接続されているポート番号と同じであることを確認します。違う場合は該当のポート番号を選択し、「ポートの構成(C)...」をクリッ
クします。
3.
「ポートの設定」が表示されますので、下図のように設定し、「OK」をクリックします。
4.
「デバイスの設定」タブを選択し、「DM-D 2line mode:」を「DM-D display size」にして「適用(A)」をクリックして設定を完了します。
⑤
カスタマーディスプレイの表示テストを行います。※このテストはカタカナ表示ができません
ここでフォントを変更
1.
2.
3.
4.
5.
6.
「ワードパッド」を起動します。
「ファイル(F)」→「ページ設定(U)...」を開き、「プリンタの設定(P)...」をクリックします。
「プリンタ名(N)」は「EPSON DM-D10X/20X」を選択し、「OK」をクリックします。
「ページ設定」に戻りますので、「サイズ(Z)」は「DM-D display size」、「給紙方法(S)」は「DM-D 2line mode」を選択し、「OK」をクリックします。
「フォント」を「control」にして「b」と入力。
「フォント」を「DM-D 1st Line」にしてカスタマーディスプレイ 1 行目に表示させる文字を入力。
「フォント」を「control」にして「c」と入力。
「フォント」を「DM-D 2st Line」にしてカスタマーディスプレイ 2 行目に表示させる文字を入力。
「印刷」をクリックしますと、カスタマーディスプレイに入力した文字が表示されます。
「EPSON Advanced Printer Driver」を使用する場合は、「カスタマーディスプレイ簡易表示プログラム」を使用して、「Excel」等から VBA から簡単に文字表示をさせる
ことができます。
弊社 HP よりダウンロードが可能です。http://www.fksystem.com/download.html の「ユーティリティ」項目内に「カスタマーディスプレイ簡易表示プログラム(dis.zip)」
があります。
「EPSON OPOS ADK」を使用する場合の設定(EPSON OPOS ADK はインストールされていることが前提です)
①
カスタマーディスプレイの設定を行います。(「LD220 のユーティリティ使用方法」を参照してください)
②
「EPSON OPOS ADK」にて「LineDisplay」でデバイスの追加を行います。
1.
「デバイスの追加 [デバイスの選択]」が表示されますので、「追加するデバイスを選択してください(D)」は「DM-D110」を選択し、「詳細な機種を選択してください(M)」は
「DM-D110」を選択し、「次へ(N) >」をクリックします。
2.
③
「デバイスの追加 [通信設定]」は必要に応じて設定し、「終了(F)」をクリックします。
「対話式の Check Health(C)」で表示テストを行います。
1.
「LineDisplay」内の追加された「DM-D110」を右クリックのポップアップメニューより「対話式の Check Health」を開きます。
2.
「実行」をクリックしますと、カスタマーディスプレイに「Interactive HCheck!! DeviceName=DM-D110」と表示されます。
LD220 のユーティリティ使用方法
付属のユーティリティ CD 内の「VFD_Setup.exe」を使用して、LD220 の設定(通信設定等)を行います。
※「シリアル-USB 変換ケーブル」を使用しての設定はできません。設定の際はシリアルポートに接続してください。
※出荷時は、「EPSON Advanced Printer Driver」で使用できる設定になっております。「EPSON OPOS ADK」を使用する場合は、必ず「Command Setting」の設定が必要になります。
共通メニュー
・
Interface Setting
LD220 が接続されているポート番号、通信設定を選択し、「Get Setting From VFD」をクリックしますと LD220 本体に保存されている設定を読み込み、「Command Setting」
タブ内に反映させます。
・
Load、Save
設定内容を任意の場所にセーブ/ロードします。
・
Set All Default
設定内容をデフォルトに戻します。(※出荷時の状態ではありません)
・
Download Setting To VFD
「Command Setting」タブ、「Welcome Msg」タブで設定した内容を LD220 に書き込みます。
Command Setting タブ
「EPSON OPOS ADK」は「None(Default)」
「EPSON Advanced Printer Driver」は「with ECS/POS Command」
文字セット・コマンドモード・ボーレート・パススルーを選択します。
「EPSON OPOS ADK」を使用する場合は、パススルーの変更が必要です。
以下に設定方法を説明します。
1.
共通メニュー「Interface Setting」の「Com Port Select(ポート番号)」、「Baud Rate(ボーレート)」を指定してから「Get Setting From VFD」をクリックして LD220 本体の内容を
読み込みます。
2.
「Command Setting」タブ内の「Passthru Mode(パススルー)」を「None (Default)」にして、共通メニュー「Download Setting To VFD」をクリックします。LD220 への設定が開始
されます。
3.
設定が完了しますと、「Download O.K! Please restart!」とメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
4.
LD220 の表示が「Download New Setting O.K! Please Restart」となりますので、LD220 の電源を入れなおします。設定が完了です。
出荷時は、「Character」は「Japan」、「Command Mode」は「EPSON(Default)」、「Baud Rate Select」は「9600,n,8,1(Default)」、「Passthru Mode」は「with ECS/POS Command」
になっています。「Get Setting From VFD」より LD220 の設定を確認して、違う場合は設定を変更して上記設定方法の「2.」から操作を行ってください。
Welcome Msg タブ
電源オン時に表示されるメッセージを設定できます。
「Welcome Msg1」は 1 行目、「Welcome Msg2」が 2 行目に表示されます。
「ASCII」あるいは「Hex(16 進数)」で設定ができます。
共通メニュー「Download Setting To VFD」をクリックしますと、LD220 への設定が更新されます。
LD220 の表示が「Download New Setting O.K! Please Restart」となりますので、LD220 の電源を入れなおします。設定が完了です。
User Defined Character タブ
使用できません。