平成25年12月発行 Grow 66号

Grow
一般社団法人日本物流団体連合会会報
66
No.
2013
December
物流連会報
C
Grow
O
N
T
2013年December 66号
平成25年12月発行
E
N
T
S
「潮流」… ………………………………………………………………………………… 1
田村 修二 日本貨物鉃道㈱ 代表取締役社長
物流連ミャンマー物流視察に参加して
人材育成・広報委員会
貴社の写真が学校教育の教科書に掲載されるチャンス‼……………………… 4
ロジスティクスPRグループ2013 ~物流いいとこみつけ隊~
物流業界への正しい理解に向けたPRおよびイメージアップについて… ……… 6
経営効率化委員会
BCP≪事業継続計画≫の策定状況に対するアンケート調査概要……………… 7
2013「欧州ロジスティクス視察団」派遣
国際業務委員会
物流連ミャンマー物流視察に参加して………………………………………… 10
基本政策委員会
官民連携の施策推進が始まりました … ………………………………………… 12
第15回「物流環境大賞」~募集を開始しました~
/第11回
「モーダルシフト取り組み優良事業者」
の公表について……… 13
物流連委員会名簿
基本政策委員会、人材育成・広報委員会…………………………………………
国際業務委員会……………………………………………………………………
物流環境対策委員会………………………………………………………………
経営効率化委員会…………………………………………………………………
14
15
16
17
秋の物流施設見学会を開催
~関西地区最新の物流施設を視察~…………………………………………… 18
2013「欧州ロジスティクス視察団」派遣…………………………………… 20
平成25年度 物流連 大学寄附講座
横浜国立大・一橋大において秋学期の大学寄附講座始まる… ………………… 23
「物流連広報室Facebookページ」を開設しました!… ……………… 24
2013年版「数字でみる物流」発刊のご案内/最近の活動状況
/流通経済大学「物流連推薦AO入試」のご案内/編集後記………… 25
平成 25 年度 物流連 大学寄附講座
新たな成長、発展を―――
物流連では、1991年発足以来、年に数
回、活動を「会報」にまとめ報告をしてまい
りましたが、この度、この冊子を「Grow」と
名付け、全面カラー化、編集についても刷
新を図ります。
本号が改定第一号となりますが、今後、
会員各社・団体様への取材や情報提供など
も含め、双方向の情報誌として、より多く
の話題を提供し充実させていきたいと考
えております。
物流連の活動は、今、23年目を迎え、人
間でいえば社会に旅立ち、新たな成長を目
指す時代を迎えます。
どうか会員各位のますますのご支援を
よろしくお願いいたします。
徹底的なデータ分析によるシェアアップ、
営業力強化、積載効率向上によっての
コスト削減で黒字化を展開し、
鉄道モードを確立する
た むら
しゅう じ
田村 修 二 氏 日本貨物鉃道株式会社 代表取締役社長
一般社団法人日本物流団体連合会 副会長
ーー平成24年12月に自民党政権が発足後、アベノミ
クスによって景気が浮上し、いろいろな数字にも表れ
てきているように見えますが、JR貨物の最近の景気動
向、貨物の動向についてお聞かせください。
田村社長の略歴
1948年 島根県生まれ
1972年 日本国有鉄道入社
1987年 日本貨物鉃道総務部勤労課長
2001年 同社取締役ロジスティクス総本部副総本部長、
上半期の当社の輸送量は、主力商品であるコンテナ輸送
が前年比 101.7%、車扱は 101.9%、トータル 101.8%と
なっており、ある意味、底堅い動きをしていると認識してい
営業推進本部長
2002年 同社常務取締役
2004年 同社代表取締役専務総合企画本部長
2012年 同社代表取締役社長
2013年 (一社)日本物流団体連合会副会長
ます。しかし、アベノミクスの効果が表れてきたかというと、
まだその実感がないのが私ども鉄道の感想です。
今年は、平成 30 年までの計画における第一段階の最
上半期にあと 2 ~ 3%上積みできれば良かったのですが、
終年度という位置付けにあり、平成 28 年度の鉄道事業
台風や大雨等の異常気象による運休本数が約 1.25 倍と、
部門黒字化必達に向けて、全速力で取り組んでいかなけ
自然災害による減収部分がかなり大きかったと見ています。
ればなりません。その基礎となるのは、収入規模の拡大
業界別に見ると、多い順に食料工業品、紙パルプ業界、
です。コストダウンはもちろん必要ですが、社会的な存在
化学一般、積合せとなっており、紙パルプと積合せは前
意義を確立する意味でも、黒字化、なおかつ拡大基調を求
年をかなり上回りました。エコ関連物資は、ウエイトは小
めていかないと、目指す像が実現しないと思っています。
さいものの底上げを図ったという構図になっています。特
こ の3月に は、 隅 田 川 の 駅 をリニュー ア ル すると
積みは、ダイヤ改正後、福山通運さんに専用列車を買い
ともに、 大 阪 の 梅 田 駅 を 廃 止し、 吹 田 貨 物 タ ーミナ
切っていただいたので、ウエイトがとても高くなりました。
ルと百 済 貨 物 タ ーミナ ルに機 能 を 移 すという大 イン
食料工業品等もプラスになってきていますが、第二次産
フ ラ の 完 成 に 伴 い、 ダ イ ヤ 改 正 を 行 い ました。 そ
業の化学などにもう一つ手ごたえがありません。食料工
の 結 果、 現 在 は 当 初 の 計 画 数 値 に 近 い 状 態 に なっ
業品に通じる農産品は一定。そう見ていくと、上向きに
て い ま す。 例 え ば、 百 済 は 利 用 運 送 事 業 者 の 皆 さ
増加する構図は見えない感があります。
んも店社を置かれたため予想以上に利用されている一方、
吹田も徐々に利用率が高まっています。大阪地区の鉄道
ーー田村社長は、就任当初から鉄道部門の黒字化という
駅4駅の発着数量は、上半期だけでも約 109%となって
目標を設定され、全社を挙げて取り組んでいると承っ
います。
ていますが、鉄道の黒字部門を目指した経営改善につ
また、隅田川の駅改良に伴い、サービスアップにつな
いてお聞かせください。
げることを目的に、西向けの拠点である東京貨物ターミ
Grow No.66 2013 December
1
ナルと北向けの拠点の隅田川駅間にシャトル便と称する4
往復列車を設定したのですが、その積載効率も 70%から
90%の間で動いています。
さらに「IT-FRENS & TRACE」システムの導入により、
コンテナの動きを逐一つかまえられるようになったため、
お客様の利便性を図るべくダイヤの組み替えも可能とな
りました。
ーー今年の6月から新しく石田会長が就任されて、これま
でと何が変ったか、お聞かせください。
石田会長には、いわば鉄道事業部門の黒字化という命
大きくインセンティブを返すなど、あらゆる手を打つこと
題をひっさげて就任していただきました。NCA(日本貨
によって、下半期はスピードをもって走り抜けようと思っ
物航空)の社長などの経験から、経営の立て直しの手腕
ています。
に長けており、なおかつ物流面では、日本郵船時代での
実はこの夏、石田会長の発案で、取締役執行役員、支
経験がとても豊富です。夏頃からは石田会長がお持ちの
社長、主要部長で幹部合宿を行いました。石田会長自ら
人脈で営業活動も行っています。
講師を務め、社長以下取締役コースA、執行役員Bで集
また、石田会長は、積載効率が平日で 70%、休日で
中的に議論したのです。 いわゆるベクトル合わせです。
40 ~ 50%というような数値は考えられないと言われてい
その中では、わが社の強み、弱みがどこにあるかを見極
ます。例えば NCA の時代には、積載効率を上げるため
める「SWOT(Strengths(強み)
、Weaknesses(弱み)
、
にはどうしたらいいかという一点に絞り、さまざまな施策
Opportunities(機会)
、Threats(脅威)
)分析」もしっ
を打たれたと。当たり前のことですが、データをきっちり
かり行いました。
解析し、原因を突き詰めるということです。
そこで、発着駅、上り下りの積載率、平日・休日の使
ーー6月に閣議決定された総合物流施策大綱の中でも、モー
用荷主など、あらゆることを分析しています。原価計算
ダルシフトの推進は大きな施策のポイントとして盛り込まれ
もきちんとできていますから、収支については、販管費
ています。モーダルシフトの受け皿として進めるためにどう
を入れたもの、販管費を除いた粗利ベース、粗利も除い
取り組んでいこうとされているのかお聞かせください。
たぎりぎりのコスト、また、変動費まですべてを見て、ど
ういう手を打てばいいかを考えています。例えば、対前
エコを意識していただいているお客様は多いわけです
年1割を超えていただいた利用運送事業者の皆さんには
から、
(鉄道は)CO2 が 6 分の 1、NOX が低いといった
評価を受け追い風になっていれば強みであり、良い機会
だと思っています。しかし、その前段でコスト面では、保
有する機材、機関車、貨車あるいは人について、もっと
もっと効率を高めなければなりませんし、その点は徹底的
にやっていかなければと思っています。
ーー最近大変心配される事案として、JR北海道の問題が報
道されています。同じ鉄道事業者として、安全対策について
は大変強い関心をお持ちだと思います。JR貨物としてこの
問題をどのように見ておられるのか、お聞かせください。
私どもも鉄道事業者でして、基本的には旅客会社が所
2
Grow No.66 2013 December
左:日本貨物鉃道 田村社長
右:インタビュアー 物流連理事長 大庭靖雄
の一員として頑張っていきたいと思っています。
そのためにも、もっと良い商品が作れないか追求し、
お客様が本当に喜んで鉄道を使ってくださることを実現す
ることによって、物流連の一員としてきちんとした仕事を
することにつながり、ひいては物流連のお役に立つので
はないかと思っています。
物流業界は人流と違って華やかさもないし、歴代物流
連の会長さんもいわれているように、等身大で見てもら
いたいという気持ちが私にもあります。そういう意味で、
物流業界の地位の向上についてどのように訴えていけば
いいかという思いを強く持っていますが、その前に、鉄
有されている本線路をお借りする第二種鉄道事業者とし
道モードをきちんと遂行していくことが先決ではないかと
ての性格が強いのですが、40 数キロの第一種区間も持っ
も思っています。
ていますので、まさに他人事ではないと感じています。
安全第一は、まさに経営の前提として守らなければいけ
ーー最後に田村社長の経営信条と座右の銘についてお聞
ません。法令あるいはそれに基づいて定めた内部の基準
かせください。
等をきちんと順守していくことが経営の最低の条件であ
り、基盤だと思っています。
これは社長就任のときに言った言葉であり、自分で作
当社としても、北海道旅客さんで起こった事象を自らの
り替えた言葉ですが、
「一点集中全面突破」という言葉が
こととして受けとめて、なおかつ他山の石としてきちんと活
好きです。与えられた仕事を徹底的に掘り下げていくこと
用して、事業運営を万全にしていきたいと考えています。
によって、横との関連などがどんどん広がっていって全体
また、こうした問題には、事故が起こった原因と同時に、
像が一挙に見えたり、集中的にある一点に取り組むことに
きちんと安全を担保する管理や、コミュニケーションの体
よって、瞬間的に全体が見えたりといった仕事上の経験
制もかかわってきます。現場とそれを束ねる現場長、そ
から得た言葉です。座右の銘と言うほどではないですが、
れを管理する支社と本社の間のコミュニケーションが体制
いつも心に置いています。
として組織上担保されているか、どういうフォーマットで
外国に留学してから 35 年位経ち、英語力がなくなった
ダブルチェックしているか、さらにその先の業務を委託す
と思っていましたが、先日モンゴルの人が来たときに英語
る事業者まで、あらゆる部門でそれらが書式できっちり通
を話したら一応通じました。徹底的にやったらゼロにはな
じているか、そういったことを、まさに自らの問題として
らないんですね。とにかく自分でぎりぎりまで追い込み、
きちんとやっていかなければいけないと思っています。
徹底的にやるというのが私の信条です。
ーーこの6月に物流連の副会長にご就任いただきました
が、全国で1社のみの鉄道貨物企業であるJR貨物の位置
付けは、わが国の物流界においてかけがえのないものだ
と思います。田村社長は、この物流界においてどのような
役割を果たしていきたいとお考えですか。
日本の物流業界の中で鉄道というモードを担っている
のは、たまたまうちの会社がほとんどであって、国内でネッ
トワークを張っているのはわが社だけですから、まずは、
存立基盤の鉄道事業部門の黒字化を達成することによっ
て、このモードを生かし切るという基本線に立ち、物流連
Grow No.66 2013 December
3
人 材 育 成・ 広 報 委 員 会
貴社の写真が学校教育の教科書に
掲載されるチャンス!!
材育成・広報委員会では、これまで若年層への物
人
年度の 11月~4月までとなっており、この時期に教科書
流業界の認知度向上を目指して活動してまいりま
出版会社から
「物流」に関する写真の注文があります。注
したが、このたび、教科書出版会社から「物流」に関する
文が入り次第、物流連が斡旋し、写真の注文内容と提出
写真を提供してほしいとの依頼がありましたのでお知
期限を添えて登録会員企業・団体にメール配信させてい
らせいたします。
ただきます。
下記の写真と次頁の案内をご参照のうえ、写真の提供
なお、出版各社で編集される各教材(小学5年生社会
にご協力いただける会員企業・団体がございましたら、
科・中学地理・中学公民・高校地理・高校公民・デジタル
「人材育成・広報委員会 事務局」までご連絡くださいま
すようお願いいたします。
教科書・その他)は、年度をずらしながら編集されますの
で、来年度以降も本活動を継続して実施してまいります。
平成 28年度に一般販売される教科書の編集期間は、今
(例)
▼ 教育出版
▼ 帝国書院
▼ 光村図書
▼ 東京書籍
▼ 大阪書籍
▼ 日本文教出版
4
Grow No.66 2013 December
⒈
提供内容
「車両」
「船舶」
「航空機」
「倉庫」
「貨物列車」
「コンテナ」
「マテハン機器」など、教科書出版会社の要望に沿った写
真を提供していただきます。写真の細かい注文については、その都度、教科書出版会社からの指示を仰ぎます。
⒉
送付先
写真データ(JPEGなど)を下記アドレスまでご送付ください。枚数制限はございません。
Mail:[email protected]
⒊
締め切り
教科書出版会社の編集作業の都合により、注文が入ってから約2週間後にいたします。
⒋
その他
写真を掲載することが決定した企業・団体名は、著作関係者項目に協力会社として記述いたします。なお、教
科書に掲載する写真には限りがございます。提供していただいた写真は全て教科書出版会社に提出します
が、検定基準をもとに編集されますので、掲載できない写真もあります。あらかじめご了承のほどよろしく
お願いいたします。
写真提供フロー図
依頼側
物流連
提供側
教科書出版会社
会員企業・団体
連絡担当者
リスト
②依頼
編集作業(写真の選定)
⑤写真の無償提供
①担当者の連絡先送付
③依頼を受けてからメールで一斉送信
写真の
取りまとめ
④写真の提供
文科省に選出
検定合格
1年後 一般販売
2年後 学校教育で使用開始
※教科書の更新作業は
4年サイクル
依頼を受けてから
概ね2週間で提供
⑥検定合格後、活用する写真の企業・団体様に完成した見本を送付
教科書出版会社から依頼がある予定の取材は、
「小学5年生 社会科」
・「中学生 地理」
・「中学生 公民」
・「高校生 地理歴史」
・「高校生 公民」
・
「デジタル教科書」
・「その他」となります。
尚、教科書出版会社は年度をずらして上記の各教材を作成するため、毎年 11月〜4月の時期に写真提供の依頼がございます。
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5
人 材 育 成・ 広 報 委 員 会
1 2
3
4
⒈ 第 1回開催 / ⒉ グループ活動 / ⒊ 第 3回開催 / ⒋ 第 4回開催
ロジスティクス PRグループ 2013
~物流いいとこみつけ隊~
物流業界への正しい理解に向けた
PRおよびイメージアップについて
6
物
流連の人材育成・広報委員会
(委員長:萩尾 計二氏
らい、将来の物流業界発展の一助とすることも狙いの一
日本通運㈱ 代表取締役副社長)は、7月 25日、都道
つです。
府県会館において物流業界の明日を担う会員企業・団体
これまで人材育成・広報委員会が活動してきた内容や、
の若手社員 16人
(男性:9人 女性:7人)を集めたワーキン
物流連の「労働力問題小委員会のアンケート結果」をも
ググループを立ち上げ、メンバーの提案により会議名を
とにした将来の人材不足への危機感、さらには、経団連
「ロジスティクス PRグループ 2013~物流いいとこみつけ
による採用活動における倫理憲章の見直しに伴った就職
隊~」に決定しました。
活動前の広報活動の重要性について確認したうえで、グ
このグループは、わが国の物流業のイメージアップ強
ループ活動と全体意見交換を交えながら、物流業の問題
化を図るため、若手社員の新たな視点から若い世代に向
点の抽出や新たな活動の検討に取り組んできました。
けた PRおよびイメージアップ方策の検討を行い、従来の
そして、このたびの第5回ワーキングをもちまして、
発想を超えたユニークなアイデアの創出を期待する活動
全体の意見がまとまりましたので、2月開催予定の「第 6
で、物流連としては新たな試みとなります。さらに、若手
回人材育成・広報委員会」で報告し、来年度から取り組む
社員に会社の垣根を越えた人的ネットワークを広げても
べき活動を検討していきます。
Grow No.66 2013 December
経営効率化委員会
BCP
《事業継続計画》の
策定状況に対する
アンケート調査概要
1.はじめに
物流連では、10月に当連合会の
である物流事業者を中心にBCPの
本アンケートは会員72社に発送
会員に対してBCP(事業継続計画)
策定状況について実態を把握するた
し、45社から回答があり、回収率
の策定状況に対するアンケート調査
め調査を実施した。このアンケート
は62.5%であった。本調査内容に
を実施した。本アンケート調査は、
調査はアンケート用紙を10月上旬
ついては一部抜粋したものを掲載。
東日本大震災後、2年半を経過し、
に郵送し、同月31日を締め切りと
なお、詳細については物流連ホーム
大規模災害に対する関心も高くなっ
してファクシミリまたはメールにて
ページ等で公表する。
ていることもあり、当連合会の会員
回収した。
2.アンケート調査の回答内容
回答事業者の業種(複数回答あり)
総合物流企業
14件
フォワーダー
6件
港運
10件
倉庫
15件
海運
11件
鉄道
6件
トラック
15件
その他
5件
実回答数
45件
0
10
20
あったが、その他の業種を除き、複
数の業種を兼ねている事業者もある
40
50
回答事業者の業種に占める割合
(1)回答者の業種
全体として45社からの回答が
30
業 種
回答件数
割 合
総合物流企業
14件
17.1%
フォワーダー
6件
7.3%
ため、実回答の件数より事業者数が
港運
10件
12.2%
多くなっている。
倉庫
15件
18.3%
海運
11件
13.4%
6件
7.3%
鉄道
トラック
その他
※括弧内の回答件数は実回答数
合 計
15件 18.3%
5件
82
(45)
件 6.1%
100%
Grow No.66 2013 December
7
回答事業者の従業員規模(複数回答あり)
総合物流企業(14社) 7%
フォワーダー(6社)
14%
17%
港運(10社)
倉庫(15社)
17%
66%
40%
13%
18%
鉄道(6社)
16%
27%
40%
20%
27%
40%
9%
17%
13%
その他(5社)
全体(45社)
64%
20%
海運(11社)
トラック(15社)
14%
46%
17%
50%
27%
60%
20%
40%
11%
31%
40%
20%
100人未満
BCP策定状況(N=45)
100人以上500人未満
38%
500人以上1,000人未満
1,000人以上
(2)回答事業者の従業員規模
全体の従業員数の規模では100人
以上の事業者では89%あり、500
策定していない
人以上の事業者では58%あり、
1,000人以上の事業者は38%とい
7%
う結果であった。
業種別では、総合物流企業、フォ
策定を検討
ワーダー、鉄道、トラックが従業員
11%
数で1,000人以上の事業者で50%
策定済み
以上を占めている。
44%
(3)BCPの策定状況
現在策定中
BCPの策定についての回答は、
38%
1.策定済が20社、2.策定中が17
社、3.策定を検討が5社、4.策定
していないが3社であった。全体と
して44%が策定済で策定中が38%
あり8割の事業者で策定される見通
しであること分かった。
大手事業者のBCPの策定は一般
的に進んでいるとの調査結果があ
るが、回答のあった事業者の規模
の調査で大手事業者が多く含まれ
BCP
《事業継続計画》の
策定状況に対する
アンケート調査概要
8
Grow No.66 2013 December
ることもあり、BCPの策定済み、
策定中の割合が高かったものと思
われる。
BCP《事業継続計画》の策定状況に対するアンケート調査概要
業種別BC P 定状況(複数回答あり)
総合物流企業(14社)
57%
フォワーダー(6社)
7%
67%
港運(10社)
40%
倉庫(15社)
40%
海運(11社)
鉄道(6社)
29%
33%
60%
46%
27%
7%
45%
17%
トラック(15社)
7%
10%
49%
18%
17%
47%
17%
6%
47%
その他(5社)
80%
策定済み
業種別の事業者でBCP策定済み
7%
20%
現在策定中
策定を検討中
策定していない
B C P 策定時期
と回答した事業者のうち総合物流企
業、フォワーダー、その他の事業者
で50%以上あり、BCP策定が進ん
でいることが分かった。海運と鉄
東日本大震災
以降
32%
道でBCP策定済みが27%、17%と
少ないが、現在策定中を入れれば7
割前後あり、港運、倉庫を含め、
東日本大震災
以前
68%
BCP策定中を入れればすべての業
種で進んでいることが分かった。
(4)BCPを策定済みと回答した
事業者の策定した時期の回答
BCPを策定したと回答した事業者
20社のうち、東日本大震災以前に策
定したと回答した事業者は68%あ
業種別策定時期(複数回答あり)
り、東日本震災以降に策定した事業
総合物流企業
者は32%であった。BCPを策定した
フォワーダー
事業者のうち震災以前に策定してい
50%
50%
75%
25%
る事業者は7割近くあり、事業継続
港運
50%
50%
に関心が高いことがうかがえる。
倉庫
50%
50%
業種別では震災以前にBCPを策
定している事業者で75%以上を超
えるものに鉄道、フォワーダー、そ
の他の事業者があった。そのほか、
総合物流企業、港運、倉庫、トラッ
クでも50%以上となっている。
海運
67%
鉄道
トラック
その他
33%
100%
57%
43%
75%
25%
東日本大震災以前
東日本大震災以降
Grow No.66 2013 December
9
国際業務委員会報告
BELARUS
Moscow
Kijev
ROMANIA
R U S S I A
物 流 連
UKRAINE
BULGARIA
GREECE
Athens
Istanbul
Astana
Ankara
ミャンマ-
物流視察に
参加して
TURKEY
GEORGIA
Tbilisi
Yerevan AZERBAIJAN
Cyprus
LEBANON
Baku
SYRIA
Beirut
Cairo Jerusalem Damascus
ISRAEL Amman
Baghdad
EGYPT JORDAN
Ashgabat
IRAN
KUWAIT
SAUDI
ARAB IA
MONGOLIA
UZBEKISTAN
Tashkent
TURKMENISTAN
Tehran
IRAQ
QATAR
ARAB
EMIRATES
JAPAN
N. KOREA
P'yongyang
Beijing
KYRGYZ
Nagoya
Osaka
Seoul
S. KOREA
Dushanbe
TAJIKISTAN
Tokyo
Pusan
Fukuoka
AFGHANISTAN
Kabul
Shanghai
C H I N A
Islamabad
Al Manamah
Ad Dawhah
UNITED Abu Zaby
Shenyang
Bishkek Almaty
BAHRAIN
Riyadh
Sana
Ulan Bator
ARMENIA
Nicosia
SUDAN
Sapporo
KAZAKHSTAN
Chengdu
PAKISTAN
Muscat
Karachi
T'aipei
NEPAL
New Delhi
Kathmandu
BHUTAN
Thimphu
Taiwan
Guangzhou
BANGLADESH
OMAN
YEMEN
I N D I A
物流連業務部
Calcutta
Dhaka
Yangon
ETHIOPIA
Chennai
(Madras)
SOMALIA
Manila
PHILIPPINES
PALAU
Phnom Penh Ho Chi Minh
Davao
BRUNEI
Srijayewardenepura
Male
Hong Kong
THAILAND
Bangkok
VIETNAM
CAMBODIA
SRI LANKA
MALDIVES
Macau
LAOS
Vientiane
Mumbai
(Bombay)
久米 洋市
Hanoi
ミヤンマー
MAL AYSI A
Kuala Lumpur
PAPUA
NEW
GUINEA
SINGAPORE
開発、投資を行う予定ですが、現在
国際業務委員会では、昨年、タイ
SEYCHELLES
氏、物流連久米の4人です。
に物流視察団を派遣し、タイと日本
11月10 日、ヤンゴ ンに到 着。11
Jakarta
Surabaya
はまだ一面草地の状態です。
の物流業界における内外格差につい
月11日には、ミャンマー港湾事情視
12 日は、ミャンマー国鉄のサトサ
てのレポートを発表しています。本年
察として、港湾公社に JICA 三宅専門
ン駅とボ-タウン駅の貨物施設を見
度は、ミャンマーの国内物流事情に
家を訪ね、レクチャーを受けました。
学しました。
ついて、調査することになりました。
その後、ヤンゴン港のアジアワール
13 日 は、海 事 局 を 表 敬 訪 問 し
メンバーは、国際業務委員会のメン
ドポートターミナルとミャンマー・イ
た 後、ミャン マー の 内 航 海 運 会 社
バーである辰巳商会の山本氏、同じ
ンターナショナル・ターミナル・ティ
「THURIYA SANDAR WIN」社、フレ
く国際業務委員会海外物流戦略ワー
ラワを訪問しました。ティラワでは、
イトフォワーダーである
「International
キングチームメンバーの日立物流の
後 背 地 の SEZ
(Special Economic
Forwarding」社 を 訪 問 し、 ま た
下河邉 氏、日通 総合研 究 所 の 大 島
Zone)を通りました。ここは日本が
MIFFA 会 長 の Captain Aung Khin
MADAGASCAR
INDONESIA
AUSTRALIA
Mynt 氏のインタビューを行いました。
14 日には、上組、日本通運、日新
と、日本の物流企業を訪問しました。
最終日である15日は、フレイトフォ
ワー ダー の EFR 社とアパレル の 検
品、検針を請け負う日系の日新運輸
日新運輸 ミャンマ-の皆様(右から3人目が宮川 GM)
10 Grow No.66 2013 December
ミャンマ-国鉄 ヤンゴン郊外の貨物駅
EFR 社 ヤンゴン倉庫でスタッフと(右から4人目が責任者の Aung Thu Ko 氏)
を訪問し、夕刻の飛行機で帰途につ
め、現在進出している日系の製造業
に関する輸入作業等に期待している
きました。
はアパレル企業等に限られ、日系の
というところでしょうか。
港湾事情視察とミャンマー国鉄の訪
物流事業者は安定した仕事に恵まれ
発展が著しく環境が激変するミャ
問については、日本大使館の前田二等
ていない現状にあるようです。また、
ンマーの今をレポートした報告書を、
書記官に大変お世話になりました。ま
ティラワ SEZ に進出が期待される日
来年3月までに取りまとめ刊行する
た、海外運輸協力協会
(JTCA)の小倉
系製造業を待っている面もあります。
予定です。内容については、大いに期
様 に、MIFFA 会 長と 海 事 局 の Capt.
当面は、ODA によるインフラ整備等
待していただきたいと思います。
Htay Win 氏を紹介いただいたことは、
今回の取材に大きな力となりました。
なお、夕食をご一緒させていただ
きながら、豊田通商の黒木氏と損保
ジャパンの岡田氏に、ミャンマーのビ
ジネス事情、保険事情について伺う
こともできました。
駆け足ではありましたが、非常に
内容の濃い物流視察であったと思い
ます。
アセアン最後のフロンティアといわ
れ、今後の発展が大いに期待される
ミャンマーでありますが、電力、道路
等のインフラの整備が十分でないた
ミャンマー港湾公社にて(左から3人目が三宅専門家、左から2人目が日本大使館前田二等書記官)
Grow No.66 2013 December
11
基本政策委員会
官民連携の施策推進が
始まりました
12 Grow No.66 2013 December
本田国土交通審議官(左から 2 人目)、加藤物流審議官(中央)、他、国交省幹部
挨拶をする大庭委員長
政
府は、
「 新 総合 物 流 施 策 大 綱
が発揮できるよう、物流に魂を込めて
2013 ~ 2017」を 6月 25 日に閣
出発したい」との挨拶がありました。
議決定し、その後、9月20 日にはアク
その後、国交省、物流連双方より、
ションプランとも言える
「総合物流施策
物流に関する共通の課題、物流連と国
推進プログラム」を発表しました。
交省との対話の場の設定、物流連が
その実施にあたっては、官民連携の
本年度取り組んでいる研究テーマなど
考え方により、物流連と連携しつつ進
の説明が行われました。
めていきたいとの打診がありました。
具体的な部分は、主に物流団体の
物流連は、平成 25 年 9月18日
(水)
代表によるワーキンググループを発足
に、第 13 回基本政策委員会
(委員長:
し、推進していこうということで決定し
大庭靖雄 物流連代表理事・理事長)
ました。
を国土交通省の特別会議室で開催し
早速、
「第 1 回ワーキンググループ」
ました。 を 9月18 日に開催し、10 月29 日には
委員会には、国交省側から本田国
「第 2 回ワーキングループ」を行い、よ
土交通審議官、加藤物流審議官をは
り具体的な課題について論議しまし
じめ、国交省の物流部門の幹部が出
た。
席しました。
今後、官民で連携して施策推進して
加藤物流審議官から、
「二十数年ぶ
いくために、国土交通省と物流連が一
りに物流を専門に取り扱う組織ができ
体となって活動を進めていくこととな
たが、
『物流局』と言わるほどに機能
りました。
第15 回「物流環境大賞」~募集を開始しました~
一般社団法人日本物流団体連合会では、平成 12 年 6 月に
発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の
り、物流の健全な発展に貢献された団体 ・ 企業または個人を
第 15 回物流環境大賞の募集要領は、下記のとおりです。皆
物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図
表彰する「物流環境大賞」を創設いたしました。
これは、近年、物流分野においても環境との調和がますま
す重要となっているという現状から、物流部門において、優
れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開
発展に貢献された方々を表彰する制度です。
様の積極的なご応募、ご推薦をお待ち申しあげます。
なお、募集要項と推薦 ( 申請 ) 書は、( 一社 ) 日本物流団体連
合会のホームページ(http://www.butsuryu.or.jp)から取
り出すことができます。
大賞・部門賞
次のような基準に適合した方を物流環境大賞として表彰いたします。
1 .物流分野において、鉄道及び海運の利用促進並びにトラックの効率的な輸送のための
ハード・ソフト両面にわたる環境保全活動を広範囲かつ効果的に実施された方
2 .物流分野に関する優れた環境啓蒙活動を行ない、広く社会的評価を得ている方
3 .物流分野において、環境負荷軽減に資する先駆的な技術開発を行った方
4 .その他、物流分野における環境保全の推進、環境意識の高揚等に貢献した方
前回の受賞風景
物流環境大賞のほか、各項目ごとに物流環境保全活動賞、物流環境啓蒙賞、物流環境負荷軽減技術開発賞、物流環境特別
賞を部門賞として表彰することも予定しております。
審査・表彰
・ 表彰規定に従って「物流環境大賞選考委員会」
(委員長:川合正矩 日本物流団体連合会会長)で審査を行います。
・ 平成 26 年 6 月に開催される ( 一社 ) 日本物流団体連合会 通常総会の席上において表彰予定です。
スケジュール
◆ 平成 25 年12 月 2 日 ( 月 ) 応募受付開始
◆ 平成 26 年 2 月 28 日 ( 金 ) 応募受付〆切
◆ 3 月~ 5 月
審査期間
◆ 5 月下旬
審査結果通知
◆ 6 月下旬
表彰式
お問い合わせ先
一般社団法人日本物流団体連合会 物流環境大賞事務局
〒 100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-3 全日通霞が関ビル5階
電話
(03)3593-0139 FAX (03)3593-0138
ホームページ http://www.butsuryu.or.jp/
第 11 回「モーダルシフト取り組み優良事業者」の
公表について
当連合会では、平成 15 年 6 月、モーダルシフト促進に関し、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や、取り組み意識
の高揚等を図るため、モーダルシフトを積極的に推進した優良な事業者を公表する「モーダルシフト取り組み優良事業者
公表制度」を創設いたしました。
この度、第 11 回モーダルシフト取り組み優良事業者を公表規程に基づき決定いたしましたので、下記のとおり公表い
たします。
1
平成 24 年の幹線輸送における評価対象比率(総
輸送重量に対する鉄道・海運の輸送重量)が
40%以上の事業者。
山九株式会社 47.7%
日本通運株式会社 53.9%
日本石油輸送株式会社 56.1%
(会社名:五十音順)
お問い
合わせ先
2
平成 24 年の幹線輸送における評価対象比率(総
輸送重量に対する鉄道・海運の輸送重量)が前
年実績を上回った事業者。
日本通運株式会社 + 1.0%
一般社団法人日本物流団体連合会 モーダルシフト取り組み優良事業者公表制度事務局
〒 100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-3 全日通霞が関ビル 5 階
電話(03)3593-0139 FAX(03)3593-0138
Grow No.66 2013 December
13
物流連 委員会名簿 (平成 25 年 11 月現在)
基本政策委員会
(17人)
委員長
大庭 靖雄(一般社団法人日本物流団体連合会 代表理事・理事長)
会社名(団体名)
役職
氏名
一般社団法人航空貨物運送協会
一般財団法人港湾近代化促進協議会
一般社団法人国際フレイトフォワーダーズ協会
公益社団法人全国通運連盟
公益社団法人全日本トラック協会
日本貨物鉃道株式会社
日本通運株式会社
日本自動車ターミナル株式会社
一般社団法人日本船主協会
一般社団法人日本倉庫協会
日本内航海運組合総連合会
一般社団法人日本旅客船協会
一般社団法人日本冷蔵倉庫協会
日本ロジテム株式会社
株式会社日立物流
ヤマト運輸株式会社
専務理事
代表理事・理事長
専務理事
理事長
理事長
経営企画部 担当部長
取締役常務執行役員
代表取締役専務
理事長
理事長
理事長
理事長
理事長
代表取締役社長
執行役専務 グローバル経営戦略室長
代表取締役社長 社長執行役員
山下 恭弘
黒田 晃敏
波多野 肇
安原 敬裕
福本 秀爾
花岡 俊樹
齋藤 充
石井 健児
小野 芳清
谷山 將
影山 幹雄
谷口 克己
桑原 薫
中西 弘毅
神宮司 孝
山内 雅喜
(社名、団体名 50 音順)
人材育成・広報委員会
(30人)
委員長
萩尾 計二(日本通運株式会社 代表取締役副社長)
会社名(団体名)
役職
氏名
大阪府都市開発株式会社
栗林商船株式会社
株式会社合通
佐川急便株式会社
佐川グローバルロジスティクス株式会社
山九株式会社
株式会社住友倉庫
西濃運輸株式会社
公益社団法人全国通運連盟
公益社団法人全日本トラック協会
東陽倉庫株式会社
トナミ運輸株式会社
株式会社ニチレイロジグループ本社
日本貨物鉃道株式会社
日本通運株式会社
日本郵船株式会社
日本運輸倉庫株式会社
日本自動車ターミナル株式会社
一般社団法人日本船主協会
一般社団法人日本倉庫協会
一般社団法人日本長距離フェリー協会
日本内航海運組合総連合会
日本ロジテム株式会社
株式会社日立物流
プロロジス
株式会社丸運
三井倉庫株式会社
三菱倉庫株式会社
株式会社ヤマタネ
代表取締役 常務取締役
代表取締役社長
代表取締役会長
執行役員 経営企画部長
取締役
取締役 常務執行役員 ロジスティクス・ソリューション事業本部長
代表取締役専務執行役員
取締役
理事長
常務理事
取締役上席執行役員 国内営業本部長
代表取締役社長
経営企画部長兼海外事業推進部長
総務部 担当部長
広報部長
広報グループ長
常務取締役総務部長
常務取締役
理事長
調査部長
常務理事 事務局長
理事長
取締役 管理本部長
人事総務本部 グローバル人財企画部 担当部長 兼ダイバーシティ推進センター長
シニアバイスプレジデント 広報 ・IR・人事・総務・IT 担当
代表取締役社長
総務部長
常務取締役
経営企画部 部長
澁澤 洋
栗林 宏吉
大和 健司
川中子勝浩
小山 彰
藤冨 孝
松井 建裕
傍島 正法
安原 敬裕
山崎 薫
村上 幸久
綿貫 勝介
桑原 高明
小林 由幸
山本 慎二
江黒 孝夫
大澤 敏夫
吉野 毅
小野 芳清
鈴木 健寿
藤井 正男
影山 幹雄
宮村 隆二
國武 洋子
谷住 亜紀
市原 豊
髙橋 安則
渡部 能徳
萩原 宏一
(社名、団体名 50 音順)
14 Grow No.66 2013 December
国際業務委員会
(35人)
委員長
丸山 英聡(日本郵船株式会社 取締役・常務経営委員)
会社名(団体名)
役職
氏名
味の素物流株式会社
執行役員 関係会社部長
伊本 浩
川崎近海汽船株式会社
取締役
友井 彰彦
関西化成品輸送株式会社
代表取締役社長
中村 栄作
栗林商船株式会社
第一営業部 副部長
松土 辰也
ケイヒン株式会社
常務取締役 国際輸送営業部長
浅脇 誠
一般社団法人国際フレイトフォワーダーズ協会
常務理事 事務局長
野澤 雅春
山九株式会社
ロジスティクス・ソリューション事業本部 営業部 部長
田中 賢次
株式会社住友倉庫
海外事業部長
永田 昭仁
西武運輸株式会社
常務取締役 EXPRESS本部長
栗原 立哉
公益社団法人全日本トラック協会
常務理事
村田 省蔵
株式会社辰巳商會
取締役 東京支社副支社長
山本 寿生
東陽倉庫株式会社
取締役上席執行役員 国際営業本部長
大橋 宏道
株式会社日新
経営企画部長
桑原 智
日本貨物鉃道株式会社
営業統括部 国際物流開発部長
西山 賢治
日本通運株式会社
海運事業部長
小野 隆義
日本郵便株式会社
国際事業部 企画役
高地 晴子
日本オイルターミナル株式会社
常務取締役
小野 千秋
株式会社北村回漕店
代表取締役社長
辻 克行
日本石油輸送株式会社
海外事業室 室長
遠藤 尚
一般社団法人日本倉庫協会
常務理事
森本 洋
日本トランスシティ株式会社
国際営業部 部長
川村 吉毅
日本パレットレンタル株式会社
シニアコンサルタント
永井 浩一
日本フレートライナー株式会社
営業本部 開発部長
岩本 和朗
一般社団法人日本冷蔵倉庫協会
総務部長
伊藤 肇
日本ロジテム株式会社
取締役 国際本部長
飯島 隆
濃飛倉庫運輸株式会社
常任監査役
道上 進
株式会社博運社
東京事務所
萩野 範彦
株式会社日立物流
業務サポート部 部長
石井 智章
福山通運株式会社
国際部 海外担当部長
加藤 明正
三井倉庫株式会社
アジア事業部長
佐藤 勇生
三菱倉庫株式会社
国際業務室長
藤倉 正夫
名港海運株式会社
常務取締役
伊藤 秋雄
安田倉庫株式会社
常務取締役
永野 明宏
ヤマト運輸株式会社
ネットワーク部長
飯田 利明
(社名、団体名 50 音順)
Grow No.66 2013 December
15
物流連 委員会名簿
物流環境対策委員会
(32人)
委員長
上子 道雄(日本貨物鉃道株式会社 専務取締役 総合企画本部長 経営企画部長)
会社名(団体名)
役職
氏名
伊勢湾海運株式会社
執行役員東京支店長
清瀬 一義
神奈川臨海鉄道株式会社
常務取締役 営業部長
井口 健次
一般財団法人環境優良車普及機構
常務理事
高田 寛
ケイヒン株式会社
取締役総務部長
室 明
鴻池運輸株式会社
コンプライアンス部 部長兼環境部 部長
児玉 至弘
佐川急便株式会社
総務部長
中村 眞吾
札幌通運株式会社
専務取締役 営業本部長 本州地区担当
山根 和博
佐川グローバルロジスティクス株式会社
管理部 部長
山田 義孝
山九株式会社
エコ・ビジネス推進部 部長
飯田 隆
株式会社住友倉庫
業務部長
東条 泰
センコー株式会社
常務執行役員
米司 博
公益社団法人全国通運連盟
専務理事
岡部 展芳
公益社団法人全日本トラック協会
常務理事
齋藤 直也
中越運送株式会社
取締役東京支社長
勝又 長博
トナミ運輸株式会社
取締役上席執行役員 経営企画本部経営企画室長
三枝 保弘
株式会社ニチレイロジグループ本社
執行役員 営業推進部長
小関 孝訓
日鉄住金物流株式会社
基地陸運本部 企画管理部 担当部長
村上 直美
日本貨物鉃道株式会社
調達部 担当部長
金谷 淳史
日本梱包運輸倉庫株式会社
取締役専務執行役員
長岡 敏巳
日本通運株式会社
CSR部長
松原 徹
日本パレットプール株式会社
取締役 関東支店長
八木 典彦
日本郵便株式会社
総務部 環境・社会貢献室長
渡邊 栄
日本石油輸送株式会社
執行役員 化成品部長
青野 滋
一般社団法人日本倉庫協会
調査部長
鈴木 健寿
一般社団法人日本長距離フェリー協会
常務理事 事務局長
藤井 正男
日本トランスシティ株式会社
経営企画部長
森 直樹
日本内航海運組合総連合会
調査企画部 部長
藤井 英男
一般社団法人日本冷蔵倉庫協会
技術部 部長
小田 達郎
株式会社日立物流
技術本部 輸送改革部 部長
田中 靖
三井倉庫株式会社
業務品質管理部長
松川 昇
ヤマト運輸株式会社
執行役員 CSR推進部長
臼井 祐一
(社名、団体名 50 音順)
16 Grow No.66 2013 December
経営効率化委員会
(38人)
委員長
岡田 晃(全日本空輸株式会社 常務取締役執行役員)
会社名(団体名)
役職
氏名
株式会社浅井
代表取締役社長
浅井 隆
上野トランステック株式会社
代表取締役副社長
澤木 悦夫
岡山県貨物運送株式会社
代表取締役会長
壷坂須美男
近物レックス株式会社
代表取締役社長
堀内 悟
栗林商船株式会社
第一営業部 副部長
松土 辰也
一般社団法人航空貨物運送協会
専務理事
山下 恭弘
佐川急便株式会社
人事・安全企画部長
井上 浩一
札幌通運株式会社
専務取締役営業本部長 本州地区担当
山根 和博
山九株式会社
LS企画部長
右近 直泰
澁澤倉庫株式会社
上級執行役員 営業管理部長
小野 繁
西濃運輸株式会社
取締役
傍島 正法
センコー株式会社
執行役員
伊藤 彰
全国通運株式会社
専務取締役 営業本部長
雨宮 康夫
公益社団法人全日本トラック協会
常務理事
齋藤 直也
株式会社辰巳商會
取締役 東京支社副支社長(海運担当)
香林 大介
田渕海運株式会社
代表取締役社長
田渕 訓生
多摩運送株式会社
代表取締役会長
星野 良三
東陽倉庫株式会社
代表取締役社長
武藤 正春
東洋埠頭株式会社
取締役会長
鈴木 毓夫
株式会社日新
経営企画部長
桑原 智
日本貨物鉃道株式会社
常務執行役員ロジスティクス本部運輸部長
池田 清弘
日本通運株式会社
業務部長
佐久間文彦
日本郵便株式会社
業務部長
荒若 仁
日本自動車ターミナル株式会社
代表取締役専務
石井 健児
一般社団法人日本倉庫協会
業務部長
小笠原 審
日本トランスシティ株式会社
経営企画部長
森 直樹
日本内航海運組合総連合会
調査企画部 部長
藤井 英男
全国内航タンカー海運組合
専務理事
中島 耕一
株式会社ニヤクコーポレーション
取締役会長
堀江 正浩
濃飛倉庫運輸株式会社
常任監査役
道上 進
株式会社日立物流
総務部長
柿野 憲昭
株式会社フジトランスコーポレーション
取締役
大木 雅夫
三井倉庫株式会社
事業統括部門 事業調査部長
千葉 達
三菱倉庫株式会社
倉庫事業部長
若林 仁
安田倉庫株式会社
常務取締役
永野 明宏
株式会社ヤマタネ
代表取締役社長
山﨑 元裕
ヤマト運輸株式会社
経営戦略部 部長
阿波 誠一
(社名、団体名 50 音順)
Grow No.66 2013 December
17
秋の物流施設見学会を開催
関西地区最新の物流施設を視察
吹田貨物ターミナル駅
●●●
日本貨物鉃道㈱
吹田貨物ターミナル駅会議室
一般社団法人日本物流団体連合会は、平成25年11月
1日(金)、秋の物流施設見学会を「吹田貨物ターミナル
駅」と「北大阪流通センター」で開催しました。
吹田貨物ターミナル駅屋上
●●●
3月のダイヤ改正により梅田駅に代わり、新たな大阪
の鉄道貨物拠点としてスタートした「吹田貨物ターミナ
ル駅」と北大阪物流センター、トラックターミナル、流
通倉庫、共同配送センターからなる西日本屈指の規模
を誇る「北大阪流通センター」を訪問し、普段なかなか
目にする機会の少ない関西地区最新の物流施設を見学
する実り多い秋の施設見学会となりました。
18 Grow No.66 2013 December
北大阪流通センター会議室
北大阪物流センター地下免震装置
●●●
大阪府都市開発㈱
北大阪物流センター
当日は、会員30人が新大阪駅中央出口駐車場に集合
続いて、吹田貨物ターミナル駅から大阪府都市開発
し、バスで日本貨物鉃道㈱の吹田貨物ターミナル駅へ
㈱の北大阪流通センターへ移動しました。現地に到着
出発しました。
後、会議室にて、担当者から会社の概要や「北大阪流通
吹田貨物ターミナル駅では、担当者の説明を受けな
センター」の紹介、さらには、平成26年2月完成予定の
がらバスで荷役ホーム、積み替え上屋など構内を見
新たな物流施設である「北大阪物流センター」について
学。その後、駅会議室に移動し、駅長から駅概況や吹
説明していただき、実際に「北大阪物流センター」の特
田貨物ターミナル駅の取り組みについて説明を受けま
長である屋根上にある太陽光発電設備と地下の免震装
した。最後に屋上から駅構内を一望し、駅長に参加者
置を視察しました。その後、車窓から北大阪流通セン
の質問に答えていただきながら見学を行いました。休
ター内を見学して終了しました。
憩時間には名刺交換タイムを設け、参加者相互の交流
も深めました。
●●●
Grow No.66 2013 December
19
【
R
2
e
p
0
o
r
3
「欧州ロジスティクス視察団」派遣
1
t
】
期 間
平成 25 年 10 月6日(日)~ 18 日(金)
、13 日間
Murmansk
訪問国/訪問企業
● フィンランド(ヘルシンキ/ itella 社)
● スウェーデン(ストックホルム/ JOHN DEERE 社、
ヘルシンボリ/ ICA 社)
● デンマーク(コペンハーゲン)
● ドイツ(ミュンヘン/ BMW 社)
RUSSIA
● スイス(チューリッヒ/ MIGROS 社)
● フランス(パリ)
Narvik
Reykjavik
ICELAND
Atkhangenl'sk
Oulu
Umea
フィンランド
スウェーデン
Trondheim
Vaasa
NORWAY
Bergen
Turku
Oslo
Helsinki
Stockholm
Sankt Peterburg
Tallinn
ESTONIA
Moscow
Göteborg
Glasgow
Copenhagen
Dublin
Birmingham
Berlin
Amsterdam
London
CZECH REP.
München
Lyon
Bern
Torino
Bordeaux
La Coruna
Marseille
Bilbao
MONACO
LIECHTENSTEIN
Zagreb
Sevilla
Palermo
Malaga
20 Grow No.66 2013 December
Algiers
Casablanca
Tunis
Valletta
MALTA
数多く導入されるものと思われるシステムである。
BULGARIA
Sofia
Istanbul
ALBANIA MACEDONIA
Ankara
Tiranë
TURKEY
GREECE
Valencia
Rabat
YUGOSLAVIA
Skopje
VATICAN CITY
Naples
Barcelona
種少量を扱う業界に適したシステムで、今後この業界に
Bucharest
Sarajevo
Izmir
Athens
した。
ベットシステム」を見学した。ナベットシステムは、多品
Odessa
ROMANIA
CROATIA
Rome
Madrid
HUNGARY
Ljubljana
SAN MARINO
ANDORRA
Kishinev
Budapest
月 6 日から18 日の13 日間、欧州 6 ヵ国、4 企業を訪問
今回は、ミグロ社にて世界で初めて導入された「ナ
MOLDOVA
Bratislava
BOSNIA AND Belgrade
HERZEGOVINA
ITALY
Khar'kov
Dnepropetrovsk
UKRAINE
L'vov
SLOVAKIA
SLOVENIA
Milano
SPAIN
Lisbon
Vienna
AUSTRIA
スイス
フランス
Kiev
Kraków
Prague
Frankfult
LUXEMBOURG
Nantes
2013 欧州ロジスティクス視察団は、総勢13 人で10
BELARUS
Warsaw
Poznan
ドイツ
BELGIUM
PORTUGAL
Minsk
POLAND
Brussels
Paris
Tula
Vilnius
Hamburg
NETHERLANDS
Plymouth
Brest
RUSSIA
Gdansk
UNITED
KINGDOM
Cork
LATVIA
LITHUANIA
デンマーク
Belfast
IRELAND
Riga
Alborg
【
主
な
訪
問
企
業
】
Finland
●フィンランド
訪問企業
itella Vantaa Logistics Centre
itella Vantaa Logistics Centre 社 は、
1638 年創業のフィンランドポストのロジス
ティクス部門が 1998 年に民営化された国内
最大手の3PL企業で、株式は100%国有、
年 間 売 上 高 1900 万 ユー ロ
(25 億 27 百 万
円)、従業員は 28,500人。
Vantaa Logistics Centre は、ヘルシンキ
国際空港・バンター空港近くに位置し、同社
のメイン拠点となっている。フィンランドは南
部に人口が集中していることもあり、この拠
点で全土をカバー。
▶総面積:94,000㎡
▶主な物流設備機器
自動仕 分け機、ボイスピッキングシステム、
レイヤー崩しロボット、他
Grow No.66 2013 December
21
【
R
e
p
2
o
0
r
1
t
3
】
「欧州ロジスティクス視察団」派遣
●スイス
訪問企業
MIGROS-Verteilbetrieb Neuendorf
1925 年設立。社名の由来はフランス語の mi(半分)
Engros
(卸売り)をつなげ「半分の量を卸売り価格で」と
いう意味から来ている。
1941年にミグロ協同組合となる。現在は社員 84,000
人、総売上高は年間約 2 兆円。タバコとアルコールは販売
しないという信念は今も受け継げられている。
▶MVN配送センター
日用雑貨、冷凍・冷蔵食品の 31万アイテム、入荷 5,700 パ
レット/日、出荷 7,300 パレット/日、従 業 員:1,241人、
鉄道輸送利用率 30 ~ 40%
▶ナベットシステム
このシステムの導入により50人の人員を削減。このセンター
では12 台のナベットシステムが導入されている。
ナベットシステムは 25㎏までの小物を取り扱っている。この
システムでは入荷・出荷・一時保管のものを扱い、1日に1レー
ン
(2 台のナベットシステム)で 40,000 プラスチック・コン
テナを扱う。16 台のエレベーターで下の階のピッキングする
場所に送られる。下の階では2人の人間が出荷用のボックス
に詰め替えている。詰め込む荷物に空間ができないよう、積
み込む順番はシステムが決定し、順番通りにアイテムが流れ
てくるようになっている。これによって何台のトラックが輸送
に必要なのかも決定している。
ボイスピッキングだと1時間に約 150 個しかピッキングがで
きないが、このシステムは光によってピッキングをするので、
1時間に 800 ~ 1000 個のピッキングができる。
22 Grow No.66 2013 December
Switzerland
横浜国立大・一橋大において
秋学期の大学寄附講座始まる
平成 25 年度
物流連
大学寄附講座
一般社団法人日本物流団体連合会は、平成 25 年
度春学期の首都大学東京に続いて、平成 25 年度秋
学期の大学寄附講座を、10 月 10 日(木)より横浜国
立大学経営学部において、10 月 11 日(金)より一橋
横浜国立大学寄附講座講義風景
大学商学部において、開講しました。
横浜国立大学 経営学部における寄附講座は、松井美樹教授がコーディネーターを務めて
います。10 月 10 日(木)第1回目の講義では、当連合会理事長の大庭靖雄が講師を務め、物
流の構成要素や物流発展の推移、また国際物流の動向についてなど、
「物流総論」をテーマ
に説明しました。今後もテーマごとに各企業から業界を代表する講師が計 14 回の講義を行
います。
一橋大学商学部での講義は、根本敏則教授がコーディネーターを務め、2 年目となりま
す。
「国際物流」に焦点を当てたテーマのもと、物流各界を代表するトップマネジメントが、
それぞれの業界事情を講義します。
平成 7 年度より開講している本寄附講座を受講した学生は、本年度に 11,000 人を超え、講
講義を行った物流連大庭理事長
師自らの体験を踏まえた講義は大学・学生に好評を博しています。
■ 横浜国立大学
講義No.
1
2
3
4
5
日付
テーマ
10/3 ガイダンス
講師
松井 美樹
10/10 物流総論
10/17 物流と環境問題
10/24 トラック運送業
10/31 鉄道貨物
大庭 靖雄
松原 徹
樋口 恵一
上子 道雄
企業名
横浜国立大学
役職
経営学部 教授
一般社団法人日本物流団体連合会 理事長
日本通運株式会社
川崎陸送株式会社
日本貨物鉃道株式会社
CSR部長
取締役社長
専務取締役 総合企画本部長・経営企画部長
7
11/14 航空貨物
清水 俊宏
8
11/21 外航海運
床並 喜代志 川崎汽船株式会社
リテール営業部 部長
貨物郵便本部 貨物路線部 国際路線室
マーケティンググループ マネージャー
IR・広報グループ長
伊地知 眞弘 日本パレットレンタル株式会社
取締役経営企画室長
6
9
10
11
12
13
14
15
11/7 宅配便
11/28 内航海運
12/5 パレット、通い箱
12/12 フォワーダー
12/19 食品物流
1/9
倉庫
畑 裕貴
ヤマト運輸株式会社
日本航空株式会社
片方 祐司
日鉄住金物流株式会社
大庭 紀夫
鈴江コーポレーション株式会社
山室 達雄
東条 泰
1/16 3PL
柴崎 博之
1/23 物流政策
金井 昭彦
取締役常務執行役員
物流事業本部 グローバル輸送部 部長
株式会社ニチレイロジグループ本社 顧問
株式会社住友倉庫
株式会社日立物流
国土交通省
業務部 部長
情報・産機システム部 部長補佐
総合政策局 物流政策課長
■ 一橋大学
講義No.
1
2
3
4
5
6
日付
テーマ
10/4 ガイダンス
10/11 物流概論
10/18 国際物流政策
10/25 航空キャリア
11/1 国際フォワーディング概論
11/8 外航海運
講師
根本 敏則
大庭 靖雄
小瀬 達之
田村 亮
中村 次郎
吉本 亜土
7
11/15 外航海運フォワーディング実務 中込 利嘉
8
11/22 国際航空フォワーディング
9
11/29 国際港湾事情
10
11
12
13
14
15
12/6 倉庫(保税、AEO)
12/13 米国の物流事情
12/20 欧州の物流事情
アジアの物流事情Ⅰ
1/10
(インド、東南アジア)
1/23 アジアの物流事情Ⅱ(中国)
1/24 国際物流におけるIT
田中 功兵
石田 裕晶
東条 泰
田阪 幹雄
織田 博文
原口 廣
佐藤 奈穂
辻 卓史
橋田 武博
企業名
一橋大学
役職
大学院商学研究科 教授
一般社団法人日本物流団体連合会 理事長
国土交通省
全日本空輸株式会社
日本通運株式会社
株式会社商船三井
総合政策局 国際物流課長
貨物事業室 企業推進部 業務チームリーダー
代表取締役副社長
営業調査室 シニアリサーチオフィサー
株式会社日新
執行役員 営業推進部長
JPサ ン キ ュ ウ グ ロ ー バ ル ロ ジ ス
開発部 開発営業課 課長
ティクス株式会社
日本郵船株式会社
港湾海外グル-プ グル-プ長
株式会社住友倉庫
株式会社日通総合研究所
日本通運株式会社
株式会社 日新
鴻池運輸株式会社
日本通運株式会社
業務部 関連事業部 部長
常務取締役
海運事業部 課長(複合輸送)
営業推進部 インド室長
営業推進部 企画推進室
取締役会長
海運事業部 課長(情報システム)
Grow No.66 2013 December
23
▲ Facebookカバー写真
物流連では、
「物流連広報室Facebookページ」
を開設しました!
物
流連広報室 Facebookページ」を開設しました!
今後は物流連の活動内容や、物流に関係するさまざまな情報を
「Facebook」からも発信していきます。
「Facebook」をご利用の皆様には、
ぜひ「いいね!」を押してくださいますようお願いします。それだけで、
「ご登録」が完了となり、いつでもご覧いただくことができます。
「物流連広報室 Facebookページ」は下記 URLよりご参照いただけます。
https://www.facebook.com/butsuryuren
検索
Facebookアカウントをお持ちでない方も投稿記事を参照することが
できます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
24 Grow No.66 2013 December
2013年版「数字でみる物流」発刊のご案内
数字でみる物流(2013年)版概要
A6版 274ページ
2013年11月末発刊
定価860円+消費税(送料別)
Ⅰ.物流に関する経済の動向 Ⅱ.国内物流の動向
Ⅲ.国内物流の動向 Ⅳ.輸送機関別輸送動向
Ⅴ.貨物流通施設の動向 Ⅵ.貨物利用運送事業の動向
Ⅶ.消費者物流の動向 Ⅷ.物流における環境に関する動向
Ⅸ.物流における情報化の動向 Ⅹ.物流企業対策
その他「総合物流施策大綱」等参考資料
当連合会 最近の活動状況
平成25年
8月
29日
9月
25年度第1回海外物流戦略WT
10月 30日
第1回物流EDIセンター検討WG
3日
25年度第1回国際業務委員会
11月
秋の物流施設見学会
(関西地区)
6日
第2回ロジスティクスPRグループ2013 WG
19日
第69回理事会
10日
第6回経営効率化委員会
18日
第13回基本政策委員会
第1回物流団体WG
21日
第1回山間過疎地における輸送の維持・確保
に関わる調査検討小委員会
26日
25年度第2回海外物流戦略WT
27日
第3回ロジスティクスPRグループ2013 WG
10月
欧州ロジスティクス視察団
(~ 18日)
6日
27日
12月
12日
第12回グリーン物流パートナーシップ会議
一橋大学寄附講座開始
19日
25年度第4回海外物流戦略WT
17日
25年度第3回海外物流戦略WT
24日
第4回ロジスティクスPRグループ2013 WG
第9期物流環境管理士養成講座開始
流通経済大学(学校法人日通学園)
は、
「明日の物流・産業
界をリードする人材育成」
に努める大学です。
AO入試に物流連の推薦枠ができましたのでご案内し
ます。
2日
第4回物流連懇談会
第5回ロジスティクスPRグループ2013 WG
第2回物流団体WG
第69回正副会長会議
第24回臨時総会
11日
流通経済大学
「物流連推薦AO入試」のご案内
28日
横浜国立大学寄附講座開始
10日
1日
本大学の特徴
★“即戦力の養成!”/ビジネスのプロから学べる授業
★“充実の資格講座”/約 30 種の講座がすべて無料
★“就職に強い!”/万全の就活支援で内定率 95.6%!
推薦資格
物流連会員企業にお勤めの皆様のご子弟・ご親戚
対象学部
流通情報学部
入試方式
AO 入試において物流連推薦枠を設置
お問合せ
直接、流通経済大学入試センターへ
☎ 0297(60)1156
新松戸キャンパス 千葉県松戸市新松戸 3-2-1
龍ケ崎キャンパス 茨城県龍ケ崎市 120
http://www.rku.ac.jp/go/
編集
後記
今年も皆様にとってそれぞれにお忙
しい年であったことかと存じます。私
事を申せば、毎年同じことの繰り返し
のような1年になりがちです。新しい
誌面と同様、来年に向けて気力も充実
させていければと思います。本年もた
くさんお世話になりました。迎える年
もご多幸でありますように。 (I)
会報「Grow」と「物流連ご案内」の刷
新。
「 物流連広報室Facebookページ」の
開設など、物流連は今年度多数の新た
な試みを始めました。この真っさらな
芽をまさに「Grow」じっくりとたくま
しく育ててまいります。今後ともどう
ぞよろしくお願い申し上げます。(Y)
Grow No.66 2013 December
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表紙の写真
テーマ
「明日につながる」
弘前市郊外の県道3号線から望む岩木山
津軽富士とも呼ばれる青森県最高峰(標高1,625m)
。修験者の山と
いうよりも、どこから見ても美しい山容などから、人々に慈しみの
徳を授ける「お岩木様」
と親しみを込めて麓の人々の信仰を集めて
きた。弘前市内から車で約1時間で絶景の山頂付近へ到達できる
(11月~4月、冬季閉鎖区間あり)。
物流連会報
Grow
2013 年 December 66 号
平成 25 年 12 月発行
発行所 一般社団法人 日本物流団体連合会
発行人 理事長 大庭 靖雄
編集人 理事・事務局長 宿谷 肇
〒 100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-3 全日通霞が関ビル 5 階
TEL 03-3593-0139 FAX 03-3593-0138 URL http://www.butsuryu.or.jp