ガラスシステム・ユニット - 旭硝子の Glass Plaza

▶テンポイント P124
▶エッジスリット P130
▶テンパライト SS 工法 P132
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
▶ガラス瓦採光システム P135
防火・耐火
ガラス
▶ディンプラス P131
学校用
ガラス
▶メタルポイント P128
合わせ
ガラス
ガラスシステム・ユニット
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
13
▶サンスモークカットT P133
▶グラサード P134
デザイン
ガラス
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
115
GLASS SYSTEM
ガラスシステム
ガラスシステムは、
「ガラス+部品」または「ガラス+部品+支持部材」などをひとまとまり
■フレームレスガラスファサードシステム
AGC硝子建材(株)で個別にエンジニアリング技術
と捉え、システムとして機能することにより高い性能やひと味違う性能を示し、
「透明美」
対応するガラスファサードシステムです。
(テンポイン
をコンセプトとしたガラスの特性を最大限に発揮した商品群です。
ト、メタルポイントなど)
■ガラスユニット
ガラスシステムは、提案設計から施工まで一貫して扱い、エンジニアリングを伴う「フレー
主にAGC旭硝子で部材をユニット販売する商品です。
ムレスガラスファサードシステム」と、
「ガラス+部品」をユニット販売する「ガラスユニッ
(グラサード、サンスモークカットT、テンパライトSS
工法など)
ト」があります。
使用
鉄骨躯体
ガラス
鉄骨方立 鉄骨トラス
テンポイント
孔あき強化ガラス
ファサードシステム
JR東日本本社ビル
国際研究交流大学村東京国際交流館
メトロハット
メタルポイント
孔なし点支持ガラス
ファサードシステム
エッジスリット
ディンプラス
スリットペア
特殊溝加工ガラススクリーン構法
エッジスリット
ディンプラス
フロート板ガラス
スリット支持構法
複層ガラス
スリットペア
フレームレス用ペアガラスシステム
合わせガラス
バリエーション
強化ガラス 倍強度ガラス
フレームレスガラスファサードシステム
なにわの海の時空館
NIHONBASHI EAST
靖国神社遊就館
ガラスユニット
テンパライトSS工法
強化ガラス自立手摺
サンスモークカットT
ガラス防煙壁
グラサード
大板ガラス開口部
JTビル
(テンパライトSS工法)
116
フレームレスガラスファサードシステムの特徴
フレームレスガラスファサードシステムのバリューチェーン
フレームレスガラスファサードシステムの多くは、個
AGC硝子建材(株)において、オリジナルなファサードをイメージの段階からエンジニアリングし、責任施工によ
別物件対応の設計行為や強度・温熱解析などのエン
り具現化します。ガラスを支持する部品、支持構造体まで一括して設計・施工を行います。
ジニアリング技術が必要となることが多く、ソフト技
術とハード技術が一体化して真価を表します。
提案設計
最大の特徴は、
『ガラスの可能性を拡大し、透明美を
実施設計
部品設計
強度解析
温熱解析
ガラス・部品供給
施工
追求すること』
、および要素技術の組み合わせによる
『オリジナリティ』の実現にあります。
様々なガラス支持方法
を提案します。
支持構造体も含めて実
施・検討します。
ガラス支持構造体
テンション構造体
テンショントラス
フィッシュボーン
いわき市立草野心平記念文学館
日本HP八王子事業所ビジネスセンター
コラッセふくしま
実績・実験に裏付けら
れ た 技 術 により 、解
析・評価します。
ガラスの美しさを
確 保するディテー
ル設計を実施しま
す。
ケーブルグリッド
ミュージアムコーン
通しリブ
多品種・高品質のガラ
スと、透明美を追求し
て設計されたスリムな
部品を供給します。
ガラスリブ
低 層 から高 層
まで、ガラス建
築 の 施 工 はお
任せください。
ハーフフィン
JAセレサ川崎
松下電工東京本社ビル
せんだいメディアテーク
HOOP
AGCモノづくり研修センター
滋賀県立琵琶湖博物館
ポーラ美術館
ソニー本社3号館
(サンスモークカットT)
Wビル
東京国際フォーラム
(グラサード)
117
フレームレスガラスファサードシステムにおける
ガラスの
固定方法
■孔あき点支持 —テンポイント
フレームレスガラスファサードシステムの基本要素として、外観意匠上の
ポイントとなるガラスの固定方法です。
ガラスの固定部分を最小限とすることにより、ガラ
外力に対して、
ガラスに過度の応力集中が発生しな
ガラス
スの透明性を最大限に生かしたフレームレスガラ
いように設計された安全性を配慮した固定方法で
飛散防止フィルム
スファサードを提案します。
す。
テンポイント
ロチュール断面図
ガラス四隅に加工した皿孔と、ロチュール
(特殊ヒン
ジボルト)によりガラスを支持します。皿孔を用いる
ガラスライナー(アルミ)
ガラス
ガラス
飛散防止フィルム
飛散防止フィルム
ガラスライナー(アルミ)
ガラスライナー(アルミ)
ため、ガラス表面は完全なフラットサーフェスとなり
回転機構
ます。
ロチュールは、ヒンジボルトが自由に回転できる構造
であり、ガラス面に加わる外力に対してガラスを無理
に拘束することがありません。そのため、ガラス皿孔
回転機構
回転機構
部に発生する応力が極めて小さくなり、耐風圧性能、
耐震性能が格段に向上しました。
X型部品の場合
■孔なし点支持 —メタルポイント
ガラスエッジを表裏から緩衝材を介して金物で挟み
ガラス
込んでガラスを支持します。風圧力などの外力による
飛散防止フィルム
メタルポイント
支持部断面図
ガラスの面外変形に対して緩衝材の変形により、ガ
ラスに発生する応力を抑えます。ガラスに孔加工が
不要なため、設計条件によってはフロート板ガラスの
ガラス
ガラス
飛散防止フィルム
飛散防止フィルム
緩衝材
緩衝材
緩衝材
支持金物
支持金物
支持金物
使用が可能となります。また、合せガラス・複層ガラ
スも使用できます。
(特許登録済み)
●クロスジョイントタイプ
ガラス四隅のエッジを金物で支持するタイプです。
金物は、十字目地部に配置されます。
吊りロッド
吊りロッド
●グラサードタイプ
縦長のガラスの縦辺を金物で支持するタイプです。
5m超のような大サイズのガラスファサードに適してい
吊りロッド
クロスジョイントタイプ
ます。
ガラス
ガラス
グラサードタイプ
飛散防止フィルム
飛散防止フィルム
緩衝材
緩衝材
支持金物
支持金物
ガラス
飛散防止フィルム
118
緩衝材
支持金物
フレームレスガラスファサードシステムにおける
部品と
設計技術
■接合部品
フレームレスガラスファサードシステムに使用される
外力を支持構造体に確実に伝える接合金物です。
スリムな部品と設計技術により、ガラスの美しさを生かしたファサードを実現します。
部品施工例
テンポイント
部品は、主に高耐久・高強度ステンレスのロストワッ
クス品
(精密鋳造)が使用されます。部品の肉厚を薄
くして寸法をミニマムにすることが可能となり、ガラ
スの透明美を追求する重要なポイントとなります。
150
75
75
ポイントフレーム
150
75
75
150
75
75
メタルポイント
150
75
75
φ125
150
75
75
150
75
75
5
12
φ
テンポイント
(X75型標準部品)
メタルポイント
(クロスジョイントタイプ標準部品)
■ 設計技術
フレームレスガラスファサードシステムは、いくつ
設計者とのコラボレーションにより、オリジナリテ
かのコア技術をベースとしながら個々のプロジェ
5
ィの実現をめざしています。
12
標準タイプ例
http://www.agc-gk.com/GLASS-SYSTEM/index.htm
φ
φ125
クトに応じた個別設計を経て完成します。
標準タイプ応用例
個別対応例
関東地区・東北地区 TEL 03-5875-9344
関西地区 TEL 06-6131-5810 中部地区 TEL 052-822-8311
九州地区 TEL 092-791-1063
*お掛け間違いのないよう十分にお気を付け下さい。
北海道地区 TEL 0123-21-8124
119
フレームレスガラスファサードシステムにおける
支持構造体
ガラスの自重や外力を確実に支持する透明、スリムな構造体です。
ガラスの透明美と支持構造体の構造美の共存によ
合わせが可能です。建築設計者の方や構造技術者の
り、フレームレスガラスファサードの魅力的な空間
方とのコラボレーションの中でガラスエンジニア
を提案します。
リング技術を生かしたサポート、コンサルティング
支持構造体は、様々なガラス固定方法に対する組み
を行っています。
強化ガラスリブ
ガラス構造体
構造部材としてガラスを用いることにより、ガラスの
透明性を最大限に生かしたファサードを構築するこ
とができ、フレームレス構法との組み合わせは、様々
な可能性を実現します。ガラスは脆性材料であるた
め、構造部材としての使用に関しては各種解析によ
り、その安全性を確認します。
■タイプ
●強化ガラスリブ
■松下電工東京本社ビル ■設計/日本設計
リブガラスに加工した孔部を用いてガラスを支持し
孔なしフロートガラスリブ
ます。ガラスに孔加工を施すため、強化ガラスを使用
します。
●孔なしフロートガラスリブ
孔あき強化ガラスリブ
フロートガラスリブ
強化合わ
リ
ブガラスにフロート板ガラスを使用し、孔加工をす
ることなくバンド状の支持金物を取り付けてガラス
を支持します。
●合わせ複合リブ
孔加工を施した複数の強化合わせガラスを組み合わ
せて孔部で連結することにより、1本のガラス構造体
を構成します。ガラスの複合により、大きな寸法に対
応することができます。
■桐蔭学園・メモリアルアカデミウム ■設計/栗生明+栗生総合計画事務所
合わせ複合リブ
●ハーフフィン
ガラスリブを天井からの片持ち梁として使用します。
孔あき強化ガラスリブ
ファサードの足元には構造体がないため、室内空間
フロートガラスリブ
強化合わせ複合リブ
ハー
を効率的に使用できます。
■ガラス品種
*1
●強化ガラス12ミリ以上
(+飛散防止フィルム)
●強化合わせガラス
●倍強度ガラス
■富山県総合福祉会館 ■設計/池原義郎・建築設計事務所、構造設計集団
*2
●フロート板ガラス 12ミリ以上
*1 使用条件によって飛散防止フィルムを使用します。
ハーフフィン
*2 孔なしフロート板ガラスリブのみで使用可能です。
フロートガラスリブ
■ガラス構造体の設計
強化合わせ複合リブ
ハーフフィン
●設計条件やガラスサイズに応じて、構造体としての
ガラスの構成・幅を検討し、FEM解析(有限要素
法)
によるガラスの強度設計を行います。
●強 化合わせ複合リブの複数の合わせガラス全てを
構造的に機能させるため、ガラス孔部に特殊支持
リング部品を使用します。
■松下電工東京本社ビル ■設計/日本設計
120
グリッド
テンショントラス
テンション構造体
孔あき強化ガラスリブ
強化合わせ複合リブ
フロートガラスリブ
ハーフフィン
ガラス支持構造部材にケーブルやロッドを用いるこ
とにより、構造体を極限までスリム化しています。
ケーブルやロッドに初期張力を加えるため、風荷重
に対して常に引張材として有効に機能します。
フラットバー
強化合わせ複合リブ
フロートガラスリブ
ハーフフィン
■花巻市総合体育館 ■設計/古市徹雄・都市建築研究所、高橋建築設計事務所
フィッシュボーン
テンショントラス
フィッシュボーントラス
テンションマリオン
ケーブルグリッド
■タイプ
●テンショントラス
強化合わせ複合リブ
ハーフフィン
初期張力を加えたケーブルやロッドでトラスを形成
フラットバー
します。トラスの架構形状は、水平・垂直などのバリ
エーションがあります。初期張力の反力は、端部の柱
や壁が負担します。
■品川三菱ビル ■設計/三菱地所設計
ケーブルグリッド
●フィッシュボーン
パイプなどの心材と初期張力を加えたケーブルや
テンショントラス
スチールマリオン
フィッシュボーントラス
テンションマリオン
ケーブルグリッド
ロッドでトラスを形成します。初期張力の反力は、中
央の心材に圧縮力として作用するため、端部の柱や
壁には反力が生じません。
フラットバー
ハーフフィン
●ケーブルグリッド
初期張力を加えたケーブルやロッドを縦横の網目状
に張った構造体です。非常に大きな初期張力を必要
としますが、構造体の奥行きがないため、すっきりと
したデザインとなります。
■ミュージアムコーン ■設計/森ビル、グラックマン・メイナー・アーキテクト、
入江三宅設計事務所、仁藤喜徳・藤川由美+DMP
テンションマリオン
スチールマリオン
フィッシュボーントラス
ケーブルグリッド
●テンションマリオン
テンションマリオン
サ
ッシなどのガラスの枠を細くするために、初期張力
を加えたケーブルやロッドでマリオンを補強した構
造体です。
フラットバー
■テンション構造体の設計
設計条件に応じて、架構形状やケーブルやロッドに
加える初期張力を算出し、構造部材の断面を決定し
ます。
■滋賀県立琵琶湖博物館 ■設計/滋賀県土木部建築課、日建設計
スチールマリオン、スチールトラスなど
スチールマリオン
ケーブルグリッド
鉄骨構造体
テンションマリオン
パイプ、フラットバーなどの方立、鉄骨トラスなどに
より構造体を構成します。
部材数が少なく、非常にシンプルなファサードを構築
します。
■明治生命LAタワー ■設計/日建設計
スチールマリオン
テンションマリオン
http://www.agc-gk.com/GLASS-SYSTEM/index.htm
関東地区・東北地区 TEL 03-5875-9344
関西地区 TEL 06-6131-5810 中部地区 TEL 052-822-8311
九州地区 TEL 092-791-1063
*お掛け間違いのないよう十分にお気を付け下さい。
北海道地区 TEL 0123-21-8124
121
フレームレスガラスファサードシステムにおける
施工技術
高度な施工技術がフレームレスガラスファサードや大板ガラス構法を実現します
フレームレスガラスファサードシステムはフレー
ス、テンポイントやメタルポイントなどのガラスシ
ムレスであるため、通常のサッシ構法と比較し、施
ステム商品の責任施工など、ガラス工事全般を高い
工精度や品質面でより高い施工レベルが要求され
技術で施工します。
ます。
大板ガラスの施工はグレイジングマシンを使用す
超高層ビルのガラスカーテンウォール、大板ガラ
る事により安全かつ効率的に行うことができます。
■アクアマリンふくしま ■設計/日本設計
(ガラス施工状況)
グレイジングマシン
グレイジングマシンによるガラス施工
上下微調整シリンダー
メインフレーム
ウェイトシリンダー
1500
回転シリンダー
1750
1750
2500
ウェイト
6000
補助フレーム
吸盤
CHIKARA-1
1100
270
705
270
1100
595
吸盤
991
CHIKARA-2
122
620
536.5 660
660 536.5
1196.5
1196.5
4625
991
フレームレスガラスファサードシステムにおける
解析技術・
評価技術
■耐風圧性能評価
フレームレスガラスファサードシステムは、高度な解析技術と評価技術に支えられています
透明美を実現するのは、フレームレス構法の要素
AG C旭硝子の総合力に裏付けられたソフト技術
技術とそれらの性能を引き出す解析技術と評価技
が、フレームレスガラスファサードの可能性を広
術です。
げます。
強化ガラスの孔強度試験(破壊後)
強化ガラスの孔部FEM解析結果
点支持などの特殊支持条件下でのガラスの耐風圧性
能の検討は、FEM解析
(有限要素法)により行いま
加力
す。FEM解析により、応力・変位を計算し、ガラスの
割付・板厚等を決定します。
AGC旭硝子グループでは、シミュレーション結果を
実験により確認し、安全性の確認、解析技術の信頼
性の向上に努めています。
■耐震性能評価
標準構法は実大実験を経て、その耐震性能を確認し
ています。また、特殊な納まりの場合は、個別に性能
加力
確認テストを実施する場合もあります。
耐震性能についても、FEM解析(有限要素法)により
耐震性能のFEM解析結果(例)
実大耐震性能試験(例)
発生応力、挙動を確認できます。
■安全性・信頼性評価
強化ガラスが万一破損した場合の脱落防止、安全性
を確保することは、“透明美”を追求する上で最も重
要です。
テンポイントなどの点支持構法を庇などの水平使い
とする場合、強化合わせガラスを標準仕様としてい
ます。これは破損〜交換までの間、破片等がほとん
ど脱落することなく安全性を確保する仕様として選
定されています。
AGC旭硝子グループでは、新たな仕様の場合など必
要に応じて実大のガラスを故意に破壊し、破損時の
安全性・保持性の確認に努めています。透明感溢れ
るガラス建築は、安全性の確認された仕様で実現さ
強化ガラスの強制破壊・脱落保持性能確認
れます。
(強化合わせガラスの強制破壊後)
http://www.agc-gk.com/GLASS-SYSTEM/index.htm
関東地区・東北地区 TEL 03-5875-9344
関西地区 TEL 06-6131-5810 九州地区 TEL 092-791-1063
中部地区 TEL 052-822-8311
*お掛け間違いのないよう十分にお気を付け下さい。
(破壊前)
北海道地区 TEL 0123-21-8124
123
孔あき強化ガラ ス フ ァ サ ー ド シ ス テ ム
テンポイント
®
四隅に皿孔加 工した強 化ガラスをロチュール( 特 殊ヒンジボルト)で固 定した、
透明美と構造 美を両 立させたフレームレスのガラスファサードシステムです。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
▼ 支持部品バリエーションの例
ロチュール
X75型部品
アングル型部品
LTロチュール
(下)
と
通常ロチュール
(上)
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
埼玉県立大学 設計/山本理顕設計工場 特徴/水平フラットバー、X75半固定タイプ
リフォーム
向けガラス
デザイン
ガラス
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
124
▼ 特性
▼ シーリング材
●フレームレス
ガラス周囲にサッシフレームがないため、よりフラットで、ガラス
の透明感を最大限に引き出したファサードを創り上げます。
●豊富な実績
日本では1992年以来、既に1000件を超える実績があり、多くの
バリエーションが生まれています。
●オリジナルなデザインの実現
ガラス、支持金物、支持構造体を様々な品種の中から、設計者の
ニーズに合わせてお選びいただきます。
ガラス小ロとシーリング材との接着性能試験および耐久性試験を
シーリング材メーカーと共同で実施して標準仕様を決めています。
ガラス目地およびガラス・サッシ間は、低モジュラスのシーリング材
を使用しています。
▼ ラインナップ
▼ 各種性能
品 種
関連項目ページ
単板
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
─
■ 熱・光学性能値
─
■ 最大・最小、規格寸法
─
PT10+飛散防止フィルム
*1
PT12+飛散防止フィルム
*1
PT15+飛散防止フィルム
*1
PT19+飛散防止フィルム
PT+PT、HS+HS、PT+HS
HS12+A12+HS
HS12
(Low-E)
+A12+HS
*1
合わせ
複層
■ 板ガラスの納まり
ガラス構成*1
項 目
水 密
耐 震
耐風圧
性能値
2
2
動的圧力差981N/m(100kgf/m
)
散水量4ℓ/分m2
層間変形角1/150
2
2
±2256N/m(±230kgf/m
)
注)
本表は、ガラス寸法2000×2000×12ミリ時の値です。
注)
表中のガラス品種記号 PT:強化ガラス
HS:倍強度ガラス
品種記号のあとの数字は、ガラスの呼び厚さを示します。
ガラス構成・板厚は、設計条件に合わせて算出します。
*1 設計条件によっては倍強度ガラスの使用も可能です。 ■ 設計・施工上のご注意
>>> P203・204
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/049/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
▼ ロチュール
(特殊ヒンジボルト)
▼ システム概念図
▼ ロチュール断面図
飛散防止フィルム
ガラス
ガラス
ライナー
合わせ
ガラス
外力による
応力発生を
回転により防ぐ
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
ロチュールはヒンジボルトが自由に回転できる構造
であり、ガラス面に外力が加わった際にもガラスを
無理に拘束することがありません。ガラス皿孔部に
発生する曲げ応力およびねじり応力が極めて小さ
くなり、耐風圧性能、耐震性能が格段に向上しまし
た。
また、ヒンジボルトの回転の中心とガラスの重心の
位置が一致しているため、ガラスを吊った際、ガラ
スに余分な回転が生じず、不要な回転モーメントが
発生しないことから、ガラス吊り構法が可能となり
ます。これにより、ファサード支持構造のデザイン・
フレキシビリティも一層高まります。
学校用
ガラス
固定タイプ
防火・耐火
ガラス
▼ 支持方法および支持部品
固定タイプ納まり例
固定タイプ(X型、アングル型部品)
防音ガラス
ガラス自重および風荷重は、ガラス1枚毎に支
持部品、ファスナーを介して構造体に伝えられ
ます。
半固定タイプ(X型部品)
吊りタイプ
半固定タイプ
半固定タイプ
半固定タイプ納まり例
板ガラス
機能ガラス
支持構造体には以下に示す3分類があり、それ
ぞれの分類の中に様々なバリエーションを品
揃えしています。
・ガラス構造体
・テンション構造体
・鉄骨構造体
固定タイプ
部品で吊る。
デザイン
ガラス
▼ 支持構造体
一枚毎に独立して固定。
リフォーム
向けガラス
ガラス自重および風荷重は、ガラス1枚毎にX
型部品を介して構造体に伝えられます。特に
ガラス自重は、X型部品を吊上げるロッドを介
して上部構造体に伝えられます。上部が下部を吊る。
ガラス
システム
固定タイプ
部品で吊る。
半固定タイプ
ポリカーボ
吊りタイプ
一枚毎に独立して固定。
ネートシート
上部が下部を吊る。
多用途展開
商品
技術
資料
関東地区・東北地区 TEL 03-5875-9344
関西地区 TEL 06-6131-5810 九州地区 TEL 092-791-1063
中部地区 TEL 052-822-8311
*お掛け間違いのないよう十分にお気を付け下さい。
北海道地区 TEL 0123-21-8124
ガラス外
製品
http://www.agc-gk.com/GLASS-SYSTEM/index.htm
125
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
デザイン
ガラス
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
126
1
2
3
4
5
1 2 なにわの海の時空館・大阪府
設計/大阪市港湾局、ポール・アンドルー・
アーキテクト・ジャパン事務局
ArupJapan
特徴/鉄骨躯体、ロチュール内蔵
3 アクアマリンふくしま・福島県
設計/日本設計
特徴/鉄骨躯体、Low-Eペア、合わせ
4 読売広告社・東京都中央区
設計/日本設計
特徴/ケーブルトラス、Low-Eペア
5 小倉競馬場・福岡県 設計/日本競馬施設、東畑建築事務所
特徴/鉄骨躯体
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
3
2 モエレ沼公園 ガラスのピラミッド・北海道
設計/アーキテクトファイブ・横河特定共同企業体、
梅沢建築構造研究所
特徴/鉄骨躯体、Low-Eペア
ポリカーボ
多用途展開
商品
4 ガレリアかめおか・京都府 設計/池原義郎・建築設計事務所
木村俊彦構造設計事務所
特徴/横ケーブルトラス、吊りタイプ、
平面多角形、熱線反射ガラス
ネートシート
3 藍住町合同庁舎・徳島県
設計/梓設計
特徴/鉄骨トラス、X75半固定タイプ
ガラス
システム
4
板ガラス
機能ガラス
1
1 NHK大阪放送会館・大阪歴史博物館・大阪府
設計/NNC
(日本設計、NTTファシリティーズ、
シーザ・ペリ アンド アソシエーツ ジャパ
ン)設計共同企業体
特徴/鉄骨躯体、ロチュール内蔵合わせ
デザイン
ガラス
2
技術
資料
ガラス外
製品
127
孔なし点支持ガ ラ ス フ ァ サ ー ド シ ス テ ム
メタルポイント
®
ガラスエッジの 表 裏 を緩 衝 材 を介して金 物で 挟 み 込 んでガラスを固 定した 、
透 明 美と構 造 美 を両 立させたフレームレスのガラスファサードシステムです。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
▼ タイプ
クロスジョイントタイプ
ガラスの四隅を支持部品
で保持したタイプです。
グラサードタイプ
合わせ
ガラス
ガラスの縦辺を金物で支
持するタイプです。5m超
のような大サイズのガラス
ファサードに適しています。
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
メトロハット 設計/森ビル、三菱地所設計 特徴/クロスジョイントタイプ
デザイン
ガラス
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
128
関連項目ページ
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
■ 板ガラスの納まり
─
■ 熱・光学性能値
─
■ 最大・最小、規格寸法
─
■ 設計・施工上のご注意
>>> P204
▼ 特性
▼ シーリング材
●フレームレス
ガラス周囲にサッシフレームがないため、よりフラットで、ガラスの
透明感を最大限に引き出したファサードを創り上げます。
●
〈メタルポイント〉
の特徴
ガラスに孔加工が不要なため、設計条件によってはフロート板ガラ
スの使用が可能となります。
●オリジナルなデザインの実現
ガラス、支持金物、支持構造体を様々な品種の中から、設計者の
ニーズに合わせてお選びいただきます。
ガラス小ロとシーリング材との接着性能試験および耐久性試験を
シーリング材メーカーと共同で実施して標準仕様を決めています。
ガラス目地およびガラス・サッシ間は、低モジュラスのシーリング材
を使用しています。
支持構造体には、ガラス、テンション材、スチールのそれぞれに対し
て、様々なバリエーションを品揃えしています。
▼ ラインナップ
▼ 各種性能
品 種
単板
合わせ
ペア
ガラス構成*1
FL、HS、PT+飛散防止フィルム
FL+FL、PT+PT、HS+HS
FL+A12+FL
FL
(Low-E)
+A12+FL
HS+A12+HS
HS
(Low-E)
+A12+HS
▼ 支持構造体
項 目
耐 震
耐風圧
性能値
層間変形角1/150
2
2
)
±2256N/m(±230kgf/m
注)
本表は、ガラス寸法2000×2000×12ミリ時の値です。
注1)
表中のガラス品種記号 FL:フロート板ガラス PT:強化ガラス
HS:倍強度ガラス
注2)
設計条件やタイプによってはフロート板ガラスの使用が可能です。
注3)
ガラス構成・板厚は、設計条件に合わせて算出します。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/050/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
デザイン
ガラス
2
4
2 ‌国際研究交流大学村東京国際交流館・
5
6 和泉シティプラザ・大阪府
設計/佐藤総合計画
特徴/グラサードタイプ 鉄骨躯体
多用途展開
商品
3 北会津村役場庁舎・福島県
設計/古市徹雄・都市建築研究所
特徴/クロスジョイントタイプ ペアガラス
テンショントラス
5 コラッセふくしま・福島県
設計/梓設計
特徴/クロスジョイントタイプ
テンショントラス、
Low-Eペア
ポリカーボ
東京都江東区
設計/石本・教育施設・佐藤設計共同企業体
特徴/クロスジョイントタイプ 鉄骨トラス
東京都中央区
設計/三菱地所設計
特徴/特殊メタルポイント 水平ガラスリブ
ネートシート
6
4 ‌築地松竹ビル(ADK松竹スクエア)
・
ガラス
システム
3
1 東京女子医科大学・東京都新宿区 設計/現代建築研究所
特徴/クロスジョイントタイプ ペア 鉄骨トラス
板ガラス
機能ガラス
1
技術
資料
ガラス外
製品
129
フロートシステ ム ズ
エッジスリット
®
フロート合 わせガラスの 小 口に斜 面 取り加 工 を施し、
小 口 加 工 部と構 造 体 を機 械 的 に接 合する構 法( E S G 構 法 )です。
(特許取得済)
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
NIHONBASHI EAST(東京都)
設計/(株)久米設計
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
▼ 特性
▼ ガラス
●アルミエッジ材は予め工場でガラスにセット
しユニット化します。
●従 来、強化ガラスを用いることにより成立
していたフレームレスガラスシステムが、フ
ロート板ガラスでフラットな外観が実現でき
るようになりました。
●フロート板ガラスを用いているため、良好な
反射映像となります。合わせガラスを用いた
安全性に優れたシステム商品です。
●ガラス種別
FL8+FL12、FL10+FL15 など
(FL:フロート板ガラス)
斜面取り側ガラスは、12ミリ厚以上が必要です。単板
仕様、複層ガラス仕様、倍強度ガラス仕様、強化ガラ
ス仕様の場合はご相談ください。
デザイン
ガラス
▼ エッジスリットガラス製作範囲
最小:200×200mm
最大:3000×6000
(スリット加工辺)mm
上記寸法を超える場合は、ご相談ください。
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
130
▼ 支持部断面(例)
斜面取り加工部
スリット部詳細
スリット部詳細
鉄骨下地
ガラス越しに見え アルミエッジ材をス
る支持部
リット部にセットし
(アルミエッジ 材・ シーリングする
ガスケット)
アルミカバー材
アルミエッジ材
高モジュラス
シリコーンシーラント
▼ 耐風圧設計
関連項目ページ
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
■ 板ガラスの納まり
>>> P154
■ 熱・光学性能値
─
■ 最大・最小、規格寸法
─
■ 設計・施工上のご注意
─
●スリット加工(斜面取り加工)
は2辺を基本とします。
スリット加工辺は支持辺となりますので残り2辺がフリー辺の場合、耐
風圧設計上は二辺単純支持の合わせガラスとして設計できます。
ガラスサイズ:1600×4000mm
例)
(スリット辺)
設計風圧力:3300Pa
この時のガラス構成はFL8+FL15となります。
●‌アルミカーテンウォールとの組み合わせで無目材を設け、上下を枠納
まりにすることにより、四辺単純支持として設計することもできます。
▼ 各種性能
項 目
耐 震
耐風圧
性能値
層間変形角1/100
2
2
)
±3300N/m(±336kgf/m
ガラス寸法1580×2440×
(8+15)ミリ時
(耐風圧)
、1590×3980×
(8+15)ミリ時
(耐震)
の値です。
エッジスリット
合わせガラス
ウェザーシール
▼ 支持構造
●‌風圧を支持する金属フラットバーを方立とする構成を基本と
します。
●メタルポイント金物との組み合わせにより、無目材のない
シール突きつけ納まりが可能になります。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/051/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
フロートシステム ズ
ディンプラス
®
リブガラス(フロート板ガラス)の表 面に施した溝 加 工にアルミホルダ ーを機 械 的に接 合し、
フェイスプレートを支 持する構 法です。
(特許取得済)
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
支持部外観
合わせ
ガラス
内観
外観
AGCモノづくり研修センター(神奈川県)
設計/竹中工務店
防音ガラス
▼ 支持部断面(例)
溝加工部
(単板)
リフォーム
向けガラス
デザイン
ガラス
●溝加工可能寸法
mm
最小:200×400(溝加工辺)
最大:1500×8000(溝加工辺)mm
上記寸法を超える場合は、ご相談ください。 溝加工部
(合わせ)
板ガラス
機能ガラス
▼ フェイスプレートとリブの接合方法
フェイスプレートとリブガラスは、表1の接合方法でご希望に合わせて
強度検討を行います。
上下フリー型
外部部分支持型
リブガラス
関連項目ページ
19
─
■ 設計・施工上のご注意
─
耐 震
耐風圧
性能値
層間変形角1/100
2
2
)
±3300N/m(±336kgf/m
ウェザーシール
アルミ押縁
ガラス寸法1580×2440×12ミリ時
(耐風圧)
1585×6056×12ミリ時
(耐震)
の値です。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/052/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
ガラス外
製品
─
項 目
技術
資料
■ 最大・最小、規格寸法
フェイスガラス
▼ 各種性能
12
■ 熱・光学性能値
アルミホルダー
多用途展開
商品
■ 板ガラスの納まり
>>> P154
ポリカーボ
40
ネートシート
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
ガラス
システム
表1 フェイスとリブの接合パターン
全辺支持型
防火・耐火
ガラス
●ガラスリブ種別
[単板] FL19、FL22、FL25
[合わせ] ‌FL12+FL12、
‌FL15+FL15、
FL19+FL19
(FL:フロート板ガラス)
ガラス構成は、設計条件、ガラスサイズ
に応じて構造計算により決定します。
フェイスガラスには、複層ガラスや合わ
せガラスも適用可能です。
●グラサード構法のような接着構法ではありません。中高層ビ
ルの開口部にも展開可能です。溝加工によるガラスとアルミ
ホルダーの接合強度は非常に大きく、従来の構造シールの
数倍の強度を有しています。
学校用
ガラス
▼ ガラス
131
強化ガラス自立 手 摺
テンパライトSS工法
®
強 化ガラスの 下 部 を挟 み 込 んで 固 定する透 明でシンプ ルなガラス手 摺 工 法です。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
▼ 特性
デザイン
ガラス
吹き抜け部、階段などの手摺、
フェンス
(外部使用は、原則禁止です)
板ガラス
機能ガラス
▼ テンパライトSS工法の標準仕様
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
132
関連項目ページ
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
■ 板ガラスの納まり
>>> P154
■ 熱・光学性能値
■ 最大・最小、規格寸法
─
─
■ 設計・施工上のご注意
>>> P205
▼ 標準納まり詳細図
●強化ガラスまたは強化合わせガラスを用い、下部を特殊充填材
で挟み込んで自立させるガラス手摺工法です。ガラスを自立させ
るため、支持枠や支柱が不要となり、ガラス同士の突合わせによ
る、透明感のある連続した手摺が構成できます。
●ガラス品種 :強化合わせガラス16ミリ、
18ミリ、20ミリ、22ミリ、
24ミリ、27ミリ、30ミリ、
強化ガラス12ミリ、15ミリ ●最大見付高さ:1500mm(笠木天端まで)
●最大割付幅* :2000mm(一般部)
約1500mm(階段部)
●ガラス固定用充填材:充填材SS‐450 ●セッティングブロック:CRゴム
(クロロプレンゴム:硬度90゜)
ただし、合わせガラスの場合は、非汚染性CR
(クロロプレンゴ
ム)、または耐シリコーンEPDM(エチレン-­プロピレンゴム)をご
使用ください。
●バックアップ材:ポリエチレンフォーム
●シーリング材:シリコーン系シーリング材
(酢酸タイプは除く)
*階段部の最大割付幅は勾配によって異なりますが、一般的な値を示して
います。
笠木(別途)
6
バックアップ材
6
強化合わせガラス
または強化ガラス
ボーダー
(別途)
(40)
10 10 10 10
ミリ ミリ
シーリング材
ボーダー
(別途)
シーリング材
(別途)
モルタル充填
(別途)
ガラス支持枠
PL-9通し
(別途)
9 10
10 9
深さ100mm以上
ガラス固定
リフォーム
向けガラス
▼ 主な用途
手摺H
防音ガラス
センチュリータワー・東京都文京区 設計/フォスターアジア(ジャパン)
リミテッド 施工/
(株)
大林組
補強リブ
PL-9@300
(別途)
化粧材
(別途)
ガラス支持枠
L-150 100 9通し
(別途)
PL-9@500
(別途)
セッティングブロック
ガラス固定用
特殊充填材SS-450
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/053/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
ガラス防煙壁
サンスモークカットT
®
大 震 災を想 定し、耐 震 性 を大きく向 上させたシンプ ルなデザインのガラス防 煙 壁です。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
ソニー本社3号館・東京都品川区 設計/竹中工務店
▼ 標準納まり詳細図(一般天井用)
フレーム吊りボルト
野縁受け
(別途)
135
ガラスH=500(800)
24
5 10
5.5
9.5 9
ガラスかかり代
化粧材
4
─
一般用、直付用システム天井用の詳細図は第16章
(商品別標準納まりと寸
法)
をご覧ください。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/054/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
ガラス外
製品
■ 設計・施工上のご注意
>>> P205
13.5
0.5 7
■ 最大・最小、規格寸法
防煙区画に使用する防煙壁
6.8
技術
資料
─
▼ 主な用途
ガラス吊り金具
ガラスエッジ
保護カバー
多用途展開
商品
■ 熱・光学性能値
網入(または線入)
板ガラス
化粧仕上材
(別途)
ポリカーボ
■ 板ガラスの納まり
>>> P154
38
ネートシート
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
6.2
フレーム
シ­リング
野縁
(別途)
24
ガラス
システム
関連項目ページ
6.2
板ガラス
機能ガラス
フレー
▼ サンスモークカットTの標準仕様
●フレーム仕様
一般天井用、システム天井用、直付け用の3種類
●ガラス仕様
品種:網入板ガラス
(ヒシワイヤ、クロスワイヤ)
または線入板ガラス
(プロテックス)
呼び厚さ6.8ミリ
最大寸法:500型 1829×500mm
800型 1829×800mm
デザイン
ガラス
●ガラス吊り金具などの支持部材は、大震災クラスの揺れを想定し
た強度設計をしています。地震時に破損しやすい壁との取り合い
部には、動きを吸収するガスケット付きの吊り金具を用い、地震
時の変位を吸収します。さらに、ガラス下辺には化粧材を取り付
けるため、万一のガラス破損時の破片落下を防止します。
●十分な安全性を保ちながら、存在感の少ないシンプルなデザイン
となっており、インテリアのイメージや視野を妨げません。
リフォーム
向けガラス
▼ 特性
133
大板ガラス開口 部
グラサード
®
フェイスプレートとリブガラスで 構 成された 金 属 方 立 を使 用しない 大 板ガラス開 口 部です。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
▼ 特性
●風圧を支持する方立てをリブガラスで構成して
いるため、視線を妨げずに、開放感あふれる開
口部を構成することができます。
●グラサードS
(吊下げ型)は、独自開発の優れた
吊り機構によって以下の特性があり、最大高さ
10mのガラス開口部が可能になります。
・ガラスを吊ることによって、ガラス自重のたわ
みによる内部応力、セッティングブロック部
の局所応力の発生を防ぐことができます。
・ガラスを吊ることで得られる理想的な垂直面
によって、ガラスの反りが原因となる透過・反
射映像のゆがみを低減します。
▼ バリエーション
合わせ
ガラス
グラサードのバリエーションは、ガラスの支持方
法とリブガラスの支持方法による組み合わせとな
ります。
●ガラスの支持方法
・自立型
・吊下げ型
●リブガラスの支持方法
・片リブタイプ
・両リブタイプ
また、地震時の耐震性を向上させた「耐震構法」
や、上部支持枠の上下挙動が大きい場合に対応
可能な「中空ガスケット構法」があります。これら
を組み合わせることで、建物や使用部位を選ばな
い、大型ガラス開口部が構成できます。
学校用
ガラス
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
東京国際フォーラム・東京都千代田区 設計/ラファエル ヴィニオリ設計事務所
▼グラサードの種類と仕様
リフォーム
向けガラス
構 法
グラサードF
(自立型)
グラサードS
(吊下げ型)
ガラスの
支持方法
吊り機構を用いずに、
下辺支持枠により支持する
フェイスプレート、
リブガラスとも
上部躯体より吊り下げる
リブガラス
の支持方法
デザイン
ガラス
片リブタイプ
(内・外)
片リブまたは両リブタイプ
(下図は両リブタイプ)
フェイスプレート
構造シーラント
リブガラス
両リブタイプ
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
ポリカーボ
ネートシート
多用途展開
商品
技術
資料
ガラス外
製品
134
▼ リブガラスの支持方法
リブガラス
リブガラス
フェイスプレート
フェイスプレート
関連項目ページ
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
■ 板ガラスの納まり
─
■ 熱・光学性能値
─
■ 最大・最小、規格寸法
─
■ 設計・施工上のご注意
>>> P204
フェイスプレート
構造シーラント
リブガラス
▼ グラサード各構法におけるガラスの厚さ別使用可能高さ
フェイスプレート
呼び厚さ
(ミリ)
8
10
12
15
19
ガラス高さ
グラサードF
(自立型)
4.0m未満
4.5m未満
5.0m未満
5.5m未満
6.0m未満
注)
リブガラスは、接着代確保のために15ミリ以上とします。
グラサードS
(吊下げ型)
−
4.5m以上、5.0m未満
5.0m以上、5.5m未満
5.5m以上、6.0m未満
6.0m以上、10.0m未満
●設計方法や設計例は旭硝子板ガラス建材総合
カタログ技術資料編をご覧ください。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/055/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
屋根採光システム
ガラス瓦採光システム
瓦と同 形 のガラス製 の 瓦で 屋 根 開 口 部 分 を葺く、トップライトシステムです。
和53A型
和53B型
和56・60型
平板HY型
洋S型
住宅各部屋の天窓、日照条件の悪い都市型住宅
の採光
学校用
ガラス
▼ 主な用途
合わせ
ガラス
和洋の瓦屋根にトップライトを構成します。
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
▼ バリエーション
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
設計/高野デザインプロデュース 高野祐之
▼ 断面図イメージ
リフォーム
向けガラス
▼ 特性
デザイン
ガラス
●レイアウトが自由です。
従来の規格品トップライトとは異なり、ガラス瓦
と下地ユニットの組み合わせで大面積、L字型な
ど、目的に応じたトップライトデザインが可能で
す。
●屋根面に突出部をつくりません。
屋根に凹凸を作らず、瓦屋根の美しさを損ないま
せん。ガラス瓦は普通の瓦同様、野地板部分にほ
とんど雨を浸入させません。また、野地板部では
*
アルミ枠に
〈カーボグラス®XL〉
を組み込んだ下
地ユニットが、雨水の浸入を防ぎます。二重防水
の安心できるシステムです。
板ガラス
機能ガラス
ガラス
システム
*片面高耐候グレードのポリカーボネートシートです。
●不燃材料です。
ガラス瓦は熱膨張率の小さいホウケイ酸ガラスを
用いた不燃材料です。
関連項目ページ
─
和53A型
和53B型
和56・60型
平板HY型
洋S型
寸法
(mm)
W305×H305
W315×H295
W294×H295
W343×H350
W310×H310
働き寸法
(mm)
W265×H235
W275×H225
W254×H225
W303×H269〜280
W260×H260
重量kg/枚
2.1
2.1
2.1
2.4
2.4
適用部品セット
GK-0404
GK-0408
GK-0408H
GK-0409S
●ガラス瓦採光システムの詳細
や納まり等につきましては、
個別商品カタログをご請求く
ださい。
webサイト上の施工事例集も合わせてご確認ください! http://www.asahiglassplaza.net/2014/056/
*写真は印刷物のため実物の色とは多少異なります。
ガラス外
製品
■ 設計・施工上のご注意
>>> P207
品 種
(商品名)
技術
資料
■ 最大・最小、規格寸法
>>> P193
▼ バリエーション
多用途展開
商品
─
■ 熱・光学性能値
ポリカーボ
■ 板ガラスの納まり
下地ユニットの透明野地板にはポリカーボネート片面高耐候シート「カーボグラス
®XL クリア 2ミリ」を使用。
ネートシート
■ガ
‌ ラスを安全に末永くお使い
頂くために
>>> P004
135
▼ 縦断面図
90
ア
透明野地板 2mm
90
瓦桟 15 24以上(別途)
ア
透明野地板 2mm
瓦桟補強スチール
瓦桟 15 24以上(別途)
5
23
20
法h
口寸 法 H
開
寸
ット
体
ニ
H
本
ユ
横垂木(別途)
h
ット
法▼
ユニ 開口寸
寸法 H
開口
垂木
寸法
ット
ユニ ト本体 ▼H
ッ
法
ユニ 開口寸
22
垂木
横垂木(別途)
22
網入板ガラス
(オプション)
下地ユニット
35
35
23
5
網入板ガラス
40
h
寸法 (オプション)
口
H
法
ト開 下地ユニット
寸
ッ
体
H
ユニ ト本
h
ッ
法▼
ユニ 開口寸
寸法 H
開口
垂木
寸法
ット
ユニ ト本体 ▼H
ッ
法
ユニ 開口寸
22
垂木
22
▼ 横断面図
23
5
瓦桟補強スチール
ア
透明野地板 2mm
5
20
ルーフィング材(別途)
シーリングテープ
気密テープ
88
ガラス瓦
粘土瓦(別途)
コーキング
ルーフィング材(別途)
φ2.1 30 施工用釘
(別途)
シーリングテープ
88
φ2.1 30 施工用釘
35
合わせ
ガラス
学校用
ガラス
2.5
垂木
(別途)
20
コーキング
(別途)
野地板
ア 9mm
(別途)
下地ユニット
網入板ガラス
(オプション)
網入板ガラスアタッチメント
(オプション)
下地ユニット
網入板ガラスアタッチメント
(オプション)
ユニット開口寸法
w=367
21.5
21.5
粘土瓦(別途)
野地板
ア 9mm
(別途)
網入板ガラス
(オプション)
垂木(別途)
垂木(別途)
21.5
ユニット開口寸法
w=367
垂木(別途)
21.5
ユニット本体寸法 W=410
ユニット本体寸法 W=410
2.5 2.5
2.5
垂木開口寸法▼ユニット開口寸法
W=415
垂木開口寸法▼ユニット開口寸法
W=415
w=367 20
w=367 40
21.5
21.5
21.5
垂木ピッチ 455
垂木ピッチ 455
ユニット本体寸法 W=410
ユニット本体寸法 W=410
2.5
2.5
2.5
垂木開口寸法▼ W=415
垂木開口寸法▼ W=415
40
20
垂木ピッチ 455
防火・耐火
ガラス
防音ガラス
リフォーム
向けガラス
デザイン
ガラス
垂木ピッチ 455
21.5
2.5
20
▼ ガラス瓦の外観品質について
ガラス瓦の外観には、右記のような現象が発生する場
合がありますが、これらはガラス瓦の製造工程上避け
られないものであり、強度・熱衝撃性等、品質上の問
題は一切ありませんのでご了承ください。
●ガラス瓦の表面にハサミ跡
(シアーマーク)
と呼ばれ
るキズやシワのように見える筋が発生する場合があ
ります。
●ガラス瓦の平滑面側に冷えしわ
(チルマーク)
と呼
ばれる円形の模様が発生する場合があります。
●ガラス瓦の中に石物
(ストーン)
と呼ばれる白い異物
や泡(ブリスター)
と呼ばれる気泡が入る場合があ
ります。
▼ 部品セットの品揃え
和瓦用
ガラス
システム
部品セット品番
使用下地ユニット
ガラス瓦標準使用枚数*3
下地ユニット
クリップ
シーリングテープ
気密テープ
瓦桟補強スチール
同梱部品
板ガラス
機能ガラス
ポリカーボ
ネートシート
和型
4枚タイプ*1
GK-0404
下地ユニット0404
4枚*2
1ユニット
(0404)
8個
(和製クリップ)
1巻
(5m)
1巻
(2m2本)
1本
(L=450mm)
和型
8枚タイプ*1
GK-0408
下地ユニット0408
8枚
1ユニット
(0408)
14個
(和製クリップ)
1巻
(5m)
1巻
(2m2本)
3本
(L=450mm)
平板HY型
7枚タイプ
洋S型
8枚タイプ
GK-0408H
GK-0409S
下地ユニット0408
下地ユニット0409
7枚
8枚
1ユニット
(0408)
1ユニット
(0409)
15個
(HY型クリップ) 14個
(洋S型クリップ)
1巻
(5m)
1巻
(5m)
1巻
(2m2本)
1巻
(2m2本)
4本
(L=450mm)
3本
(L=450mm)
*1 和型4枚タイプと和型8枚タイプは、ガラス瓦和53A型、和53B型、和56・60型に共通です。
*2 和型瓦の1箱入数は8枚ですのでご注意願います。
*3 ガラス瓦標準使用枚数は、瓦割付けにより増えることがあります。
注)下地ユニット各タイプの規格は下地ユニット規格表をご参照ください。
▼ ガラス瓦部品セット
部品セットは、下地ユニットを使用して施工する場合に必
要な各部品をまとめ、セット梱包したものです。和瓦用の
GK-0404、GK-0408、平板HY型のGK-0408H、洋S型用
のGK-0409Sの4種類を用意しておりますので、ガラス瓦と
あわせてご利用ください。
1
▼ 下地ユニット規格表
多用途展開
商品
技術
資料
別売
ガラス外
製品
136
23
40
気密テープ
ガラス瓦
瓦桟補強スチール
ア
透明野地板 2mm
35
エコガラス ゼロエネ住宅
その他
熱吸・
強化ガラス
複層ガラス 対応ガラス 複層ガラス 熱反ガラス
瓦桟補強スチール
下地ユニット品番
(単品販売用)
垂木開口寸法 ▼W×▼H
(mm)
ユニット本体寸法 W×H
(mm)
*2
(mm)
ユニット開口寸法 w×h
2)
ユニット開口面積*2(m
透明野地板ポリカ寸法
(内蔵)
W×H
(mm)
網入板ガラス寸法W×H
(mm)
適用網入板ガラスアタッチメント品番*3
下地ユニット0404
—*1
415×400
410×395
367×350
0.13
カーボグラスXL2ミリ
387×372
379×369
GB-UA0404
下地ユニット0408
GB-U0408
415×790
410×785
367×740
0.27
カーボグラスXL2ミリ
387×762
379×759
GB-UA0408
*1 下地ユニット0404はユニット単品では販売しておりません。
*2 有効開口寸法・面積は粘土瓦との位置関係で小さくなることがあります。
*3 網入板ガラスアタッチメント
(別売)
は1梱包6セット入りです。
下地ユニット0409
GB-U0409
415×910
410×905
367×860
0.32
カーボグラスXL2ミリ
387×882
379×879
GB-UA0409
2
3
4
5
①下地ユニット
②施工クリップ
③シーリングテープ
④気密テープ
⑤補強スチール