2008年6月号 - 京都画廊連合会

2008
京都画廊連合会ニュース 6月号
No.-398
画家の父/映画監督の息子 2人の巨匠の共演
と き/5月20日(火)〜7月21日(日)9:30AM〜5:00PM
ところ/京都国立近代美術館(祝日以外の月曜休館)
京都市左京区岡崎公園内 ☎075−761−4111
ルノワール + ルノワール 展
印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の息子であり、偉大な映画監督
であるジャン・ルノワール。画家ルノワールは、ジャンをはじめ家族の肖像を好んで描いた。そしてジャ
ンは、生涯を通じて偉大な父の影響を受け続け、その映画には、父が表現しようとした自然や生きる
喜びが溢れている。本展では、「家族の肖像」「モデル」「自然」「娯楽と社
会生活」と4つの章に分けて、二人の作品を展示する。同じテーマで絵画
と映画の抜粋を対比させることで、親子間の確かな関係に光を当て、巨匠
と呼ばれる表現者二人の根底に流れる共通性を明らかにする。オルセー美
術館から日本初公開の作品を含む18点の油彩が出品されるほか、計50点の
油彩と息子ジャンの映画の抜粋約15点で構成される。
(金曜:夜間開館午後8時まで)
アンカー展 〜故郷スイスのぬくもり〜
「田舎のダンス」
1982−83年
オルセー美術館蔵
と き/5月24日(土)〜6月22日(日)10:00AM〜8:00PM
ところ/美術館「えき」KYOTO(会期中無休)
京都駅ビ内(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) ☎075−352−1111
「ぶらんこ」
1876年
オルセー美術館蔵
アルベール・アンカー(1831〜1910)は、スイス中央部のインス村出身の写実主義の画家で、
スイスでは19世紀当時から大変な人気を博した。日本ではあまり知られていないが、国民的画
家として本国の人々に親しまれ、その作品はスイス国内の多くの美術館などに所蔵されている。
没後100年近く経つ現代においても、その人気は衰えることがない。
アンカーは製作活動のために秋から春までパリに暮らし、夏だけ故郷に滞在する生活を30年
間送ったが、一貫して描き続けたのは、パリではなく、生まれ育った故郷の村の情景だった。
村の子供や老人などの日々の生活を題材に、様々な世代が幸せに暮らす姿を描き、とりわけ『ア
ルプスの少女ハイジ』を思わせる少女像は、アンカーの代名詞となっている。スイスの人々の
心を捉えて離さない細密で穏やかな色調で描かれた情景の数々は、私たち日本人が見てもどこ
「髪を編む少女」
1887年 油彩、キャンヴァス
か懐かしく、ぬくもりを感じさせる。
Foundation of Art, Culture and History, Winterthur
日曜
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ⁷⁄₁
会 場 ㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
京都国立近代美術館
ルノワール+ルノワール(祝日以外の月曜休館)
左 京 区 岡 崎 公 園 内 761―4111
東山区東大路七条西 541―1151
2F
中京区高倉通三条上ル
222―0888
千年前の京都へタイムスリップ−古文書にみる平安京−
「源氏香の世界」と「現代京都画壇による源氏物語絵」
源氏物語千年紀展
4F
絵画でめぐる 京都・美の探訪
京都丹平
写真展
5F
The NIHONGA
−伝統と創造−
面風舎展
明是栄蔵
作品展
京都学生写真連盟
写真展「目線」
李織植個
展
元橋
宏太郎
6F
坂井孝能面展
種々展
芽生展
六月の会
明日をひらく絵画第26回
上野の森美術館大賞展
関西展
五風会
篆刻展
別館
京都府立
文化芸術会館
河原町府立病院前
222―1046
1F
→7/27
特集陳列 「平安時代の考古遺物−源氏物語の時代−」特別公開「修理完成記念山形・熊野神社の神像」
現代の源氏絵−堂本印象と畠中光享−
3F
京都府 京都文化博物館
特集陳列「杉本哲郎アジャンタ・シー
ギリヤ壁画模写−70年目の衝撃−
特集陳列 「新収品展」(月曜休館)
京都国立博物館
→7/21
グル
ープ
玄
2F
玄黄
展
3F
凌山
会書
展
主体関西作家展
(洋画)
刻而苑仏像
彫刻展
彩々会展
(日本画)
晨鳥社展(日本画)
五人展(日本画)
平安桜楓会展
(日本画)
狂言
三笑
会
- -
独立美術京都作家展
(洋画)
上方
落語
→7/13
→7/27
→7/21
日曜
会 場 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
コレクション展
第2期
色−響きと調べ
京都市美術館コレクション展 第1期 うつわ考
京都市美術館
本 館
京都府立堂本印象美術館
アトリエ
コットンパン
展
念々洞会
作陶展
企
企
画 廊
下京区河原町四条下ル
グランド
221-8811
ホール
大 丸
中京区四条高倉
211-8111
→9/28
第24回
竹の会木版画展
次回展覧会準備中
左京区田中関田町2-7 751―1777
髙 島 屋
第15回悠心会水墨画展
何必館コレクション展「村上華岳・山口薫・北大路魯山人」
東 山 区 祇 園 町 北 側 525―1311
企 思 文 閣 美 術 館
計量の
図画作
文展
創層展
企 何必館・京都現代美術館
岡崎公園みやこめっせ2F 762―2630
第54回平安南画壇展
祈りの形象−真理を求めて 特別出陳 信貴山成福院の印象作品
北 区 平 野 上 柳 町26 463―0007
貸 企 京都市勧業館美術工芸ギャラリー
第46回水穂書展
京都水彩会員会友作品展
KYOTO版画2008
館
→8/31
新興展
2008京展
左京区岡崎公園内
771-4107
別
⁷⁄₁
㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
山本太郎
展
いずら 五浦会(日本画)
サムホール展(日本画)
−創造へのまなざし−
谷川泰宏展(洋画)
中里太郎右衛門展
第63回春の院展
画 廊
中出信明
日本画展
吉向松月襲名記念展
辻常陸襲名記念展
大町誠一木彫展
鈴木紀和子日本画展
画 廊
藤田佳三
作陶展
山田えい子ガラス展
中村道雄組木絵展
湯浅三郎
和紙はり絵展
生活工芸二人展
ミュー
ジアム
企 中信御池ギャラリー
休 館
企 並河靖之七宝記念館
開館五周年記念 春季特別展 七宝の雅−世界が認めた並河靖之−
中 京 区 御 池 寺 町 角 213―0035
三 条 通 北 裏 白 川 筋 東 752―3277
企 美術館「えき」KYOTO
→7/27
心の手仕事
キルト展
アンカー展〜故郷スイスの村のぬくもり〜
日曜
J R 京 都 伊 勢 丹 7 F 352―1111
→7/21
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ⁷⁄₁
会 場 ㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
日本画三人展「窓」
貸ギャラリー受付中
貸 アートギャラリー北野 橘大学
写○展
−sou−
中京区三条河原町東入 221―5397
貸 企 アートスペース虹
下嶋
知子
貸 企 アートスペース東山
和泉
展
三 条 蹴 上 都 ホ テ ル 隣 761―9238
東山区三条神宮道東入 751―1830
高岡美岐展(平面)
谷口友梨展
企 石屋町ギャラリー
貸 芸
艸
堂
画
廊
堂
画
常設展(日本画・洋画)
廊
草
雅会展
子
常設展
東山区新門前通東山西 551―9137
企 貸 延寿堂ギャラリーソフォラ
中 京 区 二 条 寺 町 東 入 211―5552
企 御
池
画
廊
北 区 小 山 初 音 町55 492―3083
常設展(日本画・洋画)
初公開!河鍋暁斎木版画展
中 京 区 寺 町 二 条 下 ル 231―3613
企 絵
常設展
ウィンドー展示
木屋町三条下ル東入ル 222―2171
心
繪美展
大田ゆら展 −覆う眺め−
左京区丸太町川端東入 761―7372
中京区烏丸通六角下ル 211―1013
吉原和恵展
蛭田均・松山和夫・山本達郎三人展(月曜休廊)
貸 企 イムラ・アート・ギャラリー
企 一
勝山啓介展(版画)
常設展(ガラス,陶磁etc)〈水曜定休〉
『野口知恵子ツジゴコロ』(ガラス)〈水曜定休〉
荒瀬隆造展
常設展(10:00AM〜3:00PM 日・祝休廊)
企 カ ギ ム ラ 画 廊
日本画常設展
企 画 廊 お か ざ き
現代工芸作家常設展
企 画 廊 き よ み ず
日本画常設展
左京区東大路二条上ル 752―0725
岡 崎 平 安 神 宮 道 761―0027
東 山 区 清 水 五 条 坂 525―2062
企 貸 画
廊
後
素
堂
貸画廊受付中
中京区新町丸太町下ル 231―0938
企 画
廊
企 画
廊
彩
雲
宇 治 市 折 居 台1―4―40 23―1468
た
常設展(土・日・祝日休廊)
づ
日本画展
東山区神宮道三条西入ル 771―8225
:企画および常設を中心に活動する画廊 貸
:貸画廊
企
- -
加藤美樹陶展
→7/8
〔今月の展覧会より〕
と き/5月27日(火)〜6月8日(日)12:00〜7:00PM
ところ/ギャラリーヒルゲート(月曜休廊・最終日5:00PM)
京都市中京区寺町通三条上ル西側 ☎075−231−3702
田 島 征 彦 展
新作絵本『しちどぎつね』
(くもん出版刊) 原画展(1F)
KATAZOME・PRINT ART(2F)
30年前、桂米朝師匠
の 上 方 古 典 落 語「 地
ばっ けい
獄八 景 」を、「じごく
のそうべえ」として出
版した。師匠の落語に
魅せられて、米朝落語
全集テープを買いこん
で、毎日のように聞い
た。中でも「七度狐」
は面白い絵本になると
思った。
はなし
旅の咄なので場面展開が素晴しく、怖くておかしい。し
かし絵本に創るには難点も多い。「いかの木の芽和え」を
西瓜に変えたら、麦畑が合わなくなる。悪戦苦闘の間に編
集者も結婚して子どももできて何代も変わった。最初の編
集者のお子さんは、立派な青年になったかもしれない。
田島 征彦
美大を卒業して
すぐ日本版画協会
展 に、 大 き な 白 黒
の型染を出品した。
型染を版画として
の出発だった。しか
し、 こ の 手 法 が 極
度に不器用なぼく
に続けられるのか、
迷いながら50年間ぐずぐずとやってきた。おまけに絵本も
型染でやっている。布のもっている性質から風の中へ、水
の中へ、20mの型染をたらしてインスタレーションも始め
た。もう布を染めて自分を表現することに迷いはなくなっ
た。やっとこれから新しい一歩を踏み出す展覧会である。
田島 征彦
1989年以来、当画廊では新作絵本の原画展を開いて下さった田島先生。今回は、リニューアルに合わ
せて、型染の大作や裏庭を使ったインスタレーションも発表して下さるとのこと。カラフルでユーモラ
スでダイナミックな“征彦ワールド”をお楽しみ下さいませ。
荒瀬隆造油彩画展
と き/5月31日(土)〜6月8日(日)10:00AM〜6:00PM
ところ/御池画廊(最終日5:30PM)
京都市北区今宮通新町東入北側 ☎075−492−3083
見つめられることによって生き続けるもの、自然物のようにそこにいるもの。絵画はそういうものだと思います。すべ
てのものは光と空間と多様な相互の関係により、そのありようを変化させます。その対象を絵具を用いて写すことによっ
て、絵具は多機能細胞のように変化し、形態と機能を持ち始めます。ものの持つ魅力的な関係性を絵具に獲得させ、見続
けられる絵画として紡いでいきたいと願っています。
荒瀬 隆造
〈略歴〉
荒 瀬 隆 造
ARASE RYUZO
1958年 広島県三次市に生まれる
1977年 伊庭洋画研究所にて学ぶ
1982年 京都市立芸術大学美術学部卒業
1982−83年 大徳寺絵画研究所(青木敏郎氏主宰)にて学ぶ
1983、85、87、89年 東京セントラル油絵大賞展入選
1986−07年 反核・平和のための小品展 出品
1990、91年 BAO芸術祭参加
1993−08年 新美展 出品
2000−07年 個展(東急東横店美術サロン)
2005−08年 個展(池袋三越)
「アメジストと葡萄」4F
- -
〔今月の展覧会より〕
楽器から生まれた作品展
と き/5月24日(土)〜6月15日(日)11:00AM〜6:00PM
ところ/ギャルリー宮脇(月曜のみ休廊)
京都市中京区寺町通二条上ル東側 ☎075−231−2321
From Wood to Sound by Domenica Regazzoni from Milan, Italy
本展はミラノの気鋭美術家ドメニカ・レガッツォーニによる、実際の楽器の部品や材片を素材に
して制作された、彫刻やアッサンブラージュの展覧会です。作者の亡き父ダンテ・レガッツォーニは、
イタリアの高名なヴァイオリン製作者でした。その工房に遺された品々には、木工の削屑に至るま
で、本場の歴史と風土が育んだ楽器製作の伝統と、職人だけが知っている秘密が充満していました。
そして、芸術家としてワニスの匂いや木のぬくもりに大いに触発された彼女は、楽器が奏でるはず
であった音の響きを想起しながら、未完成の部材を組み合わせたりパーツを寄せ集めたりして、楽
器のあらゆる部分に宿る抽象の神秘を私たちに見せ
てくれます。そこには、現代美術の斬新な感覚があ
ふれているのと同時に、イタリア美術の伝統や手仕
事への讃美、畏敬の念も込められているようです。
この前例のない「楽器から生まれた作品」は、ミ
ラノ、ローマ、フィレンツェの美術館や音楽堂で展
覧され、ヨーロッパで大きな話題になりました。
本展が日本で初めての紹介となります。他主題の
作品や油彩・版画なども含め40点以上出品。
作品集頒布。映像上映。作家来日予定。
「碑柱」
木彫
高さ83×7.5×4.5cm
「弦のある幹」
「コンポジションNo.25」
木台にアッサンブラージュ 金箔貼り木台にアッサンブラージュ 36×27×厚さ4.5cm
43×23×厚さ11cm
没後75年 夭折の日本画家
岡本神草「拳の舞妓」への軌跡展
と き/6月14日(土)〜7月12日(土)10:30〜6:00PM
ところ/星野画廊(月曜休廊)
京都市東山区神宮道三条上る ☎075−771−3670
《もう1点の「拳を打てる3人の舞妓」を89年ぶりに初公開!》
夭折の美人画家、岡本神草(1894〜1933)の不朽の名作<拳を打て
る3人の舞妓>には、これまで知られていなかったもう1点の習作が
あった。
第1回国展(大正7)年のデビュー作<口紅>の大評判に気を良く
した神草は、翌年の第2回国展に意欲作<拳を打てる3人の舞妓>を
出品すべく制作に励んだ。しかし、遂に期日に間に合わず、作品は未
完のままに終わった。翌9年の第3回国展に改めて同名の大作に挑ん
だが、不幸にも制作途中で展覧会締め切りとなり、急遽3人の舞妓の
真中だけを切り取って出品した。
1987年に切り取られた作品の残部が遺族の家で発見され、67年ぶり
に3人の舞妓が合体されてひとつの作品として蘇った。
「拳を打てる3人の舞妓」
1919(大正8)年 175.7×236.4cm
今回発表する作品は、1987年に切り取られた残部と共に発見されて
いたものである。その後の研究で大正
8年(1919)の第2回国展のために制作され、未完のまま放置されていたものと判明。1
年余の修復作業の結果、<拳を打てる3人の舞妓>は見事に復活、ここに大正8年の制作
以来89年ぶりに初の公開の手はずとなった。
今回の遺作展では、<拳を打てる3人の舞妓>へ至る岡本神草の画家修行のあらかたを
示すデッサン、下絵、日記、スケッチ帳などを一堂に展観する。また現在判明している岡
本神草作品を可能な限り展覧会図録に掲載することで、今後の大規模な遺作展への礎とし
たい。
【記念図録】 B 5版100頁 頒価2,000円(送料含)
「宮城野」
大正4年
- -
〔今月の展覧会より〕
と き/6月4日(水)〜6月8日(日)11:00AM〜6:00PM
ところ/堺町画廊(最終日は17:00まで)
京都市中京区堺町通御池下る ☎075−213−3636
築城則子染織展 縞・STRIPES
「永遠に動きつつ永遠に交わらない平行線」
九鬼周造が著作『「いき」の構造』でこう表した縞は、私にとって汲めども尽
きぬ泉の如く、であります。
色と空間の中に在る抽象世界にはさまざまな魔物が潜んでいて、手招きを止め
ません。彷徨しつつ「縞」の筋を求めたいと思っています。
築城 則子 小倉縞帯に中心に、紬織、小倉縮、極細木綿の着尺、それぞれの異なる素材、
木綿、絹、生絹を生かした多彩な縞を展示いたします。
〈略歴〉
1952年 北九州市生まれ
1974年 染織研究所で染織の基本を学ぶ。その後、久米島・信州などで紬織について学ぶ。
1984年 小倉織復元
1994年 小倉織復元
1995年 遊生染織工房設立
日本伝統工芸展、日本伝統工芸染織展、西部工芸展など多数入選。
作品収蔵
東京国立近代美術館 小倉縞木綿帯「分水嶺」(2006)「丹心」(2006)
Victoria and Albert Museum(イギリス) 小倉縞木綿帯「瀑音'04」(2007)
日本工芸会正会員 福岡県美術協会会員
「水映」
2008年 第42回日本伝統工芸染織展 文化庁長官賞受賞 小倉縞木綿帯「月影」
問合せ:太田和株式会社(TEL 075−221−0543)
絵画でめぐる 京都・美の探訪
〜名作の四季、自然と風物〜
と き/6月19日(木)〜 7月21日(月・祝)10:00AM〜6:00PM
ところ/京都文化博物館(月曜日が祝日の場合は開館、その翌日休館)
京都市中京区三条高倉 ☎075−222−0888
京都府では、京都を中心に活躍する美術・工芸作家の作品や、近世の絵画および工芸の精華をひろく収集していま
す。そのなかには、京都の美を描きとめた数多くの絵画作品があります。
かけがえのない京都の風景や情緒を京都画壇の大家が手がけた作品集(「京の百景」)や、自然や歴史的文化財、多
彩な生活や風俗をよりはばひろく描きとめた膨大な作品群(「京の四季」)がその代表です。また自然と親しみ慈しむ
私たちの美意識を情感豊かに描いたシリーズ(「いのち賛歌」)や、他にも京都の四季や風物に取材した多くの作品を
所蔵しています。
この展覧会では、画家が京都を描いた絵画を通して、あらためて京都の自然と伝統の美の粋を探訪し、親しむ機会
にしたいと考えています。
宇田荻邨「鴨川の夕立」昭和29年
(京都府立総合資料館蔵・京都文化博物館管理)
小松 均「大原風景」昭和61年(京都府蔵)
- -
〔今月の展覧会より〕
野口知恵子 ツジゴコロ展
と き/6月12日(木)〜6月24日(火)10:00AM〜6:30PM
ところ/延寿堂ギャラリーソフオラ(水曜定休)
京都市中京区二条寺町東入 ☎075−211−5552
(ガラス)
自分の周りが輝いて見える瞬間に、そっと傍らにある そんなうつわ。
生活の中にあって、手に触れ口にするうつわを造っています。
花を活ける。食事を盛る。
そんな時に、中にあるものを惹きたてるうつわでありたいと思っています。
シンプルな中に、自分らしさを入れつつ…。
京都での初個展、ぜひご高覧下さいませ。
野口知恵子 〈プロフィール〉
1979 鹿児島県生まれ
1999 リサイクルガラス工房エヴァグリーン講座生(滋賀)
2000 嵯峨美術短期大学デザイン科生活デザインコース 卒業
2004 第二回現代ガラス展inおのだ(山口) 入選
2005 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業
富山ガラス工房 アシスタント
2006 高岡クラフト展(富山) 入選
金沢わん・One展(石川) 入選
富山ガラス工房 技術スタッフ
2007 富山プロダクツ 選定品
〔新入会画廊紹介〕
「白雨 手塩皿」
京町家ギャラリー桂風
Kyo-Machiya Gallery Keifu
所 在 地:〒600−8085 京都市下京区仏光寺高倉東入る
電話/ FAX:075−361−4146
代 表 者: 高木紀有
画廊区分:貸/企画画廊
営業時間:11:00am−6:00pm
定 休 日: 月曜日
貸画廊料金:未定
「呼吸する家、息づくアート」をコンセプトに、京都の町の中心地に位置する佛光寺北隣の築80年を越える京町家
を改修し一階の和室と奥の坪庭を展示スペースとしました。
古ぼけてちっぽけなギャラリーですが、
「壷中日月長」のことばにあるように、
しばし都会の喧騒を忘れ、美術作品を鑑賞しながら悠久のいにしえの時に遊ん
でいただければ幸いです。
オープン特別企画として「箱守弘
道墨彩書画展」と「島田皓紀水墨画展」
の二つの展覧会を開催。
本社連絡先:桂風ART
〒104−0061
東京都中央区銀座1−27−10−1101
tel & fax: 03−3564−5444
- -
日曜
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ⁷⁄₁
会 場 ㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
廃品利用玩具展(月曜休廊)
△と□の布で夏の婦人服(月曜休廊)
貸 画 廊 ビ ー ナ ス
三条大橋東一筋目上ル東 771―3104
貸 ぎおんギャラリー八坂
貸ギャラリー予約受付中
東 山 区 祇 園 町 南 側 525―1717
貸 企 ギャラリー青い風
左京区岡崎神宮道東側 752―0182
貸 ギャラリーいちかわ
夏目
陽子
展
新槐樹社京都支部
作品展
本郷美枝子(洋画)
貸 企 ギ ャ ラ リ ー M
子ども九条を描く展(松本祐佳)
(言葉と絵と平和を守ろう)
花と子ども達展(菜ばなの里)松本祐佳
中 京 区 蛸 薬 師 高 倉 西 221―0979
貸 企 ギ ャ ラ リ ー お い け 第8回高松克已サムホール展
中京区東洞院御池下ル笹屋町 221-3601
貸 企 ギャラリー押小路
越前焼
村田紀之陶芸展
絵画・工芸逸品展(月曜休廊)
常設展(月曜休廊)
中京区押小路間之町東入 212―8345
京睦
展
1F
中 京 区 寺 町 御 池 下 ル 231―7813 2F
企 貸 ギャラリーかもがわ
あす展
裸婦クロッキー〜リズム〜
芝野隆三郎個展
英国式押し花展
た〜とる展
石田昭子染色展
−思い出のふるさと京都を染める−(火曜休廊)
上 京 区 堀 川 出 水 西 入 432―3558
貸 企 ギャラリー河原町
貸 ギャラリー吉象堂
ミトアート
レクス
ソレイユ展
中 京 区 三 条 柳 馬 場 東 221―3955
貸 企 ギャラリー恵風
山景
美季
展
左京区丸太町東大路東入ル 771―1011
小森綾子 書の世界(火曜休廊)
木村まどか・夛山裕子・
前田和子展
栗本夏樹展(月曜休廊)
貸 企 ギャラリー三条
展覧会申込受付中
中 京 区 三 条 小 橋 西 入 221―3341
貸 ギャラリー清水
貸ギャラリー募集中(12:00〜19:00 月曜休廊)
中 京 区 寺 町 二 条 下 ル 231-4838
企 ぎゃらりぃ思文閣
日曜
うるし展
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㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
常設展(月曜休廊)
東 山 安 井 東 一 筋 目 南 532―2616
貸 ギ ャ ラ リ ー 翔
窓際の時間
〜ふたりのハレドメイド展2〜
左京区北山通下鴨中通東 724―8154
貸 企 ギ ャ ラ リ ー 16
志水光広展
(染による平面)
東山区三条通白川橋西入上ル 751-9238
ガラス工房
Glassroom展
山本敦子・近藤あかね
陶二人展
中島一平展
中島一平展
嘉野恵美子陶展
(月曜休廊)
常設展
企 ギ ャ ラ リ ー 創
常設展:鴨居玲・麻生三郎・織田廣喜・宮崎進・平野遼・船越保武・林武・麻田辨自
高山辰夫・秋野不矩・山田無文・白隠・沢庵・加藤唐九郎・浜田庄司・藤井和久 他
貸 ギャラリー象鯨
貸ギャラリー受付中
東山区三条大橋東入ル 771―3650
中京区河原町御池上ル 251―0522
中京区姉小路柳馬場東 211―5868
貸 ギャラリー高倉通
本のアトリエ・EIKO会員作品展
小さな本と「革装の本」展(月・休)
中京区高倉姉小路下ル東片町620 221―3390
立命館大
学映像学
部
建田良策・木と漆の工芸展
−京都幾何工房の仕事−
企 ギャラリー鉄齋堂
企 ギャラリーなかむら
貸 企 ギャラリーはねうさぎ
東山区神宮道三条東入 761-9606
room 1
room 2
room 3
鞍馬
画会
川本
明香
佐野
耕平
高谷光雄染色展
霜倉妙(映像)
尾崎たえこ(平面)
岡本光博(インスタレーション)〈月曜休廊〉
1F
企 ギャラリー美楽堂
ランディ
テンペラ画展
nahroots展
野崎ヒロ(平面)
船越修展
潤井一壮(平面)
152033展
田村和子(映像)
白崎信子ガラス作品常設展
北区北野上白梅町63 461―0427
中 京 区 寺 町 三 条 上 ル 231-3702 2F
手描きジャワ更紗展
−南洋のろうけつ染め−
中野庸二(洋画)
(月曜休廊)
青木啓子展
企 ギャラリー白梅園
貸 企 ギャラリーヒルゲート
陶芸と写真展
鈴木勇子・辻中育子
宮永甲太郎展(陶造形)
(月曜休廊)
中京区姉小路河原町東 231―6632
中京区木屋町三条上る 211―1253
清水久陶展
常設展(6・9・18・19・28・29日は休廊)
東 山 区 新 門 前 東 山 西 531―6164
企 貸 ギャラリー中井
→7/6
宮本佳美展
(絵画)
企 ギャラリーすぎうら
中 京 区 寺 町 二 条 下 ル 257―1755
→7/6
染色 石田杜人展
中京区寺町蛸薬師西北角 221―2767
企 貸 ギャラリーテラ
→7/6
銅駝美校
卒業生有志展
奥田博士・奥田美恵子展(月曜休廊)
貸 ギャラリー佐野
会 場 ギ
ャラリー白川
企
We meet arts.
常設展 院展 日本画
中京区河原町二条上ル 231―6249
東山区古門前大和大路東 761―0001
→7/6
貸画廊予約受付中
下京区河原町松原上ル 351―7267
貸 ギャラリーカト
青い風展(PART48)
洋画・日本画・版画・染色等
田島征彦展
新作絵本(1F)型染(2F)
第15回クルスナ会展
渋田 純展
中尾一郎展
(油水彩,ドローイング)
日本画常設展
東山区神宮道三条上ル 761―9710
- -
小島祐一展
(油彩・デッサン)
→7/20
貸 企
ギャラリーマロニエ
河原町四条上ル東側
221―0117
日曜
会 場 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
⁷⁄₁
㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
3F
ザ☆おまもり展2008(小品)
4F
尹左承展(金属)
中京区三条河原町西入 211―5997
きり
ん座
会
左京区岡崎神宮道東側 752-0348
セピ
ア
ドー
ル展
企 ギ ャ ラ リ ー 唯
企 ギャラリー洛中洛外
黒川紳輝展(平面立体)
吉永絹代展(織)〔月曜休廊〕
5F
貸 ギャラリーみすや
翔の会(絵画)
横谷史展(織)
萌翠会(書)
花夢展(服飾)
陶芸作品常設展示
企 貸 ギャラリー龍馬
“龍馬と酢屋”常設展(11:00〜17:00 水曜休廊)
河 原 町 三 条 下 ル 東 入 211―7700
中 京 区 三 条 柳 馬 場 東 221―1072
NHK京都文化センター
植物画教室展(水彩)
装展:風間紀子(オリジナルウェア)アトリエマニス(服・バッグ)
尾市睦子(服・Tシャツ)三輪周太郎(アクセサリー)(月曜休廊)
山 科 区 清 水 焼 団 地 内 595―5450
貸 企 ギャルリー三条柳馬場
池上純子展
(インスタレーション)
吉田佐和子展(版画)(月曜休廊)
西川光男
「陶・遊・楽」展(陶芸)
京都産業大学
写真部
京都精華大学芸術学部 版画専攻 有志展
京都産業大学写真部
企 ギャルリー正観堂
常設展(11:00〜18:00 水曜休廊)
藤井勘圿絵画展
(11:00〜18:00 水曜休廊)
企 ギャルリー宮脇
ドメニカ・レッガッツォーニ
楽器から生まれた作品展(月曜休廊)
井澤元一の祇園祭ほか洋画・版画常設展(日・月休廊) →7/19
貸 ギャリエヤマシタ
進齊会グループ水墨画展
東山区切通新門前上ル 533―4110
中 京 区 寺 町 二 条 上 ル 231―2321
1F
中京区寺町三条上ル 254―5534 2F
タマちゃんのスケッチブック
児玉紘一
第24回金耀会展
紫明写真クラブ作品展
貸 企 京都ギャラリー
中京区烏丸通錦上ル東側9F 257―5435
企 京都東急ホテルギャラリー kazahana
貸 企 京都万華鏡ミュージアムアートスペース
第一回絵画作品展
虹いろ
中京区姉小路東洞院東入 254―7902
貸 企 京町家ギャラリー桂風
寿
貸 企 堺
町
画
廊
画
廊
日曜
中 京 区 堺 町 御 池 下 ル 213―3636
絵画展
中西
宏明
展
→7/13
デジタル版画展
福井安紀
土と石で描く板絵展
西岡里子ブータン王国
の染と織展
下 京 区 仏 光 寺 高 倉 東 361―4146
中 京 区 丸 太 町 寺 町 西 256―4707
松雄勤
芦屋焼体験
教室
紅彫画−近江を彫る−森田洋子の世界展
下京区堀川通五条下ル 341―2646
貸 企 江
→7/10
「時と航空機の歩み」写真展
箱守弘道墨彩画展Ⅰ
箱守弘道墨彩画展Ⅱ
井田照一の立体作品等 現代美術常設展
甲斐扶左義写真展
ほんやら洞かいわい
サム・ユリーク作品展
(陶)
築城則子染織展
竹村嘉造作陶展
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会 場 ㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火水木金土㊐月火
休廊中
貸 里 見 有 清 堂
中 京 区 堺 町 三 条 上 ル 221―5423
企 三 条 祗 園 画 廊
常設展示
中 京 区 河 原 町 三 条 東 255―3335
企 蔵
丘
洞
画
廊 常設展(日・祝休廊)
第11回青峰会
中 京 区 御 池 寺 町 東 入 255―2232
(平面)
企 ニ ュ ー ト ロ ン 泉洋平「視線の休譜」
(月曜休廊)
柴田芳作「A Garden in the mind」(彫刻)
(月曜休廊)
中 京 区 三 条 烏 丸 西 入 211―4588
企 大
雅
堂
軒
画
廊
企 美術はがきギャラリー便利堂
企 星
野
企 前
田
画
竹内カナコ個展(絵画・オブジェ)【月曜休廊】
下出和美個展(油彩)(月曜休廊)
w
廊
名作発掘品展
廊
本
松
栄
岡本神草「拳の舞妓」への軌跡展(月曜・休)
堂
新・古書画常設展
中 京 区 寺 町 夷 川 上 212―0626
企 村
田
画
廊
常設展
左京区松ヶ崎泉川町18―4 703―8960
企 山 総 美 術
山 総
岡崎平安神宮道 751―6333 シュマン
貸 ヤマモトギャラリー
中京区姉小路寺町東入 231―2341
貸 龍
枝
堂
画
→7/12
日本画・洋画常設展
左 京 区 下 鴨 本 町 27 781―2510
企 松
→7/5
コレクション展「いきものづくし」
pfs
東山区神宮道三条上ル 771―3670
画
→7/6
コロタイプ・ポートフォリオ特集 “うつわ”はがき特集
中京区三条富小路上ル 253―0625
上京区河原町今出川下ル 211―2985
2008
祇園会展
日本画・洋画常設展
中 京 区 烏 丸 四 条 上 ル 221―3510
企 貸 ヴォイス・ギャラリー
安藤みちこ「クリーニング−Do the
cleaning−展」(月曜休廊)
常設展(日本画・コンテンポラリー)(日曜休廊)
東 大 路 通 祗 園 上 ル 541―7388
企 梅
常設展(日・祝休廊)
常設展
常設展
Borek SIPEK展(ガラス)
常設展
常設展
貸ギャラリー受付中
廊
貸画廊申込受付中
中 京 区 寺 町 二 条 上 ル 252―4120
発行:京都画廊連合会 京都市中京区高倉三条上ル 京都府京都文化博物館内(☎222-0895)
〔京都画廊連合会ニュースの購読予約受付中〕1年間¥2,000円です。毎月末にお手許に届けられます。申込みは星野画廊(☎771-3670)まで振込用紙をご請求ください。
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